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JP2019192795A - 高電子移動度トランジスタ - Google Patents

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JP2019192795A JP2018084397A JP2018084397A JP2019192795A JP 2019192795 A JP2019192795 A JP 2019192795A JP 2018084397 A JP2018084397 A JP 2018084397A JP 2018084397 A JP2018084397 A JP 2018084397A JP 2019192795 A JP2019192795 A JP 2019192795A
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Abstract

【課題】製造工程の増加を抑制しつつオーミック電極とチャネル層とのコンタクト抵抗を低減できるHEMTを提供する。【解決手段】窒化物半導体を主に含み、基板の主面上に設けられ、基板とは反対側に窒素面を有するバリア層と、窒化物半導体を主に含み、バリア層上に設けられ、バリア層のバンドギャップよりも小さいバンドギャップを有するチャネル層と、窒化物半導体を主に含み、チャネル層上に設けられ、チャネル層の不純物濃度よりも大きい不純物濃度を有する高濃度半導体層と、高濃度半導体層上に設けられ、高濃度半導体層とオーミック接触を成すソース電極及びドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極との間に設けられたゲート電極と、を備える。高濃度半導体層は、ソース電極及びドレイン電極の直下に位置する領域から、少なくともゲート電極の直下に位置する領域にわたって延在する。【選択図】図1

Description

本発明は、高電子移動度トランジスタに関する。
特許文献1には、電子デバイスに関する技術が記載されている。この電子デバイスは、基板と、基板上に配置されたアルミニウム(Al)を包含するバッファ層と、バッファ層上に配置されたAlを包含するバリア層と、バリア層上に堆積されたGaNチャネル層とを備える。チャネル層とバリア層との界面であってチャネル層側には二次元電子ガス(2DEG)が形成される。また、特許文献2には、窒化物半導体素子に関する技術が記載されている。この半導体素子は、放熱基板上に設けられたAlGaN層と、AlGaN層上に設けられたGaN層と、GaN層上に設けられたショットキ電極とを備える。放熱基板は導電性を有し、放熱基板とAlGaN層とは互いにオーミック接触を成す。GaN層におけるAlGaN層との界面付近には2DEG層が存在する。
特表2014−524661号公報 特開2012−074705号公報
現在、ワイドバンドギャップの窒化物半導体材料を用いた電子デバイスが実用化されている。特に、窒化物半導体材料を用いた高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)によれば、従来のトランジスタと比較して高耐圧を実現することができる。窒化物半導体を用いた通常のHEMTは、例えば、基板上に設けられたGaNチャネル層と、GaNチャネル層上に設けられたバリア層(たとえばAlGaN層)と、AlGaN層上に設けられたゲート電極及び一対のオーミック電極(ドレイン電極及びソース電極)とを備える。このような構成のHEMTにおいては、GaNチャネル層とバリア層との界面近傍でチャネル層側に2DEGが生じる。
これに対し、GaNチャネル層をバリア層上(すなわちバリア層に対して基板とは反対側)に設け、バリア層から見て電極側の領域に2DEGを生じさせる、いわゆる逆HEMT構造が研究されている。逆HEMT構造によれば、バリア層を介することなくオーミック電極と2DEGとの導電経路を確保できるので、オーミック電極のコンタクト抵抗を低減することができる。また、ピンチオフ特性が改善し、短ゲート化による高周波特性の向上が可能となる。逆HEMT構造を容易に形成する為には、通常のGa極性の窒化物半導体結晶層ではなく、N極性の窒化物半導体結晶層が用いられる。
しかしながら、逆HEMT構造においてはゲートリーク電流の抑制とコンタクト抵抗の低減とがトレードオフになるという課題が存在する。逆HEMT構造では、チャネル層の上に、バリア層を介さずにゲート電極及びオーミック電極が形成される。障壁となるバリア層がオーミック電極とチャネル層との間に存在しないので、コンタクト抵抗は低減される。しかし、障壁となるバリア層がゲート電極とチャネル層との間にも存在しないので、ゲートリーク電流が大きくなってしまう。
