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JP2018135080A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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JP2018135080A JP2017032914A JP2017032914A JP2018135080A JP 2018135080 A JP2018135080 A JP 2018135080A JP 2017032914 A JP2017032914 A JP 2017032914A JP 2017032914 A JP2017032914 A JP 2017032914A JP 2018135080 A JP2018135080 A JP 2018135080A
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Abstract

【課題】オフセット衝突荷重を後方に伝達し、エプロンメンバが車幅方向外側に膨らむような変形を抑制して、充分にエネルギ吸収を図る車両の前部車体構造を提供する。
【解決手段】車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバ20と、エプロンメンバ20の後端部と結合される結合部35を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラーと、を備え、エプロンメンバ20は車両正面視で閉断面S1を有し、閉断面S1内部の車幅方向外側に設けられ車両前後方向に延びる前側レイン40と、閉断面S1外部で前側レイン40と車両側面視でオーバラップする位置に設けられ車両前後方向に延びて結合部35に連結された後側レイン50とを備え、前側レイン40と後側レイン50とはエプロンメンバ20を介して接合されたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバと、該エプロンメンバの後端部と結合される結合部を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラーと、を備えた車両の前部車体構造に関する。
一般に、車両の上下方向に延びる閉断面構造の左右一対のヒンジピラーの上部には、該上部から車両前方に延びる左右一対のエプロンメンバが設けられている。
上述のエプロンメンバは、エプロンメンバインナパネルとエプロンメンバアウタパネルとの上下の各フランジ部を、スポット溶接にて、接合して、車両前後方向に延びる閉断面を形成すると共に、エプロンメンバの付け根部は結合部としてのブラケットを介して上述のヒンジピラーに接合固定されている。
このようなエプロンメンバおよびヒンジピラーを備えた車両の前部車体構造において、オフセット衝突が生ずると、このオフセット衝突荷重を車両片側のフロントサイドフレームおよびエプロンメンバで受けることになり、エプロンメンバ側においては、まず、当該エプロンメンバの前端がクラッシュし、エプロンメンバは上下方向に折曲げ変形を起こすモードとなる。本来、上記エプロンメンバはその付け根部で車幅方向外側に、折れ曲がることでエネルギ吸収を図ることが望ましいにもかかわらず、上下の折曲げ変形に起因して、エプロンメンバの結合部前方の外面部が車幅方向外側に膨らむように変形し、この変形によりエプロンメンバの付け根部においてエプロンメンバインナパネルとエプロンメンバアウタパネルとをスポット溶接している部分が剥離するおそれがある。さらなるエネルギ吸収を図るためには、結合部前方の外面部の板厚を増大させたり、材質をより高強度なものに変更したり、新たに補強部材を追加する等の対策が考えられるが、重量が増加するという問題点がある。
ところで、特許文献1には、エプロンメンバのヒンジピラー取付け部にアッパメンバ用スチフナを設けた構造が開示されているが、このスチフナはアウタアッパメンバにおける上下方向に延びる一般面の内側に溶接された単一の補強部材であるから、オフセット衝突荷重を充分に後方へ伝達することができず、改善の余地があった。
特許第4996707号公報
そこで、この発明は、オフセット衝突荷重を後方に伝達し、エプロンメンバが車幅方向外側に膨らむような変形を抑制して、充分にエネルギ吸収を図ることができる車両の前部車体構造の提供を目的とする。
