JP2023086451A - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シート搬送装置および画像形成装置に関する。
シート状の用紙を巻き回して形成されたロール(ロール紙)を用いる画像形成装置では、ユーザーが用紙先端を給紙部へ手で挿入した後、装置が先端を検知後に給紙動作を行う給紙機構を備えたシート搬送装置が既に知られている。
従来の給紙作業では、ロールの用紙先端を人手で挿入する手間がかかり、また挿入の仕方によって斜めに挿入され、スキューの原因になってサービスコールにつながってしまうという問題があった。
従来の給紙作業では、ロールの用紙先端を人手で挿入する手間がかかり、また挿入の仕方によって斜めに挿入され、スキューの原因になってサービスコールにつながってしまうという問題があった。
このような問題に対し、特許文献1には、ロールを巻き取る方向に回転させて用紙を剥離させ、剥離した用紙の先端を、センサ(用紙までの距離に応じて出力値が変化するセンサ)を用いて検知する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の装置では、用紙の厚みやコシ、カール状況によって剥離状況が変化するため、センサの出力が不安定となることがあり、確実な用紙先端検知が難しいという課題がある。
一方、用紙先端を検出した後、繰り出した用紙を自動的に給紙部へ搬送するにあたり、用紙の挙動を安定させることが求められている。
そこで本発明は、ロールの用紙先端を確実に検知するとともに、繰り出した用紙を給紙部まで安定して搬送可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のシート搬送装置は、シート状の用紙を巻き回して形成されたロールから前記用紙を給紙部へ供給するシート搬送装置であって、前記ロールの前記用紙先端を検知可能なセンサと、前記ロールの周方向において前記センサと異なる位置に配置されたローラ部材と、前記センサ及び前記ローラ部材を前記ロールの表面に当接するように支持するガイド部材と、を備え、センサ変位出力に応じて前記用紙先端を前記給紙部へ供給する際の前記ロールの回転速度を制御することを特徴とする。
本発明によれば、ロールの用紙先端を確実に検知するとともに、繰り出した用紙を給紙部まで安定して搬送可能なシート搬送装置を提供することができる。
以下、本発明のシート搬送装置および画像形成装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。また、各図面において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明に係るシート搬送装置は、ロールから用紙を繰り出して供給する。ロールは、長尺の用紙(「シート」とも称する)を巻き回して形成されている。
図1、2を参照して、本発明の一実施形態に係るシート搬送装置を適用する画像形成装置の構成例について説明する。
本発明の実施形態の一態様である画像形成装置は、画像データに対応してインク滴を吐出することで記録媒体に印字を行うインクジェットプリンタであるが、本発明は記録媒体を搬送して印刷を行う電子写真方式等の複写機や印刷機等に適用することも可能である。
本発明の実施形態の一態様である画像形成装置は、画像データに対応してインク滴を吐出することで記録媒体に印字を行うインクジェットプリンタであるが、本発明は記録媒体を搬送して印刷を行う電子写真方式等の複写機や印刷機等に適用することも可能である。
図1に一実施形態に係る画像形成装置80の概略構成例の斜視図、図2に該画像形成装置の側面断面図を示し、一実施形態に係る画像形成装置の全体構成と共に要部の動作を説明する。図1の矢印は、Xが画像形成装置80の奥行き方向(前後方向)、Yが画像形成装置80の幅方向(主走査方向)、Zが上下方向を示している。
図1において、画像形成装置80は、画像形成部60及びシート搬送部20を備えている。図1は、シリアル型の液体吐出方式(インク吐出方式)の画像形成装置であり、本体筐体81が、本体フレーム82上に配設されている。画像形成装置80は、本体筐体81内に、図1に両矢印Yで示す主走査方向に主ガイドロッド64と副ガイドロッド65が張り渡されている。主ガイドロッド64は、キャリッジ66を移動可能に支持しており、キャリッジ66には、副ガイドロッド65に係合してキャリッジ66の姿勢を安定化させる連結片66aが設けられている。
画像形成装置80は、主ガイドロッド64に沿って無端ベルト状のタイミングベルト67が配設されており、タイミングベルト67は、駆動プーリ68と従動プーリ69との間に張り渡されている。駆動プーリ68は、主走査モータ70によって回転駆動され、従動プーリ69は、タイミングベルト67に対して所定の張りを与える状態で配設されている。駆動プーリ68は、主走査モータ70によって回転駆動されることで、その回転方向に応じて、タイミングベルト67を主走査方向に回転移動させる。
キャリッジ66はタイミングベルト67に連結されており、タイミングベルト67が駆動プーリ68によって主走査方向に回転移動されることで、キャリッジ66が主ガイドロッド64に沿って主走査方向に往復移動する。
画像形成装置80は、本体筐体81内の主走査方向端部位置に、カートリッジ部71と維持機構部72が着脱自在に収納されている。カートリッジ部71は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各インクをそれぞれ収納するカートリッジ73が、交換可能に収納されている。カートリッジ部71の各カートリッジは、キャリッジ66が搭載する記録ヘッド(図示略)の対応する色の記録ヘッドと、図示しないパイプで連結されており、パイプを通してカートリッジ部71から各色の記録ヘッドに対してインクを供給する。
画像形成装置80は、キャリッジ66を主走査方向に移動させながら、プラテン(板)74(図2参照)上を、主走査方向と直交する副走査方向(図1の矢印X方向)に間欠的に搬送される用紙Pにインクを吐出することで、用紙Pに画像を記録する。
用紙Pとしては、紙製に限られず、フィルム等の種々の種類のものを用いることができるが、以下の説明では、説明を明確にするために、搬送中の用紙を用紙P、用紙Pを巻き回して形成されたロールをPr(Pa,Pb)、ロールPrの芯管(芯部)をPsとして説明する。
画像形成装置80は、図2に示すように、プラテン74の下部にファンを配設されたチャンバー75が設けられており、ファンを駆動させることで、プラテン74上を搬送される用紙Pをプラテン74に密接させながら搬送させる。
