JP2582933Y2 - ワークの集積,搬送装置 - Google Patents
ワークの集積,搬送装置Info
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- JP2582933Y2 JP2582933Y2 JP1991008289U JP828991U JP2582933Y2 JP 2582933 Y2 JP2582933 Y2 JP 2582933Y2 JP 1991008289 U JP1991008289 U JP 1991008289U JP 828991 U JP828991 U JP 828991U JP 2582933 Y2 JP2582933 Y2 JP 2582933Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、板材加工されたワー
クを集積したり、あるいは次工程へワークを搬送せしめ
るワークの集積,搬送装置に関する。
クを集積したり、あるいは次工程へワークを搬送せしめ
るワークの集積,搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばタレットパンチプレス等の
板材加工機で加工されたワークはアンローダによってワ
ークの集積装置上まで搬送され、スラットコンベアのワ
ーク搬送ローラ上に乗り、ワーク搬送ローラを回転せし
めることにより集積装置に集積されている。また、必要
に応じて加工されたワークを集積装置に集積することな
く、次工程の例えば折曲げ機へワークを搬送する場合が
ある。
板材加工機で加工されたワークはアンローダによってワ
ークの集積装置上まで搬送され、スラットコンベアのワ
ーク搬送ローラ上に乗り、ワーク搬送ローラを回転せし
めることにより集積装置に集積されている。また、必要
に応じて加工されたワークを集積装置に集積することな
く、次工程の例えば折曲げ機へワークを搬送する場合が
ある。
【0003】この加工されたワークを例えば折曲げ機へ
搬送する場合には、加工されたワークはアンローダにク
ランプされたままアンローダを折曲げ機側へ移動せしめ
てスラットコンベアのワーク搬送ローラを使用すること
なく、折曲げ機へ搬送させている。
搬送する場合には、加工されたワークはアンローダにク
ランプされたままアンローダを折曲げ機側へ移動せしめ
てスラットコンベアのワーク搬送ローラを使用すること
なく、折曲げ機へ搬送させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のごとく、タレットパンチプレスで加工されたワ
ークを次工程の例えば折曲げ機へ搬送する場合には、加
工されたワークはアンローダにクランプされた状態でア
ンローダを移動せしめることにより折曲げ機へ搬送され
るが、その際、加工されたワークは集積装置上に集積さ
れているワーク上を引きずるため集積装置上の集積ワー
クがずれてしまい、集積ワークのずれを直さなければな
らないという問題があった。
来技術のごとく、タレットパンチプレスで加工されたワ
ークを次工程の例えば折曲げ機へ搬送する場合には、加
工されたワークはアンローダにクランプされた状態でア
ンローダを移動せしめることにより折曲げ機へ搬送され
るが、その際、加工されたワークは集積装置上に集積さ
れているワーク上を引きずるため集積装置上の集積ワー
クがずれてしまい、集積ワークのずれを直さなければな
らないという問題があった。
【0005】この考案の目的は、上記問題点を改善する
ために、加工されたワークを集積装置に集積しないで次
工程へ搬送する際に、集積装置に集積されている集積ワ
ークをずらさずに次工程へ搬送できるようにしたワーク
の集積,搬送装置を提供することにある。
ために、加工されたワークを集積装置に集積しないで次
工程へ搬送する際に、集積装置に集積されている集積ワ
ークをずらさずに次工程へ搬送できるようにしたワーク
の集積,搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本考案は、板材加工機において加工されたワ
ークの一端側をワーククランプによりクランプして前記
板材加工機の外部へ搬出可能のアンローダ装置と、上記
アンローダ装置によって搬出されたワークを集積するた
めのパレットを支持して上下動可能のリフタと、前記ア
ンローダ装置によって前記パレットの上方位置へ搬出さ
