[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2696206B2 - 自動パートプログラム作成方法 - Google Patents

自動パートプログラム作成方法

Info

Publication number
JP2696206B2
JP2696206B2 JP60289890A JP28989085A JP2696206B2 JP 2696206 B2 JP2696206 B2 JP 2696206B2 JP 60289890 A JP60289890 A JP 60289890A JP 28989085 A JP28989085 A JP 28989085A JP 2696206 B2 JP2696206 B2 JP 2696206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
area
diameter
virtual
part program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60289890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62147505A (ja
Inventor
英博 森脇
浩 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP60289890A priority Critical patent/JP2696206B2/ja
Publication of JPS62147505A publication Critical patent/JPS62147505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2696206B2 publication Critical patent/JP2696206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワークの平面状の部分をNCフライスマシン
を用いて所定の形状に切削加工するためのプログラムを
自動的に作成する自動パートプログラム作成方法に関す
るものである。 〔発明の概要〕 本発明は、パートプログラム作成方法において、図形
形状を、自動的に選択された工具の径を基準にして、加
工可能な領域と加工不可能な領域に分け、加工可能な領
域においてはその工具での加工データを出力し、また、
加工不可能な領域においては、工具を再選択して同様の
処理を加工不可能な領域がなくなるまで再帰的に適用す
ることにより、どんなに複雑な図形形状であっても、そ
の加工データを簡単且つ短時間に作成できるようにした
ものである。 〔従来の技術〕 従来のパートプログラム作成方法は、 a)図形を定義する図形定義文を入力する工程と、 b)工具通路を定義する運動定義文を入力する工程と、 c)上記、図形定義文と上記運動定義文より、加工デー
タを作成する工程とから成っている。上記工程のうち特
にb)工程においては、指定された図形形状の正確且つ
効率的な加工データを作成するために、プログラマーが
取り残しや削り過ぎがないように細心の注意を払いなが
ら運動定義文を入力しなければならなかった。そのため
パートプログラム作成に要する時間が長く、プログラミ
ング・ミスも生じやすかった。また、相当な経験がプロ
グラマーに要求されていた。 即ち、従来のパートプログラム作成方法では、初心者
が短時間にパートプログラムを作成することは不可能で
あった。 〔発明が解決しようとする問題点及び目的〕 かかる従来のパートプログラム作成方法においては、
運動定義文入力を必要とするためパートプログラム作成
に要する時間も長く、プログラミング・ミスも生じやす
かった。また、パートプログラムを作成するのに、相当
な経験がプログラマーに要求されていた。 そこで、本発明は従来のこのような問題点を解決する
もので、その目的とするところは、運動定義文入力工程
を排除し、自動的に加工データを作成することによっ
て、初心者でもほとんど総ての図形形状のパートプログ
ラムを自動的に且つ短期間で作成することができる方法
を提供することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の自動パートプログラム作成方法は、ワークの
平面状の部分をNCフライスマシンを用いて所定の形状に
切削加工するためのプログラムを自動的に作成する自動
パートプログラム作成方法であって、 コンピュータ上に第1の加工領域を定義する第1の工
程、 第1の工具径を有する第1の工具を、前記第1の加工
領域の外周及び/又は内周に沿って移動させたとしたと
きの第1の仮想工具中心軌跡を計算する第2の工程、 前記第1の仮想工具中心軌跡を、前記第1の仮想工具
中心軌跡同士が交差する交点で、前記第1の加工領域以
外の領域を加工することのない仮想工具中心軌跡と、前
記第1の加工領域以外の領域をも加工してしまうことと
なる仮想工具中心軌跡とに分離することによって、前記
第1の加工領域を、前記第1の工具で加工することが可