画像形成装置80は、用紙Pを副走査方向に間欠的に搬送し、用紙Pの副走査方向の搬送が停止している間に、キャリッジ66を主走査方向に移動させながら、キャリッジ66に搭載された記録ヘッドのノズル列からプラテン74上の用紙P上にインクを吐出して、ロール状用紙Pに画像を形成(記録)する。
維持機構部72は、記録ヘッドの吐出面の清掃、キャッピング、不要なインクの吐出等を行って、記録ヘッドからの不要なインクの排出や記録ヘッドの信頼性の維持を図っている。
画像形成装置80は、タイミングベルト67及び主ガイドロッド64に平行に、少なくともキャリッジ66の移動範囲に亘ってエンコーダシート(図示略)が配設されている。キャリッジ66には、エンコーダシートを読み取るエンコーダセンサが取り付けられている。画像形成装置80は、エンコーダセンサによるエンコーダシートの読み取り結果に基づいて主走査モータ70の駆動を制御することで、キャリッジ66の主走査方向の移動を制御する。
また、キャリッジ66に搭載された反射型センサ(エンコーダセンサ、用紙先端検知センサ)により、画像形成部60に搬送された用紙Pの両端部を検知し、その際、用紙先端検知センサによって読み取られた主走査方向位置から用紙Pのサイズを検出する。
画像形成装置80は、本体筐体81を支持する本体フレーム82に、図1及び図2に示すように、図1及び図2の上下方向に2つのスプール軸受台5a,5bが設けられている。
スプール軸受台5a,5bにセットされているロールPrの先端から引き出された用紙Pは、図2に矢印で示すように、搬送ローラ対6a,6b、レジストローラ10、レジスト加圧ローラ17によって、搬送路9内で搬送される。
制御部100は、駆動装置7を制御して、搬送ローラ対6a,6b、レジストローラ10、レジスト加圧ローラ17等を回転させる。
ロールPr(Pa,Pb)の下には、ロールPrの落下を防ぐロール紙受け台8a,8bが設けられている。
制御部100は、駆動装置7を制御して、搬送ローラ対6a,6b、レジストローラ10、レジスト加圧ローラ17等を回転させる。
ロールPr(Pa,Pb)の下には、ロールPrの落下を防ぐロール紙受け台8a,8bが設けられている。
用紙Pは、媒体搬送ガイド部材18a,18b等によってサポートされる搬送路9を通過して、画像形成部60におけるプラテン74上に搬送される。なお、両面に画像を形成する場合は反転部19で反転される。
画像形成部60では、液体記録ヘッドが各色の液滴を画像データに対応して用紙P上に吐出することで画像が形成される。画像が形成された用紙Pの順搬送方向排出部には、連続紙からなる用紙Pを所定の長さに切断するのに用いられる、副走査方向(用紙幅方向)に延在するカッター76が設けられている。
搬送された連続紙である用紙Pの先端を揃えるため、カッター76は、複数のプーリ(そのうちの1つのプーリは駆動モータに連結されている)間に掛け渡されたワイヤやタイミングベルトに固定され、駆動モータにより主走査方向Yに移動することで用紙Pを所定の長さに切断する。切断された用紙Pは、排出部に排出される。
なお、図1、2では、二つのスプール軸受台5a、5bにロールPa、Pbをセット可能な画像形成装置の構成例を示したが、スプール軸受台を一つ備える画像形成装置であってもよい。
なお、図1、2では、二つのスプール軸受台5a、5bにロールPa、Pbをセット可能な画像形成装置の構成例を示したが、スプール軸受台を一つ備える画像形成装置であってもよい。
前述の説明では、二つのロールPa、Pbに対応する構成を識別子a、bを用いて記載したが、以降、区別しないときにはPrと記載する。
また、例えば、スプール軸受台5a、5b等は、以降、区別しないときには識別子a、bを記載しない。
また、例えば、スプール軸受台5a、5b等は、以降、区別しないときには識別子a、bを記載しない。
ここで、従来のロール紙のセット方法について説明する。図3は、従来のロール紙のセット方法を説明する図である。
ロールPr(Pa、Pb)は、幅方向端部にフランジ(フランジ部材)が設けられ、スプール1がセットされる。ユーザーは、スプール1がセットされたロールPrを装置の給紙部受け部(スプール軸受台)にセットし、ロールPrの用紙先端を探し、先端を維持しながら、図3(B)の様に両手で押さえ、用紙Pの先端が手前に来るようにロールPrを回転させる。次に、ユーザーは、用紙先端をロールPrの奥にあるガイド板Gの間に位置させてロールPrを回転させながら挿入する(図3(C)、図3(D)参照)。ガイド板Gは、用紙が見えるように透明材で出来ており、上下2枚で構成されている。ユーザーが下側のガイドの上部に紙の先端が来るようにロール紙を奥に回転させ、紙をガイドの奥に挿入すると、用紙は、内部で固定され、装置内部に引き込まれるようになっている。
ロールPr(Pa、Pb)は、幅方向端部にフランジ(フランジ部材)が設けられ、スプール1がセットされる。ユーザーは、スプール1がセットされたロールPrを装置の給紙部受け部(スプール軸受台)にセットし、ロールPrの用紙先端を探し、先端を維持しながら、図3(B)の様に両手で押さえ、用紙Pの先端が手前に来るようにロールPrを回転させる。次に、ユーザーは、用紙先端をロールPrの奥にあるガイド板Gの間に位置させてロールPrを回転させながら挿入する(図3(C)、図3(D)参照)。ガイド板Gは、用紙が見えるように透明材で出来ており、上下2枚で構成されている。ユーザーが下側のガイドの上部に紙の先端が来るようにロール紙を奥に回転させ、紙をガイドの奥に挿入すると、用紙は、内部で固定され、装置内部に引き込まれるようになっている。
用紙先端を挿入するガイド板はロールPrの奥にある為、ロールPrに隠れてしまい見えづらく、また透明であるため、2枚のガイド板間に挿入したつもりが上のガイド板の上側に位置してしまって、やり直す場合が生じる。また、ガイド板を透明ではなくした場合には、2枚のガイド板間に挿入できたのかの確認がわかりづらくなってしまう。
加えて、ロールPrの用紙先端を出来るだけ均等に挿入する必要があり、気を遣う作業となっている。さらに、用紙先端が均等に挿入されなかった場合には、斜めに給紙されスキューの原因となってしまい、操作のやり直しやジャムの発生につながってしまう。
加えて、ロールPrの用紙先端を出来るだけ均等に挿入する必要があり、気を遣う作業となっている。さらに、用紙先端が均等に挿入されなかった場合には、斜めに給紙されスキューの原因となってしまい、操作のやり直しやジャムの発生につながってしまう。
また、図3(A)~図3(C)で示すように、ロールのセット部が二段で構成された装置においては特に、上段にロールPaがセットされている場合に下段にロールPbをセットし、先端をガイド板間に挿入する場合には上段のロールPaが既にある為に更にガイド板Gが見えづらくセットの困難や斜め挿入の恐れが大きくなってしまう。
そこで、本実施形態のシート搬送装置は、ロールPrの用紙先端の段差をセンサによって検知することで先端を検知し、用紙先端を給紙部まで搬送する。
