JP2000173726A - 同軸ケーブル接続端子 - Google Patents
同軸ケーブル接続端子Info
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- JP2000173726A JP2000173726A JP10351873A JP35187398A JP2000173726A JP 2000173726 A JP2000173726 A JP 2000173726A JP 10351873 A JP10351873 A JP 10351873A JP 35187398 A JP35187398 A JP 35187398A JP 2000173726 A JP2000173726 A JP 2000173726A
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- insulator
- outer conductor
- locking
- coaxial cable
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- Pending
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
部導体内に固定するための係止機構の位置を気にするこ
となく、簡易な操作で確実に絶縁体を固定できる挿入組
み付け操作の容易な同軸ケーブル接続端子を提供する。 【解決手段】 コンタクトピン4を中心軸上に保持し、
前面3aに同軸ケーブルの中心導体を挿入する挿入口6
を設けた略円筒状の絶縁体3の上下側面に絶縁体3の中
心軸に平行な平坦な切り欠き帯10を形成し、対応する
外部導体2の内壁には平坦な突起帯12を形成した。切
り欠き帯10の筐体側後端の左右に切り込み7を設けて
弾性を有する舌辺8を形成し、その中央に角孔9を設け
ると共に、外部導体2の対応する位置に係止突起13を
設けた。
Description
続する接続端子に関する。
4,図5に示す。図4は外部導体21の前方から同軸ケ
ーブルの中心導体と連結されるコンタクトピン23を設
けた絶縁体22を挿入して係止させる構造であり、絶縁
体22は内側絶縁体22aと外側絶縁体22bとからな
り、外側絶縁体22bの背部(図示手前)に突設した爪
部24を外部導体21の筐体25側端部に形成した切り
欠き部26に係止させて絶縁体22を固定して接続端子
を形成するようになっている。
形成する方式の接続端子を示し、絶縁体28の筐体側端
部には筐体25の内面に当接する突起29を有し、所定
位置で係止するようになっている。また、筐体側に設け
た突起30を絶縁体挿入後に折り曲げて絶縁体28を固
定するように形成されている。
成では、絶縁体22を外部導体21内に挿入する際、筐
体側に形成されている切り欠き26に爪部24が係合す
るよう爪部24と切り欠き26の位置を確認しながら挿
入操作しなければならず、絶縁体22の装着が面倒な作
業となっていた。また、図5の構成では、図4に示すよ
うな爪部等の係止部は無いので絶縁体28の挿入操作は
容易であるが、筐体内側からの挿入であるため、筐体の
形状により、挿入操作し辛い場合もあった。また、固定
操作は突起30を曲げなければならず面倒であった。
する際に、絶縁体を固定するための係止部の位置を気に
することなく容易に然も確実に絶縁体を係止し固定で
き、絶縁体挿入操作の容易な同軸ケーブル接続端子を提
供することを課題とする。
に、請求項1の発明は、筐体壁面に円筒形の外部導体を
突設し、その内側の貫通孔は筐体内部に連通し、前記貫
通孔にコンタクトピンが組み込まれた絶縁体を挿入して
形成された同軸ケーブル接続端子において、絶縁体の側
面に、その中心軸に平行な前後方向に亘りガイド手段を
設け、また貫通孔壁面には前記ガイド手段に係合し絶縁
体の回転を阻止する係合手段を設け、更に絶縁体と外部
導体との相互間に、絶縁体を係止する係止機構を設けた
ことを特徴とする。
て、ガイド手段が平坦な切り欠き帯であり、係合手段が
その切り欠き帯に係合する平坦な突起帯である。
て、係止機構が、突起帯の筐体側後端部に形成した係止
突起と、切り欠き帯後端部に形成した係止孔とからな
り、係止孔は、切り欠き帯後端部左右に先端方向に向け
て切り込みを設けて弾性を有するよう形成した舌辺に形
成されて成るよう構成される。
かの発明において、ガイド手段及び係合手段の形成は、
外部導体及び絶縁体の先端部の手前で段部を設けて終了
し、前記段部同士が係止するよう構成される。
形態を図面を基に詳細に説明する。図1,図2は本発明
に係る同軸ケーブル接続端子の1例を示し、図1は外部
導体2は断面を示し、絶縁体3は抜き出した状態の斜視
図を示している。また、図2は絶縁体3を外部導体内2
に組み付けた状態での図1A−A断面図を示している。
面に突設され、筐体内部に連通する貫通孔11が形成さ
れている。そして、その貫通孔11の壁面の上部,下部
の対向する位置に、その中心軸に平行に絶縁体との係合
手段である平坦な突起帯12が形成されている。この突
起帯12は筐体側開口端から立ち上がり、前面側開口部
の直前で段部12aを形成して終了している。また、突
起帯12の筐体側立ち上がり部には貫通孔11の前方に
向けて傾斜面を有する係止突起13が形成されると共
に、外部導体2の周囲には同軸ケーブルのコネクターを
締着するためのねじ溝が形成されている。
ケーブルの中心導体(図示せず)を挿入する為の挿入口
6が設けられ、その上面と、絶縁体中心軸に対して対称
位置である反対側の下面とには、前後方向にガイド手段
としての平坦な切り欠き帯10が形成されている。この
切り欠き帯10は、上記貫通孔11に形成された突起帯
12に係合するように、筐体側の後端から形成され前面
3aの直前で段部10aを形成し終了している。そし
て、絶縁体3の前面は、外部導体の前面と共に円形状と
なっている。
に切り込み7が設けられ、弾性を有するよう舌辺8が形
成され、その中央に係止孔である角孔9が形成されてい
る。尚、このような形状の絶縁体は中心軸方向に筒体を
半割りした形状に分割することで容易に形成することが
できる。また、この絶縁端子は、プラスチックで形成す
れば良く、例えばポリエチレンやポリプロピレンで形成
すれば舌辺が適当な弾性を有し都合がよい。
11に前方からコンタクトピン4を取り付けた絶縁体3
を、その前面3aを手前にして挿入する。この際、外部
導体2内の突起帯12は外部導体前面の直前まで形成さ
れているので、その位置を前方から容易に確認でき、そ
の位置に合わせて切り欠き帯10の位置を合わせること
