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JP2015527628A - 異なる機器の間での画像及びコメントの共有 - Google Patents

異なる機器の間での画像及びコメントの共有 Download PDF

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JP2015527628A JP2015516049A JP2015516049A JP2015527628A JP 2015527628 A JP2015527628 A JP 2015527628A JP 2015516049 A JP2015516049 A JP 2015516049A JP 2015516049 A JP2015516049 A JP 2015516049A JP 2015527628 A JP2015527628 A JP 2015527628A
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Abstract

いくつかの実施形態は、ユーザが、異なる機器を使用する複数の他のユーザと1つの機器のコンテンツを共有できるようにするツールを提供する。共有操作を容易にするために、コンテンツ共有ツールはユーザに、(1)共有コンテンツのセットを表す共有ストリームの作成、及び(2)共有ストリームに加入するよう1人又はそれ以上の受信者を招待することを許可する。受信者が共有ストリームに加入すると、コンテンツのセットが当人の機器の1つ又はそれ以上全体にストリーミングされる。いくつかの実施形態のコンテンツ共有ツールは、ストリームのコンテンツに関するコメントを交換するために使用することができる。

Description

今日、多くの様々なウェブサイトが画像を共有するために存在している。通常、人はウェブブラウザを使用してウェブサイトに移動する。次いで、人はウェブサイトにログオンして、写真の投稿を開始する。一部の場合、人は更に、これらの写真に関するコメントも残すことができる。写真及びコメントは、すべての人又は当該人物に関連付けられた人々のグループ(例えば、友人、家族、同僚)から閲覧可能である。
上述のような画像及びコメントを共有する操作には、いくつかの欠点がある。最初に例として、人はカメラを有するスマートフォンで写真を撮ることができる。この写真を共有するために、人は次に、ウェブサイトに移動して、更に写真をアップロードできるようにするには、ウェブサイトにログオンする必要がある。このことは、ウェブブラウザを開くこと及びウェブサイトのURLアドレスをウェブブラウザに入力することを必要とする場合がある。デスクトップ又はラップトップコンピュータが使用されている場合、人は更に、コンピュータにスマートフォンをつないでから、写真をコンピュータにインポートすることが必要な場合もある。したがって、このほんの1枚の写真を共有するには、行う必要のある多くの様々な工程があり得る。
別の例として、ウェブサイトが写真のグループを閲覧できる又はできない特定の人々を選択するための容易なオプションが全くない可能性もある。例えば、人が写真を共有する場合、すべての人々又は当該人物に関連付けられたすべての人々(例えば、友人、家族、同僚)のいずれかによって閲覧可能である。同様に、写真に関して残したすべてのコメントは、すべての人々又は関連付けられた人々のいずれかによって閲覧可能である。このような場合、1つの人々のグループ(例えば、友人)を除外し、一方、別の人々のグループ(例えば、家族)を含む個人的ネットワーク又は小さなソーシャルネットワークを指定するための容易な方法がない場合がある。
本明細書に記載されたいくつかの実施形態では、人が異なる機器を使用する複数の他の人々と、1つの機器でコンテンツ(例えば、画像、ビデオクリップ)の共有を許可するツールを提供している。このような機器の例には、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、タブレット、スマートフォン、デジタルメディアレシーバー、スマートテレビ(「TV」)などが含まれる。コンテンツはその人自身の機器間でも共有可能である。共有操作を容易にするために、コンテンツ共有ツールは、人が(1)共有コンテンツのセットを表す共有ストリームの作成、及び(2)1人又はそれ以上の受信者(例えば、友人、家族)を共有ストリームに加入するよう招待することを許可する。受信者が共有ストリームに加入すると、共有コンテンツのセットが1つ又はそれ以上の受信者の機器にストリーミングされる。
コンテンツ共有機能と組み合わせて、コンテンツ共有ツール(これ以後は、画像共有ツール)は、異なる参加者がストリームのコンテンツに関するコメントの共有を許可する。いくつかの実施形態では、コメントはリアルタイムで、共有ストリームに関連付けられた異なる参加者のすべての機器に(例えば、異なるプラットフォームを通して)プッシュ配信される。コンテンツ及びコメントを指定した人々のグループにプッシュすることによって、コンテンツ共有ツールはソーシャルネットワーク(例えば、小さなソーシャルネットワーク、個人のソーシャルネットワーク)を作り出す。このネットワークで、参加者は自分のスマートフォンで写真を撮り、共有ストリームアルバムに追加し、瞬時に通知して、共有ストリームアルバムに関連付けられた他の参加者だけからのコメントを受信できる。
いくつかの実施形態の画像共有ツールは、共有写真ストリームアルバムを変更するための種々の異なるツールを提供している。ユーザはこれらのツールを使用して、共有写真ストリームアルバムから画像の追加又は削除を行うことができる。共有写真ストリームアルバムに画像が追加されると、画像はユーザ自身の機器及び共有写真ストリームアルバムに加入している他の参加者の機器にわたって配布される。反対に、画像がユーザの機器から削除されると、画像はユーザ自身の機器及び参加者の機器から削除可能である。
いくつかの実施形態では、画像共有ツールはユーザが共有写真ストリームアルバムを管理するのを許可する。このような管理機能の例には、写真ストリームへの招待の再送信、追加の加入者の招待、既存の加入者の除去、及び共有写真ストリームアルバムの削除が含まれる。いくつかの実施形態の画像共有ツールは、所有者(すなわち、共有写真ストリームアルバムを作成した人)のみに、これらの管理操作の1つ又はそれ以上を行うことを許可する。しかし、画像共有ツールは、所有者にアクセス権限を指定することを許可することができる。つまり、所有者は加入者が共有写真ストリームアルバムへの画像の追加、又は共有写真ストリームアルバムからの画像の削除、加入者の追加又は削除、コメントの作成などを行えるかどうかを指定できる。いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、選択すると、共有写真ストリームアルバムから加入者を登録解除する制御を提供する。
いくつかの実施形態の画像共有ツールは、コンテンツ及びコメントが異なるプラットフォーム(例えば、異なるベンダーからの)の間で共有することを許可する。つまり、あるタイプのコンピューティング機器(例えば、タブレット、スマートフォン)を使用する人は、別のタイプのコンピューティング機器(例えば、パーソナルコンピュータ、ラップトップ)を使用する異なる人と画像及びコメントを共有できる。いくつかの実施形態では、画像共有ツールはオペレーティングシステム(「OS」)内に組み込まれる。代替として、画像共有ツールは、画像アプリケーションの一部として提供される(例えば、写真ビューイングアプリケーション、画像編成及び編集アプリケーション)。
クロスプラットフォームシステムでは、それぞれのクライアントは制御サーバと通信することができる。いくつかの実施形態では、制御サーバは、異なる共有写真ストリームに関連付けられた制御データを管理することによって、共有を容易にする。このような制御データの例には、ユーザデータ(例えば、ユーザに関連付けられた機器のリスト)及び写真ストリームデータ(例えば、ユーザに関連付けられた写真ストリームのリスト、特定の写真ストリームにアクセス可能な個人のリスト)が含まれる。
新しい共有ストリームアルバムが作成されると、いくつかの実施形態の制御サーバはファイルロケーションデータを所有者の機器に送信する。次いで、所有者の機器は共有写真ストリームアルバムの画像をストレージサーバにアップロードする。このストレージサーバはサードパーティのストレージサーバの場合もある。制御サーバは更に、メッセージを、共有ストリームアルバムに加入するように招待されたそれぞれの受信者に送信することもできる。受信者が招待を承諾する場合、画像を、ストレージサーバから1つ又はそれ以上の受信者の機器にダウンロードすることができる。
いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、共有写真ストリームアルバムの画像がウェブサイトにウェブページとして公開されることを許可する。画像を公開する際、ウェブページのレイアウトは、画像の数及び画像の向きに基づいて選択される。画像の異なるバッチが異なるときに追加されると、1つの特定のレイアウトがそれぞれのバッチに対して選択される。1つのバッチ内の画像は1つの特定の順序で提示可能である(例えば、最も古い画像から開始して、最も新しい画像で終了するか、又はその逆)。更に、異なるバッチも特定の順序で提示可能である(例えば、最も古いバッチから開始して、最も新しいバッチで終了するか、又はその逆)。いくつかの実施形態では、ウェブページはウェブパブリッシングサーバで生成される。代替として、クライアント機器がウェブページを生成して、ウェブパブリッシングサーバにアップロードすることができる。
本発明のいくつかのより詳細な実施形態が以下で提供されている。これらの例の多くは、画像共有ツールの一部である制御(例えば、選択可能アイテム)を参照する。いくつかの実施形態の画像共有ツールは、機器のオペレーティングシステムの上で実行するスタンドアロンアプリケーションの一部で、一方、他の実施形態では、オペレーティングシステムの一部である。更に、以下の例の多くでは(図1〜6、8〜13、15〜18、21〜35、38〜41、及び49〜51などに例示されたもの)、アプリケーションが実行する機器は、ユーザが画像編集アプリケーションと対話できるタッチスクリーンを有している。しかし、当業者の1人ならば、カーソルコントローラ又は他の入力機器が、カーソル及びカーソルコントローラ又は他の入力メカニズム(例えば、ボイス制御、リモート制御)を伴う機器で実行する他の実施形態のために、これらの例で示された制御及びアプリケーションとの対話に使用可能であることを理解されるであろう。
以上の要約は、本明細書に記載されるいくつかの実施形態を簡潔に紹介するためのものである。本明細書に開示されたすべての発明内容の紹介又は概要を意味しない。以下の詳細な説明、及び詳細な説明で引用される図面は、更に、要約で述べた実施形態並びに他の実施形態について述べる。したがって、本明細書で述べるすべての実施形態を理解するために、要約、詳細な説明及び図面の十分な検討が必要とされる。更に、特許請求された内容は、要約、詳細な説明及び図面における実例となる詳細によって限定されず、特許請求された内容は、主題の趣旨から逸脱しない他の特定の形態で実施することができるので、添付の特許請求の範囲によって定義される。
ここで記載される新規な特徴は添付の特許請求で説明される。しかし、説明の目的のために、いくつかの実施形態が以下の図面で説明される。
画像を共有するためのアプリケーションのグラフィカルユーザインターフェース(「GUI」)の例を示す図である。 写真ストリームの招待を承諾することによって加入者になる受信者の例示的な例を示す図である。 写真ストリームの画像に関するコメントを共有する例示的な例を示す図である。 写真ストリームのためにいくつかの画像を選択する例示的な例を示す図である。 写真ストリームの名前及び加入者を指定する例示的な例を示す図である。 新しい写真ストリームの画像のためのコメントを入力する例示的な例を示す図である。 いくつかの実施形態が新しい写真ストリームを作成するために使用するプロセスを概念的に例示する図である。 受信者が写真ストリームの招待について通知される方法の例示的な例を示す図である。 招待の承諾の通知を受信する所有者の例の例示である。 受信者の機器で受信される電子メールの例示的な例を示す図である。 第2の受信者に写真ストリームを転送する第1の受信者の例示的な例を示す図である。 写真ストリームの招待を承諾する第2の受信者の例示的な例を示す図である。 招待を承諾する第2の受信者について所有者の機器に入る通知の例示的な例を示す図である。 招待の承諾後、写真ストリームの選択及び閲覧を行う加入者の例示的な例を示す図である。 写真ストリームの招待を断る受信者の例示的な例を示す図である。 いくつかの実施形態が写真ストリームの招待の承諾又は拒否のために使用するプロセスを 概念的に例示する図である。 既存の写真ストリームに画像を追加する例示的な例を示す図である。 加入者の機器で受信されるいくつかの通知の例示的な例を示す図である。 写真ストリームから画像を削除する例示的な例を示す図である。 画像の削除後の加入者の機器での写真ストリームの例示的な例を示す図である。 いくつかの実施形態が写真ストリームに対して画像の追加又は削除を行うプロセスを概念的に例示する図である。 参加者が写真ストリームに画像を追加又は写真ストリームから画像を削除するときにいくつかの実施形態が行うプロセスを概念的に例示する図である。 招待を承諾していない又は断った受信者に写真ストリームの招待を再送信する例示的な例を示す図である。 写真ストリームの加入者を追加する例示的な例を示す図である。 加入者を除去する例示的な例を示す図である。 写真ストリームを削除する例示的な例を示す図である。 加入者が写真ストリームから登録解除する例示的な例を示す図である。 機器のユーザが写真ストリームの招待の受信をできないようにする例示的な例を示す図である。 共有写真ストリーム機能をオフにする例示的な例を示す図である。 写真ストリームのアラートをブロックする例示的な例を示す図である。 写真ストリームの画像に関するコメントを追加する例示的な例を示す図である。 加入者の機器でのコメントの表示方法の例示的な例を示す図である。 ユーザの機器でのコメントの表示方法の例示的な例を示す図である。 画像にマーキングする例示的な例を示す図である。 いくつかの実施形態の画像アプリケーションでのコメントを伴う画像の表示方法の例示的な例を示す図である。 コメントを伴う異なる画像をスクロールする例示的な例を示す図である。 1つの画像に関連付けられたコメントをスクロールする例示的な例を示す図である。 いくつかの実施形態がコメントを投稿するために使用するプロセスを概念的に例示する図である。 いくつかの実施形態が新しいコメントに関する1つ又はそれ以上の通知を提供するために使用するプロセスを概念的に例示する図である。 写真ストリームをウェブサイトに公開する例示的な例を示す図である。 加入者の機器でウェブページにアクセスする例示的な例を示す図である。 受信者の機器で受信されたメッセージ例を示す図である。 写真ストリームに新しい画像が追加された場合にウェブページが更新される方法の例示的な例を示す図である。 写真ストリームの画像をスクロールする例を示す図である。 2つの画像を含む写真ストリームのウェブページレイアウトの例示的な例を示す図である。 3つ又は4つの画像を含む写真ストリームのウェブページレイアウトの例示的な例を示す図である。 5つ又は6つの画像を含む写真ストリームのウェブページレイアウトの例示的な例を示す図である。 6つより多い画像を含む写真ストリームのウェブページレイアウトを例示する図である。 ウェブページレイアウトでの画像のフレーミング方法のいくつかの例を示す図である。 バッチレイアウトでの縦長及び横長画像の提示方法の例示的な例を示す図である。 いくつかの実施形態が写真ストリームの画像をウェブサイトに公開するために使用するプロセスを概念的に例示する図である。 タブレットでの画像共有ツールの例示的な例を示す図である。 タブレットでの画像共有ツールの別な例を示す図である。 タブレットでのコメントの提示方法の例示的な例を示す図である。 デジタルメディアレシーバーで共有写真ストリームを開く例示的な例を示す図である。 写真ストリームの画像をナビゲートする例示的な例を示す図である。 1つ又はそれ以上の新しいコメントを伴う画像のみを表示するために表示をフィルタ処理する例示的な例を示す図である。 デジタルメディアレシーバー又はスマートTVの別の画像アプリケーションの例を例示する図である。 画像共有ツールをインストール及び構成する例示的な例を示す図である。 写真ストリームの加入者及び名前を指定する例を例示する図である。 写真ストリームの画像の選択及び画像のいくつかに対するコメントの入力を例示する図である。 加入者の機器で写真ストリームの招待を承諾する例示的な例を示す図である。 画像を写真ストリームに追加する例を示す図である。 PCを使用してコメントを残す例示的な例を示す図である。 組み込まれた画像共有ツールの代替の実施形態の例示的な例を示す図である。 画像編成及び編集アプリケーションに組み込まれた画像共有ツールの例示的な例を示す図である。 加入者の機器で写真ストリームの招待を承諾する例示的な例を示す図である。 写真アプリケーションでのいくつかの実施形態の画像共有ツールのコメントの提示方法の例示的な例を示す図である。 画像及びコメントを共有するためにクライアントが異なるサーバと通信するシステムアーキテクチャの例を概念的に例示する図である。 サーバ側でのユーザの写真ストリームの表現方法の例を概念的に例示する図である。 いくつかの実施形態が新規の共有ストリームの招待について受信者に通知するために行うプロセス例を概念的に例示する図である。 いくつかの実施形態が受信者の機器からの応答を受信するときに行うプロセス例を概念的に例示する図である。 いくつかの実施形態が新しいコメントについて参加者に通知するために行うプロセス例を概念的に例示する図である。 いくつかの実施形態が新しいコメントを配信するために行うプロセス例を概念的に例示する図である。 いくつかの実施形態のコンテンツ共有ツールのソフトウェアアーキテクチャを概念的に例示する図である。 そのようなモバイルコンピューティング機器のアーキテクチャの実施例である。 本発明のいくつかの実施形態が実施される電子システムの別の例を概念的に例示する図である。
本発明の多くの詳細、実施例及び実施形態については、下掲の発明を実施するための形態に縷々記載されている。しかしながら、本発明は、説明されている実施形態に限定されるものではないということ、並びに本発明が具体的詳細及び記載の実施例の一部なしに実施され得るということが当業者には明らかであろう。
本明細書に記載されたいくつかの実施形態では、人が異なる機器を使用する複数の他の人々と、1つの機器でコンテンツの共有を許可するツールを提供している。このような機器の例には、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、タブレット、スマートフォン、デジタルメディアレシーバー、スマートテレビ(「TV」)などが含まれる。画像は個人自身の機器間でも共有可能である。共有操作を容易にするために、これらのツールは、人が(1)共有画像のセットを表す写真ストリームの作成、及び(2)1人又はそれ以上の受信者を共有ストリームに加入するよう招待することを許可する。受信者が写真ストリームに加入すると、画像のセットが1つ又はそれ以上の受信者の機器にストリーミングされる。
共有機能と組み合わせて、画像共有ツールは異なる参加者が写真ストリームの画像に関するコメントを共有することを許可する。いくつかの実施形態では、コメントはリアルタイムで、共有ストリームに関連付けられた異なる参加者のすべての機器(例えば、異なるプラットフォームにわたって)にプッシュ配信される。コンテンツ及びコメントを指定した人々のグループにプッシュすることによって、コンテンツ共有ツールはソーシャルネットワーク(例えば、小さなソーシャルネットワーク、個人のソーシャルネットワーク)を作成する。このネットワークで、参加者は自分のスマートフォンで写真を撮り、共有写真ストリームに追加し、瞬時に通知して、共有写真ストリームに関連付けられた他の参加者だけからのコメントを受信できる。
いくつかの実施形態では、画像共有ツールはオペレーティングシステム(「OS」)内に組み込まれる。代替として、画像共有ツールは、画像アプリケーションの一部として提供される(例えば、写真ビューイングアプリケーション、画像編成及び編集アプリケーション)。いくつかの実施形態の場合、図1は、このような画像及びコメント共有機能を伴うアプリケーションのグラフィカルユーザインターフェース(「GUI」)100を例示している。具体的には、この図は、共有写真ストリームを作成するためにユーザがGUI100を使用できる方法を、5つの操作段階170〜190で例示している。
以下で記載されるいくつかの例では、第1のユーザが写真ストリームを作成し、写真ストリームへの加入のための招待を異なる第2のユーザに送信する。説明を簡単にするために、第1のユーザは所有者と呼ばれることができ、第2のユーザは、第2のユーザが写真ストリームに加入したかどうかに応じて、受信者又は加入者と呼ばれる場合がある。
図1に示されているように、GUI100は、(1)画像表示領域105、(2)写真ストリームオプション表示領域125(これ以後、オプションシート)、及び(3)写真ストリームコメント表示領域150(これ以後、コメントシート)を含んでいる。画像表示領域105は、ユーザが画像を閲覧できるGUI100内の領域である。画像表示領域105は、画像のサムネイル表現を表示する。サムネイルとは、フルサイズの画像の縮小サイズ表現である。いつでも、ユーザは、より高い解像度で対応する画像を表示するために、サムネイル画像のいずれかを選択できる。このより高い解像度の画像は一般的に、フルサイズの画像ではない(通常、表示装置の解像度より高い解像度である)。いくつかの実施形態では、サムネイル画像は画像の一部分のみを表示する。つまり、画像表示領域105のサムネイルは、フルサイズの画像のアスペクト比に拘わらず、すべて、正方形である。サムネイルに使用するべき矩形画像の部分を判断するために、いくつかの実施形態のアプリケーションは、画像のより小さい方の寸法を識別して、より長い方の寸法の画像の中心部を使用する。
第1の段階170で示されているように、画像表示領域105はコレクション、すなわち、カメラロールから画像を表示する。これは、画像表示領域105の見出しとして「カメラロール」を表示するトップバー110によって示される。カメラロールコレクションは、画像アプリケーションが実行する機器(例えば、スマートフォン、タブレット)で撮られる1つ又はそれ以上の画像を含んでいる。したがって、サムネイル画像102、104、及び106は、機器で撮られたこれら画像を表している。
図1で例示されている例では、GUI100は選択可能ないくつかの制御112、114、及び116を表示するボトムバー115を含む。具体的には、ユーザは、「アルバム」タブ112を選択することによって、別のコレクション(例えば、アルバム)の画像を閲覧できる。選択すると、いくつかの実施形態のアプリケーションは、カメラロールコレクションなどの様々なコレクションをリスト表示する。「アルバム」タブとは異なり、ユーザは、異なる写真ストリームのリストを表示するために「写真ストリーム」タブ114を選択できる。「場所」タブ116は、ジオタグ付き画像(例えば、全地球測位システム(GPS)メタデータに関連付けられた画像)のマッピングされた位置を示すマップを表示するために選択できる。いくつかの実施形態では、アプリケーションはカメラロールコレクションで画像を表示するための独立した「カメラロール」タブを含む。アプリケーションは更に、機器で撮られた及び/又は機器にインポートされたすべての画像(例えば、画像のライブラリ)を表示するための「写真」タブも含むことができる。
写真ストリームオプションシート125は、共有写真ストリームの種々のオプションを指定するために使用される。このシート125は、加入者フィールド130及び名前フィールド135を含む。加入者フィールド130は、ユーザが写真ストリームの1人又はそれ以上の受信者を入力できるシートの領域である。つまり、所有者は写真ストリームに参加するよう受信者を招待するために、連絡先情報をこのフィールドに入力できる。
図1で例示された例では、加入者フィールド130に入力できる連絡先情報は、電子メールアドレス又は電子メールアドレスに関連付けられた名前である。しかし、他のタイプの連絡先情報(例えば、電話番号)も、共有写真ストリームに参加するよう受信者を招待するために提供できる。いくつかの実施形態では、アプリケーションはオートコンプリート機能を含んでいる。例えば、連絡先ディレクトリ又はアドレスブックからの1つ又はそれ以上の示唆された名前をフィールド130への所有者の入力テキストとして表示することができる。次いで、所有者が示唆された名前を選択すると、自動的にフィールド130に書き込まれることが可能である。
名前フィールド135はユーザが写真ストリームの名前又はタイトルを指定することを許可する。例えば、所有者はこのフィールドを使用して、写真ストリームの画像をまとめる名前又はタイトルを入力することができる。名前フィールド135で指定された名前は、いくつかの異なる場所に表示することができる。名前は、写真ストリームの招待(例えば、電子メールメッセージ)に現れることができる。名前は更に、共有写真ストリームの見出しとして現れることもできる。
コメントシート150はコメントを追加するために使用できる。コメントシート150は、コメントを入力するためのコメントフィールド155を含んでいる。いくつかの実施形態では、コメントは写真ストリームの第1の画像(例えば、画像表示領域105で最初に選択された画像102)と関連付けられている。このコメントは、写真ストリームに関連付けられた参加者のそれぞれの機器で、第1の画像とともに(例えば、第1の画像の下部のキャプションとして)表示できる。図1で示されているように、写真ストリームを作成するために所有者はコメントを入力する必要がないので、コメントフィールドはオプションフィールドである。
GUI100の要素を記述してきたが、これから、写真ストリームを作成する操作を、図1に例示された5つの段階170〜190の間のGUIの状態を参照することで記載する。第1の段階170で、画像表示領域105はカメラロールコレクションからの画像のサムネイル表現102〜106を表示する。上述のように、カメラロールコレクションは、機器(例えば、カメラを搭載したスマートフォン又はタブレット)で撮られた1つ又はそれ以上の画像を含んでいる。
第2の段階175は、ユーザが共有写真ストリームのいくつかの画像を選択した後のGUI100を例示する。具体的には、ユーザは写真ストリームの第1の画像を表す第1のサムネイル画像102、及び第2の画像を表す第2のサムネイル画像104を(例えば、ユーザの指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)選択している。画像を選択するために、ユーザは、サムネイル画像102及び104を選択する前に、編集ボタン118(例えば、画像選択ボタン、アクションボタン)を最初に選択した可能性がある。そうでない場合、画像表示領域105は選択した画像のフルスクリーン表現を表示する場合がある。
アプリケーションが画像選択状態の場合、サムネイル画像の選択によって、選択したサムネイル画像の近く又は少なくとも部分的に重なってマーキングが表示される。このマーキングはユーザに、サムネイル画像の選択の視覚的な表示を提供する。図1に例示された例では、マーキングは、選択したサムネイル画像102及び104のそれぞれの上に表示されるチェックマーク122である。しかし、アプリケーションは、異なるマーキングを表示して、同じ視覚的な表示を提供することができる。
選択した画像を共有するために、ユーザは共有ボタン160を(例えば、ユーザの指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)選択する。共有ボタン160の選択によって、ポップアップメニュー145が、第3の段階180で示されているように表示される。ポップアップメニュー145は、画面下部からスライドアップすると表示され、画面下部の方へスライドダウンすると非表示にすることができる。
第3の段階180に示されているように、ポップアップメニュー145はいくつかの選択可能なアイテムを含んでいる。選択可能なアイテムは2×2グリッドのボタンとして整列される。それぞれのボタンはアイコン及び説明と関連付けられている。選択可能なアイテムは、写真ストリームボタン165、メッセージボタン124、メールボタン126、及びコピーボタン172を含んでいる。写真ストリームボタン165は新しい写真ストリームの作成又は既存の写真ストリームへの選択した画像の追加のためのもので、メッセージボタン124は選択した画像に関するテキストメッセージ(例えば、SMS、iMessage)を作成するためのもので、メールボタン126は選択した画像に関する電子メールを作成するためのもので、コピーボタン172は選択した画像をコピーするためのものである。ポップアップメニュー145は更に、前のビューをキャンセルして戻るためのキャンセルボタン128も含んでいる。いくつかの実施形態では、ポップアップメニュー145は、選択した画像を印刷するための印刷ボタン(図示せず)を含んでいる。
第3の段階180で例示されている例では、選択可能なアイテムはアイコンベースである。いくつかの実施形態では、アプリケーションはテキスト及びアイコンを伴って、テキストのみでアイコンを伴わないで、又はアイコンのみでテキストを伴わないで、それぞれのアイテムを提示する。いくつかの実施形態のアプリケーションは、画像表示領域から選択される画像の数に基づいて異なる選択可能なアイテムを提示する。例えば、1つのみの画像が選択される場合、ポップアップメニュー145はデスクトップの壁紙として選択した画像を使用するためのオプションを含めることができる。
第3の段階180で、ユーザは写真ストリームボタン165を選択する。第4の段階185は、ユーザが写真ストリームボタン165を選択した後のGUI100を例示している。示されているように、選択によって、新しい写真ストリームを作成するための写真ストリームオプションシート125の表示という結果になっている。写真ストリームが事前に作成されている場合、いくつかの実施形態のアプリケーションは既存の写真ストリームに選択した画像を追加するか、又は新しい写真ストリームを作成するかのオプションを提供する。ここでは、写真ストリームオプションシート125は見出しを含むトップバー110により重ね合わされている。見出しには「写真ストリーム」と書いてある。いくつかの実施形態では、見出しにより、ユーザは、「新しい写真ストリーム」と明確に示すことによって新しい写真ストリームを作成していることに気付かされる。
第3の段階180で示されているように、ユーザは、オンスクリーン又はバーチャルキーボード140を使用して電子メールアドレスを加入者フィールド130にタイプしている。ユーザは更に、写真ストリームのための名前も名前フィールド135にタイプしている。フィールド130及び135が埋められると、ユーザはトップバー110に示される次へボタン134を選択できる。任意選択で、ユーザはキャンセルボタン132を選択して前のビュー(例えば、第2の段階175で例示されているビュー)に戻ることもできる。いくつかの実施形態では、次へボタン134は、1つ又はそれ以上の空白フィールドがある場合には無効にされる。例えば、次へボタン134は、加入者フィールド及び/又は名前フィールドが空白の場合には無効になる場合がある。いくつかの実施形態のアプリケーションは、ボタン134の外観を変更して(例えば、色の変更)、選択可能又は無効であることを示す。
第5の段階190は、次へボタン134の選択後のアプリケーションを例示している。選択の結果は、コメントシート150の表示である。いくつかの実施形態では、アプリケーションはアニメーションとともにコメントシート150を提示する。例えば、アプリケーションは両面カードが裏返されるのに類似して、写真ストリームオプションシート125を裏返すことによって提示する場合がある。
第5の段階190で示されているように、コメントシート150は、写真ストリームに関連付けられていることを提示する見出しを含んでいる。写真ストリームの名前は更に、コメントシートにも示される。具体的には、写真ストリームの名前は、アイコン(例えば、写真ストリームアイコン)とともにコメントフィールド155の下に表示される。コメントフィールド155は、ユーザが写真ストリームの画像(例えば、最初の画像)にコメントを何も入力していない場合には、空のままである。いくつかの実施形態では、コメントシート150は写真ストリームの画像の1つ又はそれ以上のサムネイル画像を表示する。第5の段階190で例示されている例では、選択した画像のサムネイル画像がコメントシート150に添付されているように(例えば、クリップで留められた紙のように)示される。しかし、異なる実施形態では、写真ストリームの画像のプレビューを異なるように提示する場合がある。例えば、アプリケーションは画像を1つ又はそれ以上の行にサムネイルのグリッドとして提示する場合がある。
第5の段階190で、ユーザは投稿ボタン136を選択して新しい写真ストリームを作成する。任意選択で、ユーザはキャンセルボタン138を選択して前の表示領域、すなわち、第4の段階185で例示されたオプションシート125に戻ることができる。いくつかの実施形態では、キャンセルボタン138の選択によって、アプリケーションは第2の段階175で例示された画像表示領域105に戻る。
