JPH086580Y2 - トラック用サンバイザの取付構造 - Google Patents
トラック用サンバイザの取付構造Info
- Publication number
- JPH086580Y2 JPH086580Y2 JP1364590U JP1364590U JPH086580Y2 JP H086580 Y2 JPH086580 Y2 JP H086580Y2 JP 1364590 U JP1364590 U JP 1364590U JP 1364590 U JP1364590 U JP 1364590U JP H086580 Y2 JPH086580 Y2 JP H086580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sun visor
- side end
- overhead console
- headlining
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はオーバヘッドコンソールを備えたトラックの
サンバイザ取付構造に関するものである。
サンバイザ取付構造に関するものである。
[従来の技術] この種のトラックではキャブ内面に添着されたヘッド
ライニングの前端中央部に凹部が形成され、この凹部内
にオーバヘッドコンソールの前端部が収納され、かつヘ
ッドライニングの側端部にオーバヘッドコンソールの側
端部が連続して設けられている。
ライニングの前端中央部に凹部が形成され、この凹部内
にオーバヘッドコンソールの前端部が収納され、かつヘ
ッドライニングの側端部にオーバヘッドコンソールの側
端部が連続して設けられている。
従来、第5図又は第6図に示すように、これらのヘッ
ドライニング1の側端部とオーバヘッドコンソール3の
側端部とは互いに重ね合わせて組付けられる。そしてサ
ンバイザのアームを支持するサンバイザ・ブラケットを
上記側端部の近傍に配置し、このブラケットをルーフ・
リインフォースメントにボルトにより取付けている。
ドライニング1の側端部とオーバヘッドコンソール3の
側端部とは互いに重ね合わせて組付けられる。そしてサ
ンバイザのアームを支持するサンバイザ・ブラケットを
上記側端部の近傍に配置し、このブラケットをルーフ・
リインフォースメントにボルトにより取付けている。
[考案が解決しようとする課題] 従来のヘッドライニングの側端部とオーバヘッドコン
ソールの側端部との組付構造では、双方の側端部を所定
の幅だけ重ね合わせようとしても、ヘッドライニングや
オーバヘッドコンソールに取付誤差や寸法誤差がある場
合には隙間が生じて美観を損う不具合があった。
ソールの側端部との組付構造では、双方の側端部を所定
の幅だけ重ね合わせようとしても、ヘッドライニングや
オーバヘッドコンソールに取付誤差や寸法誤差がある場
合には隙間が生じて美観を損う不具合があった。
本考案の目的は、ヘッドライニングの側端部とオーバ
ヘッドコンソールの側端部の合せ目の構造を簡素化で
き、双方の組付後の美観を損わないトラック用サンバイ
ザの取付構造を提供することにある。
ヘッドコンソールの側端部の合せ目の構造を簡素化で
き、双方の組付後の美観を損わないトラック用サンバイ
ザの取付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、キャブ内面に
添着されたヘッドライニングの前端中央部に凹部が形成
され、この凹部内にオーバヘッドコンソールの前端部が
収納され、かつ前記ヘッドライニングの側端部に前記オ
ーバヘッドコンソールの側端部が連続して設けられたト
ラックにおいて、前記オーバヘッドコンソールの側端部
が前記ヘッドライニングの側端部と間隔をおいて配設さ
れ、サンバイザのアームを支持するサンバイザ・ブラケ
ットが前記双方の側端部を覆うようにルーフ・リインフ
ォースメントに取付けられたことを特徴とする。
添着されたヘッドライニングの前端中央部に凹部が形成
され、この凹部内にオーバヘッドコンソールの前端部が
収納され、かつ前記ヘッドライニングの側端部に前記オ
ーバヘッドコンソールの側端部が連続して設けられたト
ラックにおいて、前記オーバヘッドコンソールの側端部
が前記ヘッドライニングの側端部と間隔をおいて配設さ
れ、サンバイザのアームを支持するサンバイザ・ブラケ
ットが前記双方の側端部を覆うようにルーフ・リインフ
ォースメントに取付けられたことを特徴とする。
[作用] 双方の側端部の間隔により、オーバヘッドコンソール
の組付時に高い取付精度を必要とせず、サンバイザ・ブ
ラケットの取付けにより、この間隔を覆うことができ、
キャブ内の美観を損うことがない。
の組付時に高い取付精度を必要とせず、サンバイザ・ブ
ラケットの取付けにより、この間隔を覆うことができ、
キャブ内の美観を損うことがない。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
る。
第1図〜第4図に示すように、トラックのキャブ10の
天井にはヘッドライニング11が添着され、このヘッドラ
イニング11のフロントガラス12側の前端部にはオーバヘ
ッドコンソール13の幅より僅かに広い凹部11aが形成さ
れる。このヘッドライニング11の凹部11a内にはオーバ
ヘッドコンソール13の前端部が収納される。このオーバ
ヘッドコンソール13の側端部13aはヘッドライニング11
の側端部11bと間隔Bをおいて配設される。この間隔B
はヘッドライニング11とオーバヘッドコンソール13の取
付誤差や寸法誤差を吸収し得るように、2〜4mm程度に
設定される。
天井にはヘッドライニング11が添着され、このヘッドラ
イニング11のフロントガラス12側の前端部にはオーバヘ
ッドコンソール13の幅より僅かに広い凹部11aが形成さ
れる。このヘッドライニング11の凹部11a内にはオーバ
ヘッドコンソール13の前端部が収納される。このオーバ
ヘッドコンソール13の側端部13aはヘッドライニング11
の側端部11bと間隔Bをおいて配設される。この間隔B
はヘッドライニング11とオーバヘッドコンソール13の取
付誤差や寸法誤差を吸収し得るように、2〜4mm程度に
設定される。
これらのヘッドライニング11及びオーバヘッドコンソ
ール13は図示しない取付ボルトやリテーナでキャブ10の
前端部に設けられるルーフ・リインフォースメント14に
取付けられる。この例ではオーバヘッドコンソール13の
前端部はその断面形状が第2図に示すように山形Cをな
し、この山形Cの前方の傾斜面がルーフ・リインフォー
スメント14に添着される。オーバヘッドコンソール13の
前端部を山形Cにすることによって、オーバヘッドコン
ソール13の取付面を広くとることができるとともにフロ
ントガラス12に邪魔されることなくオーバヘッドコンソ
ール13をルーフ・リインフォースメント14に容易に取付
けることができ、かつこれらの取付ボルト(図示せず)
を車両シート20に着席した乗員の視野に入らないように
できる。
ール13は図示しない取付ボルトやリテーナでキャブ10の
前端部に設けられるルーフ・リインフォースメント14に
取付けられる。この例ではオーバヘッドコンソール13の
前端部はその断面形状が第2図に示すように山形Cをな
し、この山形Cの前方の傾斜面がルーフ・リインフォー
スメント14に添着される。オーバヘッドコンソール13の
前端部を山形Cにすることによって、オーバヘッドコン
ソール13の取付面を広くとることができるとともにフロ
ントガラス12に邪魔されることなくオーバヘッドコンソ
ール13をルーフ・リインフォースメント14に容易に取付
けることができ、かつこれらの取付ボルト(図示せず)
を車両シート20に着席した乗員の視野に入らないように
できる。
上記オーバヘッドコンソール13の側端部13aとヘッド
ライニング11の側端部11bとを覆うようにサンバイザ15
のアーム16を支持するサンバイザ・ブラケット17がルー
フ・リインフォースメント14にボルト18及びナット19に
より取付けられる。ナット19はあらかじめルーフ・リイ
ンフォースメント14の内面に溶着される。
ライニング11の側端部11bとを覆うようにサンバイザ15
のアーム16を支持するサンバイザ・ブラケット17がルー
フ・リインフォースメント14にボルト18及びナット19に
より取付けられる。ナット19はあらかじめルーフ・リイ
ンフォースメント14の内面に溶着される。
このようなサンバイザの取付構造では、側端部11bと
側端部13aとが間隔Bを有することにより、オーバヘッ
ドコンソール13の組付時にヘッドライニング11やオーバ
ヘッドコンソール13に取付誤差や寸法誤差があっても、
間隔Bがこれを吸収するので、これらの部品には高い取
付精度を必要としない。間隔Bがあいていても、側端部
11b及び13aをサンバイザ・ブラケット17が覆うため、キ
ャブ10内の美観を損うことがない。
側端部13aとが間隔Bを有することにより、オーバヘッ
ドコンソール13の組付時にヘッドライニング11やオーバ
ヘッドコンソール13に取付誤差や寸法誤差があっても、
間隔Bがこれを吸収するので、これらの部品には高い取
付精度を必要としない。間隔Bがあいていても、側端部
11b及び13aをサンバイザ・ブラケット17が覆うため、キ
ャブ10内の美観を損うことがない。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、サンバイザ・ブ
ラケットに、ヘッドライニングとオーバヘッドコンソー
ルとの合せ目を覆うカバーの機能を持たせたので、これ
らの合せ目となる双方の側端部の構造を簡素化して、ヘ
ッドライニングに対してオーバヘッドコンソールを容易
に組付けることができ、しかも組付後の品質が低下する
ことがない。
ラケットに、ヘッドライニングとオーバヘッドコンソー
ルとの合せ目を覆うカバーの機能を持たせたので、これ
らの合せ目となる双方の側端部の構造を簡素化して、ヘ
ッドライニングに対してオーバヘッドコンソールを容易
に組付けることができ、しかも組付後の品質が低下する
ことがない。
また双方の側端部をサンバイザ・ブラケットの取付ボ
ルトで固定するため、ヘッドライニング及びオーバヘッ
ドコンソールがより一層堅牢にルーフ・リインフォース
メントに固着できる利点もある。
ルトで固定するため、ヘッドライニング及びオーバヘッ
ドコンソールがより一層堅牢にルーフ・リインフォース
メントに固着できる利点もある。
第1図は本考案の一実施例のサンバイザを取付けるため
のヘッドライニング及びオーバヘッドコンソールの要部
拡大図。 第2図はそのA−A線断面図。 第3図はそのヘッドライニングの側端部とオーバヘッド
コンソールの側端部の組付状況を示す第1図のD−D線
断面図。 第4図はそのキャブ内の要部斜視図。 第5図及び第6図は従来例ヘッドライニングの側端部と
オーバヘッドコンソールの側端部の組付状況を示す第3
図に対応する図。 10:キャブ、11:ヘッドライニング、11b:ヘッドライニン
グの側端部、13:オーバヘッドコンソール、13a:オーバ
ヘッドコンソールの側端部、14:ルーフ・リインフォー
スメント、15:サンバイザ、16:サンバイザのアーム、1
7:サンバイザ・ブラケット。
のヘッドライニング及びオーバヘッドコンソールの要部
拡大図。 第2図はそのA−A線断面図。 第3図はそのヘッドライニングの側端部とオーバヘッド
コンソールの側端部の組付状況を示す第1図のD−D線
断面図。 第4図はそのキャブ内の要部斜視図。 第5図及び第6図は従来例ヘッドライニングの側端部と
オーバヘッドコンソールの側端部の組付状況を示す第3
図に対応する図。 10:キャブ、11:ヘッドライニング、11b:ヘッドライニン
グの側端部、13:オーバヘッドコンソール、13a:オーバ
ヘッドコンソールの側端部、14:ルーフ・リインフォー
スメント、15:サンバイザ、16:サンバイザのアーム、1
7:サンバイザ・ブラケット。
Claims (1)
- 【請求項1】キャブ内面に添着されたヘッドライニング
の前端中央部に凹部が形成され、この凹部内にオーバヘ
ッドコンソールの前端部が収納され、かつ前記ヘッドラ
イニングの側端部に前記オーバヘッドコンソールの側端
部が連続して設けられたトラックにおいて、 前記オーバヘッドコンソールの側端部が前記ヘッドライ
ニングの側端部と間隔をおいて配設され、サンバイザの
アームを支持するサンバイザ・ブラケットが前記双方の
側端部を覆うようにルーフ・リインフォースメントに取
付けられたことを特徴とするトラック用サンバイザの取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1364590U JPH086580Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | トラック用サンバイザの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1364590U JPH086580Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | トラック用サンバイザの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104420U JPH03104420U (ja) | 1991-10-30 |
JPH086580Y2 true JPH086580Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31517049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1364590U Expired - Lifetime JPH086580Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | トラック用サンバイザの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086580Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007331224A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Yoshihiro Kuwabara | 書類トレイ |
JP5000272B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2012-08-15 | 裕之 三宅 | カードホルダー |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1364590U patent/JPH086580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03104420U (ja) | 1991-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6017414Y2 (ja) | 自動車のフロントデツキ部の結合構造 | |
JPH0723106B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JPH086580Y2 (ja) | トラック用サンバイザの取付構造 | |
JP3498604B2 (ja) | 自動車のリヤサスペンション取付部構造 | |
JPH08164826A (ja) | 車両用リヤワイパーモータの取付構造 | |
JPH058760A (ja) | 自動車の上部構造 | |
JP3385715B2 (ja) | ピラートリムの取付け構造 | |
JP2563466Y2 (ja) | 自動車のトランクリッド構造 | |
JPH0122779Y2 (ja) | ||
JP3981904B2 (ja) | リヤコンビネーションランプの取付部ボディ構造 | |
JPS647068Y2 (ja) | ||
JP3005640B2 (ja) | 自動車用ベルトモールにおけるブラケット構造 | |
JP3316506B2 (ja) | 車両のルーフ構造 | |
JPS6225409Y2 (ja) | ||
KR930002557Y1 (ko) | 승용차의 대쉬패널(dash panel)과 센터플로어(center floor) 접합구조 | |
JPH0642915Y2 (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
JP2605364B2 (ja) | 自動車のマフラー取付構造 | |
JP3263607B2 (ja) | 車両のルーフ搭載方法 | |
JPS5845934Y2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH0134602Y2 (ja) | ||
JPS5918902Y2 (ja) | 自動車用ドア | |
JPH035183Y2 (ja) | ||
JPS604829Y2 (ja) | ドアミラ−装着用パネルのシ−ル構造 | |
JP2606236Y2 (ja) | モールの端末処理構造 | |
JPH0518170Y2 (ja) |