JP2595920B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
- Publication number
- JP2595920B2 JP2595920B2 JP6327892A JP32789294A JP2595920B2 JP 2595920 B2 JP2595920 B2 JP 2595920B2 JP 6327892 A JP6327892 A JP 6327892A JP 32789294 A JP32789294 A JP 32789294A JP 2595920 B2 JP2595920 B2 JP 2595920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- word
- word line
- lines
- suspension
- memory device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 28
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 5
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Dram (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に高集積度大容量の半導体記憶装置に関する。
特に高集積度大容量の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置の代表的な例(第
1の例)のブロック図及びメモリセルアレイ部分の回路
図を図4(a),(b)に示す。
1の例)のブロック図及びメモリセルアレイ部分の回路
図を図4(a),(b)に示す。
【0003】この半導体記憶装置は、行方向,列方向に
配置(ただしこの例では行方向には一列おきに、列方向
には2行おきに配置)された複数のメモリセルMC、選
択レベルに駆動されたとき複数のメモリセルMCを行単
位で選択状態とする複数のワード線WL(WL1,WL
2,…)、及び複数のメモリセルMCのうちの選択状態
のメモリセルのデータを列ごとに伝達する複数のビット
線BL(BL1,BL2,…)をそれぞれ備えた第1及
び第2のメモリセルアレイ2a,2bと、アドレス信号
(図示省略)に従って複数のワード線WL(WL1,W
L2,…)のうちの所定のワード線を選択レベルに駆動
するワード線選択・ドライバ回路1と、複数のビット線
BL(BL1,BL2,…)の2本ずつの組のビット線
間の差電位を増幅する第1及び第2のセンス増幅回路3
a,3bと、これらセンス増幅回路3a,3bで増幅さ
れた信号を選択して外部へ出力し、外部からのデータを
センス増幅回路3a,3bを介して選択されたビット線
に伝達する第1及び第2のビット線選択回路4a,4b
とを有する構成となっている。
配置(ただしこの例では行方向には一列おきに、列方向
には2行おきに配置)された複数のメモリセルMC、選
択レベルに駆動されたとき複数のメモリセルMCを行単
位で選択状態とする複数のワード線WL(WL1,WL
2,…)、及び複数のメモリセルMCのうちの選択状態
のメモリセルのデータを列ごとに伝達する複数のビット
線BL(BL1,BL2,…)をそれぞれ備えた第1及
び第2のメモリセルアレイ2a,2bと、アドレス信号
(図示省略)に従って複数のワード線WL(WL1,W
L2,…)のうちの所定のワード線を選択レベルに駆動
するワード線選択・ドライバ回路1と、複数のビット線
BL(BL1,BL2,…)の2本ずつの組のビット線
間の差電位を増幅する第1及び第2のセンス増幅回路3
a,3bと、これらセンス増幅回路3a,3bで増幅さ
れた信号を選択して外部へ出力し、外部からのデータを
センス増幅回路3a,3bを介して選択されたビット線
に伝達する第1及び第2のビット線選択回路4a,4b
とを有する構成となっている。
【0004】このような半導体記憶装置において、ワー
ド線WL(以下、特に必要でない限りWL1等の番号は
省略する)は、メモリセルMCのスイッチング用のトラ
ンジスタのゲート電極を兼ねて多結晶シリコンで形成さ
れるため、その抵抗値は比較的大きくなる。
ド線WL(以下、特に必要でない限りWL1等の番号は
省略する)は、メモリセルMCのスイッチング用のトラ
ンジスタのゲート電極を兼ねて多結晶シリコンで形成さ
れるため、その抵抗値は比較的大きくなる。
【0005】半導体記憶装置の大容量化及び高集積化に
ともない、一般的にメモリセルアレイ2a,2b全体の
面積を可能な限り小さくするために、メモリセルMC部