投稿ボタンが選択されると、いくつかの実施形態のアプリケーションは新しい写真ストリームに関するメッセージを生成し、通知を制御又はプッシュ配信サーバに送信する。メッセージに基づいて、制御サーバはファイルロケーションデータ(例えば、1つ又はそれ以上のURL(「Uniform Resource Locator」))で応答し、画像をストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)に送信することができる。アプリケーションは更に、画像を生成してストレージサーバに送信することもできる。例えば、アプリケーションは保存された画像(例えば、生の画像)から1つ又はそれ以上のより低い解像度の画像を生成して当該画像をストレージサーバに送信することができる。
いくつかの実施形態では、制御サーバが受信者に関連付けられたそれぞれの機器を(例えば、受信者の電子メールアドレスに基づいて)特定し、写真ストリームの招待に関する1つ又はそれ以上のメッセージ又は通知を送信する。受信者が招待を承諾するならば、画像がストレージサーバから関連付けられた機器にダウンロードされる。画像を直ぐに表示するために、受信者が招待を承諾する前に、受信者の機器に画像をダウンロードすることができ、受信者が招待を拒否する場合には、機器から削除することができる。
図2は、写真ストリームの招待を承諾することによって加入者になる受信者の例示的な例を示す。具体的には、この図は、受信者が写真ストリームの招待を承諾して受信者の機器で共有画像を表示することができる方法を3つの操作段階225〜235で例示している。この例では、受信者の機器は、所有者の機器と同じ画像アプリケーションを実行している。このような訳で、GUI 200は、図1を参照すると上記と同じものである。
第1の段階225で、アプリケーションは写真ストリーム表示領域220(これ以後、写真ストリームメニュー)を表示している。メニュー220を表示するために、受信者は最初に(例えば、受信者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)「写真ストリーム」タブ114を選択した可能性がある。示されているように、メニュー220は所有者によって作成された写真ストリームを表示する。写真ストリームは(1)画像共有ツールに関連付けられたアイコン、(2)写真ストリームの名前、及び(3)写真ストリームの画像の数を特定する数字でリスト表示される。更に、メニュー220は、写真ストリームは「エミリー・パーカー」により共有されたと提示して所有者を特定する。例示している例では、所有者の名前が写真ストリームの名前より小さなフォントを使用して記載されている。
いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、新しい写真ストリームの招待及び/又は既存の写真ストリームの更新があるという1つ又はそれ以上の視覚的表示を提供する。これは、新しい写真ストリームがマーキング245とともにリスト表示され、写真ストリームメニュー220に示されている。ここで、マーキング245は着色されたドット(例えば、青色のドット)であるが、他のタイプのマーキング(例えば、テキストマーキング)を使用して同じメッセージを伝達することもできる。例えば、「写真ストリーム」タブ114は、数字280で印付けられたアイコン285を示している。この数字は、新しい写真ストリームの招待が1つあることを示す。いくつかの実施形態では、アプリケーションは写真ストリームメニューの表示時に、アイコンから印280を除去する。他方、マーキング245は、受信者が写真ストリームの招待を承諾するか、又は断るかのいずれかまで、メッセージに表示される場合がある。
以下で詳細に記載するように、いくつかの実施形態の画像共有ツールは、異なる視覚的表示を異なる複数のレベルで提供し、ユーザに新しい写真ストリームの招待及び/又は既存の写真ストリームの更新を通知する。例えば、画像共有ツールはオペレーティングシステム(「OS」)デスクトップレベルでアプリケーションのアイコンを印付けたり、アプリケーションメニューレベルでマーキングにより異なる写真ストリームをマーキングしたり、及び/又は写真ストリーム画像レベルで画像(例えば、新しい画像)にフラグを立てたりする。これらの視覚的表示の1つ又はそれ以上と組み合わせたり、又はこれらの代わりに、いくつかの実施形態の画像共有ツールは、受信者の機器でサウンドを再生したり、及び/又は振動させたりすることでユーザにアラートする。
第1の段階225で、受信者は写真ストリームメニュー220から写真ストリームを(例えば、受信者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)選択する選択によって、アプリケーションは、第2の段階215で例示されているように、ポップアップメニュー215を表示する。いくつかの実施形態では、ポップアップメニュー215は、画面下部から上にスライドすることによって写真ストリームメニュー220の一部分の上に重ね合わされる。ポップアップメニュー215は見出しを含む。見出しは、所有者が受信者と写真ストリームを共有したいと思っていることを提示する。所有者は、所有者の名前及び電子メールアドレスで特定され、写真ストリームは関連付けられた名前で特定される。ポップアップメニュー215は、(1)写真ストリームの招待を承諾するための承諾ボタン250、(2)招待を断るための拒否ボタン255、及び(3)招待を承諾したり、又は断ったりすることなく、ポップアップメニューを閉じるキャンセルボタン260(例えば、招待を保留状態にして、後で決定する)を含んでいる。
第2の段階230で示されているように、受信者はポップアップメニュー215から承諾ボタン250を選択する。この結果は、第3の段階235で例示されているように、画像表示領域105の表示である。画像表示領域105は、図1を参照する上述のものと同じである。画像表示領域105は、写真ストリームの画像のサムネイル表現202及び204を表示する。ユーザがサムネイル表現202又は204のいずれかを選択すると、対応する画像のフルスクリーン表現を表示できる。
図2で例示されている例では、画像表示領域105にはトップバー210が重ね合わされ、これには写真ストリームの名前が含まれる。トップバー210は更に、写真ストリームメニュー220に戻るための戻るボタン265及び写真ストリームの画像を選択するための編集ボタン270を含んでいる。第3の段階235で例示されている例では、画像表示領域は更に、2つのサムネイル202及び204の下にテキストも表示する。テキストは、所有者の名前及び所有者によって共有されている画像の数を提示する。
いくつかの実施形態では、アプリケーションは、写真ストリームの中の新しい画像の数を特定するマーキングを表示する。これは第3の段階235で、フラグ275が最初の新しい画像のサムネイル202上に表示されるように示される。フラグは、写真ストリームに2つの新しい画像があるというテキストでマーキングされる。いくつかの実施形態のアプリケーションは、画像のそれぞれの新しいバッチに対してこのようなマーキングを表示する。例えば、所有者が画像の新しいバッチを写真ストリームに追加すると、アプリケーションは新しいバッチ内の最初の画像に相当する最初のサムネイル画像上に類似のフラグを表示できる。
いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、特定の順序(例えば、最も古い画像から開始して、最も新しい画像で終了するか、又はその逆)でバッチ内の画像を表示する。いくつかの実施形態のアプリケーションは、特定の順序(例えば、最も古いバッチから開始して、最も新しいバッチまでか、又はその逆)で異なるバッチを表示する。異なるバッチを時系列又は逆の時系列順序で表示することによって、画像は表示領域(例えば、画像表示105)で必ずしも順序付けられない場合がある。例えば、このことは、複数のバッチがあり、最初のバッチ内の画像が後続のバッチ内のいずれかの別の画像よりも新しい(例えば、より新しいタイムスタンプを有する)場合に発生することがある。画像のバッチ化又はグループ化の異なる多くの例が以下で記載される。
上述の例では、受信者の機器は最初の2つの段階225及び230によって招待された状態にある。この状態では、写真ストリームの画像は、受信者の機器又は受信者に関連付けられた他のいずれかの機器にブッシュ配信することはできない。しかし画像は、受信者の招待承諾時に、受信者の機器のすべてにブッシュ配信できる。いくつかの実施形態では、受信者の招待承諾時に、通知が所有者の機器の1つ又はそれ以上に送信される。この通知は、受信者が写真ストリームに加入したことを提示することができる。
上述のように、画像共有ツールは、ユーザが画像だけではなく当該画像に関するコメントも共有することによってソーシャルネットワークを作成する。図3は、写真ストリームの画像に関するコメントを共有する例示的な例を示す。アプリケーションの4つの操作段階305〜320がこの図で例示されている。これらの段階は、図2で例示されている段階の続きである。
第1の段階305で、画像表示領域105は写真ストリームに関連付けられたサムネイル表現202及び204を表示する。加入者は最初のサムネイル画像202を選択する。選択によって、画像表示領域105は相当する画像のフルスクリーン表現325を表示する。フルスクリーン表現は、トップ及びボトムバー210及び370により重ね合わされる。トップバー210は、サムネイルビューに戻るための戻るボタン330を含んでいる。トップバー210は更に、表示された画像325が写真ストリームの2つの画像の最初のものであることも提示する。
トップバー210とは異なり、トムバー370は(1)選択した画像を共有するための共有ボタン345、(2)写真ストリームの画像のスライドショーを再生するための再生ボタン350、及び(3)表示した画像に関するコメントを残すためのコメントボタン360を含んでいる。ボトムバーは更に、写真ストリームの画像を1つ又はそれ以上の他の機器(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップ)にストリーミングするためのストリームボタン(図示せず)も含めることができる。図3で例示されている例では、ボトムバー370のそれぞれのアイテムが相当するアイコンとともに表示されている。例えば、コメントボタン360はチャットバブルアイコン375とともに表示されている。チャットバブルアイコン375は、表示した画像325にコメントを追加できるという視覚的な表示を提供するプラス記号(すなわち「+」)を含んでいる。
第2の段階310で示されているように、ユーザはコメントボタン360を選択する。選択によって、バーチャル又はオンスクリーン重ね合わせキーボード140が、第3の段階315で例示されているように現れる。選択によって更に、トップバー110に「新しいコメント」を提示する見出しが表示される。ここで、ユーザは画像325に関するコメントをタイプする。代替として、ユーザはキャンセルボタン380を選択すると、フルスクリーン表現に戻ることができる。
第4の段階320は、コメント入力後の画像アプリケーションを例示している。示されているように、コメントは画像325の上に表示される。コメントは更に、コメントメタデータにも関連付けられている。メタデータはコメントの下に表示され、コメントを残した人、並びにコメントが残された時間及び日付を特定する。第4の段階320で例示されている例では、コメントを残した人は「私」として特定される。これは、加入者が加入者の機器でコメントを残したためである。コメントは更に、別のコメントを追加するために選択可能なコメントの追加フィールド365とともに表示される。
いくつかの実施形態では、コメントは異なる複数の機器の間(例えば、異なるベンダーの異なるプラットフォーム間)でリアルタイムに共有される。例えば、新しいコメントが受信されると、いくつかの実施形態のアプリケーションは新しいコメントに関するメッセージを生成し、当該メッセージを制御サーバに送信する。メッセージには、コメント、及びコメントに関連付けられた画像を一意に特定するキーを含めることができる。メッセージに基づき、制御サーバはコメントを保存し、写真ストリームに関連付けられた参加者を特定し、写真ストリームに対する更新に関するメッセージを特定された参加者に関連付けられたそれぞれの機器に送信することができる。いくつかの実施形態では、次いで、参加者の機器がコメントをダウンロードして、関連付けられた画像とともに表示する。
更に多くの写真ストリームの例が以下で記載される。セクションIでは、新しい写真ストリームを作成する別のより詳細な例を記載する。このセクションでは更に、写真ストリームの招待を承諾する別の例も記載する。セクションIIでは次に、写真ストリームに対する画像の追加及び除去を記載する。セクションIIIでは、写真ストリームを管理するいくつかの例を記載する(例えば、招待の再送信、加入者の追加、又は除去、登録解除など)。セクションIVでは次に、コメントの交換の追加の例を記載する。セクションVでは、写真ストリームを公開しているウェブサイトに公開することを記載する。これらの先行セクションの次に、異なる機器及び/又はプラットフォームに実装される画像共有ツールの例が続く。具体的には、セクションVIでは、タブレットで動作する画像共有ツールの例を記載する。タブレットの例の次は、デジタルメディアレシーバーの例を記載するセクションVIIである。次にセクションVIIIでは、いくつかの実施形態の画像共有ツールが(例えば、パーソナルコンピュータ(「PC」)の)オペレーティングシステムに組み込まれる方法を記載する。次にセクションIXでは、1つ又はそれ以上の画像編集及び編成アプリケーションに組み込まれた画像共有ツールの更にいくつかの例を記載する。次にセクションXでは、画像及びコメント共有操作を容易にするために使用されるシステムアーキテクチャの例を記載する。次にセクションXIでは、サーバ側で行われるプロセス例を記載する。次にセクションXIIでは、いくつかの実施形態のコンテンツ共有ツールのソフトウェアアーキテクチャを記載する。最後に、セクションXIIIでは次に、本明細書で記載されるいくつかの実施形態を実装するいくつかの電子システムの例を記載する。
I.例示的動作
上述のように、画像共有ツールは、所有者が画像を含む共有写真ストリームアルバムを作成し、共有写真ストリームアルバムに加入して、当該画像を閲覧するように、いずれかの数の受信者を招待することを許可する。受信者が招待を承諾すると、画像が受信者の機器の1つ又はそれ以上にダウンロードされる。写真ストリームアルバムの作成及び写真ストリームアルバムの共有の更にいくつかの操作例が図1〜14を参照して記載される。
A.写真ストリームの作成
写真ストリームの作成例は上述されている。写真ストリームの作成のより詳細な例がこれから、図4〜6で例示される操作のシーケンスを参照して記載される。図4は、写真ストリームのためにいくつかの画像を選択する例示的な例を示す。所有者の機器400の6つの操作段階405〜430がこの図で例示されている。図には、図1を参照して上述された画像表示領域105が含まれる。
第1の段階405は、オペレーティングシステム(「OS」)のグラフィカルユーザインターフェース(「GUI」)を表示する機器400を例示する。GUIは、異なるアプリケーションを開くための選択可能アイコンを含んでいる。アイコンのいくつかはメニューバー(例えば、ドック)に沿って表示される。アイコンは、電話アプリケーション、電子メールアプリケーション、ウェブブラウザ、及び音楽プレーヤーを開くためのものを含んでいる。画像アプリケーションアイコン435(例えば、写真アプリケーションアイコン)及びカメラアプリケーションアイコン440は、OSのデスクトップ又はメイン表示領域に重ね合わされる。画像アプリケーションを開くには、所有者は画像アプリケーションアイコン435を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。
第2の段階410は、所有者がアイコン435を選択した後の機器を例示している。示されているように、アプリケーションは異なるコレクションのリスト445を表示する。所有者は最初にアルバムタブ112を選択して、このリストを表示した可能性がある。ここで、所有者はリストからカメラロールコレクション460を選択する。第3の段階415で示されているように、選択によって、画像表示領域105はカメラロールコレクションの画像のサムネイル表現を表示する。ここで、カメラロールコレクションは、機器(例えば、カメラを搭載したスマートフォン又はタブレット)で撮られた画像を含んでいる。
第3及び第4の段階415及び420は、新しい写真ストリームのいくつかの画像の選択を例示している。具体的には、所有者は第1のサムネイル画像450を選択して写真ストリームの第1の画像を(例えば、所有者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)選択し、第2のサムネイル画像455を選択して写真ストリームの第2の画像を選択する。所有者は、第1のサムネイル画像450を選択する前に、編集ボタン118を選択した可能性がある。そうでない場合、画像表示領域105は選択した画像のフルスクリーン表現を表示することができる。
アプリケーションが画像選択状態の場合、サムネイル画像の選択によって、選択したサムネイル画像の近く又は少なくとも部分的に重なってマーキングが表示される。このマーキングはユーザに、サムネイル画像の選択の視覚的な表示を提供する。図4に例示された例では、マーキングは、選択したサムネイル画像450及び455のそれぞれの上に表示されるチェックマーク122である。しかし、アプリケーションは、異なるマーキングを表示して、同じ視覚的な表示を提供することができる。
第5の段階425では、所有者は共有ボタン160を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。選択によって、ポップアップメニュー145が、第6の段階430で例示されているように現れる。メニュー145は、新しい写真ストリームを作成するか、又は選択した画像を既存の写真ストリームに追加するための写真ストリームボタン165を含んでいる。新しい写真ストリームを作成するには、次に所有者は写真ストリームボタンを選択する。
図5は、写真ストリームの名前及び加入者を指定する例示的な例を示す。画像アプリケーションの5つの操作段階505〜525がこの図に示されている。これらの操作は、図4に例示されたものの続きである。第1の段階505は、所有者がポップアップメニュー145から写真ストリームボタン165を選択した後の画像アプリケーションを例示している。選択の結果は、写真ストリームオプションシート125の表示である。写真ストリームオプションシートは、1人又はそれ以上の加入者を入力するための加入者フィールド130、及び写真ストリームの名前を入力するための名前フィールドを含んでいる。加入者の電子メールアドレスを入力するために、次に所有者は加入者フィールド130を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。
第2の段階510は、加入者の名前を加入者フィールド130に入力することを例示している。特に、所有者はオンスクリーン又はバーチャルキーボード140を使用して、電子メールアドレスを加入者フィールド130に(例えば、タイプして)入力し始める。入力に基づいて、アプリケーションはアドレスブックから示唆された名前のリスト535を提供する。ここで、オートコンプリート機能が人の名前を表示する。名前は、電子メールアドレスに関連付けられて示される。次に所有者がリスト535から名前を選択すると、自動的に加入者フィールド130に書き込まれる。
第3の段階515では、所有者は新しい写真ストリームの名前(例えば、タイトル)を入力するために名前フィールド135を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)第4の段階520で示されているように、所有者は写真ストリームの名前を名前フィールド135にタイプする。第5の段階525で、次に所有者は、次へボタン134を選択して写真ストリームの定義を続ける。
図6は、新しい写真ストリームの画像のためのコメントを入力する例示的な例を示す。画像アプリケーションの5つの操作段階605〜625がこの図に示されている。これらの操作は、図5に例示されたものの続きである。第1の段階605は、次へボタン134の選択後に示されるコメントシート150を例示している。コメントフィールド155は、所有者が写真ストリームの画像(例えば、最初の画像)にコメントを何も入力していない場合には、空のままである。コメントを入力するために、所有者はコメントフィールド155を選択する。
第2の段階610で示されているように、コメントフィールド155の選択によって、オンスクリーンキーボード140が現れる。次に所有者はコメントフィールド155にコメント(例えば、「サマーバケーション(Summer Vacation)」)をタイプする。上述のように、いくつかの実施形態の画像共有ツールは、コメントを写真ストリームの最初の画像に関連付ける。いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、異なる画像にコメントを入力するための別のフィールドを提供する。いくつかの実施形態の画像共有ツールは自動的に、コメントフィールドに埋め込む。例えば、コメントフィールドは画像ファイル名を使用して埋め込むようにすることができる。コメントフィールドを自動的に埋め込む場合、画像共有ツールは画像ファイルの名前を分析して、マシン生成名とユーザ指定名を区別することができる。このような分析のいくつかの例は、図58を参照して以下で詳細に記述される。
図6に戻ると、第3の段階は、所有者が、写真ストリームを投稿又は共有するために投稿ボタン136を選択すること(例えば、ユーザの指でタップ操作することによって)を例示している。第4の段階620は、写真ストリームメニュー220を表示する画像アプリケーションを例示している。ここで、ユーザは、メニュー220から新しい写真ストリーム(例えば、「家族の写真」)を選択する。選択によって、新しい写真ストリームの画像のサムネイル表現が、第5の段階625に例示されているように、画像表示領域105に表示される。
新しい写真ストリームが定義されると、いくつかの実施形態のアプリケーションは新しい写真ストリームに関するメッセージを生成し、通知を制御又はプッシュ配信サーバに送信する。メッセージに基づいて、制御サーバは、画像をストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)に送信するためのファイルロケーションデータ(例えば、1つ又はそれ以上のURL)で応答する。アプリケーションは更に、画像を生成してストレージサーバに送信することもできる。例えば、アプリケーションは保存された画像(例えば、生の画像)から1つ又はそれ以上のより低い解像度の画像を生成して当該画像をストレージサーバに送信することができる。
いくつかの実施形態では、制御サーバが受信者に関連付けられたそれぞれの機器を(例えば、受信者の電子メールアドレスに基づいて)特定し、写真ストリームの招待に関する1つ又はそれ以上のメッセージ又は通知を送信する。受信者が招待を承諾するならば、画像がストレージサーバから関連付けられた機器にダウンロードされる。画像を直ぐに表示するために、受信者が招待を承諾する前に、受信者の機器に画像をダウンロードすることができ、受信者が招待を拒否する場合には、機器から削除することができる。
いくつかの例示的なGUIの操作を記載してきたが、これから、新しい写真ストリームを作成するためのプロセスが記載される。図7は、いくつかの実施形態が新しい写真ストリームを作成するために使用するプロセス例700を概念的に例示する。プロセス700は、いくつかの実施形態では、画像アプリケーションによって行われる。
プロセス700は、写真ストリームのための画像を(705で)特定するときに開始する。上述の例では、所有者は画像表示領域を介して画像を選択する。画像の特定後、プロセスは写真ストリームの名前を(710で)特定する。次に、プロセス700は、写真ストリームの招待のそれぞれの受信者を(715で)特定する。写真ストリームの名前及び写真ストリームの招待の受信者を指定する例は、図5を参照して上述された。
次にプロセス700は、写真ストリームの画像(例えば、最初に選択された画像)に関する何らかのコメントが残されたかどうかを(720で)判定する。コメントが作成されると、プロセス700はコメントを(725で)特定し、画像に関連付ける。次に、プロセス700は特定内容に基づき新しい写真ストリームに関するメッセージを(730で)生成する。メッセージの生成後、プロセスはメッセージを制御サーバに(735で)送信する。いくつかの実施形態では、制御サーバは、共有写真ストリームに関連付けられた制御データを管理することによってコンテンツの共有を容易にする。このような制御データの例には、ユーザデータ(例えば、ユーザに関連付けられた機器のリスト)及び写真ストリームデータ(例えば、ユーザに関連付けられた写真ストリームのリスト、特定の写真ストリームにアクセス可能な個人のリスト、ファイルロケーションデータ)が含まれる。
図7で示されているように、プロセス700は制御サーバからファイルロケーションデータを(740で)受信する。いくつかの実施形態では、ファイルロケーションデータは画像をストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)にアップロードするための1つ又はそれ以上のURLを備える。ファイルロケーションデータを受信後、プロセス700は画像を、ファイルロケーションデータを使用してストレージサーバに(745で)送信する。次に、プロセス700は終了する。
いくつかの実施形態では、プロセス700は、ストレージサーバに送信する前に、それぞれのオリジナル画像(例えばRAW画像)の1つ又はそれ以上のコピーを生成する。つまり、プロセスは画像を取得し、当該同じ画像の異なるバージョン(例えば、異なる解像度)を生成することができる。クライアントのタイプに応じて(例えば、デジタルメディアレシーバー,タブレット、スマートTVなど)、同じ画像のいくつかの異なるバージョンのいずれかをクライアントにダウンロードすることができる。
いくつかの実施形態では、画像は、特定のタイプのネットワーク接続がある場合に、ストレージサーバに送信される。例えば、画像は、機器がセルラー(例えば3G、4G)接続によってインターネットに接続される場合には、ストレージサーバに送信しない場合がある。つまり、機器は、Wi−Fi接続などの異なるタイプの接続がある場合には、画像データをストレージサーバに送信することができる。この理由の1つは、スマートフォン又はタブレットは、セルラーネットワークを使用してデータを移送する場合には、高電力状態で動作するからである。他方、スマートフォン又はタブレットは、有線接続又はWi−Fi接続によりインターネットに接続している場合には、低電力状態で動作可能である。このような訳で、電力消費(例えば、バッテリ消費)は最小限化される。
いくつかの実施形態では、プロセス700は電子メールメッセージを生成し、それぞれの受信者に送信する。電子メールメッセージは、選択時に、受信者を共有写真ストリームに加入者として追加させるリンクを含めることができる。このような電子メールのいくつかの例は、図9を参照して以下に記載される。
いくつかの実施形態では、プロセス700で変化形態を行う。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。例えば、プロセス700は、画像に関連付けられたコメントを全く特定しない可能性がある。更に、プロセス700は複数のメッセージ(例えば、1つは新しい共有写真ストリームアルバムに関するもので、もう1つは新しい共有写真ストリームの画像に残されたコメントに関するもの)を生成して制御サーバに送信する。更に、プロセス700は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
B.通知のプッシュ配信
前の例では、写真ストリームの作成及び写真ストリームの招待の送信を例示した。図8Aは、受信者が写真ストリームの招待を通知される方法の例示的な例を示す。この図の次に、所有者が招待の承諾の通知を受け取ることの例を例示する図8Bが続く。3つの操作段階805〜815が図8Aで例示されている。
第1の段階805は、自分の機器(例えば「デリクの機器」)によって通知を受け取る受信者を例示している。この第1の段階805は、所有者(例えば「エミリー」)が写真ストリームを作成して、写真ストリームの招待を送信した後に起きる。示されているように、バナー820が受信者の機器に表示される。具体的には、バナーはオペレーティングシステムのデスクトップの上部端部に沿って重ね合わされる。いくつかの実施形態では、バナーはシミュレート3Dエフェクトとして回転しながら現れる。バナーは事前定義の時間の期間、表示領域上部に浮かんで、その後、非表示にすることができる(例えば、回転しながら消える、フェードアウェイ)。
バナー820はメッセージ及びアイコン825を含んでいる。メッセージは、新しい共有写真ストリームがあることを提示する。更に、メッセージは、写真ストリームの所有者が受信者と写真ストリームを共有したいと望んでいることも提示する。所有者は所有者の名前(例えば「エミリー・パーカー」)で特定され、一方、写真ストリームは当該の名前(例えば「家族の写真」)で特定される。アイコン825は画像アプリケーションに関連付けられたものである。
アイコンと組み合わせるか、又はアイコンの代わりに、いくつかの実施形態のアプリケーションは共有写真ストリームの画像のサムネイル表現を表示する。例えば、バナー820は、共有写真ストリームの最初の画像のサムネイル表示を含めることができる。いくつかの実施形態のアプリケーションは、1つ又はそれ以上の他の手段により受信者にアラートする。例えば、アプリケーションは機器を、振動させたり、又はサウンドを再生させたりすることができる。機器がロックモードにある場合、メッセージを伴うポップアップウィンドウ又はダイアログボックスがロック画面に現れるようにすることができる。
第1の段階805では、アプリケーションはオペレーティングシステム(「OS」)レベルで印を表示し、受信者に写真ストリームへの更新をアラートする。このレベルで、アプリケーションは1つ又はそれ以上の他のマーキングを表示する場合がある。通知のこのようなタイプの1つは、アプリケーションのアイコン上に少なくとも部分的に現われる印である。これは、第1の段階805で、印830が画像アプリケーションのアイコン840の上に表示されるものとして示される。印830は数字(例えば、「1」)を含んでいる。第1の段階805で例示されている例では、数字は写真ストリームの新しい画像の数を表さない。代わりに、写真ストリームへの更新(例えば、新しい写真ストリームの招待がある、画像のバッチが既存の写真ストリームに追加された、新しいコメントが既存の写真ストリームの画像に関して受信された、など)があることを示す。
第1の段階805は、アプリケーション840の選択を例示している(例えば、アイコン上を受信者の指でタップ操作するなどのタッチ操作によって)。第2の段階810に示されているように、選択によって、画像アプリケーションが開かれる。アプリケーションは写真ストリームメニュー220を表示する。ユーザは最初に写真ストリームタブ114を選択して、このメニューを表示した可能性がある。第2の段階810では、メニュー220は新しい写真ストリーム(すなわち「家族の写真」)845をリスト表示する。ここで、受信者はメニュー220から写真ストリーム845を選択する。選択によって、アプリケーションは、第3の段階815で示されているように、ポップアップメニュー215を表示する。次に受信者は、ポップアップメニュー215から承諾ボタン250を選択することによって、写真ストリームの招待を承諾する。
第2の段階810に例示されている例では、受信者は写真ストリームメニュー220から写真ストリームを選択してポップアップメニュー215を表示する。いくつかの実施形態では、バナー825(第1の段階805で示されている)の選択で、画像アプリケーションが開く。アプリケーションの起動と組み合わせて、バナー825の選択によって、アプリケーションは写真ストリームメニュー220への移動及び/又は招待シート(例えば、ポップアップメニュー215)の表示を行うことができる。
前の例では、受信者の機器に表示される通知例を例示した。加入者が招待を承諾すると、所有者にも招待の承諾を通知することができる。図8Bは、所有者の機器に(例えば、画像アプリケーションによって)プッシュ配信される通知の例示的な例を示す。
図8Bで示されているように、バナー835が所有者の機器に表示される。バナー835はOSのデスクトップの上部端部に沿って重ね合わされる。バナー835は、受信者が写真ストリームに加入したことを提示するメッセージを含んでいる。加入者は加入者の名前(例えば「デリク・パーカー」)で特定され、一方、写真ストリームは当該の名前(例えば「家族の写真」)で特定される。所有者の機器は、制御サーバからのメッセージから加入者の名前及び/又は写真ストリームの名前を受信した可能性がある。この例では、印は画像アプリケーションのアイコン上に表示されていない。これは、写真ストリームが更新されていないからである。例えば、加入者は写真ストリームの画像に関するコメントを全く追加していない。
いくつかの実施形態では、アプリケーションは、1つ又はそれ以上の他の手段により受信者にアラートする。例えば、アプリケーションによって、ユーザにアラートするため、機器を振動させたり、又はサウンドを再生させたりすることができる。機器がロックモードにある場合、メッセージを伴うポップアップウィンドウ又はダイアログボックスがロック画面に現れるようにすることができる。