この課題を解決するために、例えばチャネル層よりもバンドギャップが大きい半導体層(例えばAlGaN層)をチャネル層の上に設けることが考えられる。この場合、チャネル層とゲート電極との間にバンドギャップが大きい半導体層が介在するので、該半導体層が障壁として機能し、ゲートリーク電流が効果的に抑制される。しかし、該半導体層がオーミック電極とチャネル層との間にも介在すると、オーミック電極とチャネル層とのコンタクト抵抗が増してしまう。そこで、該半導体層のうちオーミック電極の直下の部分を除去し、露出したチャネル層上に高濃度層(例えば高濃度GaN層)を再成長させ、該高濃度層上にオーミック電極を形成する構造が考えられる。しかしながら、このような構造では結晶成長を2回行う必要があり、製造工程が増えてしまうという問題がある。
本発明は、製造工程の増加を抑制しつつオーミック電極とチャネル層とのコンタクト抵抗を低減できるHEMTを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、一実施形態に係るHEMTは、窒化物半導体を主に含み、基板の主面上に設けられ、基板とは反対側に窒素面を有するバリア層と、窒化物半導体を主に含み、バリア層上に設けられ、バリア層のバンドギャップよりも小さいバンドギャップを有するチャネル層と、窒化物半導体を主に含み、チャネル層上に設けられ、チャネル層の不純物濃度よりも大きい不純物濃度を有する高濃度半導体層と、高濃度半導体層上に設けられ、高濃度半導体層とオーミック接触を成すソース電極及びドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極との間に設けられたゲート電極と、を備える。高濃度半導体層は、ソース電極及びドレイン電極の直下に位置する領域から、少なくともゲート電極の直下に位置する領域にわたって延在する。
本発明に係るHEMTによれば、製造工程の増加を抑制しつつオーミック電極とチャネル層とのコンタクト抵抗を低減できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るHEMT1の断面図である。 図2は、高濃度半導体層15を備えないHEMT100の構造を示す断面図である。 図3の(a)及び(b)は、HEMT100のバンドダイアグラムを示す。 図4の(a)及び(b)は、HEMT1のバンドダイアグラムを示す。 図5は、ショットキ障壁層16をエッチングして開口を形成する際のエッチング深さと、オーミック電極におけるコンタクト抵抗との関係を示すグラフである。 図6は、HEMT200の構造を示す断面図である。
本発明の実施形態に係るHEMTの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るHEMT1の断面図である。同図に示されるHEMT1は、いわゆる逆HEMTとしての構造を有する。具体的には、HEMT1は、基板2と、基板2の主面2a上に設けられた半導体積層部10と、半導体積層部10上に設けられたゲート電極21、ソース電極22、及びドレイン電極23と、ゲート電極21を覆う絶縁膜31とを備えている。半導体積層部10は、窒化物半導体(特にGaN系半導体)を主に含んで構成され、例えば、AlN核生成層11、GaNバッファ層12、バリア層13、チャネル層14、高濃度半導体層15、並びにショットキ障壁層16がこの順で積層されてなる。なお、逆HEMTの用途としては、E−band用若しくはW−band用といった、高周波での使用が考えられる。特に、E−bandは携帯電話の局間通信等への応用が期待される。
基板2は、例えばGaN系半導体の成長用基板であり、一例では半絶縁性のSiC基板である。基板2がSiC基板である場合、主面2aは炭素(C)極性面である。主面2aが炭素面である場合、半導体積層部10は、窒素(N)極性面を成長面として結晶成長することができる。なお、基板2は結晶成長用の基板でなくてもよく、その場合、別の基板上に成長した半導体積層部10から該基板を取り除き、半導体積層部10に基板2を接合してもよい。その場合、基板2としては様々な材質の半絶縁性基板が用いられ、例えばSi基板、SiC基板、AlN基板、焼結体等が用いられ得る。
AlN核生成層11は、GaNバッファ層12に対するシード層として機能する。AlN核生成層11の厚さは、例えば5nm〜50nmの範囲内であり、一実施例では20nmである。GaNバッファ層12は、濡れ性の問題があり、SiC基板上に直接成長できない。このため、GaNバッファ層12は、AlN核生成層11を介して成長する。なお、基板2が結晶成長用の基板ではなく接合された基板である場合には、AlN核生成層11は除去されていてもよい。