分には極力微細なパターン寸法が用いられる。この素子
寸法の微細化によりワード線WLの配線幅が減少し更に
その抵抗値が増大する。この抵抗値の増大はワード線W
Lの信号伝達速度の低下を生じせしめ、ひいては半導体
記憶装置全体のアクセス速度を低下させる。
ともない、一般的にメモリセルアレイ2a,2b全体の
面積を可能な限り小さくするために、メモリセルMC部
分には極力微細なパターン寸法が用いられる。この素子
寸法の微細化によりワード線WLの配線幅が減少し更に
その抵抗値が増大する。この抵抗値の増大はワード線W
Lの信号伝達速度の低下を生じせしめ、ひいては半導体
記憶装置全体のアクセス速度を低下させる。
【0006】この問題を解決するための一つの手段とし
て、従来の半導体記憶装置では、ワード線WLの抵抗値
増大による信号遅延を減少させるために、図5及び図6
(a),(b)に示すように、複数のワード線WLiそ
れぞれと、これらワード線それぞれと並行して配置され
低抵抗配線材料(Al等)により形成されたワード吊り
配線WSi(i=1,2,…)とを、メモリセルアレイ
領域内部で複数箇所のコンタクトホールCHにより接続
することにより、ワード線WLiの見かけ上の抵抗値を
減少させる方法がとられていた(第2の例)。図6
(a)は上述の低抵抗配線材料によるワード吊り配線W
Siを用いた半導体記憶装置のレイアウトパターンの平
面図を示したものである。ここでワード線WLiとワー
ド吊り配線WSiは、図6(b)に示すように、所定の
隣接するメモリセルMC間に設けられたフィールド酸化
膜FOL上に設けられたコンタクトホールCHにより接
続される。コンタクトホールCHを形成するには、図6
(a)に示すように所定の面積を必要とするので、通常
フィールド酸化膜FOL上に配置するが、メモリセル寸
法が微細になるに従いワード線WLiとワード吊り配線
WSiとを接続するコンタクトホールCHを配置するこ
とが困難になる。またワード吊り配線WSiのピッチが
ワード線WLiのピッチと同じになるため、製造途中の
パーティクル等によるワード線WLやワード吊り配線W
Siの短絡等による歩留りの低下、信頼性の低下を引き
起こし易くなるという問題も同時に発生する。
て、従来の半導体記憶装置では、ワード線WLの抵抗値
増大による信号遅延を減少させるために、図5及び図6
(a),(b)に示すように、複数のワード線WLiそ
れぞれと、これらワード線それぞれと並行して配置され
低抵抗配線材料(Al等)により形成されたワード吊り
配線WSi(i=1,2,…)とを、メモリセルアレイ
領域内部で複数箇所のコンタクトホールCHにより接続
することにより、ワード線WLiの見かけ上の抵抗値を
減少させる方法がとられていた(第2の例)。図6
(a)は上述の低抵抗配線材料によるワード吊り配線W
Siを用いた半導体記憶装置のレイアウトパターンの平
面図を示したものである。ここでワード線WLiとワー
ド吊り配線WSiは、図6(b)に示すように、所定の
隣接するメモリセルMC間に設けられたフィールド酸化
膜FOL上に設けられたコンタクトホールCHにより接
続される。コンタクトホールCHを形成するには、図6
(a)に示すように所定の面積を必要とするので、通常
フィールド酸化膜FOL上に配置するが、メモリセル寸
法が微細になるに従いワード線WLiとワード吊り配線
WSiとを接続するコンタクトホールCHを配置するこ
とが困難になる。またワード吊り配線WSiのピッチが
ワード線WLiのピッチと同じになるため、製造途中の
パーティクル等によるワード線WLやワード吊り配線W
Siの短絡等による歩留りの低下、信頼性の低下を引き
起こし易くなるという問題も同時に発生する。
【0007】このような歩留りの低下、信頼性の低下
と、前述のアクセス速度の低下とを同時に解決する方法
として、1本のワード線を複数本に分解しこれら分割さ
れたワード線を別々のワードドライバ回路で駆動するよ
うにした半導体記憶装置(第3の例)が提唱されている
(例えば特開平4−318392号公報参照)。
と、前述のアクセス速度の低下とを同時に解決する方法
として、1本のワード線を複数本に分解しこれら分割さ
れたワード線を別々のワードドライバ回路で駆動するよ
うにした半導体記憶装置(第3の例)が提唱されている
(例えば特開平4−318392号公報参照)。
【0008】図7はこのような半導体記憶装置(第3の
例)を示すブロック図である。
例)を示すブロック図である。
【0009】この半導体記憶装置は、第1,第2の例の
複数のワード線WL相当のワード線それぞれを長手方向
に複数本分割した多結晶シリコンによる分割ワード線D
WLと、これら複数本の分割ワード線から成る1本分の
