JP2520469Y2 - ダイヤフラムポンプ - Google Patents
ダイヤフラムポンプInfo
- Publication number
- JP2520469Y2 JP2520469Y2 JP1989098127U JP9812789U JP2520469Y2 JP 2520469 Y2 JP2520469 Y2 JP 2520469Y2 JP 1989098127 U JP1989098127 U JP 1989098127U JP 9812789 U JP9812789 U JP 9812789U JP 2520469 Y2 JP2520469 Y2 JP 2520469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- diaphragm
- engine
- pump
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジンの作動圧力でダイヤフラムを振動さ
せポンプ作用をおこなうようにしたダイヤフラムポンプ
に関する。
せポンプ作用をおこなうようにしたダイヤフラムポンプ
に関する。
ダイヤフラムポンプはダイヤフラムと一対のチェック
弁で構成され、ダイヤフラムの一側に形成された圧力室
にエンジンの作動圧力を作用させることにより、該ダイ
ヤフラムを振動させ、燃料を吸入口から一方のチェック
弁を経て前記ダイヤフラムの他側に形成されるポンプ室
に吸引し、この燃料を他方のチェック弁を経て吐出口へ
圧送している。
弁で構成され、ダイヤフラムの一側に形成された圧力室
にエンジンの作動圧力を作用させることにより、該ダイ
ヤフラムを振動させ、燃料を吸入口から一方のチェック
弁を経て前記ダイヤフラムの他側に形成されるポンプ室
に吸引し、この燃料を他方のチェック弁を経て吐出口へ
圧送している。
上記ダイヤフラムポンプを駆動する作動圧力は、一般
にエンジンのクランク室圧力または吸気管圧力を利用し
ており、エンジンにバックファイヤーが発生すると前記
クランク室内および吸気管内に異常高圧が発生し、この
圧力がポンプのダイヤフラムに作用して該ダイヤフラム
の破損を招く恐れがある。
にエンジンのクランク室圧力または吸気管圧力を利用し
ており、エンジンにバックファイヤーが発生すると前記
クランク室内および吸気管内に異常高圧が発生し、この
圧力がポンプのダイヤフラムに作用して該ダイヤフラム
の破損を招く恐れがある。
本考案はダイヤフラムにバックファイヤーの異常高圧
が作用しないようにして、該ダイヤフラムの破損を防止
することを目的とする。
が作用しないようにして、該ダイヤフラムの破損を防止
することを目的とする。
本考案は、エンジンの作動圧力をポンプ室に導く圧力
通路の途中に、ダイヤフラムにより前記作動圧力を感知
し、該圧力通路にエンジンのバックファイヤーによる異
常高圧が発生したときに、該圧力通路を閉じる安全弁を
設けることを特徴とする。
通路の途中に、ダイヤフラムにより前記作動圧力を感知
し、該圧力通路にエンジンのバックファイヤーによる異
常高圧が発生したときに、該圧力通路を閉じる安全弁を
設けることを特徴とする。
エンジンの運転中は、作動圧力が圧力通路を通り、前
記安全弁を経てポンプ室に導入され燃料ポンプが駆動さ
れる。この通常のエンジン作動圧力では、安全弁のダイ
ヤフラムは移動されず安全弁は圧力通路を開いた状態に
保つ。
記安全弁を経てポンプ室に導入され燃料ポンプが駆動さ
れる。この通常のエンジン作動圧力では、安全弁のダイ
ヤフラムは移動されず安全弁は圧力通路を開いた状態に
保つ。
エンジンの作動圧力がバックファイヤーにより規定圧
力以上の高圧になると、この異常高圧をダイヤフラムが
受け、すばやく移動して安全弁を閉じ圧力通路を遮断す
る。その結果ポンプのダイヤフラムにバックファイヤー
発生時の異常高圧が作用せず該ダイヤフラムの破損を防
止することができる。
力以上の高圧になると、この異常高圧をダイヤフラムが
受け、すばやく移動して安全弁を閉じ圧力通路を遮断す
る。その結果ポンプのダイヤフラムにバックファイヤー
発生時の異常高圧が作用せず該ダイヤフラムの破損を防
止することができる。
以下図面により本考案の一実施例を説明する。
1はダイヤフラムポンプであり、該ポンプ1はダイヤ
フラム2と一対のチェック弁3、4とを備える。ダイヤ
フラム2の一側には圧力室5、他側にはポンプ室6が形
成され、前記圧力室5にエンジンのクランク室圧力また
は吸気管圧力等の作動圧力を作用させることによりダイ
ヤフラム2を振動させ、ポンプ室6の容積が増減され
る。このポンプ室6の容積の増減により燃料を吸入口7
から一方のチェック弁3を経てポンプ室6に吸引し、こ
の燃料を他方のチェック弁4を経て吐出口8へ圧送す
る。
フラム2と一対のチェック弁3、4とを備える。ダイヤ
フラム2の一側には圧力室5、他側にはポンプ室6が形
成され、前記圧力室5にエンジンのクランク室圧力また
は吸気管圧力等の作動圧力を作用させることによりダイ
ヤフラム2を振動させ、ポンプ室6の容積が増減され
る。このポンプ室6の容積の増減により燃料を吸入口7
から一方のチェック弁3を経てポンプ室6に吸引し、こ
の燃料を他方のチェック弁4を経て吐出口8へ圧送す
る。
10は圧力室5にエンジンの作動圧力を導く圧力通路11
上に設けられる安全弁であり、バックファイヤーにより
作動圧力が異常高圧になると該安全弁10が圧力通路11を
閉じる。この安全弁10は圧力通路11の圧力を受圧するダ
イヤフラム13と、該ダイヤフラム13に連通され前記圧力
通路11上に配設されるバルブ14と、ダイヤフラム13背部
に形成される大気室15に配設され、該ダイヤフラム13を
バルブ14が圧力通路11を開く方向に常時遍倚させる弾発
バネ16とで構成される。
上に設けられる安全弁であり、バックファイヤーにより
作動圧力が異常高圧になると該安全弁10が圧力通路11を
閉じる。この安全弁10は圧力通路11の圧力を受圧するダ
イヤフラム13と、該ダイヤフラム13に連通され前記圧力
通路11上に配設されるバルブ14と、ダイヤフラム13背部
に形成される大気室15に配設され、該ダイヤフラム13を
バルブ14が圧力通路11を開く方向に常時遍倚させる弾発
バネ16とで構成される。
従って、エンジンのバックファイヤーの発生により圧
力通路11内が異常高圧になるとダイヤフラム13が弾発バ
ネ16の作用力に抗してすばやく移動し、バルブ14が圧力
通路11を閉じる。その結果、圧力室5にバックファイヤ
ー時の異常高圧が作用せず、ポンプのダイヤフラム13の
破損を防止できる。
力通路11内が異常高圧になるとダイヤフラム13が弾発バ
ネ16の作用力に抗してすばやく移動し、バルブ14が圧力
通路11を閉じる。その結果、圧力室5にバックファイヤ