上述のように、いくつかの実施形態のアプリケーションは1つ又はそれ以上の他の手段により、受信者にアラートする。例えば、アプリケーションは機器を振動させたり、又はサウンドを再生させたりすることができる。機器がロックモードにある場合、メッセージを伴うポップアップウィンドウ又はダイアログボックスがロック画面に現れるようにすることができる。いくつかの実施形態では、通知は、ユーザが無効にできるという点で、完全にカスタマイズ可能である(例えば、アプリケーション設定メニューから)。例えば、ユーザは、特定の更新のための通知(例えば、新しいコメント、新しい写真ストリーム、新しい画像など)をオン又はオフにすることができる。ユーザは更に、(1)プッシュ配信を表示するかどうか、(2)通知をバナーとして又はアラート(例えば、バブルでのメッセージ)として表示するかどうか(3)ロック画面で通知を閲覧するかどうか、(4)サウンドを再生するかどうか、及び/又は(5)アプリケーションのアイコンを印付けるかどうかも指定できる。これらのカスタマイゼーション機能は、図28を参照して以下に記載される。
C.電子メールの通知
図8Aに示されている例では、アプリケーションはバナーを表示して、写真ストリームの招待について受信者に通知する。バナーの通知、又はこの代わりに、新しい共有写真ストリームの作成時に電子メールメッセージを受信者に送信することができる。いくつかの実施形態では、画像アプリケーションは、選択時に、画像アプリケーションを開く選択可能なリンクを含む電子メールメッセージを生成する。リンクの選択によって更に、アプリケーションが写真ストリームメニューに移動できたり、及び/又は受信者を写真ストリームへの加入者として追加できたりする。いくつかの実施形態では、電子メールメッセージは、共有写真ストリームに参加するように招待されたそれぞれの受信者に必ず送信される。
図9は、受信者の機器で受信される電子メールの例示的な例を示す。受信者の機器の4つの操作段階905〜920がこの図に例示されている。第1の段階905は、電子メールアプリケーションのアイコン925の選択を例示している。第2の段階910で、電子メールアプリケーションは、所有者の機器から送信された電子メールを表示する。電子メールは、(1)メッセージ935、(2)リンク940、及び(3)サムネイル画像930を含んでいる。メッセージ935は、所有者が受信者と写真ストリームを共有したことを示す。具体的には、受信者に所有者の共有写真ストリームへの参加を尋ねている。所有者は、所有者の名前及び電子メールアドレスで特定され、写真ストリームは関連付けられた名前で特定される。
サムネイル画像930は、画像アプリケーションのアイコンを示す。アイコンはマーキング又は印945を含んでいる。マーキングは、新しい写真ストリーム又は既存の写真ストリームへの更新があることを示す。リンク940は画像アプリケーションを開くために選択可能なアイテムである。いくつかの実施形態では、電子メールは、共有写真ストリームに参加するために受信者がクラウドサービスを伴うアカウントを作成する必要のあることを提示するメッセージを含んでいる。写真ストリームアルバムをダウンロードするために、受信者はクラウドサービスに自分の機器を登録する必要がある場合がある。
第2の段階910で、受信者はリンク940を選択する(例えば、受信者の指でタップ操作することによって)。第3の段階915で示されているように、選択よって、画像アプリケーションが開かれる。具体的には、選択の結果は、写真ストリームメニュー220の表示である。選択によって更に、受信者は共有写真ストリームに加入者として追加される。したがって、受信者は招待シートから承諾ボタンを押す必要はない。
第3の段階915で、加入者は写真ストリームメニュー220から写真ストリーム950を選択する。第4の段階920で示されているように、選択によって画像表示領域105が表示された。画像表示領域105は、共有写真ストリームのサムネイル表現を示す。いくつかの実施形態では、返信の電子メールは、受信者が招待を承諾したなら、所有者へ送信することができる。この返信の電子メールは、受信者が共有写真ストリームに参加、又は加入者したことを提示できる。所有者は更に、所有者の機器で表示される通知(例えば、バナー)によって承諾について通知を受けることもできる。このような通知の例は、図8Bを参照して上述された。
前の例は、電子メールメッセージにより共有写真ストリームへの招待を承諾することを例示した。いくつかの実施形態の画像共有ツールによって、第1の受信者が招待を第2の受信者に転送することができる。次に第2の受信者は、招待を承諾することによって共有写真ストリームに加入できる。いくつかの実施形態で、写真ストリームの招待は、1人の個人によってのみ使用可能なワンタイムトークンに関連付けられている。つまり、第2の受信者は第1の受信者に取って代わることができる。しかし、第1及び第2の受信者の両方が、1つの写真ストリームの招待により共有写真ストリームに加入することはできない。
図10は、第2の受信者に写真ストリームの招待を転送する第1の受信者の例示的な例を示す。第1の受信者の機器の2つの操作段階1005及び1010がこの図に例示されている。第1の段階1005で、電子メールアプリケーションは、電子メールを表示するために開かれる。電子メールは、メッセージ935、リンク940、及びサムネイル画像930を含んでいる。電子メールアプリケーションは更に、ボトムバー1015を表示する。このバーには、電子メールに返信するための返信ボタン1020、電子メールを転送するための転送ボタン1025、及び電子メールを削除するための削除ボタン1030を含んでいる。
第1の段階で、第1の受信者は転送ボタン1025を選択する。第2の段階1010で示されているように、第1の受信者は次に電子メールを第2の受信者に転送する(例えば、「ジョー・パーカー」へ)。
図11Aは、写真ストリームの招待を承諾する第2の受信者の例示的な例を示す。第2の受信者の機器の3つの操作段階1105〜1115がこの図に例示されている。第1の段階1105は、電子メールアプリケーションのアイコン925の選択を例示している。第2の段階1110で、電子メールアプリケーションは第1の受信者から転送された電子メールを表示する。電子メールは、メッセージ935、リンク940、及びサムネイル画像930を含んでいる。
第2の段階1110で、第2の受信者はリンク940を選択する(例えば、第2の受信者の指でタップ操作することによって)。第3の段階1115で示されているように、選択によって、画像アプリケーションが開かれる。具体的には、選択の結果は、写真ストリームメニュー220の表示である。選択によって更に、第2の受信者は共有写真ストリームに加入者として追加される。したがって、第2の受信者は招待シートから承諾ボタンを押す必要はない。
図11Bは、第2の受信者の共有写真ストリームへの加入時に、所有者の機器にプッシュ配信される通知の例示的な例を示す。示されているように、バナー835が所有者の機器に表示される。バナー835はOSのデスクトップの上部端部に沿って重ね合わされる。バナー835は、第2の受信者が写真ストリームに加入したことを提示するメッセージを含んでいる。加入者は第2の加入者の名前(例えば「ジョー・パーカー」)で特定され、写真ストリームは当該の名前(例えば「家族の写真」)で特定される。
いくつかの実施形態では、バナーは異なる電子メールアドレス使用する人が共有写真ストリームに参加したことを提示する場合がある。バナーは更に、所有者が人物又は電子メールアドレスを認識しない場合には、所有者は加入者を除去できることを提示する場合もある。代替として、又は通知と組み合わせて、第2の受信者が招待を承諾すると、返信の電子メールを所有者に送信することができる。この返信の電子メールには、バナーと同じメッセージを含めることができる。
D.写真ストリームの選択及び閲覧
上述のいくつかの例では、受信者は写真ストリームの招待を承諾することによって、写真ストリームの加入者になる。図12は、加入者への写真ストリームの画像の提示方法の例示的な例を示す。加入者の機器の3つの操作段階1205〜1215がこの図で例示されている。
第1の段階1205は、共有写真ストリームの画像のサムネイル表現を表示する画像アプリケーションを例示している。上述のように、いくつかの実施形態のアプリケーションは、写真ストリームである新しい画像の数を特定するマーキングを表示する。これは第1の段階1205で、フラグ275が最初の新しい画像のサムネイル202上に表示されるように示される。フラグは、写真ストリームに2つの新しい画像があるというテキストでマーキングされる。いくつかの実施形態のアプリケーションは、画像のそれぞれの新しいバッチに対してこのようなマーキングを表示する。例えば、所有者が画像の新しいバッチを写真ストリームに追加すると、アプリケーションは新しいバッチ内の最初の画像に相当する最初のサムネイル画像上に類似のフラグを表示できる。
いくつかの実施形態では、画像アプリケーションは、画像が1つ又はそれ以上のコメントに関連付けられているという視覚的な表示を表示する。この視覚的な表示は更に、画像に関連付けられた少なくとも1つの未読のコメントがあることを示す。第1の段階1205で例示されている例では、第1のサムネイル275は着色された(例えば、青色)チャットバブル1220とともに表示される。チャットバブル275は、相当する画像に関連付けられた1つ又はそれ以上のコメントがあることを示し、チャットバブルの色は同じ画像に関連付けられた少なくとも1つの未読コメントがあることを示す。
第1の段階1205で示されているように、加入者はサムネイル202を選択する。第2の段階1210は、選択の結果は、相当する画像のフルスクリーン表現1225の表示であることを示す。フルスクリーン表現1225は、トップ及びボトムバー210及び370により重ね合わされる。トップバー210は、20サムネイルビューに戻るための戻るボタン330を含んでいる。戻るボタン330は、写真ストリームの名前でラベル付けされている。トップバー210は更に、表示された画像325は写真ストリームの2つの画像の最初のものであることも提示する。
トップバー210とは異なり、ボトムバー370は(1)選択した画像を共有するための共有ボタン345、(2)写真ストリームの画像のスライドショーを再生するための再生ボタン350、及び(3)表示された画像に関連付けられたコメントを表示したり、又は別のコメントを残したりするためのコメントボタン360を含んでいる。図12に例示されている例では、コメントボタン360はチャットバブルアイコン375とともに表示される。チャットバブルアイコンには、表示された画像に関連付けられたコメントの数を特定する数字を含んでいる。
第2の段階1210で、ユーザは画面を選択して(例えば、横方向へスワイプする)、次の画像を表示する。第3の段階1215で示されているように、選択によってアプリケーションは次の画像1230を表示する。選択によって更に、トップ及びボトムバーが非表示になる。しかし、チャットバブルアイコン375は同じロケーションに留まる。表示された画像は全くコメントに関連付けられていないので、チャットバブルの中の数は「+」記号に置き換えられている。記号は、表示された画像1230に対してコメントが追加可能であるという視覚的な表示を提供する。いつでも加入者は、チャットバブルを選択して新しいコメントを追加できる。
上述の例では、トップ及びボトムバー210及び370は、次の画像1230の表示時に非表示になる。代替として、アプリケーションはセットした時間の期間後に除去することができる。例えば、第2の段階1210で、トップ及びボトムバー210及び370は、事前定義の期間(例えば、数秒)に達すると、自動的に非表示にすることができる。
E.招待の拒否
上述のいくつかの例では、受信者は写真ストリームの招待を承諾することによって、写真ストリームの加入者になる。図13は、写真ストリームの招待を断る受信者の例示的な例を示す。受信者の機器の3つの操作段階1305〜1315がこの図に例示されている。
第1の段階1305は、写真ストリームメニュー220を表示する画像アプリケーションを例示している。メニュー220は所有者によって作成された写真ストリーム1320を含んでいる。受信者は写真ストリームメニュー220から写真ストリーム1320を選択する。選択によって、アプリケーションは第2の段階1310でポップアップメニュー215を表示する。ポップアップメニュー220に含まれているものは、拒否ボタン255で、選択時には招待を拒否する。この段階1310で示されているように、受信者は拒否ボタン255を選択して招待を拒否する。第3の段階1315は、受信者が写真ストリームの招待を拒否した後の写真ストリームメニュー220を例示している。示されているように、拒否ボタン255の選択の結果は、写真ストリームメニュー220からの写真ストリーム1320の除去である。
F.プロセス例
写真ストリームの招待の承諾及び拒否を記載してきたが、次にプロセス例を記載する。図14は、いくつかの実施形態が写真ストリームの招待の承諾又は拒否のために使用するプロセス1400を概念的に例示する。プロセス1400は、いくつかの実施形態では、画像アプリケーションによって行われる。
プロセス1400は、制御サーバから、写真ストリームの更新に関するメッセージを(1405で)受信するときに開始する。メッセージの受信後、プロセス1400は制御サーバから写真ストリームのリストを(1410で)取得する。リストに基づいて、プロセス1400は次に、受信者に更新について(1415で)通知する。異なる通知又はマーキングのいくつかの例が上述され、OSレベルでのバナー通知及び印付きアイコン、アプリケーションのアルバムレベルでのマーキング(例えば、青色のドット)などを含んでいた。上述のように、受信者の機器は更に、メッセージの受信時に、サウンドを再生したり、又は振動したりすることができる。
1420で、プロセス1400は写真ストリームの招待を表示する。このような写真ストリームの招待の多くの異なる例が上述された。例えば、招待は、招待の承諾及び/又は拒否のためのボタンを伴うポップアップウィンドウの一部とすることができる。ポップアップウィンドウとは異なり、招待は、招待の承諾及び/又は拒否のための1つ又はそれ以上の選択可能なリンクを伴う電子メールメッセージとすることができる。いくつかの実施形態では、写真ストリームの招待は、受信者が通知(例えば、バナー)を選択したときに表示される。代替として、招待は、受信者が写真ストリームメニューから写真ストリームを選択したときに表示することができる。
図14に示されているように、プロセス1400は、受信者からの入力を(1425で)待っている。招待が承諾されると、プロセス1400は、承諾された招待に関するメッセージを制御サーバに(1430で)送信する。いくつかの実施形態では、制御サーバはメッセージを受信し、受信者を加入者としてアクセスリストに追加する。いくつかの実施形態では、このアクセスリストは、写真ストリームの画像の閲覧及びこれらの画像に関するコメントを行うことを許可されたそれぞれの加入者をリストする。リストでは更に、写真ストリームへの画像の追加、画像の除去、写真ストリームへの加入者の追加、及び/又は写真ストリームからの加入者の除去を加入者ができるかどうかの指定することもできる。
承諾された招待について制御サーバに通知した後、プロセス1400は、制御サーバから、写真ストリームの画像のファイルロケーションデータ(例えば、1つ又はそれ以上のURL(「Uniform Resource Locator」))を(1435で)取得する。次に、プロセスは、ロケーションデータを使用してストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)から画像を(1440で)取得する。次に、プロセス1400は終了する。
1450で、プロセス1400は受信者が招待を断るかどうかを判定する。受信者が招待を断る場合、プロセスは拒否された招待に関するメッセージを制御サーバに(1430で)送信する。プロセス1400は更に、写真ストリームのリスト(例えば、つまり、写真ストリームメニューを表す)から写真ストリームを削除できる。メッセージに基づいて、いくつかの実施形態の制御サーバは、写真ストリームに参加するように招待された異なる個人をリストするリストから受信者を除去する。
受信者が招待を断ることも、又は承諾することもしない場合(例えば、キャンセルボタンを選択するか、又は電子メールメッセージを閉じることによって)、プロセスは招待の保留ステータスを(1460で)維持する。招待が保留なので、プロセス1400は写真ストリームメニューから写真ストリーム、及び/又は当該写真ストリームメニューの写真ストリームの名前とともに表示されるマーキング(例えば、着色されたドット)の除去をしない場合がある。
いくつかの実施形態では、プロセス1400で変化形態を行う。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更に、プロセス1400は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
II.画像の追加及び削除
いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、共有写真ストリームに対して画像の追加又は削除を行うツールを提供する。写真ストリームの参加者が画像を追加すると、画像は参加者の機器のすべてのほか、他の参加者の機器にも公開されることができる。同様に、参加者が画像を削除すると、画像は参加者の機器のすべて、及び他の参加者の機器からも削除されることができる。画像の追加及び削除のいくつかの例が、これから、図15〜20を参照して記述される。
A.写真ストリームへの画像の追加
図15は、既存の写真ストリームに画像を追加する例示的な例を示す。所有者の機器の5つの操作段階1505〜1525がこの図で例示されている。第1の段階1505で、アプリケーションの画像表示領域105はカメラロールコレクションからの画像のサムネイル表現を表示する。ここで、所有者は第3のサムネイル画像1525を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)。
第2の段階1510は、所有者がサムネイル画像1525を選択した後の画像表示領域105を例示している。選択の結果は、画像表示領域105が選択した画像のフルスクリーン表現1530を表示することである。画像を共有するために、次に所有者は共有ボタン345を選択する。選択によって、ポップアップメニュー145が、第3の段階1515で例示されているように現れる。いくつかの実施形態では、ポップアップメニュー145が画面下部から上にスライドすることによって、アニメーションとともに現れる。次に所有者はポップアップメニュー145から写真ストリームボタン165を選択する。
第4の段階1520で示されているように、写真ストリームボタン165の選択によって、アプリケーションは写真ストリームメニュー220を表示する。写真ストリームメニュー220は既存の写真ストリーム1535をリスト表示する。メニュー220は更に、新しい写真ストリームを作成するためのオプション1540もリスト表示する。トップバー210は写真ストリームメニュー220に重ね合わされる。トップバー210は、前のビュー(例えば、第2の段階1510で例示されているフルスクリーンビュー)に戻るためのキャンセルボタン1545を含んでいる。トップバー210は更に、「写真ストリームへの追加」を提示する見出しも含まれる。代替として、見出しは、写真ストリームが選択される必要があることを示すことができる。既存の写真ストリームがない場合、いくつかの実施形態のアプリケーションは図1を参照して上述された写真ストリームオプションシート125を表示する。これによって所有者は、新しい写真ストリーム作成時に、写真ストリームメニューをスキップすることができる。
第4の段階1520で、所有者はメニュー220から写真ストリーム1535を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。第5の段階1525で示されているように、写真ストリームの選択1535の結果は、コメントシート150の表示である。コメントシート150は、選択した画像にコメントを入力するためのフィールド155を含んでいる。選択した画像のサムネイル表現1550は更に、コメントシート150にも示される。写真ストリームに画像を追加するために、所有者は次に投稿ボタン136を選択する。
上述の例では、所有者は画像表示領域105から単一の画像1525を選択する。代替として、所有者は画像表示領域105から複数の画像を選択することもできる(例えば、サムネイルビューの編集ボタン118を選択することによって)。複数の画像を選択する例は、図1を参照して上述されている。
写真ストリームに画像が追加されると、加入者に追加について通知可能である。図16は、加入者の機器に表示される異なるマーキング(例えば、バナー通知、印付きアイコン)の例示的な例を示す。加入者の機器の2つの操作段階1605及び1610が図16に例示されている。
第1の段階1605は、加入者の機器に示される異なるマーキングを例示している。この第1の段階1605は、所有者が画像を写真ストリームに追加した後に生じる(例えば、図15に例示されているように)。所有者が画像を追加すると、バナー1615が加入者の機器に表示される。この例では、バナー1615がオペレーティングシステムのデスクトップの上部端部に沿って重ね合わされる。いくつかの実施形態では、バナー1615はシミュレート3Dエフェクトとして回転しながら現れる。バナー1615は事前定義の時間の期間、メイン表示領域上部に浮かんで、次に非表示することができる(例えば、回転しながら消える、又はフェードアウェイ)。
バナー1615は見出し及びメッセージを含んでいる。見出しは写真ストリームを特定し、メッセージは所有者からの新しい画像があることを提示する。いくつかの実施形態では、メッセージは所有者が1つの新しい画像を写真ストリームに追加したことを提示する。示されているように、写真ストリームは関連付けられた名前で特定され、所有者は所有者の名前で特定される。
第1の段階1605で例示されている例では、バナー1615は写真ストリームに追加された新しい画像のサムネイル表現1620を含んでいる。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、写真ストリームに追加された画像の数に関係なく、1つの画像(例えば、新しいバッチ内の最初の画像)のサムネイル表現を表示する。代替として、いくつかの実施形態のアプリケーションは、写真ストリームに追加された画像の複数のサムネイル画像を表示する。いくつかの実施形態では、サムネイル表現1620は、写真ストリームへの招待を承諾している受信者にのみ表示される。その他の場合、バナー1615がいくつかの実施形態の画像アプリケーションのアイコンを表示する。
第1の段階1605で示されているように、加入者は更に、画像アプリケーションのアイコン435により、写真ストリームに更新があることも通知される。具体的には、アイコン435はマーキング又は印830とともに表示される。ここで、印830は少なくとも、アイコン435と部分的に重ね合わされる。印には、写真ストリームが更新されたことを示す数字を含んでいる。したがって、印830の数は、写真ストリームの新しい画像の数を表すものではなく、更新された、又は新しい写真ストリームの数を表している。
B.写真ストリームからの画像の削除
上述の例では、所有者は新しい画像を共有写真ストリームに追加している。図17は、写真ストリームから画像を削除する例示的な例を示す。所有者の機器の6つの操作段階1705〜1730がこの図で例示されている。第1の段階1705では、アプリケーションは写真ストリームメニュー220を表示する。写真ストリームメニュー220は写真ストリーム1735をリスト表示する。写真ストリームを変更するために、所有者は写真ストリーム1735を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)。
第2の段階1710で示されているように、写真ストリーム1735の選択の結果は、アプリケーションが画像表示領域105を表示することである。画像表示領域105は、写真ストリームの画像1733、1736、及び1738のサムネイル表現を表示する。これはトップバー210によって示され、選択した写真ストリームの名前を表示する。次に所有者は第2のサムネイル画像1736を選択して、同じ画像のフルスクリーン表現を表示する。
第3の段階1715は、所有者がサムネイル画像1736を選択した後の画像表示領域105を例示している。選択の結果は、画像表示領域が選択した画像のフルスクリーン表現を表示することである。選択によって更に、アプリケーションはいくつかのコンテキストメニューアイテムを表示する。これらのメニューアイテムはボトムバー370に表示される。第3の段階1715で例示されている例では、ボトムバー370は、表示された画像を共有するための共有ボタン345、写真ストリームの画像のスライドショーを再生するための再生ボタン350、写真ストリームの画像を1つ又はそれ以上の他の機器(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップ)にストリーミングするためのストリームボタン355、写真ストリームから画像を削除するための削除ボタン1740、及び表示された画像に関するコメントを残すためのコメントボタン360を含んでいる。いくつかの実施形態では、削除機能は、写真ストリームを作成したユーザのみが利用可能である。このような訳で、写真ストリームの閲覧時に、加入者は、加入者の機器のこのボタン1740にアクセスすることはできない。言い換えると、ボタン1740は必ずしも、ボトムバー370に全く表示されない可能性がある。
第3の段階1715で、所有者は削除ボタン1740を選択する。削除ボタンの選択によって、ポップアップメニュー1745が、第4の段階1720で例示されているように表示される。ポップアップメニュー1745は、(1)写真ストリームから選択された画像の削除を確認するための確認ボタン1750、及び(2)削除操作(すなわち、削除ボタン1740を選択することによって開始された削除操作)をキャンセルするためのキャンセルボタン1755を含んでいる。示されているように、ポップアップメニュー1745には、画像が所有者の機器及び加入者の機器のすべてから削除されることを提示する警告メッセージ又はプロンプトを含んでいる。
第4の段階1720で、所有者はポップアップメニュー1745から削除ボタン1750を選択する。第5の段階1725は、写真ストリームから選択した画像を削除した後の所有者の機器を例示している。第2の画像1736が削除されているので、アプリケーションは写真ストリームの次の画像1738のフルスクリーン表現を表示する。所有者は次に、戻るボタン330を選択してサムネイルビューに戻る。第6の段階1730で示されているように、画像表示領域105は、第2の画像1736が写真ストリームから削除されているので、2つのみのサムネイル画像1733及び1738を表示する。
前の例では、所有者は所有者の機器から画像を削除する。図18は、所有者が画像を削除した後の加入者の機器での写真ストリームの例示的な例を示す。加入者の機器の2つの操作段階1805及び1810がこの図に例示されている。
第1の段階1805で示されているように、加入者の機器は写真ストリームメニュー220を表示する。加入者はデスクトップからアプリケーションのアイコンを選択してから、写真ストリームメニュー220に移動した可能性がある。1つ又はそれ以上の画像が写真ストリームから削除されると、この更新について加入者には通知されない場合がある。例えば、バナー通知が加入者の機器に示されない、及び/又は印がアプリケーションのアイコンに示されない場合がある。
第1の段階1805で、加入者は写真ストリームメニュー220から写真ストリーム1815を選択する。選択によって、アプリケーションは写真ストリームの画像のサムネイル表現を表示する。第2の画像1736が(例えば、所有者によって)削除されているので、画像表示領域は残りの2つの画像1733及び1738の表現のみを表示する。
C.プロセス例
共有写真ストリームに対する画像の追加及び削除を記載してきたが、次にいくつかのプロセス例を図19及び20を参照して記載する。図19は、いくつかの実施形態が写真ストリームに対して画像の追加又は削除を行うために使用するプロセス1900を概念的に例示する。プロセス1900は、いくつかの実施形態で、画像アプリケーションによって行われる(例えば、所有者の機器で実行して)。
プロセス1900は、写真ストリームを変更するための入力を(1905で)受信するときに開始する。次に、プロセス1900は、画像の新しいバッチが写真ストリームに追加されているかどうかを判定する(1910で)。追加されていない場合、プロセス1900は、以下に記載される1935に進む。追加されている場合、プロセス1900は画像の新しいバッチに関するメッセージを生成する(1915)。メッセージの生成後、プロセス1900はメッセージを制御サーバに(1920で)送信する。上述のように、制御サーバは、共有写真ストリームに関連付けられた制御データを管理することによってコンテンツの共有を容易にする。このような制御データの例には、ユーザデータ(例えば、ユーザに関連付けられた機器のリスト)及び写真ストリームデータ(例えば、ユーザに関連付けられた写真ストリームのリスト、ファイルロケーションデータ)が含まれる。制御データには更に、特定の写真ストリームにアクセスできる個人をリストした加入者リストを含めることができる。加入者リストでは更に、写真ストリームへの画像の追加、画像の除去、写真ストリームへの加入者の追加、コメントの作成、及び/又は写真ストリームからの加入者の除去を加入者ができるかどうかの指定することもできる。
図19で示されているように、プロセス1900は制御サーバからファイルロケーションデータを(1925で)受信する。いくつかの実施形態では、ファイルロケーションデータは画像をストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)にアップロードするための1つ又はそれ以上のURLを含んでいる。ファイルロケーションデータが受信されると、プロセス1900は画像をファイルロケーションデータを使用してストレージサーバに(1930で)送信する。
1935でプロセス1900は、いずれかの画像が写真ストリームから削除されているかどうかを判定する。削除されていない場合、プロセス1900は、以下に記載される1950に進む。削除されている場合、プロセス1900は削除された画像に関するメッセージを生成する(1940)。メッセージ生成後、プロセス1900はメッセージを制御サーバに(1945で)送信する。メッセージに基づいて、制御サーバは写真ストリームから画像を分離することができる。例えば、制御サーバは、写真ストリームに関連付けられたすべての画像をリストする写真ストリームリストから当該画像への参照を除去することができる。
変更が別のタイプの変更の場合、プロセス1900は入力に基づいて写真ストリームを変更する(1950)。このような変更の例は、新しい加入者の追加、現在の加入者の削除、写真ストリームの削除、写真ストリームの名前の変更などを含んでいる。画像の追加及び削除と同様に、いくつかの実施形態のアプリケーションは変更に基づいてメッセージを作成して制御サーバに送信する。制御サーバは次に、共有写真ストリームに変更を加える。例えば、制御サーバは、写真ストリームにアクセスできるすべての個人をリストする加入者リストから加入者を除去することができる。このような変更のいくつかの例が以下のセクションIIIに詳細に記載されている。
図20は、参加者が画像を写真ストリームに追加又は写真ストリームから画像を削除するときにいくつかの実施形態が行うプロセス2000を概念的に例示する。プロセス1900は、いくつかの実施形態で、画像アプリケーションによって行われる(例えば、加入者の機器で実行して)。プロセス2000は、制御サーバから、写真ストリームの更新に関するメッセージを(2005で)受信するときに開始する。
メッセージの受信後、プロセス2000は制御サーバから写真ストリームのリストを(2010で)取得する。リストに基づいて、プロセス2000は次に、加入者に更新について(2015で)通知する。いくつかの実施形態では、プロセス2000は参加者に、特定のタイプの更新のみを通知し、他の更新は無視する。例えば、プロセス2000は、新しい画像が写真ストリームに追加されている場合には、通知を表示してもよい。他方、画像が削除されている場合、プロセス2000は通知を何も表示しなくてもよい。いくつかの実施形態のアプリケーションでは、ユーザが通知をトリガーするイベントのタイプ(例えば、新しいコメント、新しい画像、新しい加入者など)を指定することができる。
図20で示されているように、プロセス2000は新しい画像が写真ストリームに追加されているかどうかを判定する(2020で)。追加されていない場合、プロセス2000は、以下に記載される2025に進む。追加されている場合、プロセス2000は制御サーバからファイルロケーションデータを(2035で)取得する。次にプロセス2000は、ファイルロケーションデータに基づきストレージサーバから画像を(2040で)取得する。2025でプロセス2000は、いずれかの画像が写真ストリームから削除されているかどうかを判定する。削除されている場合、プロセス2000は写真ストリームからの画像のローカルコピーを(2030で)削除する。そうではない場合、プロセス2000は終了する。
いくつかの実施形態はプロセス1900及び2000で変化形態を実行する。これらのプロセスのおのおのの具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更に、プロセス19及び20は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
