JP2592276Y2 - 車両の安全装置 - Google Patents
車両の安全装置Info
- Publication number
- JP2592276Y2 JP2592276Y2 JP1993045395U JP4539593U JP2592276Y2 JP 2592276 Y2 JP2592276 Y2 JP 2592276Y2 JP 1993045395 U JP1993045395 U JP 1993045395U JP 4539593 U JP4539593 U JP 4539593U JP 2592276 Y2 JP2592276 Y2 JP 2592276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- door
- sensor
- driver
- open
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のドア開放状態を
検知して、車両の走行を停止させ或いは最高速度を低く
抑え得る安全装置に関する。
検知して、車両の走行を停止させ或いは最高速度を低く
抑え得る安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車においては、ドアが完全に
閉められていない場合、そのままで自動車を走行させる
と大変危険であることから、インジケータパネル上に警
告ランプを点灯させ、運転車に注意を喚起することが行
われている。
閉められていない場合、そのままで自動車を走行させる
と大変危険であることから、インジケータパネル上に警
告ランプを点灯させ、運転車に注意を喚起することが行
われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の構成では、ついうっかり警告ランプを見過ごす場
合があり、そのまま走行させると大変危険と言わざるを
得ない。一方、ドアが完全に閉めきられていない場合に
は、一切の走行駆動系をロックして走行できないように
構成することも考えられるが、車庫入れや整備中などに
は運転席側のドアを開放した状態で車両を走行させる必
要もある。
従来の構成では、ついうっかり警告ランプを見過ごす場
合があり、そのまま走行させると大変危険と言わざるを
得ない。一方、ドアが完全に閉めきられていない場合に
は、一切の走行駆動系をロックして走行できないように
構成することも考えられるが、車庫入れや整備中などに
は運転席側のドアを開放した状態で車両を走行させる必
要もある。
【0004】本考案は、かかる実状に鑑み案出されたも
ので、車両の各ドアに設けられたセンサから入力されて
くる信号に基づいて、走行を禁止し、或いは最高速度を
抑制しうる安全装置を提供することを目的としている。
ので、車両の各ドアに設けられたセンサから入力されて
くる信号に基づいて、走行を禁止し、或いは最高速度を
抑制しうる安全装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、車両の各座席
に設けられるドア若しくはトランクカバーの開閉状態を
検知しうるセンサを夫々設け、車両の停車中に運転席側
ドア以外に設けられているセンサから「開」信号を入力
している間は車両の走行を禁止するとともに、車両の停
車中に運転席側のセンサから「開」信号を入力している
間は車両の最高速度を低く設定しうるコントローラを具
えてなる車両の安全装置である。
に設けられるドア若しくはトランクカバーの開閉状態を
検知しうるセンサを夫々設け、車両の停車中に運転席側
ドア以外に設けられているセンサから「開」信号を入力
している間は車両の走行を禁止するとともに、車両の停
車中に運転席側のセンサから「開」信号を入力している
間は車両の最高速度を低く設定しうるコントローラを具
えてなる車両の安全装置である。
【0006】
【作用】本考案によれば、車両の停車中に、運転席側ド
ア以外のドア若しくはトランクに設けられたセンサから
ドアの「開」信号がコントローラに入力されると、車両
の走行を禁止する一方、運転席側ドアに設けられたセン
サのみからドアの「開」信号がコントローラに入力され
ると、車両を走行は可能であるが最高速度が抑制され
る。したがって、運転者は、運転席側ドアを開けて走行
し、後方確認や整備等を行い得る。
ア以外のドア若しくはトランクに設けられたセンサから
ドアの「開」信号がコントローラに入力されると、車両
の走行を禁止する一方、運転席側ドアに設けられたセン
サのみからドアの「開」信号がコントローラに入力され
ると、車両を走行は可能であるが最高速度が抑制され
る。したがって、運転者は、運転席側ドアを開けて走行
し、後方確認や整備等を行い得る。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例について、以下、図1に基
づき説明する。なお、本願考案にいう車両とは複数のド
アを具えた車両をいい、原動機が電動機であると内燃機
関であるとを問わない。
づき説明する。なお、本願考案にいう車両とは複数のド
アを具えた車両をいい、原動機が電動機であると内燃機
関であるとを問わない。
【0008】本例では、車両として電気自動車1を例示
し、その各運転席側ドア2、助手席側ドア3、後部座席
用ドア4、5には、それぞれその開放状態を機械的、電
気的或いは磁気的に検知しうるセンサ6乃至9が設けら
れている。なお、本例ではトランクカバー10には各ド
ア同様に、トランクカバー10の開放状態を検知しうる