で、挿入することができ、互いの段部10a,12a同
士が係合することで絶縁体の挿入は停止されると共に、
角孔9に係止突起13が係止する。このように、絶縁体
は確実に所定位置で止まり係止することができる。尚、
舌辺8及び角孔9は上部側の1ヶ所のみに形成され、下
部側には設けていないが、係止機構は上下双方に設けて
も良い。また、角孔を係止する係止突起は、上下2ヶ所
に形成し絶縁体を180度回転しても係止可能なように
なっている。
り欠き帯を設けると共に、貫通孔壁面内には対応する係
合手段である突起帯を設けたので、絶縁体挿入開始時に
既に係止機構の位置合わせが成されると共に回転するこ
となく挿入でき、外部導体の係止突起の位置を確認する
こと無く容易に絶縁体の挿入係止操作を行うことができ
る。また、切り欠き帯及び突起帯は係合部が平面である
ので、容易に形成することができる。
切り込みを入れて舌辺を設けたので、舌辺が弾性を有
し、係止操作をスムーズに行うことができるし、切り欠
き帯の形成を途中で終了して段部を形成するので、段部
を阻止部材として利用でき、絶縁体を貫通孔の所定位置
で確実に停止させることができる。また、こうすること
で絶縁体の前面形状を凹凸の無い円形とすることが可能
であり、気密性を落とすことがない。
図1と同様に絶縁体を抜き出した状態の斜視図であり、
外部導体15は断面図で示している。図示するように、
ここでは係止機構を上下位置に設け、切り欠き帯17を
左右に形成し、外部導体15との係合部は平面でなく曲
面としている。このように、切り欠き帯18と係止突起
13とを分離して設けても良いし、係合部は平面で無く
ても良い。ガイド手段や係合手段の形状は、絶縁体の位
置決めをし、挿入を案内するものであり、回転を阻止す
るように形成してあれば良い。また、係合手段や係止機
構は少なくとも1つ設けてあれば良い。
ド手段を設け、外部導体内面には対応する係合手段を設
けたので、絶縁体挿入開始時に係止機構の位置合わせを
することができ、筐体側係機構の位置を確認すること無
く挿入係止操作を容易に行うことができる。
に加えて、ガイド手段及び係合手段が平坦に形成されて
いるので、容易に形成することができる。
に加えて、舌辺が弾性を有するので、その中に形成した
係止孔にスムーズに係止突起を係止するとができる。
の何れかの効果に加えて、ガイド手段及び係合手段の形
成を前面の直前で終了して段部を設けたので、段部によ
り絶縁体の挿入を所定位置で確実に停止できるし、絶縁
体の前面を凹凸の無い円形とすることが可能である。
接続端子の斜視説明図であり、外部導体を断面で示し、
絶縁体を取り外した状態で示している。
図1のA−A断面を示す図である。
斜視図である。
3b・・絶縁体後面、4・・コンタクトピン、5・・筐
体壁面、7・・切り込み、8・・舌辺、9・・角孔、1
0・・切り欠き帯、10a・・段部、11・・貫通孔、
12・・突起帯、12a・・段部、13・・係止突起、
15・・外部導体、16・・絶縁体、17・・突起帯、
18・・切り欠き帯。
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体壁面に円筒形の外部導体を突設し、
その内側の貫通孔は筐体内部に連通し、前記貫通孔にコ
ンタクトピンが組み込まれた絶縁体を挿入して形成され
た同軸ケーブル接続端子において、絶縁体の側面に、そ
の中心軸に平行な前後方向に亘りガイド手段を設け、ま
た貫通孔壁面には前記ガイド手段に係合し絶縁体の回転
を阻止する係合手段を設け、更に絶縁体と外部導体との
相互間に、絶縁体を係止する係止機構を設けたことを特
徴とする同軸ケーブル接続端子。 - 【請求項2】 ガイド手段が平坦な切り欠き帯であり、
係合手段がその切り欠き帯に係合する平坦な突起帯であ
る請求項1記載の同軸ケーブル接続端子。 - 【請求項3】 係止機構が、突起帯の筐体側後端部に形
成した係止突起と、切り欠き帯後端部に形成した係止孔
とからなり、係止孔は、切り欠き帯後端部左右に先端方
向に向けて切り込みを設けて弾性を有するよう形成した
舌辺に形成されて成る請求項2記載の同軸ケーブル接続
端子。 - 【請求項4】 ガイド手段及び係合手段の形成は、外部
導体及び絶縁体の先端部の手前で段部を設けて終了し、
前記段部同士が係止する請求項1乃至3の何れかに記載
の同軸ケーブル接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351873A JP2000173726A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 同軸ケーブル接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351873A JP2000173726A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 同軸ケーブル接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000173726A true JP2000173726A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18420201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10351873A Pending JP2000173726A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 同軸ケーブル接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000173726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018170177A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 株式会社村田製作所 | 同軸コネクタ |
-
1998
- 1998-12-10 JP JP10351873A patent/JP2000173726A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018170177A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 株式会社村田製作所 | 同軸コネクタ |
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