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JP2023062038A - ガドブトロールの製造方法 - Google Patents

ガドブトロールの製造方法 Download PDF

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JP2023062038A
JP2023062038A JP2023019253A JP2023019253A JP2023062038A JP 2023062038 A JP2023062038 A JP 2023062038A JP 2023019253 A JP2023019253 A JP 2023019253A JP 2023019253 A JP2023019253 A JP 2023019253A JP 2023062038 A JP2023062038 A JP 2023062038A
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Changho Byeon
ユン、フェジン
Hoejin Yoon
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Moonsoo Kim
チョン、ソンス
Seongsu Jeong
パク、ジョンムン
Jongmoon Park
リ、ジュンウォン
Junwon Lee
ウ、ソクフン
Seokhun Woo
キ チャン、ソン
Sun Ki Chang
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Abstract

【課題】高純度のガドブトロールまたはその水和物を製造する新規な方法を提供する。【解決手段】本発明の製造方法は、従来のガドブトロールの合成方法とは異なり、ブトロール中間体の精製なしにインサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体を形成して工程を簡素化し、樹脂精製工程を省略できるという利点がある。また、本発明の製造方法は、上記のような簡単な工程だけで高純度のガドブトロールまたはその水和物を高収率で製造することができるため、大量生産に有用に使用可能である。【選択図】なし

Description

本出願は2018年08月23日付の韓国特許出願第10-2018-0098501号に基づいた優先権の利益を主張し、該韓国特許出願の文献に開示された全ての内容は本明細書の一部として含まれる。
本発明は、ガドブトロールまたはその水和物の製造方法に関する。具体的には、本発明は、従来の合成方法とは異なり、中間体の純度を高規格で管理して高収率のガドブトロールが製造可能であり、合成ステップを簡素化して単価の節減が可能な製造方法に関する。
ガドリニウム(Gadolinium)含有造影剤(contrast agent)分野において、ガドブトロール(Gadobutrol)は、全世界的にガドビスト(Gadovist)またはガダビスト(Gadavist)という商品名で市販されている。
下記化学式1で表されるガドブトロールは、ラセメート(Racemate)であって、大環状リガンドである10-(2,3-ジヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロデカン-1,4,7-三酢酸(ブトロール)とガドリニウム(III)の非イオン性錯体であり、これは、特に臨床的に推奨される用量で組織水中のプロトンの緩和時間の短縮を誘発する。
Figure 2023062038000001
ガドブトロールの合成方法は、Inorg.Chem.1997、36、6086-6093(非特許文献1)に三つの経路(スキーム1~3)が詳述されている。しかし、前記文献において、スキーム3の経路は、収率が低いために大量生産の側面では適しておらず、純度の側面ではHPLC(固定相:シャンドン(SHANDON)のハイパーシル(Hypersil)フェニル(5μm);移動相:アセトニトリル/ホウ酸塩緩衝液(pH8)(体積比20/100);検出:UV検出器(200nm);注入体積:10μl)により測定した時、約90%の純度を有するガドブトロールが得られる。
一方、スキーム1の場合は、精製のために多量の樹脂を使用しなければならず、それに伴う塔(tower)などの特殊な施設を備えなければならないという短所がある。よって、スキーム1の方法は、単価上昇を招くため、大量生産に適用するのに困難である。また、スキーム2の場合は、収率が低く、純度も良くないという問題がある。
ICHガイドラインなどの国際基準では、不純物の含量が0.1%以下になるように勧めているため、ガドブトロールを医薬品として販売するためには、純度99.9%以上の超高純度で製造されることが好ましい。しかし、前記文献に開示された方法は、工程が複雑であり、高純度のガドブトロールを製造することができない。
したがって、複雑な精製工程を用いることなく製造工程が単純であり、且つ、高純度のガドブトロールを高収率で製造することができ、その結果、大量生産の側面で有利な新しい製造方法の開発が求められてきた。
大韓民国登録特許公報第10-1653064号 Inorg.Chem.1997、36、6086-6093
