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JP2506435B2 - バスシステム - Google Patents

バスシステム

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Publication number
JP2506435B2
JP2506435B2 JP1079118A JP7911889A JP2506435B2 JP 2506435 B2 JP2506435 B2 JP 2506435B2 JP 1079118 A JP1079118 A JP 1079118A JP 7911889 A JP7911889 A JP 7911889A JP 2506435 B2 JP2506435 B2 JP 2506435B2
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JP
Japan
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water
bath
hot water
bathtub
temperature
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1079118A
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English (en)
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JPH0376938A (ja
Inventor
信明 手嶋
尋忠 栗林
健二 西本
良彦 津田
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP1079118A priority Critical patent/JP2506435B2/ja
Publication of JPH0376938A publication Critical patent/JPH0376938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506435B2 publication Critical patent/JP2506435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、給水路からの水を加熱して浴槽へ給湯する
熱源ユニットと、この熱源ユニットを制御する制御手段
とを備え、この制御手段が、前記浴槽内の浴槽水量が設
定湯張水量に至ったときに浴槽水温度が設定湯張温度に
至るようにするために予め前記浴槽から排出しておくべ
き排水量を、浴槽水貯留状態の検出情報、及び、給湯又
は給水の温度に基づいて求め、かつ、求めた排水量を自
動的に前記浴槽から排出するように構成してあるバスシ
ステムに関する。
〔従来の技術〕
このような構成のバスシステムは、特開昭63−70043
号公報に開示されており、この公報に開示のバスシステ
ムによれば、浴槽内に必要以上に多量の高温残水や低温
残水がある場合に、制御手段が予め浴槽から排出してお
くべき排出量を求めて自動的に排出するため、適温、適
量による湯張が可能となり、実際の使用に際して非常に
便利である。
しかしながら、このバスシステムにおいては、前記制
御手段による自動排出時に排出水をそのまま廃棄した
り、あるいは、再利用を目的として貯留槽に貯留してお
く構成であるため、下記のような問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
すなわち、排出水をそのまま廃棄するのでは、経済的
に無駄であり、又、貯留槽に貯留したとしても、貯留し
た排出水の利用用途に困るばかりで、結局、有効に利用
されない可能性もある。
その他、その排出水を例えば洗濯機の洗濯用水として
使用することなども考えられるが、洗濯をしたいときに
排出水があるとは限らず、又、その排出水の量なども一
定していないので、必ずしも有効に利用できるとは限ら
ず、この点に改良の余地があった。
本発明は、このような問題点に着目したもので、その
目的は、排出時期、排出量、排出温度などが一定してい
