JP2579202Y2 - 圧力補償弁を備えた操作弁 - Google Patents
圧力補償弁を備えた操作弁Info
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- JP2579202Y2 JP2579202Y2 JP1992030355U JP3035592U JP2579202Y2 JP 2579202 Y2 JP2579202 Y2 JP 2579202Y2 JP 1992030355 U JP1992030355 U JP 1992030355U JP 3035592 U JP3035592 U JP 3035592U JP 2579202 Y2 JP2579202 Y2 JP 2579202Y2
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- Japan
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- pressure
- port
- actuator
- ports
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2264—Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
- E02F9/2267—Valves or distributors
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
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- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2225—Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves
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- E02F9/2264—Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
- E02F9/2271—Actuators and supports therefor and protection therefor
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- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2296—Systems with a variable displacement pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B13/02—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
- F15B13/04—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor
- F15B13/0416—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with a single servomotor with means or adapted for load sensing
- F15B13/0417—Load sensing elements; Internal fluid connections therefor; Anti-saturation or pressure-compensation valves
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、圧力補償弁を備えた操
作弁に関する。
作弁に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの油圧ポンプの吐出圧油を複数の油
圧アクチュエータに供給するには、油圧ポンプの吐出路
に複数の操作弁を設け、その操作弁を切換えることで各
油圧アクチュエータに圧油を供給すれば良いが、このよ
うにすると複数の油圧アクチュエータに圧油を同時に供
給する際に、負荷の小さな油圧アクチュエータにのみ圧
油が供給されて負荷の大きな油圧アクチュエータに圧油
が供給されなくなってしまう。このことを解消する油圧
回路として、例えば特公平2−49405号公報に示す
ものが提案されている。
圧アクチュエータに供給するには、油圧ポンプの吐出路
に複数の操作弁を設け、その操作弁を切換えることで各
油圧アクチュエータに圧油を供給すれば良いが、このよ
うにすると複数の油圧アクチュエータに圧油を同時に供
給する際に、負荷の小さな油圧アクチュエータにのみ圧
油が供給されて負荷の大きな油圧アクチュエータに圧油
が供給されなくなってしまう。このことを解消する油圧
回路として、例えば特公平2−49405号公報に示す
ものが提案されている。
【0003】かかる油圧回路を模式的に示すと図1に示
すようになる。つまり、油圧ポンプ1の吐出路1aに複
数の操作弁2を設け、各操作弁2と各油圧アクチュエー
タ3を接続する回路4に圧力補償弁5をそれぞれ設ける
