で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C6アルキル、C1−C4ハロアルキル、アミノメチル、エチルエステル、メトキシ−C1−C4アルキル、tert−ブトキシ−エチル、ヒドロキシル、カルボキシル、イソプロピルスルホニルメチル、メチルスルホニルメチル、CO−NH2、C3−C6シクロアルキル(ここで、該C3−C6シクロアルキルは、フェニル(ここで、該フェニルは、塩素又はメトキシで置換されていてもよい)で置換されていてもよい)、ビシクロ[2.2.2]オクチル、シクロヘキシルメチル、フェニル−C1−C2アルキル(ここで、該フェニル部分は、塩素、フッ素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロピル−オキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよく、該アルキル部分は、メチル、エチル及びヒドロキシルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)、オキサニル、オキソピロリジニル−メチル、ピペリジニル(ここで、該ピペリジニルは、シクロプロピル又はイソ−プロピルで置換されている)、ピペリジニルメチル(ここで、該ピペリジニルメチルは、メチルで置換されていてもよい)、モルホリニル−エチル(ここで、該エチル部分は、メチルで置換されていてもよい)、テトラヒドロフラニル、1,2,4−トリアゾリル−メチル(ここで、該メチル部分は、2のメチル置換基で置換されている)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルエステル、ニトロ、アミノ、ジ−メチルアミノ及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、チオフェニル(ここで、該チオフェニルは、フッ素で置換されていてもよい)、フラニル、イミダゾリル(ここで、該イミダゾリルは、メチルで置換されている)、チアゾリル−メチル(ここで、該チアゾリル−メチルは、メチルで置換されている)、ピリジニル(ここで、該ピリジニルは、メチル、トリフルオロメチル、フッ素及び塩素から選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)及びピリジニルメチル(ここで、該ピリジニルメチルは、メトキシで置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されている]、
1,2−オキサゾリル[ここで、該1,2−オキサゾリルは、フェニルで置換されている]、
ピリジニル[ここで、該ピリジニルは、メトキシで置換されていてもよい]、
チオフェン−イル[ここで、該チオフェン−イルは、メチル及びシアノから選択される置換基で置換されていてもよい]、
及び、
1,3−チアゾリル[ここで、該1,3−チアゾリルは、C1−C6アルキル、C1−C4ハロアルキル、シクロプロピル及びフェニル(ここで、該フェニルは、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)から選択される1の置換基で置換されており、又は、該チアゾリルは、メチル、エチル及びイソ−プロピル置換基から選択される2の置換基で置換されており、又は、該チアゾリルは、フェニル及びメチルで置換されていてもよい];
又は、
R2及びR3は、一緒にC5−C6シクロアルキル環を形成する;
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C6アルキル、C1−C4フルオロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、tert−ブトキシ−エチル、C3−C6シクロアルキル(ここで、該C3−C6シクロアルキルは、フェニル(ここで、該フェニルは、塩素又はメトキシで置換されていてもよい)で置換されていてもよい)、オキサニル、オキソピロリジニル−メチル、ピペリジニル(ここで、該ピペリジニルは、シクロプロピル又はイソ−プロピルで置換されている)、ピペリジニル−メチル(ここで、該ピペリジニルメチルは、メチルで置換されていてもよい)、モルホリニル−エチル(ここで、該エチル部分は、メチルで置換されていてもよい)、テトラヒドロフラニル、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルエステル、ニトロ、アミノ、ジ−メチルアミノ及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、1個又は2個のフッ素及び1のメトキシ置換基で置換されていてもよく、又は、該ベンジルのフェニル部分は、フッ素、塩素及びメトキシから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよく、又は、該フェニル部分は、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロピルオキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシから選択される1の置換基で置換されていてもよく、該ベンジルのメチル部分は、ヒドロキシル、エチル又は1若しくは2のメチル置換基で置換されていてもよい)
から選択される置換基で置換されている]、
1,2−オキサゾリル[ここで、該1,2−オキサゾリルは、フェニルで置換されている]、
チオフェン−イル[ここで、該チオフェン−イルは、メチル及びシアノから選択される置換基で置換されていてもよい]、
及び、
1,3−チアゾリル[ここで、該1,3−チアゾリルは、C1−C5アルキル、C1−C4ハロアルキル、シクロプロピル及びフェニル(ここで、該フェニルは、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)から選択される1の置換基で置換されていてもよく、又は、該1,3−チアゾリルは、メチル、エチル及びイソ−プロピル置換基から選択される2の置換基で置換されていてもよく、又は、該1,3−チアゾリルは、フェニル及びメチルで置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C2アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ及びトリフルオロメトキシから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)及びベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、1又は2の塩素置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されている]、
1,2−オキサゾリル[ここで、該1,2−オキサゾリルは、フェニルで置換されている]、
チオフェン−イル[ここで、該チオフェン−イルは、メチル及びシアノから選択される置換基で置換されていてもよい]、
1,3−チアゾリル[ここで、該1,3−チアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、シクロプロピル及びフェニル(ここで、該フェニルは、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)から選択される1の置換基で置換されていてもよく、又は、]、
該1,3−チアゾリルは、メチル、エチル及びイソ−プロピル置換基から選択される2の置換基で置換されていてもよく、又は、該1,3−チアゾリルは、フェニル及びメチルで置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−5−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C6アルキル、C1−C4フルオロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、tert−ブトキシ−エチル、C3−C6シクロアルキル(ここで、該C3−C6シクロアルキルは、フェニル(ここで、該フェニルは、メトキシで置換されていてもよい)で置換されていてもよい)、オキサニル、ピペリジニル(ここで、該ピペリジニルは、シクロプロピルで置換されている)、ピペリジニル−メチル(ここで、該ピペリジニルメチルは、メチルで置換されていてもよい)、テトラヒドロフラニル、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルエステル、ニトロ、アミノ及びジ−メチルアミノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、1又は2のフッ素及び1のメトキシ置換基で置換されていてもよく、又は、該ベンジルのフェニル部分は、フッ素、塩素及びメトキシから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよく、又は、該フェニル部分は、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロピルオキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシから選択される1の置換基で置換されていてもよく、該ベンジルのメチル部分は、ヒドロキシル、エチル又は1若しくは2のメチル置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されている];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,3,4−オキサジアゾール−5−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C2フルオロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、tert−ブトキシ−エチル、C3−C6シクロアルキル(ここで、該C3−C6シクロアルキルは、フェニル(ここで、該フェニルは、塩素又はメトキシで置換されていてもよい)で置換されていてもよい)、オキソピロリジニル−メチル、ピペリジニル−メチル、モルホリニル−エチル(ここで、該エチル部分は、メチルで置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ及びシアノから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)及びベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、フッ素、塩素、メトキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されている]。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C2アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ及びトリフルオロメトキシから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)及びベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、1又は2の塩素置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されている];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、C1−C3−アルキルスルホニルメチル、スルホニル−C1−C3−アルキル、CO−NH2、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキル−C1アルキル、ベンジル(ここで、該ベンジルは、メチル、メトキシ及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、ピペリジニル(ここで、該ピペリジニルは、シクロプロピルで置換されていてもよい)、ピペリジニルメチル(ここで、該ピペリジニルメチルは、メチルで置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、CO−O−CH3、NO2、NH2、ジ−メチルアミン及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、チオフェニル(ここで、該チオフェニルは、ハロゲンで置換されていてもよい)、フラニル、イミダゾリル(ここで、該イミダゾリルは、メチルで置換されていてもよい)及びピリジニル(ここで、該ピリジニルは、メチル、トリフルオロメチル及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されていてもよい]、
ピリジニル[ここで、該ピリジニルは、メトキシで置換されていてもよい]、
チオフェニル[ここで、該チオフェニルは、メチル及びシアノから選択される置換基で置換されていてもよい]、
及び、
チアゾリル[ここで、該チアゾリルは、メチル及びフェニル(ここで、該フェニルは、ハロゲン及びトリフルオロメチルから選択される置換基で置換されていてもよい)から選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキル−C1アルキル、ベンジル(ここで、該ベンジルは、メチル、メトキシ及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、CO−O−CH3、NO2、NH2、ジ−メチルアミン及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びチオフェニル(ここで、該チオフェニルは、ハロゲンで置換されていてもよい)、フラニル、イミダゾリル(ここで、該イミダゾリルは、メチルで置換されていてもよい)及びピリジニル(ここで、該ピリジニルは、メチル、トリフルオロメチル及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキル−C1アルキル、ベンジル(ここで、該ベンジルは、メチル、メトキシ及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、CO−O−CH3、NO2、NH2、ジ−メチルアミン及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びチオフェニル(ここで、該チオフェニルは、ハロゲンで置換されていてもよい)、フラニル、イミダゾリル(ここで、該イミダゾリルは、メチルで置換されていてもよい)及びピリジニル(ここで、該ピリジニルは、メチル、トリフルオロメチル及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキル−C1アルキル、ベンジル(ここで、該ベンジルは、メチル、メトキシ及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びチオフェニル(ここで、該チオフェニルは、ハロゲンで置換されていてもよい)、フラニル、イミダゾリル(ここで、該イミダゾリルは、メチルで置換されていてもよい)及びピリジニル(ここで、該ピリジニルは、メチル、トリフルオロメチル及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されていてもよい;
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、メトキシ−C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C3−C6シクロアルキル−C1アルキル、ベンジル(ここで、該ベンジルは、メチル、メトキシ及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びチオフェニル(ここで、該チオフェニルは、ハロゲンで置換されていてもよい)、フラニル、イミダゾリル(ここで、該イミダゾリルは、メチルで置換されていてもよい)及びピリジニル(ここで、該ピリジニルは、メチル、トリフルオロメチル及びハロゲンから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、CO−O−CH3、NO2、NH2、ジ−メチルアミン及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、CO−O−CH3、NO2、NH2、ジ−メチルアミン及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)
から選択される置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリルであり、ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への結合を示しており、該オキサジアゾリルは、フェニル置換基(ここで、該フェニル置換基は、4−トリフルオロメチルで置換されている)で置換されている;
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリルであり、ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への結合を示しており、該オキサジアゾリルは、フェニル置換基(ここで、該フェニル置換基は、4−トリフルオロメチルで置換されている)で置換されている;
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリルであり、ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への結合を示しており、該オキサジアゾリルは、フェニル置換基(ここで、該フェニル置換基は、3−クロロで置換されている)で置換されている;
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表されるオキサジアゾリルであり、ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への結合を示しており、該オキサジアゾリルは、フェニル置換基(ここで、該フェニル置換基は、3−クロロで置換されている)で置換されている;
、及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C1−C4フルオロアルキル、C1−C2フルオロアルコキシ、メトキシ−C1−C4アルキル、tert−ブトキシ−エチル、C1−C2アルキルエステル、C3−C6シクロアルキル(ここで、該C3−C6シクロアルキルは、塩素、フッ素、メチル又はフェニル(ここで、該フェニルは、塩素又はメトキシで置換されていてもよい)で置換されていてもよい)、オキサニル、オキソピロリジニル−メチル、ピペリジニル(ここで、該ピペリジニルは、シクロプロピル又はイソ−プロピルで置換されている)、ピペリジニル−メチル(ここで、該ピペリジニルメチルは、メチルで置換されていてもよい)、モルホリニル−エチル(ここで、該エチル部分は、メチルで置換されていてもよい)、テトラヒドロフラニル、フェニル(ここで、該フェニルは、C1−C4アルキル、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルエステル、ニトロ、アミノ、ジ−メチルアミノ及びシアノから選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)及びベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、1又は2のフッ素及び1のメトキシ置換基で置換されていてもよく、又は、該ベンジルのフェニル部分は、フッ素、塩素、メトキシ及びヒドロキシルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよく、又は、該フェニル部分は、フッ素、塩素、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、イソプロピルオキシ、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシから選択される1の置換基で置換されていてもよく、該ベンジルのメチル部分は、ヒドロキシル、エチル又は1若しくは2のメチル置換基で置換されていてもよい)から選択される置換基で置換されている]、
1,2−オキサゾリル[ここで、該1,2−オキサゾリルは、フェニルで置換されている]、
チオフェン−イル[ここで、該チオフェン−イルは、メチル及びシアノから選択される置換基で置換されていてもよい]、
1,3−チアゾリル[ここで、該1,3−チアゾリルは、C1−C5アルキル、C1−C4ハロアルキル、シクロプロピル及びフェニル(ここで、該フェニルは、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)から選択される1の置換基で置換されていてもよく、又は、該1,3−チアゾリルは、メチル、エチル及びイソ−プロピル置換基から選択される2の置換基で置換されていてもよく、又は、該チアゾリルは、フェニル及びメチルで置換されていてもよい];
ピリジニル[ここで、該ピリジニルは、フッ素、塩素、メチル及びトリフルオロメチルから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、ヘキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロエチル、トリフルオロブチル、メトキシメチル、メトキシプロピル、メトキシイソブチル、エチルエステル、C3−C6シクロアルキル、ベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、メチル、メトキシ、イソプロピルオキシ、フッ素、塩素、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシから選択される1又は2の置換基で置換されていてもよい)、又は、ピリジニル(ここで、該ピリジニルは、塩素、フッ素、メチル又はトリフルオロメチルで置換されていてもよい)から選択される1の置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−5−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、tert−ブチルで置換されている]である;
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
で表される1,2,4−オキサジアゾール−3−イル[ここで、*は、該ピラゾロピリミドンへの結合点を示しており、及び、#は、さらなる置換基への場合による結合を示しており、該オキサジアゾリルは、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシエチル、tert−ブトキシエチル、C3−C6シクロアルキル(ここで、該C3−C6シクロアルキルは、1又は2のメチル置換基で置換されていてもよい)、シクロブチル、ベンジル(ここで、該ベンジルのフェニル部分は、フッ素、塩素及びヒドロキシルから選択される置換基で置換されていてもよい)、フェニル(ここで、該フェニルは、メチル、フッ素、塩素、メトキシ、トリフルオロメチル及びトリフルオロメトキシから選択される置換基で置換されていてもよい)から選択される1の置換基で置換されていてもよい];
及び、その塩、溶媒和物及び該塩の溶媒和物。
ラジカルのそれぞれの組み合わせにおいて具体的に示されているラジカルの定義は、さらにまた、それらのラジカルに関して示されている特定の組み合わせとは無関係に、必要に応じて、別の組み合わせのラジカルの定義によっても置き換えられる。
本発明の1実施形態によれば、式(I−A)で表される化合物は、式(I−B)で表される化合物を塩基性溶離液を使用する適切なクロマトグラフィー法で処理することによって得られる。
得られた式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、場合により、適切な(i)溶媒及び/又は(ii)酸若しくは塩基を用いて、それらの溶媒和物、塩及び/又はその塩の溶媒和物に変換させる。
で表される化合物を生成させ、次いで、式(XXXVIII)で表される化合物を、第2段階において、場合により不活性溶媒の中で、場合により塩基の存在下、0℃から当該溶媒の環流温度までの温度で、R14OHと反応させて、式(XXXIX)で表される化合物を生成させる;
ここで、[B]の第1段階及び第2段階は、(XXXVIII)を単離することなく、1段階として実施することも可能である。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表されるさらなる化合物は、場合により、上記調製方法によって得られた式(I−A)及び式(I−B)で表される化合物を用いて出発して、個々の置換基の官能基を変換させることによって調製することも可能である。これらの変換は、当業者に既知の慣習的な方法によって行い、そのような変換としては、例えば、求核及び求電子置換、酸化、還元、水素化、遷移金属が触媒するカップリング反応、脱離、アルキル化、アミノ化、エステル化、エステル開裂、エーテル化、エーテル開裂、カルボキサミドの形成などの反応があり、さらには、一時的保護基の導入及び除去などもある。
a)アミノピラゾール、1−メトキシ−2−プロパノール、リン酸カリウム、マイクロ波、15分、180℃、b)HCl 4Nジオキサン中溶液、RT又はTFA、ジクロロメタン、RT。
b)アセトニトリル、60℃;c)溶媒の蒸発、d)1−メトキシ−2−プロパノール、リン酸三カリウム、110℃、e)HCl 4Nジオキサン中溶液、RT又はTFA、ジクロロメタン、RT。
工程段階(II−A)+(III)→(IV)に適切な溶媒は、不活性溶媒、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましいものは、高沸点を有する極性溶媒、例えばトルエン、1−メトキシ−2−プロパノール、及びジオキサン、又はこれらの溶媒の混合物である。
縮合工程(II−A)+(III)→(IV)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましいのは、リン酸カリウムの存在である。
本発明の1実施形態によれば、式(II−A)及び(III)の化合物を、塩基の存在下に、特に無機塩基の存在下に、好ましくはリン酸カリウムの存在下に反応させる。
縮合工程(II−A)+(III)→(IV)は通常は、50℃から250℃の温度範囲で、好ましくは100℃から200℃の範囲内で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、160℃から200℃でマイクロ波バイアル中で反応液を加熱する。
縮合工程(II−A)+(III)→(IV)は、大気圧、高圧又は減圧(例えば0.5から25バール)で行うことができる。概して、それらの反応は、各場合、大気圧から15バールで行う。
代表的には、縮合工程(II−A)+(III)→(IV)によって位置異性体の混合物が生じる。所望の位置異性体を、適切なクロマトグラフィー法、例えばシリカゲルでのクロマトグラフィー、逆相高速液体クロマトグラフィー、又は分取薄層クロマトグラフィーによって単離する。液相として使用される不活性溶媒には、酢酸エチル、シクロヘキサン、ジクロロメタン、メタノール、超臨界二酸化炭素、水、アセトニトリル、及びそれらの混合物などがある。所望の位置異性体はさらに、結晶化によって単離することができる。
縮合工程(II−B)+(III)→[(V)]→(IV)は、中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、(II−B)及び(III)からの(V)の形成及び中間体(V)の精製を行わない(V)からの(IV)の形成についての反応条件を変更することで二つの別個の段階で、又は中間体(V)の精製が関与する二つの別個の段階で行うことができる。中間体の精製を行わない二つの別個の段階を有する手順が好ましい。
本発明の1実施形態によれば、第1段階で、式(II−B)及び(III)の化合物を反応させて式(V)の化合物とする。第2段階で、中間体(V)の分離や精製を行わずに、式(V)の化合物を反応させて式(IV)の化合物とする。本発明の更なる実施形態によれば、第1段階と第2段階の間で溶媒を変える。
工程段階(II−B)+(III)→(V)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒としてアセトニトリル若しくはトルエン、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程段階(V)→(IV)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、1−メトキシ−2−プロパノール又はトルエン溶媒として、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程(II−B)+(III)→(V)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、塩基の存在下に式(II−B)及び(III)の化合物を反応させる。
縮合工程(V)→(IV)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸カリウムの存在下に、式(V)の化合物を反応させて式(IV)の化合物とする。
一つの単一段階で中間体(V)を単離せずに、式(II−B)及び(III)の化合物を反応させて式(V)の化合物とし、式(V)の化合物を反応させて式(IV)の化合物とする本発明の1実施形態によれば、当該反応は、塩基の存在下に行う。
式(I−B)の化合物は、式(I−B)の化合物を塩基で処理することで反応させて式(I−A)の化合物とすることができる。好ましい塩基はアンモニア、水酸化ナトリウム、NaHCO3、及びNa2CO3である。これは、塩基性溶離液を用いることにより、適切なクロマトグラフィー法によって行うこともできる。
本発明の1実施形態によれば、式(IV)の化合物から式(I−B)の化合物を得るのに用いられる酸は、塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、硫酸、マレイン酸、酒石酸、アスコルビン酸、及びサリチル酸から選択される。
式(II−A)、(III)及び(II−B)の化合物は市販されているか、文献で公知であるか、文献から公知の方法と同様にして調製することができる。式(II−B)の化合物の合成を、下記のスキーム3に記載している。下記のスキーム4から6には、ある種の式(I−A)又は(I−B)の化合物の調製が記載されている。
a)アセトニトリル、60℃;b)1−メトキシ−2−プロパノール、リン酸三カリウム、110℃、c)(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(=Xphosプレ触媒)、テトラヒドロフラン、1Mリン酸三カリウム水溶液、40℃;d)HCl 4Nジオキサン中溶液、RT又はTFA、ジクロロメタン、RT。
縮合工程(II−B)+(III)→[(V)]→(VI)は、中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、中間体(V)の精製を行わない(II−B)及び(III)からの(V)の形成及び(V)からの(VI)の形成についての反応条件を変えることで二つの別個の段階によって、又は中間体(V)の精製が関与する二つの別個の段階で行うことができる。好ましくは、中間体の精製を行わない二つの別個の段階を行う手順である。
本発明の1実施形態によれば、第1段階で、式(II−B)及び(III)の化合物を反応させて、式(V)の化合物とする。第2段階で、中間体(V)の分離及び精製を行わずに、式(V)の化合物を反応させて、式(VI)の化合物とする。本発明の更なる実施形態によれば、第1段階と第2段階の間で、溶媒を変える。
工程段階(II−B)+(III)→(V)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒としてアセトニトリル若しくはトルエン、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程段階(V)→(VI)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒として1−メトキシ−2−プロパノール又はトルエン又はアセトニトリル、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程(II)+(III)→(V)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、塩基の存在下に式(II−B)及び(III)の化合物を反応させる。
縮合工程(V)→(VI)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸カリウムの存在下に、式(V)の化合物を反応させて、式(VI)の化合物とする。
一つの単一段階で、式(II−B)及び(III)の化合物を反応させて式(V)の化合物とし、中間体(V)を単離せずに式(V)の化合物を反応させて式(VI)の化合物とする本発明の1実施形態によれば、当該反応は、塩基の存在下に行う。
式(I−B)の化合物を反応させて、式(I−B)の化合物を塩基で処理することで、式(I−A)の化合物とすることができる。好ましい塩基は、アンモニア、水酸化ナトリウム、NaHCO3、及びNa2CO3である。これは、塩基性溶離液を用いることで、適切なクロマトグラフィー法によって行うこともできる。
本発明の1実施形態によれば、式(VI)の化合物から式(I−B)の化合物を得るのに使用される酸は、塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、硫酸、マレイン酸、酒石酸、アスコルビン酸、及びサリチル酸から選択される。
縮合工程(II−B)+(III)→[(V)]→(VIII)は、中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、中間体(V)の精製を行わない(II−B)及び(III)からの(V)の形成及び(V)からの(VIII)の形成についての反応条件を変えることで二つの別個の段階によって、又は中間体(V)の精製が関与する二つの別個の段階で行うことができる。好ましくは、中間体の精製を行わない二つの別個の段階を行う手順である。
本発明の1実施形態によれば、第1段階で、式(II−B)及び(III)の化合物を反応させて、式(V)の化合物とする。第2段階で、中間体(V)の分離及び精製を行わずに、式(V)の化合物を反応させて、式(VIII)の化合物とする。本発明の更なる実施形態によれば、第1段階と第2段階の間で、溶媒を変える。
工程段階(II−B)+(III)→(V)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒としてアセトニトリル若しくはトルエン、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程段階(V)→(VIII)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒として1−メトキシ−2−プロパノール又はトルエン又はアセトニトリル、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程(II)+(III)→(V)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、塩基の存在下に式(II−B)及び(III)の化合物を反応させる。
縮合工程(V)→(VIII)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸カリウムの存在下に、式(V)の化合物を反応させて式(VIII)の化合物とする。
中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、式(II−B)及び(III)の化合物を反応させて式(V)の化合物、とし、式(V)の化合物を反応させて式(VIII)の化合物とする本発明の1実施形態によれば、当該反応は、塩基の存在下に行う。
式(I−B)の化合物を塩基で処理することで、式(I−B)の化合物を反応させて、式(I−A)の化合物とすることができる。好ましい塩基は、アンモニア、水酸化ナトリウム、NaHCO3、及びNa2CO3である。これは、塩基性溶離液を用いることで、適切なクロマトグラフィー法によって行うこともできる。
本発明の1実施形態によれば、式(VIII)の化合物から式(I−B)の化合物を得るのに使用される酸は、塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、硫酸、マレイン酸、酒石酸、アスコルビン酸、及びサリチル酸から選択される。
当該工程段階に適切な溶媒は、例えば、水、又は脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えば四塩化炭素、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、水又はテトラヒドロフランと組み合わせた水を用いる。
塩基は、アルカリ水酸化物、例えば水酸化リチウム若しくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム又は水酸化セシウムである。塩基は、水溶液として用いることもできる。好ましくは水酸化リチウムである。
工程(VII)→(VII−A)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に脱水試薬の存在下に、適宜に塩基の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくは1−ヒドロキシベンゾトリアゾールと組み合わせたN−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩又はN−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩である。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはジメチルホルムアミドである。
a)i.CDI、ジイソプロピルエチルアミン、DMF、60から90℃ ii.式(XXVIII)のアミドキシム、120℃;b)HCl 4Nジオキサン中溶液、RT又はTFA、ジクロロメタン、RT。R8は、1,2,4オキサジアゾール−5−イルの置換基として上記で定義の通りであり、R8とその1,2,4オキサジアゾール−5−イルが一緒になってR3を形成している。
工程(VII)→(IX)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に脱水試薬の存在下に、適宜に塩基の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1−カルボニルジイミダゾール(CDI)、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくは1,1’−カルボニルジイミダゾールである。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはジメチルホルムアミドである。
工程(VII)→(XI)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に塩基の存在下に、適宜に脱水試薬の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくはO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)である。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはジメチルホルムアミドである。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、メチルN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カーバメート(バージェス試薬)、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくはメチルN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カーバメートである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはテトラヒドロフランである。
a)i.アセトニトリル、60℃、ii.1−メトキシ−2−プロパノール、リン酸三カリウム、120℃;b)ヒドロキシルアミン塩酸塩、トリエチルアミン、エタノール、50℃;c)i.カルボン酸(XVI)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、エチルジイソプロピルアミン、N,N−ジメチルホルムアミド、RT、ii.(XV)110℃、d)HCl 4N 1,4−ジオキサン中溶液、1,4−ジオキサン、RT。R10は、1,2,4オキサジアゾール−3−イルの置換基として定義の通りであり、R10と前記1,2,4オキサジアゾール−3−イルが一緒にR3を形成している。
縮合工程(II−B)+(XIII)→[(V)]→(XIV)は、中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、中間体(V)の精製を行わない(II−B)から(V)の形成及び(XIII)及び(V)から(XIV)の形成についての反応条件を変えることで二つの別個の段階によって、又は中間体(V)の精製が関与する二つの別個の段階で行うことができる。好ましくは、中間体の精製を行わない二つの別個の段階を行う手順である。
本発明の1実施形態によれば、第1段階で、式(II−B)及び(XIII)の化合物を反応させて、式(V)の化合物とする。第2段階で、中間体(V)の分離及び精製を行わずに、式(V)の化合物を反応させて、式(XIV)の化合物とする。本発明の更なる実施形態によれば、第1段階と第2段階の間で、溶媒を変える。
工程段階(II−B)+(XIII)→(V)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒としてアセトニトリル若しくはトルエン、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程段階(V)→(XIV)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒として1−メトキシ−2−プロパノール又はトルエン又はアセトニトリル、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程(II)+(XIII)→(V)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、塩基の存在下に式(II−B)の化合物及び(XIII)を反応させる。
縮合工程(V)→(XIV)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸カリウムの存在下に式(V)の化合物を反応させて式(XIV)の化合物とする。
中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、式(II−B)及び(XIII)の化合物を反応させて式(V)の化合物とし、式(V)の化合物を反応させて式(XIV)の化合物とする本発明の1実施形態によれば、当該反応は、塩基の存在下に行う。
式(I−B)の化合物を塩基で処理することで、式(I−B)の化合物を反応させて式(I−A)の化合物とすることができる。好ましい塩基は、アンモニア、水酸化ナトリウム、NaHCO3、及びNa2CO3である。これは、塩基性溶離液を用いることで、適切なクロマトグラフィー法によって行うこともできる。
本発明の1実施形態によれば、式(XIV)の化合物から式(I−B)の化合物を得るのに使用される酸は、塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、硫酸、マレイン酸、酒石酸、アスコルビン酸、及びサリチル酸から選択される。
工程(XIV)→(XV)における反応は通常、ヒドロキシルアミン又はそれの塩の存在下に、不活性溶媒中、適宜に塩基の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
工程(XIV)→(XV)における反応は、ヒドロキシルアミン又はそれの塩の一つ、例えばヒドロキシルアミン塩酸塩又はヒドロキシルアミンアセテートの存在下に行う。好ましくはヒドロキシルアミン塩酸塩である。
工程(XIV)→(XV)での反応は、塩基の存在下に、又は有機塩基、例えば金属アルコレート類、例えばナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド、及び金属アミド類、又はアミン類、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、トリエチルアミンを用いる。
工程(XIV)→(XV)での反応に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メチル−2−ブタノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、エタノールを用いる。
工程(XIV)→(XV)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、反応液を50℃に加熱する。
工程(XV)+(XVI)→(XII)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に脱水試薬の存在下に、適宜に塩基の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、N−イソプロポキシカルボニル−2−イソプロポキシ−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、O−ベンゾトリアゾール−N,N,N’,N’−テトラメチル−ウロニウム−ヘキサフルオロ−ホスフェート(HBTU)、又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(PyBOPとして市販)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくはベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(PyBOPとして市販)である。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはジメチルホルムアミドである。
工程(XV)+(XVI)→(XII)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、反応液を20から110℃に加熱する。
a)i.アセトニトリル、60℃、ii.1−メトキシ−2−プロパノール、リン酸三カリウム、100℃;b)α−ハロ−ケトン(XX)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、エタノール、70℃;c)HCl 4N 1,4−ジオキサン中溶液、1,4−ジオキサン、RT、終夜。X=Cl、Br、Ra/Rbは、1,3チアゾリルの置換基として上記で定義の通りであり、その1,3チアゾリルはRa/Rbと一緒にR3を形成している。
縮合工程(II−B)+(XVIII)→[(V)]→(XIX)は、中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、中間体(V)の精製を行わない(II−B)からの(V)の形成及び(XVIII)及び(V)からの(XIX)の形成についての反応条件を変えることで二つの別個の段階によって、又は中間体(V)の精製が関与する二つの別個の段階で行うことができる。好ましくは、中間体の精製を行わない二つの別個の段階を行う手順である。
本発明の1実施形態によれば、第1段階で、式(II−B)及び(XVIII)の化合物を反応させて、式(V)の化合物とする。第2段階で、中間体(V)の分離及び精製を行わずに、式(V)の化合物を反応させて、式(XIX)の化合物とする。本発明の更なる実施形態によれば、第1段階と第2段階の間で、溶媒を変える。
工程段階(II−B)+(XVIII)→(V)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒としてアセトニトリル若しくはトルエン、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程段階(V)→(XIX)に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、溶媒として1−メトキシ−2−プロパノール又はトルエン又はアセトニトリル、又はこれらの溶媒の混合物を用いる。
工程(II−B)+(XVIII)→(V)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、塩基の存在下に式(II−B)及び(XVIII)の化合物を反応させる。
縮合工程(V)→(XIX)は、塩基の存在下に、有機塩基、例えばトリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸カリウムの存在下に、式(V)の化合物を反応させて式(XIX)の化合物とする。
中間体(V)を単離せずに一つの単一段階で、式(II−B)及び(XVIII)の化合物を反応させて式(V)の化合物とし、式(V)の化合物を反応させて式(XIX)の化合物とする本発明の1実施形態によれば、当該反応は、塩基の存在下に行う。
式(I−B)の化合物を塩基で処理することで、式(I−B)の化合物を反応させて、式(I−A)の化合物とすることができる。好ましい塩基は、アンモニア、水酸化ナトリウム、NaHCO3、及びNa2CO3である。これは、塩基性溶離液を用いることで、適切なクロマトグラフィー法によって行うこともできる。
本発明の1実施形態によれば、式(XIX)の化合物から式(I−B)の化合物を得るのに使用される酸は、塩酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、硫酸、マレイン酸、酒石酸、アスコルビン酸、及びサリチル酸から選択される。
工程(XIX)+(XX)→(XVII)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に塩基の存在下に、適宜に脱水試薬の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、メチルN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カーバメート(バージェス試薬)、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくはメチルN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カーバメートである。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はN,N−ジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、アルコール類、例えば脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、エタノールである。
a)1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン、炭酸カリウム、N,N−ジメチルホルムアミド、45℃;b)[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、トリシクロヘキシルホスフィン、リン酸三カリウム、1,4−ジオキサン、マイクロ波、140℃;c)(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)、リン酸三カリウム、1,4−ジオキサン、70℃→110℃;d)HCl 4N 1,4−ジオキサン中溶液、1,4−ジオキサン、RT。
工程(XXII)→(XXIII)における反応は通常、不活性溶媒中、塩基の存在下に及び1−(ハロメチル)−4−メトキシベンゼン、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
工程(XXII)→(XXIII)での反応に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メチル−2−ブタノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、N,N−ジメチルホルムアミドを用いる。
工程(XXII)→(XXIII)での反応は、塩基の存在下に、又は有機塩基、例えば金属アルコレート類、例えばナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド、及び金属アミド類、例えばリチウムジイソプロピルアミド又はリチウムビス(トリメチルシリル(sylyl))アミド、若しくはアミン類、例えばトリエチルアミン若しくはジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、炭酸カリウムを用いる。
工程(XXII)→(XXIII)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、反応液を45℃に加熱する。
工程(XXII)→(XXIII)での反応は、1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン、1−(ブロモメチル)−4−メトキシベンゼン、1−(ヨードメチル)−4−メトキシベンゼン、4−メトキシベンジルメタンスルホネート、4−メトキシベンジル4−メチルベンゼンスルホネートの存在下に進行し得る。好ましくは、1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼンを用いる。
工程(XXIII)+(XXIV)→(XXI)における反応は通常、不活性溶媒中、触媒及び塩基の存在下に、適宜に配位子の存在下に、適宜にマイクロ波装置中、好ましくは室温から150℃の温度範囲で、標準圧から3バールで行われる。
触媒は、例えば、スズキ反応条件に一般的なパラジウム触媒、好ましくはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)、パラジウム(II)アセテート/トリスシクロヘキシルホスフィン、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、ビス(ジフェニルホスフィンフェロセニル)パラジウム(II)クロライド、1,3−ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)イミダゾール−2−イリデン(1,4−ナフトキノン)パラジウム二量体、アリル(クロロ)(1,3−ジメシチル−1,3−ジヒドロ−2H−イミダゾール−2−イリデン)パラジウム、パラジウム(II)アセテート/ジシクロヘキシル(2’,4’,6’−トリイソプロピル−ビフェニル−2−イル)ホスフィン、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)クロライド・1ジクロロメタン付加物、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)又は(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)などの触媒であり、好ましくは[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)又は(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)である。
工程(XXIII)+(XXIV)→(XXI)での反応に適切な配位子は通常、ホスホル配位子、例えば、トリシクロヘキシルホスフィン、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(BrettPhos)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(tBuBrettPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(CPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(DavePhos)、2−{ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ホスフィノ}−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(JackiePhos)、(2−ビフェニル)ジ−tert−ブチルホスフィン(JohnPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−メチルビフェニル(MePhos)、2−ジ(tert−ブチル)ホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3−メトキシ−6−メチルビフェニル(RockPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(RuPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(SPhos)、rac−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(TrixiePhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(XPhos)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(XantPhos)、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(BINAP)である。好ましくは、トリシクロヘキシルホスフィンを用いるか、配位子を用いない。
工程(XXIII)+(XXIV)→(XXI)での反応に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メチル−2−ブタノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、1,4−ジオキサンを用いる。
工程(XXIII)+(XXIV)→(XXI)での反応は、塩基の存在下に、又は有機塩基、例えば金属アルコレート類、例えばナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド、及び金属アミド類、例えばリチウムジイソプロピルアミド若しくはリチウムビス(トリメチルシリル(sylyl))アミド、若しくはアミン類、例えばトリエチルアミン若しくはジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸三カリウムを用いる。
工程(XXIII)+(XXIV)→(XXI)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、適宜にマイクロ波装置中、反応液を70から140℃に加熱する。
工程(XXII)→(XXIII)での反応は、大気圧、高圧又は減圧(例えば0.5から25バール)で行うことができる。概して、当該反応は、大気圧から3バールで行う。
a)[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル、リン酸三カリウム、tert−ブタノール、110℃,;b)HCl 4N 1,4−ジオキサン中溶液、1,4−ジオキサン、RT。R11は、置換されていても良いフェニル、アルキル、及びシクロアルキルから選択される。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)における反応は通常、不活性溶媒中、塩基及び触媒の存在下に、適宜に配位子の存在下に、好ましくは20℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下で行われる。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)での反応に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メチル−2−ブタノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、tert−ブタノールを用いる。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)での反応は、塩基の存在下に、又は有機塩基、例えば金属アルコレート類、例えばナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド、及び金属アミド類、例えばリチウムジイソプロピルアミド若しくはリチウムビス(トリメチルシリル(sylyl))アミド、若しくはアミン類、例えばトリエチルアミン若しくはジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、リン酸三カリウムを用いる。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、反応液を110℃に加熱する。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)での反応は、大気圧、高圧又は減圧(例えば0.5から25バール)で行うことができる。概して、当該反応は、大気圧で行う。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)での反応に適切な触媒は通常、パラジウム触媒、例えば、パラジウム(II)アセテート、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロライド、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、1,3−ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)イミダゾール−2−イリデン(1,4−ナフトキノン)パラジウム(0)二量体、メタンスルホナト[2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル](2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(AdBrettPhos Pd G3)、メタンスルホナト{[4−(N,N−ジメチルアミノ)フェニル]ジ−t−ブチルホスフィノ}(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(Amphos Pd G3)、[(2−ジ−シクロヘキシルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(BrettPhos Pd G3)、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(tBuBrettPhos Pd G3)、メタンスルホナト[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2’−(N,N−ジメチルアミノ)−1,1’−ビフェニル](2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(DavePhos Pd G3)、メタンスルホナト{(R)−(−)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチルジ−t−ブチルホスフィン}(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(JoshiPhos Pd G3)、メタンスルホナト(トリ−t−ブチルホスフィノ)(2’−メチルアミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(P(t−Bu)3 Pd G4)、メタンスルホナト(トリシクロヘキシルホスフィン)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(PCy3 Pd G3)、メタンスルホナト(2−(ジ−t−ブチルホスフィノ)−3−メトキシ−6−メチル−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(RockPhos Pd G3)、メタンスルホナト(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジ−i−プロポキシ−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(RuPhos Pd G3)、メタンスルホナト(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(SPhos Pd G3)、(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(XPhos Pd G3)、メタンスルホナト(2−ジ−t−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル)(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(tBuXPhos Pd G3)、メタンスルホナト[9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン][2’−アミノ−1,1’−ビフェニル]パラジウム(II)(XantPhos Pd G3)、メタンスルホナト[2−ビス(3,5−ジ(トリフルオロメチル)フェニルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル](2’−アミノ−1,1’−ビフェニル−2−イル)パラジウム(II)(JackiePhos Pd G3)である。好ましくは、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネートを用いる。
工程(XXIII)+(XXVII)→(XXV)での反応に適切な配位子は通常、ホスホル配位子、例えば、2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリ−i−プロピル−1,1’−ビフェニル(AdBrettPhos)、2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(BrettPhos)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(tBuBrettPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(CPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(DavePhos)、2’−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−N,N−ジメチルビフェニル−2−アミン(tBuDavePhos)、2’−(ジフェニルホスフィノ)−N,N’−ジメチル−(1,1’−ビフェニル)−2−アミン(PhDavePhos)、2−{ビス[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ホスフィノ}−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(JackiePhos)、(2−ビフェニル)ジ−tert−ブチルホスフィン(JohnPhos)、(2−ビフェニル)ジシクロヘキシルホスフィン(CyJohnPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−メチルビフェニル(MePhos)、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’−メチルビフェニル(tBuMePhos)、2−ジ(tert−ブチル)ホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3−メトキシ−6−メチルビフェニル(RockPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル(RuPhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(SPhos)、rac−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(TrixiePhos)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(XPhos)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(XantPhos)、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(tBuXPhos)、2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(テトラメチルtBuXPhos)、2−ジ−t−ブチルホスフィノ−4−メトキシ−3,5,6−トリメチル−2’,4’,6’−トリ−i−プロピルビフェニル(Me3(OMe)tBuXPhos)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(BINAP)である。好ましくは、22−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニルを用いる。
a)4−ジメチルアミノピリジン、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩、N−メトキシメタンアミン塩酸塩、エチルジイソプロピルアミン、アセトニトリル、室温;b)ブロモ(エチル)マグネシウム(1.0Mテトラヒドロフラン中溶液)、テトラヒドロフラン、0℃から室温;c)塩酸(4N 1,4−ジオキサン中溶液)、室温。
工程(VII)→(XXIX)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に脱水試薬の存在下に、適宜に触媒の存在下に、適宜に塩基の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、適宜に触媒としての4−ジメチルアミノピリジンの存在下とする。好ましいものは、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及び4−ジメチルアミノピリジンと組み合わせた1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩である。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはアセトニトリルである。
工程(VII)→(XXIX)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは室温である。
反応工程(XXIX)→(XXX)におけるは通常、不活性溶媒中、有機金属アルキルハライド試薬の存在下に、好ましくは−80℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下で行われる。
工程(XXIX)→(XXX)での反応は通常、有機金属アルキルハライド試薬の存在下に行い、前記金属成分はマグネシウム、リチウム、銅又は亜鉛であることができる。好ましいものは、アルキルマグネシウムブロマイド又はアルキルマグネシウムクロライドである。
工程(XXIX)→(XXX)での反応は通常、不活性有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサン又はこれらの混合物中で行い、好ましくはテトラヒドロフランである。
工程(XXIX)→(XXX)での反応は通常、−80℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは室温である。
a)ブロモ(メチル)マグネシウム(3.0Mジエチルエーテル中溶液)、テトラヒドロフラン、0℃から室温;b)炭酸カリウム、1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン、N,N−ジメチルホルムアミド、室温;c)塩酸(4N 1,4−ジオキサン中溶液)、室温。
工程(XXIX)→(XXXI)における反応は通常、不活性溶媒中、有機金属アルキルハライド試薬の存在下に、好ましくは−80℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下で行われる。
工程(XXIX)→(XXXI)での反応は通常、有機金属アルキルハライド試薬の存在下に行い、前記金属成分はマグネシウム、リチウム、銅又は亜鉛であることができる。好ましいものは、アルキルマグネシウムブロマイド又はアルキルマグネシウムクロライドである。
工程(XXIX)→(XXXI)での反応は通常、不活性有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサン又はこれらの混合物中で行い、好ましくはテトラヒドロフランである。
工程(XXIX)→(XXXI)での反応は通常、−80℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは室温である。
工程(XXXI)→(XXXII)における反応は通常、不活性溶媒中、塩基及び1−(ハロメチル)−4−メトキシベンゼンの存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
工程(XXXI)→(XXXII)での反応に適切な溶媒は、例えば、脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール、2−メチル−2−ブタノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましくは、N,N−ジメチルホルムアミドを用いる。
工程(XXXI)→(XXXII)での反応は、塩基の存在下に、又は有機塩基、例えば金属アルコレート類、例えばナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド、及び金属アミド類、例えばリチウムジイソプロピルアミド若しくはリチウムビス(トリメチルシリル(sylyl))アミド、若しくはアミン類、例えばトリエチルアミン若しくはジイソプロピルエチルアミンの存在下に、又は無機塩基の存在下に進行し得る。無機塩基には、アルカリ金属又はアルカリ土類金属リン酸塩及び炭酸塩、例えばリン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸ナトリウム、又は炭酸カルシウムなどがある。好ましくは、炭酸カリウムを用いる。
工程(XXXI)→(XXXII)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは室温である。
工程(XXXI)→(XXXII)での反応は、1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン、1−(ブロモメチル)−4−メトキシベンゼン、1−(ヨードメチル)−4−メトキシベンゼン、4−メトキシベンジルメタンスルホネート、4−メトキシベンジル4−メチルベンゼンスルホネートの存在下に進行し得る。好ましくは、1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼンを用いる。
工程(XIV)→(XXXIII)における反応は通常、不活性溶媒中、有機金属アルキル又はシクロアルキルハライド試薬の存在下に、好ましくは−80℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下で行われる。
工程(XIV)→(XXXIII)での反応は通常、有機金属アルキル又はシクロアルキルハライド試薬の存在下に行い、前記金属成分はマグネシウム、リチウム、銅又は亜鉛であることができる。好ましいものは、アルキル及びシクロアルキルマグネシウムブロマイド、又はアルキル及びシクロアルキルマグネシウムクロライドである。
工程(XIV)→(XXXIII)での反応は通常、不活性有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサン又はこれらの混合物中で行い、好ましくはテトラヒドロフランである。
工程(XIV)→(XXXIII)での反応は通常、−80℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは、60℃である。
a)ブロモ(メチル)マグネシウム(1.0Mジエチルエーテル中溶液)、テトラヒドロフラン,0℃から室温;b)塩酸(4N 1,4−ジオキサン中溶液)、室温。
工程(XXXI)→(XXXV)における反応は通常、不活性溶媒中、有機金属アルキルハライド試薬の存在下に、好ましくは−80℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下で行われる。
工程(XXXI)→(XXXV)での反応は通常、有機金属アルキルハライド試薬の存在下に行い、前記金属成分はマグネシウム、リチウム、銅又は亜鉛であることができる。好ましいものは、アルキルマグネシウムブロマイド又はアルキルマグネシウムクロライドである。
工程(XXXI)→(XXXV)での反応は通常、不活性有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサン又はこれらの混合物中で行い、好ましくはテトラヒドロフランである。
工程(XXXI)→(XXXV)での反応は通常、−80℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは室温である。
a)ピリジニウムトリブロマイド、テトラヒドロフラン、室温;b)エチルジイソプロピルアミン、エタノール、70℃;c)塩酸(4N 1,4−ジオキサン中溶液)、室温。R13は、フェニル[当該フェニルはフッ素、塩素、トリフルオロメチル、メトキシ、又はエトキシで置換されていても良い。]、フェノキシメチル[当該フェノキシメチルは塩素で置換されていても良い。]、ベンジル[当該ベンジルはメトキシで置換されていても良い。]、ピリジニル[当該ピリジニルはエチルで置換されていても良い。]、ピラジニル、ピラゾリル[当該ピラゾリルは1個若しくは2個のメチルで置換されていても良い。]、イミダゾリルエチル、オキサゾール[当該オキサゾールはメチルで置換されていても良い。]、オキサジアゾール、C3−C6シクロアルキル、オキサニル、シアノ−メチル、C1−C4アルキル、及びトリフルオロメチルから選択される。
工程(XXX)→(XXXVI)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に塩基又は酸の存在下に、臭素化試薬の存在下に、好ましくは−80℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下で行われる。
臭素化剤は、例えば、臭素(適宜に、三臭化リン、硫酸マグネシウム、臭化アルミニウム又は塩化アルミニウムの存在下に)、ブロモトリメチルシラン、臭素酸ナトリウム、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン臭化水素酸塩、臭化ナトリウム、適宜に臭化リチウム存在下の臭化銅(II)、臭化銅、ブロモコハク酸イミド、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン、適宜に過酸化水素存在下の臭化水素、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウム・トリブロマイド、テトラブチルアンモニウム・トリブロマイド、ピリジニウム・トリブロマイド、ピリジン臭化水素酸塩、トリメチルフェニルアンモニウム・トリブロマイド、ジオキサン・ジブロマイド、ピロリジン−2−オン存在下のピロリジン−2−オン−臭素(3:1)臭化水素酸塩、1,2−フェニレンホスホロブロミダイト(bromidite)、臭化テトラブチルアンモニウムであり、好ましくはピリジニウム・トリブロマイドである。
塩基は、例えば、リチウムジイソプロピルアミド、炭酸二ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、ピリジンである。好ましくは、塩基を用いない。
溶媒は、例えば、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、水、クロロホルム、メタノール、エタノール、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、酢酸エチル、四塩化炭素、四臭化炭素、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン(etahne)、1,4ジオキサン、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、又はこれらの混合物である。好ましいものは、テトラヒドロフランである。
工程(XXX)→(XXXVI)での反応は通常、−80℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは室温である。
工程(XXXVI)→(XXXVII)における反応は通常、不活性溶媒中、適宜に塩基の存在下に、適宜に脱水試薬の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで適切な脱水試薬は、例えば、メチルN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カーバメート(バージェス試薬)、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくはメチルN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カーバメートである。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はN,N−ジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、アルコール類、例えば脂肪族アルコール類、例えばメタノール、エタノール、イソ−プロパノール、1−メトキシ−2−プロパノール又はtert−ブタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル又はジエチレングリコールジメチルエーテル、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン又は鉱油留分、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン又はクロロベンゼン、又は他の溶媒、例えばアセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N’−ジメチルプロピレン尿素(DMPU)又はN−メチルピロリドン(NMP)である。言及した溶媒の混合物を用いることも可能である。好ましいものはエタノールである。
工程(XXXVI)→(XXXVII)での反応は通常、0℃から200℃の温度範囲で行う。加熱の選択肢には、密閉バイアル中、又はマイクロ波リアクターを用いて密閉バイアル中での、溶媒の沸点以下、還流下、又は溶媒の沸点より高い温度での従来の加熱などがある。好ましくは70℃である。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはテトラヒドロフランである。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばピリジン、トリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミン、又はこれらの組み合わせである。好ましいものは、4−ジメチルアミノピリジンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物である。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、又は炭酸セシウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばピリジン、トリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミン、又はこれらの組み合わせである。好ましいものは、炭酸カリウム又はトリエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、又は他の溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物である。
アルキルアゾジカルボキシレート類は、例えば、ジエチルアゾジカルボキシレート(DEAD)、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(DIAD)、1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジン、1,1’−アゾビス(N,N−ジメチルホルムアミド)である。好ましいものは、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(DIAD)である。
ホスフィン類は、例えば、トリフェニルホスフィン、4−(ジメチルアミノ)フェニルジフェニルホスフィン、4−(ジメチルアミノ)フェニルジフェニルホスフィン、ジシクロヘキシルフェニルホスフィン、ジフェニル−2−ピリジルホスフィン、4−ジフェニルホスフィノメチルポリスチレン樹脂であり、好ましいものはトリフェニルホスフィンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、又は他の溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物である。
工程(VII)→(XXXVIII)における反応は通常、CDIで、又はイミダゾールと組み合わせたCDIと異なる脱水試薬で、不活性溶媒中、適宜に塩基の存在下に、好ましくは0℃から溶媒還流の温度範囲で標準圧下に行われる。
ここで、適切なCDIと異なる脱水試薬は、例えば、カルボジイミド類、例えばN,N’−ジエチル−、N,N’−ジプロピル−、N,N’−ジイソプロピル−及びN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(適宜に、ペンタフルオロフェノール(PFP)存在下に)、N−シクロヘキシルカルボジイミド−N’−プロピルオキシメチル−ポリスチレン(PS−カルボジイミド)又はカルボニル化合物、例えば1,1’−カルボニルジイミダゾール、又は1,2−オキサゾリウム化合物、例えば2−エチル−5−フェニル−1,2−オキサゾリウム3−サルフェート又は2−tert−ブチル−5−メチル−イソオキサゾリウムパークロレート、又はアシルアミノ化合物、例えば2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン、又は無水プロパンホスホン酸、又はクロルギ酸イソブチル、又はビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホリルクロライド又はベンゾトリアゾリルオキシトリ(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又はO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、2−(2−オキソ−1−(2H)−ピリジニル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレート(TPTU)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ビスジメチルアミノメチリウム・フルオロボレート(TBTU)又はO−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、又はベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロホスフェート(BOP)、又はエチルシアノ(ヒドロキシイミノ)アセテート(Oxyma)、又は(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノモルホリノカルベニウム・ヘキサフルオロホスフェート(COMU)、又はN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチルメタンアミニウム・ヘキサフルオロホスフェート、又は2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(T3P)、又はこれらの混合物であり、好ましくはN−(3−ジメチルアミノイソプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)又はN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドである。CDIと異なるこれら脱水試薬の何れかを当該反応で用いる場合、脱水試薬とイミダゾールの混合物が必要である。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはテトラヒドロフランである。
塩基は、例えば、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム、又は炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム、アルカリ金属水素化物、例えば水素化ナトリウム、水素化カリウム、又は有機塩基、例えばトリアルキルアミン類、例えばトリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、4−ジメチルアミノピリジン又はジイソプロピルエチルアミンであり、好ましくは水素化ナトリウムである。
不活性溶媒は、例えば、ハロゲン化炭化水素類、例えばジクロロメタン又はトリクロロメタン、炭化水素類、例えばベンゼン、又は他の溶媒、例えばニトロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル又はピリジン、アルコール類、例えば相当するR14OH、又はこれら溶媒の混合物であり、好ましくはR14OHである。
不活性溶媒は、例えば、テトラヒドロフラン、t−ブチルメチルエーテル、ジエチルエーテル、2−メチル−テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジエトキシメタン、又はこれら溶媒の混合物からなる群から選択されるエーテル系溶媒であり、好ましくはテトラヒドロフランである。
不活性溶媒は、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、2−メチル−テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジエトキシメタン、又はこれら溶媒の混合物からなる群から選択されるエーテル系溶媒であり、好ましくはテトラヒドロフランである。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、血塊溶解(線維素溶解)の阻害をもたらし、血塊安定性(血塊の堅さ)上昇を生じることで、出血、再出血及び失血を減らすものである。これらの効果は、フィブリン血塊の溶解に関与する強力なセリンプロテアーゼであるプラスミンの中心的前駆体であるプラスミノーゲンの直接阻害によるものである。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防に適切である。本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防に適切である。本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、さらに、基礎的な遺伝性の稀有な止血障害のある若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防にも適切である。本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、遺伝性又は後天性の止血障害、遺伝性又は後天性の止血障害及び稀有な止血障害の治療及び/又は予防にも適切である。本発明の意味の範囲内で、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害という用語は、フォンウィルブランド病、グランツマン血小板無力症及び血小板減少症のような血小板障害/機能障害、及びビタミンK欠乏症、PAI−1欠乏症、軽度及び中等度血友病、例えば血友病A(因子VIII欠乏症)、血友病B(因子IX欠乏症)、及び血友病C(因子XI欠乏症)、血友病及び他の遺伝性止血障害の症候性キャリア、凝固因子に対する抗体の形成を生じる自己免疫障害、血液癌、骨髄疾患、感染症、腎不全、肝臓疾患、投薬、ヘパリン、低分子量ヘパリン及びワーファリンなどのクマリン誘導体等の投薬、多量失血を生じ別の非手術的出血合併症(例えば、凝固障害性出血)に至り得る凝固因子レベルの重大な低下を生じる偶発的傷害及び外科的介入、自己免疫性、リンパ増殖性若しくは骨髄増殖性、悪性、心血管その他の障害に続発するフォンウィルブランド因子(VWF)の構造的若しくは機能性欠陥を特徴とする後天性フォンウィルブランド症候群(AVWS)を含む。
本発明の意味の範囲内で、軽度血友病という用語は、正常レベルの5%から50%の個々の不足因子の凝固因子活性のレベルと定義され、中等度の血友病という用語は、正常レベルの1%から5%の個々の不足因子の凝固因子活性のレベルと定義される。
本発明の意味の範囲内で、基礎的な稀有な遺伝性止血障害(RBD)という用語は、フィブリノゲン、プロトロンビン、因子V、複合因子V+VIII、因子VII、因子X、因子XI又は因子XIIIの欠乏症などを包含するあまり一般的ではない遺伝性障害によって引き起こされる止血障害として定義される。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、上部消化管出血、抗線維素溶解薬によって生じる出血、並びに、重度月経出血(月経過多)、胎盤出血、分娩後出血及び子宮頚部円錐切除術などの婦人科出血適応症のような、広範囲の出血状態で用いることができる。
本発明の意味の範囲内で、重度月経出血(月経過多)は、1回の周期当たり60mL以上の経血量、例えば、1回の周期当たり60〜80mLの経血量、特に、1回の周期当たり80mLを超える経血量として、定義される。同様に本発明の意味の範囲内で、そして国立医療技術評価機構(National Institute for Clinical Excellence:NICE)のガイドラインによれば、重度月経出血は、臨床的には、女性の身体的、情緒的、社会的及び物質的な生活の質に悪影響を与え、そして、単独で又は他の症状と組み合わせて生じ得る、過剰な経血量として定義される。
特に、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、基礎的な止血障害、例えば、遺伝性又は後天性の止血障害、例えば、フォンウィルブランド病、グランツマン血小板無力症及び血小板減少症のような血小板障害/機能障害、及び、ビタミンK欠乏症、PAI−1欠乏症、血友病A(因子VIII欠乏症)、血友病B(因子IX欠乏症)及び血友病C(因子XI欠乏症)などの軽度及び中等度血友病、血友病の症候性キャリア、及び、フィブリノゲン、プロトロンビン、因子V、複合因子V+VIII、因子VII、因子X、因子XI及び因子XIIIの欠乏症などの別の遺伝性止血障害、自己免疫障害、血液癌、骨髄疾患、感染症、腎不全、肝臓疾患、ヘパリン、低分子量ヘパリン及びワーファリンなどのクマリン誘導体等の投薬、多量失血を生じ凝固因子レベルの重大な低下を生じる偶発的傷害及び外科的介入、並びに、後天性フォンウィルブランド症候群(AVWS)などに起因する重度月経出血(重度月経出血、HMB)で用いることができる。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、基礎的な止血障害のある又はない患者における術中及び術後失血及び冠動脈バイパス術のような心血管手術、脊髄手術、外傷手術、同所性肝移植のような移植及び子宮摘出術などの各種外科的介入時及び後の再出血、並びに輸血の必要性を減らすのにも用いることができる。さらに、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における前立腺切除及び経尿道前立腺手術のような前立腺手術、泌尿器手術、扁桃摘出術のような耳鼻咽喉科(ENT)手術、及び、アデノイド切除、口腔手術、及び歯科手術などの選択的小手術後の患者における出血の再発防止に用いることができる。
本発明の意味の範囲内で、「医学的介入」という用語は、手術、移植及び処置などの出血を伴う医学的介入を包含する。「医学的介入」という用語の定義は、さらに、抜歯、歯周(歯肉)手術、人工歯根の配置、生検、例えば、歯、前立腺及び泌尿器の生検、並びに、尿路結石の除去などの、出血を引き起こす軽微な医学的介入も包含する。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、基礎的な止血障害のある又はない患者における末期肝臓疾患患者などの肝臓疾患患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防に用いることもできる。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、外傷及び/又は外傷性前房出血、出血性脳卒中、急性前骨髄球性白血病患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防に、そして、基礎的な止血障害のある患者若しくはない患者におけるアテローム性血栓症及び炎症状態、癌及び他の疾患時の生理的関連性があり得るプラスミン誘発タンパク質分解をブロックするのに用いることもできる。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、フォンウィルブランド病、グランツマン血小板無力症及び血小板減少症のような血小板障害/機能障害、及びビタミンK欠乏症、PAI−1欠乏症、血友病A(因子VIII欠乏症)、血友病B(因子IX欠乏症)及び血友病C(因子XI欠乏症)などの軽度及び中等度血友病、血友病の症候性キャリア、及び、フィブリノゲン、プロトロンビン、因子V、複合因子V+VIII、因子VII、因子X、因子XI及び因子XIIIの欠乏症などの他の遺伝性止血障害、自己免疫障害、血液癌、骨髄疾患、感染症、腎不全、肝臓疾患、投薬、ヘパリン、低分子量ヘパリン及びワーファリンなどのクマリン誘導体などの投薬、多量失血を生じ凝固因子レベルの重大な低下を生じる偶発的傷害及び外科的介入、並びに、後天性フォンウィルブランド症候群(AVWS)などの患者における遺伝性又は後天性の止血障害の治療及び/又は予防に用いることもできる。
本発明の化合物は、単独療法として単独で、又は、止血障害を対象とする他の療法と組み合わせて、使用することができる。例えば、本発明の1種類以上の化合物を因子VIIa、因子VIII、因子IX若しくはデスモプレッシンなどの血漿由来若しくは組換え凝固因子と同時に投与することは、血友病治療において有用であると考えられる。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、滑膜炎の治療に用いることもでき、ここで、滑膜炎は、軟骨損傷に関連するものであることができ、そして、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における関節血症に関連する。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における外傷その他の原因によって生じる鼻血(鼻出血)の治療に用いることもできる。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の出血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防方法で使用される本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防方法で使用される本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防方法で使用される本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物であり、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防方法で使用される本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物であり、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防方法で使用される本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物であり、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防方法で使用される本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物であり、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明はさらに、疾患、特に、上記で記載した疾患を治療及び/又は予防するための医薬を製造するための本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物の使用に関する。
本発明は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための医薬を製造するための本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物の使用に関し、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための医薬を製造するための本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物の使用に関し、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、不活性で無毒性の医薬として適切な補助剤と組み合わせて本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、因子VIII、因子IX、因子VIIa、活性化プロトロンビン複合体濃縮製剤(aPCC)又はプロトロンビン複合体濃縮製剤(PCC)、ε−アミノカプロン酸、エタンシラート、パラアミノブチル安息香酸、トラネキサム酸、デスモプレッシン、ダナゾール、複合経口避妊薬(COCP)、プロゲスチン子宮内システム、糖質コルチコイド受容体作働薬、鎮痛薬及び非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)からなる群から選択される別の活性化合物と組み合わせて本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための、上記で記載されている本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の出血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための、上記で記載されている本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための、上記で記載されている本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の出血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための、上記で記載されている本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための、上記で定義されている本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬であり、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、婦人科の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するための、上記で定義されている本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬であり、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、ヒト及び動物における基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物又は上記で定義されている本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬を使用する。
本発明の1実施形態は、さらに、ヒト及び動物における基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物又は上記で定義されている本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬を使用する。
本発明の1実施形態は、さらに、ヒト及び動物における基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物又は上記で定義されている本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬を使用し、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、ヒト及び動物における基礎的な遺伝性又は後天性の出血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物又は上記で定義されている本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬を使用し、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、ヒト及び動物における基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物又は上記で定義されている本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬を使用し、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
本発明の1実施形態は、さらに、ヒト及び動物における基礎的な遺伝性又は後天性の出血障害を有する患者における急性及び再発性出血を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物又は上記で定義されている本発明による式(I−A)若しくは式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬を使用し、ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである。
遺伝性又は後天性の止血障害の治療及び/又は予防並びに基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害のある患者若しくはない患者における急性及び再発性出血の治療及び/又は予防における本発明による式(I−A)及び式(I−B)で表される化合物の効力(ここで、該出血は、重度月経出血、分娩後出血、出血性ショック、出血性膀胱炎、消化管出血、外傷、手術、耳鼻咽喉科の手術、歯の手術、整形外科手術、泌尿器の手術、前立腺の手術、心血管手術、脊髄手術、肝臓若しくは肺の移植、卒中、肝臓疾患、遺伝性血管浮腫、鼻血、並びに、関節血症後の滑膜炎及び軟骨損傷からなる群から選択される疾患又は医学的介入に関連するものである)は、例えば、失血低減(定量値及び臨床検査値)により、出血期間の短縮により、血塊堅固さ上昇により、出血再発の発生率低下により、重度月経出血の場合には月経過多影響アンケート、医療機関来院回数によって決定できる生活の質の向上により、及び/又は例えばトラネキサム酸及びε−アミノカプロン酸などのリジン類縁体と比較して投与回数低下による服用遵守向上により示すことができる。
式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、必要ではないが、対象の障害を予防若しくは治療するのに現在使用される1以上の薬剤とともに投与しても良い。そのような他薬剤の有効量は、存在する本発明の化合物の量、障害若しくは治療の種類によって決まる。これらは通常、前記で使用されたのと同じ用量及び投与経路で、又は従来使用される用量の約1%から99%で用いられる。本発明はさらに、特には上記疾患の治療及び/又は予防のための、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物のうちの少なくとも1種類及び1種類以上の別の活性物質を含む医薬組成物に関する。適切な併用活性物質としては、例えば及び好ましくは、因子VIII、因子IX、因子VIIa、活性化プロトロンビン複合体濃縮製剤(aPCC)又はプロトロンビン複合体濃縮製剤(PCC)、ε−アミノカプロン酸、エタンシラート、パラアミノブチル安息香酸、トラネキサム酸、デスモプレッシン、ダナゾール、複合経口避妊薬(COCP)、プロゲスチン子宮内システム、糖質コルチコイド受容体作働薬、鎮痛薬、及び非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)を挙げることができる。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、因子VIIIとして一般に知られてる凝固因子、それの誘導体、断片、変異タンパク質又は複合体と併用投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、因子IXとして一般に知られてる凝固因子、それの誘導体、断片、変異タンパク質又は複合体と併用投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、因子VIIaとして一般に知られてる凝固因子、それの誘導体、断片、変異タンパク質又は複合体と併用投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、活性化プロトロンビン複合体濃縮製剤(aPCC)又はプロトロンビン複合体濃縮製剤(PCC)と併用投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、例えば、例として及び好ましくは、ε−アミノカプロン酸、エタンシラート、パラアミノブチル安息香酸、及びトラネキサム酸などの抗線維素溶解薬と併用投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、例えば、例として及び好ましくは、エストロゲン、例えば合成エストロゲンエチニルエストラジオール又は天然エストロゲン類エストラジオール及びエストラジオール誘導体、好ましくはエストラジオールエステル、例えば吉草酸エストラジオール及びエストラジオール水和物、及びゲスターゲン例えばプロゲステロン、トリメゲストン、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、酢酸シプロテロン、酢酸クロルマジノン、ネストロン、レボノルゲストレル、ノルゲスチメート、デソゲストレル、エトノゲストレル(3−ケトデソゲストレル)、酢酸ノメゲストロール(NOMAC)、酢酸ノルエチステロン(NETA)、ドロスピレノン、ゲストデン、ジエノゲスト、ダナゾール、ノルゲストレル、及びタナプロゲットの組み合わせなどの複合経口避妊薬(COCP)と併用で投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、プロゲスチン含浸子宮内機器、例えばLNG−IUSレボノルゲストレル子宮内システムなどの子宮内機器と併用で投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、例えば、例として及び好ましくは、コルチゾール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン、メチル−プレドニゾロン、プレドニリデン、デフラザコート、フルオコルトロン、トリアムシノロン、デキサメタゾン又はベタメタゾンなどの糖質コルチコイド受容体作働薬と併用で投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、例えば、例として及び好ましくは、アセチルサリチル酸、ジクロフェナク、フルルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、メフェナム酸、メクロフェナム酸及びナプロキセンなどの非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)と併用で投与される。
本発明の1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、例えば、例として及び好ましくは、アセトアミノフェン、アセトアニリド、アミノ安息香酸、アンチピリン、サリチル酸カルシウム若しくはコリン、コデイン、フェナテシン(phenatecin)、フェニルトロキサミンクエン酸塩、サリチルアミド、サリチル酸ナトリウム、及びパラ−アミノ安息香酸ナトリウムなどの鎮痛薬と併用で投与される。
本発明の1実施形態は、さらに、因子VIII、因子IX、因子VIIa、活性化プロトロンビン複合体濃縮製剤(aPCC)又はプロトロンビン複合体濃縮製剤(PCC)、ε−アミノカプロン酸、エタンシラート、パラアミノブチル安息香酸、トラネキサム酸、デスモプレッシン、ダナゾール、複合経口避妊薬(COCP)などのホルモン療法、プロゲスチン子宮内システム、糖質コルチコイド受容体作働薬、鎮痛薬、及び非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)からなる群から選択される別の活性化合物と組み合わせて上記で定義されている式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含んでいる医薬である。
本発明の1実施形態は、さらに、遺伝性又は後天性の止血障害、外傷、手術、卒中、基礎的な止血障害を有する女性における重度月経出血を包含する重度月経出血(HMB)、分娩後出血、肝臓疾患、及び遺伝性血管浮腫を治療及び/又は予防するための上記で定義されている医薬である。
本発明の1実施形態は、ヒト及び動物における遺伝性又は後天性の止血障害、外傷、手術、卒中、基礎的な止血障害を有する女性における重度月経出血を包含する重度月経出血、分娩後出血、肝臓疾患及び遺伝性血管浮腫を治療及び/又は予防する方法であって、ここで、該方法は、有効量の上記で定義されている式(I−A)又は式(I−B)で表される少なくとも1種類化合物又は上記で定義されている医薬を使用する。
本発明は、さらに、通常は1種類以上の不活性で無毒性の医薬として適切な補助剤とともに、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される少なくとも一種類の化合物を含む医薬、並びに上記目的のためのそれの使用に関する。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、全身及び/又は局所投与後に有効であり得る。そのためには、それらは、適切な形態で、例えば経口、非経口、肺、経鼻、舌下、舌上(lingual)、口腔、直腸、皮膚、経皮、結膜若しくは耳投与で、又はインプラント若しくはステントとして投与することができる。
結晶形及び/又は非晶質形及び/又は溶解形で本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物を含む、本発明による化合物の急速及び/又は放出調節のための先行技術に従って機能する製剤、例えば、錠剤(素錠又は例えば本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物の放出を制御する腸溶コーティング又は遅延溶解性コーティング又は不溶性コーティングでコートされた錠剤)、口腔内で急速に崩壊する錠剤又はフィルム/ウェハ、フィルム/凍結乾燥物、カプセル(例えば硬又は軟ゼラチンカプセル)、糖衣錠、粒剤、ペレット、粉剤、乳濁液、懸濁液、エアロゾル又は液剤が、経口投与には適切である。
非経口投与は、吸収段階を回避して(例えば、静脈、動脈、心腔内、髄腔内又は腰椎内)又は吸収を伴って(例えば、筋肉、皮下、皮内、経皮又は腹腔内)行うことができる。液剤、懸濁液、乳濁液、凍結乾燥物又は無菌粉剤の形態での注射及び注入製剤が特に、経口投与用製剤として適切である。静脈投与は、ボラス投与により、又は連続注入によって行うことができる。
例えば、吸入医薬製剤(粉末吸入器、ネブライザーなど)、点鼻薬、点鼻液又は鼻腔用スプレー、錠剤、舌上、舌下若しくは口腔投与用のフィルム/ウェハ又はカプセル、坐剤、耳若しくは眼球製剤、膣カプセル、水系懸濁液(ローション、振盪混合物(shaking mixtures))、親油性懸濁液、軟膏、クリーム、経皮治療システム(例えば、貼付剤)、乳液、ペースト、泡剤、粉剤、インプラント又はステントが、他の投与経路には適切である。
1実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、患者における、特に、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における、急性及び再発性鼻血を治療及び/又は予防するために、点鼻薬、点鼻液又は鼻腔用スプレーの形態で投与することができる。
1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物に浸漬した貼付剤の形態で投与することができ、患者において、特に、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者において、急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するために創傷に貼ることができる。1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、外傷及び他の形態の急性出血のある患者における、特に、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における、急性及び再発性出血を治療及び/又は予防するために筋肉、直腸又は経膣投与される。
1実施形態において、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、患者における、特に、基礎的な遺伝性又は後天性の止血障害を有する患者における急性及び再発性口内出血を治療及び/又は予防するために、塗り及び嚥下又はロゼンジ剤の形態で投与される。塗り及び嚥下投与経路は、一定時間にわたり口内に薬剤を塗り、次に嚥下させることで液体物質を口腔粘膜に投与することと定義される。薬剤の作用は、局所性及び全身性の両方である。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、イン・ビトロ又はエクス・ビボで用いて、例えばイン・ビトロ/エクス・ビボアッセイのために線維素溶解を阻害し、血液及び血漿製品中の線維素溶解を阻害し、表面コーティングのため又は生体サンプルでカテーテル及び他の医療機器及び装置を前処理することもできる。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、上記の製剤に変換することができる。これは、自体公知の方法で、不活性で無毒性の医薬として適切な補助剤と混合させることによって行うことができる。これらの補助剤には、特には、担体(例えば微結晶セルロース、乳糖、マンニトール)、溶媒(例えば、液体ポリエチレングリコール類)、乳化剤及び分散剤又は湿展剤(例えば、ドデシル硫酸ナトリウム、ポリオキシソルビタンオレエート)、結合剤(例えばポリビニルピロリドン)、合成及び天然ポリマー(例えばアルブミン)、安定剤(例えば、アスコルビン酸などの酸化防止剤)、着色剤(例えば、無機顔料、例えば酸化鉄)及び矯味剤及び/又は矯臭剤などがある。
本発明の1実施形態は、好ましくは少なくとも1種類の不活性で無毒性の医薬として適切な補助剤とともに本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される少なくとも1種類の化合物を含む医薬組成物、及び上記目的のためのこれら医薬組成物の使用である。
疾患の予防又は治療においては、本発明の化合物の適切な用量(単独で使用される場合、又は他薬剤と併用される場合)は、治療すべき疾患の種類、化合物の種類、疾患の重度及び経過、化合物を予防目的で投与するか治療目的で投与するか、治療歴、患者の病歴及び化合物に対する応答、及び担当医の裁量によって決まる。当該化合物は適切には、1回又は一連の処置にわたって患者に投与される。疾患の種類及び重度に応じて、例えば1以上の別個の投与によるか、連続注入によるかに拘わらず、当該化合物約0.1μg/kgから100mg/kgが、患者への投与の初期候補用量である。代表的な1日用量は、上記で言及の要素に応じて、約0.1μg/kgから100mg/kg以上の範囲であると考えられる。数日間又はそれ以上にわたる繰り返し投与の場合、状態に応じて、疾患症状の所望の抑制が生じるまで、処置を維持する。最初に相対的に高い負荷用量とし、次に1以上の相対的に低い用量を投与することができる。しかしながら、他の投与方法が有用な場合がある。この療法の進行は、従来の技術及びアッセイによって容易にモニタリングされる。
概して、経口若しくは非経口投与の場合、24時間ごとに、0.1〜300mg/kg体重又は0.5〜50mg/kg体重又は1〜50mg/kg体重又は2〜10mg/kg体重の範囲内にある量を投与して、有効な結果を得ることが有利であることが分かっている。
さらなる実施形態によれば、即時放出錠剤を経口投与する場合、1日に2回(b.i.d.)、5〜15mg/kg体重又は7〜12mg/kg体重又は9〜11mg/kg体重又は10mg/kg体重の範囲内にある量を投与するのが有利であることが分かっている。放出調節錠剤を経口投与する場合、即時放出錠剤を経口投与する場合と比較して最大で2倍低い量を投与するのが有利であることが分かっている。
そうではあっても、所定の量を逸脱することが必要となる可能性があり、即ちそれは体重、投与経路、活性物質に対する個々の応答、調製物の種類及び投与を行う時刻又は間隔によって決まる。従って、場合により、上記最小量より少ない量を用いることで十分である可能性があるが、他の場合には所定の上限を超えなければならない。より大きい量を用いる場合、これらを1日を通じて数回の個々の用量に分けることが望ましい場合がある。
別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1日当たり、1回又は2回又は3回経口投与される。別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1日当たり、1回又は2回経口投与される。別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1日1回投与される。経口投与では、急速放出投与形態又は放出調節投与形態を用いることができる。
別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1月当たり1日又は2日又は3日又は4日又は5日又は6日又は7日又は8日又は9日又は10日に1日1回又は2回又は3回経口投与する。別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1月当たり2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10連続日に1日1回又は2回又は3回経口投与される。別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1月当たり3又は4又は5又は6又は7日に1日1回又は2回又は3回経口投与される。別の実施形態によれば、本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、1月当たり3又は4又は5又は6又は7連続日に1日1回又は2回又は3回経口投与される。
以下の試験及び実施例におけるパーセントは、別途示されていない限り、重量パーセントであり、部は重量部である。溶媒の割合、希釈比及び液/液溶液における濃度は、いずれの場合にも、体積基準である。
分取HPLC
方法1A
カラム:Chromatorex C18 48μm 100×30 5μm, 流量:50mL/分, 溶離液:A:アセトニトリル B:水/0.1%ギ酸, 勾配 20%A → 90%A。
方法2A
カラム:Xbridge 100×30 5μm, 流量:50mL/分, 溶離液:A:アセトニトリル B:水/0.2%アンモニア, 勾配 10%A → 95%A。
方法3A
機器MS:Waters, 機器HPLC:Waters(カラム Phenomenex Luna 5μ C18(2)100A, AXIA Tech. 50×21.2mm, 溶離液A:水+0.05%ギ酸, 溶離液B:アセトニトリル又はメタノール(ULC)+0.05%ギ酸, 勾配溶離; 流量:40mL/分; UV−検出:DAD;210−400nm)。
方法4A
機器MS:Waters, 機器HPLC:Waters(カラム Waters X−Bridge C18, 18mm×50mm, 5μm, 溶離液A:水+0.05%トリエチルアミン, 溶離液B:アセトニトリル又はメタノール(ULC)+0.05%トリエチルアミン, 勾配溶離; 流量:40mL/分; UV−検出:DAD;210−400nm)。
方法5A
機器MS:Waters, 機器HPLC:Waters(カラム:Phenomenex Synergie polar 4μm 80A, AXIA Tech. 50×21.2mm, 溶媒A:水+0.375%ギ酸, 溶媒B:アセトニトリル(ULC)+0.375%ギ酸, 勾配; 流量:40mL/分; UV−検出:DAD;210−400nm)。
LC−MS−法
方法1B
機器:Waters ACQUITY SQD UPLC system; カラム:Waters Acquity UPLC HSS T3 1.8μ 50×1mm; 溶離液A:1Lの水+0.25mLの99% HCOOH, 溶離液B:1Lのアセトニトリル+0.25mLの99% HCOOH; 勾配:0.0分 90%A → 1.2分 5%A → 2.0分 5%A; オーブン:50℃; 流量:0.40mL/分; UV−検出:208−400nm。
方法2B
機器MS:Waters(Micromass)QM; 機器HPLC:Agilent 1100 series; カラム:Agilent ZORBAX Extend−C18 3.0×50mm 3.5μm; 溶離液A:1Lの水+0.01mol 炭酸アンモニウム, 溶離液B:1Lのアセトニトリル; 勾配:0.0分 98%A → 0.2分 98%A → 3.0分 5%A→ 4.5分 5%A; オーブン:40℃; 流量:1.75mL/分; UV−検出:210nm。
方法3B
機器:Micromass Quattro Premier with Waters UPLC Acquity; カラム:Thermo Hypersil GOLD 1.9μ 50×1mm; 溶離液A:1Lの水+0.5mLの50%ギ酸, 溶離液B:1Lのアセトニトリル+0.5mLの50%ギ酸(formix acid); 勾配:0.0分 97%A → 0.5分 97%A → 3.2分 5%A → 4.0分 5%A オーブン:50℃; 流量:0.3mL/分; UV−検出:210nm。
方法4B
機器MS:Waters SQD; 機器HPLC:Waters UPLC; カラム:Zorbax SB−Aq(Agilent), 50mm×2.1mm, 1.8μm; 溶離液A:水+0.025%ギ酸, 溶離液B:アセトニトリル(ULC)+0.025%ギ酸; 勾配:0.0分 98%A − 0.9分 25%A − 1.0分 5%A − 1.4分 5%A − 1.41分 98%A − 1.5分 98%A; オーブン:40℃; 流量:0.600mL/分; UV−検出:DAD;210nm。
方法5B
機器:Waters ACQUITY SQD UPLC system; カラム:Waters Acquity UPLC HSS T3 1.8μ 30×2mm; 溶離液A:1Lの水+0.25mLの99%ギ酸, 溶離液B:1Lのアセトニトリル+0.25mLの99%ギ酸; 勾配:0.0分 90%A → 1.2分 5%A → 2.0分 5%A; オーブン:50℃; 流量:0.60mL/分; UV−検出:208−400nm。
方法6B
機器:Waters ACQUITY SQD UPLC system; カラム:Waters Acquity UPLC HSS T3 1.8μ 50×1mm; 溶離液A:1Lの水+0.25mLの99%ギ酸, 溶離液B:1Lのアセトニトリル+0.25mLの99%ギ酸; 勾配:0.0分 95%A → 6.0分 5%A → 7.5分 5%A; オーブン:50℃; 流量:0.35mL/分; UV−検出:210−400nm。
方法7B
機器MS:Waters(Micromass)QM; 機器HPLC:Agilent 1100 Series; カラム:Agilent ZORBAX Extend−C18 3.0×50mm 3.5−ミクロン; 溶離液A:1Lの水+0.01mol 炭酸アンモニウム, 溶離液B:1Lのアセトニトリル; 勾配:0.0分 98%A → 0.2分 98%A → 3.0分 5%A→ 4.5分 5%A; オーブン:40℃; 流量:1.75mL/分; UV−検出:210nm。
方法8B
機器:Agilent MS Quad 6150; HPLC:Agilent 1290; カラム:Waters Acquity UPLC HSS T3 1.8μ 50×2.1mm; 溶離液A:1Lの水+0.25mLの99%ギ酸, 溶離液B:1Lのアセトニトリル+0.25mLの99%ギ酸; 勾配:0.0分 90%A → 0.3分 90%A → 1.7分 5%A → 3.0分 5%A; オーブン:50℃; 流量:1.20mL/分; UV−検出:205−305nm。
方法9B
機器MS:ThermoFisherScientific LTQ−Orbitrap−XL; 機器HPLC:Agilent 1200SL; カラム:Agilent, POROSHELL 120, 3×150mm, SB − C18 2.7μm; 溶離液A:1Lの水+0.1%トリフルオロ酢酸; 溶離液B:1Lのアセトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸; 勾配:0.0分 2%B → 0.3分 2%B → 5.0分 95%B → 10.0分 95%B; オーブン:40℃; 流量:0.75mL/分; UV−検出:210nm。
方法10B
機器MS:Waters(Micromass)Quattro Micro; 機器 Waters UPLC Acquity; カラム:Waters BEH C18 1.7μ 50×2.1mm; 溶媒A:1Lの水+0.01mol ギ酸アンモニウム, 溶媒B:1Lのアセトニトリル; 勾配:0.0分 95%A → 0.1分 95%A → 2.0分 15%A → 2.5分 15%A→ 2.51分 10%A → 3.0分 10%A; オーブン:40℃; 流量:0.5mL/分; UV−検出:210nm。
方法11B
機器MS:Thermo Scientific FT−MS; 機器UHPLC+:Thermo Scientific UltiMate 3000; カラム:Waters, HSST3, 2.1×75mm, C18 1.8μm; 溶媒A:1Lの水+0.01%ギ酸; 溶媒B:1Lのアセトニトリル+0.01%ギ酸; 勾配:0.0分 10%B → 2.5分 95%B → 3.5分 95%B; オーブン:50℃; 流量:0.90mL/分; UV−検出:210nm/Optimum Integration Path 210−300nm。
方法12B
機器MS:Waters SQD; 機器HPLC:Waters UPLC; カラム:Zorbax SB−Aq(Agilent), 50mm×2.1mm, 1.8μm; 溶離液A:水+0.025%ギ酸, 溶離液B:アセトニトリル(ULC)+0.025%ギ酸; 勾配:0.0分 98%A − 0.9分 25%A − 1.0分 5%A − 1.4分 5%A − 1.41分 98%A − 1.5分 98%A; オーブン:40℃; 流量:0.600mL/分; UV−検出:DAD;210nm。
方法13B
MS機器の型:Agilent Technologies 6130 Quadrupole LC−MS; HPLC機器の型:Agilent Technologies 1260 Infinity; カラム:Waters XSelect(C18, 30×2.1mm, 3.5μ); 流量:1mL/分; カラム温度:35℃; 溶離液A:アセトニトリル中0.1%ギ酸; 溶離液B:水中0.1%ギ酸; 直線勾配:t=0分 5%A, t=1.6分 98%A, t=3分 98%A; 検出:DAD(220−320nm); 検出:MSD(ESI pos/neg)質量範囲:100−800; 検出:ELSD(PL−ELS 2100): ガス流量 1.2mL/分, ガス温度:70℃, neb:50℃。
方法14B
MS機器の型:Agilent Technologies 6130 Quadrupole LC−MS; HPLC機器の型:Agilent Technologies 1260 Infinity; カラム:Waters XSelect(C18, 50×2.1mm, 3.5μ); 流量:0.8mL/分; カラム温度:35℃; 溶離液A:アセトニトリル中0.1%ギ酸; 溶離液B:水中0.1%ギ酸; 直線勾配:t=0分 5%A, t=3.5分 98%A, t=6分 98%A; 検出:DAD(220−320nm); 検出:MSD(ESI pos/neg)質量範囲:100−800; 検出:ELSD(PL−ELS 2100): ガス流量 1.2mL/分, ガス温度:70℃, neb:50℃。
方法15B
機器の型:Buchi Pump Manager C−615, Buchi Pump Module C−601; カラム:GraceResolvTM Silica Cartridge; 4gカートリッジ, 流量 5mL/分; 12gカートリッジ, 流量 16mL/分; 40gカートリッジ, 流量 50mL/分; 80gカートリッジ, 流量 100mL/分; 120gカートリッジ, 流量 160mL/分; 溶離液:実験を参照されたい; 検出:TLC plates, TLC Silica gel 60 F254(Merck)。
方法16B
MS機器の型:Agilent Technologies LC/MSD SL; HPLC機器の型:Agilent Technologies 1100 Series; カラム:Waters XSelect(C18, 50×2.1mm, 3.5μ; 流量:0.8mL/分; カラム温度:25℃; 溶離液A:水中の95%アセトニトリル+5%重炭酸アンモニウム; 溶離液B:水中の10mmM 重炭酸アンモニウム pH=9.0; 直線勾配:t=0分 5%A, t=3.5分 98%A, t=6分 98%A; 検出:DAD(220−320nm); 検出:MSD(ESI pos/neg)質量範囲:100−800。
核磁気共鳴分光学(実施例378−395)
1H−NMR及び13C−NMRの機器の型:Bruker DMX300(1H−NMR:300MHz;13C−NMR:75MHz); 内部標準:テトラメチルシラン; 化学シフト(δ)は百万分率[ppm]で示されている; 以下の略語が使用されている:s=一重線, d=二重線, t=三重線, q=四重線, m=多重線, b=広幅線; 結合定数はヘルツ[Hz]で示されている。
ジアステレオマーの分取分離
方法1C
相:Daicel Chiralpak AZ−H, 5μm 250mm×30mm, 溶離液:イソ−ヘキサン/エタノール 1:1; 温度:25℃; 流量:40mL/分; UV−検出:220nm。
方法2C
相:Daicel Chiralcel OJ−H, 5μm 250mm×20mm, 溶離液:イソ−ヘキサン/イソ−エタノール 1:1, 温度:30℃; 流量:15mL/分; UV−検出:220nm。
エナンチオマーの分取分離
方法1D
相:Daicel Chiralpak IC, 5μm 250mm×20mm, 溶離液:イソ−ヘキサン/イソプロパノール 7/3; 温度:30℃; 流量:20mL/分; UV−検出:230nm。
ジアステレオマーの分析的分離
方法1E
相:250mm×4.6mm Daicel Chiralpak AZ−H 5μm, 溶離液:イソ−ヘキサン/エタノール 1/1, 温度:30℃, 流量:1.0mL/分; UV−検出:220nm。
方法2E
相:250mm×4.6mm Daicel Chiralcel OJ−H 5μm, 溶離液:イソ−ヘキサン/エタノール/TFA/H2O 60%/40%/0.2%/1%, 温度:30℃, 流量:1.0mL/分; UV−検出:220nm。
エナンチオマーの分析的分離
方法1F
相:250mm×4.6mm Daicel Chiralpak AY−H 5μm, 溶離液:イソ−ヘキサン/エタノール 9/1, 温度:45℃, 流量:1.0mL/分; UV−検出:220nm。
他の備考
マイクロ波機器:Biotage Initiator。
出発物質及び中間体:
一般的な手順:
一般的な手順1A: 標準的な条件下におけるアミノピラゾール類の縮合
アセトニトリル中の4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1eq)と対応するアミノピラゾール(1eq)の混合物を、出発物質が完全に消費されたことがHPLC及び/又はLC−MSによって示されるまで、60℃で撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物を1−メトキシ−2−プロパノールに溶解させ、次いで、その混合物にリン酸カリウム(2eq)を添加した。その反応混合物を、中間体が完全に消費されるまで、110℃で撹拌した。後処理に関しては、各実施例において個別的に記載されている。
一般的な手順2A: スズキクロス−カップリング反応
バイアルにマグネットバーを取り付け、XPhosプレ触媒(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル]パラジウム(II)メタンスルホネート(0.1eq)、ボロン酸(1.5eq)及び4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1eq)を装入した。その容器をスクリューキャップセプタムで密閉し、次いで、脱ガスしたテトラヒドロフラン及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(3eq)をシリンジによって添加した。次いで、その混合物にアルゴンを2分間流し、その後、その反応物を80℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物から有機相を分離し、その水相を水で稀釈し、酢酸エチルで抽出した。その有機相を集めて減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。
一般的な手順3A: 表1中の実施例75〜実施例81の調製
36mg(0.1mmol)の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸を0.3mLのDMFに溶解させ、96ディープウェルプレートの中の1eq.のそれぞれのアミン成分に添加し、次いで、38.5mg(0.12mmol)の2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム テトラフルオロボレートを0.3mLのDMFに溶解させた溶液及び25.8mg(0.2mmol)DIPEAを添加した。得られた混合物を室温で一晩振盪し、次いで、蒸発乾燥させた。その残渣を0.6mLのTFAで処理し、室温で一晩振盪した。その混合物を蒸発乾燥させ、その粗製生成物を0.6mLのDMFで処理し、濾過し、その濾液を、方法3A又は方法4Aを用いて、LC−MSで精製した。当該生成物を含んでいるフラクションを遠心脱水機を用いて減圧下で蒸発させ、0.6mLのDMSOに溶解させ、次いで、プールし、再度蒸発させて、最終生成物を得た。
一般的な手順4A: 表2中の実施例82〜実施例104の調製
36mg(0.1mmol)の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸を0.6mLの1,2−ジクロロエタンに溶解させ、17.8mg(0.12mmol)の1,1’−カルボニルジイミダゾールを添加した。その混合物を80℃になるまで加熱し、その温度で2時間撹拌し、次いで、1eq.のそれぞれのアミン成分に添加した。次いで、その反応混合物を最長で60時間まで80℃で振盪し、次いで、蒸発乾燥させた。その残渣を0.6mLのDMFで処理し、濾過し、その濾液を、方法3A又は方法4Aを用いてLC−MSで精製して、保護された中間体を単離した。その中間体を含んでいるフラクションを遠心脱水機を用いて減圧下で蒸発させ、0.6mLのDMSOに溶解させ、プールし、再度蒸発させた。その残渣をDCMに溶解させ、1,4−ジオキサン中の塩化水素の4M溶液0.4mL(1.6mmol)で処理した。その混合物を一晩振盪し、蒸発乾燥させて、最終生成物を得た。
一般的な手順5A: 表3中の実施例105〜実施例110の調製
36mg(0.1mmol)の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸を0.6mLの1−メチル−2−ピロリドンに溶解させ、32.4mg(0.2mmol)の1,1’−カルボニルジイミダゾールを添加した。その混合物を60℃になるまで加熱し、その温度で2時間撹拌し、次いで、1eq.のそれぞれのアミドオキシム成分に添加した。次いで、その反応混合物を最長で一晩110℃で振盪し、次いで、蒸発乾燥させた。その残渣を0.6mLのTFAで処理し、室温で一晩振盪した。その混合物を減圧下で濃縮し、その残渣を0.6mLのDMFに溶解させ、濾過し、その濾液を、方法3A又は方法4Aを用いてLC−MSで精製した。当該生成物を含んでいるフラクションを遠心脱水機を用いて減圧下で蒸発させ、0.6mLのDMSOに溶解させ、次いで、プールし、再度蒸発させて、最終生成物を得た。
実施例1A
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
boc−イソニペコチン酸(150g,654mmol)をテトラヒドロフラン(2100mL)に溶解させた溶液に、室温で、ジ−1H−イミダゾール−1−イルメタノン(159g,981mmol)及びN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(40.0g,327mmol)を添加した。その混合物を室温で15時間撹拌した(注意:穏やかなガス発生)。2番目のフラスコの中で、3−エトキシ−3−オキソプロパン酸カリウム(200g,1.18mol)及び二塩化マグネシウム(112g,1.18mol)をテトラヒドロフラン(2100mL)に懸濁させた懸濁液を50℃まで15時間加熱した。得られた暖かい懸濁液を第1のフラスコにゆっくりと添加し、激しく撹拌した。得られた混合物を室温で20時間撹拌した。テトラヒドロフランを減圧下で蒸発させ、水(1500mL)及び酢酸エチル(1500mL)を添加した。その混合物を10℃まで冷却し、pHが1になるまで、3N 水性HClを添加した。その有機相を分離し、その水相を酢酸エチル(1500mL)で抽出し、その有機相を合して10%水性NaHCO3(750mL)及び10%水性NaCl(750mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(182g,505mmol)が理論値の83%の純度で得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.00分, MS(ESIPos):m/z=300[M+H]+。
実施例2A
4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボン酸(10g,43.6mmol)と2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(6.9g,47.98mmol)を100mLのジクロロメタンに溶解させた溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(8.0g,65.42mmol)を添加した。その混合物を0℃まで冷却した後、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(11.7g,61.1mmol)を少量ずつ添加し、次いで、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を50mLの水で処理し、次いで、層を分離した。その有機相を1M HClで抽出し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(14g,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.10分, MS(ESIPos):m/z=354[M−H]−。
2,4−ルチジン(280g,2.61mol)を(3.0L)に溶解させた溶液に、80℃で、過マンガン酸カリウム(826g,5.23mol)を3時間かけて少量ずつ添加した。その反応混合物を80℃で一晩撹拌した。その混合物をシリカゲルで濾過し、次いで、その濾液を、体積が約20mLになるまで、減圧下で蒸発させた。次いで、その溶液を、pHが3−4になるまで、37% HCl(450mL)で処理した。その溶液を0℃で1時間維持し、次いで、生じた固体を濾過し、0℃で水で洗浄し、最後に、減圧下、五酸化リン上で一晩乾燥させて、標題生成物(130g,理論値の36%)が得られた。
LC−MS(方法3B):Rt=0.20分, MS(ESIPos):m/z=138[M+H]+。
メタノール(1.54L)に、−10℃で、塩化チオニル(401g,3.37mol)をゆっくりと添加し、その溶液を0℃で10分間撹拌した。次いで、2−メチルイソニコチン酸(154g,1.20mol)を添加し、その反応混合物を環流温度で一晩撹拌した。その混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、酢酸エチルで稀釈し、最後に、pHが7になるまで、10%炭酸水素ナトリウム水溶液で処理した。層が分離した後、その水相を酢酸エチルで抽出した。全ての有機相を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下で蒸発乾燥させた。その粗製生成物は、それ以上精製することなく次の段階で使用した(113.0g,理論値の48%,純度72%)。
LC−MS(方法1B):Rt=0.43分, MS(ESIPos):m/z=152[M+H]+。
実施例5A
2−メチルピペリジン−4−カルボン酸メチル
酢酸(700mL)に、2−メチルイソニコチン酸メチル(79g,523mmol)及び酸化白金(IV)(7.83g,34.5mmol)を添加した。その混合物を、オートクレーブ内で、室温、20バールで、2日間水素化した。その後、酸化白金(IV)(5.00g,22.2mmol)を再度添加し、その混合物を、室温、20バールで、2日間水素化した。触媒を濾過した後、その濾液を減圧下で蒸発させて、標題化合物が定量的な収率で得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.15分, MS(ESIPos):m/z=158[M+H]+。
実施例6A
(−)−シス−1−ベンジル 4−メチル 2−メチルピペリジン−1,4−ジカルボキシレート
2−メチルピペリジン−4−カルボン酸メチル(138g,394mmol)をジクロロメタン(620mL)に溶解させた溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(331g,2.56mol)を添加した。その混合物を0℃まで冷却し、次いで、クロロギ酸ベンジル(80.6g,473mmol)をゆっくりと添加した。その反応混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、その混合物に水を添加した。層が分離した後、その水相をジクロロメタンで抽出し、その有機層を集めて水で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、蒸発させた。その粗製生成物を、石油エーテル/酢酸エチル(8/2)を使用するシリカゲルクロマトグラフィーで精製し、最後に、その立体異性体をキラル相でのクロマトグラフィー(方法1D)で分離して、標題化合物(26.7g,理論値の23%)がエナンチオマー的に純粋な形態で得られた。
HPLC(方法1F):Rt=14.48分;
[α]23D=−54.2(c 0.9,アセトニトリル)。
実施例7A
シス−メチル 2−メチルピペリジン−4−カルボキシレート
(−)−シス−1−ベンジル 4−メチル 2−メチルピペリジン−1,4−ジカルボキシレート(25.00g,85.8mmol)をエタノール(250mL)に溶解させた溶液を、標準圧力及び室温で、水素雰囲気下、炭担持10%パラジウム(1.83g,1.72mmol)で16時間処理した。その混合物をセライトで濾過し、その濾液を蒸発させ、減圧下で乾燥させて、標題化合物(13.95g,理論値の96%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.15分, MS(ESIPos):m/z=158[M+H]+。
実施例8A
シス−1−tert−ブチル 4−メチル 2−メチルピペリジン−1,4−ジカルボキシレート
実施例7Aで得られたシス−メチル 2−メチルピペリジン−4−カルボキシレート(12.95g,82.34mmol)をテトラヒドロフラン(250mL)に溶解させた溶液に、アルゴン雰囲気下、二炭酸ジ−tert−ブチル(21.58g,98.88mmol)を添加し、その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その混合物を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を酢酸エチルに溶解させ、10%クエン酸水溶液で処理した。層が分離した後、その有機層を10%クエン酸水溶液で洗浄し、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、最後に、ブラインで洗浄した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させて、標題化合物(27.16g,理論値の96%,NMRによる純度75%)が得られた。その粗製生成物は、それ以上精製することなく次の段階で使用した。
MS(ESIPos):m/z=258[M+H]+。
実施例9A
シス−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルピペリジン−4−カルボン酸
実施例8Aで得られたシス−1−tert−ブチル 4−メチル 2−メチルピペリジン−1,4−ジカルボキシレート(27.16g,79.16mmol,純度75%)をテトラヒドロフラン(250mL)と水(125mL)の混合物に溶解させた溶液に水酸化リチウム(10.1g,422mmol)を添加し、その混合物を室温で一晩撹拌した。その混合物を減圧下で蒸発させ、水及び酢酸エチルで稀釈した。層が分離した後、その水相を、pHが4になるまで37% HClで処理し、次いで、酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(18.4g,理論値の95%)が得られた。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.27(bs,1H),4.07−3.99(m,1H),3.67−3−61(m,1H),3.06−2.98(m,1H),1.89−1.76(m,4H),1.62−1.53(m,1H),1.39(s,9H),1.04(d,3H)。
実施例10A
(−)−シス−tert−ブチル 4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]−2−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
実施例9Aで得られたシス−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メチルピペリジン−4−カルボン酸(17.3g,71.0mmol)と2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(11.3g,78.0mmol)をジクロロメタン(190mL)に溶解させた溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(13.1g,107mmol)を添加した。その混合物を0℃で冷却した後、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(19.13g,100.0mmol)を少量ずつ添加し、次いで、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を水で処理し、次いで、層を分離した。その有機層を1M HClで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(20.8g,理論値の79%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分, MS(ESIPos):m/z=370[M+H]+;
[α]20=−71.36(c. 0.625,メタノール)WL=589nm。
実施例11A
4−(5−オキソ−3−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(450mg,純度81%,1.22mmol)、4−フェニル−1H−ピラゾール−3−アミン(194mg,1.22mmol,1eq)及びリン酸カリウム(517mg,2.43mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、ジオキサン(4.3mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、150℃に1時間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(20mL)で稀釈し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、残った水を酢酸エチルで抽出した。その有機層を硫酸ナトリウムを用いて脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(13.5mg,理論値の3%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.10分, MS(ESINeg):m/z=393[M−H]−。
実施例12A
4−[7−オキソ−3−(ピリジン−2−イル)−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.00g,6.68mmol,1.5eq)、4−(ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−3−アミン(713mg,4.45mmol,1eq)及びリン酸カリウム(1.89g,8.91mmol,2eq)を、2つの20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(20mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その懸濁液を水(20mL)で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。その有機相を合して硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して減圧下で濃縮して、アセトニトリルを除去した。得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(2mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(240mg,理論値の14%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.08分, MS(ESIPos):m/z=396[M+H]+。
実施例13A
4−[2−(メトキシメチル)−3−(4−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(350mg,1.00mmol)、5−(メトキシメチル)−4−(4−メトキシフェニル)−1H−ピラゾール−3−アミン(351mg,1.50mmol,1.5eq)及びリン酸カリウム(425mg,2.00mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(3mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その懸濁液を水(5mL)で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。その有機相を合して硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(2mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(86.6mg,理論値の18%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.09分, MS(ESIPos):m/z=469[M+H]+。
実施例14A
4−[3−(4−フルオロフェニル)−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol,1.5eq)、4−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−3−アミン(395mg,2.27mmol,1eq)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その懸濁液を20mLのジクロロメタン/メタノール(4:1)で稀釈し、100mLのジクロロメタン/メタノール(4:1)を用いてシリカゲルの短いパッドを通して濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合してを減圧下で蒸発させてアセトニトリルを除去し、残った水を酢酸エチルで抽出した。その有機層を硫酸マグネシウムを用いて脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(64mg,純度90%,理論値の6%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.11分, MS(ESIPos):m/z=413[M+H]+。
実施例15A
4−[7−オキソ−3−(ピリジン−3−イル)−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(561mg,1.87mmol,1.5eq)、4−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−3−アミン(200mg,1.25mmol,1eq)及びリン酸カリウム(530mg,2.50mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(4mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その懸濁液を20mLのジクロロメタン/メタノール(4:1)で稀釈し、100mLのジクロロメタン/メタノール(4:1)を用いてシリカゲルの短いパッドを通して濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合してを減圧下で蒸発させてアセトニトリルを除去し、凍結乾燥させて、標題化合物(11.3mg,理論値の2%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.79分, MS(ESIPos):m/z=396[M+H]+。
実施例16A
4−[3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(221mg,0.74mmol,1.5eq)、4−(2−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−ピラゾール−3−アミン(100mg,0.49mmol,1eq)及びリン酸カリウム(209mg,0.98mmol,2eq)を、5mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(2mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(0.5mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(4.8mg,理論値の2%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.12分, MS(ESIPos):m/z=439[M+H]+。
実施例17A
