JP2017068281A - フォトマスクの製造方法、パターン転写方法及び表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
但し、フォトマスクの転写用パターンを単純に微細化することによって、FPDの配線パターンを微細化し、その線幅(CD)精度を得ることは容易ではない。
続いて、フォトレジスト層12を露光(描画)及び現像することで、遮光層11の上にレジストパターン12P1が形成される(図1(C))。
レジストパターン12P1をエッチングマスクとして用い、遮光層11が所定のパターン形状にエッチングされる。これにより、透明基板10上に所定形状にパターニングされた遮光層パターン11P1が形成される(図1(D))。レジストパターン12P1を除去した後(図1(E))、位相シフト層13が形成される。位相シフト層13は、透明基板10の上に遮光層パターン11P1を被覆するように形成される(図1(F))。
特許文献2の方法によれば、複数回のフォトリソグラフィ工程によるずれ成分を、実質的にゼロとすることが可能である。但し、上層膜をサイドエッチングによりパターニングする過程は、上層膜予備エッチングに対して、相当に長いエッチング時間を要する。通常、ウェットエッチングは等方的にエッチングが進むが、上層膜の予備エッチングでエッチングを進行させる距離(上層膜の膜厚)に対して、上層膜パターニングにおけるエッチング進行距離(線幅減少分)は大きく、2倍以上の時間、場合によっては3倍以上の時間を要するという問題が生じる。
(構成1)
透明基板上に、転写用パターンを備えたフォトマスクの製造方法であって、
透明基板上に、下層膜と上層膜が積層し、更に表面にフォトレジスト膜が形成されたフォトマスクブランクを用意する工程と、
前記フォトレジスト膜に描画及び予備現像を施して、第1レジストパターンを形成する工程と、
前記第1レジストパターンをマスクとして前記上層膜を予備エッチングする予備エッチング工程と、
前記第1レジストパターン、又は、前記予備エッチングによって形成された上層膜パターンをマスクとして、下層膜をエッチングする、下層膜パターニング工程と、
前記第1レジストパターンに対して、追加現像を施すことにより、第2レジストパターンを形成する追加現像工程と、
前記第2レジストパターンをマスクとして、前記上層膜に追加のエッチングを施す、上層膜パターニング工程と、
前記第2レジストパターンを剥離する剥離工程と
を有することを特徴とする、フォトマスクの製造方法。
透明基板上に、転写用パターンを備えたフォトマスクの製造方法であって、
透明基板上に、下層膜と上層膜が積層し、更に表面にフォトレジスト膜が形成されたフォトマスクブランクを用意する工程と、
前記フォトレジスト膜に描画及び予備現像を施して、第1レジストパターンを形成する工程と、
前記第1レジストパターンをマスクとして前記上層膜を予備エッチングする予備エッチング工程と、
前記第1レジストパターンに対して、追加現像を施すことにより、第2レジストパターンを形成する追加現像工程と、
前記予備エッチングによって形成された上層膜パターンをマスクとして、下層膜をエッチングする、下層膜パターニング工程と、
前記第2レジストパターンをマスクとして、前記上層膜に追加のエッチングを施す、上層膜パターニング工程と、
前記第2レジストパターンを剥離する剥離工程と、
を有することを特徴とする、フォトマスクの製造方法。
前記上層膜パターニング工程においては、ウェットエッチングを適用し、前記上層膜パターンのエッジが、第2レジストパターンの内側に位置する時点までエッチングを施すことを特徴とする、構成1又は2に記載のフォトマスク製造方法。
前記下層膜は、前記上層膜のエッチング剤に対して耐性をもつ材料からなることを特徴とする、構成1〜3のいずれか記載のフォトマスクの製造方法。
前記下層膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光を一部透過する半透光膜であり、
前記上層膜は、前記露光光を遮光する遮光膜であることを特徴とする、構成1〜4のいずれか記載のフォトマスクの製造方法。
前記転写用パターンは、
前記透明基板の表面が露出した透光部と、
前記透明基板上に少なくとも前記遮光膜が形成された遮光部と、