ないという排出水の特殊性をも考慮の上、その排出水を
無駄なく有効に利用することのできるバスシステムの提
供にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明によるバスシステム
の主たる特徴は、給水路からの水を加熱して浴槽へ給湯
する熱源ユニットと、この熱源ユニットを制御する制御
手段とを備え、この制御手段が、前記浴槽内の浴槽水量
が設定湯張水量に至ったときに浴槽水温度が設定湯張温
度に至るようにするために予め前記浴槽から排出してお
くべき排水量を、浴槽水貯留状態の検出情報、及び、給
湯又は給水の温度に基づいて求め、かつ、求めた排水量
を自動的に前記浴槽から排出するように構成してあるバ
スシステムであって、前記浴槽内の湯水を循環させる循
環路に循環ポンプと循環濾過処理装置とを介装し、前記
制御手段が、前記循環濾過処理装置による浴槽水の循環
浄化と、前記の自動排出による浴槽水での前記循環濾過
処理装置の逆流洗浄とを切換操作するように構成した点
にあり、その作用、効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、熱源ユニットを制御する制御手段が、浴槽水
貯留状態の検出情報、及び、給湯又は給水の温度に基づ
いて求めた排水量を自動的に浴槽から排出するものであ
るから、浴槽からの排出後に給湯又は給水を実行する
と、浴槽水量が設定湯張水量に至ったときに、その浴槽
水温度が丁度設定湯張温度となる。
そして、浴槽からの排出水は、浴槽内の湯水を循環浄
化する循環濾過処理装置の逆流洗浄に利用されるもので
あるから、例え排出の時期や排出量などが一定していな
くとも、特に問題となることもなく、かつ、その逆流洗
浄は、前記制御手段が切換操作するものであるから、浴
槽からの排出がある毎に自動的に実行されることにな
る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明のバスシステムによれば、浴槽
内に必要以上に多量の高温残水や低温残水がある場合に
おいても、適温、適量での湯張が可能となり、しかも、
排出時期や排出量などが一定していない浴槽からの排出
水を有効に利用して、自動的かつ確実に循環濾過処理装
置の逆流洗浄を実行することができる。
尚、前述の本発明構成において、制御手段を、浴槽水
自動排出の実行後、浴槽に対する給湯又は給水を自動的
に開始し、かつ、その後、浴槽水量が設定湯張水量に至
ったときに浴槽に対する給湯又は給水を自動的に停止す
るものとすれば(請求項2に対応)、浴槽に浴槽水があ
る状態から設定湯張水量で、かつ、設定湯張温度の湯張
状態を得るための湯張操作を全自動的に行い得て、浴槽
に浴槽水がある状態からの湯張操作上での利便性を一層
向上し得る。又、浴槽水貯留状態を検出する水位センサ
と温度センサとを循環ポンプの吸込湯路に設けるものと
すれば(請求項3に対応)、例えば、浴槽内に水位セン
サや温度センサを設けるのに比して、これらセンサ類が
入浴の邪魔になるようなこともなく、かつ、外観的にも
優れたものとなる。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第1図はバスシステムの全体構成を示し、(1)は浴
槽、(2)は浴槽(1)に対する風呂給湯と給湯栓
(3)に対する一般給湯とを行う熱源ユニット、(4)
は浴槽水を浄化処理する浄化ユニット、(5)は運転制
御を司る制御手段としての制御器、(6)は制御器
(5)に対して操作指令を与えるリモートコントローラ
である。
熱源ユニット(2)において、(7)は水加熱用の熱
交換器、(8)は熱交換器(7)における流水を加熱す
るバーナである。
熱交換器(7)からの給湯路(9)は、一般給湯用の
第1湯路(9a)と風呂給湯用の第2湯路(9b)とに分岐
してあり、この分岐箇所よりも上流側において給湯路
(9)には、第1温度センサ(10)、及び、水量調整弁
(11)を付設し、分岐後の第1湯路(9a)には逆止弁
(12)を付設し、他方、分岐後の第2湯路(9b)には、
風呂給湯断続用弁(13)、及び、浴槽水の逆流を防止す
るバキュームブレーカ(14)を付設してある。
又、熱交換器(7)への給水路(15)には、水量セン
サ(16)、及び、第2温度センサ(17)を付設してあ
る。
