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JP2757618B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JP2757618B2
JP2757618B2 JP3248573A JP24857391A JP2757618B2 JP 2757618 B2 JP2757618 B2 JP 2757618B2 JP 3248573 A JP3248573 A JP 3248573A JP 24857391 A JP24857391 A JP 24857391A JP 2757618 B2 JP2757618 B2 JP 2757618B2
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JP
Japan
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insulating film
film
layer
forming
polyimide
Prior art date
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Application number
JP3248573A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0590426A (ja
Inventor
真一 隣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPH0590426A publication Critical patent/JPH0590426A/ja
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、ポリイミド膜を層間絶縁膜とする多層配線の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポリイミド層間絶縁膜多層配線製
造方法を図3で説明する。基板1にアルミ合金より成る
下層アルミ配線2を形成する(a)。次にポリイミド前
駆体溶液をスピン塗布法によって塗布した後約100℃
から約400℃まで段階的に加熱して1.0ミクロン層
のポリイミド膜3をつけ層間絶縁膜とする(b)。2μ
m厚程度のフォトレジスト膜4をつけ、フォトリソグラ
フィ法にてフォトレジストのスルーホール部5を開口す
る(c)。酸素ガスを用いたプラズマエッチング法にて
フォトレジスト膜4及びスルーホール部5のポリイミド
膜3をエッチングし、スルーホール部5のポリイミド膜
3が除去され、フォトレジスト膜4が0.5μm程度残
った時点でエッチングを止める(d)。レジスト剥離液
を用いてフォトレジストを除去する(e)。次に、スパ
ッタ法にて約1ミクロン厚のアルミ合金膜6をつける。
フォトリソグラフィ法にて形成したフォトレジストから
露出したアルミ合金膜を塩素ガスを用いたプラズマエッ
チング法にて除去し、次にレジスト剥離液にてフォトレ
ジストを除去して上層アルミ配線7を形成する(f)。
プラズマCVD法にてアンモニア,シランを原料ガスと
して1ミクロン厚程度のシリコン窒化膜8をつけて保護
膜とする(g)。尚図では示さないがこの後ワイアーボ
ンディング箇所の保護膜を開口する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のレジスト剥離方
法は、一般的にはABS(アルモルベンゼンスルホン
酸)P,フェノール等が含まれる有機溶媒を約100℃
に昇温し、基板を5〜10分浸す処理を行っている。
【0004】しかしながらこの処理において、ポリイミ
ド膜の電気絶縁性が劣化する問題がしばしば発生した。
この原因は明らかではないがポリイミド表面にリーク層
が生じ、この結果層抵抗換算で数十〜数百MΩのリーク
パスが配線間に存在することとなり、LSIの回路動作
不良に至るため良品歩留を著しく低下させてしまう結果
となった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、ポリイミド系樹脂より成る層間絶縁膜表面
に、金属配線層を形成した基板を酸素・四フッ化炭素・
六フッ化硫黄ガスの単体あるいは混合ガスを用いたプラ
ズマエッチング法若しくはアルゴンガスを用いたスパッ
タエッチング法により前記層間絶縁膜表面を2000オ
ングストローム以下のエッチングをした後第2の絶縁膜
を形成する工程を備えている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を用いて説明する。
【0007】図1は一実施例を示し、従来と同様に
(f)図の様に上層アルミ配線まで形成する。次に
(g)図の様にプラズマCVD装置に於いて、基板1を
リアクタ内に入れ減圧した後に酸素ガスを導入した圧力
を約1Torrとし膜成長とほぼ同様な2kwのRFパ
ワーを加えて3分程度処理しポリイミド表面を約500
〜1000オングストロームエッチングする。その後一
旦真空引きを行い、次に通常の条件にて、アンモニア,
シラン等の原料ガスを導入してシリコン窒化膜8をつけ
る。従来よりリアクタ内のクリーニングのためにS
6 ,NF3 などのフッ化ガスや酸素ガスはプラズマC
VD装置に導入されており、工業的に見ても容易に実現
できる。
【0008】第2の実施例を、図2で説明する。従来通
り、上層アルミ配線7の形成後(f)、レジストドライ
除去装置として用いられるバレル型プラズマエッチング
装置を用い圧力を0.5Torrとした酸素プラズマに
て200w,3分程度の処理でポリイミド表面を500
オングストローム程度エッチングする。この後従来通
り、プラズマCVD装置を用いてシリコン窒化膜をつけ
る(g)。また、プラズマCVD装置による膜成長前に
基板表面を純水で洗浄しても何ら問題はない。
【0009】また上に挙げた方法以外にエッチングガス
として四フッ化炭素や六フッ化炭素を用いたり、それら
と酸素ガスとの混合ガスとして用いたりしても充分な効
果が確認される。
【0010】またプラズマエッチングの代わりにアルゴ
ンガスイオンを用いたスパッタエッチングでも可能であ
ることも確認されている。さらに、保護膜としてシリコ
ン酸化・窒化膜,シリコン酸化膜,シリコンリン酸化膜
をプラズマCVD法で付けても効果は変わらない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、既存の設
備を利用してポリイミド層間絶縁膜表面のリーク不良を
解決し、安定して歩留よく多層配線LSIを製造できる
ので、高性能LSIが低コストで製造できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明する多層配線技術の
製造工程を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施例を説明する多層配線技術の
製造工程を示す断面図。
【図3】従来の多層配線技術の製造工程を示す断面図。
【符号の説明】
1 基板 2 下層アルミ配線 3 ポリイミド膜 4 フォトレジスト 5 スルーホール部 6 アルミ合金膜 7 上層アルミ配線 8 シリコン窒化膜

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリイミド系樹脂よりなる第1の絶縁膜表
    面に金属層を形成する金属層形成工程と、前記金属配線
    層上に選択的にマスク層を形成するマスク層形成工程
    と、前記マスク層のマスクパターンに基づいて前記金属
    配線層を選択的に除去し前記第1の絶縁膜を露出させる
    選択除去工程と、前記マスク層を剥離液によって除去す
    る剥離工程と、前記剥離工程の後で前記露出した第1の
    絶縁膜をエッチングするエッチング工程と、前記エッチ
    ングされた第1の絶縁膜及び前記選択的に残された金属
    配線層を覆う第2の絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP3248573A 1991-09-27 1991-09-27 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP2757618B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0680740B2 (ja) * 1987-09-03 1994-10-12 シャープ株式会社 半導体装置の多層配線形成方法
JP2743366B2 (ja) * 1988-03-04 1998-04-22 日本電気株式会社 樹脂層間膜を用いた多層配線構造体の製造方法

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