JP3458505B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B41/00—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
- H10B41/10—Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the top-view layout
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフラッシュメモ
リのように、フローティングゲートを持ち、電気的に書
き換え可能な不揮発性メモリ等のビット線とワード線と
で構成される半導体メモリ装置に関する。
リのように、フローティングゲートを持ち、電気的に書
き換え可能な不揮発性メモリ等のビット線とワード線と
で構成される半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年盛んに開発されているフラッシュメ
モリの特徴は、フローティングゲートに電荷をためる、
あるいは放出することによって、メモリセルのしきい値
電圧Vthを変動させ、メモリ特性を出すところにある。
モリの特徴は、フローティングゲートに電荷をためる、
あるいは放出することによって、メモリセルのしきい値
電圧Vthを変動させ、メモリ特性を出すところにある。
【0003】フラッシュメモリとしては、その電荷の注
入、放出のさせ方、あるいはセルの配置のさせ方の違い
により幾つかのタイプのものが発表されている。この中
の一つとして、例えばDINOR型フラッシュメモリが
ある(IEDM,92、599〜602)。DINOR
型フラッシュメモリでは、ビット線を主ビット線と副ビ
ット線とに分けてメモリの書き込みディスターブ特性を
向上させていることに特徴がある。
入、放出のさせ方、あるいはセルの配置のさせ方の違い
により幾つかのタイプのものが発表されている。この中
の一つとして、例えばDINOR型フラッシュメモリが
ある(IEDM,92、599〜602)。DINOR
型フラッシュメモリでは、ビット線を主ビット線と副ビ
ット線とに分けてメモリの書き込みディスターブ特性を
向上させていることに特徴がある。
【0004】図4に、このDINOR型フラッシュメモ
リの配列構成図を示す。図4において、MILは主ビッ
ト線、SBL1、SBL2はそれぞれ副ビット線、SR
Lはソース線、ST1、ST2はそれぞれ選択ゲートと
しての選択トランジスタ、SGL1、SGL2は選択ゲ
ート線、MT0 〜MT3 はメモリトランジスタ、WL0
〜WL3 はワード線をそれぞれ示している。
リの配列構成図を示す。図4において、MILは主ビッ
ト線、SBL1、SBL2はそれぞれ副ビット線、SR
Lはソース線、ST1、ST2はそれぞれ選択ゲートと
しての選択トランジスタ、SGL1、SGL2は選択ゲ
ート線、MT0 〜MT3 はメモリトランジスタ、WL0
〜WL3 はワード線をそれぞれ示している。
【0005】このメモリセルは、図4に示すように、主
ビット線MILから2本の副ビット線SBL1とSBL
2とが分岐し、分岐したそれぞれの副ビット線SBL
1、SBL2に複数個(この例では4個)のメモリトラ
ンジスタ(図ではSBL2側を省略)が、選択トランジ
スタST1、ST2を介して並列に並ぶ配列となってい
る。
ビット線MILから2本の副ビット線SBL1とSBL
2とが分岐し、分岐したそれぞれの副ビット線SBL
1、SBL2に複数個(この例では4個)のメモリトラ
ンジスタ(図ではSBL2側を省略)が、選択トランジ
スタST1、ST2を介して並列に並ぶ配列となってい
る。
【0006】図5は、図4のDINOR型フラッシュメ
モリにおいて主ビット線1本に対して副ビット線を2本
にした例を示すレイアウト図である。図5において、メ
モリワード線WLと選択ゲート線SGL1、SGL2と
が主ビット線MILと直交するように配線されている。
主ビット線MILには、第1選択トランジスタST1と
第2選択トランジスタST2とが、所定距離相互に離間
して配置され、主ビット線MILとはそれぞれのドレイ
ン領域SDD1とSDD2に形成された主ビットコンタ
クトSDC1とSDC2で接続されている。
モリにおいて主ビット線1本に対して副ビット線を2本
にした例を示すレイアウト図である。図5において、メ
モリワード線WLと選択ゲート線SGL1、SGL2と
が主ビット線MILと直交するように配線されている。
主ビット線MILには、第1選択トランジスタST1と
第2選択トランジスタST2とが、所定距離相互に離間
して配置され、主ビット線MILとはそれぞれのドレイ