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(186mg,0.62mmol,1.5eq)、3−メチル−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−アミン(100mg,0.41mmol,1eq)及びリン酸カリウム(176mg,0.83mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、酢酸エチル(2×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(0.5mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(0.9mg,理論値の1%)が得られた。
1H−NMR(400MHz,メタノール−d4):δ=7.7−7.63(m,4H),5.87(s,1H),4.26(d,2H),3.52(t様,1H),3.05−2.89(m,2H),3.23(s,3H),2.13(d,2H),1.64(dq様,2H),1.48(s,9H),1つの交換可能なプロトンは認識されなかった。
実施例18A
4−(3−シアノ−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol,1.5eq)、3−アミノ−5−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニトリル(272mg,2.27mmol,1eq)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(6.5mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、1N HClを用いてpH7に調節し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(0.5mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(62.2mg,理論値の8%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.96分, MS(ESINeg):m/z=356[M−H]−。
実施例19A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol,1.5eq)、5−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(377mg,2.27mmol,1eq)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた水溶液を酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(31.1mg,理論値の3%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.11分, MS(ESINeg):m/z=403[M−H]−。
実施例20A
4−(3−シアノ−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol,1.5eq)、4−(4−ブロモフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−アミン(585mg,2.27mmol,1eq)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(0.5mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(180mg,理論値の16%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.23分, MS(ESIPos):m/z=487[M+H]+。
実施例21A
4−[2−(メトキシメチル)−5−オキソ−3−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol,1.5eq)、5−(メトキシメチル)−4−フェニル−1H−ピラゾール−3−アミン(476mg,2.27mmol,1eq)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(0.5mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(303mg,理論値の30%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.09分, MS(ESIPos):m/z=439[M+H]+。
実施例22A
4−{3−[3−(ベンジルオキシ)フェニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(950mg,3.17mmol,1.5eq)、4−[3−(ベンジルオキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−3−アミン(591mg,純度95%,2.12mmol,1eq)及びリン酸カリウム(898mg,4.23mmol,2eq)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、水(5mL)で稀釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、水性水酸化アンモニウムを添加することによってpH7に調節した。アセトニトリルを減圧下で蒸発させ、得られた懸濁液を濾過し、その残渣を水(0.5mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(103mg,理論値の6%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.29分, MS(ESIPos):m/z=501[M+H]+。
実施例23A
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.41g,6.68mmol)、3−メチル−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−5−アミン(1.07g,4.45mmol)及びリン酸カリウム(1.89g,8.91mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を蒸発させ、その残渣を水及び酢酸エチルで稀釈した。層を分離し、その水層を酢酸エチルで抽出した。その有機相を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合してを水性水酸化アンモニウムを用いて中和した。アセトニトリルを蒸発させた後、その水相の中で白色の固体が形成された。その固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(212mg,理論値の10%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.26分, MS(ESIPos):m/z=477[M+H]+。
実施例24A
4−(3−カルバモイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol)、3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(281mg,2.23mmol)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH5)し、酢酸エチルで抽出した。その有機相を合して水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過した。得られた濾液を減圧下で蒸発させた。その残渣を4mLのアセトニトリルと1mLのジメチルスルホキシドの混合物の中で撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、50℃で2時間乾燥させて、標題化合物が得られた。その濾液を分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。その生成物のフラクションを合して減圧下で蒸発させ、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(64mg,理論値の8%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.77分, MS(ESIPos):m/z=362[M+H]+。
実施例25A
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol)、3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボニトリル(241mg,2.23mmol)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)し、酢酸エチルで抽出した。その有機相を合して水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に、白色の固体が沈澱し、その固体を濾過し、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(110mg,理論値の14%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分, MS(ESINeg):m/z=342[M−H]−。
実施例26A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
一般的な手順1Aに従い、1.31g(8.44mmol)の5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル及び3.0g(8.44mmol)の4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルから出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を水で稀釈し、pHが5−6になるまで1N HClで処理した。生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下、60℃で乾燥させ、標題化合物(1.83g,理論値の54%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.03分, MS(ESIPos):m/z=391[M+H]+。
実施例27A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(82mg,0.21mmol)を2mLのテトラヒドロフランと1mLの水の混合物に溶解させた溶液に水酸化リチウム(50mg,2.10mmol)を添加し、その反応混合物を60℃で16時間撹拌した。その後、その混合物に82mgの水酸化リチウムを添加し、それを80℃でさらに10時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)した。生じた白色の固体を濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(60mg,理論値の78%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.84分, MS(ESINeg):m/z=361[M−H]−。
実施例28A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸ベンジル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.0g,3.34mmol)、5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(484mg,2.22mmol)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)した。生じた沈澱物を濾過し、次いで、その濾液から層を分離し、その水層を酢酸エチルで抽出した。その有機フラクションを集めて水で洗浄し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その残渣を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に、白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(44mg,理論値の4%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分, MS(ESINeg):m/z=451[M−H]−。
実施例29A
4−[3−(エチルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50mg,0.14mmol)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(34mg,0.18mmol)及び1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール水和物(27mg,0.18mmol)を1mLのDMFに溶解させた。その混合物を室温で10分間撹拌し、次いで、THF中の2M エチルアミン(7.4mg,0.17mmol)を添加した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(11mg,理論値の54%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.87分, MS(ESIPos):m/z=390[M+H]+。
実施例30A
4−[3−(4−クロロフェニル)−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.03g,2.87mmol)、4−(4−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−アミン(501mg,1.95mmol)及びリン酸カリウム(813mg,3.83mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を減圧下で蒸発させ、その残渣を水で稀釈し、酢酸エチルで抽出した。層を分離し、その水層を酢酸エチルで抽出した。その有機フラクションを集めて水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して水性水酸化アンモニウムを用いて中和し、アセトニトリルを減圧下で蒸発させた。その水相の中に生じた固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(92mg,理論値の7%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.32分, MS(ESINeg):m/z=495[M−H]−。
実施例31A
4−[3−(イソブチルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(158mg,0.83mmol)及び1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール水和物(126mg,0.83mmol)を1mLのDMFに溶解させた。その混合物を室温で10分間撹拌し、次いで、イソブチルアミン(61mg,0.83mmol)を添加した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(40mg,理論値の35%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.01分, MS(ESIPos):m/z=418[M+H]+。
実施例32A
4−[3−(ベンジルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(158mg,0.83mmol)及び1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール水和物(126mg,0.83mmol)を1mLのDMFに溶解させた。その混合物を室温で10分間撹拌し、次いで、ベンジルアミン(89mg,0.83mmol)を添加した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(48mg,理論値の38%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.03分, MS(ESIPos):m/z=452[M+H]+。
実施例33A
4−[3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(158mg,0.83mmol)及び1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール水和物(126mg,0.83mmol)を1mLのDMFに溶解させた。その混合物を室温で10分間撹拌し、次いで、モルホリン(72mg,0.83mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(72mg,0.55mmol)を添加した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(31mg,理論値の26%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.87分, MS(ESIPos):m/z=432[M+H]+。
実施例34A
4−[5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.0g,約2.77mmol)、3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−アミン(0.28g,1.85mmol)及びリン酸カリウム(0.79g,3.70mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その残渣を水及び酢酸エチルで処理した。層が分離した後、その水相を4N HClを添加することによって中和し、酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。その水相を酢酸エチルで抽出し、その有機フラクションを合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(132mg,理論値の19%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.06分, MS(ESIPos):m/z=387[M+H]+。
実施例35A
4−[5−オキソ−2−(2−チエニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol)、3−(2−チエニル)−1H−ピラゾール−5−アミン(0.37g,2.23mmol)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)した。生じた沈澱物を濾過し、次いで、濾液から層を分離した。その水層を酢酸エチルで抽出し、その有機層を集めて水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その粗製生成物をアセトニトリル/ジメチルスルホキシド(3/1)の混合物4mLの中で撹拌した。生じた固体を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(53mg,理論値の6%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.08分, MS(ESIPos):m/z=401[M+H]+。
実施例36A
4−(2−シクロプロピル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol)、3−シクロプロピル−1H−ピラゾール−5−アミン(0.27g,2.23mmol)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)した。生じた沈澱物を濾過し、次いで、その濾液を酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、その蒸発が完了する前に、その水相を酢酸エチルで抽出し、その有機層を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させ、減圧下で乾燥させて、標題化合物(87mg,理論値の11%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.99分, MS(ESIPos):m/z=359[M+H]+。
実施例37A
4−[2−(4−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,3.34mmol)、3−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン(0.395g,2.23mmol)及びリン酸カリウム(945mg,4.45mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH6)し、酢酸エチルで抽出した。その水相を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(119mg,理論値の13%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.12分, MS(ESIPos):m/z=413[M+H]+。
実施例38A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸メチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.655mg,約1.82mmol)、5−アミノ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸メチル塩酸塩(0.215mg,1.21mmol)及びリン酸カリウム(0.514g,2.42mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その残渣を水及び酢酸エチルで処理した。層が分離した後、その水相を4N HClを添加することによって中和し、酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。その水相の中に生じた固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(84mg,理論値の18%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分, MS(ESIPos):m/z=377[M+H]+。
実施例39A
4−(3−ブロモ−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順1Aに従い、200mg(0.84mmol)の4−ブロモ−3−フェニル−1H−ピラゾール−5−アミン及び300mg(0.84mmol)の4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルから出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH5−6)し、酢酸エチルで抽出した。その有機フラクションを集めて水及びブライン溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で濃縮した。その残渣を10mLのtert−ブチルメチルエーテルの中で撹拌し、生じた固体を濾過し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(76mg,理論値の18%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.22分, MS(ESIPos):m/z=473[M+H]+。
実施例40A
4−(2−オキソ−1,7,8,9−テトラヒドロ−2H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−4−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−エトキシ−3−オキソプロパノイル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1g,2.77mmol)、2,4,5,6−テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール−3−アミン(0.228mg,1.85mmol)及びリン酸カリウム(0.785mg,3.70mmol)を、20mL容マイクロ波バイアルの中で、1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に懸濁させた。そのバイアルに蓋をし、そして、その混合物を、マイクロ波オーブンの中で、180℃に15分間加熱した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その残渣を水及び酢酸エチルで処理した。層が分離した後、その水相を4N HClを添加することによって中和し、酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。その水相の中に生じた固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(44mg,理論値の6%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=2.19分, MS(ESIPos):m/z=359[M+H]+。
実施例41A
4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順1Aに従い、200mg(1.23mmol)の4−ブロモ−1H−ピラゾール−5−アミン及び439mg(1.23mmol)の4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルから出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH5−6)し、酢酸エチルで抽出した。その有機フラクションを集めて水及びブライン溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下で濃縮した。その残渣を10mLのtert−ブチルメチルエーテルの中で撹拌し、生じた固体を濾過し、tert−ブチルメチルエーテルで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(134mg,理論値の26%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.96分, MS(ESIPos):m/z=397[M+H]+。
実施例42A
4−[3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50mg,0.14mmol)を1mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(44mg,0.28mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(36mg,0.28mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を60℃で1時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(20mg,0.28mmol)を添加し、その混合物を120℃で4時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。アセトニトリルを蒸発させた後、その水性フラクションを一晩凍結乾燥させて、標題化合物(10mg,理論値の17%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.01分, MS(ESIPos):m/z=401[M+H]+。
実施例43A
4−[3−(3−イソプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2−メチルプロパンイミドアミド(84mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(101mg,理論値の57%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.14分, MS(ESIPos):m/z=429[M+H]+。
実施例44A
4−[5−オキソ−3−(3−プロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシブタンイミドアミド(84mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(71mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.14分, MS(ESIPos):m/z=429[M+H]+。
実施例45A
4−[5−オキソ−3−(3−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(112mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させている間に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(115mg,理論値の60%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.23分, MS(ESIPos):m/z=463[M+H]+。
実施例46A
4−(3−{[メチル(4−メチルフェニル)オキシド−ラムダ
6
−スルファニリデン]カルバモイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジクロロメタンに溶解させた溶液に、1クロロ−N,N−2−トリメチルプロペニルアミン(73mg,0.55mmol)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。その後、S−メチル−S−(4−メチルフェニル)スルホキシイミン(46mg,0.28mmol)及びトリエチルアミン(55mg,0.55mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物をアセトニトリル及び水で稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、そこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相を酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させ、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(16mg,理論値の12%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.04分, MS(ESIPos):m/z=514[M+H]+。
実施例47A
4−{3−[(4−オキシド−1,4ラムダ
4
−オキサチアン−4−イリデン)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を4mLのジクロロメタンに溶解させた溶液に、1−クロロ−N,N−2−トリメチルプロペニルアミン(148mg,1.10mmol)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。その後、1,4−オキサチアン−スルホキシイミン(74mg,0.55mmol)及びトリエチルアミン(111mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物をアセトニトリル及び水で稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、そこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相を一晩凍結乾燥させて、標題化合物(74mg,理論値の28%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分, MS(ESIPos):m/z=480[M+H]+。
実施例48A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
一般的な手順1Aに従い、5−アミノ−3−フェニル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(0.62g,2.64mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,2.64mmol)から出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を減圧下で蒸発させた。その粗製生成物を酢酸エチルで稀釈し、1N HClで処理した。層が分離した後、その有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。得られた粗製生成物をアセトニトリルの中で撹拌し、濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(0.79g,理論値の63%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.26分, MS(ESINeg):m/z=465[M−H]−。
実施例49A
4−{3−[3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(124mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、そこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相の中に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過によって集め、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(92mg,理論値の47%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.28分, MS(ESIPos):m/z=477[M+H]+。
実施例50A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(617mg,1.30mmol)を5.4mLのエタノールと5.4mLのの水の混合物に懸濁させた懸濁液に、水酸化リチウム一水和物(543mg,12.96mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を60℃で20時間撹拌した。室温まで冷却した後、エタノールを減圧下で蒸発させて、その水性懸濁液を、pH=1になるまで、1N HClで処理した。生じた白色の固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(0.63mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.03分, MS(ESINeg):m/z=437[M−H]−。
実施例51A
tert−ブチル−4−(3−クロロ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−メチルピペリジン−1−カルボキシレート[エナンチオマー的に純粋なトランス異性体]
一般的な手順1Aに従い、0.50g(4.25mmol)の4−クロロ−1H−ピラゾール−3−アミン及び1.68g(4.25mmol)の(−)−シス−tert−ブチル 4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]−2−メチルピペリジン−1−カルボキシレートから出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を蒸発させ、その粗製生成物1N HCl及び酢酸エチルで処理した。層が分離した後、その有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で蒸発させた。その粗製生成物をアセトニトリルの中で撹拌し、濾過し、減圧下で乾燥させて、生成物を含んでいる第1のフラクションが得られた。その濾液を蒸発させ、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。その水相の中に固体が沈澱し、その固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、生成物を含んでいる第2のフラクションが得られた。反応後、エピマー化が観察され、ジアステレオマーの混合物が得られた。そのジアステレオマーの混合物を方法1Cで分離させて、標題化合物(385mg,理論値の24%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.02分, MS(ESIPos):m/z=367[M+H]+;
HPLC(方法1E):Rt=7.75分。
実施例52A
4−(3−カルバモイル−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.21mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、HATU(103mg,0.27mmol)及びDMAP(44mg,0.36mmol)を添加した。その後、酢酸アンモニウム(14mg,0.18mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を室温で24時間撹拌し、次いで、6日間、撹拌することなく室温で5日間放置した。その混合物をDMSO及び水で稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。その水相の中に白色の固体が沈澱し、その固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(17mg,理論値の18%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.98分, MS(ESIPos):m/z=438[M+H]+。
実施例53A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸
(1.95g,約5.18mmol)の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸メチルをメタノール(12mL)に溶解させた溶液に、水酸化リチウム(1.24g,51.80mmol)を水(12mL)に溶解させた溶液を添加した。その反応混合物を60℃で1時間撹拌した。メタノールを減圧下で蒸発させ、得られた水性懸濁液を水で稀釈し、酢酸エチルで抽出した。最後に、その水相を、4MHClを添加することによって中和(pH5)し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(1.0g,理論値の52%)が得られた。
LC−MS(方法3B):Rt=1.72分, MS(ESINeg):m/z=361[M−H]−。
実施例54A
4−[3−(ベンジルカルバモイル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50mg,0.11mmol)を1mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、HATU(53mg,0.13mmol)及びDMAP(22mg,0.18mmol)を添加した。その後、ベンジルアミン(15mg,0.14mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を室温で39時間撹拌した。その混合物をDMSO及び水で稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。得られた水相を酢酸エチルで抽出し、その有機相を集めて硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(19mg,理論値の34%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.21分, MS(ESIPos):m/z=528[M+H]+。
実施例55A
4−[3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50mg,0.11mmol)を1mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、HATU(53mg,0.13mmol)及びDMAP(22mg,0.18mmol)を添加した。その後、モルホリン(8mg,0.09mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を室温で39時間撹拌した。その混合物をDMSO及び水で稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。得られた水相を酢酸エチルで抽出し、その有機相を集めて硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(12mg,理論値の22%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.00分, MS(ESIPos):m/z=508[M+H]+。
実施例56A
4−[3−(イソブチルカルバモイル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50mg,0.11mmol)を1mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、HATU(53mg,0.13mmol)及びDMAP(22mg,0.18mmol)を添加した。その後、イソブチルアミン(10mg,0.13mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を室温で39時間撹拌した。その混合物をDMSO及び水で稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合して33%アンモニア溶液を用いて中和し、次いで、アセトニトリルを蒸発させた。得られた水相を酢酸エチルで抽出し、その有機相を集めて硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、化合物(11g,理論値の21%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.22分, MS(ESIPos):m/z=494[M+H]+。
実施例57A
4−[3−(4−メチルフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、(4−メチルフェニル)ボロン酸(77mg,0.57mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(43mg,0.04mmol)、塩化リチウム(44mg,1.06mmol)及び炭酸ナトリウム(100mgの,0.95mmol)を装入したバイアルをスクリューキャップセプタムで密閉し、アルゴンを10分間流した。次いで、トルエンとエタノールと水(1/1/1)の脱ガスした溶液3mLをシリンジで加え、その反応混合物を100℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を水で稀釈し、酢酸エチルで抽出した。その有機相を集めて水で洗浄し、ブライン溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。溶媒を蒸発させた後、その粗製生成物を分取HPLC(方法1A)で精製した。その生成物のフラクションを合してそのアセトニトリルを蒸発させ、得られた水相を酢酸エチルで抽出した。その有機相を集めて硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させ、減圧下で乾燥させて、標題化合物(7mg,理論値の4%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=2.56分, MS(ESIPos):m/z=409[M+H]+。
実施例58A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸メチル
(0.78g,5.53mmol)の5−アミノ−1H−ピラゾール−3−カルボン酸メチルを20mLの水に溶解させた溶液を、pHが6になるまで1N HClで処理し、次いで、その溶液を酢酸エチルで抽出した。その有機相を合して硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させた。得られたアミンを、一般的な手順1Aに従って、1.97g(5.53mmol)の4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルと反応させた。
後処理: その混合物を水で稀釈し、1N HClを添加することによって中和(pH5)し、酢酸エチルで抽出した。その有機相を合して水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。その粗製生成物は、それ以上精製することなく次の段階で使用した(1.95g,理論値の34%,LC−MSによる純度37%)。
LC−MS(方法1B):Rt=0.87分, MS(ESINeg):m/z=375[M−H]−。
実施例59A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸
(1.95g,約5.18mmol)の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸メチルをメタノール(12mL)に溶解させた溶液に、水酸化リチウム(1.24g,51.80mmol)を水(12mL)に溶解させた溶液を添加した。その反応混合物を60℃で1時間撹拌した。メタノールを減圧下で蒸発させ、得られた水性懸濁液を水で稀釈し、酢酸エチルで抽出した。最後に、その水相を、を、4M HClを添加することによって中和(pH5)し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(1.0g,理論値の52%)が得られた。
LC−MS(方法3B):Rt=1.72分, MS(ESINeg):m/z=361[M−H]−。
実施例60A
4−[3−(4−シアノフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(4−シアノフェニル)ボロン酸(83mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:46mg,理論値の30%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.07分, MS(ESINeg):m/z=418[M−H]−。
実施例61A
4−[3−(3−クロロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、3−クロロフェニルボロン酸(89mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:39mg,理論値の25%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.18分, MS(ESINeg):m/z=427[M−H]−。
実施例62A
4−[3−(2−シアノフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、2−シアノフェニルボロン酸(83mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:24mg,理論値の15%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.03分, MS(ESINeg):m/z=418[M−H]−。
実施例63A
4−[3−(3−シアノフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(3−シアノフェニル)ボロン酸(83mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:34mg,理論値の22%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.08分, MS(ESINeg):m/z=418[M−H]−。
実施例64A
4−(3−カルバモイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−メチルピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル[エナンチオマー的に純粋なトランス異性体]
一般的な手順1Aに従い、164mg(1.27mmol)の3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド及び500mg(1.27mmol)の(−)−シス−tert−ブチル 4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]−2−メチルピペリジン−1−カルボキシレートから出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を蒸発させ、その粗製生成物を水で処理し、酢酸エチルで抽出した。相が分離した後、その水相の中に黄色の固体が沈澱し、その固体を濾過した。その水相を、pHが6になるまでHCl 1Hで中和し、次いで、酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させ、減圧下で乾燥させた。反応後、エピマー化が観察され、ジアステレオマーの混合物が得られた。そのジアステレオマーの混合物を方法1Cで分離させて、標題化合物(120mg,理論値の25%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.82分, MS(ESIPos):m/z=376[M+H]+;
HPLC(方法1E):Rt=8.28分。
実施例65A
4−[3−(3−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(3−フルオロフェニル)ボロン酸(79mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:20mg,理論値の13%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.09分, MS(ESINeg):m/z=411[M−H]−。
実施例66A
4−[3−(4−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(4−メトキシフェニル)ボロン酸(86mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:18mg,理論値の9%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.09分, MS(ESINeg):m/z=423[M−H]−。
実施例67A
4−[3−(3,4−diメトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(3,4−ジメトキシフェニル)ボロン酸(103mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,37.76mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で48時間撹拌した。収量:30mg,理論値の18%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.04分, MS(ESINeg):m/z=453[M−H]−。
実施例68A
4−{3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、2[4−(メチルスルホニル)フェニル]ボロン酸(150mg,0.38mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,37.76mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で48時間撹拌した。収量:54mg,理論値の22%。
LC−MS(方法1B):Rt=0.97分, MS(ESINeg):m/z=471[M−H]−。
実施例69A
4−[3−(2−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(2−フルオロフェニル)ボロン酸(79mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:15mg,理論値の22%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.10分, MS(ESINeg):m/z=411[M−H]−。
実施例70A
4−{5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(107mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:71mg,理論値の41%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.19分, MS(ESINeg):m/z=461[M−H]−。
実施例71A
4−{5−オキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(107mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:42mg,理論値の22%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.19分, MS(ESINeg):m/z=461[M−H]−。
実施例72A
4−[5−オキソ−3−(2−チエニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、2−チエニルボロン酸(72mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で24時間撹拌した。収量:26mg,理論値の15%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.06分, MS(ESIPos):m/z=401[M+H]+。
実施例73A
4−[3−(3−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(3−メトキシフェニル)ボロン酸(86mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で24時間撹拌した。収量:40mg,理論値の24%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.08分, MS(ESINeg):m/z=424[M−H]−。
実施例74A
4−[3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルボロン酸(101mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で48時間撹拌した。収量:13mg,理論値の7%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.08分, MS(ESINeg):m/z=451[M−H]−。
実施例75A
4−[3−(2,5−ジメトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、2(2,5−ジメトキシフェニル)ボロン酸(103mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で48時間撹拌した。収量:22mg,理論値の11%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.12分, MS(ESINeg):m/z=453[M−H]−。
実施例76A
4−{5−オキソ−3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(107mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.1mL)の混合物を80℃で64時間撹拌した。収量:16mg,理論値の24%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分, MS(ESINeg):m/z=461[M−H]−。
実施例77A
4−[3−(4−フルオロフェニル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(66mg,0.48mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(26mg,0.03mmol)、脱ガスしたTHF(2.5mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(0.95mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:36mg,理論値の24%。
LC−MS(方法1B):Rt=0.70分, MS(ESIPos):m/z=387[M−H−boc]−。
実施例78A
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−メチルピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル[エナンチオマー的に純粋なトランス異性体]
一般的な手順1Aに従い、141mg(1.27mmol)の3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボニトリル及び500mg(1.27mmol)の(−)−シス−tert−ブチル 4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]−2−メチルピペリジン−1−カルボキシレートから出発して、標題化合物を調製した。
後処理: その混合物を蒸発させ、その粗製生成物を水で処理し、酢酸エチルで抽出した。その水相を、pHが5になるまでHCl 1Hで中和し、次いで、酢酸エチルで抽出した。その有機層を集めて硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させ、減圧下で乾燥させた。反応後、エピマー化が観察され、ジアステレオマーの混合物が得られた。そのジアステレオマーの混合物を方法2Cで分離させて、標題化合物(207mg,理論値の46%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.95分, MS(ESINeg):m/z=356[M−H]−;
HPLC(方法2E):Rt=8.68分。
実施例79A
4−[3−(4−メチル−2−チエニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(4−メチル−2−チエニル)ボロン酸(80mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で3日間撹拌した。収量:27mg,理論値の17%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.14分, MS(ESIPos):m/z=415[M+H]+。
実施例80A
4−[3−(2−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(2−メトキシフェニル)ボロン酸(86mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で3日間撹拌した。収量:46mg,理論値の26%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.09分, MS(ESINeg):m/z=424[M−H]−。
実施例81A
4−[3−(4−シアノ−2−チエニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(4−シアノ−2−チエニル)ボロン酸(86mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で24時間撹拌した。収量:4mg,理論値の3%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.05分, MS(ESINeg):m/z=424[M−H]−。
実施例82A
4−[3−(6−メトキシピリジン−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(6−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸(86mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で1日間撹拌した。収量:43mg,理論値の27%。
LC−MS(方法1B):Rt=0.99分, MS(ESIPos):m/z=426[M+H]+。
実施例83A
4−{5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ボロン酸(116mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:48mg,理論値の26%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.22分, MS(ESIPos):m/z=479[M+H]+。
実施例84A
4−{5−オキソ−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ボロン酸(116mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で16時間撹拌した。収量:49mg,理論値の27%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.17分, MS(ESINeg):m/z=477[M−H]−。
実施例85A
4−[3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ボロン酸(98mg,0.57mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.38mmol)、XPhosプレ触媒(32mg,0.04mmol)、脱ガスしたTHF(3.0mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.13mL)の混合物を80℃で一晩撹拌した。収量:34mg,理論値の20%。
LC−MS(方法1B):Rt=1.17分, MS(ESINeg):m/z=445[M−H]−。
実施例86A
3−(ジメチルアミノ)−2−(フェニルスルホニル)アクリロニトリル
n−ヘキサン(8mL)中のN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(1.84g,15.5mmol)を0℃で(フェニルスルホニル)アセトニトリル(2.00g,11.0mmol)に添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。生じた固体を濾過し、n−ペンタンで洗浄し、乾燥させて、標題化合物が純度92%で得られた(2.49g,理論値の87%)。
LC−MS(方法1B):Rt=0.73分, MS(ESIPos):m/z=237[M+H]+。
実施例87A
4−(フェニルスルホニル)−1H−ピラゾール−3−アミン
3−(ジメチルアミノ)−2−(フェニルスルホニル)アクリロニトリル(2.48g,10.50mmol)をエタノール(20mL)に溶解させ、ヒドラジン水和物(0.55g,11.0mmol)で処理した。50℃で8時間撹拌した後、その混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。その残渣を水と酢酸エチルの混合物に溶解させた。その水層を酢酸エチルで再度抽出した。その有機層を合して水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して、標題化合物(1.02g,理論値の43%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.56分, MS(ESIPos):m/z=224[M+H]+。
実施例88A
4−[5−オキソ−3−(フェニルスルホニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(フェニルスルホニル)−1H−ピラゾール−3−アミン(1.01g,4.52mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.61g,4.52mmol)をアセトニトリル(20mL)に溶解させ、4時間還流した。室温まで冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、その残渣を1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に溶解させた。リン酸カリウム(1.92g,9.04mmol)を添加し、その混合物を80℃で4時間撹拌し、100℃で2時間撹拌した。減圧下で濃縮し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(0.82g,理論値の39%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.04分, MS(ESINeg):m/z=457[M−H]−。
実施例89A
2−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−3−(ジメチルアミノ)アクリロニトリル
n−ヘキサン(5mL)中のN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(0.67g,5.60mmol)を0℃で[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]アセトニトリル(1.00g,4.00mmol)に添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。生じた固体を濾過し、n−ペンタンで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(1.15g,理論値の94%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.96分, MS(ESIPos):m/z=305[M+H]+。
実施例90A
4−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1H−ピラゾール−3−アミン
2−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−3−(ジメチルアミノ)アクリロニトリル(1.15g,3.77mmol)をエタノール(10mL)に溶解させ、ヒドラジン水和物(0.20g,3.96mmol)で処理した。50℃で8時間撹拌した後、その混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。その残渣を水と酢酸エチルの混合物に溶解させた。その水層を酢酸エチルで再度抽出した。その有機層を合して水で2回洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して、標題化合物(0.93g,理論値の51%)が純度60%で得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.81分, MS(ESIPos):m/z=292[M+H]+。
実施例91A
4−{3−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−1H−ピラゾール−3−アミン(純度60%,0.93g,3.18mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.13g,3.18mmol)をアセトニトリル(15mL)に溶解させ、4時間還流した。室温まで冷却した後、溶媒を減圧下で除去し、その残渣を1−メトキシ−2−プロパノール(10mL)に溶解させた。リン酸カリウム(1.63g,7.66mmol)を添加し、その混合物を環流温度で4時間撹拌した。減圧下で濃縮し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(0.62g,理論値の31%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.20分, MS(ESINeg):m/z=525[M−H]−。
実施例92A
N’−ヒドロキシ−2,4−ジメチルベンゼンカルボキシイミドアミド
2,4−ジメチルベンゾニトリル(300mg,2.29mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(238mg,3.43mmol)及びトリエチルアミン(301mg,2.97mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。その後、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(79mg,1.14mmol)及びトリエチルアミン(116mg,1.14mmol)を再度添加し、その混合物を60℃で6時間撹拌した。次いで、その混合物をマイクロ波オーブン内で60℃で1.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(157mg,理論値の26%,純度60%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.57分, m/z=165(M+H)+。
実施例93A
N’−ヒドロキシ−4−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
4−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(300mg,1.62mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(169mg,2.43mmol)及びトリエチルアミン(213mg,2.11mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌し、次いで、90℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(250mg,理論値の46%,純度65%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.75分, m/z=219(M+H)+。
実施例94A
2−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
2−クロロ−4−メチルベンゾニトリル(300mg,1.98mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(206mg,2.97mmol)及びトリエチルアミン(260mg,2.57mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(224mg,理論値の29%,純度48%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.64分, m/z=185(M+H)+。
実施例95A
2−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
2−フルオロ−4−メチルベンゾニトリル(300mg,2.22mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(231mg,3.33mmol)及びトリエチルアミン(292mg,2.89mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(268mg,理論値の66%,純度92%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.52分, m/z=169(M+H)+。
実施例96A
3−クロロ−2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−2−フルオロベンゾニトリル(1g,6.43mmol)を32mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(670mg,9.64mmol)及びトリエチルアミン(846mg,8.36mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(1.29g,理論値の100%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.65分, m/z=189(M+H)+。
実施例97A
3−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.64mmol)を13mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(276mg,3.96mmol)及びトリエチルアミン(348mg,3.44mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(603mg,理論値の93%,純度91%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法1B):RT=0.72分, m/z=223(M+H)+。
実施例98A
2−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.64mmol)を13mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(275mg,3.96mmol)及びトリエチルアミン(348mg,3.44mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(525mg,理論値の82%,純度91%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法1B):RT=0.64分, m/z=223(M+H)+。
実施例99A
2−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.43mmol)を12mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(253mg,3.65mmol)及びトリエチルアミン(320mg,3.16mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(481mg,理論値の67%,純度80%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法3B):RT=1.49分, m/z=239(M+H)+。
実施例100A
5−クロロ−2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
5−クロロ−2−フルオロベンゾニトリル(500mg,3.21mmol)を16mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(335mg,4.82mmol)及びトリエチルアミン(422mg,4.18mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(465mg,理論値の65%,純度85%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法3B):RT=0.68分, m/z=189(M+H)+。
実施例101A
3−クロロ−5−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−5−フルオロベンゾニトリル(500mg,3.21mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(335mg,4.82mmol)及びトリエチルアミン(422mg,4.18mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(577mg,理論値の89%,純度94%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法3B):RT=1.08分, m/z=189(M+H)+。
実施例102A
N’−ヒドロキシ−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
2−メチル−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.70mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(281mg,4.05mmol)及びトリエチルアミン(355mg,3.51mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で24時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(450mg,理論値の76%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.69分及び1.91分, m/z=219(M+H)+。
実施例103A
3−クロロ−N’−ヒドロキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−2−メチルベンゾニトリル(500mg,3.30mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(343mg,4.95mmol)及びトリエチルアミン(434mg,4.29mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(484mg,理論値の80%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.69分及び1.72分, m/z=185(M+H)+。
実施例104A
5−クロロ−N’−ヒドロキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
5−クロロ−2−メチルベンゾニトリル(500mg,3.30mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(343mg,4.95mmol)及びトリエチルアミン(434mg,4.29mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で18時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(330mg,理論値の54%)が得られた。
LC−MS(方法7B):RT=1.69分及び1.72分, m/z=185(M+H)+。
実施例105A
3−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−4−メトキシベンゾニトリル(500mg,3.30mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(311mg,4.0mmol)及びトリエチルアミン(392mg,4.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルとジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(124mg,理論値の19%)が得られた。
LC−MS(方法3B):RT=0.79分, m/z=201(M+H)+。
実施例106A
2,3−ジクロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
2,3−ジクロロベンゾニトリル(500mg,3.30mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(303mg,4.0mmol)及びトリエチルアミン(382mg,4.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルとジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(225mg,理論値の36%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.66分, m/z=205(M+H)+。
実施例107A
3−クロロ−4−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−4−フルオロベンゾニトリル(500mg,3.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(335mg,5.0mmol)及びトリエチルアミン(422mg,4.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(451mg,理論値の74%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.73分, m/z=189(M+H)+。
実施例108A
5−クロロ−N’−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(253mg,4.0mmol)及びトリエチルアミン(320mg,3.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(430mg,理論値の67%,純度90%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.87分, m/z=239(M+H)+。
実施例109A
N’−ヒドロキシ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシイミドアミド
6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボニトリル(500mg,3.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(302mg,4.0mmol)及びトリエチルアミン(382mg,4.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(261mg,理論値の44%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.88分, m/z=206(M+H)+。
実施例110A
N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシイミドアミド
4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボニトリル(500mg,3.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(302mg,4.0mmol)及びトリエチルアミン(382mg,4.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(432mg,理論値の65%,純度90%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.78分, m/z=206(M+H)+。
実施例111A
2−クロロ−N’−ヒドロキシピリジン−3−カルボキシイミドアミド
2−クロロニコチノニトリル(500mg,4.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(376mg,5.0mmol)及びトリエチルアミン(474mg,5.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(300mg,理論値の24%,純度50%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=0.48分, m/z=172(M+H)+。
実施例112A
3−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゾニトリル(500mg,2.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(235mg,3.0mmol)及びトリエチルアミン(297mg,3.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で13時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(243mg,理論値の33%,純度77%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=2.16分, m/z=255(M+H)+。
実施例113A
2,6−ジクロロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.08mmol)を12mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(217mg,3.12mmol)及びトリエチルアミン(274mg,2.71mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(399mg,理論値の16%,純度22%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法1B):RT=0.72分, m/z=273(M+H)+。
実施例114A
3,5−ジクロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
3,5−ジクロロベンゾニトリル(500mg,3.00mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(303mg,4.00mmol)及びトリエチルアミン(382mg,4.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をジクロロメタンに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(108mg,理論値の10%,純度58%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法1B):RT=1.99分, m/z=205(M+H)+。
実施例115A
N’−ヒドロキシ−2,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
2,4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.10mmol)を12mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(218mg,3.14mmol)及びトリエチルアミン(275mg,2.72mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(397mg,理論値の27%,純度39%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=2.04分, m/z=273(M+H)+。
実施例116A
N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(5g,29.22mmol)を148mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(3.05g,43.83mmol)及びトリエチルアミン(3.84g,37.98mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を5時間50℃とした。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(5.93g,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.86分, m/z=205(M+H)+。
実施例117A
N’−ヒドロキシ−3−メトキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
3−メトキシ−4−メチルベンゾニトリル(300mg,2.03mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(212mg,3.06mmol)及びトリエチルアミン(268mg,2.65mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(274mg,理論値の75%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.33分, m/z=181(M+H)+。
実施例118A
3−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
3−フルオロ−4−メチルベンゾニトリル(300mg,2.22mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(231mg,3.33mmol)及びトリエチルアミン(292mg,2.89mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(331mg,理論値の87%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.61分, m/z=169(M+H)+。
実施例119A
N’−ヒドロキシ−4−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
4−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(300mg,1.62mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(168mg,2.43mmol)及びトリエチルアミン(213mg,2.11mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水及びブライン溶液で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(352mg,理論値の100%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.97分, m/z=219(M+H)+。
実施例120A
3−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロ−4−メチルベンゾニトリル(300mg,1.98mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(207mg,2.97mmol)及びトリエチルアミン(260mg,2.58mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。その後、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(69mg,1.0mmol)及びトリエチルアミン(100mg,1.0mmol)を再度添加し、その混合物を50℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(325mg,理論値の58%,純度65%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法1B):RT=0.46分, m/z=185(M+H)+。
実施例121A
N’−ヒドロキシ−3,4−ジメチルベンゼンカルボキシイミドアミド
3,4−ジメチルベンゾニトリル(300mg,2.29mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(238mg,3.43mmol)及びトリエチルアミン(301mg,2.97mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(282mg,理論値の75%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.33分, m/z=165(M+H)+。
実施例122A
3−クロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド
3−クロロベンゾニトリル(10g,72.7mmol)を367mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(7.58g,109.0mmol)及びトリエチルアミン(9.56g,94.5mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(10.77g,理論値の81%,純度93%)が得られた。該化合物は、それ以上精製することなく使用した。
LC−MS(方法2B):RT=1.64分, m/z=171(M+H)+。
実施例123A
6−クロロ−N’−ヒドロキシピリジン−2−カルボキシイミドアミド
ピリジン−2−カルボニトリル(500mg,4.0mmol)を10mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(376mg,5.0mmol)及びトリエチルアミン(474mg,5.0mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(573mg,理論値の81%)が得られた。
LC−MS(方法7B):RT=1.58分, m/z=172(M+H)+。
実施例124A
N’−ヒドロキシ−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド
2−メチル−4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(500mg,2.70mmol)を14mLのエタノールに溶解させた溶液に、ヒドロキシルアンモニウムクロリド(281mg,4.05mmol)及びトリエチルアミン(355mg,3.51mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を50℃で24時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を酢酸エチルに溶解させ、水で抽出した。その有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で蒸発させて、標題化合物(450mg,理論値の76%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=1.91分, m/z=219(M+H)+。
実施例125A
4−(5−オキソ−3−{3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(112mg,0.55mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(63mg,理論値の43%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.35分, m/z=531(M+H)+。
実施例126A
4−{3−[3−(3−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(85mg,0.55mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(90mg,理論値の68%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.27分, m/z=479(M−H)−。
実施例127A
4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(5.26g,14.52mmol)を105mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(4.71g,29.05mmol)、DBU(5.20g,34.13mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.75g,29.05mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(5.93g,29.05mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物をシリカゲル(溶媒:ジクロロメタン)を用いるフラッシュクロマトグラフィーで精製した。フラクションを蒸発させた後、得られた固体をアセトニトリル中で結晶化させて、標題化合物(1.52g,理論値の20%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.39分, m/z=531(M+H)+。
実施例128A
4−{3−[3−(4−ベンジルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、4−ベンジル−N’−ヒドロキシ−2−フェニルエタンイミドアミド(124mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(12mg,理論値の6%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.11分, m/z=477(M+H)+。
実施例129A
4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド(182mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(117mg,理論値の52%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.33分, m/z=547(M+H)+。
実施例130A
4−{3−[3−(3−メトキシ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3−メトキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(149mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(26mg,理論値の11%,純度90%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.29分, m/z=507(M+H)+。
実施例131A
4−{3−[3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(139mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(87mg,理論値の42%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.28分, m/z=495(M+H)+。
実施例132A
4−(3−{3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−メチル−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(180mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(126mg,理論値の43%,純度76%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.36分, m/z=545(M+H)+。
実施例133A
4−{3−[3−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(149mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(109mg,理論値の55%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.30分, m/z=477(M+H)+。
実施例134A
4−{3−[3−(3−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(124mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(67mg,理論値の32%,純度94%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.31分, m/z=477(M+H)+。
実施例135A
4−{3−[3−(2−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2−クロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(124mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(107mg,理論値の52%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.26分, m/z=497(M+H)+。
実施例136A
4−{3−[3−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−フルオロ−−N’−ヒドロキシ−4−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド(152mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(85mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.26分, m/z=511(M+H)+。
実施例137A
4−{3−[3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(124mg,0.83mmol,純度65%)を添加し、その混合物を110℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(87mg,理論値の37%,純度90%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.34分, m/z=511(M+H)+。
実施例138A
4−(5−オキソ−3−{3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド(364mg,0.83mmol,純度50%)を添加し、その混合物を110℃で5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(68mg,理論値の29%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=4.39分, m/z=546(M−H)−。
実施例139A
4−{3−[3−(3−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を2.6mLの1−メチル−2−ピロリドンに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(106mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド(68mg,0.41mmol)を添加し、その混合物を110℃で8時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水相中に白色の固体が形成され、それを濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(81mg,理論値の36%,純度90%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.17分, m/z=493(M+1)+。
実施例140A
4−{3−[3−(4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、4−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(127mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、水性フラクションの中に生じた固体を濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(33mg,理論値の16%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.19分, m/z=481(M+H)+。
実施例141A
4−{3−[3−(2,4−ジメチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2,4−ジメチルベンゼンカルボキシイミドアミド(136mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、水性フラクションの中に生じた固体を濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(54mg,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.31分, m/z=491(M+H)+。
実施例142A
4−(3−{3−[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(144mg,0.95mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(277mg,0.83mmol,純度65%)及びモレキュラーシーブを添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてその溶媒を蒸発させた後、白色の固体が得られ、それによって、標題化合物(63mg,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.26分, m/z=546(M+H)+。
実施例143A
4−{3−[3−(3,4−ジメチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(144mg,0.95mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3,4−ジメチルベンゼンカルボキシイミドアミド(136mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で5.5時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、標題化合物が得られた(16mg,理論値の8%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.36分, m/z=491(M+H)+。
実施例144A
4−{3−[3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(237mg,0.58mmol,純度45%)を添加し、その混合物を110℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、水性フラクションの中に生じた固体を濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(120mg,理論値の55%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.32分, m/z=511(M+H)+。
実施例145A
4−{3−[3−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(151mg,0.83mmol,純度92%)を添加し、その混合物を110℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。フラクションを集めてそこからアセトニトリルを蒸発させた後、水性フラクションの中に生じた固体を濾過し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(113mg,理論値の53%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=1.27分, m/z=495(M+H)+。
実施例146A
4−{3−[3−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(1.23g,3.40mmol)を34mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(1.10g,6.81mmol)、DBU(1.22mg,8.00mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(880mg,6.81mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2時間撹拌した。その後、3−クロロ−2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(1.42g,6.81mmol,純度90%)を添加し、その混合物を110℃で9時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物をアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(88mg,理論値の5%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.33分, m/z=515(M+H)+。
実施例147A
4−{3−[3−(6−クロロピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を4mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で3時間撹拌した。その後、6−クロロ−N’−ヒドロキシピリジン−2−カルボキシイミドアミド(142mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(31mg,理論値の14%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.10分, m/z=498(M+H)+。
実施例148A
4−(3−{3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(134mg,0.55mmol,純度91%)を添加し、その混合物を110℃で20時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を3mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(26mg,理論値の9%,純度50%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.32分, m/z=549(M+H)+。
実施例149A
4−(3−{3−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(164mg,0.55mmol,純度80%)を添加し、その混合物を110℃で11時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を3mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(62mg,理論値の40%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.37分, m/z=565(M+H)+。
実施例150A
4−(3−{3−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2−フルオロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(134mg,0.55mmol,純度91%)を添加し、その混合物を110℃で8時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を3mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(23mg,理論値の14%,純度91%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.14分, m/z=548(M+H)+。
実施例151A
4−{3−[3−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、5−クロロ−2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(122mg,0.55mmol,純度85%)を添加し、その混合物を110℃で11時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(19mg,理論値の13%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.32分, m/z=515(M+H)+。
実施例152A
4−{3−[3−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−クロロ−5−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(115mg,0.55mmol,純度90%)を添加し、その混合物を110℃で11時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(27mg,理論値の17%,純度93%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.31分, m/z=513(M−H)−。
実施例153A
4−(3−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(194mg,0.54mmol)を4mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(174mg,1.07mmol)、DBU(191mg,1.26mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(138mg,1.07mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(234mg,1.07mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(56mg,理論値の19%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.36分, m/z=545(M+H)+。
実施例154A
4−{3−[3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(134mg,0.83mmol)、DBU(148mg,0.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(107mg,0.837mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、3−クロロ−N’−ヒドロキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(153mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(101mg,理論値の48%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.31分, m/z=511(M+H)+。
実施例155A
4−{3−[3−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(170mg,0.47mmol)を3.4mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(152mg,0.94mmol)、DBU(168mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(121mg,0.94mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、5−クロロ−N’−ヒドロキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(173mg,0.94mmol)を添加し、その混合物を110℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(45mg,理論値の19%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.33分, m/z=511(M+H)+。
実施例156A
4−{3−[3−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(62mg,0.17mmol)を2.4mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(55mg,0.34mmol)、DBU(61mg,0.40mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(44mg,0.34mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で3時間撹拌した。その後、3−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド(74mg,0.34mmol,純度93%)を添加し、その混合物を110℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(37mg,理論値の41%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.26分, m/z=527(M+H)+。
実施例157A
4−{3−[3−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2.8mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で3時間撹拌した。その後、2,3−ジクロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(120mg,0.55mmol,純度95%)を添加し、その混合物を110℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶媒を蒸発させ、その粗製物を分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(63mg,理論値の43%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.33分, m/z=531(M+H)+。
実施例158A
4−{3−[3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2.8mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2時間撹拌した。その後、3−クロロ−4−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(104mg,0.55mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(76mg,理論値の51%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.34分, m/z=513(M+H)+。
実施例159A
4−(3−{3−[5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2.8mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2時間撹拌した。その後、5−クロロ−N’−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(132mg,0.55mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(54mg,理論値の34%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.35分, m/z=563(M−H)−。
実施例160A
4−(5−オキソ−3−{3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(151mg,0.42mmol)を4.2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(135mg,0.83mmol)、DBU(149mg,0.98mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(108mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシイミドアミド(171mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(111mg,理論値の50%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.18分, m/z=532(M+H)+。
実施例161A
4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(151mg,0.42mmol)を4.2mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(135mg,0.83mmol)、DBU(149mg,0.98mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(108mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキシイミドアミド(171mg,0.83mmol)を添加し、その混合物を110℃で12時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(104mg,理論値の47%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.20分, m/z=532(M+H)+。
実施例162A
4−{3−[3−(2−クロロピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(151mg,0.42mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(135mg,0.83mmol)、DBU(149mg,0.98mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(108mg,0.83mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2−クロロ−N’−ヒドロキシピリジン−3−カルボキシイミドアミド(157mg,0.83mmol,純度91%)を添加し、その混合物を110℃で8時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(42mg,理論値の20%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.10分, m/z=498(M+H)+。
実施例163A
4−(3−{3−[3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,0.28mmol)を2.8mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(89mg,0.55mmol)、DBU(99mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg,0.55mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−クロロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド(216mg,0.55mmol,純度65%)を添加し、その混合物を110℃で21時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(61mg,理論値の38%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.41分, m/z=581(M+H)+。
実施例164A
4−(3−{3−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(48mg,0.13mmol)を1.0mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(43mg,0.26mmol)、DBU(47mg,0.31mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(34mg,0.26mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2.5時間撹拌した。その後、2,6−ジクロロ−N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(372mg,0.26mmol,純度19%)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌し、次いで、室温で週末にかけて放置した。溶媒を蒸発させ、その粗製物を分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(11mg,理論値の14%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.32分, m/z=599(M+H)+。
実施例165A
4−{3−[3−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(55mg,0.15mmol)を1.5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(49mg,0.31mmol)、DBU(55mg,0.36mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(39mg,0.31mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2.5時間撹拌した。その後、3,5−ジクロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(108mg,0.30mmol,純度58%)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌し、次いで、室温で週末にかけて放置した。溶媒を蒸発させ、その粗製物を分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物が得られた(20mg,理論値の25%)。
LC−MS(方法3B):RT=2.91分, m/z=531(M+H)+。
実施例166A
4−(3−{3−[2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(187mg,0.52mmol)を3.7mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(167mg,1.03mmol)、DBU(185mg,1.21mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(133mg,1.03mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で2.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(372mg,0.26mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌し、次いで、室温で週末にかけて放置した。溶媒を蒸発させ、その粗製物を分取HPLC(水/アセトニトリル,0.1%ギ酸)で精製した。溶媒を蒸発させた後、生成物をアセトニトリルを用いて結晶化させた(21mg,理論値の7%)。
LC−MS(方法1B):RT=1.31分, m/z=599(M+H)+。
実施例167A
4−{3−[3−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(106mg,0.29mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(95mg,0.59mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(76mg,0.59mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(105mg,0.70mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、3−クロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.59mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(66mg,理論値の45%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.34分, MS(ESIPos):m/z=497[M+H]+。
実施例168A
4−{3−[3−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(101mg,0.28mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(90mg,0.56mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(72mg,0.56mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(99mg,0.65mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.56mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(67mg,理論値の48%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.17分, MS(ESIPos):m/z=507[M+H]+。
実施例169A
4−(5−オキソ−3−{3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(82mg,0.23mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(74mg,0.45mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(59mg,0.45mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(81mg,0.53mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.45mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(57mg,理論値の46%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.33分, MS(ESIPos):m/z=547[M+H]+。
実施例170A
4−{3−[3−(4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(109mg,0.30mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(98mg,0.60mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(98mg,0.60mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(108mg,0.71mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.60mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(46mg,理論値の31%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.24分, MS(ESIPos):m/z=493[M+H]+。
実施例171A
4−{3−[3−(4−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(106mg,0.29mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(95mg,0.59mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(76mg,0.59mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(105mg,0.69mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、4−クロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.60mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(54mg,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.34分, MS(ESIPos):m/z=497[M+H]+。
実施例172A
4−{3−[3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(105mg,0.29mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(94mg,0.58mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(75mg,0.58mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(104mg,0.68mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、2,4−ジフルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.58mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(39mg,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.24分, MS(ESIPos):m/z=499[M+H]+。
実施例173A
4−{3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(118mg,0.32mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(105mg,0.65mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(84mg,0.65mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(116mg,0.76mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.65mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(63mg,理論値の38%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.21分, MS(ESIPos):m/z=481[M+H]+。
実施例174A
4−{3−[3−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(109mg,0.30mmol)を3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(98mg,0.60mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(78mg,0.60mmol)、1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン(108mg,0.71mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で4時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド(100mg,0.60mmol)を添加し、その混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を2mLのアセトニトリルで稀釈し、分取HPLC(方法1A)で精製して、標題化合物(79mg,理論値の53%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分, MS(ESIPos):m/z=493[M+H]+。
実施例175A
4−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル]−1H−ピラゾール−5−アミン
一般的な手順2Aに従い、[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(324mg,1.70mmol)、4−(4−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン(300mg,1.55mmol)、XPhosプレ触媒(131mg,0.16mmol)、脱ガスしたジオキサン(15mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(5.4mL)の混合物を100℃で16時間撹拌した。分取HPLC(方法1A)に付して、標題化合物(101mg,理論値の22%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.96分, MS(ESIPos):m/z=304[M+H]+。
実施例176A
4−{5−オキソ−3−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順1Aに従い、4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(117mg,0.33mmol)と4−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル]−1H−ピラゾール−5−アミン(100mg,0.33mmol)を反応させて、標題化合物(36mg,理論値の20%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.32分, MS(ESINeg):m/z=537[M−H]−。
実施例177A
4−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−3−イル]−1H−ピラゾール−5−アミン
一般的な手順2Aに従い、[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(202mg,1.06mmol)、4−(3−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−5−アミン(230mg,0.97mmol)、XPhosプレ触媒(82mg,0.10mmol)、脱ガスしたジオキサン(10mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(3.4mL)の混合物を100℃で16時間撹拌した。分取HPLC(方法1A)に付して、標題化合物(156mg,理論値の53%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.95分, MS(ESIPos):m/z=304[M+H]+。
実施例178A
4−{5−オキソ−3−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順1Aに従い、4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(276mg,0.78mmol)と4−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−3−イル]−1H−ピラゾール−5−アミン(157mg,0.52mmol)を反応させて、標題化合物(166mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.32分, MS(ESINeg):m/z=537[M−H]−。
実施例179A
4−[4−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−5−アミン
5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボチオアミド(200mg,1.41mmol)及び2−ブロモ−1−(3−クロロフェニル)エタノン(328mg,1.41mmol)をエタノール(4mL)に溶解させ、環流しながら6時間加熱した。分取HPLC(方法1A)に付して、標題化合物(155mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.92分, MS(ESIPos):m/z=277[M+H]+。
実施例180A
4−{3−[4−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順1Aに従い、4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(299mg,0.84mmol)と4−[4−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1H−ピラゾール−5−アミン(155mg,0.56mmol)を反応させて、標題化合物(173mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.34分, MS(ESIPos):m/z=512[M+H]+。
実施例181A
4−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−1H−ピラゾール−5−アミン
5−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボチオアミド(200mg,1.41mmol)及び2−ブロモ−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン(376mg,1.41mmol)をエタノール(4mL)に溶解させ、環流しながら6時間加熱した。分取HPLC(方法1A)に付して、標題化合物(342mg,理論値の78%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.97分, MS(ESIPos):m/z=311[M+H]+。
実施例182A
4−(5−オキソ−3−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順1Aに従い、4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(588mg,1.65mmol)と4−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−1H−ピラゾール−5−アミン(342mg,1.10mmol)を反応させて、標題化合物(88mg,理論値の10%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.34分, MS(ESIPos):m/z=546[M+H]+。
実施例183A
4−(3−{[2−(2,2−ジメチルプロパノイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)及び2,2−ジメチルプロパンヒドラジド(72mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(55.4mg,理論値の25%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.80分, MS(ESIPos):m/z=461.4[M+H]+。
実施例184A
4−[3−(5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2,2−ジメチルプロパノイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(147mg,0.32mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(92mg,0.4mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(92mg,0.4mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(Burgess試薬,92mg,0.4mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。水を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(156mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.01分, MS(ESIPos):m/z=443.3[M+H]+。
実施例185A
4−[5−オキソ−3−({2−[4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ヒドラジノ}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)及び4−(トリフルオロメチル)ベンゾヒドラジド(127mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。水を添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(144.5mg,理論値の49.7%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.92分, MS(ESIPos):m/z=549.3[M+H]+。
実施例186A
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[5−オキソ−3−({2−[4−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ヒドラジノ}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(103mg,0.19mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(53.5mg,0.2mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(92mg,0.4mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。水(2mL)を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(109.5mg,理論値の51%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.19分, MS(ESIPos):m/z=531.4[M+H]+。
実施例187A
4−(3−{[2−(4−カルバモイルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.41mmol)及び4−(ヒドラジノカルボニル)ベンズアミド(111mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(92mg,理論値の39%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.69分, MS(ESIPos):m/z=524.4[M+H]+。
実施例188A
4−{3−[5−(4−シアノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(4−カルバモイルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(92mg,0.18mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(50.5mg,0.2mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(50.5mg,0.2mmol)を添加し、室温で2時間撹拌した。水(2mL)を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(73mg,理論値の57%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.04分, MS(ESIPos):m/z=488.4[M+H]+。
実施例189A
4−[3−({2−[(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)カルボニル]ヒドラジノ}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び1−メチル−1H−イミダゾール−5−カルボヒドラジド(87mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(29.8mg,理論値の13%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.65分, MS(ESIPos):m/z=485.3[M+H]+。
実施例190A
4−{3−[5−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)カルボニル]ヒドラジノ}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29.8mg,0.06mmol)をテトラヒドロフラン(1.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(17.6mg,0.07mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(17.6mg,0.07mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。水(2mL)を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(39mg,理論値の84%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.76分, MS(ESIPos):m/z=466.2[M+H]+。
実施例191A
4−(3−{[2−(3−クロロベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び3−クロロベンゾヒドラジド(105mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(97mg,理論値の45%)。
LC−MS(方法5B):Rt=0.88分, MS(ESIPos):m/z=515.4[M+H]+。
実施例192A
4−{3−[5−(3−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(3−クロロベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(93mg,0.2mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(60mg,0.25mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(159mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.17分, MS(ESIPos):m/z=497.4[M+H]+。
実施例193A
4−(3−{[2−(4−メチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び4−メチルベンゾヒドラジド(150mg,0.4mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(103mg,理論値の47%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.86分, MS(ESIPos):m/z=495.5[M+H]+。
実施例194A
4−(3−{[2−(2−メチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−メチルベンゾヒドラジド(93mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(117mg,理論値の56%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.85分, MS(ESIPos):m/z=495.4[M+H]+。
実施例195A
4−[5−オキソ−3−({2−[2−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ヒドラジノ}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−メチルベンゾヒドラジド(127mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(106mg,理論値の44%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.88分, MS(ESIPos):m/z=549.5[M+H]+。
実施例196A
4−(3−{[2−(メトキシアセチル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−メトキシアセトヒドラジド(150mg,0.4mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(121mg,理論値の65%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.69分, MS(ESIPos):m/z=449.4[M+H]+。
実施例197A
4−{3−[5−(メトキシメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(メトキシアセチル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(121mg,0.27mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(90mg,0.38mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(38mg,理論値の33%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.86分, MS(ESIPos):m/z=431.4[M+H]+。
実施例198A
4−(3−{[2−(シクロプロピルカルボニル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及びシクロプロパンカルボヒドラジド(62mg,0.6mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(80mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.73分, MS(ESIPos):m/z=445.4[M+H]+。
実施例199A
4−[3−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(シクロプロピルカルボニル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(80mg,0.18mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(60mg,0.25mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(46mg,理論値の56%)が得られた。
LC−MS(方法6B):Rt=2.78分, MS(ESIPos):m/z=427.2[M+H]+。
実施例200A
4−[5−オキソ−3−({2−[3−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ヒドラジノ}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び3−(トリフルオロメチル)ベンゾヒドラジド(126mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(154mg,理論値の68%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.93分, MS(ESIPos):m/z=549.5[M+H]+。
実施例201A
4−(5−オキソ−3−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[5−オキソ−3−({2−[3−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ヒドラジノ}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(102mg,0.19mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(53mg,0.22mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(53mg,0.22mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。水(2mL)を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(121mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法6B):Rt=1.14分, MS(ESIPos):m/z=531.2[M+H]+。
実施例202A
4−[3−({2−[(4−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジノ}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)及び2−(4−メトキシフェニル)アセトヒドラジド(119mg,0.66mmol)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.24mL,1.38mmol)及び(1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウム ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.66mmol)を添加し、その混合物を室温で2時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(113mg,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.85分, MS(ESIPos):m/z=525.4[M+H]+。
実施例203A
