JP2509376B2 - 内燃機関用ノック制御方法 - Google Patents
内燃機関用ノック制御方法Info
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Description
のノックを検出して遅角(ノック抑制)制御する方法に
関し、特にノックセンサのフェール検出の信頼性を向上
させて、制御性の改善を実現した内燃機関用ノック制御
方法に関するものである。
数の気筒により駆動されており、各気筒において圧縮さ
れた混合気を最適な点火位置で燃焼させる必要がある。
このため、内燃機関制御用にマイクロコンピュータ(EC
U)を用い、各気筒毎のイグナイタによる点火時期及び
インジェクタによる燃料噴射順序等を最適に制御してい
る。
燃焼によりノッキングと呼ばれる振動が発生し、気筒を
損傷するおそれがあるため、異常振動を検出したときに
は、気筒の点火位置を遅角側に制御する必要がある。
ック図である。
はそれぞれに取り付けられたノックセンサであり、振動
検出用の圧電素子等からなっている。
ノック検出回路であり、ノッキング特有の周波数(例え
ば、7kHz)を通過させるフィルタ(21)と、フィルタ
(21)の出力信号を所定のタイミングで周期的に通過さ
せるゲート(22)と、ゲート(22)の出力信号A′を平
均化した信号に基づいてバックグランドレベルBGLを生
成するBGL発生器(23)と、ゲート(22)の出力信号
A′とバックグランドレベルBGLとを比較して出力信号
A′がバックグランドレベルBGLを越えたときに出力信
号をオンにする比較器(24)と、比較器(24)の出力信
号を積分する積分器(25)とを備えている。(3)は積
分器(25)の出力信号をデジタル信号VRに変換するAD変
換器である。
筒の点火位置を遅角制御すると共に、ゲート(22)に対
するマスク信号M及び積分器(25)に対するリセット信
号Rを出力するマイクロコンピュータ(以下、ECUとい
う)であり、AD変換器(3)の出力信号VRに基づいて気
筒点火位置を遅角させるための遅角制御角θRを生成す
る遅角反映処理部(45)を備えている。
関用ノック制御装置の動作について説明する。
前の位置(B5°)より進角側で点火され、混合気の爆発
は、TDCから10°〜60°程度過ぎたクランク角度位置(A
10°〜A60°)付近で起こるので、異常燃焼によるノッ
クも、この爆発タイミングで発生する。
合、ノックセンサ(1)の出力信号Aは、第6図のよう
に周期的で且つ振幅の大きい波形となる。
効率的に受信するように、ゲート(22)に対して所定周
期毎に反転するマスク信号Mを出力する。このマスク信
号Mは、例えば検出対象となる気筒に対して、立ち上が
りがB75°程度、立ち下がりがB5°程度に設定され、レ
ベルが「H」のときにゲート(22)を禁止する。又、積
分器(25)に対して所定周期毎にリセット信号Rを出力
するが、このリセット信号Rの出力タイミングは、マス
ク信号Mの立ち上がりと一致する。
発生時の周波数成分を通過させ、ゲート(22)は、マス
ク信号Mが「L」レベルの期間だけ出力信号Aを通過さ
せる。BGL発生器(23)は、ゲート(22)の出力信号
A′に基づいて、出力信号A′に含まれるバックグラン
ドを判別し、ノック検出の基準となるバックグランドレ
ベルBGLを生成する。
ルBGLを越えたときに、ノック発生レベルであることを
判別して、出力信号を「H」レベルとする。積分器(2
5)は、リセット信号Rでリセットされる毎に比較器(2
4)の出力信号を積分し、AD変換器(3)は、積分器(2
5)の出力信号をデジタルの積分値VRに変換してECU
(4)に入力する。
に取り込み、これに基づいて遅角制御角θRを生成し、
ノックを抑制する方向に点火位置を遅角補正する。この
とき、遅角反映処理部(45)は、前回の遅角制御角θR *
に今回の遅角量ΔθRを累積加算して、今回の遅角制御
角θRを生成する。従って、今回の遅角制御角θRは、 θR=θR *+ΔθR …… で表わされる。又、式において、今回の遅角量ΔθR
は、 ΔθR=VR×L 但し、L:反映率 で表わされる。
ェール(故障)した場合は、出力信号Aがほとんど得ら
れないので、ノックの判別ができなくなり、そのままで
は危険な状態になるおそれがある。従って、ノックセン
サ(1)のフェールを検出し、フェール発生時には、安
全のために遅角制御する必要がある。
を検出し、バックグランドレベルBGLが異常値(ほとん
ど零)となったときにノックセンサ(1)のフェールを
判別し、フェールセーフ用の遅角制御を行っている。又
は、ノックセンサ出力信号Aの信号線に抵抗器(図示せ
ず)を介して電源を接続し、信号線の電位が零となった
ときにノックセンサ(1)の短絡故障を判別し、信号線