ン領域SDD1とSDD2に形成された主ビットコンタ
クトSDC1とSDC2で接続されている。
【0007】第1選択トランジスタST1と第2選択ト
ランジスタST2との間には、2本の第1メモリトラン
ジスタ列MT11 〜MT112と第2メモリトランジスタ
列MT21 〜MT212とが主ビット線MILに沿って平
行に配列されている。第1選択トランジスタ列MT1
は、この列に沿って配線された第1副ビット線SBL1
によって第1選択トランジスタST1のソース領域SS
D1と接続され、第2メモリトランジスタ列MT2は、
第2副ビット線SBL2によって第2選択トランジスタ
ST2のソース領域SSD2と接続されている。
ランジスタST2との間には、2本の第1メモリトラン
ジスタ列MT11 〜MT112と第2メモリトランジスタ
列MT21 〜MT212とが主ビット線MILに沿って平
行に配列されている。第1選択トランジスタ列MT1
は、この列に沿って配線された第1副ビット線SBL1
によって第1選択トランジスタST1のソース領域SS
D1と接続され、第2メモリトランジスタ列MT2は、
第2副ビット線SBL2によって第2選択トランジスタ
ST2のソース領域SSD2と接続されている。
【0008】そして、各メモリトランジスタMT11 〜
MT112、MT21 〜MT212は、それぞれドレイン領
域DDとソース領域SD(及び図示しないがフローティ
ングゲート)を有し、各メモリトランジスタMTのドレ
イン領域DDと副ビット線SBLとは、メモリトランジ
スタMTのドレイン領域DDに形成された副ビットコン
タクトSCを介して接続されている。
MT112、MT21 〜MT212は、それぞれドレイン領
域DDとソース領域SD(及び図示しないがフローティ
ングゲート)を有し、各メモリトランジスタMTのドレ
イン領域DDと副ビット線SBLとは、メモリトランジ
スタMTのドレイン領域DDに形成された副ビットコン
タクトSCを介して接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなDINOR型フラッシュメモリの副ビット線には、
通常ポリシリコンをベースにしたポリサイド配線が用い
られているが、この抵抗はアルミニウム配線に比べて高
く、シート抵抗が約10Ω/□程度である。この抵抗値
は、副ビット線に接続されているメモリトランジスタの
数が少なければ無視できるが、増えてくれば増えるほど
その影響は無視できなくなる。このため、メモリの動作
スピードが遅いと共に、一つの副ビット線に接続できる
メモリトランジスタの数が少なく、結果的に集積度が低
くなってしまうという問題があった。
うなDINOR型フラッシュメモリの副ビット線には、
通常ポリシリコンをベースにしたポリサイド配線が用い
られているが、この抵抗はアルミニウム配線に比べて高
く、シート抵抗が約10Ω/□程度である。この抵抗値
は、副ビット線に接続されているメモリトランジスタの
数が少なければ無視できるが、増えてくれば増えるほど
その影響は無視できなくなる。このため、メモリの動作
スピードが遅いと共に、一つの副ビット線に接続できる
メモリトランジスタの数が少なく、結果的に集積度が低
くなってしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、上記DINOR型フラッシュメモリに代表されるよ
うなビット線を主ビット線と副ビット線に分割した半導
体メモリ装置における副ビット線を低抵抗化し、集積度
の向上とメモリの動作スピードの向上を達成した半導体
メモリ装置を提供することを目的とする。
で、上記DINOR型フラッシュメモリに代表されるよ
うなビット線を主ビット線と副ビット線に分割した半導
体メモリ装置における副ビット線を低抵抗化し、集積度
の向上とメモリの動作スピードの向上を達成した半導体
メモリ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、下記の半導体メモリ装置を提供する。 (1)それぞれメモリトランジスタ列と接続された複数
の副ビット線と、これらの副ビット線がそれぞれ選択ト
ランジスタを介して接続された主ビット線とを有し、一
つの主ビット線に接続した隣接する選択トランジスタ間
に、該主ビット線に沿って2列のメモリトランジスタ列
を形成し、これらのメモリトランジスタ列をこれらのメ
モリトランジスタ列に沿ったそれぞれの副ビット線によ
って該隣接する互いに一方の選択トランジスタと接続し
た半導体メモリ装置であって、主ビット線を、接続され
ている選択トランジスタに近接した側のそれぞれの副ビ
ット線に沿って通るように屈曲させて配線すると共に、
主ビット線を構成する導電層と同一導電層で主ビット線