給紙部は、用紙Pを供給先(例えば、画像形成装置の画像形成部)へ供給するための手段であり、例えば、図2の搬送ローラ対6、または、搬送路9等から構成される。
給紙部は、用紙Pを供給先(例えば、画像形成装置の画像形成部)へ供給するための手段であり、例えば、図2の搬送ローラ対6、または、搬送路9等から構成される。
図4は、一実施形態のシート搬送装置の構成例の要部を説明する側面図である。
図4に示すように、本実施形態のシート搬送装置は、シート状の用紙を巻き回して形成されたロールPrから用紙Pを給紙部へ供給するシート搬送装置であって、ロールPrの用紙先端を検知可能なセンサ93と、ロールPrの周方向においてセンサ93と異なる位置に配置されたローラ部材92と、センサ93及びローラ部材92をロールPrの表面に当接するように支持するガイド部材91と、を備えている。
ガイド部材91は回動可能であり、ローラ部材92とセンサ93とをロールPrの表面に対して接離可能に支持している。
また、給紙部を構成する搬送ローラ対6を備え、さらに用紙先端を給紙部へ供給する方向の上流側に、入口ガイド板95を備えることが好ましい。
図4に示すように、本実施形態のシート搬送装置は、シート状の用紙を巻き回して形成されたロールPrから用紙Pを給紙部へ供給するシート搬送装置であって、ロールPrの用紙先端を検知可能なセンサ93と、ロールPrの周方向においてセンサ93と異なる位置に配置されたローラ部材92と、センサ93及びローラ部材92をロールPrの表面に当接するように支持するガイド部材91と、を備えている。
ガイド部材91は回動可能であり、ローラ部材92とセンサ93とをロールPrの表面に対して接離可能に支持している。
また、給紙部を構成する搬送ローラ対6を備え、さらに用紙先端を給紙部へ供給する方向の上流側に、入口ガイド板95を備えることが好ましい。
図4では、ロールPrをシート搬送装置にセットしたときの位置を示している。ロールPrは図示していないモジュール構成部品にロール中心(軸)96を基準として回転可能に保持されている。
図4中、矢印D2で示す正転動作は、ロール紙Prが搬送方向に送られる給紙動作時の回転方向であり、矢印D3で示す逆転動作は、用紙先端検知動作時の回転方向を示している。また、用紙先端停止位置をSで示している。
図4中、矢印D2で示す正転動作は、ロール紙Prが搬送方向に送られる給紙動作時の回転方向であり、矢印D3で示す逆転動作は、用紙先端検知動作時の回転方向を示している。また、用紙先端停止位置をSで示している。
ガイド部材91は、回動中心911で回動可能に構成される。また、ガイド部材91は、用紙搬送方向において回動中心911の他端側に、ローラ部材92とセンサ93とを支持している。
ガイド部材91は、バネ等によりロールPr方向に押圧されるため、ローラ部材92とセンサ93は、ロール径が変わってもロールPrの外周と当接することになる。矢印D4は、ガイド部材91の回動方向を示している。
ガイド部材91は、バネ等によりロールPr方向に押圧されるため、ローラ部材92とセンサ93は、ロール径が変わってもロールPrの外周と当接することになる。矢印D4は、ガイド部材91の回動方向を示している。
ガイド部材91は、ロールPrから剥離した用紙Pを給紙部へ案内する部材でもある。
ガイド部材91は、ロールPrと対向する領域をロールの外径に沿った形状(例えば、円弧状)にして、ロールPrがセットされたときにロールPrが保持されるように(落下等しないように)する形状であることが好ましい。
また、ガイド部材91は、図2中に示したロール紙受け台8としても機能する。
このようにガイド部材91が、ロールPrをガイドする部材を兼ねることにより、部品点数を減らすことができ、コストを抑えることが可能である。
ローラ部材92およびセンサ93は、ロールの径の大小にかかわらず、ロール中心(軸)96に向くように(ロール中心(軸)96に対向するように)配置されている。
ガイド部材91は、ロールPrと対向する領域をロールの外径に沿った形状(例えば、円弧状)にして、ロールPrがセットされたときにロールPrが保持されるように(落下等しないように)する形状であることが好ましい。
また、ガイド部材91は、図2中に示したロール紙受け台8としても機能する。
このようにガイド部材91が、ロールPrをガイドする部材を兼ねることにより、部品点数を減らすことができ、コストを抑えることが可能である。
ローラ部材92およびセンサ93は、ロールの径の大小にかかわらず、ロール中心(軸)96に向くように(ロール中心(軸)96に対向するように)配置されている。
ロールPrは、矢印D3の逆転動作(CW)で用紙を巻き取る方向に回転し、用紙先端の検知動作が行われる。用紙先端が検知された後、矢印D2の正転動作(CCW)に切り替わり、矢印D1の搬送方向に用紙先端が給紙部へ搬送される。
次に、シート搬送装置の機能の制御について説明する。
図5は、一実施形態のシート搬送装置の機能例を説明する機能ブロック図である。
制御部110は、シート搬送装置全体の制御を行う。図5では、制御部110が、センサ93と、操作パネル170と、モータ駆動回路部120、140とを制御する機能ブロック例を示し、他の機能ブロックを省略している。
また、制御部110の機能は、画像形成装置全体の制御を行う制御部100(図2参照)が実行するように構成してもよい。同様に、ユーザーからの入力を受ける操作パネル170も、画像形成装置の操作パネルとしても機能するように構成してもよい。
図5は、一実施形態のシート搬送装置の機能例を説明する機能ブロック図である。
制御部110は、シート搬送装置全体の制御を行う。図5では、制御部110が、センサ93と、操作パネル170と、モータ駆動回路部120、140とを制御する機能ブロック例を示し、他の機能ブロックを省略している。
また、制御部110の機能は、画像形成装置全体の制御を行う制御部100(図2参照)が実行するように構成してもよい。同様に、ユーザーからの入力を受ける操作パネル170も、画像形成装置の操作パネルとしても機能するように構成してもよい。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。
CPUは、各種のプログラムを実行し、演算処理や、制御プログラムに基づいて画像処理装置の全体を制御する。
RAMは、情報を高速で読み書きするための揮発性の記憶媒体であり、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。
ROMは、各種プログラムや制御プログラムが記憶されている読み出し専用の不揮発性の記憶媒体である。
CPUは、各種のプログラムを実行し、演算処理や、制御プログラムに基づいて画像処理装置の全体を制御する。
RAMは、情報を高速で読み書きするための揮発性の記憶媒体であり、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する。
ROMは、各種プログラムや制御プログラムが記憶されている読み出し専用の不揮発性の記憶媒体である。
モータ駆動回路部120は、制御部110の制御によりモータを駆動させ、ロール駆動部130を駆動させる。
ロール駆動部130は、ロールを正転方向または逆転方向に回転させる。ロール駆動部130は、例えば、ロール回転モータを用いる。
モータ駆動回路部140は、制御部110の制御によりモータを駆動させ、搬送駆動部150を駆動させる。
搬送駆動部150は、搬送部160を駆動する。
搬送部160は、用紙を搬送する搬送手段であり、例えば、搬送ローラ対6とする。
ロール駆動部130は、ロールを正転方向または逆転方向に回転させる。ロール駆動部130は、例えば、ロール回転モータを用いる。
モータ駆動回路部140は、制御部110の制御によりモータを駆動させ、搬送駆動部150を駆動させる。
搬送駆動部150は、搬送部160を駆動する。
搬送部160は、用紙を搬送する搬送手段であり、例えば、搬送ローラ対6とする。
図6は、本実施形態シート搬送装置が備えるガイド部材の構成の一例を示す説明図であり、図6(A)はガイド部材91の一例を説明する斜視図、図6(B)はセンサ93の外観を示す概略図、図6(C)はセンサ93を構成するアクチュエータと側板との一例を説明する側面図である。
センサ93は、ローラ部材92に対し、用紙先端を給紙部へ供給する方向の下流側に配置されることが好ましい。
センサ93は、ローラ部材92に対し、用紙先端を給紙部へ供給する方向の下流側に配置されることが好ましい。
センサ93は、例えば、アクチュエータ931にスリット932が設けられたエンコーダセンサを用いる。アクチュエータ931は、センサの筐体を構成する二つの側板933の間に配置され、側板933の軸受に軸934がはめ込まれ、軸934を中心に回動する。アクチュエータ931は、例えば、図6(C)に示すような、軸934を中心として非対称の形状を有する。
センサ93は、発光部と受光部とを有し(図示せず)、アクチュエータ931のスリット932を発光部から受光部へ光が通る数をカウントすることにより(信号波形の数をカウントすることにより)、ロールPrの先端を検知する。
センサ93は、発光部と受光部とを有し(図示せず)、アクチュエータ931のスリット932を発光部から受光部へ光が通る数をカウントすることにより(信号波形の数をカウントすることにより)、ロールPrの先端を検知する。
図6(A)に示す構成例では、ローラ部材92がガイド部材91の幅方向に2つ配設され、センサ93は、ガイド部材91の幅方向において一のローラ部材92と他のローラ部材92との間に配置されている。
このように、ローラ部材92がガイド部材91の幅方向に2以上配設され、センサ93がその間に配置されることにより、ロールPrの用紙先端の浮きを確実に押さえることが可能となり、用紙Pの厚みやコシ、カール状況によってセンサ93の出力が不安定となることを抑制し、確実に用紙先端を検知することができる。
また、ローラ部材92とセンサ93とは、ロールPrの周方向でずれて配置されているので、部分的なキズ等があっても、ローラ部材92とセンサ93との両方にかかる割合は少なくなり、誤検知しにくい構成となる。
このように、ローラ部材92がガイド部材91の幅方向に2以上配設され、センサ93がその間に配置されることにより、ロールPrの用紙先端の浮きを確実に押さえることが可能となり、用紙Pの厚みやコシ、カール状況によってセンサ93の出力が不安定となることを抑制し、確実に用紙先端を検知することができる。
また、ローラ部材92とセンサ93とは、ロールPrの周方向でずれて配置されているので、部分的なキズ等があっても、ローラ部材92とセンサ93との両方にかかる割合は少なくなり、誤検知しにくい構成となる。
図7は、用紙先端97を検知する動作例を説明する図である。また、図8は、ローラ部材92とセンサ93との位置関係による違いを説明する図である。
図7では、用紙先端97がローラ部材92とセンサ93とを通過する経過を示し、図7(A)は用紙先端97がローラ部材92を通過する前の状態、図7(B)は用紙先端97がローラ部材92を通過しセンサ93を通過する前の状態、図7(C)は用紙先端97がセンサ93を通過した状態を示している。
図8(A)では、ローラ部材92がセンサ93より用紙先端を給紙部へ供給する方向の下流側にある場合を、図8(B)では、ローラ部材92がセンサ93より上流側にある場合をそれぞれ示している。また図8は先端検知動作における、用紙のたるみ98の発生状況の違いを示している。
図7では、用紙先端97がローラ部材92とセンサ93とを通過する経過を示し、図7(A)は用紙先端97がローラ部材92を通過する前の状態、図7(B)は用紙先端97がローラ部材92を通過しセンサ93を通過する前の状態、図7(C)は用紙先端97がセンサ93を通過した状態を示している。
図8(A)では、ローラ部材92がセンサ93より用紙先端を給紙部へ供給する方向の下流側にある場合を、図8(B)では、ローラ部材92がセンサ93より上流側にある場合をそれぞれ示している。また図8は先端検知動作における、用紙のたるみ98の発生状況の違いを示している。
センサ93とローラ部材92とは近傍にオフセット(ロールの円周方向でオフセット)されて配置されており、ローラ部材92がセンサ93よりも上流にあるため、センサ93で用紙先端を検知する直前までローラ部材92が用紙先端を押さえることができる(図7(A))。
図7(B)に示すように、用紙先端97がローラ部材92を通過すると、ガイド部材91が矢印D6の方向に移動する。そしてセンサ93のアクチュエータは矢印D5の方向に移動する。図7(C)に示すように、用紙先端97がセンサ93を通過すると、センサ93のアクチュエータは矢印D7の方向に移動する。
これによりセンサ93の先端をロールPr表面に密着させた状態で、ロール表面の段差(紙厚分の差)を有する部位を用紙先端として検知することが可能となるため、用紙の厚みやコシ、カール状況によってセンサ93の出力(検知結果)が不安定となることはなく、センサ93は、確実にロールPrの用紙先端を検知することができる。
図7(B)に示すように、用紙先端97がローラ部材92を通過すると、ガイド部材91が矢印D6の方向に移動する。そしてセンサ93のアクチュエータは矢印D5の方向に移動する。図7(C)に示すように、用紙先端97がセンサ93を通過すると、センサ93のアクチュエータは矢印D7の方向に移動する。