の電位が電源電圧となったときにノックセンサ(1)の
開放故障を判別している。
U(4)内にフェール検出手段が設けられていないた
め、ハードウェアでノックセンサ(1)のフェールを検
出しており、又、フェールを誤検出してもフェールセー
フによる遅角制御が行われてしまうという問題点があっ
た。
れたもので、ECU内にフェール検出手段を設けると共
に、ノックセンサのフェールを所定回数連続して検出し
た場合にフェール判定することにより、フェール検出の
信頼性を向上させて、制御性の改善を実現した内燃機関
用ノック制御方法を得ることを目的とする。
振動レベルと今回の振動レベルとの偏差量を所定のフェ
ール判定レベルと比較するステップと、偏差量がフェー
ル判定レベルより小さい場合にフェールカウンタをイン
クリメントするステップと、偏差量がフェール判定レベ
ル以上の場合にフェールカウンタをリセットするステッ
プと、フェールカウンタの計数値が所定回数に達したか
否かを判定するステップと、フェールカウンタの計数値
が所定回数に達した場合にフェール判定用のフェールフ
ラグをセットするステップと、フェールフラグがセット
された場合に制御パラメータを遅角制御するステップと
を備えたものである。
は、前回及び今回の振動レベルの偏差量に着目し、偏差
量が所定のフェール判定レベルより小さい状態が続いた
場合にはノックセンサのフェールを判定し、安全のため
に遅角(ノック制御)制御を行う。
1図はこの発明に関連する内燃機関用ノック制御装置を
示すブロック図であり、(1)、(3)及び(45)は前
述と同様のものである。
に挿入されたインタフェース回路であり、例えばピーク
ホールド回路(26)から構成されている。尚、ピークホ
ールド回路(26)に対するリセット信号R′は、ECU(4
0)から内燃機関の回転に同期して生成されており、例
えば第2図のように、各気筒に対する基準位置(B75
°)で立ち上がり、他の基準位置(B5°)で立ち下がる
パルスからなっている。従って、ピークホールド回路
(26)は、各気筒の基準位置B75°におけるピークレベ
ルを生成し、これをAD変換器を介して、振動レベルVpと
してECU(40)に入力するようになっている。
平均化処理して第1のバックグランドレベル(第1平均
値)BGL1を生成する第1フィルタ(41)と、第1平均値
BGL1を所定期間毎に平均化処理して第2のバックグラン
ドレベル(第2平均値)BGL2を生成する第2フィルタ
(42)と、第2平均値BGL2に基づいてノック判別用のス
レッショルドVTHを生成する演算部(43)と、振動レベ
ルVpがスレッショルドVTHを越えたときにノック判別信
号Vkを出力する比較部(44)と、ノック判別信号Vk又は
フェール判定信号Cに基づいて気筒の点火位置を遅角さ
せるための遅角制御角θRを生成する遅角反映処理部(4
5)と、振動レベルVpが所定回数連続してフェールレベ
ルを示すときにノックセンサのフェール判定信号Cを出
力するフェール検出部とを備えている。
たこの発明に関連する内燃機関用ノック制御装置の動作
について説明する。
駆動用の気筒の振動を検出し、ノック状態を検出するた
めの出力信号Aを生成する。又、ECU(40)は、気筒の
点火毎に、ノックセンサ(1)の出力信号Aのピークレ
ベルをAD変換して取り込む。
(1)の出力信号Aのピークレベルを保持し、このピー
クレベルは、AD変換器(3)によりデジタルの振動レベ
ルVpに変換された後、ECU(40)に入力される。
サンプリングされると、第2図のようにリセット信号
R′を立ち上げて、ピークホールド回路(26)を基準位
置B75°(実際にはB75°のわずか後)でリセットする。
ンの間はリセットされ続け、リセット信号R′の立ち下
がりの時点(例えばB5°)から動作を開始する。従っ
て、ECU(40)は、基準位置75°の振動レベルVpが得ら
れる毎に上記のB75°の割込処理ルーチンを繰り返す。
る振動レベルVpは、ノックセンサ(1)の出力信号Aの
変動に応じてサンプリングサイクル毎に変動する。この
変動にはノック及びノック以外のノイズが含まれている
が、振動レベルVpの経時変化等を考慮すると、ノックを
確実に検出するためには、振動レベルVpにある程度追従
するバックグランドレベルを求める必要がある。しか
し、振動レベルVpが急に増大した場合に、バックグラン
ドレベルが振動レベルVpに追従すると、スレッショルド
VTHが急増して正確にノック検出が行われなくなる。
の定数N1に基づいて振動レベルVpを平均化処理し、 BGL1=BGL1*(N1−1)/N1+Vp/N1 (但し、BGL1*:前回の平均値) から第1平均値BGL1を生成する。この第1平均値BGL1
は、前回までの第1平均値BGL1*に対して今回の振動レ
ベルVpが反映された値にシフトし、その都度書換えられ