III.写真ストリームの管理
上述の例では、参加者は画像の追加及び削除によって写真ストリームを変更する。いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、参加者が写真ストリームを管理することを許可する多様な異なるツールを提供する。いくつかの実施形態で、この管理は(1)応答がない受信者への画像の再送信(2)新しい加入者の追加(3)現在の加入者の削除、及び/又は(4)写真ストリームの削除を伴う。次に、これらの写真ストリーム管理機能のいくつかの例が図21〜28を参照して記載される。
A.招待の再送信
図21は、招待を承諾していない又は断った受信者に写真ストリームの招待を再送信する例示的な例を示す。具体的には、この図は、5つの操作段階2105〜2125で、所有者が招待を再送信するために画像アプリケーションをどのように使用することができるかを例示している。この図は、1つ又はそれ以上の写真ストリームをリスト表示する写真ストリームメニュー220を含んでいる。図は更に、編集メニュー2130を含んでいる。
編集メニュー2130は写真ストリームを変更するためにいくつかの異なるツールを提供する。示されているように、編集メニュー2130は、名前フィールド2135、加入者セクション2140、公開ウェブサイト制御2145、及び削除ボタン2150を含んでいる。名前フィールド2135は、写真ストリームの名前を表示する編集メニュー2130の1つの領域である。いくつかの実施形態では、名前フィールド2135は、写真ストリームの名前を編集するために使用できる。例えば、所有者は名前フィールド2135を選択して、バーチャル又はオンスクリーンキーボードを表示できる。次に、所有者はバーチャルキーボードを使用して写真ストリームの名前を変更できる。削除ボタン2150は、選択した写真ストリームを削除するために使用できる。
加入者セクション2140では、写真ストリームに参加するように招待されている個人のリストを表示する。具体的には、セクションは対応する加入ステータスとともにそれぞれの人の名前をリスト表示する。いくつかの実施形態では、異なる加入ステータスは、保留(例えば、招待済み)、拒否済み、及び承諾済みを含んでいる。所有者はリストからいずれかの人を選択して加入者として当該人物を除去するか、又は招待を承諾も拒否もしていない人の場合には、招待を再送信することができる。図21に示されているように、加入者セクションは人々の追加制御2155を含んでいる。所有者はこの制御を選択して写真ストリームに参加するように他の人々を招待できる。
何らかの実施形態では、アプリケーションは写真ストリームの画像をウェブサイト(例えば、公開ウェブサイト)に公開するためのツールを提供する。つまり、画像をそれぞれの参加者の機器にプッシュ配信する代わりに、ウェブサイトにアクセスすることによって画像がウェブブラウザで表示されるようにすることができる。ウェブ公開を容易にするために、編集メニュー2130は公開ウェブサイト制御2145を含んでいる。所有者はこの制御2145を選択又は切り替えることによって、共有写真ストリームをウェブサイトに公開できる。例えば、所有者は制御2145を選択して、公開ウェブサイト機能をオン又はオフにすることができる。オンにすると、いくつかの実施形態のアプリケーションは写真ストリームのウェブサイトに関連付けられたURLを表示する。画像をウェブサイトに公開するいくつかの例が次に、図38〜48を参照して以下に詳細に記載される。
メニューアイテムの1つ又はそれ以上と組み合わせるか、又は代わりに、一部の事件の画像共有ツールは所有者が写真ストリームへのユーザアクセスを制御することを許可する。例えば、所有者は、画像を写真ストリームに追加する、及び/又は画像を写真ストリームから削除することのできる1人又はそれ以上の個人を指定することによって、読み取り及び書き込みアクセスを制御することができる。いくつかの実施形態の画像共有ツールは、所有者がコメント付けの制御を許可する(例えば、加入者がコメントを残せる又は残せないなど)。
編集メニュー2130を記述してきたが、これから、写真ストリームの招待を再送信する操作を、図21に例示された5つの段階2105〜2125の間のアプリケーションのGUIの状態を参照することで記載する。第1の段階2105で、所有者の機器は写真ストリームメニュー220を表示している。写真ストリームメニュー220は、共有写真ストリームの選択可能なアイテム2182(例えば、矢印を伴う着色されたアイコン)を含んでいる。このアイテム2182は、相当する写真ストリームのための編集メニュー2130を表示するために選択することができる。選択可能なアイテムの代わりに、いくつかの実施形態のアプリケーションは、写真ストリーム編集モードを入力するための編集ボタン2160を含んでいる。
第1の段階2105で、所有者は「家族の写真」写真ストリームに関連付けられた選択可能なアイテム2182を選択する。第2の段階2110で示されているように、選択可能なアイテム2182の選択によって、アプリケーションは編集メニュー2130を表示する。編集メニュー2130は、名前フィールド2135に選択された写真ストリームの名前を表示する。加入者セクション2140は写真ストリームに招待された人々のリストを含んでいる。リストには、「デリク・パーカー」及び「スーザン・パーカー」を含んでいる。加入者セクションは更に、それぞれの個人の名前の下に加入ステータスも表示する。具体的には、ステータスは、デリク・パーカーは招待を承諾しているが、一方、スーザン・パーカーの招待ステータスは保留である(例えば、招待済み)。
第3の段階2115で、所有者は加入者セクション2140から受信者「スーザン・パーカー」を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。選択によって、アプリケーションは、第4の段階2120で例示されているように、加入者メニュー2175を表示する。加入者メニュー2175はトップバー2180によって重ね合わされる。トップバー2180は、前のビューに戻るための戻るボタン2185を含んでいる。トップバー2180は更に、加入者の名前を提示する見出しも含んでいる。
加入者メニュー2175は、(1)電子メールフィールド2190、(2)招待の再送信ボタン2195、及び(3)加入者除去ボタン2196を含んでいる。電子メールフィールド2190は受信者の電子メールアドレスを表示する。所有者は更に、このフィールドを使用して、受信者の電子メールアドレスを変更することができる。招待の再送信ボタン2195は、招待を受信者に再送信するために使用することができる。加入者除去ボタン2196は、写真ストリームから受信者又は加入者を除去するために使用することができる。
第4の段階2120で示されているように、所有者は招待の再送信ボタン2195を選択して写真ストリームの招待を再送信する。招待が再送信されると、受信者の機器はもう1つの招待の通知を表示することができる。例えば、受信者の機器は、所有者が受信者と写真ストリームを共有したことを提示するバナーを再表示することができる。代替として、又はバナーと組み合わせて、写真ストリームの招待に関する電子メールメッセージを受信者の機器に送信することができる。上述のように、電子メールには、選択時に、受信者を加入者として写真ストリームに追加するリンクを含めることができる。
B.受信者の追加
上述の例では、所有者は画像アプリケーションを使用して、招待を受信者に再送信する。いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、所有者に追加の加入者の追加を許可する。図22は、共有写真ストリームに参加するために、招待を別の受信者に送信する例示的な例を示す。所有者の機器の3つの操作段階2205〜2215がこの図で例示されている。
第1の段階2205では、アプリケーションは写真ストリーム編集メニュー2130を表示する。メニューには、人々の追加ボタン2155を含んでいる。加入者を追加するために、所有者は人々の追加ボタン2155を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。選択によって、バーチャル又はオンスクリーン重ね合わせキーボード140が、第2の段階2210に例示されているように表示される。次に所有者は、加入者の電子メールアドレスの入力を始める。入力に基づいて、アプリケーションは、示唆フィールド535で、所有者の連絡先リスト又はアドレスブックから連絡先を表示する。連絡先の名前は、連絡先に関連付けられた電子メールアドレスとともに示される。所有者がリスト535から名前を選択すると、自動的に加入者フィールド130に書き込むことができる。
第3の段階2215は、所有者が写真ストリームに参加する別の受信者を指定した後の写真ストリーム編集メニュー2130を例示している。受信者の名前は、加入者セクション2140にリスト表示される。具体的には、名前は保留ステータス(例えば、招待済みステータス)を伴いリスト表示され、その理由は、当該人物はまだ写真ストリームの招待を承諾していないためである。
C.加入者の除去
上述の例では、所有者は画像アプリケーションを使用して、共有写真ストリームに参加するよう人を招待する。いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、所有者が写真ストリームから加入者を除去することを許可する。これには、写真ストリームの招待にまだ応答していない受信者が含まれる。図23は、加入者を除去する例示的な例を示す。所有者の機器の4つの操作段階2305〜2320がこの図で例示されている。
第1の段階2305では、アプリケーションは加入者メニュー2175を表示する。示されているように、トップバー2180は、写真ストリームに加入者した人物の名前を提示する見出しを含んでいる。メニュー2175は更に、加入者を除去するための加入者除去ボタン2196も含んでいる。その人が写真ストリームに加入している場合、招待の再送信ボタンは加入者メニュー2175には示されない。加入者を除去するには、所有者は加入者除去ボタン2196を選択する。
第2の段階2310は、所有者が加入者除去ボタン2196を選択した後のアプリケーションを例示している。ここで、アプリケーションはポップアップウィンドウ2335(例えば、アクションシート)を表示する。ポップアップウィンドウは、写真ストリーム及び画像が加入者の機器のすべてから除去されることを提示する。ここで、所有者は加入者の除去を確認するために確認ボタン2330を選択する。
第3の段階2315で、アプリケーションは写真ストリームに関連付けられた個人のリスト(例えば、アクセスリスト)を保守するサーバ(例えば、制御サーバ)からの除去の確認を待っている。メニューは、個人が除去中であることを示すプロンプト2320によって重ね合わされる。アプリケーションは更に、スピナー2325も表示し、除去の確認を待つ。しかし、アプリケーションは、1つ又はそれ以上の他のグラフィカル記号(例えば、砂時計)又は同じ意味を伝えるテキストを表示することができる。
第4の段階2320は、加入者が写真ストリームから除去された後の写真ストリーム編集メニュー2130を例示している。示されているように、加入者の名前は、もはや加入者セクション2140にリスト表示されていない。
D.写真ストリームの削除
いくつかの実施形態で、画像アプリケーションは所有者に写真ストリームの削除を許可する。図24は、写真ストリームを削除する例示的な例を示す。所有者の機器の4つの操作段階2405〜2420がこの図で例示されている。
第1の段階2405では、アプリケーションは写真ストリーム編集メニュー2130を表示する。メニューは、写真ストリームを削除するための削除ボタン2150を含んでいる。所有者は、写真ストリームメニュー(図示せず)から写真ストリームを事前に選択している。写真ストリームを削除するために、所有者は削除ボタン2150を選択する。
第2の段階2410で示されているように、削除ボタン2150の選択の結果は、ポップアップウィンドウ2430の表示である。ポップアップウィンドウ2430は、写真ストリームを削除するための確認ボタン2435及び削除操作をキャンセルするためのキャンセルボタン2440を含んでいる。ポップアップウィンドウ2430は更に、写真ストリームがすべての所有者の機器及び加入者の機器から削除されることを提示するメッセージも含んでいる。写真ストリームはメッセージの名前によって特定される。ここで、所有者は確認ボタン2435を選択して(例えば、所有者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)、写真ストリームの削除を確認する。
第3の段階2415は、所有者が確認ボタン2435を選択した後の所有者の機器を例示している。アプリケーションは、写真ストリームが削除中であることを提示するプロンプト2450を表示する。写真ストリームは更に、削除操作の確認を待っていることを示すスプリングホイール又はスピナー2455も伴い表示される。いくつかの実施形態では、確認は制御サーバから所有者の機器に送信される。第4の段階2420は、写真ストリームが削除された後の写真ストリームメニュー220を例示している。「家族の写真」写真ストリームが削除されると、写真ストリームメニュー220にリスト表示されていない。
E.登録解除
上述の例のいくつかでは、所有者は受信者への招待の再送信、加入者の追加、加入者の除去、及び写真ストリームの削除による写真ストリームの変更を許可されている。所有者とは対照的に、いくつかの実施形態のアプリケーションは加入者がこれらの操作の1つ又はそれ以上を行えないようにする。しかし、いくつかの実施形態のアプリケーションは加入者に写真ストリームからの登録解除を許可する。
図25は、写真ストリームから登録解除する例示的な例を示す。加入者の機器の5つの操作段階2505〜2525がこの図で例示されている。第1の段階2505では、画像アプリケーションは写真ストリームメニュー220を表示する。写真ストリームメニュー220は「家族の写真」写真ストリーム2535をリスト表示する。編集メニュー2130を表示するために、加入者は選択可能なアイテム2182を選択する。
第2の段階2510で示されているように、選択の結果は、編集メニュー2530の表示である。上述の編集メニューとは異なり、このメニューは加入者セクション及び登録解除ボタン2555のみを含んでいる。つまり、加入者の除去又は追加、招待の再送信、写真ストリームの名前変更などを行うためのメニューアイテムは含まれていない。これは、加入者が写真ストリームの所有者ではないためである。この例では、加入者は、写真ストリームから登録解除することができるが、写真ストリームの管理に対する制御は限られている。上述のように、画像共有ツールは写真ストリームの所有者に、アクセス特権の指定を許可することができる。例えば、所有者は、写真ストリームへの画像の追加、画像の除去、写真ストリームへの加入者の追加、及び/又は写真ストリームからの加入者の除去を加入者ができるかどうかの指定することができる。
いくつかの実施形態では、加入者2540の名前は、加入者セクション2140から選択することができる。選択の結果は、加入者メニュー(図示せず)の表示である。加入者メニューは、加入者の電子メールアドレスを表示する電子メールフィールドを含めることができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションは加入者にこのフィールドを使用して電子メールの変更又は更新を許可する。このような加入者メニューの一例が図21を参照して上述された。
第2の段階2515では、加入者は登録解除ボタン2555を選択する(例えば、加入者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)。第3の段階2515で示されているように、選択の結果は、ポップアップウィンドウ2560の表示である。ポップアップウィンドウ2560は、写真ストリームからの登録解除を確認するための確認ボタン2565及び登録解除操作をキャンセルするためのキャンセルボタン2570を含んでいる。ポップアップウィンドウ2560は更に、写真ストリームがすべての加入者の機器から削除されることを提示するメッセージも含んでいる。
第3の段階2515で示されているように、所有者は確認ボタン2565を(例えば、所有者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)選択して写真ストリームからの登録解除を確認する。入力が受信されると、いくつかの実施形態のアプリケーションは加入者を登録解除するための情報(例えば、電子メールアドレスなどのユーザID)を有するメッセージを生成する。次に、メッセージは制御サーバに送信される。メッセージの受信後、制御サーバは写真ストリームに関連付けられたアクセスリストからユーザIDを除去することができる。上述のように、アクセスリストは写真ストリームにアクセスですることを許可された個人のリストを含んでいる。
第4の段階2520は、加入者が確認ボタン2560を選択した後の加入者の機器を例示している。アプリケーションは、写真ストリームが除去中であることを示すプロンプト2575を表示する。写真ストリームは更に、登録解除操作の確認を待っていることを示すスプリングホイール又はスピナー2580も伴い表示される。第5の段階2525は、登録解除操作後の写真ストリームメニュー220を例示している。加入者が写真ストリームから登録解除しているので、「家族の写真」写真ストリームが写真ストリームメニュー220から除去されている。
F.ペアレンタルコントロール
いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、機能の1つ又はそれ以上に制限又はペアレンタルコントロールをセットするためのツールを提供する。いくつかの実施形態では、制限には、機器のユーザが写真ストリームの招待の送受信をできないようにすることを含んでいる。図26は、ユーザが写真ストリームの招待を受信できないようにする例示的な例を示す。ユーザの機器の4つの操作段階2605〜2620がこの図に例示されている。
第1の段階2605は、オペレーティングシステムのデスクトップグラフィカルユーザインターフェースを表示する機器400を例示する。オペレーティングシステムのデスクトップは、異なるアプリケーション(例えば、画像アプリケーション、カメラアプリケーション)のいくつかの選択可能なアイコンを含んでいる。デスクトップは更に、設定メニューのためのアイコン2625も表示する。設定メニューを開くために、ユーザはデスクトップからアイコン2625を選択する。
第2の段階2610は、ユーザがアイコン2625を選択した後の設定メニュー2630を例示している。示されているように、設定メニュー2630は見出しに「全般」を表示し、この下で、オペレーティングシステム及び/又は機器に関する種々の全般設定が表示される。ユーザは設定メニュー(図示せず)からこのセクションに移動してきた可能性がある。全般セクションは、制限又はペアレンタルコントロールを設定するための選択可能なアイテム2635を含んでいる。制限をセットするために、ユーザは設定メニュー2630の全般セクションからアイテム2635を選択する。
第3の段階2615は、選択可能アイテム2635の選択後のユーザの機器を例示している。選択によって、パスコードフィールド2640及びバーチャル又はオンスクリーンキーボード140が現れる。パスコードフィールド2640は、望まれないユーザ(例えば、子供)が機器又はアプリケーション設定に変更を加えることを禁止するためである。次にユーザは、キーボード140を使用してパスコードをパスコードフィールド2640にタイプする。
正しいパスコードが入力されると、設定メニュー2630は、第4の段階2620で例示されているように、制限セクション2650を表示する。制限セクション2650は、種々のアプリケーションの制限コントロールのリストを含んでいる。説明を簡単にするために、画像アプリケーション領域に関連した2つの制限コントロールのみが第4の段階2620に示されている。特に、制限セクション2650は、招待の送信機能をオン又はオフにするための招待の送信コントロール2655(例えば、トグルスイッチ)を含んでいる。制限セクション2650は更に、招待の受信機能をオン又はオフにするための招待の受信コントロール2660も含んでいる。これらのコントロール2655及び2660のそれぞれは、コントロールが画像アプリケーションに関連付けられていることを示すアイコンを伴い表示される。第4の段階2620で示されているように、ユーザは招待の受信コントロール2660を選択して、機器のすべてのユーザが写真ストリームの招待を受信できないようにする。
前の例では、ユーザは写真ストリームの招待を受信することに関して制限を設けた。代替として又は組み合わせて、画像共有ツールはユーザに現在の状態でクラウドサービスアカウントをフリーズ又はロックすることを許可する。アカウントをロックすることによって、ユーザは新しい写真ストリームを(例えば、アカウントに関連付けられたユーザの機器で)作成したり、又は別の写真ストリームの加入者になったりすることができない。いくつかの実施形態では、マスターアカウントロックが制限セクション2650で提供される。例えば、コントロール2655及び2660の代わりに、制限セクション2650は、アカウントを現在の状態にロックするための「変更の不許可」オプション又はアカウントのロックを解除するための「変更の許可」オプションを含めることができる。
制限コントロールと組み合わせるか、又はこの代わりに、いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、特定の機器が共有写真ストリームを作成するために、及び異なる共有写真ストリームに加入するために使用できるかどうかを指定するためのツールを提供する。図27は、このような共有写真ストリーム機能をオフにする例示的な例を示す。ユーザの機器の2つの操作段階2705及び2710がこの図に例示されている。
第1の段階2705で、機器はアカウントに関連付けられたクラウドサービスを管理するための設定メニュー2715を表示している。このようなクラウドサービスの例は、クラウドストレージサービス、ユーザ機器間のデータの同期化などを含んでいる。設定メニュー2715は、アカウント情報(例えば、アカウント支払情報、利用可能なストレージ空間)を閲覧するために選択できるアカウントタブ2720を含んでいる。設定メニュー2715は更に、写真ストリーム設定メニュー2740を表示するための写真ストリームメニューアイテム2725も含んでいる。写真ストリームメニューアイテム2725は、個人の写真ストリーム及び/又は共有写真ストリームが現在オンであることを示すテキストを伴い表示される。
第1の段階2705はユーザが写真ストリームメニューアイテム2725を選択することを例示する。第2の段階2710で示されているように、選択によって画像アプリケーションは写真ストリームメニュー2740を表示する。このメニューは、個人の写真ストリーム機能(例えば、機器間の同期化)をオン又はオフにするための第1のコントロール2730(例えば、トグルスイッチ)を含んでいる。第1のコントロール2730は、コントロールがオンの場合、新しい画像(例えば、キャプチャされた、又はインポートされた画像)が自動的にアップロードされ、クラウドサービスアカウントに関連付けられた1つ又はそれ以上の他の機器に送信されることを示すテキストを伴い表示される。
更に、メニュー2740は共有写真ストリーム機能をオン又はオフにするための第2のコントロール2735(例えば、トグルスイッチ)を含んでいる。第2のコントロールは、コントロールがオンにされている場合、機器は他の人々と共有するための新しい写真ストリームを作成するか、又は他の人々の写真ストリームに加入するために使用することができることを示すテキストを伴い表示される。第2の段階2710で例示されている例では、ユーザは第2のコントロール2735を選択して共有写真ストリーム機能をオフにする。
G.通知の管理
いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、通知を管理するための異なるツールを提供している。これらのツールは、バナーの表示、アラートの提示、及び/又はサウンドの再生を行うかどうかを指定するために使用できる(例えば、新しいコメントが写真ストリームに対して受信されるとき、新しい写真ストリームの招待があるときなど)。いくつかの実施形態のアプリケーションはユーザに、ホワイトリスト機能を実装することによって、通知を細分化して管理することを許可する。ホワイトリスト機能はユーザに、写真ストリームの通知がすべての人を対象にして提示されているか、又はユーザの連絡先リストにリストされたエンティティのみを対象にして提示されているかを指定することを許可する。
図28は、ホワイトリスト機能をオンにする例示的な例を示す。ユーザの機器の2つの操作段階2805及び2810がこの図に例示されている。第1の段階2805では、機器は通知セクション2815を表示している。ユーザは、メイン設定メニューからこのセクションに移動した可能性がある。このセクションで、ユーザはアプリケーションを選択して、種々の通知(例えば、バナー、サウンド、印など)を管理することができる。示されているように、画像アプリケーションはアプリケーションのリスト2870にリスト表示されている。
第1の段階2805で、ユーザはリスト2870から画像アプリケーションを選択する。第2の段階2810は、通知セクション2815から画像アプリケーションを選択した後の機器を例示している。選択の結果は、画像アプリケーションの通知メニュー2820の表示である。メニューは、通知を管理するための複数のコントロール2825〜2865を含んでいる。このメニュー2820は、通知センターをオン又はオフにするためのコントロール2835及び通知センター内に表示する通知の数を指定するためのコントロール2840を含んでいる。いくつかの実施形態では、通知センターは種々の通知をリスト表示する表示領域である。
第2の段階2810で示されているように、メニュー2820はバナー通知及びアラートをオン又はオフにするための選択可能なアイテム2845〜2855を含んでいる。メニュー2820は更に、印付けアイコン(例えば、番号を伴って)をオン又はオフにするためのコントロール2860及びサウンドの再生をオン又はオフにするためのコントロール2865も含んでいる。最後に、メニュー2820は、すべての人から、又はユーザの連絡先の人々のみからのアラートの受信の間を切り替えるための選択可能なアイテム2825及び2830を含んでいる。第2の段階2810で、ユーザは、ユーザの連絡先リストの人々のみからのアラートを表示するように選択可能なアイテム2830を選択している。
IV.コメント付け
いくつかの実施形態では、画像アプリケーションは写真ストリームの画像に関するコメントを共有するためのツールを提供している。コメントの共有のいくつかの例が、次に図29〜37を参照して記載される。
A.コメントの交換
図29は、共有写真ストリームの画像に関するコメントを残す例示的な例を示す。所有者の機器の6つの操作段階2905〜2930がこの図で例示されている。第1の段階2905は画像表示領域105を例示しており、画像のサムネイル表現が含まれる。見出し2935で示されているように、サムネイルは写真ストリーム(例えば、「家族の写真」)に関連付けられた画像を表す。所有者は、これらのサムネイル画像を表示するために、写真ストリームメニュー(図示せず)から写真ストリームの名前を最初に選択した可能性がある。画像にコメントを残すために、所有者は画像表示領域105から相当するサムネイル画像2940を選択する。
第2の段階2910で示されているように、選択によって画像表示領域105は相当する画像のフルスクリーン表現2945を表示する。選択によって更に、トップ及びボトムバー210及び370が変更される。トップバー210は、サムネイルビューに戻るための戻るボタン330を含んでいる。トップバー210は更に、表示された画像2945は写真ストリームの2つの画像の2番目であることを提示する見出しも含んでいる。トップバー210は更に、選択時に、表示された画像を編集するための種々の編集ツールを提供する編集ボタンも含めることができる。いくつかの実施形態では、編集は画像の強調、画像からの赤目現象の除去、及び/又は画像のトリミングを伴う。
トップバー210とは異なり、ボトムバー370は(1)選択した画像を共有するための共有ボタン345、(2)写真ストリームの画像のスライドショーを再生する再生ボタン350、(3)写真ストリームからの画像を削除するための削除ボタン1740、及び(4)表示した画像に関するコメントを残すためのコメントボタン360を含んでいる。ボトムバーは更に、写真ストリームの画像を1つ又はそれ以上の他の機器(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップ)にストリーミングするためのストリームボタンも含めることができる。第2の段階2910で例示されている例では、ボトムバー370のそれぞれのアイテムが相当するアイコンとともに表示されている。例えば、コメントボタン360はチャットバブルアイコン375とともに表示されている。チャットバブルアイコン375は、表示した画像325にコメントを追加できるという視覚的な表示を提供するプラス記号(すなわち「+」)を含んでいる。
第2の段階2910で示されているように、所有者はコメントボタン360を選択する。選択によって、バーチャル又はオンスクリーン重ね合わせキーボード140が、第3の段階2915で例示されているように現れる。次に所有者はコメントフィールド155に画像2945に関するコメントをタイプする。投稿ボタン2950は更に、所有者がコメントフィールドに文字を入力すると、外観を変える場合がある。ここで、所有者はコメントフィールドにコメントをタイプして、投稿ボタン2950を選択する。いくつかの実施形態では、アプリケーションはコメントを削除するための選択可能なアイテムを提供する。例えば、アプリケーションはコメントの横に削除ボタンを表示する。削除操作は、いくつかの実施形態で、コメントを残した人物によってのみ行える。
第5の段階2925は、コメントの投稿後の画像表示領域105を例示している。示されているように、コメントは画像2945の上に表示される。コメントは更に、メタデータにも関連付けられている。メタデータはコメントの下に表示され、コメントを残した人、及びコメントが残された時間を特定する。第5の段階2925で示されているように、コメントを残した人は「私」として特定される。これは、所有者が当人の機器でコメントを残したからである。コメントは更に、追加のコメントを追加するために選択可能なコメントの追加フィールド365とともに表示される。
第5の段階2925で例示されている例では、トップ及びボトムバー210及び370は、投稿ボタン2950の選択時に非表示になる。しかし、チャットバブルアイコン375は同じ位置に留まる。示されているように、「+」記号は数字「1」に置き換えられ、チャットバブルアイコンの色は第1の色(例えば、白色)から第2の異なる色(例えば、青色)に変わる。数字は、画像に関連付けられたコメントの数を特定する。アイコンの色は、画像アプリケーションがコメント表示モードにあることを示す。ここで、所有者はチャットバブルアイコンを選択して、(1)コメントの非表示、(2)コメントの追加フィールド365の非表示、及び(3)チャットバブルアイコンの第1の色(例えば、白色)への復帰を行うことができる。いくつかの実施形態では、数字はチャットバブルアイコンでも(例えば、色を変更することによって)見えたままである。
投稿時に、コメントは写真ストリームに関連付けられた参加者のすべての機器にブッシュ配信される。図30は、加入者の機器でのコメントの表示方法の例示的な例を示す。加入者の機器の6つの操作段階3005〜3030がこの図で例示されている。第1の段階3005では、加入者の機器はオペレーティングシステムのデスクトップを表示する。デスクトップは、画像アプリケーションを開くためのアイコン435を含んでいる。この例では、アイコン435は、写真ストリームに1つ又はそれ以上の更新があることを示すマーキングを全く表示していない。例えば、アイコン435は、写真ストリームが更新されたことを示す数字を伴う印によって重ね合わされていない。図31を参照して詳細に記載されるように、いくつかの実施形態のアプリケーションは、加入者が対話に参加したことがある(すなわち、同じ画像に関するコメントを以前に残した)場合にアイコン435にマーキングを表示する。
第1の段階3005に示されているように、加入者はアイコン435を選択して画像アプリケーションを開く。第2の段階3010は、アプリケーションの写真ストリームメニュー220を例示している。加入者は以前に写真ストリームタブ114を選択して、このメニューを表示した可能性がある。デスクトップアイコン435とは異なり、写真ストリームの名前はマーキング3040を伴いリスト表示される。マーキング3040は、写真ストリームに1つ又はそれ以上の更新があるという視覚的な表示を加入者に提供する。第2の段階3010に例示されている例では、マーキング3040は青色のドットである。しかし、異なるタイプのマーキングを同じ意味を伝えるために使用することもできる。例えば、「写真ストリーム」タブ114のアイコン285は、写真ストリームに1つの更新があることを示す数字280で印付けることができる。
