[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2017533910A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2017533910A5
JP2017533910A5 JP2017522852A JP2017522852A JP2017533910A5 JP 2017533910 A5 JP2017533910 A5 JP 2017533910A5 JP 2017522852 A JP2017522852 A JP 2017522852A JP 2017522852 A JP2017522852 A JP 2017522852A JP 2017533910 A5 JP2017533910 A5 JP 2017533910A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino acid
acid sequence
seq
polypeptide
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017522852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017533910A (ja
JP6663428B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2015/058116 external-priority patent/WO2016069925A1/en
Publication of JP2017533910A publication Critical patent/JP2017533910A/ja
Publication of JP2017533910A5 publication Critical patent/JP2017533910A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6663428B2 publication Critical patent/JP6663428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

ある特定の態様では、GDF15ポリペプチド、または上記のもののうちの1つまたは複数を含む医薬調製物を、被験体において赤血球産生を促進するため、または赤血球レベルを高めるための方法において使用することができる。ある特定の実施形態では、本開示は、低い赤血球数または低いヘモグロビンレベルと関連する障害(例えば、貧血)を処置する、または赤血球産生を促進することを必要とする患者において、低い赤血球数または低いヘモグロビンレベルと関連する障害(例えば、貧血)を処置するため、または赤血球産生を促進するための方法を提供する。方法は、それを必要とする被験体に、有効量のGDF15ポリペプチドを投与することを含み得る。ある特定の態様では、本開示は、本明細書に記載されている障害または状態を処置するための医薬を作製するための、GDF15ポリペプチドの使用を提供する。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
患者において、赤血球レベルを高めるため、ヘモグロビンレベルを高めるため、および/または網状赤血球レベルを高めるための方法であって、それを必要とする患者に、有効量のGDF15ポリペプチドを投与することを含む方法。
(項目2)
患者において貧血を処置または予防する方法であって、それを必要とする患者に、有効量のGDF15ポリペプチドを投与することを含む方法。
(項目3)
患者において無効赤血球生成を処置または予防する方法であって、それを必要とする患者に、有効量のGDF15ポリペプチドを投与することを含む方法。
(項目4)
前記患者が、異常ヘモグロビン症を有する、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記患者が、鎌状赤血球症を有する、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記患者が、サラセミア症候群を有する、項目4に記載の方法。
(項目7)
前記患者が、βサラセミアを有する、項目6に記載の方法。
(項目8)
患者において骨髄異形成症候群を処置する方法であって、それを必要とする患者に、有効量のGDF15ポリペプチドを投与することを含む方法。
(項目9)
前記GDF15ポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
b)配列番号2のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
c)配列番号3のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
d)配列番号4のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
e)配列番号5のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
f)配列番号6のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
g)配列番号7のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
h)配列番号8のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
i)配列番号9のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
j)配列番号10のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
k)配列番号11のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
l)配列番号12のアミノ酸配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、および
m)配列番号1のアミノ酸30〜196の配列と、少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド
からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、項目1から8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記GDF15ポリペプチドが、配列番号13のヌクレオチド589〜924の配列と相補的な核酸とストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズする核酸によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1から8のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記GDF15ポリペプチドが、医薬調製物で投与される、項目1から10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記医薬調製物が、GDF15プロドメインポリペプチドを含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記GDF15プロドメインポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸30〜196の配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記医薬調製物が、前記GDF15プロドメインポリペプチドと非共有結合により会合したGDF15ポリペプチドを含む、項目12または13に記載の方法。