る。
イマ割込処理が行われており、第1フィルタ(41)で得
られた第1平均値BGL1に対して、更に平均化処理を行
い、第2平均値BGL2を、 BGL2=BGL2*(N2−1)/N2+BGL1/N2 但し、BGL2*:前回の第2平均値 N2:平均化処理定数 から求める。この第2平均値BGL2は、前回までの第2平
均値BGL2*に対して現在の第1平均値BGL1が反映された
値にシフトし、その都度書換えられる。この平均化処理
により、第2平均値BGL2は、振動レベルVpの変動にあま
り寄与しない安定した値となる。尚、各定数N1及びN2は
任意に設定され得る。
3)は、第2平均値BGL2を増幅し且つオフセットVOFを加
算して、最終的にノックの判別に用いられるスレッショ
ルドVTHを、 VTH=K・BGL2+VOF 但し、K:増幅係数 から求める。このとき、第2平均値BGL2が十分に平滑化
されているため、スレッショルドVTHは、サイクル毎の
変動のバラツキが抑制され、信頼性の高い値となる。
ベルVpとスレッショルドレベルVTHとを比較するため、 Vk=Vp-VTH から両者の差Vkを求め、差Vkが正か否かを判定する。そ
して、振動レベルVpが閾値VTHを越えたとき、即ち、Vk
>0のとき、これをノッキングの発生を示すノック判別
信号Vkとして出力する。
(45)は、ノック抑制に必要な遅角量ΔθRを、 ΔθR=(Vk/VTH)×L′ 但し、L′:反映率 から演算する。このとき、ノック判別信号Vkとスレッシ
ョルドレベルVTHとの比に基づいて遅角量ΔθRが演算さ
れるので、振動レベルVpそのものが経時変動しても、常
に適切な遅角量ΔθRが得られる。
いて、ノック抑制方向に点火位置を遅角させるための遅
角制御角θRを、前述の式により、 θR=θR *+ΔθR 但し、θR *:前回の遅角制御角 から求める。
合は、ノック判別信号Vkが出力されないため、遅角量Δ
θRは0となり、遅角制御角θRは前回の値のままとな
る。
気筒の点火位置は遅角側に補正されるので、ノックは発
生しなくなる。
開放等のフェールが発生した場合にはノック検出が不可
能になるので、フェール検出部(46)は、振動レベルVp
が所定回数連続してフェールレベルを示すときにフェー
ル判定信号Cを出力する。このフェール判定信号Cが入
力されることにより、遅角反映処理部(45)は、機関の
安全を維持するため、ノック検出時と同様に点火時期の
フェールセーフ遅角制御を行う。
振動レベルVpのフェールを検出した場合のみフェール判
定信号Cを出力するので、フェールレベルの誤検出によ
る無駄な遅角制御を防止することができる。
フェース回路(20)をピークホールド回路(26)で構成
したが、積分器で構成しても同等の効果を奏することは
言うまでもない。
VTHとの差Vkをノック判別信号として出力するようにし
たが、振動レベルVpがスレッショルドVTHを越えたとき
に、比較部(44)が単に「H」レベルの出力信号を生成
するようにしてもよい。
発明による内燃機関用ノック制御方法の一実施例につい
て説明する。尚、第3図に示したフェール検出ルーチン
(ステップS1〜S8)は、フェール検出部(46)で実行さ
れる。
定常状態)か否かを判定し(ステップS1)、フェール検
出領域であれば、振動レベルVpの変動分に相当する偏差
量ΔVpを、 ΔVp=|Vp(n)‐Vp(N−1)| から求める。但し、Vp(n)は今回の振動レベル、Vp
(N−1)は前回の振動レベルである。
較し、偏差量ΔVpが所定のフェール判定レベルVFより小
さいか否かを判定する(ステップS2)。このフェール判
定レベルVFは、運転状態に応じて変更され、例えば高速
運転中は高レベルに設定される。
れば、フェールカウンタCFをインクリメントし(ステッ
プS3)、フェールカウンタCFの計数値が所定回数Nに達
したか否かを判定する(ステップS4)。
していれば、その気筒に属するノックセンサ(1)がフ
ェールであると判定し、フェール判定信号Cに相当する
フェールフラグを1にセットする(ステップS5)。
判定された場合いは、フェールカウンタCFを0にリセッ
トする(ステップS6)。又、ステップS2において偏差量
ΔVpがフェール判定レベルVF以上(ノックセンサが正
常)と判定された場合には、フェールカウンタCFを0に
リセットし(ステップS7)、フェールフラグを0にリセ
ットする(ステップS8)。
にセットされているか否かを判定し(ステップS9)、も
し、フェールフラグがセットされていれば、機関の安全
のために、フェールフラグがセットされたノックセンサ
(1)の属する気筒の点火時期を遅角制御する(ステッ
プS10)。即ち、遅角制御角θRをフェールセーフ遅角制
御角θFに設定する。
ていないと判定された場合は、そのままリターンする。
