JP2016176722A5 - 放射線検出装置、放射線撮像システム及び放射線検出装置の製造方法 - Google Patents

Description

上記課題に鑑み、本発明の放射線検出装置は、センサ基台と、前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するために複数の画素からの信号を出力するセンサ基板と、前記センサ基板とは別に前記センサ基板の側面の周辺にその側面が前記センサ基板の側面と対向するように配置された、前記放射線を検出するための信号を出力しない周辺部材と、前記センサ基板と前記周辺部材とを連続して覆うシンチレータ層とを備えることを特徴とする。

Claims (14)

1. 放射線を検出する放射線検出装置であって、
   センサ基台と、
   前記センサ基台により支持された、前記放射線を検出するために複数の画素からの信号を出力するセンサ基板と、
   前記センサ基板とは別に前記センサ基板の側面の周辺にその側面が前記センサ基板の側面と対向するように配置された、前記放射線を検出するための信号を出力しない周辺部材と、
   前記センサ基板と前記周辺部材とを連続して覆うシンチレータ層と、を備えることを特徴とする放射線検出装置。
2. 前記センサ基台により複数の前記センサ基板が支持されていることを特徴とする請求項１に記載の放射線検出装置。
3. 前記センサ基板の少なくとも１辺には接続用の電極が配置されており、前記周辺部材は、前記センサ基板の電極が配置されていない辺に沿って配置されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の放射線検出装置。
4. 前記センサ基板は長方形の外形を有し、前記電極が配置されていない辺は前記センサ基板の長辺である請求項３に記載の放射線検出装置。
5. 前記センサ基台により支持される複数の前記センサ基板の夫々は、長辺と長辺及び短辺と短辺とが隣接するように配置されており、ここで、前記短辺に沿う方向で配置されているセンサ基板の数が前記長辺に沿う方向で配置されているセンサ基板の数より多い請求項４に記載の放射線検出装置。
6. 前記周辺部材は、複数の前記センサ基板のうちの端に配置されたセンサ基板の長辺に沿って配置されている請求項２乃至５のいずれか１項に記載の放射線検出装置。
7. 前記センサ基板の厚さは、前記周辺部材の厚さと比べて等しいか厚いことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の放射線検出装置。
8. 前記周辺部材の第１部分の厚さは前記周辺部材の第２部分の厚さよりもよりも厚く、前記周辺部材の第１部分は前記周辺部材の第２部分よりも前記センサ基板の前記側面に近い部分であることを特徴とする請求項７に記載の放射線検出装置。
9. 前記周辺部材を覆う前記シンチレータ層の厚さは、前記シンチレータ層の第１部分から前記シンチレータ層の第２部分へ向かって減少し、前記シンチレータ層の第１部分は前記シンチレータ層の第２部分よりも前記センサ基板の前記側面に近く、前記シンチレータ層の第２部分は前記シンチレータ層の第１部分よりも前記周辺部材の外周部に近いことを特徴とする請求項８に記載の放射線検出装置。
10. 前記シンチレータ層は、針状結晶シンチレータを含み、前記針状結晶シンチレータは少なくとも部分的に前記周辺部材と接している請求項１乃至９のいずれか１項に記載の放射線検出装置。
11. 前記周辺部材は前記センサ基台と一体に形成されていることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の放射線検出装置。
12. 前記周辺部材は、前記センサ基台の凸部として形成されていることを特徴とする請求項１１に記載の放射線検出装置。
13. 放射線を発生する放射線源と、
    請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の放射線検出装置と、
    を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
14. 放射線を検出する放射線検出装置の製造方法であって、
    センサ基板をセンサ基台に載置する工程と、
    放射線を検出するための信号を出力しない周辺部材を、前記センサ基板の側面にその側面が前記センサ基板の側面と対向するように前記センサ基台に配置する工程と、
    前記センサ基板及び前記周辺部材を連続して覆うようにシンチレータ層を形成する工程と、を含むことを特徴とする放射線検出装置の製造方法。