JP2596933B2 - 走査型表示装置のスプライトオーバ検出制御装置 - Google Patents
走査型表示装置のスプライトオーバ検出制御装置Info
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- JP2596933B2 JP2596933B2 JP62123050A JP12305087A JP2596933B2 JP 2596933 B2 JP2596933 B2 JP 2596933B2 JP 62123050 A JP62123050 A JP 62123050A JP 12305087 A JP12305087 A JP 12305087A JP 2596933 B2 JP2596933 B2 JP 2596933B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走査型表示装置のスプライトオーバ検出制御
装置に関し、特に、スプライトがその表示制限をオーバ
したときそれを検出して報知するようにした走査型表示
装置のスプライトオーバ検出制御装置に関する。
装置に関し、特に、スプライトがその表示制限をオーバ
したときそれを検出して報知するようにした走査型表示
装置のスプライトオーバ検出制御装置に関する。
本発明者が同一の特許出願人に譲渡して昭和62年5月
15日に特許出願を行った「走査型表示装置のスプライト
表示制御装置」において、表示画面上にスプライトを表
示し、スプライトアトリビュートテーブルの座標値、パ
ターン番号およびコントロールデータに基づいてその表
示を制御するものを提案した。この走査型表示装置のス
プライト表示制御装置によると、スプライトアトリビュ
ートテーブル(SAT)のY座標と走査ラスタ信号を比較
し、一致するY座標を有するスプライト番号をサブバッ
ファに記憶し、そのスプライト番号に基づくパターン番
号によってスプライトジェネレータをアクセスしてパタ
ーンデータを読み出し、このパターンデータをパターン
データバッファに格納する。次に、このパターンデータ
のX座標と水平方向の位置信号である水平ドットクロッ
クカウンタの計数値を比較し、一致したX座標のパター
ンデータをCRTに表示してスプライトの表示を行ってい
る。従って、スプライトアトリビュートテーブルの座標
値、コントロールデータを表示条件に応じて設定するだ
けで希望する表示モードでスプライトを表示することが
できる。
15日に特許出願を行った「走査型表示装置のスプライト
表示制御装置」において、表示画面上にスプライトを表
示し、スプライトアトリビュートテーブルの座標値、パ
ターン番号およびコントロールデータに基づいてその表
示を制御するものを提案した。この走査型表示装置のス
プライト表示制御装置によると、スプライトアトリビュ
ートテーブル(SAT)のY座標と走査ラスタ信号を比較
し、一致するY座標を有するスプライト番号をサブバッ
ファに記憶し、そのスプライト番号に基づくパターン番
号によってスプライトジェネレータをアクセスしてパタ
ーンデータを読み出し、このパターンデータをパターン
データバッファに格納する。次に、このパターンデータ
のX座標と水平方向の位置信号である水平ドットクロッ
クカウンタの計数値を比較し、一致したX座標のパター
ンデータをCRTに表示してスプライトの表示を行ってい
る。従って、スプライトアトリビュートテーブルの座標
値、コントロールデータを表示条件に応じて設定するだ
けで希望する表示モードでスプライトを表示することが
できる。
しかし、上述した走査型表示装置のスプライト表示制
御装置によれば、スプライト番号を記憶するサブバッフ
ァおよびパターンデータを記憶するパターンデータバッ
ファが同一水平表示線上において予め定めた個数(実施
例では、16個)のスプライトを表示するために必要なメ
モリ容量しか設けられていないため(ハード上の設計、
コスト的な要因等に基づいて)、例えば、その個数をオ
ーバしてスプライトをヒットしたときそのスプライトの
画面上の表示ができなくなるという不都合が生じる。
御装置によれば、スプライト番号を記憶するサブバッフ
ァおよびパターンデータを記憶するパターンデータバッ
ファが同一水平表示線上において予め定めた個数(実施
例では、16個)のスプライトを表示するために必要なメ
モリ容量しか設けられていないため(ハード上の設計、
コスト的な要因等に基づいて)、例えば、その個数をオ
ーバしてスプライトをヒットしたときそのスプライトの
画面上の表示ができなくなるという不都合が生じる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、スプライ