と電気的に独立した補助配線層を、接続された選択トラ
ンジスタから遠方側のそれぞれの副ビット線に沿うよう
に形成し、かつ、該補助配線層を該遠方側の副ビット線
と接続したことを特徴とする半導体メモリ装置。 (2)副ビット線を導電性ポリシリコンで構成し、主ビ
ット線をアルミニウムを主材料とする導電性材料で構成
する上記(1)記載の半導体メモリ装置。
成するため、下記の半導体メモリ装置を提供する。 (1)それぞれメモリトランジスタ列と接続された複数
の副ビット線と、これらの副ビット線がそれぞれ選択ト
ランジスタを介して接続された主ビット線とを有し、一
つの主ビット線に接続した隣接する選択トランジスタ間
に、該主ビット線に沿って2列のメモリトランジスタ列
を形成し、これらのメモリトランジスタ列をこれらのメ
モリトランジスタ列に沿ったそれぞれの副ビット線によ
って該隣接する互いに一方の選択トランジスタと接続し
た半導体メモリ装置であって、主ビット線を、接続され
ている選択トランジスタに近接した側のそれぞれの副ビ
ット線に沿って通るように屈曲させて配線すると共に、
主ビット線を構成する導電層と同一導電層で主ビット線
と電気的に独立した補助配線層を、接続された選択トラ
ンジスタから遠方側のそれぞれの副ビット線に沿うよう
に形成し、かつ、該補助配線層を該遠方側の副ビット線
と接続したことを特徴とする半導体メモリ装置。 (2)副ビット線を導電性ポリシリコンで構成し、主ビ
ット線をアルミニウムを主材料とする導電性材料で構成
する上記(1)記載の半導体メモリ装置。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】 本発明の半導体メモリ装置は、副
ビット線の末
端側に対して上記補助電極層を結線するため、主ビット
線を副ビット線の基端側(選択トランジスタ側近傍)を
通るように屈曲させて配線して、選択トランジスタから
遠方側の副ビット線の部分に空きスペースを作り、その
空きスペースを利用して主ビット線と同一レイヤーで補
助配線層を形成するものである。これにより、抵抗がよ
り大きくなってくる選択トランジスタから遠方の副ビッ
ト線の抵抗は、主ビット線と同一レイヤーの裏打ちによ
って擬似的に主ビット線相当になり、副ビット線の抵抗
を無視できるようになる。
端側に対して上記補助電極層を結線するため、主ビット
線を副ビット線の基端側(選択トランジスタ側近傍)を
通るように屈曲させて配線して、選択トランジスタから
遠方側の副ビット線の部分に空きスペースを作り、その
空きスペースを利用して主ビット線と同一レイヤーで補
助配線層を形成するものである。これにより、抵抗がよ
り大きくなってくる選択トランジスタから遠方の副ビッ
ト線の抵抗は、主ビット線と同一レイヤーの裏打ちによ
って擬似的に主ビット線相当になり、副ビット線の抵抗
を無視できるようになる。
【0015】このように、本発明は、比較的抵抗の高い
副ビット線を導電性ポリシリコンで構成し、主ビット線
を抵抗の低いアルミニウムを主材料とする導電性材料で
構成した半導体メモリ装置に好適に適用することができ
る。
副ビット線を導電性ポリシリコンで構成し、主ビット線
を抵抗の低いアルミニウムを主材料とする導電性材料で
構成した半導体メモリ装置に好適に適用することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明について図面を参照しながら具
体的に説明する。図1は、図5に示したDINOR型フ
ラッシュメモリに本発明を適用した例を示すレイアウト
図である。また、図2は、主ビット線を形成する前の状
態を示すレイアウト図である。図1、2において、図4
と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明を省
略する。
体的に説明する。図1は、図5に示したDINOR型フ
ラッシュメモリに本発明を適用した例を示すレイアウト
図である。また、図2は、主ビット線を形成する前の状
態を示すレイアウト図である。図1、2において、図4
と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明を省
略する。
【0017】図1における本発明の半導体メモリ装置
は、図5に示したものと主ビット線を構成する導電層を
形成する工程が異なるだけで、それ以外は同一の工程と
することができる。したがって、図2に示したように、
第1メモリトランジスタ列MT11 〜MT112、第2メ
モリトランジスタ列MT21 〜MT212、第1選択トラ
ンジスタST1、第2選択トランジスタST2、メモリ
トランジスタMTのワード線WL、選択トランジスタの
選択ゲート線SGL1,SGL2、第1メモリトランジ
