JP2019031024A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本実施形態におけるインクジェット記録装置(以下、記録装置とも称する)の内部構成を示す図である。なお、図1(a)は記録装置の上面図を、図1(b)は記録装置の側断面図をそれぞれ示している。
図2は記録ヘッド103の吐出口形成部を示す拡大図である。
本実施形態における記録ヘッド103には、イエローインクの吐出口列群が1つだけ設けられている(LG(Y))。このイエローインクの吐出口列群LG(Y)は、2つの吐出口列から構成されている。
イエローインクの吐出口列群LG(Y)においては、共通液室21の両側に吐出口の直径が約16μmであって、吐出されるインク滴のサイズが約5plと比較的大きい吐出口22を有する2つの吐出口列が設けられている。これらの吐出口列には、それぞれ264個の吐出口22が600dpi(約42.3μm)の間隔でY方向に配列されている。また、これらの吐出口列はY方向に互いに1200dpi(約21.2μm)の間隔だけずれて配置されている。
本実施形態における記録ヘッド103には、ブラックインクの吐出口列群が2つ設けられている(LG(K1)、LG(K2))。これらのブラックインクの吐出口列群LG(K1)、LG(K2)は、それぞれ2つの吐出口列から構成されている。
本実施形態における記録ヘッド103には、ライトブルーインクの吐出口列群が1つ設けられている(LG(LB))。このライトブルーインクの吐出口列群LG(LB)は4つの吐出口列から構成されている。
図3(c)に示すように、ライトブルーインクの吐出口列群LG(LB)においては、共通液室21の一方側(左側)には2つの吐出口列が設けられている。ひとつは吐出口の直径が約12μmであって、吐出されるインク滴のサイズが約2plと中程度の吐出口24を有する吐出口列であって、より共通液室21に近い位置に設けられている。もうひとつは吐出口の直径が約9μmであって、吐出されるインク滴のサイズが約1plと比較的小さい吐出口23を有する吐出口列であって、共通液室21から遠い位置に設けられている。共通液室21の他方側(右側)についても同様であり、吐出口の直径が約12μmの吐出口列と吐出口の直径が約9μmの吐出口列の2つが設けられている。このように、ライトブルーインクの吐出口列群には吐出口の直径が約12μmの吐出口列が2つ、吐出口の直径が約9μmの吐出口列が2つ、合計4つの吐出口列が設けられている。
図2に示すように、本実施形態における記録ヘッド103は、上述した各吐出口列群が、左側からシアンインクの吐出口列群LG(C1)、マゼンタインクの吐出口列群LG(M1)、ライトブルーインクの吐出口列群LG(LB)、ブラックインクの吐出口列群LG(K1)、イエローインクの吐出口列群LG(Y)、ブラックインクの吐出口列群LG(K2)、マゼンタインクの吐出口列群LG(M2)、シアンインクの吐出口列群LG(C2)の順序で各吐出口列群が配置されることで構成されている。
図4は本実施形態における記録装置1内の記録制御系の概略構成を示すブロック図である。主制御部300は、演算、選択、判別、制御などの処理動作、記録動作を実行するCPU301と、CPU301によって実行すべき制御プログラム等を格納するROM302と、記録データのバッファ等として用いられるRAM303、および入出力ポート304等を備えている。メモリ313には、画像データやマスクパターン、量子化パターン等が格納されている。そして、入出力ポート304には、搬送モータ(LFモータ)309、キャリッジモータ(CRモータ)310、記録ヘッド103におけるアクチュエータなどの各駆動回路305、306、307が接続されている。さらに、主制御部300はインターフェイス回路311を介してホストコンピュータであるPC312に接続されている。
図5は、本実施形態における画像データの処理を説明するためフローチャートである。本処理は、主制御部300に備えられたCPU301が、ROM302に記憶されたプログラムに従って実行する。図5において、ホストコンピュータ31より注目画素の画像データが入力されると(ステップS200)、主制御部300は、まずステップS201において色補正を実行する。ここで、ホストコンピュータ312から入力された画像データは、sRGB等の規格化された色空間を表現するための、R(レッド)、G(グリーン)およびB(ブルー)の8bit輝度データである。ステップS201では、これら輝度データを記録装置固有の色空間に対応するRGB12bitの輝度データに変換する。信号値を変換する方法は、予めROMなどに格納されたルックアップテーブル(LUT)を参照する等の公知の方法を採用することが出来る。