トによって所定のパターンを表示画面上に表示する走査
型表示装置において、前記スプライトの座標、パターン
番号、およびコントロールデータを有したスプライトア
トリビュートテーブルと、走査ラスタ信号と前記座標の
Y値を比較して表示すべきスプライト番号を検出する一
致検出手段と、前記パターン番号に基づいて前記スプラ
イトのパターンを記憶したスプライトジェネレータと、
前記一致検出手段によって検出されたスプライト番号に
基づくパターン番号によって前記スプライトジェネレー
タをアクセスし、このアクセスによって得られたパター
ンデータによって前記所定のパターンを表示させる制御
手段を備え、前記制御手段が、前記アクセスによって得
られたパターンデータを水平帰線期間内に前記スプライ
トジェネレータからパターンデータバッファに全て転送
できないとき、前記スプライトが表示制限をオーバした
と判断し、そのオーバを報知することを特徴とする走査
型表示装置のスプライトオーバ検出制御装置を提供する
ものである。
トによって所定のパターンを表示画面上に表示する走査
型表示装置において、前記スプライトの座標、パターン
番号、およびコントロールデータを有したスプライトア
トリビュートテーブルと、走査ラスタ信号と前記座標の
Y値を比較して表示すべきスプライト番号を検出する一
致検出手段と、前記パターン番号に基づいて前記スプラ
イトのパターンを記憶したスプライトジェネレータと、
前記一致検出手段によって検出されたスプライト番号に
基づくパターン番号によって前記スプライトジェネレー
タをアクセスし、このアクセスによって得られたパター
ンデータによって前記所定のパターンを表示させる制御
手段を備え、前記制御手段が、前記アクセスによって得
られたパターンデータを水平帰線期間内に前記スプライ
トジェネレータからパターンデータバッファに全て転送
できないとき、前記スプライトが表示制限をオーバした
と判断し、そのオーバを報知することを特徴とする走査
型表示装置のスプライトオーバ検出制御装置を提供する
ものである。
以上の構成において、前記制御手段が、前記スプライ
トアトリビュートテーブルの前記コントロールデータ中
のCGX(水平方向にスプライトをつないでスプライトサ
イズを大きくする指令)に基づいて前記スプライトジェ
ネレータからのパターンデータがパターンデータバッフ
ァの容量を超えたとき前記表示制限をオーバしたと判断
するように構成しても良い。
トアトリビュートテーブルの前記コントロールデータ中
のCGX(水平方向にスプライトをつないでスプライトサ
イズを大きくする指令)に基づいて前記スプライトジェ
ネレータからのパターンデータがパターンデータバッフ
ァの容量を超えたとき前記表示制限をオーバしたと判断
するように構成しても良い。
以下、本発明の走査型表示装置のスプライトオーバ検
出制御装置を詳細に説明する。
出制御装置を詳細に説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例を示し、1はスプラ
イトアトリビュートテーブル(SAT)、2はスプライト
ジェネレータ(SG)である。SAT1は、例えば、64個のス
プライトを登録することができ、また、SG2は、例え
ば、1024個のスプライトを登録することができる。スプ
ライトは16×16ドットのサイズを有し、64個のスプライ
トにはアドレス0>1>……>62>63の順で優先順位が
与えられている。SAT1は64個のスプライトのY座標、X
座標、パターン番号、コントロールデータを登録してお
り、この中のY座標のデータが走査ラスタ信号発生回路
3より出力されるラスタ番号と一致検出回路4で比較さ
れる。一致検出回路4で一致を検出されたスプライト番
号はサブバッファ5に記憶される。サブバッファ5は16
個のスプライト番号を記憶することができる。サブバッ
ファ5に記憶されたスプライト番号で定義されるパター
ン番号がセレクタ6によって選択され、そのパターン番
号をアドレスとしてSG2をアクセスする。SG2のアクセス
によって得られたパターンデータはパターンデータバッ
ファ7に記憶され、また、パターンデータのX座標がSA
T1から読み出されてパターンデータバッファ7に記憶さ
れる。スプライト番号のサブバッファ5への記憶は表示
すべきラスタの1つ手前のラスタの水平表示期間に行
い、パターンデータのパターンデータバッファ7への記
憶は次に来る水平帰線期間に行う。次に、表示すべきラ
スタになると、水平ドットクロックカウンタ8の計数値
とパターンデータバッファ7のX座標が一致検出回路9
で比較され、両者が一致したときパターンデータがパラ