(項目15)
前記患者が、慢性腎疾患と関連する貧血を有する、項目1、2、および8から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記患者が、化学療法処置と関連する貧血を有する、項目1、2、および8から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記化学療法処置が、タキサンである、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記患者が、がんと関連する貧血を有する、項目1、2、および8から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記患者が、失血の結果として貧血を有する、項目1、2、および8から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記患者が、炎症による貧血を有する、項目1、2、および8から14のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
配列番号4、5、6、7、8、または9のいずれか1つの配列を含む、またはそれからなる、アミノ酸配列を含むポリペプチド。
(項目22)
項目21に記載のポリペプチドを含む医薬調製物。
(項目23)
患者において、赤血球レベルを高めるため、ヘマトクリットレベルを高めるため、および/もしくは網状赤血球レベルを高めるため、ならびに/または、貧血、無効赤血球生成、もしくは骨髄異形成症候群を処置するための方法であって、それを必要とする患者に、
(i)エリスロポエチン受容体活性化因子、および
(ii)GDF15ポリペプチド
を投与することを含む方法。
(項目24)
前記GDF15ポリペプチドが、
a)配列番号1のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
b)配列番号2のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
c)配列番号3のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
d)配列番号4のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
e)配列番号5のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
f)配列番号6のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
g)配列番号7のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
h)配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
i)配列番号9のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
j)配列番号10のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
l)配列番号11のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
k)配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、
l)配列番号1のアミノ酸30〜196の配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、それから本質的になる、またはそれからなるポリペプチド、および
m)配列番号13のヌクレオチド589〜924の配列と相補的な核酸とストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズする核酸によりコードされるアミノ酸配列を含むポリペプチド
からなる群から選択され、
前記エリスロポエチン受容体活性化因子および該ポリペプチドが、有効量で投与される、
項目23に記載の方法。
(項目25)
エリスロポエチン受容体活性化因子の投与される量が、それだけでは赤血球レベルを高めるのに有効でない、項目23または24に記載の方法。
(項目26)
ポリペプチドの投与される量が、それだけでは前記患者において赤血球レベルを高めるのに有効ではないが、併用処置では有効である、項目23または24に記載の方法。
(項目27)
前記エリスロポエチン受容体活性化因子が、赤血球生成刺激因子である、項目23から26に記載の方法。
(項目28)
前記赤血球生成刺激因子が、
a.エポエチンアルファ
b.エポエチンベータ(NeoRecormon(商標))
c.エポエチンデルタ(Dynepo(商標))
d.エポエチンオメガ
e.ダルベポエチンアルファ(Aranesp(商標))
f.メトキシポリエチレングリコールエポエチンベータ(Micera(商標))
g.合成赤血球生成タンパク質(SEP)
からなる群から選択されるEPOベースの誘導体である、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記エリスロポエチン受容体活性化因子が、エリスロポエチン受容体のアゴニストである、項目23から26のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記エリスロポエチン受容体のアゴニストが、
a.エリスロポエチン模倣ペプチド
b.持続時間延長型エリスロポエチン受容体制限アゴニスト
c.エリスロポエチン模倣ドメインとFcドメインとを含む融合タンパク質
d.エリスロポエチン受容体を標的とするアゴニスト抗体
e.多量体エリスロポエチン模倣ペプチド
からなる群から選択される化合物である、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記エリスロポエチン受容体活性化因子が、赤血球生成に対するその効果が、内因性エリスロポエチンのレベルの上昇によって媒介される間接因子である、項目23から26のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記間接因子が、低酸素症誘導性転写因子アルファを安定化することによって内因性エリスロポエチン遺伝子発現を増大させる、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記間接因子が、プロリルヒドロキシラーゼ阻害剤である、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記患者が、腎臓障害と関連する貧血を有する、項目23から33のいずれか一項に記載の方法。
(項目35)
前記患者が、慢性腎疾患と関連する貧血を有する、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記患者が、化学療法処置と関連する貧血を有する、項目23から33のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記化学療法処置が、タキサンである、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記患者が、がんと関連する貧血を有する、項目23から33のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
前記患者が、失血の結果として貧血を有する、項目23から33のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
前記GDF15ポリペプチドが、医薬調製物で投与される、項目23から39のいずれか一項に記載の方法。
(項目41)