(18)は、給水路(15)から分流した水を前記の逆止
弁(12)よりも下流側において第1湯路(9a)に短絡供
給するバイパス路であり、このバイパス路(18)には、
水流を感知してONする水流スイッチ(19)、及び、バイ
パス電磁弁(20)を付設してある。
制御器(5)による給湯運転制御としては、一般給湯
の場合、給湯栓(3)が開栓されるに伴い水量センサ
(16)が通水量を検知することに応答してバーナ(8)
を着火操作することにより、給湯栓(3)に対する一般
給湯を実施し、又、風呂給湯の場合、風呂給湯断続用弁
(13)を開弁操作すると共に、この風呂給湯断続用弁
(13)の開弁に伴い水量センサ(16)が通水量を検知す
ることに応答してバーナ(8)を着火操作することによ
り、浴槽(1)に対する風呂給湯を実施する構成として
ある。
そして、一般給湯、及び、風呂給湯のいずれの場合に
も、水量センサ(16)による検出水量や第1及び第2温
度センサ(10),(17)による検出温度に基づいて、水
量調整弁(11)や、バーナ(8)に対する燃料供給量調
整弁(21)を調整操作することにより、給湯温度を所定
の温度に調整維持する構成となっている。
又、風呂給湯実施中はバイパス電磁弁(20)を開弁状
態とし、そして、風呂給湯実施中において給湯栓(3)
が開栓されると、それに伴う水流スイッチ(19)のONに
応答して、調整維持すべき給湯温度を一般給湯の設定温
度に切換えると共に、その後、水流スイッチ(19)のON
から設定時間(数秒程度)だけ経過した時点で風呂給湯
断続用弁(13)、及び、バイパス電磁弁(20)を閉弁操
作する構成としてあり、これによって、風呂給湯実施途
中で給湯栓(3)が開栓されたときには、前記の設定時
間の間に、熱交換器(7)に残る風呂給湯用温度の温水
を風呂給湯用の第2湯路(9b)へ追い出し、かつ、この
設定時間の間に一般給湯用の第1湯路(9a)へ一部流入
する風呂給湯用温度の温水については、バイパス路(1
8)からの水を合流させて低温化した状態で給湯栓
(3)へ送るという過程を経て、給湯状態が一般給湯状
態に切換るようになっている。
一方、浄化ユニット(4)において、(22)は浴槽水
を強制循環する循環ポンプ、(23)は浴槽水を浄化する
循環濾過処理装置としてのフィルタ、(24)は浴槽水を
殺菌処理する殺菌槽であり、流路構成としては、循環ポ
ンプ(22)の吐出湯路(25)から分岐した後、第1三方
弁(26)、フィルタ(23)、第2三方弁(27)、及び、
殺菌槽(24)をこの順に介して循環ポンプ(22)の吸込
湯路(28)に至る分流循環路(29)(図中、一点鎖線の
矢印で示す経路)を設け、循環ポンプ(22)による浴槽
水循環に並行して、この分流循環路(29)を通過する循
環浴槽水に対しフィルタ(23)による濾過処理、及び、
殺菌槽(24)による殺菌処理を順次施すようにしてあ
る。
第1三方弁(26)、及び、第2三方弁(27)はフィル
タ(23)に対する逆洗運転を行うための流路切換弁であ
り、循環ポンプ(22)の吐出湯路(25)から分流循環路
(29)側へ分流する浴槽水を、第1及び第2三方弁(2
6),(27)の切換操作により図中破線の矢印で示す如
くフィルタ(23)に対して通常とは逆向きに通過させる
ことでフィルタ(23)を逆流洗浄するようにしてある。
尚、フィルタ(23)に対して逆洗作用させた浴槽水は
排水路(30)を介して廃棄する。
熱源ユニット(2)、及び、浄化ユニット(4)の浴
槽(1)に対する管路接続構成としては、浴槽(1)に
上部管路(31)と下部管路(32)との2本を接続し、そ
して、上部管路(31)に対して、風呂給湯用第2湯路
(9b)と循環ポンプ(22)の吐出湯路(25)とを接続
し、他方、下部管路(32)に対して循環ポンプ(22)の
吸込湯路(28)を接続した構成としてあり、熱源ユニッ
ト(2)と浄化ユニット(4)とを備えながらも、浴槽
(1)に対する直接の現場接続施工を要する管路を上部
管路(31)と下部管路(32)との2本だけとすることに
より、装置設置工事の簡略化を図ってある。
又、循環ポンプ(22)による浴槽水循環において浴槽
(1)に対する吐出側管路となる上部管路(31)の浴槽
接続部には、循環浴槽水を循環ポンプ(22)の給送圧を
もって浴槽(1)内へ噴流状に噴出させる噴流ノズル