れたワークを支持可能の複数のワーク搬送ローラを適宜
範囲に亘って回転可能に支持し、かつ上記複数のワーク
搬送ローラを、ワークを支持する上方位置とワークの支
持を回避した待機位置とへ移動可能のエンドレスのチェ
ンとを備え、前記複数のワーク搬送ローラがワークを支
持する上方位置に位置するときに複数のワーク搬送ロー
ラの一端側に接触押圧されて複数のワーク搬送ローラを
回転駆動可能のベルトを駆動回転可能に備えたフレーム
を、上記ベルトが各ワーク搬送ローラに接触した位置と
離反した位置とへ上下動可能に設けてなるものである。
に鑑みて、本考案は、板材加工機において加工されたワ
ークの一端側をワーククランプによりクランプして前記
板材加工機の外部へ搬出可能のアンローダ装置と、上記
アンローダ装置によって搬出されたワークを集積するた
めのパレットを支持して上下動可能のリフタと、前記ア
ンローダ装置によって前記パレットの上方位置へ搬出さ
れたワークを支持可能の複数のワーク搬送ローラを適宜
範囲に亘って回転可能に支持し、かつ上記複数のワーク
搬送ローラを、ワークを支持する上方位置とワークの支
持を回避した待機位置とへ移動可能のエンドレスのチェ
ンとを備え、前記複数のワーク搬送ローラがワークを支
持する上方位置に位置するときに複数のワーク搬送ロー
ラの一端側に接触押圧されて複数のワーク搬送ローラを
回転駆動可能のベルトを駆動回転可能に備えたフレーム
を、上記ベルトが各ワーク搬送ローラに接触した位置と
離反した位置とへ上下動可能に設けてなるものである。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0008】図4には例えば、板材加工機としてのタレ
ットパンチプレスで加工したワークを集積したり、ある
いは次工程の例えば折曲げ機へ搬送する工程ラインが示
されている。
ットパンチプレスで加工したワークを集積したり、ある
いは次工程の例えば折曲げ機へ搬送する工程ラインが示
されている。
【0009】図4を参照するに、この実施例の主要部で
あるワークの集積,搬送装置1の左側には例えばタレッ
トパンチプレス3が配置されていると共に、タレットパ
ンチプレス3の左側にはワークを集積した一枚取り装置
5が配置されている。
あるワークの集積,搬送装置1の左側には例えばタレッ
トパンチプレス3が配置されていると共に、タレットパ
ンチプレス3の左側にはワークを集積した一枚取り装置
5が配置されている。
【0010】前記ワークの集積,搬送装置1の右側には
順に通常の複数のパイプローラからなるワーク搬送装置
7,例えばしごき折曲げ機などの折曲げ機9が配置され
ている。
順に通常の複数のパイプローラからなるワーク搬送装置
7,例えばしごき折曲げ機などの折曲げ機9が配置され
ている。
【0011】前記タレットパンチプレス3はすでに公知
であるため概要のみを説明すると、回転自在な上,下タ
レット11,13の円周上には相対応した位置に複数の
パンチPとダイDがそれぞれ装着されている。この複数
のパンチP,ダイDから上,下タレット11,13を回
転割出して選択されたパンチP,ダイDが加工位置15
に位置決めされるようになっている。
であるため概要のみを説明すると、回転自在な上,下タ
レット11,13の円周上には相対応した位置に複数の
パンチPとダイDがそれぞれ装着されている。この複数
のパンチP,ダイDから上,下タレット11,13を回
転割出して選択されたパンチP,ダイDが加工位置15
に位置決めされるようになっている。
【0012】前記上,下タレット11,13の前側(図
4において下側)にはセンタテーブル17が固定して設
けられており、このセンタテーブル17の両側にはサイ
ドテーブル19が設けられている。このサイドテーブル
19にはセンタテーブル17を跨がってキャレッジベー
ス21が一体的に設けられていて、Y軸方向(図4にお
いて上下方向)へ移動されるようになっている。
4において下側)にはセンタテーブル17が固定して設
けられており、このセンタテーブル17の両側にはサイ
ドテーブル19が設けられている。このサイドテーブル
19にはセンタテーブル17を跨がってキャレッジベー
ス21が一体的に設けられていて、Y軸方向(図4にお
いて上下方向)へ移動されるようになっている。
【0013】また、キャレッジベース21にはX軸方向
(図4において左右方向)へ移動自在なキャレッジ23