ー時の異常高圧が作用せず、ポンプのダイヤフラム13の
破損を防止できる。
20はエンジン、21はクランク室である。
以上詳述したように本考案によれば、エンジンの作動
圧力をポンプ室に導く圧力通路の途中に、ダイヤフラム
により前記作動圧力を感知し、該圧力通路にエンジンの
バックファイヤーによる異常高圧が発生したときに、該
圧力通路を閉じる安全弁を設けることにより、エンジン
の作動圧力がバックファイヤーにより規定圧力以上の高
圧になると、この異常高圧をダイヤフラムが受け、すば
やく移動して安全弁を閉じ圧力通路を遮断するので、前
記ポンプのダイヤフラムの破損を防止することができ
る。
圧力をポンプ室に導く圧力通路の途中に、ダイヤフラム
により前記作動圧力を感知し、該圧力通路にエンジンの
バックファイヤーによる異常高圧が発生したときに、該
圧力通路を閉じる安全弁を設けることにより、エンジン
の作動圧力がバックファイヤーにより規定圧力以上の高
圧になると、この異常高圧をダイヤフラムが受け、すば
やく移動して安全弁を閉じ圧力通路を遮断するので、前
記ポンプのダイヤフラムの破損を防止することができ
る。
図は本考案ダイヤフラムポンプの一実施例を示す説明図
である。 2……ダイヤフラム、5……圧力室、6……ポンプ室、
10……安全弁、13……ダイヤフラム、14……バルブ。
である。 2……ダイヤフラム、5……圧力室、6……ポンプ室、
10……安全弁、13……ダイヤフラム、14……バルブ。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンの作動圧力でダイヤフラムを振動
させてポンプ作用をおこなうようにしたダイヤフラムポ
ンプにおいて、前記作動圧力をポンプ室に導く圧力通路
の途中に、ダイヤフラムにより前記作動圧力を感知し、
該圧力通路にエンジンのバックファイヤーによる異常高
圧が発生したときに、該圧力通路を閉じる安全弁を設け
ることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098127U JP2520469Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | ダイヤフラムポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989098127U JP2520469Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | ダイヤフラムポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337270U JPH0337270U (ja) | 1991-04-11 |
JP2520469Y2 true JP2520469Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31647241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989098127U Expired - Lifetime JP2520469Y2 (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | ダイヤフラムポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520469Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5041389Y2 (ja) * | 1971-04-23 | 1975-11-25 | ||
JPS63193770U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-13 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP1989098127U patent/JP2520469Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337270U (ja) | 1991-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6772738B2 (en) | Injection system for internal combustion engines with improved starting properties | |
JP3428443B2 (ja) | 可変流量高圧燃料ポンプ及び燃料供給制御方法 | |
US6901912B1 (en) | Variable delivery fuel supply device | |
JP2001248515A (ja) | 可変吐出量燃料供給装置 | |
JP2520469Y2 (ja) | ダイヤフラムポンプ | |
JP2001248527A (ja) | 可変吐出量燃料供給装置 | |
JP2520468Y2 (ja) | ダイヤフラムポンプ | |
JPH1193797A (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
JP2000034980A (ja) | ブースタコンプレッサ | |
JP2860519B2 (ja) | ディーゼルエンジンのエンジン停止装置 | |
JP2003247474A (ja) | 高圧燃料ポンプ | |
US3905428A (en) | Fuel stop means for a diesel pile hammer | |
JP2000008996A (ja) | 燃料ポンプ及び燃料噴射装置 | |
JP2515669B2 (ja) | 真空ポンプ | |
JP2538214Y2 (ja) | 燃料噴射ポンプのデリバリバルブ装置 | |
JP2002054531A (ja) | ピストン式高圧ポンプ | |
JPH0740685Y2 (ja) | エンジンの膜式燃料ポンプ装置 | |
US4715789A (en) | High speed hydraulic fluid venting valve in a hydraulic fluid pump | |
JP3715351B2 (ja) | 往復動ポンプ | |
JPH057513Y2 (ja) | ||
JPH05296153A (ja) | ダイヤフラムポンプ | |
JP2003003962A (ja) | ダイヤフラムポンプ | |
KR100411067B1 (ko) | 디젤 엔진 연료 분사 타이밍 확인장치 | |
JPS608144Y2 (ja) | 燃料配管系の異音防止装置 | |
JPH0244070Y2 (ja) |