と共に、各回路4の圧力、つまり負荷圧における最も高
い圧力をチェック弁6を備えた負荷圧検出路7で検出
し、その検出した負荷圧を各圧力補償弁5に作用してそ
の負荷圧に見合う圧力にセットし、各操作弁2の出口側
圧力を低しくして各操作弁2を同時操作した時に各操作
弁の開口面積に比例した分流比で各油圧アクチュエータ
3に圧油を供給できるようにしてある。
すようになる。つまり、油圧ポンプ1の吐出路1aに複
数の操作弁2を設け、各操作弁2と各油圧アクチュエー
タ3を接続する回路4に圧力補償弁5をそれぞれ設ける
と共に、各回路4の圧力、つまり負荷圧における最も高
い圧力をチェック弁6を備えた負荷圧検出路7で検出
し、その検出した負荷圧を各圧力補償弁5に作用してそ
の負荷圧に見合う圧力にセットし、各操作弁2の出口側
圧力を低しくして各操作弁2を同時操作した時に各操作
弁の開口面積に比例した分流比で各油圧アクチュエータ
3に圧油を供給できるようにしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかる油圧回路である
と、操作弁2、圧力補償弁5、負荷圧検出路7を回路4
に設けるので、回路構成が複雑となるばかりか全体が大
きくなって設置スペースが広くなる。これを解消するに
は操作弁2、圧力補償弁5、負荷圧検出路7を17のブ
ロックにまとめて設ければ良いが、ただ単にブロックに
設けたのではブロックが大きくなってしまう。
と、操作弁2、圧力補償弁5、負荷圧検出路7を回路4
に設けるので、回路構成が複雑となるばかりか全体が大
きくなって設置スペースが広くなる。これを解消するに
は操作弁2、圧力補償弁5、負荷圧検出路7を17のブ
ロックにまとめて設ければ良いが、ただ単にブロックに
設けたのではブロックが大きくなってしまう。
【0005】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした圧力補償弁を備えた操作弁を提供することを
目的とする。
ようにした圧力補償弁を備えた操作弁を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】左右1対の独立したポン
プポート13・13、出力ポート12・12、アクチュ
エータポート14・14、タンクポート15・15を形
成した弁本体10と、この弁本体10に形成した一方の
ポンプポート13と出力ポート12を連通し、アクチュ
エータポート14とタンクポート15を遮断し、他方の
ポンプポート13と出力ポート12を遮断し、アクチュ
エータポート14とタンクポート15を連通にして、油
圧アクチュエータへの流体供給方向と流量を制御するス
プール19と、ポンプ圧の出力ポート12・12とアク
チュエータポート14・14の間に位置し、ポンプ圧に
よって開弁する弁部30及びアクチュエータポート14
・14内の空間を摺動するように保持され、負荷圧によ
って前記弁部30を閉弁方向に押圧する押し部31とか
らなり、前記出力ポート12・12に流れる圧力流体の
流量を圧力補償する圧力補償弁Bと、一方または他方の
アクチュエータポート14・14からの検出負荷圧力と
他の油圧アクチュエータからの検出負荷圧力の最高圧力
を選択して、前記圧力補償弁Bの押し部31・31に差
し向けるシャトル弁18とを具備する操作弁において、
前記圧力補償弁Bの押し部31を、弁本体10内に形成
されシャトル弁18からの負荷圧が導入する環状空間4
0に臨む半径方向の細孔41、及びアクチュエータポー
ト14に臨む盲穴35を有するスリーブ34と、該スリ
ーブ34内に位置され前記細孔41からの負荷圧と前記
アクチュエータポート14からのアクチュエータ保持圧
を室49に導く通路を有し前記室49の圧力により動か
されて弁部30を閉弁側に押圧するピストン36と、こ
のピストン36内に位置されてバネ39をかいしピスト
ン36を前記弁部30に偏奇付勢すると共に、内部にボ
ール46とボール46の移動により前記通路の細孔41
側を室49を連通し、または前記通路のアクチュエータ
ポート14側を室49に連通する摺動子38とから構成
した圧力補償弁を備えた操作弁。
プポート13・13、出力ポート12・12、アクチュ
エータポート14・14、タンクポート15・15を形
成した弁本体10と、この弁本体10に形成した一方の
ポンプポート13と出力ポート12を連通し、アクチュ
エータポート14とタンクポート15を遮断し、他方の
ポンプポート13と出力ポート12を遮断し、アクチュ
エータポート14とタンクポート15を連通にして、油
圧アクチュエータへの流体供給方向と流量を制御するス
プール19と、ポンプ圧の出力ポート12・12とアク
チュエータポート14・14の間に位置し、ポンプ圧に
よって開弁する弁部30及びアクチュエータポート14
・14内の空間を摺動するように保持され、負荷圧によ
って前記弁部30を閉弁方向に押圧する押し部31とか
らなり、前記出力ポート12・12に流れる圧力流体の
流量を圧力補償する圧力補償弁Bと、一方または他方の
アクチュエータポート14・14からの検出負荷圧力と
他の油圧アクチュエータからの検出負荷圧力の最高圧力
を選択して、前記圧力補償弁Bの押し部31・31に差
し向けるシャトル弁18とを具備する操作弁において、
前記圧力補償弁Bの押し部31を、弁本体10内に形成