が設けられており、このキャレッジ23にはワークWを
クランプする複数のワーククランプ25が備えられてい
る。
(図4において左右方向)へ移動自在なキャレッジ23
が設けられており、このキャレッジ23にはワークWを
クランプする複数のワーククランプ25が備えられてい
る。
【0014】前記一枚取り装置5はすでに公知であるた
め、詳細な説明を省略するが、上下動自在なリフタ上に
加工すべきワークWが集積されていて、例えば上下動自
在かつX軸方向へ移動自在なワーク吸着装置が設けられ
ている。
め、詳細な説明を省略するが、上下動自在なリフタ上に
加工すべきワークWが集積されていて、例えば上下動自
在かつX軸方向へ移動自在なワーク吸着装置が設けられ
ている。
【0015】したがって、一枚取り装置5のリフタに予
め集積されているワークを上面から一枚ずつワーク吸着
装置を下降させて吸着して上方へ持ち上げ、さらにX軸
方向のタレットパンチプレス3側へ移動せしめてタレッ
トパンチプレス3におけるセンタテーブル17,サイド
テーブル19上に載置される。
め集積されているワークを上面から一枚ずつワーク吸着
装置を下降させて吸着して上方へ持ち上げ、さらにX軸
方向のタレットパンチプレス3側へ移動せしめてタレッ
トパンチプレス3におけるセンタテーブル17,サイド
テーブル19上に載置される。
【0016】ワークWはワーククランプ25でクランプ
された状態でキャレッジ21をY軸方向へ、キャレッジ
23をX軸方向へ移動せしめることによって、ワークW
の所望位置が加工位置に位置決めされて選択されたパン
チPとダイDとの協働で打抜き加工が行なわれる。
された状態でキャレッジ21をY軸方向へ、キャレッジ
23をX軸方向へ移動せしめることによって、ワークW
の所望位置が加工位置に位置決めされて選択されたパン
チPとダイDとの協働で打抜き加工が行なわれる。
【0017】この加工されたワークWは後述するアンロ
ーダにより、ワークの集積,搬送装置1に搬送されて、
このワークの集積,搬送装置1のワーク集積装置に集積
されたり、あるいは必要に応じて例えば複数のパイプロ
ーラからなるワーク搬送装置7に送られ、さらに折曲げ
機9に送られて折曲げ加工が行なわれることになる。
ーダにより、ワークの集積,搬送装置1に搬送されて、
このワークの集積,搬送装置1のワーク集積装置に集積
されたり、あるいは必要に応じて例えば複数のパイプロ
ーラからなるワーク搬送装置7に送られ、さらに折曲げ
機9に送られて折曲げ加工が行なわれることになる。
【0018】前記ワークの集積,搬送装置1は、図1に
示されているように、床面に立設された矩形状の枠組み
されたフレーム27を備えており、このフレーム27内
にはワーク集積装置29が設けられている。しかも、こ
のワーク集積装置29は、上下動自在なリフタ31を備
えており、このリフタ31上に加工されたワークWを集
積するためのパレットPLが載置されている。
示されているように、床面に立設された矩形状の枠組み
されたフレーム27を備えており、このフレーム27内
にはワーク集積装置29が設けられている。しかも、こ
のワーク集積装置29は、上下動自在なリフタ31を備
えており、このリフタ31上に加工されたワークWを集
積するためのパレットPLが載置されている。
【0019】前記フレーム27の上部フレーム27Uや
左フレーム27Lの上,下部における前後(図1におい
て紙面に対して直交する表裏)にはスプロケット31,
33,35,37が回転自在に支承されており、かつ、
左側フレーム27Lの左方には駆動スプロケット39が
回転自在に支承されている。この駆動スプロケット39
の軸心には回転軸41の一端が装着されていると共に、
回転軸41の他端にはサーボモータのごとき駆動モータ
43が連動連結されている。
左フレーム27Lの上,下部における前後(図1におい
て紙面に対して直交する表裏)にはスプロケット31,
33,35,37が回転自在に支承されており、かつ、
左側フレーム27Lの左方には駆動スプロケット39が
回転自在に支承されている。この駆動スプロケット39
の軸心には回転軸41の一端が装着されていると共に、
回転軸41の他端にはサーボモータのごとき駆動モータ
43が連動連結されている。
【0020】また、前記スプロケット31,33,3
5,37および駆動スプロケット39にはチェン45が