第2の段階3010で、加入者はメニュー220から写真ストリーム3045を選択する。選択によって、アプリケーションは、第3の段階3015で例示されているように、画像表示領域105を表示する。画像表示領域105は、写真ストリーム3045の画像の及びサムネイル表現を含んでいる。いくつかの実施形態のアプリケーションでは、画像が1つ又はそれ以上のコメントに関連付けられているという視覚的な表示を提供する。これは、第2のサムネイル画像3050がマーキング3055を伴い画像表示領域105に表示されるので、第3の段階3015で示される。第3の段階3015に例示されている例では、マーキング3055は、少なくとも部分的に画像3050上に表示されるチャットバブルである。チャットバブルは更に、着色されている(例えば、青色)。色は、相当する画像に関連付けられた未読のコメントがあるという視覚的な表示を加入者に提供する。
第3の段階3015で示されているように、加入者はサムネイル画像3050を選択する。選択によって、画像表示領域105は相当する画像のフルスクリーン表現3060を表示する。選択によって更に、コメントボタン360がボトムバー370に沿って現れる。コメントボタン360はチャットバブルアイコン375を含んでいる。チャットバブルアイコン375は白色で着色され、数字「1」を含んでいる。数字は、画像に関連付けられたコメントの数を表す。コメントを表示するために、加入者はコメントボタン360を選択する。
第5の段階3025は、コメントボタン360の選択後の画像表示領域105を例示している。示されているように、コメントは画像3060の上に表示される。コメントは更に、メタデータにも関連付けられている。メタデータはコメントの下に表示され、コメントを残した人及びコメントが残された時間を特定する。第5の段階3025で例示されている例では、コメントを残した人は「エミリー・パーカー」として特定される。
第5の段階3025で、加入者はコメントフィールド365を選択して、別のコメントを追加する。第6の段階3030は、加入者が別のコメントを残すことを例示する。具体的には、コメントはオンスクリーンキーボード140を使用してコメントフィールドに入力される。
上述の例では、加入者は、画像アプリケーションを開き、写真ストリームメニュー220に移動した後に、写真ストリームの更新について通知される。いくつかの実施形態のアプリケーションは、新しいコメントが投稿されたことを参加者にアラートするための1つ又はそれ以上の異なるタイプの通知を提供する。いくつかの実施形態では、所有者は投稿されたすべての新しいコメントについて必ず通知される。加入者は、加入者が対話に参加したことがある場合に通知されるようにすることができる。つまり、加入者は画像に関するコメントを残しており、別のコメントが別の参加者によって同じ画像に関して残された。何らかの実施形態では、参加者(例えば、加入者、所有者)が画像を共有する場合、当該参加者は同じ画像に関する投稿された新しいすべてのコメントについて必ず通知される。
図31は、画像アプリケーションが新しいコメントについて所有者に通知する方法及び新しいコメントを所有者の機器に提示する方法の例示的な例を示す。所有者の機器の5つの操作段階3105〜3125がこの図で例示されている。第1の段階3105では、所有者の機器はオペレーティングシステムのデスクトップを表示する。デスクトップは、画像アプリケーションを開くためのアイコン435を含んでいる。機器が所有者に関連付けられているため、画像アプリケーションは新しいコメントが画像に残されていることを示すバナー3130を表示する。具体的には、バナー3130はオペレーティングシステムのデスクトップの上部端部に沿って重ね合わされる。いくつかの実施形態では、バナー3130は3Dエフェクトをシミュレートすることによって回転しながら現れる。バナー3130は事前定義の時間の期間、メイン表示領域上部に浮かんで、次に非表示することができる(例えば、回転しながら消える、フェードアウェイ)。
第1の段階3105で示されているように、バナー3130はコメント及びコメントを残した加入者の名前を含んでいる。バナー3130は更に、コメントに関連付けられた画像のサムネイル表現3135も含んでいる。いくつかの実施形態では、バナー3130は、選択時に、画像アプリケーションを開く選択可能なアイテムである。画像アプリケーションは更に、コメントを伴う画像のフルスクリーン表現を表示するために開くこともできる。
バナーと組み合わせて、又はその代わりに、画像アプリケーションは異なるタイプのマーキングを提供することができる。このようなタイプのマーキングの1つは、画像アプリケーションのアイコンの上に少なくとも部分的に重なって表示される印である。これは、第1段階3105において、数字「1」でマーキングされた印830とともに表示されるアイコン435として示される。この例では、数字は1つ又はそれ以上の更新を有する写真ストリームの数を表し、新しいコメントの数を表してはいない。しかし、いくつかの実施形態のアプリケーションは、写真ストリームに対して受信された新しいコメントの数を特定するようなマーキングを表示することができる。
第1の段階3105で、所有者はアイコン435を選択して画像アプリケーションを開く。第2の段階3110は、アプリケーションが開かれた後のアプリケーションの写真ストリームメニュー220を例示している。所有者は以前に写真ストリームタブ3035を選択して、このメニュー220を表示した可能性がある。写真ストリーム3140の名前は、マーキング3040を伴いリスト表示されている。マーキング3040は、写真ストリーム3140に1つ又はそれ以上の更新があるという視覚的な表示を加入者に提供する。
第2の段階3110で、所有者はメニュー220から写真ストリーム3140を選択する。選択によって、アプリケーションは、第3の段階3115で例示されているように、画像表示領域105を表示する。画像表示領域105は、写真ストリームの画像のサムネイル表現を含んでいる。上述のように、いくつかの実施形態のアプリケーションでは、画像が1つ又はそれ以上のコメントに関連付けられているという視覚的な表示を提供する。これは、第2のサムネイル画像3050がマーキング3150を伴い画像表示領域に表示されるので、第3の段階3115で示される。
第3段階3115で例示されている例では、マーキング3150は二重のチャットバブル又はスピーチバブルアイコンである。単一のチャットバブルとは異なり、二重のチャットバブルは所有者が対話に参加していることを示す。つまり、所有者は画像に関するコメントを以前に残しており、新しいコメントが受信されている。二重のチャットバブルは、サムネイル画像3050の上に少なくとも部分的に重なって表示される。二重のチャットバブルは着色もされる(例えば、青色)。色は、相当する画像に関連付けられた未読のコメントがあるという視覚的な表示を所有者に提供する。いくつかの実施形態では、アプリケーションはある人が対話に参加しているかどうかを区別しない。例えば、アプリケーションは、その人が対話に参加しているかどうかに関係なく、同じマーキング(例えば、単一のチャットバブルで、二重のチャットバブルではない)を表示することができる。
第3の段階3115で示されているように、所有者はサムネイル画像3050を選択する。第4の段階3120で例示されているように、選択によって画像表示領域105は相当する画像のフルスクリーン表現3060を表示する。示されているように、新しいコメントが画像3060の上に表示される。新しいコメントは更に、コメントを残した人物及びコメントが残された時間を特定するメタデータと関連付けられている。コメントは画像表示領域105に順次、表示される。具体的には、新しいコメントは前のコメントの下に示される。コメントの追加フィールド365が、前のコメントの下に表示される。
第5の段階3125は、フルスクリーンビューから(例えば、戻るボタンを選択することによって)移動した後の画像表示領域105を例示している。サムネイルビューは第3の段階3115で示されたものと同一である。しかし、二重のチャットバブル3150が、未読のコメントがないことを示すために変更されている。具体的には、二重のチャットバブル3150の色が1つの色(例えば、青色)から別の色(例えば、白色)に変更されている。当業者の1人ならば、色の変更は、アプリケーションがこのような視覚的な表示を提供できる多くの異なる形のほんの1つであることを理解されるであろう。例えば、二重のチャットバブル3150は、同じ表示(例えば、未読のコメントがない)を提供するために、サムネイル画像3050から除去されることができる。
上述の例では、異なるマーキングがコメントを伴い画像の上に表示されている。いくつかの実施形態では、アプリケーションはルールのセットに従い、種々のマーキングを表示する。例えば、第1の色(例えば、青色)で着色された第1のマーキング(例えば、コメント又はチャットバブル)は、画像が未読のコメントと関連付けられており、参加者は同じ画像に対してコメントを残していないことを示す。第2の異なる色(例えば、白色)で着色された第1のマーキング(例えば、コメントバブル)は、すべてのコメントが既読で、参加者は同じ画像に対してコメントを全く残していないことを示す。
第1の色(例えば、青色)で着色された第2の異なるマーキング(例えば、二重のコメント又はチャットバブル)は、画像が未読のコメントと関連付けられており、参加者が当該画像に対して以前にコメントを残していることを示す。第2の異なる色(例えば、白色)で着色された第2の異なるマーキング(二重のコメントバブル)は、すべてのコメントが既読で、参加者は同じ当該画像に対して以前にコメントを残していることを示す。
B.画像のマーキング
上述の例では、所有者及び加入者が画像に関するコメントを交換する。いくつかの実施形態の画像アプリケーションは参加者に画像のマーキングを許可する。一部のこのような実施形態では、マーキングは、参加者が画像を承認又はいいねと言っている(like)という視覚的な表示を提供する。図32は、画像にマーキングする例示的な例を示す。ユーザの機器の3つの操作段階3205〜3215がこの図に例示されている。
第1の段階3205は、画像3220のフルスクリーン表現を表示する画像アプリケーションを例示している。画像3220は、いくつかのコメント及び1つのマーク3225と関連付けられている。マーク3225には画像又は記号が含まれる。ここでは、マーク3225は、笑顔又は幸福な顔で、横にリスト表示された1人又はそれ以上の個人が表示された画像3220を承認又はいいねと言っているという表示を提供している。しかし、いずれかの数の異なる記号(例えば、ハート記号)及び/又は画像(例えば、フラグ、アイコン)を、同じ表示を提供するために使用することができる。第1の段階3205で例示されている例では、加入者の名前が笑顔の記号3225の隣に表示されている。
第2の段階3210は、所有者がマーキング3225を選択して、マーキングをいいねと言っていることを示していることを例示する。具体的には、ユーザは画像表示領域105からマーキング3225を選択する。第3の段階3215は、記号3225の選択後の画像表示領域105を例示している。示されているように、選択の結果、所有者が記号3225の横の個人のリストに追加されている。具体的には、所有者の識別情報が加入者の名前の隣に追加されている。この例では、所有者は「私」として特定される。
いくつかの実施形態では、アプリケーションは承認マークの関連付けを1つのコメントとしてカウントする。つまり、いいねの数がコメントの数に対してカウントされる。このことは、第2及び第3の段階3210及び3215で示されており、この理由は、コメントバブル3235は1つ増分しているからである(すなわち、3つのコメントから4つのコメントに変化している)。いくつかの実施形態のアプリケーションは、参加者に承認マークの除去を許可している。例えば、所有者はマーキング3225を再選択して、表示された画像をいいねと言わないようにすることができる。
C.コメントの表示
前の2つの例は、画像へのコメント又はマーキングの追加を例示していた。コメントを表示及びスクロールするいくつかの例が図33〜35を参照して記載される。図33は、いくつかの実施形態の画像アプリケーションでのコメントを伴う画像の表示方法の例示的な例を示す。所有者の機器の4つの操作段階3305〜3320がこの図で例示されている。
第1の段階3305は、コメントを伴う画像3325のフルスクリーン表現を表示する画像アプリケーションを例示している。フルスクリーン表現は、トップバー210及びボトムバー370によって重ね合わされる。トップバー210は、戻るボタン330及び見出しを含んでいる。見出しは、表示された画像が2つの画像の2番目であることを示す。トップバー210とは異なり、ボトムバー370は(1)表示した画像を共有するための共有ボタン345、(2)写真ストリームの画像のスライドショーを再生するための再生ボタン350、(3)表示した画像を削除するための削除ボタン1740、及び(4)表示した画像に関するコメントを残すためのコメントボタン360を含んでいる。ボトムバーは更に、写真ストリームの画像を1つ又はそれ以上の他の機器(例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップ)にストリーミングするためのストリームボタン(図示せず)も含めることができる。
第1の段階3305で、所有者は写真ストリームの第2の画像のフルスクリーン表現を選択する。第2の段階3310で例示されているように、選択によって、トップ及びボトムバーが非表示になる(例えば、フェードアウェイ)。しかし、コメントはフルスクリーン表現上に重ね合わされたままである。更に、コメントボタン360のアイコン3335(例えば、コメントバブル)もフルスクリーン表現の上の同じ位置に表示されている。第2の段階3310で示されているように、次に所有者はフルスクリーン表現3325のロケーション3340を選択して画像をズームインする。
第3の段階3315は、フルスクリーン表現上のロケーション3340の選択後の画像表示領域105を例示している。選択の結果は、アプリケーションが選択したロケーションに向けて表示した画像をズームインすることである。示されているように、コメントボタン360(例えば、コメントバブル)のアイコン3335は、機器の画面に対して同じロケーションのままである。しかし、コメントはこのズームしたビューには表示されない。コメントを表示するために、所有者はアイコン3335を選択する。
第4の段階3320は、アイコン3335の選択後の画像表示領域105を例示している。選択の結果は、アプリケーションがズームしたビューにコメントを表示することである。代替の選択の結果として、アプリケーションはコメントを伴いフルスクリーン表現を表示することもできる。例えば、選択によって、アプリケーションは表示した画像をズームアウトすることができる。選択によって更に、コメントをフルスクリーン表現3325の上に再び現れるようにすることもできる。したがって、アイコン3335の選択時に、いくつかの実施形態のアプリケーションは、第2の段階3310で例示されているフルスクリーンビューを表示する。
前の例は、コメントを伴う画像のズームインを例示していた。いくつかの実施形態では、コメントトグルは他の画像全体で持続的である。例えば、コメントモードがアクティブ化している場合、アプリケーションはユーザにコメントを伴う画像全体のスクロールを許可する。図34は、コメントを伴う異なる画像をスクロールする例示的な例を示す。所有者の機器の3つの操作段階3405〜3415がこの図で例示されている。
第1の段階3405は、いくつかのコメントと関連付けられた画像のフルスクリーン表現3420を表示する画像アプリケーションを例示している。コメント及びコメントアイコン3335がフルスクリーン表現3420の上に現れる。コメントアイコン3335がアクティブ化して(例えば、第1の色から第2の色に変わる)、コメントが表示されていることを示す。トップ及びボトムバーは、このフルスクリーンビューでは示されていない。
第2の段階3410で、ユーザは画面を選択して(例えば、横方向へスワイプして)、次の画像を表示する。これによって、アプリケーションは次の画像3425を表示する。第3の段階3415で示されているように、次の画像3425も、関連付けられたコメントを伴い表示される。次の画像がコメントと関連付けられていない場合、いくつかの実施形態のアプリケーションは、コメントの追加フィールド365及びアイコン3335(例えば、数字の代わりにプラス記号を伴って)のみを表示する。
前の例は、コメントを伴う異なる画像全体のスクロールを例示していた。図35は、1つの画像に関連付けられたコメントをスクロールする例示的な例を示す。所有者の機器の3つの操作段階3505〜3515がこの図で例示されている。第1の段階3505は、コメントを伴う画像のフルスクリーン表現を表示する画像アプリケーションを例示している。具体的には、表示された画像に関連付けられた6つのコメントがあり、これらの5つが画像表示領域で示される。コメントは更に、ソートされた順序で、上部又は上部付近の最も古いコメントから開始し、下部には最も新しいものがある。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、上部の最も新しいコメントから開始し、下部には最も古いコメントという反対の順序でコメントを表示する。いくつかの実施形態のアプリケーションは陰影を伴いコメントを提示する。例えば、アプリケーションはコメントリストの上部が白色で、下部へ下がるにつれ、ますますグレー色になるように表示される場合がある。
第1段階3505で示されているように、異なるコメントを表示するスペースの数量には限りがある。ここで、画像表示領域は4つのコメント及びコメントフィールド365を表示する。第2の段階3510で、ユーザは次に、タッチジェスチャを使用して画像に関連付けられたコメント全体をスクロールしている(例えば、ユーザの指で機器の画面を上下に移動又はドラッグすることによって)。ジェスチャによって、アプリケーションは1つのより古いコメントを表示し、同時に、コメントの追加フィールド365を除去する。第3の段階3510で、ユーザは同じジェスチャを入力して、別のコメントを表示している。示されているように、入力によって別のコメントが表示されるようになり、同時に、より新しいコメントが表示からスクロールアウトする。入力によって更に、マーキングツール(例えば、笑顔、いいねアイコン)も表示されるようになる。
D.プロセス例
次に、コメントを交換するためのいくつかのプロセス例が図36及び37を参照して記載される。図36は、いくつかの実施形態が新しいコメントを投稿するために使用するプロセス3600を概念的に例示する。プロセス3600は、いくつかの実施形態では、画像アプリケーションによって行われる。プロセス3600は、共有写真ストリームの画像に対する新しいコメントを投稿するためのユーザの入力を(3605で)受信するときに開始する。上述のように、ユーザは最初にコメントをコメントフィールドに入力して、次に投稿ボタンを選択した可能性がある。
入力を受信後、プロセス3600は新しいコメントに関するメッセージを(3610で)生成する。メッセージは、新しいコメントを含めることができる。メッセージは更に、(1)新しいコメントを残した参加者を特定するユーザ識別情報(「ID」)、(2)写真ストリームを特定する写真ストリームID、(3)新しいコメントを伴う画像を特定する画像ID、(4)新しいコメントを特定するコメントID、(5)新しいコメントが残された時間及び日付を特定するタイムスタンプなどの1つ又はそれ以上の識別情報を含めることができる。
次にプロセス3600はメッセージを制御サーバに(3615で)送信する。いくつかの実施形態では、制御サーバがメッセージを受信して、コメントを保存する。メッセージに基づき、制御サーバは更に、写真ストリームに関連付けられたエンティティ(例えば、所有者、加入者)を特定することができる。制御サーバは次に、写真ストリームの更新に関するメッセージを特定されたエンティティに関連付けられた各機器に送信することができる。
図37は、いくつかの実施形態が新しいコメントを表示するために使用するプロセス3700を概念的に例示する。プロセスは、いくつかの実施形態では、画像アプリケーションによって行われる。プロセスは、制御サーバから、共有写真ストリームの更新に関するメッセージを(3705で)受信するときに開始する。メッセージの受信後、プロセス3700は制御サーバから写真ストリームのリストを(3710で)取得する。リストに基づいて、プロセス3700は、制御サーバから新しいコメントを(3715で)取得する。
3720で、プロセス3700は参加者(例えば、機器のユーザ)に新しいコメントについて通知する。上述のように、いくつかの実施形態のアプリケーションは、共有写真ストリームの画像に関する新しいコメントが投稿されると必ず、所有者に通知する。加入者は、加入者が対話に参加している場合に通知されるようにすることができる。つまり、加入者は画像に関するコメントを残しており、別のコメントが別の加入者によって同じ画像に関して残されている。何らかの実施形態では、参加者(例えば、加入者、所有者)が画像を共有する場合、当該参加者は同じ画像に関する投稿された新しいすべてのコメントについて必ず通知される。
参加者に通知する際、プロセス3700は1つ又はそれ以上のマーキングを表示したり、並びに/あるいは参加者の機器でサウンドを再生させたり、又は振動させたりすることができる。例えば、コメントの関連付けの視覚的な表示をアイコンの上のバナー及び印で示すことができる。視覚的な表示はサムネイルビューで(例えば、サムネイル表現の近く又はサムネイル表現に少なくとも部分的に重なるチャットバブルとともに)及び/又はフルスクリーンビューで(例えば、サムネイル表現の近く又はサムネイル表現上の少なくとも部分的に重なる、同様のチャットバブルとともに)提示することができる。
図37で示されているように、プロセス3700は新しいコメントを表示するための入力があるかどうかを(3725で)判定する。このような入力の多くの異なる例が上述された。例えば、参加者はバナー通知を選択する(例えば、参加者の指でタップ操作して)かもしれない。代替として、参加者はコメントツール(例えば、チャットバブルアイコン)を選択して新しいコメントを表示するかもしれない。新しいコメントを表示するための入力がある場合、プロセス3700は関連付けられた画像とともに新しいコメントを(3730で)表示する。そうではない場合、プロセス3700は終了する。
いくつかの実施形態はプロセス3600及び3700で変化形態を実行する。これらのプロセスのおのおのの具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更に、プロセス3600及び3700は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
V.公開ウェブサイト
いくつかの実施形態の画像アプリケーションは、参加者に写真ストリームをウェブサイトに公開することを許可する。いくつかの実施形態では、ウェブサイトは、正確なURL(Uniform Resource Locator)アドレスでいずれかのブラウザからもアクセス可能な公開ウェブサイトである。次に、写真ストリームをウェブサイトに公開するいくつかの例が、図38〜48を参照して記載される。
A.ウェブサイトへの写真ストリームの公開
図38は、共有写真ストリームをウェブサイトに公開する例示的な例を示す。具体的には、3つの操作段階3805〜3815で、この図は、所有者が画像アプリケーションを使用して写真ストリームを公開できる方法を例示している。この図は、図21を参照して上述された写真ストリームの編集メニュー2130を含んでいる。
第1の段階3805は、編集メニュー2130を表示する所有者の機器を例示している。編集メニュー2130を表示するために、所有者は、写真ストリームメニューの写真ストリームの名前を伴い表示された選択可能なアイテム(矢印を伴う着色されたアイコン)を最初に選択した可能性がある。示されているように、編集メニュー2130は公開ウェブサイト制御2145を含んでいる。所有者は制御2145を選択して、公開ウェブサイト機能をオン又はオフにすることができる。第1段階3805で例示されている例では、公開ウェブサイト機能はオフにされているか、又は無効にされている。写真ストリームを公開するために、所有者は制御2145を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作するなどのジェスチャを行うことによって)。
第2の段階3810は、制御2145の選択後の画像アプリケーションを例示している。選択によって、アプリケーションは写真ストリームをウェブサイトに公開するためにデータを1つ又はそれ以上のサーバに送信する。例えば、アプリケーションは保存された画像(例えば、生の画像)から1つ又はそれ以上のより低い解像度の画像を生成して当該画像をサーバに送信することができる。アプリケーションは公開に関して制御サーバとメッセージを交換することができる。第2の段階3810で例示されている例では、編集メニュー2130はスピナー又はスピニングホイール2325によって重ね合わされる(例えば、編集メニューの制御の下で)。スピナー2325は、アプリケーションが公開の確認を待っているという視覚的な表示を提供する。
第3の段階3815は、写真ストリームに関連付けられた画像の公開後の画像アプリケーションを例示している。写真ストリームの公開の結果は、共有リンク制御3820の表示である。この例では、共有リンク制御3820が公開ウェブサイト制御2145の下に表示される。共有リンク制御3820は、ウェブサイトにアクセスするためURLへのリンクを含むメッセージ(例えば、電子メール)を生成するために選択することができる。いくつかの実施形態では、メッセージは、写真ストリームに加入していない人を含め、だれにでも送信することができる。共有リンクボタンの選択によって、アプリケーションは異なるオプション(例えば、アイコンを伴うボタン)を表示することができる。これらのオプションのそれぞれは、ユーザに、例えば、電子メールメッセージ、テキストメッセージ、ソーシャルネットワークポスト、ソーシャルネットワークメッセージなどの異なる方法でリンクを共有することを許可する。示されているように、URLは更に、編集メッセージ2130でも表示される。ここで、編集メニュー2130は、写真ストリームがURL(例えば、http)アドレスで閲覧可能であることを提示するメッセージ3825によって重ね合わされる。
図39Aは、加入者の機器でウェブページにアクセスする例示的な例を示す。加入者の機器の3つの操作段階3905〜3915がこの図で例示されている。第1段階3905は、電子メールアプリケーションのアイコン925の選択を例示している。第2の段階3910で、電子メールアプリケーションは、所有者の機器から送信された電子メールを表示する。電子メールは、メッセージ935、リンク940、及びサムネイル画像930を含んでいる。メッセージ935は、所有者が受信者と写真ストリームを共有したことを提示する。サムネイル画像930は、画像アプリケーションのアイコンを示す。アイコンは、新しい写真ストリーム又は既存の写真ストリームに更新があることを示すマーキング又は印945を伴い示される。リンク940は、写真ストリームからの画像を含むウェブページのための選択可能なアイテムである。
第2の段階3910で示されているように、加入者はリンク940を選択する。選択によって、第3の段階3915で例示されているように、ウェブブラウザが開かれる。ブラウザ3930は写真ストリームからの画像を含むウェブページを表示する。ウェブページはトップバー3920によって重ね合わされる。トップバー3920は、写真ストリームのタイトル及び所有者の名前を提示する。トップバーに加えて、画像のグループはこれ自体の見出し3925も含まれる。具体的には、見出し3925は、(1)画像のグループが写真ストリームに追加された日時、及び(2)グループ内の写真の数を含んでいる。
第3の段階3915で例示されている例では、画像はグリッド形式で表示されている。具体的には、画像は、それぞれのグリッド横列に2つの画像を伴う2対2のグリッドで表示されている。画像は、水平又は垂直方向のいずれかで、これらの間で最小のスペース又はスペースなしで、並んで表示される。いくつかの実施形態で、画像レイアウトはバッチ内の画像の数及びバッチ内の画像の向きに基づいて選択される。画像のレイアウトを選択するいくつかの例は、図42〜47を参照して記載される。
図39Bは加入者の機器で受信される代替の電子メールメッセージの例を提供する。この図は前の図の第2段階3910と同一である。しかし、公開ウェブサイトへのリンクはセカンダリリンク3935である。プライマリリンク3940は写真ストリームに参加するためのリンクで、図9を参照して上述されたものと類似している。
前の例は、ウェブサイトへの写真ストリームの画像の公開を例示している。いくつかの実施形態で、公開された画像を含むウェブページは、参加者が共有写真ストリームに追加の画像を追加するたびに更新される。図40は、写真ストリームに新しい画像が追加された場合にウェブページが更新される方法の例示的な例を示す。加入者の機器の3つの操作段階4005〜4015がこの図で例示されている。
第1の段階4005で、ブラウザ3930は写真ストリームからの画像を含むウェブページを表示する。これ例では、ウェブページはバッチを時系列順序で表示し、上部で最も新しいバッチから開始し、下部で以前のバッチを表示する。それぞれのバッチ内の画像は時系列で表示し、最も古いものから開始して最も新しいものへと表示する。具体的には、画像は、最も古い画像を表す、第1の横列の左上の画像4020から開始し、最も新しい画像を表す、第2の横列の右下の画像4025まで順次、表示される。
第2の段階4010で示されているように、ユーザはタッチジェスチャを使用し、ウェブページをスクロールダウンして画像の第2のバッチを表示する。第3の段階4015は、第1のバッチとは異なるときに追加された第2の画像のバッチを表示するウェブページを例示している。ここで、バッチは1つの画像のみを含んでいる。見出し4020は、より古いバッチは1つの画像、及び第1の画像のバッチより前の、画像が追加された時間を含んでいることを示す。
図41は、写真ストリームの画像をスクロールする例を示す。第1の段階4105で、加入者はウェブページから画像4140を選択している。第2の段階4110で示されているように、選択によってウェブブラウザは選択した画像のフルスクリーン表現4125を表示する。フルスクリーン表現は1つ又はそれ以上のコメントを伴い表示することができる。いくつかの実施形態では、フルスクリーン表現4125は、最初に関連付けられたコメント4120を伴ってのみ表示される。示されているように、コメント4120は、フルスクリーン表現4125の下部に表示されるキャプションとして現れる。
第2の段階4110で例示されている例では、フルスクリーン表現4125は、前のビュー(すなわち、第1の段階4105で例示されたビュー)に戻るための戻るボタン4135及び公開された画像のスライドショーを再生するためのスライドショーボタン4130を伴い表示される。いくつかの実施形態では、フルスクリーン表現4125は、次又は前の画像を表示するための使用できるナビゲーションボタン(図示せず)を伴い表示される。
第2の段階4110で、加入者は前の画像の表示するために選択する(例えば、横方向へ機器の画面をスワイプする)。第3の段階4115は選択後のウェブブラウザ3930を例示している。示されているように、ブラウザは写真ストリーム中の前の画像4145を表示する。この例で、表示された画像4145は別のバッチ(例えば、最も新しいバッチ)の最後の画像(例えば、最も新しい画像)である。いくつかの実施形態で、前の画像を表示するための選択の結果は、ブラウザがバッチ内の第1の画像(例えば、最も古い画像)のフルスクリーン表現を表示することになる場合がある。
B.ウェブページのレイアウト
いくつかの実施形態では、ウェブパブリッシングサーバが写真ストリームの画像を1つ又はそれ以上のウェブページとしてウェブサイトに公開する。いくつかの実施形態のウェブパブリッシングサーバは、異なるバッチ内の画像の数及び当該画像の向きに基づいてウェブページのレイアウトを選択する。ウェブページのレイアウトは特定の順序で画像を表示可能である(例えば、最も古い画像から開始して、最も新しい画像で終了するか、又はその逆である)。ウェブページのレイアウトは特定の順序で異なるバッチを表示可能である(例えば、最も古いバッチから開始して、最も新しいバッチまでか、又はその逆である)。次に、いくつかのウェブページレイアウトの例が、図42〜45を参照して記載される。これらの例では、ボックスが水平又は横長画像を表す。それぞれのボックスは番号付けされており、番号は、最も古い画像から開始して最も新しい画像への画像のシーケンスを表している。
図42は、2つの画像を含むバッチのウェブページレイアウトの例示的な例を示す。この図では、4つの異なるレイアウトの例4205〜4220が示されている。レイアウト4205は2つの縦長画像を含むバッチのレイアウトを表し、一方、レイアウト4210は2つの横長画像を伴うものを表す。バッチに縦長画像及び横長画像が含まれる場合、縦長画像は1つの正方形のグリッドセルを占める場合があり、一方、横長画像の幅は正方形のグリッドセルの幅と一致する。レイアウト4215は、第1の画像が縦長画像で、一方、第2の画像が横長画像であるレイアウトを表している。反対に、レイアウト4220は、第1の画像が横長画像で、一方、第2の画像が縦長画像であるレイアウトを表している。
図43は、3つ又は4つの画像を含むバッチのウェブページレイアウトの例示的な例を示す。具体的には、レイアウト4305は3つの画像を伴うバッチを表し、ここで、第1の画像は縦長画像であり、一方、レイアウト4310は第1の画像が横長画像であるものを表す。これらの2つのレイアウト4305及び4310で、バッチ内の残りの2つの画像は正方形の画像として表示される。画像の向きに関係なく、レイアウト4315は、バッチに4つの画像がある場合には、すべての画像が正方形の画像として表示されることを示す。