されシャトル弁18からの負荷圧が導入する環状空間4
0に臨む半径方向の細孔41、及びアクチュエータポー
ト14に臨む盲穴35を有するスリーブ34と、該スリ
ーブ34内に位置され前記細孔41からの負荷圧と前記
アクチュエータポート14からのアクチュエータ保持圧
を室49に導く通路を有し前記室49の圧力により動か
されて弁部30を閉弁側に押圧するピストン36と、こ
のピストン36内に位置されてバネ39をかいしピスト
ン36を前記弁部30に偏奇付勢すると共に、内部にボ
ール46とボール46の移動により前記通路の細孔41
側を室49を連通し、または前記通路のアクチュエータ
ポート14側を室49に連通する摺動子38とから構成
した圧力補償弁を備えた操作弁。
【0007】
【作 用】弁本体10に左右一対のポンプポート1
3、出力ポート12、アクチュエータポート14、タン
クポート15を形成し、それらのポートをスプール19
で連通・遮断するようにしたことで操作弁とすると共
に、その弁本体10に弁部30と押し部31を設けて圧
力補償弁Bとしたので、圧力補償弁を備えた操作弁をコ
ンパクトにできる。また、弁部30と押し部31で圧力
補償弁Bとしてあるし、検出負荷圧力とアクチュエータ
保持圧力の高い方の圧力で押し部31によって弁部30
を閉弁方向に押すので、弁部30がチェック弁機能を有
してポンプ回路にチェック弁を設ける必要がないし、複
数の油圧アクチュエータの検出負荷圧力に応じて圧力補
償できる。しかもアクチュエータポート14の圧力が環
状空間40の検出負荷圧力よりも高い時にはアクチュエ
ータポート14の圧力が室49に流入して弁部30を押
すことができ、スプール19を中立位置とした時に油圧
アクチュエータの保持圧を圧力補償に利用できるから、
スプール19を中立位置から第1位置又は第2位置に摺
動した時に圧力補償弁Bが負荷圧によって直ちに高圧セ
ットになって応答性が向上する。
3、出力ポート12、アクチュエータポート14、タン
クポート15を形成し、それらのポートをスプール19
で連通・遮断するようにしたことで操作弁とすると共
に、その弁本体10に弁部30と押し部31を設けて圧
力補償弁Bとしたので、圧力補償弁を備えた操作弁をコ
ンパクトにできる。また、弁部30と押し部31で圧力
補償弁Bとしてあるし、検出負荷圧力とアクチュエータ
保持圧力の高い方の圧力で押し部31によって弁部30
を閉弁方向に押すので、弁部30がチェック弁機能を有
してポンプ回路にチェック弁を設ける必要がないし、複
数の油圧アクチュエータの検出負荷圧力に応じて圧力補
償できる。しかもアクチュエータポート14の圧力が環
状空間40の検出負荷圧力よりも高い時にはアクチュエ
ータポート14の圧力が室49に流入して弁部30を押
すことができ、スプール19を中立位置とした時に油圧
アクチュエータの保持圧を圧力補償に利用できるから、
スプール19を中立位置から第1位置又は第2位置に摺
動した時に圧力補償弁Bが負荷圧によって直ちに高圧セ
ットになって応答性が向上する。
【0008】
【実 施 例】図2に示すように、弁本体10は上部面
10aと下部面10bと左側面10cと右側面10dと
正面、背面を有するほぼ直方体形状となり、その弁本体
10の上下方向中間部に左側面10cと右側面10dに
開口した左右方向に連続するスプール孔11が形成して
ある。前記弁本体10のスプール孔11の左右両側に左
右一対の出力ポート12,12と左右一対のポンプポー
ト13,13と左右一対のアクチュエータポート14,
14と左右一対のタンクポート15,15を形成し、か
つスプール孔11の左右中間部に負荷圧検出ポート16
を形成し、この負荷圧検出ポート16は弁本体10の上
部面10aに開口した負荷圧検出孔17に連通し、この
上端面10aにシャトル弁18が取付けてある。前記ス
プール孔11に嵌挿したスプール19の左右中間部に左
右一対の第1小径部20,20と左右一対の第1切欠溝
21,21が形成されてポンプポート13と出力ポート
12を連通・遮断する左右のメータイン絞り部aを構成
しており、前記スプール19の左右両側に一対の第2小
径部22,22と左右一対の第2切欠溝23,23が形
成されてアクチュエータポート14とタンクポート15
を連通・遮断する左右のメータアウト絞り部bを構成
し、前記スプール19は左右のバネ24,24で図2に
示す中立位置に保持されて各ポートを遮断し、左側の受
圧室25にパイロット圧油を供給するとスプール19が
右方に摺動して第1位置となって右側のポンプポート1
3と右側の出力ポート12を連通し、かつ左側のアクチ
ュエータポート14と左側のタンクポート15が連通
し、右側の受圧室26にパイロット圧油を供給するとス
プール19が左方に摺動して第2位置となって左側のポ
ンプポート13と左側の出力ポート12が連通し、かつ
右側のアクチュエータポート14と右側のタンクポート
15が連通する。これによって操作弁Aを構成してい
る。
10aと下部面10bと左側面10cと右側面10dと
正面、背面を有するほぼ直方体形状となり、その弁本体
10の上下方向中間部に左側面10cと右側面10dに
開口した左右方向に連続するスプール孔11が形成して
ある。前記弁本体10のスプール孔11の左右両側に左
右一対の出力ポート12,12と左右一対のポンプポー
ト13,13と左右一対のアクチュエータポート14,
14と左右一対のタンクポート15,15を形成し、か
つスプール孔11の左右中間部に負荷圧検出ポート16
を形成し、この負荷圧検出ポート16は弁本体10の上
部面10aに開口した負荷圧検出孔17に連通し、この
上端面10aにシャトル弁18が取付けてある。前記ス
プール孔11に嵌挿したスプール19の左右中間部に左
右一対の第1小径部20,20と左右一対の第1切欠溝
21,21が形成されてポンプポート13と出力ポート
12を連通・遮断する左右のメータイン絞り部aを構成
しており、前記スプール19の左右両側に一対の第2小
径部22,22と左右一対の第2切欠溝23,23が形
成されてアクチュエータポート14とタンクポート15
を連通・遮断する左右のメータアウト絞り部bを構成
し、前記スプール19は左右のバネ24,24で図2に
示す中立位置に保持されて各ポートを遮断し、左側の受
圧室25にパイロット圧油を供給するとスプール19が
右方に摺動して第1位置となって右側のポンプポート1
3と右側の出力ポート12を連通し、かつ左側のアクチ
ュエータポート14と左側のタンクポート15が連通
し、右側の受圧室26にパイロット圧油を供給するとス
プール19が左方に摺動して第2位置となって左側のポ
ンプポート13と左側の出力ポート12が連通し、かつ
右側のアクチュエータポート14と右側のタンクポート
15が連通する。これによって操作弁Aを構成してい
る。
【0009】前記左右一対のポンプポート13,13は
入口油孔27で弁本体10の下部面10bに開口し、前
記左右のアクチュエータポート14,14はアクチュエ
ータ用油孔28で弁本体10の上部面10aにそれぞれ
開口し、前記出力ポート12は出力用油孔29で前記ア
クチュエータ用油孔25に開口し、かつその開口部に圧
力補償弁Bが設けてあって、その圧力補償弁Bは弁本体
10の左右上部寄り位置にそれぞれ位置している。
入口油孔27で弁本体10の下部面10bに開口し、前
記左右のアクチュエータポート14,14はアクチュエ
ータ用油孔28で弁本体10の上部面10aにそれぞれ
開口し、前記出力ポート12は出力用油孔29で前記ア
クチュエータ用油孔25に開口し、かつその開口部に圧
力補償弁Bが設けてあって、その圧力補償弁Bは弁本体
10の左右上部寄り位置にそれぞれ位置している。
【0010】前記圧力補償弁Bは弁部30と、その弁部
30を閉じ側に押す押し部31より、その弁部30は図
3に示すように弁本体10のシート座32に圧着するシ
ート面33を有するコーンタイプの弁を有し、出力ポー
ト12の圧油で押されてシート面33がシート座32よ
り離れる方向に押される。前記押し部31は弁本体10
のアクチュエータ用油孔28に開口した取付用穴33a
に嵌合して固着されたスリーブ34を有し、このスリー
ブ34の盲穴35内にピストン36を嵌合し、そのピス
トン36の盲穴37内に摺動子38を嵌合し、スリーブ
34の盲穴35の底部と摺動子38との間にバネ39を
設け、取付用穴33とスリーブ34との間の環状空間4
0が細孔41、環状溝42、孔43、孔44で摺動子3
8の段付孔45に開口し、この段付孔45にボール46
が設けられてピストン36の油孔47より流入するアク
チュエータポート14の圧力と前記環状空間40より流
入する圧力を比較して高い方の圧力を摺動子38のスリ
ット48を経てバネ室49に供給するようにしてある。
つまり段付孔45とボール46でシャトル弁を構成して
いる。これにより、バネ39のバネ力とバネ室49に供
給される圧力とでピストン36が押されて弁部30を押
してシート面33をシート座32に圧着する。
30を閉じ側に押す押し部31より、その弁部30は図
3に示すように弁本体10のシート座32に圧着するシ
ート面33を有するコーンタイプの弁を有し、出力ポー
ト12の圧油で押されてシート面33がシート座32よ
り離れる方向に押される。前記押し部31は弁本体10
のアクチュエータ用油孔28に開口した取付用穴33a
に嵌合して固着されたスリーブ34を有し、このスリー
ブ34の盲穴35内にピストン36を嵌合し、そのピス
トン36の盲穴37内に摺動子38を嵌合し、スリーブ
34の盲穴35の底部と摺動子38との間にバネ39を
設け、取付用穴33とスリーブ34との間の環状空間4
0が細孔41、環状溝42、孔43、孔44で摺動子3
8の段付孔45に開口し、この段付孔45にボール46
が設けられてピストン36の油孔47より流入するアク
チュエータポート14の圧力と前記環状空間40より流
入する圧力を比較して高い方の圧力を摺動子38のスリ
ット48を経てバネ室49に供給するようにしてある。
つまり段付孔45とボール46でシャトル弁を構成して
いる。これにより、バネ39のバネ力とバネ室49に供
給される圧力とでピストン36が押されて弁部30を押
してシート面33をシート座32に圧着する。
【0011】前記スプール19の軸心には左右一対の負
荷圧検出孔50,50を形成し、その負荷圧検出孔50
を第1ポート51で第1小径部20に開口し、第2ポー
ト52で負荷圧検出ポート16に開口し、ボール53を
介して第3ポート54でアクチュエータポート14に開
口してスプール19を第1位置又は第2位置とすると一
方の出力ポート12の圧力が第1ポート51、負荷圧検