巻回されている。このチェン45の一部にはX軸方向へ
適宜な間隔でY軸方向へ延伸した例えばパイプローラか
らなる複数のワーク搬送ローラ47が取付けられてい
る。これらを総称して搬送コンベア48と呼ぶことにす
る。
5,37および駆動スプロケット39にはチェン45が
巻回されている。このチェン45の一部にはX軸方向へ
適宜な間隔でY軸方向へ延伸した例えばパイプローラか
らなる複数のワーク搬送ローラ47が取付けられてい
る。これらを総称して搬送コンベア48と呼ぶことにす
る。
【0021】上記構成により、駆動モータ43を駆動せ
しめると、回転軸41を介して駆動スプロケット39が
回転されることによりチェン45が例えば時計方向廻り
に走行される。而して、チェン45に取付けられた複数
のワーク搬送ローラ47も同方向に走行して、ワーク集
積装置29の上方位置と、上方位置でない下方位置の待
機位置に位置決めされることになる。
しめると、回転軸41を介して駆動スプロケット39が
回転されることによりチェン45が例えば時計方向廻り
に走行される。而して、チェン45に取付けられた複数
のワーク搬送ローラ47も同方向に走行して、ワーク集
積装置29の上方位置と、上方位置でない下方位置の待
機位置に位置決めされることになる。
【0022】前記タレットパンチプレス3の右側におけ
るサイドテーブル19の上方とワークの集積,搬送装置
1の上方の適宜な高さ位置には、アンローダ装置49に
おけるローダビーム51が図1に示されているように、
X軸方向(一部省略)へ延伸して設けられている。この
ローダビーム51の下部にはX軸方向へ延伸したガイド
レール53が設けられている。このガイドレール53に
はすでに公知のローダ55が自走式駆動でX軸方向へ移
動自在に設けられている。このローダ55の下部には支
持フレーム57を介して複数のワーククランプ59が設
けられている。
るサイドテーブル19の上方とワークの集積,搬送装置
1の上方の適宜な高さ位置には、アンローダ装置49に
おけるローダビーム51が図1に示されているように、
X軸方向(一部省略)へ延伸して設けられている。この
ローダビーム51の下部にはX軸方向へ延伸したガイド
レール53が設けられている。このガイドレール53に
はすでに公知のローダ55が自走式駆動でX軸方向へ移
動自在に設けられている。このローダ55の下部には支
持フレーム57を介して複数のワーククランプ59が設
けられている。
【0023】上記構成により、タレットパンチプレス3
で加工されたワークWはアンローダ装置49のワークク
ランプ59で右側のサイドテーブル19側でクランプさ
れると、ローダ55をガイドレール53に案内されなが
らワークの集積,搬送装置1へ移動し、ワーク集積装置
29の上方に停止されることになる。
で加工されたワークWはアンローダ装置49のワークク
ランプ59で右側のサイドテーブル19側でクランプさ
れると、ローダ55をガイドレール53に案内されなが
らワークの集積,搬送装置1へ移動し、ワーク集積装置
29の上方に停止されることになる。
【0024】前記ワークの集積,搬送装置1におけるワ
ーク集積装置29の上方位置には、ワーク搬送ローラ4
7の一端側の上面を接触押圧すべく上動自在かつ回転自
在なコンベア装置61が設けられている。
ーク集積装置29の上方位置には、ワーク搬送ローラ4
7の一端側の上面を接触押圧すべく上動自在かつ回転自
在なコンベア装置61が設けられている。
【0025】このコンベア装置61は、図2および図3
に示されているように、ワーク搬送ローラ47の一端側
(図3において上側)にメインフレーム63を備えてお
り、このメインフレーム63にはX軸方向へ適宜な間隔
で複数の昇降用シリンダ65がブラケット67を介して
取付けられている。
に示されているように、ワーク搬送ローラ47の一端側
(図3において上側)にメインフレーム63を備えてお
り、このメインフレーム63にはX軸方向へ適宜な間隔
で複数の昇降用シリンダ65がブラケット67を介して
取付けられている。
【0026】前記各昇降用シリンダ65にはピストンロ
ッド69が装着されていると共に、このピストンロッド
69の先端は支持ブロック70を介してX軸方向へ延伸
し角パイプ状のフレーム71に取付けられている。ま
た、前記メインフレーム63には支持フレーム73を介
して複数の平行リンク75の一端が設けられていると共