GaNバッファ層12は、AlN核生成層11上にエピタキシャル成長した半導体層である。前述したように、SiC基板の炭素面上において、GaNバッファ層12は窒素面を成長面として結晶成長する。従って、GaNバッファ層12のAlN核生成層11側の界面12aはガリウム(Ga)極性面となり、AlN核生成層11側とは反対側の界面12bはN極性面となる。GaNバッファ層12の厚さは、例えば300nm〜1000nmの範囲内であり、一実施例では500nmである。なお、基板2が結晶成長用の基板ではなく接合された基板である場合には、GaNバッファ層12は除去されていてもよい。
バリア層13は、基板2の主面2a上に設けられ、GaNバッファ層12上にエピタキシャル成長した半導体層であって、電子供給層として機能する。バリア層13は、窒化物半導体を主に含む層であって、例えばAlGaN層、InAlN層、若しくはInAlGaN層といったIII族窒化物半導体層である。バリア層13のバンドギャップは、後述するチャネル層14のバンドギャップよりも大きい。バリア層13は、GaNバッファ層12の界面12bと接する界面13aを有し、界面13aはGa極性面である。また、バリア層13は、GaNバッファ層12とは反対側(すなわち基板2とは反対側)の界面13bを有し、界面13bはN極性面(窒素面)である。バリア層13の厚さは、例えば20nm〜40nmの範囲内であり、一実施例では30nmである。また、バリア層13がAlGa1−xN層である場合、そのAl組成xは例えば0.15以上0.35以下であり、一実施例では0.25である。バリア層13の導電型は、例えばn型またはアンドープ(i型)である。
チャネル層14は、バリア層13上に設けられ、エピタキシャル成長した半導体層である。一例では、チャネル層14はバリア層13に接する。或いは、チャネル層14とバリア層13との間に図示しないスペーサ層が介在してもよい。チャネル層14は、窒化物半導体を主に含む層であって、例えばGaN層といったIII族窒化物半導体層である。チャネル層14のバンドギャップは、バリア層13のバンドギャップよりも小さい。チャネル層14は、バリア層13の界面13bと接する界面14aを有し、界面14aはGa極性面である。また、チャネル層14は、バリア層13とは反対側(すなわち基板2とは反対側)の界面14bを有し、界面14bはN極性面(窒素面)である。チャネル層14の厚さは、例えば5nm〜15nmの範囲内であり、一実施例では9nmである。チャネル層14とバリア層13との間にはその格子定数の相違から歪が生じ、この歪が両者の界面にピエゾ電荷を誘起する。これにより、チャネル層14とバリア層13との界面近傍であってチャネル層14側の領域に2DEGが生じ、チャネル領域14cが形成される。チャネル層14の導電型は、例えばn型またはアンドープ(i型)である。
高濃度半導体層15は、チャネル層14上に設けられ、エピタキシャル成長した半導体層である。高濃度半導体層15は、窒化物半導体を主に含む層であって、例えばn型GaN層といったIII族窒化物半導体層である。高濃度半導体層15の不純物(ドーパント)濃度は、チャネル層14の不純物濃度よりも大きい。一例では、高濃度半導体層15はチャネル層14と同じ組成を有し、チャネル層14を成長した後、窒化物半導体の成長を続けながらドーパント原料ガスを追加する(或いは増加する)ことによって形成される。高濃度半導体層15は、ソース電極22及びドレイン電極23の直下に位置する領域から、少なくともゲート電極21の直下に位置する領域にわたって延在している。本実施形態では、高濃度半導体層15はチャネル層14上の全面にわたって設けられている。高濃度半導体層15の厚さは、例えば5nm〜15nmの範囲内であり、一実施例では11nmである。高濃度半導体層15の不純物は例えばSiである。高濃度半導体層15の不純物濃度は例えば1.0×1017cm−3以上であり、或いは1.0×1018cm−3以上である。一実施例では、高濃度半導体層15の不純物濃度は2.0×1018cm−3である。なお、高濃度半導体層15の不純物濃度の上限は、例えば不純物がSiであれば1.0×1018cm−3である。不純物がGeであれば、1.0×1019cm−3が上限となる。