出孔50、第2ポート24で負荷圧検出ポート16に負
荷圧として流入するようにして負荷圧検出部Cを構成し
ている。
荷圧検出孔50,50を形成し、その負荷圧検出孔50
を第1ポート51で第1小径部20に開口し、第2ポー
ト52で負荷圧検出ポート16に開口し、ボール53を
介して第3ポート54でアクチュエータポート14に開
口してスプール19を第1位置又は第2位置とすると一
方の出力ポート12の圧力が第1ポート51、負荷圧検
出孔50、第2ポート24で負荷圧検出ポート16に負
荷圧として流入するようにして負荷圧検出部Cを構成し
ている。
【0012】前記アクチュエータポート14とタンクポ
ート15は連通孔60で連通し、この連通孔60は安全
弁又は吸込弁などの補助弁61で連通・遮断される。
ート15は連通孔60で連通し、この連通孔60は安全
弁又は吸込弁などの補助弁61で連通・遮断される。
【0013】前記シャトル弁18は図4に示すように下
面に開口した段付孔62を有する弁本体63と、この段
付孔62の下部大径孔62aに嵌合したシート64と、
段付孔62の中間部中間径孔62bに嵌合したボールハ
ウジング65と、このボールハウジング65内に設けた
ボール66より成り、負荷圧検出孔17より流入した圧
油と上部小径孔62cに流入した圧油を比較して高い方
の圧油を出口ポート67より負荷圧検出路68に出力
し、その負荷圧検出路68内の負荷圧が前記圧力補償弁
Bの押し部31における環状空間40に接続している。
面に開口した段付孔62を有する弁本体63と、この段
付孔62の下部大径孔62aに嵌合したシート64と、
段付孔62の中間部中間径孔62bに嵌合したボールハ
ウジング65と、このボールハウジング65内に設けた
ボール66より成り、負荷圧検出孔17より流入した圧
油と上部小径孔62cに流入した圧油を比較して高い方
の圧油を出口ポート67より負荷圧検出路68に出力
し、その負荷圧検出路68内の負荷圧が前記圧力補償弁
Bの押し部31における環状空間40に接続している。
【0014】次に作動を説明する。図2の状態から左側
受圧室25にパイロット圧油を供給してスプール19を
第1位置に摺動すると、油圧ポンプPの吐出圧油は右側
のポンプポート13より右側のメータイン絞り部aを通
って右側の出力ポート12に流れ、右側の圧力補償弁B
の弁部30を押し開いて右側のアクチュエータ用油孔2
8から油圧アクチュエータDの第1室D1 に流れる。油
圧アクチュエータDの第2室D2 からの戻り油は左側の
アクチュエータ用油孔28、左側のアクチュエータポー
ト14より左側のメータアウト絞り部bを通って左側の
タンクポート15に流出する。
受圧室25にパイロット圧油を供給してスプール19を
第1位置に摺動すると、油圧ポンプPの吐出圧油は右側
のポンプポート13より右側のメータイン絞り部aを通
って右側の出力ポート12に流れ、右側の圧力補償弁B
の弁部30を押し開いて右側のアクチュエータ用油孔2
8から油圧アクチュエータDの第1室D1 に流れる。油
圧アクチュエータDの第2室D2 からの戻り油は左側の
アクチュエータ用油孔28、左側のアクチュエータポー
ト14より左側のメータアウト絞り部bを通って左側の
タンクポート15に流出する。
【0015】右側のメータイン絞り部aに流れた圧油は
第1小径部20、第1ポート51より右側の負荷圧検出
孔50に流入し、その圧油の一部はボール53を押し開
いて第3ポート54から右側のアクチュエータポート1
4に流れて減圧され、その減圧された圧油が第2ポート
52から負荷圧検出ポート16に流れ、負荷圧検出孔1
7、シャトル弁18より負荷圧検出路68に導入され
る。この負荷圧検出路68に導入された負荷圧は圧力補
償弁Bの押し部31の環状空間40に流入し、各孔を通
ってバネ室49に流入して摺動体35を押して弁部30
を押すから、従来と同様に圧力補償できる。
第1小径部20、第1ポート51より右側の負荷圧検出
孔50に流入し、その圧油の一部はボール53を押し開
いて第3ポート54から右側のアクチュエータポート1
4に流れて減圧され、その減圧された圧油が第2ポート
52から負荷圧検出ポート16に流れ、負荷圧検出孔1
7、シャトル弁18より負荷圧検出路68に導入され
る。この負荷圧検出路68に導入された負荷圧は圧力補
償弁Bの押し部31の環状空間40に流入し、各孔を通
ってバネ室49に流入して摺動体35を押して弁部30
を押すから、従来と同様に圧力補償できる。
【0016】圧力補償弁Bは弁部30と押し部31に分
割した構造であるから、弁部30がチェック弁機能を有
してポンプ回路にチェック弁を設ける必要がないし、各
油圧アクチュエータに応じた圧力補償精度を容易に設定
できる。また、アクチュエータポート14の圧力が環状
空間40の圧力よりも高い時にはアクチュエータポート
14の圧力がボール46(シャトル弁)によってバネ室
49に流入して弁部30を押すことができ、スプール1
9を中立位置とした時に油圧アクチュエータDの保持圧
を圧力補償に利用できるから、スプール19を中立位置
から第1位置又は第2位置に摺動した時に圧力補償弁B
が負荷圧によって直ちに高圧セットになって応答性が向
上する。つまり、ボール46を設けずに油圧アクチュエ
ータDの保持圧をバネ室49に供給しない場合にはスプ