前記透明基板上に少なくとも前記半透光膜が形成されることにより露光光を一部透過し、かつ、前記遮光部のエッジに隣接して所定幅に形成された半透光部と
を含むことを特徴とする、構成5に記載のフォトマスクの製造方法。
前記半透光膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光に含まれる代表波長に対する透過率が、1〜30%であり、かつ、前記代表波長の光に対する位相シフト量が、120〜240度であることを特徴とする、構成6に記載のフォトマスクの製造方法。
前記半透光膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光に含まれる代表波長に対する透過率が、1〜60%であり、かつ、前記代表波長の光に対する位相シフト量が、90度以下であることを特徴とする、構成6記載のフォトマスクの製造方法。
構成1〜8のいずれかに記載の製造方法によって製造されたフォトマスクを用意する工程と、
露光装置を用い、被転写体上に前記転写用パターンを転写する工程を有する、パターン転写方法。
構成1〜8のいずれかに記載の製造方法によって製造されたフォトマスクを用意する工程と、
露光装置を用い、被転写体上に前記転写用パターンを転写する工程を有する、表示装置の製造方法。
前記透光部は、前記透明基板の表面が露出してなり、
記前遮光部は、前記透明基板上に、下層膜、及び上層膜が、前記透明基板側からこの順に積層されてなり、
前記半透光部は、前記透明基板上に、下層膜が形成されてなり、かつ、前記遮光部のエッジに隣接して形成された所定幅D(μm)の部分を有する。
前記下層膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光を一部透過する半透光膜であり、
前記上層膜は、前記露光光を遮光する遮光膜であり、
前記下層膜は、前記上層膜のエッチング剤に対し、エッチング耐性をもつ材料からなる。
(図4のフォトマスクの製造方法)
図4(A)
まず、フォトマスクブランクを用意する。これは透明基板10上に下層膜20、及び、上層膜30を積層させ、更に最表面にフォトレジスト膜40を形成したものである。
次に、上記フォトマスクブランクを描画装置にセットして、所定のパターンを描画する。描画装置は、FPDマスク用のものを用い、レーザー描画を適用する。その後、レジスト膜40を現像する。現像剤としては、公知のものが使用でき、例えば、KOH、NaOHといった無機のアルカリ性現像剤が好適に使用できる。尚、この現像によって形成される第1レジストパターン40P1は、後段で更に追加現像することで形状変化を施すものであるため、図4(B)の段階での現像を予備現像ともいう。
予備現像によって形成された第1レジストパターン40P1をマスクとして、上層膜用のエッチング剤を用い、上層膜30をエッチングする(予備エッチング1)。エッチングはドライエッチングでもウェットエッチングでも良いが、本態様ではウェットエッチングを適用する。この第1レジストパターン40P1は、後工程において、再度形状を変化させて第2レジストパターン40P2とした後に再度マスクとして使用するため、エッチングによるレジストパターンの損傷や膜減りが殆ど生じないウェットエッチングは有利に適用できる。
次いで、下層膜エッチング用のエッチング剤を使用して、下層膜20をエッチングする。下層膜20は、ここでパターニングが完成するため、この工程を下層膜パターニング工程という。これにより、透明基板10の表面の一部が露出する。
次いで、第1レジストパターン40P1に対して、追加現像を施すことにより、第2レジストパターン40P2を形成する。予備現像の段階では、十分に感光したレジストが現像により溶出し、第1レジストパターン40P1が形成されたが、そのエッジ部分は、現像の閾値に達しない不十分な光量の露光を受けている。この不十分な露光は、第1レジストパターン40P1のエッジに沿って一定の幅で生じていることを利用し、追加現像を行うことによって、一定の寸法Da(μm)分、第1レジストパターン40P1のエッジ部分を後退させることができる。後退させる幅(つまり第1レジストパターン40P1の消失する幅)Da(μm)は、1(μm)以下、より好ましくは、0.1〜1(μm)である場合に、本発明の効果が顕著である。
形成された第2レジストパターン40P2をマスクとし、再度、上層膜用のエッチング剤を用いて上層膜30のエッチングを行う。ここで、上層膜30のエッジが、第2レジストパターン40P2のエッジと等しい位置になったときに、上層膜30のエッチングを停止することができる(図4(F))。これにより、上層膜30のエッジ部分のDa(μm)相当の幅がエッチングによって除去され、この部分に被覆されていた下層膜20のエッジ部分が露出する。ここで、エッチングを終了し、第2レジストパターン40P2を剥離し、本発明のフォトマスク100を完成させても良い。
上層膜30のエッジ部分のDa(μm)相当の幅をエッチングによって除去した後(図4(F))、上層膜30に対するエッチングを更に行い、上層膜パターンのエッジが、第2レジストパターン40P2のエッジ位置を超えて、そのエッジ位置の内側に位置する時点まで、エッチングを続けてもよい。すなわち、上層膜30のエッジ部分のエッチング除去幅を、Da+Db(μm)とすることができる。この場合、Dbの幅をエッチングする際には、エッチングの等方性が有用であるので、ウェットエッチングを適用することが好ましい。Da+Dbの幅をエッチングする際、同一のエッチング液で、継続してウェットエッチングすることがより好ましい。
従って、0.2≦Da+Db≦2μm
とすることができる。
次いで、第2レジストパターン40P2を剥離すれば、本発明のフォトマスク100が完成する。このように、上層膜30及び下層膜20のパターン形状が画定する。上層膜30を遮光膜、下層膜20を半透光膜としたとき、図4(H)に示すとおり、透光部(透明基板の表面が露出した部分)、遮光部(遮光膜と半透光膜の積層部分)、及び半透光部(透明基板上に半透光膜のみが形成された部分)が完成する。
次に、本発明のフォトマスクの製造方法のうち、他の方法につき、図5を用いて説明する。
図5においては、(A)〜(C)までが、図4と同様である。
但し、図4(D)では、下層膜エッチング用のエッチング剤を使用して、下層膜20のエッチングを行うのに対して、図5(D)では、第1レジストパターン40P1に対して、追加現像を施すことにより、第2レジストパターン40P2を形成する。その後、図5(E)において、下層膜エッチング用のエッチング剤を使用して、下層膜20のエッチングを行う。すなわち、図5の製造方法は、図4の製造方法と比較すると、追加現像工程と、下層膜パターニング工程の順序が異なるが、それ以外は同様に行うことができる。
下層膜は、本実施形態のフォトマスクを露光装置に搭載して露光する際に、その露光光を一部透過する半透光膜であることが好ましい。
Cr系の膜としては、Cr化合物(Crの酸化物(CrOx)、窒化物(CrNx)、炭化物(CrCx)、酸化窒化物(CrOxNy)、窒化炭化物(CrCxNy)、酸化炭化物(CrOxCy)、酸化窒化炭化物(CrOxNyCz)、フッ化物(CrFx)など)が挙げられる。
シリコンを含む化合物としては、Si化合物(SiO2、SOG)、金属シリサイド化合物(TaSi、MoSi、WSi又はそれらの窒化物、酸窒化物など)等を挙げることができる。
具体的には、モリブデンシリサイド(MoSi)の窒化物、酸化物、炭化物、酸化窒化物、炭化窒化物、酸化炭化物、および酸化炭化窒化物、タンタルシリサイド(TaSi)の窒化物、酸化物、炭化物、酸化窒化物、炭化窒化物、酸化炭化物、および酸化炭化窒化物、タングステンシリサイド(WSi)の窒化物、酸化物、炭化物、酸化窒化物、炭化窒化物、酸化炭化物、および酸化炭化窒化物、ならびにチタンシリサイド(TiSi)の窒化物、酸化物、炭化物、酸化窒化物、炭化窒化物、酸化炭化物、および酸化炭化窒化物が挙げられる。
チタン含有の材料を使用する場合には、チタン酸化物、チタン窒化物、チタン酸窒化物とすることができる。
但し、上述のとおり、下層膜と上層膜とは、互いのエッチング剤に対して耐性をもつことが好ましい。すなわち、下層膜と上層膜とは、互いにエッチング選択性があることが好ましい。従って、例えば、下層膜の材料として、Crを含む材料を選択した場合には、上層膜の材料として、金属シリサイド等のSi含有材料を選択することができる。あるいは、その逆とすることもできる。
対称性のある転写用パターンにおいて、本発明は有利である。
前記透光部は、前記透明基板の表面が露出してなり、
前記遮光部は、前記透明基板上に、半透光膜、及び遮光膜が、透明基板側からこの順に積層されてなり、