スタ列MT1と第1選択トランジスタST1とを接続す
る第1副ビット線SBL1、第2メモリトランジスタ列
MT2と第2選択トランジスタST2とを接続する第2
副ビット線SBL2の形成までは同様とすることができ
る。
は、図5に示したものと主ビット線を構成する導電層を
形成する工程が異なるだけで、それ以外は同一の工程と
することができる。したがって、図2に示したように、
第1メモリトランジスタ列MT11 〜MT112、第2メ
モリトランジスタ列MT21 〜MT212、第1選択トラ
ンジスタST1、第2選択トランジスタST2、メモリ
トランジスタMTのワード線WL、選択トランジスタの
選択ゲート線SGL1,SGL2、第1メモリトランジ
スタ列MT1と第1選択トランジスタST1とを接続す
る第1副ビット線SBL1、第2メモリトランジスタ列
MT2と第2選択トランジスタST2とを接続する第2
副ビット線SBL2の形成までは同様とすることができ
る。
【0018】本発明においては、図2に示したレイアウ
トを形成した後、主ビット線MILを形成する。この場
合、図5に示したのと異なり、屈曲させて配線する。即
ち、図1に示すように、それぞれの選択トランジスタS
T1、ST2から遠方の副ビット線SBL1、SBL2
の部分(副ビット線の先端側)を避けて、各副ビット線
のそれぞれの先端側に空きスペースを形成する。そのた
め、第1選択トランジスタST1と第2選択トランジス
タST2とをつなぐ主ビット線MILは、第1選択トラ
ンジスタST1からこれらの選択トランジスタ間の中央
付近までは、第1副ビット線SBL1に沿って配線さ
れ、第1副ビット線SBL1の選択トランジスタに近接
した側(基端側)の部分に配線される。そして、中央付
近で第2副ビット線SBL2側に移るように屈曲させ
る。同時に、第1副ビット線SBL1の先端側の空きス
ペースに第1補助配線層EL1、第2副ビット線SBL
2の先端側の空きスペースに第2補助配線層EL2を、
それぞれ主ビット線MILと同一層で主ビット線MIL
と分離させて副ビット線上に形成する。この場合、予め
副ビット線SBLに対してコンタクト孔ECを形成して
おき、副ビット線SBLと補助配線層ELとを接続す
る。
トを形成した後、主ビット線MILを形成する。この場
合、図5に示したのと異なり、屈曲させて配線する。即
ち、図1に示すように、それぞれの選択トランジスタS
T1、ST2から遠方の副ビット線SBL1、SBL2
の部分(副ビット線の先端側)を避けて、各副ビット線
のそれぞれの先端側に空きスペースを形成する。そのた
め、第1選択トランジスタST1と第2選択トランジス
タST2とをつなぐ主ビット線MILは、第1選択トラ
ンジスタST1からこれらの選択トランジスタ間の中央
付近までは、第1副ビット線SBL1に沿って配線さ
れ、第1副ビット線SBL1の選択トランジスタに近接
した側(基端側)の部分に配線される。そして、中央付
近で第2副ビット線SBL2側に移るように屈曲させ
る。同時に、第1副ビット線SBL1の先端側の空きス
ペースに第1補助配線層EL1、第2副ビット線SBL
2の先端側の空きスペースに第2補助配線層EL2を、
それぞれ主ビット線MILと同一層で主ビット線MIL
と分離させて副ビット線上に形成する。この場合、予め
副ビット線SBLに対してコンタクト孔ECを形成して
おき、副ビット線SBLと補助配線層ELとを接続す
る。
【0019】図1において、A―A’線に沿った断面図
を図3に示す。図3は、第1補助配線層EL1の部分を
示すものである。シリコン基板SUBの表面には、メモ
リトランジスタMT17 〜MT112が形成されており、
これらのメモリトランジスタMT1は、周囲から絶縁さ
れたフローティングゲートFGとその上に形成されたコ
ントロールゲート(ワードライン)WL及びシリコン基
板SUBに形成されたドレイン領域DDとソース領域S
Dとから構成されている。隣接するメモリトランジスタ
MT1のソース領域SDは共有されている。各々のソー
ス領域SDを共有するメモリトランジスタMTは、まと
めて層間絶縁膜INS1によって覆われ、それらの層間
絶縁膜INS1間のドレイン領域DDに副ビット線SB
L1が接続されている。
を図3に示す。図3は、第1補助配線層EL1の部分を
示すものである。シリコン基板SUBの表面には、メモ
リトランジスタMT17 〜MT112が形成されており、
これらのメモリトランジスタMT1は、周囲から絶縁さ
れたフローティングゲートFGとその上に形成されたコ
ントロールゲート(ワードライン)WL及びシリコン基
板SUBに形成されたドレイン領域DDとソース領域S
Dとから構成されている。隣接するメモリトランジスタ
MT1のソース領域SDは共有されている。各々のソー