に、この各平行リンク75の他端は別の支持フレーム7
7を介して前記フレーム71に設けられている。
ッド69が装着されていると共に、このピストンロッド
69の先端は支持ブロック70を介してX軸方向へ延伸
し角パイプ状のフレーム71に取付けられている。ま
た、前記メインフレーム63には支持フレーム73を介
して複数の平行リンク75の一端が設けられていると共
に、この各平行リンク75の他端は別の支持フレーム7
7を介して前記フレーム71に設けられている。
【0027】上記構成により、昇降用シリンダ65を作
動させると、ピストンロッド67の伸縮動によりフレー
ム71が上下動される。フレーム71が上下動される
際、各複数の平行リンク75の動きによりフレーム71
は上下方向へ水平に保持されることになる。なお、図2
に示したフレーム71の状態は下方へ下降した状態を示
している。
動させると、ピストンロッド67の伸縮動によりフレー
ム71が上下動される。フレーム71が上下動される
際、各複数の平行リンク75の動きによりフレーム71
は上下方向へ水平に保持されることになる。なお、図2
に示したフレーム71の状態は下方へ下降した状態を示
している。
【0028】前記フレーム71にはサーボモータのごと
き駆動モータ79が取付けられており、この駆動モータ
79に減速装置81が連結されている。この減速装置8
1の出力軸にはスプロケット83が装着されていると共
に、フレーム71の図3において右側には別のスプロケ
ット85が装着されている。このスプロケット83とス
プロケット85とにチェン87が巻回されている。
き駆動モータ79が取付けられており、この駆動モータ
79に減速装置81が連結されている。この減速装置8
1の出力軸にはスプロケット83が装着されていると共
に、フレーム71の図3において右側には別のスプロケ
ット85が装着されている。このスプロケット83とス
プロケット85とにチェン87が巻回されている。
【0029】前記スプロケット85に装着されているシ
ャフト89はフレーム71を貫通し、シャフト89他端
には駆動プーリ91が装着されていると共に、前記フレ
ーム71の反対側(図2および図3において左側)には
従動プーリ93が回転自在に支承されている。前記駆動
プーリ91と従動プーリ93とにはベルト95が巻回さ
れている。また、前記フレーム71の下部におけるX軸
方向の適宜な間隔には複数のアイドラローラ97が回転
自在に支承されている。
ャフト89はフレーム71を貫通し、シャフト89他端
には駆動プーリ91が装着されていると共に、前記フレ
ーム71の反対側(図2および図3において左側)には
従動プーリ93が回転自在に支承されている。前記駆動
プーリ91と従動プーリ93とにはベルト95が巻回さ
れている。また、前記フレーム71の下部におけるX軸
方向の適宜な間隔には複数のアイドラローラ97が回転
自在に支承されている。
【0030】上記構成により、駆動モータ79を駆動せ
しめると、減速装置81,スプロケット83,チェン8
7,スプロケット85およびシャフト89を介して駆動
プーリ91が回転される。駆動プーリ91が回転される
と、ベルト95が例えば図2において右方向へ走行され
ることになる。
しめると、減速装置81,スプロケット83,チェン8
7,スプロケット85およびシャフト89を介して駆動
プーリ91が回転される。駆動プーリ91が回転される
と、ベルト95が例えば図2において右方向へ走行され
ることになる。
【0031】したがって、ローダ55の移動によってワ
ーククランプ59にクランプされたワークWを、ワーク
集積装置29のパレットPL上に集積する場合には、ワ
ークWがワーク集積装置29の上方位置に位置決めさ
れ、まず駆動モータ43を駆動せしめてチェン45に取
付けられている複数のワーク搬送ローラ47上にワーク
Wが乗っかって停止される。継いで、ワーククランプ5
9でワークWをクランプした状態で再度駆動モータ43
を駆動せしめると、複数のワーク搬送ローラ47が退避
位置まで走行することにより、ワーク集積装置29の上
方が開放されて、ワーククランプ59をアンクランプせ
しめることによって、加工されたワークWはワーク集積
装置29のパレットPL上に落下して集積されることに
なる。なお、この場合には、コンベア装置61の昇降用
シリンダ63を作動させない状態とし、ベルト95はワ