これによりセンサ93の先端をロールPr表面に密着させた状態で、ロール表面の段差(紙厚分の差)を有する部位を用紙先端として検知することが可能となるため、用紙の厚みやコシ、カール状況によってセンサ93の出力(検知結果)が不安定となることはなく、センサ93は、確実にロールPrの用紙先端を検知することができる。
なお、本実施形態の例ではローラ部材92をセンサ93より上流に配置しているが、逆の配置(図8(A))でも検知は可能である。しかし、ローラ部材92をセンサ93より上流に配置した方がより確実に用紙先端部分の浮きを検知直前まで押さえることが可能となるため好ましい。
また、図6で示したようにローラ部材92を2つ設け、2つのローラ部材92の間にセンサ93を配置することにより、ローラ部材92が1つである場合よりも用紙先端の浮きやたるみをより確実に押さえておくことが可能となる。
また、図6で示したようにローラ部材92を2つ設け、2つのローラ部材92の間にセンサ93を配置することにより、ローラ部材92が1つである場合よりも用紙先端の浮きやたるみをより確実に押さえておくことが可能となる。
さらに、本実施形態のシート搬送装置は、ローラ部材92とセンサ93とをロールPrの円周方向でずらして配置しているので、部分的なキズ等があっても、ローラ部材92とセンサ93との両方にかかる割合は少なくなる。
図9(A)はセンサ93がロール表面の凹状の傷に当接している状態を示している。
図9(A)に示すように、凹状の傷は一般的にセンサ93の先端形状の方が大きい場合が多く、また傷のエッジも用紙先端ほど鋭角ではないため検知されない。センサ93のアクチュエータの形状を凹状の傷よりも大きくすることで、このような傷を用紙端部と誤検知することがなく、検出精度が確保される。
図9(A)はセンサ93がロール表面の凹状の傷に当接している状態を示している。
図9(A)に示すように、凹状の傷は一般的にセンサ93の先端形状の方が大きい場合が多く、また傷のエッジも用紙先端ほど鋭角ではないため検知されない。センサ93のアクチュエータの形状を凹状の傷よりも大きくすることで、このような傷を用紙端部と誤検知することがなく、検出精度が確保される。
図9(B)は用紙先端を検知したときの信号波形例を示し、図9(C)は凸状の傷を検知したときの信号波形例を示している。
図6(A)で示したようなローラ部材92とセンサ93との配置において、通常の用紙先端検知(用紙先端がセンサ93を通過する場合)では、図9(B)に示す信号波形となる。
一方、ロールPrの表面に帯状の凸形状のキズ等があった場合、図9(C)に示すような信号波形となる。
このため、制御部110は、センサ93の検知結果について、通常の用紙先端検知の信号波形と凸形状の傷による信号波形との区別をつけることが可能であり、誤検知を防止することができる。
図6(A)で示したようなローラ部材92とセンサ93との配置において、通常の用紙先端検知(用紙先端がセンサ93を通過する場合)では、図9(B)に示す信号波形となる。
一方、ロールPrの表面に帯状の凸形状のキズ等があった場合、図9(C)に示すような信号波形となる。
このため、制御部110は、センサ93の検知結果について、通常の用紙先端検知の信号波形と凸形状の傷による信号波形との区別をつけることが可能であり、誤検知を防止することができる。
図4から図9に示したように、本実施形態のシート搬送装置は、ロールPrの用紙先端検知において、用紙の厚みやコシ、カール状況によってセンサの出力が不安定となることがなく、検知精度が確保される。
次に、図10から図13により、センサ変位出力に基づく用紙先端の検知と、ロール径の検出について説明する。
本発明に係る搬送装置は、センサ変位出力に応じて用紙先端を給紙部へ供給する際のロールPrの回転速度(回転数)を制御する。
詳しくは、センサ変位出力により用紙先端を検知するとともに、単位時間あたりのセンサ変位出力からロールPrのロール径を検出し、ロール径の値に応じて用紙先端を給紙部へ供給する際のロールPrの回転速度(回転数)を制御する。
より詳しくは、単位時間あたりのセンサ変位出力により用紙先端を検知するとともに、該単位時間あたりのセンサ変位出力の閾値を設けることにより、ロールPrのロール径の大小を検出し、得られたロール径の値に応じて用紙先端を給紙部へ供給する際のロールPrの回転速度(回転数)を制御する。
本発明に係る搬送装置は、センサ変位出力に応じて用紙先端を給紙部へ供給する際のロールPrの回転速度(回転数)を制御する。
詳しくは、センサ変位出力により用紙先端を検知するとともに、単位時間あたりのセンサ変位出力からロールPrのロール径を検出し、ロール径の値に応じて用紙先端を給紙部へ供給する際のロールPrの回転速度(回転数)を制御する。
より詳しくは、単位時間あたりのセンサ変位出力により用紙先端を検知するとともに、該単位時間あたりのセンサ変位出力の閾値を設けることにより、ロールPrのロール径の大小を検出し、得られたロール径の値に応じて用紙先端を給紙部へ供給する際のロールPrの回転速度(回転数)を制御する。
また、本発明に係る搬送装置は、センサ変位出力に応じて、用紙Pの紙厚を検出することができる。
さらに、ロールPrのロール径を検出する動作は、任意のタイミングで実行することができる。ロール径の検出後、用紙先端を給紙部へ供給する動作を実行する。
単位時間あたりのセンサ変位出力に応じて検出されたロール径及び用紙Pの紙厚と、ロールPrの積算回転量とから、ロールPrの現時点におけるロール径を算出することができる。
単位時間あたりのセンサ変位出力に応じて検出されたロール径及び用紙Pの紙厚と、ロールPrの積算回転量とから、ロールPrの現時点におけるロール径を算出することができる。
図10はロールの用紙先端位置とセンサ出力信号変化の関係を示す説明図であり、図11はセンサ信号変化の詳細を示す説明図である。
図10(A)に示すように用紙先端97がローラ部材92を通過する前(破線Aまで)を「I」、用紙先端97がローラ部材92を通過しセンサ93を通過する前(破線Aから破線Bまで)を「II」、用紙先端97がセンサ93を通過した後(破線B以降)を「III」とした場合に、それぞれ得られるセンサ出力信号を図10(B)に示している。
図10(A)に示すように用紙先端97がローラ部材92を通過する前(破線Aまで)を「I」、用紙先端97がローラ部材92を通過しセンサ93を通過する前(破線Aから破線Bまで)を「II」、用紙先端97がセンサ93を通過した後(破線B以降)を「III」とした場合に、それぞれ得られるセンサ出力信号を図10(B)に示している。
用紙先端の検知は、まずロールPrをD3方向に逆転(CW)させ、用紙先端がローラ部材92を通過する際(破線A)の単位時間あたりのセンサ変位出力K1と、用紙先端がセンサ93を通過する際(破線B)の単位時間あたりのセンサ変位出力K2を検出する。K1及びK2の検出により、用紙先端検知とする。
