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JP2016037106A - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

車両用ポップアップフード装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アクチュエータからの力がフードに入力された際に、フードの前端部が下方側に移動することを抑制することができる車両用ポップアップフード装置を得る。
【解決手段】車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12の前端部12Fに設けられたフードストライカ20が係止されるフードロック装置14と、車幅方向に間隔をあけて配置された左右一対のアクチュエータ18を備えている。また、一対のアクチュエータ18は、フロントフード12においてフードストライカ20よりも車両後方側かつフロントフード12の重心Gよりも車両前方側の部位12Aを車両上方側へ向けて押圧することによって、フロントフード12を車両上方側へ移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ポップアップフード装置に関する。
下記特許文献1には、エプロンアッパメンバとフードとの間に設けられたエアバッグ装置が作動して、当該エアバッグ装置のエアバッグ袋体が膨張することによって、フードの前後方向の中間部を車両上方側へ変形させる自動車のフード構造が開示されている。当該自動車のフード構造によれば、フードの前後方向の中間部を車両上方側へ変形させることによって、当該フードの前後方向の中間部における荷重吸収ストロークを確保している。
特開2003−191866号公報
ところで、アクチュエータ(一例として上記特許文献1に記載されたエアバッグ装置)からフードに入力される力が、フード重心に対して前後方向にずれていると、アクチュエータからの力がフードに入力された際に、フードが回転しようとする。特に、アクチュエータが、フード重心に対して後方側に配置されている構成においては、アクチュエータからの力がフードに入力された際に、フードの前端部が下方側に移動しようとする(沈み込もうとする)。
本発明は上記事実を考慮し、アクチュエータからの力がフードに入力された際に、フードの前端部が下方側に移動することを抑制することができる車両用ポップアップフード装置を得ることが目的である。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置は、フードの前端部に設けられたフードストライカが係止されるフードロック装置と、車幅方向に間隔をあけて配置され、前記フードにおいて前記フードストライカよりも車両後方側かつ前記フードの重心よりも車両前方側の部位を車両上方側へ向けて押圧することによって前記フードを車両上方側へ移動させる左右一対のアクチュエータと、を備えている。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置によれば、一対のアクチュエータが作動して、当該一対のアクチュエータがフードを車両上方側へ向けて押圧することによってフードがポップアップする。ここで、本発明では、一対のアクチュエータが、フードにおいてフードストライカよりも車両後方側かつフードの重心よりも車両前方側の部位を押圧する。その結果、アクチュエータからの力がフードに入力されると、フードは、当該フードの車両前方側の端部が車両上方側へ移動する方向へ回転しながら(回転モーメントが作用したまま)ポップアップする。
請求項2記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項1記載の発明において、前記フードロック装置は、該フードロック装置を前記アクチュエータの作動に連動して車両上方側に移動可能とするフードロック装置ベースに支持されており、前記フードの車両後方側の端部は、該フードの車両後方側の端部を前記アクチュエータの作動に連動して車両上方側に移動可能とするフードヒンジに支持されている。
請求項2記載の車両用ポップアップフード装置によれば、上記フードロック装置及びフードヒンジを備えていることにより、一対のアクチュエータによってフードの前端部及び後端部を持ち上げることができる。また、一対のアクチュエータが、フードにおける上記の部位を押圧することにより、本発明では、フードの前端部が当該フードの後端部に比してより速やかに持ち上がる。
請求項3記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項2記載の発明において、前記フードロック装置ベースには、前記アクチュエータが作動する前の状態においては前記フードロック装置の車両上方側への移動を規制すると共に、前記アクチュエータが作動した際に前記フードロック装置の車両上方側への移動の規制を解除する上昇規制解除装置が設けられており、前記フードヒンジは、車体に固定されるヒンジベースと、前記ヒンジベースに回動可能に連結されていると共に前記ヒンジベースに対して回動されることによって前記フードを開閉させる第1アームと、前記フードの車両後方側の端部に固定されると共に前記第1アームに回動可能に連結され、前記第1アームに対して回動されることによって前記フードの車両後方側の端部を車両上方側へ移動させる第2アームと、前記アクチュエータが作動する前の状態においては前記第1アームに対する前記第2アームの回動を規制すると共に、前記アクチュエータが作動した際に前記第1アームに対する前記第2アームの回動の規制を解除する回動規制解除装置と、を含んで構成されている。