ワード線WL相当のもの複数本(図7では4本)に対し
1本の割合で設けられAl等の低抵抗材料で形成された
複数本の第1のワード線選択信号線WLS1と、複数本
(4本)のワード線WL相当のもののうちの1本を選択
するための低抵抗材料による複数本(この例では4本)
の第2のワード線選択信号線WLS2と、アドレス信号
(図示省略)に従って複数本の第1のワード線選択信号
線WLS1のうちの1本及び複数本の第2のワード線選
択信号線WLS2のうちの1本を選択レベルとするワー
ド選択回路5と、選択レベルの第1及び第2のワード線
選択信号線WLS1,WLS2と対応する分割ワード線
を選択レベルに駆動する複数のワードドライバ回路6と
を有する構成となっている。
複数のワード線WL相当のワード線それぞれを長手方向
に複数本分割した多結晶シリコンによる分割ワード線D
WLと、これら複数本の分割ワード線から成る1本分の
ワード線WL相当のもの複数本(図7では4本)に対し
1本の割合で設けられAl等の低抵抗材料で形成された
複数本の第1のワード線選択信号線WLS1と、複数本
(4本)のワード線WL相当のもののうちの1本を選択
するための低抵抗材料による複数本(この例では4本)
の第2のワード線選択信号線WLS2と、アドレス信号
(図示省略)に従って複数本の第1のワード線選択信号
線WLS1のうちの1本及び複数本の第2のワード線選
択信号線WLS2のうちの1本を選択レベルとするワー
ド選択回路5と、選択レベルの第1及び第2のワード線
選択信号線WLS1,WLS2と対応する分割ワード線
を選択レベルに駆動する複数のワードドライバ回路6と
を有する構成となっている。
【0010】この半導体記憶装置では、1つのワードド
ライバ回路6による分割ワード線DWLの抵抗値が分割
前のワード線WL相当のものより大幅に小さくワード吊
り配線を必要としないので、そのコンタクトホールも不
要となり、第1のワード線選択信号線WLS1がワード
線WL相当のもの複数本(4本)に対し1本の割合で設
けられ、第2のワード線選択信号線WLS2の数も少な
いので、これらワード線選択信号線の配線間隔に余裕を
持たせることができ前述の歩留りの低下や信頼性の低下
を防止することができ、また上述のように、1つのワー
ドドライバ回路6による分割ワード線DWLが大幅に短
かくなるので、高速アクセスが可能となる。
ライバ回路6による分割ワード線DWLの抵抗値が分割
前のワード線WL相当のものより大幅に小さくワード吊
り配線を必要としないので、そのコンタクトホールも不
要となり、第1のワード線選択信号線WLS1がワード
線WL相当のもの複数本(4本)に対し1本の割合で設
けられ、第2のワード線選択信号線WLS2の数も少な
いので、これらワード線選択信号線の配線間隔に余裕を
持たせることができ前述の歩留りの低下や信頼性の低下
を防止することができ、また上述のように、1つのワー
ドドライバ回路6による分割ワード線DWLが大幅に短
かくなるので、高速アクセスが可能となる。
【0011】なお、複数のワードドライバ回路6それぞ
れは図8に示すように、10トランジスタを含む構成と
なっている。
れは図8に示すように、10トランジスタを含む構成と
なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置は、第1の例では、ワード線WLがメモリセル
MCのスイッチング用のトランジスタのゲート電極を兼
ねて多結晶シリコンで形成されているため、その抵抗値
が大きく、大容量化,高集積化に伴いワード線WLの信
号伝達速度が低下しアクセス速度が低下するという欠点
があり、第2の例では、複数のワード線WLiそれぞれ
と並行して低抵抗材料によるワード吊り配線WSiが設
けられ、かつ対応するワード線WLi及びワード吊り配
線WSiを接続する複数のコンタクトホールCHが形成
されているので、第1の例の欠点は解消されるものの、
更に大容量化,高集積化が進むと、所定の面積を必要と
するコンタクトホールの配置が困難となり、またワード
線WLi,ワード吊り配線WSiそれぞれの配線ピッチ
が狭くなるためこれらの短絡等により歩留り、信頼性が
低下するという問題点があり、第3の例では、1本のワ
ード線を複数本に分割し、これら複数本の分割ワード線
DWLそれぞれを駆動する複数のワードドライバ回路6
が設けられ、ワード線選択回路5によって、分割前のワ
ード線WL相当の複数本に対し1本割合で設けられた低
抵抗材料による第1のワード線選択信号線WLS1と、
分割前のワード線WL相当の複数本のうちの1本を選択
するための複数本の第2のワード線選択信号線の所定の
1本ずつを選択レベルにし、ワードドライバ回路6で対
応する分割ワード線DWLを選択レベルにする構成とな