ール19を第1又は第2位置とした時にバネ室49内の
圧力が上昇するまでに時間遅れが生じて応答性が低下す
る。
割した構造であるから、弁部30がチェック弁機能を有
してポンプ回路にチェック弁を設ける必要がないし、各
油圧アクチュエータに応じた圧力補償精度を容易に設定
できる。また、アクチュエータポート14の圧力が環状
空間40の圧力よりも高い時にはアクチュエータポート
14の圧力がボール46(シャトル弁)によってバネ室
49に流入して弁部30を押すことができ、スプール1
9を中立位置とした時に油圧アクチュエータDの保持圧
を圧力補償に利用できるから、スプール19を中立位置
から第1位置又は第2位置に摺動した時に圧力補償弁B
が負荷圧によって直ちに高圧セットになって応答性が向
上する。つまり、ボール46を設けずに油圧アクチュエ
ータDの保持圧をバネ室49に供給しない場合にはスプ
ール19を第1又は第2位置とした時にバネ室49内の
圧力が上昇するまでに時間遅れが生じて応答性が低下す
る。
【0017】図5は圧力補償弁Bの変形例を示し、ピス
トン36の外周面にシール材70を設けてスリーブ34
の盲穴35との間をシールしてある。このようにすれ
ば、油圧アクチュエータDの保持圧がスリーブ34の盲
穴35とピストン36の外周面との間から環状空間40
に流入することがなく、油圧アクチュエータDの自然降
下を防止できる。すなわち、シール材70を設けない場
合には油圧アクチュエータDの保持圧が高圧であるとス
リーブ34の盲穴35とピストン36の外周面との間か
ら環状空間40に保持圧によって圧油が流れ、負荷圧検
出路68に流れて内部リークとなるために油圧アクチュ
エータDか自然降下することがある。
トン36の外周面にシール材70を設けてスリーブ34
の盲穴35との間をシールしてある。このようにすれ
ば、油圧アクチュエータDの保持圧がスリーブ34の盲
穴35とピストン36の外周面との間から環状空間40
に流入することがなく、油圧アクチュエータDの自然降
下を防止できる。すなわち、シール材70を設けない場
合には油圧アクチュエータDの保持圧が高圧であるとス
リーブ34の盲穴35とピストン36の外周面との間か
ら環状空間40に保持圧によって圧油が流れ、負荷圧検
出路68に流れて内部リークとなるために油圧アクチュ
エータDか自然降下することがある。
【0018】図6は負荷圧検出部Cの変形例を示し、ス
プール19に形成した左右の第2ポート52,52を斜
めとして反対側の負荷圧検出孔50の端部とオーバーラ
ップする位置の環状凹部71,71にそれぞれ開口し、
スプール19にこの環状凹部71に連続する左右の切欠
溝72を形成する。これにより、スプール19を図6に
示すように第1位置とした時に右側の負荷圧検出孔50
より第2ポート52を経て負荷圧検出ポート16に流入
した圧油の一部が切欠溝72、環状溝71を経て左側の
第2ポート52より左側の負荷圧検出孔50に流入し、
第1ポート51より左側の出口ポート12に流入して圧
力補償弁Bの弁部30を押し開いて左側のメータアウト
絞り部bより左側のタンクポート15に流出する。した
がって、負荷圧の一部がタンクに流出して負荷圧検出路
68に導入する負荷圧の圧力が低くなり、この負荷圧に
よって油圧ポンプの容量を制御する際に負荷圧が急激に
上昇しても油圧ポンプの容量がゆっくりと制御されるの
で、パワーショベルの上部旋回車体等の慣性の大きな負
荷を油圧アクチュエータで駆動する際にポンプ吐出圧が
駆動初期に急激に高くなってハンチングすることを防止
できる。
プール19に形成した左右の第2ポート52,52を斜
めとして反対側の負荷圧検出孔50の端部とオーバーラ
ップする位置の環状凹部71,71にそれぞれ開口し、
スプール19にこの環状凹部71に連続する左右の切欠
溝72を形成する。これにより、スプール19を図6に
示すように第1位置とした時に右側の負荷圧検出孔50
より第2ポート52を経て負荷圧検出ポート16に流入
した圧油の一部が切欠溝72、環状溝71を経て左側の
第2ポート52より左側の負荷圧検出孔50に流入し、
第1ポート51より左側の出口ポート12に流入して圧
力補償弁Bの弁部30を押し開いて左側のメータアウト
絞り部bより左側のタンクポート15に流出する。した
がって、負荷圧の一部がタンクに流出して負荷圧検出路
68に導入する負荷圧の圧力が低くなり、この負荷圧に
よって油圧ポンプの容量を制御する際に負荷圧が急激に
上昇しても油圧ポンプの容量がゆっくりと制御されるの
で、パワーショベルの上部旋回車体等の慣性の大きな負
荷を油圧アクチュエータで駆動する際にポンプ吐出圧が
駆動初期に急激に高くなってハンチングすることを防止
できる。
【0019】図7はシャトル弁18の替りにチェック弁
80を取付けた例を示し、このチェック弁80は弁本体
10の上部面10aに取付穴81を形成し、その取付穴
81にスリーブ82を螺合して取付け、このスリーブ8
2内にポペット83を設け、そのポペット83をバネ8
4で押してシート座85に圧着して成る。
80を取付けた例を示し、このチェック弁80は弁本体
10の上部面10aに取付穴81を形成し、その取付穴
81にスリーブ82を螺合して取付け、このスリーブ8
2内にポペット83を設け、そのポペット83をバネ8
4で押してシート座85に圧着して成る。