ス領域SDを共有するメモリトランジスタMTは、まと
めて層間絶縁膜INS1によって覆われ、それらの層間
絶縁膜INS1間のドレイン領域DDに副ビット線SB
L1が接続されている。
【0020】この副ビット線SBL1は、フローティン
グゲートFGが第1ポリシリコン層、コントロールゲー
トWLが第2ポリシリコン層として形成された後の、第
3ポリシリコン層として形成されている。一般にこの副
ビット線SBL1はポリサイドにより構成され、その抵
抗はアルミニウムと比べて比較的高く、シート抵抗が約
10Ω/□程度である。この抵抗値は、副ビット線SB
L1に接続されているメモリトランジスタMT17 〜M
T12の数が少なければ無視できるが、増えてくれば増え
るほどその影響は無視できない。
グゲートFGが第1ポリシリコン層、コントロールゲー
トWLが第2ポリシリコン層として形成された後の、第
3ポリシリコン層として形成されている。一般にこの副
ビット線SBL1はポリサイドにより構成され、その抵
抗はアルミニウムと比べて比較的高く、シート抵抗が約
10Ω/□程度である。この抵抗値は、副ビット線SB
L1に接続されているメモリトランジスタMT17 〜M
T12の数が少なければ無視できるが、増えてくれば増え
るほどその影響は無視できない。
【0021】そのため、本発明においては、副ビット線
SBL1の上に層間絶縁膜INS2を形成した後、副ビ
ット線SBL1に対するコンタクト孔CHを形成し、主
ビット線用の導電層を形成し、この導電層を上述したよ
うな主ビット線MILと補助配線層EL1とをパターニ
ングする。この場合、主ビット線用の導電層は、アルミ
ニウムを主材料とするもので構成することが好ましい。
SBL1の上に層間絶縁膜INS2を形成した後、副ビ
ット線SBL1に対するコンタクト孔CHを形成し、主
ビット線用の導電層を形成し、この導電層を上述したよ
うな主ビット線MILと補助配線層EL1とをパターニ
ングする。この場合、主ビット線用の導電層は、アルミ
ニウムを主材料とするもので構成することが好ましい。
【0022】これによって、副ビット線SBL1と並列
的に補助配線層EL1を形成すると同時に、副ビット線
SBL1と補助配線層EL1とを接続し、副ビット線S
BL1の抵抗が比較的高くても、抵抗の低い主ビット線
と同一素材で形成された抵抗の低い補助配線層EL1に
よって副ビット線SBL1の末端側の抵抗が低くなった
と同じ効果が得られる。そのため、メモリの動作スピー
ドが向上すると共に、一つの選択トランジスタに接続で
きるメモリトランジスタの数を増加させることができ、
選択トランジスタの数を減らしてその分集積度を挙げる
ことができる。具体的には、従来一つの副ビット線に接
続されているメモリトランジスタの数が12個程度であ
るのに対して、32個以上とすることが可能である。
的に補助配線層EL1を形成すると同時に、副ビット線
SBL1と補助配線層EL1とを接続し、副ビット線S
BL1の抵抗が比較的高くても、抵抗の低い主ビット線
と同一素材で形成された抵抗の低い補助配線層EL1に
よって副ビット線SBL1の末端側の抵抗が低くなった
と同じ効果が得られる。そのため、メモリの動作スピー
ドが向上すると共に、一つの選択トランジスタに接続で
きるメモリトランジスタの数を増加させることができ、
選択トランジスタの数を減らしてその分集積度を挙げる
ことができる。具体的には、従来一つの副ビット線に接
続されているメモリトランジスタの数が12個程度であ
るのに対して、32個以上とすることが可能である。
【0023】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、上記実施例では、DINOR型フラッ
シュメモリに対して適用した例を示したが、ビット線を
主ビット線と副ビット線に分割する半導体メモリ装置全
体に対して適用できることは勿論であり、その他本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
はない。例えば、上記実施例では、DINOR型フラッ
シュメモリに対して適用した例を示したが、ビット線を
主ビット線と副ビット線に分割する半導体メモリ装置全
体に対して適用できることは勿論であり、その他本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の半導体メモリ装置は、ビット線
を主ビット線と副ビット線に分割する半導体メモリ装置
のメモリの動作スピードの向上、集積度の向上を達成し
たものである。
を主ビット線と副ビット線に分割する半導体メモリ装置
のメモリの動作スピードの向上、集積度の向上を達成し
たものである。
【図1】本発明の半導体メモリ装置の一実施例を示すレ