4−{3−[5−(4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(4−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジノ}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(59mg,0.11mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(37mg,0.16mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(195mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法6B):Rt=1.04分, MS(ESIPos):m/z=507.5[M+H]+。
実施例204A
4−(3−{[2−(シクロペンチルカルボニル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及びシクロペンタンカルボヒドラジド(79.5mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(112mg,理論値の57%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.81分, MS(ESIPos):m/z=471.4[M+H]+。
実施例205A
4−[3−(5−シクロペンチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(シクロペンチルカルボニル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(55mg,0.12mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(38.6mg,0.16mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(176mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.07分, MS(ESIPos):m/z=455.4[M+H]+。
実施例206A
4−(3−{[2−(2−フロイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−フロヒドラジド(78.3mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(65mg,理論値の34%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.75分, MS(ESIPos):m/z=471.4[M+H]+。
実施例207A
4−{3−[5−(2−フリル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2−フロイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(64mg,0.14mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(45mg,0.19mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(91mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.98分, MS(ESIPos):m/z=453.3[M+H]+。
実施例208A
4−(3−{[2−(4−tert−ブチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び4−tert−ブチルベンゾヒドラジド(119mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(119mg,理論値の54%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.00分, MS(ESIPos):m/z=537.5[M+H]+。
実施例209A
4−{3−[5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(4−tert−ブチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(119mg,0.22mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(73mg,0.31mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(167mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.31分, MS(ESIPos):m/z=519.5[M+H]+。
実施例210A
4−(5−オキソ−3−{[2−(フェニルアセチル)ヒドラジノ]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−フェニルアセトヒドラジド(93mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(55mg,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.84分, MS(ESIPos):m/z=495.5[M+H]+。
実施例211A
4−[3−(5−ベンジル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[2−(フェニルアセチル)ヒドラジノ]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,0.28mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(67.7mg,0.28mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(102mg,理論値の83%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.05分, MS(ESIPos):m/z=477.4[M+H]+。
実施例212A
4−(3−{[2−(4−メチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び4−メチルベンゾヒドラジド(150mg,0.41mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(265mg,1.2mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(103mg,理論値の47%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.86分, MS(ESIPos):m/z=495.5[M+H]+。
実施例213A
4−(3−{[2−(4−クロロベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び4−クロロベンゾヒドラジド(116mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(60mg,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.88分, MS(ESIPos):m/z=459.4[M+H]+。
実施例214A
4−{3−[5−(4−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(4−クロロベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60mg,0.12mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(39mg,0.16mmol)で室温で16時間処理した。クエン酸の溶液(水中10%)を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(73mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.17分, MS(ESIPos):m/z=497.4[M+H]+。
実施例215A
4−(3−{[2−(シクロヘキシルアセチル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−シクロヘキシルアセトヒドラジド(97mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(160mg,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.90分, MS(ESIPos):m/z=501.4[M+H]+。
実施例216A
4−{3−[5−(シクロヘキシルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(シクロヘキシルアセチル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(155mg,0.31mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(103mg,0.43mmol)で室温で16時間処理した。水を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(103mg,理論値の62%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.24分, MS(ESIPos):m/z=483.4[M+H]+。
実施例217A
4−(3−{[2−(2−メチルイソニコチノイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−メチルイソニコチノヒドラジド(94mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(24mg,理論値の12%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.67分, MS(ESIPos):m/z=495.2[M+H]+。
実施例218A
4−{3−[5−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2−メチルイソニコチノイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(22mg,0.05mmol)をテトラヒドロフラン(1mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(15mg,0.06mmol)で室温で16時間処理した。水を添加して反応を停止させ、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(21mg,理論値の97%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.92分, MS(ESIPos):m/z=478.4[M+H]+。
実施例219A
4−(3−{[2−(2−メトキシベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−メトキシベンゾヒドラジド(103mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(90mg,理論値の39%)が得られた。
LC−MS(方法6B):Rt=2.61分, MS(ESIPos):m/z=511.3[M+H]+。
実施例220A
4−{3−[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2−メトキシベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(85mg,0.23mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(55.6mg,0.23mmol)で室温で16時間処理した。水を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(56mg,理論値の68%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.03分, MS(ESIPos):m/z=493.3[M+H]+。
実施例221A
4−{3−[(2−イソニコチノイルヒドラジノ)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及びイソニコチノヒドラジド(85mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(124mg,理論値の60%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.69分, MS(ESIPos):m/z=482.4[M+H]+。
実施例222A
4−{5−オキソ−3−[5−(ピリジン−4−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−[(2−イソニコチノイルヒドラジノ)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(121mg,0.25mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(83.8mg,0.35mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(73mg,理論値の53%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.91分, MS(ESIPos):m/z=464.3[M+H]+。
実施例223A
4−(3−{[2−(2−フルオロベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,0.42mmol)及び2−フルオロベンゾヒドラジド(96mg,0.62mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1,5mL)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL,1.24mmol)及びN−[(ジメチルアミノ)(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イルオキシ)メチリデン]−N−メチル−メタンアミニウム−ヘキサフルオロホスフェート(266mg,0.62mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%トリフルオロ酢酸含有))で精製し、それによって、標題化合物(102mg,理論値の50%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.81分, MS(ESIPos):m/z=499.3[M+H]+。
実施例224A
4−{3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2−フルオロベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(86mg,0.17mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(57mg,0.24mmol)で室温で16時間処理した。水を添加し、その生成物を酢酸エチルで抽出した。その有機相を乾燥させ、それによって、標題化合物(80mg,理論値の83%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.09分, MS(ESIPos):m/z=481.3[M+H]+。
実施例225A
4−[3−(4−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
一般的な手順2Aに従い、4−メチル−2−フェニル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール(227mg,0.76mmol)、4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,0.50mmol)、XPhosプレ触媒(85mg,0.10mmol)、脱ガスしたTHF(10mL)及び脱ガスした1M K3PO4水溶液(1.5mL)の混合物を70℃で24時間撹拌した。収量:47mg,理論値の18%。
LC−MS(方法5B):Rt=1.17分, MS(ESIPos):m/z=492.3[M+H]+。
実施例226A
4−(5−オキソ−3−{3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキシイミドアミド(226mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その溶液から固体が析出した。その固体を濾過し、2mLのアセトニトリルで洗浄し、減圧下で乾燥させ、期待される生成物であることが示された(165mg,理論値の56%)。まだ生成物を含んでいるその濾液を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、さらに少量の標題化合物(37mg,純度64%,理論値の8%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.51分, MS(ESINeg):m/z=530[M−H]−。
実施例227A
4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボキシイミドアミド(226mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(119mg,理論値の41%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.40分, MS(ESINeg):m/z=530[M−H]−。
実施例228A
4−{5−オキソ−3−[3−(2,4,5−トリフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、2,4,5−トリフルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(210mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(71mg,理論値の25%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.51分, MS(ESINeg):m/z=515[M−H]−。
実施例229A
4−(3−{3−[(メチルスルホニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−(メチルスルホニル)エタンイミドアミド(168mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物の2つのフラクション(47mg,理論値の17%;及び、81mg,純度28%,理論値の9%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.12分, MS(ESINeg):m/z=477[M−H]−。
実施例230A
4−{5−オキソ−3−[3−(4,4,4−トリフルオロブチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−5,5,5−トリフルオロ−N’−ヒドロキシペンタンイミドアミド(188mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(177mg,理論値の64%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.43分, MS(ESINeg):m/z=495[M−H]−。
実施例231A
4−{3−[3−(1−シクロプロピルピペリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル トリフルオロ酢酸塩
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、1−シクロプロピル−N’−ヒドロキシピペリジン−4−カルボキシイミドアミド(202mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(155mg,理論値の45%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.93分, MS(ESINeg):m/z=508[M−H]−。
実施例232A
4−[3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンイミドアミド(128mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(179mg,理論値の73%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.45分, MS(ESINeg):m/z=441[M−H]−。
実施例233A
4−{3−[3−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(224mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(162mg,理論値の55%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.50分, MS(ESINeg):m/z=527[M−H]−。
実施例234A
4−{3−[3−(4−tert−ブチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、4−tert−ブチル−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(212mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その懸濁液を濾過した。回収した固体をジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(115mg,理論値の40%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=1.45分, MS(ESINeg):m/z=517[M−H]−。
実施例235A
4−(3−{3−[4−(ジメチルアミノ)−3−フルオロフェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、4−(ジメチルアミノ)−3−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(218mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(65mg,理論値の22%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分, MS(ESINeg):m/z=524[M+H]+。
実施例236A
4−{3−[3−(2−メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−(2−メチルフェニル)エタンイミドアミド(181mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(161mg,理論値の59%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.48分, MS(ESINeg):m/z=489[M−H]−。
実施例237A
4−[3−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(214mg,1.66mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシプロパンイミドアミド塩酸塩(138mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(104mg,理論値の45%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.32分, MS(ESINeg):m/z=413[M−H]−。
実施例238A
4−[3−(3−カルバモイル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(2Z)−2−アミノ−2−(ヒドロキシイミノ)アセトアミド(114mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(125mg,純度94%,理論値の50%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.09分, MS(ESINeg):m/z=428[M−H]−。
実施例239A
4−(3−{3−[(イソプロピルスルホニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−(イソプロピルスルホニル)エタンイミドアミド(199mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(24mg,純度93%,理論値の8%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.23分, MS(ESINeg):m/z=505[M−H]−。
実施例240A
4−{3−[3−(3,5−ジフルオロピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3,5−ジフルオロ−N’−ヒドロキシピリジン−2−カルボキシイミドアミド(191mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(25mg,理論値の9%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.34分, MS(ESINeg):m/z=498[M−H]−。
実施例241A
4−(3−{3−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(143mg,1.10mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−(1−メチルピペリジン−4−イル)エタンイミドアミド(189mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(281mg,純度91%,理論値の93%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.89分, MS(ESINeg):m/z=496[M−H]−。
実施例242A
4−(3−{3−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(400mg,1.10mmol)を10mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(358mg,2.21mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(285mg,2.21mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、4−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)安息香酸メチル(429mg,2.21mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その溶液から固体が析出した。その固体を濾過し、2mLのジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させ、目標の生成物であることが示されたが、依然として不純物を含んでいた。その混合物をシリカゲル(勾配 ジクロロメタン/メタノール)を用いるフラッシュクロマトグラフィーで精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(41mg,理論値の7%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.52分, MS(ESINeg):m/z=519[M−H]−。
実施例243A
4−{3−[3−(3−ニトロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(90mg,0.25mmol)を2.3mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(81mg,0.50mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(64mg,0.50mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−3−ニトロベンゼンカルボキシイミドアミド(90mg,0.50mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(62mg,理論値の47%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.50分, MS(ESINeg):m/z=506[M−H]−。
実施例244A
4−{3−[3−(2−メトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(214mg,1.66mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−N’−ヒドロキシ−3−メトキシプロパンイミドアミド(130mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(103mg,純度93%,理論値の39%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.24分, MS(ESINeg):m/z=443[M−H]−。
実施例245A
4−{5−オキソ−3−[3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(214mg,1.66mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシピリジン−4−カルボキシイミドアミド(151mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(174mg,理論値の65%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.28分, MS(ESINeg):m/z=462[M−H]−。
実施例246A
4−{3−[3−(3−アミノフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,0.55mmol)を5mLのジメチルホルムアミドに溶解させた溶液に、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(214mg,1.66mmol)を添加し、次いで、その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、3−アミノ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(167mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(178mg,純度88%,理論値の59%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.33分, MS(ESINeg):m/z=476[M−H]−。
実施例247A
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10.0g,25.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(200mL,1.1mmol)に溶解させた溶液に、アルゴン下、炭酸カリウム(6.96g,50.3mmol)及び1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン(3.8mL,28mmol)を添加した。その混合物を45℃で1時間撹拌し、次いで、2リットルの水に注いだ。生じた固体(これは、酸素/窒素 PMB−保護ピロリドンの1/1混合物である)を濾過し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、5.46g(純度100%,理論値の42%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.72分;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(2.08),1.409(16.00),1.555(0.14),1.576(0.36),1.585(0.37),1.607(0.40),1.617(0.37),1.638(0.16),1.648(0.13),1.973(0.49),2.005(0.42),2.879(0.17),3.313(1.32),3.503(0.16),3.526(0.19),3.533(0.31),3.541(0.18),3.563(0.15),4.077(0.29),4.105(0.28),5.373(2.73),6.546(1.69),6.932(0.18),6.939(1.44),6.944(0.50),6.956(0.53),6.961(1.54),6.968(0.18),7.458(0.19),7.465(1.45),7.487(1.34),7.494(0.16),8.203(1.71)。
実施例248A
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(14.3g,純度71%,29.5mmol)をエタノール(300mL)に溶解させた溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(1:1)(3.08g,44.3mmol)及びトリエチルアミン(5.3mL,38mmol)を添加した。その混合物を50℃で一晩撹拌した後、酢酸エチルで稀釈した。その有機相を単離し、水及び塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、標題化合物が得られた。該化合物は、純度は53%であったが、それ以上精製することなく次の段階で使用することができた。
得られた量は、9.83g(純度53%,理論値の47%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.91分; MS(ESIneg):m/z=375[M−H]−。
実施例249A
4−{3−[3−(2−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びエチルジイソプロピルアミン(190μL,1.13mmol)を添加した。その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−2−(2−クロロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(204mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、128mg(純度92%,理論値の42%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.51分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例250A
4−{3−[3−(4−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)
(1Z)−2−(4−クロロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(204mg,1.10mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)
エチルジイソプロピルアミン(190μL,1.1mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、117mg(純度95%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.52分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例251A
4−{3−[3−(エトキシカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,276μmol)
(2Z)−アミノ(ヒドロキシイミノ)エタン酸エチル(365mg,2.76mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)
エチルジイソプロピルアミン(190μL,1.1mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、40.0mg(純度98%,理論値の31%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.31分; MS(ESIneg):m/z=457[M−H]−。
実施例252A
4−[3−(3−{[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(286mg,790μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、1,1’−カルボニルジイミダゾール(256mg,1.58mmol)及びエチルジイソプロピルアミン(280μL,1.6mmol)を添加した。その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、[(2Z)−2−アミノ−2−(ヒドロキシイミノ)エチル]カルバミン酸tert−ブチル(318mg,純度94%,1.58mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。新たなエチルジイソプロピルアミン(140μL,0.8mmol)を添加し、次いで、その混合物を110℃でもう一晩撹拌し、130℃で2日間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、158mg(純度98%,理論値の38%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.34分; MS(ESIneg):m/z=514[M−H]−。
実施例253A
4−{3−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(300mg,828μmol)
(1Z)−2−(3,4−ジクロロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(363mg,1.66mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(268mg,1.66mmol)
エチルジイソプロピルアミン(290μL,1.7mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(7.5mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、163mg(純度100%,理論値の36%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.58分; MS(ESIneg):m/z=543[M−H]−。
実施例254A
4−{3−[3−(4−メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)
(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−(4−メチルフェニル)エタンイミドアミド(181mg,1.10mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)
エチルジイソプロピルアミン(190μL,1.1mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、130mg(純度100%,理論値の48%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.51分; MS(ESIneg):m/z=489[M−H]−。
実施例255A
4−{5−オキソ−3−[3−(1−フェニルエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)
(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−フェニルプロパンイミドアミド(181mg,1.10mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)
エチルジイソプロピルアミン(290μL,1.7mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、56.0mg(純度100%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.51分; MS(ESIneg):m/z=489[M−H]−。
実施例256A
4−{3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
2−フルオロ安息香酸(60.0mg,純度97%,415μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(262mg,純度99%,498μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(85μL,500μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(297mg,純度58%,457μmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物をシリカゲル(勾配 ジクロロメタン/メタノール)を用いるフラッシュクロマトグラフィーで精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。これは、まだ不純物を含んでいることが示されたが、次の段階でそのまま使用した。
得られた量は、345mg(純度53%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.49分; MS(ESIneg):m/z=479[M−H]−。
実施例257A
4−{3−[5−(3−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
(3−クロロフェニル)酢酸(50.0mg,293μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.2mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(183mg,352μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(61μL,350μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(209mg,純度58%,322μmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、54.0mg(純度92%,理論値の30%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.51分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例258A
4−{3−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(245mg,純度58%,378μmol)
3−クロロ−2−フルオロ安息香酸(60.0mg,344μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(217mg,純度99%,412μmol)
エチルジイソプロピルアミン(70μL,410μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、82.0mg(純度100%,理論値の42%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分; MS(ESIneg):m/z=513[M−H]−。
実施例259A
4−{3−[5−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(279mg,純度58%,429μmol)
2−メトキシ安息香酸(60.0mg,純度99%,390μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(246mg,純度99%,468μmol)
エチルジイソプロピルアミン(80μL,470μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、39.0mg(純度100%,理論値の18%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.47分; MS(ESIneg):m/z=491[M−H]−。
実施例260A
4−{3−[5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(308mg,純度58%,475μmol)
4−メチル安息香酸(60.0mg,純度98%,432μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(272mg,純度99%,518μmol)
エチルジイソプロピルアミン(88μL,520μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、39.0mg(純度94%,理論値の16%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分; MS(ESIneg):m/z=475[M−H]−。
実施例261A
5−{7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸
4−{3−[3−(エトキシカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,純度97%,106μmol)をメタノール/オキソラン/水の1/1/1混合物(1.0mL/1.0mL/1.0mL)に溶解させた溶液に、水酸化リチウム(2.59mg,純度98%,106μmol)を添加した。その反応混合物を室温で2時間撹拌した。予め水に溶解させておいた2番目の水酸化リチウム(2.59mg,純度98%,106μmol)を添加し、1時間撹拌を続けた。その混合物を、1.0M 水性塩酸を用いて僅かに酸性とし、酢酸エチルで3回抽出した。次いで、その有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。
得られた量は、36.0mg(純度99%,理論値の78%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=375[M+H−(CH3)3]+。
実施例262A
4−(5−オキソ−3−{3−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(183mg,505μmol)
(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エタンイミドアミド(380mg,純度58%,1.01mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(164mg,1.01mmol)
エチルジイソプロピルアミン(260μL,1.5mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、41.0mg(純度100%,理論値の15%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.53分; MS(ESIneg):m/z=543[M−H]−。
実施例263A
4−{5−オキソ−3−[3−(2−フェニルプロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(87.4mg,241μmol)
(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−メチル−2−フェニルプロパンイミドアミド(86.0mg,純度100%,483μmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(78.2mg,483μmol)
エチルジイソプロピルアミン(130μL,720μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、10.0mg(純度100%,理論値の8%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.55分; MS(ESIneg):m/z=503[M−H]−。
実施例264A
4−{3−[3−(4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)
(1Z)−2−(4−フルオロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(186mg,1.10mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)
エチルジイソプロピルアミン(190μL,1.1mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、96.0mg(純度98%,理論値の34%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.45分; MS(ESIneg):m/z=493[M−H]−。
実施例265A
4−{3−[5−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(315mg,純度58%,485μmol)
2−メチル安息香酸(60.0mg,441μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(278mg,純度99%,529μmol)
エチルジイソプロピルアミン(90μL,530μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、58.0mg(純度100%,理論値の25%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分; MS(ESIneg):m/z=475[M−H]−。
実施例266A
4−{3−[5−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−クロロ安息香酸(60.0mg,383μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(242mg,純度99%,460μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(78μL,460μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(274mg,純度58%,422μmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を濃縮し、次の段階でそのまま使用した。
得られた量は、649mg(純度24%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.59分; MS(ESIneg):m/z=495[M−H]−。
実施例267A
4−(5−オキソ−3−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(225mg,純度58%,347μmol)
3−(トリフルオロメチル)安息香酸(60.0mg,316μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(199mg,純度99%,379μmol)
エチルジイソプロピルアミン(64μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、53.0mg(純度99%,理論値の28%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.60分; MS(ESIneg):m/z=529[M−H]−。
実施例268A
4−[3−(5−ベンジル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(311mg,純度58%,480μmol)
フェニル酢酸(60.0mg,純度99%,436μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(275mg,純度99%,524μmol)
エチルジイソプロピルアミン(89μL,520μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、118mg(純度86%,理論値の44%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.45分; MS(ESIneg):m/z=475[M−H]−。
実施例269A
4−{3−[5−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(251mg,純度58%,387μmol)
3−クロロ−2−メチル安息香酸(60.0mg,352μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(222mg,純度99%,422μmol)
エチルジイソプロピルアミン(72μL,420μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、36.0mg(純度100%,理論値の18%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.65分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例270A
4−{3−[5−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(251mg,純度58%,387μmol)
5−クロロ−2−メチル安息香酸(60.0mg,352μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(222mg,純度99%,422μmol)
エチルジイソプロピルアミン(72μL,420μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、50.0mg(純度100%,理論値の25%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.65分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例271A
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(225mg,純度58%,347μmol)
4−(トリフルオロメチル)安息香酸(60.0mg,316μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(199mg,純度99%,379μmol)
エチルジイソプロピルアミン(64μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、57.0mg(純度100%,理論値の31%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.60分; MS(ESIneg):m/z=529[M−H]−。
実施例272A
4−(3−{5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(191mg,純度58%,294μmol)
2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(60.0mg,267μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(169mg,純度99%,321μmol)
エチルジイソプロピルアミン(55μL,320μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、51.0mg(純度99%,理論値の30%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.67分; MS(ESIneg):m/z=563[M−H]−。
実施例273A
4−{3−[5−(4−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(274mg,純度58%,422μmol)
4−クロロ安息香酸(60.0mg,383μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(242mg,純度99%,460μmol)
エチルジイソプロピルアミン(78μL,460μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、41.0mg(純度96%,理論値の19%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.59分; MS(ESIneg):m/z=495[M−H]−。
実施例274A
4−{3−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(224mg,純度58%,346μmol)
3,5−ジクロロ安息香酸(60.0mg,314μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(198mg,純度99%,377μmol)
エチルジイソプロピルアミン(64μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、25.0mg(純度77%,理論値の10%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.42分; MS(ESIneg):m/z=529[M−H]−。
実施例275A
4−{3−[5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(198mg,純度58%,306μmol)
5−クロロ−2−フルオロ安息香酸(50.0mg,純度97%,278μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(175mg,純度99%,333μmol)
エチルジイソプロピルアミン(57μL,330μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、27.0mg(純度87%,理論値の15%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分; MS(ESIneg):m/z=513[M−H]−。
実施例276A
4−(5−オキソ−3−{5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(202mg,純度58%,311μmol)
2−(トリフルオロメトキシ)安息香酸(60.0mg,純度97%,282μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(178mg,純度99%,339μmol)
エチルジイソプロピルアミン(58μL,340μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、45.0mg(純度93%,理論値の25%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.59分; MS(ESIneg):m/z=545[M−H]−。
実施例277A
4−{3−[5−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(230mg,純度58%,354μmol)
3−クロロ−4−メトキシ安息香酸(60.0mg,322μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(203mg,純度99%,386μmol)
エチルジイソプロピルアミン(66μL,390μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)
標題化合物は、実施例257Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、10.0mg(純度72%,理論値の4%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分; MS(ESIneg):m/z=525[M−H]−。
実施例278A
4−(3−{3−[ヒドロキシ(フェニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(500mg,1.38mmol)
(1Z)−N’,2−ジヒドロキシ−2−フェニルエタンイミドアミド(459mg,2.76mmol)
1,1’−カルボニルジイミダゾール(447mg,2.76mmol)
エチルジイソプロピルアミン(720μL,4.1mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(51mL)
標題化合物は、実施例249Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、64.0mg(純度85%,理論値の8%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.29分; MS(ESIneg):m/z=491[M−H]−。
実施例279A
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]酢酸(70.4mg,320μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、66.0mg(純度97%,理論値の32%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.54分; MS(ESIneg):m/z=559[M−H]−。
実施例280A
4−{3−[5−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
(3,5−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)酢酸(64.7mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、60.0mg(純度100%,理論値の31%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.47分; MS(ESIneg):m/z=541[M−H]−。
実施例281A
4−(3−{5−[rac−1−(4−メトキシフェニル)プロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
rac−2−(4−メトキシフェニル)ブタン酸(62.2mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、43.0mg(純度93%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.56分; MS(ESIneg):m/z=533[M−H]−。
実施例282A
4−(3−{5−[2−(4−メトキシフェニル)プロパン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
2−(4−メトキシフェニル)−2−メチルプロパン酸(62.2mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、32.0mg(純度96%,理論値の16%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.55分; MS(ESIneg):m/z=533[M−H]−。
実施例283A
4−{5−オキソ−3−[5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボン酸(41.6mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、60.0mg(純度94%,理論値の34%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.28分; MS(ESIneg):m/z=469[M−H]−。
実施例284A
4−(3−{5−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]酢酸(64.7mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、40.0mg(純度98%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.45分; MS(ESIneg):m/z=541[M−H]−。
実施例285A
4−(3−{5−[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
1−(4−メトキシフェニル)シクロプロパンカルボン酸(61.5mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、43.0mg(純度100%,理論値の23%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.53分; MS(ESIneg):m/z=531[M−H]−。
実施例286A
4−{3−[5−(2−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
(2−フルオロ−4−メトキシフェニル)酢酸(58.9mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、65.0mg(純度100%,理論値の35%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.45分; MS(ESIneg):m/z=523[M−H]−。
実施例287A
4−{3−[5−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)酢酸(58.9mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、74.0mg(純度97%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.43分; MS(ESIneg):m/z=523[M−H]−。
実施例288A
4−{3−[5−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−クロロ−4−メチル安息香酸(119mg,700μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(442mg,純度99%,840μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(140μL,840μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(500mg,純度58%,770μmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有)、次いで、純粋な2−メトキシ−2−メチルプロパン)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、85.0mg(純度93%,理論値の20%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.66分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例289A
4−(3−{5−[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.20g,純度58%,1.85mmol)
4−メチル−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(343mg,1.68mmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(1.06g,純度99%,2.02mmol)
エチルジイソプロピルアミン(340μL,2.0mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(30mL)
標題化合物は、実施例と同じ手順に従って調製した。288A.
得られた量は、35.0mg(純度98%,理論値の3%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.61分; MS(ESIneg):m/z=543[M−H]−。
実施例290A
4−{3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,96.6μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL)に懸濁させた懸濁液に、2,4−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール(69.3mg,290μmol)及びリン酸三カリウム(390μL,水中1.0M,390μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて10分間脱ガスした後、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(10.6mg,14.5μmol)及びトリシクロヘキシルホスフィン(8.13mg,29.0μmol)を添加した。その反応物をマイクロ波オーブンの中で140℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、21.0mg(純度98%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.66分; MS(ESIpos):m/z=550[M+H]+。
実施例291A
4−(3−{5−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
(6−メトキシピリジン−3−イル)酢酸(53.5mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、48.0mg(純度100%,理論値の27%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.35分; MS(ESIneg):m/z=506[M−H]−。
実施例292A
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(プロパン−2−イルオキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,純度53%,352μmol)
[4−(プロパン−2−イルオキシ)フェニル]酢酸(62.2mg,320μmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(200mg,384μmol)
エチルジイソプロピルアミン(67μL,380μmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(4.0mL)
標題化合物は、実施例279Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、56.0mg(純度98%,理論値の29%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.55分; MS(ESIneg):m/z=533[M−H]−。
実施例293A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,純度97%,281μmol)を1,4−ジオキサン(3.0mL)に懸濁させた懸濁液に、2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール(190mg,844μmol)及びリン酸三カリウム(1.1mL,水中1.0M,1.1mmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて10分間脱ガスした後、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(30.9mg,42.2μmol)及びトリシクロヘキシルホスフィン(23.7mg,84.4μmol)を添加した。その反応物をマイクロ波オーブンの中で140℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、36.0mg(純度100%,理論値の24%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.65分; MS(ESIpos):m/z=536[M+H]+。
実施例294A
4−{3−(ベンゾイルアミノ)−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(300mg,純度72%,417μmol)、ベンズアミド(126mg,1.04mmol)、リン酸三カリウム(124mg,584μmol)、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート(=tBuBrettPhos Pd G3)(21.4mg,25.0μmol)、2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(=tBuBrettPhos)(12.1mg,25.0μmol)の混合物をフラスコに添加し、アルゴンを流した後、3.0mLのtert−ブタノールに懸濁させた。その懸濁液を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を濾過し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、46.0mg(純度100%,理論値の17%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.56分; MS(ESIneg):m/z=556[M−H]−。
実施例295A
4−(3−{3−[2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(865mg,2.39mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(23mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、1,1’−カルボニルジイミダゾール(774mg,4.78mmol)及びエチルジイソプロピルアミン(830μL,4.8mmol)を添加した。その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、(1Z)−2−(4−フルオロフェニル)−N’−ヒドロキシ−2−メチルプロパンイミドアミド(956mg,純度98%,4.78mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を濃縮し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、904mg(純度94%,理論値の68%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.56分; MS(ESIneg):m/z=521[M−H]−。
実施例296A
4−{5−オキソ−3−[5−(プロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
2−メチルプロパン酸(56.4mg,640μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(8.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(400mg,768μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(130μL,770μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(500mg,純度53%,704μmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、48.0mg(純度97%,理論値の15%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.11分; MS(ESIneg):m/z=427[M−H]−。
実施例297A
4−[3−(5−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.75g,純度64%,2.98mmol)
2,2−ジメチルプロパン酸(276mg,2.70mmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(1.69g,3.25mmol)
エチルジイソプロピルアミン(570μL,3.2mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(34mL)
標題化合物は、実施例296Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、255mg(純度100%,理論値の19%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.48分; MS(ESIneg):m/z=441[M−H]−。
実施例298A
4−{3−(2−エチル−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(75.0mg,145μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液に、2−エチル−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール(44.0mg,174μmol)、リン酸三カリウム(435μL,水中1.0M,435μmol)及びXPhos Pd G3(3.1mg,4μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて2分間脱ガスし、110℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、57mg(純度98%,理論値の68%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.74分; MS(ESIpos):m/z=564[M+H]+。
実施例299A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−[4−メチル−2−(プロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,96.6μmol)を1,4−ジオキサン(1.5mL)に懸濁させた懸濁液に、4−メチル−2−(プロパン−2−イル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール(31.0mg,116μmol)、リン酸三カリウム(290μL,水中1.0M,290μmol)及びXPhos Pd G3(2.0mg,2μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて2分間脱ガスし、70℃で一晩撹拌した。新たな4−メチル−2−(プロパン−2−イル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール(31.0mg,116μmol)及びXPhos Pd G3(2.0mg,2μmol)を添加し、撹拌を110℃で1時間続けた。室温まで冷却した後、その混合物を濾過し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、52mg(純度99%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.80分; MS(ESIpos):m/z=578[M+H]+。
実施例300A
4−(5−オキソ−3−{3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(500mg,1.38mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(13mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、1,1’−カルボニルジイミダゾール(268mg,1.66mmol)を添加した。その反応混合物を室温で10分間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(966mg,純度35%,1.66mmol)を添加した。その混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、60℃で一晩撹拌し、75℃で3.5時間撹拌し、110℃で一晩撹拌し、最後に、130℃で4時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、305mg(純度100%,理論値の42%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.53分; MS(ESIneg):m/z=529[M−H]−。
実施例301A
4−{3−[5−(ビシクロ[2.2.2]オクタ−1−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸(100mg,648μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(11mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(409mg,純度99%,778μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(130μL,780μmol)を添加した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。その後、4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(842mg,純度58%,1.30mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させた後で回収した混合物をアセトニトリルで稀釈し、撹拌した。形成された固体を濾過して、標題化合物が得られた。
得られた量は、30mg(純度97%,理論値の4%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.67分; MS(ESIneg):m/z=493[M−H]−。
実施例302A
4−[3−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.31g,純度58%,2.02mmol)
プロパン酸(100μL,1.3mmol)
(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(851mg,純度99%,1.62mmol)
エチルジイソプロピルアミン(280μL,1.6mmol)
N,N−ジメチルホルムアミド(24mL)
標題化合物は、実施例296Aと同じ手順に従って調製した。
得られた量は、180mg(純度95%,理論値の20%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.31分; MS(ESIneg):m/z=413[M−H]−。
実施例303A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(3−フェニル−1,2−オキサゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,193μmol)を1,4−ジオキサン(3.0mL)に懸濁させた懸濁液に、3−フェニル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2−オキサゾール(94.3mg,348μmol)、リン酸三カリウム(580μL,水中1.0M,580μmol)及びXPhos Pd G3(4.1mg,5μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて2分間脱ガスし、110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を濾過し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、43mg(純度100%,理論値の38%)であった。
LC−MS(方法6B):Rt=5.09分; MS(ESIpos):m/z=582[M+H]+。
実施例304A
4−(5−オキソ−3−{3−[1−(プロパン−2−イル)ピペリジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、1,1’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)及びエチルジイソプロピルアミン(190μL,1.1mmol)を添加した。その反応混合物を90℃で1.5時間撹拌した。その後、N’−ヒドロキシ−1−(プロパン−2−イル)ピペリジン−4−カルボキシイミドアミド(205mg,1.10mmol)を添加し、その混合物を110℃で一晩撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。
得られた量は、174mg(純度100%,理論値の62%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.90分; MS(ESIpos):m/z=512[M+H]+。
実施例305A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
3−アミノ−5−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(5g,30mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10.5g,30mmol)を、アセトニトリル(85mL,1791mmol)の中で、60℃で1.5時間加熱した。トリエチルアミン(12.4mL,69mmol)を添加し、その混合物を環流温度で16時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を水と酢酸エチルの間で分配させた。その有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びブラインで抽出した。その有機相を硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、11.3g(理論値の94%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.03分; MS(ESIneg):m/z=403[M−H]−。
実施例306A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(11.3g,28.0mmol)と水酸化カリウム水溶液(50mL,2.0M,100mmol)を、THF(50mL,620mmol)の中で、65℃で16時間撹拌した。水酸化リチウム(1.34g,56.0mmol)を添加し、その混合物を環流温度で2時間か撹拌した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、減圧下で乾燥させた。その残渣を水に溶解させ、pHが3になるまで希塩酸水溶液を添加した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、4.44g(純度93%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.81分; MS(ESIneg):m/z=375[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.389(0.22),1.416(16.00),1.490(0.20),1.512(0.51),1.520(0.52),1.543(0.56),1.551(0.53),1.572(0.30),1.934(0.76),1.965(0.66),2.407(4.95),2.857(0.29),3.310(0.38),3.337(0.51),3.368(0.22),4.063(0.49),4.092(0.47),5.966(1.52),10.699(0.03),12.695(0.04)。
実施例307A
2−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル
[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]酢酸(270mg,1.33mmol)及びヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(264mg,2.00mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.0mL,26mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(700μL,4.0mmol)及びHATU(760mg,2.00mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水及びクエン酸水溶液(10%)で洗浄した。その有機相を硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、減圧下で乾燥させて、当該粗製生成物が得られた。得られた量は、1114mgであった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.81分; MS(ESIneg):m/z=315[M−H]−。
実施例308A
2−(3−クロロ−2−フルオロベンゾイル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル
3−クロロ−2−フルオロ安息香酸(270mg,1.54mmol)及びヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(306mg,2.32mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.3mL,30mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(810μL,4.6mmol)及びHATU(881mg,2.32mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水及びクエン酸水溶液(10%)で洗浄した。その有機相を硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、減圧下で乾燥させて、当該粗製生成物が得られた。得られた量は、1017mgであった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.81分; MS(ESIneg):m/z=287[M−H]−。
実施例309A
2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]酢酸(250mg,1.14mmol)及びヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(225mg,1.70mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.0mL,26mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(590μL,3.4mmol)及びHATU(648mg,1.70mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水及びブラインで洗浄した。その有機相を硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、減圧下で乾燥させて、当該粗製生成物が得られた。得られた量は、819mgであった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.94分; MS(ESIneg):m/z=333[M−H]−。
実施例310A
2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アセトヒドラジド塩酸塩
2−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(633mg,2.00mmol)を1,4−ジオキサン(5.0mL,58mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサン中の塩酸(1.0mL,4.0M,4.0mmol)で、室温で4時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、478mg(理論値の95%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.52分; MS(ESIpos):m/z=217[M+H]+。
実施例311A
3−クロロ−2−フルオロベンゾヒドラジド塩酸塩
2−(3−クロロ−2−フルオロベンゾイル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(577mg,2.00mmol)を1,4−ジオキサン(5.0mL,58mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサン中の塩酸(1.0mL,4.0M,4.0mmol)で、室温で4時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、161mg(理論値の35%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.48分; MS(ESIpos):m/z=189[M+H]+。
実施例312A
2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセトヒドラジド塩酸塩
2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(380mg,1.14mmol)を1,4−ジオキサン(4.0mL,47mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサン中の塩酸(1.0mL,4.0M,4.0mmol)で、室温で4時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、269mg(理論値の87%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.31分; MS(ESIpos):m/z=235[M+H]+。
実施例313A
4−[3−(4−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60.0mg,159μmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,790μmol)及び1−ブロモ−3,3−ジメチルブタン−2−オン(17μL,130μmol)を、エタノール(2.4mL,41mmol)の中で、70℃で1時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、14.8mg(純度100%,理論値の20%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.36分; MS(ESIpos):m/z=458[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.351(15.01),1.421(16.00),1.544(0.15),1.565(0.37),1.575(0.42),1.596(0.39),1.604(0.36),1.627(0.16),1.996(0.45),2.026(0.39),2.888(0.21),3.422(0.10),4.092(0.36),4.118(0.34),6.059(0.07),7.158(0.72),8.369(0.10),10.677(0.06)。
実施例314A
4−(3−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(959mg,2.70mmol)及び4−エチル−1H−ピラゾール−3−アミン(300mg,2.70mmol)を、アセトニトリル(10mL,210mmol)の中で、60℃で1.5時間撹拌した。溶媒を除去した。1−メトキシ−2−プロパノール(10mL,100mmol)及びリン酸三カリウム(1.15g,5.40mmol)を添加し、その混合物を110℃で1.5時間撹拌した。溶媒を除去し、その残渣を水と酢酸エチルの間で分配させた。その有機相を飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びブラインで洗浄した。硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、532mg(純度100%,理論値の57%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.92分; MS(ESIneg):m/z=345[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(0.32),1.092(1.43),1.111(2.97),1.129(1.48),1.415(16.00),1.468(0.19),1.478(0.22),1.500(0.55),1.509(0.56),1.531(0.60),1.540(0.56),1.562(0.26),1.571(0.28),1.948(0.77),1.979(0.68),2.449(0.49),2.468(1.43),2.487(1.40),2.507(1.28),2.847(0.28),3.323(0.46),3.342(0.48),3.372(0.21),4.066(0.47),4.094(0.45),5.766(1.24),7.686(1.48),11.970(0.57)。
実施例315A
4−[5−オキソ−3−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,265μmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(230μL,1.3mmol)及び2−ブロモ−1−フェニルエタノン(52.7mg,265μmol)を、エタノール(4.0mL,69mmol)中で、70℃で1時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、57.6mg(純度96%,理論値の44%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.29分; MS(ESIpos):m/z=478[M+H]+。
実施例316A
4−{3−[4−(2−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(80.0mg,212μmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(180μL,1.1mmol)及び2−ブロモ−1−フェニルエタノン(29μL,210μmol)を、エタノール(3.2mL,55mmol)の中で、70℃で1時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、66.1mg(純度99%,理論値の62%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.33分; MS(ESIpos):m/z=496[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.426(16.00),1.557(0.13),1.566(0.16),1.587(0.36),1.596(0.36),1.618(0.38),1.627(0.35),1.647(0.16),1.658(0.14),2.022(0.47),2.051(0.41),2.903(0.20),3.489(0.12),4.104(0.33),4.132(0.31),6.239(0.03),7.323(0.25),7.343(0.61),7.362(0.61),7.371(0.48),7.380(0.45),7.406(0.21),7.410(0.24),7.419(0.26),7.424(0.36),7.430(0.27),7.436(0.19),7.443(0.27),7.457(0.09),7.461(0.08),7.911(0.99),7.916(0.96),8.328(0.15),8.346(0.23),8.365(0.14),11.222(0.02)。
実施例317A
4−[3−(5−メチル−4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60.0mg,159μmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,790μmol)及び2−ブロモ−1−フェニルエタノン(24μL,160μmol)を、エタノール(2.4mL,41mmol)の中で、70℃で1時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、14.0mg(純度100%,理論値の18%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.36分; MS(ESIpos):m/z=492[M+H]+。
実施例318A
4−{3−[4−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(40.0mg,106μmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(92μL,530μmol)及び2−ブロモ−1−フェニルエタノン(16μL,110μmol)を、エタノール(1.6mL,27mmol)の中で、70℃で1時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、12.0mg(純度96%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.37分; MS(ESIpos):m/z=492[M+H]+。
実施例319A
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボチオアミド(550mg,1.55mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,1.41mmol)を、アセトニトリル(3.3mL,63mmol)の中で、60℃で3時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を1−メトキシ−2−プロパノール(3.3mL,34mmol)に溶解させた。三リン酸カリウム(597mg,2.81mmol)を添加し、その混合物を100℃で2時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣をクエン酸水溶液(10%)と酢酸エチルの間で分配させた。その水溶液を酢酸エチルで2回抽出した。その有機相を水及びブラインで抽出した。その有機相を硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、2950mg(純度95%,理論値の66%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.878分; MS(ESIpos):m/z=378[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.385(4.73),1.414(16.00),1.511(0.13),1.518(0.14),1.541(0.37),1.550(0.36),1.571(0.45),1.580(0.36),1.602(0.17),1.612(0.14),1.946(0.52),1.977(0.44),2.072(2.84),2.108(1.56),2.524(0.17),2.858(0.22),4.070(0.35),4.099(0.34),6.101(0.22),8.448(1.60),9.383(0.19),9.467(0.50),11.820(0.17)。
実施例320A
4−(3−{[2−(3−クロロ−2−フルオロベンゾイル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸及び3−クロロ−2−フルオロベンゾヒドラジド塩酸塩(1:1)(117mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(236mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%トリフルオロ酢酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、64.5mg(純度100%,理論値の29%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=533[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.418(16.00),1.526(0.15),1.537(0.16),1.544(0.24),1.551(0.30),1.556(0.28),1.576(0.28),1.600(0.12),1.944(0.10),1.975(0.42),2.000(0.33),2.863(0.15),3.375(0.15),4.089(0.28),6.045(0.08),7.359(0.27),7.374(0.57),7.390(0.32),7.577(0.20),7.580(0.23),7.592(0.38),7.605(0.19),7.608(0.17),7.770(0.24),7.773(0.24),7.787(0.37),7.800(0.23),7.804(0.21),8.396(0.36),10.458(0.05),10.528(0.18),10.918(0.04)。
実施例321A
4−{3−[(2−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジニル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アセトヒドラジド塩酸塩(1:1)(134mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(236mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%トリフルオロ酢酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、93.0mg(純度100%,理論値の40%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分; MS(ESIneg):m/z=559[M−H]−;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.413(16.00),1.518(0.12),1.538(0.32),1.560(0.28),1.582(0.13),1.957(0.38),1.981(0.34),2.852(0.14),3.537(1.96),4.079(0.26),4.096(0.25),6.017(0.12),7.127(1.17),7.144(1.30),7.196(1.12),7.371(1.20),7.388(1.03),8.327(0.20),10.192(0.20),10.836(0.09)。
実施例322A
4−{5−オキソ−3−[(2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジニル)カルボニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセトヒドラジド塩酸塩(1:1)(145mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(236mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%トリフルオロ酢酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、199mg(純度90%,理論値の675%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=579[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.244(1.62),1.258(2.09),1.273(1.12),1.413(16.00),1.426(12.43),1.510(0.35),1.542(0.63),1.563(0.81),1.584(0.76),1.617(0.55),1.646(0.23),1.794(0.11),1.796(0.11),1.954(0.81),1.985(0.77),2.002(0.78),2.036(0.56),2.889(2.21),3.025(0.73),3.586(1.90),3.760(0.17),4.075(0.70),4.101(0.96),4.129(0.61),7.317(0.95),7.338(1.22),7.450(1.16),7.471(0.86),7.650(0.40),7.661(0.42),7.671(0.43),7.682(0.40),7.951(0.31),8.327(0.42),8.681(0.09),8.712(0.40),8.734(0.63),8.755(0.63),8.769(0.16),8.833(0.62),8.843(0.61),10.239(0.32)。
実施例323A
4−[3−({2−[(3−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(3−クロロフェニル)アセトヒドラジド(115mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、64.2mg(純度100%,理論値の29%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=529[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.413(16.00),1.508(0.16),1.539(0.32),1.569(0.35),1.590(0.14),1.955(0.43),1.984(0.36),2.855(0.20),3.565(1.96),4.070(0.34),4.101(0.32),6.016(0.15),7.288(0.32),7.306(0.68),7.330(0.63),7.346(0.75),7.365(0.57),7.384(0.20),7.409(0.63),8.326(0.25),10.216(0.25),10.848(0.10)。
実施例324A
4−[3−({2−[2−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパノイル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパンヒドラジド(105mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、96.2mg(純度100%,理論値の45%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.70分; MS(ESIpos):m/z=514[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.415(16.00),1.507(0.13),1.537(0.31),1.569(0.38),1.599(0.14),1.837(7.72),1.954(0.48),1.983(0.42),2.850(0.20),4.072(0.35),4.102(0.33),6.014(0.20),8.002(1.27),8.338(0.47),8.719(1.65),9.881(0.26),10.207(0.14),10.901(0.16)。
実施例325A
4−[3−({2−[(2−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(2−クロロフェニル)アセトヒドラジド(115mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、92.6mg(純度88%,理論値の37%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.91分; MS(ESIpos):m/z=529[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.414(16.00),1.508(0.16),1.539(0.33),1.570(0.37),1.598(0.13),1.958(0.46),1.986(0.37),2.855(0.21),3.709(2.13),4.071(0.35),4.099(0.32),6.018(0.18),7.270(0.16),7.276(0.22),7.288(0.40),7.294(0.50),7.299(0.45),7.305(0.92),7.312(0.52),7.317(0.49),7.321(0.48),7.336(0.16),7.340(0.10),7.429(0.54),7.435(0.50),7.447(0.33),7.452(0.41),7.464(0.39),7.469(0.34),7.481(0.31),7.487(0.29),8.349(0.37),10.178(0.21),10.839(0.16)。
実施例326A
4−[3−({2−[(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)アセトヒドラジド(106mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、161.4mg(純度94%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.81分; MS(ESIpos):m/z=516[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.007(0.32),1.414(16.00),1.500(0.12),1.520(0.20),1.532(0.32),1.543(0.30),1.550(0.29),1.563(0.35),1.570(0.35),1.593(0.16),1.956(0.47),1.985(0.42),2.333(3.48),2.858(0.21),3.969(1.95),4.072(0.35),4.103(0.33),6.025(0.20),7.162(0.76),8.132(0.29),8.344(0.33),10.323(0.16),10.845(0.09)。
実施例327A
4−[3−({2−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)アセトヒドラジド(126mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、53.2mg(純度91%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=091分; MS(ESIpos):m/z=547[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.413(16.00),1.506(0.14),1.537(0.30),1.568(0.35),1.588(0.14),1.956(0.42),1.982(0.36),2.854(0.20),3.762(1.30),4.070(0.33),4.098(0.32),6.012(0.18),7.207(0.18),7.213(0.21),7.224(0.24),7.230(0.41),7.250(0.24),7.253(0.24),7.326(0.28),7.341(1.13),7.354(0.40),7.360(0.34),7.374(0.33),8.338(0.35),10.229(0.22),10.859(0.14)。
実施例328A
4−[3−({2−[(2−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(2−メトキシフェニル)アセトヒドラジド(112mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、94.8mg(純度100%,理論値の44%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=525[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.410(16.00),1.507(0.13),1.537(0.31),1.565(0.39),1.591(0.15),1.955(0.46),1.984(0.41),2.850(0.20),3.504(2.39),3.778(5.57),4.069(0.34),4.095(0.33),6.011(0.22),6.874(0.34),6.893(0.72),6.911(0.41),6.954(0.64),6.975(0.75),7.213(0.35),7.232(0.54),7.258(0.49),7.277(0.42),8.341(0.36),9.984(0.18),10.173(0.12),10.818(0.18)。
実施例329A
4−[3−({2−[2−メチル−3−(モルホリン−4−イル)プロパノイル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−メチル−3−(モルホリン−4−イル)プロパンヒドラジド(116mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、119.6mg(純度96%,理論値の52%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.61分; MS(ESIpos):m/z=532[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.101(0.90),1.116(0.86),1.243(7.56),1.258(7.24),1.272(4.40),1.416(16.00),1.507(0.12),1.517(0.14),1.539(0.35),1.547(0.36),1.571(0.44),1.578(0.38),1.600(0.16),1.608(0.14),1.960(0.53),1.990(0.46),2.689(2.40),2.871(1.07),3.059(0.75),3.110(0.27),3.120(0.30),3.128(0.67),3.138(0.66),3.146(0.67),3.156(0.61),3.165(0.28),3.175(0.23),3.584(0.47),3.592(0.44),3.600(0.58),3.609(0.55),3.616(0.67),3.625(0.66),3.633(0.57),3.642(0.56),3.649(0.41),3.658(0.43),3.689(0.44),4.078(0.34),4.105(0.32),6.080(0.19),8.131(0.76),8.372(1.20),10.115(0.18)。
実施例330A
4−[3−({2−[3−(モルホリン−4−イル)プロパノイル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び3−(モルホリン−4−イル)プロパンヒドラジド(108mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、165.1mg(純度92%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.60分; MS(ESIpos):m/z=518[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.243(16.00),1.258(15.24),1.272(9.70),1.416(14.19),1.510(0.10),1.520(0.12),1.541(0.29),1.550(0.31),1.573(0.36),1.579(0.31),1.601(0.13),1.613(0.12),1.959(0.41),1.989(0.36),2.637(0.30),2.689(4.17),2.856(0.33),3.109(0.54),3.120(0.61),3.128(1.42),3.138(1.42),3.146(1.44),3.157(1.36),3.165(0.59),3.175(0.52),3.567(0.09),3.583(0.36),3.593(0.42),3.600(0.85),3.609(0.89),3.616(1.14),3.625(1.12),3.632(0.91),3.642(0.84),3.648(0.45),3.659(0.39),3.674(0.17),3.759(0.21),4.078(0.28),4.105(0.28),6.091(0.13),8.132(0.70),8.353(0.88),10.159(0.22)。
実施例331A
4−(5−オキソ−3−{[2−(3−フェニルプロパノイル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び3−フェニルプロパンヒドラジド(102mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、73.1mg(純度96%,理論値の33%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.90分; MS(ESIpos):m/z=509[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.411(16.00),1.507(0.17),1.539(0.37),1.568(0.42),1.593(0.16),1.957(0.51),1.985(0.42),2.524(0.87),2.849(0.96),2.869(1.27),2.888(0.76),4.071(0.39),4.099(0.37),6.016(0.20),7.170(0.19),7.188(0.53),7.206(0.35),7.238(0.63),7.255(1.61),7.272(1.27),7.289(1.10),7.309(0.34),8.342(0.36),9.913(0.21),10.127(0.11),10.810(0.17)。
実施例332A
4−[3−({2−[(4−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(4−クロロフェニル)アセトヒドラジド(115mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、34.8mg(純度90%,理論値の35%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=529[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.413(16.00),1.511(0.16),1.539(0.37),1.569(0.43),1.591(0.17),1.954(0.54),1.984(0.47),2.853(0.23),3.316(0.37),4.072(0.39),4.100(0.37),6.017(0.16),7.342(0.62),7.363(2.03),7.379(2.09),7.401(0.56),8.327(0.33),10.201(0.32),10.837(0.14)。
実施例333A
4−(5−オキソ−3−{[2−(ピリジン−2−イルアセチル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(ピリジン−2−イル)アセトヒドラジド(93.9mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、78.11mg(純度100%,理論値の38%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.66分; MS(ESIpos):m/z=496[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.414(16.00),1.503(0.11),1.514(0.13),1.535(0.31),1.544(0.34),1.567(0.38),1.574(0.36),1.596(0.16),1.606(0.13),1.956(0.48),1.988(0.42),2.876(0.28),3.367(0.22),4.072(0.33),4.101(0.32),6.058(0.08),7.423(0.18),7.435(0.24),7.449(0.16),7.564(0.28),7.583(0.29),7.930(0.16),7.950(0.23),7.966(0.12),8.347(0.81),8.582(0.37),8.593(0.35),10.288(0.26)。
実施例334A
4−(3−{[2−(メトキシカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及びヒドラジンカルボン酸メチル(55.9mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、156.2mg(純度94%,理論値の24%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.73分; MS(ESIpos):m/z=435[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.408(16.00),1.495(0.11),1.504(0.12),1.525(0.32),1.535(0.34),1.556(0.36),1.565(0.38),1.587(0.15),1.597(0.12),1.953(0.46),1.984(0.40),2.850(0.17),3.485(0.38),3.622(1.21),4.067(0.31),4.097(0.30),6.064(0.15),8.310(0.39),9.216(0.17),10.042(0.04),10.891(0.01)。
実施例335A
4−(5−オキソ−3−{[2−(チオフェン−2−イルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及びチオフェン−2−カルボヒドラジド(88.3mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、64.6mg(純度100%,理論値の32%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.84分; MS(ESIpos):m/z=487[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.419(16.00),1.530(0.11),1.556(0.27),1.575(0.28),1.598(0.13),1.974(0.38),1.997(0.33),2.872(0.14),4.087(0.27),4.102(0.25),6.033(0.14),7.209(0.47),7.219(0.58),7.227(0.48),7.862(0.61),7.872(0.60),7.889(0.57),7.895(0.56),8.386(0.25),10.326(0.09),10.508(0.15),10.896(0.10)。
実施例336A
4−(5−オキソ−3−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロパノイル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び3,3,3−トリフルオロプロパンヒドラジド(88.2mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。追加の3,3,3−トリフルオロプロパンヒドラジド(1.5当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3当量)及びHATU(1当量)を添加した。その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、97.6mg(純度60%,理論値の29%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.83分; MS(ESIpos):m/z=487[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.415(16.00),1.524(0.15),1.540(0.33),1.546(0.31),1.564(0.29),1.570(0.28),1.587(0.13),1.961(0.41),1.987(0.70),2.857(0.15),3.064(0.07),3.393(0.26),3.415(0.60),3.437(0.56),3.459(0.19),4.082(0.28),4.096(0.27),6.023(0.13),8.348(0.24),10.347(0.17),10.880(0.08)。
実施例337A
4−(3−{[2−(2−クロロベンゾイル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−クロロベンゾヒドラジド(106mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、119.6mg(純度100%,理論値の56%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=515[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.420(16.00),1.530(0.11),1.546(0.25),1.556(0.25),1.576(0.26),1.577(0.25),1.598(0.12),1.978(0.36),2.001(0.32),2.869(0.13),4.088(0.25),4.107(0.24),6.033(0.15),7.455(0.20),7.458(0.21),7.470(0.55),7.473(0.58),7.485(0.47),7.487(0.51),7.506(0.26),7.509(0.36),7.521(0.43),7.525(0.71),7.536(0.84),7.540(0.73),7.554(1.01),7.556(0.98),7.570(0.38),7.572(0.35),8.417(0.50),10.416(0.25),10.914(0.13)。
実施例338A
4−(5−オキソ−3−{[2−(ピペリジン−1−イルアセチル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(ピペリジン−1−イル)アセトヒドラジド(97.6mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、111mg(純度100%,理論値の53%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.64分; MS(ESIpos):m/z=502[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.416(16.00),1.525(0.16),1.532(0.18),1.549(0.33),1.556(0.35),1.574(0.35),1.580(0.34),1.598(0.17),1.605(0.16),1.754(0.81),1.962(0.43),1.985(0.34),2.855(0.19),2.889(0.22),3.057(0.13),3.949(0.14),3.986(0.22),4.085(0.24),4.104(0.24),6.092(0.07),8.351(0.52),10.347(0.03),10.524(0.08)。
実施例339A
4−[5−オキソ−3−({2−[(2−オキソピロリジン−1−イル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(2−オキソピロリジン−1−イル)アセトヒドラジド(97.6mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、105mg(純度97%,理論値の49%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.73分; MS(ESIpos):m/z=502[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.415(16.00),1.540(0.27),1.565(0.24),1.947(0.54),1.962(0.94),1.978(0.70),1.991(0.40),2.237(0.64),2.253(0.94),2.269(0.49),2.874(0.13),3.408(0.55),3.422(0.87),3.436(0.51),3.952(2.14),4.088(0.23),6.020(0.13),8.333(0.20),10.042(0.10),10.189(0.09),10.852(0.08)。
実施例340A
4−(3−{[2−(シクロヘキシルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及びシクロヘキサンカルボヒドラジド(88.3mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、128.9mg(純度90%,理論値の58%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.90分; MS(ESIpos):m/z=487[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.150(0.12),1.157(0.16),1.181(0.21),1.206(0.19),1.216(0.21),1.240(0.38),1.246(0.30),1.261(0.26),1.266(0.33),1.287(0.17),1.352(0.18),1.376(0.39),1.415(16.00),1.442(0.23),1.445(0.26),1.519(0.13),1.540(0.32),1.562(0.26),1.585(0.13),1.620(0.21),1.644(0.21),1.725(0.87),1.746(0.77),1.960(0.36),1.983(0.32),2.219(0.09),2.225(0.15),2.231(0.10),2.242(0.17),2.248(0.28),2.254(0.17),2.265(0.10),2.271(0.13),2.276(0.08),2.859(0.14),4.079(0.26),4.095(0.25),6.011(0.16),8.337(0.28),9.766(0.13),10.083(0.09),10.821(0.13)。
実施例341A
4−(3−{[2−(シクロブチルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及びシクロブタンカルボヒドラジド(70.9mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(236mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、120.7mg(純度76%,理論値の48%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.77分; MS(ESIpos):m/z=459[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.415(16.00),1.509(0.20),1.518(0.21),1.540(0.38),1.571(0.40),1.594(0.14),1.759(0.09),1.768(0.12),1.791(0.25),1.803(0.22),1.816(0.30),1.825(0.18),1.839(0.16),1.848(0.09),1.882(0.10),1.904(0.24),1.926(0.45),1.952(0.65),1.959(0.51),1.969(0.50),1.987(0.42),1.995(0.42),2.048(0.38),2.055(0.36),2.069(0.65),2.078(0.52),2.084(0.83),2.091(0.58),2.099(0.43),2.114(0.28),2.121(0.26),2.136(0.33),2.141(0.32),2.158(0.66),2.179(0.64),2.203(0.30),2.208(0.32),2.863(0.21),3.094(0.13),3.114(0.37),3.135(0.51),3.156(0.33),3.176(0.10),4.075(0.35),4.100(0.36),6.015(0.18),8.332(0.29),9.295(0.11),9.297(0.11),9.734(0.21),10.084(0.11),10.817(0.15)。
実施例342A
4−{5−オキソ−3−[(2−ペンタノイルヒドラジニル)カルボニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)及びペンタンヒドラジド(96.2mg,828μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(290μL,1.7mmol)及びHATU(315mg,828μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。追加のペンタンヒドラジド(1.5当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3当量)及びHATU(1当量)を添加した。その混合物を室温で2時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、28.7mg(純度100%,理論値の15%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.82分; MS(ESIpos):m/z=461[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.874(1.30),0.889(2.91),0.904(1.46),1.291(0.12),1.306(0.38),1.321(0.66),1.336(0.67),1.351(0.41),1.365(0.13),1.415(16.00),1.501(0.25),1.516(0.66),1.531(0.91),1.546(0.75),1.561(0.42),1.962(0.36),1.986(0.33),2.164(0.67),2.178(1.20),2.193(0.61),2.857(0.13),4.080(0.26),4.099(0.25),6.014(0.17),8.341(0.28),9.824(0.15),10.811(0.13)。
実施例343A
4−{3−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(3−クロロ−2−フルオロベンゾイル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(62.3mg,117μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(39.0mg,164μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、32.9mg(純度100%,理論値の55%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.19分; MS(ESIpos):m/z=515[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.424(16.00),1.541(0.11),1.550(0.13),1.573(0.33),1.581(0.38),1.603(0.36),1.613(0.33),1.634(0.15),1.645(0.12),2.001(0.45),2.032(0.39),2.881(0.17),3.415(0.11),3.446(0.18),3.477(0.10),4.098(0.28),4.126(0.27),6.187(0.09),7.489(0.29),7.508(0.62),7.528(0.34),7.873(0.24),7.877(0.26),7.894(0.44),7.911(0.23),7.915(0.22),8.206(0.13),8.222(0.22),8.242(0.13),8.497(0.29),12.267(0.06)。
実施例344A
4−(3−{5−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−[(2−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジニル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(87.8mg,157μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(52.3mg,219μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、50.6mg(純度100%,理論値の60%)であった、
LC−MS(方法1B):Rt=1.11分; MS(ESIpos):m/z=543[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.416(16.00),1.518(0.10),1.528(0.12),1.549(0.29),1.558(0.30),1.580(0.33),1.589(0.30),1.611(0.14),1.621(0.11),1.975(0.41),2.007(0.36),2.873(0.16),3.410(0.15),4.082(0.27),4.112(0.26),4.321(2.30),6.129(0.06),7.163(1.12),7.184(1.31),7.213(1.11),7.431(1.25),7.453(1.07),8.357(0.17),12.007(0.07)。
実施例345A
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{5−オキソ−3−[(2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセチル}ヒドラジニル)カルボニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(179mg,310μmol)をTHF(7.0mL,86mmol)に溶解させ、Burgess試薬(103mg,434μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、40.4mg(純度87%,理論値の20%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.19分; MS(ESIpos):m/z=561[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.416(16.00),1.441(0.91),1.455(0.59),1.530(0.10),1.540(0.14),1.554(0.29),1.561(0.30),1.578(0.31),1.586(0.28),1.603(0.12),1.611(0.10),1.978(0.38),2.002(0.33),2.872(0.12),3.411(0.16),4.088(0.23),4.105(0.21),4.373(2.27),6.137(0.08),7.361(0.78),7.377(0.94),7.389(0.23),7.516(1.36),7.534(1.08),8.365(0.28)。
実施例346A
4−{3−[5−(3−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(3−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(64.2mg,121μmol)をTHF(2.0mL)に溶解させ、Burgess試薬(40.5mg,170μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。1mLの水を添加し、得られた残渣を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、35.1mg(純度95%,理論値の54%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.14分; MS(ESIpos):m/z=511[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.413(16.00),1.525(0.18),1.546(0.42),1.551(0.41),1.555(0.44),1.576(0.46),1.586(0.43),1.607(0.19),1.974(0.63),2.003(0.53),2.862(0.25),3.406(0.21),4.079(0.41),4.106(0.39),4.347(2.92),6.125(0.09),7.342(0.32),7.360(0.87),7.375(0.88),7.385(1.04),7.402(0.54),7.422(0.20),7.492(0.77),8.362(0.22),12.022(0.11)。
実施例347A
4−(5−オキソ−3−{5−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[2−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパノイル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(96.2mg,187μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(62.5mg,262μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を分離し、Extrelut NT3−フィルターを通して濾過することによって脱水した。溶媒を除去し、そして、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、56mg(純度100%,理論値の60%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.83分; MS(ESIpos):m/z=496[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.415(16.00),1.508(0.10),1.519(0.13),1.540(0.33),1.549(0.35),1.571(0.42),1.580(0.35),1.602(0.15),1.611(0.12),1.968(0.48),1.998(0.41),2.113(7.56),2.871(0.18),3.378(0.11),3.409(0.18),3.433(0.10),4.078(0.30),4.106(0.29),6.139(0.11),8.018(1.74),8.353(0.39),8.874(2.06),12.160(0.03)。
実施例348A
4−{3−[5−(2−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(2−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(92.6mg,175μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(58.4mg,245μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を分離し、Extrelut NT3−フィルターを通して濾過することによって脱水した。溶媒を除去し、そして、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、55mg(純度100%,理論値の61%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.09分; MS(ESIpos):m/z=511[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.418(16.00),1.528(0.14),1.551(0.32),1.560(0.35),1.581(0.37),1.591(0.35),1.612(0.16),1.979(0.48),2.010(0.43),2.875(0.20),3.415(0.15),4.083(0.33),4.113(0.31),4.424(2.93),6.113(0.07),7.349(0.15),7.359(1.10),7.368(0.96),7.373(0.99),7.382(1.43),7.392(0.25),7.477(0.10),7.487(0.56),7.494(0.46),7.497(0.48),7.503(0.87),7.512(0.72),7.517(0.50),7.527(0.46),7.536(0.09),8.361(0.22),12.015(0.08)。
実施例349A
4−(3−{5−[(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(2−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(161mg,313μmol)をTHF(3.0mL,37mmol)に溶解させ、Burgess試薬(104mg,438μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を分離し、Extrelut NT3−フィルターを通して濾過することによって脱水した。溶媒を除去し、そして、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、46mg(純度100%,理論値の30%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.92分; MS(ESIpos):m/z=498[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.417(16.00),1.521(0.11),1.531(0.13),1.552(0.32),1.562(0.35),1.583(0.37),1.593(0.34),1.614(0.15),1.622(0.13),1.981(0.48),2.011(0.42),2.330(4.02),2.332(4.14),2.870(0.19),3.417(0.14),4.084(0.32),4.115(0.31),4.732(3.17),6.129(0.06),7.254(0.65),7.256(0.67),8.388(0.14),11.994(0.07)。
実施例350A
4−{3−[5−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(53.2mg,97.3μmol)をTHF(2.0mL)に溶解させ、Burgess試薬(32.4mg,136μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。1mLの水を添加し、得られた残渣を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、32mg(純度100%,理論値の61%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.14分; MS(ESIpos):m/z=529[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.419(16.00),1.565(0.33),1.589(0.34),1.983(0.46),2.009(0.39),2.880(0.17),3.400(0.13),4.083(0.37),4.112(0.30),4.432(1.79),6.043(0.09),7.303(0.18),7.310(0.23),7.324(0.37),7.328(0.59),7.348(0.34),7.352(0.38),7.410(0.34),7.414(0.35),7.430(1.08),7.435(0.85),7.451(0.46),7.456(0.37),7.471(0.42),7.492(0.20),8.338(0.12),12.021(0.16)。
実施例351A
4−{3−[5−(2−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(2−クロロ−6−フルオロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(94.8mg,181μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(60.3mg,253μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。1mLの水を添加し、得られた残渣を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、77mg(純度97%,理論値の81%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.10分; MS(ESIpos):m/z=507[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.417(16.00),1.517(0.11),1.528(0.14),1.549(0.33),1.559(0.34),1.580(0.37),1.590(0.34),1.610(0.15),1.621(0.12),1.977(0.48),2.007(0.41),2.866(0.18),3.383(0.12),3.411(0.17),3.441(0.10),3.786(6.42),4.082(0.31),4.110(0.29),4.224(2.62),6.125(0.08),6.920(0.32),6.938(0.69),6.957(0.41),7.027(0.62),7.048(0.74),7.249(0.54),7.267(0.48),7.279(0.37),7.283(0.30),7.299(0.50),7.318(0.27),7.322(0.22),8.347(0.27),11.934(0.09)。
実施例352A
4−(3−{5−[1−(モルホリン−4−イル)プロパン−2−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[2−メチル−3−(モルホリン−4−イル)プロパノイル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(114mg,215μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(71.6mg,300μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、27mg(純度66%,理論値の16%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.71分; MS(ESIpos):m/z=514[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.420(16.00),1.542(0.20),1.564(0.36),1.573(0.43),1.595(0.35),1.603(0.33),1.625(0.14),1.983(0.51),2.012(0.42),2.877(0.24),3.189(0.27),3.215(0.27),3.467(1.03),3.512(0.45),3.658(0.33),3.741(0.21),3.756(0.27),3.771(0.31),3.787(0.30),3.802(0.24),3.989(0.19),4.092(0.38),4.117(0.33),6.153(0.09),8.419(0.25),8.462(0.15),9.478(0.07)。
実施例353A
4−(3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[3−(モルホリン−4−イル)プロパノイル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(161mg,311μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(104mg,436μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、14.7mg(純度91%,理論値の8.6%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=500[M+H]+。
実施例354A
4−{5−オキソ−3−[5−(2−フェニルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[2−(3−フェニルプロパノイル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(70.7mg,139μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(46.4mg,195μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、42.8mg(純度98%,理論値の62%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.13分; MS(ESIpos):m/z=491[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.421(16.00),1.525(0.13),1.534(0.16),1.556(0.40),1.565(0.42),1.587(0.45),1.596(0.42),1.617(0.18),1.628(0.15),1.985(0.57),2.017(0.50),2.876(0.21),3.101(0.39),3.119(1.01),3.138(0.95),3.200(0.98),3.219(1.04),3.236(0.39),3.387(0.16),3.417(0.26),3.445(0.13),4.088(0.36),4.119(0.34),6.139(0.22),7.183(0.08),7.192(0.18),7.205(0.35),7.218(0.32),7.226(0.23),7.237(0.07),7.286(4.41),7.295(1.59),7.299(1.61),8.360(0.64),12.014(0.09)。