能な第1の加工可能領域と、前記第1の工具で加工する
ことが不可能な第1の加工不可能領域とに分ける第3の
工程、 前記第1の加工可能領域の全域の加工をすることので
きるように前記第1の工具を移動させるための第1の工
具中心軌跡を計算する第4の工程、及び 前記第1の加工不可能領域を含むように第2の加工領
域を設定し、前記第1の工具を前記第1の工具径より小
さな第2の工具径を有する第2の工具に置き換えて、前
記第2の工程以降の工程を行う第5の工程、並びに 前記第5の工程を行った後に前記第2の工具で加工す
ることが不可能な領域があれば、前記第2の工具を前記
第2の工具径より小さな第3の工具径を有する第3の工
具に置き換えて前記第5の工程を行い、その置き換えら
れた工具で加工することが不可能な領域がなくなるま
で、その置き換えられた工具をさらに小さな工具径を有
する工具に置き換えてこの工程の内容を繰り返す第6の
工程を、この順序で有することを特徴とする。 また、上記自動パートプログラム作成方法において、 前記第1の加工不可能領域に加えて、第1の工具径を
直径とし前記第1の仮想工具中心軌跡同士が交差する交
点を中心とする円を含むように第2の加工領域を設定し
て前記第5の工程を実施することを特徴とする。 〔実施例〕 以下、実施例に基づいて、本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明の自動パートプログラム作成方法の処
理の流れ図である。第2図は本発明の実施例を説明する
ために用いた図形形状の説明図である。第3図は実施例
の加工領域を示す図である。(a)は図形形状−1につ
いてのものであり、(b)は図形形状−2についてのも
のである。 (a)第1の工程 第1の工程では、まずコンピュータ上に第1の加工領
域を定義する。この第1の加工領域の形状が、フライス
マシンを用いて切削加工を行う最終的な形状に対応す
る。 具体的には、第2図に示された図形形状−1及び図形
形状−2の図形定義文を入力することによって第3図
(a)の斜線部分で示された第1の加工領域を定義す
る。 (b)第2の工程 次に、第2の工程では、第1の工具径を有する第1の
工具を、前記第1の加工領域の外周及び/又は内周に沿
って移動させたとしたときの第1の仮想工具中心軌跡を
計算する。 具体的には以下のような手順に従う。まず、第3図
(a)の斜線部分で示された第1の加工領域を加工する
ためのデータを作成するにあたり、この領域を加工する
のに必要な工具の工具径を総ての図形定義文のコーナー
情報より自動的に複数選択し、それらを大きい順にあら
かじめ図示しないコンピュータのメモリ上へ登録してお
く。ついで、登録された工具径情報の内、現時点で最大
のものを工具を変数r1に格納するとともに、図示しない
コンピュータのメモリ上から消去する。 第4図(a)は第2図の図形形状−1についての仮想
工具中心軌跡であり、第4図(b)は第2図中の図形形
状−2についての仮想工具中心軌跡である。また、第5
図は第4図(a)と第4図(b)とを合成した図であ
る。この合成された仮想工具中心軌跡が第1の仮想工具
中心軌跡である。 (c)第3の工程 次に、第3の工程では、前記第1の仮想工具中心軌跡
を、前記第1の仮想工具中心軌跡同士が交差する交点
で、前記第1の加工領域以外の部分を加工することのな
い仮想工具中心軌跡と、前記第1の加工領域以外の領域
をも加工してしまうこととなる仮想工具中心軌跡とに分
離することによって、前記第1の加工領域を、前記第1
の工具で加工することが可能な第1の加工可能領域と、
前記第1の工具で加工することが不可能な第1の加工不
可能領域とに分ける。 第5図の交点3がこの第1の仮想工具中心軌跡同士が
交差する交点に対応し、この交点3を境として、前記第
1の加工領域以外の部分を加工することのない仮想工具
中心軌跡と、前記第1の加工領域以外の領域をも加工し
てしまうこととなる仮想工具中心軌跡とが分離されてい
る。 また、第6図の斜線領域がこの第1の加工可能領域に
対応し、第6図の斜線領域に囲まれた領域及び斜線領域
の右上の三日月型の領域がこの第1の加工不可能領域に
対応する。 (d)第4の工程 次に、第4の工程では、前記第1の加工可能領域の全
域の加工をすることのできるように前記第1の工具を移
動させるための第1の工具中心軌跡を計算する。 その結果、例えば第8図のような1〜36の順序で表さ
れる第1の工具中心軌跡を得ることができる。 (e)第5の工程 次に、第5の工程では、まず、前記第1の加工不可能
領域を含むように第2の加工領域を設定する。他の図形
形状への干渉が生じて削り過ぎないようにするため、第
1の加工可能領域以外の領域を第1の工具を用いて加工
しないようにするためである。 なお、この第2の加工領域の設定を行うとき、前記第
1の加工不可能領域に加えて、第1の工具径を直径とし
前記第1の仮想工具中心軌跡同士が交差する交点を中心
とする円を含むようにすることもできる。第7図の斜線
領域がこの場合の第2の加工領域に対応する。 その後、前記第1の工具を前記第1の工具径より小さ
な第2の工具径を有する第2の工具に置き換えて、前記