この発明による車両の前部車体構造は、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバと、該エプロンメンバの後端部と結合される結合部を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラーと、を備えた車両の前部車体構造であって、上記エプロンメンバは車両正面視で閉断面を有し、該閉断面内部の車幅方向外側に設けられ車両前後方向に延びる前側レインと、上記閉断面外部で上記前側レインと車両側面視でオーバラップする位置に設けられ車両前後方向に延びて上記結合部に連結された後側レインとを備え、上記前側レインと上記後側レインとは上記エプロンメンバを介して接合されたものである。
上記構成によれば、前突(オフセット衝突)時に、前側レインに衝突荷重が入力することで、上記閉断面の車幅方向外側を荷重伝達経路とすることができ、また、荷重伝達経路となる前側レインが上記後側レインと共に、エプロンメンバを介して接合され、つまり、閉断面の内外で接合されているため、衝突荷重を後方に伝達することができ、後側レインに連結される結合部を介してヒンジピラーに荷重の伝達、分散を図り、エプロンメンバが車幅方向外側に膨らむような変形を抑制して、充分にエネルギ吸収を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記前側レインの後端と上記後側レインの後端とは車両前後方向にオフセットして設けられたものである。
上記構成によれば、前側レインが後側レインに対して車両前方に配設されることで、閉断面の車幅方向外側をより一層確実に荷重伝達経路に設定することができ、また、両レインの後端同士を車両前後方向にオフセットすることで、必要最低限のレインの前後長で、効率的に荷重伝達を行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、上記エプロンメンバは略水平に延びる上面部と、該上面部の下方に対向する下面部と、上記上面部と上記下面部の車幅方向内側端部を連結する内面部と、上記上面部と上記下面部の車幅方向外側端部を連結する外面部と、を備え、上記外面部と上記下面部とが交わる稜線部を備え、上記前側レインは上記外面部に対向する前側レイン外面部と上記前側レイン外面部の下端に連結し上記下面部に対向する前側レイン下面部とを有し、上記後側レインは上記外面部に対向する後側レイン外面部と上記後側レイン外面部の下端に連結し上記下面部に対向する下フランジ部とを有し、上記前側レイン外面部と上記後側レイン外面部とはそれぞれ上記外面部に接合固定され、上記前側レイン下面部と上記下フランジ部とはそれぞれ上記下面部に接合固定されたものである。
上記構成によれば、上述の前側レインおよび後側レインが外面部と下面部とが交わる稜線部と協働して、荷重伝達経路を形成することができ、これにより、より一層確実に車両後方へ荷重を伝達することができる。
この発明の一実施態様においては、上記外面部のヒンジピラー近傍には、車両前後方向に延びる突条部が設けられ、上記後側レインは上記外面部に対向する後側レイン外面部を備え、該後側レイン外面部には、車両前後方向に延びる後側レイン突条部が設けられ、上記突条部と上記後側レイン突条部とが車両側面視でオーバラップして設けられたものである。
上記構成によれば、エプロンメンバの外面部に設けられた上述の突条部と、後側レインの外面部(後側レイン外面部)に設けられた後側レイン突条部とが、車両側面視でオーバラップすることにより、エプロンメンバの剛性が向上し、オフセット衝突時に、該エプロンメンバが車幅方向外側に膨らむような変形を抑制しつつ、車両前後方向に延びる突条部および後側レイン突条部により衝突荷重を車両後方へ伝達することができる。
この発明の一実施態様においては、上記後側レインは上記外面部に対向する後側レイン外面部と、該後側レイン外面部の下端から車幅方向内側に延びる下フランジ部とを備え、該下フランジ部は上記前側レインと接合されたものである。
上記構成によれば、エプロンメンバの外面部と下面部とが交わる稜線部に対して、後側レイン外面部と下フランジ部とで正面視L字状に形成された後側レインが重なることにより、エプロンメンバの剛性がさらに向上し、さらに後側レイン下面部は前側レインと接合されているので、接合されている部位を介して衝突荷重をより一層確実に車両後方へ伝達することができる。
この発明によれば、オフセット衝突荷重を後方に伝達し、エプロンメンバが車幅方向外側に膨らむような変形を抑制して、充分にエネルギ吸収を図ることができる効果がある。
本発明の車両の前部車体構造を示す斜視図 図1の車両右側の要部拡大側面図 (a)は図2のA−A線矢視断面図、(b)は図2のB−B線矢視断面図、(c)は図2のC−C線矢視断面図、(d)は図2のD−D線矢視断面図 図2から後側レインを取外した状態の側面図 図4からエプロンメンバアウタパネルを取外した状態の側面図 前側レインと後側レインのみを示す側面図 図6の平面図 図2の部分拡大底面図
オフセット衝突荷重を後方に伝達し、エプロンメンバが車幅方向外側に膨らむような変形を抑制して、充分にエネルギ吸収を図るという目的を、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバと、該エプロンメンバの後端部と結合される結合部を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラーと、を備えた車両の前部車体構造であって、上記エプロンメンバは車両正面視で閉断面を有し、該閉断面内部の車幅方向外側に設けられ車両前後方向に延びる前側レインと、上記閉断面外部で上記前側レインと車両側面視でオーバラップする位置に設けられ車両前後方向に延びて上記結合部に連結された後側レインとを備え、上記前側レインと上記後側レインとは上記エプロンメンバを介して接合されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の前部車体構造を示し、図1は当該前部車体構造を示す斜視図である。
図1において、車体下部にて車両の前後方向に延びる閉断面構造のサイドシル部1を設け、このサイドシル部1の前端部には、当該前端部から上方に立上がる閉断面構造のヒンジピラー2を設けている。また、該ヒンジピラー2の上端から後方かつ上方に傾斜状に延びる左右一対のフロントピラー部3,3を設け、これら左右のフロントピラー部3,3の上端部相互間を、車幅方向に延びるフロントヘッダ4で連結している。
上述のサイドシル部1の車両前後方向中間部と、図示しないルーフサイドレールの車両前後方向中間部とを上下方向に連結する左右一対のセンタピラー5,5を設け、上述のサイドシル部1とヒンジピラー2とフロントピラー部3とルーフサイドレール(図示せず)とセンタピラー5とで囲繞された左右のドア開口部6,6を形成している。
一方、エンジンルームと車室とを車両前後方向に仕切るダッシュロアパネル7を設け、該ダッシュロアパネル7の上端部には、車幅方向に延びるダッシュアッパパネル8を取付けて、左右のフロントピラー部3,3とフロントヘッダ4とダッシュアッパパネル8とで囲繞されたフロントウインド配設用の開口部9を形成している。
上述のエンジンルームの左右両サイドにおいてダッシュロアパネル7から車両前方に延びる左右一対のフロントサイドフレーム10を設け、これら左右の各フロントサイドフレーム10の前端部にはセットプレート11を取付けている。このセットプレート11には、図示しない取付けプレートを介して衝突エネルギ吸収部材としてのクラッシュカンが取付けられる。
上述のフロントサイドフレーム10に対して上方かつ車幅方向外側の位置において、ヒンジピラー2の上部前面から車両前方に延びる左右一対のエプロンメンバ20,20(エプロンレインフォースメントと同意)を設けている。このエプロンメンバ20は、車両の前後方向に延びる車体強度部材である。
上述のエンジンルームの前部で、かつ車幅方向中央部には、アッパメンバ12、ロアメンバ13、左右のサイドメンバ14,14および2つのシュラウドアッシ部15,15を備えたラジエータシュラウド16を配設している。
図1に示すように、左右一対のエプロンメンバ20,20の前端部にボルト、ナット等から成る結合部17にて結合されるシュラウドメンバ18を設け、左右一対のシュラウドメンバ18,18によりラジエータシュラウド16のアッパメンバ12を連結している。つまり、ラジエータシュラウド16のアッパメンバ12は、左右一対のシュラウドメンバ18,18を介してエプロンメンバ20,20の前端部に連結されたものである。
上述のエンジンルームの側部対応位置において、上側に位置するエプロンメンバ20と下側に位置するフロントサイドフレーム10とを、上下方向に連結するサスペンションタワー30を設けている。
このサスペンションタワー30は、サスハウジング31と、タワー部32と、ダンパ支持部を兼ねるサストップ部33(詳しくは、サスペンションタワートップ部)とを備えている。
一方、図1に示すように、エプロンメンバ20の前端部と、フロントサイドフレーム10の前端部とは、連結部材19により上下方向に連結されている。ここで、上述の結合部17は、エプロンメンバ20前端部とシュラウドメンバ18後端部と連結部材19上端部とを一体的に結合するものである。
なお、図1において、34はサストップ部33後部におけるエプロンメンバ20の上部かつ車幅方向内側を補強するためのカウルサイドアッパレインである。
図2は図1の車両右側の要部拡大側面図、図3の(a)は図2のA−A線に沿う要部の矢視断面図、図3の(b)は図2のB−B線に沿う要部の矢視断面図、図3の(c)は図2のC−C線に沿う要部の矢視断面図、図3の(d)は図2のD−D線に沿う要部の矢視断面図、図4は図2から後側レインを取外した状態の側面図、図5は図4からエプロンメンバアウタパネルを取外した状態の側面図、図6は前側レインと後側レインのみを抽出して示す側面図、図7は図6の平面図、図8は図2の部分拡大底面図である。
図2、図4、図5に示すように、上述のヒンジピラー2は、エプロンメンバ20の後端部20r(図4参照)と結合される結合部としてのブラケット35を有し、車両上下方向に延びる車体強度部材であり、このヒンジピラー2は、ヒンジピラーアウタとヒンジピラーインナとヒンジピラーレインフォースメントとを接合固定して、車両上下方向に延びるヒンジピラー閉断面を備えている。
図3に示すように、上述のエプロンメンバ20は、エプロンメンバアウタパネル21(以下単に、エプロンアウタと略記する)と、エプロンメンバインナパネル22(以下単に、エプロンインナと略記する)とを接合固定して、車両前後方向に延びる車両正面視での閉断面S1を備えている。
また、図3に示すように、上述のエプロンメンバ20は、略水平に延びる上面部20Uと、この上面部20Uの下方に対向する下面部20Lと、上述の上面部20Uと下面部20Lとの車幅方向内側端部を上下方向に連結する内面部20INと、上述の上面部20Uと下面部20Lとの車幅方向外側端部を上下方向に連結する外面部20Eと、を備えており、上記閉断面S1はこれら各面部20U,20L,20IN,20Eで囲繞形成されたものである。
さらに、図3に示すように、上述の外面部20Eと下面部20Lとが交わる稜線部X1を形成している。この稜線部X1は、図2、図4に示すように、車両前後方向に延びている。
詳しくは、図3に示すように、エプロンアウタ21の外面部20E上端から車幅方向外側に延びるフランジ部21aを一体形成すると共に、エプロンアウタ21の下面部20L内端から下方に延びるフランジ部21bを一体形成し、また、エプロンインナ22の上面部20Uから連続して車幅方向外側に延びるフランジ部22aを一体形成すると共に、エプロンインナ22の内面部20IN下端から下方に延びるフランジ部22bを一体形成している。
そして、同図に示すように、車幅方向外側に延びる外向きの各フランジ部21a,22aを、スポット溶接手段にて接合固定すると共に、下方に延びる下向きの各フランジ部21b,22bを、同様にスポット溶接手段にて接合固定したものである。
また、図3、図4に示すように、エプロンメンバ20の外面部20E(つまり、エプロンアウタ21)におけるヒンジピラー2の近傍には、車幅方向外側に突出して車両前後方向に延びる複数の突条部としてのビード(bead)21c,21d,21eが一体形成されている。
図3、図5に示すように、上述の閉断面S1内部における車幅方向外側には、車両前後方向に延びる前側レイン40が設けられている。この前側レイン40はサスペンションタワー30の前部と対応する位置からブラケット35前端の直前部まで車両前後方向に延びている。
しかも、図2、図3に示すように、上述の閉断面S1の外部で、前側レイン40と車両側面視でオーバラップする位置には、車両前後方向に延びる後側レイン50が設けられており、この後側レイン50は、結合部としてのブラケット35に連結されると共に、前側レイン40と後側レイン50とは、エプロンアウタ21を介して閉断面S1の内外で接合固定されている(図3の(c)参照)。
上述の前側レイン40と後側レイン50とを車両側面視でオーバラップさせると共に、これら両レイン40,50を閉断面S1の内外で接合固定し、かつ前側レイン40を閉断面S1内部の車幅方向外側に設けることで、前突(オフセット衝突)時に、前側レイン40に衝突荷重が入力した際、閉断面S1の車幅方向外側を荷重伝達経路と成し、また当該荷重伝達経路となる前側レイン40が後側レイン50と共に、エプロンメンバ20を介して接合され、つまり、閉断面S1の内外で接合されることで、衝突荷重を後方に伝達して、後側レイン50に連結されるブラケット35を介してヒンジピラー2に荷重の伝達、分散を図り、エプロンメンバ20が車幅方向外側に膨らむような変形を抑制し、充分にエネルギ吸収を図るよう構成したものである。
図2に示すように、上述の後側レイン50の後端50rは、ブラケット35の前端35fと車両側面視でオーバラップするよう設けられている。
図2、図6に示すように、前側レイン40の後端40rと後側レイン50の後端50rとは車両前後方向にオフセットして設けられている。詳しくは、前側レイン40の後端40rに対して、後側レイン50の後端50rが車両後方に位置するよう設けられている。
換言すれば、前側レイン40が後側レイン50に対して車両前方に配設されることで、閉断面S1の車幅方向外側を確実に荷重伝達経路に設定し、また、前後の両レイン40,50の後端40r,50r同士を車両前後方向にオフセットさせることで、必要最低限のレイン40,50の前後長で、効率的に荷重伝達を行なうよう構成したものである。
図3、図6、図7に示すように、上述の前側レイン40はその上下両部に車両の前後方向に延びるフランジ部40a,40bを有し、図3の(b)に示すように、上側のフランジ部40aをエプロンメンバ20の外面部20Eに接合固定し、下側のフランジ部40bをエプロンメンバ20の下面部20Lに接合固定することで、前側レイン40が稜線X1を跨いで外面部20Eと下面部20Lとに渡って設けられている。
また、図3の(b)、図6、図7に示すように、上述の前側レイン40は、その上側のフランジ部40aの下端から車幅方向内側に延びる横壁部40cと、この横壁部40cの車幅方向内端から下方に延びる縦壁部40dとを備えており、上側のフランジ部40aと横壁部40cとの間には車両前後方向に延びる稜線部X2を形成し、横壁部40cと縦壁部40dとの間には車両前後方向に延びる稜線部X3を形成し、縦壁部40dと下側のフランジ部40bとの間にも車両前後方向に延びる稜線部X4を形成し、これら複数の稜線X2,X3,X4により、当該前側レイン40の剛性向上(前突荷重に対する耐力の向上)を図って、適切な荷重伝達経路を確保すべく構成している。
また、図3の(b)、図3の(d)に示すように、上述の前側レイン40と後側レイン50とは、エプロンメンバ20の外面部20Eと下面部20Lとでそれぞれ接合固定されている。これにより、前側レイン40および外側レイン50が外面部20Eと下面部20Lとが交わる稜線部X1と協働して、荷重伝達経路を形成し、この結果、確実に車両後方へ荷重を伝達すべく構成したものである。
図2、図3の(c)、(d)、図6に示すように、上述の後側レイン50はエプロンメンバ20の外面部20Eに対向する後側レイン外面部50aを備えており、この後側レイン外面部50aには、車幅方向外側に突出して車両の前後方向に延びる後側レイン突条部としての複数のビード(bead)50c,50d,50eが一体形成されており、図2、図3に示すように、後側レイン50側の各ビード50c,50d,50eとエプロンメンバ20における外面部20E側の各ビード21c,21d,21eとが、車両側面視でオーバラップして設けられている。
このような各ビード50c,50d,50eと各ビード21c,21d,21eとのオーバラップ構造により、エプロンメンバ20の剛性向上を図り、オフセット衝突時に当該エプロンメンバ20が車幅方向外側に膨らむような変形を抑制すると共に、車両前後方向に延びる各ビード50c,50d,50eおよび各ビード21c,21d,21eにて衝突荷重を車両後方へ伝達するよう構成したものである。
図3の(c)、図3の(d)、図8に示すように、上述の後側レイン50における後側レイン外面部50aには、該外面部50aの上端から車幅方向外側に延びる上フランジ部50fと、該外面部50aの下端から車幅方向内側に延びる下フランジ部50gとを備えている。
図3の(c)に示すように、後側レイン50の上フランジ部50fは、エプロンアウタ21のフランジ部21aおよびエプロンインナ22のフランジ部22aと接合固定されており、図2、図3の(b)、(d)に示すように、後側レイン50の下フランジ部50gは、エプロンアウタ21を介して前側レイン40と接合固定されている。
具体的には、上述の後側レイン50の下フランジ部50gは、エプロンアウタ21における下面部20Lに接合固定されており、上述の前側レイン40は既述したように、稜線部X1を跨いでエプロンメンバ20の外面部20Eと下面部20Lとに渡って設けられたものである。
これにより、エプロンメンバ20の外面部20Eと下面部20Lとが交わる稜線部X1に対して、後側レイン50の後側レイン外面部50aと下フランジ部50gとで正面視L字状に形成された後側レイン50が車外側から重なることにより、エプロンメンバ20の剛性向上とを図り、衝突荷重を確実に車両後方へ伝達するよう構成したものである。
詳しくは、上記前側レイン40は上記外面部20Eに対向する前側レイン外面部(フランジ部40a、横壁部40c、縦壁部40d参照)と上記前側レイン外面部の下端に連結し上記下面部20Lに対向する前側レイン下面部(フランジ部40b参照)とを有し、上記後側レイン50は上記外面部20Eに対向する後側レイン外面部50aと上記後側レイン外面部50aの下端に連結し上記下面部20Lに対向する下フランジ部50gとを有し、上記前側レイン外面部(各要素40a、40c、40d)と上記後側レイン外面部50aとはそれぞれ上記外面部20Eに接合固定され、上記前側レイン下面部(フランジ部40b)と上記下フランジ部50gとはそれぞれ上記下面部20Lに接合固定されたものである。
さらに、図3の(c)、図6、図7に示すように、後側レイン50の上フランジ部50fと外面部50aとの間には、車両前後方向に延びる稜線部X5を形成しており、また、後側レイン50の下フランジ部50gと外面部50aとの間にも、車両前後方向に延びる稜線部X6を形成しており、これらの各稜線部X5,X6により、当該後側レイン50の前突荷重に対する耐力の向上を図っている。
図3の(d)に示すように、上述のブラケット35は、略水平に延びる上面部35aと、この上面部35aの車幅方向外側から下方に延びる外面部35bと、外面部35bの下端から車幅方向内側に延びる下面部35cと、この下面部35cの車幅方向内端部から下方に延びるフランジ部35dとを一体形成したものである。
図3の(d)に示すように、ブラケット35の上面部35aの上側にはカウルアッパプレート36が取付けられている。また、ブラケット35の外面部35bは、エプロンメンバ20の外面部20Eおよび後側レイン50の外面部50aと3枚合せ構造にてスポット溶接固定されている。さらに、ブラケット35のフランジ部35dはエプロンアウタ21のフランジ部21bとスポット溶接手段にて接合固定されている。
一方で、図3の(c)に示すように、エプロンメンバ20の上面部20Uにおける車幅方向内側上面には、ワイパブラケット37を取付け、上面部20Uの裏面つまり下面には上側レイン38を取付けている。
この上側レイン38はエプロンインナ22の上部を補強するもので、該上側レイン38の車幅方向外端部は各フランジ部21a,22a,50fの接合部に対して車幅方向内側に離間している。
仮に、上側レイン38の車幅方向外端部が各フランジ部21a,22a,50fの接合部に固定されていると、エプロンメンバ20を外側に膨らませる変形に起因して、各フランジ部21a,22a,50fによるスポット溶接部を下方に変位させる力が作用した場合、上側レイン38と各フランジ部21a,22a,50fとの接合が外れて、スポット溶接部の剥離が発生するが、上側レイン38が各フランジ部21a,22a,50fと接合されていなければ、上記変形時に各フランジ部21a,22a,50fによる接合部を変形に追従させることで、スポット溶接部の剥離を防止するよう構成したものである。
ところで、図8に底面図で示すように、エプロンメンバ20の後部とヒンジピラー2の所定部とをスポット溶接手段にて結合するため、エプロンアウタ21の底面部には、スポット溶接用のガン(図示せず)を挿入するための孔部39が形成されている。
この孔部39が存在すると、前突荷重が孔部39にて屈曲した部位に集中し、屈曲した部位の前後位置でエプロンメンバ20が車幅方向外側に膨らむ変形が助長されるが、前側レイン40と後側レイン50とのオーバラップ構造、並びに、これら両レイン40,50を閉断面S1内外で接合させる接合構造により、エプロンメンバ20の車幅方向外側への膨らみ変形を抑制するものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
このように、上記実施例の車両の前部車体構造は、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバ20,20と、該エプロンメンバ20の後端部と結合される結合部(ブラケット35参照)を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラー2,2と、を備えた車両の前部車体構造であって、上記エプロンメンバ20は車両正面視で閉断面S1を有し、該閉断面S1内部の車幅方向外側に設けられ車両前後方向に延びる前側レイン40と、上記閉断面S1外部で上記前側レイン40と車両側面視でオーバラップする位置に設けられ車両前後方向に延びて上記結合部(ブラケット35)に連結された後側レイン50とを備え、上記前側レイン40と上記後側レイン50とは上記エプロンメンバ20を介して接合されたものである(図1、図2、図3参照)。
この構成によれば、前突(オフセット衝突)時に、前側レイン40に衝突荷重が入力することで、上記閉断面S1の車幅方向外側を荷重伝達経路とすることができ、また、荷重伝達経路となる前側レイン40が上記後側レイン50と共に、エプロンメンバ20を介して接合、つまり、閉断面S1の内外で接合されているため、衝突荷重を後方に伝達することができ、後側レイン50に連結される結合部(ブラケット35)を介してヒンジピラー2に荷重の伝達、分散を図り、エプロンメンバ20が車幅方向外側に膨らむような変形を抑制して、充分にエネルギ吸収を図ることができる。
上記構成は、特に異なる車種において、プラットホームを共通化する場合に、有効となる。
この発明の一実施形態においては、上記前側レイン40の後端と上記後側レイン50の後端とは車両前後方向にオフセットして設けられたものである(図2、図6参照)。
この構成によれば、前側レイン40が後側レイン50に対して車両前方に配設されることで、閉断面S1の車幅方向外側をより一層確実に荷重伝達経路に設定することができ、また、両レイン40,50を車両前後方向にオフセットすることで、必要最低限のレイン40,50の前後長で、効率的に荷重伝達を行なうことができる。
この発明の一実施形態においては、上記エプロンメンバ20は略水平に延びる上面部20Uと、該上面部20Uの下方に対向する下面部20Lと、上記上面部20Uと上記下面部20Lの車幅方向内側端部を連結する内面部20INと、上記上面部20Uと上記下面部20Lの車幅方向外側端部を連結する外面部20Eと、を備え、上記外面部20Eと上記下面部20Lとが交わる稜線部X1を備え、上記前側レイン40は上記外面部20Eに対向する前側レイン外面部(フランジ部40a、横壁部40c、縦壁部40d参照)と上記前側レイン外面部の下端に連結し上記下面部20Lに対向する前側レイン下面部(フランジ部40b参照)とを有し、上記後側レイン50は上記外面部20Eに対向する後側レイン外面部50aと上記後側レイン外面部50aの下端に連結し上記下面部20Lに対向する下フランジ部50gとを有し、上記前側レイン外面部(各要素40a、40c、40d参照)と上記後側レイン外面部50aとはそれぞれ上記外面部20Eに接合固定され、上記前側レイン下面部(フランジ部40b)と上記下フランジ部50gとはそれぞれ上記下面部20Lに接合固定されたものである(図3参照)。
この構成によれば、上述の前側レイン40および後側レイン50が外面部20Eと下面部20Lとが交わる稜線部X1と協働して、荷重伝達経路を形成することができ、これにより、より一層確実に車両後方へ荷重を伝達することができる。
この発明の一実施形態においては、上記外面部20Eのヒンジピラー2近傍には、車両前後方向に延びる突条部(ビード21c,21d,21e参照)が設けられ、上記後側レイン50は上記外面部20Eに対向する後側レイン外面部50aを備え、該後側レイン外面部50aには、車両前後方向に延びる後側レイン突条部(ビード50c,50d,50e参照)が設けられ、上記突条部(ビード21c,21d,21e)と上記後側レイン突条部(ビード50c,50d,50e)とが車両側面視でオーバラップして設けられたものである(図2、図3参照)。
この構成によれば、エプロンメンバ20の外面部20Eに設けられた上述の突条部(ビード21c,21d,21e)と、後側レイン50の外面部(後側レイン外面部50a)に設けられた後側レイン突条部(ビード50c,50d,50e)とが、車両側面視でオーバラップすることにより、エプロンメンバ20の剛性が向上し、オフセット衝突時に、該エプロンメンバ20が車幅方向外側に膨らむような変形を抑制しつつ、車両前後方向に延びる突条部(ビード21c,21d,21e)および後側レイン突条部(ビード50c,50d,50e)により衝突荷重を車両後方へ伝達することができる。
この発明の一実施形態においては、上記後側レイン50は上記外面部20Eに対向する後側レイン外面部50aと、該後側レイン外面部50aの下端から車幅方向内側に延びる下フランジ部50gとを備え、該下フランジ部50gは上記前側レイン40と接合(この実施例では、エプロンアウタ21を介して前側レイン40と接合)されたものである(図3参照)。
この構成によれば、エプロンメンバ20の外面部20Eと下面部20Lとが交わる稜線部X1に対して、後側レイン外面部50aと下フランジ部50gとで正面視L字状に形成された後側レイン50が重なることにより、エプロンメンバ20の剛性がさらに向上し、さらに後側レイン下面部(下フランジ部50g)は前側レイン40と接合されているので、接合されている部位を介して衝突荷重をより一層確実に車両後方へ伝達することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のエプロンメンバの後端部と結合される結合部は、実施例のブラケット35に対応し、
以下同様に、
前側レイン外面部は、フランジ部40a、横壁部40c、縦壁部40dに対応し、
前側レイン下面部は、フランジ部40bに対応し、
後側レイン下面部は、下フランジ部50gに対応し、
突条部は、ビード21c,21d,21eに対応し、
後側レイン突条部は、ビード50c,50d,50eに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記突条部および後側レイン突条部はそれぞれ単一であってもよく、また実施例で示した3条以外の複数条であってもよい。さらに、エプロンアウタ21とエプロンインナ22とから成るエプロンメンバ20は車両前後方向に分割形成されたメンバであってもよい。
以上説明したように、本発明は、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバと、該エプロンメンバの後端部と結合される結合部を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラーと、を備えた車両の前部車体構造について有用である。
2…ヒンジピラー
20…エプロンメンバ
20U…上面部
20L…下面部
20IN…内面部
20E…外面部
21c,21d,21e…ビード(突条部)
35…ブラケット(結合部)
40…前側レイン
40a、40c、40d…前側レイン外面部
40b…前側レイン下面部
50…後側レイン
50a…後側レイン外面部
50c,50d,50e…ビード(後側レイン突条部)
50g…下フランジ部(後側レイン下面部)
S1…閉断面
X1…稜線部

Claims (5)

  1. 車両前後方向に延びる左右一対のエプロンメンバと、
    該エプロンメンバの後端部と結合される結合部を有し車両上下方向に延びる左右一対のヒンジピラーと、を備えた車両の前部車体構造であって、
    上記エプロンメンバは車両正面視で閉断面を有し、
    該閉断面内部の車幅方向外側に設けられ車両前後方向に延びる前側レインと、
    上記閉断面外部で上記前側レインと車両側面視でオーバラップする位置に設けられ車両前後方向に延びて上記結合部に連結された後側レインとを備え、
    上記前側レインと上記後側レインとは上記エプロンメンバを介して接合されたことを特徴とする
    車両の前部車体構造。
  2. 上記前側レインの後端と上記後側レインの後端とは車両前後方向にオフセットして設けられた
    請求項1に記載の車両の前部車体構造。
  3. 上記エプロンメンバは略水平に延びる上面部と、該上面部の下方に対向する下面部と、上記上面部と上記下面部の車幅方向内側端部を連結する内面部と、上記上面部と上記下面部の車幅方向外側端部を連結する外面部と、を備え、
    上記外面部と上記下面部とが交わる稜線部を備え、
    上記前側レインは上記外面部に対向する前側レイン外面部と上記前側レイン外面部の下端に連結し上記下面部に対向する前側レイン下面部とを有し、
    上記後側レインは上記外面部に対向する後側レイン外面部と上記後側レイン外面部の下端に連結し上記下面部に対向する下フランジ部とを有し、
    上記前側レイン外面部と上記後側レイン外面部とはそれぞれ上記外面部に接合固定され、
    上記前側レイン下面部と上記下フランジ部とはそれぞれ上記下面部に接合固定された
    請求項1または2に記載の車両の前部車体構造。
  4. 上記外面部のヒンジピラー近傍には、車両前後方向に延びる突条部が設けられ、
    上記後側レインは上記外面部に対向する後側レイン外面部を備え、
    該後側レイン外面部には、車両前後方向に延びる後側レイン突条部が設けられ、
    上記突条部と上記後側レイン突条部とが車両側面視でオーバラップして設けられた
    請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の前部車体構造。
  5. 上記後側レインは上記外面部に対向する後側レイン外面部と、該後側レイン外面部の下端から車幅方向内側に延びる下フランジ部とを備え、
    該下フランジ部は上記前側レインと接合された
    請求項1〜4の何れか一項に記載の車両の前部車体構造。
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