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JP2568422B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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Publication number
JP2568422B2
JP2568422B2 JP63016901A JP1690188A JP2568422B2 JP 2568422 B2 JP2568422 B2 JP 2568422B2 JP 63016901 A JP63016901 A JP 63016901A JP 1690188 A JP1690188 A JP 1690188A JP 2568422 B2 JP2568422 B2 JP 2568422B2
Authority
JP
Japan
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alcohol
protein
ethanol
soluble
sample
Prior art date
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JP63016901A
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JPH01193207A (ja
Inventor
理 山田
宗雄 堺
Original Assignee
日清製油株式会社
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • A61K8/06Emulsions
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
    • A61K8/645Proteins of vegetable origin; Derivatives or degradation products thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、アルコールに可溶なたん白を配合してな
る、優れた乳化安定性,保湿性,触感および高い安全性
を有する化粧料に関する。
(b)従来の技術 保湿性,エモリエント高価などの付与を期待して化粧
料に動物性たん白,たん白分解物,アミノ酸誘導体など
を配合することが従来から行われている。
動物性たん白としてはコラーゲンやその分解物である
可溶性コラーゲンが使用されているが、一般に化粧料に
はアルコールが配合されており、コラーゲンはアルコー
ルに対する溶解性が不十分なこと、また、色,風味など
の点でも問題点があることなどが指摘される。
またコラーゲンの分解物も分解程度によってはアルコ
ールを含有する化粧料への溶解度が低いうえ、分解され
た低分子物質は皮膚への刺激性を有するおそれもあって
必ずしも満足できるものではなかった。
アミノ酸の誘導体も用いられているが化学反応を利用
することにより生成する不純物,副反応物などを、皮膚
刺激や安全性の面から除去する必要があり、この点でま
だ十分ではない。
(c)発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、これらの既存のたん白原料の欠点を
解消し、以って安全でかつ保湿性などの高価に優れたた
ん白原料によって品質の良好な化粧料を提供することに
ある。
(d)課題を解決するための手段 即ち本発明はアルコール可溶性たん白を配合してなる
化粧料に係るものである。
たん白原料としては、アルコール可溶性のたん白を含
有するものであれば、いずれでも使用可能であるが、そ
の入手の可能性などに鑑み、小麦たん白であるグルテ
ン,とうもろこしたん白などを挙げることができる。
グルテンまたはとうもろこしたん白などにアルコール
または含水アルコールを加え、攪拌,分散後、遠心分離
などによって不溶物を分離してアルコール可溶性である
たん白部を抽出する。
アルコールはたん白原料に対して2倍以上好ましくは
5倍以上を用いる。溶媒の量を増やすことによって、ア
ルコール可溶物を抽出,分離する作業が容易となり、ま
た抽出率も高くなる。
アルコールは水を加えて含水アルコールとして用いる
と、抽出率がさらに高くなる。含水アルコールのアルコ
ール含量は50%以上、好ましくは60〜80%である。
アルコールとしては、メタノール,エタノール,プロ
パノールなどを使用できるが、エタノールが安全性の面
から見て好ましい。
このようにして得られるアルコール可溶性たん白は、
溶液のまま化粧料に使用してもよく、また、乾燥粉末可
したものを使用することもできる。従来、化粧料に乳化
剤,保湿剤,エモリエント剤として使われている界面活
性剤の全部又は一部に置き換えて使用することができ。
その配合量は一概には規定できないが、一般に0.01〜20
重量%である。
(e)実施例 実施例1 アルコール可溶性小麦たん白の製造 小麦粉10Kgを水13と混練してドウとなし、これをさ
らに水17とともに撹拌,水洗して不溶部を濾別後、乾
燥してグルテン1.8Kgを得た。この小麦グルテン1Kgに対
して70%エタノール水溶液10Kgを密閉式タンク内で50
℃,1時間撹拌して分散,溶解後,不溶物を遠心分離(30
00rpm,30分間)して含水エタノール可溶部の溶液を得、
これからエタノールおよび水分を乾燥・留去してエタノ
ール可溶性小麦たん白(以下試料Aとする)300g(水分
70%,たん白質93.6%)を得た。
実施例2 アルコール可溶性とうもろこしたん白の製造 とうもろこしたん白1Kgに対して60%エタノール水溶
液10Kg用い、実施例1と同様に処理し、エタノール可溶
性とうもろこしたん白(以下試料Bとする)500g(水分
6%,たん白質85%)を得た。
実施例3〜8および比較例1〜3 乳化物の安定性試験 表−1の各成分を配合した乳化物を調製し、その保存
安定性試験をおこなった。すなわち、表−1の(1)の
各成分を混合して65℃に加熱,撹拌しながら、これに
(2)の成分を混合し、30℃まで撹拌しながら冷却して
乳化物となり、これを30ml目盛付試験管に移して室温に
て相分離の状態を調べた。その結果を表−1に併記した
が、本発明のアルコール可溶性たん白を配合した乳化物
の経時安定性は極めて優れていることがわかる。
実施例9 官能評価試験 実施例3で調製した乳化物(クリーム)と市販クリー
ムとの使用感を健常女性50名で調べた結果を表−2に示
す(同表の数値は、評価の欄の各項目に夫々対応す
る)。本発明になるクリームの官能評価は非常に優れて
いた。