ーク搬送ローラ47に接触押圧されない上方の退避位置
にある。
ーククランプ59にクランプされたワークWを、ワーク
集積装置29のパレットPL上に集積する場合には、ワ
ークWがワーク集積装置29の上方位置に位置決めさ
れ、まず駆動モータ43を駆動せしめてチェン45に取
付けられている複数のワーク搬送ローラ47上にワーク
Wが乗っかって停止される。継いで、ワーククランプ5
9でワークWをクランプした状態で再度駆動モータ43
を駆動せしめると、複数のワーク搬送ローラ47が退避
位置まで走行することにより、ワーク集積装置29の上
方が開放されて、ワーククランプ59をアンクランプせ
しめることによって、加工されたワークWはワーク集積
装置29のパレットPL上に落下して集積されることに
なる。なお、この場合には、コンベア装置61の昇降用
シリンダ63を作動させない状態とし、ベルト95はワ
ーク搬送ローラ47に接触押圧されない上方の退避位置
にある。
【0032】加工されたワークWを折曲げ機9側へ搬送
する場合には、加工されたワークWがワーク集積装置2
9の上方位置にまず停止される。次いで、ワーククラン
プ59をアンクランプさせると共に、コンベア装置61
の昇降用シリンダ65を作動させると、フレーム71が
下降し、ベルト95が前記ワーク搬送ローラ47の一端
側に接触押圧される。次に、駆動モータ79を駆動せし
めることによりベルト95がワーク搬送ローラ47に接
触押圧された状態で図2において右方へ走行してワーク
搬送ローラ47が回転される。このワーク搬送ローラ4
7の回転により、ワーク搬送ローラ47上に載置されて
いる加工されたワークWは折曲げ機1側へ搬送されるこ
とになる。なお、この場合には駆動モータ43を駆動さ
せないと共に、アイドラローラ97はベルト95がワー
ク搬送ローラ47によく接触押圧されるような役目を果
している。
する場合には、加工されたワークWがワーク集積装置2
9の上方位置にまず停止される。次いで、ワーククラン
プ59をアンクランプさせると共に、コンベア装置61
の昇降用シリンダ65を作動させると、フレーム71が
下降し、ベルト95が前記ワーク搬送ローラ47の一端
側に接触押圧される。次に、駆動モータ79を駆動せし
めることによりベルト95がワーク搬送ローラ47に接
触押圧された状態で図2において右方へ走行してワーク
搬送ローラ47が回転される。このワーク搬送ローラ4
7の回転により、ワーク搬送ローラ47上に載置されて
いる加工されたワークWは折曲げ機1側へ搬送されるこ
とになる。なお、この場合には駆動モータ43を駆動さ
せないと共に、アイドラローラ97はベルト95がワー
ク搬送ローラ47によく接触押圧されるような役目を果
している。
【0033】而して、加工されたワークWが折曲げ機9
側へ搬送される場合には、ワーク集積装置29上に集積
されている集積ワークに接触しないため、集積ワークが
ずれることをなくすことができる。
側へ搬送される場合には、ワーク集積装置29上に集積
されている集積ワークに接触しないため、集積ワークが
ずれることをなくすことができる。
【0034】なお、この考案は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0035】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本考案は、板材加工機において加工
されたワーク(W)の一端側をワーククランプ(59)
によりクランプして前記板材加工機の外部へ搬出可能の
アンローダ装置(49)と、上記アンローダ装置(4
9)によって搬出されたワーク(W)を集積するための
パレット(PL)を支持して上下動可能のリフタ(3
1)と、前記アンローダ装置(49)によって前記パレ
ット(PL)の上方位置へ搬出されたワーク(W)を支
持可能の複数のワーク搬送ローラ(47)を適宜範囲に
亘って回転可能に支持し、かつ上記複数のワーク搬送ロ
ーラ(47)を、ワーク(W)を支持する上方位置とワ
ーク(W)の支持を回避した待機位置とへ移動可能のエ
ンドレスのチェン(45)とを備え、前記複数のワーク
搬送ローラ(47)がワーク(W)を支持する上方位置
に位置するときに複数のワーク搬送ローラ(47)の一
端側に接触押圧されて複数のワーク搬送ローラ(47)
を回転駆動可能のベルト(95)を駆動回転可能に備え
たフレーム(71)を、上記ベルト(95)が各ワーク