センサ変位出力K1の検出後、設定時間内(T1)に続けてセンサ変位出力K2を検出した場合に用紙先端を検知したとすることで、ロールPr表面の凹凸の傷等による誤検知を防止することができる。
なお、T1は、以下の式で表すことができる。
T1=(ローラ部材からセンサまでの円周距離(mm))÷(用紙先端線速(mm/s))+(設定マージン)
用紙先端線速は、モータ回転数(回転速度)として表すこともできる。
センサ変位出力K1の検出後、設定時間内(T1)に続けてセンサ変位出力K2を検出した場合に用紙先端を検知したとすることで、ロールPr表面の凹凸の傷等による誤検知を防止することができる。
なお、T1は、以下の式で表すことができる。
T1=(ローラ部材からセンサまでの円周距離(mm))÷(用紙先端線速(mm/s))+(設定マージン)
用紙先端線速は、モータ回転数(回転速度)として表すこともできる。
なお、ロールPrが1回転する間に用紙先端が検知されない場合は、同様の検知動作を所定回数繰り返して実行すること、及び繰り返す回数を設定可能とすることで、検知精度を向上させることができる。検知動作の流れは、後述する。
また、図6(A)に示したようなロール軸方向に沿って2つ以上のローラ部材92を配置している構成において、検知対象の用紙先端がロール軸方向に対して斜めになっている場合は、それぞれのローラ部材92を用紙先端が通過するタイミングに差異が生じ、センサ変位出力K1が検出されにくくなることがある。
このような場合において、所定回数検知動作を繰り返しても用紙先端が検知されなかったときは、用紙先端がセンサ93を通過する際のセンサ変位出力K2のみを検出することで検知精度を向上させることができる。
このような場合において、所定回数検知動作を繰り返しても用紙先端が検知されなかったときは、用紙先端がセンサ93を通過する際のセンサ変位出力K2のみを検出することで検知精度を向上させることができる。
また、センサ変位出力K2の検出のみにより用紙先端を検知する場合は、1回目のK2検出後、ロール1回転の周期にあたる一定時間範囲(T2)で再度センサ変位出力K2を検出した場合に用紙先端を検知したとすること、及び検出動作の任意に回数を設定可能とすることで、検知精度を向上させることができる。
用紙先端を検知した後、図4中符号Sで示す用紙先端停止位置で用紙先端を停止させ、D2で示す正回転(CCW)動作へ移行することで、入口ガイド板95へ用紙先端を挿入する姿勢のバラツキを抑制し、用紙の状態(カール/紙種/紙厚)にかかわらず、安定して給紙部へ用紙を搬送することができる。
図12は、ロール径とセンサ信号変化量との関係を示す説明図である。
図12(A)はロールPrのロール径の大小を表す説明図であり、図12(B)はロール径が大径の場合のセンサ信号の変化であり、図12(C)はロール径が小径である場合のセンサ信号の変化である。図12(D)は、閾値によるロール径検知(算出)の例を示す表である。
図12(A)はロールPrのロール径の大小を表す説明図であり、図12(B)はロール径が大径の場合のセンサ信号の変化であり、図12(C)はロール径が小径である場合のセンサ信号の変化である。図12(D)は、閾値によるロール径検知(算出)の例を示す表である。
ロールPrを一定の回転速度(回転数、rpm)で回転させると、ロール径の大小によって用紙先端の移動速度(mm/s)が異なってくる。
図12(B)及び図12(C)に示すように、用紙先端の移動速度(mm/s)によって単位時間あたりのセンサ変位出力K1、K2の変化量も異なる。そこで、センサ変位出力の閾値を設けることにより、ロール径の大小を検出することができる。
図12(D)に示すように、ロール径の値xは、以下の式1または式2で算出することができる。
x=(K1+K2)/2・・・式1
x=K2・・・式2
閾値を1つ設けることにより径の大小を区別することができるが、閾値は複数設けることもできる。複数の閾値を設けることで、より詳細にロール径を区別することができる。
例えば、得られたロール径xの値について、x<1のときは小径、1≦x<2のときは中径、2≦xのときは大径とすることができる。
図12(B)及び図12(C)に示すように、用紙先端の移動速度(mm/s)によって単位時間あたりのセンサ変位出力K1、K2の変化量も異なる。そこで、センサ変位出力の閾値を設けることにより、ロール径の大小を検出することができる。
図12(D)に示すように、ロール径の値xは、以下の式1または式2で算出することができる。
x=(K1+K2)/2・・・式1
x=K2・・・式2
閾値を1つ設けることにより径の大小を区別することができるが、閾値は複数設けることもできる。複数の閾値を設けることで、より詳細にロール径を区別することができる。
例えば、得られたロール径xの値について、x<1のときは小径、1≦x<2のときは中径、2≦xのときは大径とすることができる。
得られたロール径の値に応じて、用紙先端の検知動作後に用紙を給紙部へ搬送する際の搬送速度、すなわちロールPrの回転速度(回転数)を制御することができる。
ロール径の大小にかかわらず、用紙搬送速度を一定とすることで、安定に用紙を搬送することが可能となる。
ロール径の大小にかかわらず、用紙搬送速度を一定とすることで、安定に用紙を搬送することが可能となる。
また、画像形成部の印刷ジョブ毎にロールPrの巻き戻し(CW)動作を行い、ロール径を検知し、再度正転(CCW)させて用紙搬送動作を行うことで、印刷実行前の用紙残量を検知することができる。
図13は、用紙の紙厚とセンサ信号変位量(パルス)との関係を示す説明図である。
用紙の紙厚によってセンサ信号変位量(パルス)が変化することから、センサ変位出力の閾値を設けることにより、紙厚を検知することができる。
図13に示すように、例えば、y<0.6未満の場合は薄紙、0.6≦y<0.9の場合は普通紙、0.9≦yの場合は厚紙とすることができる。
紙厚設定は、画像形成部における印字条件の設定に必要であるため、自動で検知することができれば、従来ユーザーが操作パネル等から手動で行っていた紙厚の設定の手間を省くことができる。
用紙の紙厚によってセンサ信号変位量(パルス)が変化することから、センサ変位出力の閾値を設けることにより、紙厚を検知することができる。
図13に示すように、例えば、y<0.6未満の場合は薄紙、0.6≦y<0.9の場合は普通紙、0.9≦yの場合は厚紙とすることができる。
紙厚設定は、画像形成部における印字条件の設定に必要であるため、自動で検知することができれば、従来ユーザーが操作パネル等から手動で行っていた紙厚の設定の手間を省くことができる。
さらに、単位時間あたりのセンサ変位出力に応じて検出されたロール径及び用紙Pの紙厚と、ロールPrの積算回転量とを用いて、ロールPrの現時点におけるロール径を算出することができる。
制御部においてロールPrの回転量をカウントし、その積算回転量(総回転量)を取得し、用紙先端検知動作時に得られたロール径の値と紙厚を用いて、例えば、以下に示す式によりロール径を算出する。
(現時点におけるロール径)=(ロール径x)-(紙厚)×2-(ロール積算回転量)
なお、ロール径xは、(K1+K2)/2で求められる値である。
制御部においてロールPrの回転量をカウントし、その積算回転量(総回転量)を取得し、用紙先端検知動作時に得られたロール径の値と紙厚を用いて、例えば、以下に示す式によりロール径を算出する。
(現時点におけるロール径)=(ロール径x)-(紙厚)×2-(ロール積算回転量)
なお、ロール径xは、(K1+K2)/2で求められる値である。
図14~図16は、本発明の一実施形態に係るシート搬送装置においてロールPrをセットする動作例を説明するフローチャートである。なお、フロー中の記号の説明を図17に示している。
図14は全体の流れを示すフローチャートであり、制御部110は、ロールPrがシート搬送装置(例えば、センサ93の検知結果により検出する)にセットされたことを検出すると(S001)、モータ駆動回路部120を制御し、ロール駆動部130にロールPrを逆転させるように制御する。
ロール回転モータ(ロール駆動部130)は、ロールPrを逆転動作で巻き取る方向に回転させ(S002)、センサ93は、先端検知動作を開始する(S003)。
図14は全体の流れを示すフローチャートであり、制御部110は、ロールPrがシート搬送装置(例えば、センサ93の検知結果により検出する)にセットされたことを検出すると(S001)、モータ駆動回路部120を制御し、ロール駆動部130にロールPrを逆転させるように制御する。
ロール回転モータ(ロール駆動部130)は、ロールPrを逆転動作で巻き取る方向に回転させ(S002)、センサ93は、先端検知動作を開始する(S003)。
先端検知が完了したかを判断し(S004)、用紙先端検知動作を行う場合は、結合子Aで接続される図15のフローを行う。用紙先端検知動作の詳細フローは図15及び図16に示しており、結合子Bで接続されて本フローに戻る。
用紙先端検知が完了すると、制御部110の制御により、モータ駆動回路部120は、用紙先端停止位置でロール回転モータを停止させ(S005)次に、ロール駆動部130にロールPrを正転させるように制御する(S006)。ステップS006におけるロール回転モータの回転速度(回転数)は、用紙先端検知動作において検出されたロール径に応じて可変である。制御された回転速度にて回転するロールPrから繰り出された用紙Pを給紙部へ搬送する用紙搬送動作が行われる(S007)。モータ駆動回路部140は搬送部160を回転させ、用紙を装置内部へ搬送する。
用紙先端検知が完了すると、制御部110の制御により、モータ駆動回路部120は、用紙先端停止位置でロール回転モータを停止させ(S005)次に、ロール駆動部130にロールPrを正転させるように制御する(S006)。ステップS006におけるロール回転モータの回転速度(回転数)は、用紙先端検知動作において検出されたロール径に応じて可変である。制御された回転速度にて回転するロールPrから繰り出された用紙Pを給紙部へ搬送する用紙搬送動作が行われる(S007)。モータ駆動回路部140は搬送部160を回転させ、用紙を装置内部へ搬送する。
図15は、図14のステップS004から結合子Aで接続される用紙先端検知動作の詳細フローを示している。
まず、用紙先端検出回数N=0からスタートし(S101)、センサ変位出力K1を検出したかを判断する(S102)。K1検出後、T1以内にK2を検出したかを判断する(S103)。「T1」は、モータ回転数とローラ部材からセンサまでの距離に基づき算出される用紙先端の移動時間に設定マージンを加えた時間である。
K2を検出した場合は、K1及びK2からロール径を検出する(S104)。そして、用紙先端検出回数Nがプラス1回と処理される(S105)。
まず、用紙先端検出回数N=0からスタートし(S101)、センサ変位出力K1を検出したかを判断する(S102)。K1検出後、T1以内にK2を検出したかを判断する(S103)。「T1」は、モータ回転数とローラ部材からセンサまでの距離に基づき算出される用紙先端の移動時間に設定マージンを加えた時間である。
K2を検出した場合は、K1及びK2からロール径を検出する(S104)。そして、用紙先端検出回数Nがプラス1回と処理される(S105)。
次に、用紙先端検出回数Nが、設定値a以上であるかを判断する(S106)。「a」は、用紙先端検知成功と判定する検知回数の基準値(何回の検知で検知成功とするか)である。
Nがa以上であれば用紙先端検知成功とする(S107)。
センサ変位出力K1とK2の値に基づきロール径を算出し、あらかじめ設定された閾値からロール径の大小を判断する(S108)。以降のフローは、結合子Bで図14のステップS005に接続される。ステップS108にて得られたロール径の値に応じて、図14のステップS006で用紙先端を給紙部へ供給する際のロールの回転速度が制御される。
Nがa以上であれば用紙先端検知成功とする(S107)。
センサ変位出力K1とK2の値に基づきロール径を算出し、あらかじめ設定された閾値からロール径の大小を判断する(S108)。以降のフローは、結合子Bで図14のステップS005に接続される。ステップS108にて得られたロール径の値に応じて、図14のステップS006で用紙先端を給紙部へ供給する際のロールの回転速度が制御される。
一方、ステップS106でNがa未満である場合は、K1検出後、T2以内に再度K1が検出されたかを判断する(S109)。「T2」は、モータ回転数に基づき算出されるロール1回転の時間に設定マージンを加えた時間である。
K1が検出された場合は、次いでT1以内にK2を検出したかを判断する(S110)。K2が検出された場合は、用紙先端検知回数が1回加算される(S105)。
K1が検出された場合は、次いでT1以内にK2を検出したかを判断する(S110)。K2が検出された場合は、用紙先端検知回数が1回加算される(S105)。
ステップS109でK1が検出されなかった場合、ステップS110でK2が検出されなかった場合、及びステップS103でK2が検出されなかった場合は、ロール回転がR回以上であるかを判断する(S111)。「R」は、ロール回転回数の設定値(用紙先端検知までに何回ロールを回転させるか)である。
積算回転回数がR回未満である場合は、再度ステップS102からのフローに戻る。一方、積算回転回数がR回以上である場合は、結合子Eで接続される図16のフローを行う。
積算回転回数がR回未満である場合は、再度ステップS102からのフローに戻る。一方、積算回転回数がR回以上である場合は、結合子Eで接続される図16のフローを行う。
図16は、図15のステップS111から結合子Eで接続される用紙先端検知動作の詳細フローを示している。
まず、再度先端検出回数N=0からスタートし(S201)、センサ変位出力K2を検出したかを判断する(S202)。K2を検出した場合は、K2からロール径を検出する(S203)。また、K2を検出した場合は、用紙先端検出回数Nがプラス1回と処理される(S204)。
まず、再度先端検出回数N=0からスタートし(S201)、センサ変位出力K2を検出したかを判断する(S202)。K2を検出した場合は、K2からロール径を検出する(S203)。また、K2を検出した場合は、用紙先端検出回数Nがプラス1回と処理される(S204)。
次に、用紙先端検出回数Nが、設定値a以上であるかを判断する(S205)。「a」は、用紙先端検知成功と判定する検知回数の基準値(何回の検知で検知成功とするか)である。
Nがa以上であれば用紙先端検知成功とする(S206)。
センサ変位出力K2の値に基づきロール径を算出し、あらかじめ設定された閾値からロール径を判断する(S207)。以降のフローは、結合子Bで図14のステップS005に接続される。ステップS206にて得られたロール径の値に応じて、図14のステップS006で用紙先端を給紙部へ供給する際のロールの回転速度が制御される。
Nがa以上であれば用紙先端検知成功とする(S206)。
センサ変位出力K2の値に基づきロール径を算出し、あらかじめ設定された閾値からロール径を判断する(S207)。以降のフローは、結合子Bで図14のステップS005に接続される。ステップS206にて得られたロール径の値に応じて、図14のステップS006で用紙先端を給紙部へ供給する際のロールの回転速度が制御される。
一方、ステップS204でNがa未満である場合は、K2検出後、T2以内に再度K2が検出されたかを判断する(S208)。「T2」は、モータ回転数に基づき算出されるロール1回転の時間に設定マージンを加えた時間である。K2が検出された場合は、用紙先端検知回数が1回加算され(S204)、以降のフローに戻る。
ステップS208でK2が検出されなかった場合、及びステップS202でK2が検出されなかった場合は、ロール回転がR回以上であるかを判断する(S209)。「R」は、ロール回転回数の設定値(用紙先端検知までに何回ロールを回転させるか)である。
積算回転回数がR回未満である場合は、再度ステップS202からのフローに戻る。
一方、積算回転回数がR回以上である場合は、用紙先端検知失敗であると判定してロール回転モータを停止する(S210)。
積算回転回数がR回未満である場合は、再度ステップS202からのフローに戻る。
一方、積算回転回数がR回以上である場合は、用紙先端検知失敗であると判定してロール回転モータを停止する(S210)。
以上説明した通り、本発明に係るシート搬送装置を用いることにより、ロール状の用紙を給紙する画像形成装置において、ユーザーがロールをセットするだけで自動的ロールの用紙先端を確実に検知するとともに、繰り出した用紙を給紙部まで安定して搬送することができる。
6 搬送ローラ対
80 画像形成装置
90 シート搬送装置
91 ガイド部材
92 ローラ部材
93 センサ
95 入口ガイド板
110 制御部
911 回動中心
Pr(Pa、Pb) ロール
P 用紙
80 画像形成装置
90 シート搬送装置
91 ガイド部材
92 ローラ部材
93 センサ
95 入口ガイド板
110 制御部
911 回動中心
Pr(Pa、Pb) ロール
P 用紙
Claims (11)
- シート状の用紙を巻き回して形成されたロールから前記用紙を給紙部へ供給するシート搬送装置であって、
前記ロールの前記用紙先端を検知可能なセンサと、
前記ロールの周方向において前記センサと異なる位置に配置されたローラ部材と、
前記センサ及び前記ローラ部材を前記ロールの表面に当接するように支持するガイド部材と、を備え、
センサ変位出力に応じて前記用紙先端を前記給紙部へ供給する際の前記ロールの回転速度を制御することを特徴とするシート搬送装置。 - センサ変位出力により前記用紙先端を検知するとともに、単位時間あたりのセンサ変位出力から前記ロールのロール径を検出し、
前記ロール径の値に応じて前記用紙先端を前記給紙部へ供給する際の前記ロールの回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記センサ変位出力に応じて、前記用紙の紙厚を検出することを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置。
- 任意のタイミングで前記ロールのロール径を検出する動作を実行し、その後前記用紙先端を前記給紙部へ供給する動作を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシート搬送装置。
- 前記単位時間あたりのセンサ変位出力に応じて検出されたロール径及び前記用紙の紙厚と、前記ロールの積算回転量とを用いて、前記ロールの現時点におけるロール径を算出することを特徴とする請求項3または4に記載のシート搬送装置。
- 前記センサは、前記ローラ部材に対し、前記用紙先端を給紙部へ供給する方向の下流側に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシート搬送装置。
- 前記センサは、エンコーダセンサで構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のシート搬送装置。
- 前記ガイド部材は、前記ロールから剥離した前記用紙を前記給紙部へ案内する部材であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のシート搬送装置。
- 前記用紙先端を前記給紙部へ供給する方向の上流側に、さらに入口ガイド板を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のシート搬送装置。
- 前記ローラ部材が前記ガイド部材の幅方向に2以上配設され、
前記センサは、前記ガイド部材の幅方向において一の前記ローラ部材と他の前記ローラ部材との間に配置されたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のシート搬送装置。 - 請求項1から10のいずれかに記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2021200977A JP2023086451A (ja) | 2021-12-10 | 2021-12-10 | シート搬送装置および画像形成装置 |
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