【0020】
【考案の効果】弁本体10に左右一対のポンプポート1
3、出力ポート12、アクチュエータポート14、タン
クポート15を形成し、それらのポートをスプール19
で連通・遮断するようにしたことで操作弁とすると共
に、その弁本体10に弁部30と押し部31を設けて圧
力補償弁Bとしたので、圧力補償弁を備えた操作弁をコ
ンパクトにできる。また、弁部30と押し部31で圧力
補償弁Bとしてあるし、検出負荷圧力とアクチュエータ
保持圧力の高い方の圧力で押し部31によって弁部30
を閉弁方向に押すので、弁部30がチェック弁機能を有
してポンプ回路にチェック弁を設ける必要がないし、複
数の油圧アクチュエータの検出負荷圧力に応じて圧力補
償できる。しかもアクチュエータポート14の圧力が環
状空間40の検出負荷圧力よりも高い時にはアクチュエ
ータポート14の圧力が室49に流入して弁部30を押
すことができ、スプール19を中立位置とした時に油圧
アクチュエータの保持圧を圧力補償に利用できるから、
スプール19を中立位置から第1位置又は第2位置に摺
動した時に圧力補償弁Bが負荷圧によって直ちに高圧セ
ットになって応答性が向上する。
3、出力ポート12、アクチュエータポート14、タン
クポート15を形成し、それらのポートをスプール19
で連通・遮断するようにしたことで操作弁とすると共
に、その弁本体10に弁部30と押し部31を設けて圧
力補償弁Bとしたので、圧力補償弁を備えた操作弁をコ
ンパクトにできる。また、弁部30と押し部31で圧力
補償弁Bとしてあるし、検出負荷圧力とアクチュエータ
保持圧力の高い方の圧力で押し部31によって弁部30
を閉弁方向に押すので、弁部30がチェック弁機能を有
してポンプ回路にチェック弁を設ける必要がないし、複
数の油圧アクチュエータの検出負荷圧力に応じて圧力補
償できる。しかもアクチュエータポート14の圧力が環
状空間40の検出負荷圧力よりも高い時にはアクチュエ
ータポート14の圧力が室49に流入して弁部30を押
すことができ、スプール19を中立位置とした時に油圧
アクチュエータの保持圧を圧力補償に利用できるから、
スプール19を中立位置から第1位置又は第2位置に摺
動した時に圧力補償弁Bが負荷圧によって直ちに高圧セ
ットになって応答性が向上する。
【図1】従来の油圧回路図である。
【図2】本考案の実施例を示す操作弁の断面図である。
【図3】圧力補償弁の拡大断面図である。
【図4】シャトル弁の拡大断面図である。
【図5】圧力補償弁の変形例を示す断面図である。
【図6】負荷圧検出部の変形例を示す断面図である。
【図7】チェック弁を用いた例を示す断面図である。
10…弁本体、11…スプール孔、12…出力ポート、
13…ポンプポート、14…アクチュエータポート、1
5…タンクポート、16…負荷圧検出ポート、18…シ
ャトル弁、19…スプール、30…弁部、31…押し
部、50…負荷圧検出孔、51…第1ポート、52…第
2ポート、53…ボール、54…第3ポート、61…補
助弁、A…操作弁、B…圧力補償弁、C…負荷圧検出
部。
13…ポンプポート、14…アクチュエータポート、1
5…タンクポート、16…負荷圧検出ポート、18…シ
ャトル弁、19…スプール、30…弁部、31…押し
部、50…負荷圧検出孔、51…第1ポート、52…第
2ポート、53…ボール、54…第3ポート、61…補
助弁、A…操作弁、B…圧力補償弁、C…負荷圧検出
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠崎 晋一 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株式会社小松製作所 川崎工場内 (56)参考文献 特開 平4−19411(JP,A) 特開 平4−19410(JP,A) 特開 昭50−158925(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 11/00 E02F 9/22 F15B 11/05
Claims (1)
- 【請求項1】 左右1対の独立したポンプポート13・
13、出力ポート12・12、アクチュエータポート1
4・14、タンクポート15・15を形成した弁本体1
0と、この弁本体10に形成した一方のポンプポート1
3と出力ポート12を連通し、アクチュエータポート1
4とタンクポート15を遮断し、他方のポンプポート1
3と出力ポート12を遮断し、アクチュエータポート1
4とタンクポート15を連通にして、油圧アクチュエー
タへの流体供給方向と流量を制御するスプール19と、
ポンプ圧の出力ポート12・12とアクチュエータポー
ト14・14の間に位置し、ポンプ圧によって開弁する
弁部30及びアクチュエータポート14・14内の空間
を摺動するように保持され、負荷圧によって前記弁部3
0を閉弁方向に押圧する押し部31とからなり、前記出
力ポート12・12に流れる圧力流体の流量を圧力補償
する圧力補償弁Bと、一方または他方のアクチュエータ
ポート14・14からの検出負荷圧力と他の油圧アクチ
ュエータからの検出負荷圧力の最高圧力を選択して、前
記圧力補償弁Bの押し部31・31に差し向けるシャト
ル弁18とを具備する操作弁において、 前記圧力補償弁Bの押し部31を、弁本体10内に形成