図44は、5つの画像を含むバッチのウェブページレイアウトの例示的な例を示す。特に、レイアウト4405は5つの画像のバッチのためのもので、最初の4つの画像は2対2のブロックで整列されており、第5の画像はブロックの下に配置されていることを示す。第5の画像は更に、最初の4つの画像のそれぞれのサイズの4倍である。反対に、5つの画像のレイアウト4410(例えば、横長のレイアウト)は、最初の4つの画像は2対2のブロックで整列され、第5の画像(すなわち、最大のもの)はその後(例えば、右側)に配置されている。いくつかの実施形態では、横長のレイアウトが特定のプラットフォーム(例えば、スマートTV、デジタルメディアレシーバー)で画像を表示するために使用される。例えば、デジタルメディアレシーバーで動作する画像アプリケーションは、このレイアウトを選択してバッチ内の画像を表示する場合がある。
図45は、6つより多い画像を含むバッチのウェブページレイアウトを例示する。具体的には、7つの画像レイアウト4505は、7番目の画像が最初の6つの画像の下に整列されていることを除き、6つの画像レイアウトと同じである。更に、8つの画像を含む写真ストリームのための3つの異なるレイアウト4510〜4520がある。具体的には、レイアウト4510は7番目及び8番目の画像が横長及び縦長画像の混成であるバッチのためのもので、レイアウト4515は7番目及び8番目の画像が横長画像であるバッチのためのもので、レイアウト4520は7番目及び8番目の画像が縦長画像であるバッチのためのものある。この図は更に、9つの画像レイアウト4525〜4535、10個の画像レイアウト4540、11個の画像レイアウト4545、及び12個の画像レイアウト4550の例も例示している。これらのレイアウト4525〜4550のいくつかは、上述のレイアウトの1つ又はそれ以上を追加することによって、パターンに従っている。12個の画像レイアウト4550と同様に、レイアウトは、異なる画像サイズに関連した順序を反転又は裏返すことによって、別のレイアウトに追加することができる。この図は、縦長レイアウトの例を例示している。しかし、画像のグループは、特定のプラットフォーム(例えば、スマートTV、デジタルメディアレシーバー)向けの異なる横長レイアウトのために並べて整列することもできる。
C.画像フレーミング
上述の例の多くでは、画像は、横長又は縦長画像のいずれかに関係なく、正方形のセル又はブロックで表示されている。アスペクト比のミスマッチを説明するために、いくつかの実施形態のウェブパブリッシングシステムは、画像の小さい方の寸法(すなわち、幅又は高さ)を正方形のセルに合わせるフレーミング操作を行い、グリッドセル内に収まる画像の部分を表示する。フレーミング操作は更に、グリッドセルでの画像のセンタリング又は上部位置合わせを必要とする場合もある。
図46は、ウェブページレイアウトでの画像のフレーミング方法のいくつかの例を示す。図は、2つの正方形のセル4605及び4610を含んでいる。横長画像4615がセル4605に配置される。示されているように、横長画像4615の高さを、セル4605の高さに一致させる。横長画像4615は次に、グリッドセル4605でセンタリングされる。正方形のセル4605内の横長画像4615で横長画像の一部が表示される。
縦長画像4620はセル4610に配置される。示されているように、縦長画像4620の幅は、セル4610の幅と一致している。横長画像4615とは異なり、縦長画像4620はグリッドセル4610でセンタリングされない。代わりに、縦長画像4620はセルで上部位置合わせが行われる。
フレーミング操作と組み合わせるか、又はこの代わりに、画像をトリミングすることができたり、又は画像の異なる部分(例えば、外側部分)をレイアウトから除去することができたりする。図47は、バッチレイアウト(例えば、2つの画像レイアウト、3つの画像レイアウトなど)での縦長及び横長画像4705の提示方法の例示的な例を示す。示されているように、レイアウトは、画像を一定量(例えば、画像の10%)上側に移動した後に、横長画像4705の上部をトリミングする。つまり、画像の上部及び画像の下部がバッチレイアウトでは示されない。この例では、画像の下部が上部よりも多くカットオフされている。横長画像とは異なり、縦長画像4710の中心部分がトリミングされる。具体的には、縦長画像4710は、左及び右の外側部分がバッチレイアウトでは示されないようにトリミングされる。
D.写真ストリームをウェブサイトに公開するためのプロセス例
いくつかのバッチレイアウトの例を記載してきたが、次に写真ストリームを公開するためのプロセス例を記載する。図48はいくつかの実施形態が写真ストリームの画像をウェブサイトに公開するために使用するプロセス4800を概念的に例示する。プロセス4800は、いくつかの実施形態では、サーバコンピュータによってサーバ側で行われる(例えば、ウェブパブリッシングサーバによって)。代替として、クライアント機器がウェブページを生成して、ウェブパブリッシングサーバにアップロードすることができる。
プロセス4800は、画像を公開するための要求を(4805で)受信したときに開始する。例えば、プロセス4800は、クライアント機器からウェブサイトをオンにする要求を受信した可能性がある。次にプロセス4800は、バッチ内の画像の数及び画像の向きを(4810で)特定する。特定内容に基づいて、プロセス4800はバッチのレイアウトを(4815で)指定する。
4820で、プロセス4800は他のいずれかのバッチがあるかどうかを判定する。ある場合、プロセス4800は、上述された、4810に戻る。これ以外の場合、プロセス4800は、それぞれ指定されたレイアウトに基づいてウェブページを(4825で)生成する。バッチが以前に公開されている場合、プロセス4800は以前に選択されたレイアウトを使用してウェブページを生成してもよい。次にプロセス4800は(4830で)、ウェブページをウェブサイト(例えば、ウェブサーバに)公開する。
いくつかの実施形態では、プロセス4800で変化形態を行う。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。例えば、プロセス4800は、当該画像を公開するために、クライアント機器から画像を受信してもよい。いくつかの実施形態では、プロセス4800は、ウェブページにアクセスするための(URL「Uniform Resource Locator」)をクライアント機器に戻す。更に、プロセス4800は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
いくつかの実施形態では、上述のバッチレイアウト操作が画像を表示するためにクライアント機器で行われる場合がある。例えば、デジタルメディアレシーバー、スマートTV、又はパーソナルコンピュータで動作する画像アプリケーションは、バッチレイアウト操作を行い、写真ストリームの画像のバッチビューを生成することができる。異なるクライアントで画像を提示するいくつかの例を以下で記載する。
VI.タブレットの例
上述の例では、画像共有ツールが画像アプリケーションの一部として実装される。画像アプリケーションは、所有者と加入者の機器の両方で実行され、画像の共有及びコメント付け操作を容易にする。いくつかの実施形態で、画像共有ツールは、異なる機器(例えば、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、デスクトップ、デジタルメディアレシーバーなど)及び/又は異なるオペレーティングシステム(例えば、Windows(登録商標)、iOS、MAC(登録商標)OS X(登録商標)など)にわたって実装される。これらの実装形態は異なるプラットフォームが画像及びコメントを共有するために相互動作を許可する。次に、タブレット機器での画像共有ツールの実装形態の例が、図49〜51を参照して記載される。
図49は、タブレットでの画像共有ツールの例示的な例を示す。画像共有ツールは、上述の画像アプリケーションの一部として提供される。しかし、タブレットのユーザインターフェースはスマートフォンのユーザインターフェースとは異なる。その理由は、タブレットはスマートフォンよりも大きな画面を有しているからである。所有者のタブレットの4つの操作段階4905〜4920がこの図で例示されている。この図は、画像表示領域4925、写真ストリームメニュー4955、写真ストリームオプションシート4960、及びコメントシート4965を含んでいる。これらのユーザインターフェースアイテムは、図1及び2を参照するスマートフォンのための上述の当該アイテムに相当する。
第1の段階4905で、画像アプリケーションはコレクション(例えば、画像ライブラリ)から画像を表示する。具体的には、アプリケーションは画像のサムネイル表現を表示する。それぞれのサムネイル画像は、正方形の画像として表示されるのではなく、相当するアスペクト比で(例えば、縦長画像、横長画像として)表示される。3つの画像が画像表示領域4925を使用して選択されている。選択した画像を共有するために、ユーザは更に、共有ボタン4930も選択している。共有ボタン4930の選択の結果は、ポップアップメニュー4935の表示である。ここで、ポップアップメニュー4935が共有ボタン4930の下に現れ、画像表示領域4925の左上隅の部分で重ね合わされる。ポップアップメニュー4935は、(1)新しい写真ストリーム作成するか、又は既存の写真ストリームに画像を追加するための写真ストリームボタン4940、(2)選択した画像を電子メールで送信するための電子メールボタン4945、及び(3)選択した画像を印刷するための印刷ボタン4950を含んでいる。
新しい写真ストリームを作成するために、ユーザは写真ストリームボタン4940を(例えば、ユーザの指でタップ操作することによって)選択する。第2の段階4910は、写真ストリームボタン4940選択後の所有者のタブレットを例示している。選択の結果は、写真ストリームオプションシート4960の表示である。タブレットバージョンでは、写真ストリームオプションシート4960は、画像表示領域4925の一部のみをカバーする。ここで、オプションシート4960は、写真ストリームの1つ又はそれ以上の加入者を入力するためのフィールド4970、写真ストリームの名前を入力するためのフィールド4975を伴う記入カードと類似して提示される。オプションシートは更に、写真ストリームの公開ウェブサイトバージョンをオン又はオフにする制御4980も含んでいる。
第2の段階4910で、所有者は加入者及び写真ストリームの名前を指定している。第3の段階4915は、所有者が次へボタン4985を選択した後の画像アプリケーションを例示している。この選択によって、アプリケーションはコメントシート4965を表示する。オプションシート4960に類似して、コメントシート4965は記入カードと類似して提示され、画像の中心部のみをカバーする。いくつかの実施形態では、画像アプリケーションは、1つの表示領域から別の表示領域に切り替え又は移行する場合に、アニメーションを表示する。例えば、アプリケーションは、両面カードが裏返されるのに類似して、写真ストリームオプションシート4960がコメントシート4965に裏返されるように表示する場合がある。
コメントシートは、コメントフィールド4966及び投稿ボタン4968を含んでいる。ユーザはコメントフィールド4966を使用して、写真ストリームの画像(例えば、最初の画像)に関するコメントを入力することができる。投稿ボタン4968は、写真ストリームを公開するために選択することができる。ここで、ユーザはコメントフィールド4966にコメントを全く入力せずに、投稿ボタン4968を選択する。
第4の段階4920は、投稿ボタン4968の選択後の写真ストリームメニュー4955を例示している。示されているように、新しい写真ストリーム4956が名前とともにリスト表示される。更に、新しい写真ストリーム4956は、写真ストリームの1つ又はそれ以上の画像のプレビューを含んでいる。ここで、写真ストリームの画像のサムネイル表現が、上部の第1の画像から開始し、下部の第3の画像まで互いの上に順次積み重ねられる。当業者の1人であるならば、画像プレビューは異なる仕方で提示可能であることを理解されるであろう。例えば、サムネイル画像は、互いの上に積み重ねられるのではなく、グリッド形式で提示することもできる。
図50は、タブレットでの画像共有ツールの別な例を例示する。この図は前の図と同一である。しかし、ポップアップメニュー4935は、テキストベースのボタンの代わりに、アイコンのグリッドを含んでいる。類似したアイコンのグリッドは、図1を参照して上述されている。
前の例は、タブレットを使用した新しい写真ストリームの作成を例示していた。図51は、タブレットでのコメントの提示方法の例示的な例を示す。所有者のタブレットの3つの操作段階5105〜5115がこの図で例示されている。
第1の段階5105は、写真ストリームのサムネイル表現を表示する画像アプリケーションを例示している。サムネイル画像5120〜5125は更に、マーキングでマーキングされている。これらのマーキングは、相当する画像に関連付けられたコメントがあることを示す。第1の段階5105で例示されている例では、サムネイル画像5120が単一のチャットバブルでマーキングされ、サムネイル画像5125は二重のチャットバブルでマーキングされている。単一のチャットバブルは、所有者が対話(例えば、画像に関するコメントを残している)に参加していないことを示す。二重のチャットバブルは、所有者が相当する画像に関するコメントを前に残していることを示す。これらのマーキングの色(例えば、青色のマーキング)は、新しい又は未読のコメントがあることを示す。
第1の段階5105で、所有者は画像のサムネイル表現5125を選択する(例えば、所有者の指でタップ操作することによって)。この選択によって、画像アプリケーションは画像のフルスクリーン表現5130の表示を生成する。画像表示領域4925は、半透明のボトムバー5135によって重ね合わされる。写真ストリームの画像のサムネイル表現は、ボトムバー5135に沿って順次表示される。所有者は、これらの画像のいずれか1つを選択して、画像表示領域4925に相当するフルスクリーン表現を表示することができる。
第2の段階5110で示されているように、サムネイル画像5125の選択の結果は、コメントバブル5140の表示である。コメントバブル5140は、画像に関連付けられたコメントの数を表す数字(例えば「2」)を含んでいる。コメントバブル5140は更に、着色されており(例えば、白色に着色)、コメントモードがアクティブ化されていないことを示す。
第2の段階5110で、所有者はコメントバブル5140を選択してコメントモードをアクティブ化する。コメントバブル5140の選択によって、その色が変わり(例えば、青色になる)、今度は所有者に、コメントモードがアクティブ化しているという視覚的な表示を提供する。コメントバブルの選択によって、更に、画像に関連付けられたコメント5150が表示される。
第3の段階5115で示されているように、コメント5150は、上部が最も古いもの、及び下部が最も新しいもので順次表示される。コメント5150は更に、メタデータに関連付けられている。メタデータはそれぞれのコメントの下に表示され、コメントを残した人及びコメントが残された時間を特定する。コメント5150は更に、追加のコメントを追加するために選択可能なコメントの追加フィールド5155とともに表示される。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、参加者が表示された画像をいいねと言っていることを指定するために選択可能なマーキング(例えば、いいねボタン、笑顔のアイコンなど)を表示する。このようなマーキングのいくつかの例は、図32を参照して上述されている。
VII.デジタルメディアレシーバー
いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、デジタルメディアレシーバー(例えば、高解像度(「HD」)メディアストリーミング機器)又はスマートテレビ(「TV」)で実行する画像アプリケーションの一部として提供される。次に、デジタルメディアレシーバーで実行するこのような画像アプリケーションのいくつかの例が、図52〜55を参照して記載される。これらの例で、デジタルメディアレシーバーはリモートコントロールで制御される。リモートコントロールは、ナビゲーションボタンのセット(例えば、上、下、左、右のボタン)及び選択ボタンを含めることができる。リモートコントロールは更に、プレビュー表示に戻るためのメニューボタン(例えば、前のメニュー)などの他の制御も含めることができる。
図52は、デジタルメディアレシーバーで共有写真ストリームを開く例示的な例を示す。具体的には、この図は、大画面テレビ(「TV」)で、画像アプリケーションが写真ストリームを提示する方法を3つの操作段階5205〜5215で例示している。示されているように、図はオペレーティングシステムデスクトップ5220(これ以後、グリッドビュー)、写真ストリームメニュー5225(これ以後、アルバムリスト)、及び画像表示領域5230(これ以後、バッチビュー)を含んでいる。
グリッドビュー5220は、グリッド構成の異なるアプリケーションアイコンを表示する。ユーザは相当するアプリケーションを開くためにアイコンのいずれか1つを選択することができる。説明を簡単にするために、グリッドビュー5220は2つのアイコンのみ、すなわち、画像アプリケーションを開くための写真ストリームアイコン及びTVショーストリーミングアプリケーションを開くためのTVショーアイコンを含んでいる。しかし、グリッドビュー5220は、他のアプリケーション(例えば、ムービーストリーミングアプリケーション、音楽ストリーミングアプリケーションなど)他のアイコンを含めることができる。グリッドビューは更に、設定メニューを開くための設定アイコンも含めることができる。
上述の写真ストリームメニュー220に類似して、アルバムリスト5225は写真ストリームのリストを表示する。ここで、それぞれの写真ストリームは、名前、写真ストリームの画像(例えば、最初の画像)のサムネイル表現、及び写真ストリームの画像の数を特定する数字を伴いリスト表示される)。写真ストリームメニューは、リストから選択された写真ストリームからの1つ又はそれ以上の画像を表示するプレビュー表示領域5235を含んでいる。
図52に例示されている例では、写真ストリームリスト5225が4つの異なるセクションに編成されている。ここで、トップセクションは、ユーザの機器間でのみ共有される画像のグループを表すパーソナル写真ストリームをリスト表示する。残りのセクションは、(1)ユーザによって共有されるそれぞれの写真ストリームの名前をリスト表示する共有アルバムセクション(例えば、「マイ共有アルバム」)、(2)保留している別のユーザからの写真ストリームの招待のそれぞれの名前をリスト表示する招待セクション、及び(3)別のユーザによって共有されるそれぞれの写真ストリームの名前をリスト表示する他の人による共有セクションを含んでいる。当業者の1人ならば、これは編成スキームの単なる一例で、アプリケーションは異なる実施形態において異なる方法で異なるタイプの写真ストリームを編成することができることを理解されるであろう。例えば、4つのセクションは、パーソナル写真ストリームを1つのセクションで、残りの写真ストリームを別のセクションでという2つのセクションに編成することができる。
いくつかの実施形態では、画像アプリケーションは、共有写真ストリームの公開日付(例えば、共有写真ストリームが作成された時間及び日付)によって時系列又は逆の時系列順序で異なる共有写真ストリームをリスト表示する。代替として、いくつかの実施形態の画像アプリケーションは異なる順序付けで写真ストリームをリスト表示する。例えば、アプリケーションは、すべての共有写真ストリームの招待を写真ストリームメニューリストのトップ又は上部セクションでグループ化し、アルファベット順にソートすることができる。アプリケーションは更に、残りのすべての写真ストリームをアルファベット順でソートし、招待の下でグループ化することもできる。アルファベット順のソートは、いくつかの異なる共有写真ストリームがある場合、アプリケーションのユーザに、共有写真ストリームを素早く見つけるができるようにする際に役立つ。例えば、異なる日付で公開された多くの共有写真ストリームがある場合、このソートによって、ユーザは、名前で特定の共有写真ストリームを素早く検索することができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、共有写真ストリームのソートの変更、及び/又は特定の写真ストリームの検索を行うためのユーザインターフェースアイテムを提供する。
図52に戻ると、バッチビュー5230は選択した写真ストリームの1つ又はそれ以上の画像を表示する。写真ストリームが異なる時間に追加された画像のセットを含む場合、バッチビュー5230は異なるグループ又はバッチで画像を提示する。画像のそれぞれのグループは順次、順序付けすることができる(例えば、左上隅の最も古い画像から開始し、右下隅の最も新しい画像までの時系列順で)。更に、すべてのグループは順次、順序付けすることができる(例えば、最も新しいグループから開始して、最も古いグループで終了する逆の時系列順で)。
示されているように、バッチビュー5230は、新しいコメントボタン5250、スライドショーボタン5255、設定ボタン5260、及び登録解除ボタン5265を含む、トップバー5240によって重ね合わされる。新しいコメントボタン5250は、新しいコメントを伴う画像のみを表示するために選択することができる。新しいコメント伴う画像のみを表示する例は、図54を参照して以下で記載される。スライドショーボタン5255は、写真ストリームの画像のスライドショーを再生するために選択することができる。スライドショーは、バッチビュー5230の最初に選択した(例えば、ハイライトされている)画像から開始できる。いくつかの実施形態では、スライドショープレゼンテーションに添えるために、1つ又はそれ以上の音楽クリップを選択したり、又はストリーミングしたりすることができる。
設定ツール5260は、異なる写真ストリームの設定を変更するために選択することができる。いくつかの実施形態では、設定はコンテキスト依存であって、直接、表示された写真ストリームに関係している。例えば、パーソナル写真ストリームの設定は、他の人と共有する写真ストリームのための設定とは異なる場合がある。登録解除ボタン5265は、写真ストリームから登録解除するために使用できる。いくつかの実施形態では、ボタン5265は、加入済み写真ストリームがアルバムリスト5225から選択されている場合にのみトップバー5240に現れる場合がある。このボタン5265の選択によって更に、登録解除操作の確認を要求するプロンプトも表示される場合がある。プロンプトが表示される1つの理由は、加入済み写真ストリームの画像が加入者に関連付けられたすべての機器から削除される場合があるからである。
いくつかのユーザインターフェース要素を記載してきたが、写真ストリームを開く操作が、図52に例示されている3つの段階5205〜5215を参照して記載される。第1の段階5205は、機器のオペレーティングシステムのグリッドビュー5220を例示している。グリッドビュー5220は、写真ストリームアイコン及びTVショーアイコンを含んでいる。いくつかの実施形態では、画像アプリケーションのためのアイコンは、1つ又はそれ以上の写真ストリームが更新された時、マーキングを表示する。第1の段階5205で例示されている例では、マーキングは、写真ストリームアイコン上に部分的に重なって表示される印5270である。印5270は、新しい招待の数及び/又は更新された写真ストリームの数を示す数字「2」を含んでいる。印5270は、画像アプリケーションが(例えば、アルバムリスト5225に)開かれると、アイコンから除去される。
第1の段階5205では、写真ストリームアイコンが選択されている(例えば、機器のリモート装置により)。次にユーザは、アプリケーションを選択する(例えば、リモート装置で選択又はEnterボタンを選択することによって)。第2の段階5210は、写真ストリームアイコンの選択後の画像アプリケーションを例示している。選択の結果は、アルバムリスト5225の表示である。アルバムリスト5225は異なる写真ストリームをリスト表示する。具体的には、ユーザのパーソナル写真ストリーム、ユーザによって共有されている「バケーション」写真ストリーム、及び別のユーザによって共有されている「家族の写真」写真ストリームがリスト表示されている。リスト5225は更に、「キッズ」写真ストリームへの招待も含んでいる。ユーザは、「キッズ」写真ストリームを選択して、招待を承諾又は拒否することができる。「キッズ」写真ストリームは、招待が承諾される場合には「他の人による共有」セクションに移動し、招待が拒否される場合にはアルバムリスト5225から除去される。
マーキングされたアイコンに類似して、アルバムリスト5225にリスト表示された写真ストリームのいくつかはマーキング5275でマーキングされている。この内側のマーキングは、マーキングの第2のレベルを表しており、第1のレベルはアイコンレベルである。示されているように、「キッズ」写真ストリームは、新しい写真ストリームの招待なのでマーキングされ、「家族の写真」写真ストリームは、更新されているのでマーキングされている(例えば、新しい画像及び/又はコメントを含む)。ここで、マーキング5275は着色された円又はドットである(例えば、青色の円)。いくつかの実施形態では、円の数は、写真ストリームアイコンの印5270上で示される数に相当している。マーキングは、相当する写真ストリームが開かれると、リストから除去される場合がある。
第2の段階5210で示されているように、アルバムリスト5225は「家族の写真」写真ストリームに移動する(例えば、リモート装置でダウンボタンを選択することによって)。次にユーザは「家族の写真」写真ストリームを選択する(例えば、リモート装置で選択又はEnterボタンを選択することによって)。選択の結果は、第3の段階5215で例示されているように、バッチビュー5230の表示である。
第3の段階5215は、バッチビュー5230を表示するアプリケーションを例示している。バッチビュー5230は、新しいコメントボタン5250、スライドショーボタン5255、設定ボタン5260、及び登録解除ボタン5265を伴うトップバー5240により重ね合わされる。トップバー5240は更に、写真ストリームの名前、写真ストリームの所有者の名前、及び写真ストリームの画像の数を特定する数字(例えば、丸括弧に入れて)も含んでいる。
第3の段階5215で示されているように、2つのグループの画像がバッチビュー5230に表示される。第1のグループは6つの画像を含み、第2のグループは4つの画像を含んでいる。写真ストリームの所有者は、これらのグループの画像を異なるときに写真ストリームに追加している。それぞれのグループは、相当するグループの画像が追加された日時、及びグループの画像の数を提示するボトムフィールド(5280又は5285)を含んでいる。いくつかの実施形態では、アプリケーションは相対的な日付決定を使用して、日時情報を表示する。例えば、日付が一週間以内の場合、アプリケーションは「今日」、「昨日」、「月曜日」、「火曜日」などと表示することができる。しかし、日付が一週間以内ではない場合、アプリケーションは日付の日及び月を表示することができる。日付が年内ではない場合、いくつかの実施形態のアプリケーションは年を表示することができる。
第3の段階5215に例示されている例では、画像のいくつかがコメントに関連付けられている。具体的には、3つの画像がコメントに関連付けられている。このことは、相当するサムネイル表現5232〜5234のぞれぞれの上に表示されたマーキングによって示されている。ここで、マーキングはコメントバブルである。コメントバブルは、サムネイル画像5232に対しては第1の色(例えば、白色)に着色され、サムネイル画像5233及び5234に対しては第2の異なる色(例えば、青色)で着色されている。第1の色は、第1のグループの第1の画像は閲覧済みのコメントに関連付けられているという視覚的な表示をユーザに提供し、第2のグループの第1及び第2の画像は1つ又はそれ以上の未読のコメントに関連付けられている。新しいコメントに関連付けられた画像の数は更に、数字(例えば、丸括弧に入れて)を含む新しいコメントボタン5250によっても示される。
前の例は、デジタルメディアレシーバーを使用して写真ストリームを開くことを例示していた。図53は、写真ストリームの画像をナビゲートする例示的な例を示す。画像アプリケーションの3つの操作段階5105〜5115がこの図に示されている。
第1の段階5305は、バッチビュー5230を表示する画像アプリケーションを例示している。ユーザは第1の画像5320に移動している(例えば、リモート装置の方向ボタンを使用することによって)。次にユーザは、第1の画像5320を選択する(例えば、リモート装置の選択又はEnterボタンを選択することによって)。選択によって、第2の段階5310に例示されているように、選択した画像のフルスクリーン表現5325が表示される。ここで、フルスクリーン表現はマーキング5330を伴って表示される。マーキング5330は数字を伴ったコメントバブルである。この数字は、画像に関連付けられたコメントの数に相当する。
ユーザは、このフルスクリーンビューで写真ストリームの画像全体を移動することができる。いくつかの実施形態では、フルスクリーンビューは、最も古い画像から開始し、最も新しい画像で終了する時系列順で画像を(例えば、バッチの端から端まで)表示する。バッチは更に、最も新しいバッチから開始し、最も古いバッチで終了する逆の時系列順でソートされる場合がある。代替として、バッチは、最も早期のバッチから開始し、最も最近のバッチで終了する時系列順でソートされる場合もある。更に画像は、最も最近の画像から開始し、最も早期の画像で終了する逆の時系列順で順序付けされる場合もある。
第2の段階5310で、ユーザは別の選択を行う(例えば、リモート装置で選択ボタン又はダウンボタンを選択することによって)。選択によって、アプリケーションは、第3の段階5315で例示されているように、回転式ビュー5335を表示する。回転式ビュー5335は、画面全体で写真ストリームのいくつかの画像を表示する。画像は、画像の3次元回転式スライドをエミュレートする異なるサイズで表示される。つまり、中心の画像が最大のもので、一方、他の画像は漸進的により小さくなっている。いつでも、ユーザは、次又は前の画像を選択することによって、中心の画像を変更することができる(例えば、リモート装置で次へボタンを選択することによって)。
いくつかの実施形態では、回転式ビュー5335は、時系列順(すなわち、最も新しいものから最も古いもの順)でバーチャルな回転式スライドに沿ってグループのそれぞれの画像を表示する。フルスクリーンビューと類似して、回転式ビューは、左手の最も古い画像から開始し、右手の最も新しい画像へと、時系列順で(例えば、バッチの端から端まで)すべての画像を示す。バッチは更に、最も新しいバッチから開始し、最も古いバッチで終了する逆の時系列順でソートされる場合がある。このことは、第1の段階5305で、バッチビュー5230の第1の画像5320がバーチャルな回転式スライドの中、又は画像のリストの中では第1の画像ではないように例示されている。なぜなら、その画像は画像の第1のグループの中で最も古い画像だからである。その結果、他の5つの画像はリストの中で第1の画像5320より前にある。5つの画像の2つのみが第3の段階5315で示される。同様に、画像のリストは、時系列順で異なるグループの画像を含んでいる。このことは更に、第2のグループ(例えば、より早期のバッチ)の最後の画像(例えば、最も早期のタイムスタンプを伴う画像)が第1のグループの第1の画像5320に隣接して表示されるので、第3の段階5315でも示される。いくつかの実施形態では、バッチは、最も早期のバッチから開始し、最も最近のバッチで終了する時系列順でソートされる。更に画像は、最も最近の画像から開始し、最も早期の画像で終了する逆の時系列順で順序付けされる場合もある。
第3の段階5315で示されているように、コメント5340は画像5320の下に表示される。コメントのメタデータも回転式ビュー5335に示される。具体的には、コメントを残した人の名前及びコメント残した時間がコメント5340の下に表示される。コメントの数を伴うチャットバブル5360もコメント5340の上に示される。更に、アイコン5350がチャットバブル5360の横に表示される。ユーザはこのアイコン5350を選択して、ユーザが画像5320をいいねと言っている、又は承認していることを示すことができる。いくつかの実施形態では、承認の評価は、(例えば、チャットバブル5360で)コメントの数が増加するという点において、コメントと類似してカウントされる。
選択可能なアイコンと組み合わせて、又はこの代わりに、いくつかの実施形態のアプリケーションはユーザにコメントの追加及び/又は削除を許可する。コメントは、コメントに対する返信、コメントの削除などの、異なるアクション又は操作のために選択することができる。例えば、共有写真ストリームの参加者はリモート装置のナビゲーションボタンを使ってコメントに移動し、次に、選択ボタンを押すことができる。コメントを選択すると、アプリケーションは実行可能な異なる操作のリストを表示できる。
いくつかの実施形態では、画像アプリケーションがユーザに1つ又はそれ以上の新しいコメントに関連付けられた画像のみの閲覧を許可する。図54は、1つ又はそれ以上の新しいコメントを伴う画像のみを表示するために表示をフィルタ処理する例示的な例を示す。アプリケーションの3つの操作段階5405〜5415がこの図で示されている。