に繰り返し実行される。
に着目し、偏差量ΔVpが所定のフェール判定レベルVFよ
り小さい状態が続いた場合には、ノックセンサ(1)の
フェールを判定し(ステップS5)、安全のために遅角
(ノック抑制)制御を行う(ステップS10)。このと
き、偏差量ΔVpをとることにより、振動レベルVpに含ま
れるノイズ成分が除去されて信頼性が向上する。
示したが、他の制御パラメータをノック抑制側に遅角制
御するようにしてもよい。
の発明に関連する内燃機関用ノック制御方法について説
明する。尚、第4図において、S1及びS3〜S10は第3図
と同様のステップである。
を所定のフェール判定レベルVF′と比較し(ステップS1
2)、振動レベルVpがフェール判定レベルVF′より小さ
いと判定された場合にフェールカウンタCFをインクリメ
ントする(ステップS3)。尚、フェール判定レベルVF′
は、前述と同様に運転状態に応じて可変設定される。
ときにフェールフラグを1にセットし(ステップS5)、
振動レベルVpがフェール判定レベルVF′以上と判定され
たときにフェールカウンタCFをリセットし(ステップS
7)、フェールフラグをリセットする(ステップS8)。
そして、フェールフラグCFに基づいて、フェール判定さ
れたノックセンサの属する気筒に対し、その点火時期を
フェールセーフ遅角制御する(ステップS10)。
ップにより設定してもよいが、第2平均値BGL2に補正値
を加算した値に設定してもよい。この場合、ノックセン
サのフェール時に、振動レベルVpが第2平均値BGL2とほ
ぼ一致するので、検出余裕分に相当する補正値により、
確実にフェールを検出することができる。
今回の振動レベルとの偏差量を所定のフェール判定レベ
ルと比較するステップと、偏差量がフェール判定レベル
より小さい場合にフェールカウンタをインクリメントす
るステップと、偏差量がフェール判定レベル以上の場合
にフェールカウンタをリセットするステップと、フェー
ルカウンタの計数値が所定回数に達したか否かを判定す
るステップと、フェールカウンタの計数値が所定回数に
達した場合にフェール判定用のフェールフラグをセット
するステップと、フェールフラグがセットされた場合に
制御パラメータを遅角制御するステップとを設け、偏差
量が所定のフェール判定レベルより小さい状態が続いた
場合にはノックセンサのフェールを判定してフェールセ
ーフ遅角制御を行うようにしたので、フェール検出の信
頼性が向上すると共に、制御性の改善を実現した内燃機
関用ノック制御方法が得られる効果がある。
を示すブロック図、第2図は第1図に示した装置の動作
を示す波形図、第3図はこの発明の一実施例を説明する
ためのフローチャート図、第4図はこの発明に関連する
内燃機関用ノック制御方法を説明するためのフローチャ
ート図、第5図は従来の内燃機関用ノック制御装置を示
すブロック図、第6図は第5図に示した従来装置の動作
を示す波形図である。 (1)……ノックセンサ (20)……インタフェース回路 (43)……演算部、(44)……比較部 (45)……遅角反映処理部 (46)……フェール検出部 A……ノックセンサの出力信号 Vp……振動レベル Vp(n)……今回の振動レベル Vp(n−1)……前回の振動レベル VTH……スレッショルド Vk……ノック判別信号 θR……遅角制御角 ΔVp……偏差量、N……所定回数 VF、VF′……フェール判定レベル C……フェール判定信号 CF……フェールカウンタ S2……偏差量をVFと比較するステップ S3……CFをインクリメントするステップ S4……CFの値がNに達したか判定するステップ S5……フェールフラグをセットするステップ S7……フェールカウンタをリセットするステップ S10……遅角制御するステップ S12……VpとVF′と比較するステップ 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】前回の振動レベルと今回の振動レベルとの
偏差量を所定のフェール判定レベルと比較するステップ
と、 前記偏差量が前記フェール判定レベルより小さい場合に
フェールカウンタをインクリメントするステップと、 前記偏差量が前記フェール判定レベル以上の場合に前記
フェールカウンタをリセットするステップと、 前記フェールカウンタの計数値が所定回数に達したか否
かを判定するステップと、 前記フェールカウンタの計数値が所定回数に達した場合
にフェール判定用のフェールフラグをセットするステッ
プと、 前記フェールフラグがセットされた場合に制御パラメー
タを遅角制御するステップと、 を備えた内燃機関用ノック制御方法。
Priority Applications (4)
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