請求項3記載の車両用ポップアップフード装置によれば、上昇規制解除装置によってフードロック装置の移動の規制及び解除が実現されると共に、回動規制解除装置によって第1アームの回動の規制及び解除が実現される。
本発明に係る車両用ポップアップフード装置は、アクチュエータからの力がフードに入力された際に、フードの前端部が下方側に移動することを抑制することができる、という優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両用ポップアップフード装置を備えた車両の前部を示す側面図である。 フードの後端部を支持するフードヒンジを示す側面図であり、フードが閉止位置に位置している状態を示している。 アクチュエータが作動した際のフードヒンジを示す図2に対応する側面図である 第2実施形態に係る車両用ポップアップフード装置を備えた車両の前部を示す図1に対応する側面図である。 アクチュエータが作動した際の車両の前部を示す図4に対応する側面図である。 第2実施形態に係る車両用ポップアップフード装置を備えた車両の前部を示す正面図である。
図1〜図3を用いて本発明の第1実施形態に係る車両用ポップアップフード装置について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側方向をそれぞれ示している。また以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態の車両用ポップアップフード装置10は、フードとしてのフロントフード12を実線で示す閉止位置(符号Aで指示された状態)から仮想線で示す持ち上げ位置(符号Bで示された状態)に至るまで保持するフードロック装置14を備えている。また、車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12の後端部を支持するフードヒンジ16を備えている。さらに、車両用ポップアップフード装置10は、作動することによってフロントフード12を閉止位置から持ち上げ位置に移動させる左右一対のアクチュエータ18を備えている。以下、先ずフロントフード12の概略の構成について説明し、次いでフードヒンジ16の構成について説明し、最後にアクチュエータ18の構成について説明する。
(フロントフード12の構成)
フロントフード12は、車両前後方向及び車幅方向に延在すると共に車両平面視で略矩形状に形成されており、このフロントフード12は、図示しないパワーユニットが収容されたパワーユニットルームを車両上方側から覆っている。また、フロントフード12の後端部12Rは後述する一対のフードヒンジ16によって回動可能に支持されている。また、フロントフード12の前端部12Fにおける車幅方向の中間部には、フードストライカ20が固定されている。このフードストライカ20が車体の前端部における車幅方向の中間部に配置された単一のフードロック装置14に係止されることによって、フロントフード12が閉止位置に保持される、即ち、フロントフード12の回動が規制されるようになっている。また、フードストライカ20は、車両側面視で車両上方側に向けて開放された略U字状に形成されており、また、フードストライカ20の下端部は、フロントフード12が閉止された状態において車両前後方向に延びる係止部20Aとされている。
(フードヒンジ16の構成)
図2及び図3に示されるように、フードヒンジ16は、車体に固定されるヒンジベース22と、ヒンジベース22に回動可能に連結された第1アーム24と、第1アーム24に回動可能に連結されていると共に締結部材26を介してフロントフード12の後端部12Rに固定される第2アーム28と、を備えている。
ヒンジベース22は、鋼板材にプレス加工等が施されることによって形成されており、このヒンジベース22は、車体に固定される固定部22Aと、固定部22Aの後端部から車両上方側に向けて延出する舌片部22Bと、を備えている。
第1アーム24は、ヒンジベース22と同様に鋼板材にプレス加工等が施されることによって形成されており、この第1アーム24は側面視で略三角形状に形成されている。また、第1アーム24の後端部24Rは、ヒンジベース22の舌片部22Bにピン30を介して回動可能に連結されている。そして、第1アーム24がヒンジベース22に対して回動することによって、フロントフード12を回動させる、即ち、フロントフード12を開閉することが可能となっている。また、第1アーム24の前後方向の中間部には、後述するピン36が挿通される挿通孔24Aが形成されている。
