JP2020092895A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
域における前記弁部は、前記前身頃領域側に前記切り残しが向くように形成されていてもよい。
図1は、実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」という)の斜視図である。本願で用いる方向に関する用語は、おむつ1が着用者に着用された状態において該着用者の前後左右に一致する方向を意味するものとする。例えば、本願で左右方向という場合、おむつ1の着用者に着用された状態において該着用者の左右に一致する方向を意味する。
ら後身頃にかけて覆うシート状の部材の一端部付近に固定されたテープを、該シート状の部材の他端部付近に貼り付けることで筒状構造を形成するテープ型使い捨ておむつ等、腹囲と股下を包み得る各種形態の吸収性物品が含まれる。
する折り返し線4F6よりも股下領域1B側の部分に一致する形状を有するシート状の部材である。インナーカバーシート5Rもインナーカバーシート5Fと同様、カバーシート4Rのうち後述する折り返し線4R6よりも股下領域1B側の部分に一致する形状を有するシート状の部材である。
肢開口部2L及び右下肢開口部2Rからの液体の流出を防ぐ立体ギャザー3BL,3BRが形成される。なお、カバーシート4Fにおける縁4F7及びカバーシート4Rにおける縁4R7、カバーシート4Fにおける縁4F8及びカバーシート4Rにおける縁4R8の接合方法は特に限定されないが、例えば、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等によって行うことができる。
部2Tに沿って周回する実質的に環状の伸縮部材を形成し、胴開口部2Tを胴周り方向に収縮させる機能を発揮する。すなわち、糸ゴム4F2,4F3と糸ゴム4R2,4R3は、収縮力を発揮しておむつ1を着用者に密着させ、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ。
るように、図1に示した前身頃領域1Fの上側の縁に対し直角の方向に延在する直線状の形態となっている。接合部分Sは、平行に複数設けられており、更に各間隔が大小交互となるように設けられている。よって、接合部分Sは、図4を見ると判るように、二重線が等間隔で並ぶような形態となっている。接合部分Sによって構成される二重線が等間隔で並ぶような形態を採ることにより、図4(D)で示されるように、収縮後のウェストギャザー3Rに第1通気路12と第2通気路13が交互に形成される。これは、接合が各糸ゴムとシートを伸長した状態で行われ、その後に伸長状態が解かれてウェストギャザー3Rが糸ゴム4F2の収縮力で縮むと、二重線を構成する2つの接合部分Sの間という間隔の狭い部分でシートの撓みにより相対的に小さい第1通気路12が形成され、二重線同士の間という間隔の広い部分ではシートの撓みにより相対的に大きい第2通気路13が形成されるためである。
状であって、略C字形状である。なお、切り込み21は、例えば、半円状であってもよいし、U字状であってもよいし、V字状であってもよい。切り込み21は、一方向に凸となり、凸側の反対側に直線状の切り残り22を残すように形成されるとよい。
26は、前身頃領域1Fと後身頃領域1Rを結ぶ方向(長手方向)に伸長した状態で、第1領域A1と第2領域A2との間を中心として伸縮するように上側シート9Aに接着されている。なお、各糸ゴム26は、上側シート9Aの肌面側と下側シート9B側のいずれに接着されていてもよい。また、各糸ゴム26は、マトリクス状に配列された各弁部20間に配置されている。上側シート9Aは、糸ゴム26が第1領域A1と第2領域A2との間を中心として収縮することで、第1領域A1では後身頃領域1R方向に収縮し、第2領域A2では前身頃領域1F方向に収縮する。おむつ1は、肛門当接位置25よりも前身頃領域1F側の第1領域A1において切り残り22が後身頃領域1R側に向き、肛門当接位置25よりも後身頃領域1R側の第2領域A2において切り残り22が前身頃領域1F側に向くように各弁部20が配置されており、肛門当接位置25に向かって切り残り22が移動するように上側シート9Aを下側シート9Bに対して相対的に移動させることで、移動させることで、孔23を拡張することができる。これにより、おむつ1は、孔23から空間24に水様便の固形物を導入し易くして、漏れを抑制できる。
0R1・・糸ゴム:4F6,4R6,10L2,10R2・・折り返し線:4F7,4F8,4R7,4R8・・縁:5F,5R・・インナーカバーシート:6・・パッドカバーシート:7・・バックシート:8・・吸収体:9・・センターシート:9A・・上側シート:9B・・下側シート:10L,10R・・サイドシート:11F,11R・・通気路形成シート:11F1,11R1・・通気孔:S・・接合部分:12・・第1通気路:13・・第2通気路:20・・弁部:21・・切り込み:21A,21B・・切り込み端部:22・・切り残し:23・・孔:24・・空間:25・・肛門当接位置:26・・糸ゴム:S1・・接合部:A1・・第1領域:A2・・第2領域
Claims (5)
- 吸収体と、
前記吸収体の肌面側を覆う液透過性のシート部材と、
を備え、
前記シート部材は、前記肌面側に配置された上側シートと、前記上側シートに重ねられて前記吸収体側に配置された下側シートと、を有し、
前記上側シートを厚さ方向に貫通した曲線状の切り込みで画定され、前記切り込みの両端部を結ぶ切り残しによって前記上側シートに繋がる弁部と、
前記弁部が前記下側シートに接合されることで形成され、前記上側シートの前記肌面側と、前記上側シートと前記下側シートの間に形成される空間と、を連通する孔と、
を備える、吸収性物品。 - 着用者の腹部を覆う前身頃領域、着用者の背部を覆う後身頃領域、及び前記前身頃領域と前記後身頃領域の間に位置し、着用者の股下を覆う股下領域を備え、
前記シート部材は、前記前身頃領域と前記後身頃領域に跨って配置されており、
前記弁部は、前記上側シートにおける前記股下領域内に位置して着用者の肛門が当接する肛門当接位置よりも前記前身頃領域側の第1領域と、前記上側シートにおける前記肛門当接位置よりも前記後身頃領域側の第2領域とに、複数形成されており、
前記第1領域における前記弁部は、前記後身頃領域側に前記切り残しが向くように形成されており、
前記第2領域における前記弁部は、前記前身頃領域側に前記切り残しが向くように形成されている、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記前身頃領域と前記後身頃領域を結ぶ方向に伸長した状態で、前記第1領域と前記第2領域との間を中心として伸縮するように前記上側シートに配置された伸縮部材を備え、
前記上側シートは、前記伸縮部材が収縮することで、前記第1領域では前記後身頃領域の方向に収縮し、前記第2領域では前記前身頃領域方向に収縮する、
請求項2に記載の吸収性物品。 - 前記前身頃領域と前記後身頃領域を結ぶ方向に伸長した状態で、前記第1領域と前記第2領域との間に対応する位置を中心として伸縮するように前記下側シートに配置された伸縮部材を備え、
前記下側シートは、前記伸縮部材が収縮することで、前記第1領域に対応する領域では前記後身頃領域方向に収縮し、前記第2領域に対応する領域では前記前身頃領域の方向に収縮する、
請求項2に記載の吸収性物品。 - 前記切り込みは、略C字状である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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JP2018233494A JP7107203B2 (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 吸収性物品 |
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Family Applications (1)
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JP2018233494A Active JP7107203B2 (ja) | 2018-12-13 | 2018-12-13 | 吸収性物品 |
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Citations (4)
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JP2002345886A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-03 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2003126143A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-07 | Crecia Corp | 吸収体製品 |
JP2009034271A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
JP2009045334A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Livedo Corporation | 吸収性物品及び表面ライナー |
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2018
- 2018-12-13 JP JP2018233494A patent/JP7107203B2/ja active Active
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JP7107203B2 (ja) | 2022-07-27 |
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