センサ11が設けられる。
し、その各運転席側ドア2、助手席側ドア3、後部座席
用ドア4、5には、それぞれその開放状態を機械的、電
気的或いは磁気的に検知しうるセンサ6乃至9が設けら
れている。なお、本例ではトランクカバー10には各ド
ア同様に、トランクカバー10の開放状態を検知しうる
センサ11が設けられる。
【0009】コントローラ12は、各センサ6…の出力
信号を入力とし、原動機13を制御しうるもので、電気
自動車1の停車中にセンサ6以外からドアの「開」信号
が入力されると、原動機13をロックする。具体的に
は、原動機13と蓄電池(不図示)とを遮断し得る開閉
器を作動させうる。また、運転席側ドア2のセンサ6の
みからドアの「開」信号が入力されると、最高速度を低
く設定する。具体的には、電流の限流値を下げる等であ
る。
信号を入力とし、原動機13を制御しうるもので、電気
自動車1の停車中にセンサ6以外からドアの「開」信号
が入力されると、原動機13をロックする。具体的に
は、原動機13と蓄電池(不図示)とを遮断し得る開閉
器を作動させうる。また、運転席側ドア2のセンサ6の
みからドアの「開」信号が入力されると、最高速度を低
く設定する。具体的には、電流の限流値を下げる等であ
る。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、運転者の意思に基
づかないと考えられる運転席以外のドアの「開」状態に
ついては走行を禁止し、運転者が意図的に行っていると
考えられる運転席側ドアのみの「開」状態については、
車両の走行を許容しつつ最高速度を抑制できるから、同
乗者の安全に大きく貢献でき、しかも整備や車庫入れ中
の運転も支承なく行える。
づかないと考えられる運転席以外のドアの「開」状態に
ついては走行を禁止し、運転者が意図的に行っていると
考えられる運転席側ドアのみの「開」状態については、
車両の走行を許容しつつ最高速度を抑制できるから、同
乗者の安全に大きく貢献でき、しかも整備や車庫入れ中
の運転も支承なく行える。
【図1】本考案の実施例を示すブロック図である。
1 電気自動車 2 運転席側ドア 3 助手席側ドア 4 後部座席用ドア 5 後部座席用ドア 6 センサ 7 センサ 8 センサ 9 センサ 10 トランクカバー 11 センサ 12 コントローラ 13 原動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 古倉 一正 京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 日本輸送機株式会社内 審査官 川向 和実 (56)参考文献 実開 昭62−6452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 28/12
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の各座席に設けられるドアの開閉状
態を検知しうるセンサを夫々設け、車両の停車中に運転
席側ドア以外に設けられているセンサから「開」信号を
入力している間は車両の走行を禁止するとともに、車両
の停車中に運転席側のセンサから「開」信号を入力して
いる間は車両の最高速度を低く設定しうるコントローラ
を具えてなる車両の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045395U JP2592276Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 車両の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045395U JP2592276Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 車両の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711427U JPH0711427U (ja) | 1995-02-21 |
JP2592276Y2 true JP2592276Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12718079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993045395U Expired - Lifetime JP2592276Y2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 車両の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592276Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044299Y1 (ja) * | 1970-08-07 | 1975-12-17 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP1993045395U patent/JP2592276Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711427U (ja) | 1995-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981002 |