実施例355A
4−{3−[5−(4−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(4−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(78.6mg,149μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(49.6mg,208μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、47.8mg(純度100%,理論値の63%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.15分; MS(ESIpos):m/z=511[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.416(16.00),1.518(0.16),1.527(0.19),1.549(0.46),1.557(0.49),1.579(0.53),1.588(0.47),1.610(0.21),1.620(0.17),1.975(0.68),2.005(0.59),2.871(0.27),3.381(0.18),3.409(0.27),3.438(0.15),4.081(0.44),4.110(0.42),4.329(3.20),6.139(0.15),7.400(0.30),7.424(5.31),7.447(0.31),8.360(0.49),12.011(0.12)。
実施例356A
4−{5−オキソ−3−[5−(ピリジン−2−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(4−クロロフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(73.2mg,148μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(49.3mg,207μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、44.2mg(純度100%,理論値の63%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=478[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.416(16.00),1.519(0.17),1.527(0.20),1.549(0.45),1.558(0.48),1.579(0.50),1.589(0.46),1.610(0.20),1.620(0.16),1.978(0.64),2.008(0.54),2.869(0.25),3.385(0.22),3.415(0.31),3.444(0.16),4.083(0.41),4.108(0.38),4.494(3.13),6.146(0.29),7.303(0.36),7.315(0.41),7.321(0.40),7.334(0.37),7.459(0.66),7.478(0.74),7.792(0.34),7.797(0.36),7.811(0.58),7.816(0.59),7.831(0.28),7.835(0.28),8.365(0.70),8.495(0.48),8.505(0.46),12.087(0.06)。
実施例357A
4−[3−(5−メトキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(メトキシカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(106mg,244μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(81.4mg,342μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、39.8mg(純度96%,理論値の38%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.87分; MS(ESIpos):m/z=417[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.414(16.00),1.518(0.15),1.528(0.18),1.549(0.42),1.558(0.43),1.579(0.45),1.589(0.41),1.610(0.18),1.620(0.14),1.975(0.59),2.005(0.50),2.872(0.20),3.386(0.31),3.417(0.32),3.446(0.18),4.084(0.35),4.110(0.34),4.160(5.46),6.167(0.18),8.324(0.52),11.998(0.07)。
実施例358A
4−{5−オキソ−3−[5−(チオフェン−2−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[2−(チオフェン−2−イルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(63.0mg,129μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(43.2mg,181μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、50.2mg(純度100%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.06分; MS(ESIpos):m/z=469[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.421(16.00),1.534(0.18),1.543(0.21),1.565(0.52),1.574(0.56),1.596(0.55),1.604(0.50),1.627(0.21),1.635(0.17),1.741(0.07),1.751(0.09),1.758(0.14),1.766(0.07),1.775(0.04),1.995(0.73),2.025(0.62),2.877(0.28),3.403(0.20),3.433(0.34),3.463(0.17),4.092(0.47),4.121(0.43),6.163(0.48),7.315(0.52),7.326(0.82),7.336(0.49),7.933(0.82),7.945(0.76),8.055(0.61),8.062(0.60),8.457(0.91),12.315(0.11)。
実施例359A
4−{5−オキソ−3−[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[2−(3,3,3−トリフルオロプロパノイル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(95.0mg,195μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(65.2mg,273μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、61mg(純度62%,理論値の41.6%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.99分; MS(ESIpos):m/z=469[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.157(0.90),1.175(1.88),1.193(0.91),1.419(16.00),1.537(0.20),1.559(0.36),1.568(0.42),1.590(0.37),1.600(0.35),1.621(0.14),1.986(0.54),2.016(0.39),2.877(0.22),3.073(0.18),3.092(0.48),3.110(0.47),3.128(0.15),3.412(0.33),3.440(0.30),3.464(1.29),4.089(0.35),4.113(0.33),4.288(0.36),4.314(1.04),4.341(1.00),4.367(0.32),6.158(0.06),8.407(0.20),12.009(0.04)。
実施例360A
4−{3−[5−(2−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2−クロロベンゾイル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(119mg,231μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(77.1mg,324μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、78.1mg(純度95%,理論値の64%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.11分; MS(ESIpos):m/z=497[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.423(16.00),1.540(0.11),1.551(0.13),1.572(0.33),1.581(0.37),1.603(0.36),1.613(0.34),1.634(0.15),1.644(0.12),2.000(0.43),2.032(0.38),2.890(0.16),3.417(0.11),3.446(0.20),3.476(0.10),4.096(0.27),4.124(0.25),6.189(0.20),7.588(0.23),7.591(0.24),7.606(0.61),7.610(0.59),7.625(0.48),7.629(0.47),7.639(0.37),7.644(0.39),7.659(0.54),7.663(0.57),7.677(0.31),7.682(0.28),7.728(0.69),7.731(0.63),7.748(0.46),7.752(0.39),8.147(0.37),8.151(0.37),8.166(0.35),8.170(0.33),8.486(0.54),12.197(0.06)。
実施例361A
4−{5−オキソ−3−[5−(ピペリジン−1−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[2−(ピペリジン−1−イルアセチル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(109mg,217μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(72.5mg,304μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、33.5mg(純度100%,理論値の32%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.66分; MS(ESIpos):m/z=484[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.420(16.00),1.551(0.16),1.573(0.35),1.580(0.36),1.603(0.39),1.612(0.38),1.643(0.29),1.680(0.30),1.849(0.18),1.988(0.42),2.019(0.36),2.880(0.19),3.092(0.17),3.599(0.17),4.096(0.28),4.125(0.28),4.739(0.19),6.194(0.06),8.444(0.25),10.144(0.07),11.931(0.02)。
実施例362A
4−(5−オキソ−3−{5−[(2−オキソピロリジン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[5−オキソ−3−({2−[(2−オキソピロリジン−1−イル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(104mg,207μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(69.2mg,290μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、49.7mg(純度100%,理論値の50%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.79分; MS(ESIpos):m/z=484[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.419(16.00),1.529(0.10),1.536(0.11),1.556(0.26),1.565(0.29),1.587(0.30),1.596(0.29),1.617(0.13),1.627(0.10),1.953(0.18),1.973(0.71),1.992(0.99),2.011(0.88),2.029(0.30),2.281(0.76),2.303(1.15),2.322(0.65),2.880(0.15),3.414(0.11),3.458(0.82),3.476(1.22),3.493(0.75),4.086(0.27),4.115(0.25),4.710(2.92),6.113(0.04),8.376(0.12),12.042(0.05)。
実施例363A
4−[3−(5−シクロヘキシル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(シクロヘキシルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(125mg,257μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(85.7mg,360μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及びアセトニトリルを添加することによって沈澱物が生じた。それを濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、所望の生成物が得られた。得られた量は、98.8mg(純度70%,理論値の58%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分; MS(ESIpos):m/z=469[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.147(0.15),1.157(0.19),1.176(0.34),1.181(0.33),1.193(0.20),1.209(0.27),1.235(0.35),1.270(0.41),1.300(0.38),1.330(0.26),1.355(0.50),1.418(16.00),1.551(0.70),1.561(0.65),1.580(0.95),1.611(0.71),1.642(0.40),1.688(0.27),1.721(0.64),1.758(1.00),1.789(0.43),1.982(0.72),2.010(0.48),2.053(0.48),2.059(0.47),2.085(0.43),2.866(0.32),2.945(0.19),2.954(0.25),2.963(0.19),2.973(0.25),2.982(0.37),2.991(0.22),2.999(0.14),3.009(0.18),3.017(0.10),3.379(0.19),3.412(0.22),3.439(0.12),4.086(0.52),4.106(0.48),6.012(0.11),6.117(0.12),8.338(0.30),8.357(0.36),9.771(0.11),12.015(0.07)。
実施例364A
4−[3−(5−シクロブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(シクロブチルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(121mg,263μmol)をTHF(2.5mL,31mmol)に溶解させ、Burgess試薬(87.8mg,369μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、14.7mg(純度88%,理論値の11%)であった。
LC−MS(方法6B):Rt=3.14分; MS(ESIpos):m/z=441[M+H]+。
実施例365A
4−[3−(5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{5−オキソ−3−[(2−ペンタノイルヒドラジニル)カルボニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37.0mg,80.3μmol)をTHF(2.5mL)に溶解させ、Burgess試薬(26.8mg,112μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。酢酸エチルを添加し、その有機相を水で洗浄し、Extrelut NT3 フィルターで脱水した。溶媒を減圧下で除去して、所望の生成物が得られた。得られた量は、58.0mg(純度78%,理論値の127%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.08分; MS(ESIpos):m/z=443[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.906(1.18),0.925(2.50),0.943(1.25),1.157(7.88),1.175(16.00),1.193(7.84),1.418(13.08),1.746(0.76),2.870(0.80),2.888(1.25),2.907(0.76),3.069(0.94),3.086(2.81),3.097(2.74),3.104(3.05),3.115(2.53),3.133(0.90),3.465(8.99),4.119(0.35),8.834(0.14)。
実施例366A
4−{3−[3−(2−メトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,800μmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシ−3−メトキシプロパンイミドアミド(94.2mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、71.8mg(純度100%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.05分; MS(ESIpos):m/z=459[M+H]+。
実施例367A
4−[3−(5−メチル−4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60.0mg,159μmol)、2−ブロモ−1−フェニルプロパン−1−オン(24μL,160μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,790μmol)をエタノール(2.4mL,41mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、14.0mg(純度100%,理論値の18%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.36分; MS(ESIpos):m/z=492[M+H]+。
実施例368A
4−(3−{5−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−[(2−{[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]カルボニル}ヒドラジニル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(77.9mg,140μmol)及びBurgess試薬(46.8mg,196μmol)をTHF(2.0mL)に溶解させ、室温で16時間撹拌した。1mLの水を添加し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、56.1mg(純度100%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.23分; MS(ESIpos):m/z=537[M+H]+。
実施例369A
4−[3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,800μmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンイミドアミド(92.6mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、111mg(純度100%,理論値の61%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.28分; MS(ESIpos):m/z=457[M+H]+。
実施例370A
4−{3−[(2−{[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]カルボニル}ヒドラジニル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び1−(4−クロロフェニル)シクロプロパンカルボヒドラジド(131mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、77.9mg(純度100%,理論値の34%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.01分; MS(ESIpos):m/z=555[M+H]+。
実施例371A
4−{3−[3−(4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−2−(4−フルオロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(134mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、93.6mg(純度100%,理論値の46%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.20分; MS(ESIpos):m/z=509[M+H]+。
実施例372A
4−[3−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシプロパンイミドアミド塩酸塩(1:1)(99.3mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、101mg(純度100%,理論値の59%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.07分; MS(ESIneg):m/z=427[M−H]−。
実施例373A
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(プロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,800μmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−メチルプロパンイミドアミド(81.4mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、80.1mg(純度100%,理論値の45%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.22分; MS(ESIneg):m/z=441[M−H]−。
実施例374A
4−{3−[3−(2−tert−ブトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,800μmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−3−tert−ブトキシ−N’−ヒドロキシプロパンイミドアミド(128mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、55.6mg(純度100%,理論値の28%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.27分; MS(ESIpos):m/z=501[M+H]+。
実施例375A
4−[3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(75.0mg,173μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(60μL,350μmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(56.2mg,347μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシ−3−メトキシプロパンイミドアミド(40.3mg,347μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、36.1mg(純度100%,理論値の41%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.77分; MS(ESIneg):m/z=511[M−H]−。
実施例376A
4−{3−[4−(3−メチルブチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、1−ブロモ−5−メチルヘキサン−2−オン(61.4mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、36.7mg(純度100%,理論値の24%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.64分; MS(ESIpos):m/z=472[M+H]+。
実施例377A
4−(3−{5−[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−[(2−{[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]カルボニル}ヒドラジニル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(193mg,351μmol)をTHF(5.0mL,62mmol)に溶解させ、Burgess試薬と一緒に室温で16時間撹拌した。別の1.4当量のBurgess試薬(117mg,491μmol)を添加し、その混合物を室温で24時間撹拌した。水、及び、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、44.0mg(純度91%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.11分; MS(ESIpos):m/z=533[M+H]+。
実施例378A
4−{2−メチル−3−[3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシ−4−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(120mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、68.5mg(純度100%,理論値の35%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.51分; MS(ESIneg):m/z=489[M−H]−。
実施例379A
4−{3−[4−(1,3−ジフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(125mg,331μmol)、1−ブロモ−4−フルオロ−3−(フルオロメチル)−3−メチルブタン−2−オン(71.2mg,331μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(290μL,1.7mmol)をエタノール(5.0mL,86mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、36.0mg(純度100%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.22分; MS(ESIpos):m/z=494[M+H]+。
実施例380A
4−[3−(4−エチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、1−ブロモブタン−2−オン(32μL,320μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、57.1mg(純度100%,理論値の42%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.25分; MS(ESIpos):m/z=430[M+H]+。
実施例381A
4−{3−[4−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、2−ブロモ−1−(4−メチルフェニル)エタノン(67.7mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、62.2mg(純度100%,理論値の40%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.51分; MS(ESIpos):m/z=492[M+H]+。
実施例382A
4−{5−オキソ−3−[4−(プロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、1−ブロモ−3−メチルブタン−2−オン(52.5mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、56.4mg(純度100%,理論値の40%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.41分; MS(ESIpos):m/z=444[M+H]+。
実施例383A
4−[3−(4−シクロプロピル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、2−ブロモ−1−シクロプロピルエタノン(51.8mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、57.1mg(純度100%,理論値の41%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.28分; MS(ESIpos):m/z=442[M+H]+。
実施例384A
4−{3−[4−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、2−ブロモ−1−(2,4−ジメチルフェニル)エタノン(72.2mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌し、室温で3日間放置した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、52.2mg(純度100%,理論値の32%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.41分; MS(ESIpos):m/z=506[M+H]+。
実施例385A
4−(3−{5−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−[(2−{[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]カルボニル}ヒドラジニル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(77.9mg,140μmol)をTHF(2.0mL)に溶解させ、Burgess試薬(46.8mg,196μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。1mLの水を添加し、得られた残渣を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、56mg(純度100%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.23分; MS(ESIpos):m/z=537[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.416(16.00),1.477(0.42),1.490(1.23),1.496(1.20),1.507(0.56),1.523(0.18),1.544(0.41),1.554(0.41),1.575(0.46),1.585(0.39),1.606(0.17),1.617(0.14),1.750(0.45),1.761(1.10),1.766(1.05),1.779(0.37),1.970(0.54),2.001(0.46),2.871(0.20),3.379(0.13),3.407(0.23),3.438(0.12),4.079(0.34),4.111(0.32),6.132(0.17),7.412(0.54),7.417(0.29),7.434(2.70),7.446(2.56),7.461(0.28),7.468(0.53),8.315(0.47),12.000(0.10)。
実施例386A
(4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−カルボン酸(4.71g,15.7mmol)及び2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(2.50g,17.3mmol)をジクロロメタン(120mL,1.9mol)に溶解させた溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(2.88g,23.6mmol)を添加した。その混合物を0℃で冷却した後、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(4.22g,22.0mmol)を少量ずつ添加し、次いで、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を水で処理し、次いで、層を分離した。その有機層をクエン酸水溶液で洗浄し、溶媒を除去した。その粗製生成物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=H2O(0,01%HCOOH)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、標題化合物3.87g(純度94%,理論値の54%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.65分; MS(ESIneg):m/z=424[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(0.77),0.865(6.91),0.869(9.55),0.882(1.52),0.897(11.52),0.907(2.87),1.398(16.00),1.415(11.86),1.687(6.85),2.086(0.66),2.148(1.82),2.300(1.76),3.577(1.08),3.582(1.09)。
実施例387A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
3−アミノ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(117mg,752μmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(352mg,827μmol)を、アセトニトリル(10mL,94mmol)の中で、60℃で3時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を1−メトキシ−2−プロパノール(10mL,100mmol)に溶解させた。三リン酸カリウム(319mg,1.50mmol)を添加し、その混合物を100℃で2時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣をクエン酸水溶液(10%)と酢酸エチルの間で分配させた。その水溶液を酢酸エチルで2回抽出した。その有機相を水及びブラインで抽出した。その有機相を硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、減圧下で乾燥させた。その残渣を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=H2O(0,01%HCOOH)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=10%B,4.50分=20%B,15.50分=85%B,16.00−18.50分=100%B,18.75.00−22.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、183mg(純度95%,理論値の50%)であった。
LC−MS(方法6B):Rt=4.35分; MS(ESIneg):m/z=459[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(1.46),0.918(1.81),0.940(2.18),1.249(0.81),1.265(0.86),1.279(0.74),1.408(2.02),1.428(2.62),3.285(1.28),3.293(2.58),3.309(16.00)。
実施例388A
7−[(2S,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(183mg,397μmol)及び水酸化リチウム水溶液(790μL,1.0M,790μmol)を、THF(5.0mL,62mmol)の中で、室温で2時間撹拌した。水酸化リチウム水溶液(1.0M,2当量)を添加し、その混合物を70℃で18時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム溶液及び酢酸エチルを添加した。その水相を酢酸エチルで3回抽出した。その有機相を合して水で洗浄し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、165mg(純度100%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.13分; MS(ESIneg):m/z=431[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(13.56),0.008(10.95),0.895(3.35),0.918(11.46),0.940(13.50),1.169(2.44),1.408(12.43),1.428(16.00),2.366(2.44),2.709(2.38),3.369(11.63)。
実施例389A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(200mg,552μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(179mg,1.10mmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。室温まで冷却した後、プロパン−2−オール(420μL,5.5mmol)及び水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液)(24.3mg,純度60%,607μmol)を添加し、その混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を除去し、プロパン−2−オール(5mL)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(132mg,純度100%,理論値の59%)が得られた。
LC−MS(方法10B):Rt=1.90分; MS(ESIneg):m/z=403[M−H]−。
実施例390A
4−(3−{メチル[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]カルバモイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)を添加した。次いで、N−メチル−1−(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メタンアミン(104mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(82.8mg,純度100%,理論値の43%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=471[M+H]+。
実施例391A
4−[3−(エチルカルバモイル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、COMU(256mg,598μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(420μL,2.4mmol)を添加した。次いで、エタンアミン塩酸塩(1:1)(130mg,1.59mmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のCOMU(1.5当量)を添加し、その反応混合物を室温で18時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(108mg,純度98%,理論値の66%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.60分; MS(ESIneg):m/z=402[M−H]−。
実施例392A
4−{3−[メチル(ピリジン−3−イルメチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)を添加した。次いで、N−メチル−1−(ピリジン−3−イル)メタンアミン(101mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(49.6mg,純度100%,理論値の26%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=467[M+H]+。
実施例393A
4−[3−(ジメチルカルバモイル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)の溶液に、HATU(197mg,518μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)を添加した。次いで、N−メチルメタンアミン塩酸塩(1:1)(65.0mg,797μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌し。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(108mg,純度85%,理論値の57%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.38分; MS(ESIpos):m/z=404[M+H]+。
実施例394A
4−(3−{[(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(290μL,1.7mmol)を添加した。次いで、(3R)−ピロリジン−3−オール塩酸塩(1:1)(102mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(90.2mg,純度100%,理論値の51%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.30分; MS(ESIpos):m/z=432[M+H]+。
実施例395A
4−(3−{[(3R)−3−メチルピロリジン−1−イル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(290μL,1.7mmol)を添加した。次いで、(3R)−3−メチルピロリジン塩酸塩(1:1)(101mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(129mg,純度93%,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.80分; MS(ESIpos):m/z=430[M+H]+。
実施例396A
4−[5−オキソ−3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,276μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(136mg,359μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,830μmol)を添加した。次いで、ピロリジン(39.3mg,552μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌した。その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(31.1mg,純度100%,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法10B):Rt=1.62分; MS(ESIneg):m/z=414[M−H]−。
実施例397A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(6.94g,17.2mmol)をテトラヒドロフラン(30mL,370mmol)と水酸化カリウム溶液(30mL,水中2.0M,60mmol)に溶解させ、65℃で16時間撹拌した。水酸化リチウム(1.23g,51.5mmol)を添加し、その混合物を65℃で20時間撹拌した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、減圧下で乾燥させた。その残渣を水で処理し、pH値が3になるまで、塩酸水溶液で徐々に処理した。その水相を酢酸エチル(ethyl actetate)で数回抽出した。その有機相を合して硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させて、沈澱物が得られた。これをアセトニトリルに懸濁させ、濾過し、アセトニトリルで洗浄し、減圧下で乾燥させて、所望の生成物(4.28g,純度97%,理論値の65%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.48分; MS(ESIneg):m/z=375[M−H]−。
実施例398A
4−{3−[(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。3,3−ジメチルピロリジン(102mg,1.03mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(68.1mg,純度100%,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法10B):Rt=0.66分; MS(ESIpos):m/z=430[M+H]+。
実施例399A
4−(3−{[(2R)−2−メチルピロリジン−1−イル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,276μmol)をジメチルホルムアミド(1.0mL,13mmol)に溶解させた溶液に、HATU(136mg,359μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,830μmol)を添加した。次いで、(2R)−2−メチルピロリジン(47.0mg,552μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(44.0mg,純度82%,理論値の30%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.84分; MS(ESIpos):m/z=430[M+H]+。
実施例400A
4−{3−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,276μmol)をジメチルホルムアミド(1.0mL,13mmol)に溶解させた溶液に、HATU(136mg,359μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,830μmol)を添加した。次いで、3,3−ジフルオロアゼチジン塩酸塩(1:1)(71.5mg,552μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌した。水を添加し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(85.6mg,純度98%,理論値の69%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.65分; MS(ESIneg):m/z=436[M−H]−。
実施例401A
4−[5−オキソ−3−(ピペリジン−1−イルカルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,276μmol)をジメチルホルムアミド(1.0mL,13mmol)に溶解させた溶液に、HATU(136mg,359μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,830μmol)を添加した。次いで、ピペリジン(47.0mg,552μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で20時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。生成物の2つのフラクションを蒸発させて、標題化合物(33.0mg,純度90%,収率25%、及び、36.6mg,純度87%,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.80分; MS(ESIpos):m/z=430[M+H]+。
実施例402A
4−(3−シクロプロピル−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アセトニトリル(30mL)の中の4−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−アミン(500mg,3.64mmol)と4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.42g,4.01mmol)の混合物を、アルゴン下、60℃で一晩撹拌し、次いで、濃縮した。1−メトキシ−2−プロパノール(30mL)及びリン酸三カリウム(1.55g,7.29mmol)を添加し、得られた混合物を110℃で2時間撹拌した後、濃縮した。回収された粗製混合物を、アセトニトリル(25mL)とジメチルスルホキシド(10mL)の混合物の中で、一晩撹拌した。生じた固体を濾過し、その濾液を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、それを、次いで、先に濾過された固体と合して、標題化合物が得られた。得られた量は、758mg(純度100%,理論値の56%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.30分; MS(ESIneg):m/z=371[M−H]−。
実施例403A
4−[3−(4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,530μmol)、3−クロロブタン−2−オン(54μL,530μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(460μL,2.6mmol)をエタノール(5.0mL,86mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、84.0mg(純度97%,理論値の36%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.26分; MS(ESIpos):m/z=430[M+H]+。
実施例404A
4−{3−[4−(2,5−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,530μmol)、2−クロロ−1−(2,5−ジメチルフェニル)エタノン(96.8mg,530μmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(460μL,2.6mmol)及びテトラ−n−ブチルアンモニウムヨージド(196mg,530μmol)をエタノール(5.0mL,86mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、60.0mg(純度97%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.67分; MS(ESIpos):m/z=506[M+H]+。
実施例405A
4−{3−[(2,2−ジメチルモルホリン−4−イル)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。2,2−ジメチルモルホリン(119mg,1.03mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(118mg,純度99%,理論値の61%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.02分; MS(ESIpos):m/z=446[M+H]+。
実施例406A
4−(5−オキソ−3−{[2−(ピリジン−3−イルアセチル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(ピリジン−3−イル)アセトヒドラジド(93.9mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(266mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、76.9mg(純度100%,理論値の37%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.64分; MS(ESIpos):m/z=496[M+H]+。
実施例407A
4−{5−オキソ−3−[5−(ピリジン−3−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[2−(ピリジン−3−イルアセチル)ヒドラジニル]カルボニル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(75.0mg,151μmol)をTHF(2.3mL)に溶解させ、Burgess試薬(50.5mg,212μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その有機相を分離し、Extrelut NT3−フィルターを通して濾過することによって脱水した。溶媒を除去し、そして、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、59mg(純度100%,理論値の36%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.04分; MS(ESIpos):m/z=488[M+H]+。
実施例408A
4−{3−[(3,3−ジメチル−2−オキソブチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(1.00g,2.76mmol)及び1−アミノ−3,3−ジメチルブタン−2−オン塩酸塩(1:1)(1.05g,6.90mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL,65mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL,14mmol)及びHATU(1.78g,4.69mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。追加の1−アミノ−3,3−ジメチルブタン−2−オン塩酸塩(1:1)(2.5当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(5当量)及びHATU(1.7当量)を添加し、その混合物を室温で3時間撹拌し。水を添加した。生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。ジエチルエーテルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、705mg(純度97%,理論値の54%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=460[M+H]+。
実施例409A
4−(2−オキソ−1,2,7,8,9,10−ヘキサヒドロピリミド[1,2−b]インダゾール−4−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール−3−アミン塩酸塩(1:1)(150mg,864μmol)、4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(307mg,864μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(180μL,1.0mmol)を、アセトニトリル(3.5mL,74mmol)の中で、60℃で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を(3.5mL,36mmol)に溶解させた。三リン酸カリウム(367mg,1.73mmol)を添加し、その混合物を110℃で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を水と酢酸エチルの間で分配させた。その有機フラクションを、飽和塩化アンモニウム溶液(水性)、水及びブラインで洗浄した。次いで、それを、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させた。その残渣を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=H2O(0,01%HCOOH)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、114mg(純度100%,理論値の36%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.75分; MS(ESIneg):m/z=371[M−H]−。
実施例410A
4−{3−[5−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、3−ブロモ−1,1,1−トリフルオロブタン−2−オン(40μL,320μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。トルエンを添加し、その混合物を環流温度で2時間加熱した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、57.0mg(純度100%,理論値の36%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.12分; MS(ESIpos):m/z=502[M+H]+。
実施例411A
4−[3−(4−シクロヘキシル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、2−ブロモ−1−シクロヘキシルエタノン(65.2mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(3.0mL,52mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。水を添加し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。その残渣をメタノール/アセトニトリル(1:1)の中で処理し、濾過し、減圧下で乾燥させた。得られた量は、60.6mg(純度100%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=2.52分; MS(ESIpos):m/z=484[M+H]+。
実施例412A
4−{3−[4−(1−クロロシクロプロピル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、2−クロロ−1−(1−クロロシクロプロピル)エタノン(48.6mg,318μmol)、テトラ−n−ブチルアンモニウムヨージド(117mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(3.0mL,52mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、46.0mg(純度100%,理論値の30%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.38分; MS(ESIpos):m/z=476[M+H]+。
実施例413A
4−(3−{4−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、2−ブロモ−1−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]エタノン(84.3mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(3.0mL,52mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。水を添加し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。その残渣をメタノール/アセトニトリル(1:1)の中で処理し、濾過し、減圧下で乾燥させた。得られた量は、70.0mg(純度100%,理論値の41%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.44分; MS(ESIpos):m/z=544[M+H]+。
実施例414A
4−(3−{[2−(2,2−ジメチルプロパノイル)ヒドラジニル]カルボニル}−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)及び2,2−ジメチルプロパンヒドラジド(69.4mg,598μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(227mg,598μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.5当量)及び2,2−ジメチルプロパンヒドラジド(1.5当量)を添加し、その混合物を室温で18時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、106mg(純度100%,理論値の56%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.60分; MS(ESIneg):m/z=473[M−H]−。
実施例415A
4−[3−(5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2,2−ジメチルプロパノイル)ヒドラジニル]カルボニル}−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(94.8mg,200μmol)をTHF(3.1mL,39mmol)に溶解させ、Burgess試薬(57.1mg,240μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(65.4mg,純度100%,理論値の72%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.10分; MS(ESIpos):m/z=457[M+H]+。
実施例416A
4−[2−メチル−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL,39mmol)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド塩酸塩(1:1)(88.1mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、40.8mg(純度91%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.97分; MS(ESIneg):m/z=413[M−H]−。
実施例417A
4−(3−{[2−(シクロブチルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)及びシクロブタンカルボヒドラジド(68.2mg,598μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(227mg,598μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.5当量)及びシクロブタンカルボヒドラジド(1.5当量)を添加し、その混合物を室温で18時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、127mg(理論値の68%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.55分; MS(ESIneg):m/z=471[M−H]−。
実施例418A
4−[3−(5−シクロブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(シクロブチルカルボニル)ヒドラジニル]カルボニル}−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(118mg,249μmol)をTHF(2.4mL,29mmol)に溶解させ、Burgess試薬(83.1mg,349μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(81.9mg,純度100%,理論値の72%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.02分; MS(ESIpos):m/z=455[M+H]+。
実施例419A
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL,39mmol)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−2,2,2−トリフルオロ−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(102mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、101mg(純度100%,理論値の54%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.22分; MS(ESIneg):m/z=467[M−H]−。
実施例420A
4−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。ジメチルアミン(520μL,2.0M,1.0mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(45.8mg,純度93%,理論値の26%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.87分; MS(ESIneg):m/z=374[M−H]−。
実施例421A
4−[5−オキソ−3−(ピロリジン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。ピロリジン(86μL,1.0mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(58.2mg,純度100%,理論値の34%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.59分; MS(ESIpos):m/z=402[M+H]+。
実施例422A
4−(3−シクロプロピル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−シクロプロピル−1H−ピラゾール−3−アミン(300mg,2.44mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(866mg,2.44mmol)を、アセトニトリル(9.0mL,190mmol)の中で、60℃で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を1−メトキシ−2−プロパノール(9.0mL,92mmol)に溶解させた。三リン酸カリウム(1.03g,4.87mmol)を添加し、その混合物を110℃で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を水と酢酸エチルの間で分配させた。その有機フラクションを、飽和塩化アンモニウム溶液(水性)、水及びブラインで洗浄した。次いで、それを、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させた。その残渣を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=H2O(0,01%HCOOH)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、454mg(純度100%,理論値の52%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.91分; MS(ESIneg):m/z=357[M−H]−。
実施例423A
4−{3−[(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。チオモルホリン1,1−ジオキシド(140mg,1.03mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(134mg,純度80%,理論値の54%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.73分; MS(ESIneg):m/z=464[M−H]−。
実施例424A
4−{3−[3−(2,2−ジメチルシクロプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL,39mmol)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシ−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシイミドアミド(102mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、112mg(純度100%,理論値の60%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.41分; MS(ESIpos):m/z=469[M+H]+。
実施例425A
4−(2−メチル−5−オキソ−3−{3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL,39mmol)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシ−2−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド(175mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、109mg(純度98%,理論値の48%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.54分; MS(ESIpos):m/z=561[M+H]+。
実施例426A
4−[3−(モルホリン−4−イルメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。モルホリン(90μL,1.0mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、及び、pH値が11になるまで飽和炭酸ナトリウム溶液を添加した。その水相をジクロロメタンで3回抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた残渣を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(117mg,純度95%,理論値の62%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=0.57分; MS(ESIneg):m/z=416[M−H]−。
実施例427A
(2S,4R)−2−(2,2−ジメチルプロピル)−4−{3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[(2S,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(87.7mg,203μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.3mL,30mmol)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(71μL,410μmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(65.8mg,406μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(62.5mg,406μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、32.6mg(純度98%,理論値の29%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.71分; MS(ESIneg):m/z=549[M−H]−。
実施例428A
4−[3−(3−シクロヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL,39mmol)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシシクロヘキサンカルボキシイミドアミド(113mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、116mg(純度100%,理論値の60%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.37分; MS(ESIpos):m/z=483[M+H]+。
実施例429A
4−(5−オキソ−3−{[(3,3,3−トリフルオロ−2−オキソプロピル)スルファニル]カルボノイミドイル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(127mg,336μmol)、3−ブロモ−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オン(35μL,340μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(290μL,1.7mmol)をエタノール(5.1mL,87mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、59.0mg(純度100%,理論値の36%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.04分; MS(ESIpos):m/z=488[M+H]+。
実施例430A
4−{5−オキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−{[(3,3,3−トリフルオロ−2−オキソプロピル)スルファニル]カルボノイミドイル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(58.0mg,119μmol)、Burgess試薬(39.7mg,167μmol)をテトラヒドロフラン(2.6mL,32mmol)に溶解させ、室温で2日間撹拌した。その混合物を70℃に1時間加熱した。追加のBurgess試薬(1当量)を添加し、その混合物を70℃で20時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、35.2mg(純度100%,理論値の63%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.15分; MS(ESIneg):m/z=468[M−H]−。
実施例431A
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(1.00g,2.76mmol)及びジ−1H−イミダゾール−1−イルメタノン(895mg,5.52mmol)をテトラヒドロフラン(20mL,250mmol)に溶解させた。その混合物を80℃で30分間撹拌した。酢酸エチルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、酢酸エチルで洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(746mg,純度100%,理論値の66%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.42分; MS(ESIpos):m/z=413[M+H]+。
実施例432A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3−フルオロプロピル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)を3−フルオロプロパン−1−オール(947mg,12.1mmol)に溶解させ、110℃で1時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、88.2mg(純度100%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.81分; MS(ESIneg):m/z=421[M−H]−。
実施例433A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロエチル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)を2,2−ジフルオロエタノール(398mg,4.85mmol)に溶解させ、環流温度で1時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、94.6mg(純度100%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.81分; MS(ESIneg):m/z=425[M−H]−。
実施例434A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)を2,2,2−トリフルオロエタノール(485mg,4.85mmol)に溶解させ、環流温度で1時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、118mg(純度90%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.94分; MS(ESIneg):m/z=443[M−H]−。
実施例435A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3,3,3−トリフルオロプロピル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)を3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール(553mg,4.85mmol)に溶解させ、環流温度で1時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、79.7mg(純度100%,理論値の72%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.96分; MS(ESIneg):m/z=457[M−H]−。
実施例436A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)をシクロブタノール(950μL,12mmol)に溶解させ、110℃で1時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、131mg(純度75%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.04分; MS(ESIneg):m/z=415[M−H]−。
実施例437A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)をメタノール(5.0mL,120mmol)に溶解させ、環流温度で16時間加熱した。その沈澱物を濾過し、メタノールで洗浄し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、83.7mg(純度100%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.68分; MS(ESIneg):m/z=375[M−H]−。
実施例438A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)をn−プロパノール(5.0mL,67mmol)に溶解させ、環流温度で16時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、97.9mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.00分; MS(ESIneg):m/z=403[M−H]−。
実施例439A
4−[3−(7−オキサ−1−アザスピロ[3.5]ノナ−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)を添加した。次いで、7−オキサ−1−アザスピロ[3.5]ノナン(105mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加し、その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(66.1mg,純度98%,理論値の33%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.94分; MS(ESIpos):m/z=472[M+H]+。
実施例440A
4−(3−{メチル[(1S)−1−フェニルエチル]カルバモイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)を添加した。次いで、(1S)−N−メチル−1−フェニルエタンアミン(112mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加し、その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(88.3mg,純度96%,理論値の43%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.14分; MS(ESIpos):m/z=480[M+H]+。
実施例441A
4−{3−[メチル(ピリジン−2−イルメチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)を添加した。次いで、N−メチル−1−(ピリジン−2−イル)メタンアミン(101mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加し、その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(128mg,純度98%,理論値の65%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.85分; MS(ESIpos):m/z=467[M+H]+。
実施例442A
4−{3−[(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)をジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた溶液に、HATU(205mg,538μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)を添加した。次いで、4,4−ジフルオロピペリジン(100mg,828μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で2時間撹拌した。水を添加し、その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−2.00分=20%B,2.20分=60%B,8.00−12.00分=90%B,12.10−13.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(40.7mg,純度92%,理論値の20%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.73分; MS(ESIneg):m/z=464[M−H]−。
実施例443A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−4−(4−メトキシベンジル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−4−(4−メトキシベンジル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(90.0mg,176μmol)及び水性水酸化リチウム(350μL,1.0M,350μmol)をテトラヒドロフラン(2.0mL,25mmol)に懸濁させた。その混合物を室温で16時間撹拌した。別の2当量の該水酸化リチウム溶液を添加し、その混合物を3日間撹拌した。別の2当量の該水酸化リチウム溶液を添加し、その混合物を16時間撹拌した。溶媒を除去し、次いで、水及びアセトニトリルを添加した。その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=10%B,4.50分=20%B,15.50分=85%B,16.00−18.50分=100%B,18.75.00−22.00分=20%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(67.0mg,純度100%,理論値の79%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.99分; MS(ESIpos):m/z=483[M+H]+。
実施例444A
4−(3−{[(2S)−2−メチルピロリジン−1−イル]メチル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(ヒドロキシメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,431μmol)及びトリフェニルホスフィン(430μL,1.0M,430μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、−18℃まで冷却した。N−ブロモスクシンイミド(76.6mg,431μmol)を添加し、その混合物を−18℃で5分間撹拌した。(2S)−2−メチルピロリジン(88.0mg,1.03mmol)を添加し、室温で10分間撹拌し、次いで、80℃で1時間撹拌した。水を添加し、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(9.2mg,純度100%,理論値の5%)が得られた。
MS(方法1B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=416[M+H]+。
実施例445A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で15分間加熱した。溶媒を減圧下で除去した。シクロブタノール(95.8mg,1.33mmol)を添加し、その混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を除去し、プロパン−2−オール(5mL)を添加した。その混合物を105℃で1時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(132mg,純度100%,理論値の59%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.20分; MS(ESIneg):m/z=429[M−H]−。
実施例446A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(2.0mL,25mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で15分間加熱した。溶媒を減圧下で除去した。プロパン−1−オール(79.8mg,1.33mmol)を添加し、その混合物を室温で18時間撹拌した。溶媒を除去し、プロパン−2−オール(5mL)を添加した。その混合物を105℃で1時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(88.2mg,純度95%,理論値の75%の収率)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.14分; MS(ESIneg):m/z=417[M−H]−。
実施例447A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(142mg,332μmol)をプロパン−2−オール(510μL,6.6mmol)に溶解させ、110℃で1時間加熱した。その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(72.9mg,純度100%,理論値の52%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分; MS(ESIneg):m/z=417[M−H]−。
実施例448A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(142mg,332μmol)を2,2,2−トリフルオロエタノール(500μL,6.6mmol)に溶解させ、110℃で1時間加熱した。その混合物を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(116mg,純度100%,理論値の76%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.15分; MS(ESIneg):m/z=457[M−H]−。
実施例449A
4−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−オキソ−1,2−ジヒドロイミダゾ[1,5−a]ピリミジン−8−カルボン酸エチル
5−アミノ−1H−イミダゾール−4−カルボン酸エチル(808mg,5.21mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.85g,5.21mmol)を、アセトニトリル(25mL,530mmol)の中で、60℃で1.5時間加熱した。溶媒を除去した。1−メトキシ−2−プロパノール(25mL,260mmol)及び三リン酸カリウム(2.21g,10.4mmol)を添加し、その混合物を環流温度で2日間加熱した。溶媒を除去し、その残渣を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(109mg,純度89%,理論値の5%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.42分; MS(ESIpos):m/z=391[M+H]+。
実施例450A
4−{3−[メトキシ(メチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(10.0g,27.6mmol)をアセトニトリル(150mL)に溶解させた溶液に、順次、4−ジメチルアミノピリジン(135mg,1.10mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(6.34g,41.4mmol)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(7.94g,41.4mmol)を添加した。その混合物を室温で15分間撹拌した後、N−メトキシメタンアミン塩酸塩(1:1)(6.73g,69.0mmol)とエチルジイソプロピルアミン(14mL,83mmol)をアセトニトリル(20mL)に溶解させた溶液を滴下して加えた。その溶液を室温で一晩撹拌し、濃縮し、500mLのジクロロメタンで稀釈した。その有機相を炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液及び塩酸の1N水溶液で2回洗浄した後、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、標題化合物が得られた。得られた量は、10.5g(純度91%,理論値の85%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.18分; MS(ESIneg):m/z=404[M−H]−。
実施例451A
4−(3−アセチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
予めTHF(10mL)で稀釈し且つ予め0℃まで冷却しておいたブロモ(メチル)マグネシウムの溶液(3.9mL,ジエチルエーテル中3.0M,12mmol)に、アルゴン下、4−{3−[メトキシ(メチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,純度94%,2.32mmol)をTHF(10mL)に溶解させた溶液を滴下して加えた。氷浴を除去し、その混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、その粗製混合物を200mLの酢酸エチルで稀釈した。その有機相を、炭酸水素ナトリウムの5%水溶液で1回洗浄し、及び、1N塩酸水溶液で2回洗浄した後、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、標題化合物が得られた。得られた量は、690mg(純度96%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.52分; MS(ESIneg):m/z=359[M−H]−。
実施例452A
4−[3−(2−ブロモプロパノイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(5−オキソ−3−プロパノイル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,267μmol)をテトラヒドロフラン(6.0mL)に溶解させた溶液に、室温で、三臭化ピリジニウム(85.4mg,267μmol)を添加した。その混合物を室温で48時間撹拌した後、アセトニトリル(10mL)と水(1.0mL)に溶解させた。その溶液を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、44.0mg(純度94%,理論値の34%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.00分; MS(ESIneg):m/z=451[M−H]−。
実施例453A
4−(5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−{4−メチル−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,96.6μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液に、4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール(42.8mg,116μmol)、リン酸三カリウム(290μL,水中1.0M,290μmol)及びXPhos Pd G3(4.09mg,4.83μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて2分間脱ガスし、110℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、55.8mg(純度100%,理論値の85%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=3.17分; MS(ESIpos):m/z=680[M+H]+。
実施例454A
4−{3−アセチル−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−アセチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(250mg,694μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(25mL)に溶解させた溶液に、アルゴン下、炭酸カリウム(144mg,1.04mmol)及び1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン(339μL,694μmol)を添加した。その混合物を室温で一晩撹拌し、マイクロフィルターで濾過した後、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、218mg(純度100%,理論値の65%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.35分; MS(ESIneg):m/z=479[M−H]−。
実施例455A
4−(5−オキソ−3−プロパノイル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
予めTHF(10mL)で稀釈し且つ予め0℃まで冷却しておいたブロモ(エチル)マグネシウムの溶液(7.0mL,THF中1.0M,7.0mmol)に、アルゴン下、4−{3−[メトキシ(メチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.00g,純度94%,2.32mmol)をTHF(10mL)に溶解させた溶液を滴下して加えた。氷浴を除去し、その混合物を室温で一晩撹拌した。その混合物を0℃まで再度冷却し、ブロモ(エチル)マグネシウムの別の溶液(2.3mL,THF中1.0M,2.3mmol)を滴下して加え、室温で2日間、撹拌を続けた。次いで、その粗製混合物を200mLの酢酸エチルで稀釈した。その有機相を、炭酸水素ナトリウムの5%水溶液で1回洗浄し、及び、1N塩酸水溶液で2回洗浄した後、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、標題化合物が得られた。得られた量は、570mg(純度91%,理論値の60%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.74分; MS(ESIneg):m/z=373[M−H]−。
実施例456A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(2−フェニル−1,3−オキサゾール−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,387μmol)
2−フェニル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−オキサゾール(126mg,464μmol)
XPhos Pd G3(16.4mg,19.3μmol)
1,4−ジオキサン(3.5mL)
リン酸三カリウム(1.2mL,水中1.0M,1.2mmol)
標題化合物は、実施例451Aと同じ手順に従って調製した。得られた量は、146mg(純度100%,理論値の65%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.52分; MS(ESIpos):m/z=582[M+H]+。
実施例457A
4−(2−ブロモ−3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アセトニトリル(200mL)の中の5−アミノ−3−ブロモ−1H−ピラゾール−4−カルボニトリル(3.00g,16.0mmol)と4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(6.27g,17.6mmol)の混合物を、アルゴン下、60℃で一晩撹拌し、次いで、濃縮した。1−メトキシ−2−プロパノール(200mL)及びリン酸三カリウム(6.81g,32.1mmol)を添加し、得られた混合物を110℃で2時間撹拌した後、濃縮した。回収された粗製混合物をアセトニトリルとジメチルスルホキシドの混合物で稀釈し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合し、そこからアセトニトリルを蒸発させて、固体の沈澱(その水相中)を惹起した。その固体を濾過し、高真空下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、5.35g(純度100%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.97分; MS(ESIneg):m/z=420[M−H]−。
実施例458A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(1,2−チアゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,193μmol)を1,4−ジオキサン(4.0mL)に懸濁させた懸濁液に、5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2−チアゾール(81.6mg,387μmol)、リン酸三カリウム(970μL,水中1.0M,970μmol)及びXPhos Pd G3(4.09mg,4.83μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて2分間脱ガスし、110℃で一晩撹拌した。新たな5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2−チアゾール(81.6mg,387μmol)及びXPhos Pd G3(4.09mg,4.83μmol)を添加し、その混合物を110℃で2時間撹拌した。最後の5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2−チアゾール(81.6mg,387μmol)及びXPhos Pd G3(4.09mg,4.83μmol)を添加し、その混合物を、80℃で一晩撹拌し、及び、110℃でさらに1時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、26.0mg(純度100%,理論値の26%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.67分; MS(ESIpos):m/z=522[M+H]+。
実施例459A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(300mg,580μmol)を1,4−ジオキサン(12mL)に懸濁させた懸濁液に、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(145mg,696μmol)、リン酸三カリウム(1.7mL,水中1.0M,1.7mmol)及びXPhos Pd G3(24.5mg,29.0μmol)を添加した。その混合物をアルゴンを用いて2分間脱ガスし、100℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、200mg(純度97%,理論値の65%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.57分; MS(ESIpos):m/z=519[M+H]+。
実施例460A
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−[2−(モルホリン−4−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−{3−ブロモ−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,193μmol)
4−[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]モルホリン(68.7mg,232μmol)
XPhos Pd G3(8.18mg,9.66μmol)
1,4−ジオキサン(4.0mL)
リン酸三カリウム(580μL,水中1.0M,580μmol)
標題化合物は、実施例457Aと同じ手順に従って調製した。得られた量は、74.0mg(純度100%,理論値の63%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.40分; MS(ESIpos):m/z=607[M+H]+。
実施例461A
4−[3−(2,2−ジメチルブタンイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,582μmol)とクロロ(2−メチルブタン−2−イル)マグネシウム(2.9mL,ジエチルエーテル中1.0M,2.9mmol)をテトラヒドロフラン(1.0mL)に溶解させた溶液を、アルゴン下、室温で一晩撹拌した。その反応物を40℃でもう一晩撹拌した後、酢酸エチル及び塩酸(1N水溶液)で稀釈し、それらと一緒に撹拌した。その有機相を抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で2回精製した。当該イミン(標題化合物)又は対応するケトンを含んでいるフラクションを合し、蒸発させ、次の段階で使用した(26.0mg)。
LC−MS(方法8B):Rt=1.15分; MS(ESIneg):m/z=414[M−H]−。
実施例462A
4−{3−[N’−ヒドロキシ−N−(3−メチルブタノイル)カルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.2mL(1.16mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の中の0.13mL(1.16mmol)の3−メチルブタン酸と440mg(1.16mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。600mg(1.05mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。水(25mL)を添加し、その混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、640mg(0.96mmol;理論値の91%;純度:69%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.97分; m/z=459(M−1)−。
実施例463A
4−[3−(N−ヘプタノイル−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.2mL(1.16mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.15g(1.16mmol)のヘプタン酸と440mg(1.16mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。600mg(1.05mmol,66%)4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。水(25mL)を添加し、その混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、1.0g(0.96mmol;理論値の105%;純度:54%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.10分; m/z=487(M−1)−。
実施例464A
4−{3−[N−(シクロプロピルカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.11g(1.25mmol)のシクロプロパンカルボン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、560mg(1.0mmol;理論値の88%;純度:80%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.88分; m/z=443(M−1)−。
実施例465A
rac−tert−ブチル 4−(3−{N’−ヒドロキシ−N−[(1−メチルシクロプロピル)カルボニル]カルバムイミドイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.13g(1.25mmol)のrac−1−メチルシクロプロパンカルボン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、575mg(0.98mmol;理論値の86%;純度:78%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.94分; m/z=457(M−1)−。
実施例466A
rel−4−[3−(N’−ヒドロキシ−N−{[(1R,2S)−2−メチルシクロプロピル]カルボニル}カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.13g(1.25mmol)の2−メチルシクロプロパンカルボン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、760mg(1.21mmol;理論値の106%;純度:73%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.94分; m/z=459(M+1)+。
実施例467A
4−{3−[N’−ヒドロキシ−N−(3−メチルブタ−2−エノイル)カルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.13g(1.25mmol)の3−メチルブタ−2−エン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、944mg(1.44mmol;理論値の126%;純度:70%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.96分; m/z=457(M−1)−。
実施例468A
4−{3−[N−(シクロペンチリデンアセチル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.16g(1.25mmol)の2−シクロペンチリデン酢酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、1.1g(1.61mmol;理論値の141%;純度:71%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.02分; m/z=483(M−1)−。
実施例469A
4−{3−[N−(シクロペンチルカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.13g(1.14mmol)のシクロペンタンカルボン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、1.1g(1.89mmol;理論値の165%;純度:81%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.99分; m/z=471(M−1)−。
実施例470A
rac−tert−ブチル 4−(3−{N’−ヒドロキシ−N−[(1−メチルシクロペンチル)カルボニル]カルバムイミドイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.15g(1.14mmol)のrac−1−メチルシクロペンタンカルボン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、930mg(1.32mmol;理論値の116%;純度:69%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.04分; m/z=485(M−1)−。
実施例471A
rel−4−[3−(N’−ヒドロキシ−N−{[(1R,2S)−2−メチルシクロペンチル]カルボニル}カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.15g(1.14mmol)の2−メチルシクロペンタンカルボン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、960mg(1.48mmol;理論値の130%;純度:75%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.04分; m/z=485(M−1)−。
実施例472A
4−{3−[N’−ヒドロキシ−N−(3,3,3−トリフルオロプロパノイル)カルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
0.22mL(1.25mmol)のN,N−ジイソプロピルエチルアミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(7mL)の中の0.15g(1.14mmol)の3,3,3−トリフルオロプロパン酸と477mg(1.25mmol)の1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートの混合物に添加した。その混合物を室温で10分間撹拌した。650mg(1.14mmol,66%)の4−[3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)を添加し、その濁った混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。その有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮して、816mg(0.87mmol;理論値の77%;純度:52%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.94分; m/z=485(M−1)−。
実施例473A
rac−tert−ブチル 4−(5−オキソ−3−(5−(テトラヒドロフラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、139mg(1.200mmol,0.119mL)のrac−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸、204mg(1.260mmol)の1,1’−カルボニルジイミダゾール及び4mLの(乾燥)N−メチル−2−ピロリジノンを装入した。そのバイアルを密閉し、得られた溶液を周囲温度で10分間撹拌した。発泡が認められた。これに、342mg(0.600mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、得られた透明な溶液を80℃で23時間撹拌した。揮発性物質をロータリーエバポレーター(80℃/10mbar)で除去し、その残渣を100mLの0.5M塩酸及び50mLのジクロロメタンで稀釈した。層を分離し、その水層を2回分の50mLのジクロロメタンでさらに抽出した。その有機物を合し、100mLのブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。713mgの褐色の油状物が得られ、それを、精製した(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−10%メタノール)。当該生成物を含んでいるフラクションをプールし、濃縮した。176mg(0.370mmol;理論値の61%,純度:96%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.96分; m/z=455(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=8.33(s,1H),6.13(s,1H),5.28(dd,J=7.8,5.3Hz,1H),4.10(d,J=12.7Hz,2H),4.00−3.85(m,2H),3.42(t,J=12.1Hz,1H),2.88(s,2H),2.45−2.14(m,3H),2.09−1.81(m,4H),1.58(tt,J=12.1,6.6Hz,2H),1.42(s,6H)。
実施例474A
7−(1−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペリジン−4−イル)−3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、6301mg(30.0mmol,4173μL)の2,2,2−トリフルオロ酢酸無水物及び342mg(0.600mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを装入した。そのバイアルを密閉し、得られた反応混合物を室温で23時間撹拌した。LCMSによって、反応が完結していないことが示された。温度を40℃まで上昇させ、撹拌を8時間続けた。揮発性物質をロータリーエバポレーター(40℃/20mbar)で除去した。残留した黄色の粘性樹脂に、75mLのDCM及び100mLの飽和重炭酸ナトリウムを添加した。層を分離し、その水層を2回分の50mLのジクロロメタンでさらに抽出した。その有機物を合し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。197mgの僅かに黄色い固体が得られ、フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,1%−4%メタノール)で精製した。169mg(0.375mmol;理論値の63%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.98分; m/z=449(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=12.25(s,1H),8.49(s,1H),6.29(s,1H),4.47(d,J=13.5Hz,2H),4.01(d,J=13.3Hz,1H),3.68(t,J=11.9Hz,1H),3.48(t,J=12.4Hz,1H),3.08(t,J=12.2Hz,1H),2.17(t,J=8.5Hz,2H),1.77(ddd,J=16.8,8.5,4.5Hz,2H)。
実施例475A
(E)−tert−ブチル 4−(3−(N’−ヒドロキシ−N−(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノイル)カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、2mLの(乾燥)N,N−ジメチルホルムアミドの中の188mg(1.208mmol)の3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパン酸、163mg(1.265mmol,0.217mL)のN,N−ジイソプロピルエチルアミン及び481mg(1.265mmol)の(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート)を装入した。得られた無色の溶液を室温で10分間撹拌し、次いで、656mg(1.150mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、撹拌を20時間続けた。次いで、その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、3回分の30mLのジクロロメタンで抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、1236mgの黄色の半固体物質が得られ、そのまま使用した。
実施例476A
(E)−tert−ブチル 4−(3−(N−(3,3−ジフルオロシクロブタンカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、2mLの(乾燥)N,N−ジメチルホルムアミドの中の164mg(1.208mmol)の3,3−ジフルオロシクロブタンカルボン酸、163mg(1.265mmol,0.217mL)のN,N−ジイソプロピルエチルアミン及び481mg(1.265mmol)の(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート)を装入した。得られた無色の溶液を室温で10分間撹拌し、次いで、656mg(1.150mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物をさらに20時間撹拌した。100mLの0.5M塩酸で稀釈し、3×30mLのジクロロメタンで抽出した。有機物を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、1188mgの黄色の半固体物質が得られ、そのまま使用した。
実施例477A
(E)−tert−ブチル 4−(3−(N−(4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、2mLの(乾燥)N,N−ジメチルホルムアミドの中の0.198g(1.208mmol)の4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルボン酸、0.163g(1.265mmol,0.217mL)のN,N−ジイソプロピルエチルアミン及び0.481g(1.265mmol)の(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート)を装入した。得られた無色の溶液を周囲温度で10分間撹拌し、次いで、0.656g(1.150mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物をさらに20時間撹拌した。100mLの0.5M塩酸で稀釈し、30mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、1.254gの黄色の半固体物質が得られ、そのまま使用した。
実施例478A
(E)−tert−ブチル 4−(3−(N’−ヒドロキシ−N−(2−メトキシアセチル)カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、2mLの(乾燥)N,N−ジメチルホルムアミドの中の0.109g(1.208mmol)の2−メトキシ酢酸、0.163g(1.265mmol,0.217mL)のN,N−ジイソプロピルエチルアミン及び0.481g(1.265mmol)の(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェート)を装入した。得られた無色の溶液を室温で10分間撹拌し、次いで、0.656g(1.150mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物をさらに20時間撹拌した。その反応混合物100mLの0.5M塩酸で稀釈し、3回分の30mLのジクロロメタンで抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、1.420gの黄色の半固体物質が得られ、そのまま使用した。
実施例479A
(E)−tert−ブチル 4−(3−(N’−ヒドロキシ−N−(4−メトキシブタノイル)カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、2mLの(乾燥)N,N−ジメチルホルムアミドの中の0.143g(1.208mmol)の4−メトキシブタン酸、0.163g(1.265mmol,0.217mL)のN,N−ジイソプロピルエチルアミン及び0.481g(1.265mmol)の(1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム 3−オキシド ヘキサフルオロホスフェートを装入した。得られた無色の溶液を周囲温度で10分間撹拌し、次いで、0.656g(1.150mmol,66%)の4−(3−(N−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを添加し、その混合物をさらに20時間撹拌した。その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、30mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機層を合して硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、1.100gの黄色の半固体物質が得られ、そのまま使用した。
実施例480A
4−[3−(5−イソブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
283mg(0.430mmol,69%)の4−{3−[N’−ヒドロキシ−N−(3−メチルブタノイル)カルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.03mL(0.13mmol)を添加し、その混合物を100℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、58mg(0.13mmol;理論値の30%,純度:95%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.12分; m/z=441(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.73(s,1H),8.19(s,1H),5.93(s,1H),4.46−4.16(m,2H),3.58−3.36(m,1H),2.99−2.77(m,4H),2.36−2.21(m,1H),2.11(d,J=12.7Hz,2H),1.69−1.56(m,2H),1.48(s,9H),1.04(d,J=6.7Hz,6H)。
実施例481A
4−[3−(5−ヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
514mg(0.57mmol,54%)の4−[3−(N−ヘプタノイル−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.03mL(0.11mmol)を添加し、その混合物を100℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、166mg(0.35mmol;理論値の62%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.27分; m/z=469(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.72(s,1H),8.20(s,1H),5.93(s,1H),4.28(s,2H),3.45(t,J=11.9Hz,1H),3.12−2.78(m,4H),2.12(d,J=12.8Hz,2H),1.97−1.80(m,2H),1.69−1.27(m,17H),0.90(t,3H)。
実施例482A
4−[3−(5−シクロプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
560mg(1.0mmol,80%)の4−{3−[N−(シクロプロピルカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.05mL(0.20mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、122mg(0.28mmol;理論値の28%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.01分; m/z=425(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.67(s,1H),8.17(s,1H),5.93(s,1H),4.32(br.s,2H),3.45(t,J=11.8Hz,1H),2.90(t,J=12.1Hz,2H),2.33−2.20(m,1H),2.12(d,J=13.2Hz,2H),1.70−1.56(m,2H),1.49(s,9H),1.38−1.26(m,4H)。
実施例483A
rac−tert−ブチル 4−{3−[5−(1−メチルシクロプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート
575mg(0.98mmol,78%)のrac−tert−ブチル 4−(3−{N’−ヒドロキシ−N−[(1−メチルシクロプロピル)カルボニル]カルバムイミドイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.05mL(0.20mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、90mg(0.20mmol;理論値の21%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.08分; m/z=439(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.63(s,1H),8.17(s,1H),5.92(s,1H),4.32(br.s,2H),3.44(t,J=12.0Hz,1H),2.89(t,J=12.2Hz,2H),2.11(d,J=10.4Hz,2H),1.61(s,3H),1.48(s,11H),1.18−0.88(m,2H)。
実施例484A
rel−4−(3−{5−[(1R,2S)−2−メチルシクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
760mg(1.21mmol,73%)のrel−4−[3−(N’−ヒドロキシ−N−{[(1R,2S)−2−メチルシクロプロピル]カルボニル}カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.06mL(0.24mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、84mg(0.19mmol;理論値の16%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.08分; m/z=439(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.68(s,1H),8.16(s,1H),5.92(s,1H),4.32(s,2H),3.56−3.31(m,1H),2.89(t,J=12.6Hz,2H),2.11(d,J=12.9Hz,2H),2.04−1.87(m,1H),1.73−1.59(m,3H),1.48(s,9H),1.26(d,J=6.0Hz,3H),1.22−1.04(m,2H)。
実施例485A
4−{3−[5−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
744mg(1.14mmol,70%)の4−{3−[N’−ヒドロキシ−N−(3−メチルブタ−2−エノイル)カルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.06mL(0.24mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、19mg(0.04mmol;理論値の4%,純度:95%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.12分; m/z=439(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.71(s,1H),8.20(s,1H),6.44−6.20(m,1H),5.93(s,1H),4.30(d,J=9.7Hz,2H),3.56−3.38(m,1H),2.97−2.80(m,2H),2.34(d,J=0.9Hz,3H),2.09(d,J=1.1Hz,5H),1.70−1.56(m,2H),1.48(s,9H)。
実施例486A
4−{3−[5−(シクロペンチリデンメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
770mg(1.13mmol,71%)の4−{3−[N−(シクロペンチリデンアセチル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.06mL(0.24mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、73mg(0.16mmol;理論値の14%,純度:96%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.16分; m/z=465(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.74(s,1H),8.20(s,1H),5.93(s,1H),5.60(s,1H),4.32(br.s,2H),3.75(s,2H),3.64−3.29(m,1H),2.90(t,J=12.2Hz,2H),2.36(t,J=7.4Hz,4H),2.11(d,J=12.6Hz,2H),2.04−1.85(m,2H),1.70−1.58(m,2H),1.48(s,9H)。
実施例487A
4−[3−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
690mg(1.18mmol,81%)の4−{3−[N−(シクロペンチルカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.06mL(0.24mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、147mg(0.32mmol;理論値の27%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.14分; m/z=453(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.71(s,1H),8.19(s,1H),5.92(s,1H),4.31(br.s,2H),3.70−3.25(m,2H),3.19−2.70(m,2H),2.30−2.06(m,4H),2.05−1.69(m,6H),1.69−1.55(m,2H),1.48(s,9H)。
実施例488A
rac−tert−ブチル 4−{3−[5−(1−メチルシクロペンチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボキシレート
800mg(1.13mmol,69%)のrac−tert−ブチル 4−(3−{N’−ヒドロキシ−N−[(1−メチルシクロペンチル)カルボニル]カルバムイミドイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.06mL(0.24mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、111mg(0.24mmol;理論値の21%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.21分; m/z=467(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.68(s,1H),8.20(s,1H),5.93(s,1H),4.47−4.10(m,2H),3.60−3.36(m,1H),2.90(t,J=12.9Hz,2H),2.39−2.19(m,2H),2.12(d,J=12.9Hz,2H),1.87−1.75(m,6H),1.64−1.56(m,2H),1.51(s,3H),1.49(s,9H)。
実施例489A
rel−4−(3−{5−[(1R,2S)−2−メチルシクロペンチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
750mg(1.16mmol,75%)のrel−4−[3−(N’−ヒドロキシ−N−{[(1R,2S)−2−メチルシクロペンチル]カルボニル}カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.06mL(0.24mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、171mg(0.37mmol;理論値の32%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.21分; m/z=467(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.72(s,1H),8.20(s,1H),5.93(s,1H),4.29(d,J=10.8Hz,2H),3.44(s,1H),2.97−2.81(m,3H),2.41−1.97(m,5H),1.92−1.77(m,2H),1.67−1.53(m,3H),1.48(s,9H),1.43−1.31(m,1H),1.12(d,J=6.6Hz,3H)。
実施例490A
4−{5−オキソ−3−[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
816mg(0.87mmol,52%)の4−{3−[N’−ヒドロキシ−N−(3,3,3−トリフルオロプロパノイル)カルバムイミドイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサン(8mL)に溶解させた。1,4−ジオキサン中の4M塩化水素0.044mL(0.17mmol)を添加し、その混合物を90℃に16時間加熱した。その有機層を酢酸エチルで稀釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム及び飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,0%−3% メタノール中7Mアンモニア)で精製して、120mg(0.26mmol;理論値の29%,純度:98%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.03分; m/z=467(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,クロロホルム−d):δ[ppm]=9.59(s,1H),8.21(s,1H),5.95(s,1H),5.29,4.30(d,J=9.0Hz,2H),3.85(q,J=9.4Hz,2H),3.56−3.36(m,1H),3.07−2.79(m,2H),2.11(d,J=12.7Hz,2H),1.70−1.60(m,2H),1.48(s,9H)。
実施例491A
4−(5−オキソ−3−(5−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、実施例28Aからの1236mgの(E)−tert−ブチル 4−(3−(N’−ヒドロキシ−N−(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノイル)カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩及び6mL(乾燥)の1,4−ジオキサンを装入した。0.04mL(0.161mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を添加し、その透明な黄色の溶液を90℃で8時間撹拌した。その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。その有機層を合し、100mLの水性アンモニア(15% w/w)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。352mgの黄色の固体が得られ、それを、フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,1%−4% メタノール)で精製した。その生成物を含んでいるフラクションをプールし、濃縮し、20mLのジクロロメタンと同時蒸発させた。208mg(0.412mmol;2つの段階全体で理論値の36%,純度:98%)の目標化合物が白色の流動性粉末として得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.14分; m/z=495(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=8.20(s,1H),5.97(s,1H),4.08(d,J=11.9Hz,2H),3.36(t,J=11.9Hz,1H),2.89(br.s,2H),2.00(d,J=12.2Hz,2H),1.70(s,6H),1.50(dd,J=12.1,3.8Hz,2H),1.41(s,9H)。
実施例492A
4−(3−(5−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、1188mgの(E)−tert−ブチル 4−(3−(N−(3,3−ジフルオロシクロブタンカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩及び6mLの(乾燥)1,4−ジオキサンを装入した。0.04mL(0.161mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を添加し、その透明な黄色の溶液を90℃に8時間加熱した。その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、3回分の50mLのジクロロメタンで抽出した。その有機層を合し、100mLの水性アンモニア(15% w/w)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した: 303mgの黄色の固体が得られ、それを、精製した(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,1%−4% メタノール)。その生成物を含んでいるフラクションをプールし、濃縮し、20mLのジクロロメタンと同時蒸発させた。221mg(0.444mmol;2つの段階全体で理論値の38%,純度:96%)の目標化合物が白色の流動性粉末として得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.05分; m/z=475(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=11.47(s,1H),8.33(s,1H),6.11(s,1H),4.10(d,J=12.4Hz,2H),3.85(td,J=8.6,2.6Hz,1H),3.42(t,J=11.9Hz,1H),3.22−3.09(m,4H),2.87(br.s,2H),2.00(d,J=11.7Hz,2H),1.57(qd,J=12.3,4.0Hz,2H),1.42(s,9H)。
実施例493A
4−(3−(5−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、実施例32Aからの1.254gの(E)−tert−ブチル 4−(3−(N−(4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルボニル)−N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩及び6mLの(乾燥)1,4−ジオキサンを装入した。0.40mL(0.161mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を添加し、その透明な黄色の溶液を90℃で8時間撹拌した。その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、3回分の50mLのジクロロメタンで抽出した。その有機層を合し、100mLの水性アンモニア(15% w/w)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した: 378mgの黄色の固体が得られ、それを、精製した(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,1%−4% メタノール)。その生成物を含んでいるフラクションをプールし、濃縮し、20mLのジクロロメタンと同時蒸発させた。252mg(0.499mmol;2つの段階全体で理論値の43%,純度:100%)の目標化合物が白色の流動性粉末として得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=2.11分; m/z=503(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.40[ppm]=(br.s,1H),8.31(s,1H),6.10(s,1H),4.10(d,J=12.6Hz,2H),3.50−3.21(m,4H),2.25−1.85(m,10H),1.57(qd,J=12.4,4.1Hz,2H),1.42(s,9H)。
実施例494A
4−(3−(5−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、実施例34Aからの1.420gの(E)−tert−ブチル 4−(3−(N’−ヒドロキシ−N−(2−メトキシアセチル)カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩及び6mLの(乾燥)1,4−ジオキサンを装入した。0.040mL(0.161mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を添加し、その透明な黄色の溶液を90℃で8時間撹拌した。その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、50mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機層を合し、100mLの水性アンモニア(15% w/w)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。207mgの黄色の固体が得られ、それを、フラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,1%−4% メタノール)で精製した。その生成物を含んでいるフラクションをプールし、濃縮し、20mLのジクロロメタンと同時蒸発させた。118mg(0.241mmol;2つの段階全体で理論値の15%,純度:88%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.91分; m/z=429(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=11.47(br.s,1H),8.35(s,1H),6.14(s,1H),4.81(s,2H),4.10(d,J=12.5Hz,2H),3.50−3.37(m,4H),2.87(s,2H),2.01(d,J=12.5Hz,2H),1.58(qd,J=12.4,4.1Hz,2H),1.42(s,9H)。
実施例495A
4−(3−(5−(3−メトキシプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、実施例36Aからの1.100gの(E)−tert−ブチル 4−(3−(N’−ヒドロキシ−N−(4−メトキシブタノイル)カルバムイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩及び6mLの(乾燥)1,4−ジオキサンを装入した。0.040mL(0.161mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を添加し、その透明な黄色の溶液を90℃で24時間撹拌した。その反応混合物を100mLの0.5M塩酸で稀釈し、50mLのジクロロメタンで3回抽出した。その有機物を合し、100mLの水性アンモニア(15% w/w)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。219mgの黄色の固体が残り、それをフラッシュカラムクロマトグラフィー(方法15B;12gカートリッジ;ジクロロメタン,勾配,1%−4% メタノール)で精製した。その生成物を含んでいるフラクションをプールし、濃縮し、20mLのジクロロメタンと同時蒸発させた。122mg(0.263mmol;2つの段階全体で理論値の22%,純度:33%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法13B):Rt=1.96分; m/z=457(M−1)−;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]11.31(br.s,1H),8.31(s,1H),6.11(s,1H),4.10(d,J=12.2Hz,2H),3.42(t,J=6.2Hz,3H),3.24(s,3H),3.01(t,J=7.5Hz,2H),2.87(br.s,2H),2.09−1.94(m,4H),1.57(qd,J=12.5,4.1Hz,2H),1.42(s,9H)。
実施例496A
4−{3−[3−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド(132mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、94.0mg(純度96%,理論値の45%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.25分; MS(ESIneg):m/z=505[M−H]−。
実施例497A
4−{3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。2−フルオロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(123mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、92.7mg(純度100%,理論値の47%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.36分; MS(ESIpos):m/z=495[M+H]+。
実施例498A
4−{3−[3−(2−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−2−(2−クロロフェニル)−N’−ヒドロキシエタンイミドアミド(147mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、42.4mg(純度60%,理論値の12%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.43分; MS(ESIpos):m/z=525[M+H]+。
実施例499A
4−{2−メチル−3−[3−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシ−2−メチルベンゼンカルボキシイミドアミド(120mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、111mg(純度93%,理論値の53%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.53分; MS(ESIpos):m/z=491[M+H]+。
実施例500A
4−{3−[3−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。3−クロロ−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミド(136mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、83.7mg(純度100%,理論値の41%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.61分; MS(ESIneg):m/z=509[M−H]−。
実施例501A
4−(2−メチル−5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。N’−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド(163mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、52.7mg(純度90%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.62分; MS(ESIneg):m/z=543[M−H]−。
実施例502A
4−{3−[4−メチル−5−(2−メチルプロピル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,318μmol)、3−クロロ−5−メチルヘキサン−2−オン(47.3mg,318μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(280μL,1.6mmol)をエタノール(4.8mL,82mmol)に溶解させ、70℃で1時間撹拌した。テトラ−n−ブチルアンモニウムヨージド(23.5mg,63.6μmol)を添加し、その混合物を70℃で16時間撹拌した。水を添加し、その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=20%B,4.50分=30%B,19.00−22.50分=100%B,22.75−25.00分=20%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、32.0mg(純度100%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.65分; MS(ESIpos):m/z=472[M+H]+。
実施例503A
4−{3−[5−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(3,5−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,89.2μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(29.8mg,125μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、24.7mg(純度100%,理論値の51%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.10分; MS(ESIpos):m/z=543[M+H]+。
実施例504A
4−{3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−{[2−(2−フルオロベンゾイル)ヒドラジニル]カルボニル}−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(38.6mg,75.3μmol)をTHF(2.0mL,25mmol)に溶解させ、Burgess試薬(25.1mg,105μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水及び酢酸エチルを添加し、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、29.5mg(純度100%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.12分; MS(ESIpos):m/z=495[M+H]+。
実施例505A
4−{3−[3−(4−ヒドロキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解させ、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及び1,1’−カルボイルジイミダゾール(129mg,797μmol)で処理した。その混合物を90℃で1.5時間撹拌した。(1Z)−N’−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)エタンイミドアミド(144mg,797μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解させ、滴下して加えた。次いで、その混合物を110℃で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、当該生成物が得られた。得られた量は、84.6mg(純度99%,理論値の41%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.33分; MS(ESIpos):m/z=507[M+H]+。
実施例506A
4−{3−[5−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−({2−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34.0mg,62.7μmol)をTHF(1.7mL,21mmol)に溶解させ、Burgess試薬(20.9mg,87.7μmol)と一緒に、室温で16時間撹拌した。水を添加し、その混合物を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、減圧下で溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、10.1mg(純度100%,理論値の31%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.90分; MS(ESIpos):m/z=525[M+H]+。
実施例507A
4−{3−[4−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,265μmol)及び2−ブロモ−1−(2−メチルフェニル)エタノン(40μL,260μmol)をエタノール(3.0mL,52mmol)に溶解させ、70℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、12mg(純度95%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.37分; MS(ESIpos):m/z=492[M+H]+。
実施例508A
4−[3−({2−[(3,5−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)アセトヒドラジド(134mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(236mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%トリフルオロ酢酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、50.1mg(理論値の22%)であった、