レル・シリアル変換回路10に入力し、パラレルデータが
シリアルデータに変換されて表示画面(CRT)11へ出力
され、パターンの表示が行われる。以上述べた各機構は
制御部12によって制御される。制御部12はこれらの制御
に加えてSAT1のコントロールデータのチェック、一致検
出回路4の出力のチェック、セレクタ6のSG2のアクセ
ス状況をチェックし、スプライトの表示制限を検出した
ときスプライトオーバ信号を表示部13に出力する。
イトアトリビュートテーブル(SAT)、2はスプライト
ジェネレータ(SG)である。SAT1は、例えば、64個のス
プライトを登録することができ、また、SG2は、例え
ば、1024個のスプライトを登録することができる。スプ
ライトは16×16ドットのサイズを有し、64個のスプライ
トにはアドレス0>1>……>62>63の順で優先順位が
与えられている。SAT1は64個のスプライトのY座標、X
座標、パターン番号、コントロールデータを登録してお
り、この中のY座標のデータが走査ラスタ信号発生回路
3より出力されるラスタ番号と一致検出回路4で比較さ
れる。一致検出回路4で一致を検出されたスプライト番
号はサブバッファ5に記憶される。サブバッファ5は16
個のスプライト番号を記憶することができる。サブバッ
ファ5に記憶されたスプライト番号で定義されるパター
ン番号がセレクタ6によって選択され、そのパターン番
号をアドレスとしてSG2をアクセスする。SG2のアクセス
によって得られたパターンデータはパターンデータバッ
ファ7に記憶され、また、パターンデータのX座標がSA
T1から読み出されてパターンデータバッファ7に記憶さ
れる。スプライト番号のサブバッファ5への記憶は表示
すべきラスタの1つ手前のラスタの水平表示期間に行
い、パターンデータのパターンデータバッファ7への記
憶は次に来る水平帰線期間に行う。次に、表示すべきラ
スタになると、水平ドットクロックカウンタ8の計数値
とパターンデータバッファ7のX座標が一致検出回路9
で比較され、両者が一致したときパターンデータがパラ
レル・シリアル変換回路10に入力し、パラレルデータが
シリアルデータに変換されて表示画面(CRT)11へ出力
され、パターンの表示が行われる。以上述べた各機構は
制御部12によって制御される。制御部12はこれらの制御
に加えてSAT1のコントロールデータのチェック、一致検
出回路4の出力のチェック、セレクタ6のSG2のアクセ
ス状況をチェックし、スプライトの表示制限を検出した
ときスプライトオーバ信号を表示部13に出力する。
第1図(b)はSAT1を示し、16×4ビット、即ち、4
ワードによって1つのスプライトを定義し、256ワード
によって64個のスプライトを定義する。第1のワード中
の下位10ビットによってスプライトの垂直位置(0〜10
23)を指定し、Y座標にy=0〜1023の1つの値を設定
する。第2のワード中の下位10ビットはx=0〜1023の
水平位置の1つの値を指定し、X座標にxを設定する。
第3ワード中の下位11ビットはパターン番号を指定し、
SG2のアドレスとなる。また、第4ワードは上位より
(X15)、CGY(X13およびX12の2ビット)、
(X11)、CGX(X8)、BG/SP(X7)、およびスプライト
の色(X3〜X0の4ビット)を有するコントロールデータ
であり、それぞれ次のように定義される。
ワードによって1つのスプライトを定義し、256ワード
によって64個のスプライトを定義する。第1のワード中
の下位10ビットによってスプライトの垂直位置(0〜10
23)を指定し、Y座標にy=0〜1023の1つの値を設定
する。第2のワード中の下位10ビットはx=0〜1023の
水平位置の1つの値を指定し、X座標にxを設定する。
第3ワード中の下位11ビットはパターン番号を指定し、
SG2のアドレスとなる。また、第4ワードは上位より
(X15)、CGY(X13およびX12の2ビット)、
(X11)、CGX(X8)、BG/SP(X7)、およびスプライト
の色(X3〜X0の4ビット)を有するコントロールデータ
であり、それぞれ次のように定義される。
(1) のセット スプライトをY方向に反転して表示する。
(2) CGXのセット 表示指定されたスプライトとSG2の次のアドレスのス
プライトの2個のスプライトを水平方向につないで表示
する。
プライトの2個のスプライトを水平方向につないで表示
する。
(3) のセット スプライトをX方向に反転して表示する。
(4) CGYの指定 第1図(c)に示すように、2ビットによって4つの
モードを制御することができる。「00」は通常の制御モ
ードであるが、「01」あるいは「11」の符号時は表示指