第2アーム28は、ヒンジベース22及び第1アーム24と同様に鋼板材にプレス加工等が施されることによって形成されており、この第2アーム28はフロントフード12が閉止された状態において前後方向を長手方向とする矩形状に形成されている。また、第2アーム28の前端部28Fは、第1アーム24の前端部24Fにピン32を介して回動可能に連結されている。また、第2アーム28の後端部28Rには、回動規制解除装置34の一部を構成するピン36が挿通される挿通孔28Aが形成されている。そして、ピン36が、第1アーム24に形成された挿通孔24A及び第2アーム28に形成された挿通孔28Aに挿通されることによって第2アーム28の第1アーム24に対する回動が規制されるようになっている。また、回動規制解除装置34の他の一部を構成すると共に第1アーム24又は第2アーム28に固定されたアクチュエータ38が作動して、ピン36が挿通孔24A,28Aから抜け出す(ピン36が飛ばされる)ことによって、第2アーム28の第1アーム24に対する回動の規制が解除されるようになっている。そして、図1及び図3に示されるように、第2アーム28が第1アーム24に対して回動されることによって、フロントフード12の後端部12Rが車両上方側へ移動することが可能となっている。なお、アクチュエータ38は、後述するアクチュエータ18よりも小型のマイクロガスジェネレータを備えたものであり、このアクチュエータ38はアクチュエータ18の作動に連動して作動するようになっている。
(アクチュエータ18の構成)
図1に示されるように、アクチュエータ18は、筒状に形成されたシリンダ40と、シリンダ40内に収容され、かつ該シリンダ40に対して車両上方側に伸び出るロッド42と、を有して構成されている。また、シリンダ40の下端部には、図示しないマイクロガスジェネレータが取り付けられている。マイクロガスジェネレータが作動して、シリンダ40内の圧力が上昇することによって、シリンダ40に収容されたロッド42がシリンダ40に対して車両上方側に延び出るようになっている。なお、本実施形態のアクチュエータ18は、図示しないロック機構を備えており、これにより、ロッド42がシリンダ40に対して伸び出した状態が保持されるようになっている、即ち、シリンダ40に対して伸び出したロッド42がシリンダ40内に戻らないようになっている。
以上説明した一対のアクチュエータ18は、車幅方向に間隔を空けて配置された状態でそれぞれ図示しないエプロンアッパメンバに固定されている。また、本実施形態では、シリンダ40に対して伸び出したロッド42の上端部42Aが、フロントフード12においてフードストライカ20よりも後方側かつフロントフード12の重心Gよりも車両前方側の部位12Aを押圧するようにアクチュエータ18の車体への固定位置が設定されている。なお、フロントフード12の重心Gは、当該フロントフード12に取付けられた図示しない吸音材等のフロントフードと共に移動する他の部材の重量も含めて計算されるものである。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態では、一対のアクチュエータ18が作動して、当該一対のアクチュエータ18のロッド42の上端部42Aがフロントフード12を車両上方側へ向けて押圧する。また、図2及び図3に示されるように、アクチュエータ18の作動に連動して、フードヒンジ16に設けられたアクチュエータ38が作動する。そして、フロントフード12に入力されたアクチュエータ18の作動力によって、フードヒンジ16の第2アーム28が第1アーム24に対して回動される。これにより、フロントフード12の後端部12Rが、車両上方側へ移動する。すなわち、フロントフード12がポップアップする。
ここで、本実施形態では、一対のアクチュエータ18のロッド42の上端部42Aが、フロントフード12においてフードストライカ20よりも車両後方側かつフロントフード12の重心Gよりも車両前方側の部位12Aを押圧する。その結果、アクチュエータ18からの力がフロントフード12に入力されると、フロントフード12は、重心Gを回転中心とする矢印C方向への回転モーメントが作用したままポップアップする。これにより、本実施形態では、アクチュエータ18からの力がフロントフード12に入力された際に、当該フロントフード12の前端部12Fが下方側に移動することを抑制することができる。すなわち、フロントフード12の前端部12Fの上昇遅れを抑制することができる。
(第2実施形態に係る車両用ポップアップフード装置44)
次に、第2実施形態に係る車両用ポップアップフード装置44について説明する。なお、上記実施形態と同一の機能を有する部材及び部分については、上記実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図4及び図5に示されるように、本実施形態の車両用ポップアップフード装置44は、フードロック装置14がアクチュエータ18の作動に連動して車両上方側に移動可能とされていることに特徴がある。これにより、フロントフード12の後端部12Rに加えて当該フロントフード12の前端部12Fを車両上方側に移動させることが可能となっている。
図6に示されるように、フードロック装置14は、フードロック装置ベース46(以下単に「ロックベース46」という)に回動可能に支持されている。ロックベース46は、鋼板材にプレス加工等が施されることによって形成されており、このロックベース46は、車両前後方向を板厚方向として車幅方向に延在する矩形板状に形成されている。さらに、ロックベース46の車幅方向右側かつ車両上方側の端部には、円形の支持孔48が形成されている。この支持孔48にフードロック装置14に固定された支持ピン50が挿入されることによって、フードロック装置14がロックベース46に対して回動することが可能となっている。
また、ロックベース46には、フードロック装置14の下端部に固定された固定ピン52と当接する上昇規制解除装置としての固定片54が回動可能に取付けられている。固定片54は、車両正面視で略扇形状に形成されており、この固定片54は、固定ピン52に当接する当接面54Aを有している。当接面54Aが固定ピン52に当接した状態では、フードロック装置14の車両上方側への移動が規制されている、即ち、フードロック装置14のロックベース46に対する回動が規制されている。また、固定片54が回動されて当接面54Aと固定ピン52とが当接していない状態では、フードロック装置14が車両上方側へ移動することが可能となっている、即ち、フードロック装置14がロックベース46に対して回動することが可能となっている。
また、固定片54は、ケーブル56を介してアクチュエータ18のロッド42と連結されており、これにより、アクチュエータ18の作動に連動して、固定片54が回動されるようになっている。
図4〜図6に示されるように、以上説明した本実施形態では、一対のアクチュエータ18の作動に連動して、フードヒンジ16に設けられたアクチュエータ38(図2及び図3参照)が作動すると共に固定片54がケーブル56を介して回動される。これにより、フロントフード12の前端部12F及び後端部12Rが、車両上方側へ移動する。すなわち、フロントフード12がポップアップする。
ここで、本実施形態では、一対のアクチュエータ18のロッド42の上端部42Aが、フロントフード12においてフードストライカ20よりも車両後方側かつフロントフード12の重心Gよりも車両前方側の部位12Aを押圧する。これにより、図4に示されるように、本実施形態では、フロントフード12の前端部12Fを当該フロントフード12の後端部12Rに比してより速やかに持ち上げることができる。
なお、本実施形態では、固定片54をケーブル56を介して回動させた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、アクチュエータ18の作動に連動して作動する小型のアクチュエータを用いて固定片54を回動させることもできる。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、第2アーム28を第1アーム24に対して回動させるよって、フロントフード12の後端部12Rを車両上方側へ移動させた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ヒンジベース22に回動可能に連結されたヒンジアームの一部を変形させることによって、フロントフード12の後端部12Rを車両上方側へ移動させてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用ポップアップフード装置
12 フロントフード(フード)
12R フロントフードの後端部(フードの後端部)
12F フロントフードの前端部(フードの前端部)
12A フロントフード(フード)においてフードストライカよりも車両後方側かつフロントフードの重心よりも車両前方側の部位
14 フードロック装置
16 フードヒンジ
18 アクチュエータ
20 フードストライカ
22 ヒンジベース
24 第1アーム
28 第2アーム
34 回動規制解除装置
44 車両用ポップアップフード装置
46 フードロック装置ベース
54 固定片(上昇規制解除装置)
G フロントフードの重心(フードの重心)

Claims (3)

  1. フードの前端部に設けられたフードストライカが係止されるフードロック装置と、
    車幅方向に間隔をあけて配置され、前記フードにおいて前記フードストライカよりも車両後方側かつ前記フードの重心よりも車両前方側の部位を車両上方側へ向けて押圧することによって前記フードを車両上方側へ移動させる左右一対のアクチュエータと、
    を備えた車両用ポップアップフード装置。
  2. 前記フードロック装置は、該フードロック装置を前記アクチュエータの作動に連動して車両上方側に移動可能とするフードロック装置ベースに支持されており、
    前記フードの車両後方側の端部は、該フードの車両後方側の端部を前記アクチュエータの作動に連動して車両上方側に移動可能とするフードヒンジに支持されている請求項1記載の車両用ポップアップフード装置。
  3. 前記フードロック装置ベースには、
    前記アクチュエータが作動する前の状態においては前記フードロック装置の車両上方側への移動を規制すると共に、前記アクチュエータが作動した際に前記フードロック装置の車両上方側への移動の規制を解除する上昇規制解除装置が設けられており、
    前記フードヒンジは、
    車体に固定されるヒンジベースと、
    前記ヒンジベースに回動可能に連結されていると共に前記ヒンジベースに対して回動されることによって前記フードを開閉させる第1アームと、
    前記フードの車両後方側の端部に固定されると共に前記第1アームに回動可能に連結され、前記第1アームに対して回動されることによって前記フードの車両後方側の端部を車両上方側へ移動させる第2アームと、
    前記アクチュエータが作動する前の状態においては前記第1アームに対する前記第2アームの回動を規制すると共に、前記アクチュエータが作動した際に前記第1アームに対する前記第2アームの回動の規制を解除する回動規制解除装置と、
    を含んで構成されている請求項2記載の車両用ポップアップフード装置。
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