JP2017530130A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 個体の腫瘍に対する免疫応答を増加させる方法で使用するための、有効量のアネキシンＶ剤を含む医薬組成物であって、該方法が、前記医薬組成物の非経口投与による一連の療法を投与することを含む、前記医薬組成物。
2. 前記アネキシンＶ剤がアネキシンＶタンパク質である、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 前記タンパク質が野生型である、請求項２に記載の医薬組成物。
4. 前記タンパク質、野生型タンパク質に対して少なくとも１つのアミノ酸置換を含む、請求項２に記載の医薬組成物。
5. 前記腫瘍が癌腫である、請求項１に記載の医薬組成物。
6. 前記有効量が約５０μｇ／ｋｇ〜約５ｍｇ／ｋｇである、請求項１に記載の医薬組成物。
7. 前記投与が、少なくとも約１時間の循環半減期をもたらす経路によって実施される、請求項１に記載の医薬組成物。
8. 投与が腹腔内である、請求項１に記載の医薬組成物。
9. 投与が、静脈内投与により少なくとも４時間にわたって実施される、請求項７に記載の医薬組成物。
10. 前記有効量が少なくとも２回投与される、請求項６に記載の医薬組成物。
11. 前記有効量が第２の抗癌剤との併用療法で投与される、請求項１に記載の医薬組成物。
12. 前記併用療法が相乗効果をもたらす、請求項１１に記載の医薬組成物。
13. 前記第２の抗癌剤が免疫チェックポイント阻害剤である、請求項１１または１２に記載の医薬組成物。
14. 前記第２の抗癌剤が放射線療法である、請求項１１または１３に記載の医薬組成物。
15. 前記腫瘍は、表面のホスファチジルセリンの発現が陽性である、請求項１に記載の医薬組成物。
16. ホスファチジルセリンの表面発現が陽性である腫瘍の存在を、アネキシンＶ剤を用いたイメージングにより決定する、請求項１５に記載の医薬組成物。