ショットキ障壁層16は、高濃度半導体層15上に設けられ、エピタキシャル成長した半導体層である。ショットキ障壁層16は、窒化物半導体を主に含む層であって、例えばAlGaN層といったIII族窒化物半導体層である。ショットキ障壁層16のバンドギャップは、チャネル層14及び高濃度半導体層15のバンドギャップよりも大きい。ショットキ障壁層16の厚さは、例えば5nm以下であり、一実施例では5nmである。なお、ショットキ障壁層16の厚さの下限は例えば1.5nmである。また、ショットキ障壁層16がAlGa1−xN層である場合、そのAl組成xは例えば0.15以上0.35以下であり、一実施例では0.25である。ショットキ障壁層16の導電型は、例えばアンドープ(i型)である。なお、ソース電極22が設けられる領域、及びドレイン電極23が設けられる領域のショットキ障壁層16は除去されている。言い換えると、ショットキ障壁層16には、ソース電極22及びドレイン電極23のための開口が形成されている。
ソース電極22及びドレイン電極23は、基板2の厚さ方向と交差する方向に並んでおり、ショットキ障壁層16に形成された開口を埋め込み、高濃度半導体層15上に設けられている。そして、ソース電極22及びドレイン電極23は、高濃度半導体層15とオーミック接触を成す。ソース電極22及びドレイン電極23は、例えばチタン(Ti)層とアルミニウム(Al)層との積層構造を熱処理(アロイ)することにより形成される。ソース電極22のゲート電極21側の端と、ドレイン電極23のゲート電極21側の端との間隔は、例えば3.0μmである。
ゲート電極21は、高濃度半導体層15上においてソース電極22とドレイン電極23との間に設けられている。本実施形態では、ゲート電極21はショットキ障壁層16上に設けられている。言い換えると、ゲート電極21と高濃度半導体層15との間には、ショットキ障壁層16が介在している。ゲート電極21は、例えばニッケル(Ni)層と金(Au)層との積層構造を有する。本実施形態のゲート電極21は、ゲート長を短縮しつつゲート抵抗を低減するためにT字型の断面形状を有する。ゲート長は、例えば0.3μmである。
絶縁膜31は、ゲート電極21を覆うように高濃度半導体層15上(本実施形態ではショットキ障壁層16上)に設けられている。絶縁膜31は、ショットキ障壁層16、高濃度半導体層15、チャネル層14、及びバリア層13を含む半導体積層部を保護する。絶縁膜31は、例えばSi化合物膜であり、一例ではSiN膜である。
ここで、本実施形態に係るHEMT1の製造方法の一例について説明する。まず、SiC基板といった基板2の主面2a上に、例えば有機金属気相成長法(MOCVD法)を用いて、AlN核生成層11を成長する。前述したように、基板2がSiC基板である場合、主面2aを炭素(C)極性面とする。AlN核生成層11の原料ガスは例えばTMA(トリメチルアルミニウム)及びNH(アンモニア)であり、成長温度は例えば1100℃である。次に、AlN核生成層11上にGaNバッファ層12を成長する。GaNバッファ層12の原料ガスは例えばTMG(トリメチルガリウム)及びNHであり、成長温度は例えば1050℃である。
続いて、GaNバッファ層12上にバリア層13を成長する。バリア層13がAlGaN層である場合、その原料ガスは例えばTMA、TMG及びNHであり、成長温度は例えば1050℃である。そして、バリア層13上にチャネル層14を成長する。チャネル層14がGaN層である場合、その原料ガスは例えばTMG及びNHであり、成長温度は例えば1050℃である。所定厚さのチャネル層14を成長したのち、成長温度及び原料ガスを維持しながら、n型不純物(例えばSi)を含む原料ガス(例えばシラン)を追加して供給する。或いは、チャネル層14にn型不純物をドープした場合には、そのn型不純物の原料ガスの流量を増加させる。これにより、高濃度半導体層15を形成する。その後、高濃度半導体層15上にショットキ障壁層16を成長する。ショットキ障壁層16がAlGaN層である場合、その原料ガスは例えばTMA、TMG及びNHであり、成長温度は例えば1050℃である。
続いて、ソース電極22及びドレイン電極23に対応する開口を有するエッチングマスクをショットキ障壁層16上に形成し、該エッチングマスクの開口を介してショットキ障壁層16のエッチングを行う。このエッチングはドライエッチングであり、例えばCl系ガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE)である。この工程により、ショットキ障壁層16を部分的に除去して高濃度半導体層15を露出させる。その後、露出した高濃度半導体層15上に、リソグラフィー及びリフトオフ技術を用いてソース電極22及びドレイン電極23を蒸着する。その後、熱処理によるオーミック接触面の合金化を行う。また、ソース電極22とドレイン電極23との間のショットキ障壁層16上に、リソグラフィー及びリフトオフ技術を用いてゲート電極21を蒸着する。最後に絶縁膜31を形成して、HEMT1が完成する。
以上に説明した本実施形態のHEMT1によって得られる効果について、従来のHEMTが有する課題とともに説明する。図2は、高濃度半導体層15を備えないHEMT100の構造を示す断面図である。この場合、オーミック電極であるソース電極22及びドレイン電極23が、チャネル層14に直接接触する。なお、HEMT100における他の構造は、本実施形態のHEMT1と同様である。
図3の(a)及び(b)は、図2に示されたHEMT100における伝導帯エネルギのフェルミ準位(基準電位)からの差を示す。図3の(a)はゲート電極21を含む図2の断面A2に沿ったエネルギ差を示しており、図3の(b)はソース電極22、ドレイン電極23をそれぞれ含む図2の断面B3,B4に沿ったエネルギ差を示している。図3の(a)及び(b)において、横軸は半導体積層部の表面からの深さ(単位:nm)を示し、縦軸は伝導帯の下端準位Ecとフェルミ準位Efとの差(単位:eV)を示している。また、図中の範囲D12,D13,D14,及びD16は、それぞれGaNバッファ層12、バリア層13、チャネル層14、及びショットキ障壁層16の存在範囲を表している。0eVがフェルミ準位に相当し、このフェルミ準位よりエネルギが低い領域(チャネル層D14とバリア層D13との界面であってチャネル層D14側)に2DEGが形成される。
図3の(a)を参照すると、HEMT100のゲート電極21近傍(深さ5nm以下)においては、ショットキ障壁層16(AlGaN層)とチャネル層14(GaN層)との間の逆ピエゾ電界によってバンドが持ち上がっている。これが障壁となって、ゲートリーク電流が抑制される。一方、図3の(b)を参照すると、ショットキ障壁層16が除去されているものの、オーミック電極(ソース電極22、ドレイン電極23)とチャネル層14(GaN層)との接触部分においては、チャネル層14のフェルミ準位がその価電子帯準位より低い位置にあることに起因して価電子帯が僅かに持ち上がり、キャリアの輸送に対して障壁を形成している。
図4の(a)及び(b)は、本実施形態のHEMT1の価電子帯とフェルミ準位とのエネルギ差を示す。図4の(a)はゲート電極21を含む図1の断面A1に沿ったエネルギ差を示しており、図4の(b)はソース電極22、ドレイン電極23をそれぞれ含む図1の断面B1,B2に沿ったエネルギ差を示している。図4の(a)及び(b)において、横軸は半導体積層部の表面からの深さ(単位:nm)を示し、縦軸は伝導帯の下端準位Ecとフェルミ準位Efとの差(単位:eV)を示している。また、図中の範囲D12,D13,D14,D15,及びD16は、それぞれGaNバッファ層12、バリア層13、チャネル層14、高濃度半導体層15、及びショットキ障壁層16の存在範囲を表している。なお、比較を容易にするため、図3に示されたエネルギ差を一点鎖線で示している。
図4の(a)を参照すると、HEMT1のゲート電極21近傍においても、ショットキ障壁層16(AlGaN層)と高濃度半導体層15(nGaN層)との間の逆ピエゾ電界によってバンドが持ち上がっている。これが障壁となって、ゲートリーク電流が抑制される。なお、高濃度半導体層15の高い不純物濃度が影響してバンドが僅かに下がっているが、AlGaNとGaNとの間に生じる逆ピエゾ電荷に対してその影響は小さく、またショットキ障壁層16が存在しているため、ゲートリーク電流には殆ど影響を与えない。ゲートリーク電流を測定する為に、ゲート電極21とドレイン電極23との間に50Vの電圧を印加したところ、ゲートリーク電流は0.01μA/mm(1×10−6A/mm)であり、図2のHEMT100と比較してほぼ同等となった。また、図4の(b)を参照すると、高濃度半導体層15の高い不純物濃度によって、オーミック電極(ソース電極22、ドレイン電極23)との接触界面におけるバンドが顕著に下がっている。従って、オーミック電極からチャネル層14に至るキャリア輸送に対しての障壁が実質的に消失している。
図5は、ショットキ障壁層16をエッチングして開口を形成する際のエッチング深さと、オーミック電極におけるコンタクト抵抗との関係を示すグラフである。図中のグラフG1は、本実施形態のHEMT1のオーミック電極におけるコンタクト抵抗を示す。図中のグラフG2は、図2に示されたHEMT100のオーミック電極におけるコンタクト抵抗を示す。図5において、横軸はエッチング深さ(単位:nm)を表し、縦軸はコンタクト抵抗(単位:Ω・mm)を表す。なお、ショットキ障壁層16の厚さを5nmとし、チャネル層14とバリア層13との界面までの深さを25nmとした。コンタクト抵抗の測定には、伝送長法(TLM:Transfer Length Method)を用いた。
図5に示されるように、図2に示されたHEMT100(グラフG2)では、2DEGの深さ(20nm)と同じエッチング深さとした場合に低いコンタクト抵抗が得られるが、エッチング深さの余裕(マージン)が乏しく、エッチング深さが僅かでも異なるとコンタクト抵抗が変動してしまう。従って、量産に不向きである。これに対し、本実施形態のHEMT1(グラフG1)では、ショットキ障壁層16と高濃度半導体層15との界面深さ(5nm)から2DEGの深さ(20nm)までの広い範囲で、コンタクト抵抗が0.2Ωmm〜0.3Ωmmの範囲内に収まっており、コンタクト抵抗を均等に低減できることがわかる。従って、HEMT1においては、エッチング深さに誤差が生じてもコンタクト抵抗の変動は小さいので、均等な動作特性を有するHEMTを容易に量産することができる。
ここで、図6は、図2に示されたHEMT100の変形として、HEMT200の構造を示す断面図である。このHEMT200は、図2に示されたHEMT100の構成に加えて、高濃度半導体層17a,17bを更に備えている。高濃度半導体層17a,17bは、例えばSiが高濃度にドープされたGaN層である。高濃度半導体層17a,17bは、ショットキ障壁層16に形成された開口を埋め込むように設けられ、該開口内のチャネル層14と接している。そして、ソース電極22は高濃度半導体層17a上に設けられ、高濃度半導体層17aとオーミック接触を成している。また、ドレイン電極23は高濃度半導体層17b上に設けられ、高濃度半導体層17bとオーミック接触を成している。
図3の(b)を用いて説明したように、図2に示されたHEMT100においては、オーミック電極(ソース電極22、ドレイン電極23)がチャネル層14(GaN層)に対して形成されるため、コンタクト抵抗が十分に低下しないという問題がある。図6に示されたHEMT200は、この問題を解決する。すなわち、チャネル層14とオーミック電極との間に介在する高濃度半導体層17a,17bによって、オーミック電極との接触部分におけるバンドが下がり、コンタクト抵抗が低減される。
しかしながら、図6に示されたHEMT200を製造するためには、ショットキ障壁層16をエッチングした後、高濃度半導体層17a,17bを再成長しなければならない。このことは、工程数の増加および歩留まりの低下に繋がり、製造コストの削減を妨げる要因となる。本実施形態のHEMT1によれば、半導体層を再成長する必要がないので、工程数の増加を抑制しつつオーミック電極のコンタクト抵抗を低減することができ、均等な動作特性を有するHEMTを容易に量産することができる。
本実施形態のように、高濃度半導体層15の不純物濃度は1.0×1017cm−3以上であってもよく、1.0×1018cm−3以上であってもよい。これにより、オーミック電極のコンタクト抵抗を十分に低減することができる。
本実施形態のように、基板2はSiC基板であり、基板2の主面2aは炭素面であってもよい。これにより、窒化物半導体の窒素面を成長面とすることができるので、バリア層13の上にチャネル層14が設けられる逆HEMT構造を容易に実現することができる。
本実施形態のように、基板2の主面上に設けられたAlN核生成層11と、AlN核生成層11上に設けられたGaNバッファ層12とを更に備え、バリア層13はGaNバッファ層12上に設けられてもよい。これにより、バリア層13、チャネル層14及び高濃度半導体層15の結晶性を高めることができるので、HEMT1の動作特性を向上することができる。
本実施形態のように、高濃度半導体層15の厚さは5nm〜15nmの範囲内であってもよい。高濃度半導体層15の厚さが5nm以上であることにより、エッチング深さの変動に対して十分な余裕(マージン)を確保することができ、均等な動作特性を有するHEMTを容易に量産することができる。また、高濃度半導体層15の厚さが15nm以下であることにより、ゲート電極21への電圧印加時に空乏層をバリア層13まで容易に到達させることができる。
本実施形態のように、窒化物半導体を主に含み、高濃度半導体層15上に設けられ、高濃度半導体層15のバンドギャップよりも大きいバンドギャップを有するショットキ障壁層16を更に備え、ゲート電極21はショットキ障壁層16上に設けられてもよい。これにより、ゲートリーク電流を効果的に低減することができる。この場合、ショットキ障壁層16はアンドープであり、ショットキ障壁層16の厚さは5nm以下であってもよい。ショットキ障壁層16をこのように薄くすることにより、ゲート電極21への電圧印加時に空乏層をバリア層13まで容易に到達させることができる。
本発明によるHEMTは、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記各実施形態ではバリア層13としてAlGaN層を例示し、チャネル層14及び高濃度半導体層15としてGaN層を例示し、ショットキ障壁層16としてAlGaN層を例示したが、これらの半導体層は窒化物半導体を主に含んでいればよく、その構成元素及び組成は任意である。例えば、チャネル層14はInGaN層によって構成されてもよく、バリア層13及びショットキ障壁層16はInAlN層またはInAlGaN層によって構成されてもよい。或いは、バリア層13及びショットキ障壁層16は、AlGaN層、InAlN層及びInAlGaN層のうち少なくとも2つの層が積層されて構成されてもよい。また、上記各実施形態ではショットキ障壁層16とゲート電極21とが接しているが、ショットキ障壁層16とゲート電極21との間に絶縁膜が設けられてもよい。また、所望の特性に応じて、ショットキ障壁層16は省略されてもよい。
1…HEMT、2…基板、2a…主面、10…半導体積層部、11…AlN核生成層、12…GaNバッファ層、12a,12b…界面、13…バリア層、13a,13b…界面、14…チャネル層、14a,14b…界面、14c…チャネル領域、15…高濃度半導体層、16…ショットキ障壁層、17a,17b…高濃度半導体層、21…ゲート電極、22…ソース電極、23…ドレイン電極、31…絶縁膜。

Claims (10)

  1. 窒化物半導体を主に含み、基板の主面上に設けられ、前記基板とは反対側に窒素面を有するバリア層と、
    窒化物半導体を主に含み、前記バリア層上に設けられ、前記バリア層のバンドギャップよりも小さいバンドギャップを有するチャネル層と、
    窒化物半導体を主に含み、前記チャネル層上に設けられ、前記チャネル層の不純物濃度よりも大きい不純物濃度を有する高濃度半導体層と、
    前記高濃度半導体層上に設けられ、前記高濃度半導体層とオーミック接触を成すソース電極及びドレイン電極と、
    前記ソース電極と前記ドレイン電極との間に設けられたゲート電極と、
    を備え、
    前記高濃度半導体層は、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の直下に位置する領域から、少なくとも前記ゲート電極の直下に位置する領域にわたって延在する、高電子移動度トランジスタ。
  2. 前記高濃度半導体層の不純物濃度は1.0×1017cm−3以上である、請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  3. 前記高濃度半導体層の不純物濃度は1.0×1018cm−3以上である、請求項2に記載の高電子移動度トランジスタ。
  4. 前記基板はSiC基板であり、前記基板の前記主面は炭素面である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の高電子移動度トランジスタ。
  5. 前記基板の前記主面上に設けられたAlN核生成層と、前記AlN核生成層上に設けられたGaNバッファ層とを更に備え、
    前記バリア層は前記GaNバッファ層上に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の高電子移動度トランジスタ。
  6. 前記バリア層の厚さは20nm〜40nmの範囲内である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の高電子移動度トランジスタ。
  7. 前記チャネル層の厚さは5nm〜15nmの範囲内である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の高電子移動度トランジスタ。
  8. 前記高濃度半導体層の厚さは5nm〜15nmの範囲内である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の高電子移動度トランジスタ。
  9. 窒化物半導体を主に含み、前記高濃度半導体層上に設けられ、前記高濃度半導体層のバンドギャップよりも大きいバンドギャップを有するショットキ障壁層を更に備え、
    前記ゲート電極は前記ショットキ障壁層上に設けられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の高電子移動度トランジスタ。
  10. 前記ショットキ障壁層はアンドープであり、前記ショットキ障壁層の厚さは5nm以下である、請求項9に記載の高電子移動度トランジスタ。
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