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JP2697655B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JP2697655B2
JP2697655B2 JP7013134A JP1313495A JP2697655B2 JP 2697655 B2 JP2697655 B2 JP 2697655B2 JP 7013134 A JP7013134 A JP 7013134A JP 1313495 A JP1313495 A JP 1313495A JP 2697655 B2 JP2697655 B2 JP 2697655B2
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air conditioner
air
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humidity
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義成 野口
健太郎 内山
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和装置に関し、特
に超LSI製造等に用いられるクリーンルーム内の超清
浄空気環境を製造・維持する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置における省エネルギ
技術は第1に運転効率向上による省力化技術、第2に代
替エネルギによる省力化技術とに2大別される。この種
の省エネルギ技術を取り入れた空気調和装置の概略図を
示す図4を参照すると、この装置は、外気取り入れ経路
1と、導入外気を設定された温湿度に調和するための外
気調和機2と、調和外気と還り空気との混合空気を調和
して再度クリーンルームへ送気する空気調和機3と、清
浄度維持のため清浄空気を循環させるファン4と、調和
空気内の塵埃を捕獲し、清浄度を確保するためのHep
aフィルタ5と、このフィルタ5で仕切られたクリーン
ルーム29,サプライチャンバ30と、この他の諸冷却
手段と、配管とを備える。
【0003】ここで、外気調和機2は、ヒータ(蒸気加
熱コイル)21と、蒸気噴霧式加湿管34と、クーラ
(冷却コイル)22と、送風ファン23とを備え、さら
に外気導入口と外気ダクト6への導出口とを備えてい
る。外気取り入れ経路1には、冷ガス熱交換器24,風
量調整用手動ダンパ25を備える。冷ガス熱交換器24
には、窒素タンク10が接続されている。クーラ22に
は、井戸9,冷凍機8,又は冷却塔11から、それぞれ
給水ポンプ26を使用して、冷媒が送られる。
【0004】空気調和機3は、外気ダクト6からの外気
導入口,還りダクト7からの還り空気導入口,サプライ
チャンバ30への導出口がそれぞれ開口しており、内部
にクーラ27と蒸気噴霧式加湿管32と送風ファン28
とを備える。この空気調和機3内のクーラ27の冷却源
として、上記井戸9,冷凍機8,冷却塔11が用意され
ている。
【0005】循環ファン4は、リターンチャンバ31内
の空気をサプライチャンバ30内へ送るために必要であ
る。クリーンルーム29は、作業エリアとなるところ
で、高度の清浄度が要求される。このクリーンルーム2
9の上面は、低圧損Hepaフィルタ5を介してサプラ
イチャンバ30に接し、側方には諸設備を設置したサー
ビスエリア35が接し、また圧力センサ14が介在す
る。下面即ち床面は、リターンチャンバ31に開口す
る。
【0006】リターンチャンバ31は、還りダクト7へ
の導出口,ファン4への導出口が開口し、またサービス
エリア35内の設備と、この冷却塔20,冷水熱交換器
12とを結ぶ配管が通過する。サビースエリア35に
は、外気へ送出するファン33が設けられ、このファン
33の送出量を制御するインバータ13も備えられる。
【0007】作業者が作業するクリーンルーム29は、
設備を設置してあるサービスエリア35からの塵埃の流
入を防ぐため、室内の圧力に、わずかの圧力差(約2m
mHg)を保つ必要がある。このような室間差圧を維持
すべく、圧力センサ14がこれを検知し、インバータ制
御機能を有する外気調和機2のファン23へ信号を送
り、このファン23の回転数を制御する。
【0008】インバータ13は、設備が必要とする排気
量を検知した信号を受け取り、外部排気用排気ファン3
3の回転数を制御し、必要以上の電力消費を抑えるため
の装置である。
【0009】Hepaフィルタ5は、サプライチャンバ
30とクリーンルーム29との間に設けられ、この他の
フィルタとしては、外気調和機2の外気導入口に粉じん
用及び中性能プレフィルタを設置し、吸い込み空気の粗
大粉塵を捕集し、また空気調和機3には高性能プレフィ
ルタを設置し、クリーン度の維持に努めているが、いず
れも図示していない。
【0010】上記低圧損Hepaフィルタとは、Hep
a(Highefficiencyparticula
te air)フィルタのことであり、通常超高性能フ
ィルタと呼ばれ、ろ過式フィルタの一種であり、サブミ
クロン粒子を非常に高い性能で捕集できる。このフィル
タの性能は、捕集率が0.3μmの粒子に対して99.
92%以上で、かつ定格風量における初期圧力損失が2
5.4mmAg以下と定められている。
【0011】尚、後述する冷温熱源とは、空気調和シス
テムでの温調(空気の除湿,冷却)用冷源として冷水を
用いるが、この冷水製造機器を示す。冷水製造機として
は、遠心冷凍機や吸収式冷凍機等が代表的である。
【0012】図3の空気調和装置において、クリーンル
ーム29内の清浄エアー量を100%とすると、床面に
開口したリターンチャンバ31から還りダクト7へは3
7%,ファン4へは63%が送られる。空気調和機3へ
は、還りダクト7から37%,外気ダクト6から8%が
導入され、合わせて45%がファン28でサプライチャ
ンバ30へ導入される。このサプライチャンバ30に
は、ファン4からの63%と合わせて108%が導入さ
れ、このうち8%は、ファン33で外気へ排出される。
従って、外気調和機2への導入外気は8%となる。
【0013】高温プロセスを基礎とする半導体製造装置
には、大量の発熱を伴うものが多く、クリーンルームの
大きな熱負荷源となっている。しかし、製造作業環境
は、その変動幅が温度±2℃,湿度±10%RHと厳し
い要求となっている。図3における温度・湿度の自動制
御系は図示していないが、以下に述べるように、ネガテ
ィブ・フィードバック制御構成となっている。
【0014】クリーンルーム29内の室内型温度検出器
は、外気室内温度差指示調節器にクリーンルーム内温度
を入力し、その温度差に応じて比例制御モーターバルブ
を操作し、蒸気が外気調和器2内のヒータ21に導入さ
れる量を加減する。
【0015】クリーンルーム29内の室内型温度湿度検
出器は、室内温度指示調節器へ温度情報を送り、比例制
御用モータバルブを操作して、冷水が空気調和機3内の
クーラ27に導入される量を加減すると共に、湿度情報
を室内温度・湿度指示調節器へ送り、比例制御用モータ
ーバルブを操作して、蒸気が蒸気噴霧式加湿管32へ導
入される量を加減する。
【0016】外気調和機2内の外気温度検出器は、外気
温度指示調節器へ外気温度情報を送り、これに基いて冷
水をクーラ22へ導入する量を、モーターバルブで加減
する。外気ダクト6に設けられた露点湿度検出器は、湿
度情報を露点湿度指示調節器ヘ送り、蒸気が外気調和機
2内の加湿管34に導入される量を、モーターバルブで
加減する。
【0017】以上の5系統の自動制御系を備えている。
変動要因としては、外気の温度・湿度等があり、またク
リーンルーム29内の照明,動力,在室者からの発熱が
あり、さらにサービスエリア32内の製造装置からの発
熱等が挙げられる。
【0018】上述したように構成された空気調和装置に
適用される従来の省エネルギ技術は、冷温熱源の代替に
よる省力化が主流となっている。外気調和機2、空気調
和機3の通常の冷却源として、冷凍機8が造り出す冷水
が使用されるが、夏期には代替として、井戸9の水など
の自然冷熱源や、窒素(N2 )タンク10からの蒸発潜
熱などの蒸発冷却が活用される。いずれも、外気の冷却
・除湿のためのエネルギを補うものである。
【0019】また、冬期の外気は低温乾燥状態であるた
め、通年冷房を必要とする空気調和機3の代替冷温熱源
として、冷却塔11で冷却した冷却水を活用し、省力化
を図っている。
【0020】通年を通しての省エネルギ技術は、排熱利
用並びに高効率化である。この装置で使用される回転機
器の高効率機器の採用や、低圧損Hepaフィルタ等の
採用であり、またインバータ13,圧力センサ14によ
る風量制御や台数制御等である。さらに、冷却水の排熱
を、冷水熱交換器12による純水加温に利用するなど
が、従来の空気調和装置における省エネルギ技術として
あげられる。
【0021】この他に関連するとみられる従来技術とし
て、コンピュータに使用される電子機器の冷却装置を記
載した特開昭63−298513号公報や、可搬型通信
設備収容範内の空調方式を記載した特開昭64−782
3号公報などが強いてあげられるが、温度,湿度及び清
浄度を管理するシステムではなく、また実際にこの点に
関する構成は示されていない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の空気調
和装置では、外気処理を行う外気調和機2の熱源とし
て、ヒータ21に導入される蒸気のみであるため、処理
エネルギの低減ができないという欠点がある。
【0023】また、空気調和機3内には、37%もの高
温度の還気が入力されるため、クーラ27の冷却能力と
して大きなものが必要とされている。
【0024】このように、空気調和システムのバランス
が悪く、ランニングコストミニマム化が図れていないと
いう欠点がある。以上から、空調ダクト引き回しと外気
導入量調整とに、再評価の必要性を認識した。
【0025】さらに、従来では以下の問題点等が指摘さ
れる。
【0026】(ア)自然冷熱源などによる代替であるた
め、質の安定性に欠け、安定した量の確保維持が困難で
ある。
【0027】(イ)外部エネルギの利用率が高く、その
ための設備が必要となる。
【0028】(ウ)最も大きな課題は、最大省エネルギ
効果率が高々約20%程度である。
【0029】(エ)温度,湿度及び空気清浄度を、高精
度,高グレードに管理できない。
【0030】本発明では、このような問題点等を解決す
るため、従来の冷熱源代替に主眼を置いた省エネルギ技
術とは異なり、空気調和装置自体の構成の見直しによ
り、省力化を図ること等に着目して、次の課題を掲げ
る。 (1)温度±2℃,湿度±10%RHの精度が得られる
こと。 (2)外部エネルギの依存度を低め、空気調和の信頼性
を高めること。 (3)量・質とも、充分な確保・維持ができること。 (4)最大省エネルギ効果率を高めること。 (5)装置規模を小さいものとすること。 (6)従来の装置の大幅な設計変更をともなわないこ
と。 (7)空気調和装置自体の省略化を図ること。 (8)空調ランニングコストを低減すること。 (9)特に冬期間の、外気処理に必要とする温熱源エネ
ルギの低減化を図ること。 (10)空調機内露点冷却に必要とする冷温熱源の低減
化を図ること。 (11)空調システムの総合的なバランスを良くして、
局所的な処理能力を増大させないようにすること。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、経時的
温度および湿度が変化する外気を調和する外気調和機
と、この外気調和機にて調和された外気とクリーンルー
ム内で発熱された空気とを導入して調和する空気調和機
と、前記クリーンルーム内の清浄空気を循環させるファ
ンとを備える空気調和装置において、前記発熱された該
空気の一部の一定量を前記外気調和機に還気し前記外気
と混合し所定の温度および湿度に調和する手段を備える
空気調和装置である。
【0032】
【0033】
【実施例】本発明の一実施例の空気調和装置を示す図1
の概略図を参照すると、この実施例は、還りダクト7か
ら分岐して外気調和機2に開口する経路ダクト15が存
在することが主な特徴の一つである。
【0034】図4において説明した自動制御系等は存在
し、また冷凍機8も存在して、外気調和機,空気調和機
3の熱源として、除湿・冷却に必要なエネルギを供給し
ており、さらに加湿・加温な蒸気は別に設置されたボイ
ラから供給されているが、いずれも図1上には示さず省
略してある。
【0035】図4上の窒素タンク10,冷ガス熱交換器
24,井戸9,冷却塔11,20,冷水熱交換器12,
給水ポンプ26,圧力センサ14,インバータ13等
は、図1上に存在してもよいが、必ずしも必要不可欠な
ものでもない。
【0036】しかし、この実施例において、外気取り入
れ経路1や、ヒータ16,クーラ17,ファン33,加
湿管34を含む外気調和機2,クーラ18,加湿管3
2,ファン28を含む空気調和機3,ファン4,フィル
タ5,外気ダクト6,還りダクト7等は、従来の図4と
共通する。
【0037】この実施例では、還りダクト7から分岐し
た経路ダクト15を外気調和機2に導いているため、還
りダクト7内の37%のエアー量のうち22%は、空気
調和機3内に還りダクト7′を通して送られるが、残り
の15%は外気調和機2内に送られる。外気調和機2内
には、外気8%,経路ダクト15%が導入され、空気調
和機3内にはこれらがミキシングされ23%となって送
られる。その他のエアー量は、図3での説明と共通する
ため省略する。
【0038】図1の動作機能を示す図2の湿り空気線図
を参照すると、横軸は−5℃から+45℃までの乾球温
度の目盛りで、縦軸は0.000から0.034までの
絶対湿度〔kg/kg′〕の目盛りである。左側の過飽
和空気域(水滴を含む状態)と、不飽和空気域との境介
曲線を、飽和空気線40としている。絶対湿度とは、乾
き空気量に対する水蒸気量のことである。ここで、T点
上のポイントRAは、リターンチャンバ31内の所定の
温・湿度を含む空気を示し、S点上の黒丸ポイントはク
リーンルーム29内の空気を示し、R点上のポイントS
Aは空気調和機3内のファン28の送気を示し、ポイン
ト(c)は、外気ダクト6内の空気と還りダクト7′内
の空気とがミキシングされて落ち付く点である。
【0039】外気取り入れ経路1内の外気(二重丸で示
す)は、経路ダクト15内の空気即ちT点のリターンチ
ャンバ31の還気とミキシングされ、矢印(1)、(1
5)の方向に向い、R点で示すポイント(a)に落ち付
く。次に外気調和機2の加湿管34で加湿され、ポイン
ト(b)に落ち付く。これが外気ダクト6内の空気であ
る。この外気ダクト6内の空気と、還りダクト7′内の
空気(ポイントRA)とが空気調和機3内でミキシング
され、矢印(6),(7′)の方向に向い、ポイント
(c)に落ち付く。次にクーラ18で冷却され、矢印
(18)の方向に向いポイント(d)に落ち付き、これ
をファン28でサプライチャンバ30に送られる。サプ
ライチャンバ30では、還気(ポイントRA)とファン
4からの空気とがミキシングされ、クリーンルーム29
内の雰囲気が造られる。この点がS点上の黒丸の部分と
なる。
【0040】図4の従来の空気調和装置において、外気
は外気調和機2に導入され、図2の破線の矢印(1
6),(17)を通り調和される。クリーンルーム29
内の内部発熱は、還りダクト(7)を通り、空気調和機
3に送られる。空気調和機3の入口(ポイント(c))
では、調和外気6とのミキシングにより冷却が行われ、
残った熱負荷は冷却コイルのクーラ27を通り、設定さ
れた温・湿度に調和され(ポイント(d))、クリーン
ルーム29へ再び送気される。このような従来における
外気の調和は、図2の破線ルートを通るため、多大なエ
ネルギを必要とする。
【0041】そこで、この実施例では、還りダクト15
を還りダクト7より分岐し、外気調和機2の入口に設け
ると、外気調和機2内に空気調和機3と同様のミキシン
グ効果が発生する。図2において、実線の矢印(1)と
(15)とが相殺し合い、調和のためのエネルギは、ポ
イント(a)から(b)分のエネルギ量で済むため、約
70%の省エネルギとなる。また、内部発熱負荷を含む
還り空気の一部を外気調和機2へ分岐することにより、
空気調和機3で調和する量が減少するため、約30%の
省エネルギとなる。従って、全冷熱エネルギの省エネル
ギ率は50%程度となる。
【0042】このような省エネルギ状態を示す図3の月
別消費エネルギ量〔%〕を参照すると、特に冬期の1
月,2月には略50%の省エネルギ(斜線で示した部
分)を達成できるという効果がある。
【0043】なお、上述した実施例における空気混合比
率は、コスト面から外気調和機2において、好ましくは
外気導入量1に対し還り空気量2であり、空気調和機3
においては、好ましくは外気調和量1に対し、還り空気
量1に設定してあるが、これに限定されるものではな
く、この他に適宜異なった空気混合比率をも取りえる。
【0044】還りダクト7を途中で還りダクト7′と経
路ダクト15とに分岐していることが、より簡単な変更
工事で済むという点で好ましいが、このように分岐せ
ず、経路ダクト15の導入口を直接リターンチャンバ3
1内に開口してもよい。
【0045】図2中の各ポイント(a)乃至(d)の温
・湿度点は、図1中において共通のアルファベットでそ
の場所を示している。
【0046】以上のように、本発明によれば、加熱・加
湿処理に用いる熱量を還気から得るため、最小限の蒸気
量で済み、外気処理エネルギの低減が期待できる。空気
調和機2内の還気量低減に伴い、ミキシングエアの冷却
に用いる冷却エネルギが最小となり、空調機2内エア処
理エネルギの低減が図れる。
【0047】また本発明によれば、経時的に変化する外
気の状態に対応して外気調和機2では、蒸気エネルギに
よる加熱加湿,冷却エネルギによる冷却除湿と、特に中
間期・冬期においてはエネルギ形態が頻繁に入れ替る
が、クリーンルーム29の調和された清浄空気を一部外
気調和機2に還すことにより、ミキシング効果によりエ
ネルギが著しく低減し、また空気調和機3においても調
和量が減少するため、全体で消費するエネルギが低減さ
れる。
【0048】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、外部代替エネル
ギを使用せず、冷却・加熱と相反するエネルギの活用に
より、最大省エネルギ効果率約25%の省力化を図るこ
とができ、また空気調和装置自体が造りだした清浄空気
の利用であるため、特別な設備を必要とせず、質・量と
もに安定性・信頼性の高い装置が得られる等の効果があ
り、上述した各課題が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和装置を示す概略図
である。
【図2】一実施例の動作を湿り空気線上のエネルギの動
きとして示す特性図である。
【図3】一実施例による年間消費エネルギ推移を示す特
性図である。
【図4】従来の省エネルギ技術による空気調和装置の概
略図である。
【符号の説明】
1 外気取り入れ経路 2 外気調和機 3 空気調和機 4,23,28,33 循環ファン 5 フィルタ 6 外気ダクト 7,7′ 還りダクト 8 冷凍機 9 井戸 10 窒素タンク 11,20 冷却塔 13 インバータ 14 圧力センサ 15 経路ダクト 16,21 ヒータ 17,18,22,27 クーラ 24 冷ガス熱交換器 25 風量調整用手動ダンパ 26 給水ポンプ 29 クリーンルーム 30 サプラチャンバ 31 リターンチャンバ 32,34 蒸気噴霧式加湿管 35 サービスエリア 40 飽和空気域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経時的に温度および湿度が変化する外気
    を調和する外気調和機と、この外気調和機にて調和され
    た外気とクリーンルーム内で発熱された空気とを導入し
    て調和する空気調和機と、前記クリーンルーム内の清浄
    空気を循環させるファンとを備える空気調和装置におい
    て、前記発熱された該空気の一部の一定量を前記外気調
    和機に還気し前記外気と混合し所定の温度および湿度に
    調和する手段を備えることを特徴とする空気調和装置。
JP7013134A 1995-01-30 1995-01-30 空気調和装置 Expired - Lifetime JP2697655B2 (ja)

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