前記医薬調製物が、GDF15プロドメインポリペプチドを含む、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記GDF15プロドメインポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸30〜196の配列と少なくとも68%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記医薬調製物が、前記GDF15プロドメインポリペプチドと非共有結合により会合したGDF15ポリペプチドを含む、項目41または42のいずれか一項に記載の方法。
(項目44)
赤血球レベルを高めること、ヘマトクリットレベルを高めること、および/もしくは網状赤血球レベルを高めること、ならびに/または貧血、無効赤血球生成、もしくは骨髄異形成症候群を処置することを必要とする患者において、赤血球レベルを高めること、ヘマトクリットレベルを高めること、および/もしくは網状赤血球レベルを高めること、ならびに/または貧血、無効赤血球生成、もしくは骨髄異形成症候群を処置することにおける使用のためのエリスロポエチン受容体活性化因子およびGDF15ポリペプチドを有効量で投与することを含む、
エリスロポエチン受容体活性化因子、および
GDF15ポリペプチド。
(項目45)
赤血球レベルを高めること、ヘマトクリットレベルを高めること、および/もしくは網状赤血球レベルを高めること、ならびに/または貧血、無効赤血球生成、もしくは骨髄異形成症候群を処置することを必要とする患者において、赤血球レベルを高めること、ヘマトクリットレベルを高めること、および/もしくは網状赤血球レベルを高めること、ならびに/または貧血、無効赤血球生成、もしくは骨髄異形成症候群を処置することにおける使用のためのエリスロポエチン受容体活性化因子およびGDF15ポリペプチドを有効量で投与することを含む、
GDF15ポリペプチド、および
エリスロポエチン受容体活性化因子。

Claims (16)

  1. 患者において貧血を処置または予防するための組成物であってGDF15ポリペプチドを含む組成物
  2. 前記患者が、異常ヘモグロビン症を有する、請求項に記載の組成物
  3. 前記患者が、鎌状赤血球症を有する、請求項に記載の組成物
  4. 前記患者が、サラセミア症候群を有する、請求項に記載の組成物
  5. 前記患者が、βサラセミアを有する、請求項に記載の組成物
  6. 患者において骨髄異形成症候群を処置するための組成物であって、GDF15ポリペプチドを含む組成物
  7. 前記GDF15ポリペプチドが、
    a)配列番号1のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    b)配列番号2のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    c)配列番号3のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    d)配列番号4のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    e)配列番号5のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    f)配列番号6のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    g)配列番号7のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    h)配列番号8のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    i)配列番号9のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    j)配列番号10のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    k)配列番号11のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、
    l)配列番号12のアミノ酸配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド、および
    m)配列番号1のアミノ酸30〜196の配列と、少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含むポリペプチド
    からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物
  8. 前記GDF15ポリペプチドが、配列番号13のヌクレオチド589〜924の配列と相補的な核酸とストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズする核酸によりコードされるアミノ酸配列を含む、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物
  9. 前記GDF15ポリペプチドが、医薬調製物で投与される、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物
  10. 前記医薬調製物が、GDF15プロドメインポリペプチドを含む、請求項に記載の組成物
  11. 前記GDF15プロドメインポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸30〜196の配列と少なくとも85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、または100%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項10に記載の組成物
  12. 前記医薬調製物が、前記GDF15プロドメインポリペプチドと非共有結合により会合したGDF15ポリペプチドを含む、請求項10または11に記載の組成物
  13. 前記患者が、慢性腎疾患、化学療法処置、がん、失血または炎症と関連する貧血を有する、請求項1および6から12のいずれか一項に記載の組成物
  14. 配列番号4、5、6、7、8、または9のいずれか1つの配列を含む、またはそれからなる、アミノ酸配列を含むポリペプチド。
  15. 請求項14に記載のポリペプチドを含む医薬調製物。
  16. 患者において、赤血球レベルを高めるため、ヘマトクリットレベルを高めるため、および/もしくは網状赤血球レベルを高めるため、ならびに/または、貧血、無効赤血球生成、もしくは骨髄異形成症候群を処置するための組成物であって
    (i)エリスロポエチン受容体活性化因子、および
    (ii)GDF15ポリペプチド
    含む組成物
JP2017522852A 2014-10-30 2015-10-29 Gdf15ポリペプチドを使用する、赤血球を増加させるための方法および組成物 Active JP6663428B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462072889P 2014-10-30 2014-10-30
US62/072,889 2014-10-30
PCT/US2015/058116 WO2016069925A1 (en) 2014-10-30 2015-10-29 Methods and compositions using gdf15 polypeptides for increasing red blood cells

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020023090A Division JP7154241B2 (ja) 2014-10-30 2020-02-14 Gdf15ポリペプチドを使用する、赤血球を増加させるための方法および組成物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017533910A JP2017533910A (ja) 2017-11-16
JP2017533910A5 true JP2017533910A5 (ja) 2018-12-06
JP6663428B2 JP6663428B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=55858354

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017522852A Active JP6663428B2 (ja) 2014-10-30 2015-10-29 Gdf15ポリペプチドを使用する、赤血球を増加させるための方法および組成物
JP2020023090A Active JP7154241B2 (ja) 2014-10-30 2020-02-14 Gdf15ポリペプチドを使用する、赤血球を増加させるための方法および組成物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020023090A Active JP7154241B2 (ja) 2014-10-30 2020-02-14 Gdf15ポリペプチドを使用する、赤血球を増加させるための方法および組成物

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10603359B2 (ja)
EP (2) EP3922259A1 (ja)
JP (2) JP6663428B2 (ja)
AU (2) AU2015339134B2 (ja)
CA (1) CA2964808C (ja)
WO (1) WO2016069925A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10588980B2 (en) 2014-06-23 2020-03-17 Novartis Ag Fatty acids and their use in conjugation to biomolecules
WO2016069925A1 (en) * 2014-10-30 2016-05-06 Acceleron Pharma Inc. Methods and compositions using gdf15 polypeptides for increasing red blood cells
WO2017079591A2 (en) 2015-11-04 2017-05-11 Acceleron Pharma Inc. Methods for increasing red blood cell levels and treating ineffective erythropoiesis
US10336812B2 (en) * 2016-05-10 2019-07-02 Janssen Biotech, Inc. GDF15 fusion proteins and uses thereof
TW201741333A (zh) 2016-05-24 2017-12-01 諾佛 儂迪克股份有限公司 Mic-1化合物及其用途
TWI724392B (zh) 2018-04-06 2021-04-11 美商美國禮來大藥廠 生長分化因子15促效劑化合物及其使用方法
US20230002460A1 (en) * 2019-11-26 2023-01-05 Yuhan Corporation Long-acting gdf15 fusion protein and pharmaceutical composition comprising same

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987005330A1 (en) 1986-03-07 1987-09-11 Michel Louis Eugene Bergh Method for enhancing glycoprotein stability
US4965251A (en) 1987-04-03 1990-10-23 The Board Of Regents Of The University Of Washington Pulse treatment of hemoglobinopathies with erythropoietin
WO1990008822A1 (en) 1989-02-03 1990-08-09 Genetics Institute, Inc. Erythropoietin receptor
US5885574A (en) 1994-07-26 1999-03-23 Amgen Inc. Antibodies which activate an erythropoietin receptor
US5541087A (en) 1994-09-14 1996-07-30 Fuji Immunopharmaceuticals Corporation Expression and export technology of proteins as immunofusins
CA2340465A1 (en) * 1998-08-21 2000-03-02 Princeton University Genes that regulate hematopoietic blood forming stem cells and uses thereof
EP2124999B1 (en) 2006-12-18 2012-10-03 Acceleron Pharma, Inc. Activin-actrii antagonists and uses for treating anemia
SI3494986T1 (sl) 2008-08-14 2020-10-30 Acceleron Pharma Inc. GDF pasti
US8216997B2 (en) * 2008-08-14 2012-07-10 Acceleron Pharma, Inc. Methods for increasing red blood cell levels and treating anemia using a combination of GDF traps and erythropoietin receptor activators
ES2434996T3 (es) * 2008-10-31 2013-12-18 St Vincent's Hospital Sydney Limited Métodos de pronóstico en enfermedad renal crónica
KR20180085825A (ko) * 2009-08-13 2018-07-27 악셀레론 파마 인코포레이티드 적혈구 수준을 증가시키기 위한 gdf 트랩과 에리트로포이에틴 수용체 활성인자의 병용
CA2831284C (en) * 2011-03-29 2023-12-12 Alnylam Pharmaceuticals, Inc. Compositions and methods for inhibiting expression of tmprss6 gene
US20140315752A1 (en) * 2011-11-22 2014-10-23 Astute Medical, Inc. Methods and compositions for diagnosis and prognosis of renal injury and renal failure
MX357708B (es) * 2011-12-14 2018-07-20 Abbvie Deutschland Composicion y metodo para el diagnostico y tratamiento de trastornos relacionados con hierro.