第1の段階5405は、バッチビュー5230を表示する画像アプリケーションを例示している。ユーザは新しいコメントボタン5250に移動している(例えば、リモート装置の矢印を使用することによって)。新しいコメントボタン5250は、2つの画像が未読のコメントに関連付けられていることを示す数字2でラベル付けされている。次にユーザは、ボタン5250を選択する(例えば、リモート装置の選択又はEnterボタンを選択することによって)。
第2の段階5410は、新しいコメントボタン5250の選択後の画像アプリケーションのユーザインターフェースを例示している。選択によって、アプリケーションは回転式ビュー5335を表示する。上述の回転式ビューとは異なり、この図の回転式ビュー5335は、未読のコメントに関連付けられた画像5420及び5425のみを含んでいる。ここで、画像5420は中心の画像である。画像に関連付けられた1つのコメントが画像5420の下に表示される。1つ又はそれ以上の未読のコメントを伴う次の画像を閲覧するために、次にユーザは、次の画像5425に移動する(例えば、リモート装置の次へボタンを選択することによって)。
第3の段階5415は、画像5425に移動後の回転式ビュー5335を例示している。示されているように、画像5425は5つのコメント及び1つの承認評価と関連付けられている。コメント及び/又は承認評価の数は、コメントバブル5430に示される数によって示される。この例では、4つの単一行のコメントのみが画像5425の下に示されている。他の残りのコメントは示されていない。異なる実施形態の場合、より多く又は少ない行のコメントを表示することがある。
いくつかの実施形態では、回転式ビュー5335が、全体を自動的にスクロールすることによって、画像に関連付けられたコメントを提示する。いくつかの実施形態のアプリケーションは、最も新しいものから開始して最も古い未読コメントへと未読のコメント全体を自動的にスクロールしてから停止する。コメントは更に、いくつかの実施形態では、リモート装置のナビゲーションボタンでもスクロールすることができる。例えば、ユーザは、アップ(例えば、トップ)ボタンを選択することによってコメントをスクロールアップし、ダウン(例えば、ボトム)ボタンを選択することによってスクロールダウンすることができる。
いくつかの実施形態の画像アプリケーションのいくつかの例が上述されている。図55は、デジタルメディアレシーバー又はスマートTVの別の画像アプリケーションの例を例示する。この画像アプリケーションは、画像共有ツールを実装する代替の実施形態である。上述の例とは異なり、このアプリケーションは、トップバー5540に沿って、新しいコメントボタン5525、スライドショーボタン5530、及び追加ボタン5535という3つの制御を含んでいる。新しいコメント5525ボタンは、図54を参照する上述のものと同じである。
図55に例示されている例では、スライドショーボタン5530の選択によって、アプリケーションはスライドショープレゼンテーションに関係するいくつかの選択可能なアイテムを表示する。具体的には、アプリケーションは、共有写真ストリームの画像を使用してスライドショーを開始するために選択可能なアイテム(例えば、再生ボタン)を提供する。スライドショーボタン5530の選択によって更に、アプリケーションは、スライドショープレゼンテーションを構成するためのスライドショー構成ツールのセットを表示する(例えば、音楽トラックをプレゼンテーションに追加するため、画像の提示方法を指定するためなど)。追加ボタン5535が選択されると、いくつかの実施形態のアプリケーションは異なる管理コマンドを提供する。例えば、アプリケーションは表示された写真ストリームから登録解除するために選択可能なアイテムを提供することができる。アプリケーションは更に、共有写真ストリームの画像をスクリーンセーバーとして使用するために選択可能なアイテムを提供することもできる。他のいくつかの管理コマンドは図21を参照して上述されている。
画像アプリケーションの3つの操作段階5510、5515、及び5520が図55で例示されている。3つの段階は、図52で示されているものと類似している。具体的には、画像は2つの異なるバッチ5545及び5550にグループ化されている。いくつかの実施形態では、それぞれのバッチは共有写真ストリームへ1つ又はそれ以上の画像のグループを公開しているものである。プライマリのソート順序はバッチごとに逆の時系列順で、セカンダリのソート順序は画像ごとに時系列順である。つまり、左手側のバッチ5545は最も新しいバッチで、右手側のバッチ5550はより古いバッチである。それぞれのバッチ内の画像(5501〜5504又は5505〜5508)は、左上の最も古い画像から開始し、右下の最も新しい画像へとソートされている。
上述のいくつかの例とは異なり、いくつかの実施形態のアプリケーションは、バッチの順序を採用し、ストレートセットに平坦化することによって写真ストリームの画像を線形化する。このことは、回転式ビュー5555の最初の4つの画像5501〜5504は第1のバッチ5545からの最初の4つの画像を表すので、第3の段階5520に示されている。回転式ビュー5555の第5の画像は、第2のバッチ5550の第1の画像である。ユーザは、回転式ビュー全体をスクロールするためにリモートコントロールを使用することによって、バッチの順序で、残りの3つの画像5506〜5508を閲覧することができる。この線形化は適切な時系列順で画像をソートしないが、ユーザはバッチビューで示される順序で画像を閲覧することができる。画像をストレートセットに平坦化する代わりに、アプリケーションはいくつかの異なる方法で画像を提示することができる。例えば、アプリケーションは、バッチでのソートに関係なく、最も古い画像から開始し、最も新しい画像へと異なるバッチから時系列順に画像を表示することができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、1つのタイプのソート(例えば、第3の段階5520で例示されたソート)から別のタイプのソート(例えば、時系列又は逆の時系列ソート)に切り替えるために選択可能なアイテムを提供する。
VIII.パーソナルコンピュータ
いくつかの実施形態画像共有ツールは、メインのグラフィカルユーザインターフェース又はオペレーティングシステム(「OS」)のシェルに組み込まれている。つまり、画像共有ツールは、画像アプリケーションの一部ではなく、メインのグラフィカルユーザインターフェース(「GUI」)の一部である。次に、このような画像共有ツールのいくつかの例が、図56〜61を参照して記載される。これらの例では、オペレーティングシステムは、画像共有操作をサポートするように拡張されたWindowsオペレーティングシステムである。しかし、他のタイプのオペレーティングシステム(例えば、Linux(登録商標)、Mac OS X)も同じ又は類似した機能をサポートするために拡張することができる。
A.コントロールパネル
いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、インストーラプログラムの実行時に、OSに組み込まれる。図56は、画像共有ツールをインストール及び構成する例示的な例を示す。所有者のパーソナルコンピュータ(PC)の4つの操作段階5605〜5620がこの図で例示されている。
第1の段階5605は、OSのデスクトップを例示している。所有者はインストールプログラム(例えば、実行可能ファイル)を選択して、インストールウィンドウ5690を表示している。所有者は、最初にインストールプログラムを、ウェブブラウザ(図示せず)を使用してダウンロードするか、又はストレージ装置(例えば、ハードディスク、フラッシュドライバーなど)から取得した可能性がある。示されているように、インストールウィンドウ5690には、画像共有ツールを構成するためにコントロールパネルアイテムをインストールしていることを示す見出しを含んでいる。見出しに加えて、インストールウィンドウは、コントロールパネルアイテムがPCにインストールされるというメッセージを含んでいる。コントロールパネルは、ユーザに異なるソフトウェア及びハードウェアの設定の構成を許可するOSのGUIの一部である。第1の段階5605で、ユーザは次へボタン5625を(カーソルクリック操作で)選択する。代替として、ユーザはキャンセルボタン5630を選択して、画像共有ツールのインストールをキャンセルすることができる。
第2の段階5610は、コントロールパネルアイテムのインストール後のOSのデスクトップを例示している。具体的には、コントロールパネルアイテムが開かれ、ログインウィンドウ5635が表示されている。所有者はユーザ名(例えば、電子メールアドレス)及びパスワードをユーザ名フィールド及びパスワードフィールドにそれぞれタイプしている。ユーザは最初に、ユーザ名及びパスワードを登録するために、クラウドサービスプロバイダでのアカウントを作成した可能性がある。次にユーザは、サインインボタン5640を選択して、クラウドサービスプロバイダでサインインする。以下で詳細に記載するように、いくつかの実施形態のクラウドサービスプロバイダは、異なるユーザ機器間での画像共有操作を容易にする。
サインインボタン5640の選択の結果は、第3の段階5615で例示されているように、クラウドサービスのコントロールパネルウィンドウ5650(これ以後は、設定メニュー)の表示である。設定メニュー5650は、ユーザ機器全体のブックマークを同期させるためのいくつかの選択可能なアイテム(例えば、チェックボックス)を含んでいる。設定メニュー5650には更に、カレンダー及び他のデータを同期させるための選択可能なアイテムも含めることができる。
第3の段階5615に例示されている例では、設定メニュー5650は、写真ストリームを選択するための選択可能なアイテム5655及び写真ストリームオプションをセットするためのボタン5685を含んでいる。ユーザは、このアイテムを(例えば、カーソルクリック操作によって)選択して、画像ストリーミング機能をオン又はオフにすることができる。選択すると、所有者のPCはクラウドサービスプロバイダに登録され、所有者及び/又は異なるユーザに関連付けられた他の機器と画像を共有することができる。更に、このアイテム5655の選択によって、画像共有ツールをOSのシェルに組み込むことができる。
第3の段階5615で、所有者はボタン5685を選択する。第4の段階5620で示されているように、選択の結果は写真ストリームオプションウィンドウ5665の表示である。このウィンドウは、所有者のパーソナル写真ストリームをオン又はオフにするための第1の選択可能アイテム5670及び共有写真ストリームをオン又はオフにするための第2の選択可能アイテム5675をリスト表示する。つまり、ウィンドウ5665は、ユーザの機器のみの間で共有されるパーソナル写真ストリームをアクティブ化するため、及び他のユーザと共有する共有写真ストリームをアクティブ化するための別個のコントロールを含んでいる。ウィンドウ5665は更に、写真ストリームフォルダ(例えば、パーソナル及び共有写真ストリームのためのフォルダを含む)のロケーションを指定するためのコントロール5680も含んでいる。ウィンドウ5664は更に、ユーザのアドレスブック又は連絡先リストにない人々からの通知(例えば、写真ストリームの招待、コメントの通知、新しい画像の通知)を拒否又は許可するための1つ又はそれ以上のコントロールを含めることができる。いくつかの実施形態では、ウィンドウ5665は、写真ストリームの招待の送受信、通知領域(例えば、タスクバー上のシステムトレイ)での通知の表示、所有者の連絡先リストにある人々のみからの招待の受信などをオン又はオフにするための他のオプションを含んでいる。
B.新しい写真ストリームの作成
前の例は、所有者のPCで画像共有ツールをインストールして構成することを例示している。構成されたなら、画像共有ツールはユーザに、写真ストリームの作成及び変更、並びに他のユーザとの(例えば、画像に関する)コメントの共有を許可する。次に、写真ストリームを作成する例が、図57〜58を参照して記載される。具体的には、図57は、写真ストリームの加入者及び名前を指定する例を例示する。これに図58が続き、写真ストリームのための画像の選択及び画像のいくつかに対するコメントの入力を例示する。
OSの4つの操作段階5705〜5720が図57で例示されている。示されているように、OSはブラウザ又はエクスプローラーウィンドウ5725を表示している。画像共有ツールはブラウザウィンドウ5725に組み込まれている。具体的には、ブラウザのメニューバー5730は、新しい写真ストリームを作成するための新しい写真ストリームメニューアイテム5735、既存の写真ストリームに画像を追加するための写真追加メニューアイテム5740、及び写真ストリームのためのオプションを指定するためのオプションメニューアイテム5745を含んでいる。いくつかの実施形態では、写真追加メニューアイテム5740の選択によって、ブラウザ5725は、選択した1つ又はそれ以上の画像を追加するために使用可能な写真ストリームのリストを表示する。いくつかの実施形態では、オプションメニューアイテム5745の選択によって、OSは、新しい加入者の追加、加入者の削除、写真ストリームの招待の再送信、及び/又は写真ストリームのウェブ公開のオン又はオフのための種々のオプションを表示する。表示されるオプションには更に、写真ストリームからの登録解除のためのオプションも含めることができる。この登録解除オプションは、写真ストリーム(ブラウザ5725で表示される写真ストリーム)がPCユーザによって加入されたもの場合にのみ選択又は表示することができる。
新しいメッセージアイテムに加えて、ブラウザの階層型又はツリービューは、写真ストリームアイコンを伴う写真ストリームアイテム5750(これ以後、写真ストリームフォルダ)を含んでいる。写真ストリームフォルダ5750は、所有者の機器によってのみ共有される写真ストリームのためのサブフォルダを含んでいる。
第1の段階5705で示されているように、所有者は新しい写真ストリームメニューアイテム5735を選択する(例えば、カーソルクリック操作によって)。選択によってOSは、第2の段階5710で例示されているように、写真ストリームオプションウィンドウ5755を表示する。このウィンドウ5755は、「新しい写真ストリーム」と提示する見出しとともに、左上隅に写真ストリームアイコン5760を含んでいる。見出しの下は、写真ストリームの加入者を入力するための加入者フィールド5765である。加入者フィールド5765の次は、写真ストリームの名前を指定するための名前フィールド5770及びウェブサイト(例えば、公開ウェブサイト)に写真ストリームを公開するためのオプションをオン又はオフにするための選択可能アイテム(例えば、チェックボックス5775)が続く。
第2の段階5710で、所有者は潜在的な加入者の電子メールアドレスを入力する。所有者は、他の潜在的な加入者の1つ又はそれ以上の電子メールアドレスをこのフィールド5765に入力することができる。第3の段階5715で示されているように、次にユーザは写真ストリームのタイトル又は名前を名前フィールド5770に入力する。第4の段階5720で、次にユーザは次へボタン5780を選択して、写真ストリームの作成を続ける。
図58は、次へボタン5780の選択後のOSを例示している。OSの4つの操作段階5805〜5820がこの図で例示されている。第1の段階5805で、所有者は写真ストリームのいくつかの画像を選択している。具体的には、画像は、写真の選択ウィンドウ5825を使用して選択される。第1の画像5830は「歌う私」と名付けられ、第2の画像5832はデフォルト名で名付けられ(例えば、カメラによって指定されたもの)、及び第3の画像5835は「バイク」と名付けられる。画像の選択後、ユーザは次に、継続ボタン5840を選択する。
第2の段階5810は、継続ボタン5840の選択後のOSを例示している。示されているように、選択した画像がコメントウィンドウ5845に表示される。コメントウィンドウ5845は、選択した画像にコメントを関連付けるためのフィールドとともに、選択したそれぞれの画像を表示する。いくつかの実施形態では、コメントフィールドは画像の名前に基づき自動的に埋め込まれる。例えば、画像共有ツールの1つ又はそれ以上のインストールされたコンポーネントは、画像のファイル名を分析して、ファイル名をコメントとして入力するかどうかを判定することができる。
ファイル名は、異なるいくつかの技術を使用しても分析することができる。いくつかの実施形態では、分析には、ファイル名の1つ又はそれ以上の単語、名前、又は人々を特定することが必要とされる。分析は、異なる画像キャプチャ機器(例えば、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット)によって生成されたランダムな名前の特定を必要とする場合がある。分析は更に、異なる文字(例えば、下線)の特定及びこれらのスペースへの置き換えも必要とする場合がある。第2の段階5810に例示されている例では、第1の画像5830及び第3の画像5835は相当するファイル名に関連付けられている。更に、第1の画像5830の名前の下線は、第1の画像のコメントではスペースに置き換えられている。所有者は、相当するコメントフィールドに新しいコメントを入力することで、これらのコメントのいずれか1つを変更することができる。
第2の段階5810で示されているように、所有者は完了ボタン5850を選択して、新しい写真ストリームを作成する。第3の段階5815は、写真ストリーム作成後のブラウザ5725を例示している。示されているように、新しい写真ストリームフォルダ5855がブラウザ5725で表示される。新しい写真ストリームフォルダ5855は、写真ストリームの画像の視覚的な表示を提供するアイコンを伴い表示される。具体的には、アイコンは、写真ストリームの3つの画像5830〜5835のサムネイル表現を含んでいる。サムネイルは更に、異なる仕方でサイズ調整される。つまり、第1のサムネイル画像は、他の2つのサムネイル画像より大きく示される。写真ストリームフォルダ5855に加えて、新しい写真ストリームがブラウザの階層型又はツリービュー5750にリスト表示される。
第4の段階5820は、所有者が写真ストリームフォルダアイコン5855を選択した後のブラウザ5725を例示している。選択の結果は、ブラウザ5725が写真ストリームの画像を表示することである。第4の段階5820に例示されている例では、特定のコメントに関連付けられた画像5830〜5835のそれぞれは、マーキング5860(例えば、コメントバブル)を伴い示される。マーキング5860は、特定のコメントと相当する画像との関連付けについて、所有者に視覚的な表示を提供する。いくつかの実施形態では、マーキングの色が、画像が1つ又はそれ以上の未読のコメントと関連付けられているかどうかを示す。例えば、第1の色(例えば、白色)は画像に関連付けられた未読のコメントがないことを示す場合があり、第2の異なる色(例えば、青色)は画像に関連付けられた1つ又はそれ以上の未読のコメントがあることを示す場合がある。
ここで、バッチビュー5865は、写真ストリームの名前及び写真ストリームの画像の数を特定する写真ストリーム見出し5870、画像が写真ストリームに追加された日時及びバッチ内の画像の数を特定するバッチ見出し5875を含んでいる。バッチ見出し5875の次には、写真ストリームの画像が続く。画像を提示する際、画像共有ツールは、画像の数及び/又は当該画像の向きに基づき特定のレイアウトを選択する。異なるレイアウトを選択するいくつかの例が、図42〜47を参照して上述された。
第4の段階5820で示されているように、ブラウザウィンドウ5725は写真ストリームに関連付けられた追加情報(例えば、メタデータ)を表示する。具体的には、ブラウザのメタデータセクション5880は、(1)写真ストリームの名前、(2)写真ストリームの所有者、写真ストリームの画像の数、(3)相当する加入ステータスを伴うそれぞれの加入者、及び(4)この写真ストリームに対して公開ウェブサイトへの公開の機能がアクティブ化されていない、又はオンになっていないことを提示する公開ウェブサイトステータスをリスト表示する。
C.招待の承諾
前の2つの例では、所有者は、ブラウザに組み込まれた画像共有ツールを使用して新しい写真ストリームを作成する。新しい写真ストリームが作成されると、写真ストリームの招待が、写真ストリームに招待された人に関連付けられた1つ又はそれ以上の機器にプッシュ配信される。これらの機器の1つ又はそれ以上は、同じタイプのコンピュータ機器(例えば、PC)、又は異なるプラットフォームを伴う他の何らかのタイプの機器(例えば、スマートフォン、タブレット、デジタルメディアレシーバーなど)とすることができる。
図59は、加入者の機器で写真ストリームの招待を承諾する例示的な例を示す。この例では、加入者の機器は、所有者の機器と同じOSを実行しているPCである。3つの操作段階5905〜5915がこの図で示されている。図は、OSのデスクトップ5920及びタスクバー5925を含んでいる。
第1の段階5905は、タスクバー5925を介して受信された通知例を例示している。示されているように、通知はポップアップウィンドウ5930(例えば、バブル)として現われる。いくつかの実施形態では、ポップアップウィンドウ5930は、タスクバー5925のクラウドサービスシステムトレイアイコン5935の上に現われる。示されているように、ポップアップウィンドウ5930は、写真ストリームアイコン及び新しい写真ストリームの招待が受信されたことを提示する通知を含んでいる。通知は更に、写真ストリームの招待を閲覧するためにウィンドウを選択(例えば、クリック)する方法も提示する。
第1の段階5905で、受信者はポップアップウィンドウ5930を選択する。選択によってOSは、第2の段階5910で例示されているように、写真ストリームの招待ウィンドウ5940を表示する。招待には、写真ストリームアイコン及び招待を含んでいる。招待では、写真ストリームの所有者及び名前を提示する。写真ストリームの招待ウィンドウ5940は更に、招待を承諾するための承諾ボタン5945、断るための拒否ボタン5950、及び招待を保留のままにするための後で決定ボタン5955も含んでいる。
第3の段階5915は、受信者が招待を承諾した後のOSを例示している。選択の結果は、ウィンドウブラウザ5725が写真ストリームの画像を表示することである。所有者の機器と類似して、画像はバッチビュー5865で表示される。
D.写真ストリームの変更
前の例では、受信者が写真ストリームの招待を承諾して写真ストリームの画像を閲覧している。いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、写真ストリームからの画像の追加又は削除を行うために使用することができる。図60は、画像を写真ストリームに追加する例を示す。所有者のPCの3つの操作段階6005〜6015が、この図で例示されている。
第1の段階6005で、OSはデスクトップを表示する。デスクトップは、画像ファイルのためのアイコン6020を含んでいる。所有者は、デスクトップから画像アイコン6020を(例えば、カーソルコントローラで右クリックボタンを選択するか、又は修飾キーを押しながら左クリックボタンを選択することによって)選択する。
第2の段階6010で示されているように、選択によって、OSはコンテキストメニュー6025を表示する。コンテキストメニュー6025は、画像ファイルを開くためのメニューアイテム6030を含んでいる。コンテキストメニュー6025は更に、選択した1つ又はそれ以上の画像を特定の写真ストリームに追加するために、写真ストリーム6035に追加するメニューアイテムも含んでいる。このコンテキストメニュー6025は、シェルに対する拡張機能である(例えば、クラウドサービスコントロールパネルが所有者のPCにインストールされた場合)。いくつかの実施形態では、写真ストリーム6035に追加するメニューアイテムが画像共有機能を(例えば、クラウドサービスコントロールパネル(図示せず)のチェックボックスを選択することによって)オンにしたときだけ現われる。
第2の段階6010では、所有者は写真ストリーム6035に追加するメニューアイテムを選択している。選択の結果、既存の写真ストリームのリストがサブメニュー6040で表示される。サブメニュー6040は、選択した画像を、所有者のパーソナル写真ストリームに追加するためのメニューアイテム6045、加入者と共有する写真ストリームに追加するためのメニューアイテム6050、及び新しい写真ストリームに追加するためのメニューアイテム6055を含んでいる。ここで、所有者はメニューアイテム6050を選択して、選択した画像を加入者と共有する写真ストリームに追加する。
第3の段階6015は、メニューアイテム6050を選択した後のOSを例示している。示されているように、選択した画像がコメントウィンドウ5845に表示される。上述のように、コメントウィンドウ5845は、選択した画像に対してコメントを関連付けるためのフィールドとともに、選択したそれぞれの画像を表示する。第3の段階6015では、所有者は完了ボタン6060を選択して、選択した画像を写真ストリームに追加する。
前の例は、選択した1つ又はそれ以上の画像を写真ストリームに追加できる異なるいくつかの方法の1つを例示した。コンテキストメニューと組み合わせるか、又はその代わりに、いくつかの実施形態の画像共有ツールは所有者に、画像を写真ストリームフォルダにドラッグアンドドロップすることによって、画像を写真ストリームに追加することを許可する。所有者は更に、写真ストリームフォルダから選択した1つ又はそれ以上の画像を削除することもできる。削除すると、画像は、1つ又はそれ以上の所有者の他の機器及び/又は1つ又はそれ以上のそれぞれの加入者の機器から削除されることができる。いくつかの実施形態では、所有者は写真ストリームフォルダを削除することにより、1つ又はそれ以上の所有者の他の機器及び/又は1つ又はそれ以上のそれぞれの加入者の機器から写真ストリーム全体を削除することができる。
E.コメント付け
異なる機器によるコメント付けのいくつかの例が上述されている。これらの例は、スマートフォン、タブレット、及びデジタルメディアレシーバーを使用したコメント付けを含んでいる。図61は、PCを使用してコメントを残す例示的な例を示す。ユーザのPCの4つの操作段階6105〜6120がこの図に例示されている。
第1の段階6105では、ブラウザ5725が写真ストリームの画像を表示している。見出し6125は、写真ストリームの名前及び写真ストリームの画像の数を含んでいる。副見出し6130は、画像のグループが写真ストリームに追加された日時を含んでいる。第1の画像6135がブラウザ5725から選択されている。選択の結果は、メタデータセクション6140での画像のメタデータの表示である。具体的には、メタデータセクション6140は、(1)画像形式(例えば、JPEG、GIF、PNG)、(2)画像に関連付けられた日付(例えば、タイムスタンプ、ファイル作成日付)、及び(3)画像に関連付けられたコメントの数を提示する。メタデータセクションは更に、以下で記載するコメントツールを開くためのコメントボタン6145も含んでいる。
第1の段階6105で示されているように、画像6135は4つのコメントに関連付けられている。マーキング6150が右下隅の画像6135の上に表示される。マーキング6150(例えば、二重のコメントバブル)は、ユーザが対話の一部であることを示す。つまり、ユーザは以前に、画像6135に関する少なくとも1つのコメントを残しており、加入者は同じ画像に関する少なくとも1つの他のコメントを残している。マーキング6150の色は、1つ又はそれ以上の未読のコメントがあることを示す。
第1の段階6105は、コメントボタン6145の選択を例示している。選択によって、ブラウザ5725は、第2の段階6110で例示されているように、コメントツール6155を表示する。コメントツール6155は、ブラウザのサイドバーとして現れる。この例では、コメントツール6155は、ブラウザ5725の右側に示されている。コメントツールは、コメントを入力するためのコメントフィールド6160及びコメントを投稿するための投稿ボタン6165を含んでいる。コメントフィールド6160は、ユーザにコメントを追加するように勧めるテキスト行を表示する。コメントツール6155は「コメント」という見出しを伴い表示される。見出しの横は、ユーザが画像を承認又はいいねと言っていることを示すために選択できる、選択可能なアイテム又は選択可能なアイコン6170(例えば、ハート、笑顔の)である。
第2の段階6110で示されているように、コメントはコメントの見出しの下にリスト表示される。具体的には、画像6135に関連付けられた4つのコメントがある。コメントのメタデータにより示されているように、ユーザはあるときに1つのコメントを残しており、加入者は別のときに別のコメントを残している。残りの2つのコメントは選択可能なアイテム6170の選択に起因している。したがって、いくつかの実施形態の画像共有ツールは、承認又はいいねの数を、コメントのようにカウントする。
第3の段階6115は、ユーザがコメントをコメントフィールド6160に入力した後のコメントツール6155を例示している。次にユーザは、投稿ボタン6165を選択してコメントを投稿する。第4の段階6120で示されているように、新しいコメントがコメントツール6155に追加されている。具体的には、新しいコメントがコメントリストの最上部、しかし承認評価の下に表示されている。メタデータセクション6140に表示されたコメントの数も1つ増分されている。上述の例では、いくつかの異なるコメントがコメントツール6155にリスト表示される。コメントの数がコメントツールの表示領域を超える場合、いくつかの実施形態のコメントツールはコメント全体をスクロールするためのスクロールバーを提供する。
組み込まれた画像共有ツールのいくつかの例が上述されている。図62は、組み込まれた画像共有ツールの代替の実施形態の例示的な例を示す。ユーザのPCの3つの操作段階6205〜6215がこの図に例示されている。図62は、上述ものと類似している。しかし、画像共有ツールは、共有写真ストリーム又はその画像についての情報を表示するボトムセクションを含んでいない。上述のとおり、ボトムセクションはコメントを示すためのコメントボタンを含んでいた。コメントボタンの代わりに、メニューバー6245がメニューアイテム6220を含んでいる。メニューアイテムは、選択した画像に関連付けられたいずれかのコメントを表示する、及び/又は画像に関するコメントを残すために選択することができる。代替として、ユーザはコメントバブル6250を選択してコメントを表示したり、又は残したりすることができる。
図62に例示されている例では、メニューバー6245は、写真ストリームオプションウィンドウ6230を表示するためのメニューアイテム6225を含んでいる。写真ストリームオプションウィンドウは更に、コンテキストメニューアイテムによって表示することもできる。ウィンドウ6230は、図21を参照して上述されたオプションシートと類似している。具体的には、このウィンドウは、共有写真ストリームの名前を指定するための名前フィールド6235、加入者を追加又は除去するための加入者フィールド6240、及び共有写真ストリームが公開ウェブサイトに公開されるかどうかを指定するためのコントロール6245(例えば、チェックボックス)を含んでいる。いくつかの実施形態では、画像共有ツールは、ユーザが所有者又は加入者のいずれかであるかに応じて、異なるコントロールを提供する。例えば、写真ストリームオプションウィンドウ6230は、ブラウザウィンドウが加入済み写真ストリームから画像を表示する時、加入済み写真ストリームから登録解除するためのコントロール(例えば、ボタン)を含めることができる。
IX.画像編成及び編集アプリケーション
前のセクションは、1つのコンピューティングプラットフォーム(例えば、Windowsプラットフォーム)での画像共有ツールの提供方法のいくつかの例を記載している。次に、別のコンピューティングプラットフォームでの画像共有ツールのいくつかの例が、図63〜65を参照して以下で記載される。これらの例では、画像共有ツールはMacオペレーティングシステム(例えば、Mac OS X)で動作する画像編成及び編集アプリケーションに組み込まれる。OSは、同じ又は類似した画像共有機能を含む、1つ又はそれ以上の他のアプリケーション(例えば、プロ用画像編集及び管理アプリケーション)を含めることができる。
A.画像編成及び編集アプリケーションでの画像共有ツール
図63は、画像編成及び編集アプリケーションに組み込まれた画像共有ツールの例示的な例を示す。具体的には、この図は、画像編成及び編集アプリケーションを使用して、所有者が写真ストリームを作成できる方法を4つの操作段階6305〜6320で例示している。
第1の段階6305で示されているように、アプリケーションの名前は、「フォトアプリケーション」である。フォトアプリケーションは、(1)画像の異なるコレクションを表示するサイドバー6325、(2)コレクションの画像を表示する画像表示領域6330、及び(3)画像表示領域6330から選択された1つ又はそれ以上の画像を共有するための共有ボタン6335を含んでいる。フォトアプリケーションは更に、画像を検索するための検索ツール6345などの異なるツールを表示するボトムバー6340、画像表示領域6330の画像をサイズ調整するためのスライダー6350、コレクションの画像のスライドショーを再生するためのスライドショーツール6355、選択した画像で行う異なる編集操作(例えば、赤目現象の除去、トリミング、強調など)を選択するための編集ボタン6360も含んでいる。更に、ボトムバー6340は、選択した画像を特定のコレクション(例えば、アルバム、写真ストリームなど)に追加するための追加ボタン6365及び選択した画像を共有するための共有ボタン6335を含んでいる。