っているので、ワードドライバ回路6で駆動する分割ワ
ード線DWLの長さが第1,第2の例のワード線WLよ
り大幅に短かく高速アクセスが可能となり、またワード
吊り配線,コンタクトホールも不要となるので、歩留り
や信頼性の低下は防止できるものの、ワードドライバ回
路6の数が増大し、このワードドライバ回路6は10ト
ランジスタを必要とするためチップ面積が増大するとい
う問題点がある。
記憶装置は、第1の例では、ワード線WLがメモリセル
MCのスイッチング用のトランジスタのゲート電極を兼
ねて多結晶シリコンで形成されているため、その抵抗値
が大きく、大容量化,高集積化に伴いワード線WLの信
号伝達速度が低下しアクセス速度が低下するという欠点
があり、第2の例では、複数のワード線WLiそれぞれ
と並行して低抵抗材料によるワード吊り配線WSiが設
けられ、かつ対応するワード線WLi及びワード吊り配
線WSiを接続する複数のコンタクトホールCHが形成
されているので、第1の例の欠点は解消されるものの、
更に大容量化,高集積化が進むと、所定の面積を必要と
するコンタクトホールの配置が困難となり、またワード
線WLi,ワード吊り配線WSiそれぞれの配線ピッチ
が狭くなるためこれらの短絡等により歩留り、信頼性が
低下するという問題点があり、第3の例では、1本のワ
ード線を複数本に分割し、これら複数本の分割ワード線
DWLそれぞれを駆動する複数のワードドライバ回路6
が設けられ、ワード線選択回路5によって、分割前のワ
ード線WL相当の複数本に対し1本割合で設けられた低
抵抗材料による第1のワード線選択信号線WLS1と、
分割前のワード線WL相当の複数本のうちの1本を選択
するための複数本の第2のワード線選択信号線の所定の
1本ずつを選択レベルにし、ワードドライバ回路6で対
応する分割ワード線DWLを選択レベルにする構成とな
っているので、ワードドライバ回路6で駆動する分割ワ
ード線DWLの長さが第1,第2の例のワード線WLよ
り大幅に短かく高速アクセスが可能となり、またワード
吊り配線,コンタクトホールも不要となるので、歩留り
や信頼性の低下は防止できるものの、ワードドライバ回
路6の数が増大し、このワードドライバ回路6は10ト
ランジスタを必要とするためチップ面積が増大するとい
う問題点がある。
【0013】本発明の目的は、大容量化,高集積化が進
んでも、チップ面積を増大させることなく歩留り及び信
頼性の向上、アクセス速度の向上をはかることができる
半導体記憶装置を提供することにある。
んでも、チップ面積を増大させることなく歩留り及び信
頼性の向上、アクセス速度の向上をはかることができる
半導体記憶装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、行方向,列方向に配置された複数のメモリセルと、
選択レベルに駆動されたとき前記複数のメモリセルを行
単位で選択状態とする複数のワード線と、前記複数のメ
モリセルのうちの選択状態のメモリセルのデータを列ご
とに伝達する複数のビット線と、前記複数のワード線の
上層のこれら複数のワード線それぞれと対応する位置に
第1の絶縁層を介して形成され、かつ互いに第2の絶縁
層をはさんで前記複数のワード線それぞれの長手方向及
び隣接するワード線に対し交互に分割,形成された複数
の第1及び第2のワード吊り配線と、前記複数のワード
線と近接する側の前記複数の第1のワード吊り配線それ
ぞれと対応するワード線とを接続する複数の第1のコン
タクトホールと、前記複数の第2のワード吊り配線それ
ぞれと対応する第1のワード吊り配線とを接続する複数
の第2のコンタクトホールとを有している。
は、行方向,列方向に配置された複数のメモリセルと、
選択レベルに駆動されたとき前記複数のメモリセルを行
単位で選択状態とする複数のワード線と、前記複数のメ
モリセルのうちの選択状態のメモリセルのデータを列ご
とに伝達する複数のビット線と、前記複数のワード線の
上層のこれら複数のワード線それぞれと対応する位置に
第1の絶縁層を介して形成され、かつ互いに第2の絶縁
層をはさんで前記複数のワード線それぞれの長手方向及
び隣接するワード線に対し交互に分割,形成された複数
の第1及び第2のワード吊り配線と、前記複数のワード
線と近接する側の前記複数の第1のワード吊り配線それ
ぞれと対応するワード線とを接続する複数の第1のコン
タクトホールと、前記複数の第2のワード吊り配線それ
ぞれと対応する第1のワード吊り配線とを接続する複数
の第2のコンタクトホールとを有している。
【0015】また、第1のコンタクトホールを、複数の
メモリセルのうちの所定の隣接するメモリセル間を分離