(33)を付設してあり、これによって、循環ポンプ(2
2)の運転により、所謂噴流浴運転(ジェット風呂)を
前述の浴槽水に対する濾過・殺菌処理(ないしは、前述
のフィルタ逆洗運転)と並行して実施する構成としてあ
る。
図中(34)は、噴流ノズル(33)からの噴流水に気泡
を混入させるための空気吸入管である。
次に、リモートコントローラ(6)からの操作指令に
基づいての制御器(5)による運転制御について説明す
ると、給湯栓(3)を開栓しての一般給湯については電
源ON状態において随時可能としてあるのに対し、風呂給
湯、並びに、噴流浴運転(浴槽水の濾過・殺菌処理ない
しフィルタ逆洗運転を伴う循環ポンプ(22)の運転)に
ついては、リモートコントローラ(6)に湯張スイッチ
(35)、噴流浴スイッチ(36)、及び、追焚スイッチ
(37)が設けてあり、これらスイッチが操作されること
に応答して制御器(5)に下記〔イ〕〜〔ハ〕の各制御
を実行させるようにしてある(第2図参照)。
尚、循環ポンプ(22)の吸込湯路(28)には、浴槽水
位(H)を監視するための水位センサ(38)、及び、浴
槽水温度(T)を監視するための第3温度センサ(39)
を付設してある。
〔イ〕湯張スイッチ(35)がON操作されると、設定湯張
温度(Tx)での風呂給湯を自動的に開始し、その後、浴
槽水位(H)が設定湯張水位(Hx)まで上昇したことが
水位センサ(38)により検出されると(すなわち、設定
湯張温度(Tx)で設定湯張水位(Hx)の湯張が完了する
と)、風呂給湯を自動停止する。
そして、風呂給湯停止後(湯張完了後)、循環ポンプ
(22)を所定時間(例えば1分間程度)だけ運転し、こ
の所定時間の循環ポンプ運転後における、水位センサ
(38)による検出浴槽水位(H1)(通常、設定湯張水位
(Hx)に相当)、第3温度センサ(39)による検出浴槽
水温度(T1)(通常、設定湯張温度(Tx)に相当)、及
び、風呂給湯開始時点から風呂給湯停止時点までの水量
センサ(16)による検出水量の積算値(Q1)(空の浴槽
(1)に対する湯張に要した給湯量に相当)の夫々を初
期データとして記憶する。
〔ロ〕初期湯張制御としての上述〔イ〕が完了した後に
おいて噴流浴スイッチ(36)がON操作されると、基本的
には下記(a)〜(c)をその順で繰返し実行する。
(a)浴槽水の濾過・殺菌処理を並行する形態での循環
ポンプ(22)の運転を設定第1時間(例えば5分間程
度)だけ実施する。
(b)第1及び第2三方弁(26),(27)を切換えてフ
ィルタ逆洗運転を並行する形態での循環ポンプ(22)の
運転を設定第2時間(例えば1分間程度)だけ実施す
る。
(c)第1及び第2三方弁(26),(27)を浴槽水の濾
過・殺菌処理のための切換状態に復帰した状態で、短時
間の設定第3時間(例えば10秒間程度)だけ循環ポンプ
(22)の運転を停止する。
上述の(a)〜(c)の繰返し実行において、初回の
循環ポンプ停止(上記(c)の実行)のときに、その時
の検出浴槽水位(H2)と先に記憶した初期データの浴槽
水位(H1)との差(△H)(フィルタ逆洗運転による浴
槽水消費を伴う前述(b)の制御の1回の実行により生
じた水位低下巾に相当)を求める。
そして、各回の循環ポンプ停止((c)の実行)のと
きの夫々において、その時の検出浴槽水位(H3)、及
び、その時の検出浴槽水温度(T2)を、初期データの浴
槽水位(H1)及び浴槽水温度(T1)と比較し、その比較
結果に応じて、適温、適量キープのための下記(i)〜
(iv)のモードを択一的に実行する。
(i)比較結果として、初期データの浴槽水位(H1)に
対する水位低下巾(H1−H3)が設定許容水位巾未満で、
かつ、初期データの浴槽水温度(T1)に対する温度低下
巾(T1−T2)が設定許容温度巾未満であるとき(すなわ
ち、浴槽水位、浴槽水温度ともに現状のままで良い場
合)には、そのまま前述(a)〜(c)の繰返実行を継
続する。
(ii)比較結果として、初期データの浴槽水位(H1)に
対する水位低下巾(H1−H3)が設定許容水位巾以上で、
かつ、初期データの浴槽水温度(T1)に対する温度低下
巾(T1−T2)が設定許容温度巾未満であるとき(すなわ
ち、浴槽水温度は現状のままで良いが、浴槽水位につい
ては浴槽水補充が必要である場合)には(第3図(イ)
参照)、 浴槽水補充のために設定湯張温度(Tx)での風呂給湯
