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JP2606236Y2 - モールの端末処理構造 - Google Patents

モールの端末処理構造

Info

Publication number
JP2606236Y2
JP2606236Y2 JP1992077255U JP7725592U JP2606236Y2 JP 2606236 Y2 JP2606236 Y2 JP 2606236Y2 JP 1992077255 U JP1992077255 U JP 1992077255U JP 7725592 U JP7725592 U JP 7725592U JP 2606236 Y2 JP2606236 Y2 JP 2606236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end cap
molding
vehicle body
side edge
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992077255U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0633747U (ja
Inventor
晃 星川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP1992077255U priority Critical patent/JP2606236Y2/ja
Publication of JPH0633747U publication Critical patent/JPH0633747U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606236Y2 publication Critical patent/JP2606236Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のフロントガラ
スの側縁に装着されるモールの下端処理構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントガラスの側縁部を覆い
かくすように車体に取付けられるモールは、その下端部
をエンドキャップにて処理されるのが普通である(例え
ば実開昭58−129254号公報参照)。
【0003】即ち、従来は車体パネル上にTスタッドを
植設し、モールの下端部を嵌装したエンドキャップを該
Tスタッドに係合させて車体パネルに取付け、該エンド
キャップとモールとの嵌装部で寸法のばらつきを吸収す
るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構造は、車
体パネルにTスタッドを溶接により植設しそれにクリッ
プを介してエンドキャップを取付けるものであるから、
Tスタッドを車体パネルに植設するための作業が面倒で
あるだけでなく錆の心配があり、又クリップの取付けも
面倒であり、更にモールのエンドキャップへの嵌装部に
も端末加工が必要で、モールの端末処理という機能しか
もっていないエンドキャップの取付けに多くの面倒な作
業を行なわなくてはならない、という課題を有してい
る。
【0005】本考案は上記のような従来の課題に対処す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、モールの下端
部を嵌入支持するモール嵌装部とカウルパネルの側縁部
を覆うカウルパネル端末覆い部とをもったエンドキャッ
プを、フードヒンジの車体側ヒンジプレートに一体に形
成したエンドキャップ取付部にクリップの差込係止にて
取付固定したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成を採ることにより、エンドキャップ
が、モールの端末処理と、カウルパネルの側縁部を覆い
そのばらつきを吸収するカウルパネル側縁の端末処理と
の2つの機能をもち、有用性の向上をはかることができ
ると共に、エンドキャップをフードヒンジの車体側ヒン
ジプレートに取付けた構成としたことにより、従来構造
に比し部品点数の削減,コストダウンをはかることがで
き、且つ車体にTスタッドを植設する必要がなく、錆の
心配はなくなる。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0009】図1において、1は自動車のフロントガラ
ス、2は該フロントガラス1の側縁端末部を覆うように
車体(フロントピラー前縁窓枠部)に取付けられたモー
ルであり、該モール2の車体への取付構造は従来より一
般に用いられ公知となっている構造と同じであるので図
示及び詳しい説明は省略する。
【0010】3は該モール2下端の端末処理用のエンド
キャップであり、該エンドキャップ3は、図1(B)及
び図2に示すように、後端部にモール2の下端部分が嵌
入支持されるモール嵌装部31を有し、該モール嵌装部
31の前部付近に後述するクリップ33を一体的に固定
するためのクリップ取付部32を有し、且つ後部から前
部にかけての一側縁(車体中央側側縁)にカウルパネル
5の側縁部の上面上に接合し該カウルパネル5の側縁端
末部を覆うカウルパネル端末覆い部34を有する形状に
合成樹脂にて一体に形成される。
【0011】6はフードヒンジであり、該フードヒンジ
6は車体4の左右部にボルト等により固着された車体側
ヒンジプレート61と後端部を該車体側ヒンジプレート
61にヒンジピン63にて回動可能に軸着され前端部を
フード7の後方左右部に固着されたヒンジアーム62と
からなる従来より公知のものであるが、本考案では車体
側ヒンジプレート61の後部を後方へ延長し上方へ立ち