定されたスプライトと偶数飛びのスプライトを2個ある
いは4個垂直方向につないで表示する。
モードを制御することができる。「00」は通常の制御モ
ードであるが、「01」あるいは「11」の符号時は表示指
定されたスプライトと偶数飛びのスプライトを2個ある
いは4個垂直方向につないで表示する。
(5) BG/SP これは背景表示とスプライト表示の優先度を指定する
ビットであり、第1図(d)に示すように、「0」のと
きは背景表示を行い、「1」のときはスプライト表示を
行う。
ビットであり、第1図(d)に示すように、「0」のと
きは背景表示を行い、「1」のときはスプライト表示を
行う。
(6) スプライトの色(SPRITE COLOR) 4ビットでスプライトのエリアカラーを表示する。
一方、SG2はVRAM中に設定されており、前述した通
り、スプライトのパターンを記憶している。1個のスプ
ライトは16×16ビットで形成される面を4面有してお
り、SG0〜SG3と呼ばれる。各面SG0〜SG3は16ワードより
成り、従って、1個のスプライトは64ワードを占める。
り、スプライトのパターンを記憶している。1個のスプ
ライトは16×16ビットで形成される面を4面有してお
り、SG0〜SG3と呼ばれる。各面SG0〜SG3は16ワードより
成り、従って、1個のスプライトは64ワードを占める。
以下、本発明の操作を説明する。
第2図(a)はX軸およびY軸の両方向に1024の表示
ドットを有する表示画面を示しており、そこに基準点
(2.2)のスプライトSPが表示されている。これを表示
するにあたって走査ラスタ番号が「1」の水平表示期間
が開始すると、一致検出回路4が走査ラスタ信号発生回
路3のラスタ信号とSAT1のそれぞれのY座標を比較し、
Y座標が「2」のものをピックアップして該当するスプ
ライト番号0〜63をサブバッファ5に記憶する。サブバ
ッファ5は最大16個までしかスプライト番号を記憶する
ことができないので、一致検出回路4より1つの水平表
示線に関して17個目の一致信号が出力されたときは制御
部12がそれを検出して表示部13へ表示させる。これによ
って表示制限以上のスプライトのエントリーを防止する
ことができる。
ドットを有する表示画面を示しており、そこに基準点
(2.2)のスプライトSPが表示されている。これを表示
するにあたって走査ラスタ番号が「1」の水平表示期間
が開始すると、一致検出回路4が走査ラスタ信号発生回
路3のラスタ信号とSAT1のそれぞれのY座標を比較し、
Y座標が「2」のものをピックアップして該当するスプ
ライト番号0〜63をサブバッファ5に記憶する。サブバ
ッファ5は最大16個までしかスプライト番号を記憶する
ことができないので、一致検出回路4より1つの水平表
示線に関して17個目の一致信号が出力されたときは制御
部12がそれを検出して表示部13へ表示させる。これによ
って表示制限以上のスプライトのエントリーを防止する
ことができる。
一方、ラスタ番号1からラスタ番号2に移行する水平
帰線期間が開始すると、セレクタ6がサブバッファ5に
記憶されている番号に基づいてピックアップされたスプ
ライトのパターン番号からアドレスを生成し、そのアド
レスに基づいてSG2からパターンを読み出す。このパタ
ーンはスプライトのX座標とともにパターンデータバッ
ファ7に記憶される。このとき水平帰線期間内にサブバ
ッファ5に記憶したスプライトのパターンデータをSG2
からパターンデータバッファ7にすべて転送できないと
きは制御部12がそれを検出して表示部13に表示する。
帰線期間が開始すると、セレクタ6がサブバッファ5に
記憶されている番号に基づいてピックアップされたスプ
ライトのパターン番号からアドレスを生成し、そのアド
レスに基づいてSG2からパターンを読み出す。このパタ
ーンはスプライトのX座標とともにパターンデータバッ
ファ7に記憶される。このとき水平帰線期間内にサブバ
ッファ5に記憶したスプライトのパターンデータをSG2
からパターンデータバッファ7にすべて転送できないと
きは制御部12がそれを検出して表示部13に表示する。
この検出は、セレクタ6がパターン番号に基づいてス
プライトジェネレータをアクセスするアクセス時間に基
づいて検出される。
プライトジェネレータをアクセスするアクセス時間に基
づいて検出される。
次に、ラスタ番号2の水平表示期間が開始すると、水
平ドットクロックカウンタ8の計数値とパターンデータ
バッファ7のX座標を比較し、x=2のとき該当するパ
ターンデータがパターンデータバッファ7から読み出さ
れ、パラレル・シリアル変換回路10によってパラレル信
号がシリアル信号に変換されてスプライトSPの点(2.
2)の表示が行われる。以後、同じようにして点(3.
2)、(4.2)……の表示が合計16ドット分行われ、スプ
ライトSPのy=2の表示が終了する。この表示におい
て、SAT1のコントロールデータを表示制御に使用する。
このスプライトを表示画面上を移動させて基準点(x,
y)とするスプライトSP′とするときはSAT1のY座標、
X座標を変換するだけで簡単に行うことができる。即
ち、SG2はそのままで良く、パターンの再定義等を行う
必要はない。この表示においてスプライトSP、SP′は特
定のスプライトの4面SG0〜SG3の合成によって表示され
る。一方、コントロールデータの中にスプライトの合成
を制御するビットを割り当て、そのビットによって4面
の合成方法を変えられるようにしても良い。例えば、第
2図(b)に示すように、4面SG0〜SG3を合成すると、
スプライトSP1の表示になるが、SG0とSG1の組合わせに
よってスプライトSP2のような表示を行うことができ
る。このようにすると4×3×2=24通りの表示を行う
ことができる。尚、SG0〜SG3はそれぞれエリアカラーコ
ードによって指定された異なった色を有する。
平ドットクロックカウンタ8の計数値とパターンデータ
バッファ7のX座標を比較し、x=2のとき該当するパ
ターンデータがパターンデータバッファ7から読み出さ
れ、パラレル・シリアル変換回路10によってパラレル信
号がシリアル信号に変換されてスプライトSPの点(2.
2)の表示が行われる。以後、同じようにして点(3.
2)、(4.2)……の表示が合計16ドット分行われ、スプ
ライトSPのy=2の表示が終了する。この表示におい
て、SAT1のコントロールデータを表示制御に使用する。
このスプライトを表示画面上を移動させて基準点(x,
y)とするスプライトSP′とするときはSAT1のY座標、
X座標を変換するだけで簡単に行うことができる。即
ち、SG2はそのままで良く、パターンの再定義等を行う
必要はない。この表示においてスプライトSP、SP′は特
定のスプライトの4面SG0〜SG3の合成によって表示され
る。一方、コントロールデータの中にスプライトの合成
を制御するビットを割り当て、そのビットによって4面
の合成方法を変えられるようにしても良い。例えば、第
2図(b)に示すように、4面SG0〜SG3を合成すると、
スプライトSP1の表示になるが、SG0とSG1の組合わせに
よってスプライトSP2のような表示を行うことができ
る。このようにすると4×3×2=24通りの表示を行う
ことができる。尚、SG0〜SG3はそれぞれエリアカラーコ
ードによって指定された異なった色を有する。
この表示において、SAT1のコントロールデータ中にCG
Xがセットされていると、第4図(a)に示すように、
1つのスプライトAと、次のアドレスのスプライトBが
水平方向につながって表示される。ここで、SG2は、第
3図に示すように、A、B、C……H等のスプライトを
有し、各スプライトは前述したように、SG0〜SG3の4面
を有するものとする。CGXビットの「1」によってスプ
ライトのサイズが水平方向に大きくなり、そのためにパ
ターンデータがパターンデータバッファ7の容量を超え
るようになったときは制御部12がそれを検出して表示部
13に表示する。
Xがセットされていると、第4図(a)に示すように、
1つのスプライトAと、次のアドレスのスプライトBが
水平方向につながって表示される。ここで、SG2は、第
3図に示すように、A、B、C……H等のスプライトを
有し、各スプライトは前述したように、SG0〜SG3の4面
を有するものとする。CGXビットの「1」によってスプ
ライトのサイズが水平方向に大きくなり、そのためにパ
ターンデータがパターンデータバッファ7の容量を超え
るようになったときは制御部12がそれを検出して表示部
13に表示する。
また、CGYが「01」のときは、第4図(b)に示すよ
うに、1つのスプライトAと偶数飛びのスプライトCが
垂直方向につながった形で表示される。更に、CGYが「1
1」のときは、第4図(c)に示すように、1つのスプ
ライトAと偶数飛びの3つのスプライトを垂直方向につ
ないで表示される。同じようにして、第4図(d)と
(e)に示すように、CGXとCGYの組合わせを表示するこ
ともできる。
うに、1つのスプライトAと偶数飛びのスプライトCが
垂直方向につながった形で表示される。更に、CGYが「1
1」のときは、第4図(c)に示すように、1つのスプ
ライトAと偶数飛びの3つのスプライトを垂直方向につ
ないで表示される。同じようにして、第4図(d)と
(e)に示すように、CGXとCGYの組合わせを表示するこ
ともできる。
以上説明した通り、本発明の走査型表示装置のスプラ
イトオーバ検出制御装置によれば、スプライトが表示制
限を超えたときそれを報知するようにしたため、表示制
限を超えるスプライトのエントリーを防止することがで
き、
イトオーバ検出制御装置によれば、スプライトが表示制
限を超えたときそれを報知するようにしたため、表示制
限を超えるスプライトのエントリーを防止することがで
き、
第1図(a)は本発明の一実施例を示すブロック図、第
1図(b)はスプライトアトリビュートテーブルを示す
説明図、第1図(c)、(d)はスプライトアトリビュ
ートテーブル中のコントロールデータの部分を示す説明
図、第2図(a)、(b)は表示画面中のスプライトお
よびその合成を示す説明図、第3図はスプライトジェネ
レータを示す説明図、第4図(a)〜(e)はコントロ
ールデータ中のCGX、CGYによるスプライトのサイズ変更
を示す説明図。 符号の説明 1……スプライトアトリビュートテーブル 2……スプライトジェネレータ 3……走査ラスタ信号発生回路 4……一致検出回路 5……サブバッファ 6……セレクタ 7……パターンデータバッファ 8……水平ドットクロックカウンタ 9……一致検出回路 10……パラレル・シリアル変換回路 11……CRT 12……制御部 13……表示部
1図(b)はスプライトアトリビュートテーブルを示す
説明図、第1図(c)、(d)はスプライトアトリビュ
ートテーブル中のコントロールデータの部分を示す説明
図、第2図(a)、(b)は表示画面中のスプライトお
よびその合成を示す説明図、第3図はスプライトジェネ
レータを示す説明図、第4図(a)〜(e)はコントロ
ールデータ中のCGX、CGYによるスプライトのサイズ変更
を示す説明図。 符号の説明 1……スプライトアトリビュートテーブル 2……スプライトジェネレータ 3……走査ラスタ信号発生回路 4……一致検出回路 5……サブバッファ 6……セレクタ 7……パターンデータバッファ 8……水平ドットクロックカウンタ 9……一致検出回路 10……パラレル・シリアル変換回路 11……CRT 12……制御部 13……表示部
Claims (2)
- 【請求項1】スプライトによって所定のパターンを表示
画面上に表示する走査型表示装置において、 前記スプライトの座標、パターン番号、およびコントロ
ールデータを有したスプライトアトリビュートテーブル
と、 走査ラスタ信号と前記座標のY値を比較して表示すべき
スプライト番号を検出する一致検出手段と、 前記パターン番号に基づいて前記スプライトのパターン
を記憶したスプライトジェネレータと、 前記一致検出手段によって検出されたスプライト番号に
基づくパターン番号によって前記スプライトジェネレー
タをアクセスし、このアクセスによって得られたパター
ンデータによって前記所定のパターンを表示させる制御
手段を備え、 前記制御手段が、前記アクセスによって得られたパター
ンデータを水平帰線期間内に前記スプライトジェネレー
タからパターンデータバッファに全て転送できないと
き、前記スプライトが表示制限をオーバしたと判断し、
そのオーバを報知することを特徴とする走査型表示装置
のスプライトオーバ検出制御装置。 - 【請求項2】前記制御手段が、前記スプライトアトリビ
ュートテーブルの前記コントロールデータ中のCGX(水
平方向にスプライトをつないでスプライトサイズを大き
くする指令)に基づいて前記スプライトジェネレータか
らのパターンデータがパターンデータバッファの容量を
超えたとき前記表示制限をオーバしたと判断する特許請
求の範囲第1項記載の走査型表示装置のスプライトオー
バ検出制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123050A JP2596933B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 走査型表示装置のスプライトオーバ検出制御装置 |
US07/160,154 US4951038A (en) | 1987-05-15 | 1988-02-25 | Apparatus for displaying a sprite on a screen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123050A JP2596933B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 走査型表示装置のスプライトオーバ検出制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63287895A JPS63287895A (ja) | 1988-11-24 |
JP2596933B2 true JP2596933B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0654429B2 (ja) * | 1986-11-20 | 1994-07-20 | 日本電気株式会社 | 動画表示制御装置 |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP62123050A patent/JP2596933B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPS63287895A (ja) | 1988-11-24 |
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