第2の工程以降の工程を行う。 (f)第6の工程 次に、第6の工程では、前記第5の工程を行った後に
前記第2の工具で加工することが不可能な領域があれ
ば、前記第2の工具を前記第2の工具径より小さな第3
の工具径を有する第3の工具に置き換えて前記第5の工
程を行う。 そして、その置き換えられた工具で加工することが不
可能な領域がなくなるまで、その置き換えられた工具を
さらに小さな工具径を有する工具に置き換えてこの工程
の内容を繰り返す。 そして、その置き換えられた工具で加工することが不
可能な領域が存在しなくなったら、全工程が終了したこ
とになる。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、指定された図形形
状がどんなに複雑な場合であったとしても、順次使用工
具を自動的に選択しながら、この使用工具で加工可能な
領域を処理し、また、加工不可能な領域に関しては、使
用工具を再選択して同様な処理を加工不可能な領域がな
くなるまで自動的に適用していくため、従来のような運
動定義文入力工程を一切必要とせずに簡単且つ短時間で
パートプログラムを作成できるようになった。 また、従来はパートプログラム作成に相当な経験と時
間を必要としていたが、本発明によって初心者でも、簡
単且つ迅速にしかも正確にパートプログラムを作成する
ことができ、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明のNCフライスマシンによるワークの加
工方法の処理の流れ図である。第2図は、本発明の実施
例を説明するために用いた図形形状の説明図である。第
3図は、本実施例の第1の加工領域を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図である。第4図は、第
1の工具(r1)で加工した場合の仮想工具中心軌跡を示
す図であり、(a)は図形形状−1についてのものであ
り、(b)は図形形状−2についてのものである。第5
図は、第1の仮想工具中心軌跡を示す図である。第6図
は、第1の加工可能領域を示す図である。第7図は、第
2の加工領域を示す図である。第8図は、第1の加工可
能領域における第1の工具中心軌跡を示す図である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ワークの平面状の部分をNCフライスマシンを用いて
    所定の形状に切削加工するためのプログラムを自動的に
    作成する自動パートプログラム作成方法であって、 コンピュータ上に第1の加工領域を定義する第1の工
    程、 第1の工具径を有する第1の工具を、前記第1の加工領
    域の外周及び/又は内周に沿って移動させたとしたとき
    の第1の仮想工具中心軌跡を計算する第2の工程、 前記第1の仮想工具中心軌跡を、前記第1の仮想工具中
    心軌跡同士が交差する交点で、前記第1の加工領域以外
    の領域を加工することのない仮想工具中心軌跡と、前記
    第1の加工領域以外の領域をも加工してしまうこととな
    る仮想工具中心軌跡とに分離することによって、前記第
    1の加工領域を、前記第1の工具で加工することが可能
    な第1の加工可能領域と、前記第1の工具で加工するこ
    とが不可能な第1の加工不可能領域とに分ける第3の工
    程、 前記第1の加工可能領域の全域の加工をすることのでき
    るように前記第1の工具を移動させるための第1の工具
    中心軌跡を計算する第4の工程、及び 前記第1の加工不可能領域を含むように第2の加工領域
    を設定し、前記第1の工具を前記第1の工具径より小さ
    な第2の工具径を有する第2の工具に置き換えて、前記
    第2の工程以降の工程を行う第5の工程、並びに 前記第5の工程を行った後に前記第2の工具で加工する
    ことが不可能な領域があれば、前記第2の工具を前記第
    2の工具径より小さな第3の工具径を有する第3の工具
    に置き換えて前記第5の工程を行い、その置き換えられ
    た工具で加工することが不可能な領域がなくなるまで、
    その置き換えられた工具をさらに小さな工具径を有する
    工具に置き換えてこの工程の内容を繰り返す第6の工程
    を、この順序で有することを特徴とする自動パートプロ
    グラム作成方法。 2.特許請求の範囲第1項記載の自動パートプログラム
    作成方法において、 前記第1の加工不可能領域に加えて、第1の工具径を直
    径とし前記第1の仮想工具中心軌跡同士が交差する交点
    を中心とする円を含むように第2の加工領域を設定して
    前記第5の工程を実施することを特徴とする自動パート
    プログラム作成方法。
JP60289890A 1985-12-23 1985-12-23 自動パートプログラム作成方法 Expired - Lifetime JP2696206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60289890A JP2696206B2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23 自動パートプログラム作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60289890A JP2696206B2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23 自動パートプログラム作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62147505A JPS62147505A (ja) 1987-07-01
JP2696206B2 true JP2696206B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=17749092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60289890A Expired - Lifetime JP2696206B2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23 自動パートプログラム作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2696206B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734166B2 (ja) * 1987-06-26 1995-04-12 三菱電機株式会社 数値制御装置のオフセット形状作成方法
JPH01152510A (ja) * 1987-12-09 1989-06-15 Seiko Epson Corp 自動パートプログラム作成方法
JP2828984B2 (ja) * 1988-03-15 1998-11-25 株式会社東芝 工程管理装置
JPH077298B2 (ja) * 1989-04-20 1995-01-30 トキコ株式会社 軌跡作成教示装置
DE102005019010A1 (de) * 2005-04-22 2006-10-26 Maschinenfabrik Gustav Eirich Gmbh & Co. Kg Mischflügel mit lösbarem Verschleißelement

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181107A (ja) * 1982-04-15 1983-10-22 Osaka Kiko Co Ltd 複合加工の自動プログラミング装置
JPS5949608A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 Mitsubishi Electric Corp 数値制御加工方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62147505A (ja) 1987-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2696206B2 (ja) 自動パートプログラム作成方法
JPH0265945A (ja) 数値制御情報作成機能における加工方法の決定方式
JP2649838B2 (ja) 数値制御情報作成装置における加工方法の決定方法
JP3202068B2 (ja) Nc加工用工具移動経路の作成方法
JP2836633B2 (ja) 数値制御情報作成機能における加工工程決定装置
JP2629759B2 (ja) 数値制御加工用データ生成方法
JPH06100929B2 (ja) Ncデータ作成装置における削り残し部加工のncデータ作成方法
JPH0677208B2 (ja) Nc装置の加工プログラム作成方式
JPH0421203B2 (ja)
JPH03174604A (ja) 数値制御情報作成装置
JPS59211105A (ja) パ−トプログラム作成方法
JPH01152510A (ja) 自動パートプログラム作成方法
JP3175401B2 (ja) Cad/cam装置
JPH1083213A (ja) 加工データの作成方法
JPS62222303A (ja) Nc用自動プログラミングにおける登録・編集方式
JPS62292309A (ja) ポケツト加工方法
JPH02310608A (ja) 工具順序変更方式
JP3010002B2 (ja) 工具経路算出方法
JPH03156506A (ja) 対話型数値制御装置又は自動プログラミング装置のncプログラム作成方法
JPH01136208A (ja) 自動プログラミング装置
JPH08328634A (ja) Ncプログラムの作成方法
JPS62208857A (ja) 自動加工機におけるパ−トプログラム作成装置
JPS60126708A (ja) 数値制御加工方法
JPH057133B2 (ja)
JPS6270909A (ja) 数値制御装置の自動プログラミング方式

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term