本実施形態において、ホワイトからグレーを通りブラックまでの各階調、所謂グレーライン上の各色を再現する場合におけるインク色分解処理について詳細に説明する。
図6を用いて説明したように、グレーインクを用いずにライトブルーインクを用いて記録を行う場合、グレーライン上の低階調領域の画像を記録するときにはライトブルーインクとイエローインクを主に用いることになる。そのため、ライトブルーインクとイエローインクが同じ画素領域に吐出されるように量子化処理を行うと、ライトブルーインクとイエローインクが重畳し、粒状感が低下してしまう。
本実施形態では、3つの閾値マトリクスを用いて量子化処理を実行する。
本実施形態で実行する色間処理の詳細について説明する。
Ofs(x、y)=ΣIn_Tag(x、y) [式1]
Dth´(x、y)=Dth(x、y)−Ofs(x、y)
Dth´(x、y)=Dth´(x、y)+Dth_Max
本実施形態における各色のインクの処理対象データにおいて、用いる閾値マトリクスと選択する参照データの組み合わせを[表1]に示す。
ブラックとシアンの組み合わせ、およびマゼンタとライトブルーの組み合わせにおいて同じ閾値マトリクスを用いて色間処理を行った理由は、上述したように、各組み合わせにおいて排他的な画素にインクを吐出するためである。
上述のように、ブラックとシアンの色間処理において、ブラックは参照データを用いずに量子化を行い(以降簡単のため先に量子化を行う、とも称する)、シアンはブラックを参照データとして量子化を行う(以降簡単のため後に量子化を行う、とも称する)。同様に、マゼンタとライトブルーの色間処理において、マゼンタは先に量子化を行い、ライトブルーは後に量子化を行う。これは、明度が低いインクの方が分散性が低くなった際の画質低下の影響が大きいためである。
ライトブルーインクを用いる場合、ブラック色相の低階調領域を記録するときに、ブルーと補色関係にあるイエローのインクを用いる必要がある。したがって、図6を用いて説明したように、ブラック色相の低階調領域ではライトブルーとシアンのインクを他の組み合わせのインクよりも多量に使用することになる。そのため、ライトブルーインクとシアンインクについては、同じ画素に重畳して付与されると、ブラック色相の低階調領域において粒状感が目立ち易くなり、画質低下が生じる。
本実施形態における色間処理を伴う量子化を行った際の量子化結果について以下に詳細に説明する。
上述した第1の実施形態では、イエローの処理対象データに対し、ライトブルーの処理対象データに対して用いる閾値マトリクスを反転した閾値マトリクスを用いる形態について記載した。
本実施形態における各色のインクの処理対象データにおいて、用いる閾値マトリクスと選択する参照データの組み合わせを[表2]に示す。
本実施形態における色間処理を伴う量子化を行った際の量子化結果について以下に詳細に説明する。
上述した第1、第2の実施形態では、図10、図11にそれぞれ示したように、いずれにおいても図6のブラック色相の第1の階調においてライトブルーとイエローによる粒状感を低減することができた。
上述した第1、第2の実施形態では、ブラックとシアンの組み合わせ、およびマゼンタとライトブルーの組み合わせのそれぞれにおいて、同じ閾値マトリクスを用い、色間処理を実行した。
本実施形態における各色のインクの処理対象データにおいて、用いる閾値マトリクスと選択する参照データの組み合わせを[表3]に示す。
上述した第1、第2の実施形態では、マゼンタとライトブルーの組み合わせにおいて、同じ閾値マトリクスを用いて色間処理を行い、その閾値マトリクスを反転した閾値マトリクスをイエローに対して用いる形態について記載した。
各実施形態には、ある色の処理対象データに対して所定の閾値マトリクスを用い、他の色の処理対象データに対して所定の閾値マトリクスを反転した閾値マトリクスを用いる形態について記載したが、他の形態による実施も可能である。反転した関係を有していなくとも、2つの閾値マトリクスにおける閾値の配置がある程度異なっていれば良い。詳細には、一方の閾値マトリクスにおいて比較的低い閾値が定められている画素に対し他方の閾値マトリクスにおいて比較的高い閾値が定められており、一方の閾値マトリクスにおいて比較的高い閾値が定められている画素に対し他方の閾値マトリクスにおいて比較的低い閾値が定められていれば良い。このとき、比較的低い閾値、比較的高い閾値としては、閾値マトリクス内の最大の閾値の半分より低い閾値を比較的低い閾値、最大の閾値の半分より高い閾値を比較的高い閾値として扱えば良い。
302 ROM
Claims (22)
- 第1の色材と、前記第1の色材の色と補色関係にある色相を有する第2の色材と、を少なくとも含む複数の色材を用いて記録媒体上に画像を記録するために、前記画像に対応する画像データを処理する画像処理装置であって、
前記画像データを取得する取得手段と、
前記画像データを前記複数の色材に対応する色材データに変換する変換手段と、
前記色材データを量子化し、前記複数の色材の記録に用いる記録データを生成する生成手段と、を有し、
前記変換手段は、前記取得手段が無彩色であり、且つ、色再現のための階調範囲の中間の階調以下の階調を有する色を示す前記画像データを取得した場合、前記第1の色材の記録量と前記第2の色材の記録量が前記複数の色材のうちの前記第1、第2の色材と異なる色材の記録量よりも多くなるように、前記画像データを前記色材データに変換し、
前記生成手段は、前記記録データによって前記第1の色材の記録が定められる画素と前記第2の色材の記録が定められる画素が互いに異なる位置となるように、前記記録データを生成することを特徴とする画像処理装置。 - 前記生成手段は、前記記録データによって前記第1の色材の記録が定められる画素と前記第2の色材の記録が定められる画素が互いに排他的な位置となるように、前記記録データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記生成手段は、(i)前記第1の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第1の閾値マトリクスと、に基づいて、前記第1の色材に対応する記録データを生成し、(ii)前記第2の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第2の閾値マトリクスと、に基づいて、前記第2の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記第1の閾値マトリクス内の閾値と前記第2の閾値マトリクス内の閾値の和は、各画素について同じ値であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材は、前記第1、第2の色材よりも低い明度を有する第3の色材を更に含み、
前記生成手段は、(i)前記第3の色材に対応する色材データと、前記第1の閾値マトリクスと、のみに基づいて、前記第3の色材に対応する記録データを生成し、(ii)前記第2の色材に対応する色材データと、前記第1の閾値マトリクスと、前記第3の色材に対応する色材データと、に基づいて、前記第2の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、各画素について、前記第3の色材に対応する色材データが示す値だけ前記第1の閾値マトリクス内の閾値をオフセットし、前記第2の色材に対応する色材データと、オフセット後の前記第1の閾値マトリクスと、に基づいて前記第2の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材は、前記第1、第2の色材よりも低い明度を有する第4の色材と、前記第1、第2、第3、第4の色材よりも低い明度を有する第5の色材と、を更に含み、
前記生成手段は、(i)前記第5の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第3の閾値マトリクスと、のみに基づいて、前記第5の色材に対応する記録データを生成し、(ii)前記第4の色材に対応する色材データと、前記第3の閾値マトリクスと、前記第5の色材に対応する色材データと、に基づいて、前記第4の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、各画素について、前記第5の色材に対応する色材データが示す値だけ前記第3の閾値マトリクス内の閾値をオフセットし、前記第4の色材に対応する色材データと、オフセット後の前記第3の閾値マトリクスと、に基づいて前記第4の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記第1の閾値マトリクスと前記第3の閾値マトリクスは、所定の閾値よりも小さい閾値が定められた画素が互いに異なる位置となるように、各画素に対する閾値が定められていることを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置。
- 前記第1の閾値マトリクスと前記第3の閾値マトリクスは、それぞれブルーノイズ特性を有することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記第1の色材の色と前記第2の色の一方はイエロー、他方はライトブルーであり、前記第5の色材の色はブラックであり、前記第3の色と前記第4の色の一方はシアン、他方はマゼンタであることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材それぞれは、インクに含有されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記複数の色材を含有する複数のインクを吐出するための記録ヘッドを更に有することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
- 第1の色材と、前記第1の色材の色と補色関係にある色相を有する第2の色材と、を少なくとも含む複数の色材を用いて記録媒体上に画像を記録するために、前記画像に対応する画像データを処理する画像処理装置であって、
前記画像データを取得する取得手段と、
前記画像データを前記複数の色材に対応する色材データに変換する変換手段と、
各画素に対する色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた閾値マトリクスを用いて前記色材データを量子化し、前記複数の色材の記録に用いる記録データを生成する生成手段と、を有し、
前記変換手段は、前記取得手段が無彩色であり、且つ、色再現のための階調範囲の中間の階調以下の階調を有する色を示す前記画像データを取得した場合、前記第1の色材の記録量と前記第2の色材の記録量が前記複数の色材のうちの前記第1、第2の色材と異なる色材の記録量よりも多くなるように、前記画像データを前記色材データに変換し、
前記生成手段は、(i)前記第1の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第1の閾値マトリクスと、に基づいて、前記第1の色材に対応する記録データを生成し、(ii)前記第2の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第2の閾値マトリクスと、に基づいて、前記第2の色材に対応する記録データを生成し、
前記第1の閾値マトリクス内の閾値と前記第2の閾値マトリクス内の閾値の和は、各画素について同じ値であることを特徴とする画像処理装置。 - 前記複数の色材は、前記第1、第2の色材よりも低い明度を有する第3の色材を更に含み、
前記生成手段は、(i)前記第3の色材に対応する色材データと、前記第1の閾値マトリクスと、のみに基づいて、前記第3の色材に対応する記録データを生成し、(ii)前記第2の色材に対応する色材データと、前記第1の閾値マトリクスと、前記第3の色材に対応する色材データと、に基づいて、前記第2の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、各画素について、前記第3の色材に対応する色材データが示す値だけ前記第1の閾値マトリクス内の閾値をオフセットし、前記第2の色材に対応する色材データと、オフセット後の前記第1の閾値マトリクスと、に基づいて前記第2の色材に対応する記録データを生成することを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
- 前記第1の色材の色と前記第2の色の一方はイエロー、他方はライトブルーであり、前記第3の色はシアン、マゼンタのいずれかであることを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- イエローインクとライトブルーインクを少なくとも含む複数のインクを用いて記録媒体上に画像を記録するために、前記画像に対応する画像データを処理する画像処理装置であって、
前記画像データを取得する取得手段と、
前記画像データを前記複数のインクに対応するインクデータに変換する変換手段と、
前記インクデータを量子化し、前記複数のインクの記録に用いる記録データを生成する生成手段と、を有し、
前記生成手段は、前記記録データによって前記イエローインクの記録が定められる画素と前記ライトブルーインクの記録が定められる画素が互いに異なる位置となるように、前記記録データを生成することを特徴とする画像処理装置。 - イエローインクとライトブルーインクを少なくとも含む複数のインクを用いて記録媒体上に画像を記録するために、前記画像に対応する画像データを処理する画像処理装置であって、
前記画像データを取得する取得手段と、
前記画像データを前記複数のインクに対応するインクデータに変換する変換手段と、
各画素に対するインクの記録または非記録を定めるための閾値が定められた閾値マトリクスを用いて前記インクデータを量子化し、前記複数のインクの記録に用いる記録データを生成する生成手段と、を有し、
前記生成手段は、(i)前記イエローインクに対応するインクデータと、各画素に対してインクの記録または非記録を定めるための閾値が定められた第1の閾値マトリクスと、に基づいて、前記イエローインクに対応する記録データを生成し、(ii)前記ライトブルーインクに対応するインクデータと、各画素に対してインクの記録または非記録を定めるための閾値が定められた第2の閾値マトリクスと、に基づいて、前記ライトブルーインクに対応する記録データを生成し、
前記第1の閾値マトリクス内の閾値と前記第2の閾値マトリクス内の閾値の和は、各画素について同じ値であることを特徴とする画像処理装置。 - 前記複数のインクは、マゼンタインクを更に含み、
前記生成手段は、(i)前記マゼンタインクに対応するインクデータと、前記第1の閾値マトリクスと、のみに基づいて、前記マゼンタインクに対応する記録データを生成し、(ii)前記イエローインクに対応するインクデータと、前記第1の閾値マトリクスと、前記マゼンタインクに対応するインクデータと、に基づいて、前記ライトブルーインクに対応する記録データを生成することを特徴とする請求項19に記載の画像処理装置。 - 第1の色材と、前記第1の色材の色と補色関係にある色相を有する第2の色材と、を少なくとも含む複数の色材を用いて記録媒体上に画像を記録するために、前記画像に対応する画像データを処理する画像処理方法であって、
前記画像データを取得する取得工程と、
前記画像データを前記複数の色材に対応する色材データに変換する変換工程と、
前記色材データを量子化し、前記複数の色材の記録に用いる記録データを生成する生成工程と、を有し、
前記変換工程において、前記取得工程において無彩色であり、且つ、色再現のための階調範囲の中間の階調以下の階調を有する色を示す前記画像データを取得した場合、前記第1の色材の記録量と前記第2の色材の記録量が前記複数の色材のうちの前記第1、第2の色材と異なる色材の記録量よりも多くなるように、前記画像データを前記色材データに変換し、
前記生成工程において、前記記録データによって前記第1の色材の記録が定められる画素と前記第2の色材の記録が定められる画素が互いに異なる位置となるように、前記記録データを生成することを特徴とする画像処理方法。 - 第1の色材と、前記第1の色材の色と補色関係にある色相を有する第2の色材と、を少なくとも含む複数の色材を用いて記録媒体上に画像を記録するために、前記画像に対応する画像データを処理する画像処理方法であって、
前記画像データを取得する取得工程と、
前記画像データを前記複数の色材に対応する色材データに変換する変換工程と、
各画素に対する色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた閾値マトリクスを用いて前記色材データを量子化し、前記複数の色材の記録に用いる記録データを生成する生成工程と、を有し、
前記変換工程において、前記取得工程において無彩色であり、且つ、色再現のための階調範囲の中間の階調以下の階調を有する色を示す前記画像データを取得した場合、前記第1の色材の記録量と前記第2の色材の記録量が前記複数の色材のうちの前記第1、第2の色材と異なる色材の記録量よりも多くなるように、前記画像データを前記色材データに変換し、
前記生成工程において、(i)前記第1の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第1の閾値マトリクスと、に基づいて、前記第1の色材に対応する記録データを生成し、(ii)前記第2の色材に対応する色材データと、各画素に対して色材の記録または非記録を定めるための閾値が定められた第2の閾値マトリクスと、に基づいて、前記第2の色材に対応する記録データを生成し、
前記第1の閾値マトリクス内の閾値と前記第2の閾値マトリクス内の閾値の和は、各画素について同じ値であることを特徴とする画像処理方法。
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