イアウト図である。
イアウト図である。
【図2】図1における主ビット線を配線する前のレイア
ウト図である。
ウト図である。
【図3】図1のA―A’線に沿った断面図である。
【図4】従来のDINOR型フラッシュメモリの配列構
成図である。
成図である。
【図5】従来のDINOR型フラッシュメモリの例を示
すレイアウト図である。
すレイアウト図である。
MT メモリトランジスタ
SBL 副ビット線
MIL 主ビット線
EL 補助配線層
WL ワード線
ST 選択トランジスタ
DD メモリトランジスタのドレイン領域
SD メモリトランジスタのソース領域
EC 補助配線層のコンタクト
SC 副ビット線のコンタクト
SDC 主ビット線のコンタクト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/8247
H01L 27/108
H01L 21/8242
H01L 27/10
H01L 27/115
H01L 29/788
H01L 29/792
JICSTファイル(JOIS)
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれメモリトランジスタ列と接続され
た複数の副ビット線と、これらの副ビット線がそれぞれ
選択トランジスタを介して接続された主ビット線とを有
し、一つの主ビット線に接続した隣接する選択トランジ
スタ間に、該主ビット線に沿って2列のメモリトランジ
スタ列を形成し、これらのメモリトランジスタ列をこれ
らのメモリトランジスタ列に沿ったそれぞれの副ビット
線によって該隣接する互いに一方の選択トランジスタと
接続した半導体メモリ装置であって、主ビット線を、接
続されている選択トランジスタに近接した側のそれぞれ
の副ビット線に沿って通るように屈曲させて配線すると
共に、主ビット線を構成する導電層と同一導電層で主ビ
ット線と電気的に独立した補助配線層を、接続された選
択トランジスタから遠方側のそれぞれの副ビット線に沿
うように形成し、かつ、該補助配線層を該遠方側の副ビ
ット線と接続したことを特徴とする半導体メモリ装置。 - 【請求項2】副ビット線を導電性ポリシリコンで構成
し、主ビット線をアルミニウムを主材料とする導電性材
料で構成する請求項1記載の半導体メモリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00698395A JP3458505B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 半導体メモリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00698395A JP3458505B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 半導体メモリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204158A JPH08204158A (ja) | 1996-08-09 |
JP3458505B2 true JP3458505B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=11653415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00698395A Expired - Fee Related JP3458505B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 半導体メモリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3458505B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3173456B2 (ja) * | 1998-03-19 | 2001-06-04 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
JP3178427B2 (ja) | 1998-08-18 | 2001-06-18 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP00698395A patent/JP3458505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08204158A (ja) | 1996-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |