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JP2021111245A - デバイス管理システムおよびデバイス管理方法 - Google Patents

デバイス管理システムおよびデバイス管理方法 Download PDF

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JP2021111245A JP2020004070A JP2020004070A JP2021111245A JP 2021111245 A JP2021111245 A JP 2021111245A JP 2020004070 A JP2020004070 A JP 2020004070A JP 2020004070 A JP2020004070 A JP 2020004070A JP 2021111245 A JP2021111245 A JP 2021111245A
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Abstract

【課題】 サーバと管理用の情報処理端末とのネットワークトラフィックの増大を防止することができる。【解決手段】 情報取得処理の実行が指示されると、情報取得対象の画像形成装置12の管理情報の更新を要求するリクエストが情報処理端末14からサーバ16に送信される。サーバ16は、リクエストに応じて情報取得対象の画像形成装置12が登録されたデバイスリストを情報処理端末14に送信する。画像形成装置12は、リクエストに応じて管理情報をサーバ16に送信し、サーバ16は、管理情報を受信すると、管理情報の送信元の画像形成装置12に関する情報取得通知を情報処理端末14に送信する。情報処理端末14は、デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する情報取得通知を受信したときに、リクエストに関する処理が完了したと判断する。【選択図】 図6

Description

この発明は、デバイス管理システムおよびデバイス管理方法に関し、特にたとえば、ネットワークに接続された複数のデバイスを管理する、デバイス管理システムおよびデバイス管理方法に関する。
この種の背景技術の一例が特許文献1に開示される。背景技術のデバイス管理システムでは、ネットワークに接続された複数のプリンタのうちの特定のプリンタである代理プリンタが、複数の被代理プリンタに対して、それぞれ異なるタイミングで、監視情報ファイルの送信要求を送信し、監視情報ファイルを収集し、自らの監視情報ファイルと、他のプリンタから受信した監視情報ファイルとを、一括して管理サーバにアップロードする。
特開2006−276935号公報
しかしながら、背景技術のデバイス管理システムでは、管理サーバに記憶される監視情報を表示し、監視情報収集のリクエストを送信する管理用の情報処理端末が存在する場合に、管理サーバと管理用の情報処理端末とのネットワークトラフィックの増大を防止することができないという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、デバイス管理システムおよびデバイス管理方法を提供することである。
この発明の他の目的は、サーバと管理用の情報処理端末とのネットワークトラフィックの増大を防止することができる、デバイス管理システムおよびデバイス管理方法を提供することである。
第1の発明は、複数のデバイスと、当該複数のデバイスの管理情報を記憶するサーバと、当該管理情報を管理するための情報処理端末とを含み、少なくとも当該複数のデバイスと当該サーバとが通信可能に構成され、少なくとも当該サーバと当該情報処理端末とが通信可能に構成されたデバイス管理システムである。情報処理端末は、複数のデバイスの全部または一部を情報取得対象のデバイスとして指定して、当該情報取得対象のデバイスの管理情報を取得するためのリクエストをサーバに送信する第1送信手段を備える。サーバは、リクエストを受信した場合、当該リクエストを情報取得対象のデバイスに送信する第2送信手段、リクエストを受信した場合、当該リクエストにおける情報取得対象のデバイスが登録されたデバイスリストを生成する生成手段、生成手段で生成されたデバイスリストを情報処理端末に送信する第3送信手段、および複数のデバイスのそれぞれから送信される管理情報を受信した場合、当該管理情報の送信元のデバイスに関する情報取得通知を情報処理端末に送信する第4送信手段を備える。複数のデバイスのそれぞれは、サーバから送信されるリクエストを受信した場合、自身の管理情報を当該サーバに送信する第5送信手段を備える。情報処理端末は、デバイスリストを受信した後、当該デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する情報取得通知を受信したときに、リクエストに関する処理が完了したと判断する判断手段をさらに備える。
第2の発明は、第1の発明に従属するデバイス管理システムであって、サーバは、少なくとも管理情報を記憶する記憶サーバと、少なくとも第4送信手段を備える中継サーバとを含む。
第3の発明は、複数のデバイスと、当該複数のデバイスの管理情報を記憶するサーバと、当該管理情報を管理するための情報処理端末とを含み、少なくとも当該複数のデバイスと当該サーバとが通信可能に構成され、少なくとも当該サーバと当該情報処理端末とが通信可能に構成されたデバイス管理システムにおけるデバイス管理方法であって、(a)複数のデバイスの全部または一部を情報取得対象のデバイスとして指定して、当該情報取得対象のデバイスの管理情報を取得するためのリクエストが情報処理端末からサーバに送信されるステップ、(b)サーバがリクエストを受信した場合、当該リクエストが当該サーバから情報取得対象のデバイスに送信されるステップ、(c)サーバがリクエストを受信した場合、当該リクエストにおける情報取得対象のデバイスが登録されたデバイスリストが生成されるステップ、(d)ステップ(c)で生成されたデバイスリストがサーバから情報処理端末に送信されるステップ、(e)複数のデバイスのそれぞれがサーバから送信されるリクエストを受信した場合、自身の管理情報が当該サーバに送信されるステップ、(f)サーバが複数のデバイスのそれぞれから送信される管理情報を受信した場合、当該管理情報の送信元のデバイスに関する情報取得通知が当該サーバから情報処理端末に送信されるステップ、および(g)情報処理端末がデバイスリストを受信した後、情報処理端末が当該デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する情報取得通知を受信したときに、リクエストに関する処理が完了したと判断されるステップを含む、デバイス管理方法である。
この発明によれば、ネットワークに接続された複数のデバイスを管理するデバイス管理システムにおいて、サーバと管理用の情報処理端末とのネットワークトラフィックの増大を防止することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明のデバイス管理システムの構成の一例を示す図である。 図2は図1に示す画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図3は図1に示す情報処理端末の電気的な構成を示すブロック図である。 図4は管理画面の一例を示す図解図である。 図5は管理画面の他の例を示す図解図である。 図6はデバイス管理システムの動作例の一部を説明するための図解図である。 図7はデバイス管理システムの動作例の他の一部を説明するための図解図である。 図8はデバイスリストの一例を示す図解図である。 図9は図3に示す情報処理端末のRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図10は図1に示すサーバのRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図11は情報処理端末のCPUの管理処理の一例の一部を示すフロー図である。 図12は情報処理端末のCPUの管理処理の一部であって、図11に後続するフロー図である。 図13はサーバのCPUの管理処理の一例を示すフロー図である。 図14は第2実施例におけるデバイス管理システムの構成の一例を示す図である。 図15は第2実施例におけるデバイス管理システムの動作例の一部を説明するための図解図である。 図16は第2実施例におけるデバイス管理システムの動作例の他の一部を説明するための図解図である。
[第1実施例]
図1はこの発明のデバイス管理システム10の構成の一例を示す図である。図1を参照して、この発明の第1実施例であるデバイス管理システム10は、複数の画像形成装置12、情報処理端末14およびサーバ16を含み、複数の画像形成装置12、情報処理端末14およびサーバ16のそれぞれは、インターネットのようなネットワーク18を介して互いに通信可能に構成される。ただし、少なくとも複数の画像形成装置12とサーバ16とが通信可能に構成され、少なくとも情報処理端末14とサーバ16とが通信可能に構成されていればよい。また、情報処理端末14とサーバ16とは、近距離無線等によってネットワーク18を介さずに直接通信することも可能である。
なお、図1に示す例では、デバイス管理システム10が1台の情報処理端末14を含む場合について示してあるが、情報処理端末14は2台以上あってもよい。
画像形成装置12は、デバイス管理システム10における管理対象(監視対象)となるデバイスの一例であり、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ(FAX)機能などを有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。なお、デバイス管理システム10における管理対象となるデバイスは、複合機だけでなく、複写機(コピー機)、印刷装置(プリンタ)、ファクシミリおよび画像読取装置(スキャナ)のような他のデバイスであってもよい。
図2は画像形成装置12の電気的な構成を示すブロック図である。図2を参照して、画像形成装置12はCPU122を含む。CPU122には、バス120を介してRAM124、記憶部126、画像読取部128、画像形成部130および通信回路132が接続される。
CPU122は、画像形成装置12の全体的な制御を司る。RAM124は、CPU122のワーク領域およびバッファ領域として用いられる。
記憶部126は、HDD等の画像形成装置12の主記憶装置であって、CPU122が画像形成装置12の各部位の動作を制御するための制御プログラムおよび各種の画面についての表示画像データ等を適宜記憶する。ただし、記憶部126としては、HDDに代えて、またはHDDとともに、SSD、フラッシュメモリ、EEPROMなどの他の不揮発性メモリが用いられてもよい。このことは、後述する記憶部36も同様である。
画像読取部128は、光源、複数のミラー、結像レンズおよびラインセンサ等を備える。この画像読取部128は、原稿表面を光源によって露光し、原稿表面から反射した反射光を複数のミラーによって結像レンズに導く。そして、結像レンズによって反射光をラインセンサの受光素子に結像させる。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度や色度が検出され、原稿表面の画像に基づく読取画像データが生成される。ラインセンサとしては、CCD(Charge Coupled Device)またはCIS(Contact Image Sensor)等が用いられる。
画像形成部130は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置および定着装置などを備える、所謂電子写真方式の画像形成部(レーザープリンタ)である。また、画像形成部130は、カラーのプリント機能を備えており、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色について、感光体ドラム、帯電装置および現像装置等を含む画像形成ステーションが構成される。たとえば、画像形成部130は、給紙装置等から搬送される記録媒体(用紙)上に電子写真方式によって画像を形成する。
なお、記録媒体としては、紙からなる用紙に限定されず、OHPフィルム等の紙以外のシートも用いられる。また、画像形成部は、レーザプリンタに代えて、インクジェットプリンタで構成されてもよい。また、用紙上に画像を形成するための画像データとしては、画像読取部128で読み取った画像データまたは外部コンピュータから送信された画像データ等が利用される。
通信回路132は、インターネットなどのネットワーク18に接続するための通信回路である。この通信回路132は、有線通信回路または無線通信回路であり、TCP/IPなどのプロトコルを利用して、ネットワーク18を介してサーバ16等の外部コンピュータと通信する。
なお、図2に示す画像形成装置12の電気的な構成は単なる一例であり、これに限定される必要はない。
図1に戻って、情報処理端末14は、ユーザ(たとえばシステム管理者等)が使用する汎用のコンピュータ(管理用の情報処理端末)であり、たとえば、スマートフォン、デスクトップPC、ノート(ラップトップ)PCおよびタブレットPCなどが該当する。
図3は情報処理端末14の電気的な構成を示すブロック図である。図3を参照して、第1実施例の情報処理端末14はCPU32を含む。CPU32には、バス30を介して、RAM34、記憶部36、入力制御回路38、表示制御回路40および通信回路46が接続される。また、入力制御回路38には入力装置42が接続され、表示制御回路40にはディスプレイ44が接続される。ディスプレイ44としては、LCD(Liquid Crystal Display)またはEL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどを用いることができる。
CPU32は、情報処理端末14の全体的な制御を司る。RAM34は、CPU32のワーク領域およびバッファ領域として用いられる。記憶部36は、情報処理端末14の主記憶装置であって、CPU32が情報処理端末14の各部位の動作を制御するための制御プログラムについてのデータ、各種の画面についての画像(表示画像)のデータおよび制御プログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。
入力装置42は、ユーザの入力操作(ユーザ操作)を受け付けるための装置であり、たとえばタッチパネル、キーボードおよびコンピュータマウス等を含む。入力装置42がキーボードである場合には、入力装置42は、ハードウェアの操作ボタンないし操作キー(ハードウェアキー)を含む。タッチパネルは、汎用のタッチパネルであり、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。また、タッチパネルは、ディスプレイ44の表示面上に設けられても良いし、ディスプレイ44とは別に設けられてもよい。さらに、タッチパネルがディスプレイ44と一体的に形成されたタッチパネルディスプレイでもよい。ディスプレイ44に重ねてタッチパネルが設けられる場合、ディスプレイ44には、各種のボタンやアイコンなどのソフトウェアキーが表示される。
なお、ソフトウェアキーとは、たとえばディスプレイ44の表示面にソフトウェア的に再現されたキーまたはアイコンのことを言う。これに対して、ハードウェアキーとは、物理的な装置として設けられたキーまたは押しボタンのことを言う。
入力制御回路38は、入力装置42の操作に応じた操作信号ないし操作データをCPU32に出力する。たとえば、入力制御回路38は、入力装置42に含まれるタッチパネルに必要な電圧などを付与するとともに、タッチパネルのタッチ有効範囲内でのタッチ操作(タッチ入力)を検出されると、そのタッチ入力の位置を示すタッチ座標データをCPU32に出力する。また、入力制御回路38は、入力装置42に含まれる操作ボタンまたはハードウェアキーの操作に応じた操作信号ないし操作データをCPU32に出力する。
表示制御回路40は、GPUおよびVRAMなどを含んでおり、CPU32の指示の下、GPUは、RAM34に記憶された画像生成データ74a(図9参照)を用いて、各種の画面を表示するための画面データをVRAMに生成し、生成した画面データをディスプレイ44に出力する。たとえば、ディスプレイ44には、後述する管理画面100(図6等参照)等の画面が表示される。
通信回路46は、有線通信回路または無線通信回路であり、ネットワーク18を介して、画像形成装置12およびサーバ16等の外部のコンピュータと通信する。ただし、通信回路46は、有線通信または無線通信で、ネットワーク18を介さずに、サーバ16と直接通信することが可能である。
なお、図3に示す情報処理端末14の電気的な構成は単なる一例であり、これに限定される必要はない。
サーバ16は、汎用のサーバであり、CPU16a、RAM16bおよび通信モジュール(通信回路)などのコンポーネントを備える。また、サーバ16は、HDD、SSD、フラッシュメモリ、EEPROMなどの不揮発性メモリで構成される記憶部(サーバの記憶部)を備える。
従来のデバイス管理システムでは、複数の画像形成装置のうちの特定の画像形成装置である代理装置が、他の画像形成装置の管理情報を収集しておき、自身の管理情報と他の画像形成装置の管理情報とを一括してサーバに送信することがある。しかしながら、従来のデバイス管理システムでは、サーバと管理用の情報処理端末とのネットワークトラフィックの増大を防止することができないという問題がある。
以下、図4〜図8等を参照して本実施例のデバイス管理システム10の動作例を説明する。本実施例のデバイス管理システム10では、複数の画像形成装置12の管理情報がサーバ16に記憶されている。また、情報処理端末14には、画像形成装置12の管理情報を管理するための管理用の情報処理プログラム(アプリケーションプログラム)が記憶される。情報処理端末14を使用するユーザ(システム管理者等)が画像形成装置12の管理情報を表示するための所定の入力操作を行うと、管理用のアプリケーションプログラム(管理用アプリ)が実行され、図4に示すように、情報処理端末14のディスプレイ44には、複数の画像形成装置12の全部または一部の管理情報を表示するための管理画面100が表示される。
管理画面100では、グループ選択部102、管理情報表示部104および更新キー106が表示される。
複数の画像形成装置12は、所定のグループに分類されており、グループ選択部102は、画像形成装置12の管理情報を表示するグループを選択するために設けられる。グループ選択部102には、各グループに対応するタブと、各タブに設けられるチェックボックスとが設けられる。チェックボックスが操作されると、当該チェックボックスにチェックマークが入力され、チェックマークが入力されたチェックボックスを含むタブが選択された状態となる。すなわち、チェックボックスを含むタブに対応するグループが選択された状態となる。
なお、画像形成装置12のグループには、デバイス管理システム10に含まれる複数の画像形成装置12のうちの一部が含まれるグループと、デバイス管理システム10に含まれる全ての画像形成装置12が含まれるグループとがある。
管理情報表示部104は、画像形成装置12の管理情報を表示するために設けられる。たとえば、管理情報表示部104には、グループ選択部102で選択されたグループに属する画像形成装置12毎の管理情報の一部がリスト表示される。図4に示す例では、具体的には、管理情報表示部104には、各画像形成装置12を識別するための情報(識別情報)に対応して、各画像形成装置12の現在の状態を示す情報(状態情報)が表示される。ただし、画像形成装置12の識別情報および画像形成装置12の状態情報は、情報の内容を示す文字列、記号、図形等によって表現される。
なお、画像形成装置12を識別するための識別情報としては、画像形成装置12に割り当てられたホスト名、IPアドレス、MACアドレス等のネットワーク情報、画像形成装置12のモデル名、シリアル番号、設置場所等に関する装置特有の情報等、各画像形成装置12を特定できる情報であればどのような情報でもよい。識別情報としては、これらの情報の1つまたは複数の情報が用いられる。
また、画像形成装置12の状態としては、通常状態、エラー状態および使用不能状態等がある。通常状態とは、画像形成装置12を通常使用できる状態、すなわち、画像形成装置12が備える各機能を発揮できる状態のことである。なお、通常状態には、消費電力が制限される省電力状態(休止状態)も含まれる。エラー状態とは、画像形成装置12で不具合(エラー)が発生している状態のことである。使用不能状態とは、カバー等が開かれていたり、紙詰まり、用紙切れ、トナー切れ等が発生したりして、画像形成装置12が動作(使用)できない状態のことである。状態情報には、上記のような画像形成装置12の状態を示す情報が含まれる。
また、管理情報表示部104には、各画像形成装置12に対応するチェックボックスが設けられる。チェックボックスが操作され、当該チェックボックスにチェックマークが入力されると、当該チェックボックスに対応する画像形成装置12が、情報取得対象の装置(デバイス)として指定された状態となる。管理情報表示部104では、複数のチェックボックスにチェックマークを入れることができる。すなわち、情報取得対象の画像形成装置12として複数の画像形成装置12を指定することができる。
また、管理情報表示部104には、選択されたグループ全体を情報取得対象として指定するためのチェックボックス(一括選択チェックボックス)104aが設けられる。一括選択チェックボックス104aにチェックマークが入力されると、選択されたグループに属する全ての画像形成装置12が情報取得対象の画像形成装置12として指定される。
更新キー106は、情報取得対象の画像形成装置12の管理情報を更新(取得)する処理(情報取得処理)の実行を指示するためのキーである。更新キー106が操作されると、情報取得対象の画像形成装置12についての情報取得処理が開始される。
なお、管理情報表示部104で、いずれのチェックボックスにもチェックマークが入っていない状態で更新キー106が操作された場合には、選択されたグループに属する画像形成装置12の一部または全部が自動的に情報取得対象の画像形成装置12として指定され。たとえば、選択されたグループに属する全ての画像形成装置12が情報取得対象の画像形成装置12として指定されてもよいし、選択されたグループに属している画像形成装置12のうち、管理情報表示部104にリスト表示されている(管理情報表示部104の表示領域内に表示されている)画像形成装置12が情報取得対象の画像形成装置12として指定されてもよい。
情報取得処理が開始されると、管理画面100が更新状態に遷移する。管理画面100が更新状態になると、図5に示すように、更新キー106は、操作受付不可の状態となり、グレーアウトで表示される。なお、更新キー106がグレーアウトで表示されることに代えて、更新キー106に×印が表示されたり、更新キー106が低輝度の色で表示されたりするようにしてもよい。
また、情報取得処理が開始されると、管理画面100には、マーク画像108が表示される。マーク画像108は、情報取得処理を実行中であることを示す図形等の動画像である。たとえば、マーク画像108は、更新キー106に隣接して表示される。
そして、情報取得処理が完了すると、管理画面100の更新状態が解除される(管理画面100が通常表示状態に遷移する)。管理画面100が通常表示状態に遷移すると、更新キー106は、操作受付可能な状態となり、マーク画像108は、非表示にされる。すなわち、図4に示すような状態となる。また、情報取得対象として指定された画像形成装置12の状態情報は、最新の情報に更新される。
図6および図7は情報取得処理が実行される場合のデバイス管理システム10の動作例を説明するための図解図である。まず、情報処理端末14で更新キー106が操作され、情報取得処理が開始されると、管理画面100が更新状態に遷移するとともに、情報処理端末14では、情報取得対象の画像形成装置12の管理情報の更新(取得)を要求するための情報取得要求コマンド(以下、単に「リクエスト」ということがある。)が生成される。このリクエストには、情報取得対象の画像形成装置12を特定するための情報(デバイス特定情報)が含まれる。
図6に示すように、情報処理端末14でリクエストが生成されると、リクエストが情報処理端末14からサーバ16に送信される(1)。サーバ16は、リクエストを受信すると、リクエストに含まれるデバイス特定情報に応じて、そのリクエストにおける情報取得対象の画像形成装置12が登録された一覧表(デバイスリスト)を生成し、生成したデバイスリストを情報処理端末14に送信する(2)。なお、情報処理端末14が2台以上存在する場合には、サーバ16は、デバイスリストをリクエストの送信元である情報処理端末14に送信する。
また、サーバ16は、リクエストを受信すると、そのリクエストにおける情報取得対象の画像形成装置12にリクエストを送信(転送)する(3)。
続いて、図7に示すように、画像形成装置12は、リクエストを受信すると、リクエストを受信したときの、自身の管理情報をサーバ16に送信する(4)。ただし、画像形成装置12から送信される管理情報には、管理情報の送信元の画像形成装置12を識別するための識別情報が紐づけられている。
また、サーバ16は、画像形成装置12から送信される管理情報を受信すると、管理情報に紐づけられた識別情報に応じて、管理情報の送信元の画像形成装置12に関する情報取得通知を生成して、生成した情報取得通知を情報処理端末14に送信する(5)。ただし、情報取得通知には、デバイス特定情報またはこれに対応する、デバイスリストにおいて画像形成装置12を特定するための情報(装置ID等)が含まれる。なお、デバイス特定情報等は、管理情報の送信元の画像形成装置12の識別情報に対応する情報である。なお、情報処理端末14が2台以上存在する場合には、サーバ16は、情報取得通知を全ての情報処理端末14に送信する。
情報処理端末14は、デバイスリストを受信した後、当該デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する情報取得通知を受信したときに、情報取得処理が完了したと判断する。図8はデバイスリストの一例を示す図解図である。図8に示すように、デバイスリストは、情報取得対象の画像形成装置12を特定するための内容(デバイス特定情報に対応する内容)が記述される欄(第1欄)と、この第1欄に対応するように、リクエストに応じて管理情報が取得されたかどうかを示す内容(情報取得通知を受信したかどうかを示す内容)が記述される欄(第2欄)とを含む。すなわち、デバイスリストには、情報取得対象の画像形成装置12に対応して、管理情報が取得されたかどうか(情報取得通知を受信したかどうか)を示す内容が記述される。たとえば、第2欄には、管理情報が取得された場合には“○”が記述され、管理情報が取得されていない場合には“×”が記述される。ただし、初期状態(デフォルト)では、第2欄には、全ての画像形成装置12において管理情報が取得されていないことを示す内容が記述されている。
情報処理端末14は、デバイスリストを受信した後、情報取得通知を受信すると、当該情報取得通知に含まれるデバイス特定情報に対応する画像形成装置12がデバイスリストに登録されている(第1欄に記述されている)場合に、当該画像形成装置12に対応する第2欄の記述を、管理情報が取得されたことを示す内容に変更(更新)する。なお、情報取得通知を受信したときに、情報取得通知に対応する画像形成装置12について既に管理情報が取得されたことを示す内容が記述されている場合には、第2欄の記述は変更されない(維持される)。
以上のように、情報処理端末14は、デバイスリストを受信した後、情報取得通知を受信すると、必要に応じてデバイスリストを更新し、デバイスリストに登録される全ての画像形成装置12において管理情報が取得されたことを示す内容が記述されたときに、情報取得処理が完了したと判断する。また、情報取得処理の実行指示を受け付けた時点、リクエストが情報処理端末14からサーバ16に送信された時点またはデバイスリストを受信した時点のいずれかの時点から、所定時間経過した場合にも、情報取得処理が完了したと判断される。そして、情報取得処理が完了したと判断されると、管理画面100の更新状態が解除される。
デバイス管理システム10の上記のような動作は、情報処理端末14のCPU32がRAM34に記憶された情報処理端末用の情報処理プログラムを実行し、サーバ16のCPU16aがRAM16bに記憶されたサーバ用の情報処理プログラムを実行することによって実現される。具体的な処理については、後でフロー図を用いて説明する。
図9は図2に示す情報処理端末14のRAM34のメモリマップ70の一例を示す図解図である。図9に示すように、RAM34は、プログラム記憶領域72およびデータ記憶領域74を含む。プログラム記憶領域72には、上述したように、情報処理端末用の情報処理プログラムが記憶される。この情報処理端末用の情報処理プログラムは、通信プログラム72a、表示プログラム72b、操作検出プログラム72c、表示情報取得プログラム72d、リクエスト生成プログラム72e、送信プログラム72f、受信プログラム72gおよび判定プログラム72hを含む。
通信プログラム72aは、ネットワーク18を介して間接的に、または、ネットワーク18を介さずに直接的に、サーバ16のような他のコンピュータまたは機器と通信するためのプログラムである。
表示プログラム72bは、後述する画像生成データ74aを用いて、管理画面100などの各種の画面に対応する表示画像データを生成し、ディスプレイ44に出力するためのプログラムである。
操作検出プログラム72cは、入力装置42が操作されたことに応じて入力制御回路38から出力される操作信号(操作データ)を取得するためのプログラムである。また、入力装置42としてタッチパネルが設けられる場合には、入力制御回路38から出力されるタッチ座標データを取得するためのプログラムでもある。CPU32は、操作検出プログラム72cによって取得された操作データまたはタッチ座標データに応じて、ディスプレイ44に表示される各種の画面に含まれる各種キー(たとえば更新キー106)などが操作されたかどうかを判断する。
表示情報取得プログラム72dは、サーバ16の記憶部にアクセスして、サーバ16の記憶部に記憶される画像形成装置12の管理情報の一部であって、管理画面100の表示画像データを生成するために必要な情報(表示情報)を取得するためのプログラムである。
リクエスト生成プログラム72eは、情報取得処理の実行の指示を受け付けた場合に、情報取得対象の画像形成装置12を指定して、当該情報取得対象の画像形成装置12についてのリクエストを生成するためのプログラムである。
送信プログラム72fは、リクエストが生成された場合に、リクエストのデータ(リクエストデータ74c)をサーバ16に送信するためのプログラムである。受信プログラム72gは、サーバ16から送信されるデバイスリストのデータを受信したり、サーバ16から送信される情報取得通知のデータを受信したりするためのプログラムである。ただし、データの送受信時には、通信プログラム72aが実行される。
判定プログラム72hは、デバイスリストを受信した後、当該デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する情報取得通知を受信したかどうかを判定するためのプログラムである。すなわち、判定プログラム72hは、情報取得処理が完了したかどうかを判定するためのプログラムである。
なお、図示は省略するが、プログラム記憶領域72には、情報処理端末14が備える各種の機能を選択および実行するためのプログラムなども記憶される。
また、RAM34のデータ記憶領域74には、画像生成データ74a、表示情報データ74b、リクエストデータ74c、デバイスリストデータ74dおよび情報取得通知データ74eなどが記憶される。
画像生成データ74aは、ディスプレイ44に表示する各種の画面に対応する表示画像データを生成するための各種操作キーの画像データ等のデータである。
表示情報データ74bは、画像形成装置12の管理情報の一部であって、管理画面100の表示画像データを生成するために必要な表示情報のデータである。なお、表示情報には、画像形成装置12の状態情報および画像形成装置12の識別情報等が含まれる。
リクエストデータ74cは、リクエスト生成プログラム72eに従って生成されるリクエストのデータである。デバイスリストデータ74dは、サーバ16から送信されるデバイスリストのデータである。情報取得通知データ74eは、サーバ16から送信される情報取得通知のデータである。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域74には、入力装置42からの操作データなど、情報処理プログラムの実行に必要な他のデータが記憶されたり、情報処理端末用の情報処理プログラムの実行に必要なタイマ(カウンタ)やレジスタが設けられたりする。
図10は図1に示すサーバ16のRAM16bのメモリマップ80の一例を示す図解図である。図10に示すように、RAM16bは、プログラム記憶領域82およびデータ記憶領域84を含む。RAM16bのプログラム記憶領域82には、上述したように、サーバ用の情報処理プログラムが記憶される。このサーバ用の情報処理プログラムは、通信プログラム82a、リスト生成プログラム82b、通知生成プログラム82c、送信プログラム82d、受信プログラム82eおよび記憶プログラム82fを含む。
通信プログラム82aは、ネットワーク18を介して間接的に、または、ネットワーク18を介さずに直接的に、情報処理端末14および画像形成装置12のような他のコンピュータまたは機器と通信するためのプログラムである。
リスト生成プログラム82bは、情報処理端末14から送信されるリクエストを受信した場合に、リクエストに含まれるデバイス特定情報に応じて、そのリクエストにおける情報取得対象の画像形成装置12が登録されたデバイスリストを生成するためのプログラムである。
通知生成プログラム82cは、画像形成装置12から送信される管理情報を受信した場合に、管理情報の送信元の画像形成装置12に関する情報取得通知を生成するためのプログラムである。
送信プログラム82dは、デバイスリストが生成された場合に、デバイスリストのデータ(デバイスリストデータ84c)を情報処理端末14に送信したり、情報処理端末14から送信されるリクエストを受信した場合に、そのリクエストにおける情報取得対象の画像形成装置12にリクエストを送信したり、情報取得通知が生成された場合に、情報取得通知のデータ(情報取得通知データ84d)を情報処理端末14に送信したりするためのプログラムである。受信プログラム82eは、情報処理端末14から送信されるリクエストのデータを受信したり、画像形成装置12から送信される管理情報のデータを受信したりするためのプログラムである。ただし、データの送受信時には、通信プログラム82aが実行される。
記憶プログラム82fは、画像形成装置12から送信される管理情報のデータを記憶部に記憶(登録)するためのプログラムである。
なお、図示は省略するが、プログラム記憶領域82には、サーバ16が備える各種の機能を選択および実行するためのプログラムなども記憶される。
また、RAM16bのデータ記憶領域84には、管理情報データ84a、リクエストデータ84b、デバイスリストデータ84cおよび情報取得通知データ84dなどが記憶される。
管理情報データ84aは、画像形成装置12から送信される管理情報のデータである。リクエストデータ84bは、情報処理端末14から送信されるリクエストのデータである。デバイスリストデータ84cは、リスト生成プログラム82bに従って生成されるデバイスリストのデータである。情報取得通知データ84dは、通知生成プログラム82cに従って生成される情報取得通知のデータである。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域84には、サーバ用の情報処理プログラムの実行に必要な他のデータが記憶されたり、サーバ用の情報処理プログラムの実行に必要なタイマ(カウンタ)やレジスタが設けられたりする。
また、図示は省略するが、上述したように、画像形成装置12から送信される管理情報のデータは、HDDなどの不揮発性のメモリで構成されるサーバの記憶部に記憶される。ただし、管理情報のデータは、サーバ16の記憶部に代えて、サーバ16がアクセス可能な外部コンピュータの記憶部またはクラウドサーバ等に記憶するようにしてもよい。
次に、本発明のデバイス管理システム10の管理処理について説明する。ただし、管理処理は、情報処理端末14、サーバ16および画像形成装置12のそれぞれが互いに連携して実行される。
図11は図3に示した情報処理端末14のCPU32の管理処理の一例の一部を示すフロー図である。この管理処理は、管理用のアプリケーションプログラムが実行(起動)されたときに開始される。
図11に示すように、管理処理が開始されると、情報処理端末14のCPU32は、ステップS1で、通常表示状態の管理画面100をディスプレイ44に表示して、ステップS3で、リクエストがあるかどうか、すなわち、情報取得処理の実行の指示を受け付けたかどうかを判断する。ステップS3で“NO”であれば、つまり、リクエストがないと判断した場合は、ステップS1に戻る。
一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり、リクエストがあると判断した場合は、ステップS5で、管理画面100を更新状態に遷移させて、ステップS7で、リクエストを生成し、ステップS9で、リクエストをサーバ16に送信する。
続いて、ステップS11で、デバイスリストを受信したかどうかを判断する。ステップS11で“NO”であれば、つまり、デバイスリストを受信しないと判断した場合は、同じステップS11に戻る。一方、ステップS11で“YES”であれば、つまり、デバイスリストを受信したと判断した場合は、ステップS13で、デバイスリストをRAM34に記憶して、図12に示すステップS15で、情報取得通知を受信したかどうかを判断する。
ステップS15で“NO”であれば、つまり、情報取得通知を受信しないと判断した場合は、後述するステップS21に進む。一方、ステップS15で“YES”であれば、つまり、情報取得通知を受信したと判断した場合は、ステップS17で、デバイスリストを更新して、ステップS19で、デバイスリストに登録される全ての画像形成装置12において管理情報が取得されたかどうかを判断する。
ステップS19で“YES”であれば、つまり、全ての画像形成装置12において管理情報が取得されたと判断した場合は、後述するステップS23に進む。一方、ステップS19で“NO”であれば、全ての画像形成装置12において管理情報が取得されないと判断した場合は、ステップS21で、情報取得処理の実行の指示を受け付けた時点、リクエストをサーバ16に送信した時点またはデバイスリストを受信した時点のいずれかの時点から、所定時間経過した(タイムアウト)かどうかを判断する。
ステップS21で“NO”であれば、つまり、タイムアウトでないと判断した場合は、ステップS15に戻る。一方、ステップS21で“YES”であれば、つまり、タイムアウトであると判断した場合は、ステップS23で、サーバ16の記憶部にアクセスして、表示情報を取得し、ステップS25で、管理画面100を通常表示状態に遷移して、ステップS27で、管理処理を終了するかどうか、すなわち、管理用のアプリケーションプログラムを終了するかどうかを判断する。ステップS27で“NO”であれば、つまり、管理処理を終了しないと判断した場合は、ステップS1に戻る。一方、ステップS27で“YES”であれば、管理処理を終了する。
次に、サーバ16のCPU16aで実行される管理処理について説明する。図13は図1に示すサーバ16のCPU16aの管理処理の一例を示すフロー図である。
図13に示すように、管理処理が開始されると、サーバ16のCPU16aは、ステップS31で、情報処理端末14から送信されるリクエストを受信したかどうかを判断する。ステップS31で“NO”であれば、つまり、リクエストを受信しないと判断した場合は、後述するステップS39に進む。一方、ステップS31で“YES”であれば、つまり、リクエストを受信したと判断した場合は、ステップS33で、リクエストに含まれるデバイス特定情報に応じて、デバイスリストを生成し、ステップS35で、デバイスリストをリクエストの送信元である情報処理端末14に送信し、ステップS37で、リクエストにおける情報取得対象の画像形成装置12にリクエストを送信して、ステップS39に進む。
続いて、ステップS39では、画像形成装置12から送信される管理情報を受信したかどうかを判断する。ステップS39で“NO”であれば、つまり、管理情報を受信しないと判断した場合は、ステップS31に戻る、一方、ステップS39で“YES”であれば、つまり、管理情報を受信したと判断した場合は、ステップS41で、サーバ16の記憶部に記憶されている管理情報を更新して、ステップS43で、管理情報の送信元の画像形成装置12に関する情報取得通知を生成して、ステップS45で、情報取得通知を情報処理端末14に送信して、ステップS31に戻る。
この第1実施例によれば、管理情報の更新を要求するリクエストがあった場合に、デバイスリストが作成されることによって、サーバ16と管理用の情報処理端末14との間では、リクエスト、デバイスリストおよび情報取得通知が送受信されるだけで済む。したがって、管理用の情報処理端末14からのリクエストとサーバ16からの応答を繰り返すことなく、管理者に対して管理情報更新の進捗および完了を示すことができ、また、サーバ16と管理用の情報処理端末14とのネットワークトラフィックの増大を防止することができる。
[第2実施例]
第2実施例のデバイス管理システム10は、サーバ16の構成が異なる以外は第1実施例と同じであるため、第1実施例と異なる内容について説明し、重複した説明については省略することにする。
図14は第2実施例のデバイス管理システム10の構成の一例を示す図である。図14を参照して、サーバ16は、記憶サーバ160、第1中継サーバ162および第2中継サーバ164を含む。記憶サーバ160、第1中継サーバ162および第2中継サーバ164のそれぞれは、汎用のサーバであり、通信モジュールおよび記憶部(不揮発性メモリ)などのコンポーネントを備える。また、記憶サーバ160は、CPU160aおよびRAM160bを備え、第1中継サーバ162は、CPU162aおよびRAM162bを備え、第2中継サーバ164は、CPU164aおよびRAM164bを備える。
ただし、記憶サーバ160は、少なくともデバイス管理システム10に含まれる画像形成装置12の管理情報を記憶する。第1中継サーバ162および第2中継サーバ164は、記憶サーバ160と画像形成装置12との間に介在して、記憶サーバ160と画像形成装置12との間のデータの送受信を中継する。
図15および図16は第2実施例のデバイス管理システム10の動作例を説明するための図解図である。図15に示すように、情報取得処理の実行が指示されると、情報処理端末14でリクエストが生成され、リクエストが情報処理端末14から記憶サーバ160に送信される(1)。記憶サーバ160は、リクエストを受信すると、リクエストに含まれるデバイス特定情報に応じて、デバイスリストを生成し、デバイスリストをリクエストの送信元である情報処理端末14に送信する(2)。
また、記憶サーバ160は、リクエストを受信すると、第1中継サーバ162にリクエストを送信する(3.1)。第1中継サーバ162は、リクエストを受信すると、そのリクエストにおける情報取得対象の画像形成装置12にリクエストを送信する(3.2)。
図16に示すように、画像形成装置12は、リクエストを受信すると、自身の管理情報を第2中継サーバ164に送信する(4.1)。また、第2中継サーバ164は、画像形成装置12から送信される管理情報を受信すると、その管理情報を記憶サーバ160に送信する(4.2)。記憶サーバ160は、管理情報を受信すると、管理情報の送信元の画像形成装置12に関する情報取得通知を生成して、情報取得通知を情報処理端末14に送信する(5)。
なお、第1中継サーバ162および第2中継サーバ164は、一体化された1つの中継サーバであってもよい。
この第2実施例によれば、記憶サーバ160と画像形成装置12との間に介在して、記憶サーバ160と画像形成装置12との間のデータの送受信を中継する第1中継サーバ162および第2中継サーバ164によって、管理情報を記憶する記憶サーバ160の処理負担の増大を防止し、かつ、記憶サーバ160と画像形成装置12とのネットワークトラフィックの増大を防止することができる。
なお、上述の実施例で挙げた具体的な構成等は一例であり、実際の製品に応じて適宜変更することが可能である。また、上述の実施例で示したフロー図の各ステップは、同じ結果が得られるのであれば、処理される順番は適宜変更することが可能である。
また、第1実施例で説明したサーバ16、第2実施例で説明した記憶サーバ160、第1中継サーバ162および第2中継サーバ164のそれぞれは、クラウドサーバであっても良い。
10 …デバイス管理システム
12 …画像形成装置
14 …情報処理端末
16 …サーバ
18 …ネットワーク

Claims (3)

  1. 複数のデバイスと、当該複数のデバイスの管理情報を記憶するサーバと、当該管理情報を管理するための情報処理端末とを含み、少なくとも当該複数のデバイスと当該サーバとが通信可能に構成され、少なくとも当該サーバと当該情報処理端末とが通信可能に構成されたデバイス管理システムであって、
    前記情報処理端末は、前記複数のデバイスの全部または一部を情報取得対象のデバイスとして指定して、当該情報取得対象のデバイスの前記管理情報を取得するためのリクエストを前記サーバに送信する第1送信手段を備え、
    前記サーバは、
    前記リクエストを受信した場合、当該リクエストを前記情報取得対象のデバイスに送信する第2送信手段、
    前記リクエストを受信した場合、当該リクエストにおける前記情報取得対象のデバイスが登録されたデバイスリストを生成する生成手段、
    前記生成手段で生成された前記デバイスリストを前記情報処理端末に送信する第3送信手段、および
    前記複数のデバイスのそれぞれから送信される前記管理情報を受信した場合、当該管理情報の送信元のデバイスに関する情報取得通知を前記情報処理端末に送信する第4送信手段を備え、
    前記複数のデバイスのそれぞれは、前記サーバから送信される前記リクエストを受信した場合、自身の管理情報を当該サーバに送信する第5送信手段を備え、
    前記情報処理端末は、前記デバイスリストを受信した後、当該デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する前記情報取得通知を受信したときに、前記リクエストに関する処理が完了したと判断する判断手段をさらに備える、デバイス管理システム。
  2. 前記サーバは、少なくとも前記管理情報を記憶する記憶サーバと、少なくとも前記第4送信手段を備える中継サーバとを含む、請求項1記載のデバイス管理システム。
  3. 複数のデバイスと、当該複数のデバイスの管理情報を記憶するサーバと、当該管理情報を管理するための情報処理端末とを含み、少なくとも当該複数のデバイスと当該サーバとが通信可能に構成され、少なくとも当該サーバと当該情報処理端末とが通信可能に構成されたデバイス管理システムにおけるデバイス管理方法であって、
    (a)前記複数のデバイスの全部または一部を情報取得対象のデバイスとして指定して、当該情報取得対象のデバイスの前記管理情報を取得するためのリクエストが前記情報処理端末から前記サーバに送信されるステップ、
    (b)前記サーバが前記リクエストを受信した場合、当該リクエストが当該サーバから前記情報取得対象のデバイスに送信されるステップ、
    (c)前記サーバが前記リクエストを受信した場合、当該リクエストにおける前記情報取得対象のデバイスが登録されたデバイスリストが生成されるステップ、
    (d)前記ステップ(c)で生成された前記デバイスリストが前記サーバから前記情報処理端末に送信されるステップ、
    (e)前記複数のデバイスのそれぞれが前記サーバから送信される前記リクエストを受信した場合、自身の管理情報が当該サーバに送信されるステップ、
    (f)前記サーバが前記複数のデバイスのそれぞれから送信される前記管理情報を受信した場合、当該管理情報の送信元のデバイスに関する情報取得通知が当該サーバから前記情報処理端末に送信されるステップ、および
    (g)前記情報処理端末が前記デバイスリストを受信した後、前記情報処理端末が当該デバイスリストに登録される全てのデバイスに対応する前記情報取得通知を受信したときに、前記リクエストに関する処理が完了したと判断されるステップを含む、デバイス管理方法。
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