実施例10 配合例 1.エモリエントローション (1)マイクロクリスタリンワックス 2.0重量% ミツロウ 1.5 〃 ラノリン 2.0 〃 流動パラフィン 20.0 〃 スクワラン 10.0 〃 ソルビタンセスキオレアート 3.5 〃 (2)グリセリン 7.0 〃 試料A 8.0 〃 防腐剤,香料 残量 精製水 残部 (1)の各成分を65℃に加熱,撹拌,混合し、これに
(2)の成分を添加,混合して30℃まで冷却し、エモリ
エントローションを調製した。
2.スキンクリーム (1)スクワラン 3.5重量% ホホバ油 1.5 〃 イソオクチル酸トリグリセリド 3.0 〃 ミツロウ 2.0 〃 ステアリン酸 4.5 〃 セタノール 2.5 〃 ステアリン酸モノグリセリド 1.5 〃 (2)試料B 3.5 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 配合例1と同様の方法でスキンクリームを調製した。
3.栄養クリーム (1)ワセリン 12.0重量% 流動パラフィン 10.0 〃 ネオペンチルクリコールジイソオクチル酸エステル 3.5 〃 ラノリン 5.0 〃 ビタミEアセテート 1.0 〃 ビーズワックス 7.5 〃 (2)試料A 5.0 〃 ショ糖エステル 1.0 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 配合例1と同様の方法で栄養クリームを調製した。
4.クレンジングクリーム (1)流動パラフィン 30.0重量% ワセリン 15.0 〃 ステアリルアルコール 2.5 〃 ソルビタンセスキオレアート 1.5 〃 (2)試料A 3.0 〃 POE(20)ソルビタンモノオレアート 1.0 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 (1)の各成分を75℃で均一に溶解後、これに(2)
の成分を添加,撹拌,混合して30℃まで冷却し、クレン
ジグクリームを調製した。
5.柔軟化粧水 (1)グリセリン 5.0重量% プロピレングリコール 4.0 〃 イソステアリルアルコール 0.5 〃 エタノール 10.0 〃 POE(20)ラウリルエーテル 0.5 〃 (2)試料B 6.0 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 (1)および(2)をそれぞれ室温下で溶解後、混
合,撹拌して可溶可させ化粧水を調製した。
6.ヘアーリンス ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 1.0重量
% ステアリン酸モノエタノールアミド 0.3 〃 POE(40)ヘキシルデアカノール 0.5 〃 セタノール 1.0 〃 試料A 4.5 〃 クエン酸 0.1 〃 エタノール 10.0 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 精製水に順次他の成分を添加,混合,撹拌してヘアー
リンスを調製した。
7.ヘアトニック エチルアルコール 70 重量% POE(20)ラウリルエーテル 1.0 〃 ピロリドンカルボン酸ナトリムウ 4.0 〃 試料B 2.5 〃 硼砂 0.1 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 配合例6と同様の方法により、ヘアトニックを調製し
た。
8.パック剤 ポリビニルアルコール 10.0重量% カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 〃 POE(30)セチルエーテル 2.0 〃 試料B 5.0 〃 エタノール 10.0 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 精製水に試料Bを溶解し、これにエタノールの一部で
湿潤させたポリビニルアルコールおよびカルボキシメチ
ルセルロースナトリウムを加え、70℃に加熱し、撹拌し
ながら溶解する。これに、エタノールの残部に防腐剤,
香料を溶解したものを加え、混合した後、室温まで冷却
しパック剤を調製した。
9.シャンプー アルキルエーテル硫酸ナトリウム 15.0重量% ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド 2.5 〃 試料A 4.5 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 配合例6と同様の方法により、シャンプーを調製し
た。
10.ヘアリキッド ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 0.3重量
% POE(20)イソステアリルエーテル 1.0 〃 POE(40)硬化ヒマシ油 2.0 〃 ミリスチン酸ジエタノールアミド 2.5 〃 試料A 5.0 〃 エタノール 25.0 〃 防腐剤,香料 適量 精製水 残部 配合例6と同様の方法により、ヘアリキッドを調製し
た。
(f)発明の効果 本発明によれば、従来の各種のたん白を用いたものに
比べて保湿性,エモリエント効果,乳化安定性,安全性
に優れ、また皮膚刺激性がなく、感触も効果な化粧料が
提供される。本発明におけるたん白はアルコールに可溶
であるからアルコールを用いた化粧料へ、従来よりも多
量に添加することができ、上記の効果を十分発揮させる
ことができる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルコール可溶性たん白を配合してなる化
    粧料。
  2. 【請求項2】グルテンまたはとうもろこしたん白から得
    られるアルコール可溶性たん白を配合してなる化粧料。
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FR2710264B1 (fr) * 1993-09-21 1995-12-08 Rocher Yves Biolog Vegetale Utilisation pour le traitement des peaux mixtes d'une quantité efficace de substances actives.
CA3092158A1 (en) * 2018-03-08 2019-09-12 Symrise Ag Mixtures comprising a protein extract for the treatment of human skin and/or hair

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