本発明の目的は、簡単かつ温和な工程だけで中間体の純度を高規格で管理して、高純度のガドブトロールまたはその水和物を高収率および低単価で製造する方法を提供することにある。
本発明の目的を達成するために、本発明は、ガドブトロールまたはその水和物の新しい製造方法を提供する。
具体的には、本発明の製造方法は次のステップを含むことができる。
(S-1)下記化学式3の化合物またはその塩をカルボキシメチル化反応させて下記化学式2の化合物を製造するステップ;および
(S-2)前記化学式2の化合物を塩基性加水分解させ、インサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体を形成して下記化学式1の化合物を製造するステップ:
Figure 2023062038000002
前記化学式において、
RはC1-C4の直鎖もしくは分枝状アルキルである。
以下では、各ステップについて詳しく説明する。
本明細書において、用語「水和物」とは、活性成分と水が非共有的分子間力により結合されているものであって、化学量論的または非化学量論的な量の水を含むことができる。前記水和物は、1モルの活性成分を基準に水を約0.25モル~約10モル比で含むことができ、好ましくは、1モルを含む一水和物であってもよい。ただ、これに限定されるものではない。
本明細書において、用語「塩」とは、酸と塩基との中和反応により生成された化合物である。本発明における塩は通常の方法により製造できる塩を含み、遊離酸(free acid)により形成された酸付加塩を意味する。例えば、カルシウム、カリウム、ナトリウムまたはマグネシウムなどから製造された無機イオン塩;塩酸、硝酸、リン酸、臭素酸、ヨウ素酸、過塩素酸または硫酸などから製造された無機酸塩;酢酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、マレイン酸、コハク酸、シュウ酸、安息香酸、酒石酸、フマル酸、マンデル酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール酸、グルコン酸、ガラクツロン酸、グルタミン酸、グルタル酸、グルクロン酸、アスパラギン酸、アスコルビン酸、カルボン酸またはバニリン酸などから製造された有機酸塩;メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、サリチル酸、p-トルエンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸などから製造されたスルホン酸塩;グリシン、アルギニン、リジンなどから製造されたアミノ酸塩;またはトリメチルアミン、トリエチルアミン、アンモニア、ピリジン、ピコリンなどから製造されたアミン塩などが挙げられるが、列挙されたこれらの塩によって本発明で意味する塩の種類が限定されるものではない。
本明細書において、用語「カルボキシメチル化」とは、基質とカルボキシメチル基との間の固有結合の形成を意味する。
本明細書において、用語「塩基性加水分解」とは、塩基の存在下で行われる加水分解を意味し、自然界の化学反応中に水分子が作用して起こる分解反応である。本発明においては、エステルの塩基性加水分解反応である鹸化反応(Saponification)を意味する。
本明細書において、用語「インサイチュ」とは、一つの容器内で起こる反応を意味し、一般に、一つのチャンバー内で二つ以上の進行が連続的に進行すればインサイチュで反応するという。本発明は、塩基性加水分解反応が起こった後、インサイチュでガドリニウム錯体が形成される発明に関するものである。
本明細書において、用語「錯体」とは、一つまたはそれ以上の原子やイオンを中心に幾つかの他の原子・イオン・分子または原子団などが方向性を持って立体的に配位して一つの原子集団をなしているものをいう。特に中心原子が金属や金属様元素である場合を金属錯体といい、本発明は、中心原子がガドリニウムである化学式1で表される金属錯体化合物の製造方法に関する発明である。
本明細書において、用語「Cx-Cy」とは、炭素数x以上y以下を有する官能基を意味する。
(S-1)ステップ:カルボキシメチル化反応
本発明の製造方法において、前記(S-1)ステップは、下記化学式3の化合物またはその塩を出発物質にして下記化学式2の化合物を製造するカルボキシメチル化反応に関するものである。
Figure 2023062038000003
Rは上記で定義された通りである。
本発明の具体例によれば、前記(S-1)ステップは、前記化学式3の化合物またはその塩と下記化学式4の化合物とを塩基の存在下で反応させて前記化学式2の化合物を製造することができる。
Figure 2023062038000004
前記化学式4において、
Rは上記で定義された通りであり、
Xはハロゲン、TsO-またはMsO-である。
本明細書において、用語「ハロゲン」とは、周期律表の17族元素を示し、例えば、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)またはヨウ素(I)を含む。
本明細書において、用語「TsO-」とは、トシレートといい、p-トルエンスルホン酸の陰イオン(CH364SO3 -)で表される。これは、上記のようにTsO-として略称するかまたはp-トルエンスルホン酸のエステルといい、有機反応において良い離脱基として利用される。
本明細書において、用語「MsO-」とは、メシレートといい、メタンスルホン酸(CH3SO3H)の陰イオン(CH3SO3 -)で表される。これは、上記のようにMsO-として略称するかまたはメタンスルホン酸のエステルといい、有機反応において良い離脱基として利用される。
本発明の具体例によれば、前記化学式3の化合物の塩は、下記化学式3-1の四塩酸塩であってもよい。
Figure 2023062038000005
また、本発明の具体例によれば、前記化学式2の化合物は、Rがtert-ブチルである下記化学式2-1の化合物であってもよい。
Figure 2023062038000006
本発明の具体例によれば、前記(S-1)ステップは、水、C1-C4アルコールまたはその混合溶媒を用いることができる。前記混合溶媒として、好ましくは、水およびイソプロピルアルコールの混合溶媒を用いることができ、より好ましくは、水とイソプロピルアルコールを1:2~1:5の体積比(v/v)で含む混合溶媒を用いることができる。ただ、これに限定されるものではない。
本明細書において、用語「アルコール」とは、ヒドロキシ基がアルキルまたは置換されたアルキル基の炭素原子に結合された化合物を意味する。
本発明の具体例によれば、前記(S-1)ステップは、無機塩基の存在下で反応を行うことができる。好ましくは、前記無機塩基として炭酸カリウム(K2CO3)、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、炭酸水素カリウム(KHCO3)またはその混合物を用いることができる。ただ、これらに限定されるものではない。
本発明の具体例によれば、前記(S-1)ステップの反応は70~90℃で行われ、好ましくは75~85℃で行われ、より好ましくは77~83℃で行われることができる。ただ、これに限定されるものではない。
本発明の具体例によれば、前記(S-1)ステップは、前記化学式2の化合物を結晶化させる工程をさらに含むことができる。
前記結晶化工程で用いられる溶媒としては、塩化メチレン、C3-C12エステルまたはその混合物を用いることができる。前記混合物としては、好ましくは、塩化メチレンおよびエチルアセテートの混合物を用いることができ、より好ましくは、塩化メチレンとエチルアセテートを1:7~1:10の体積比(v/v)で含む混合物を用いることができる。ただ、これに限定されるものではない。
本明細書において、用語「結晶化」とは分離技術の一分野として溶液に溶存している溶質を固相に析出し出す過程を意味し、結晶化過程を通じて所望の物質を容易に分離することができる。
本発明において、前記(S-1)ステップにより、前記化学式2の化合物を90%以上、好ましくは95%以上の高収率で得ることができる。
(S-2)ステップ:ガドブトロールの合成(in-situ)
本発明の製造方法において、前記(S-2)ステップは、下記化学式2の化合物を塩基性加水分解反応させてブトロールを製造した後、別途の精製なしにインサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体を形成して下記化学式1の化合物を製造するステップである。
Figure 2023062038000007
Rは上記で定義された通りである。
本発明の具体例によれば、前記(S-2)ステップは、樹脂を用いなくてもよい。後述するように、(S-2)ステップでは、樹脂を用いなくても効果的に反応中に発生する塩を除去してより簡単な工程でブトロールを製造できるという利点がある。
本発明の具体例によれば、前記塩基性加水分解反応は、エステルの通常の塩基性加水分解反応条件を利用して行うことができる。好ましくは、前記化学式2の化合物に水酸化ナトリウム水溶液または水酸化カリウム水溶液を加えて行うことができる。
また、前記塩基性加水分解反応は60~100℃で行われ、好ましくは70~90℃で行われ、より好ましくは75~85℃で行われることができる。ただ、これに限定されるものではない。
本発明の具体例によれば、前記塩基性加水分解反応の完了後、pHを酸性条件に調節してブトロール化合物を製造することができ、好ましくは、HBrを用いてpHを調節することができる。前記pHは、好ましくは2~5に調節し、より好ましくは3~4に調節し、さらに好ましくは3.3~3.7に調節することができる。従来のガドブトロールの合成方法は、製造されたブトロールを樹脂などで精製しなければならなかったが、本発明の製造方法は、pHの調節だけでブトロールの精製なしにインサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体形成反応にそのまま用いることができる。
本発明の具体例によれば、前記(S-2)ステップは、塩基性加水分解反応により製造されたブトロールにガドリニウムイオン供給源を反応させて、ブトロールのガドリニウム錯体であるガドブトロールを連続的に製造することができる。