搬送ローラ(47)に接触した位置と離反した位置とへ
上下動可能に設けてなるものである。
るように、要するに本考案は、板材加工機において加工
されたワーク(W)の一端側をワーククランプ(59)
によりクランプして前記板材加工機の外部へ搬出可能の
アンローダ装置(49)と、上記アンローダ装置(4
9)によって搬出されたワーク(W)を集積するための
パレット(PL)を支持して上下動可能のリフタ(3
1)と、前記アンローダ装置(49)によって前記パレ
ット(PL)の上方位置へ搬出されたワーク(W)を支
持可能の複数のワーク搬送ローラ(47)を適宜範囲に
亘って回転可能に支持し、かつ上記複数のワーク搬送ロ
ーラ(47)を、ワーク(W)を支持する上方位置とワ
ーク(W)の支持を回避した待機位置とへ移動可能のエ
ンドレスのチェン(45)とを備え、前記複数のワーク
搬送ローラ(47)がワーク(W)を支持する上方位置
に位置するときに複数のワーク搬送ローラ(47)の一
端側に接触押圧されて複数のワーク搬送ローラ(47)
を回転駆動可能のベルト(95)を駆動回転可能に備え
たフレーム(71)を、上記ベルト(95)が各ワーク
搬送ローラ(47)に接触した位置と離反した位置とへ
上下動可能に設けてなるものである。
【0036】上記構成により、本考案によれば、アンロ
ーダ装置49におけるワーククランプ59でもって板材
加工機において加工されたワークWの一端側をクランプ
して、リフタ31に支持されたパレットPLの上方位置
に位置する複数のワーク搬送ローラ47上に搬出するこ
とができるものである。そして、アンローダ装置49に
よるワークWの搬出を停止した後、チェン45を移動し
てワークWの支持位置から複数のワーク搬送ローラ47
を待機位置へ移動してワークWをリフタ31上のパレッ
トPLに載置するときにワーククランプ59によるワー
クWのクランプを解除することにより、パレットPLに
対して加工されたワークWの積載を正確に行うことがで
きるのである。
ーダ装置49におけるワーククランプ59でもって板材
加工機において加工されたワークWの一端側をクランプ
して、リフタ31に支持されたパレットPLの上方位置
に位置する複数のワーク搬送ローラ47上に搬出するこ
とができるものである。そして、アンローダ装置49に
よるワークWの搬出を停止した後、チェン45を移動し
てワークWの支持位置から複数のワーク搬送ローラ47
を待機位置へ移動してワークWをリフタ31上のパレッ
トPLに載置するときにワーククランプ59によるワー
クWのクランプを解除することにより、パレットPLに
対して加工されたワークWの積載を正確に行うことがで
きるのである。
【0037】また、前記アンローダ装置49によってワ
ークWをワーク搬送ローラ47上に搬出した後、ベルト
95を離反した位置から移動してワーク搬送ローラ47
の一端側に接触せしめて、ワーク搬送ローラ47を回転
せしめることにより、ワーク搬送ローラ47によってワ
ークWを次工程へ送り出すことができるものである。
ークWをワーク搬送ローラ47上に搬出した後、ベルト
95を離反した位置から移動してワーク搬送ローラ47
の一端側に接触せしめて、ワーク搬送ローラ47を回転
せしめることにより、ワーク搬送ローラ47によってワ
ークWを次工程へ送り出すことができるものである。
【0038】すなわち、本考案によれば、複数のワーク
搬送ローラ47上へのワークWの搬出はアンローダ装置
49によって行ない、その後に、複数の上記ワーク搬送
ローラ47を支持したチェン45を走行駆動するか、上
記ワーク搬送ローラ47にベルト95を接触せしめてワ
ーク搬送ローラ47を回転駆動するかを選択することに
より、パレットPL上にワークWを積載するか次工程へ
ワークWを送り出すかの選択をすることができるもので
ある。
搬送ローラ47上へのワークWの搬出はアンローダ装置
49によって行ない、その後に、複数の上記ワーク搬送
ローラ47を支持したチェン45を走行駆動するか、上
記ワーク搬送ローラ47にベルト95を接触せしめてワ
ーク搬送ローラ47を回転駆動するかを選択することに
より、パレットPL上にワークWを積載するか次工程へ
ワークWを送り出すかの選択をすることができるもので
ある。
【図1】この考案に係るワークの集積,搬送装置におけ
る概念説明図である。
る概念説明図である。