LC−MS(方法1B):Rt=0.91分; MS(ESIneg):m/z=559[M−H]−。
実施例509A
4−(3−{[2−(2−フルオロベンゾイル)ヒドラジニル]カルボニル}−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,398μmol)及び2−フルオロベンゾヒドラジド(92.1mg,598μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.0mL,26mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(210μL,1.2mmol)及びHATU(256mg,598μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%トリフルオロ酢酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、40.7mg(純度100%,理論値の20%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.73分; MS(ESIpos):m/z=513[M+H]+。
実施例510A
4−[3−({2−[(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アセチル]ヒドラジニル}カルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(150mg,414μmol)及び2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)アセトヒドラジド(123mg,621μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL,19mmol)に溶解させた。N,N−ジイソプロピルエチルアミン(220μL,1.2mmol)及びHATU(236mg,621μmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。逆相HPLC(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%トリフルオロ酢酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=20%B,6.50分=40%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=40%B)で精製し、減圧下で乾燥させた後、所望の生成物が得られた。得られた量は、34.0mg(純度73%,理論値の11%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.54分; MS(ESIneg):m/z=541[M−H]−。
実施例511A
4−[3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
ブロモ(メチル)マグネシウム(1.4mL,ジエチルエーテル中1.0M,1.4mmol)をテトラヒドロフラン(2.0mL)に溶解させた溶液を、アルゴン下、0℃まで冷却し、その後、7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(200mg,純度94%,482μmol)をテトラヒドロフラン(2.0mL)に溶解させた溶液を滴下して加えた。氷浴を除去し、その混合物を室温で一晩撹拌した。その反応物を塩酸(1N水溶液,1.5mL)でクエンチし、水(3.0mL)とアセトニトリル(2.0mL)に溶解させ、その後、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、それを、次いで、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、125mg(純度100%,理論値の69%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.52分; MS(ESIneg):m/z=375[M−H]−。
実施例512A
4−[3−(5−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−4−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−[3−(2−ブロモプロパノイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44.0mg,97.1μmol)、ベンゼンカルボチオアミド(13.3mg,97.1μmol)及びエチルジイソプロピルアミン(85μL,490μmol)をエタノール(3.0mL)に溶解させた溶液を70℃で1時間撹拌した。その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、7.50mg(純度100%,理論値の16%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.32分; MS(ESIpos):m/z=492[M+H]+。
実施例513A
4−[3−(シクロペンチルカルボノイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(400mg,1.16mmol)及びブロモ(シクロペンチル)マグネシウム(2.9mL,ジエチルエーテル中2.0M,5.8mmol)をテトラヒドロフラン(2.0mL)に溶解させた溶液を、アルゴン下、60℃で一晩撹拌し、その後、酢酸エチル(100mL)及び塩酸(1N水溶液,100mL)と一緒に撹拌した。その有機相を抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。その混合物をアセトニトリル/ジメチルスルホキシドの混合物に溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。当該イミン(標題化合物)又は対応するケトンを含んでいるフラクションを合し、蒸発させ、次の段階で使用した(147mg)。
LC−MS(方法11B):Rt=1.55分; MS(ESIpos):m/z=414[M+H]+。
実施例514A
4−[3−(2−メチルブタンイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,146μmol)及びブロモ(ブタン−2−イル)マグネシウム(730μL,テトラヒドロフラン1.0M,730μmol)をテトラヒドロフラン(1.0mL)に溶解させた溶液を、アルゴン下、60℃で一晩撹拌し、その後、塩酸(1N水溶液)と一緒に撹拌した。その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。当該イミン(標題化合物)又は対応するケトンを含んでいるフラクションを合し、蒸発させ、次の段階で使用した(27.0mg)。
LC−MS(方法11B):Rt=1.51分; MS(ESIpos):m/z=402[M+H]+。
実施例515A
4−[3−(シクロプロピルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(300mg,874μmol)及びブロモ(シクロプロピル)マグネシウム(8.7mL,テトラヒドロフラン中0.50M,4.4mmol)をテトラヒドロフラン(7.5mL)に溶解させた溶液を、アルゴン下、60℃で一晩撹拌し、その後、酢酸エチル及び塩酸(1N水溶液)と一緒に撹拌した。その有機相を抽出し、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。その混合物をアセトニトリル/ジメチルスルホキシドの混合物に溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。当該イミン(標題化合物)又は対応するケトンを含んでいるフラクションを合し、蒸発させ、次の段階で使用した(42mg)。
LC−MS(方法1B):Rt=0.79分; MS(ESIpos):m/z=386[M+H]+。
実施例516A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル
アセトニトリル(65mL)の中の5−アミノ−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸メチル(1.32g,6.29mmol)と4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.81g,16.4mmol)の混合物を、アルゴン下、環流温度で1時間撹拌した。トリエチルアミン(2.6mL,19mmol)を添加し、撹拌を24時間続けた。その混合物を200mLの酢酸エチルで稀釈し、塩酸(1N水溶液,200mL)で3回洗浄した。その有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。アセトニトリル/水の(1:1)混合物を添加し、新たに形成された固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題生成物が得られた。得られた量は、1.34g(純度96%,理論値の46%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.38分; MS(ESIneg):m/z=443[M−H]−。
実施例517A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
アセトニトリル(24mL)の中の5−アミノ−3−(メチルスルファニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(625mg,3.11mmol)及び4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.87g,8.07mmol)の混合物を、アルゴン下、環流温度で一晩撹拌した。トリエチルアミン(1.3mL,9.3mmol)を添加し、撹拌を4時間続けた。その混合物を塩酸(1N水溶液,10mL)を用いて酸性化した。新たに形成された固体を濾過し、減圧下で乾燥させた。その濾液を濃縮し、アセトニトリルと水で稀釈し、得られた懸濁液を濾過し、減圧下で乾燥させた。固体の両方のフラクションを合して、標題化合物が得られた。得られた量は、1.17g(純度100%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=1.16分; MS(ESIneg):m/z=435[M−H]−。
実施例518A
4−[3−(2,2−ジメチルプロパノイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,582μmol)及びtert−ブチル(クロロ)マグネシウム(1.5mL,2.0M,2.9mmol)をテトラヒドロフラン(4.0mL)に溶解させた溶液を、アルゴン下、60℃で一晩撹拌し、その後、塩化アンモニウム飽和水溶液を用いてクエンチし、酢酸エチルで稀釈した。その有機相を抽出し、塩化アンモニウム飽和水溶液で2回洗浄し、及び、塩酸(1N水溶液)で1回洗浄し、その後、硫酸ナトリウムで脱水し、濃縮した。回収された混合物を、アセトニトリル/ギ酸(0.05%水溶液)の混合物と一緒に一晩撹拌し、濃縮した。その固体を濾過し、そのまま、次の段階で使用した。得られた量は、54.8mg(純度80%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=2.04分; MS(ESIneg):m/z=401[M−H]−。
実施例519A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
メタノール(100mL)と水(50mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル(1.34g,3.02mmol)と水酸化リチウム(56μL,30mmol)の混合物を、45℃で3日間撹拌した。メタノールを蒸発させ、残った水溶液を塩酸(1N水溶液)を用いて酸性化した。新たに形成された固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、1.12g(純度100%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.72分; MS(ESIneg):m/z=429[M−H]−。
実施例520A
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,232μmol)をテトラヒドロフラン(1.7mL)の中で稀釈し、その後、1,1’−カルボニルジイミダゾール(75.4mg,465μmol)を添加した。その混合物を80℃で2時間撹拌し、その後、濃縮し、そのまま、次の段階で使用した。
LC−MS(方法8B):Rt=1.27分; MS(ESIneg):m/z=479[M−H]−。
実施例521A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
化合物4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(111mg,231μmol)をエタノール(3.0mL,460μmol)の中で稀釈した。その混合物を80℃で2時間撹拌し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、85.0mg(純度99%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.46分; MS(ESIneg):m/z=457[M−H]−。
実施例522A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル
化合物4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(111mg,231μmol)をプロパン−1−オール(3.0mL,460μmol)の中で稀釈した。その混合物を100℃で2時間撹拌し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、98.0mg(純度100%,理論値の90%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.54分; MS(ESIneg):m/z=471[M−H]−。
実施例523A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル
化合物4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(111mg,231μmol)をプロパン−2−オール(3.0mL,460μmol)の中で稀釈した。その混合物を80℃で2時間撹拌し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、73.0mg(純度100%,理論値の67%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.55分; MS(ESIneg):m/z=471[M−H]−。
実施例524A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロプロピル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、2,2−ジフルオロプロパン−1−オール(3.01g,31.4mmol)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(105mg,純度99%,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.03分; MS(ESIneg):m/z=453[M−H]−。
実施例525A
4−{3−[(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
ジメチルホルムアミド(1.0mL,13mmol)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,276μmol)に、HATU(136mg,359μmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(140μL,830μmol)を添加した。次いで、3,3−ジメチルピロリジン(54.7mg,552μmol)を添加し、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。追加のHATU(1.3当量)を添加し、その反応混合物を室温で24時間撹拌した。水を添加し、生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。得られた生成物の量は、51.0mg(純度93%,理論値の39%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.92分; MS(ESIpos):m/z=444[M+H]+。
実施例526A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロプロピル
4−[3−(1H−イミダゾール−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,242μmol)を2,2−ジフルオロプロパン−1−オール(466mg,4.85mmol)に溶解させ、環流温度で1時間加熱した。溶媒を除去し、次いで、酢酸エチル及び水を添加した。その有機相を水で洗浄し、濾過(Extrelut NT3)によって脱水し、減圧下で乾燥させた。その残渣を分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(83.0mg,純度100%,理論値の78%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.00分; MS(ESIneg):m/z=439[M−H]−。
実施例527A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3−フルオロプロピル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、3−フルオロプロパン−1−オール(500μL,1.3mmol)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(84.4mg,純度58%,理論値の42%)が得られた。
LC−MS(方法10B):Rt=1.86分; MS(ESIneg):m/z=435[M−H]−。
実施例528A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロエチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、2,2−ジフルオロエタノール(500μL,31mmol)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(93.8mg,純度100%,理論値の80%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=1.93分; MS(ESIneg):m/z=439[M−H]−。
実施例529A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3,3,3−トリフルオロプロピル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール(500μL,530μmol)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(94.9mg,純度99%,理論値の75%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.12分; MS(ESIneg):m/z=471[M−H]−。
実施例530A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、プロパン−1−オール(79.8mg,1.33mmol)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(88.2mg,純度95%,理論値の75%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.14分; MS(ESIneg):m/z=417[M−H]−。
実施例531A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(5.0mL,62mmol)に溶解させ、N,N’−カルボニルジイミダゾール(86.2mg,531μmol)を添加した。その混合物を環流温度で1.5時間加熱した。溶媒を除去し、シクロブタノール(95.8mg,1.33mmol)を添加した。その混合物を環流温度で18時間加熱し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(98.7mg,純度95%,理論値の82%)が得られた。
LC−MS(方法11B):Rt=2.20分; MS(ESIneg):m/z=429[M−H]−。
実施例532A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸tert−ブチル
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,266μmol)をテトラヒドロフラン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート(1.7μL,13μmol)を添加し、次いで、2,2,2−トリクロロエタンイミド酸tert−ブチル(116mg,531μmol)を添加した。その混合物を室温で18時間撹拌し、次いで、分取HPLC(方法:カラム:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物(87.8mg,純度96%,理論値の73%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=1.24分; MS(ESIneg):m/z=431[M−H]−。
実施例433A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
アセトニトリル(24mL)の中の5−アミノ−3−(メチルスルファニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(625mg,3.11mmol)と4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.87g,8.07mmol)の混合物を、アルゴン下、環流温度で一晩撹拌した。トリエチルアミン(1.3mL,9.3mmol)を添加し、撹拌を4時間続けた。その混合物を塩酸(1N水溶液,10mL)を用いて酸性化した。沈澱した固体を濾過し、減圧下で乾燥させた。その母液を濃縮し、水とアセトニトリルの混合物の中に懸濁させた。新たに形成された固体を濾過し、減圧下で乾燥させ、先の固体と合して、標題生成物が得られた。得られた量は、1.17g(純度100%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法6B):Rt=1.16分; MS(ESIneg):m/z=435[M−H]−。
実施例434A
5−アミノ−3−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸メチル
(2E)−2−シアノ−3−エトキシペンタ−2−エン酸メチル(7.70g,42.0mmol)を、アルゴン下、酢酸(77mL)で稀釈し、その後、ヒドラジン水和物(1:1)(2.5mL,50mmol)を添加した。その混合物を80℃で1時間撹拌し、次いで、濃縮した。その粗製物質をアセトニトリルに溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、4.40g(純度100%,理論値の62%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.65分; MS(ESIneg):m/z=168[M−H]−。
実施例435A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル
アセトニトリル(61mL)の中の5−アミノ−3−エチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸メチル(1.00g,5.91mmol)と4−[(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−1,3−ジオキサン−5−イル)カルボニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.46g,15.4mmol)の混合物を、アルゴン下、環流温度で1時間撹拌した。トリエチルアミン(2.5mL,18mmol)を添加し、撹拌を一晩続けた。新たなトリエチルアミン(2.5mL,18mmol)を添加し、環流温しながら撹拌を一晩延長した。その混合物を200mLの酢酸エチルで稀釈し、塩酸(1N水溶液,200mL)で3回洗浄した。その有機相を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。アセトニトリル/水の(1:1)混合物を添加し、新たに形成された固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題生成物が得られた。得られた量は、1.57g(純度100%,理論値の66%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.38分; MS(ESIneg):m/z=403[M−H]−。
実施例436A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
メタノール(7.0mL)と水(7.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル(570mg,1.41mmol)と水酸化リチウム(169mg,7.05mmol)の混合物を50℃で2日間撹拌した。新たに形成された固体を濾過し、塩酸(1N水溶液)と一緒に撹拌し、その後、再度濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、500mg(純度83%,理論値の75%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.19分; MS(ESIneg):m/z=389[M−H]−。
実施例437A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸
エタノール(60mL)と水(30mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(1.50g,3.42mmol)と水酸化リチウム(820mg,34.2mmol)の混合物を50℃で一晩撹拌した。新たな水酸化リチウム(410mg,17.1mmol)を添加し、撹拌を50℃でもう一晩続けた。その混合物を、pH=3になるまで、塩酸(1N水溶液)を用いて酸性化し、酢酸エチル(150mL)で2回抽出した。その有機相を合し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し(そのフィルターを、ジクロロメタンとメタノールの(9:1)混合物で洗浄した)、濃縮して、標題化合物が得られ、冷凍庫の中で貯蔵した。得られた量は、1.16g(純度100%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.18分; MS(ESIneg):m/z=407[M−H]−。
実施例438A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,245μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の中で稀釈し、その後、1,1’−カルボニルジイミダゾール(79.4mg,490μmol)を添加した。その混合物を80℃で1.5時間撹拌し、その後、プロパン−1−オール(10mL,130mmol)を添加した。撹拌を100℃で一晩続けた。次いで、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、84.6mg(純度96%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.52分; MS(ESIneg):m/z=449[M−H]−。
実施例439A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,245μmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)の中で稀釈し、その後、1,1’−カルボニルジイミダゾール(79.4mg,490μmol)を添加した。その混合物を80℃で1.5時間撹拌し、その後、プロパン−1−オール(10mL,130mmol)を添加した。撹拌を80℃で一晩続けた。次いで、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、43.5mg(純度89%,理論値の35%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.52分; MS(ESIneg):m/z=449[M−H]−。
実施例440A
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,256μmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)の中で稀釈し、その後、1,1’−カルボニルジイミダゾール(83.1mg,512μmol)を添加した。その混合物を80℃で2時間撹拌し、その後、濃縮した。残った物質をエタノール(2.5mL,43mmol)で稀釈し、80℃で2時間撹拌した。次いで、その混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、43.6mg(純度100%,理論値の41%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.47分; MS(ESIneg):m/z=417[M−H]。
化合物実施例の調製:
実施例1
3−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(12.2mg,0.03mmol)をジオキサン中の4N HCl(1.3mL)に溶解させ、減圧下で蒸発させた。その残渣をメタノール(2mL)に溶解させ、減圧下で蒸発させ、メタノール(0.5mL)と水(2mL)に再度溶解させた。得られた溶液を凍結乾燥させて、標題化合物(9.6mg,理論値の92%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.59分, MS(ESIPos):m/z=295[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.10(br.s,1H),8.87(br.s,1H),8.66(br.s,1H),7.79−7.44(m,2H),7.40(t,2H),7.29−7.19(m,1H),5.95(br.s,1H),4.12−3.95(m,2H),3.72−3.53(m,1H),3.12(dd様,2H),2.24(br.d,2H),1.90(q様,2H);1つの交換可能なプロトンは認識されなかった。
実施例2
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(ピリジン−2−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン二塩酸塩
4−[7−オキソ−3−(ピリジン−2−イル)−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(220mg,0.557mmol)をメタノール(3mL)に溶解させた。ジオキサン中の4N HCl(3mL)を添加し、その混合物に、室温で15分間、超音波照射した。得られた懸濁液を濾過し、ジオキサン(2mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(197mg,理論値の96%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.41分, MS(ESIPos):m/z=296[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.64(d,1H),8.41(s,1H),8.37(t,1H),8.06(d,1H),7.69(dd,1H),6.28(s,1H),3.72−3.57(m,3H),3.27(dd,2H),2.42(d,2H),2.00(q様,2H)。
実施例3
2−(メトキシメチル)−3−(4−メトキシフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[2−(メトキシメチル)−3−(4−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66mg,0.14mmol)をメタノール(1.5mL)に溶解させた。ジオキサン中の4N HCl(1.5mL)を添加し、その混合物に、室温で15分間、超音波照射した。その混合物を減圧下で蒸発させ、ジオキサン(2mL)を添加した。得られた懸濁液を濾過し、ジオキサン(2mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(46mg,理論値の81%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.55分, MS(ESIPos):m/z=369[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=7.37(d,2H),7.11(d,2H),6.07(s,1H),4.55(s,2H),3.90(s,3H),3.69−3.59(m,3H),3.37(s,3H),3.29(dd,2H),2.43(d,2H),1.99(dq様,2H)。
実施例4
3−(4−フルオロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−フルオロフェニル)−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(64mg,0.155mmol)をメタノール(1.5mL)に溶解させた。ジオキサン中の4N HCl(1.5mL)を添加し、その混合物に、室温で15分間、超音波照射した。その混合物を減圧下で蒸発させ、ジオキサン(2mL)を添加した。得られた懸濁液を濾過し、ジオキサン(2mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(47mg,理論値の85%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.57分, MS(ESIPos):m/z=313[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.09(s,1H),7.50(dd,2H),7.23(t,2H),5.90(s,1H),3.60(d,2H),3.17(dd,2H),3.08(t様,1H),2.28(d,2H),1.98(dq様,2H)。
実施例5
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(ピリジン−3−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[7−オキソ−3−(ピリジン−3−イル)−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(9.5mg,0.24mmol)をメタノール(0.5mL)とジオキサン中の4N HCl(0.5mL)に溶解させた。その混合物に、室温で15分間、超音波照射し、減圧下で蒸発させた。その残渣をメタノール(2mL)に溶解させ、減圧下で蒸発させ、水(1mL)に溶解させた。得られた溶液を凍結乾燥させて、標題化合物(9.1mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.22分, MS(ESIPos):m/z=296[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.93(s,1H),8.65(d,1H),8.54(d,1H),8.22(s,1H),7.97(dd,1H),6.17(s,1H),3.71−3.60(m,3H),3.27(dd,2H),2.42(d,2H),1.99(qm様,2H)。
実施例6
3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(2−メトキシフェニル)−2−メチル−7−オキソ−4,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.6mg,0.01mmol)をメタノール(0.5mL)とジオキサン中の4N HCl(0.5mL)に溶解させた。3時間経過した後、その溶液を減圧下で蒸発させた。その残渣をメタノール(2mL)に溶解させ、減圧下で蒸発させ、メタノール(0.5mL)と水(2mL)に溶解させた。得られた溶液を凍結乾燥させて、標題化合物(2.9mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.60分, MS(ESIPos):m/z=339[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=7.42(t,1H),7.26(d,1H),7.13(d,1H),7.07(t,1H),5.93(s,1H),3.80(s,3H),3.56(dd,2H),3.53(t様,1H),3.22(dd,2H),2.35(d,2H),2.22(s,3H),1.91(dq様,2H)。
実施例7
2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.9mg,0.01mmol)をメタノール(0.5mL)とジオキサン中の4N HCl(0.5mL)に溶解させた。3時間経過した後、その溶液を減圧下で蒸発させた。その残渣をメタノール(2mL)に溶解させ、減圧下で蒸発させ、メタノール(0.5mL)と水(2mL)に溶解させた。得られた溶液を凍結乾燥させて、標題化合物(0.7mg,理論値の99%)が得られた。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.20(br.s,1H),8.79(br.s,1H),8.56(br.s,1H),8.02−7.55(m,4H),5.82(br.s,1H),3.69−3.53(m,1H),3.43(d,2H),3.16(dd,2H),2.40−2.17(m,5H),1.88(q様,2H)。
実施例8
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボニトリルトリフルオロ酢酸塩
4−(3−シアノ−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(47mg,0.13mmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させた溶液に、TFA(0.1mL)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。得られた溶液を減圧下で蒸発させ、水(15mL)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(49mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.13分, MS(ESIPos):m/z=258[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=13.19(br.s,1H),8.75(br.s,1H),8.45(br.s,1H),6.10(br.s,1H),3.51(br.s,1H),3.40(d,2H),3.11(dd,2H),2.38(s,3H),2.16(d,2H),1.81(q様,2H)。
実施例9
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチルトリフルオロ酢酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(47mg,0.13mmol)をジクロロメタン(1.3mL)に溶解させた溶液に、TFA(0.1mL)を添加し、その混合物を室温で7日間撹拌した。得られた溶液を減圧下で蒸発させ、水(15mL)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(23.2mg,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.39分, MS(ESIPos):m/z=305[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=11.41(s,1H),8.68(br.s,1H),8.36(br.s,1H),5.95(s,1H),4.29(q,2H),3.50(t様,1H),3.11(dd,2H),2.42(s,3H),2.16(d,2H),1.78(dq様,2H),1.28(t,3H);2つのプロトンは残留水のシグナルに起因して認識されなかった。
実施例10
3−(4−ブロモフェニル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−シアノ−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(111mg,0.222mmol)をメタノール(0.7mL)に溶解させた。ジオキサン中の4N HCl(0.7mL)を添加した。16時間経過した後、その混合物に、室温で10分間、超音波照射した。その混合物を減圧下で蒸発させ、ジオキサン(2mL)を添加した。得られた懸濁液を濾過し、ジオキサン(2mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(39.6mg,理論値の42%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.70分, MS(ESIPos):m/z=387[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=11.99(br.s,1H),8.78(br.s,1H),8.59(br.s,1H),7.61(d,2H),7.35(br.s,2H),5.80(br.s,1H),3.56(br.s,1H),3.40(d,2H),3.12(dd,2H),2.39−2.14(m,5H,1.84(dq様,2H)。
実施例11
2−(メトキシメチル)−3−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[2−(メトキシメチル)−5−オキソ−3−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(142mg,0.321mmol)をメタノール(0.9mL)に溶解させた。ジオキサン中の4N HCl(0.9mL)を添加した。5時間経過した後、得られた懸濁液を濾過し、メタノール(0.3mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(18.1mg,理論値の15%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.58分, MS(ESIPos):m/z=339[M+H]+。
実施例12
3−[3−(ベンジルオキシ)フェニル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(ベンジルオキシ)フェニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,0.229mmol)をメタノール(0.7mL)に溶解させた。ジオキサン中の4N HCl(0.7mL)を添加した。2時間経過した後、得られた懸濁液を濾過し、メタノール(0.3mL)で洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(89mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.77分, MS(ESIPos):m/z=401[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.13(br.s,1H),8.83(br.s,2H),8.20(br.s,1H),7.49(d,2H),7.41(dd,2H),7.34(dd,1H),7.31(dd,1H),7.31−7.04(m,2H),5.91(br.s,1H),6.89(d,1H),5.17(s,2H),3.61(br.s,1H),3.41(d,2H),3.11(dd,2H),2.23(d,2H),1.91(q様,2H)。
実施例13
2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,0.24mmol)をメタノール(0.70mL)に溶解させた溶液をジオキサン中の4N HCl(0.70mL)で処理し、その反応混合物を撹拌せずに室温で16時間放置した。生じた沈澱物を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(84mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.65分, MS(ESIPos):m/z=377[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.21(br.s,1H),8.80(br.s,1H),8.58(br.s,1H),7.75−7.55(m,4H),5.81(br.s,1H),3.58(br.s,1H),3.20−3.07(m,2H),2.39−2.15(m,4H),1.93−1.75(m,2H)。
実施例14
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−(3−カルバモイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(38mg,0.11mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理し、その後、40℃で15分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で16時間乾燥させて、標題化合物(14mg,理論値の45%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.47分, MS(ESIPos):m/z=262[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.22(s,1H),6.16(s,1H),3.65−3.56(m,3H),3.25(dd,2H),2.38(d,2H),2.01−1.91(dd,2H)。
実施例15
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボニトリル
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(95mg,0.28mmol)をジクロロメタン(1.00mL)に懸濁させた懸濁液をトリフルオロ酢酸(0.11mL)で処理し、次いで、その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その後、トリフルオロ酢酸(0.11mL)を再度添加し、その混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、その残渣を水に溶解させ、pH=9になるまでアンモニアで処理した。生じた沈澱物を濾過し、減圧下、50℃で乾燥させて、標題化合物(52mg,理論値の75%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.95分, MS(ESIPos):m/z=244[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ=8.52(s,1H),7.87(br.s,1H),7.43(br.s,1H),6.84(s,1H),4.15−4.07(m,3H),3.76−3.70(m,2H),2.75(d,2H),2.56(dd,2H)。
実施例16
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(10mg,0.03mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、得られた固体を減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(9mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.38分, MS(ESIPos):m/z=291[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.25(s,1H),6.19(s,1H),4.42−4.37(q,2H),3.65−3.58(m,3H),3.26(dd,2H),2.39(d,2H),1.98(dd,2H),1.38(t,3H)。
実施例17
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸塩酸塩
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(19mg,0.05mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その残渣をジオキサン/MeO(2/1)溶液の中で撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、2mLのジオキサン/メタノール(2/1)溶液で洗浄し、減圧下、50℃で一晩乾燥させて、標題化合物(8mg,理論値の50%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.25分, MS(ESIPos):m/z=263[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.17(s,1H),6.16(s,1H),3.63(d,2H),3.57(dd,1H),3.25(dd,2H),2.38(d,2H),2.00−1.92(q,2H)。
実施例18
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸ベンジル塩酸塩
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸ベンジル(38mg,0.09mmol)をメタノール(1.00mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.00mL)で処理した。その反応混合物室温で15分間超音波処理した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物をジオキサンの中で撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で一晩乾燥させて、標題化合物(27mgの,理論値の83%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.59分, MS(ESIPos):m/z=352[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=11.87(br.s,1H),8.72(br.s,1H),8.24(s,1H),7.44(d,2H),7.42−7.30(m,3H),6.02(s,1H),5.33(s,2H),3.51(dd,1H),3.38(d,2H),3.08(dd,2H),2.17(d,2H),1.85(dd,2H)。
実施例19
N−エチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
化合物4−[3−(エチルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10mg,0.03mmol)をメタノール(0.25mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.25mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物を1mLの混合物(ジオキサン/メタノール 2/1)の中で撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で一晩乾燥させて、標題化合物(3mg,理論値の41%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.05分, MS(ESIPos):m/z=290[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.13(s,1H),6.10(s,1H),3.59−3.52(m,3H),3.31(q,2H),3.20(dd,2H),2.33(d,2H),1.91(dd,2H),1.15(t,3H)。
実施例20
3−(4−クロロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(エチルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.7mg,0.01mmol)をメタノール(0.02mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.02mL)で処理した。その反応混合物を室温で2時間撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。その濾液を減圧下で蒸発させて、さらに標題化合物が得られた。全収量(4mg,定量的)。
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=7.48(d,4H),6.22(s,1H),3.68−3.59(m,3H),3.28(dd,2H),2.44(d,2H),2.04−1.97(m,2H)。
実施例21
N−イソブチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
化合物4−[3−(イソブチルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35mg,0.08mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物を1mLの混合物(ジオキサン/メタノール 2/1)の中で撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で2時間乾燥させて、標題化合物(23mg,理論値の76%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.47分, MS(ESIPos):m/z=318[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.21(s,1H),6.16(s,1H),3.65−3.57(m,2H),3.26(dd,3H),3.16(d,2H),2.39(d,2H),2.01−1.92(dd,2H),1.90−1.89(m,1H),0.93(d,6H)。
実施例22
N−ベンジル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
化合物4−[3−(ベンジルカルバモイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(42mg,0.09mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物をジオキサン/メタノール(2/1)の混合物と一緒に撹拌した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(24mg,理論値の65%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.52分, MS(ESIPos):m/z=352[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.23(s,1H),7.41−7.32(m,5H),6.15(s,1H),4.55(s,2H),3.62(d,2H),3.56(d,1H),3.24(dd,2H),2.37(d,2H),1.96(dd,2H)。
実施例23
3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(26mg,0.06mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(16mg,理論値の69%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.21分, MS(ESIPos):m/z=331[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.11(s,1H),6.18(s,1H),3.85−3.76(m,9H),3.63(d,2H),3.27(dd,2H),2.40(s,2H),2.00(dd,2H)。
実施例24
7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66mg,0.17mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で2時間放置し、次いで、室温で10分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。収量:48mg(理論値の88%)。
LC−MS(方法1B):Rt=0.36分, MS(ESIPos):m/z=287[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.54(s,1H),8.84(br.s,1H),8.64(br.s,1H),6.29(s,1H),6.04(s,1H),3.51(dd,1H),3.37(d,2H),3.14−3.05(m,2H),2.15(d,2H),1.84(dd,2H)。
実施例25
7−(ピペリジン−4−イル)−2−(2−チエニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[5−オキソ−2−(2−チエニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44mg,0.11mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で一晩乾燥させて、標題化合物(33mg,理論値の87%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.49分, MS(ESIPos):m/z=301[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.27(br.s,1H),8.90(br.s,1H),8.72(br.s,1H),7.64(dd,1H),7.60(dd,1H),7.14(dd,1H),6.26(s,1H),5.80(s,1H),3.52(dd,1H),3.41(d,2H),3.14(dd,2H),2.22(d,2H),1.85(dd,2H)。
実施例26
2−シクロプロピル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(2−シクロプロピル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(77mg,0.21mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で一晩乾燥させて、標題化合物(66mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.30分, MS(ESIPos):m/z=259[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=5.91(s,1H),5.71(s,1H),3.62(d,2H),3.51(dd,1H),3.26(dd,2H),2.36(d,2H),2.02−1.97(m,1H),1.93(d,2H),1.09−1.05(m,2H),0.80−0.77(m,2H)。
実施例27
2−(4−フルオロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[2−(4−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(109mg,0.27mmol)をメタノール(3.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(3.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、50℃で一晩乾燥させて、標題化合物(86mg,理論値の93%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.56分, MS(ESIPos):m/z=313[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.26(s,1H),8.76(br.s,1H),8.49(br.s,1H),8.00(dd,2H),7.30(dd,2H),6.34(s,1H),5.82(s,1H),3.57(dd,1H),3.42(d,2H),3.20−3.07(br.s,2H),2.24(d,2H),1.89(dd,2H)。
実施例28
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸メチル
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸メチル(70mg,0.19mmol)をジクロロメタン(1.0mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.16mL)で処理した。その反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、その粗製生成物を水で処理し、一晩凍結乾燥させた。その後、その粗製生成物を分取HPLC(方法2A)で精製した。収量:(40mg,理論値の77%)。
LC−MS(方法2B):Rt=1.07分, MS(ESIPos):m/z=277[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ=7.88(br.s,1H),7.39(br.s,1H),7.15(d,1H),6.86(d,1H),4.23−4.10(m,3H),3.74(dd,2H),2.85(d,2H),3.64(s,3H),2.60−2.50(m,2H)。
実施例29
3−ブロモ−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−ブロモ−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(68mg,0.14mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(20mg;理論値の34%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.67分, MS(ESIPos):m/z=373[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=7.73(d,2H),7.48−7.40(m,3H),5.84(s,1H),3.54(d,2H),3.28(dd,1H),3.12(dd,2H),2.16(d,2H),1.76(dd,2H)。
実施例30
4−(ピペリジン−4−イル)−1,7,8,9−テトラヒドロ−2H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−オン塩酸塩
化合物4−(2−オキソ−1,7,8,9−テトラヒドロ−2H−シクロペンタ[3,4]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−4−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41mg,0.12mmol)をメタノール(0.33mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.33mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で一晩放置した。生じた沈澱物を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(38mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.30分, MS(ESIPos):m/z=259[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=9.07(br.s,1H),8.94(br.s,1H),5.59(s,1H),3.48(dd,1H),3.36(d,2H),3.05(dd,2H),2.68(dd,2H),2.59(dd,2H),2.38−2.31(m,2H),2.16(d,2H),1.86(dd,2H)。
実施例31
3−ブロモ−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−ブロモ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(118mg,0.12mmol)をメタノール(2.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(2.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。生じた沈澱物を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、60℃で2時間乾燥させて、標題化合物(85mg,理論値の82%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.23分, MS(ESIPos):m/z=298[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=7.88(s,1H),6.05(s,1H),3.63(d,2H),3.55(dd,1H),3.25(dd,2H),2.38(d,2H),1.95(dd,2H)。
実施例32
3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(8mg,0.02mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。溶媒を圧力下で蒸発させ、その粗製生成物を水に溶解させ、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(6mg,理論値の92%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.20分, MS(ESIPos):m/z=301[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.37(s,1H),6.21(s,1H),3.64(d,3H),3.27(dd,2H),2.44(s,3H),2.41(d,2H),1.99(dd,2H)。
実施例33
3−(3−イソプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−イソプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(92mg,0.21mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物をジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(67mg,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.54分, MS(ESIPos):m/z=329[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.34(s,1H),6.21(s,1H),3.67−3.59(m,3H),3.28(dd,2H),3.19−3.13(m,1H),2.42(d,2H),2.00(dd,2H),1.36(d,6H)。
実施例34
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(3−プロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[5−オキソ−3−(3−プロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(59mg,0.14mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物をジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(40mg,理論値の78%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.54分, MS(ESIPos):m/z=329[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.36(s,1H),6.22(s,1H),3.65−3.59(m,3H),3.27(dd,2H),2.78(t,2H),2.41(d,2H),1.99(dd,2H),1.82−1.75(m,2H),0.97(t,3H)。
実施例35
3−(3−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[5−オキソ−3−(3−フェニル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(103mg,0.22mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物をジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下、70℃で2時間乾燥させて、標題化合物(85mg,理論値の92%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.63分, MS(ESIPos):m/z=363[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.12(s,1H),7.56(d,2H),7.37−7.34(m,1H),7.28−7.25(m,2H),5.96(s,1H),3.63(d,2H),3.21(dd,3H),2.25(d,2H),1.88(dd,2H)。
実施例36
N−[メチル(4−メチルフェニル)オキシド−ラムダ
6
−スルファニリデン]−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
化合物4−(3−{[メチル(4−メチルフェニル)オキシド−ラムダ6−スルファニリデン]カルバモイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(15mg,0.03mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を水で稀釈し、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(11mg,理論値の76%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.51分, MS(ESIPos):m/z=414[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.19(s,1H),7.89(d,2H),7.52(d,2H),6.16(s,1H),3.64−3.54(m,6H),3.24(dd,2H),2.45(s,3H),2.38(d,2H),1.96(dd,2H)。
実施例37
N−(4−オキシド−1,4−ラムダ4−オキサチアン−4−イリデン)−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
化合物4−{3−[(4−オキシド−1,4ラムダ4−オキサチアン−4−イリデン)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66mg,0.14mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物をジオキサン/メタノール(3/1)の混合物の中で撹拌した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、60℃で16時間乾燥させて、標題化合物(54mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=3.79分, MS(ESIPos):m/z=380[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ=8.22(s,1H),6.18(s,1H),4.37−4.30(m,2H),4.03−3.96(m,2H),3.77−3.74(m,2H),3.65(d,1H),3.59(dd,2H),3.27(dd,2H),2.39(d,2H),1.98(dd,2H)。
実施例38
5−オキソ−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチルトリフルオロ酢酸塩
化合物7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(40mg,0.08mmol)をジクロロメタン(0.45mL)に懸濁させた懸濁液をトリフルオロ酢酸(0.07mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で16時間放置した。その混合物を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物をジオキサンの中で撹拌した。固体を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(29mg,理論値の71%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.65分, MS(ESIPos):m/z=367[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.67(br.s,1H),8.36(br.s,1H),7.71(d,1H),7.70(d,1H),7.47−7.44(m,3H),6.06(s,1H),4.26(q,2H),3.56(dd,1H),3.40(d,2H),3.11(dd,2H),2.22(d,2H),1.83(dd,2H),1.21(t,3H)。
実施例39
3−[3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−塩酸塩
化合物4−{3−[3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(46mg,0.10mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間超音波処理した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、60℃で16時間乾燥させて、標題化合物(27mg,理論値の65%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.76分, MS(ESIPos):m/z=377[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.90(s,1H),8.24(d,2H),7.88(br.s,1H),7.61(d,2H),7.51(br.s,1H),6.86(s,1H),4.14−4.06(m,3H),3.76−3.69(m,2H),2.77(d,2H),2.66(s,3H),2.61−2.54(m,2H)。
実施例40
(−)−トランス−3−クロロ−7−(2−メチルピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−クロロ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−メチルピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(実施例51A,エナンチオマー的に純粋なトランス異性体)(337mg,0.90mmol)をメタノール(2.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(2.5mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で16時間放置した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で乾燥させた。その後、固体を水で稀釈し、凍結乾燥させて、標題化合物(140mg,理論値の52%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.27分, MS(ESIPos):m/z=267[M+H−xHCl]+;
[α]20=−8.657(c. 0.335,メタノール)WL=589nm;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 9.09(br.s,1H),8.88(br.s,1H),8.00(s,1H),5.96(s,1H),3.66−3.62(m,2H),3.26−3.12(m,2H),2.12−1.99(m,4H),1.35(d,3H)。
実施例41
5−オキソ−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩
化合物4−(3−カルバモイル−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(15mg,0.03mmol)をジクロロメタン(0.8mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.03mL)で処理した。その反応混合物を室温で6時間撹拌し、そして、撹拌することなく室温で2日間放置した。その後、溶媒を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を水に溶解させ、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(15mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.34分, MS(ESIPos):m/z=338[M+H−xTFA]+。
実施例42
N−ベンジル−5−オキソ−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩
化合物4−[3−(ベンジルカルバモイル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(15mg,0.03mmol)をジクロロメタン(0.7mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.02mL)で処理した。その反応混合物を室温で6時間撹拌し、そして、撹拌することなく室温で2日間放置した。その後、溶媒を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を水に溶解させ、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(17mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.66分, MS(ESIPos):m/z=428[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.72(br.s,1H),8.43(br.s,1H),7.75(s,2H),7.49−7.37(m,3H),7.37−7.22(m,5H),5.98(br.s,1H),4.45(s,2H),3.42(d,3H),3.18−3.10(m,2H),2.26(d,2H),1.92−1.83(m,2H)。
実施例43
3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オントリフルオロ酢酸塩
化合物4−[3−(モルホリン−4−イルカルボニル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(12mg,0.02mmol)をジクロロメタン(0.5mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.02mL)で処理した。その反応混合物を室温で6時間撹拌し、そして、撹拌することなく室温で2日間放置した。その後、溶媒を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を水に溶解させ、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(11mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.47分, MS(ESIPos):m/z=408[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 12.37(br.s,1H),8.73(br.s,1H),8.42(br.s,1H),7.70(d,2H),7.50−7.44(m,3H),5.92(br.s,1H),3.45−3.10(m,11H),2.26(d,2H),1.87(dd,2H)。
実施例44
N−(3−メチルブチル)−5−オキソ−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩
化合物4−[3−(イソブチルカルバモイル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10mg,0.02mmol)をジクロロメタン(0.5mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.02mL)で処理した。その反応混合物を室温で6時間撹拌し、そして、撹拌することなく室温で2日間放置した。その後、溶媒を減圧下で蒸発させ、その粗製生成物を水に溶解させ、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(10mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.63分, MS(ESIPos):m/z=394[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.68(br.s,1H),8.39(br.s,1H),7.77(s,2H),7.45(s,3H),5.96(br.s,1H),3.42(d,2H),3.18−3.02(m,5H),2.26(d,2H),1.96−1.80(m,2H),1.80−1.69(m,1H),0.84(d.6H)。
実施例45
3−(4−メチルフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(4−メチルフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(6mg,0.02mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。その混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、その粗製生成物をメタノールで稀釈し、再度蒸発させた。その粗製生成物を最後に水で稀釈し、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(6mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.57分, MS(ESIPos):m/z=309[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 11.99(br.s,1H),8.90(br.s,1H),8.23(br.s,1H),7.21(d,4H),5.98(s,1H),3.66−3.54(m,1H),3.41(d,2H),3.11(dd,2H),2.32(s,3H),2.23(d.2H),1.91(dd,2H)。
実施例46
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−カルボン酸(46mg,0.13mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、濾過し、次いで、固体をジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(31mg,理論値の78%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.16分, MS(ESIPos):m/z=263[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 7.19(s,1H),6.90(s,1H),4.28−4.12(d,3H),3.83−3.69(m,2H),2.86(d.2H),2.66−2.52(m,2H)。
実施例47
4−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]ベンゾニトリルトリフルオロ酢酸塩
化合物4−[3−(4−シアノフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(42mg,0.10mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をトリフルオロ酢酸(0.08mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で2.5日間放置した。その混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、その粗製生成物をジオキサンと一緒に撹拌した。得られた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、70℃で2.5時間乾燥させて、標題化合物(40mg,理論値の90%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.46分, MS(ESIPos):m/z=320[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.67(s,1H),8.13(s,2H),7.96(s,2H),7.84(br.s,1H),6.79(s,1H),4.12−4.05(m,3H),3.76(s,2H),2.77(s,2H),2.55(s,2H)。
実施例48
3−(3−クロロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−クロロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34mg,0.08mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。得られた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(20mg,理論値の66%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.58分, MS(ESIPos):m/z=329[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.64(s,1H),7.86(br.s,1H),7.71−7.65(m,3H),7.60(d,1H),7.57(br.s,1H),6.82(s,1H),4.15(d,2H),4.11−4.01(m,1H),3.84−3.70(m,2H),2.79(d,2H),2.64−2.49(m,2H)。
実施例49
2−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]ベンゾニトリルトリフルオロ酢酸塩
化合物4−[3−(2−シアノフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(25mg,0.06mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をトリフルオロ酢酸(0.05mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で2.5日間放置した。その混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、その粗製生成物をジオキサンと一緒に撹拌した。得られた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で2.5時間乾燥させて、標題化合物(18mg,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.45分, MS(ESIPos):m/z=320[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.69(s,1H),8.15(d,1H),8.11−8.06(m,1H),7.92−7.79(m,2H),6.82(s,1H),4.14−4.04(m,3H),3.85−3.70(m,2H),2.81(d.2H),2.64−2.48(m,2H)。
実施例50
3−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]ベンゾニトリルトリフルオロ酢酸塩
化合物4−[3−(3−シアノフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29mg,0.07mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をトリフルオロ酢酸(0.05mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で2.5日間放置した。その混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、その粗製生成物をジオキサンと一緒に撹拌した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、70℃で2.5時間乾燥させて、標題化合物(20mg,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.48分, MS(ESIPos):m/z=320[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.65(s,1H),8.16(s,1H),8.09−8.03(m,2H),7.99−7.89(m,1H),7.85(br.s,1H),6.79(s,1H),4.20−3.97(m,3H),3.84−3.68(m,2H),2.78(d,2H),2.61−2.45(m,2H)。
実施例51
(−)−トランス−7−(2−メチルピペリジン−4−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩
化合物トランス−tert−ブチル 4−(3−カルバモイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−メチルピペリジン−1−カルボキシレート(実施例64A,エナンチオマー的に純粋なトランス異性体)(100mg,0.27mmol)をジクロロメタン(6mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.2mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で4日間放置した。メタノールを蒸発させ、その粗製生成物をジオキサンで処理した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、MeOHに再度溶解させ、蒸発させ、減圧下で乾燥させて、標題化合物(98mg,理論値の96%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.77分, MS(ESINeg):m/z=276[M−H−xTFA]−;
[α]20=−4.225(c. 0.355,メタノール)WL=546nm;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 10.72(br.s,1H),8.68(br.s,1H),8.51(br.s,1H),8.29(s,1H),7.78(br.s,1H),7.32(br.s,1H),6.08(s,1H),3.34−3.15(m,4H),2.18−1.89(m,4H),1.34(d,3H)。
実施例52
3−(3−フルオロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(20mg,0.05mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液を4H HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。得られた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、70℃で一晩乾燥させて、標題化合物(4mg,理論値の22%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.52分, MS(ESIPos):m/z=313[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ 7.97(s,1H),7.42(s,1H),7.21−7.05(m,3H),6.01(m,1H),3.69−3.59(m,2H),3.52−3.41(m,1H),3.31−3.19(m,2H),2.39−2.29(m,2H),2.00−1.86(m,2H)。
実施例53
3−(4−メトキシフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(4−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(17mg,0.04mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液を4H HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。得られた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(11mg,理論値の78%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.54分, MS(ESIPos):m/z=325[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.55(s,1H),7.76(br.s,1H),7.63(d,2H),7.52(br.s,1H),7.34(d,2H),6.75(s,1H),3.14(s,3H),4.07(d,2H),4.03−3.94(m,1H),3.78−3.63(m,2H),2.71(d,2H),2.57−2.38(m,2H)。
実施例54
3−(3,4−ジメトキシフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3,4−ジメトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29mg,0.06mmol)をメタノール(0.75mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.75mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間超音波処理した。得られた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(12mg,理論値の48%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.50分, MS(ESIPos):m/z=355[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.61(s,1H),7.77(br.s,1H),7.63(br.s,1H),7.30(d,3H),6.79(s,1H),4.18(s,3H),4.17(s,3H),4.13−3.97(m,3H),3.83−3.68(m,2H),2.77−2.69(m,2H),2.59−2.45(m,2H)。
実施例55
3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(53mg,0.11mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間超音波処理した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(27mg,理論値の57%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.41分, MS(ESIPos):m/z=373[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.64(s,1H),8.33(d,2H),8.02(d,2H),7.81(br.s,1H),7.55(br.s,1H),6.76(s,1H),4.18−3.96(m,3H),3.78−3.63(m,2H),3.49(s,3H),2.81−2.68(m,2H),2.60−2.46(m,2H)。
実施例56
3−(2−フルオロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(2−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35mg,0.06mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液を4H HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、760℃で一晩乾燥させて、標題化合物(10mg,理論値の51%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.53分, MS(ESIPos):m/z=313[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ 7.90(s,1H),7.44−7.35(m,2H),7.30−7.18(m,2H),6.03(s,1H),3.64(d,2H),3.51(dd,1H),3.25(dd,2H),2.33(d,2H),1.96−1.89(m,2H)。
実施例57
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−オキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(38mg,0.08mmol)をメタノール(1.5mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.38mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。その混合物を蒸発させ、その粗製生成物をジオキサンの中で撹拌した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、70℃で一晩乾燥させて、標題化合物(21mg,理論値の64%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.69分, MS(ESIPos):m/z=363[M+H−xHCl]+。
実施例58
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(63mg,0.14mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物を蒸発させ、その粗製生成物を混合物ジオキサン/メタノール(4/1)の中で撹拌した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(48mg,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.74分, MS(ESIPos):m/z=363[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.58(s,1H),7.91−7.86(m,2H),7.85−7.79(m,2H),7.77(br.s,1H),7.50(br.s,1H),6.73(s,1H),4.11−4.03(m,2H),4.04−3.94(m,1H),3.74−3.61(m,2H),2.74−2.66(m,2H),2.54−2.43(m,2H)。
実施例59
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(2−チエニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−(2−チエニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(23mg,0.06mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液を4H HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物をジオキサンで稀釈し、生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(5mg,理論値の24%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.41分, MS(ESIPos):m/z=301[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ 7.97(s,1H),7.48−7.42(m,1H),7.17(d,2H),6.02(s,1H),3.63(d,2H),3.50(dd,1H),3.24(dd,2H),2.35(d,2H),1.94(dd,2H)。
実施例60
3−(3−メトキシフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(38mg,0.09mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液を4H HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(23mg,理論値の71%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.51分, MS(ESIPos):m/z=325[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.61(s,1H),7.79(br.s,1H),7.71−7.68(m,1H),7.53(br.s,1H),7.41−7.34(m,2H),7.32(d,1H),6.78(s,1H),4.17−3.94(m,3H),3.80−3.65(m,2H),2.81−2.64(m,2H),2.62−2.42(m,2H)。
実施例61
3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(13mg,0.03mmol)をメタノール(0.48mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.48mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(7mg,理論値の60%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.49分, MS(ESIPos):m/z=353[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.55(s,1H),7.77(br.s,1H),7.45(br.s,1H),7.36−7.11(m,3H),6.78(s,1H),4.63(s,4H),4.18−3.94(m,3H),3.86−3.64(m,2H),2.85−2.64(m,2H),2.61−2.42(m,2H)。
実施例62
3−(2,5−ジメトキシフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(2,5−ジメトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(20mg,0.04mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(16mg,理論値の94%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.66分, MS(ESIPos):m/z=355[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):δ 8.71(s,1H),7.84(br.s,1H),7.55(br.s,1H),7.43−7.35(m,3H),6.85(s,1H),4.26(s,3H),4.17(s,3H),4.16−4.05(m,3H),3.86−3.72(m,2H),2.86−2.75(m,2H),2.66−2.49(m,2H)。
実施例63
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−オキソ−3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(15mg,0.03mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その混合物を蒸発させ、その粗製生成物をジオキサン/メタノール(4/1)の混合物の中で撹拌した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(8mg,理論値の58%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.69分, MS(ESIPos):m/z=363[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ 7.94(s,1H),7.91(d,1H),7.74−7.71(m,1H),7.66−7.63(m,1H),7.47(d,1H),6.09(s,1H),3.70−3.61(m,3H),3.29(dd,2H),2.43(d,2H),2.00(dd,2H)。
実施例64
3−(4−フルオロフェニル)−2−フェニル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−フルオロフェニル)−5−オキソ−2−フェニル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29mg,0.063mmol)をメタノール(1.5mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.37mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、70℃で一晩乾燥させて、標題化合物(9mg,理論値の38%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.74分, MS(ESIPos):m/z=389[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.84(br.s,1H),8.62(br.s,1H),7.46−7.38(m,2H),7.38−7.32(m,3H),7.31−7.24(m,2H),7.24−7.17(m,2H),5.88(br.s,1H),3.71−3.56(m,1H),3.42(d,2H),3.15(dd,2H),2.29(d,2H),1.92(dd,2H)。
実施例65
(−)−トランス−7−(2−メチルピペリジン−4−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボニトリルトリフルオロ酢酸塩
4−(3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−メチルピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(実施例78A,エナンチオマー的に純粋なトランス異性体)(200mg,0.56mmol)をジクロロメタン(12.94mL)に溶解させた溶液をトリフルオロ酢酸(0.43mL)で処理した。その反応混合物を撹拌することなく室温で1日間放置した。その混合物を蒸発させ、その粗製生成物をジオキサンで処理した。生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下で乾燥させた。その後、その粗製生成物を水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(139mg,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.19分, MS(ESIPos):m/z=258[M+H−xTFA]+;
[α]20=−6.00(c. 0.350,メタノール)WL=578nm
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=8.68(br.s,1H),8.51(br.s,1H),8.43(s,1H),6.27(br.s,1H),3.79−3.60(m,2H),3.29−3.10(m,2H),2.16−1.90(m,4H),1.33(d,3H)。
実施例66
3−(4−メチル−2−チエニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−メチル−2−チエニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(25mg,0.06mmol)をメタノール(0.34mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.34mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(7mg,理論値の34%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.56分, MS(ESIPos):m/z=315[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):7.89(s,1H),6.98(s,1H),6.94(s,1H),5.99(s,1H),3.68−3.57(m,2H),3.53−3.41(m,1H),3.28−3.17(m,2H),2.35−2.29(m,2H),2.26(s,3H),1.99−1.82(m,2H)。
実施例67
3−(2−メトキシフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(2−メトキシフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44mg,0.10mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(26mg,理論値の70%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=1.68分, MS(ESIPos):m/z=325[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):7.96(s,1H),7.39(dd,1H),7.33(d,1H),7.12(d,1H),7.05(dd,1H),6.00(s,1H),3.07(s,3H),3.62(d,2H),3.49(dd,1H),3.24(dd,2H),2.33(d,2H),1.92(dd,2H)。
実施例68
5−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]チオフェン−3−カルボニトリルトリフルオロ酢酸塩
4−[3−(4−シアノ−2−チエニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(4mg,0.01mmol)をジクロロメタン(0.67mL)に懸濁させた懸濁液をトリフルオロ酢酸(0.01mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間超音波処理した。その混合物を減圧下で蒸発させ、次いで、その粗製生成物を水で稀釈し、一晩凍結乾燥させて、標題化合物(4mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法2B):Rt=0.45分, MS(ESIPos):m/z=326[M+H−xTFA]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):8.20(s,1H),8.03(s,1H),7.39(s,1H),6.09(s,1H),3.69−3.51(m,3H),3.26(dd,2H),2.40(d,2H),1.96(dd,2H)。
実施例69
3−(6−メトキシピリジン−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン
4−[3−(6−メトキシピリジン−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(42mg,0.10mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その反応混合物をジオキサンで稀釈し、得られた塩を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で一晩乾燥させた。その残渣を分取HPLC(方法2A)で精製した。その生成物のフラクションを合して、そこからアセトニトリルを蒸発させた後、その水性フラクションを一晩凍結乾燥させて、標題化合物(12mg,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.42分, MS(ESIPos):m/z=326[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,TFA):8.87(d,1H),8.73(s,1H),8.60(s,1H),7.80(d,1H),6.75(s,1H),4.43(s,3H),4.07(d,2H),4.02(dd,1H),3.70(dd,2H),2.72(d,2H),2.50(dd,2H)。
実施例70
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(43mg,0.10mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。その反応混合物を蒸発させ、その残渣をジオキサンに溶解させ、再度蒸発させて、標題化合物(37mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.71分, MS(ESIPos):m/z=379[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):12.25(s,1H),8.93(br.s,1H),8.76(br.s,1H),7.53(t,1H),7.25−7.15(m,1H),3.71−3.58(m,1H),3.42(d,2H),3.21−3.03(m,2H),2.22(d,2H),1.99−1.83(m,2H)。
実施例71
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44mg,0.10mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で15分間超音波処理した。その反応混合物を蒸発させ、その残渣をジオキサンに溶解させ、次いで、その塩を濾過し、70℃で一晩乾燥させて、標題化合物(32mg,理論値の81%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.65分, MS(ESIPos):m/z=379[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):12.08(s,1H),8.90(br.s,1H),8.72(br.s,1H),7.99(br.s,1H),7.56(br.s,1H),7.45(s,3H),5.88(s,1H),3.45−3.37(m,2H),3.18−3.02(m,2H),2.30−2.16(d,2H),2.00−1.77(m,2H)。
実施例72
3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29mg,0.07mmol)をメタノール(0.50mL)に懸濁させた懸濁液を4N HCl(0.50mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間超音波処理した。その懸濁液をジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、最後に、減圧下、60℃で一晩乾燥させて、標題化合物(10mg,理論値の41%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.60分, MS(ESIPos):m/z=347[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O):7.94(s,1H),7.46(s,1H),7.32(s,1H),7.23(s,1H),6.06(br.s,1H),3.75−3.60(m,2H),3.60−3.44(m,1H),3.38−3.17(m,2H),2.47−2.25(m,2H),2.05−1.78(m,2H)。
実施例73
3−(フェニルスルホニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−(フェニルスルホニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.82g,1.78mmol)を1,4−ジオキサンに溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,4.4mL,17.8mmol)で処理した。その混合物を室温で16時間撹拌した。得られた固体を濾過し、1,4−ジオキサン及びジエチルエーテルで洗浄して、標題化合物(640mg,理論値の83%)が得られた。
LC−MS(方法3B):Rt=1.36分, MS(ESIPos):m/z=359[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=12.66(br.s,1H),8.90(br.s.,1H),8.69(br.s.,1H),8.39(br.s.,1H),8.12(d,1H),7.72−7.53(m,4H),6.30(br.s,1H),3.37(d,3H),3.07(q,2H),2.14(d,2H),1.95−1.77(m,2H)。
実施例74
3−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(2,4−ジクロロフェニル)スルホニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.61g,1.16mmol)を1,4−ジオキサン(12mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,2.9mL,11.6mmol)で処理した。その混合物を室温で16時間撹拌した。得られた固体を濾過し、1,4−ジオキサンで洗浄して、標題化合物(540mg,理論値の93%)が得られた。
LC−MS(方法1B):R
t=0.62分, MS(ESIPos):m/z=427[M+H−xHCl]
+;
1H−NMR(500MHz,D
2O):δ=8.35−8.13(m,2H),7.72−7.53(m,2H),6.23(s,1H),3.69−3.48(m,3H),3.31−3.12(m,2H),2.46−2.22(m,2H),2.03−1.82(m,2H)。
実施例111
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{3−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(55mg,0.10mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(47mg,理論値の96%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.76分, m/z=431(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.53(bs,1H),8.51(s,1H),8.48(d,1H),7.92(d,1H),7.80(dd,1H),6.21(s,1H),3.74(dd,1H),3.61(d,2H),3.28(dd,2H),2.46(d,2H),2.05(dd,2H)。
実施例112
3−[3−(3−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(82mg,0.17mmol)をメタノール(0.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.8mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(70mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.67分, m/z=381(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 7.18(s,1H),6.73(d,1H),6.65(d,1H),6.28(dd,1H),6.04(dd,1H),4.89(s,1H),2.42(dd,1H),2.30(d,2H),1.97(dd,2H),1.14(d,2H),0.73(dd,2H)。
実施例113
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(258mg,0.49mmol)をメタノール(2.4mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(2.4mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(189mg,理論値の83%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.76分, m/z=431(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.38(s,1H),8.30(d,2H),7.78(d,2H),6.09(s,1H),3.62(dd,1H),3.48(d,2H),3.18(dd,2H),2.33(d,2H),1.93(dd,2H)。
実施例114
3−[3−(4−ベンジルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−ベンジルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(14mg,0.03mmol)をメタノール(0.14mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.14mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、生じた固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(9mg,理論値の73%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.61分, m/z=377(M+H−HCl)+。
実施例115
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(104mg,0.20mmol)をメタノール(0.9mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(73mg,理論値の79%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.77分, m/z=447(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.36(s,1H),8.21(d,2H),7.38(d,2H),6.08(s,1H),3.61(dd,1H),3.48(d,2H),3.15(dd,2H),2.32(d,2H),1.93(dd,2H)。
実施例116
3−[3−(3−メトキシ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−メトキシ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(21mg,0.04mmol)をメタノール(0.20mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.20mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させた。最後に、その生成物をメタノールの中で撹拌し、濾過して、標題化合物(10mg,理論値の50%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.74分, m/z=407(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.36(s,1H),8.08(d,1H),7.58(s,1H),7.20(s,1H),6.07(s,1H),3.66−3.63(m,1H),3.56(s,3H),3.48(d,2H),2.34(d,2H),2.17(s,2H),1.93(2H),1.19(s,3H)。
実施例117
3−[3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(74mg,0.15mmol)をメタノール(0.7mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.7mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(62mg,理論値の95%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.72分, m/z=395(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.36(s,1H),7.79(d,1H),7.75(d,1H),7.33(dd,1H),6.08(s,1H),3.65(dd,1H),3.48(d,2H),3.15(dd,2H),2.32(d,2H),1.92(dd,2H),1.19(s,3H)。
実施例118
3−{3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[4−メチル−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(110mg,0.20mmol)をメタノール(0.9mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を40℃で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(85mg,理論値の88%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.78分, m/z=446(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.49(s,1H),8.46(s,1H),8.32(d,1H),7.61(d,1H),6.20(s,1H),3.73(dd,1H),3.60(d,2H),3.28(dd,2H),2.60(s,3H),2.45(d,2H),2.05(dd,2H)。
実施例119
3−[3−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(94mg,0.20mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(1.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(85mg,理論値の97%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.69分, m/z=377(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.75(bs,1H),8.61(bs,1H),8.50(bs,1H),8.20(bs,1H),7.49(dd,2H),7.42(d,2H),6.21(bs,1H),3.68−3.57(m,1H),3.43(d,2H),3.13(dd,2H),2.61(s,3H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例120
3−[3−(3−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(54mg,0.11mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物(43mg,理論値の88%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.70分, m/z=377(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.84(bs,1H),8.63(bs,1H),7.98(s,2H),7.50−7.42(m,2H),6.22(bs,1H),3.68−3.57(m,1H),3.42(m,2H),3.19−3.05(m,2H),2.43(s,3H),2.23(d,2H),1.91(dd,2H)。
実施例121
3−[3−(2−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(89mg,0.18mmol)をメタノール(0.9mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.9mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(81mg,理論値の97%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.67分, m/z=397(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.76(bs,1H),8.63(bs,1H),8.51(bs,1H),8.20(bs,1H),7.70(d,1H),7.65−7.56(m,2H),6.25(bs,1H),3.70−3.57(m,1H),3.42(d,2H),3.13(dd,2H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例122
3−[3−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(69mg,0.14mmol)をメタノール(0.7mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.7mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間置いた。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(65mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.67分, m/z=411(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.79(bs,1H),8.61(s,1H),8.09(bs,1H),8.00(d,1H),7.37(dd,1H),6.19(bs,1H),3.94(s,3H),3.67−3.56(m,1H),3.42(d,2H),3.12(dd,2H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例123
3−[3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(70mg,0.14mmol)をメタノール(0.7mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.7mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(61mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.75分, m/z=411(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.86(bs,1H),8.63(s,1H),8.23(s,1H),8.04(d,1H),7.59(d,1H),6.22(bs,1H),3.66−3.58(m,1H),3.42(d,2H),3.12(dd,2H),2.22(d,2H),1.91(dd,2H)。
実施例124
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{3−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(53mg,0.10mmol)をメタノール(0.5mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(45mg,理論値の96%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.75分, m/z=447(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.65(bs,1H),8.43(bs,1H),8.22(bs,1H),7.76(dd,1H),7.65(d,1H),6.18(bs,1H),3.67−3.57(m,1H),3.43(d,2H),3.13(dd,2H),2.23(d,2H),1.89(dd,2H)。
実施例125
3−[3−(3−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60mg,0.12mmol)をメタノール(0.6mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.6mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(43mg,理論値の83%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0−65分, m/z=393(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.82(bs,1H),8.63(bs,2H),7.78(d,1H),7.70(s,1H),7.51(dd,1H),7.20(dd,1H),6.21(bs 1H),3.87(s,3H),3.66−3.57(m,1H),3.42(d,2H),3.12(dd,2H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例126
3−[3−(4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(27mg,0.06mmol)をメタノール(0.3mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.3mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(20mg,理論値の87%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.65分, m/z=381(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.78(bs,1H),8.54(bs,1H),7.35(dd,3H),7.29−7.24(m,1H),6.24(bs,1H),3.66−3.58(m,1H),3.40(d,2H),3.11(dd,2H),2.20(d,2H),1.88(dd,2H)。
実施例127
3−[3−(2,4−ジメチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2,4−ジメチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(39mg,0.08mmol)をメタノール(0.4mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.4mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(32mg,理論値の94%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=0.72分, m/z=391(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.60(bs,1H),8.41(bs,1H),8.13(bs,1H),7.23(d,2H),3.68−3.55(m,1H),3.43(d,2H),3.13(dd,2H),2.58(s,3H),2.37(s,3H),2.23(d,2H),1.88(dd,2H)。
実施例128
3−{3−[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(47mg,0.09mmol)をメタノール(0.4mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.4mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(37mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.73分, m/z=445(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.82(bs,1H),8.61(bs,1H),7.91(bs,1H),7.82(s,1H),7.70(d,1H),6.26(bs,1H),3.68−3.59(m,1H),3.43(d,2H),3.13(dd,2H),2.24(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例129
3−[3−(3,4−ジメチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3,4−ジメチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(22mg,0.05mmol)をメタノール(0.2mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.2mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(18mg,理論値の97%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=0.72分, m/z=391(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.79(bs,1H),8.62(bs,1H),8.55(bs,1H),7.93(s,2H),7.35(dd,1H),6.20(bs,1H),3.66−3.58(m,1H),3.42(d,2H),3.13(dd,2H),2.34(s,3H),2.32(s,3H),2.24(d,2H),1.90(m,2H)。
実施例130
3−[3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(110mg,0.21mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(2.1mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(92mg,理論値の95%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=0.71分, m/z=411(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.75(bs,1H),8.62(bs,1H),8.49(bs,1H),8.12(bs,1H),7.54(s,1H),7.39(d,1H),6.25(bs,1H),3.68−3.55(m,1H),3.43(d,2H),3.13(d,2H),2.41(s,3H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例131
3−[3−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(102mg,0.21mmol)をメタノール(1.0mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(2.1mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(86mg,理論値の97%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.67分, m/z=395(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.82(bs,1H),8.62(bs,1H),8.25(bs,1H),7.28(dd,2H),6.22(bs,1H),3.68−3.58(m,1H),3.42(d,2H),3.13(dd,2H),2.43(s,3H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例132
3−[3−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(82mg,0.16mmol)をメタノール(0.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.8mL)で処理した。その反応混合物を室温で30分間撹拌した。その混合物を2mLのジオキサンで稀釈し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(66mg,理論値の92%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.72分, m/z=415(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.64(s,1H),8.36(bs,1H),7.87(dd,1H),7.49(dd,1H),6.23(bs,1H),3.66−3.56(m,1H),3.42(d,2H),3.13(dd,2H),2.23(d,2H),1.90(dd,2H)。
実施例133
3−[3−(6−クロロピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(6−クロロピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29mg,0.06mmol)をジオキサン(0.28mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.14mL)で処理した。その反応混合物を室温で7時間撹拌した。その混合物を濾過し、固体を濾過し、ジオキサンで洗浄して、標題化合物(23mg,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.59分, m/z=398(M+H−2.HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.46(s,1H),8.25(d,1H),8.06(dd,1H),7.71(d,1H),6.16(s,1H),3.75.3.67(m,1H),3.58(d,2H),3.25(dd,2H),2.43(d,2H),2.01(dd,2H)。
実施例134
3−{3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(26mg,0.05mmol)をジオキサン(0.4mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.1mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(14mg,理論値の56%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.79分, m/z=449(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.50(s,1H),8.21(d,2H),7.93(dd,1H),6.21(s,1H),3.73(dd,1H),3.60(d,2H),3.27(dd,2H),2.45(d,2H),2.04(dd,2H)。
実施例135
3−{3−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(22mg,0.04mmol)をジオキサン(0.4mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.1mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(10mg,理論値の44%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.76分, m/z=448(M+H−2.HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.54−8.48(m,2H),7.75(d,2H),6.21(s,1H),3.73(dd,1H),3.60(d,2H),3.27(dd,2H),2.44(d,2H),2.03(dd,2H)。
実施例136
3−{3−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(56mg,0.10mmol)をジオキサン(0.9mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.25mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(36mg,理論値の71%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.79分, m/z=465(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.51(s,1H),8.34(d,1H),8.00(s,1H),7.86(d,1H),6.21(s,1H),3.73(dd,1H),3.60(d,2H),3.27(dd,2H),2.44(d,2H),2.04(dd,2H)。
実施例137
3−[3−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(19mg,0.04mmol)をジオキサン(0.3mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.09mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(5mg,理論値の30%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.76分, m/z=415(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 7.18(s,1H),6.80(s,1H),6.63(s,1H),6.17(s,1H),4.90(s,1H),2.43(dd,1H),2.29(d,2H),1.96(dd,2H),1.14(d,2H),0.73(dd,2H)。
実施例138
3−[3−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(24mg,0.05mmol)をジオキサン(0.4mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.1mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(15mg,理論値の66%)が得られた。
LC−MS(方法2B):RT=0.70分, m/z=415(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.50(s,1H),8.41−8.32(m,1H),7.68−7.59(m,1H),7.38(dd,1H),6.21(s,1H),3.73(dd,1H),3.60(d,2H),3.27(dd,2H),2.44(d,2H),2.05(dd,2H)。
実施例139
3−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(53mg,0.10mmol)をジオキサン(0.9mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.2mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させた。分取HPLCで精製して、標題化合物(10mg,理論値の21%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.76分, m/z=445(M+H−2. HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.47(s,1H),8.34(d,1H),8.14(s,1H),7.73−7.66(m,1H),7.68(d,1H),6.17(s,1H),3.71(dd,1H),3.57(d,2H),3.25(dd,2H),2.74(s,3H),2.42(d,2H),2.01(dd,2H)。
実施例140
3−[3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(101mg,0.20mmol)をジオキサン(1.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、ジオキサン中の4N HCl(0.5mL)を再度添加し、その混合物を室温で5時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(66mg,理論値の73%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.72分, m/z=411(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.46(s,1H),7.93(d,1H),7.60(d,1H),7.36(dd,1H),6.17(s,1H),3.71(dd,1H),3.58(d,2H),3.25(dd,2H),2.42(d,2H),2.02(dd,2H)。
実施例141
3−[3−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45mg,0.09mmol)をジオキサン(0.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.2mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(49mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.73分, m/z=411(M+H−2. HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.46(s,1H),8.20(d,1H),7.45(d,1H),7.39(d,1H),6.17(s,1H),3.71(dd,1H),3.58(d,2H),3.25(dd,2H),2.64(s,3H),2.42(d,2H),2.01(dd,2H)。
実施例142
3−[3−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34mg,0.07mmol)をジオキサン(0.30mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.16mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(25mg,理論値の84%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.72分, m/z=427(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):8.35(s,1H),8.10(s,1H),8.01(d,1H),7.15(d,1H),6.07(s,1H),3.89(s,3H),3.61(dd,1H),3.48(d,2H),3.15(dd,2H),2.33(d,2H),1.91(dd,2H)。
実施例143
3−[3−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(63mg,0.12mmol)をジオキサン(0.6mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.3mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄して、標題化合物(55mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.75分, m/z=431(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.38(s,1H),7.86(d,1H),7.69(d,1H),7.40 8dd,1H),6.08(s,1H),3.61(dd,1H),3.47(d,2H),3.15(dd,2H),2.32(d,2H),1.91(dd,2H)。
実施例144
3−[3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(68mg,0.13mmol)をジオキサン(1.2mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.3mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、ジオキサン中の4N HCl(0.3mL)を再度添加し、その混合物をさらに5時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(60mg,理論値の60%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.71分, m/z=414(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.46(s,1H),8.36(d,2H),8.18−8.15(m,1H),7.45(dd,1H),6.17(s,1H),3.71(dd,1H),3.57(d,2H),3.25(dd,2H),3.42(d,2H),2.01(dd,2H)。
実施例145
3−{3−[5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(54mg,0.10mmol)をジオキサン(0.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.2mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、ジオキサン中の4N HCl(0.2mL)を再度添加し、その混合物をさらに3時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(34mg,理論値の71%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.77分, m/z=465(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.47(s,1H),8.00(d,2H),7.88(dd,1H),6.19(s,1H),3.72(dd,1H),3.60(d,2H),3.26(dd,2H),2.43(d,2H),2.04(dd,2H)。
実施例146
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(106mg,0.2mmol)をジオキサン(1.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、ジオキサン中の4N HCl(0.5mL)を再度添加し、その混合物を45℃で1時間超音波処理した。その懸濁液を濾過し、得られた固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(90mg,理論値の93%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.61分, m/z=432(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.54(d,1H),8.49(s,1H),8.30(dd,1H),8.06(d,1H),6.17(s,1H),3.71(dd,1H),3.58(d,2H),3.25(dd,2H),2.42(d,2H),2.001(dd,2H)。
実施例147
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(104mg,0.2mmol)をジオキサン(1.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、ジオキサン中の4N HCl(0.5mL)を再度添加し、その混合物を1時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(107mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.66分, m/z=432(M+H−2. HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 9.05(d,1H),8.59(s,1H),8.50(s,1H),7.97(d,1H),6.19(s,1H),3.73(dd,1H),3.60(d,2H),3.27(dd,2H),2.44(s,2H),2.04(dd,2H)。
実施例148
3−[3−(2−クロロピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−クロロピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37mg,0.1mmol)をジオキサン(0.6mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.2mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(33mg,定量的)が得られた.
LC−MS(方法1B):RT=0.53分, m/z=398(M+H−2. HCl)+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.94(bs,1H),8.75(bs,1H),8.65(dd,1H),7.70(dd,1H),6.24(bs,1H),3.62(dd,1H),3.12(dd,2H),2.23(d,2H),1.93(dd,2H)。
実施例149
3−{3−[3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(56mg,0.1mmol)をジオキサン(0.8mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.2mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(14mg,理論値の27%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.84分, m/z=481(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.45(s,1H),8.43(d,1H),8.22(dd,1H),7.63(dd,1H),6.18(s,1H),3.71(dd,1H),3.58(d,2H),3.25(dd,2H),2.42(d,2H),2.02(dd,2H)。
実施例150
3−{3−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[2,6−ジクロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10mg,0.02mmol)をジオキサン(0.1mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.04mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、得られた固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(6mg,理論値の66%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.77分, m/z=499(M+H−HCl)+。
実施例151
3−[3−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(16mg,0.03mmol)をジオキサン(0.3mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.08mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、1時間超音波処理し、最後に、室温でさらに16時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、得られた固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(13mg,理論値の88%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.81分, m/z=431(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,MeOD):δ 8.41(s,1H),8.26(s,3H),8.22(dd,1H),7.85(s,1H),7.54(s,1H),6.24(s,1H),3.69−3.54(m,3H),3.34−3.22(m,2H),2.47−2.37(m,2H),2.06−1.92(m,2H)。
実施例152
3−{3−[2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(21mg,0.04mmol)をジオキサン(0.3mL)に懸濁させた懸濁液をジオキサン中の4N HCl(0.09mL)で処理し、その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、ジオキサン中の4N HCl(0.09mL)を再度添加し、その混合物をさらに16時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、得られた固体をジオキサンで洗浄し、減圧下で16時間乾燥させて、標題化合物(15mg,理論値の81%)が得られた。
LC−MS(方法1B):RT=0.77分, m/z=499(M+H−HCl)+;
1H−NMR(400MHz,D2O):δ 8.48(s,1H),8.33(s,3H),8.16(d,1H),8.05(d,1H),6.25(s,1H),3.69−3.59(m,3H),3.26(dd,2H),2.40(d,2H),1.99(dd,2H)。
実施例153
3−[3−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(57.3mg,0.12mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(40mg,理論値の74%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.94分, MS(ESIPos):m/z=397[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.29(s,1H),7.72(m,2H),7.45−7.33(m,2H),6.15(s,1H),3.66(d,2H),3.46(t,1H),3.26(t,2H),2.38(d,2H),1.97(dd,2H)。
実施例154
3−[3−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(55.8mg,0.12mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(47mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.72分, MS(ESIPos):m/z=407[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.27(s,1H),7.70(d,1H),6.77−6.69(m,1H),6.58(s,1H),6.12(s,1H),3.79(s,3H),3.70−3.62(m,1H),3.47−3.36(m,2H),3.26(dd,2H),2.39−2.31(m,2H),2.28(s,3H),1.96(dd,2H)。
実施例155
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(49.7mg,0.09mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(47mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.94分, MS(ESIPos):m/z=447[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.30(s,1H),7.96(d,1H),7.64−7.59(m,1H),7.46(br.s.,2H),6.16(s,1H),3.48(t,1H),3.25(t,2H),3.65(d,2H),3.65(d,2H),2.01−1.92(m,2H)。
実施例156
3−[3−(4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37.4mg,0.08mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(35mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.86分, MS(ESIPos):m/z=393[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.18(s,1H),7.49(d,2H),6.72(d,2H),6.05(s,1H),3.79−3.73(m,3H),3.66(d,2H),3.36(t,1H),3.25(t,2H),2.33(d,2H),1.93(q,2H)。
実施例157
3−[3−(4−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(49.0mg,0.10mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(19mg,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.72分, MS(ESIPos):m/z=397[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):d[ppm]=12.31(br.s.,1H),9.05−8.68(m,2H),8.68−8.55(m,1H),8.22(d,2H),7.73−7.61(m,2H),6.22(br.s.,1H),3.66−3.58(m,1H),3.42(d,2H),3.20−3.02(m,2H),2.22(d,2H),2.02−1.82(m,2H)。
実施例158
3−[3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(36.2mg,0.07mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(34mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.85分, MS(ESIPos):m/z=399[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.36(br.s.,1H),7.98(d,1H),7.12−7.06(m,2H),6.18(s,1H),3.66(d,2H),3.53(t,1H),3.27(t,2H),2.39(d,2H),2.03−1.93(m,2H)。
実施例159
3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(52.9mg,0.11mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(45mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.82分, MS(ESIPos):m/z=381[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.30(s,1H),7.88(t,1H),7.55−7.50(m,1H),7.29−7.25(m,1H),7.22−7.17(m,1H),6.09(s,1H),3.65(d,2H),3.41(t,1H),3.25(t,2H),2.34(d,2H),1.99−1.90(m,2H)。
実施例160
3−[3−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(54.5mg,0.11mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(51mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.8分, MS(ESIPos):m/z=393[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O):d[ppm]=8.20(s,1H),7.71(d,1H),7.33(t,1H),6.94−6.89(m,2H),6.05(s,1H),3.82(s,3H),3.69−3.62(m,2H),3.34−3.20(m,2H),2.31(d,2H),1.97−1.88(m,2H)。
実施例161
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−4−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34.0mg,0.06mmol)をジクロロメタンに溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。得られた固体をジクロロメタンで洗浄し、分取HPLC(方法1A)に付した。当該生成物のフラクションを塩酸(ジオキサン中4M)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(20mg,理論値の64%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.79分, MS(ESIPos):m/z=439[M+H−xHCl]+。
実施例162
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−3−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(155.0mg,0.29mmol)をジクロロメタンに溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,4mL)で処理した。得られた固体をジクロロメタンで洗浄し、分取HPLC(方法1A)に付した。当該生成物のフラクションを塩酸(ジオキサン中4M)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(132mg,理論値の92%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.77分, MS(ESIPos):m/z=439[M+H−xHCl]+。
実施例163
3−[4−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(3−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120.0mg,0.23mmol)をジクロロメタンに溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(115mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.76分, MS(ESIPos):m/z=412[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):d[ppm]=8.88(br.s.,1H),8.67(br.s.,1H),8.54(br.s.,1H),8.25−8.13(m,2H),8.05(d,1H),7.51(t,1H),7.43(dd,1H),6.24(br.s,1H),3.57(s,1H),3.53−3.38(m,2H),3.19−3.07(m,2H),2.25(d,2H),1.99−1.87(m,2H)。
実施例164
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,0.09mmol)をジクロロメタンに溶解させ、室温で16時間、塩酸(ジオキサン中4M,2mL)で処理した。溶媒を蒸発させて、標題化合物(46mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法1B):Rt=0.79分, MS(ESIPos):m/z=446[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):d[ppm]=8.88(br.s.,1H),8.69(br.s.,1H),8.56(br.s.,1H),8.32(d,2H),8.26(s,1H),7.84(d,2H),6.25(br.s.,1H),3.57(s,1H),3.52−3.39(m,2H),3.20−3.07(m,2H),2.25(d,2H),1.99−1.87(m,2H)。
実施例165
3−(5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(145.6mg,0.11mmol)を1,4−ジオキサン(5mL)に溶解させ、室温で2時間、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.65mL,6.6mmol)で処理した。追加の塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.65mL,6.6mmol)を添加し、室温で6日間放置した。得られた固体を濾過し、アセトニトリルで洗浄して、標題化合物(77.6mg,理論値の59%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.50分, MS(ESIPos):m/z=343[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=ppm 8.78(br.s,1H),8.53(br.s,1H),8.37(s,1H),5.94−6.26(m,1H),3.42(br.s,1H),2.99−3.19(m,3H),2.11−2.28(m,2H),1.75−1.98(m,2H),1.43(s,9H)。
実施例166
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(109mg,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.77mL,3.1mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(2mL)及び塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.77mL,3.1mmol)で処理した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(37.3mg,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.66分, MS(ESIPos):m/z=431[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=ppm 12.58(br.s,1H),8.83(br.s,1H),8.63(br.s,1H),8.54(s,1H),8.37−8.47(m,2H),7.99−8.06(m,2H),6.15(br.s,1H),3.56−3.67(m,1H),3.38−3.48(m,2H),3.06−3.20(m,2H),2.11−2.31(m,2H),1.77−2.03(m,2H)。
実施例167
4−{5−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}ベンゾニトリル塩酸塩
4−{3−[5−(4−シアノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(72mg,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.55mL,2.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させた。その残渣を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(2mL)及び塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.77mL,3.1mmol)で処理した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(32mg,理論値の51%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.50分, MS(ESIPos):m/z=388.2[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ=ppm 9.04(br.s,2H),8.82(br.s,1H),8.55(s,1H),8.40(d,2H),8.13(d,2H),6.14(br.s.,1H),3.58−3.65(m,1H),3.32−3.45(m,2H),3.12(dd,2H),2.22(m,2H),1.93(m,3H)。
実施例168
3−[5−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(39mg,0.08mmol)を1,4−ジオキサン(2mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.313mL,1.3mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(25mg,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法7B):Rt=1.25分, MS(ESIPos):m/z=367.1[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O)δ=ppm 9.06(s,1H),8.43(s,1H),8.36(s,1H),6.25(s,1H),4.28(s,3H),3.61−3.71(m,3H),3.21−3.32(m,2H),2.38−2.47(m,2H),1.94−2.07(m,2H)。
実施例169
3−[5−(3−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(150mg,0.3mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.13mL,4.5mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(25mg,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.61分, MS(ESIPos):m/z=397.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.15(br.s.,1H),8.99(br.s,1H),8.54(s,1H),8.27(s,1H),8.17(d,1H),7.63−7.75(m,2H),6.13(s,1H),3.55−3.64(m,1H),3.41(m,2H),2.99−3.18(m,2H),2.22(m,2H),1.81−2.03(m,2H)。
実施例170
3−[5−(4−メチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{[2−(4−メチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,0.2mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(67.6mg,0.28mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(67.6mg,0.28mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.76mL,3.0mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(2mL)及び塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1mL)で処理した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(8mg,理論値の10%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.60分, MS(ESIPos):m/z=377.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 12.50(br.s,1H),8.86(br.s,1H),8.64(br.s,1H),8.50(s,1H),8.09(d,2H),7.41(d,2H),6.11(br.s,1H),3.54−3.65(m,1H),3.38−3.46(m,2H),3.03−3.19(m,2H),2.42(s,3H),2.18−2.27(m,2H),1.81−1.99(m,2H)。
実施例171
3−[5−(2−メチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{[2−(2−メチルベンゾイル)ヒドラジノ]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(112mg,0.23mmol)をテトラヒドロフラン(2.5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(75.8mg,0.32mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(75.8mg,0.32mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.85mL,3.4mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(2mL)及び塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1mL)で処理した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(46mg,理論値の49%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.58分, MS(ESIPos):m/z=377.2[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 8.98(s,1H),8.78(br.s,1H),8.52(s,1H),8.09−8.19(m,1H),7.38−7.58(m,3H),6.15(br.s,1H),3.36−3.45(m,3H),3.04−3.16(m,2H),2.68(s,3H),2.16−2.27(m,2H),1.83−2.01(m,2H)。
実施例172
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−({2−[2−(トリフルオロメチル)ベンゾイル]ヒドラジノ}カルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(106mg,0.2mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(55.2mg,0.23mmol)で室温で16時間処理した。追加のN−(トリエチルアンモニオスルホニル)カルバミン酸メチル(55.2mg,0.23mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.72mL,2.9mmol)を添加し、その混合物を室温で16時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.01%ギ酸含有))で精製した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(2mL)及び塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1mL)で処理した。溶媒を減圧下で除去し、それによって、標題化合物(45mg,理論値の50%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.59分, MS(ESIPos):m/z=431.2[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 8.68(br.s,1H),8.48(s,1H),8.37(br.s,1H),8.17(d,1H),8.04(d,1H),7.86−8.00(m,2H),6.18(s,1H),3.61−3.67(m,1H),3.38−3.48(m,2H),3.06−3.20(m,2H),2.18−2.28(m,2H),1.80−1.96(m,2H)。
実施例173
3−[5−(メトキシメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(メトキシメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35mg,0.08mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.3mL,1.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(24mg,理論値の75%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.21分, MS(ESIPos):m/z=331.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.03(br.s,1H),8.78(br.s,1H),8.46(s,1H),6.16(br.s,1H),4.70(s,2H),3.52−3.64(m,4H),3.32−3.40(m,2H),2.98−3.17(m,2H),2.13−2.27(m,2H),1.80−1.98(m,2H)。
実施例174
3−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(43mg,0.08mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.38mL,1.5mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(33mg,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.37分, MS(ESIPos):m/z=327.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 8.86−9.32(m,2H),8.37(s,1H),6.09(br.s,1H),3.51−3.65(m,1H),3.39(m,2H),3.09(m,2H),2.24−2.31(m,1H),2.19(m,2H),1.94(m,2H),1.08−1.18(m,4H)。
実施例175
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(113.5mg,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.07mL,4.3mmol)で室温で2時間処理し、追加の塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.07mL,4.3mmol)を添加し、室温で4時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、得られた残渣をアセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(50mg,理論値の47%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.63分, MS(ESIPos):m/z=431.2[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.16(br.s,1H),8.97(br.s,1H),8.42−8.59(m,3H),8.03(d,1H),7.84−7.95(m,1H),6.13(br.s.,1H),3.60(t,1H),3.41(m,2H),3.11(m,2H),2.22(m,2H),1.95(m,2H)。
実施例176
3−[5−(4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(190mg,0.38mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.41mL,5.6mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(34mg,理論値の18%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.54分, MS(ESIPos):m/z=407.4[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O)δ=ppm 8.01(s,1H),7.14(d,2H),6.74(d,2H),6.16(s,1H),4.07(s,1H),3.61−3.76(m,5H),3.46−3.58(m,1H),3.21−3.36(m,2H),2.39(m,2H),1.92−2.10(m,2H)。
実施例177
3−(5−シクロペンチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−シクロペンチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(170mg,0.37mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.4mL,4.3mmol)で室温で2時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(34mg,理論値の18%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.52分, MS(ESIPos):m/z=355.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O)δ=ppm 8.19(s,1H),6.18(s,1H),3.71(m,2H),3.52−3.62(m,1H),3.37−3.45(m,1H),3.31(m,2H),2.84−3.11(m,1H),2.43(m,2H),2.14−2.24(m,2H),2.03(m,2H),1.72−1.95(m,6H)。
実施例178
3−[5−(2−フリル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−フリル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(90mg,0.20mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.75mL,2.9mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(38mg,理論値の45%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.44分, MS(ESIPos):m/z=353.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O)δ=ppm 9.11(br.s,1H),8.87(br.s,1H),8.49(s,1H),8.08(d,1H),7.49(d,1H),6.83(dd,1H),6.15(br.s.,1H),3.58(m,1H),3.41(m,2H),3.11(m,2H),2.22(m,2H),1.93(m,2H)。
実施例179
3−[5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(160mg,0.31mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.16mL,4.6mmol)で室温で16時間処理した。追加の塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,1.16mL,4.6mmol)を添加し、室温で4時間撹拌した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(86.7mg,理論値の62%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.72分, MS(ESIPos):m/z=419.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O)δ=ppm 9.16(br.s,1H),8.94(br.s,1H),8.51(s,1H),8.11(d,2H),7.65(d,2H),6.12(br.s.,1H),3.57−3.64(m,1H),3.41(m,2H),3.11(m,3H),2.22(m,2H),1.95(m,2H),1.33(s,9H)。
実施例180
3−(5−ベンジル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−ベンジル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.79mL,3.2mmol)で室温で16時間処理した。追加の塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.79mL,3.2mmol)を添加し、室温で20時間撹拌した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(40mg,理論値の42%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.51分, MS(ESIPos):m/z=377.2[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,D2O)δ=ppm 9.09(br.s.,1H),8.92(br.s,1H),8.39(s,1H),7.25−7.43(m,5H),6.11(br.s,1H),4.32(s,2H),3.51−3.63(m,1H),3.39(m,2H),3.00−3.19(m,2H),2.19(m,2H),1.82−2.01(m,2H)。
実施例181
3−[5−(4−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(70mg,0.14mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.53mL,2.1mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(25mg,理論値の37%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.60分, MS(ESIPos):m/z=397.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ=ppm 8.99(br.s,1H),8.77(br.s,1H),8.52(s,1H),8.23(d,2H),7.72(d,2H),6.13(s,1H),3.53−3.65(m,1H),3.36−3.45(m,2H),3.02−3.17(m,2H),2.22(m,2H),1.78−2.00(m,2H)。
実施例182
3−[5−(シクロヘキシルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(シクロヘキシルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(96mg,0.20mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.74mL,2.9mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(82mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.63分, MS(ESIPos):m/z=383.4[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.14(m,1H),9.01(m,1H),8.39(s,1H),6.09(br.s.,1H),3.53−3.63(m,1H),3.39(d,2H),3.02−3.14(m,2H),2.79(d,2H),2.20(m,2H),1.78−2.01(m,3H),1.57−1.74(m,5H),1.10−1.27(m,3H),0.98−1.09(m,2H)。
実施例183
3−[5−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(21mg,0.04mmol)を1,4−ジオキサン(1mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.02mL,0.65mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(20mg,理論値の99%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.39分, MS(ESIPos):m/z=378.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ=ppm 11.99−12.39(m,1H),9.00−9.12(m,1H),8.89−8.98(m,1H),8.86(d,1H),8.59(s,1H),8.19−8.32(m,2H),6.17(br.s.,1H),3.59(m,1H),3.34−3.44(m,2H),3.00−3.17(m,2H),2.73(s,3H),2.22(d,2H),1.94(m,2H)。
実施例184
3−[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(52mg,0.11mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.39mL,1.58mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(46mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.53分, MS(ESIPos):m/z=393.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.19(m,1H),9.06(m,1H),8.48(s,1H),7.97(dd,1H),7.62(ddd,1H),7.29(d,1H),7.13−7.20(m,1H),6.14(s,1H),3.92(s,3H),3.55−3.65(m,1H),3.40(m,2H),3.04−3.16(m,2H),2.22(m,2H),1.89−2.01(m,2H)。
実施例185
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(ピリジン−4−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(ピリジン−4−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(63mg,0.14mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.51mL,2.03mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(54mg,理論値の94%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.39分, MS(ESIPos):m/z=364.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.01−9.11(m,1H),8.96(d,2H),8.81−8.94(m,1H),8.58(s,1H),8.33(d,2H),6.16(br.s.,1H),3.58(m,1H),3.41(m,2H),3.11(m,2H),2.22(m,2H),1.94(m,2H)。
実施例186
3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(74mg,0.15mmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.58mL,2.3mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルをその混合物に添加し、得られた残渣を濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物(56mg,理論値の87%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.53分, MS(ESIPos):m/z=381.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ=ppm 9.00(m,1H),8.83(m,1H),8.51(s,1H),8.23(t,1H),7.63−7.76(m,1H),7.40−7.56(m,2H),6.15(br.s.,1H),3.56−3.65(m,1H),3.03−3.17(m,2H),2.22(m,2H),1.86−1.99(m,2H)(溶媒のピークの下に、1つのシグナルが隠されている)。
実施例187
3−(4−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45mg,0.09mmol)を1,4−ジオキサン(2mL)に溶解させ、塩酸(1,4−ジオキサン中の4M溶液,0.46mL,1.8mmol)で室温で16時間処理した。減圧下で溶媒を除去して、標題化合物(44mg,理論値の98%)が得られた。
LC−MS(方法5B):Rt=0.61分, MS(ESIPos):m/z=392.3[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,D2O−d6)δ=ppm 7.90−8.00(m,1H),7.78−7.86(m,2H),7.44−7.64(m,3H),5.95−6.12(m,1H),3.55−3.69(m,2H),3.41−3.51(m,1H),3.12−3.29(m,2H),2.27−2.38(m,5H),1.75−2.03(m,2H)。
実施例188
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−{3−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,0.38mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、メタノール(2.0mL)で洗浄し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(125mg,純度94%,理論値の67%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.82分, MS(ESINeg):m/z=430[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=12.44(bs,1H),9.56(s,1H),8.94−8.81(m,1H),8.75(bs,1H),8.67(s,1H),8.50(bs,1H),8.17(d,1H),6.23(bs,1H),3.68−3.54(m,1H),3.43(d,2H),3.13(t,2H),2.23(d,2H),1.90(q,2H)。
実施例189
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(110mg,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(5.0mL)で洗浄し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(80mg,理論値の82%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.77分, MS(ESINeg):m/z=430[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=12.37(bs,1H),9.39(bs,1H),9.11(d,1H),8.85(bs,1H),8.72−8.51(m,2H),8.05(d,1H),6.28(bs,1H),3.74−3.56(m,1H),3.54−3.29(m,2H),3.13(q,2H),2.23(d,2H),1.91(q,2H)。
実施例190
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(2,4,5−トリフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−オキソ−3−[3−(2,4,5−トリフルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(65mg,0.13mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(3.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(5.0mL)で洗浄し、減圧下で一晩乾燥させて、標題化合物(46mg,理論値の81%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.87分, MS(ESINeg):m/z=415[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=12.29(bs,1H),8.90−8.43(m,4H),7.86(dt,1H),6.19(bs,1H),3.65−3.53(m,1H),3.42(d,2H),3.13(q,2H),2.22(d,2H),1.89(q,2H)。
実施例191
3−{3−[(メチルスルホニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−{3−[(メチルスルホニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(40mg,0.08mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(34mg,理論値の95%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.22分, MS(ESINeg):m/z=377[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=8.86(bs,1H),8.62(bs,2H),6.31(bs,1H),4.86(s,2H),3.74−3.53(m,1H),3.42(d,2H),3.25(s,3H),3.12(q,2H),2.22(d,2H),1.91(q,2H)。
実施例192
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(4,4,4−トリフルオロブチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−オキソ−3−[3−(4,4,4−トリフルオロブチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(170mg,0.34mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(148mg,理論値の100%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.77分, MS(ESINeg):m/z=395[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.46−11.54(m,1H),9.06(bs,1H),8.91(bs,1H),8.56(s,1H),6.24(bs,1H),3.61(d,1H),3.52−3.28(m,2H),3.10(q,2H),2.86(t,2H),2.47−2.33(m,2H),2.21(d,2H),2.01−1.86(m,4H)。
実施例193
3−[3−(1−シクロプロピルピペリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(1−シクロプロピルピペリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルトリフルオロ酢酸塩(148mg,0.29mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(101mg,理論値の72%)が得られた。
LC−MS(方法7B):Rt=1.58分, MS(ESINeg):m/z=408[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.29−11.66(m,1H),10.57(bs,1H),9.03(bs,1H),8.88(bs,1H),8.65−8.49(m,1H),6.22(bs,1H),3.65−3.33(m,6H),3.21−3.03(m,3H),2.79(bs,1H),2.40−2.03(m,6H),1.93(q,2H),1.15(bs,2H),0.95−0.74(m,2H)。
実施例194
3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(173mg,0.39mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.6mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(138mg,理論値の93%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.74分, MS(ESINeg):m/z=341[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.30−11.65(m,1H),9.04(bs,1H),8.89(bs,1H),8.52(s,1H),6.20(bs,1H),3.60(t,1H),3.40(d,2H),3.10(q,2H),2.21(d,2H),1.93(q,2H),1.37(s,9H)。
実施例195
3−[3−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(158mg,0.30mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(3.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(109mg,理論値の79%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.90分, MS(ESINeg):m/z=427[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.28−11.68(m,1H),8.98−8.84(m,1H),8.78−8.64(m,1H),8.54(s,1H),7.55(dd,1H),7.50(dd,1H),7.26(dt,1H),6.26(bs,1H),4.24(s,2H),3.67−3.53(m,1H),3.41(d,2H),3.10(q,2H),2.21(d,2H),1.90(q,2H)。
実施例196
3−[3−(4−tert−ブチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(4−tert−ブチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(110mg,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(2.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(78mg,理論値の82%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=1.03分, MS(ESINeg):m/z=417[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.30−11.88(m,1H),9.12−8.67(m,2H),8.62(s,1H),8.10(d,2H),7.61(d,2H),6.22(bs,1H),3.62(t,1H),3.42(d,2H),3.12(t,2H),2.23(d,2H),1.93(q,2H),1.34(s,9H)。
実施例197
3−{3−[4−(ジメチルアミノ)−3−フルオロフェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−{3−[4−(ジメチルアミノ)−3−フルオロフェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロ ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(65mg,0.12mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(1.5mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(56mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.90分, MS(ESINeg):m/z=422[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=12.19(bs,1H),9.04(bs,1H),8.85(bs,1H),8.60(s,1H),7.92(d,1H),7.85(d,1H),7.07(t,1H),6.20(bs,1H),3.70−3.53(m,1H),3.41(d,2H),3.11(q,2H),2.93(s,6H),2.22(d,2H),1.93(q,2H)。
実施例198
3−[3−(2−メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(2−メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(155mg,0.31mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(3.7mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(118mg,理論値の86%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.85分, MS(ESINeg):m/z=389[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.43−11.47(m,1H),9.04(bs,1H),8.99(bs,1H),8.82(bs,1H),8.52(s,1H),7.27−7.11(m,4H),6.24(bs,1H),4.11(s,2H),3.60(t,1H),3.40(d,2H),3.10(q,2H),2.33(s,3H),2.20(d,2H),1.91(q,2H)。
実施例199
3−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(101mg,0.24mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(80mg,理論値の94%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.53分, MS(ESINeg):m/z=313[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=11.95(bs,1H),8.80(bs,1H),8.55(bs,2H),6.23(bs,1H),3.61(bs,1H),3.42(d,2H),3.11(q,2H),2.76(q,2H),2.22(d,2H),1.89(q,2H),1.29(t,3H)。
実施例200
5−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキサミド塩酸塩
化合物4−[3−(3−カルバモイル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(120mg,純度94%,0.26mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(86mg,純度90%,理論値の81%)が得られた。
LC−MS(方法9B):Rt=3.44分, MS(ESIPos):m/z=330[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=11.96(bs,1H),9.02(bs,1H),8.94−8.68(m,2H),8.60(s,1H),8.20(s,1H),6.15(bs,1H),3.57(t,1H),3.40(d,2H),3.10(q,2H),2.21(d,2H),1.92(q,2H)。
実施例201
3−{3−[(イソプロピルスルホニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−{3−[(イソプロピルスルホニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(24mg,純度93%,0.044mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(20mg,純度93%,定量的)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.51分, MS(ESINeg):m/z=405[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=8.88(bs,1H),8.77−8.54(m,2H),6.32(bs,1H),4.83(s,2H),3.74−3.29(m,4H),3.12(q,2H),2.22(d,2H),1.91(q,2H),1.34(d,6H)。
実施例202
3−[3−(3,5−ジフルオロピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(3,5−ジフルオロピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(25mg,0.050mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(22mg,定量的)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.70分, MS(ESINeg):m/z=398[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=8.94(bs,1H),8.78(d,1H),8.82−8.63(m,1H),8.69(s,1H),8.30−8.23(m,1H),6.33(bs,1H),4.01−3.56(m,1H),3.42(d,2H),3.12(q,2H),2.24(d,2H),1.94(q,2H)。
実施例203
3−{3−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−{3−[(1−メチルピペリジン−4−イル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(281mg,純度91%,0.51mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(189mg,純度90%,理論値の70%)が得られた。
LC−MS(方法9B):Rt=3.47分, MS(ESIPos):m/z=398[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=10.61−10.25(m,1H),9.14(bs,1H),9.03(bs,1H),8.55(s,1H),6.26(bs,1H),3.61(t,1H),3.39(t,4H),3.10(q,2H),2.98−2.86(m,2H),2.72(d,2H),2.69(d,3H),2.21(d,2H),1.95(q,2H),1.86(d,2H),1.60(q,2H)。1つのプロトンが不明であり、水のシグナルの下にあると考えられる。
実施例204
4−{5−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}安息香酸メチル塩酸塩
化合物4−(3−{3−[4−(メトキシカルボニル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41mg,0.079mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水とアセトニトリルの混合物の中で結晶化させることによって標題化合物(10mg,純度92%,理論値の26%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.85分, MS(ESINeg):m/z=419[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=12.40(bs,1H),8.79(bs,1H),8.65(s,1H),8.54(bs,1H),8.38−8.31(m,2H),8.29−8.14(m,2H),6.24(bs,1H),3.91(s,3H),3.74−3.57(m,1H),3.43(d,2H),3.13(q,2H),2.24(d,2H),1.90(q,2H)。
実施例205
3−[3−(3−ニトロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(3−ニトロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(59mg,0.11mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(45mg,理論値の89%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.79分, MS(ESINeg):m/z=406[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=12.47(bs,1H),8.98−8.81(m,2H),8.76−8.57(m,3H),8.47(d,1H),7.92(t,1H),6.25(bs,1H),3.67−3.56(m,1H),3.43(d,2H),3.13(q,2H),2.24(d,2H),1.92(q,2H)。
実施例206
3−[3−(2−メトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(2−メトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,純度93%,0.21mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(77mg,理論値の94%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.52分, MS(ESINeg):m/z=343[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=13.35−11.52(m,1H),8.96(bs,1H),8.77(bs,1H),8.55(s,1H),6.24(bs,1H),3.75(t,2H),3.66−3.55(m,1H),3.41(d,2H),3.26(s,3H),3.11(q,2H),2.98(t,2H),2.22(d,2H),1.92(q,2H)。
実施例207
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−オキソ−3−[3−(ピリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(170mg,0.35mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(109mg,純度87%,理論値の62%)が得られた。
LC−MS(方法9B):Rt=3.57分, MS(ESIPos):m/z=364[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=9.11−8.72(m,2H),8.91(bs,2H),8.67(s,1H),8.28(bs,2H),6.25(bs,1H),3.83−3.46(m,1H),3.45−3.34(m,2H),3.18−3.02(m,2H),2.27−2.13(m,2H),2.01−1.81(q,2H)。
実施例208
3−[3−(3−アミノフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(3−アミノフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(173mg,純度88%,0.32mmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に懸濁させた懸濁液を1,4−ジオキサンの中の4N HCl(4.0mL)で処理した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物(98mg,理論値の74%)が得られた。
LC−MS(方法8B):Rt=0.66分, MS(ESINeg):m/z=376[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO):δ=9.25−8.89(m,2H),8.63(s,1H),8.00−7.78(m,2H),7.59−7.49(m,1H),7.35(bs,1H),6.25(s,1H),3.62(t,1H),3.41(d,2H),3.11(q,2H),2.22(d,2H),1.96(q,2H)。
実施例209
3−[3−(2−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(2−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(128mg,純度92%,230μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(2.0mL)で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、71.0mg(純度99%,理論値の68%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.84分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.007(0.49),−0.000(10.25),1.890(0.58),1.898(0.71),1.918(1.87),1.924(1.85),1.942(2.02),1.950(1.89),1.968(0.90),1.977(0.70),2.185(2.67),2.187(2.77),2.214(2.35),3.057(0.78),3.077(1.72),3.083(2.09),3.104(2.17),3.109(1.88),3.130(0.89),3.381(2.75),3.407(2.38),3.568(6.73),3.584(0.88),3.608(1.45),3.631(0.94),4.255(16.00),6.254(0.84),7.327(0.70),7.336(3.25),7.339(3.87),7.341(3.25),7.347(6.25),7.352(3.49),7.355(4.73),7.357(4.79),7.367(0.91),7.457(0.42),7.463(2.78),7.468(1.69),7.474(2.32),7.477(2.11),7.483(5.07),7.488(2.16),7.491(2.39),7.493(1.97),7.497(1.62),7.502(2.60),8.537(3.69),8.936(0.73),8.960(0.78),9.084(1.00),9.109(0.81)。
実施例210
3−[3−(4−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[3−(4−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(117mg,純度95%,218μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で2時間撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(2.0mL)で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、45.0mg(純度98%,理論値の45%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.85分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.007(0.70),1.148(0.26),1.235(0.39),1.885(1.20),1.908(1.27),1.932(0.55),2.192(1.81),2.219(1.53),2.363(0.30),2.637(0.30),3.068(0.52),3.093(1.42),3.115(1.44),3.140(0.57),3.394(2.18),3.418(1.79),3.568(16.00),4.141(11.14),6.290(0.17),7.377(1.48),7.395(6.91),7.403(11.33),7.416(1.20),7.421(2.03),8.540(0.57),8.657(0.54),8.857(0.68)。
実施例211
5−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸エチル塩酸塩
4−{3−[3−(エトキシカルボニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(107mg,純度100%,233μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例210と同じ手順に従って調製した。得られた量は、56.0mg(純度100%,理論値の61%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.64分; MS(ESIpos):m/z=359[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(0.74),0.016(0.68),1.197(0.17),1.345(3.59),1.362(7.71),1.380(3.67),1.894(0.26),1.924(0.70),1.949(0.77),1.981(0.33),2.218(1.09),2.251(0.88),3.114(0.75),3.144(0.79),3.411(1.15),3.442(0.93),3.576(16.00),3.656(0.40),4.419(1.02),4.437(3.24),4.455(3.21),4.473(1.00),6.388(0.19),8.712(0.81),8.907(0.34)。
実施例212
3−[3−(アミノメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(3−{[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(158mg,純度98%,300μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(6.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、89.0mg(純度98%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法9B):Rt=3.15分; MS(ESIpos):m/z=316[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.007(0.65),0.000(16.00),0.006(0.54),1.927(0.96),1.934(1.16),1.953(3.02),1.959(3.08),1.979(3.35),1.984(3.21),2.004(1.43),2.011(1.22),2.188(4.59),2.214(3.66),3.055(1.27),3.080(3.40),3.102(3.44),3.127(1.36),3.381(4.45),3.406(3.76),3.568(12.09),3.596(1.81),3.618(1.01),4.057(4.56),4.126(2.56),4.305(2.54),4.317(6.94),4.328(6.74),4.339(2.32),6.249(0.73),8.597(7.90),8.854(6.55),9.166(1.22),9.186(1.39),9.246(1.84)。
実施例213
3−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3,4−ジクロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(163mg,純度100%,299μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例210と同じ手順に従って調製した。得られた量は、102mg(純度100%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.91分; MS(ESIpos):m/z=445[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.893(1.30),1.923(1.41),2.189(2.00),2.222(1.62),3.088(1.48),3.117(1.54),3.568(16.00),4.181(9.99),7.364(1.55),7.385(1.81),7.608(4.43),7.629(3.79),7.673(2.99),8.547(0.97),8.740(0.51),8.936(0.63)。
実施例214
3−[3−(4−メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−メチルベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(130mg,純度100%,265μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例210と同じ手順に従って調製した。得られた量は、75.0mg(純度100%,理論値の66%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.85分; MS(ESIpos):m/z=391[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(1.29),0.008(1.26),1.875(1.07),1.905(1.17),2.189(1.69),2.222(1.39),2.272(16.00),3.089(1.23),3.118(1.29),3.390(1.94),3.422(1.53),3.568(2.83),4.065(8.86),7.133(3.33),7.153(5.41),7.217(4.61),7.237(2.96),8.535(0.55),8.851(0.48)。
実施例215
3−[3−(1−フェニルエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[3−(1−フェニルエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(56.0mg,純度100%,114μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例210と同じ手順に従って調製した。得られた量は、36.0mg(純度97%,理論値の72%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.82分; MS(ESIpos):m/z=391[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(0.41),0.008(0.44),1.416(0.32),1.596(0.16),1.644(1.89),1.662(1.91),1.846(0.10),1.878(0.29),1.909(0.31),1.936(0.13),2.185(0.44),2.218(0.36),3.057(0.12),3.087(0.33),3.115(0.34),3.146(0.15),3.388(0.58),3.568(16.00),4.342(0.15),4.360(0.53),4.378(0.52),4.396(0.15),6.232(0.06),7.234(0.17),7.251(0.49),7.269(0.38),7.320(0.51),7.340(1.19),7.358(0.88),7.376(0.99),7.394(0.45),8.530(0.19),8.661(0.10),8.869(0.13)。
実施例216
3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(345mg,純度53%,381μmol)を1,4−ジオキサン(4.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(2.0mL)で洗浄し、メタノールとジエチルエーテルの混合物から結晶化させ、濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、50.0mg(純度100%,理論値の32%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.81分; MS(ESIpos):m/z=381[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(10.47),0.008(9.50),1.892(6.96),1.924(7.51),2.137(4.55),2.216(10.29),2.249(8.49),3.103(7.73),3.132(7.82),3.200(2.35),3.248(2.35),3.403(13.16),3.435(9.80),3.600(4.76),6.102(3.42),7.497(6.87),7.515(14.38),7.534(9.19),7.549(8.24),7.577(7.51),7.785(3.11),7.799(5.74),7.819(5.59),7.833(2.72),8.441(16.00),8.680(2.05),8.894(2.60)。
実施例217
3−[5−(3−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(52.0mg,純度92%,93.6μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、35.0mg(純度89%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.83分; MS(ESIneg):m/z=409[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.854(1.22),1.235(12.31),1.356(2.66),1.868(2.20),1.898(2.35),2.192(3.40),2.226(2.70),2.671(0.60),3.112(2.06),3.389(3.92),3.420(3.15),3.474(0.87),3.594(2.21),3.681(1.36),3.701(1.56),3.916(4.15),4.469(16.00),5.755(0.69),6.081(0.47),7.149(0.76),7.264(1.22),7.317(1.27),7.335(0.96),7.400(6.99),7.406(7.40),7.410(7.95),7.427(2.31),7.447(1.13),7.520(5.21),8.339(2.08),8.610(0.70),8.839(0.87),11.295(0.55)。
実施例218
3−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(80.0mg,純度100%,155μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、61.0mg(純度100%,理論値の87%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.87分; MS(ESIneg):m/z=413[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.141(0.06),0.000(0.55),0.016(0.50),0.154(0.06),1.118(0.12),1.604(0.07),1.890(0.17),1.921(0.18),2.226(0.27),2.259(0.22),2.336(0.06),2.678(0.06),3.116(0.18),3.144(0.19),3.416(0.28),3.445(0.23),3.576(16.00),6.111(0.05),7.526(0.20),7.546(0.41),7.566(0.22),7.985(0.15),7.989(0.17),8.007(0.27),8.023(0.15),8.027(0.14),8.456(0.26),8.822(0.07),11.646(0.06)。
実施例219
3−[5−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37.0mg,純度100%,75.1μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、22.0mg(純度99%,理論値の68%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.81分; MS(ESIneg):m/z=391[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.08),0.000(16.00),0.008(0.56),1.882(0.16),1.913(0.17),2.215(0.25),2.247(0.20),2.328(0.08),2.670(0.09),3.104(0.19),3.131(0.19),3.968(2.52),6.078(0.09),7.178(0.17),7.197(0.34),7.216(0.18),7.319(0.32),7.340(0.36),7.679(0.16),7.701(0.24),7.719(0.13),8.263(0.10),8.409(0.32),8.605(0.05),8.830(0.07)。
実施例220
3−[5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37.0mg,純度94%,73.0μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、25.0mg(純度96%,理論値の80%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.91分; MS(ESIpos):m/z=377[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.880(1.51),1.912(1.60),2.216(2.35),2.248(2.07),2.444(16.00),3.105(1.78),3.133(1.94),3.245(2.30),3.568(4.79),6.090(0.62),7.473(4.96),7.494(5.27),8.180(3.27),8.199(3.07),8.426(2.38),8.593(0.52),8.822(0.59)。
実施例221
5−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸塩酸塩
5−{7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボン酸(36.0mg,純度99%,82.8μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、27.0mg(純度94%,理論値の84%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.16分; MS(ESIpos):m/z=331[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.073(1.11),1.091(2.23),1.108(1.13),1.884(0.64),1.915(1.09),1.945(1.10),2.208(1.56),2.242(1.23),3.101(1.37),3.128(1.40),3.375(3.69),3.393(4.73),3.568(16.00),3.639(0.68),6.054(0.37),6.350(0.34),8.669(1.25),8.937(0.45)。
実施例222
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−{3−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41.0mg,純度100%,75.3μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、38.0mg(純度95%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.90分; MS(ESIpos):m/z=445[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.09),−0.008(0.90),0.000(16.00),0.008(0.41),0.146(0.07),1.870(0.08),1.901(0.08),2.189(0.11),2.223(0.09),3.094(0.09),3.123(0.09),4.278(0.60),7.577(0.05),7.597(0.15),7.616(0.15),7.646(0.15),7.673(0.12),7.692(0.09),7.752(0.18),8.546(0.06),8.804(0.04)。
実施例223
3−[3−(2−フェニルプロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[3−(2−フェニルプロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10.0mg,純度100%,19.8μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、8.00mg(純度100%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=405[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.25),−0.008(2.46),0.008(2.07),0.146(0.25),1.235(0.33),1.752(16.00),1.874(0.71),1.906(0.81),2.179(1.16),2.212(0.94),3.083(0.85),3.112(0.89),3.390(4.59),3.492(0.53),3.508(0.45),3.593(0.44),3.699(0.23),4.020(0.27),4.318(0.21),6.222(0.13),7.230(0.91),7.245(0.74),7.251(0.54),7.305(0.72),7.326(3.37),7.341(6.91),8.507(0.57),8.708(0.21),8.904(0.29)。
実施例224
3−[3−(4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(96.0mg,純度98%,190μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、67.0mg(純度99%,理論値の81%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.78分; MS(ESIpos):m/z=395[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.59),−0.008(5.80),0.008(4.56),0.146(0.58),1.091(0.34),1.861(0.78),1.892(2.08),1.919(2.25),1.948(0.97),2.188(3.20),2.221(2.60),2.367(0.36),2.711(0.39),3.087(2.27),3.115(2.36),3.387(3.58),3.419(2.79),3.568(6.33),3.601(1.01),4.128(16.00),6.244(0.34),7.149(4.64),7.171(9.88),7.194(5.65),7.384(3.75),7.398(4.47),7.405(4.02),7.419(3.18),8.541(1.24),8.734(0.84),8.917(1.04)。
実施例225
3−[5−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(56.0mg,純度100%,118μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、44.0mg(純度100%,理論値の91%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=377[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(1.63),0.008(1.70),1.894(1.15),1.925(1.27),2.216(1.87),2.250(1.53),2.328(0.22),2.443(0.59),2.671(0.23),2.716(16.00),3.105(1.28),3.134(1.35),3.403(2.01),3.433(1.61),3.601(0.91),6.097(0.92),7.456(0.90),7.475(2.15),7.495(2.77),7.515(2.41),7.591(1.37),7.608(1.89),7.626(0.74),8.221(1.41),8.239(1.36),8.425(2.77),8.665(0.24),8.880(0.31),11.483(0.31)。
実施例226
3−[5−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[5−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(649mg,純度24%,313μmol)を1,4−ジオキサン(4.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(4.0mL)で洗浄し、メタノールとジエチルエーテルの混合物から結晶化させ、水/アセトニトリルに溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%トリフルオロ酢酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、12.0mg(純度100%,理論値の9%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.96分; MS(ESIpos):m/z=397[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.881(7.46),1.912(8.18),2.215(11.39),2.249(9.49),3.104(8.41),3.133(8.50),3.405(13.38),3.436(10.67),3.592(4.97),6.087(3.44),7.686(7.05),7.706(16.00),7.726(10.40),7.816(10.67),7.833(7.77),8.239(8.05),8.258(7.64),8.447(11.98),8.838(3.53),11.716(2.12)。
実施例227
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(51.0mg,純度99%,95.2μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、31.0mg(純度100%,理論値の70%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.98分; MS(ESIpos):m/z=431[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.008(13.57),1.091(4.58),1.886(7.73),1.920(8.36),2.219(12.67),2.252(10.61),3.104(8.36),3.133(8.63),3.407(13.48),3.437(11.06),3.568(7.91),3.597(5.03),6.093(2.88),7.912(7.19),7.931(16.00),7.951(9.35),8.122(12.31),8.141(10.52),8.469(8.81),8.591(9.35),8.612(13.66),8.855(2.34),11.737(3.15)。
実施例228
3−(5−ベンジル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−ベンジル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(116mg,純度86%,209μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(3.0mL)
1,4−ジオキサン(3.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、89.0mg(純度97%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.80分; MS(ESIpos):m/z=377[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(0.82),0.000(16.00),0.008(0.74),1.091(0.16),1.417(0.18),1.596(0.23),1.730(0.17),1.876(0.41),1.906(0.44),2.137(0.50),2.191(0.65),2.224(0.52),2.671(0.11),3.081(0.49),3.110(0.49),3.205(0.37),3.414(0.70),3.568(3.27),4.427(3.81),6.075(0.13),7.298(0.26),7.314(0.52),7.322(0.39),7.330(0.51),7.335(0.38),7.361(0.54),7.381(1.86),7.393(1.96),7.398(3.75),7.413(0.35),8.341(0.49),8.721(0.11),8.908(0.13),11.261(0.07)。
実施例229
3−[5−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(36.0mg,純度100%,70.5μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、31.0mg(純度99%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.96分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.885(1.16),1.918(1.25),2.216(1.88),2.251(1.61),2.328(0.43),2.367(0.39),2.670(0.40),2.709(0.50),2.730(16.00),3.081(0.51),3.104(1.33),3.138(1.43),3.163(0.59),3.402(2.42),3.434(1.76),3.567(10.80),3.602(0.83),6.110(0.67),7.486(1.24),7.505(2.64),7.525(1.44),7.801(2.34),7.821(2.12),8.130(1.33),8.148(1.33),8.433(2.37),8.837(0.39),11.577(0.35)。
実施例230
3−[5−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,純度100%,97.9μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、26.0mg(純度100%,理論値の59%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.97分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.40),0.008(3.26),0.146(0.41),1.894(1.29),1.926(1.41),2.215(1.96),2.248(1.59),2.686(16.00),3.103(1.43),3.131(1.45),3.425(6.89),3.568(5.03),3.599(1.01),6.101(1.06),7.532(2.22),7.553(2.96),7.665(1.94),7.670(1.95),7.685(1.43),7.691(1.44),8.342(1.45),8.438(3.05),8.714(0.42),8.919(0.56),11.634(0.23)。
実施例231
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(57.0mg,純度100%,107μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、38.0mg(純度98%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.91分; MS(ESIneg):m/z=429[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.11),0.146(0.12),1.909(0.71),1.941(0.79),1.971(0.32),2.215(1.17),2.248(0.95),3.100(0.76),3.128(0.79),3.400(1.19),3.431(0.95),3.568(16.00),3.598(0.56),6.098(0.51),8.044(2.11),8.064(2.33),8.457(1.41),8.520(1.61),8.540(1.49),8.827(0.18),8.994(0.23),11.738(0.26)。
実施例232
3−{5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(51.0mg,純度99%,89.4μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、32.0mg(純度98%,理論値の70%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.98分; MS(ESIpos):m/z=465[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(1.00),0.000(16.00),0.008(0.55),1.426(0.18),1.868(0.10),1.894(0.26),1.926(0.28),1.957(0.12),2.215(0.40),2.248(0.32),3.072(0.12),3.101(0.29),3.131(0.29),3.160(0.12),3.375(0.16),3.404(0.43),3.434(0.33),3.568(5.27),3.593(0.17),6.096(0.11),8.154(0.54),8.175(0.61),8.431(0.27),8.451(0.26),8.470(0.36),8.694(0.23),8.912(0.12),11.773(0.09)。
実施例233
3−[5−(4−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41.0mg,純度96%,79.2μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、27.0mg(純度96%,理論値の76%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=397[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.08),−0.008(1.00),0.000(16.00),0.008(0.55),0.146(0.07),1.091(0.08),1.426(0.18),1.596(0.08),1.894(0.26),1.926(0.28),1.957(0.12),2.215(0.40),2.248(0.32),3.101(0.29),3.131(0.29),3.404(0.43),3.434(0.33),3.568(5.27),3.593(0.17),6.096(0.11),8.154(0.54),8.175(0.61),8.431(0.27),8.451(0.26),8.470(0.36),8.694(0.23),8.912(0.12),11.773(0.09)。
実施例234
3−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(25.0mg,純度77%,36.2μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、18.2mg(純度93%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=1.00分; MS(ESIpos):m/z=431[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.47),0.008(4.34),0.146(0.48),1.425(0.35),1.884(1.06),1.915(1.16),2.214(1.66),2.248(1.37),3.102(1.20),3.130(1.28),3.403(1.90),3.434(1.48),3.568(16.00),6.079(0.42),8.037(2.25),8.387(1.22),8.454(1.20),8.642(0.30),8.859(0.39),11.742(0.42)。
実施例235
3−[5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(27.0mg,純度87%,45.6μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濾過し、ジエチルエーテル(2.0mL)で洗浄した。回収した固体をアセトニトリル(2.0mL)で稀釈し、その懸濁液を濾過し、その濾液を濃縮して、標題化合物が得られた。得られた量は、12.0mg(純度90%,理論値の52%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.87分; MS(ESIneg):m/z=413[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.892(5.22),1.925(5.58),2.074(9.05),2.214(7.82),2.246(6.29),2.739(15.79),3.101(5.89),3.130(5.85),3.402(10.12),3.483(16.00),6.099(2.93),7.598(4.35),7.621(6.87),7.646(5.04),7.861(4.09),7.883(3.52),8.455(8.59),8.585(2.05),8.910(2.45),11.686(0.87)。
実施例236
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45.0mg,純度93%,76.6μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、34.0mg(純度100%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.90分; MS(ESIpos):m/z=447[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.893(0.80),1.923(0.89),2.215(1.26),2.249(1.05),3.103(0.84),3.132(0.88),3.402(1.30),3.433(1.06),3.568(16.00),3.597(0.53),6.098(0.32),7.712(1.70),7.731(3.17),7.750(1.09),7.875(0.93),7.880(0.93),7.896(1.24),7.915(0.62),7.919(0.61),8.429(1.56),8.553(0.45),8.690(0.25),8.893(0.31),11.539(0.32)。
実施例237
3−[5−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10.0mg,純度72%,13.7μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、5.00mg(純度100%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=427[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.885(1.19),1.911(1.28),2.213(1.80),2.247(1.47),3.102(1.25),3.130(1.29),3.402(1.87),3.433(1.50),3.585(0.74),4.004(16.00),6.076(0.50),7.407(2.74),7.429(2.94),8.225(1.17),8.247(1.12),8.425(2.45),8.631(0.45),8.843(0.52),11.656(0.54)。
実施例238
3−{3−[ヒドロキシ(フェニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{3−[ヒドロキシ(フェニル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(25.0mg,純度85%,43.1μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、15.0mg(純度92%,理論値の75%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=393[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.08),0.000(16.00),0.146(0.08),1.898(0.09),2.188(0.13),2.220(0.11),3.089(0.11),3.119(0.11),3.568(0.08),5.900(0.34),6.418(0.03),7.282(0.06),7.300(0.18),7.319(0.14),7.355(0.24),7.374(0.40),7.392(0.19),7.485(0.28),7.503(0.22),8.543(0.06),8.811(0.04)。
実施例239
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(64.0mg,純度97%,111μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、58.0mg(純度95%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=461[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.36),−0.008(3.62),0.008(3.43),0.146(0.39),1.235(1.98),1.861(0.72),1.893(2.00),1.918(2.21),1.950(1.02),2.137(1.00),2.188(3.09),2.221(2.51),2.712(0.34),3.080(2.10),3.108(2.19),3.380(3.94),3.413(2.85),3.577(1.30),3.595(1.22),3.633(0.65),3.682(0.37),3.701(0.44),3.949(0.60),4.494(16.00),6.084(0.75),7.295(1.08),7.379(5.58),7.399(6.97),7.545(9.17),7.567(7.16),8.338(3.66),8.804(0.71),8.986(0.88),11.286(0.44)。
実施例240
3−[5−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(58.0mg,純度100%,107μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、53.0mg(純度96%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.85分; MS(ESIpos):m/z=443[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.07),0.000(16.00),0.146(0.09),0.853(0.08),1.171(0.09),1.234(0.78),1.469(0.10),1.874(0.28),1.903(0.77),1.932(0.84),1.962(0.37),2.137(0.12),2.188(1.19),2.221(0.93),2.370(0.06),2.674(0.07),2.714(0.07),3.078(0.83),3.106(0.85),3.136(0.36),3.412(1.12),3.476(0.43),3.493(0.42),3.548(0.47),3.577(0.72),3.595(0.50),3.682(0.16),3.702(0.18),3.857(0.10),3.894(0.38),3.918(8.91),4.099(0.06),4.420(5.00),4.648(0.06),6.081(0.44),7.240(0.42),7.254(2.33),7.277(2.32),7.291(0.33),8.340(1.72),8.896(0.27),9.056(0.36),11.300(0.09)。
実施例241
3−{5−[rac−1−(4−メトキシフェニル)プロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[rac−1−(4−メトキシフェニル)プロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41.0mg,純度93%,71.3μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、34.0mg(純度92%,理論値の93%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=435[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.08),−0.008(0.84),0.000(16.00),0.146(0.07),0.788(0.07),0.806(0.16),0.824(0.08),0.858(0.87),0.877(1.93),0.895(0.90),1.148(0.05),1.235(0.43),1.625(0.05),1.880(0.29),1.910(0.32),1.940(0.17),2.004(0.12),2.023(0.20),2.038(0.21),2.057(0.24),2.076(0.15),2.137(0.41),2.190(0.45),2.226(0.50),2.245(0.29),2.263(0.24),2.279(0.20),2.297(0.12),2.368(0.04),2.674(0.06),2.712(0.05),3.085(0.31),3.113(0.32),3.415(0.50),3.463(0.11),3.474(0.11),3.492(0.10),3.574(0.18),3.594(0.23),3.681(0.09),3.701(0.11),3.727(0.59),3.736(5.47),4.313(0.29),4.332(0.60),4.352(0.27),4.647(0.04),6.068(0.09),6.866(0.08),6.888(0.09),6.919(1.16),6.941(1.28),7.181(0.10),7.202(0.08),7.329(1.10),7.350(0.99),7.968(0.06),8.343(0.32),8.739(0.08),8.955(0.15),11.349(0.07)。
実施例242
3−{5−[2−(4−メトキシフェニル)プロパン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[2−(4−メトキシフェニル)プロパン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(30.0mg,純度96%,53.9μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、26.0mg(純度99%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.97分; MS(ESIpos):m/z=435[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.17),−0.008(1.72),0.008(1.64),0.146(0.17),1.239(0.22),1.254(0.17),1.440(1.52),1.815(15.65),1.884(0.81),1.913(0.87),1.942(0.46),1.975(0.17),2.137(1.08),2.193(1.19),2.227(0.97),3.057(0.30),3.086(0.83),3.115(0.86),3.145(0.37),3.258(0.17),3.418(1.15),3.463(0.25),3.474(0.27),3.491(0.24),3.503(0.21),3.551(0.37),3.579(0.52),3.593(0.65),3.667(0.17),3.671(0.18),3.681(0.22),3.701(0.27),3.713(0.24),3.729(2.04),3.734(16.00),6.065(0.31),6.868(0.22),6.890(0.32),6.895(0.38),6.903(3.29),6.908(1.21),6.920(1.23),6.925(3.76),6.933(0.48),7.243(0.27),7.265(0.27),7.285(3.17),7.307(2.94),8.339(1.03),8.748(0.25),8.955(0.39),11.394(0.20)。
実施例243
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(58.0mg,純度94%,116μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、46.0mg(純度100%,理論値の98%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.46分; MS(ESIpos):m/z=371[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(13.67),0.008(12.31),1.806(2.33),1.817(2.64),1.840(6.22),1.845(7.62),1.868(9.69),1.879(11.11),1.895(7.76),1.907(6.85),1.918(6.39),1.947(2.76),1.999(9.63),2.004(9.83),2.031(6.79),2.037(6.48),2.137(1.53),2.195(8.84),2.229(7.22),3.055(2.30),3.085(6.34),3.113(6.54),3.143(2.67),3.357(2.30),3.367(4.80),3.385(12.02),3.395(14.10),3.405(7.87),3.413(8.47),3.422(10.06),3.470(7.25),3.475(9.35),3.498(15.80),3.504(16.00),3.527(9.46),3.532(8.44),3.548(3.61),3.578(5.94),3.608(5.31),3.656(5.83),3.667(6.37),3.681(6.42),3.699(5.91),3.709(5.09),3.713(5.09),3.899(6.85),3.907(10.74),3.915(8.27),3.927(7.22),3.935(9.32),3.944(6.00),6.076(3.75),8.346(13.10),8.761(1.56),8.952(1.99),11.331(0.40)。
実施例244
3−{5−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(38.0mg,純度98%,68.6μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、33.0mg(純度100%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.90分; MS(ESIpos):m/z=443[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.860(0.81),1.890(2.36),1.920(2.66),1.949(1.20),2.189(3.56),2.222(3.05),3.051(0.93),3.078(2.55),3.108(2.74),3.125(1.75),3.137(1.27),3.410(4.85),3.463(0.71),3.475(0.68),3.492(0.61),3.503(0.52),3.546(0.95),3.575(1.57),3.595(1.67),3.682(0.51),3.701(0.56),4.439(16.00),6.083(0.84),7.049(2.89),7.182(7.15),7.203(8.62),7.234(5.86),7.419(2.92),7.460(8.12),7.482(7.25),8.336(2.89),8.802(0.73),8.988(0.98),11.284(0.36)。
実施例245
3−{5−[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41.0mg,純度100%,77.0μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、36.0mg(純度100%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=433[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(0.81),0.000(16.00),0.008(0.74),1.531(0.64),1.543(1.77),1.549(1.76),1.560(0.78),1.820(0.67),1.830(1.59),1.836(1.55),1.847(0.76),1.876(0.58),1.882(0.59),1.908(0.63),1.939(0.29),1.946(0.24),2.179(0.87),2.212(0.71),3.046(0.21),3.074(0.57),3.103(0.60),3.131(0.25),3.378(0.94),3.409(0.74),3.531(0.23),3.560(0.42),3.593(0.41),3.775(10.71),6.044(0.46),6.937(0.28),6.945(2.32),6.961(0.90),6.966(2.58),6.974(0.33),7.392(0.32),7.399(2.59),7.403(0.91),7.416(0.85),7.421(2.35),7.428(0.30),8.270(1.48),8.801(0.19),8.955(0.22),8.971(0.25),11.288(0.21)。
実施例246
3−[5−(2−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[5−(2−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(63.0mg,純度100%,120μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(1.0%水性塩酸含有 1N))で精製した。その生成物のフラクションを合して凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、36.0mg(純度100%,理論値の65%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.82分; MS(ESIpos):m/z=425[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(0.54),0.008(0.48),1.841(0.22),1.872(0.62),1.903(0.68),1.934(0.28),2.188(1.07),2.222(0.88),2.524(0.30),3.052(0.28),3.082(0.76),3.111(0.80),3.141(0.33),3.573(0.39),3.591(0.31),3.774(16.00),4.374(4.72),6.079(0.18),6.807(0.90),6.813(1.02),6.828(0.95),6.834(1.12),6.872(1.16),6.878(0.94),6.902(1.13),6.909(0.98),7.385(0.90),7.407(1.64),7.429(0.85),8.326(0.63),8.642(0.14),8.872(0.18),11.242(0.12)。
実施例247
3−[5−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(71.0mg,純度97%,131μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例246と同じ手順に従って調製した。得られた量は、42.0mg(純度100%,理論値の69%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.79分; MS(ESIpos):m/z=425[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.891(1.71),1.923(1.86),2.188(2.74),2.221(2.19),3.077(1.90),3.105(1.98),3.381(2.64),3.412(2.14),3.574(1.30),4.371(16.00),6.083(1.40),7.141(1.11),7.162(4.02),7.180(8.75),7.286(2.62),7.319(2.99),8.336(5.38),8.801(0.46),8.995(0.57)。
実施例248
3−[5−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(82.0mg,純度93%,149μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、51.0mg(純度94%,理論値の72%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.96分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(3.19),0.008(4.10),1.899(2.14),1.926(2.38),1.956(1.33),2.213(2.92),2.246(2.46),2.465(16.00),2.525(2.09),3.099(2.38),3.129(2.53),3.156(1.43),3.399(3.41),3.429(2.99),3.509(1.45),3.585(8.32),3.733(1.65),3.744(1.49),4.003(1.22),6.086(1.15),7.651(2.85),7.671(3.27),8.139(1.84),8.159(1.79),8.378(1.97),8.435(3.27),8.742(0.68),8.938(1.05)。
実施例249
3−{5−[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[4−メチル−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(33.0mg,純度98%,59.4μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(11mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例209と同じ手順に従って調製した。得られた量は、28.0mg(純度100%,理論値の98%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.96分; MS(ESIpos):m/z=445[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(7.75),0.008(8.06),1.861(1.91),1.890(5.50),1.921(6.11),1.952(2.63),2.138(2.18),2.214(8.48),2.248(6.99),3.074(2.29),3.103(6.11),3.133(6.30),3.161(2.71),3.401(9.39),3.433(7.60),3.568(15.96),3.598(3.36),6.099(1.72),7.783(7.45),7.802(8.21),7.912(16.00),8.231(2.86),8.247(2.83),8.432(6.87),8.671(1.72),8.883(2.25),11.485(1.49)。
実施例250
3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(18.0mg,純度98%,32.1μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、13.0mg(純度89%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.42分; MS(ESIpos):m/z=330[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(0.68),−0.008(6.30),0.008(5.46),0.146(0.66),1.907(3.27),1.939(3.66),1.969(1.49),2.193(5.54),2.226(4.67),2.271(9.72),2.368(0.93),2.696(16.00),3.080(3.84),3.109(3.87),3.138(1.59),3.378(5.17),3.409(4.20),3.578(2.21),5.783(1.36),6.018(1.63),8.033(1.55),8.928(0.99),9.066(1.36)。
実施例251
3−{5−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(46.0mg,純度100%,90.6μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例222と同じ手順に従って調製した。得られた量は、44.0mg(純度100%,定量的)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.06分; MS(ESIpos):m/z=408[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.873(0.69),1.901(1.93),1.932(2.13),1.962(0.88),2.183(3.08),2.216(2.44),3.041(0.78),3.070(2.13),3.100(2.18),3.130(0.89),3.374(2.90),3.389(2.74),3.405(2.41),3.463(0.85),3.475(1.08),3.492(1.17),3.503(0.94),3.545(0.90),3.574(1.62),3.604(0.79),3.667(0.87),3.681(1.02),3.701(0.99),3.713(0.77),4.392(16.00),5.011(1.45),6.078(2.79),6.846(4.79),6.868(5.08),7.761(3.05),7.768(3.14),7.783(2.95),7.789(3.02),8.237(4.14),8.243(4.06),8.328(5.91),8.934(0.57),9.085(0.75)。
実施例252
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[4−(プロパン−2−イルオキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(プロパン−2−イルオキシ)ベンジル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(54.0mg,純度98%,99.0μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例246と同じ手順に従って調製した。得られた量は、32.0mg(純度100%,理論値の69%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=435[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.240(15.93),1.255(16.00),1.881(0.95),1.913(1.03),2.189(1.54),2.222(1.25),3.079(1.06),3.108(1.12),3.138(0.45),3.351(3.16),3.573(0.62),4.327(7.17),4.555(0.47),4.570(1.17),4.585(1.55),4.600(1.14),4.615(0.45),6.076(0.35),6.892(3.69),6.914(4.07),7.277(3.74),7.298(3.37),8.338(1.14),8.759(0.20),8.945(0.26),11.260(0.19)。
実施例253
3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(2−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(33.0mg,純度100%,61.6μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その溶液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、22.8mg(純度95%,定量的)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.40分; MS(ESIpos):m/z=316[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(1.21),0.008(1.16),1.876(0.52),1.906(1.43),1.936(1.56),1.964(0.64),2.196(2.24),2.228(1.80),2.681(16.00),3.060(0.63),3.089(1.64),3.118(1.66),3.148(0.65),3.415(1.80),3.576(0.56),3.594(1.51),3.604(1.00),3.729(0.82),4.406(1.63),4.646(0.88),6.127(0.37),7.945(1.61),8.226(0.37),8.849(0.46),9.006(0.62)。
実施例254
N−[5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]ベンズアミド塩酸塩
化合物4−{3−(ベンゾイルアミノ)−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(43.0mg,純度100%,77.1μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その溶液を濃縮し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(1.0%水性塩酸含有 1N))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、20.0mg(純度100%,理論値の69%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.52分; MS(ESIpos):m/z=338[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(12.41),1.915(7.55),2.183(9.71),3.080(8.15),5.802(7.88),7.528(13.84),7.588(7.39),8.030(16.00),8.176(13.58),8.920(3.40),9.074(3.91),10.075(13.43),12.097(4.51)。
実施例255
3−{3−[2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−{3−[2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(600mg,1.15mmol)を1,4−ジオキサン(4.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(10mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その溶液を濃縮して、標題化合物が得られた。得られた量は、480mg(純度100%,理論値の91%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.91分; MS(ESIpos):m/z=423[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(4.73),1.750(16.00),1.882(0.30),1.910(0.92),1.942(0.95),1.972(0.39),2.177(1.39),2.209(1.09),3.047(0.35),3.077(0.95),3.106(0.98),3.135(0.40),3.377(1.35),3.392(1.04),3.408(1.11),3.565(0.41),3.594(0.67),3.623(0.41),6.212(0.38),7.125(1.47),7.147(3.21),7.169(1.77),7.377(1.64),7.391(1.87),7.399(1.70),7.413(1.39),8.506(1.40),8.969(0.23),9.111(0.31)。
実施例256
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(プロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−オキソ−3−[5−(プロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(48.0mg,112μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その溶液を濃縮し、減圧下で乾燥させ、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、41mg(純度100%,定量的)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=329[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.210(3.63),1.226(3.56),1.377(16.00),1.395(15.91),1.840(0.30),1.875(0.88),1.905(0.91),1.935(0.41),2.197(1.33),2.232(1.01),3.060(0.41),3.089(0.98),3.118(1.06),3.148(0.44),3.362(1.82),3.392(1.69),3.423(1.33),3.482(0.44),3.550(0.67),3.568(1.06),6.069(0.27),8.344(1.12),8.641(0.30),8.860(0.35),11.277(0.18)。
実施例257
3−(5−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35.0mg,79.1μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)
1,4−ジオキサン(2.0mL)
標題化合物は、実施例256と同じ手順に従って調製した。得られた量は、28.5mg(純度100%,理論値の95%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=343[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.091(0.13),1.450(16.00),1.856(0.12),1.887(0.33),1.914(0.36),1.944(0.16),1.953(0.14),2.195(0.51),2.228(0.42),3.086(0.31),3.113(0.33),3.168(0.14),3.392(0.56),3.419(0.44),3.548(0.13),3.578(0.23),3.606(0.12),6.067(0.22),8.333(0.83),8.763(0.11),8.941(0.14),11.311(0.12)。
実施例258
3−(2−エチル−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−(2−エチル−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(114mg,202μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(3.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その溶液を濃縮し、水/アセトニトリルに溶解させ、凍結乾燥させ、その後、メタノール/ジエチルエーテルの1/2混合物と一緒に撹拌した。次いで、その懸濁液を濾過し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、73.5mg(純度100%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.96分; MS(ESIpos):m/z=344[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.008(1.70),1.291(7.55),1.310(16.00),1.329(7.76),1.865(0.67),1.895(1.79),1.920(1.94),1.952(0.85),2.198(2.97),2.245(5.62),2.944(2.01),2.962(5.99),2.981(5.84),3.000(1.90),3.052(0.70),3.082(1.94),3.110(2.01),3.142(0.86),3.383(2.71),3.413(2.25),3.544(0.58),3.571(1.03),3.601(0.57),4.516(1.63),5.979(0.42),7.995(0.71),8.810(0.64),8.968(0.86)。
実施例259
3−[4−メチル−2−(プロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−[4−メチル−2−(プロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(110mg,190μmol)
1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(3.0mL)
標題化合物は、実施例258と同じ手順に従って調製した。得られた量は、57.0mg(純度98%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.07分; MS(ESIpos):m/z=358[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.326(15.73),1.344(16.00),1.842(0.29),1.878(0.86),1.908(0.91),1.939(0.37),2.204(1.69),2.234(2.97),3.055(0.36),3.086(0.93),3.115(0.99),3.142(0.40),3.208(0.44),3.225(1.08),3.243(1.45),3.260(1.03),3.277(0.40),3.387(1.37),3.419(1.11),3.531(0.23),3.565(0.44),3.593(0.26),5.947(0.17),7.983(0.26),8.665(0.29),8.882(0.37)。
実施例260
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−{3−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(300mg,565μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(5.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その溶液を濃縮し、水/アセトニトリルに溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、262mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.87分; MS(ESIpos):m/z=431[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.008(9.20),0.008(8.86),1.855(2.15),1.866(2.67),1.897(7.40),1.923(8.00),1.952(3.44),1.962(2.84),2.216(11.44),2.249(9.38),3.098(4.47),3.125(8.09),3.156(4.90),3.409(13.08),3.441(10.67),3.601(2.41),3.628(3.53),3.657(2.15),6.276(1.12),7.838(3.70),7.857(10.75),7.876(9.98),7.888(8.86),7.906(12.22),7.923(5.16),7.994(16.00),8.012(14.37),8.633(5.85),8.826(2.49)。
実施例261
3−[5−(ビシクロ[2.2.2]オクタ−1−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−[5−(ビシクロ[2.2.2]オクタ−1−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(65.0mg,131μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテルで稀釈し、室温で10分間撹拌した。その懸濁液を濾過し、減圧下で乾燥させ、水/アセトニトリルに溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、47.0mg(純度100%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=395[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.149(1.96),0.008(16.00),0.146(1.96),1.652(6.16),1.672(8.65),1.707(3.22),1.714(2.86),1.722(1.67),1.809(0.69),1.843(1.96),1.876(2.20),1.916(10.90),1.927(7.84),1.937(9.63),1.955(7.67),2.195(2.90),2.229(2.41),3.076(1.22),3.106(2.41),3.140(1.31),3.396(3.47),3.429(2.90),3.565(0.98),6.026(0.61),8.313(1.55),8.481(0.53),8.703(0.53),11.269(0.45)。
実施例262
3−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(180mg,434μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(3.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物を超音波浴の中に5分間置いた後、濾過した。次いで、その固体をジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、146mg(純度92%,理論値の88%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.60分; MS(ESIpos):m/z=315[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.000(16.00),0.008(0.66),1.330(0.35),1.349(0.73),1.368(0.35),1.827(0.03),1.857(0.08),1.890(0.09),1.920(0.04),2.201(0.12),2.234(0.10),2.976(0.11),2.995(0.30),3.013(0.29),3.032(0.09),3.063(0.04),3.094(0.09),3.121(0.09),3.149(0.04),3.392(0.15),3.429(0.10),3.568(0.26),6.052(0.02),8.348(0.06),8.497(0.03),8.740(0.06),11.249(0.04)。
実施例263
3−(3−フェニル−1,2−オキサゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(3−フェニル−1,2−オキサゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60.0mg,103μmol)を1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(2.6mL)と一緒に室温で4時間撹拌した。その混合物を150mLのジエチルエーテルで稀釈し、撹拌を30分間続けた。生じた固体を濾過し、水/アセトニトリルに溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、39mg(純度100%,理論値の95%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=362[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.859(0.20),1.889(0.58),1.919(0.62),1.949(0.26),2.207(0.88),2.240(0.73),2.502(16.00),3.073(0.24),3.103(0.67),3.132(0.70),3.162(0.30),3.400(1.04),3.431(0.83),3.600(0.30),6.043(0.11),7.533(0.66),7.548(2.89),7.567(1.97),7.868(1.85),7.883(1.55),8.414(0.31),8.662(0.22),8.883(0.28),12.364(0.16)。
実施例264
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[1−(プロパン−2−イル)ピペリジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−{3−[1−(プロパン−2−イル)ピペリジン−4−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(174mg,純度99%,337μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の4N 塩酸(4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その懸濁液を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させ、精製した[カラム:Kinetex,5μm C18,100×21.2mm, 溶離液:95から50%までの水/0から45%までのアセトニトリル/5%(アセトニトリル/水 80/20+2%ギ酸), 流量:60mL/分, 検出:210nm]。その生成物のフラクションを合して濃縮し、水性2N HCl/アセトニトリルで溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、14.0mg(純度95%,理論値の9%)であった。
LC−MS(方法9B):Rt=3.45分; MS(ESIpos):m/z=412[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.431(15.77),1.447(16.00),1.754(3.38),1.888(2.02),1.919(2.23),1.995(2.91),2.161(5.69),2.191(3.95),3.038(0.92),3.067(2.33),3.098(2.45),3.128(1.11),3.252(1.45),3.289(2.96),3.317(1.66),3.383(3.60),3.410(3.35),3.566(10.22),3.897(3.28),3.927(2.93),3.943(2.33),3.961(1.79),4.045(1.27),6.086(0.34),8.614(3.16),8.860(0.75),9.001(1.00)。
実施例265
3−エチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(335mg,967μmol)を1,4−ジオキサン(5.0mL,58mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(3.6mL,4.0M,15mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、280mg(純度97%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.49分; MS(ESIpos):m/z=247[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.086(7.25),1.105(16.00),1.123(7.56),1.860(0.56),1.869(0.68),1.893(1.85),1.901(1.89),1.925(2.14),1.933(2.08),1.957(0.96),1.966(0.83),2.128(3.00),2.161(2.26),2.449(2.14),2.992(0.72),3.023(2.03),3.050(2.08),3.081(0.84),3.356(2.28),3.459(0.89),3.489(1.67),3.519(0.80),3.559(5.70),5.697(8.00),7.709(8.93),9.261(0.81),9.315(1.11)。
実施例266
3−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(57.0mg,119μmol)を1,4−ジオキサン(2.3mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(600μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、53.5mg(純度90%,理論値の90%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.31分; MS(ESIpos):m/z=378[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.927(1.11),1.952(2.82),1.959(2.89),1.983(3.16),1.991(3.00),2.015(1.37),2.215(4.38),2.248(3.49),3.059(1.09),3.092(3.01),3.120(3.11),3.150(1.26),3.385(4.36),3.417(3.38),3.561(8.02),3.612(1.11),3.641(1.97),3.671(1.06),6.225(1.91),7.326(2.11),7.346(2.58),7.365(4.94),7.383(3.43),7.456(6.70),7.474(10.60),7.493(5.21),7.616(1.36),7.648(1.47),7.667(1.24),7.984(1.22),8.017(16.00),8.065(9.27),8.083(8.26),8.535(5.82),9.066(1.08),9.091(1.24),9.175(1.69),9.199(1.22)。
実施例267
3−[4−(2−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(2−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(58.0mg,117μmol)を1,4−ジオキサン(2.3mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(590μL,4.0M,2.3mmol)で室温で16時間処理した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、54.0mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.70分; MS(ESIpos):m/z=396[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.907(0.82),1.916(0.94),1.940(2.40),1.947(2.49),1.972(2.69),1.978(2.62),2.004(1.14),2.010(0.97),2.223(3.79),2.256(2.98),3.072(0.98),3.103(2.73),3.132(2.81),3.161(1.11),3.397(3.77),3.429(3.05),3.565(16.00),3.619(0.82),3.648(1.38),3.676(0.82),6.237(0.65),7.321(1.67),7.324(1.82),7.344(5.06),7.351(2.23),7.354(2.40),7.362(4.73),7.374(3.72),7.379(4.30),7.407(1.60),7.412(1.79),7.420(1.86),7.425(2.86),7.431(1.96),7.437(1.46),7.444(2.17),7.458(0.78),7.463(0.69),7.918(8.35),7.924(8.25),8.327(1.38),8.345(2.62),8.363(1.34),8.557(2.38),8.951(0.92),9.084(1.20)。
実施例268
3−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロ−2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31.9mg,61.9μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(230μL,4.0M,930μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、22.9mg(純度98%,理論値の80%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.58分; MS(ESIpos):m/z=415[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.880(3.68),1.911(9.44),1.942(9.96),1.968(4.23),2.208(13.67),2.241(10.95),2.712(1.34),3.073(4.06),3.101(10.02),3.130(10.21),3.160(4.39),3.428(16.00),3.568(9.69),3.604(6.12),3.634(3.21),6.157(4.34),7.495(6.28),7.514(12.79),7.534(7.03),7.884(5.85),7.902(10.32),7.920(5.35),8.207(4.53),8.223(7.57),8.240(4.45),8.526(14.00),8.795(3.13),8.970(4.17),12.369(0.85)。
実施例269
3−{5−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(49.4mg,91.1μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(340μL,4.0M,1.4mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、35.0mg(純度97%,理論値の78%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.58分; MS(ESIpos):m/z=443[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.862(0.76),1.890(2.04),1.922(2.25),1.950(0.94),2.177(3.24),2.209(2.61),3.043(0.87),3.075(2.32),3.104(2.38),3.134(1.00),3.377(4.25),3.539(1.12),3.566(2.98),3.599(0.80),4.325(16.00),6.101(0.72),7.166(8.12),7.187(9.35),7.218(8.17),7.403(3.99),7.432(9.38),7.453(7.88),8.388(2.97),8.865(0.67),9.021(0.86),12.123(0.12)。
実施例270
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34.3mg,61.2μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(230μL,4.0M,920μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、28.7mg(純度92%,理論値の87%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.66分; MS(ESIpos):m/z=461[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.872(0.88),1.900(2.39),1.931(2.59),1.962(1.11),2.175(3.73),2.208(3.01),3.042(1.05),3.072(2.66),3.101(2.79),3.130(1.28),3.371(4.14),3.388(2.66),3.405(3.36),3.539(1.13),3.565(10.68),3.596(1.20),4.377(16.00),6.105(1.81),7.361(5.73),7.381(7.23),7.515(9.45),7.536(7.23),8.394(5.98),8.935(0.83),9.079(1.08)。
実施例271
3−(4−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(14.5mg,31.7μmol)を1,4−ジオキサン(620μL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(160μL,4.0M,630μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、14.0mg(純度100%,理論値の103%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.41分; MS(ESIpos):m/z=358[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.359(16.00),1.882(0.12),1.908(0.34),1.940(0.36),1.971(0.16),2.202(0.51),2.234(0.41),3.067(0.15),3.096(0.37),3.123(0.37),3.154(0.15),3.390(0.52),3.422(0.41),3.613(0.18),6.169(0.08),7.185(0.96),8.475(0.16),8.831(0.07),8.996(0.11)。
実施例272
3−(5−メチル−4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−メチル−4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(13.5mg,27.5μmol)を1,4−ジオキサン(540μL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(140μL,4.0M,550μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、12.7mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.73分; MS(ESIpos):m/z=392[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.885(0.37),1.917(1.06),1.943(1.14),1.974(0.49),2.217(1.63),2.250(1.32),2.584(16.00),3.072(0.43),3.102(1.19),3.130(1.23),3.160(0.51),3.398(1.69),3.428(1.36),3.592(0.42),3.623(0.66),3.652(0.38),6.199(0.28),7.381(0.75),7.400(2.13),7.418(1.53),7.483(2.69),7.503(4.41),7.521(2.09),7.767(3.35),7.785(2.90),8.457(0.85),8.762(0.36),8.949(0.47)。
実施例273
3−[4−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(11.5mg,23.4μmol)を1,4−ジオキサン(460μL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(120μL,4.0M,470μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、10.8mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.71分; MS(ESIpos):m/z=392[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.892(0.37),1.924(1.00),1.950(1.11),1.982(0.49),2.222(1.59),2.255(1.27),2.469(16.00),3.079(0.40),3.106(1.11),3.135(1.17),3.165(0.49),3.401(1.57),3.431(1.29),3.607(0.38),3.636(0.61),3.665(0.39),6.211(0.21),7.283(0.38),7.292(1.54),7.299(1.69),7.309(2.73),7.315(4.77),7.321(3.22),7.335(0.95),7.347(0.31),7.683(5.70),7.699(1.18),7.708(1.35),7.721(1.06),8.521(1.41),8.780(0.38),8.956(0.48)。
実施例274
3−[5−(3−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(27.8mg,54.4μmol)を1,4−ジオキサン(1.3mL,16mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(200μL,4.0M,820μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、24.5mg(純度97%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.60分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.844(0.29),1.875(0.71),1.903(0.74),1.933(0.31),2.182(1.09),2.215(0.83),3.059(0.31),3.084(0.73),3.111(0.74),3.141(0.31),3.388(1.32),3.415(0.93),3.566(16.00),4.355(5.55),6.090(0.15),7.347(0.68),7.365(1.59),7.378(1.29),7.382(1.81),7.392(2.09),7.410(1.11),7.428(0.39),7.497(1.48),8.396(0.47),8.691(0.24),8.897(0.31),12.134(0.09)。
実施例275
7−(ピペリジン−4−イル)−3−{5−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(46.8mg,94.4μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(350μL,4.0M,1.4mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、42.5mg(純度100%,理論値の104%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.30分; MS(ESIpos):m/z=396[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.844(0.30),1.853(0.30),1.883(0.75),1.914(0.81),1.941(0.35),1.950(0.35),2.117(16.00),2.168(1.23),2.200(0.94),3.044(0.32),3.075(0.85),3.102(0.85),3.132(0.34),3.373(1.19),3.404(0.93),6.109(0.49),8.028(3.80),8.385(1.88),8.895(3.75),9.013(0.34)。
実施例276
3−[5−(2−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(41.5mg,81.2μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(300μL,4.0M,1.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、36.1mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.878(0.52),1.887(0.65),1.912(1.73),1.918(1.79),1.943(1.96),1.950(1.92),1.974(0.87),1.983(0.75),2.174(2.80),2.207(2.18),3.037(0.69),3.068(1.94),3.096(2.00),3.126(0.80),3.399(2.18),3.542(0.80),3.549(0.67),3.564(9.79),3.595(0.55),3.601(0.70),4.426(16.00),6.104(2.82),7.348(0.69),7.358(5.06),7.367(4.65),7.373(4.82),7.382(6.84),7.391(1.05),7.480(0.52),7.489(3.17),7.502(4.86),7.511(3.96),7.524(2.35),7.533(0.34),8.389(7.21),9.049(0.66),9.164(0.86)。
実施例277
3−{5−[(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[(5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(43.0mg,86.4μmol)を1,4−ジオキサン(1.8mL,21mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(320μL,4.0M,1.3mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、37.4mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.43分; MS(ESIpos):m/z=398[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.894(0.60),1.925(1.49),1.956(1.56),1.981(0.72),2.175(2.25),2.207(1.76),2.330(15.16),2.332(16.00),2.350(1.63),3.041(0.60),3.067(1.58),3.095(1.63),3.124(0.70),3.369(2.60),3.386(1.94),3.397(1.88),3.545(0.74),3.562(11.51),3.574(1.25),3.604(0.53),4.741(10.90),6.114(1.98),7.264(3.46),7.266(3.66),8.415(4.71),9.091(0.55),9.204(0.76)。
実施例278
3−{5−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(56.1mg,104μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(390μL,4.0M,1.6mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、38.5mg(純度96%,理論値の75%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.66分; MS(ESIpos):m/z=437[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.001(16.00),1.485(0.64),1.497(1.91),1.503(1.85),1.514(0.83),1.748(0.71),1.759(1.74),1.764(1.69),1.776(0.67),1.843(0.22),1.873(0.58),1.903(0.63),1.931(0.28),2.174(0.94),2.207(0.77),3.055(0.26),3.081(0.61),3.108(0.63),3.138(0.28),3.356(0.47),3.373(1.34),3.391(1.16),3.408(0.97),3.536(0.23),3.566(0.83),3.595(0.21),6.095(0.22),7.414(0.99),7.421(0.53),7.437(4.24),7.447(4.00),7.463(0.54),7.468(0.79),8.343(0.60),8.726(0.14),8.917(0.18),12.110(0.10)。
実施例279
3−[5−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31.6mg,59.7μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(220μL,4.0M,900μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、19.8mg(純度100%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.58分; MS(ESIpos):m/z=429[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.856(1.00),1.885(2.83),1.917(3.07),1.946(1.35),2.186(4.29),2.218(3.50),3.087(2.66),3.106(2.72),3.373(3.97),3.390(5.54),3.415(3.97),3.566(13.60),4.436(16.00),6.104(0.75),7.306(1.75),7.310(1.84),7.330(4.28),7.351(2.83),7.353(2.83),7.415(2.42),7.432(7.91),7.453(3.64),7.458(3.40),7.473(3.41),7.493(1.18),8.382(3.11),8.777(0.85),8.958(1.09),12.131(0.38)。
実施例280
3−[5−(2−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66.2mg,131μmol)を1,4−ジオキサン(2.1mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(490μL,4.0M,2.0mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、61.3mg(純度85%,理論値の90%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=407[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.874(0.43),1.907(1.00),1.934(1.01),1.963(0.42),2.174(1.47),2.207(1.12),3.040(0.42),3.070(1.05),3.097(1.04),3.125(0.41),3.372(1.51),3.400(1.22),3.785(16.00),4.226(6.46),6.102(1.08),6.894(0.26),6.920(0.83),6.938(1.73),6.957(1.19),6.977(0.28),7.028(1.54),7.049(1.80),7.237(0.33),7.244(1.31),7.248(1.53),7.263(1.36),7.266(1.43),7.279(1.04),7.283(0.90),7.300(1.26),7.318(0.65),7.322(0.56),8.375(3.01),8.961(0.33),9.098(0.45)。
実施例281
3−{5−[1−(モルホリン−4−イル)プロパン−2−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[−1−(モルホリン−4−イル)プロパン−2−イル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(24.1mg,46.9μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(180μL,4.0M,700μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。その残渣を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。溶媒を除去し、その残渣を1,4−ジオキサンの中の塩酸(4M,0.5mL)で処理し、溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、5.80mg(純度100%,理論値の25%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=0.83分; MS(ESIpos):m/z=414[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.455(0.40),1.471(0.39),1.858(0.07),1.886(0.17),1.914(0.18),1.944(0.07),2.187(0.26),2.220(0.19),3.062(0.09),3.087(0.23),3.116(0.26),3.146(0.17),3.566(16.00),3.807(0.18),3.835(0.15),3.928(0.10),3.958(0.13),3.990(0.08),6.079(0.03),8.429(0.09),8.777(0.06),8.923(0.08),10.734(0.03)。
実施例282
3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(13.4mg,26.8μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(100μL,4.0M,400μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、13.2mg(純度95%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=400[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.861(1.77),1.870(2.27),1.901(5.32),1.927(5.51),1.958(2.31),1.965(1.93),2.188(7.90),2.221(5.94),3.054(3.01),3.083(6.67),3.111(6.94),3.150(4.90),3.182(4.47),3.387(10.60),3.416(7.44),3.501(9.56),3.529(16.00),3.548(14.27),3.613(7.79),3.630(7.67),3.650(5.24),3.796(4.28),3.827(8.02),3.858(5.59),3.983(9.14),4.017(6.40),6.132(3.62),8.429(11.14),8.851(1.97),8.992(2.54),11.553(1.50)。
実施例283
3−[5−(2−フェニルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(2−フェニルエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35.6mg,72.6μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(270μL,4.0M,1.1mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、34.6mg(純度95%,理論値の106%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=391[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.846(0.38),1.855(0.45),1.879(1.14),1.886(1.16),1.911(1.25),1.917(1.20),1.942(0.53),1.951(0.44),2.188(1.79),2.221(1.38),3.053(0.52),3.085(1.36),3.103(1.88),3.120(3.97),3.139(3.25),3.203(2.91),3.222(3.19),3.239(1.22),3.387(1.88),3.418(1.45),6.099(0.52),7.175(0.18),7.183(0.35),7.191(0.65),7.200(0.81),7.205(1.17),7.209(0.98),7.213(0.96),7.219(1.08),7.226(0.99),7.239(0.25),7.250(0.25),7.272(1.14),7.285(16.00),7.293(4.93),7.299(4.81),7.318(0.47),8.388(2.07),8.745(0.43),8.933(0.54)。
実施例284
3−[5−(4−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34.3mg,67.1μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(250μL,4.0M,1.0mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、31.7mg(純度95%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.61分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.831(0.62),1.859(1.65),1.889(1.76),1.921(0.70),2.177(2.52),2.210(2.01),3.052(0.73),3.080(1.94),3.108(1.93),3.139(0.78),3.383(3.14),3.414(3.02),3.468(2.81),4.328(14.38),6.090(0.39),7.397(1.78),7.404(1.32),7.419(15.34),7.424(16.00),7.439(0.99),7.446(1.43),8.384(1.23),8.621(0.54),8.845(0.68)。
実施例285
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(ピリジン−2−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン三塩酸塩
4−{3−[5−(4−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(37.2mg,77.9μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(290μL,4.0M,1.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、39.9mg(純度95%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.34分; MS(ESIneg):m/z=376[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.866(2.08),1.898(5.66),1.928(6.03),1.959(2.42),2.180(9.02),2.212(6.85),3.045(2.37),3.075(6.40),3.105(6.50),3.135(2.56),3.378(8.57),3.408(6.92),4.620(10.69),6.118(6.28),7.539(2.87),7.672(3.22),8.055(2.58),8.413(16.00),8.638(4.54),8.885(1.59),9.042(2.09)。
実施例286
3−(5−ヒドロキシ−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(4−クロロベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(38.9mg,93.4μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(350μL,4.0M,1.4mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、32.5mg(純度95%,理論値の98%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.17分; MS(ESIpos):m/z=303[M+H]+;
1H NMR(400MHz,DMSO−d6) ppm=12.42(s,1H),9.02(br.s.,1H),8.85(br.s.,1H),8.29(s,1H),6.14(br.s.,1H),3.51−3.63(m,1H),3.36−3.42(m,2H),3.09(q,2H),2.20(d,2H),1.91(q,2H)。
実施例287
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボチオアミド塩酸塩
4−(3−カルバモチオイル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(50.0mg,132μmol)を1,4−ジオキサン(2.6mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(660μL,4.0M,2.6mmol)で室温で16時間処理した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、42.5mg(純度90%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=0.61分; MS(ESIpos):m/z=278[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.544(0.22),1.555(0.24),1.576(0.51),1.583(0.65),1.610(0.82),1.619(0.59),1.639(0.33),1.649(0.32),1.834(0.53),1.862(1.44),1.892(1.59),1.936(1.10),1.975(0.83),1.981(0.79),2.135(10.31),2.153(2.26),2.185(1.77),2.839(0.28),2.869(0.73),2.896(0.76),2.926(0.36),3.037(0.62),3.066(1.73),3.095(1.79),3.125(0.76),3.226(0.89),3.259(0.88),3.401(2.60),3.513(0.86),3.566(16.00),6.058(0.76),8.499(5.89),8.711(0.53),8.916(0.73),9.435(0.67),9.497(2.10),11.857(0.59)。
実施例288
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(チオフェン−2−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(チオフェン−2−イル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(49.0mg,105μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(390μL,4.0M,1.6mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、40.3mg(純度100%,理論値の95%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.50分; MS(ESIpos):m/z=369[M+H]+;
1H NMR(400MHz,DMSO−d6) ppm=9.09(br.s,1H),8.91(br.s,1H),8.49(s,1H),8.06(d,1H),7.95(dd,1H),7.33(dd,1H),6.13(br.s.,2H),3.52−3.65(m,1H),3.40(m,2H),3.11(m,2H),2.22(m,2H),1.82−2.00(m,2H)。
実施例289
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(70.0mg,149μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(560μL,4.0M,2.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、41.2mg(純度98%,理論値の67%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.43分; MS(ESIpos):m/z=369[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.870(2.19),1.901(5.23),1.931(5.25),1.961(2.08),2.188(7.77),2.220(5.86),3.056(2.46),3.083(5.57),3.111(5.44),3.140(2.22),3.382(9.75),3.414(7.22),3.565(8.77),3.582(2.75),4.294(5.43),4.320(16.00),4.347(15.39),4.373(4.85),6.139(1.22),8.435(5.14),8.865(1.54),9.023(2.08),12.129(0.35)。
実施例290
3−[5−(2−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−クロロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(76.3mg,154μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(580μL,4.0M,2.3mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、60.8mg(純度100%,理論値の91%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.58分; MS(ESIpos):m/z=397[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.892(1.63),1.901(1.98),1.926(5.17),1.933(5.20),1.957(5.77),1.964(5.41),1.989(2.46),1.997(2.04),2.199(7.99),2.232(6.14),3.061(2.05),3.090(4.96),3.117(4.97),3.146(2.14),3.386(8.32),3.416(6.38),3.564(4.14),3.573(2.32),3.603(4.01),3.633(1.90),6.147(5.71),7.589(3.61),7.592(3.90),7.607(9.24),7.611(9.20),7.626(7.29),7.630(7.30),7.640(5.60),7.645(5.92),7.660(8.35),7.664(8.70),7.679(4.74),7.683(4.16),7.728(11.20),7.730(10.67),7.748(7.08),7.751(6.34),8.145(7.74),8.149(7.79),8.164(6.97),8.168(6.60),8.510(16.00),8.999(1.80),9.122(2.34)。
実施例291
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(ピペリジン−1−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(ピペリジン−1−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(33.3mg,68.9μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(260μL,4.0M,1.0mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、31.9mg(純度95%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=0.92分; MS(ESIpos):m/z=384[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.512(0.46),1.776(1.77),1.789(2.04),1.801(1.37),1.878(0.33),1.900(0.82),1.934(0.78),1.964(0.34),2.072(16.00),2.184(1.08),2.217(0.79),3.053(0.50),3.082(0.93),3.110(0.93),3.140(0.56),3.387(1.43),3.413(0.89),3.566(3.46),3.581(0.66),4.610(0.98),6.148(1.76),8.468(3.23),8.915(0.24),9.042(0.32)。
実施例292
3−{5−[(2−オキソピロリジン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(5−オキソ−3−{5−[(2−オキソピロリジン−1−イル)メチル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(48.2mg,99.7μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(370μL,4.0M,1.5mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、42.2mg(純度95%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=0.71分; MS(ESIpos):m/z=384[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.859(0.62),1.890(1.66),1.922(1.82),1.956(1.60),1.975(2.78),1.994(3.98),2.013(3.00),2.031(1.09),2.072(12.56),2.186(2.65),2.219(2.10),2.283(4.13),2.303(6.18),2.323(3.24),3.056(0.75),3.083(1.86),3.112(1.90),3.141(0.76),3.387(2.66),3.414(2.25),3.461(4.21),3.478(6.67),3.496(4.07),3.566(3.79),4.714(16.00),6.120(0.80),8.411(2.43),8.770(0.37),8.963(0.47)。
実施例293
3−(5−シクロヘキシル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−シクロヘキシル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(98.8mg,211μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(790μL,4.0M,3.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。その残渣をアセトニトリルと水に溶解させ、逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。溶媒を除去し、1mLの1,4−ジオキサン中塩酸(4M)を添加した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、45.5mg(純度96%,理論値の51%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.56分; MS(ESIpos):m/z=369[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.229(1.20),1.238(1.13),1.247(0.81),1.261(1.69),1.268(2.91),1.277(1.70),1.291(2.26),1.298(3.97),1.305(2.24),1.320(1.65),1.328(2.65),1.348(2.21),1.354(2.96),1.361(2.07),1.384(6.36),1.415(6.22),1.436(1.52),1.444(2.57),1.542(2.55),1.550(2.63),1.574(6.11),1.578(6.20),1.602(6.02),1.609(5.81),1.632(2.59),1.639(3.25),1.655(3.35),1.664(2.71),1.676(2.39),1.687(2.93),1.747(5.30),1.755(7.00),1.764(5.49),1.778(4.95),1.787(5.65),1.796(3.79),1.886(1.77),1.911(4.83),1.943(5.36),1.974(2.22),2.051(6.53),2.058(6.52),2.070(3.87),2.083(5.81),2.090(5.41),2.176(7.55),2.209(5.83),2.945(1.47),2.954(2.82),2.963(1.77),2.973(3.01),2.981(5.35),2.991(2.85),3.000(1.70),3.009(2.65),3.018(1.44),3.039(1.93),3.069(5.22),3.097(5.31),3.128(2.08),3.370(7.17),3.400(5.78),6.083(9.31),8.384(16.00),9.046(1.57),9.161(2.07)。
実施例294
3−(5−シクロブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−シクロブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(14.7mg,33.4μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(130μL,4.0M,500μmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、13.1mg(純度90%,理論値の94%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.48分; MS(ESIpos):m/z=341[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.844(1.96),1.853(2.23),1.878(4.85),1.883(4.73),1.909(5.15),1.917(4.97),1.942(3.65),1.951(4.34),1.972(3.27),1.979(3.36),1.992(2.58),2.000(2.05),2.012(1.04),2.015(1.03),2.031(1.12),2.053(3.52),2.074(5.93),2.081(3.29),2.097(5.20),2.102(4.99),2.118(2.74),2.125(4.07),2.146(2.12),2.187(6.35),2.221(6.09),2.373(5.82),2.379(8.48),2.387(8.11),2.400(11.82),2.407(13.08),2.417(5.91),2.426(9.88),2.448(3.31),3.055(1.96),3.085(4.83),3.113(5.29),3.143(2.74),3.420(12.50),3.460(13.58),3.566(16.00),3.763(1.61),3.782(4.62),3.784(4.42),3.803(6.42),3.806(6.04),3.824(4.07),3.827(3.91),3.846(1.17),6.101(1.72),8.399(5.56),8.740(1.52),8.919(2.27)。
実施例295
3−(5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35.6mg,80.3μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(300μL,4.0M,1.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、17.0mg(純度95%,理論値の53%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.52分; MS(ESIpos):m/z=343[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.906(7.17),0.924(16.00),0.943(7.94),1.348(0.65),1.367(2.26),1.385(3.79),1.404(3.77),1.423(2.26),1.441(0.60),1.709(1.20),1.728(3.10),1.747(4.12),1.766(2.98),1.784(1.03),1.869(0.54),1.877(0.69),1.903(1.63),1.908(1.72),1.934(1.80),1.940(1.75),1.965(0.78),1.973(0.66),2.182(2.78),2.214(1.98),2.872(4.28),2.891(7.08),2.909(4.03),3.049(0.78),3.075(1.85),3.104(1.88),3.132(0.85),3.407(2.66),3.542(0.91),3.565(6.26),3.601(0.73),6.092(1.34),8.390(4.31),8.943(0.58),9.088(0.78)。
実施例296
3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(104mg,228μmol)を1,4−ジオキサン(3.9mL,46mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(860μL,4.0M,3.4mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、90.3mg(純度100%,理論値の101%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.99分; MS(ESIpos):m/z=357[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.376(16.00),1.835(0.10),1.844(0.11),1.868(0.32),1.875(0.32),1.900(0.35),1.906(0.34),1.931(0.15),1.940(0.13),2.177(0.50),2.210(0.40),2.566(2.49),3.082(0.18),3.112(0.35),3.141(0.21),3.313(3.03),3.379(0.54),3.411(0.43),6.098(0.12),8.820(0.08),8.938(0.10),11.555(0.04)。
実施例297
3−[3−(2−メトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−メトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66.9mg,146μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL,29mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(550μL,4.0M,2.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、47.8mg(純度100%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.65分; MS(ESIpos):m/z=359[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.833(0.24),1.866(0.64),1.896(0.70),1.927(0.28),2.184(1.09),2.215(0.88),2.576(4.24),2.966(1.62),2.983(3.50),2.998(1.77),3.083(0.45),3.120(0.79),3.151(0.46),3.260(16.00),3.391(1.23),3.416(0.98),3.566(1.84),3.743(1.69),3.759(3.44),3.775(1.57),6.139(0.13),8.714(0.13),8.881(0.19),11.546(0.06)。
実施例298
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(75.0mg,185μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(700μL,4.0M,2.8mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、43.0mg(純度100%,理論値の68%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.45分; MS(ESIpos):m/z=305[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.263(4.62),1.281(10.09),1.298(4.73),1.825(0.35),1.857(1.07),1.889(1.19),1.921(0.48),2.131(1.83),2.161(1.38),2.421(16.00),3.031(0.41),3.059(1.06),3.086(1.09),3.113(0.47),3.378(1.42),3.467(0.52),3.474(0.37),3.490(0.62),3.496(0.97),3.503(0.61),3.519(0.35),3.526(0.47),4.258(1.33),4.276(4.18),4.293(4.12),4.311(1.28),5.910(2.79),9.071(0.51),11.348(0.88)。
実施例299
3−[3−(4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−フルオロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(80.3mg,158μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL,29mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(590μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、50.1mg(純度100%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.27分; MS(ESIpos):m/z=409[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.837(0.74),1.867(2.17),1.898(2.37),1.931(0.95),2.171(3.59),2.204(2.90),3.067(0.91),3.097(2.24),3.123(2.30),3.152(1.04),3.376(3.85),3.407(3.02),3.566(12.82),4.139(16.00),6.149(0.56),7.147(4.21),7.169(8.81),7.192(4.98),7.403(4.45),7.417(5.27),7.424(4.75),7.439(3.76),8.791(0.56),8.931(0.77)。
実施例300
3−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(3−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(91.1mg,213μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL,29mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(800μL,4.0M,3.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、58.3mg(純度100%,理論値の75%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=0.99分; MS(ESIpos):m/z=329[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.271(6.97),1.290(14.47),1.309(6.93),1.850(0.68),1.876(1.72),1.906(1.85),1.938(0.75),2.180(2.66),2.213(2.09),2.575(14.12),2.737(2.42),2.756(6.61),2.775(6.32),2.794(1.97),3.087(1.08),3.115(1.85),3.144(1.08),3.380(2.84),3.411(2.19),3.566(16.00),3.591(1.09),3.618(0.55),6.137(0.75),8.811(0.45),8.936(0.57)。
実施例301
2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(プロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(プロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(71.6mg,162μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL,29mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(610μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、51.3mg(純度100%,理論値の84%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.12分; MS(ESIpos):m/z=343[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.315(16.00),1.333(16.00),1.858(0.36),1.889(0.94),1.916(1.01),1.946(0.41),2.176(1.46),2.209(1.12),2.570(8.28),3.071(0.94),3.089(1.68),3.106(2.44),3.123(1.66),3.140(0.97),3.376(1.54),3.408(1.19),3.556(0.37),3.585(0.61),3.615(0.30),6.120(0.50),8.909(0.26),8.995(0.34)。
実施例302
3−[3−(2−tert−ブトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−tert−ブトキシエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(42.0mg,83.9μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(310μL,4.0M,1.3mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、30.6mg(純度100%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.19分; MS(ESIpos):m/z=401[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.113(16.00),1.837(0.12),1.864(0.32),1.896(0.35),1.927(0.14),2.181(0.50),2.215(0.40),2.578(1.82),2.878(0.64),2.895(1.26),2.910(0.61),3.122(0.32),3.383(0.55),3.414(0.43),3.587(0.16),3.720(0.65),3.736(1.27),3.752(0.58),6.131(0.07),8.708(0.09),8.879(0.12)。
実施例303
3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−[2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(36.1mg,70.4μmol)を1,4−ジオキサン(2.1mL,24mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(260μL,4.0M,1.1mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を超音波浴の中で室温で1時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、29.7mg(純度97%,理論値の91%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.24分; MS(ESIneg):m/z=411[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.947(10.09),1.369(16.00),1.525(0.29),1.558(0.28),1.796(0.19),1.817(0.21),1.831(0.17),1.853(0.16),1.961(0.05),1.986(0.12),2.013(0.14),2.041(0.07),2.115(0.45),2.128(0.44),3.186(0.13),3.231(0.23),3.264(0.12),3.566(7.38),3.743(0.13),6.208(0.05),8.513(0.23),8.718(0.09),8.936(0.07)。
実施例304
3−[4−(3−メチルブチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(3−メチルブチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35.0mg,74.2μmol)を1,4−ジオキサン(1.5mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(370μL,4.0M,1.5mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去した。その残渣を逆相クロマトグラフィー(方法:Reprosil C18; 10μm; 125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,01%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=10%B,4.50分=20%B,15.50分=85%B,16.00−18.50分=100%B,18.75.00−22.00分=20%B)で精製した。溶媒を除去し、その残渣を1,4−ジオキサンの中の塩酸(4M,0.5mL)で処理し、溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、24.0mg(純度70%,理論値の51%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.28分; MS(ESIneg):m/z=370[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.931(16.00),0.944(14.71),0.948(10.95),1.584(1.98),1.599(3.34),1.613(1.85),1.886(0.55),1.918(1.58),1.950(1.70),1.975(0.71),2.205(2.39),2.238(1.93),2.349(6.44),2.656(1.86),2.674(1.95),2.756(1.53),2.774(2.06),2.792(1.50),3.063(0.60),3.094(1.70),3.123(1.77),3.152(0.73),3.393(2.37),3.424(1.96),3.621(1.01),6.213(0.44),6.259(0.33),7.224(2.94),8.526(0.60),8.581(0.24),8.828(0.55),8.976(0.73)。
実施例305
3−{5−[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{5−[1−(4−メトキシフェニル)シクロプロピル]−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(42.0mg,78.9μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(300μL,4.0M,1.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、30.6mg(純度100%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.05分; MS(ESIpos):m/z=433[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.399(3.75),1.412(11.44),1.418(10.99),1.429(4.65),1.681(4.48),1.691(11.29),1.698(10.60),1.709(4.06),1.876(1.20),1.908(3.41),1.934(3.87),1.965(1.84),2.165(5.19),2.197(4.38),3.035(1.28),3.065(3.64),3.093(3.85),3.122(1.66),3.364(4.98),3.395(4.20),3.534(1.47),3.564(3.96),3.594(1.62),6.086(6.17),6.905(14.25),6.927(15.88),7.345(16.00),7.367(14.42),8.323(12.39),9.029(1.13),9.144(1.56)。
実施例306
2−メチル−3−[3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{2−メチル−3−[3−(4−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60.7mg,124μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL,29mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(460μL,4.0M,1.9mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、44.9mg(純度100%,理論値の85%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.38分; MS(ESIpos):m/z=391[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.855(0.51),1.887(1.42),1.918(1.53),1.950(0.61),2.195(2.34),2.227(1.87),2.406(16.00),2.638(14.14),3.085(0.64),3.114(1.36),3.132(1.37),3.165(0.67),3.389(2.63),3.420(2.00),3.566(3.67),3.595(1.10),3.625(0.54),6.132(1.21),7.388(4.79),7.408(4.95),8.074(4.16),8.094(3.81),8.794(0.32),8.930(0.47)。
実施例307
3−[4−(1,3−ジフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(1,3−ジフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35.5mg,71.9μmol)を1,4−ジオキサン(1.4mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(360μL,4.0M,1.4mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、33.5mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.05分; MS(ESIpos):m/z=394[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.407(16.00),1.857(0.86),1.888(2.12),1.919(2.21),1.950(0.94),2.202(3.20),2.235(2.50),3.065(1.03),3.097(2.52),3.126(2.50),3.156(1.00),3.393(3.68),3.422(3.01),4.674(1.59),4.699(4.38),4.709(4.60),4.730(1.30),4.797(1.58),4.817(4.24),4.827(4.49),4.849(1.15),7.425(13.81),8.423(1.15),8.728(0.74),8.918(1.00)。
実施例308
3−(4−エチル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−エチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(54.0mg,126μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(630μL,4.0M,2.5mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、50.5mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=330[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.261(7.76),1.280(16.00),1.299(7.64),1.898(0.78),1.925(1.93),1.957(2.07),1.986(0.86),2.206(3.04),2.239(2.31),2.772(1.99),2.791(5.11),2.809(4.88),2.828(1.60),3.065(0.89),3.094(2.13),3.123(2.14),3.150(0.84),3.389(2.96),3.422(2.32),3.601(0.76),3.629(1.31),3.656(0.68),6.250(0.97),7.245(3.34),8.590(0.96),8.902(0.68),9.029(0.86)。
実施例309
3−[4−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(57.6mg,117μmol)を1,4−ジオキサン(2.3mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(590μL,4.0M,2.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、57.2mg(純度95%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.76分; MS(ESIpos):m/z=392[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.894(0.57),1.925(1.52),1.956(1.60),1.985(0.62),2.224(2.40),2.258(1.94),2.354(16.00),3.078(0.69),3.109(1.67),3.135(1.73),3.165(0.70),3.404(2.38),3.433(1.87),3.641(0.80),6.217(0.36),7.274(4.86),7.295(5.05),7.942(8.80),7.956(5.19),7.976(4.67),8.529(1.05),8.785(0.36),8.954(0.44)。
実施例310
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[4−(プロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[4−(プロパン−2−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(49.5mg,112μmol)を1,4−ジオキサン(2.2mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(560μL,4.0M,2.2mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、46.4mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=343[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.299(16.00),1.316(15.66),1.897(0.39),1.924(0.98),1.954(1.06),1.985(0.44),2.203(1.54),2.236(1.18),3.069(0.48),3.091(1.34),3.105(1.36),3.122(2.00),3.139(0.98),3.155(0.63),3.387(1.54),3.419(1.18),3.595(0.41),3.625(0.65),3.654(0.33),6.230(0.43),7.220(1.73),8.573(0.37),8.906(0.34),9.039(0.44)。
実施例311
3−(4−シクロプロピル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−シクロプロピル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(51.0mg,116μmol)を1,4−ジオキサン(2.3mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(580μL,4.0M,2.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、47.8mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.62分; MS(ESIpos):m/z=342[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.916(14.53),0.936(8.94),1.872(1.11),1.906(2.95),1.930(3.19),1.963(1.27),2.100(1.05),2.119(2.00),2.133(3.37),2.147(1.90),2.166(1.10),2.198(4.41),2.232(3.42),3.062(1.24),3.092(3.06),3.121(3.17),3.151(1.22),3.388(4.37),3.420(3.38),3.579(1.14),3.606(1.74),3.636(0.89),6.171(0.97),7.164(16.00),8.431(2.87),8.786(1.02),8.962(1.22)。
実施例312
3−[4−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(47.7mg,94.3μmol)を1,4−ジオキサン(1.9mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(470μL,4.0M,1.9mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、46.0mg(純度100%,理論値の102%)であった。
LC−MS(方法7B):Rt=1.52分; MS(ESIpos):m/z=406[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.899(0.43),1.930(1.20),1.956(1.32),1.987(0.58),2.217(1.86),2.250(1.53),2.325(13.28),2.437(16.00),3.072(0.46),3.101(1.30),3.130(1.35),3.160(0.55),3.397(1.85),3.427(1.49),3.602(0.40),3.633(0.68),3.664(0.38),6.208(0.34),7.099(1.59),7.119(1.78),7.141(3.23),7.604(2.67),7.623(8.66),8.516(1.61),8.838(0.41),8.862(0.44),9.006(0.61),9.029(0.50)。
実施例313
3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン
3−(3−tert−ブチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン二塩酸塩(7.70g,18.5mmol)を水(45mL)に溶解させた。pHが約9になるまで、水酸化ナトリウム水溶液(30mL,1.0M,30mmol)を添加した。生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。得られた量は、5.98g(純度100%,理論値の94%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.10分; MS(ESIpos):m/z=343[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(0.13),−0.009(1.27),0.007(1.04),0.145(0.11),1.147(0.19),1.172(0.08),1.333(16.00),1.694(0.12),1.727(0.32),1.763(0.36),1.791(0.15),2.124(0.50),2.156(0.43),2.327(0.18),2.366(0.16),2.669(0.16),2.709(0.18),2.969(0.25),3.002(0.48),3.034(0.25),3.376(0.78),3.567(0.06),5.718(0.51),8.160(1.11),8.509(0.06),8.588(0.07)。
実施例314
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩(100mg,293μmol)を水(1mL)に溶解させた。pHが約9になるまで、水酸化ナトリウム水溶液(500μL,1.0M,500μmol)を添加した。生じた沈澱物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。得られた量は、62.0mg(純度100%,理論値の69%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.95分; MS(ESIpos):m/z=305[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.120(1.12),−0.007(10.41),0.006(9.29),0.116(1.12),0.854(0.22),1.147(2.01),1.235(1.34),1.259(1.79),1.273(3.80),1.287(1.68),1.455(0.22),1.480(0.45),1.499(0.45),1.505(0.45),1.876(0.56),1.901(0.56),2.357(1.34),2.361(1.79),2.365(1.34),2.401(5.59),2.601(0.45),2.631(1.57),2.635(1.90),2.638(1.45),3.030(0.56),3.053(0.56),3.223(0.45),3.286(16.00),3.567(0.90),4.233(0.45),4.247(1.12),4.261(1.12),4.275(0.34),5.824(0.34)。
実施例315
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル(127mg,313μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.2mL,4.0M,4.7mmol)で室温で3時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、51.9mg(純度100%,理論値の49%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.02分; MS(ESIpos):m/z=305[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.122(0.08),−0.009(0.81),0.114(0.08),1.146(0.09),1.177(0.08),1.189(0.08),1.233(0.08),1.305(16.00),1.317(15.98),1.430(0.07),1.442(0.08),1.825(0.32),1.832(0.38),1.851(1.00),1.857(1.02),1.877(1.09),1.883(1.07),1.902(0.47),1.909(0.41),2.072(0.43),2.146(1.51),2.172(1.26),2.361(0.07),2.635(0.08),3.048(0.59),3.072(1.14),3.096(0.64),3.365(1.60),3.390(1.35),3.486(0.39),3.510(0.73),3.534(0.37),3.566(4.43),5.085(0.07),5.097(0.44),5.110(1.18),5.122(1.61),5.135(1.17),5.147(0.44),5.160(0.07),6.006(0.99),8.168(3.13),8.814(0.21),8.980(0.26),11.495(0.24)。
実施例316
N−メチル−N−[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−(3−{メチル[(5−メチル−1,2−オキサゾール−3−イル)メチル]カルバモイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(74.0mg,157μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4− の中の塩酸(590μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、49.2mg(純度100%,理論値の77%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.89分; MS(ESIpos):m/z=371[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.860(0.67),1.891(0.73),1.921(0.36),2.069(0.31),2.077(0.28),2.161(1.03),2.193(0.86),2.378(3.76),2.384(3.54),2.706(0.34),3.121(1.46),3.314(16.00),3.321(14.49),3.367(1.42),3.399(1.11),3.517(0.56),3.563(2.43),3.570(2.23),4.648(1.25),5.978(0.56),6.235(0.98),7.960(0.06),8.167(0.40),8.759(0.26),8.949(0.29),11.380(0.31)。
実施例317
N−エチル−2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−[3−(エチルカルバモイル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(95.8mg,237μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(890μL,4.0M,3.6mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、76.2mg(純度100%,理論値の94%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.69分; MS(ESIpos):m/z=304[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.12),−0.010(1.16),0.005(0.96),0.143(0.11),0.974(0.09),1.116(7.30),1.134(16.00),1.152(7.56),1.754(0.15),1.844(0.58),1.874(1.65),1.905(1.79),1.935(0.74),2.072(0.53),2.166(2.76),2.199(2.17),2.327(0.17),2.365(0.22),2.411(0.72),2.668(0.16),2.709(0.20),3.062(0.73),3.090(1.93),3.119(1.98),3.148(0.82),3.264(0.92),3.281(2.74),3.298(3.40),3.313(2.63),3.331(0.94),3.369(2.88),3.400(2.38),3.566(15.00),3.604(4.27),4.054(0.11),5.904(0.13),6.146(0.28),7.795(0.35),8.966(0.74)。
実施例318
N−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−{3−[メチル(ピリジン−3−イルメチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45.8mg,98.2μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(370μL,4.0M,1.5mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、39.7mg(純度100%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.82分; MS(ESIpos):m/z=367[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.35),0.005(2.72),0.143(0.35),1.593(0.20),1.857(1.88),1.890(5.24),1.920(5.74),1.946(2.26),2.072(7.82),2.153(8.29),2.186(6.42),2.326(0.51),2.366(0.60),2.411(1.23),2.670(0.45),2.709(0.68),3.027(2.64),3.058(6.25),3.086(6.69),3.117(3.84),3.177(6.85),3.361(8.73),3.391(7.33),3.492(3.32),3.522(5.11),3.729(2.02),4.346(0.64),4.462(0.47),4.510(0.43),4.809(16.00),5.985(9.81),7.891(3.42),8.205(2.22),8.361(1.85),8.776(6.18),8.818(4.58),8.972(1.52),9.117(1.97),11.449(0.44)。
実施例319
N,N,2−トリメチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−[3−(ジメチルカルバモイル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,249μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(930μL,4.0M,3.7mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、63.2mg(純度100%,理論値の75%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.69分; MS(ESIpos):m/z=304[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.144(0.04),1.758(0.14),1.840(0.28),1.871(0.73),1.899(0.79),1.928(0.31),2.066(0.08),2.142(1.15),2.175(0.93),2.228(7.88),2.326(0.04),2.365(0.05),2.386(0.05),2.449(0.18),2.709(0.04),2.740(0.08),2.914(16.00),3.033(0.31),3.063(0.78),3.090(0.80),3.121(0.33),3.158(0.08),3.348(1.08),3.379(0.86),3.480(0.33),3.511(0.61),3.540(0.38),5.128(0.19),5.665(0.05),5.797(1.50),9.079(0.40)。
実施例320
3−{[(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]カルボニル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{[(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(85.1mg,197μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(740μL,4.0M,3.0mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、63.3mg(純度100%,理論値の87%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=332[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.146(0.89),1.752(0.87),1.833(5.90),1.865(10.78),1.896(13.04),1.927(7.89),2.009(2.57),2.072(2.80),2.165(14.75),2.199(11.71),2.327(0.80),2.365(0.89),2.669(0.75),2.710(0.93),2.916(0.69),3.045(3.99),3.069(9.73),3.098(10.00),3.125(4.24),3.160(1.03),3.371(16.00),3.403(12.56),3.497(8.75),3.528(12.20),3.555(10.07),3.566(15.86),3.813(6.02),4.310(4.13),4.395(3.65),4.938(0.46),5.021(2.19),5.066(2.23),5.997(13.86),8.214(5.93),8.274(6.09),8.782(2.60),9.000(3.21),10.908(3.62)。
実施例321
3−{[(3R)−3−メチルピロリジン−1−イル]カルボニル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{[(3R)−3−メチルピロリジン−1−イル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(112mg,260μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(970μL,4.0M,3.9mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、69.6mg(純度92%,理論値の67%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.97分; MS(ESIpos):m/z=330[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.055(5.51),1.066(5.75),1.149(0.42),1.478(0.56),1.502(0.56),1.609(0.53),1.820(0.79),1.851(2.10),1.877(2.32),1.909(0.97),2.006(0.62),2.108(0.61),2.167(3.27),2.200(2.81),2.328(0.77),2.671(0.42),2.690(0.42),2.711(0.38),3.005(0.81),3.080(2.28),3.107(2.25),3.260(1.21),3.377(3.71),3.409(3.27),3.497(1.05),3.528(1.67),3.568(16.00),3.696(1.24),3.712(1.09),3.806(0.81),3.843(0.76),3.862(0.86),6.003(3.20),8.143(0.59),8.228(4.86),8.648(0.75),8.881(0.92),10.948(1.02)。
実施例322
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(28.0mg,67.4μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(250μL,4.0M,1.0mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、24.9mg(純度95%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.86分; MS(ESIpos):m/z=316[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.235(0.93),1.853(11.26),1.877(7.64),1.911(3.68),1.967(6.37),2.166(7.84),2.199(6.39),3.074(5.34),3.102(5.38),3.377(8.68),3.406(7.03),3.480(9.00),3.524(4.87),3.567(11.52),3.701(8.04),6.002(7.69),8.233(16.00),8.659(1.94),8.888(2.31),10.942(4.92)。
実施例323
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(100mg,267μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.0mL,4.0M,4.0mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、83.2mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.31分; MS(ESIpos):m/z=277[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(0.26),0.145(0.25),1.109(0.46),1.147(0.34),1.233(0.63),1.282(0.18),1.355(0.26),1.595(1.06),1.783(0.59),1.813(1.59),1.840(1.81),1.870(0.76),2.145(2.43),2.178(2.05),2.326(0.26),2.366(0.56),2.413(16.00),2.669(0.33),2.709(0.60),3.047(0.64),3.079(1.73),3.108(1.83),3.136(0.78),3.388(2.73),3.462(0.93),3.472(1.17),3.500(1.60),3.529(0.72),3.567(15.15),3.666(0.35),3.679(0.47),3.699(0.43),3.711(0.37),5.917(2.10),8.623(0.64),8.820(0.77),10.836(0.96),12.793(0.30)。
実施例324
3−[(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル)メチル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66.6mg,155μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(580μL,4.0M,2.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、30.3mg(純度100%,理論値の53%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.62分; MS(ESIneg):m/z=328[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.272(0.64),1.303(16.00),1.335(0.56),1.525(0.35),1.566(15.21),1.798(0.97),1.818(0.93),1.845(0.60),1.930(2.73),1.954(5.08),2.141(2.48),2.175(1.92),3.020(0.61),3.049(1.67),3.079(1.75),3.108(0.71),3.248(2.08),3.353(2.29),3.383(1.92),3.479(0.71),3.509(1.37),3.539(0.71),3.565(12.15),4.056(0.61),4.086(0.98),4.113(0.83),4.312(1.76),4.344(1.41),4.989(0.39),5.856(2.51),8.112(3.43),9.149(0.68),10.470(0.41)。
実施例325
3−{[(2R)−2−メチルピロリジン−1−イル]カルボニル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{[(2R)−2−メチルピロリジン−1−イル]カルボニル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44.0mg,102μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(380μL,4.0M,1.5mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、31.3mg(純度100%,理論値の84%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.93分; MS(ESIpos):m/z=330[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.011(2.13),1.186(8.99),1.200(8.74),1.577(1.26),1.881(5.01),1.910(5.33),1.941(2.39),2.012(2.51),2.072(1.61),2.155(5.53),2.190(4.44),2.709(0.47),3.029(1.82),3.057(3.89),3.087(4.09),3.117(1.73),3.361(5.35),3.393(4.57),3.492(1.93),3.522(3.61),3.551(1.93),3.565(6.32),3.636(1.32),3.802(1.26),4.224(1.28),4.783(1.46),5.983(11.52),8.153(0.97),8.212(16.00),8.477(0.44),8.964(1.06),9.128(1.40)。
実施例326
3−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(63.8mg,146μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(550μL,4.0M,2.2mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、52.7mg(純度100%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.79分; MS(ESIpos):m/z=338[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(1.84),−0.038(0.68),−0.009(16.00),0.007(13.28),0.145(1.84),1.146(2.33),1.234(0.39),1.414(0.39),1.595(0.29),1.818(1.84),1.853(2.04),2.072(1.26),2.163(2.91),2.195(2.52),2.322(1.26),2.327(1.75),2.331(1.26),2.365(2.62),2.523(3.98),2.579(0.58),2.664(1.36),2.669(1.84),2.674(1.45),2.689(0.48),2.709(2.72),3.069(1.36),3.098(2.52),3.131(1.55),3.275(2.33),3.352(1.16),3.386(3.68),3.416(2.91),3.508(1.16),3.567(12.51),4.705(1.07),6.031(1.55),8.132(1.75),8.438(0.58),8.688(0.58),11.011(0.48)。
実施例327
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(ピペリジン−1−イルカルボニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−(ピペリジン−1−イルカルボニル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(60.6mg,141μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(530μL,4.0M,2.1mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、46.5mg(純度91%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.88分; MS(ESIpos):m/z=330[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(0.76),0.006(0.65),1.513(1.65),1.523(1.42),1.612(0.81),1.624(0.80),1.839(0.22),1.862(0.58),1.893(0.67),1.924(0.27),2.072(6.73),2.160(0.90),2.194(0.71),2.365(0.13),3.027(0.30),3.059(0.73),3.087(0.72),3.117(0.30),3.364(0.90),3.393(0.73),3.482(0.34),3.517(2.09),3.530(2.43),3.544(1.91),3.566(16.00),4.417(0.57),5.930(1.67),5.960(0.16),8.031(3.50),8.142(0.29),8.832(0.23),9.021(0.26)。
実施例328
3−(4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(83.0mg,193μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(720μL,4.0M,2.9mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、81.5mg(純度95%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.08分; MS(ESIpos):m/z=330[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.011(1.32),1.573(0.78),1.591(0.78),1.907(0.71),1.939(1.64),1.970(1.84),2.000(0.85),2.200(2.72),2.233(2.29),2.279(0.39),2.314(1.80),2.354(12.88),2.387(16.00),2.719(0.93),3.061(0.72),3.092(1.94),3.120(2.04),3.150(0.87),3.387(2.85),3.418(2.21),3.488(0.34),3.565(8.88),3.606(0.72),3.636(1.22),3.664(0.80),3.697(0.33),4.017(0.51),4.234(0.51),4.321(0.55),4.327(0.54),6.343(0.66),6.737(0.34),8.712(0.38),8.983(0.53),9.092(0.72),10.087(0.39)。
実施例329
3−[4−(2,5−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(2,5−ジメチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(59.0mg,117μmol)を1,4−ジオキサン(3.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(440μL,4.0M,1.8mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、59.0mg(純度96%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.32分; MS(ESIpos):m/z=406[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.43),−0.009(3.47),0.007(3.31),0.145(0.40),1.146(0.44),1.233(0.32),1.885(0.44),1.910(1.12),1.945(1.26),1.973(0.52),2.057(0.41),2.095(0.16),2.170(0.24),2.223(2.36),2.251(1.92),2.296(0.61),2.313(0.69),2.332(15.59),2.365(0.59),2.410(16.00),2.664(0.33),2.669(0.39),2.709(0.49),3.080(0.47),3.110(1.30),3.141(1.33),3.168(0.57),3.404(1.84),3.435(1.52),3.473(0.23),3.490(0.20),3.501(0.23),3.637(0.68),3.665(0.53),3.698(0.32),3.711(0.28),3.980(2.66),6.213(0.25),7.092(0.17),7.112(1.30),7.131(2.06),7.154(0.24),7.198(3.38),7.217(2.18),7.293(0.17),7.496(3.25),7.653(7.91),8.521(1.37),8.712(0.41),8.897(0.52)。
実施例330
3−[(2,2−ジメチルモルホリン−4−イル)メチル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(2,2−ジメチルモルホリン−4−イル)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(107mg,240μmol)を1,4−ジオキサン(4.0mL,47mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(900μL,4.0M,3.6mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、72.9mg(純度100%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.82分; MS(ESIneg):m/z=344[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.11),−0.011(1.00),0.005(0.93),0.143(0.12),1.145(0.24),1.182(16.00),1.240(0.14),1.250(0.15),1.322(0.17),1.339(0.13),1.400(14.79),1.428(0.40),1.557(0.13),1.862(0.65),1.886(1.60),1.917(1.77),1.950(0.71),2.072(2.50),2.144(2.53),2.176(1.98),2.327(0.10),2.366(0.16),2.523(0.22),2.669(0.11),2.709(0.21),2.750(0.91),2.778(1.64),2.807(1.12),2.830(0.46),2.850(0.85),2.880(0.84),2.904(0.42),2.914(0.34),3.030(0.65),3.060(1.78),3.089(1.86),3.118(0.77),3.170(0.14),3.232(1.77),3.261(2.99),3.290(1.37),3.359(2.50),3.389(2.09),3.478(0.94),3.508(1.84),3.538(2.12),3.730(0.12),3.742(0.12),3.753(0.13),3.779(0.70),3.788(0.86),3.811(1.89),3.821(1.70),3.842(1.39),3.871(1.55),3.902(0.55),4.255(0.27),4.266(0.35),4.299(3.35),4.329(0.32),4.342(0.26),5.877(2.01),7.616(0.13),8.075(3.52),8.137(0.30),8.990(0.57),9.105(0.75),10.786(0.59),12.457(1.07)。
実施例331
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(ピリジン−3−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[5−(ピリジン−3−イルメチル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(18.6mg,39.0μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(49μL,4.0M,190μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、72.9mg(純度100%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.78分; MS(ESIneg):m/z=376[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.012(1.63),1.416(0.28),1.889(0.97),1.914(2.49),1.921(2.57),1.946(2.79),1.952(2.70),1.977(1.22),1.985(1.03),2.072(1.50),2.177(3.95),2.209(3.05),2.365(0.21),2.709(0.22),3.040(1.00),3.071(2.78),3.099(2.84),3.129(1.17),3.373(3.81),3.403(3.12),3.544(1.21),3.573(2.57),3.603(1.02),3.872(0.41),4.556(16.00),6.120(4.66),7.879(1.51),7.897(2.24),7.912(1.67),8.407(2.42),8.420(11.29),8.789(3.28),8.802(3.29),8.943(4.89),9.054(0.93),9.143(1.32)。
実施例332
3−(5−tert−ブチル−1,3−オキサゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(3,3−ジメチル−2−オキソブチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,435μmol)をトルエン(5.0mL,47mmol)に溶解させ、塩化ホスホリル(160μL,1.7mmol)で環流温度で4時間処理した。水を注意深く添加し、溶媒を除去した。その沈澱物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18;10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、1,4−ジオキサンの中の塩酸を添加した後、当該生成物が得られた。得られた量は、73.2mg(純度100%,理論値の45%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.97分; MS(ESIpos):m/z=342[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.138(0.03),1.161(0.08),1.173(0.04),1.227(0.03),1.322(16.00),1.478(0.07),1.883(0.14),1.911(0.40),1.942(0.44),1.973(0.18),2.172(0.63),2.204(0.49),3.035(0.16),3.065(0.44),3.093(0.45),3.123(0.18),3.365(0.60),3.396(0.49),3.442(0.02),3.447(0.02),3.459(0.04),3.470(0.05),3.487(0.06),3.498(0.05),3.528(0.19),3.563(0.83),3.588(0.16),3.663(0.04),3.676(0.06),3.696(0.06),3.705(0.04),5.753(0.03),6.008(1.23),6.926(1.52),7.439(0.02),8.140(0.07),8.308(1.43),9.072(0.13),9.186(0.17)。
実施例333
4−(ピペリジン−4−イル)−7,8,9,10−テトラヒドロピリミド[1,2−b]インダゾール−2(1H)−オン塩酸塩
4−(2−オキソ−1,2,7,8,9,10−ヘキサヒドロピリミド[1,2−b]インダゾール−4−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(106mg,284μmol)を1,4−ジオキサン(3.0mL,35mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.1mL,4.0M,4.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、72.7mg(純度100%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.88分; MS(ESIpos):m/z=273[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(5.43),0.006(3.04),1.108(0.53),1.145(0.61),1.594(0.95),1.672(6.92),1.688(7.91),1.735(7.78),1.751(7.16),1.816(4.94),1.849(5.32),1.881(2.15),2.129(7.80),2.163(6.21),2.327(0.62),2.365(0.73),2.428(7.55),2.597(8.05),2.613(14.14),2.628(6.47),2.669(0.69),2.709(0.62),3.029(2.06),3.058(5.36),3.088(5.44),3.117(2.20),3.346(7.81),3.376(7.10),3.444(16.00),3.492(13.40),5.631(8.86),8.879(1.45),12.009(2.74)。
実施例334
3−[5−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−メチル−4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(4.90mg,10.1μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(38μL,4.0M,150μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、3.30mg(純度100%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.01分; MS(ESIneg):m/z=382[M−H]−;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.064(0.13),0.836(0.28),0.853(1.37),1.145(0.31),1.166(0.19),1.177(0.23),1.191(0.28),1.228(2.35),1.352(5.69),1.383(1.80),1.391(1.42),1.420(16.00),1.544(0.15),1.589(0.44),1.608(0.46),1.632(0.21),1.862(0.14),1.919(1.20),1.944(3.18),1.966(3.46),1.989(1.60),2.040(0.57),2.107(0.63),2.133(0.15),2.180(0.94),2.218(4.79),2.244(4.01),2.361(0.23),2.726(0.19),2.905(0.22),3.115(3.56),3.137(2.12),3.399(5.37),3.424(4.54),3.506(0.50),3.565(0.77),3.628(0.92),3.666(1.75),3.863(0.15),4.109(0.39),6.386(0.75),6.632(0.35),6.867(0.52),8.521(3.33),8.732(0.12),8.897(0.88),9.017(1.12),9.120(0.15),12.577(0.18)。
実施例335
3−(4−シクロヘキシル−1,3−チアゾール−2−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(4−シクロヘキシル−1,3−チアゾール−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(54.0mg,112μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(420μL,4.0M,1.7mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、50.9mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.51分; MS(ESIpos):m/z=384[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(5.84),1.230(2.91),1.259(3.40),1.268(2.91),1.282(2.02),1.290(1.99),1.298(1.83),1.342(2.35),1.373(5.78),1.405(12.05),1.434(12.41),1.465(5.78),1.495(1.89),1.698(3.76),1.728(3.56),1.782(6.37),1.806(6.79),1.812(7.41),1.882(2.02),1.913(5.00),1.939(5.36),1.945(5.32),1.970(2.42),2.045(8.62),2.071(5.94),2.205(7.44),2.237(6.01),2.365(1.44),2.709(1.44),2.756(1.83),2.783(3.62),2.803(1.89),2.811(1.86),3.064(1.99),3.094(5.36),3.123(5.55),3.153(2.22),3.388(7.77),3.422(6.04),3.566(8.00),3.591(2.35),3.615(3.04),3.644(1.57),4.321(1.47),4.516(2.42),4.637(1.76),4.654(1.86),6.194(1.63),7.181(16.00),8.513(2.48),8.795(1.76),8.818(1.86),8.964(2.48)。
実施例336
3−[4−(1−クロロシクロプロピル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−(1−クロロシクロプロピル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45.0mg,94.5μmol)を1,4−ジオキサンに溶解させ(3.1mL)、1,4−ジオキサンの中の塩酸(350μL,4.0M,1.4mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、45.0mg(純度100%,理論値の106%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.22分; MS(ESIpos):m/z=376[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.156(0.36),−0.014(3.34),0.140(0.39),1.141(0.64),1.229(0.52),1.248(0.27),1.264(0.23),1.275(0.20),1.325(0.34),1.341(0.20),1.423(0.23),1.441(0.32),1.462(3.55),1.476(9.77),1.482(9.41),1.495(4.73),1.536(0.59),1.570(0.50),1.584(0.48),1.591(0.64),1.598(0.59),1.668(3.00),1.729(0.61),1.736(0.57),1.750(0.34),1.779(0.27),1.793(0.39),1.800(0.36),1.814(0.20),1.867(0.93),1.898(2.45),1.925(2.64),1.956(1.14),2.198(3.75),2.231(3.00),2.322(0.43),2.361(0.89),2.561(0.20),2.665(0.43),2.669(0.36),2.705(0.91),3.063(1.00),3.093(2.77),3.121(2.89),3.151(1.16),3.389(4.00),3.419(3.18),3.468(0.23),3.484(0.25),3.496(0.20),3.581(1.05),3.614(1.16),3.674(0.36),3.693(0.25),3.727(0.30),3.738(0.27),3.749(0.27),4.324(3.11),4.487(0.57),4.665(0.20),6.216(0.34),7.524(16.00),8.114(0.48),8.432(1.82),8.759(0.93),8.914(1.30)。
実施例337
3−{4−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{4−[2−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(66.0mg,121μmol)を1,4−ジオキサン(3.0mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(460μL,4.0M,1.8mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、62.5mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.39分; MS(ESIpos):m/z=444[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(2.46),1.145(0.42),1.904(0.99),1.934(2.62),1.960(2.85),1.992(1.22),2.226(4.03),2.258(3.24),2.327(0.35),2.365(0.59),2.669(0.34),2.709(0.59),3.076(1.03),3.106(2.87),3.135(2.98),3.165(1.23),3.401(4.04),3.432(3.26),3.566(1.90),3.647(1.34),4.923(0.91),6.225(0.56),7.178(3.97),7.313(3.96),7.333(5.30),7.362(8.11),7.384(2.01),7.401(4.62),7.420(3.40),7.441(3.16),7.446(3.45),7.461(3.50),7.465(3.71),7.480(1.51),7.484(1.41),7.547(3.85),7.911(16.00),8.317(3.44),8.321(3.72),8.336(3.43),8.340(3.44),8.549(1.93),8.852(0.95),8.998(1.26)。
実施例338
3−(5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−tert−ブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(61.1mg,134μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(500μL,4.0M,2.0mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、49.4mg(純度100%,理論値の94%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.06分; MS(ESIpos):m/z=357[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.156(0.02),−0.014(0.21),0.140(0.02),1.142(0.03),1.178(0.06),1.189(0.03),1.208(0.03),1.263(0.07),1.425(16.00),1.582(0.07),1.818(0.09),1.826(0.11),1.851(0.28),1.858(0.29),1.883(0.32),1.889(0.31),1.914(0.14),1.923(0.12),2.169(0.44),2.202(0.36),2.322(0.03),2.327(0.03),2.361(0.04),2.385(0.02),2.407(0.02),2.424(0.02),2.570(0.03),2.655(0.02),2.665(0.03),2.705(0.04),3.106(0.28),3.373(0.48),3.405(0.38),3.458(0.02),3.468(0.02),3.528(0.10),3.562(1.48),3.583(0.10),3.661(0.01),3.674(0.02),3.693(0.02),3.706(0.01),5.990(0.11),8.776(0.08),8.917(0.10),11.913(0.05),12.008(0.02)。
実施例339
2−メチル−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[2−メチル−3−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(40.8mg,98.4μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(370μL,4.0M,1.5mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、36.1mg(純度90%,理論値の94%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.84分; MS(ESIpos):m/z=315[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.145(0.07),1.176(0.07),1.194(0.14),1.212(0.08),1.229(0.10),1.263(0.39),1.281(0.84),1.298(0.40),1.353(0.10),1.371(0.09),1.388(0.05),1.418(0.88),1.428(0.22),1.821(0.04),1.875(0.46),1.906(1.12),1.932(1.21),1.963(0.53),2.129(0.18),2.174(1.80),2.207(1.39),2.254(0.07),2.327(0.08),2.387(16.00),2.420(1.43),2.572(11.76),2.669(0.08),2.709(0.09),2.731(0.07),3.108(1.11),3.373(1.95),3.404(1.49),3.460(0.16),3.470(0.19),3.489(0.16),3.498(0.16),3.565(13.11),3.594(0.81),3.624(0.40),3.665(0.11),3.678(0.13),3.697(0.13),3.710(0.10),3.721(0.05),4.258(0.11),4.275(0.34),4.293(0.34),4.310(0.11),4.327(0.04),4.450(0.04),5.913(0.29),6.148(0.80),9.047(0.51),11.491(0.07),12.759(0.04)。
実施例340
3−(5−シクロブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(5−シクロブチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(77.3mg,170μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(640μL,4.0M,2.6mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、40.6mg(純度100%,理論値の61%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.00分; MS(ESIpos):m/z=355[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.078(0.03),0.071(5.45),0.217(0.03),1.219(0.07),1.491(0.02),1.914(0.24),1.939(0.68),1.971(0.77),2.005(0.42),2.027(0.33),2.054(0.42),2.066(0.32),2.075(0.24),2.088(0.13),2.099(0.11),2.121(0.37),2.143(0.68),2.166(0.55),2.192(0.32),2.214(0.15),2.245(1.06),2.277(0.86),2.401(0.07),2.424(0.10),2.453(1.11),2.478(1.99),2.522(0.54),2.575(11.88),2.612(16.00),2.737(0.06),2.782(0.08),3.135(0.27),3.164(0.73),3.194(0.77),3.221(0.32),3.447(1.04),3.477(0.85),3.603(0.30),3.640(3.52),3.662(0.30),3.840(0.40),3.861(0.90),3.882(1.23),3.903(0.99),3.924(0.60),6.068(0.55),8.928(0.22),9.044(0.31),9.445(0.03),9.888(0.02)。
実施例341
2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{2−メチル−5−オキソ−3−[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(99.5mg,212μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(800μL,4.0M,3.2mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、86.1mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.12分; MS(ESIpos):m/z=369[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.09),0.143(0.10),1.147(0.13),1.229(0.09),1.421(0.76),1.875(0.48),1.908(1.46),1.940(1.62),1.970(0.67),2.191(2.42),2.225(1.94),2.327(0.11),2.366(0.17),2.457(0.08),2.590(0.24),2.622(13.14),2.669(0.21),2.709(0.20),2.781(0.09),3.132(1.41),3.388(2.53),3.419(2.01),3.461(0.14),3.471(0.14),3.488(0.10),3.566(16.00),3.618(0.55),3.647(0.93),3.665(0.52),3.676(0.54),3.706(0.11),6.337(0.54),8.969(0.50),12.850(0.09)。
実施例342
3−[(ジメチルアミノ)メチル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(ジメチルアミノ)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(45.8mg,122μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(460μL,4.0M,1.8mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、40.5mg(純度100%,理論値の95%)であった。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.06),0.007(0.52),0.145(0.06),1.145(0.08),1.413(0.06),1.594(1.78),1.838(0.18),1.869(0.46),1.895(0.49),1.926(0.22),2.149(0.68),2.182(0.54),2.365(0.11),2.610(0.12),2.645(0.39),2.656(0.46),2.663(0.44),2.689(4.63),2.701(4.61),2.795(0.19),2.842(0.11),2.942(0.10),2.955(0.16),3.032(0.19),3.061(0.49),3.091(0.53),3.121(0.21),3.245(0.07),3.367(0.82),3.507(0.45),3.566(16.00),3.678(0.06),4.088(0.06),4.099(0.06),4.244(1.29),4.256(1.28),5.887(0.59),7.535(0.18),7.564(0.05),7.596(0.05),7.614(0.06),7.625(0.07),7.985(0.90),8.851(0.18),8.874(0.19),8.994(0.24),10.313(0.26),11.087(0.09),12.478(0.40)。
実施例343
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(ピロリジン−1−イルメチル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[5−オキソ−3−(ピロリジン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(58.2mg,145μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(540μL,4.0M,2.2mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、54.2mg(純度100%,理論値の100%)であった。
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.144(0.19),1.146(0.31),1.387(0.19),1.413(4.33),1.434(0.19),1.536(0.31),1.566(0.59),1.594(11.04),1.702(0.28),1.732(0.25),1.777(0.25),1.867(4.08),1.885(3.03),1.922(1.12),1.984(2.20),2.002(2.57),2.146(2.39),2.179(1.90),2.327(0.21),2.366(0.36),2.604(0.38),2.645(0.40),2.669(0.32),2.689(0.22),2.709(0.51),2.790(0.39),2.814(0.41),2.899(0.23),3.032(2.43),3.053(2.63),3.091(2.14),3.116(1.04),3.166(0.21),3.247(0.59),3.369(4.86),3.386(4.46),3.397(4.88),3.438(16.00),3.504(1.75),3.614(0.37),3.678(0.27),3.698(0.24),3.732(0.31),3.743(0.30),3.753(0.24),4.126(0.20),4.138(0.22),4.159(0.40),4.173(0.36),4.194(0.36),4.208(0.37),4.228(0.23),4.242(0.20),4.319(4.38),4.332(4.27),4.394(0.34),5.878(1.83),5.931(0.18),7.572(1.29),8.003(0.29),8.035(3.05),8.844(0.70),8.985(0.83),10.597(0.85),11.099(0.67),12.487(1.21)。
実施例344
3−シクロプロピル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−シクロプロピル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(443mg,1.24mmol)を1,4−ジオキサン(15mL,180mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(4.6mL,4.0M,19mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、350mg(純度90%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.84分; MS(ESIpos):m/z=259[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,酸化重水素)δ[ppm]:−0.056(4.69),0.451(0.24),0.471(2.71),0.480(8.84),0.483(8.41),0.490(8.41),0.493(8.53),0.501(2.64),0.521(0.21),0.795(0.21),0.812(0.38),0.825(2.80),0.833(7.40),0.837(7.52),0.841(4.12),0.846(4.01),0.850(7.63),0.854(7.38),0.862(2.40),1.193(0.33),1.206(0.45),1.522(1.15),1.532(2.24),1.538(2.43),1.548(4.08),1.558(2.26),1.565(1.98),1.575(0.92),1.684(0.28),1.689(0.21),1.706(0.35),1.712(0.47),1.736(0.54),1.744(0.45),1.759(0.28),1.767(0.28),1.841(1.34),1.849(1.48),1.869(3.56),1.875(3.58),1.894(3.82),1.900(3.68),1.920(1.70),1.928(1.53),2.132(0.52),2.155(0.49),2.233(6.10),2.282(5.37),2.311(4.62),2.825(0.21),2.840(0.24),2.847(0.42),2.855(0.21),2.870(0.21),3.023(0.33),3.048(0.68),3.072(0.38),3.174(2.78),3.178(3.04),3.200(5.87),3.204(5.87),3.226(3.20),3.230(2.95),3.342(0.75),3.400(0.99),3.406(1.74),3.412(1.18),3.424(2.33),3.430(3.96),3.436(2.36),3.448(1.46),3.454(2.19),3.520(0.24),3.530(0.28),3.573(5.75),3.599(5.00),3.719(1.30),5.913(15.01),7.571(16.00)。
実施例345
3−[(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)メチル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)メチル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(134mg,288μmol)を1,4−ジオキサン(3.0mL,35mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.1mL,4.0M,4.3mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18;10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製し、1,4−ジオキサンの中の塩酸を添加した後、当該生成物が得られた。得られた量は、105mg(純度100%,理論値の83%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=366[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.68),0.144(0.74),1.146(0.68),1.235(0.42),1.257(1.44),1.274(1.56),1.290(1.06),1.305(0.94),1.570(0.56),1.609(0.38),1.718(0.40),1.744(0.34),1.851(2.36),1.879(5.53),1.910(5.75),1.940(2.44),2.044(0.40),2.145(8.45),2.177(6.61),2.327(0.48),2.365(0.76),2.563(2.98),2.603(0.84),2.642(1.34),2.669(0.86),2.710(1.22),2.781(0.66),2.873(0.40),3.033(2.76),3.061(6.23),3.090(6.35),3.115(2.86),3.153(0.62),3.239(0.96),3.358(8.47),3.387(7.73),3.478(4.39),3.507(6.77),3.555(8.99),3.565(5.79),3.622(5.39),3.678(5.03),3.697(4.83),3.723(5.71),4.189(4.03),4.414(10.97),4.534(0.84),4.863(1.84),5.268(0.30),5.301(0.30),5.751(1.58),5.851(0.48),5.889(8.35),7.555(1.30),7.668(0.48),7.687(1.06),7.706(0.92),7.716(1.24),7.734(0.72),7.752(3.68),7.790(0.74),7.809(0.42),7.851(0.30),7.870(0.42),7.947(0.68),7.989(16.00),8.054(0.42),8.942(1.50),9.065(2.18),11.015(0.40),12.370(1.12)。
実施例346
3−[3−(2,2−ジメチルシクロプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2,2−ジメチルシクロプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(102mg,218μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(820μL,4.0M,3.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、63.1mg(純度100%,理論値の71%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.05分; MS(ESIpos):m/z=369[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.06),−0.011(0.56),0.005(0.49),0.143(0.06),0.947(0.08),1.030(1.07),1.040(1.37),1.051(1.25),1.061(1.29),1.074(0.16),1.106(16.00),1.145(0.13),1.197(0.74),1.208(1.17),1.233(14.12),1.262(0.15),1.388(0.07),1.417(0.07),1.849(0.31),1.878(0.93),1.908(1.03),1.938(0.43),1.960(1.45),1.974(1.54),1.981(1.53),1.995(1.26),2.173(1.50),2.206(1.21),2.322(0.06),2.327(0.07),2.365(0.14),2.396(0.05),2.669(0.09),2.709(0.16),2.719(0.05),3.081(0.57),3.109(1.11),3.141(0.65),3.376(1.62),3.407(1.30),3.566(11.93),3.583(0.61),3.610(0.31),6.125(0.32),8.861(0.24),8.961(0.30),11.579(0.09),11.695(0.04),12.820(0.04)。
実施例347
2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(2−メチル−5−オキソ−3−{3−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(100mg,179μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(670μL,4.0M,2.7mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、46.2mg(純度100%,理論値の52%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.25分; MS(ESIpos):m/z=461[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.09),0.143(0.08),1.145(0.16),1.875(0.56),1.899(1.68),1.931(1.87),1.963(0.75),2.195(2.78),2.228(2.25),2.327(0.13),2.365(0.24),2.643(16.00),2.709(0.27),2.803(0.11),3.097(1.05),3.125(2.02),3.154(1.18),3.389(2.89),3.420(2.33),3.566(2.31),3.577(0.68),3.607(1.18),3.636(0.61),6.160(0.91),7.616(1.97),7.640(2.94),7.662(3.25),7.681(2.05),7.745(1.76),7.749(2.00),7.768(2.56),7.784(1.00),7.787(1.05),8.424(0.98),8.976(0.54),11.934(0.15)。
実施例348
3−(モルホリン−4−イルメチル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(モルホリン−4−イルメチル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(117mg,280μmol)を1,4−ジオキサン(10mL,120mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.0mL,4.0M,4.2mmol)で室温で1時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、108mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.67分; MS(ESIneg):m/z=316[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.009(4.31),0.007(3.73),1.146(0.71),1.236(0.81),1.253(0.97),1.270(0.92),1.280(0.89),1.296(0.81),1.414(0.92),1.594(12.37),1.834(1.26),1.865(3.36),1.890(3.49),1.922(1.52),2.145(4.86),2.178(3.94),2.365(1.02),2.709(1.02),2.982(1.44),3.003(3.26),3.034(4.60),3.066(4.62),3.094(3.76),3.124(1.94),3.308(6.15),3.338(5.57),3.369(7.51),3.400(16.00),3.474(2.08),3.506(3.02),3.537(1.73),3.599(0.81),3.607(0.74),3.692(3.23),3.720(6.07),3.750(3.63),3.947(5.89),3.975(4.52),4.306(7.67),4.317(7.41),5.893(4.05),7.549(1.50),7.994(7.36),8.135(2.86),8.802(1.23),8.824(1.23),8.956(1.58),10.929(1.52),11.063(0.71),12.443(2.18)。
実施例349
7−[(2S,4R)−2−(2,2−ジメチルプロピル)ピペリジン−4−イル]−3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
(2S,4R)−2−(2,2−ジメチルプロピル)−4−{3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(36.1mg,65.6μmol)を1,4−ジオキサン(1.9mL,22mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(250μL,4.0M,980μmol)で室温で3日間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、30.7mg(純度100%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.31分; MS(ESIneg):m/z=449[M−H]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.13),0.007(1.03),0.145(0.13),0.802(0.07),0.960(16.00),1.114(0.09),1.145(0.20),1.232(0.17),1.517(0.49),1.552(0.50),1.815(0.35),1.836(0.38),1.851(0.31),1.871(0.28),1.995(0.22),2.021(0.24),2.129(0.83),2.327(0.14),2.365(0.27),2.669(0.18),2.709(0.29),3.204(0.31),3.255(0.66),3.567(1.07),3.618(0.39),3.756(0.24),6.226(0.09),7.436(1.07),7.456(1.57),7.475(0.65),7.484(0.58),7.651(0.25),7.655(0.26),7.668(0.45),7.689(0.41),7.703(0.19),7.707(0.19),8.401(0.10),8.627(0.45),8.770(0.19),12.290(0.06)。
実施例350
3−(3−シクロヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(3−シクロヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(106mg,220μmol)を1,4−ジオキサン(2.5mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(830μL,4.0M,3.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、38.7mg(純度100%,理論値の42%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.70分; MS(ESIpos):m/z=383[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.156(0.08),−0.015(0.75),−0.006(16.00),0.140(0.07),1.141(0.18),1.221(0.15),1.230(0.27),1.238(0.19),1.252(0.47),1.260(0.86),1.268(0.46),1.282(0.64),1.290(1.18),1.298(0.62),1.312(0.46),1.320(0.75),1.349(0.82),1.356(0.57),1.379(1.93),1.387(1.24),1.410(1.92),1.432(0.48),1.440(0.79),1.448(0.47),1.517(0.73),1.525(0.76),1.549(1.81),1.554(1.77),1.578(1.72),1.584(1.69),1.607(0.64),1.615(0.65),1.667(0.98),1.687(0.69),1.697(0.90),1.747(1.55),1.754(2.05),1.763(1.59),1.777(1.47),1.786(1.72),1.795(1.18),1.835(0.53),1.866(1.39),1.892(1.52),1.923(0.67),1.974(1.94),1.980(1.94),2.006(1.71),2.068(0.06),2.173(2.14),2.206(1.73),2.322(0.15),2.361(0.20),2.398(0.08),2.560(10.95),2.665(0.17),2.705(0.23),2.718(0.08),2.787(0.45),2.796(0.86),2.805(0.53),2.815(0.93),2.824(1.65),2.833(0.86),2.843(0.51),2.852(0.80),2.860(0.36),3.080(0.85),3.109(1.66),3.139(0.97),3.375(2.38),3.406(1.88),3.562(13.87),3.605(0.45),3.739(0.04),6.109(0.47),8.773(0.31),8.912(0.39),11.327(0.03),11.507(0.12),12.721(0.04)。
実施例351
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−オキソ−3−[4−(トリフルオロメチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(34.5mg,73.5μmol)を1,4−ジオキサン(3mL)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(180μL,4.0M,730μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、35.0mg(純度100%,理論値の108%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.07分; MS(ESIpos):m/z=370[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.146(0.70),1.230(1.37),1.945(8.44),1.972(9.26),2.222(12.83),2.252(10.78),2.327(1.23),2.365(1.26),2.666(1.26),2.710(1.03),3.106(9.23),3.131(9.61),3.400(13.57),3.427(11.87),6.411(2.68),8.369(16.00),8.599(10.97),8.874(3.72),9.011(4.64),12.650(0.63)。
実施例352
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3−フルオロプロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3−フルオロプロピル(88.0mg,208μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(780μL,4.0M,3.1mmol)で室温で3時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、65.8mg(純度100%,理論値の88%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.86分; MS(ESIpos):m/z=323[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(0.65),−0.009(5.54),0.007(5.13),0.145(0.67),1.109(0.14),1.146(0.53),1.236(0.14),1.412(0.65),1.594(1.13),1.752(0.14),1.839(2.80),1.871(3.06),1.901(1.25),2.030(1.11),2.045(3.88),2.060(5.98),2.075(4.07),2.091(1.37),2.096(1.30),2.112(3.98),2.127(6.27),2.142(7.88),2.181(4.07),2.327(0.43),2.366(0.84),2.523(1.18),2.584(0.14),2.664(0.36),2.669(0.46),2.674(0.36),2.709(0.87),3.065(2.92),3.091(3.06),3.370(4.99),3.401(4.02),3.481(1.28),3.512(2.24),3.541(1.16),3.566(8.65),4.324(7.76),4.340(16.00),4.356(7.57),4.502(5.08),4.517(9.78),4.531(4.84),4.620(4.99),4.635(9.78),4.650(4.92),6.014(2.72),8.234(5.88),8.707(0.60),8.911(0.75),11.696(1.45)。
実施例353
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロエチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロエチル(83.3mg,195μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(730μL,4.0M,2.9mmol)で室温で3時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、68.7mg(純度100%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=327[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.155(0.16),−0.013(1.49),0.141(0.15),1.143(0.22),1.591(0.48),1.876(1.48),1.902(4.25),1.908(4.27),1.934(4.87),1.964(2.12),2.134(7.11),2.167(5.38),2.327(0.21),2.331(0.16),2.365(0.35),2.585(0.09),2.664(0.14),2.669(0.19),2.673(0.13),2.709(0.36),3.040(4.00),3.067(4.13),3.092(1.91),3.160(0.14),3.372(7.91),3.486(1.91),3.516(3.40),3.545(1.74),3.563(7.31),4.487(5.26),4.496(5.79),4.524(10.87),4.533(11.27),4.561(5.40),4.570(5.13),6.017(3.95),6.246(1.63),6.255(3.37),6.264(1.58),6.383(3.15),6.392(6.75),6.401(3.23),6.520(1.43),6.529(3.07),6.538(1.55),7.676(15.12),7.679(16.00),7.927(0.08),8.258(12.93),8.497(0.09),9.115(6.78),9.221(1.43),9.288(1.91),11.918(0.16),14.592(0.21)。
実施例354
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル(110mg,247μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(930μL,4.0M,3.7mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、86.2mg(純度100%,理論値の92%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.68分; MS(ESIpos):m/z=345[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.153(0.04),0.143(0.05),1.070(0.02),1.088(0.04),1.105(0.02),1.145(0.06),1.593(0.11),1.859(0.26),1.885(0.76),1.916(0.84),1.948(0.34),2.072(0.13),2.141(1.24),2.173(0.95),2.327(0.05),2.365(0.08),2.590(0.02),2.669(0.06),2.709(0.09),3.035(0.59),3.065(1.12),3.096(0.63),3.353(1.53),3.385(1.10),3.492(0.33),3.522(0.60),3.565(16.00),3.640(0.02),3.730(0.04),3.741(0.03),3.774(0.05),4.885(0.90),4.908(2.53),4.930(2.39),4.953(0.73),6.054(0.44),7.434(0.02),8.288(1.57),8.851(0.03),9.101(0.21),12.050(0.06)。
実施例355
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3,3,3−トリフルオロプロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3,3,3−トリフルオロプロピル(72.1mg,157μmol)を1,4−ジオキサン(1.5mL,18mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(590μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、59.2mg(純度100%,理論値の95%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.72分; MS(ESIpos):m/z=359[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.153(0.12),−0.012(1.15),0.143(0.14),0.918(0.15),1.070(0.41),1.088(0.86),1.105(0.43),1.145(0.16),1.753(0.39),1.833(1.01),1.842(1.24),1.867(3.34),1.874(3.43),1.898(3.79),1.906(3.70),1.930(1.68),1.939(1.43),2.142(5.35),2.175(4.23),2.327(0.16),2.366(0.20),2.669(0.17),2.674(0.13),2.710(0.22),2.776(0.93),2.791(1.90),2.804(3.33),2.819(5.53),2.834(4.86),2.848(5.42),2.863(3.42),2.876(1.82),2.892(0.95),3.065(3.47),3.093(2.04),3.174(0.08),3.356(5.72),3.371(2.40),3.389(4.98),3.479(1.45),3.509(2.65),3.538(1.33),3.565(4.45),3.590(0.10),4.269(0.08),4.445(8.23),4.461(16.00),4.476(7.98),4.646(0.08),6.013(4.22),8.214(14.71),8.948(0.93),9.079(1.14),11.729(1.15)。