EA201491413A1 (ru) 2012-01-26 2015-03-31 Эмджен Инк. Полипептиды фактора роста и дифференцировки 15 (gdf-15)
EP2644278B1 (en) 2012-03-27 2014-12-10 Alfa Laval Corporate AB Centrifugal separator and method of controlling intermittent discharge
JP6758832B2 (ja) 2012-12-21 2020-09-30 アベオ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 抗gdf15抗体
BR112015018104A2 (pt) * 2013-01-30 2017-11-21 Ngm Biopharmaceuticals Inc polipeptídeos de gdf15 modificados, seu uso, composições compreendendo os mesmos e recipiente estéril compreendendo as referidas composições
US9161966B2 (en) * 2013-01-30 2015-10-20 Ngm Biopharmaceuticals, Inc. GDF15 mutein polypeptides
WO2014182676A2 (en) * 2013-05-06 2014-11-13 Scholar Rock, Inc. Compositions and methods for growth factor modulation
EP3036262A4 (en) 2013-08-22 2017-03-01 Acceleron Pharma Inc. Tgf-beta receptor type ii variants and uses thereof
KR20160127148A (ko) * 2014-03-21 2016-11-02 악셀레론 파마 인코포레이티드 액티빈 b 및/또는 gdf11을 억제함으로써 적혈 혈액 세포 수준을 증가시키고 비효율적인 적혈구 생성을 치료하는 방법
JP6768527B2 (ja) * 2014-06-20 2020-10-14 アベオ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド Gdf15調節剤を用いた慢性腎臓病及びその他の腎機能不全の治療
WO2016069925A1 (en) * 2014-10-30 2016-05-06 Acceleron Pharma Inc. Methods and compositions using gdf15 polypeptides for increasing red blood cells
TWI621976B (zh) 2015-07-24 2018-04-21 瑞鼎科技股份有限公司 內嵌式觸控面板驅動方法
US20170299608A1 (en) * 2016-03-04 2017-10-19 Ngm Biopharmaceuticals, Inc. Compositions and methods for modulating body weight

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017533910A5 (ja)
JP2013501816A5 (ja)
Kroner et al. TNF and increased intracellular iron alter macrophage polarization to a detrimental M1 phenotype in the injured spinal cord
Elder et al. Senescent cells and macrophages: key players for regeneration?
RU2012109393A (ru) Комбинированное применение ловушек gdf и активаторов рецепторов эритропоэтина для повышения содержания эритроцитов
Feng et al. IL-17 induces myocardial fibrosis and enhances RANKL/OPG and MMP/TIMP signaling in isoproterenol-induced heart failure
JP2019194251A5 (ja)
Hollmann et al. Nlrp3 plays no role in acute cardiac infarction due to low cardiac expression
JP2015514115A5 (ja)
JP2017534638A5 (ja)
Lin et al. Activating transcription factor 3 protects against pressure-overload heart failure via the autophagy molecule Beclin-1 pathway
JP2017043632A5 (ja)
JP2012529436A5 (ja)
JP2018525416A5 (ja)
RU2018114907A (ru) Композиция и способ для лечения заболевания, опосредованного комплементом
Walrath et al. IFN-γ and IL-17A regulate intestinal crypt production of CXCL10 in the healthy and inflamed colon
JP2018527941A5 (ja)
Evgen’ev et al. The effect of human HSP70 administration on a mouse model of Alzheimer’s disease strongly depends on transgenicity and age
BR112020013519A2 (pt) método para tratamento de uma inflamação.
JP2018501791A5 (ja)
Papa et al. Modulators of microglia: a patent review
CA2574531A1 (en) Hat acetylation promoters and uses of compositions thereof in promoting immunogenicity
JP2017530130A5 (ja)
EA201892366A1 (ru) Антисмысловые олигомеры и способы их применения для лечения заболеваний, связанных с геном кислой альфа-глюкозидазы
JP2017523239A5 (ja)