上がらせて上記エンドキャップ3を取付けるためのエン
ドキャップ取付部61aを一体に構成した構造としてい
る。
【0012】上記において、モール2の下端部をエンド
キャップ3後端のモール嵌装部31に差し込み、クリッ
プ取付部32に取付固定したクリップ33を車体側ヒン
ジプレート61後端部のエンドキャップ取付部61aに
設けた係止穴61bに差し込むことにより、エンドキャ
ップ3はフードヒンジ6の車体側ヒンジプレート61上
に接合されて取付固定される。このようにして取付けら
れたエンドキャップ3は、そのモール嵌装部31にモー
ル2の端末部が嵌入されていることによって該モール端
末部をカバーし且つモールの長さ方向のばらつきを吸収
して外観性の向上をはかることができると共に、カウル
パネル端末覆い部34がカウルパネル5の側縁部の上面
に接合してカウルパネル側縁端末部を覆いかくし該カウ
ルパネル側縁部のばらつきを吸収して外観性の向上をは
かることができる。又モール端末処理用のエンドキャッ
プ3をフードヒンジ6の車体側ヒンジプレート61に一
体に形成したエンドキャップ取付部61aに取付固定す
る構造を採っているので、エンドキャップ取付用のTス
タッドを車体に溶接にて植設していた従来構造のものに
比し、部品点数の削減及びそれに伴うコストダウンをは
かり得ると共に、車体自体にTスタッドを溶接する必要
がないので、錆発生の心配がなくなるという効果をもた
らし得る。又エンドキャップ取付作業も従来に比し大幅
に簡易化される。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、フロント
ガラスの側縁部を覆うモールの下端部を嵌装しモールの
端末処理を行なうエンドキャップを、フードヒンジの車
体側ヒンジプレートに取付けた構造としたことにより、
エンドキャップを車体に取付けていた従来構造に比し、
部品点数の削減,コストダウンをはかり且つ車体へのT
スタッド溶接が不要となり錆の虞れがなくなるという効
果をもたらし得る。又本考案ではエンドキャップにカウ
ルパネルの側縁部を覆いかくし該カウルパネル側縁のば
らつき吸収を行なうカウルパネル端末覆い部を一体に形
成したことによって、モールの端末処理とカウルパネル
の側縁処理との2つの機能を果たすことができるもの
で、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、(A)はフロン
トガラス側縁部周辺部分の外観斜視図、(B)は(A)
のX部の要部詳細図である。
【図2】(A)は図1(B)のA−A断面図、(B)は
図1(B)のB矢視図、(C)は図1(B)のC矢視
図、(D)は図1(B)のD−D断面図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 2 モール 3 エンドキャップ 4 車体 5 カウルパネル 6 フードヒンジ 7 フード 31 モール嵌装部 32 クリップ取付部 33 クリップ 34 カウルパネル端末覆い部 61 車体側ヒンジプレート 61a エンドキャップ取付部 61b 係止穴 62 ヒンジアーム 63 ヒンジピン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロントガラス側縁部を覆うよう
    車体に取付けられたモールの下端部を嵌入支持するモー
    ル嵌装部を後端部に有し、一側部にカウルパネルの側縁
    部を覆うカウルパネル端末覆い部を有するエンドキャッ
    プを、フードヒンジの車体側ヒンジプレートに一体に形
    成したエンドキャップ取付部に取付固定したことを特徴
    とするモールの端末処理構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモールの端末処理構造
    において、車体側ヒンジプレートのエンドキャップ取付
    部には係止穴が設けられ、エンドキャップに一体的に固
    着されたクリップを該係止穴に差込係止してエンドキャ
    ップがエンドキャップ取付部に取付固定される構造とな
    っていることを特徴とするモールの端末処理構造。
JP1992077255U 1992-10-12 1992-10-12 モールの端末処理構造 Expired - Fee Related JP2606236Y2 (ja)

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JP1992077255U JP2606236Y2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 モールの端末処理構造

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Publication Number Publication Date
JPH0633747U JPH0633747U (ja) 1994-05-06
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343078Y2 (ja) * 1986-05-02 1991-09-10
JP2808605B2 (ja) * 1988-08-19 1998-10-08 スズキ株式会社 車両のカウルトップガーニッシュ取付構造

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Publication number Publication date
JPH0633747U (ja) 1994-05-06

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