本発明の具体例によれば、前記ガドリニウムイオン供給源としては、ガドリニウムイオンを供給できる全ての化合物を用いることができ、酸化ガドリニウム、酢酸ガドリニウムまたは塩化ガドリニウムを用いることができる。好ましくは、酸化ガドリニウムを用いることができる。ただ、これらに限定されるものではない。
本発明において、前記ガドリニウム錯体形成反応は50~100℃で行われ、好ましくは70~95℃で行われ、より好ましくは87~93℃で行われることができる。ただ、これに限定されるものではない。
本発明の具体例によれば、前記(S-2)ステップは、塩除去工程を含むことができる。前記塩除去工程は、ナノフィルタ(nano filter)を通して行うことができる。前記塩除去工程で用いられるナノフィルタとしては、例えば、DK1812 G/E(製造会社:PURETECH P&T)を用いることができる。前記塩除去工程は、追加工程なしに反応後に残っていた塩(salt)を除去して工程が簡素化され、ガドブトロールの大きさなどの品質を均一にし、ガドブトロールの純度を高めることができる。また、前記塩除去工程は、有機溶媒または無機溶媒などが用いられなくても工程を行うことができるため、環境に優しく、経済的に有利な効果を有することができる。前記塩除去工程は、濾液の電気伝導度が500μS/cm以下で行われることができる。前記電気伝導度が500μS/cmを超過する場合には、塩(salt)が十分に除去されないため、ガドブトロールの純度が低くなるという問題が発生する。
また、本発明の具体例によれば、前記塩除去工程は、前記ガドリニウム錯体形成反応により製造された粗(crude)ガドブトロール1g当たりに200~300mlの水を用いて行われ、好ましくは220~280倍の水を用いて行われ、より好ましくは240~260倍の水を用いて行われることができる。ただ、これに限定されるものではない。
本発明の具体例によれば、前記(S-2)ステップは、ガドブトロールの結晶化工程をさらに含むことができる。前記結晶化ステップで用いられる溶媒としては、水、C1-C4アルコールまたはその混合物を用いることができ、好ましくは、メタノールまたは無水エタノールを用いることができる。ただ、これらに限定されるものではない。
(S-3)ステップ:ガドブトロールまたはその水和物の精製
本発明の製造方法は、前記(S-2)ステップで製造された粗(crude)ガドブトロールを精製するステップ(S-3)を選択的にさらに含むことができる。
本発明の具体例によれば、前記(S-3)ステップは、樹脂を用いてガドブトロールを精製することができる。前記樹脂は陽イオン交換樹脂および陰イオン交換樹脂を含むことができ、好ましくは、これらの体積比(v/v)は1:1~1:3である。ただ、これに限定されるものではない。
本発明の他の具体例によれば、前記(S-3)ステップは、ガドブトロールを結晶化させる工程をさらに含むことができる。前記結晶化ステップで用いられる溶媒としては、水、C1-C4アルコールまたはその混合物を用いることができ、好ましくは、エタノールを用いることができる。ただ、これらに限定されるものではない。
本発明において、前記(S-3)ステップからガドブトロールまたはその水和物を99%以上、好ましくは99.5%以上、より好ましくは99.9%以上の高純度で得ることができる。
本発明において、前記化学式1~3で表される化合物は、前記化合物またはその塩だけでなく、それより製造できる溶媒和物、水和物および立体異性体も本発明の範疇内に全て含まれる。
本発明の好ましい具体例によれば、ガドブトロールは、下記反応式1~2で表される方法により製造できる。
Figure 2023062038000008
Figure 2023062038000009
本発明の製造方法は、従来のガドブトロールの合成方法とは異なり、ブトロール中間体の精製なしにインサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体を形成して工程を簡素化し、樹脂精製工程を省略できるという利点がある。また、本発明の製造方法は、上記のような簡単な工程だけで高純度のガドブトロールまたはその水和物を高収率で製造することができるため、大量生産に有用に使用可能である。
以下、本発明の理解を助けるために好ましい実施例を提示する。但し、下記の実施例は本発明をより容易に理解するために提供されるものに過ぎず、下記の実施例によって本発明の内容が限定されるものではない。
また、以下にて言及された試薬および溶媒は、特に言及しない限り、Sigma-Aldrich Koreaおよび大井化金(株)から購入したものである。IRはAgilent Technologies社製のCary 630 FTIRを用いて測定し、HPLCはAgilent Technoliges社製の1200 SeriesとThermo scientific社製のDionex Ultimate 3000 seriesとDionex corona Veo RS detectorを用いて測定し、13CNMRはBrucker社製のBiospin AG、Magnet system 400’54 Ascendを用いて100 MHzにおいて測定し、MSはAgilent Technoloiges社製の6120 Quadrupoe LC/MSを用いて測定した。純度は、HPLCの面積%とヨーロッパ薬局方「Gadobutrol monohydrate」のRelated substancesの分析法を引用して測定した。Elementary analysisは、C、HおよびNに対してはThermo Scientific社製のFlash EA-2000 Organic Elemental Analyzerを用いて測定し、Oに対してはThermo Finnigan社製のFlash EA-1112 Series Elemental Analyzerを用いて測定した。