を自動的に開始して、この補充風呂給湯を、その開始時
点からの水量センサ(16)による検出水量の積算値(補
充湯量に相当)が下記(1)式により得られる水量値Q2
となるまで実施し、その後、前述(a)〜(c)の繰返
実行に復帰する。
Qe:1回のフィルタ逆洗運転(b)で消費する水量 (iii)比較結果として、初期データの浴槽水位(H1
に対する水位低下巾(H1−H3)が設定許容水位巾未満
で、かつ、初期データの浴槽水温度(T1)に対する温度
低下巾(T1−T2)が設定許容温度巾以上のとき(すなわ
ち、浴槽水位は現状のままで良いが、浴槽水温度につい
ては昇温が必要である場合)には(第3図(ロ)参
照)、 先ず、フィルタ逆洗運転を並行する形態での循環ポン
プ(22)の運転を、並行のフィルタ逆洗運転による浴槽
水消費量が下記(2)式により得られる水量値Q3となる
時間だけ自動的に実施する。
Q1:初期データの湯張給湯量 TMAX:設定上限給湯温度(例えば93℃) そして、これに続き、上述のフィルタ逆洗運転のため
にQ3だけ浴槽水が排出された浴槽(1)に対し、設定上
限給湯温度(TMAX)での補充風呂給湯を自動的に開始し
て、この補充風呂給湯を、その開始時点からの水量セン
サ(16)による検出水量の積算値がQ3となるまで実施
し、その後、前述(a)〜(c)の繰返実行に復帰す
る。
(iv)比較結果として、初期データの浴槽水位(H1)に
対する水位低下巾(H1−H3)が設定許容水位巾以上で、
かつ、初期データの浴槽水温度(T1)に対する温度低下
巾(T1−T2)が設定許容温度巾以上であるとき(すなわ
ち、浴槽水位について浴槽水補充が必要であると共に、
浴槽水温度についても昇温が必要である場合)には、 先ず、下記(3)式により得られる温度値T3が設定上
限給湯温度(TMAX)以下であるか否かを判別し、 Q2:前記(1)式により得られる水量値 そして、温度値T3が設定上限給湯温度(TMAX)以下で
ある場合(T3≦TMAX)には(第3図(ハ)参照)、 給湯温度をT3としての補充風呂給湯を自動的に開始し
て、この補充風呂給湯を、その開始時点からの水量セン
サ(16)による検出水量の積算値が前記の(1)式によ
り得られる水量値Q2となるまで実施し、その後、前述
(a)〜(c)の繰返実行に復帰する。
又、温度値T3が設定上限給湯温度(TMAX)よりも大き
い場合(T3>TMAX)には(第3図(ニ)参照)、 フィルタ逆洗運転を並行する形態での循環ポンプ(2
2)の運転を、並行のフィルタ逆洗運転による浴槽水消
費量が前記の(2)式により得られる水量値Q3から前記
の(1)式により得られる水量値Q2を差引いた水量値Q4
(=Q3−Q2)となる時間だけ自動的に実施し、 かつ、これに続いて、設定上限給湯温度(TMAX)での
補充風呂給湯を自動的に開始して、その開始時点からの
水量センサ(16)による検出水量の積算値が前記の
(2)式により得られる水量値Q3となるまで実施し、そ
の後、前述(a)〜(c)の繰返実行に復帰する。
以上要するに、噴流浴スイッチ(36)のONで実施する
上述〔ロ〕項の制御では、(a)〜(c)の繰返実行の
中で前記の(i)〜(iv)のモードを浴槽水貯留状態に
応じて選択的に実行することにより、浴槽水消費による
浴槽水位低下や、放熱等による浴槽水温度の低下に対し
て、浴槽水位(H)及び浴槽水温度(T)の夫々を、初
期データの浴槽水位(H1)(設定湯張水位(Hx)に相
当)、及び、初期データの浴槽水温度(T1)(設定湯張
温度(Tx)に相当)に自動的に復帰維持するようにして
ある。
又、前記の(iii)のモード、及び、(iv)における
(T3>TMAX)の場合のモードでは、浴槽水位や浴槽水温
度を復帰するための風呂給湯の実施によって浴槽水位が
初期データの浴槽水位(H1)(設定湯張水位(Hx)に相
当)にまで至ったときに浴槽水温度が丁度、初期データ
の浴槽水温度(T1)(設定湯張温度(Tx)に相当)に至
るようにするために、予め浴槽(1)から浴槽水の適当
量を自動的に排出するが、この浴槽水自動排出をフィル
タ逆洗運転による浴槽水消費という形態で行わせるよう
にしたことで、排出水の有効利用を図ってある。
噴流浴スイッチ(36)がOFF操作されると、前述
(a)〜(c)の繰返実行制御、並びに、それに伴う形
態での(i)〜(iv)のモードの択一的実行制御を停止
する。
〔ハ〕追焚スイッチ(37)がON操作されると、設定上限
給湯温度(TMAX)での風呂給湯を自動的に開始し、この
風呂給湯を追焚スイッチ(37)が使用者自身によってOF
F操作されるまで実施する。
尚、リモートコントローラ(6)には、前記の各スイ
ッチ(35),(36),(37)の他に、一般給湯温度、湯
張温度(Tx)、及び、湯張水位(Hx)の夫々を設定する
ための操作具類を設けてある。
〔別実施例〕
次に別実施例を列記する。
[1]前述実施例においては、設定湯張水量を浴槽水位
(設定湯張水位(Hx))でとらえさせるようにしたが、
水量値そのものでとらえさせるようにしても良い。
[2]予め浴槽から排出しておくべき排水量(前述実施
例において(iii)のモードの場合の水量値Q3、(iv)
のモードの場合の水量値Q4に相当)を求めるために要す
る浴槽水貯留状態情報(浴槽水温度、浴槽水位、浴槽水
量等)を得るための検出構成は種々の構成変更が可能で
ある。
[3]前述実施例においては(i)〜(iv)のモードの
択一的実行により浴槽水位(浴槽水量)及び浴槽水温度
を復帰維持させることにおいて、〔イ〕による自動湯張
完了後の検出情報である初期データの浴槽水位(H1)、
及び、浴槽水温度(T1)を復帰維持の目標値としたが、
設定値である設定湯張水位(Hx)(設定湯張水量)、及
び、設定湯張温度(Tx)そのものを目標値とするように
しても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、第1図は
全体構成図、第2図はフローチャート、第3図(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)は夫々、制御形態の説明図であ
る。 (1)……浴槽、(2)……熱源ユニット、(5)……
制御手段、(15)……給水路、(22)……循環ポンプ、
(23)……循環濾過処理装置、(28)……吸込湯路、
(38)……水位センサ、(39)……温度センサ。
フロントページの続き (72)発明者 津田 良彦 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (56)参考文献 特開 昭63−70043(JP,A) 実開 昭63−168013(JP,U) 実開 昭63−54384(JP,U) 実開 昭62−97438(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水路(15)からの水を加熱して浴槽
    (1)へ給湯する熱源ユニット(2)と、この熱源ユニ
    ット(2)を制御する制御手段(5)とを備え、この制
    御手段(5)が、前記浴槽(1)内の浴槽水量が設定湯
    張水量に至ったときに浴槽水温度が設定湯張温度に至る
    ようにするために予め前記浴槽(1)から排出しておく
    べき排水量を、浴槽水貯留状態の検出情報、及び、給湯
    又は給水の温度に基づいて求め、かつ、求めた排水量を
    自動的に前記浴槽(1)から排出するように構成してあ
    るバスシステムであって、 前記浴槽(1)内の湯水を循環させる循環路に循環ポン
    プ(22)と循環濾過処理装置(23)とを介装し、前記制
    御手段(5)が、前記循環濾過処理装置(23)による浴
    槽水の循環浄化と、前記の自動排出による浴槽水での前
    記循環濾過処理装置(23)の逆流洗浄とを切換操作する
    ように構成してあるバスシステム。
  2. 【請求項2】前記制御手段(5)が、前記の浴槽水自動
    排出の実行後、前記浴槽(1)に対する給湯又は給水を
    自動的に開始し、かつ、その後、浴槽水量が前記の設定
    湯張水量に至ったときに前記浴槽(1)に対する給湯又
    は給水を自動的に停止するものである請求項1記載のバ
    スシステム。
  3. 【請求項3】前記浴槽水貯留状態を検出する水位センサ
    (38)と温度センサ(39)とを循環ポンプ(22)の吸込
    湯路(28)に設けてある請求項1又は2記載のバスシス
    テム。
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