実施例356
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル(120mg,288μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.1mL,4.0M,4.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、70.7mg(純度100%,理論値の70%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=317[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.61),−0.010(5.64),0.006(6.12),0.144(0.69),0.344(0.26),0.359(0.29),0.516(0.24),0.536(0.21),1.146(0.71),1.567(0.58),1.594(2.19),1.613(4.24),1.639(4.88),1.660(2.77),1.665(2.19),1.685(1.08),1.738(1.42),1.744(1.08),1.763(3.82),1.787(3.69),1.805(2.27),1.813(2.69),1.837(4.85),1.869(5.38),1.901(2.24),2.072(0.55),2.147(7.70),2.180(6.27),2.219(3.87),2.224(3.95),2.244(6.75),2.249(6.38),2.269(7.12),2.274(7.01),2.281(5.25),2.294(7.96),2.299(8.28),2.313(4.88),2.320(5.98),2.343(1.71),2.366(1.03),2.664(0.50),2.669(0.61),2.674(0.47),2.709(0.98),3.065(4.27),3.086(4.40),3.368(7.93),3.399(6.48),3.480(2.06),3.509(3.74),3.538(1.92),3.566(16.00),4.074(0.45),4.092(0.47),4.292(0.21),5.076(1.24),5.095(4.72),5.114(6.93),5.133(4.61),5.151(1.19),5.793(0.21),5.867(0.18),6.015(5.11),7.800(0.21),8.194(12.02),8.718(1.13),8.904(1.40),11.656(1.98)。
実施例357
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル(127mg,336μmol)を1,4−ジオキサン(2.1mL,25mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(1.3mL,4.0M,5.0mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、56.8mg(純度100%,理論値の54%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.71分; MS(ESIpos):m/z=277[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.122(0.03),−0.009(0.26),0.114(0.03),1.089(0.02),1.146(0.08),1.176(0.02),1.191(0.05),1.206(0.02),1.232(0.08),1.829(0.30),1.836(0.36),1.856(0.93),1.862(0.94),1.881(1.02),1.887(0.98),1.907(0.44),1.914(0.37),2.012(0.01),2.150(1.39),2.176(1.16),2.358(0.05),2.361(0.07),2.635(0.07),2.638(0.05),3.032(0.36),3.057(1.00),3.079(1.05),3.104(0.40),3.365(1.63),3.387(1.68),3.448(0.05),3.460(0.08),3.483(0.38),3.506(0.68),3.530(0.34),3.625(0.09),3.653(0.02),3.665(0.04),3.668(0.03),3.677(0.04),3.700(0.04),3.710(0.04),3.722(0.02),3.775(16.00),3.826(0.02),3.920(0.08),4.018(0.03),6.002(0.76),8.227(2.42),8.804(0.32),8.822(0.33),8.983(0.42),9.000(0.36),11.798(0.45)。
実施例358
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル(84.0mg,208μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(780μL,4.0M,3.1mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、68.8mg(純度100%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.46分; MS(ESIpos):m/z=305[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.121(0.04),−0.008(0.38),0.115(0.04),0.777(0.02),0.792(0.03),0.807(0.02),0.853(0.02),0.870(0.02),0.905(2.87),0.920(6.40),0.935(3.09),1.028(0.02),1.043(0.03),1.058(0.02),1.089(0.02),1.146(0.13),1.234(0.11),1.412(0.02),1.663(0.25),1.678(1.05),1.692(2.02),1.706(2.02),1.721(0.97),1.735(0.22),1.753(0.04),1.813(0.22),1.820(0.26),1.840(0.69),1.846(0.70),1.865(0.74),1.871(0.72),1.890(0.32),1.898(0.27),1.934(0.02),2.002(0.02),2.018(0.02),2.072(2.05),2.152(1.02),2.179(0.87),2.321(0.05),2.343(0.03),2.358(0.08),2.361(0.12),2.365(0.08),2.631(0.09),2.635(0.12),2.639(0.09),3.067(0.60),3.088(0.62),3.110(0.28),3.218(0.04),3.372(1.08),3.397(0.90),3.430(0.06),3.486(0.26),3.510(0.45),3.534(0.25),3.566(16.00),3.698(0.02),3.707(0.02),3.715(0.02),3.737(0.02),4.018(0.04),4.045(0.02),4.142(0.02),4.180(1.68),4.194(3.49),4.208(1.65),4.274(0.02),4.339(0.02),6.011(0.49),6.167(0.02),7.061(0.02),7.163(0.02),7.267(0.02),7.669(0.48),8.209(1.53),8.680(0.21),8.884(0.26),9.045(0.17),11.662(0.11)。
実施例359
3−(7−オキサ−1−アザスピロ[3.5]ノナ−1−イルカルボニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オントリフルオロ酢酸塩
4−[3−(7−オキサ−1−アザスピロ[3.5]ノナ−1−イルカルボニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(57.9mg,123μmol)をジクロロメタン(1.0mL)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(47μL,610μmol)で室温で16時間処理した。別の250μLのトリフルオロ酢酸を添加し、その混合物を室温で6時間撹拌した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18;10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製した。その残渣をジクロロメタン(1.0mL)に溶解させ、250μLのトリフルオロ酢酸を添加した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、14.3mg(純度90%,理論値の22%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.80分; MS(ESIpos):m/z=372[M+H]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.121(1.15),−0.008(10.23),0.006(10.60),0.116(1.15),0.853(0.32),1.146(1.36),1.235(2.35),1.258(1.02),1.298(0.37),1.351(0.80),1.602(0.37),1.814(1.39),1.821(1.74),1.840(4.49),1.847(4.91),1.853(4.09),1.865(7.13),1.873(7.51),1.882(7.16),1.891(6.06),1.901(5.53),1.910(3.74),2.013(5.16),2.041(3.77),2.182(9.75),2.196(11.99),2.207(10.20),2.358(0.83),2.361(1.18),2.365(0.85),2.635(1.50),2.638(1.23),2.890(0.32),3.087(2.11),3.112(5.13),3.134(5.29),3.160(2.43),3.415(7.99),3.440(7.35),3.582(6.54),3.606(8.31),3.629(6.94),3.679(11.35),3.691(16.00),3.703(11.06),3.718(7.67),3.726(10.07),3.741(9.22),3.750(12.13),3.758(7.99),3.810(7.37),3.814(8.04),3.833(10.18),3.852(5.56),3.857(5.26),4.376(0.43),5.753(14.80),6.385(3.63),8.439(1.55),8.458(1.68),8.590(6.46),8.727(2.06),8.750(1.90)。
実施例360
N−メチル−5−オキソ−N−[(1S)−1−フェニルエチル]−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−(3−{メチル[(1S)−1−フェニルエチル]カルバモイル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(79.7mg,166μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(620μL,4.0M,2.5mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、15.1mg(純度95%,理論値の21%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=380[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−1.264(0.07),−0.150(0.75),−0.023(0.14),−0.020(0.27),−0.015(0.75),−0.009(6.58),0.007(6.92),0.015(0.88),0.018(0.61),0.021(0.47),0.026(0.34),0.030(0.27),0.052(0.20),0.145(0.81),0.212(0.07),0.885(0.27),1.127(0.27),1.146(1.02),1.234(0.54),1.355(5.83),1.563(7.73),1.579(7.86),1.751(0.14),1.834(2.64),1.865(2.92),1.897(1.22),2.169(4.14),2.202(3.46),2.322(0.54),2.327(0.75),2.331(0.54),2.366(1.29),2.522(2.17),2.524(2.03),2.560(0.95),2.567(0.68),2.578(0.47),2.582(0.47),2.665(0.75),2.669(0.95),2.674(0.75),2.709(1.49),2.847(4.34),3.075(2.64),3.104(2.85),3.202(0.07),3.263(0.27),3.359(1.63),3.379(5.15),3.410(4.34),3.445(0.75),3.450(0.81),3.455(0.81),3.461(1.90),3.473(2.44),3.489(2.51),3.514(2.37),3.544(1.15),3.567(4.88),3.624(0.27),3.640(0.47),3.650(0.54),3.654(0.75),3.661(0.81),3.666(1.63),3.670(1.29),3.677(1.76),3.680(2.10),3.698(1.97),3.700(1.83),3.707(1.22),3.711(1.63),3.716(0.81),3.723(0.75),3.728(0.47),3.810(0.20),3.838(0.20),3.860(0.20),4.018(1.15),4.141(0.14),4.187(0.20),4.208(0.14),4.233(0.14),4.310(0.14),4.436(0.14),4.608(0.27),5.415(0.07),5.561(0.14),5.682(0.20),5.835(0.41),5.923(0.27),5.989(5.08),6.348(0.27),6.632(0.27),6.869(0.41),7.150(0.07),7.271(1.42),7.288(4.14),7.305(2.92),7.309(2.64),7.333(3.46),7.350(11.80),7.357(16.00),7.374(9.22),7.394(2.58),7.565(0.07),8.147(0.81),8.537(0.88),8.794(1.08),11.389(0.61),17.644(0.07)。
実施例361
N−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−N−(ピリジン−2−イルメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキサミド塩酸塩
4−{3−[メチル(ピリジン−2−イルメチル)カルバモイル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(111mg,239μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(900μL,4.0M,3.6mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、20.2mg(純度95%,理論値の18%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.82分; MS(ESIpos):m/z=367[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(0.26),0.006(0.41),1.146(0.23),1.234(0.24),1.354(1.90),1.833(0.39),1.865(1.10),1.891(1.22),1.922(0.52),1.986(0.10),2.001(0.07),2.158(1.70),2.190(1.40),2.327(0.19),2.365(0.26),2.669(0.25),2.709(0.31),2.737(0.07),3.036(0.66),3.058(1.63),3.063(1.56),3.090(1.56),3.123(0.88),3.166(4.32),3.297(0.51),3.368(2.45),3.387(2.58),3.400(2.49),3.449(2.59),3.460(3.55),3.473(4.61),3.491(6.45),3.501(7.48),3.544(10.54),3.566(16.00),3.645(2.78),3.654(2.39),3.660(2.17),3.665(2.39),3.669(2.15),3.679(2.26),3.697(1.90),3.699(1.86),3.706(1.50),3.711(1.61),3.715(1.21),3.722(1.11),3.727(1.00),3.839(0.52),3.858(0.51),4.018(0.21),4.131(0.33),4.186(0.31),4.207(0.28),4.327(0.09),4.851(4.29),5.966(0.46),5.985(3.56),6.346(0.31),6.868(0.15),7.565(0.95),8.061(0.56),8.141(0.93),8.163(1.48),8.665(1.24),8.677(1.16),8.770(0.37),8.956(0.46)。
実施例362
3−[(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)カルボニル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(39.0mg,83.8μmol)を1,4−ジオキサン(1.0mL,12mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(310μL,4.0M,1.3mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、5.60mg(純度100%,理論値の17%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.62分; MS(ESIpos):m/z=366[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.009(2.41),0.007(1.75),0.145(0.22),1.146(1.32),1.234(0.66),1.801(0.66),1.830(1.97),1.856(2.19),1.888(1.10),2.000(2.41),2.018(3.51),2.033(4.38),2.048(3.51),2.068(2.41),2.167(3.29),2.201(2.85),2.248(0.22),2.327(1.10),2.331(0.88),2.366(1.75),2.405(0.22),2.523(2.19),2.569(0.44),2.575(0.44),2.586(0.22),2.660(0.44),2.669(1.10),2.673(0.88),2.709(1.53),3.064(1.75),3.091(3.29),3.125(1.97),3.194(0.22),3.234(0.44),3.262(0.66),3.272(1.53),3.294(10.30),3.363(1.97),3.382(4.60),3.414(3.51),3.510(1.32),3.566(16.00),3.592(1.10),3.635(6.14),3.649(8.77),3.663(6.14),3.699(0.66),4.645(0.44),5.941(1.97),8.054(2.41),8.683(0.44),11.773(0.44)。
実施例363
3−{[(2S)−2−メチルピロリジン−1−イル]メチル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(3−{[(2S)−2−メチルピロリジン−1−イル]メチル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(12.8mg,30.8μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(120μL,4.0M,460μmol)で処理した。溶媒を減圧下で除去して、当該生成物が得られた。得られた量は、9.30mg(純度95%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.55分; MS(ESIpos):m/z=316[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(0.10),−0.009(0.97),0.007(0.71),0.145(0.09),1.146(0.18),1.235(0.12),1.266(0.07),1.293(0.24),1.310(0.24),1.362(0.23),1.389(2.06),1.405(2.06),1.436(0.09),1.505(0.05),1.571(0.13),1.595(0.30),1.605(0.20),1.614(0.29),1.626(0.27),1.637(0.20),1.646(0.28),1.669(0.14),1.820(0.29),1.851(0.73),1.873(0.72),1.883(0.74),1.906(0.50),2.064(0.07),2.150(0.68),2.185(0.63),2.206(0.33),2.225(0.27),2.239(0.18),2.327(0.16),2.365(0.21),2.669(0.12),2.674(0.09),2.709(0.16),2.796(0.06),2.825(0.06),3.065(0.62),3.093(0.74),3.375(0.81),3.400(0.80),3.473(0.21),3.504(0.33),3.534(0.18),3.567(16.00),3.666(0.04),3.679(0.06),3.698(0.06),4.139(0.24),4.156(0.27),4.174(0.31),4.191(0.30),4.304(0.04),4.347(0.05),4.449(0.33),4.457(0.33),4.483(0.28),4.492(0.26),5.889(0.67),7.571(0.09),7.583(0.08),8.036(0.83),8.734(0.15),8.903(0.17),10.165(0.10),11.106(0.05),12.468(0.06),12.518(0.50)。
実施例364
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸シクロブチル(92.7mg,215μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(810μL,4.0M,3.2mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、61.1mg(純度100%,理論値の77%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.88分; MS(ESIpos):m/z=331[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.15),−0.010(1.41),0.006(1.24),0.144(0.15),0.349(0.05),0.353(0.04),0.362(0.05),0.506(0.04),0.530(0.04),0.924(0.06),1.146(0.09),1.569(0.12),1.594(0.41),1.616(0.92),1.642(1.00),1.663(0.60),1.688(0.22),1.712(0.04),1.735(0.16),1.742(0.31),1.758(0.38),1.767(0.76),1.774(0.57),1.791(0.87),1.831(0.92),1.861(0.99),1.893(0.39),2.072(0.83),2.133(1.64),2.166(1.33),2.213(0.22),2.218(0.20),2.237(0.81),2.242(0.86),2.261(1.71),2.266(1.63),2.281(1.88),2.286(2.35),2.294(2.03),2.299(1.81),2.303(1.78),2.312(1.37),2.321(1.24),2.365(0.15),2.422(16.00),2.436(0.55),2.582(0.12),2.664(0.07),2.669(0.09),2.709(0.13),3.051(0.70),3.081(1.43),3.113(0.81),3.356(1.77),3.388(1.40),3.466(0.49),3.496(0.90),3.526(0.44),3.566(1.75),4.078(0.08),4.097(0.08),5.076(0.26),5.095(1.03),5.114(1.53),5.132(1.01),5.151(0.25),5.933(1.90),8.922(0.25),11.211(0.17)。
実施例365
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル(78.3mg,187μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(700μL,4.0M,2.8mmol)で室温で16時間処理した。アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、49.2mg(純度100%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.85分; MS(ESIpos):m/z=319[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.21),−0.010(1.79),0.006(1.69),0.144(0.22),0.765(0.05),0.906(4.55),0.924(10.38),0.943(5.04),1.072(0.14),1.079(0.06),1.089(0.27),1.107(0.13),1.146(0.13),1.412(0.05),1.594(0.05),1.658(0.38),1.676(1.60),1.693(3.17),1.712(3.10),1.729(1.51),1.747(0.35),1.827(0.82),1.856(0.88),1.887(0.35),2.072(0.06),2.137(1.59),2.170(1.29),2.263(0.08),2.327(0.11),2.331(0.08),2.365(0.17),2.427(16.00),2.523(0.26),2.525(0.27),2.570(0.09),2.579(0.08),2.585(0.13),2.664(0.09),2.669(0.12),2.673(0.09),2.709(0.18),3.054(0.73),3.085(1.52),3.117(0.85),3.358(1.72),3.391(1.50),3.469(0.48),3.498(0.87),3.528(0.44),3.566(1.60),4.184(2.58),4.201(5.36),4.217(2.53),5.929(1.63),8.857(0.20),11.258(0.10)。
実施例366
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル(66.8mg,160μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(600μL,4.0M,2.4mmol)で室温で3時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、55.1mg(純度100%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.79分; MS(ESIpos):m/z=319[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(0.48),0.006(0.50),1.315(15.80),1.330(16.00),1.796(0.25),1.827(0.81),1.859(0.89),1.890(0.36),2.072(0.95),2.134(1.35),2.168(1.09),2.366(0.14),2.419(14.50),2.578(0.12),2.709(0.14),3.038(0.33),3.068(0.90),3.098(0.94),3.126(0.39),3.387(1.15),3.467(0.41),3.497(0.76),3.526(0.37),5.084(0.43),5.100(1.14),5.116(1.55),5.131(1.13),5.147(0.41),5.931(1.74),8.790(0.22),8.936(0.29),11.027(0.75)。
実施例367
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル(109mg,237μmol)を1,4−ジオキサン(2.4mL,28mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(890μL,4.0M,3.6mmol)で室温で3時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、93.4mg(純度100%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.80分; MS(ESIpos):m/z=359[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(1.33),0.006(0.78),1.145(0.14),1.832(1.31),1.863(1.37),2.072(0.27),2.136(2.31),2.170(1.81),2.327(0.15),2.366(0.27),2.431(16.00),2.518(0.83),2.709(0.19),3.073(1.48),3.101(1.47),3.129(0.62),3.360(2.37),3.390(1.80),3.474(0.59),3.503(0.98),3.532(0.52),3.566(3.73),4.884(1.79),4.907(4.96),4.929(4.62),4.952(1.39),5.976(1.08),8.754(0.30),8.912(0.43),11.645(0.94)。
実施例368
3−シクロプロピル−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(3−シクロプロピル−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(758mg,2.04mmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,15mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテル(15mL)で稀釈し、濾過した。回収した固体を水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、639mg(純度98%,理論値の100%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.53分; MS(ESIneg):m/z=271[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.447(0.60),0.458(2.19),0.462(2.16),0.471(2.34),0.474(2.20),0.485(0.72),0.778(0.82),0.789(2.21),0.793(2.18),0.799(1.14),0.804(1.14),0.809(2.33),0.814(2.17),0.825(0.78),1.450(0.33),1.463(0.67),1.470(0.70),1.475(0.47),1.483(1.25),1.491(0.45),1.496(0.65),1.504(0.61),1.517(0.28),1.805(0.30),1.831(0.90),1.862(1.02),1.892(0.41),2.115(1.45),2.146(1.16),2.229(16.00),3.020(0.36),3.051(1.00),3.078(1.03),3.110(0.41),3.336(1.39),3.366(1.13),3.440(0.25),3.446(0.45),3.453(0.31),3.469(0.53),3.476(0.87),3.484(0.51),3.498(0.31),3.506(0.43),3.514(0.25),5.635(3.30),8.969(0.33),9.030(0.46),11.774(0.04)。
実施例369
3−{4−メチル−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−5−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−{4−メチル−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(115mg,169μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。別の塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,4.0mL)を添加し、撹拌を続けた。その混合物をジエチルエーテル(16mL)で稀釈し、濾過した。回収した固体をメタノール/ジエチルエーテルの1/2混合物と一緒に一晩撹拌し、再度濾過した後、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、58.9mg(純度100%,理論値の70%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.96分; MS(ESIpos):m/z=460[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.844(1.46),1.881(3.92),1.912(4.51),1.941(2.12),2.224(5.84),2.256(5.31),3.081(1.86),3.111(4.71),3.138(4.91),3.170(2.32),3.572(2.12),5.921(1.13),7.864(14.01),7.885(16.00),8.123(14.87),8.144(12.22),8.522(1.86),8.787(2.32),12.222(1.33)。
実施例370
3−アセチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{3−アセチル−5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(72.0mg,150μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,2.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテル(10mL)及びメタノール(1.0mL)で稀釈し、そして、それらと一緒に撹拌した後、濾過した。回収した固体を減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、39.0mg(純度100%,理論値の88%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.64分; MS(ESIpos):m/z=261[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.800(0.73),1.833(2.43),1.866(2.57),1.898(1.22),2.157(3.90),2.193(3.06),2.435(8.77),3.048(0.83),3.080(2.78),3.110(2.78),3.135(1.25),3.380(4.28),3.410(3.34),3.524(1.29),6.049(1.22),8.431(16.00),8.542(0.83),8.782(1.08),11.413(0.97)。
実施例371
7−(ピペリジン−4−イル)−3−プロパノイルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−(5−オキソ−3−プロパノイル−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(85.0mg,227μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,4.3mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテル(30mL)及びメタノール(1.0mL)で稀釈し、そして、それらと一緒に30分間撹拌した後、濾過した。回収した固体を減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、66.0mg(純度99%,理論値の93%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=275[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.062(7.32),1.077(16.00),1.092(7.76),1.821(0.54),1.828(0.66),1.848(1.67),1.853(1.74),1.873(1.86),1.878(1.80),1.897(0.79),1.904(0.69),2.159(2.43),2.185(2.15),2.851(1.39),3.090(1.80),3.113(1.10),3.377(3.22),3.403(2.62),3.500(0.60),3.522(0.92),3.541(0.57),6.029(0.88),8.439(10.64),8.626(0.50),8.864(0.60),11.389(0.28)。
実施例372
3−(2−フェニル−1,3−オキサゾール−4−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(2−フェニル−1,3−オキサゾール−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(168mg,289μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,5.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテル(16mL)で稀釈し、濾過した。回収した固体を減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、91.3mg(純度100%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.84分; MS(ESIpos):m/z=362[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.832(1.07),1.864(2.90),1.896(3.09),1.929(1.26),2.210(4.28),2.240(3.09),3.071(1.45),3.103(3.40),3.134(3.21),3.161(1.32),3.401(5.17),3.433(4.54),5.945(1.32),7.551(2.77),7.560(16.00),7.566(14.80),7.574(9.26),7.578(9.39),7.587(2.77),8.081(6.55),8.086(7.24),8.095(6.80),8.097(5.86),8.105(5.80),8.259(3.34),8.549(1.20),8.648(1.64),8.779(1.39),11.755(0.63)。
実施例373
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(1,2−チアゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(1,2−チアゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(58.0mg,111μmol)
塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,2.1mL)
標題化合物は、実施例371と同じ手順に従って調製した。得られた量は、36.0mg(純度100%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=302[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.856(3.26),1.886(7.34),1.917(7.78),1.948(3.42),2.176(10.59),2.208(8.48),3.032(3.43),3.064(7.81),3.092(7.88),3.123(4.39),3.356(10.71),3.384(8.69),3.594(3.22),3.630(3.95),3.650(2.95),6.276(2.66),7.708(13.45),8.468(16.00),8.807(3.03),8.954(3.78)。
実施例374
2−ブロモ−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボニトリル塩酸塩
4−(2−ブロモ−3−シアノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(200mg,474μmol)
塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,1.2mL)
標題化合物は、実施例373と同じ手順に従って調製した。得られた量は、169mg(純度99%,理論値の98%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.25分; MS(ESIpos):m/z=322[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.789(3.04),1.818(8.83),1.851(9.63),1.881(4.05),2.118(14.19),2.149(11.37),3.062(3.62),3.095(9.27),3.122(10.21),3.150(4.27),3.369(16.00),3.399(12.52),3.482(3.55),3.510(6.08),3.543(4.34),6.284(3.26),8.544(2.90),8.793(4.42),13.455(2.97)。
実施例375
3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(210mg,405μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,9.6mL)及び1,4−ジオキサン(5.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテル(16mL)で稀釈し、撹拌し、濾過した。回収した固体を減圧下で乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、148mg(純度86%,理論値の93%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.22分; MS(ESIpos):m/z=299[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.903(0.33),1.912(0.43),1.936(1.07),1.944(1.11),1.968(1.22),1.975(1.19),2.000(0.55),2.008(0.47),2.188(1.75),2.221(1.33),3.039(0.46),3.070(1.22),3.098(1.23),3.129(0.49),3.365(1.65),3.396(1.34),3.577(0.73),3.584(0.98),3.607(0.34),3.614(0.46),3.772(16.00),5.983(1.76),6.405(2.80),7.506(3.25),8.062(3.45),9.161(0.43),9.255(0.54)。
実施例376
3−[2−(モルホリン−4−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−{5−[(4−メトキシベンジル)オキシ]−3−[2−(モルホリン−4−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(139mg,229μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,4.0mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。別の塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,4.0mL)を添加し、撹拌を続けた。その混合物をジエチルエーテル(16mL)で稀釈し、濾過した。回収した固体を水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、103mg(純度93%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.58分; MS(ESIneg):m/z=385[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.836(1.00),1.868(3.03),1.900(3.00),1.933(1.17),2.185(4.00),2.217(3.47),3.058(1.10),3.086(3.27),3.116(3.53),3.142(1.40),3.384(5.00),3.422(12.17),3.431(13.40),3.445(10.30),3.566(3.17),3.728(12.70),3.741(16.00),3.752(10.63),6.045(0.80),7.485(2.00),8.058(0.87),8.665(1.17),8.859(1.80)。
実施例377
3−(2,2−ジメチルブタノイル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(2,2−ジメチルブタンイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(26.0mg,62.6μmol)と塩酸(1N水溶液,130μL)とアセトニトリル(520μL)の混合物を40℃で一晩撹拌した。その反応混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して濃縮し、塩酸(1N水溶液,1.0mL)で稀釈し、凍結乾燥させた。塩化アンモニウムが存在していたので、当該物質を水で稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を用いてpHを7とし、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で再度精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,50μL)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、15.0mg(純度100%,理論値の68%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=317[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:11.02(bs,1H),8.88(bs,1H),8.67(bs,1H),8.58(s,1H),6.05(s,1H),3.51(t,1H),3.39(d,2H),3.09(t,2H),2.17(d,2H),1.93−1.83(m,2H),1.79(q,2H),1.23(s,6H),0.75(t,3H)。
実施例378
3−(5−イソブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
65mg(0.15mmol)の4−[3−(5−イソブチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素3mL(12.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で4日間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、風乾させて、45mg(0.12mmol;理論値の81%,純度:98%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.24分; m/z=343(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=8.35(s,1H),6.08(s,1H),3.68−3.50(m,1H),3.41(d,J=12.1Hz,2H),3.10(t,J=12.3Hz,2H),2.89(d,J=6.9Hz,2H),2.29−2.10(m,3H),1.89(d,J=11.7Hz,2H),0.99(d,J=6.4Hz,6H)。
実施例379
3−(5−ヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
166mg(0.35mmol)の4−[3−(5−ヘキシル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素8mL(32.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で4日間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、風乾させて、93mg(0.23mmol;理論値の65%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.60分; m/z=371(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.32(s,2H),8.32(s,1H),6.06(s,1H),3.55(t,J=11.4Hz,1H),3.38(d,J=12.5Hz,2H),3.09(d,J=12.9Hz,2H),2.96(t,J=7.5Hz,2H),2.19(d,J=12.5Hz,2H),1.99−1.58(m,4H),1.42−1.20(m,6H),0.86(t,3H)。
実施例380
3−(5−シクロプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
122mg(0.29mmol)の4−[3−(5−シクロプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素6mL(24.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、95mg(0.26mmol;理論値の92%,純度:98%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=1.92分; m/z=327(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.26(br.s,2H),8.30(s,1H),6.05(s,1H),3.57(t,J=11.8Hz,1H),3.39(d,J=12.6Hz,2H),3.09(t,J=12.0Hz,2H),2.45−2.32(m,1H),2.20(d,J=13.7Hz,2H),2.03−1.81(m,2H),1.36−1.18(m,4H)。
実施例381
rac−3−[5−(1−メチルシクロプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
90mg(0.20mmol)のrac−tert−ブチル 4−{3−[5−(1−メチルシクロプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボキシレートを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素5mL(20.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、60mg(0.16mmol;理論値の78%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.15分; m/z=341(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.59(br.s,2H),8.30(s,1H),6.04(s,1H),3.57(t,J=11.9Hz,1H),3.39(d,J=13.1Hz,2H),3.09(t,J=11.7Hz,2H),2.20(d,J=12.6Hz,2H),2.03−1.79(m,2H),1.56(s,3H),1.52−1.33(m,2H),1.27−0.99(m,2H)。
実施例382
rel−3−{5−[(1R,2S)−2−メチルシクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
84mg(0.19mmol)のrel−4−(3−{5−[(1R,2S)−2−メチルシクロプロピル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素5mL(20.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、56mg(0.15mmol;理論値の78%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.15分; m/z=341(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.37(br.s,2H),8.60−8.07(m,1H),6.04(s,1H),3.65−3.49(m,1H),3.39(d,J=12.6Hz,2H),3.09(t,J=12.0Hz,2H),2.29−2.07(m,3H),2.06−1.79(m,2H),1.78−1.58(m,1H),1.51−1.35(m,1H),1.21(d,J=6.0Hz,3H),1.17−1.08(m,1H)。
実施例383
3−[5−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
19mg(0.04mmol)の4−{3−[5−(2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素1mL(4.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、12mg(0.03mmol;理論値の74%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.24分; m/z=341(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.56(br.s,2H),8.34(s,1H),6.44(s,1H),6.07(s,1H),3.75−3.51(m,1H),3.40(d,J=12.2Hz,2H),3.10(t,J=11.9Hz,2H),2.32(s,3H),2.21(d,J=12.8Hz,2H),2.07(s,3H),2.04−1.76(m,2H)。
実施例384
3−[5−(シクロペンチリデンメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
73mg(0.16mmol)の4−{3−[5−(シクロペンチリデンメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素5mL(20.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。その固体を濾過し、ジクロロメタン(4mL)と熱メタノール(3mL)を用いて摩砕し、濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、風乾させて、43mg(0.11mmol;理論値の68%,純度:96%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.40分; m/z=367(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.48(br.s,2H),8.35(s,1H),6.08(s,1H),5.60(s,1H),3.86(s,2H),3.71−3.49(m,1H),3.40(d,J=12.2Hz,2H),3.10(t,J=11.9Hz,2H),2.32(t,J=7.4Hz,4H),2.21(d,J=14.3Hz,2H),2.04−1.76(m,4H)。
実施例385
3−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
147mg(0.32mmol)の4−[3−(5−シクロペンチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素6mL(24.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、109mg(0.28mmol;理論値の86%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.40分; m/z=355(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.48(br.s,2H),8.33(s,1H),6.07(s,1H),3.65−3.37(m,4H),3.09(t,J=11.8Hz,2H),2.29−2.04(m,4H),2.02−1.83(m,4H),1.83−1.60(m,4H)。
実施例386
rac−3−[5−(1−メチルシクロペンチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
112mg(0.24mmol)のrac−tert−ブチル 4−{3−[5−(1−メチルシクロペンチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボキシレートを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素5mL(20.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させた。その固体をアセトニトリル(3mL)に懸濁させ、水(5mL)を添加して、透明な溶液が得られた。その透明な溶液を20時間凍結乾燥させて、79mg(0.20mmol;理論値の82%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.43分; m/z=369(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.58(s,2H),8.33(s,1H),6.06(s,1H),3.64−3.50(m,1H),3.40(d,J=12.5Hz,2H),3.19−3.01(m,2H),2.35−2.12(m,4H),2.00−1.83(m,2H),1.83−1.70(m,6H),1.47(s,3H)。
実施例387
rel−3−{5−[(1R,2S)−2−メチルシクロペンチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
171mg(0.37mmol)のrel−4−(3−{5−[(1R,2S)−2−メチルシクロペンチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル}−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素8mL(32.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、133mg(0.33mmol;理論値の90%,純度:99%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=2.45分; m/z=369(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.58(br.s,2H),8.34(s,1H),6.07(s,1H),3.69−3.50(m,1H),3.40(d,J=12.3Hz,2H),3.17−2.94(m,3H),2.39−2.10(m,4H),2.08−1.84(m,4H),1.83−1.69(m,2H),1.45−1.22(m,1H),1.09(d,J=6.6Hz,3H)。
実施例388
7−(ピペリジン−4−イル)−3−[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
120mg(0.26mmol)の4−{5−オキソ−3−[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを1,4−ジオキサンの中の4M塩化水素5mL(20.0mmol)で処理した。その反応混合物を室温で16時間撹拌した。固体を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空オーブンの中で40℃で16時間乾燥させて、91mg(0.23mmol;理論値の88%,純度:100%)の目標化合物が得られた。
LC−MS(方法14B):Rt=1.99分; m/z=369(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6):δ[ppm]=9.01(br.s,2H),8.39(s,1H),6.14(s,1H),4.52(q,J=10.7Hz,2H),3.72−3.52(m,1H),3.40(d,J=12.4Hz,2H),3.10(t,J=11.8Hz,2H),2.22(d,J=13.0Hz,2H),2.05−1.80(m,2H)。
実施例389
rac−7−(ピペリジン−4−イル)−3−(5−(テトラヒドロフラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、169mg(0.370mmol)のrac−tert−ブチル 4−(5−オキソ−3−(5−(テトラヒドロフラン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート及び4625μL(18.50mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を装入した。そのバイアルを密閉し、得られた懸濁液を室温で3時間撹拌した。その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3)で集め、真空オーブン(40℃/20mbar)の中で18時間乾燥させた。101mg(0.247mmol,理論値の66%,純度:96%)の標題化合物が僅かに黄色みを帯びた粉末として単離された。
LC−MS(方法16B):Rt=2.15分; m/z=357(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=9.19(br.s,2H),8.35(s,1H),6.08(s,1H),5.28(dd,J=7.9,5.3Hz,1H),4.06−3.81(m,2H),3.65−3.52(m,2H),3.44−3.28(m,2H),3.16−3.00(m,2H),2.46−2.14(m,4H),2.13−1.85(m,4H)。
実施例390
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、135mg(0.3mmol)の7−(1−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペリジン−4−イル)−3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン及び7500μL(30.0mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を装入した。そのバイアルを密閉し、その無色の溶液を80℃で19時間撹拌した。室温まで冷却した直後、結晶化/沈澱が起こった。その反応混合物を30mLのジエチルエーテルで稀釈し、30分間撹拌した。その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3)で集め、真空オーブン(40℃/20mbar)の中で3時間乾燥させた。114mg(0.292mmol,理論値の97%,純度:100%)の標題化合物が白色の流動性粉末として得られた。
LC−MS(方法16B):Rt=2.41分; m/z=355(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=12.30(br.s,1H),9.17(br.s,2H),8.50(s,1H),6.23(s,1H),3.62(t,J=11.9Hz,1H),3.40(d,J=12.5Hz,2H),3.10(t,J=12.0Hz,2H),2.22(d,J=13.1Hz,2H),1.96(qd,J=13.2,3.6Hz,2H)。
実施例391
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(5−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、199mg(0.400mmol)の4−(5−オキソ−3−(5−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル及び5mL(20.00mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を装入した。そのバイアルを密閉し、得られた懸濁液を周囲温度で2.5時間撹拌した。その反応混合物に4mLのジエチルエーテルを添加し、次いで、それをさらに2時間撹拌した。その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3l)で集め、5mLのジエチルエーテルで2回洗浄し、真空オーブン(40℃/15mbar)の中で48時間乾燥させた。171mg(0.395mmol;理論値の99%,純度:100%)の標題化合物が白色の粉末として得られた。
LC−MS(方法16B):Rt=2.66分; m/z=397(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=9.48−9.12(m,2H),8.37(s,1H),6.09(s,1H),3.65−3.57(m,1H),3.38(d,J=12.3Hz,2H),3.08(q,J=12.4Hz,2H),2.20(d,J=12.6Hz,2H),2.05−1.88(m,2H),1.72(s,6H)。
実施例392
3−(5−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、233mg(0.490mmol)の4−(3−(5−(3,3−ジフルオロシクロブチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル及び6125μL(24.50mmol)の塩酸(ジオキサン中40M)を装入した。そのバイアルを密閉し、得られた懸濁液を室温で2.5時間撹拌した。4mLのジエチルエーテルを添加し、撹拌を2時間続けた。次いで、その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3l)で集め、5mLのジエチルエーテルで2回洗浄し、真空オーブン(40℃/15mbar)の中で48時間乾燥させた。166mg(0.398mmol;理論値の81%,純度:99%)の標題化合物が白色の粉末として単離された。
LC−MS(方法16B):Rt=2.39分; m/z=377(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=11.42(br.s,1H),9.19(br.s,2H),8.35(s,1H),6.06(s,1H),3.85(pd,J=8.3,2.3Hz,1H),3.56(s,1H),3.39(d,J=12.8Hz,2H),3.25−3.00(m,6H),2.20(d,J=13.2Hz,2H),1.94(qd,J=13.2,3.6Hz,2H)。
実施例393
3−(5−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、247mg(0.490mmol)の4−(3−(5−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル及び6125μL(24.50mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を装入した。そのバイアルを密閉し、得られた懸濁液を周囲温度で2.5時間撹拌した。その反応混合物に4mLのジエチルエーテルを添加し、撹拌を2時間続けた。その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3)で集め、5mLのジエチルエーテルで2回洗浄し、真空オーブン(40℃/15mbar)の中で48時間乾燥させた。187mg(0.416mmol,理論値の85%,純度:98%)の標題化合物が白色の粉末として単離された。
LC−MS(方法16B):Rt=2.61分; m/z=405(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]11.35(br.s,1H),9.15(br.s,2H),8.33(s,1H),6.06(s,1H),3.65−3.51(m,1H),3.44−3.27(m,3H),3.08(t,J=11.7Hz,2H),2.26−1.82(m,12H)。
実施例394
3−(5−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、99mg(0.230mmol)の4−(3−(5−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル及び2875μL(11.50mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を装入した。そのバイアルを密閉し、得られた懸濁液を室温で2.5時間撹拌した。その反応混合物に4mLのジエチルエーテルを添加し、撹拌を2時間続けた。その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3l)で集め、5mLのジエチルエーテルで2回洗浄し、真空オーブン(40℃/15mbar)の中で48時間乾燥させた。85mg(0.225mmol;理論値の98%,純度:97%)の標題化合物が白色の粉末として得られた。
LC−MS(方法16B):Rt=1.91分; m/z=331(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=9.29(br.s,3H),8.38(s,1H),6.10(s,1H),4.82(s,2H),3.57(d,J=7.1Hz,1H),3.47−3.28(m,5H),3.16−3.01(m,2H),2.21(d,J=13.3Hz,2H),2.05−1.83(m,2H)。
実施例395
3−(5−(3−メトキシプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
撹拌棒が装備されている8mL容スクリューキャップバイアルの中に、105mg(0.230mmol)の4−(3−(5−(3−メトキシプロピル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル及び2875μL(11.50mmol)の塩酸(ジオキサン中4.0M)を装入した。そのバイアルを密閉し、得られた懸濁液を周囲温度で2.5時間撹拌した。4mLのジエチルエーテルを添加し、撹拌をさらに2時間続けた。次いで、その沈澱物をガラスフィルター(Pore 3)で集め、5mLのジエチルエーテルで2回洗浄し、真空オーブン(40℃/15mbar)の中で48時間乾燥させた。88mg(0.221mmol;理論値の96%,純度:99%)の標題化合物が白色の粉末として得られた。
LC−MS(方法16B):Rt=2.17分; m/z=359(M+1)+;
1H−NMR(300MHz,DMSO−d6)δ[ppm]=9.30(br.s,3H),8.34(s,1H),6.06(s,1H),3.66−3.51(m,1H),3.47−3.28(m,5H),3.24(s,3H),3.15−2.96(m,4H),2.20(d,J=12.8Hz,2H),2.10−1.85(m,4H)。
実施例396
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(37.6mg,0.1mmol)を0.4mLのDMFに溶解させ、96ディープウェルプレートの中の1eq.の2−メチルピペリジン(9.9mg,0.1mmol)に添加し、その後、HATU(57.0mg,0.15mmol)を0.4mLのDMFに溶解させた溶液及び4−メチルモルホリン(46.0mg,0.46mmol)を添加した。そのプレートを密閉し、40℃で一晩振盪し、次いで、蒸発乾燥させた。その残渣を0.6mLのTFAで処理し、室温で一晩振盪した。その混合物を蒸発乾燥させ、その粗製生成物を0.6mLのDMFで処理し、濾過し、その濾液をLC−MS(方法5A)で精製した。生成物を含んでいるフラクションを100μLの水性HCl(36%)で処理し、遠心脱水機を用いて減圧下で蒸発させ、0.6mLのDMSOに溶解させ、次いで、プールし、再度蒸発させて、最終生成物が得られた。得られた量は、6.9mg(純度89%,理論値の16%)であった。
実施例437
3−[3−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(89.9mg,177μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(670μL,4.0M,2.7mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、82.8mg(純度100%,理論値の105%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.60分; MS(ESIpos):m/z=407[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.145(0.13),1.867(0.31),1.899(0.94),1.931(1.03),1.963(0.42),2.072(0.18),2.191(1.50),2.224(1.19),2.322(0.08),2.327(0.11),2.365(0.20),2.461(0.12),2.591(0.10),2.624(10.69),2.664(0.10),2.669(0.12),2.709(0.18),3.074(0.37),3.104(1.00),3.132(1.05),3.161(0.43),3.384(1.52),3.414(1.16),3.596(0.75),3.626(0.38),3.710(0.14),3.730(0.15),3.742(0.15),3.753(0.13),3.828(0.15),3.838(0.15),3.894(16.00),4.073(1.04),4.115(1.06),6.120(0.94),7.081(0.06),7.125(1.01),7.144(2.07),7.163(1.14),7.229(1.88),7.250(2.14),7.551(0.78),7.555(0.81),7.573(1.36),7.591(0.65),7.594(0.65),8.131(0.72),8.149(0.70),9.027(0.34)。
実施例438
3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(88.5mg,179μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(670μL,4.0M,2.7mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、70.3mg(純度100%,理論値の91%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.61分; MS(ESIpos):m/z=395[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.153(0.03),−0.012(0.32),0.142(0.03),1.145(0.05),1.193(0.06),1.227(0.04),1.352(0.05),1.423(0.13),1.871(0.25),1.880(0.31),1.905(0.82),1.912(0.84),1.936(0.92),1.944(0.89),1.968(0.40),1.977(0.34),2.072(1.97),2.192(1.28),2.225(1.02),2.326(0.04),2.366(0.07),2.475(0.10),2.638(10.34),2.709(0.08),2.798(0.06),3.109(0.73),3.133(0.75),3.386(1.33),3.417(1.05),3.472(0.04),3.490(0.03),3.565(16.00),3.598(0.65),3.628(0.32),3.664(0.03),3.679(0.03),3.730(0.03),6.144(0.98),7.429(1.85),7.449(3.10),7.469(1.14),7.476(1.03),7.642(0.41),7.647(0.45),7.655(0.49),7.661(0.75),7.667(0.65),7.677(0.66),7.681(0.70),7.686(0.38),7.694(0.33),7.699(0.30),8.346(0.40),8.364(0.70),8.382(0.39),8.952(0.29),9.031(0.40),11.933(0.09)。
実施例439
3−[3−(2−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(2−クロロベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44.2mg,84.2μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(320μL,4.0M,1.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、32.3mg(純度95%,理論値の79%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.15分; MS(ESIpos):m/z=425[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.13),−0.009(1.72),0.007(1.23),0.145(0.15),1.146(0.32),1.234(0.16),1.753(0.54),1.827(0.84),1.858(1.98),1.883(2.08),1.915(0.87),2.175(2.95),2.207(2.29),2.276(0.11),2.327(0.29),2.366(0.55),2.409(1.43),2.639(0.25),2.664(0.27),2.669(0.28),2.709(0.55),3.114(1.89),3.379(3.22),3.410(2.48),3.462(0.23),3.474(0.25),3.566(1.97),3.585(0.92),3.665(0.20),3.678(0.20),3.697(0.19),3.711(0.16),4.261(16.00),4.425(0.08),5.411(0.71),5.962(0.20),6.145(0.39),7.312(0.46),7.319(0.88),7.331(4.86),7.337(3.40),7.342(5.15),7.348(3.85),7.354(6.03),7.367(1.10),7.373(0.39),7.382(0.34),7.473(3.27),7.483(4.97),7.490(3.18),7.494(4.13),7.506(2.61),7.519(0.24),8.679(0.60),8.859(0.76),11.500(0.16)。
実施例440
2−メチル−3−[3−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{2−メチル−3−[3−(2−メチルフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(104mg,211μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(790μL,4.0M,3.2mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、81.1mg(純度98%,理論値の88%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.68分; MS(ESIpos):m/z=391[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.06),−0.011(0.52),0.005(0.49),0.144(0.06),1.108(0.13),1.146(0.10),1.228(0.05),1.424(0.78),1.593(0.10),1.859(0.35),1.868(0.43),1.892(1.11),1.900(1.15),1.924(1.25),1.931(1.20),1.956(0.55),1.965(0.46),2.072(0.08),2.197(1.73),2.230(1.39),2.322(0.06),2.327(0.08),2.331(0.06),2.365(0.16),2.455(0.10),2.616(16.00),2.644(13.66),2.669(0.20),2.709(0.16),2.774(0.09),2.803(0.08),3.125(1.04),3.390(1.80),3.421(1.44),3.566(2.20),3.575(0.46),3.605(0.82),3.635(0.40),6.150(0.99),7.393(0.74),7.413(2.74),7.432(3.41),7.468(1.66),7.472(1.73),7.487(1.76),7.505(0.61),7.509(0.59),8.171(1.01),8.189(1.01),8.847(0.33),8.968(0.42),11.869(0.11)。
実施例441
3−[3−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(76.6mg,150μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(560μL,4.0M,2.2mmol)で処室温で16時間理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、56.9mg(純度97%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.72分; MS(ESIpos):m/z=411[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.17),−0.010(1.46),0.006(1.44),0.144(0.20),1.146(0.25),1.229(0.09),1.424(2.84),1.594(0.23),1.855(0.65),1.885(1.81),1.912(1.99),1.944(0.83),2.015(0.09),2.072(2.28),2.195(2.85),2.229(2.31),2.327(0.24),2.366(0.38),2.522(0.53),2.524(0.50),2.574(0.13),2.639(16.00),2.668(0.42),2.709(0.39),2.799(0.09),3.139(1.63),3.392(2.93),3.424(2.37),3.566(3.29),3.592(1.19),3.622(0.60),6.140(1.00),7.610(2.21),7.630(5.28),7.649(4.10),7.682(2.66),7.684(3.31),7.686(3.23),7.690(2.87),7.702(1.51),7.707(1.82),7.710(1.47),8.142(2.46),8.161(2.27),8.273(1.85),8.769(0.55),8.917(0.70),12.007(0.25)。
実施例442
2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−(2−メチル−5−オキソ−3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル}−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(48.5mg,89.1μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(330μL,4.0M,1.3mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、39.5mg(純度93%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.75分; MS(ESIpos):m/z=445[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.011(0.89),1.145(0.18),1.424(8.00),1.577(0.17),1.593(0.23),1.870(0.60),1.903(1.65),1.927(1.81),1.958(0.80),1.968(0.71),2.011(0.22),2.072(0.73),2.195(2.56),2.228(2.07),2.327(0.15),2.365(0.23),2.650(16.00),2.709(0.28),3.113(1.47),3.138(1.51),3.392(2.65),3.422(2.15),3.566(1.24),3.599(1.17),3.628(0.58),4.089(0.16),4.122(0.15),6.152(1.21),6.205(0.27),7.962(5.43),7.983(5.89),8.416(4.11),8.436(3.74),8.865(0.56),8.980(0.72),12.022(0.19)。
実施例443
3−[4−メチル−5−(2−メチルプロピル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[4−メチル−5−(2−メチルプロピル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(31.5mg,66.8μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(330μL,4.0M,1.3mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18;10μm;125×30mm/ 流量:45mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=10%B,4.50分=20%B,15.50分=85%B,16.00−18.50分=100%B,18.75.00−22.00分=20%B)で精製して、1,4−ジオキサンの中の塩酸を添加した後、当該生成物が得られた。得られた量は、16.5mg(純度95%,理論値の53%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.46分; MS(ESIpos):m/z=372[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.18),−0.010(1.98),0.006(1.72),0.144(0.18),0.805(0.20),0.822(0.20),0.832(0.16),0.849(0.16),0.933(15.68),0.949(16.00),0.987(0.17),1.045(0.18),1.062(0.18),1.149(0.62),1.166(0.53),1.780(0.14),1.796(0.45),1.812(0.87),1.829(1.10),1.846(0.86),1.863(0.45),1.897(0.45),1.929(1.20),1.954(1.32),1.985(0.56),2.203(1.81),2.237(1.42),2.356(13.27),2.382(0.27),2.401(0.46),2.660(3.71),2.678(3.57),2.692(0.60),2.709(0.26),3.063(0.45),3.092(1.27),3.121(1.30),3.150(0.54),3.390(1.78),3.421(1.44),3.566(2.55),3.599(0.48),3.629(0.81),3.656(0.45),3.699(0.15),6.288(0.53),8.594(0.23),8.628(0.44),8.908(0.43),9.023(0.59)。
実施例444
3−[5−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(24.0mg,44.2μmol)を1,4−ジオキサン(10mL,120mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(170μL,4.0M,660μmol)で室温で1時間処理した。溶媒を除去した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、14.0mg(純度100%,理論値の66%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.13分; MS(ESIpos):m/z=443[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.39),−0.009(3.50),0.007(3.24),0.145(0.39),1.146(0.33),1.233(0.26),1.417(0.32),1.843(0.44),1.876(1.18),1.905(1.24),1.937(0.51),2.184(1.79),2.217(1.39),2.327(0.29),2.365(0.33),2.669(0.25),2.709(0.36),3.054(0.47),3.084(1.25),3.112(1.29),3.142(0.54),3.387(1.83),3.417(1.46),3.541(0.52),3.566(1.28),3.600(0.53),3.711(0.37),3.882(0.82),3.905(16.00),3.994(0.86),4.085(0.68),4.306(9.65),6.109(0.56),7.193(0.27),7.201(0.53),7.215(4.08),7.238(4.25),7.252(0.52),7.260(0.31),8.405(2.12),8.696(0.31),8.902(0.41)。
実施例445
3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(29.5mg,59.7μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(220μL,4.0M,890μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、16.3mg(純度99%,理論値の62%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.55分; MS(ESIpos):m/z=395[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.862(0.39),1.894(1.19),1.926(1.32),1.957(0.55),2.190(1.89),2.222(1.49),2.365(0.21),2.574(16.00),2.709(0.21),3.073(0.47),3.102(1.28),3.132(1.31),3.161(0.54),3.384(1.84),3.413(1.47),3.565(5.51),3.585(1.01),3.616(0.49),4.510(0.33),6.048(2.05),7.461(1.25),7.481(2.84),7.499(1.77),7.506(1.59),7.512(1.27),7.534(1.36),7.683(0.61),7.697(1.06),7.717(0.98),7.731(0.44),7.735(0.41),8.180(0.85),8.184(0.88),8.199(1.67),8.202(1.70),8.218(0.88),8.222(0.84),8.921(0.34),9.019(0.48)。
実施例446
3−[3−(4−ヒドロキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[3−(4−ヒドロキシベンジル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(74.8mg,148μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(550μL,4.0M,2.2mmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18;10μm;125×30mm/ 流量:50mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−5.00分=10%B,6.50分=20%B,17.0−19.75分=100%B,19.75.00−23.00分=90%B)で精製して、1,4−ジオキサンの中の塩酸を添加した後、当該生成物が得られた。得られた量は、31.5mg(純度100%,理論値の48%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.67分; MS(ESIpos):m/z=407[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.05),−0.010(0.48),0.006(0.48),0.144(0.05),1.146(0.08),1.861(0.30),1.891(0.84),1.917(0.90),1.948(0.39),2.193(1.28),2.226(1.03),2.327(0.07),2.366(0.11),2.633(8.03),2.709(0.13),3.093(0.53),3.124(1.03),3.154(0.60),3.388(1.38),3.420(1.11),3.564(0.32),3.592(0.59),3.622(0.29),3.670(0.08),3.739(0.06),3.853(16.00),4.032(0.07),5.753(1.12),6.124(0.63),7.116(3.63),7.139(3.78),8.119(2.40),8.141(2.26),8.937(0.24),11.871(0.07)。
実施例447
3−[5−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[5−(3−フルオロ−4−メトキシベンジル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(10.5mg,20.0μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に溶解させ、1,4−ジオキサンの中の塩酸(75μL,4.0M,300μmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、9.80mg(純度92%,理論値の98%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.91分; MS(ESIpos):m/z=425[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(0.55),−0.009(5.23),0.007(4.36),0.145(0.58),1.146(0.78),1.234(0.58),1.250(0.41),1.266(0.44),1.416(11.24),1.833(0.73),1.862(1.86),1.893(1.95),1.922(0.84),1.977(0.38),2.183(2.82),2.215(2.24),2.322(0.44),2.327(0.61),2.331(0.44),2.365(1.02),2.523(1.54),2.665(0.55),2.669(0.67),2.709(1.07),3.056(0.75),3.086(2.00),3.114(2.09),3.145(0.93),3.387(3.22),3.419(2.47),3.480(0.64),3.567(1.83),3.599(1.60),3.707(7.23),3.732(6.94),3.998(0.41),4.090(0.38),4.236(0.41),4.261(16.00),6.113(0.67),7.124(0.61),7.145(5.98),7.153(5.58),7.158(7.67),7.173(0.52),7.254(2.70),7.287(2.82),8.361(0.44),8.389(1.92),8.615(0.64),8.830(0.84)。
実施例448
3−[4−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン酢酸塩
4−{3−[4−(2−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(140mg,285μmol)を1,4−ジオキサン(5.6mL)に溶解させ、水の中の臭化水素酸(32μL,48%,280μmol)で室温で16時間処理した。その混合物を逆相HPLC(方法:カラム:Reprosil C18;10μm;125×30mm/ 流量:45mL/分/ 溶媒:A=水(0,1%ギ酸)、B=アセトニトリル/ 勾配:0.00−4.25分=10%B,4.50分=20%B,15.50分=85%B,16.00−18.50分=100%B,18.75.00−22.00分=20%B)で精製して、酢酸を添加し、溶媒を除去した後、当該生成物が得られた。得られた量は、47.4mg(純度100%,理論値の37%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=1.18分; MS(ESIpos):m/z=392[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.147(0.27),1.813(0.56),1.842(1.39),1.869(1.60),1.908(12.50),2.072(0.20),2.208(2.06),2.240(1.69),2.327(0.28),2.365(0.44),2.464(16.00),2.669(0.30),2.709(0.37),3.072(1.35),3.101(2.41),3.132(1.55),3.309(3.65),3.397(3.25),3.430(2.44),3.513(0.87),3.542(1.23),3.570(0.67),5.995(2.28),7.269(2.15),7.278(2.71),7.284(3.25),7.292(5.23),7.300(3.60),7.559(4.38),7.681(1.49),7.690(1.63),7.703(1.28),8.180(2.13),8.369(3.50)。
実施例449
7−(ピペリジン−4−イル)−3−(プロパ−1−エン−2−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(124mg,329μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,2.1mL)と一緒に室温で一晩撹拌した。その混合物をジエチルエーテル(10mL)及びメタノール(0.5mL)と一緒に撹拌した後、濾過した。回収した固体から標題化合物が得られた。得られた量は、71.3mg(純度100%,理論値の73%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.57分; MS(ESIpos):m/z=259[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:11.88(bs,1H),8.93(bs,1H),8.84−8.66(m,1H),(7.85,7.61,s×2,1H),(5.76,5.64,s×2,1H),3.59−3.25(m,3H),3.17−3.01(m,2H),2.26−1.76(m×2,6H),(1.37,1.11,s×2,3H)。
実施例450
3−(5−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−4−イル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
化合物4−[3−(5−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−4−イル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(7.50mg,15.3μmol)を塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,2.0mL)と一緒に室温で2時間撹拌した。その混合物を水で稀釈し、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、7.00mg(純度95%,定量的)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.72分; MS(ESIpos):m/z=392[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:11.33(s,1H),8.80−8.69(m,1H),8.55−8.41(m,1H),8.21(s,1H),7.96−7.92(m,2H),7.56−7.47(m,3H),5.95(s,1H),3.59(t,1H),3.43(d,2H),3.13(q,2H),2.56(s,3H),2.25(d,2H),1.89(q,2H)。
実施例451
3−(シクロペンチルカルボニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
アセトニトリル(23mL)の中の4−[3−(シクロペンチルカルボノイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(147mg,355μmol)と塩酸(1N水溶液,23mL)の混合物を40℃で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を凍らせ、凍結乾燥させた。塩化アンモニウムが存在していたので、当該物質を水に溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、塩酸(1N水溶液,3.0mL)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、109mg(純度100%,理論値の87%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.50分; MS(ESIpos):m/z=315[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:11.33(bs,1H),8.98(bs,1H),8.80(bs,1H),8.48(s,1H),6.03(s,1H),3.61−3.46(m,2H),3.38(d,2H),3.08(t,2H),2.17(d,2H),1.95−1.82(m,4H),1.80−1.69(m,2H),1.68−1.56(m,4H)。
実施例452
3−(2−メチルブタノイル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
アセトニトリル(11mL)の中の4−[3−(2−メチルブタンイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(144mg,359μmol)と塩酸(1N水溶液,11mL)の混合物を40℃で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を凍らせ、凍結乾燥させた。塩化アンモニウムが存在していたので、当該物質を水に溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、塩酸(1N水溶液,3.0mL)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、105mg(純度100%,理論値の86%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.47分; MS(ESIpos):m/z=303[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:11.35(bs,1H),8.87(bs,1H),8.67(bs,1H),8.50(s,1H),6.04(bs,1H),3.58−3.46(m,1H),3.39(d,2H),3.24−3.03(m,1H),3.09(t,2H),2.17(d,2H),1.87(q,2H),1.75−1.62(m,1H),1.42(sept,1H),1.08(d,3H),0.86(t,3H)。
実施例453
3−(シクロプロピルカルボニル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
アセトニトリル(3.4mL)の中の4−[3−(シクロプロピルカルボノイミドイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(44.0mg,114μmol)と塩酸(1N水溶液,3.4mL)の混合物を40℃で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させ、塩酸(1N水溶液,2.0mL)に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、32.0mg(純度93%,理論値の81%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.51分; MS(ESIpos):m/z=287[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:11.29(bs,1H),8.88(bs,1H),8.79−8.53(m,1H),8.64(s,1H),6.05(bs,1H),3.54(t,1H),3.45−3.29(d,2H,水のシグナルの下),3.09(q,2H),2.75−2.59(m,1H),2.18(d,2H),1.87(q,2H),1.03−0.95(m,4H)。
実施例454
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸メチル(50.0mg,113μmol)をアセトニトリル(5.0mL)に溶解させた溶液に、塩酸(1N水溶液,5.0mL)を添加した。その混合物を40℃で一晩撹拌した。その物質を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、36.0mg(純度95%,理論値の80%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.65分; MS(ESIpos):m/z=345[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.009(5.09),0.007(4.66),1.776(0.28),1.813(0.76),1.843(0.88),1.871(0.38),2.129(1.35),2.165(1.09),3.073(0.31),3.102(0.88),3.132(0.90),3.160(0.38),3.371(1.49),3.402(1.14),3.455(0.36),3.485(0.62),3.515(0.33),3.817(16.00),6.188(0.76),8.547(0.19),8.792(0.28),12.008(0.26)。
実施例455
2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(50.0mg,115μmol)をアセトニトリル(2.0mL)に溶解させた溶液に、塩酸(1N水溶液,1.0mL)を添加した。その混合物を40℃で一晩撹拌し、その後、凍結乾燥させた。次いで、その物質を分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製し、その生成物のフラクションを合して凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、23.6mg(純度100%,理論値の55%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.72分; MS(ESIpos):m/z=337[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.009(1.10),0.007(0.99),1.253(3.77),1.271(8.60),1.289(3.90),1.798(0.25),1.831(0.77),1.863(0.83),1.894(0.33),2.167(1.18),2.200(0.97),2.512(16.00),3.025(0.27),3.054(0.71),3.081(0.74),3.109(0.32),3.372(1.25),3.404(1.05),3.450(0.61),3.472(0.30),3.480(0.31),4.246(1.01),4.264(3.30),4.281(3.26),4.299(0.99),5.917(0.77),8.641(0.19),8.895(0.24),11.512(0.43)。
実施例456
3−(2,2−ジメチルプロパノイル)−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−[3−(2,2−ジメチルプロパノイル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(68.5mg,純度81%,137μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,340μL)の混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を水/アセトニトリルに溶解させ、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。その生成物のフラクションを合して蒸発させて、標題化合物が得られた。得られた量は、16.3mg(純度100%,理論値の35%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.76分; MS(ESIpos):m/z=303[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.009(1.41),0.007(0.86),1.292(16.00),1.617(0.09),1.650(0.29),1.653(0.29),1.681(0.32),1.714(0.13),2.006(0.43),2.037(0.36),2.798(0.24),2.829(0.47),2.860(0.27),3.189(0.66),3.220(0.73),5.971(1.17),8.236(0.62),8.501(1.44)。1つのプロトンが認識されず、水のピークの下にあると考えられる。
実施例457
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50.0mg,116μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,500μL)の混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を水(5.0mL)で稀釈し、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、42.0mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.25分; MS(ESIpos):m/z=331[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.007(6.07),1.787(2.71),1.796(3.04),1.827(8.53),1.855(9.27),1.885(3.94),1.893(3.45),2.132(13.21),2.165(10.58),3.071(3.20),3.098(8.45),3.127(9.11),3.157(4.02),3.367(16.00),3.400(11.73),3.459(3.53),3.488(6.15),3.517(3.28),6.171(6.97),8.631(2.87),8.840(3.53),11.369(1.39),13.354(1.23)。
実施例458
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(85.0mg,185μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,1.0mL)の混合物を室温で2時間撹拌した。その反応混合物を凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、74.0mg(純度95%,理論値の96%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.74分; MS(ESIneg):m/z=357[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.265(7.13),1.282(16.00),1.300(7.28),1.804(0.48),1.836(1.46),1.868(1.59),1.901(0.64),2.123(2.30),2.156(1.82),3.064(0.54),3.093(1.51),3.122(1.59),3.151(0.68),3.364(2.70),3.395(1.96),3.457(0.68),3.487(1.22),3.507(0.85),4.298(1.89),4.315(6.23),4.333(6.15),4.351(1.89),6.183(1.51),8.738(0.37),8.907(0.62),11.876(0.32)。
実施例459
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル(98.0mg,207μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,1.0mL)の混合物を室温で2時間撹拌した。その反応混合物を凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、85.0mg(純度99%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.82分; MS(ESIneg):m/z=371[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.902(6.97),0.920(16.00),0.939(7.64),1.652(0.57),1.669(2.36),1.687(4.68),1.705(4.60),1.722(2.20),1.740(0.51),1.803(0.45),1.813(0.55),1.845(1.54),1.869(1.68),1.901(0.72),1.909(0.63),2.124(2.39),2.157(1.89),3.064(0.55),3.092(1.51),3.121(1.59),3.147(0.68),3.364(2.67),3.394(2.00),3.461(0.93),3.473(0.81),3.489(1.46),3.517(0.67),4.221(3.95),4.238(8.36),4.255(3.86),6.188(1.51),8.766(0.51),8.909(0.68),11.802(0.34)。
実施例460
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル(73.0mg,155μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,1.0mL)の混合物を室温で2時間撹拌した。その反応混合物を凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、63.0mg(純度98%,理論値の98%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.82分; MS(ESIneg):m/z=371[M−H−xHCl]−;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.010(0.37),0.006(0.34),1.303(15.90),1.318(16.00),1.796(0.23),1.804(0.29),1.829(0.77),1.835(0.80),1.860(0.88),1.867(0.86),1.892(0.38),1.901(0.33),2.123(1.25),2.156(1.00),3.064(0.30),3.093(0.78),3.121(0.83),3.150(0.36),3.364(1.36),3.396(1.05),3.459(0.35),3.488(0.62),3.507(0.31),3.517(0.30),5.087(0.06),5.103(0.40),5.118(1.07),5.134(1.47),5.150(1.06),5.165(0.39),5.180(0.07),6.194(0.77),8.733(0.26),8.889(0.37),11.640(0.14)。
実施例461
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロプロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロプロピル(83.5mg,184μmol)を1,4−ジオキサン(160μL,1.9mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(690μL,4.0M,2.8mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、72.3mg(純度100%,理論値の101%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.51分; MS(ESIpos):m/z=355[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.12),−0.009(1.03),0.006(1.01),0.145(0.11),1.146(0.20),1.664(4.34),1.712(8.68),1.760(3.97),1.830(1.18),1.861(1.27),2.072(0.29),2.140(2.19),2.174(1.79),2.327(0.18),2.365(0.30),2.437(16.00),2.597(0.15),2.669(0.18),2.709(0.30),3.095(1.35),3.363(2.34),3.394(1.85),3.475(0.58),3.505(1.01),3.536(0.54),3.566(3.33),4.521(2.38),4.555(4.72),4.588(2.22),4.852(0.21),4.869(0.14),4.887(0.24),5.970(1.17),8.899(0.32),11.332(0.61)。
実施例462
3−[(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル)カルボニル]−7−(ピペリジン−4−イル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5(4H)−オン塩酸塩
4−{3−[(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル)カルボニル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(35.5mg,80.0μmol)を1,4−ジオキサン(72μL,840μmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(300μL,4.0M,1.2mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、30.2mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.49分; MS(ESIpos):m/z=344[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.06),−0.010(0.63),0.006(0.63),0.145(0.08),0.922(0.08),1.081(16.00),1.146(0.13),1.236(0.11),1.414(0.06),1.594(0.12),1.653(0.49),1.671(0.91),1.688(0.53),1.777(0.48),1.794(0.87),1.812(0.55),1.858(0.82),1.890(0.89),1.920(0.36),2.072(0.06),2.161(1.34),2.194(1.08),2.327(0.09),2.365(0.18),2.669(0.10),2.709(0.19),3.060(0.59),3.087(1.04),3.119(0.59),3.259(1.95),3.372(1.44),3.404(1.19),3.460(1.53),3.495(0.42),3.524(0.74),3.542(0.70),3.558(1.16),3.566(2.39),3.576(0.55),3.797(0.49),3.815(0.86),3.832(0.48),5.995(0.97),8.141(0.31),8.198(1.11),8.255(1.17),8.752(0.17),8.944(0.19),10.913(0.19),10.945(0.18)。
実施例463
5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロプロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロプロピル(70.3mg,160μmol)を1,4−ジオキサン(140μL,1.7mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(600μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、58.3mg(純度100%,理論値の97%)であった。
LC−MS(方法1B):Rt=0.45分; MS(ESIpos):m/z=341[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.31),−0.010(2.53),0.007(2.43),0.144(0.27),1.147(0.43),1.413(0.16),1.670(7.97),1.718(16.00),1.766(7.25),1.813(0.82),1.846(2.35),1.877(2.66),1.908(1.08),2.072(1.29),2.153(3.84),2.187(3.11),2.322(0.29),2.327(0.35),2.332(0.31),2.365(0.72),2.669(0.39),2.709(0.74),3.057(1.45),3.085(2.82),3.114(1.63),3.373(4.11),3.404(3.33),3.495(0.88),3.523(1.45),3.548(0.86),3.566(6.48),4.507(4.37),4.541(8.70),4.574(4.01),4.847(0.45),4.883(0.49),4.902(0.18),4.921(0.22),6.047(1.19),8.276(3.27),8.707(0.49),8.894(0.57),11.764(0.55)。
実施例464
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3−フルオロプロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3−フルオロプロピル(83.5mg,191μmol)を1,4−ジオキサン(170μL,2.0mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(720μL,4.0M,2.9mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、58.2mg(純度100%,理論値の82%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.99分; MS(ESIpos):m/z=337[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.150(0.40),−0.009(3.41),0.007(3.23),0.145(0.42),1.147(0.34),1.282(0.21),1.595(0.24),1.769(0.35),1.801(1.01),1.833(1.12),2.036(0.37),2.051(1.36),2.066(2.11),2.081(1.42),2.097(0.45),2.103(0.44),2.118(1.46),2.133(3.28),2.148(2.68),2.175(1.49),2.322(0.20),2.327(0.30),2.331(0.21),2.366(0.41),2.427(16.00),2.523(0.61),2.587(0.17),2.665(0.23),2.669(0.30),2.674(0.23),2.709(0.41),3.097(1.12),3.366(1.90),3.397(1.50),3.470(0.48),3.500(0.89),3.530(0.44),3.567(1.94),4.333(2.72),4.349(5.66),4.365(2.68),4.500(1.76),4.514(3.40),4.529(1.70),4.618(1.74),4.633(3.38),4.647(1.68),5.940(1.55),8.577(0.22),8.786(0.29),11.328(0.65)。
実施例465
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロエチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸2,2−ジフルオロエチル(86.0mg,195μmol)を1,4−ジオキサン(2.4mL,28mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(730μL,4.0M,2.9mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、72.8mg(純度100%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=0.98分; MS(ESIpos):m/z=341[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.15),−0.011(1.25),0.005(1.14),0.143(0.14),1.281(0.17),1.299(0.08),1.412(0.35),1.593(0.41),1.677(0.22),1.680(0.40),1.683(0.23),1.805(0.31),1.814(0.38),1.839(1.03),1.846(1.05),1.870(1.16),1.878(1.12),1.902(0.49),1.911(0.42),2.133(1.64),2.166(1.32),2.267(0.09),2.327(0.08),2.366(0.12),2.431(16.00),2.590(0.10),2.709(0.10),3.081(0.99),3.356(1.76),3.387(1.39),3.473(0.46),3.503(0.82),3.532(0.41),3.566(7.39),4.489(1.24),4.498(1.34),4.526(2.55),4.535(2.62),4.563(1.26),4.572(1.17),4.647(0.08),5.954(1.37),6.258(0.39),6.267(0.81),6.276(0.36),6.395(0.75),6.404(1.63),6.413(0.76),6.533(0.34),6.542(0.73),6.551(0.36),8.877(0.31),8.980(0.39),11.543(0.46)。
実施例466
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3,3,3−トリフルオロプロピル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸3,3,3−トリフルオロプロピル(75.0mg,159μmol)を1,4−ジオキサン(1.9mL,22mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(600μL,4.0M,2.4mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、57.0mg(純度100%,理論値の88%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.12分; MS(ESIpos):m/z=373[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.152(0.12),−0.011(1.03),0.143(0.11),1.146(0.06),1.264(0.03),1.281(0.07),1.299(0.03),1.593(0.04),1.816(0.32),1.847(0.94),1.875(1.03),1.905(0.42),2.072(0.04),2.131(1.52),2.164(1.22),2.258(0.08),2.327(0.06),2.366(0.10),2.422(16.00),2.582(0.10),2.669(0.06),2.710(0.09),2.780(0.27),2.795(0.57),2.808(0.99),2.823(1.64),2.838(1.43),2.852(1.60),2.867(1.00),2.880(0.53),2.895(0.28),3.048(0.78),3.075(1.52),3.080(1.51),3.108(0.89),3.352(1.71),3.384(1.36),3.468(0.45),3.497(0.83),3.527(0.41),3.566(2.74),4.277(0.03),4.294(0.03),4.445(2.34),4.460(4.57),4.475(2.28),5.937(2.16),8.958(0.23),11.379(0.08)。
実施例467
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル塩酸塩
3 プロピル 7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボキシレート(78.3mg,187μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(700μL,4.0M,2.8mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、49.2mg(純度100%,理論値の74%)であった。
LC−MS(方法11B):Rt=0.85分; MS(ESIpos):m/z=319[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.21),−0.010(1.79),0.006(1.69),0.144(0.22),0.765(0.05),0.906(4.55),0.924(10.38),0.943(5.04),1.072(0.14),1.079(0.06),1.089(0.27),1.107(0.13),1.146(0.13),1.412(0.05),1.594(0.05),1.658(0.38),1.676(1.60),1.693(3.17),1.712(3.10),1.729(1.51),1.747(0.35),1.827(0.82),1.856(0.88),1.887(0.35),2.072(0.06),2.137(1.59),2.170(1.29),2.263(0.08),2.327(0.11),2.331(0.08),2.365(0.17),2.427(16.00),2.523(0.26),2.525(0.27),2.570(0.09),2.579(0.08),2.585(0.13),2.664(0.09),2.669(0.12),2.673(0.09),2.709(0.18),3.054(0.73),3.085(1.52),3.117(0.85),3.358(1.72),3.391(1.50),3.469(0.48),3.498(0.87),3.528(0.44),3.566(1.60),4.184(2.58),4.201(5.36),4.217(2.53),5.929(1.63),8.857(0.20),11.258(0.10)。
実施例468
2−メチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸tert−ブチル塩酸塩
7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−メチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸tert−ブチル(82.5mg,191μmol)を1,4−ジオキサン(2.0mL,23mmol)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(720μL,4.0M,2.9mmol)で室温で16時間処理した。溶媒を除去し、アセトニトリルを添加し、生じた沈澱物を濾過し、アセトニトリルで洗浄した。減圧下で乾燥させた後、その残渣をメタノールに溶解させ、PL−HCO3 MP−カラムで濾過し、減圧下で乾燥させた。その残渣を1,4−ジオキサン(5.0mL)に添加し、1,4−ジオキサンの中の塩酸(200μL,4.0M)で処理した。減圧下で乾燥させて、当該生成物が得られた。得られた量は、25.8mg(純度95%,理論値の35%)であった。
LC−MS(方法10B):Rt=1.22分; MS(ESIpos):m/z=333[M+H]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.151(0.09),−0.010(0.79),0.007(0.76),0.145(0.09),0.853(0.01),1.146(0.05),1.234(0.11),1.384(0.06),1.412(0.02),1.545(16.00),1.701(0.06),1.778(0.11),1.810(0.32),1.841(0.34),1.868(0.14),2.135(0.50),2.168(0.41),2.235(0.03),2.323(0.03),2.327(0.04),2.331(0.03),2.366(0.06),2.398(5.62),2.523(0.11),2.525(0.11),2.586(0.02),2.664(0.04),2.669(0.05),2.673(0.03),2.709(0.06),3.056(0.22),3.087(0.45),3.117(0.26),3.361(0.57),3.393(0.47),3.461(0.17),3.490(0.28),3.520(0.14),3.566(10.63),3.665(0.03),3.669(0.02),3.680(0.03),3.698(0.03),3.707(0.02),3.712(0.03),3.732(0.02),3.743(0.02),3.754(0.02),4.328(0.02),5.929(0.72),7.481(0.04),7.500(0.08),7.519(0.06),7.605(0.03),7.608(0.02),7.623(0.04),7.642(0.01),7.932(0.07),7.935(0.08),7.953(0.07),8.683(0.05),8.825(0.06),10.658(0.06)。
実施例469
2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸(50.0mg,122μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,2.0mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、ジエチルエーテルに懸濁させた。その固体を濾過し、次いで、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、35.6mg(純度100%,理論値の84%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.21分; MS(ESIpos):m/z=309[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(500MHz,酸化重水素)δ[ppm]:−0.014(2.48),1.874(0.68),1.899(2.03),1.923(2.03),1.946(0.90),2.393(2.70),2.421(2.48),2.502(16.00),3.196(1.58),3.221(2.93),3.246(1.58),3.503(0.90),3.527(1.35),3.550(0.90),3.587(2.93),3.612(2.70),4.576(0.68),4.579(0.68),4.600(0.68),4.610(0.90),4.621(0.90),4.872(1.13),4.874(1.13),4.895(0.68),4.902(0.68),4.910(0.68),6.004(5.18)。
実施例470
2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロピル(84.6mg,188μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,1.0mL)の混合物を室温で4時間撹拌した。その反応混合物を濃縮し、ジエチルエーテルに懸濁させた。その固体を濾過し、次いで、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、26.9mg(純度100%,理論値の37%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.80分; MS(ESIpos):m/z=351[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:0.912(3.28),0.931(6.89),0.949(3.70),1.648(0.42),1.665(1.45),1.682(2.70),1.700(2.69),1.718(1.40),1.734(0.39),1.814(0.53),1.846(1.46),1.878(1.58),1.906(0.69),2.137(0.49),2.168(2.22),2.200(1.85),2.519(16.00),2.617(0.29),3.068(1.64),3.371(2.43),3.402(2.07),3.452(1.14),3.471(0.56),3.480(0.62),4.172(2.26),4.188(4.27),4.205(2.20),5.924(1.56),8.669(0.29),8.691(0.36),8.700(0.35),8.705(0.36),8.708(0.35),8.710(0.35),8.722(0.35),8.727(0.35),8.729(0.34),8.742(0.32),8.750(0.31),8.905(0.35),8.925(0.45),8.931(0.44),8.942(0.42),8.953(0.41),8.962(0.38),8.971(0.34),8.978(0.30),11.410(0.32),11.414(0.34),11.422(0.33),11.428(0.34),11.438(0.32),11.451(0.28)。
実施例471
2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル塩酸塩
1,4−ジオキサン(1.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−(メチルスルファニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸プロパン−2−イル(35.1mg,77.9μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,1.0mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、ジエチルエーテルに懸濁させた。その固体を濾過し、分取HPLC(勾配 アセトニトリル/水(0.1%ギ酸含有))で精製した。当該生成物を含んでいるフラクションを合し、塩酸(1N水溶液)で稀釈し、濃縮して、標題化合物が得られた。得られた量は、14.9mg(純度100%,理論値の49%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.79分; MS(ESIpos):m/z=351[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:1.304(15.93),1.319(16.00),1.853(0.96),1.884(1.04),1.916(0.42),2.158(1.48),2.191(1.21),3.028(0.71),3.058(1.43),3.089(0.81),3.363(1.66),3.394(1.35),3.450(0.81),3.480(0.40),5.073(0.43),5.089(1.16),5.104(1.59),5.120(1.15),5.136(0.43),5.918(1.52),8.979(0.17)。
実施例472
2−エチル−5−オキソ−7−(ピペリジン−4−イル)−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル塩酸塩
1,4−ジオキサン(2.0mL)の中の7−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−2−エチル−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−カルボン酸エチル(43.0mg,103μmol)と塩酸(1,4−ジオキサンの中の4N溶液,2.0mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を濃縮し、水に溶解させ、凍結乾燥させて、標題化合物が得られた。得られた量は、38.0mg(純度95%,理論値の99%)であった。
LC−MS(方法8B):Rt=0.70分; MS(ESIpos):m/z=319[M+H−xHCl]+;
1H−NMR(400MHz,DMSO−d6)δ[ppm]:−0.009(1.65),0.007(1.30),1.146(0.26),1.191(6.98),1.210(15.99),1.229(7.34),1.265(7.02),1.283(16.00),1.300(7.19),1.787(0.53),1.820(1.44),1.843(1.57),1.875(0.68),2.150(2.19),2.183(1.80),2.366(0.45),2.710(0.45),2.821(1.79),2.839(5.50),2.858(5.39),2.877(1.66),3.067(1.07),3.095(2.06),3.126(1.21),3.366(2.51),3.397(2.02),3.461(0.69),3.491(1.29),3.566(0.58),3.592(1.09),3.684(0.31),3.699(0.30),3.732(0.35),4.018(0.21),4.266(1.93),4.284(6.30),4.302(6.25),4.319(1.93),4.645(0.42),5.933(2.86),8.778(0.27)。
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物の薬理学的効果は、以下のアッセイにおいて示すことができる。
B−1. Biacoreアッセイ
アッセイの説明: 表面プラズモン共鳴プラスミノーゲンInh.
定義
本明細書で使用される「表面プラズモン共鳴」という用語は、例えば、Biacore(登録商標)システム(GE Healthcare Biosciences, Uppsala, Sweden)を用いて、バイオセンサー基質内における生体分子の可逆的会合のリアルタイムでの分析を可能とする光学的現象を意味する。Biacore(登録商標)は、表面プラズモン共鳴(SPR)の光学特性を用いて、溶液中の分子が表面上に固定化された標的と相互作用すると変化する緩衝液の屈折率における変動を検出するものである。即ち、タンパク質がデキストラン基質に既知濃度で共有結合されており、そのタンパク質に対するリガンドをデキストラン基質から注入する。センサーチップ表面の反対側に向かう近赤外線が反射され、さらに金膜でエバネセント波を誘導し、そそれによって次に、共鳴角と称される特定の角度で反射光に強度減少が生じる。センサーチップ表面の屈折率が変わると(例えば、表面に結合したタンパク質への化合物結合により)、共鳴角に変化が起こる。この角度変化を測定することができる。これらの変化は、センサーグラムのy軸方向で時間に関して示され、それは生体反応の会合及び解離を描くものである。詳細な説明については、以下のものを参照されたい:Joensson U et al., 1993 Ann Biol Clin.;51(1):19−26.; Johnsson B et al, Anal Biochem. 1991;198(2):268−77.; Day Y et al, Protein Science, 2002;11, 1017−1025; Myskza DG, Anal Biochem., 2004; 329, 316−323。
本明細書で使用される「KD」という用語は、特定の化合物/標的タンパク質複合体の解離定数を意味するものである。
生物学的活性
本発明化合物の生物学的活性(例えば、プラスミノーゲンの阻害剤として)は、下記実施例に記載されているアッセイ、例えば、実施例1に記載されている表面プラズモン共鳴(SPR)実験を用いて、測定することができる。SPRアッセイにおいて所与の化合物が示す活性のレベルは、KD値を用いて定義することができる。
実施例1
本発明の化合物がヒトプラスミノーゲンタンパク質に結合する能力を、表面プラズモン共鳴(SPR)を用いて求めることができる。KD値は、Biacore(登録商標)T200又はBiacore(登録商標)4000装置(GE Healthcare, Uppsala, Sweden)を用いて測定することができる。
組換えヒトプラスミノーゲンクリングル1ドメインタンパク質のクローニング、発現及び精製は、公開されている方法(Menhart et al, Biochemistry, 1991, 30, 1948−1957)に基づくプロトコールで次のように変更を加えたものに従って行う。即ち、アミノ酸配列MKYLLPTAAAGLLLLAAQPAMAHHHHHHHHHHMDYDIPTTENLYFQG、次にヒトプラスミノーゲンクリングル1ドメインタンパク質配列アミノ酸101から181(Uniprot acc no P00747に基づく番号付け)及び停止コドンをコードする大腸菌(E. coli)発現構築物を合成し(GeneArt, Regensburg, Germany)、修飾pET22bベクター(Novagen, Darmstadt, Germany)にクローニングして大腸菌(E. coli)における周辺質発現及びデカ−ヒスチジン標識を用いる固定化金属イオンアフィニティクロマトグラフィーができるようにする。大腸菌(E. coli)BL21DE3細胞(Novagen)をトランスフォームし、増殖させ、回収し、50mM Tris pH8及び500mMショ糖を含む緩衝液を用いて周辺質画分を放出させる(Menhart et al, Biochemistry, 1991, 30, 1948−1957から変更)。次に、周辺質画分を8μm、3μm及び1.2μm硝酸セルロースフィルター(Sartorius Stedim, Goettingen, Germany)を用いて順次濾過し、濾液について、製造者の説明書に従ってNi−セファロースHPクロマトグラフィー(GE Healthcare)を行う。次に、得られた溶出物について、緩衝液(100mMリン酸ナトリウムpH8、300mM NaCl)で平衡としたDesalting Hi Prep 26/10カラム(GE Healthcare)と、次に製造者の説明書によるリジンセファロース4B(GE Healthcare)クロマトグラフィー段階を行う。濃度約0.5mg/mLの高精製タンパク質の得られた分画を、緩衝液(100mMリン酸ナトリウムpH8、300mM NaCl)に対して緩衝液交換し、−80℃で貯蔵する。
SPR測定を行うには、標準的なアミンカップリングを用いて組換えヒトプラスミノーゲンクリングル1タンパク質を固定化する(Johnsson B et al, Anal Biochem. 1991 Nov 1;198(2):268−77)。即ち、カルボキシメチル化デキストランバイオセンサーチップ(CM5、GE Healthcare)を、供給者の説明書に従ってN−エチル−N′−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド塩酸塩(EDC)及びN−ヒドロキシコハク酸イミド(NHS)で活性化する。精製組換えヒトプラスミノーゲンクリングル1タンパク質を10mM酢酸ナトリウムpH4.5で希釈して10μg/mLとし、活性化チップ表面に注入した。次に、1Mエタノールアミン−HCl(GE Healthcare)を注入して、未反応基をブロックして、固定化タンパク質の約400応答単位(RU)とする。NHS−EDC及びエタノールアミン−HClで処理することで、基準表面を作る。化合物を1体積%酢酸水溶液に溶かして20mMの濃度とし、次に100%ジメチルスルホキシド(DMSO、Sigma−Aldrich, Germany)1体積を加えて、化合物濃度10mMとし、次にランニング緩衝液(PBS pH7.4、0.05体積%界面活性剤P−20(GE Healthcare)、1体積%DMSO)で希釈する。アフィニティ測定を行うには、化合物の5倍連続希釈液(0.64nMから10μM)を固定化タンパク質上に注入する。得られたセンサーグラムは、基準表面とブランク注入に対して二重参照される。二重参照定常状態応答を試験化合物濃度に対してプロットし、等式「応答=Rmax*[化合物]/([化合物]+KD)+オフセット」を用いてフィットさせる。パラメータRmax(飽和応答)、KD(解離定数)及びオフセットパラメータは、Biacore(登録商標)評価ソフトウェア(GE Healthcare)で実行される非線形最小二乗を用いて計算される。
B−2. 血漿に基づく血塊溶解アッセイ(5%)
血塊溶解試験系はイン・ビトロでの血塊形成及び分解の動態を構成するものであり、選択された試験化合物によるそのプロセスの変化を定量することが可能となる。
試験化合物を1%酢酸で希釈し、さらに等体積のDMSOを補充する。得られた原液を0.5%酢酸/50%DMSOで連続希釈した。これら溶液1μLずつを384ウェルマイクロプレート(Greiner、黒色、透明底)に入れ、次に希釈クエン酸処理ヒト血漿(血小板不足、最終濃度:5%;フィブリノゲン補充、最終濃度:3μM;希釈緩衝液:20mM HEPES、150mM NaCl、0,01%Brij(pH7))30μLを加えた。CaCl
2(最終濃度:10mM)20μL、及び希釈緩衝液中のtPA(組織プラスミノーゲン活性化物質、最終濃度:0.2nM)を加えることで反応を開始し、次に混合を改善するために追加の希釈緩衝液20μLを加えた。反応液を37℃でインキュベートした。血塊の形成及び分解を、405nmでの動的光学密度測定によって分光光度的にモニタリングした。得られた経時変化をブランク対照反応の経時変化と比較することで、IC50値を求めた。
B−3. 血漿に基づく血塊溶解アッセイ(85%)
血塊形成とそれに続く血塊溶解(線維素溶解)の誘発のため、組織因子(1pM)及び組織プラスミノーゲン活性化物質(tPA、0.04μM)の混合物を、ヒト血漿に加えた(最終濃度85%)。試験化合物又は生理食塩水対照を、同時にTF及びtPAに加えた。機能活性をCaCl2(12.5mM)で誘発し、405nM(OD405)での光学密度を測定することでモニタリングした。線維素溶解を最大血塊形成後の相対的OD低下として評価した(Sperzel M、Huetter J, 2007, J Thromb Haemost 5(10):2113−2118)。
B−4. トロンボエラストメトリー(thrombelastometry)
全血トロンボエラストメトリー(thrombelastometry)測定を行って、例えばROTEM(登録商標)システム(Tem International GMBH, Munich, Germany)を用いて、化合物が線維素溶解を阻害し、血塊の堅さを向上させる能力を確認する(血漿に基づくアッセイにある方法で)。ROTEM(登録商標)システムは、鬱血に関する情報を提供する診断(粘弾性)技術である。それは、四チャンネル装置、コンピュータ、活性化物質並びに使い捨てのカップ及びピンを含む。血液サンプルにおける動態変化を光学的に(光反射)検出し、次に、反射光から得られるデータを組込コンピューターによって処理してグラフ的に出力する。特徴的曲線及び数的パラメータを得る。ROTEM(登録商標)止血システムのトロンボエラストグラフィーパラメータには、血液凝固を開始する反応時間(データ収集開始から大きさ2mmを得るのに要する時間)を反映する凝固時間(CT);血塊形成の動態についての情報を提供する血塊形成時間(CFT);凝固伝播を反映するα角などがある。最大血塊硬度(MCF)は、血塊の硬さ(血塊の性質)を反映する最大の大きさと定義され、最大溶解(ML)は線維素溶解を示す。血塊の形成とその後の血塊溶解を誘発するため、組織因子(TF)及び組織プラスミノーゲン活性化物質(tPA)の混合物を、採血したばかりのクエン酸処理した全血300μLに加える。凝血障害患者からの血液及び凝固因子に対する抗体(例えば、FVIII活性を中和し、血液を血友病性とするため)を用いることができる。各種状態及び全血を採取する生物種に応じて、TF及びtPA濃度を調節する。コンピュータ制御ROTEM(登録商標)システムを用いて、データを2時間収集する。
ヒト全血又はヒト因子VIII欠乏全血における血塊形成及びそれに続く血塊溶解の誘発においては、組織因子(最終濃度0.5pM)及び組織プラスミノーゲン活性化物質(tPA、最終濃度10nM)の混合物を、クエン酸処理ヒト全血300μLに加える。試験化合物又は対照を同時にTF及びtPAを加える。
ラット全血における血塊形成及びその後の血塊溶解(線維素溶解)の誘発においては、組織因子(最終濃度1pM)及び組織プラスミノーゲン活性化物質(tPA、最終濃度50nM)の混合物を、クエン酸処理ラット全血300μLに加える。試験化合物又は対照を同時にTF及びtPAに加える。あるいは、エクス・ビボ実験の場合、試験化合物を動物に投与し、投与後の異なる時間点で採血を行い、試験カップに加える。
血友病Aイヌ血漿又は全血における血塊形成及びその後の血塊溶解(線維素溶解)の誘発においては、組織因子(TF)及び組織プラスミノーゲン活性化物質(tPA)の混合物を、クエン酸処理血友病A全血又は血漿300μLに加える。TF及びtPA濃度を滴定し、現在のニーズ及び技術的要件に従って調節する。異なる濃度のrFVIIIを、イン・ビトロで試験系に加える(1から100%)。試験化合物又は対照を同時に、TF及びtPAに加える。エクス・ビボ実験の場合、試験化合物を動物に投与し、投与後の異なる時間点で採血を行い、試験カップに加える。
B−5. インビボアッセイ
イン・ビボでの血塊の安定性及び血液損失に対する化合物の保護効果を確認するため、異なる生物種での異なる出血モデルを用いる。異なる抗凝血薬で動物に抗凝固処理を行って、出血傾向を誘発することができる。血液凝固障害を模倣するよう遺伝子改変された動物を用いることができるか、異なる凝固因子の活性を中和する抗体を投与することができる。本発明の化合物を、各種指定用量で、外傷前の多用な時間経過で経口投与又は非経口投与する。外傷及びエンドポイントは、模倣される疾患状態に応じて変わり得る。
B−5.1 線溶亢進ラットでの尾出血
麻酔を施したラットで、右尾静脈からの25分間にわたるtPAの連続注入(8mg/kg/h)によって線溶亢進を誘発する。右尾静脈を露出させ、生理食塩水を充填したポリエチレン製カテーテルをカニューレ挿入する。カテーテルに、tPAの注入用にシリンジポンプ(Braun、Melsungen, Germany)をつなぐ。8mg/kg/h tPAを連続注入して対照値より出血時間を長くするラット出血モデルで、止血効力を評価する。試験化合物又は媒体を異なる時間点で強制経口投与によって投与してから麻酔を誘発するか、tPA注入から10分後から始めて反対側尾静脈での第2のカテーテルから投与を行う。tPA投与開始から25分後に、全ての注入を停止する。tPA注入開始から25分後に、ラットの尾を、尾先端から2mm完全に切断する。尾を37℃の生理食塩水に浸し、出血を30分間観察する。出血時間は、最初の切断から肉眼観察される出血停止までの期間と定義される。全観察期間中に出血が停止しない動物には、30分という値を割り当てる。
B−5.2 ダビガトラン抗凝固剤処理したラットでの尾出血
異なる時間点で動物に経口処理を行ってから、出血を誘発する。麻酔を施し抗凝固剤処理したラットにおいて、トロンビン−阻害剤ダビガトランのボラス及び15分にわたる連続注入(尾静脈)(ボラス1mg/kg、次に0.3mg/kg/mL/hの注入)によって出血を誘発する。ダビガトラン注入から15分後に、ラットの尾を尾先端から2mm完全に切断する。尾を37℃の生理食塩水に浸してから30分間、出血を観察する。評点システム(0=血液流なし;1=弱く、途切れがちないし停止する血液流;2=少ない血液流;3=連続血液流;4=強く、連続的な血液流)を用いて、30秒間隔で肉眼で血液損失を評価する。最初の肉眼で認められる出血停止までの初期出血時間並びに30分間の全観察期間にわたる累積出血時間を評価する。
C. 医薬組成物の代表的な実施形態
本発明による式(I−A)又は式(I−B)で表される化合物は、下記のように医薬調製物に変換させることができる。
錠剤:
組成:
本発明による化合物100mg、乳糖(1水和物)50mg、トウモロコシデンプン(自然)50mg、ポリビニルピロリドン(PVP25)(BASF, Ludwigshafen, Germanyから)10mg及びステアリン酸マグネシウム2mg。
錠剤重量212mg、直径8mm、曲率半径12mm。
製造:
本発明による化合物、乳糖及びデンプンの混合物を、5%強度(m/m)PVPの水溶液を用いて造粒する。顆粒を乾燥させ、ステアリン酸マグネシウムと5分間混和する。この混合物を従来の錠剤プレスで圧縮する(錠剤の形態については上記を参照)。圧縮におけるガイドライン圧縮力は15kNである。
経口投与可能な懸濁液:
組成:
本発明による化合物1000mg、エタノール(96%)1000mg、Rhodigel(登録商標)(FMC, Pennsylvania, USAからのキサンタンガム)400mg及び水99g。
経口懸濁液10mLは、本発明による化合物100mgの単一用量に相当する。
製造:
Rhodigelをエタノールに懸濁させ、本発明による化合物を懸濁液に加える。撹拌しながら水を加える。Rhodigelの膨潤が完了するまで約6時間にわたって、混合物を撹拌する。
経口投与可能な液剤:
組成:
本発明による化合物500mg、ポリソルベート2.5g及びポリエチレングリコール400 97g。経口液剤20gは、本発明による化合物100mgの単一用量に相当する。
製造:
ポリエチレングリコール及びポリソルベートの混合物に撹拌しながら、本発明による化合物を懸濁させる。本発明による化合物が完全に溶解するまで、撹拌工程を続ける。
i.v.溶液:
本発明による化合物を、生理的に耐容される溶媒(例えば、等張性生理食塩水、5%グルコース溶液及び/又は30%PEG400溶液)に、飽和溶解度以下の濃度で溶解させる。得られた溶液を濾過によって滅菌し、無菌で発熱物質を含まない注射容器に充填するのに用いる。