【図2】この考案の主要部である上下動自在かつ回転自
在なコンベア装置の側面図である。
在なコンベア装置の側面図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】この考案のワークの集積,搬送装置を用いたワ
ーク加工ラインの一例を示す概略平面図である。
ーク加工ラインの一例を示す概略平面図である。
1 ワークの集積,搬送装置 27 フレーム 29 ワーク集積装置 31 リフタ 45 チェン 47 ワーク搬送ローラ 48 搬送コンベア 49 アンローダ装置 55 ローダ 59 ワーククランプ 61 コンベア装置 65 昇降用シリンダ 71 フレーム 75 平行リンク 79 駆動モータ 91 駆動プーリ 93 従動プーリ 95 ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 板材加工機において加工されたワーク
(W)の一端側をワーククランプ(59)によりクラン
プして前記板材加工機の外部へ搬出可能のアンローダ装
置(49)と、上記アンローダ装置(49)によって搬
出されたワーク(W)を集積するためのパレット(P
L)を支持して上下動可能のリフタ(31)と、前記ア
ンローダ装置(49)によって前記パレット(PL)の
上方位置へ搬出されたワーク(W)を支持可能の複数の
ワーク搬送ローラ(47)を適宜範囲に亘って回転可能
に支持し、かつ上記複数のワーク搬送ローラ(47)
を、ワーク(W)を支持する上方位置とワーク(W)の
支持を回避した待機位置とへ移動可能のエンドレスのチ
ェン(45)とを備え、前記複数のワーク搬送ローラ
(47)がワーク(W)を支持する上方位置に位置する
ときに複数のワーク搬送ローラ(47)の一端側に接触
押圧されて複数のワーク搬送ローラ(47)を回転駆動
可能のベルト(95)を駆動回転可能に備えたフレーム
(71)を、上記ベルト(95)が各ワーク搬送ローラ
(47)に接触した位置と離反した位置とへ上下動可能
に設けてなることを特徴とするワークの集積,搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991008289U JP2582933Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | ワークの集積,搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991008289U JP2582933Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | ワークの集積,搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105055U JPH04105055U (ja) | 1992-09-10 |
JP2582933Y2 true JP2582933Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=31740585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991008289U Expired - Fee Related JP2582933Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | ワークの集積,搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582933Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044457A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-09 | Moriyama Seisakusho:Kk | 自動積載装置 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP1991008289U patent/JP2582933Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04105055U (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |