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JP2018170177A - 同軸コネクタ - Google Patents

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JP2018170177A
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知尚 山木
Tomonao Yamaki
知尚 山木
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】外部からのノイズの影響を受け難く、かつ接続不良の発生が抑制された同軸コネクタを提供する。
【解決手段】同軸コネクタ100は外部導体10と中央導体20と絶縁部材30とを備えている。外部導体10はソケット部11と鍔部12とを有している。中央導体20は中央部21とリード部22とを有し、ソケット部11の一方端部の内側に配置されている。絶縁部材30は中央部21が挿通された貫通孔30aを有し、外部導体10と中央導体20とが電気的に絶縁されるようにソケット部11と中央導体20との間に配置されている。ソケット部11の他方端部には第1の回転抑制部11aが設けられている。絶縁部材30には第2の回転抑制部30cが設けられている。第1の回転抑制部11aと第2の回転抑制部30cとが当接していることにより、ソケット部11と絶縁部材30との間の相対的な回転が抑制されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、外部導体と、中央導体と、絶縁部材とを有する同軸コネクタに関するものである。
外部導体と、中央導体と、絶縁部材とを有する同軸コネクタの一例として、特開2016−91657号公報(特許文献1)に記載の同軸コネクタが挙げられる。図4(A)は、特許文献1に記載の同軸コネクタ200の、組み立て前の各構成要素が示された分解斜視図である。同軸コネクタ200は、不図示の相手側同軸コネクタ(プラグ)が挿抜自在に構成されているレセプタクルであって、外部導体210と、中央導体220と、絶縁部材230とを備えている。
外部導体210は、円筒状のソケット部211と、鍔部212とを備えている。鍔部212は、ソケット部211の一方端部から延在している。鍔部212には、切り欠き212aが設けられている。鍔部212は、同軸コネクタ200が電子機器の回路基板に接続される際には、回路基板上の接地電極に接続される。上記のプラグは、ソケット部211の他方端部側から挿抜される。
中央導体220は、円柱状の中央部221と、中央部221の一方端部から延在しているリード部222とを備えている。リード部222は、同軸コネクタ200が電子機器の回路基板に接続される際には、回路基板上の信号電極に接続される。すなわち、前述のソケット部211は、中央部221に対するシールド導体となっている。
絶縁部材230は、ソケット部211と篏合するように円柱状に形成されている中央部231と、中央部231の側周面に中央部231の中心軸と直交する方向に延在している鍔部232とを備えている。中央部231は、中心軸を含むように形成された開口231aを有している。また、中央部231には、リード部222が篏合する溝231bが設けられている。
図4(B)は、上記の各構成要素が組み立てられた後の同軸コネクタ200の斜視図である。図4(B)に示されている同軸コネクタ200では、中央部221は、他方端部が絶縁部材230の表面から突出するように開口231aに挿通されている。また、鍔部232は、鍔部212に設けられている切り欠き212aに篏合されている。そして、リード部222は、前述したように溝231bに篏合している。それにより、中央導体220は、絶縁部材230に固定されている。
特開2016−91657号公報
同軸コネクタ200の構造では、中央部221の一方端部およびリード部222が、ソケット部211の外部にある。すなわち、中央導体220は、ソケット部211により十分シールドされていない。そのため、同軸コネクタ200は、外部からのノイズの影響を受け易くなっている虞がある。
中央導体220がソケット部211により十分シールドされるためには、リード部222の長さが短くされ、中央導体220が全体としてソケット部211の内部にあるようにする必要がある。その場合、絶縁部材230において、ソケット部211とリード部222との間を絶縁している鍔部232を設ける必要がなくなる。すなわち、開口231aを有する円筒状の絶縁部材230が、ソケット部211に篏合されることになる。
前述したように、同軸コネクタ200において、鍔部232は、鍔部212に設けられている切り欠き212aに篏合されている。すなわち、鍔部232は、外部導体210に対して絶縁部材230を固定する機能を有している。そのため、鍔部232のない円筒状の絶縁部材230がソケット部211に篏合された場合、そのような絶縁部材230は、ソケット部211の内部で回転してしまう虞がある。
中央導体220は、絶縁部材230に固定されているため、絶縁部材230が回転した場合、中央導体220も一緒に回転することになる。その結果、リード部222の位置が本来の位置よりずれてしまう。延いては、同軸コネクタ200が電子機器の回路基板に接続される際に、接続不良が発生する虞がある。
すなわち、この発明の目的は、外部からのノイズの影響を受け難く、かつ電子機器の回路基板への接続時に、接続不良の発生が抑制された同軸コネクタを提供することである。
この発明に係る同軸コネクタでは、外部導体、中央導体および絶縁部材の構造についての改良が図られる。
この発明に係る同軸コネクタは、外部導体と、中央導体と、絶縁部材とを備えている。外部導体は、シールド部材である円筒状のソケット部と、ソケット部の一方端部から延在している、接地電極である鍔部とを有している。中央導体は、円柱状または円筒状の中央部と、中央部の一方端部から延在している、信号電極であるリード部とを有している。また、中央導体は、ソケット部の中心軸方向から見たときにソケット部の一方端部の内側に配置されている。
絶縁部材は、中央部の他方端部が露出するように中央部が挿通された貫通孔を有している。また、絶縁部材は、外部導体と中央導体とが電気的に絶縁されるようにソケット部と中央導体との間に配置されている。
ソケット部の他方端部には、第1の回転抑制部が設けられている。絶縁部材には第2の回転抑制部が設けられている。そして、第1の回転抑制部と第2の回転抑制部とが当接していることにより、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が抑制されている。
上記の同軸コネクタでは、中央導体がソケット部の中心軸方向から見たときにソケット部の一方端部の内側に配置されている。そのため、中央導体がソケット部により十分シールドされている。したがって、上記の同軸コネクタは、外部からのノイズの影響を受け難い。
また、上記の同軸コネクタでは、第1の回転抑制部と第2の回転抑制部とにより、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が抑制されている。したがって、上記の同軸コネクタでは、電子機器の回路基板への接続時における接続不良の発生が抑制されている。
この発明に係る同軸コネクタは、以下の特徴を備えることが好ましい。すなわち、第1の回転抑制部は、ソケット部の他方端部の内周面に設けられた平面部である。第2の回転抑制部は、絶縁部材がソケット部と中央導体との間に配置されたときに、絶縁部材の外周面の、第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた平面部である。
上記の同軸コネクタでは、第1の回転抑制部および第2の回転抑制部が簡便な形態でありながら、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が抑制され、前述の効果が得られる。
この発明に係る同軸コネクタは、以下の特徴を備えることも好ましい。すなわち、第1の回転抑制部は、ソケット部の他方端部の内周面に設けられた凹部である。第2の回転抑制部は、絶縁部材がソケット部と中央導体との間に配置されたときに、絶縁部材の外周面の、第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凸部である。
上記の同軸コネクタでは、凹部である第1の回転抑制部と凸部である第2の回転抑制部とが篏合しているため、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。
この発明に係る同軸コネクタは、以下の特徴を備えることも好ましい。すなわち、第1の回転抑制部は、ソケット部の他方端部の内周面に設けられた凸部である。第2の回転抑制部は、絶縁部材がソケット部と中央導体との間に配置されたときに、絶縁部材の外周面の、第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凹部である。
上記の同軸コネクタでは、凸部である第1の回転抑制部と凹部である第2の回転抑制部とが篏合しているため、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。
この発明に係る同軸コネクタは、以下の特徴を備えることも好ましい。すなわち、絶縁部材は、ソケット部の他方端面の少なくとも一部を被覆する被覆部を有している。第1の回転抑制部は、ソケット部の他方端面に設けられた凹部である。第2の回転抑制部は、絶縁部材がソケット部と中央導体との間に配置されたときに、絶縁部材の被覆部の、第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凸部である。
上記の同軸コネクタでは、凹部である第1の回転抑制部と凸部である第2の回転抑制部とが篏合しているため、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。なお、第1の回転抑制部は、ソケット部の他方端面からソケット部の内周面に抜ける貫通孔であってもよい。
この発明に係る同軸コネクタは、以下の特徴を備えることも好ましい。すなわち、絶縁部材は、ソケット部の他方端面の少なくとも一部を被覆する被覆部を有している。第1の回転抑制部は、ソケット部の他方端面に設けられた凸部である。第2の回転抑制部は、絶縁部材がソケット部と中央導体との間に配置されたときに、絶縁部材の被覆部の、第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凹部である。
上記の同軸コネクタでは、凸部である第1の回転抑制部と凹部である第2の回転抑制部とが篏合しているため、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。なお、第1の回転抑制部は、被覆部のソケット部の他方端面に接している面から被覆部の外表面に抜ける貫通孔であってもよい。
この発明に係る同軸コネクタは、中央導体がソケット部により十分シールドされているため、外部からのノイズの影響を受け難い。また、この発明に係る同軸コネクタは、ソケット部と絶縁部材との間の相対的な回転が抑制されているため、電子機器の回路基板への接続時における接続不良の発生が抑制されている。
この発明に係る同軸コネクタの実施形態である同軸コネクタ100の分解斜視図である。 同軸コネクタ100の透視斜視図である。 同軸コネクタ100における外部導体10の第1ないし第4の変形例を示した斜視図である。 背景技術の同軸コネクタ200の分解斜視図および同軸コネクタ200の斜視図である。
以下にこの発明の実施形態を示して、この発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。この発明は、例えば携帯電子機器の製品検査のための電気的特性測定に用いられる同軸コネクタ(レセプタクル)に適用されるが、それ以外の同軸コネクタにも適用可能である。
−同軸コネクタの実施形態−
この発明に係る同軸コネクタの実施形態である同軸コネクタ100の構造について、図1および図2を用いて説明する。
なお、各図面は模式図であり、実際の製品の寸法は必ずしも反映されていない。また、製造工程上で発生する各構成要素の形状のばらつきなども、各図面に必ずしも反映されていない。すなわち、以後、この明細書中で説明のために用いられる図面は、たとえ実際の製品と異なる部分があったとしても、本質的な面で実際の製品を表すものと言うことができる。
図1は、同軸コネクタ100の組み立て前の各構成要素を示した分解斜視図である。図2は、組み立て後の同軸コネクタ100の、絶縁部材30を透視して外部導体10と中央導体20とを位置関係を表した透視斜視図である。外部導体10、中央導体20および絶縁部材30については、以下で説明する。
同軸コネクタ100は、不図示の相手側同軸コネクタ(プラグ)が挿抜自在に構成されているレセプタクルであって、外部導体10と、中央導体20と、絶縁部材30とを備えている。外部導体10は、シールド部材である円筒状のソケット部11と、ソケット部11の側面の一方端面に接している領域から延在している、接地電極である鍔部12とを有している。なお、鍔部12は、一方端面から、または一方端面から距離を置いて隣接している領域から延在していてもよい。外部導体10は、例えばCuまたはCu合金などのような金属材料を用いて形成されている。
ソケット部11は、第1の回転抑制部11aを有している。同軸コネクタ100において、第1の回転抑制部11aは、他方端部の内周面の4箇所に設けられた平面部である。なお、第1の回転抑制部11aの数および形状は、上記に限られない(後述の外部導体10の変形例参照)。また、同軸コネクタ100において、ソケット部11には、不図示のプラグに設けられた爪部と係合できるような形状に形成された切り欠き11bが4つ設けられている。ただし、この切り欠き11bは、この発明における必須の構成要素ではない。
中央導体20は、内部に後述する絶縁部材30の一部が充填可能となるように形成されている円筒状の中央部21と、中央部21の一方端部から延在している、信号電極であるリード部22とを有している。中央導体20は、円柱状であってもよい。
また、中央導体20は、ソケット部11の中心軸方向から見たときに、全体がソケット部11の一方端部の内側に配置されている。すなわち、中央導体20がソケット部11により十分シールドされている。したがって、同軸コネクタ100は、外部からのノイズの影響を受け難い。中央導体20は、例えばCuまたはCu合金などのような金属材料を用いて形成されている。
絶縁部材30は、外部導体10と中央導体20とが電気的に絶縁されるようにソケット部11と中央導体20との間に配置されている。また、絶縁部材30は、中央導体20の中央部21の他方端部が露出するように中央部21が挿通された貫通孔30aを有している。同軸コネクタ100において、貫通孔30aに内部には、前述したように、円筒状の中央部21の内部に充填され得る円柱状の部材が配置されている。ただし、この円柱状の部材は、この発明における必須の構成要素ではない。
また、同軸コネクタ100において、絶縁部材30は、中央導体20のリード部22が収容可能となるように形成されている切り欠き30bを有している。ただし、この切り欠き30bは、この発明における必須の構成要素ではない。
絶縁部材30は、第2の回転抑制部30cを有している。同軸コネクタ100において、第2の回転抑制部30cは、絶縁部材30がソケット部11と中央導体20との間に配置されたときに、絶縁部材30の外周面の、第1の回転抑制部11aに当接する3箇所に設けられた平面部である。なお、第2の回転抑制部130cの数および形状は、上記に限られない。
また、同軸コネクタ100において、絶縁部材30には、不図示のプラグの外部導体と係合できるような形状に形成された突起部30dが4つ設けられている。ただし、この突起部30dは、この発明における必須の構成要素ではない。絶縁部材30は、例えばポリプロピレン、ナイロン、またはゴムなどのような絶縁性の樹脂材料を用いて形成されている。
同軸コネクタ100において、中央導体20と絶縁部材30とは、いわゆるインサートモールドにより、リード部22が切り欠き30bの内部に収容された配置となるように一体成形される。すなわち、中央導体20は、絶縁部材30に固定されている。
上記のように、同軸コネクタ100では、平面状の第1の回転抑制部11aと、同じく平面状の第2の回転抑制部30cとが密着して当接している。そのため、ソケット部11と、中央導体20が固定されている絶縁部材30との間の相対的な回転が抑制されている。
すなわち、接地電極である鍔部12と信号電極であるリード部22との相対的な位置関係が、設計時のものからずれることがない。したがって、同軸コネクタ100では、第1の回転抑制部11aおよび第2の回転抑制部30cが簡便な形態でありながら、電子機器の回路基板への接続時における接続不良の発生が抑制されている。
−外部導体の第1ないし第4の変形例−
図3(A)ないし(D)は、同軸コネクタ100における外部導体10の第1ないし第4の変形例である外部導体10Aないし10Dを示した斜視図である。外部導体10Aないし10Dは、それぞれ第1の回転抑制部11aの形態が前述した外部導体10と異なっている。それ以外の構成要素については、外部導体10と同様であるため、ここではそれらについてのさらなる説明を省略する。
また、絶縁部材30の第2の回転抑制部30cの形状は、第1の回転抑制部11aの形状に対応したものとなっている。そのため、絶縁部材30の図示は省略し、外部導体10Aないし10Dの形状のみを説明する。
図3(A)は、第1の変形例である外部導体10Aの斜視図である。外部導体10Aにおいて、第1の回転抑制部11aは、ソケット部11の他方端部の内周面に設けられた凹部である。この場合、不図示の第2の回転抑制部30cは、絶縁部材30がソケット部11と中央導体20との間に配置されたときに、絶縁部材30の外周面の、第1の回転抑制部11aに当接する位置に設けられた凸部となる。
なお、外部導体10Aには、単純な矩形状の凹部である第1の回転抑制部11aが2つ設けられているが、凹部の数および形状はこれに限られない。
外部導体10Aを構成要素とする同軸コネクタ100では、凹部である第1の回転抑制部11aと凸部である第2の回転抑制部30cとが篏合することで、ソケット部11に対して絶縁部材30が固定されている。そのため、ソケット部11と絶縁部材30との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。
図3(B)は、第2の変形例である外部導体10Bの斜視図である。外部導体10Bにおいて、第1の回転抑制部11aは、ソケット部11の他方端部の内周面に設けられた凸部である。この場合、不図示の第2の回転抑制部30cは、絶縁部材30がソケット部11と中央導体20との間に配置されたときに、絶縁部材30の外周面の、第1の回転抑制部11aに当接する位置に設けられた凹部となる。
なお、外部導体10Bには、単純な矩形状の凸部である第1の回転抑制部11aが2つ設けられているが、凸部の数および形状はこれに限られない。
外部導体10Bを構成要素とする同軸コネクタ100では、凸部である第1の回転抑制部11aと凹部である第2の回転抑制部30cとが篏合することで、ソケット部11に対して絶縁部材30が固定されている。そのため、ソケット部11と絶縁部材30との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。
図3(C)は、第3の変形例である外部導体10Cの斜視図である。外部導体10Cにおいて、第1の回転抑制部11aは、ソケット部11の他方端面に設けられた凹部である。この場合、不図示の絶縁部材30は、ソケット部11の他方端面の少なくとも一部を被覆する被覆部を有している。そして、不図示の第2の回転抑制部30cは、絶縁部材30がソケット部11と中央導体20との間に配置されたときに、絶縁部材30の上記の被覆部の、第1の回転抑制部11aに当接する位置に設けられた凸部となる。
なお、外部導体10Cには、単純な円柱状の凹部である第1の回転抑制部11aが4つ設けられているが、凹部の数および形状はこれに限られない。
外部導体10Cを構成要素とする同軸コネクタ100では、凹部である第1の回転抑制部11aと凸部である第2の回転抑制部30cとが篏合することで、ソケット部11に対して絶縁部材30が固定されている。そのため、ソケット部11と絶縁部材30との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。
図3(D)は、第4の変形例である外部導体10Dの斜視図である。外部導体10Dにおいて、第1の回転抑制部11aは、ソケット部11の他方端面に設けられた凸部である。この場合、不図示の絶縁部材30は、ソケット部11の他方端面の少なくとも一部を被覆する被覆部を有している。そして、不図示の第2の回転抑制部30cは、絶縁部材30がソケット部11と中央導体20との間に配置されたときに、絶縁部材30の上記の被覆部の、第1の回転抑制部11aに当接する位置に設けられた凹部となる。
なお、外部導体10Dには、単純な円柱状の凸部である第1の回転抑制部11aが4つ設けられているが、凸部の数および形状はこれに限られない。
外部導体10Dを構成要素とする同軸コネクタ100では、凸部である第1の回転抑制部11aと凹部である第2の回転抑制部30cとが篏合することで、ソケット部11に対して絶縁部材30が固定されている。そのため、ソケット部11と絶縁部材30との間の相対的な回転が確実に抑制され、前述の効果が確実に得られる。
なお、この明細書に記載の実施形態は、例示的なものであって、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることができる。
100 同軸コネクタ(レセプタクル)
10 外部導体
11 ソケット部
11a 第1の回転抑制部
11b 切り欠き
12 鍔部
20 中央導体
21 中央部
22 リード部
30 絶縁部材
30a 貫通孔
30b 切り欠き
30c 第2の回転抑制部
30d 突起部

Claims (6)

  1. 外部導体と、中央導体と、絶縁部材とを備えた同軸コネクタであって、
    前記外部導体は、シールド部材である円筒状のソケット部と、前記ソケット部の一方端部から延在している、接地電極である鍔部とを有しており、
    前記中央導体は、円柱状または円筒状の中央部と、前記中央部の一方端部から延在している、信号電極であるリード部とを有し、かつ前記ソケット部の中心軸方向から見たときに前記ソケット部の一方端部の内側に配置されており
    前記絶縁部材は、前記中央部の他方端部が露出するように前記中央部が挿通された貫通孔を有し、かつ前記外部導体と前記中央導体とが電気的に絶縁されるように前記ソケット部と前記中央導体との間に配置されており、
    前記ソケット部の他方端部には、第1の回転抑制部が設けられており、前記絶縁部材には第2の回転抑制部が設けられており、前記第1の回転抑制部と前記第2の回転抑制部とが当接していることにより、前記ソケット部と前記絶縁部材との間の相対的な回転が抑制されていることを特徴とする、同軸コネクタ。
  2. 前記第1の回転抑制部は、前記ソケット部の他方端部の内周面に設けられた平面部であり、前記第2の回転抑制部は、前記絶縁部材が前記ソケット部と前記中央導体との間に配置されたときに、前記絶縁部材の外周面の、前記第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた平面部であることを特徴とする、請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記第1の回転抑制部は、前記ソケット部の他方端部の内周面に設けられた凹部であり、前記第2の回転抑制部は、前記絶縁部材が前記ソケット部と前記中央導体との間に配置されたときに、前記絶縁部材の外周面の、前記第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凸部であることを特徴とする、請求項1に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記第1の回転抑制部は、前記ソケット部の他方端部の内周面に設けられた凸部であり、前記第2の回転抑制部は、前記絶縁部材が前記ソケット部と前記中央導体との間に配置されたときに、前記絶縁部材の外周面の、前記第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凹部であることを特徴とする、請求項1に記載の同軸コネクタ。
  5. 前記絶縁部材は、前記ソケット部の他方端面の少なくとも一部を被覆する被覆部を有しており、
    前記第1の回転抑制部は、前記ソケット部の他方端面に設けられた凹部であり、前記第2の回転抑制部は、前記絶縁部材が前記ソケット部と前記中央導体との間に配置されたときに、前記絶縁部材の被覆部の、前記第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凸部であることを特徴とする、請求項1に記載の同軸コネクタ。
  6. 前記絶縁部材は、前記ソケット部の他方端面の少なくとも一部を被覆する被覆部を有しており、
    前記第1の回転抑制部は、前記ソケット部の他方端面に設けられた凸部であり、前記第2の回転抑制部は、前記絶縁部材が前記ソケット部と前記中央導体との間に配置されたときに、前記絶縁部材の被覆部の、前記第1の回転抑制部に当接する位置に設けられた凹部であることを特徴とする、請求項1に記載の同軸コネクタ。
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