実施例1:10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(ガドブトロール)の製造
ステップ1:tert-ブチル-2,2’,2’’-(10-(1,3,4-トリヒドロキシブタン-2-イル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-トリイル)トリアセテートの製造
3-(1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1-イル)ブタン-1,2,4-トリオール四塩酸塩(100g、0.2368mol)を精製水500mlとイソプロピルアルコール1000mlに溶解攪拌した。常温で炭酸カリウム(327g、2.3684mol)を添加し、tert-ブチルブロモアセテート(143.2g、0.7434mmol)を徐々に投入した。投入が完了すれば、77~83℃で反応を進行し、反応が完了すれば、精製水200mlを投入し攪拌して溶解した。溶解後、有機層は減圧下で濃縮して除去した後、精製水1000mlとトルエン1000mlを用いて有機層を分離し、分離した有機層に塩酸500mlを投入して水層を分離した。分離した水層に塩化メチレン500mlを投入し、炭酸ナトリウム(100g)を用いてpHを9.3~9.8に調節した後に有機層を分離した。分離した有機層を脱水を進行した後に減圧下で濃縮した。濃縮残渣に塩化メチレン(200ml)とエチルアセテート(1400ml)を用いて結晶化を進行し、生成された固体を濾過および乾燥して表題化合物139.2g(収率:95%、純度:97.7%)を得た。
[結1]
Figure 2023062038000010
ステップ2:10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(ガドブトロール)の製造
ステップ1で製造されたtert-ブチル-2,2’,2’’-(10-(1,3,4-トリヒドロキシブタン-2-イル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-トリイル)トリアセテート(139.2g、0.225mol)を精製水557mlに溶解攪拌しながら、水酸化ナトリウム(31.5g、0.7875mol)を投入し、内部温度を75~80℃に昇温した。昇温が完了すれば、同一温度で3時間反応を進行して反応終結を確認し、15℃以下に冷却した。
冷却完了後、臭素酸を用いてpHを3.3~3.7に調節し、脱色処理後、酸化ガドリニウム(57.09g、0.1575mol)を投入した。内部温度を87~93℃に昇温し、同一温度で1時間攪拌した。反応終結を確認した後、反応液を珪藻土を用いて濾過した。濾液は減圧下で濃縮した。濃縮残渣に精製水139.2mlを投入し、内部温度を70℃以上に昇温した後に攪拌溶解した。溶解完了後、メタノール2785mlを入れて3時間還流攪拌した。室温に冷却し、同一温度で2時間以上攪拌した後、窒素大気下で濾過した。濾過した結晶を内部温度50℃以下で真空乾燥して表題化合物126.2g(収率:90%、含量:83.0%)を得た。
[結2]
Figure 2023062038000011
実施例2:10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(ガドブトロール)の製造
実施例1のステップ1で製造されたtert-ブチル-2,2’,2’’-(10-(1,3,4-トリヒドロキシブタン-2-イル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-トリイル)トリアセテート(139.2g、0.225mol)を精製水557mlに溶解攪拌しながら、水酸化ナトリウム(31.5g、0.7875mol)を投入し、内部温度を75~80℃に昇温した。昇温が完了すれば、同一温度で3時間反応を進行し、反応終結を確認した後に15℃以下に冷却した。
冷却完了後、臭素酸を用いてpHを3.3~3.7に調節し、脱色処理後、酸化ガドリニウム(57.09g、0.1575mol)を投入した。内部温度を87~93℃に昇温し、同一温度で1時間攪拌した。反応終結を確認した後に室温に冷却し、反応液を珪藻土を用いて濾過した。濾液を希釈し、水34800mlを用いてナノフィルタ(DK1812 G/E(製造会社:PURETECH P&T)で塩を除去した。残留した混合液は減圧下で濃縮した。濃縮残渣に精製水139.2mlを投入し、内部温度を70℃以上に昇温した後に攪拌溶解した。溶解完了後、メタノール1392mlを入れて3時間還流攪拌した。室温に冷却し、同一温度で2時間以上攪拌した後、窒素大気下で濾過した。濾過した結晶を内部温度50℃以下で真空乾燥して表題化合物82.7g(収率:59%、純度:99.97%)を得た。
[結3]
Figure 2023062038000012
実施例3:10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(ガドブトロール一水和物)の製造
実施例1のステップ2で製造された10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(126.2g、0.2025mol)を精製水1262mlに溶解攪拌した。酸化ガドリニウム濾液に陽イオン交換樹脂126mlおよび陰イオン交換樹脂252mlの樹脂を入れ、攪拌後に濾過を進行し、減圧下で濃縮した。濃縮残渣に精製水126.2mlを投入し、内部温度70℃以上で攪拌した。溶解完了後、エタノール1262mlを入れて3時間還流攪拌した。室温に冷却し、同一温度で2時間以上攪拌した後、窒素大気下で濾過した。濾過した結晶を内部温度50℃以下で真空乾燥して表題化合物94.6g(収率:75.0%、純度:99.99%)を得た。
[結4]
Figure 2023062038000013
実施例4:10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(ガドブトロール)の製造
溶解完了後、メタノールを2785mlだけ入れたことを除いては、実施例2と同様の方法により表題化合物79.9g(収率:57%、純度:99.97%)を得た。
[結5]
Figure 2023062038000014
実施例5:10-(2,3-ジヒドロキシ-1(ヒドロキシメチル)プロピル)-1,4,7,10-テトラアザシクロドデカン-1,4,7-三酢酸のガドリニウム錯体(ガドブトロール一水和物)の製造
溶解完了後、メタノールの代わりに無水エタノール2785mlを入れたことを除いては、実施例2と同様の方法により表題化合物88.3g(収率:63%、純度:99.97%)を得た。
[結6]
Figure 2023062038000015
比較例1
従来技術(Inorg.Chem.1997、36、6086-6093)に開示されたスキーム1に従ってガドブトロールを製造した。
収率65%、純度95.98%
Infrared spectrum(KBr、cm-1):実施例1と同一である。
比較例2
従来技術(Inorg.Chem.1997、36、6086-6093)に開示されたスキーム2に従ってガドブトロールを製造した。
収率63%、純度93.57%
Infrared spectrum(KBr、cm-1):実施例1と同一である。
本発明の製造方法は、従来のガドブトロールの合成方法とは異なり、ブトロール中間体の精製なしにインサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体を形成して工程を簡素化し、樹脂精製工程を省略できるという利点がある。また、本発明の製造方法は、上記のような簡単な工程だけで高純度のガドブトロールまたはその水和物を高収率で製造することができるため、大量生産に有用に使用可能であるゆえ、関連の産業分野に有用に利用できると期待される。

Claims (29)

  1. (S-1)下記化学式3の化合物またはその塩をカルボキシメチル化反応させて下記化学式2の化合物を製造するステップ;および
    (S-2)前記化学式2の化合物を塩基性加水分解させ、インサイチュ(in-situ)でガドリニウム錯体を形成して下記化学式1の化合物を製造するステップ;
    を含む、ガドブトロールまたはその水和物の製造方法:
    Figure 2023062038000016
    前記化学式2において、
    RはC1-C4の直鎖もしくは分枝状アルキルである。
  2. 前記(S-1)ステップは、前記化学式3の化合物またはその塩と下記化学式4の化合物とを塩基の存在下で反応させる、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法:
    Figure 2023062038000017
    前記化学式4において、
    RはC1-C4の直鎖もしくは分枝状アルキルであり、
    Xはハロゲン、TsO-またはMsO-である。
  3. 前記(S-1)ステップの前記化学式3の化合物の塩は、下記化学式3-1の四塩酸塩である、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
    Figure 2023062038000018
  4. 前記(S-1)ステップの前記化学式2の化合物は、下記化学式2-1の化合物である、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
    Figure 2023062038000019
  5. 前記(S-1)ステップは、水、C1-C4アルコールまたはその混合溶媒において行われる、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  6. 前記混合溶媒は、水およびイソプロピルアルコールの混合物である、請求項5に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  7. 前記塩基は無機塩基である、請求項2に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  8. 前記無機塩基は、炭酸カリウム(K2CO3)、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、炭酸水素カリウム(KHCO3)またはその混合物である、請求項7に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  9. 前記(S-1)ステップは、結晶化工程をさらに含む、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  10. 前記結晶化ステップで用いられる溶媒は、塩化メチレン、C3-C12エステルまたはその混合物である、請求項9に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  11. 前記混合物は、塩化メチレンおよびエチルアセテートの混合物である、請求項10に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  12. 前記(S-2)ステップは樹脂を用いない、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  13. 前記(S-2)ステップは、塩基性加水分解反応の完了後にpHを酸性に調節する工程を含む、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  14. 前記pHは2~5である、請求項13に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  15. 前記(S-2)ステップは、ガドリニウムイオン供給源を加える、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  16. 前記ガドリニウムイオン供給源は、酸化ガドリニウム、酢酸ガドリニウムまたは塩化ガドリニウムである、請求項15に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  17. 前記(S-2)ステップは、塩除去工程を含む、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  18. 前記塩除去工程は、ナノフィルタを通して行われる、請求項17に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  19. 前記塩除去工程は、濾液の電気伝導度が500μS/cm以下である、請求項17に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  20. 前記塩除去工程は、前記ガドリニウム錯体形成反応により製造された粗(crude)ガドブトロール1g当たりに200~300mlの水を用いて行われる、請求項17に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  21. 前記(S-2)ステップは、結晶化工程をさらに含む、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  22. 前記結晶化ステップで用いられる溶媒は、水、C1-C4アルコールまたはその混合物である、請求項21に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  23. 前記結晶化ステップで用いられる溶媒は、メタノールまたは無水エタノールである、請求項22に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  24. (S-3)粗(crude)ガドブトロールを樹脂で精製するステップをさらに含む、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  25. 前記樹脂は、陽イオン交換樹脂および陰イオン交換樹脂を含む、請求項24に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  26. 前記陽イオン交換樹脂および陰イオン交換樹脂の体積比は1:1~1:3である、請求項25に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  27. 前記(S-3)ステップは、結晶化工程をさらに含む、請求項1に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  28. 前記結晶化ステップで用いられる溶媒は、水、C1-C4アルコールまたはその混合物である、請求項27に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
  29. 前記結晶化ステップで用いられる溶媒はエタノールである、請求項28に記載のガドブトロールまたはその水和物の製造方法。
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