されシャトル弁18からの負荷圧が導入する環状空間4
0に臨む半径方向の細孔41、及びアクチュエータポー
ト14に臨む盲穴35を有するスリーブ34と、該スリ
ーブ34内に位置され前記細孔41からの負荷圧と前記
アクチュエータポート14からのアクチュエータ保持圧
を室49に導く通路を有し前記室49の圧力により動か
されて弁部30を閉弁側に押圧するピストン36と、こ
のピストン36内に位置されてバネ39をかいしピスト
ン36を前記弁部30に偏奇付勢すると共に、内部にボ
ール46とボール46の移動により前記通路の細孔41
側を室49を連通し、または前記通路のアクチュエータ
ポート14側を室49に連通する摺動子38とから構成
した 圧力補償弁を備えた操作弁。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030355U JP2579202Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 圧力補償弁を備えた操作弁 |
DE4391636A DE4391636C2 (de) | 1992-04-10 | 1993-04-09 | Betriebsventilanordnung mit Druckausgleichsventil |
US08/318,631 US5535663A (en) | 1992-04-10 | 1993-04-09 | Operating valve assembly with pressure compensation valve |
DE4391636T DE4391636T1 (de) | 1992-04-10 | 1993-04-09 | Betriebsventilanordnung mit Druckausgleichsventil |
PCT/JP1993/000459 WO1993021447A1 (en) | 1992-04-10 | 1993-04-09 | Control valve with pressure compensator valves |
GB9420121A GB2282678B (en) | 1992-04-10 | 1993-04-09 | Operating valve assembly with pressure compensation valve |
US08/524,439 US5666808A (en) | 1992-04-10 | 1995-09-06 | Operating valve assembly with pressure compensation valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030355U JP2579202Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 圧力補償弁を備えた操作弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583405U JPH0583405U (ja) | 1993-11-12 |
JP2579202Y2 true JP2579202Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12301555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992030355U Expired - Lifetime JP2579202Y2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 圧力補償弁を備えた操作弁 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5535663A (ja) |
JP (1) | JP2579202Y2 (ja) |
DE (2) | DE4391636C2 (ja) |
GB (1) | GB2282678B (ja) |
WO (1) | WO1993021447A1 (ja) |
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JP2581853Y2 (ja) * | 1992-05-28 | 1998-09-24 | 株式会社小松製作所 | 圧力補償弁 |
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-
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-
1993
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- 1993-04-09 GB GB9420121A patent/GB2282678B/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-06 US US08/524,439 patent/US5666808A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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