するように形成されたフィールド酸化膜上に設け、複数
の第2のワード吊り配線それぞれの配線幅を、対応する
ワード線の配線幅より広く、また、複数の第1のワード
吊り配線それぞれの第2のコンタクトホール周辺以外の
配線幅を、対応するワード線の配線幅より広くして構成
される。
メモリセルのうちの所定の隣接するメモリセル間を分離
するように形成されたフィールド酸化膜上に設け、複数
の第2のワード吊り配線それぞれの配線幅を、対応する
ワード線の配線幅より広く、また、複数の第1のワード
吊り配線それぞれの第2のコンタクトホール周辺以外の
配線幅を、対応するワード線の配線幅より広くして構成
される。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0017】図1(a)〜(d)はそれぞれ本発明の第
1の実施例のワード線及び第1,第2のワード吊り配線
部分の各層ごとの配線の平面図及び断面図、図2はこの
実施例の主要部分の回路図である。
1の実施例のワード線及び第1,第2のワード吊り配線
部分の各層ごとの配線の平面図及び断面図、図2はこの
実施例の主要部分の回路図である。
【0018】この実施例が図5及び図6(a),(b)
に示された従来の半導体記憶装置と相違する点は、複数
のワード吊り配線WSi及びコンタクトホールCHに代
えて、複数のワード線WLiの上層のこれら複数のワー
ド線WLiそれぞれと対応する位置に、絶縁層INS
(図6(b)参照)対応の第1の絶縁層INS1を介し
て形成され、かつ互いに第2の絶縁層INS2をはさん
で複数ワード線WLiそれぞれの長手方向及び隣接する
ワード線に対し交互に分割,形成された複数の第1及び
第2のワード吊り配線WS1i,WS2iを設け、複数
のワードWLiと近接する側の複数の第1のワード吊り
配線WS1iそれぞれと対応するワード線とを接続する
複数の第1のコンタクトホールCH1をフィールド酸化
膜FOL上層に設け、複数の第2のワード吊り配線WS
2iそれぞれと対応する第1のワード吊り配線WS1i
とを接続する複数の第2のコンタクトホールCH2をメ
モリセルMC領域の上層部に設けた点にある。
に示された従来の半導体記憶装置と相違する点は、複数
のワード吊り配線WSi及びコンタクトホールCHに代
えて、複数のワード線WLiの上層のこれら複数のワー
ド線WLiそれぞれと対応する位置に、絶縁層INS
(図6(b)参照)対応の第1の絶縁層INS1を介し
て形成され、かつ互いに第2の絶縁層INS2をはさん
で複数ワード線WLiそれぞれの長手方向及び隣接する
ワード線に対し交互に分割,形成された複数の第1及び
第2のワード吊り配線WS1i,WS2iを設け、複数
のワードWLiと近接する側の複数の第1のワード吊り
配線WS1iそれぞれと対応するワード線とを接続する
複数の第1のコンタクトホールCH1をフィールド酸化
膜FOL上層に設け、複数の第2のワード吊り配線WS
2iそれぞれと対応する第1のワード吊り配線WS1i
とを接続する複数の第2のコンタクトホールCH2をメ
モリセルMC領域の上層部に設けた点にある。
【0019】図5及び図6(a),(b)に示された半
導体記憶装置においては、複数のワード線WLi及びワ
ード吊り配線WSiそれぞれの(これら2層の)コンタ
クトホールCHが1箇所(1列)に集中し、かつ2つの
コンタクトホールCHの間を他のワード線,ワード吊り
配線が通過する構成となっているのに対し、コンタクト
ホールが1箇所(1列)に集中しかつ2つのコンタクト
ホールの間を他の配線が通過するのは、この実施例で
は、複数の第1のワード吊り配線WS1iそれぞれとこ
れらに対する第1のコンタクトホールCH2の1層のみ
(図1(b))となっており、複数のワード線WLiそ
れぞれに対する第1のコンタクトホールCH1は1本お
きに分散され、また複数の第2のワード吊り配線WS2
iそれぞれに対する2つの第2のコンタクトホールCH
2の間を通過する他の第2のワード吊り配線はないの
で、その分、配線の短絡による歩留りの低下及び信頼性
の低下を防止できる。
導体記憶装置においては、複数のワード線WLi及びワ
ード吊り配線WSiそれぞれの(これら2層の)コンタ
クトホールCHが1箇所(1列)に集中し、かつ2つの
コンタクトホールCHの間を他のワード線,ワード吊り
配線が通過する構成となっているのに対し、コンタクト
ホールが1箇所(1列)に集中しかつ2つのコンタクト
ホールの間を他の配線が通過するのは、この実施例で
は、複数の第1のワード吊り配線WS1iそれぞれとこ
れらに対する第1のコンタクトホールCH2の1層のみ
(図1(b))となっており、複数のワード線WLiそ
れぞれに対する第1のコンタクトホールCH1は1本お
きに分散され、また複数の第2のワード吊り配線WS2
iそれぞれに対する2つの第2のコンタクトホールCH
2の間を通過する他の第2のワード吊り配線はないの
で、その分、配線の短絡による歩留りの低下及び信頼性
の低下を防止できる。
【0020】また、複数の第2のワード吊り配線WS2
iそれぞれの間隔(ピッチ)は従来例の2倍となってい
るので、その分配線幅を広くすることができ、ワード線
及びワード吊り配線を含むワード線選択のための総合的
な配線抵抗を小さくしてアクセスの高速化をはかること
ができる。更に図7,図8に示された従来の半導体記憶
装置のように、多数トランジスタ構成のワードドライバ
回路が増加することもないので、チップ面積が増大する
ことはない。
iそれぞれの間隔(ピッチ)は従来例の2倍となってい
るので、その分配線幅を広くすることができ、ワード線
及びワード吊り配線を含むワード線選択のための総合的
な配線抵抗を小さくしてアクセスの高速化をはかること
ができる。更に図7,図8に示された従来の半導体記憶
装置のように、多数トランジスタ構成のワードドライバ
回路が増加することもないので、チップ面積が増大する
ことはない。
【0021】図3は本発明の第2の実施例の第1のワー
ド吊り配線の層の平面図である。
ド吊り配線の層の平面図である。
【0022】第1の実施例において、複数の第1のワー
ド吊り配線WS1iそれぞれは、第2のコンタクトホー
ルCH2部分以外はワード線WLiに対し1本おきとな
っている。従ってこの部分の第1のワード吊り配線の配
線幅を広くすることができ、これを実現したものがこの
第2の実施例である。
ド吊り配線WS1iそれぞれは、第2のコンタクトホー
ルCH2部分以外はワード線WLiに対し1本おきとな
っている。従ってこの部分の第1のワード吊り配線の配
線幅を広くすることができ、これを実現したものがこの
第2の実施例である。
【0023】この実施例の第2のワード吊り配線WS2
iの配線幅は図3に示されるように、第2のコンタクト
ホールCH2部分以外では形成されており、その分、第
2のワード吊り配線WS2iの抵抗値を小さくできる。
iの配線幅は図3に示されるように、第2のコンタクト
ホールCH2部分以外では形成されており、その分、第
2のワード吊り配線WS2iの抵抗値を小さくできる。
【0024】従ってこの実施例においては、第1の実施
例と同様の効果があるほか、更にアクセスの高速化が可
能となる。
例と同様の効果があるほか、更にアクセスの高速化が可
能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のワ
ード線それぞれと対応するワード吊り配線を絶縁層をは
さんだ2層の第1及び第2のワード吊り配線とし、これ
ら第1及び第2のワード吊り配線を、ワード線の長手方
向及び隣接ワード線に対し交互に分割,形成し、ワード
線に近い側の第1のワード吊り配線と対応するワード線
とを第1のコンタクトホールで接続し、対応する第1及
び第2のワード吊り配線を第2のコンタクトホールで接
続する構成とすることにより、大容量化,高集積化が進
んだとしても、複数のワード線それぞれの第1のコンタ
クトホールを1本おきに分散配置できるので、その分歩
留りの向上、信頼性の向上をはかることができ、またワ
ード吊り配線の配線幅を広くすることができるのでアク
セス速度を向上させることができ、しかもチップ面積を
増大させることなくこれらを実現することができる効果
がある。
ード線それぞれと対応するワード吊り配線を絶縁層をは
さんだ2層の第1及び第2のワード吊り配線とし、これ
ら第1及び第2のワード吊り配線を、ワード線の長手方
向及び隣接ワード線に対し交互に分割,形成し、ワード
線に近い側の第1のワード吊り配線と対応するワード線
とを第1のコンタクトホールで接続し、対応する第1及
び第2のワード吊り配線を第2のコンタクトホールで接
続する構成とすることにより、大容量化,高集積化が進
んだとしても、複数のワード線それぞれの第1のコンタ
クトホールを1本おきに分散配置できるので、その分歩
留りの向上、信頼性の向上をはかることができ、またワ
ード吊り配線の配線幅を広くすることができるのでアク
セス速度を向上させることができ、しかもチップ面積を
増大させることなくこれらを実現することができる効果
がある。
【図1】本発明の第1の実施例のワード線及び第1,第
2のワード吊り配線部分の各層ごとの配線の平面図及び
断面図である。
2のワード吊り配線部分の各層ごとの配線の平面図及び
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の主要部分の回路図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施例の第1のワード吊り配線
の層の平面図である。
の層の平面図である。
【図4】従来の半導体記憶装置の第1の例のブロック図
及び主要部分の回路図である。
及び主要部分の回路図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の第2の例の主要部分の
回路図である。
回路図である。
【図6】図5に示された半導体記憶装置のワード線及び
ワード吊り配線の平面図及び断面図である。
ワード吊り配線の平面図及び断面図である。
【図7】従来の半導体記憶装置の第3の例の主要部分の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】図7に示された半導体記憶装置のワードドライ
バ回路の回路図である。
バ回路の回路図である。
1 ワード線選択・ドライバ回路 2a,2b メモリセルアレイ 3a,3b センス増幅回路 4a,4b ビット線選択回路 5 ワード線選択回路 6 ワードドライバ回路 BL,BL1〜BL7 ビット線 CH,CH1,CH2 コンタクトホール DWL 分割ワード線 MC メモリセル WL,WL1〜WL4 ワード線 WLS,WLS1,WLS2 ワード線選択信号線 WS1〜WS4,WS11,WS12,WS21,WS
22,WS1iaワード吊り配線
22,WS1iaワード吊り配線
Claims (4)
- 【請求項1】 行方向,列方向に配置された複数のメモ
リセルと、選択レベルに駆動されたとき前記複数のメモ
リセルを行単位で選択状態とする複数のワード線と、前
記複数のメモリセルのうちの選択状態のメモリセルのデ
ータを列ごとに伝達する複数のビット線と、前記複数の
ワード線の上層のこれら複数のワード線それぞれと対応
する位置に第1の絶縁層を介して形成され、かつ互いに
第2の絶縁層をはさんで前記複数のワード線それぞれの
長手方向及び隣接するワード線に対し交互に分割,形成
された複数の第1及び第2のワード吊り配線と、前記複
数のワード線と近接する側の前記複数の第1のワード吊
り配線それぞれと対応するワード線とを接続する複数の
第1のコンタクトホールと、前記複数の第2のワード吊
り配線それぞれと対応する第1のワード吊り配線とを接
続する複数の第2のコンタクトホールとを有することを
特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 第1のコンタクトホールを、複数のメモ
リセルのうちの所定の隣接するメモリセル間を分離する
ように形成されたフィールド酸化膜上に設けた請求項1
記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 複数の第2のワード吊り配線それぞれの
配線幅を、対応するワード線の配線幅より広くした請求
項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 複数の第1のワード吊り配線それぞれの
第2のコンタクトホール周辺以外の配線幅を、対応する
ワード線の配線幅より広くした請求項1記載の半導体記
憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6327892A JP2595920B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6327892A JP2595920B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186233A JPH08186233A (ja) | 1996-07-16 |
JP2595920B2 true JP2595920B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=18204156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6327892A Expired - Fee Related JP2595920B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595920B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW353181B (en) * | 1996-06-28 | 1999-02-21 | Texas Instruments Inc | Circuit with matched delay word line strap |
WO2006030516A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Fujitsu Limited | 磁気記憶装置及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6327892A patent/JP2595920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08186233A (ja) | 1996-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5321646A (en) | Layout of a semiconductor memory device | |
US9202529B2 (en) | Semiconductor memory device having vertical transistors | |
US5280441A (en) | Semiconductor memory device | |
KR100186300B1 (ko) | 계층적 워드라인 구조를 갖는 반도체 메모리 소자 | |
US5815428A (en) | Semiconductor memory device having hierarchical bit line structure | |
US6756652B2 (en) | Semiconductor memory device with efficiently laid-out internal interconnection lines | |
JPH05167042A (ja) | 読出専用メモリ | |
US5293559A (en) | Semiconductor memory device having netlike power supply lines | |
JP3725984B2 (ja) | フラッシュメモリ | |
US8310853B2 (en) | Layout structure of bit line sense amplifiers for a semiconductor memory device | |
KR100334827B1 (ko) | 단선된 워드선으로의 액세스가 차단되는 반도체 기억장치 | |
JP2785655B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR100265770B1 (ko) | 워드라인 보다 짧은 비트라인을 갖는 에스램 셀 | |
KR100258345B1 (ko) | 파워라인의 배치구조를 개선한 반도체 메모리 장치 | |
JP2595920B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
US20040037123A1 (en) | Integrated circuit devices including equalization/precharge circuits for improving signal transmission | |
US5184321A (en) | Semiconductor memory device comprising a plurality of memory arrays with improved peripheral circuit location and interconnection arrangement | |
JP3173456B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH07122654A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
US5644527A (en) | Semiconductor memory device | |
KR100657683B1 (ko) | 공간효율적mdq스위치배치 | |
JP3373169B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH0536932A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3458505B2 (ja) | 半導体メモリ装置 | |
KR960001462B1 (ko) | 다이나믹형 반도체기억장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961105 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |