JP2926850B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
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- JP2926850B2 JP2926850B2 JP7469990A JP7469990A JP2926850B2 JP 2926850 B2 JP2926850 B2 JP 2926850B2 JP 7469990 A JP7469990 A JP 7469990A JP 7469990 A JP7469990 A JP 7469990A JP 2926850 B2 JP2926850 B2 JP 2926850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting portion
- front pillar
- body structure
- stay
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、自動車の車体構造に関するもので、特にコ
ンバチブル型自動車に有用な車体構造に関するものであ
る。
ンバチブル型自動車に有用な車体構造に関するものであ
る。
b. 従来の技術 コンバチブル型自動車は、ルーフレールを一体に備え
ていないため、フロントピラーの上半部(ウインドガラ
ス取付部)に十分な強度を確保しなければならない。
ていないため、フロントピラーの上半部(ウインドガラ
ス取付部)に十分な強度を確保しなければならない。
しかし、十分な強度を得るために、フロントピラーを
太くすることは、前方視界を妨げるので、あまり好まし
くない。
太くすることは、前方視界を妨げるので、あまり好まし
くない。
c. 発明が解決しようとする課題 そこで、本発明の目的は、フロントピラーを太くする
ことなく、十分な強度を確保することのできる自動車の
車体構造を提供することにある。
ことなく、十分な強度を確保することのできる自動車の
車体構造を提供することにある。
d. 課題を解決するための手段 本発明に係る自動車の車体構造では、フロントガラス
取付部とサイドドア取付部とを有するフロントピラーの
後部側に、上記フロントガラス取付部とサイドドア取付
部とを連結する窓枠を設けて上記フロントピラーを補強
するとともに該窓枠によって三角窓を形成するようにし
たことにある。
取付部とサイドドア取付部とを有するフロントピラーの
後部側に、上記フロントガラス取付部とサイドドア取付
部とを連結する窓枠を設けて上記フロントピラーを補強
するとともに該窓枠によって三角窓を形成するようにし
たことにある。
e. 作用 本発明に係る自動車の車体構造によれば、フロントピ
ラーに車体の後方への外力が作用しても、その外力は補
強部材としての窓枠を介してフロントピラーによって受
止められる。
ラーに車体の後方への外力が作用しても、その外力は補
強部材としての窓枠を介してフロントピラーによって受
止められる。
f. 実施例 第1図および第2図は、本発明をコンバチブル型自動
車に適用した例を示している。
車に適用した例を示している。
この自動車では、窓枠を構成するL形のステー(補強
部材)1を使用し、その一端1aをフロントピラー2の下
半部、即ちサイドドア3の取付部2aに溶接し、他端1bを
フロントピラー2の上半部、即ちフロントウインドガラ
ス取付部2bに溶接して連結している。そして、ステー1
の中間部(自由端部)1cは、サイドドア3、即ち車体の
サイドボディと平行に配置されている。
部材)1を使用し、その一端1aをフロントピラー2の下
半部、即ちサイドドア3の取付部2aに溶接し、他端1bを
フロントピラー2の上半部、即ちフロントウインドガラ
ス取付部2bに溶接して連結している。そして、ステー1
の中間部(自由端部)1cは、サイドドア3、即ち車体の
サイドボディと平行に配置されている。
さらに、この自動車では、両側のステー1,1間に、第
2図に示したように、インストルメントパネル4等を支
持するためのメンバ5を差渡し、それらの端部を各ステ
ー1,1に固着させている。
2図に示したように、インストルメントパネル4等を支
持するためのメンバ5を差渡し、それらの端部を各ステ
ー1,1に固着させている。
また、サイドドア3のステー1と干渉する部分3aは、
第2図に示したように、切除されている。
第2図に示したように、切除されている。
なお、上記ステー1とフロントピラー2によって画成
される空間6には、ガラスを嵌め込むこともでき、また
この空間6に三角窓を構成することもできる。
される空間6には、ガラスを嵌め込むこともでき、また
この空間6に三角窓を構成することもできる。
また、上記実施例では、ステー1をL形に形成してい
るが、このステー1はV形でもよく、要はフロントピラ
ー2のサイドドア取付部2aとフロントウインドガラス取
付部2bとに亘て固定され、フロントウインドガラス取付
部2bに作用する車体後方への外力を受止めるように構成
されていればよい。
るが、このステー1はV形でもよく、要はフロントピラ
ー2のサイドドア取付部2aとフロントウインドガラス取
付部2bとに亘て固定され、フロントウインドガラス取付
部2bに作用する車体後方への外力を受止めるように構成
されていればよい。
さらにまた、上記実施例では、サイドドア3の一部3a
を切除することによって、該ドア3とステー1との干渉
を避けているが、ドア3の全体の高さをステー1の下面
よりも低くしたり、ドア3の一部の高さをステー1の下
面よりも低くして、ステー1との干渉を避けてもよく、
またステー1をドア3に干渉しない程度に内側に設置し
てもよい。
を切除することによって、該ドア3とステー1との干渉
を避けているが、ドア3の全体の高さをステー1の下面
よりも低くしたり、ドア3の一部の高さをステー1の下
面よりも低くして、ステー1との干渉を避けてもよく、
またステー1をドア3に干渉しない程度に内側に設置し
てもよい。
また、上記実施例では、本発明をコンバチブル型自動
車に適用しているが、本発明はタルガルーフ,Tルーフ型
自動車は勿論のこと、ルーフを有する一般的な自動車に
も適用することができる。
車に適用しているが、本発明はタルガルーフ,Tルーフ型
自動車は勿論のこと、ルーフを有する一般的な自動車に
も適用することができる。
g. 発明の効果 上記したように、本発明に係る自動車の車体構造によ
れば、フロントガラス取付部とサイドドア取付部とを有
するフロントピラーの後部側に、上記フロントガラス取
付部とサイドドア取付部とを連結する窓枠を設けて上記
フロントピラーを補強するとともに該窓枠によって三角
窓を形成するようにしたので、フロントピラーのフロン
トガラス取付部に車体後方への外力が作用しても、その
外力は補強部材としての窓枠を介してフロントピラーの
ドア取付部によって受止められる。したがって、フロン
トピラーのフロントガラス取付部は、太くすることな
く、十分な強度が確保される。
れば、フロントガラス取付部とサイドドア取付部とを有
するフロントピラーの後部側に、上記フロントガラス取
付部とサイドドア取付部とを連結する窓枠を設けて上記
フロントピラーを補強するとともに該窓枠によって三角
窓を形成するようにしたので、フロントピラーのフロン
トガラス取付部に車体後方への外力が作用しても、その
外力は補強部材としての窓枠を介してフロントピラーの
ドア取付部によって受止められる。したがって、フロン
トピラーのフロントガラス取付部は、太くすることな
く、十分な強度が確保される。
第1図は本発明にかかる車体構造を備えた自動車を概念
的に示した側面図、第2図は本発明に係る車体構造の要
部を示した斜視図である。 1……ステー(窓枠)、 1a……一端、 1b……他端、 1c……中間部、 2……フロントピラー、 2a……サイドドア取付部、 2b……フロントウインドガラス取付部(フロントガラス
取付部)、 3……サイドドア、 3a……干渉部分、 4……インストルメントパネル、 5……インストルメントパネル支持メンバ、 6……空間。
的に示した側面図、第2図は本発明に係る車体構造の要
部を示した斜視図である。 1……ステー(窓枠)、 1a……一端、 1b……他端、 1c……中間部、 2……フロントピラー、 2a……サイドドア取付部、 2b……フロントウインドガラス取付部(フロントガラス
取付部)、 3……サイドドア、 3a……干渉部分、 4……インストルメントパネル、 5……インストルメントパネル支持メンバ、 6……空間。
Claims (1)
- 【請求項1】フロントガラス取付部とサイドドア取付部
とを有するフロントピラーの後部側に、上記フロントガ
ラス取付部とサイドドア取付部とを連結する窓枠を設け
て上記フロントピラーを補強するとともに該窓枠によっ
て三角窓を形成するようにしたことを特徴とする自動車
の車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7469990A JP2926850B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7469990A JP2926850B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 自動車の車体構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029736A Division JP3065062B2 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03273976A JPH03273976A (ja) | 1991-12-05 |
JP2926850B2 true JP2926850B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=13554736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7469990A Expired - Fee Related JP2926850B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926850B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108909845A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-30 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2724806B2 (ja) * | 1994-09-12 | 1998-03-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の前部車体構造 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP7469990A patent/JP2926850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108909845A (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-30 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03273976A (ja) | 1991-12-05 |
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Legal Events
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