前記半透光部は、前記透明基板上に半透光膜が形成されてなり、かつ、前記遮光部のエッジに隣接して形成された一定幅D(μm)の部分を有し、D≦2.0である。
より好ましくは、D≦1.0である。
例えば、図6のようなラインアンドスペースパターンや、図7のようなホールパターンを転写用パターンとして備えるフォトマスクを製造する際に、本実施形態は有利に適用できる。図6に示すように、ラインアンドスペースパターンの場合は、ラインパターンの中央に遮光部が配置され、ラインパターンのエッジ部分、つまりスペースパターンとの境界部分に、細い一定幅の半透光部が形成されている。図7に示すように、ホールパターンの場合には、遮光部に開口したホールのエッジに、一定幅の半透光部が形成されている。遮光部の全てのエッジに半透光部が隣接するパターンにおいて、本発明は有利である。
ここで、半透光部の透過率は、露光光に含まれる代表波長に対して、透明基板の透過率を100%とするとき1〜60%とすることが好ましい。
ここで露光光は、一般にLCD露光装置に採用される光源であり、i線、h線、g線のいずれかを含む光を用いることができる。より好ましくは、露光光は、これらすべてを含むものを使用する。本発明では、上記のうちいずれかを代表波長として、露光光の透過率や位相差(又は位相シフト量)を定義する。
図10に示すフォトマスクの構成について説明する。
下層膜20を位相シフト膜、上層膜30を遮光膜として構成した場合、本実施形態に係るフォトマスク100は位相シフトマスクとして用いることができる。このとき、下層膜20は、露光光に含まれる代表波長に対して2〜30%の透過率を有する。下層膜20によって、半透光部が構成される。より好ましくは、下層膜20の透過率は、2〜15%、更に好ましくは、3〜10%である。また、下層膜20は、前記代表波長に対する位相シフト量が略180°となるような膜とするのが好ましい。略180°とは、180±60°であることをいう。より好ましくは、略180°とは、180°±30°である。
更に、本実施形態のフォトマスクの別の態様として、下層膜は、露光光に含まれる代表波長に対し2〜60%、より好ましくは、3〜50%の透過率をもち、かつ、前記代表波長に対する位相シフト量が0°を越え90°以下であるような膜として構成されていてもよい。この場合の下層膜は、上記の位相シフト作用を発揮させてコントラストを向上させる機能というよりも、透光部の透過光量を補助する機能をもつ(以下、このような膜を透過補助膜ともいう)。
20 下層膜
30 上層膜
40 フォトレジスト膜
100 フォトマスク
101a〜101d 半透光部
102 遮光部
103 透光部
Claims (12)
- 透明基板上に、転写用パターンを備えた表示装置製造用フォトマスクの製造方法であって、
透明基板上に、下層膜と上層膜が積層し、更に表面にフォトレジスト膜が形成されたフォトマスクブランクを用意する工程と、
前記フォトレジスト膜にレーザー描画及び予備現像を施して、第1レジストパターンを形成する工程と、
前記第1レジストパターンをマスクとして前記上層膜を予備エッチングする予備エッチング工程と、
前記第1レジストパターン、又は、前記予備エッチングによって形成された上層膜パターンをマスクとして、下層膜をエッチングする、下層膜パターニング工程と、
前記第1レジストパターンに対して、追加現像を施し、前記第1レジストパターンのエッジを、0.1〜1μmの一定幅分後退させることにより、第2レジストパターンを形成する追加現像工程と、
前記第2レジストパターンをマスクとして、前記上層膜に追加のエッチングを施す、上層膜パターニング工程と、
前記第2レジストパターンを剥離する剥離工程と、
を有し、
前記転写用パターンは、上層膜パターンが下層膜パターンの水平方向中央に位置する、対称性をもつパターンであり、前記上層膜パターンの全てのエッジに隣接して、前記下層膜パターンが0.1〜1μmの一定幅で露出するパターンを含むことを特徴とする、表示装置製造用フォトマスクの製造方法。 - 透明基板上に、転写用パターンを備えた表示装置製造用フォトマスクの製造方法であって、
透明基板上に、下層膜と上層膜が積層し、更に表面にフォトレジスト膜が形成されたフォトマスクブランクを用意する工程と、
前記フォトレジスト膜にレーザー描画及び予備現像を施して、第1レジストパターンを形成する工程と、
前記第1レジストパターンをマスクとして前記上層膜を予備エッチングする予備エッチング工程と、
前記第1レジストパターンに対して、追加現像を施し、前記第1レジストパターンのエッジを、0.1〜1μmの一定幅分後退させることにより、第2レジストパターンを形成する追加現像工程と、
前記予備エッチングによって形成された上層膜パターンをマスクとして、下層膜をエッチングする、下層膜パターニング工程と、
前記第2レジストパターンをマスクとして、前記上層膜に追加のエッチングを施す、上層膜パターニング工程と、
前記第2レジストパターンを剥離する剥離工程と、
を有し、
前記転写用パターンは、上層膜パターンが下層膜パターンの水平方向中央に位置する、対称性をもつパターンであり、前記上層膜パターンの全てのエッジに隣接して、前記下層膜パターンが0.1〜1μmの一定幅で露出するパターンを含むことを特徴とする、表示装置製造用フォトマスクの製造方法。 - 前記上層膜パターニング工程においては、ウェットエッチングを適用し、前記上層膜パターンのエッジが、第2レジストパターンの内側に位置する時点までエッチングを施すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の表示装置製造用フォトマスク製造方法。
- 前記下層膜は、前記上層膜のエッチング剤に対して耐性をもつ材料からなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。
- 前記下層膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光を一部透過する半透光膜であり、
前記上層膜は、前記露光光を遮光する遮光膜であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。 - 前記転写用パターンは、
前記透明基板の表面が露出した透光部と、
前記透明基板上に少なくとも前記遮光膜が形成された遮光部と、
前記透明基板上に少なくとも前記半透光膜が形成されることにより露光光を一部透過し、かつ、前記遮光部のエッジに隣接して所定幅に形成された半透光部と
を含むことを特徴とする、請求項5に記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。 - 前記半透光膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光に含まれる代表波長に対する透過率が、1〜30%であり、かつ、前記代表波長の光に対する位相シフト量が、120〜240度であることを特徴とする、請求項6に記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。
- 前記半透光膜は、前記フォトマスクの露光に用いる露光光に含まれる代表波長に対する透過率が、1〜60%であり、かつ、前記代表波長の光に対する位相シフト量が、90度以下であることを特徴とする、請求項6記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。
- 前記転写用パターンは、ピッチ幅が6μm以下のラインアンドスペースパターンであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。
- 前記転写用パターンは、径が3μm以下のホールパターンであることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか記載の表示装置製造用フォトマスクの製造方法。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の製造方法によって製造された表示装置製造用フォトマスクを用意する工程と、
露光装置を用い、被転写体上に前記転写用パターンを転写する工程を有する、パターン転写方法。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の製造方法によって製造された表示装置製造用フォトマスクを用意する工程と、
露光装置を用い、被転写体上に前記転写用パターンを転写する工程を有する、表示装置の製造方法。
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