第1の段階6305は、共有ボタン6335を使用して写真ストリームオプションを選択することを例示している。示されているように、「写真」コレクションがサイドバー6325から選択されている。選択に基づき、画像表示領域6330は、コレクションの画像のサムネイル表現を表示する。所有者は画像表示領域6330から2つの画像を選択している。これらの画像を共有するために、所有者は更に、共有ボタン6335も選択している。共有ボタンの選択の結果は、ポップアップウィンドウ6370の表示である。ポップアップウィンドウ6370は、共有オプションのリストを含んでいる。ここで、リストは、選択した画像のプリントをオーダするためのオプション6372、画像を電子メールで送るためのオプション6373、及び画像を使用して写真ストリームを作成するためのオプション6375を含んでいる。
第1の段階6305で示されているように、所有者はポップアップウィンドウ6370から写真ストリームオプション6375を選択する。選択によって、アプリケーションは、第2の段階6310で例示されているように、ポップアップウィンドウ6380で他のオプションを表示する。ポップアップウィンドウ6380は、選択した画像を使用して新しい写真ストリームを作成するためのオプション6382及び以前作成した写真ストリームに選択した画像を追加するためのオプション6383を含んでいる。この例では、以前作成した写真ストリームは所有者のパーソナル写真ストリームである。上述のように、パーソナル写真ストリームは、1人の所有者(例えば、所有者)に関連付けられた機器にストリーミング又はブッシュ配信される画像のグループを表している。異なる写真ストリーム全体をスクロールするためのスライダーをポップアップウィンドウ6380に提示することができる(例えば、異なる写真ストリームのすべてを限られたスペースにリスト表示できない場合)。
第3の段階6315は、新しい写真ストリームオプション6382の選択後のフォトアプリケーションを例示している。選択の結果、アプリケーションは写真ストリームオプションウィンドウ6385を表示する。このウィンドウは、「新しい写真ストリーム」と提示する見出しを伴い、左上隅に写真ストリームアイコンを含んでいる。見出しの下は、写真ストリームの加入者を指定するための加入者フィールド6386である。加入者フィールド6386の次は、写真ストリームの名前を指定するための名前フィールド6388及びウェブサイト(例えば、公開ウェブサイト)に写真ストリームを公開するためのオプションをオン又はオフにするための選択可能アイテム(例えば、チェックボックス6389)が続く。
第3の段階6315では、所有者は潜在的な加入者の電子メールアドレスを入力している。所有者は、他の潜在的な加入者の1つ又はそれ以上の電子メールアドレスをこのフィールド6386に入力することができる。所有者は更に、名前フィールド6388に写真ストリームの名前も入力している。示されているように、所有者は次に、OKボタン6387を選択して写真ストリームを作成する。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、選択した画像の1つ又はそれ以上のための特別なコメントを入力するためのウィンドウ(図示せず)を提供する。
第4の段階6320は、所有者が写真ストリームを作成した後のアプリケーションを例示している。示されているように、画像表示領域6330は、パーソナル写真ストリームのそれぞれの画像を表示するオプション6393、新規に作成された写真ストリームのそれぞれの画像を表示するオプション6395、及び異なる写真ストリームのすべての画像を表示するオプション6392を含むトップバー6390を含む見出しを含んでいる。ここで、画像表示領域6330は、オプション6392がトップバー6390から選択されると、すべての画像を表示する。画像表示領域6330は更に、新しい画像及び古い画像によって編成されている。新しい画像は上部に表示され、1つの以前の画像は下に表示される。画像のそれぞれのグループは、グループ名(例えば、「新しい写真」、「以前の写真」)及びグループの画像の数を提示する見出しを含んでいる。
概念的に、このアプリケーションは、(例えば、図50〜52を参照して)上述されたものとは異なるバッチビューの形式を提供する。この図で例示されているように、以前の又は新しい画像セクションは、複数の異なるバッチを含めることができる。この形式で画像を表示するための1つの理由は、画面領域を上述のバッチビューよりも効果的に使用することができるからである。いくつかの実施形態では、アプリケーションは画像を1つの閲覧形式で表示し、別の閲覧形式で画像を表示するオプションを提供する。
B.招待の承諾
前の例では、所有者は、フォトアプリケーションに組み込まれた画像共有ツールを使用して新しい写真ストリームを作成する。新しい写真ストリームが作成されると、写真ストリームの招待が、写真ストリームに招待された人に関連付けられた1つ又はそれ以上の機器にプッシュ配信される。これらの機器の1つ又はそれ以上は、同じタイプのコンピュータ機器又は異なるプラットフォームを伴う他の何らかのタイプの機器(例えば、スマートフォン、タブレット、デジタルメディアレシーバーなど)とすることができる。
図64は、加入者の機器で写真ストリームの招待を承諾する例示的な例を示す。この例では、加入者の機器は、所有者の機器と同じOSを実行している同じタイプの機器である。4つの操作段階6405〜6420がこの図で示されている。図は、OSのデスクトップ6425及びドック6430を含んでいる。ドック6430は、異なるアプリケーションを開くためのアイコンである。示されているように、ドックはフォトアプリケーションを開くためのアイコン6435を含んでいる。
第1の段階6405は、OSレベルの通知例を例示している。示されているように、通知は、アプリケーションのアイコン6435のマーキングとして現れる。1つのタイプの通知は、アプリケーションのアイコン上に少なくとも部分的に重なって現われるマーキング又は印である。これは、第1の段階6405で、フォトアプリケーションのアイコン上に表示される印6440として示される。印6440は数字(例えば、「1」)を含んでいる。第1の段階6405に例示されている例では、1つの新しい写真ストリームの招待があることを示す。代替として、印が1つの既存の写真ストリームに更新があることを示すこともできる。
第1の段階6405で、ユーザはドック6430のフォトアプリケーションのアイコンを選択する。選択によって、フォトアプリケーションは、第2の段階6410で例示されているように、メッセージを含むポップアップウィンドウ6445を開く。メッセージは、受信者は写真ストリームの最初の招待を受信しており、所有者は受信者と写真ストリームを共有したいと思っていることを提示する。メッセージは更に、写真ストリームを閲覧するための指示も提供している。具体的には、左手のソースリスト(すなわち、サイドバー6450)のウェブセクションの下の写真ストリームを選択する方法を提示している。いくつかの実施形態では、アプリケーションは受信者が最初に招待を受信するときに一度だけ、このウィンドウを表示する。つまり、アプリケーションは、別の招待が受信者の機器で受信される場合にはウィンドウを表示しない場合がある。
示されているように、ウィンドウ6445は表示ボタン6460及びキャンセルボタン6455を含んでいる。いくつかの実施形態では、表示ボタン6460の選択によって、アプリケーションはトップレベルに写真ストリームメニューを表示する。キャンセルボタン6455はウィンドウを閉じる。第2の段階6410で、ユーザは表示ボタン6460を選択する。
第3の段階6415は、表示ボタン6460の選択後のアプリケーションを例示している。選択によって、アプリケーションは、画像表示領域6330に新しい写真ストリーム6465を表すアイコンを表示する。写真ストリーム6465は更に、サイドバー6450でハイライト表示されている。サイドバーの写真ストリーム6465は更に、新しい写真ストリームの新しい招待又は既存のものに更新があることを示す数字でマーキングされている。このマーキングは受信者に、OSレベルでの視覚的な表示とは対照的に、アプリケーションレベルでの視覚的な表示を提供する。
示されているように、画像表示領域6330は「写真ストリーム」を提示する見出し6470によって重ね合わされている。新しい写真ストリームの名前もマーキングでマーキングされている。ここで、マーキングは着色されたドットである(例えば、青色のドット)。上述のマーキングとは異なり、ここでのマーキングは受信者に、アルバムレベル又は写真ストリームレベルでの視覚的な表示を提供する。
第3の段階6415で、受信者は画像表示領域6330から新しい写真ストリーム6465を選択する。選択によってアプリケーションは、第4の段階6420で例示されているように、写真ストリームの招待ウィンドウ6475を表示する。招待には、写真ストリームアイコン及び招待を含んでいる。招待は、画像を共有した所有者の機器から発信されている。招待は、写真ストリームの名前及び所有者を提示する。写真ストリームの招待ウィンドウ6475は更に、招待を承諾するための承諾ボタン6480、断るための拒否ボタン6485、及び招待を保留のままにするための後で決定ボタン6482も含んでいる。ここで、受信者は承諾ボタン6480を選択して招待を承諾する。承諾すると、写真ストリームの画像をダウンロードして、画像表示領域6330に提示することができる。
C.コメント付け
前の例は、加入者の機器で写真ストリームの招待を承諾することを例示した。図65は、写真アプリケーションでのいくつかの実施形態の画像共有ツールのコメントの提示方法の例示的な例を示す。加入者の機器の4つの操作段階6505〜6520がこの図で例示されている。
第1の段階6505は、写真ストリームを表示する画像表示領域6330を例示している。ユーザは画像を写真ストリームに追加しており、2つの新しいコメントが画像に残されている。いくつかの実施形態では、アプリケーションは、写真ストリームに更新がある場合サウンドを再生する。例えば、アプリケーションは、鐘のサウンド、ベルのサウンド、リングのサウンド、又は他の何らかのサウンドを再生して、写真ストリームに更新があること(例えば、新しいコメント、新しい画像があることなど)及び/又は新しい写真ストリームの招待があることを示すことができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションは異なるイベントには異なるサウンドを再生する場合がある。
第1の段階6505に例示されている例では、アプリケーションは写真ストリームへの更新に関する異なるいくつかの視覚的表示を提供している。アプリケーションレベルでは、サイドバー6450が写真ストリーム6525の横にマーキングを表示している。ここの数字(すなわち、「1」)は、1つの写真ストリームに更新があることを示す。写真ストリームリスト又はアルバムリストレベルでは、写真ストリーム表現(例えば、サムネイル表現)が1つ又はそれ以上のマーキングでマーキングされる場合がある。例えば、写真ストリーム表現6530は、画像記号6535(例えば、写真アイコン)の横の数字(すなわち、「1」)、及びコメント記号6540(例えば、チャットバブル)の横の異なる数字(すなわち、「2」)でマーキングされている。これらのマーキングは加入者に、1つの新しい画像及び2つの新しいコメントがあるという視覚的な表示を提供している。
第1の段階6505で、ユーザは画像表示領域6330から写真ストリーム表現6530を選択している。第2の段階6510で示されているように、選択によってアプリケーションは写真ストリームの画像のサムネイル表現を表示する。いくつかの実施形態では、表示は、人(例えば、所有者)が追加の画像を共有するたびに動的又は自動的に更新される。この写真ストリームレベルで、アプリケーションは、更新の別の視覚的な表示を提供する。例えば、画像は異なるセクションにまとめられる(例えば、新しい画像セクション及び前の画像セクション)。上述のバッチビューとは異なり、現在のバッチビューは、以前に追加された他のすべての画像から分離して新しい画像を表示することによって、画像を表示する。このことは、画像の以前のセット又はバッチを1つのグループ(例えば、以前の写真とラベル付けされる)にグループ化することを伴う。更に、画像のサムネイル表現がマーキング(例えば、チャットバブル)でマーキングされる。このようなマーキングの多くの例が上述されている。
第2の段階6510で示されているように、新しい画像のサムネイル表現6545が新しいコメントに関連付けられている。第3の段階6515で、ユーザはボトムバー6340から情報ボタン6550を選択する。情報ボタン6550の選択によって、アプリケーションは、第4の段階6520で例示されているように、情報ペイン6555を表示する。
第4の段階6520は、アプリケーションが情報ペイン6555を表示することを例示している。情報ペイン6555は、画像表示領域6330の右手側に現れる。情報ペインは、選択した画像に関連付けられた情報(例えば、メタデータ)を表示する。この例では、情報ペイン6555は、(1)画像解像度、(2)画像の名前、及び(3)画像に関連付けられた日付又はタイムスタンプをリスト表示している。しかし、情報ペインは、ロケーション情報(例えば、画像に関連付けられたGPSデータに基づく)、人々の情報(例えば、顔検出アルゴリズムに基づく)などの他の情報もリスト表示できる。
画像の情報に加えて、情報ペイン6555は画像に関連付けられたコメントもリスト表示する。いくつかの実施形態では、アプリケーションは異なる複数のソース間でコメントを送受信するためのツールを提供する。このことは、第4の段階6520で、情報ペイン6555が写真ストリームの加入者からのコメント、並びにソーシャルネットワークウェブサイトを介して受信されたコメントもリスト表示するように例示されている。つまり、アプリケーションは画像共有ツールと結合されるだけではなく、ソーシャルネットワークウェブサイトとも(例えば、ウェブサイトのAPIによって)結合されている。これによって、情報ペイン表示領域は、ソーシャルネットワークウェブサイトに関連付けられた人々、並びに共有ストリームに関連付けられた人々からのコメントを表示することができる。
第4の段階6520に例示されている例では、コメントセクションは、両方のソースから受信されたコメントの合計数を提示する見出しを含んでいる。それぞれのソースは、見出しを含んでいる。具体的には、写真ストリームのコメントは写真ストリームの見出しの下にリスト表示され、ソーシャルネットワークのコメントはソーシャルネットワークの見出しの下にリスト表示される。2つのセクションのそれぞれは、コメントを追加するためのコメントの追加フィールド(すなわち、6556又は6558)及びコメントを追加するための投稿ボタンを含んでいる。写真ストリームセクションは更に、加入者が選択した画像を承認又はいいねと言っていることを示すために選択可能なアイコン又は記号(例えば、笑顔アイコン)が含まれる。いくつかの実施形態では、ソーシャルネットワークウェブサイトセクションに、類似した選択可能なアイテムを有する場合がある。
上述の例では、情報ペイン6555は、画像のメタデータ、並びに画像に関連付けられたコメントをリスト表示する。いくつかの実施形態では、アプリケーションは情報ペインにおいて写真ストリームに関係する他の情報を表示する。例えば、いくつかの実施形態のフォトアプリケーションは、写真ストリームに関する情報を表示する。例えば、画像表示領域に画像が選択されていない場合、アプリケーションは写真ストリームの名前、加入者のリスト、又は写真ストリームの公開ウェブサイトバージョンがオンか、オフのいずれかの表示を提示することができる。いくつかの実施形態では、情報ペインは写真ストリームを変更するために使用することができる。例えば、情報ペインは、写真ストリームの名前変更、加入者の追加若しくは除去、招待の再送信若しくは受信者の説得、又は公開ウェブサイトバージョンのオン若しくはオフを行うために使用することができる。公開ウェブサイトがオンにされている場合、情報ペインは公開ウェブサイトのURLをリスト表示することができる。
X.システムアーキテクチャの例
いくつかの実施形態では、画像共有ツールが異なるユーザ機器及び/又は(例えば、異なるベンダーからの)異なるプラットフォーム全体で実装される。画像及びコメントの共有操作を容易にするために、機器(これ以後、クライアント)は異なるいくつかのサーバと通信する場合がある。これらのサーバには、ストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)及び制御サーバを含めることができる。図66は、画像及びコメントを共有するためにクライアントが異なるサーバと通信するシステムアーキテクチャの例を概念的に例示する。
図66で示されているように、図は異なるクライアント6620〜6640、制御サーバ6610のセット、及びストレージサーバ6615のセットを含んでいる。クライアントは、ネットワーク6605を介して制御及びストレージサーバと通信する種々のコンピューティング機器である。これらの機器のいずれか1つは、画像のセットを含む写真ストリームの作成、並びに画像のセットに関して閲覧及び/又はコメントを行うように1人又はそれ以上の個人を招待するために使用することができる。図66に例示されている例では、クライアントは、スマートフォン6620、ラップトップ6630(例えば、MAC OSで動作)、パーソナルコンピュータ6625(例えば、Windows OSで動作)、タブレット6635、及びデジタルメディアレシーバー6640を含んでいる。しかし、クライアントは、携帯情報端末(PDA)、ワークステーションなどの、任意の数の異なるタイプの機器の1つとすることができる。
ストレージサーバ6615のセットは、異なるクライアントの写真ストリーム画像を保存する。異なるクライアントのコンテンツを保存するために(例えば、制御サーバ6610のセットを管理する)クラウドサービスプロバイダはストレージのセットと契約することができる。したがって、ストレージサーバのセットはサードパーティサーバのセットとすることができる。ストレージサービスを容易にするために、サードパーティのストレージサーバのセットをアプリケーションプログラムインターフェース(API)と関連付けることができる。クライアント機器は、このAPIを使用して画像を保存し、サードパーティのストレージサーバによって保存される画像を受信することができる。いくつかの実施形態では、ストレージサーバのセットは一時的な時間期間、画像を保存することができる。
制御サーバ6610のセットは、異なるクライアントに関連付けられた制御データを管理する。このような制御データの例は、ユーザデータ、写真ストリームデータ(例えば、ユーザに関連付けられた写真ストリームアルバムのリスト、特定の写真ストリームにアクセスできる個人のリスト)などを含んでいる。制御データには、ストレージサーバ6615のセットによって保存される画像への参照を含むことができる。このような訳で、制御サーバのセットは、異なる共有ストリームに関係する情報を保守することができるが、一方、当該共有ストリームに関連付けられた画像は全く保存しない。しかし、制御サーバのセットは写真ストリームの画像に関連付けられたコメントを保存することができる。制御データを管理するために、それぞれの制御サーバは1つ又はそれ以上のストレージ(例えば、データストア)に関連付けられている。いくつかの実施形態では、制御サーバ及び1つ又はそれ以上のストレージは、特定のユーザに関係したデータが存在する論理パーティションである。
いくつかの実施形態では、制御サーバは、1つ又はそれ以上のファイルがクライアントから送信されるという通知をクライアントから受信するように構成されている。このような通知に応答して、制御サーバは、クライアントに、1つ又はそれ以上のファイルが送信される場所を示すストレージロケーションデータを送信する。ストレージロケーションデータは、ストレージサーバに関連付けられたデータとすることができる。クライアントはストレージロケーションデータを使用して1つ又はそれ以上のファイルをストレージサービスに送信する。
いくつかの実施形態の制御サーバはクライアントに通知(例えば、イベントトリガー)をプッシュ配信するプッシュサーバである。例えば、1人のユーザが別の人物を招待する共有写真ストリームを作成すると、制御サーバは当該他の人物を共有ストリームにアクセスできる許可ユーザのリストに追加することができる。いくつかの実施形態では、制御サーバは、当該人物がいったん招待を承諾すると、追加することができる。制御サーバは更に、メッセージを当該人物に関連付けられたクライアントのすべてに送信することができる。次に、クライアントは制御サーバからアルバムのリストを要求する。コンテンツサーバは、招待に関連付けられた新しい写真ストリームを伴うリストを提供する。当該人物が1つのクライアントで招待を承諾すると、次に、クライアントのすべてはストレージサーバ6615のセットから写真ストリームの画像を取得することができる。上述のように、通知は異なるクライアントで異なる仕方で提示可能である。例えば、スマートフォンクライアント6620は印を(例えば、アプリケーションアイコンの上に)表示する(サウンドを再生する、及び/又は振動させる)ことができ、一方、PCクライアント6625はOSのシステムトレイによって通知を表示することができる。
いくつかの実施形態では、制御サーバのセットは1つのカスタムプロトコルを使用して異なるクライアントと通信する。つまり、それぞれのクライアントは同じプロトコルを使用して、制御サーバと通信する。プロトコルは特定のタイプのクライアント機器(例えば、デジタルメディアレシーバー、スマートフォン)を特定することができる。しかし、制御サーバは、当該特定のタイプのクライアントに対して特別な動作又はロジックを行わない。いくつかの実施形態では、プロトコルは、写真ストリームの画像の変更(例えば、画像の追加、画像の削除)、加入者の招待、招待の承諾、招待の拒否、コメントの管理(例えば、コメントの作成、コメントの削除)などのためのAPIコール又はメッセージを含むAPIに基づいている。
図67は、サーバ側(例えば、制御サーバ)でのユーザの写真ストリームの表現方法の例を概念的に例示する。示されているように、図は、ユーザの写真ストリームデータの異なる階層レベルを表す階層構造を含んでいる。この図は、ユーザ6705、写真ストリームのセット6710〜6720、画像のセット6725〜6735、及びコメントのセット6740〜6750を含んでいる。これらの異なるボックスは、ユーザの写真ストリームに関連付けられたデータ構造を表している。
図67に例示されている例では、ユーザは階層構造の最上部に存在する。ユーザはユーザ識別情報(「ID」)及びパスワードに関連付けることができる。示されているように、ユーザは、パーソナル写真ストリーム及び共有ストリームを含め、いずれかの数の写真ストリームと関連付けることができる。ここでは、ユーザは、3つの写真ストリーム6710〜6720と関連付けられている。
いくつかの実施形態では、それぞれの写真ストリームは、写真ストリームを一意に特定する写真ストリームID及び写真ストリームの名前を特定する名前に関連付けられている。それぞれの写真ストリームは1つ又はそれ以上の画像に関連付けられている。例えば、画像6725〜6735は写真ストリーム6710に関連付けられている。上述のように、画像は1つ又はそれ以上のサードパーティのストレージに保存することができる。したがって、制御サーバは写真ストリームデータの構造を使用して、それぞれの画像への参照(URL)を保存することができる。
いくつかの実施形態では、制御サーバは、写真ストリームの画像を特定するための第1のキー(例えば、固有キー)を使用して画像を参照する。第1のキーは、ストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)で保存される画像ファイルにアクセスするための第2のキーに関連付けることができる。第2のキーは、当該1つの画像ファイルのチェックサムを含み得るか、又はチェックサムそのものである。いくつかの実施形態では、画像ファイルは、画像コンテンツのハッシュである、チェックサムを生成する計算アルゴリズムで処理される。同じ画像が複数回入力されると、アルゴリズムは同じファイルハッシュ(例えば、ハッシュ値)を返す。制御サーバとは異なり、ストレージサーバは、第1のキーではなく、ファイルハッシュによって画像を参照することができる。これによって、ストレージサーバは、当該画像が異なる複数の写真ストリームにある場合であっても、1つの画像を保存することができる。他方、制御サーバは、異なる固有キーを使用して異なる写真ストリームで同じ画像を参照することができる。いくつかの実施形態では、それぞれのクライアントは画像のキー及び/又はチェックサムを生成することができる。
図67で示されているように、コメントは最後のレベルで、画像に関連付けられている。多くのコメントを1つの画像に関連付けることができる。例えば、コメント6740〜6750は画像6725に関連付けられている。いくつかの実施形態では、コメントのデータ構造は、コメントを残したユーザの名前又はユーザIDに関連付けられている。データ構造には更に、コメントを検索、又はアクセスするためのコメントID、並びに、コメントを残された、又は投稿された時間及び/又は日付を特定するためのタイムスタンプも含めることができる。
XI.サーバ側のプロセス例
前のセクションでは、共有コンテンツストリームに関連付けられた制御データを管理することによって、コンテンツ(例えば、画像、ビデオクリップ)及びコメントの共有を容易にする制御サーバを記載した。このような制御データの例には、ユーザデータ(例えば、ユーザに関連付けられた機器のリスト)及び写真ストリームデータ(例えば、ユーザに関連付けられた写真ストリームのリスト、特定の写真ストリームにアクセス可能な個人のリスト、ファイルロケーションデータなど)が含まれる。次に、このような制御サーバのいくつかのプロセス例が、図68〜71を参照して記載される。
A.受信者への共有ストリームの招待の通知
図68は、いくつかの実施形態が新規の共有ストリームの招待について受信者に通知するために行うプロセス例6800を概念的に例示する。プロセス6800は、いくつかの実施形態では、制御サーバによって行われる。プロセス6800は、ソース機器(例えば、所有者の機器)から新しい共有コンテンツストリームに関するメッセージを(6805で)受信するときに開始する。次にプロセス6800は、ファイルロケーションデータをソース機器に(6810で)送信する。いくつかの実施形態では、ファイルロケーションデータはコンテンツをストレージサーバ(例えば、サードパーティのストレージサーバ)にアップロードするための1つ又はそれ以上のURLを含んでいる。
6815で、プロセス6800は、共有ストリームに参加するよう招待されているそれぞれの受信者を特定する。例えば、プロセス6800は、それぞれの受信者に関連付けられたユーザ名を特定してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ名は受信者の電子メールアドレスと同じである。特定内容に基づいて、プロセス6800は、それぞれの受信者に関連付けられた1つ又はそれ以上の機器(例えば、宛先機器)を(6820で)特定する。プロセス6800は、共有ストリームの招待に関するメッセージをそれぞれの受信者の機器に(6825で)送信する。次に、プロセス6800は終了する。
いくつかの実施形態では、プロセス6800で変化形態を行う。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更に、プロセス6800は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。例えば、プロセス6800は所有者に関連付けられたそれぞれの機器を特定し、共有コンテンツストリームに対する更新に関するメッセージを送信してもよい。プロセス6800は更に、ファイルロケーションデータを1つ又はそれ以上の所有者の機器に送信してもよい。次に、所有者の機器はファイルロケーションデータを使用してコンテンツをダウンロードすることができる。
B.共有ストリームへの加入者の追加
前の例は、共有ストリームの招待を共有コンテンツストリームに関連付けられたそれぞれの受信者の機器に送信することを記載した。図69は、いくつかの実施形態が受信者の機器からの応答を受信するときに行うプロセス例6900を概念的に例示する。プロセス6900は、いくつかの実施形態では、制御サーバによって行われる。プロセス6900は、受信者の機器から共有ストリームのリストを要求するメッセージを(6905で)受信するときに開始する。プロセス6900は次に、共有ストリームのリストを受信者の機器に(6910で)送信する。
6915で、プロセス6900は、受信者の機器から、共有ストリームの招待に関するメッセージを受信する。メッセージに基づいて、プロセス6900は、共有ストリームの招待が承諾されたかどうかを(6920で)判定する。承諾された場合、プロセス6900は、共有コンテンツストリームに関連付けられた許可リストで受信者を(6925で)加入者としてマーキング又は指定する。いくつかの実施形態では、許可リストは、共有コンテンツストリームにアクセスできる異なる個人をリスト表示している。リストでは更に、写真ストリームへのコンテンツの追加、コンテンツの除去、加入者の追加若しくは除去、及び/又はコメントの作成を加入者が行えるかどうかを指定することができる。
受信者を加入者としてマーキングした後、プロセス6900はファイルロケーションデータを受信者に関連付けられたそれぞれの機器に(6930で)送信する。次に、それぞれの受信者の機器は、ファイルロケーションデータを使用してストレージサーバから共有コンテンツをダウンロードすることができる。次にプロセス6900は所有者に、共有ストリームの招待の承諾について通知する。具体的には、プロセス6900は承諾に関するメッセージを所有者に関連付けられたそれぞれの機器に(6935で)送信する。次いで、所有者の機器の1つ又はそれ以上は、共有ストリームの招待の承諾に関する通知を表示することができる(例えば、バナー通知、システムトレイ通知)。
受信者が共有ストリームの招待を承諾しない場合、プロセス6900は許可リストから受信者を(6940で)除去する。受信者を除去する代わりに、プロセス6900は受信者を招待の拒否した人としてマーキングしてもよい。いくつかの実施形態では、プロセス6900は、分離した2つのリスト、例えば、異なる加入者をリストしたもの、及び共有ストリームに加入していない異なる受信者をリストした別のものを保守する。
いくつかの実施形態では、プロセス6900で変化形態を行う。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更に、プロセス6900は、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
C.コメント付け
いくつかの実施形態のコンテンツ共有ツールは異なる参加者に、共有コンテンツに関するコメントの共有を許可する。図70は、いくつかの実施形態が新しいコメントについて参加者に通知するために行うプロセス例7000を概念的に例示する。プロセス7000は、いくつかの実施形態では、制御サーバによって行われる。プロセス7000は、新しいコメントを伴うメッセージを受信したときに(7005で)開始する。次に、プロセス7000はコメントを(7010で)保存する。
7015で、プロセス7000は共有コンテンツストリームの参加者を特定する。特定内容に基づいて、プロセス7000は共有コンテンツへの更新に関するメッセージを参加者に関連付けられた機器に送信する。次に、プロセス7000は終了する。
図71は、いくつかの実施形態が新しいコメントを配信するために行うプロセス例7100を概念的に例示する。プロセス7100は、いくつかの実施形態では、制御サーバによって行われる。プロセス7100は、受信者の機器から共有コンテンツストリームのリストを要求するメッセージを(7105で)受信するときに開始する。プロセス7100は次に、共有ストリームのリストを受信者の機器に(7110で)送信する。
7115で、プロセス7100は、参加者の機器から、新しいコメントのメッセージ要求を受信する。メッセージに基づいて、プロセス7100はコメントを参加者の機器に(7120で)送信する。いくつかの実施形態はプロセス7000及び7100で変化形態を実行する。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更にプロセス7000及び7100のそれぞれは、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。
XII.ソフトウェアアーキテクチャ
いくつかの実施形態において、前述のプロセスは、コンピュータ又はハンドヘルド機器などの特定のマシン上で動作するか又はマシン可読媒体内に記憶されたソフトウェアとして実施される。図72は、いくつかの実施形態のコンテンツ共有ツール7200のソフトウェアアーキテクチャを概念的に例示する。いくつかの実施形態では、コンテンツ共有ツールはスタンドアロンとして提供されたり、又は別のアプリケーションに組み込まれたりするが、一方、他の実施形態では、コンテンツ共有ツールはオペレーティングシステム内に実装されている。更に、いくつかの実施形態では、コンテンツ共有ツールはサーバベースのソリューションの一部として提供される。このようないくつかの実施形態では、コンテンツ共有ツールは、シンクライアントを介して提供される。つまり、コンテンツ共有ツールはサーバ上で実行し、一方、ユーザはサーバから離れた別個のマシンを介してコンテンツ共有ツールと対話する。他のいくつかの実施形態では、コンテンツ共有ツールは、シッククライアントを介して提供される。つまり、コンテンツ共有ツールはサーバからクライアントマシンに配布され、クライアントマシン上で実行する。
コンテンツ共有ツール7200は、ユーザインターフェース(UI)対話生成モジュール7210及び共有ストリームマネージャ7220を含んでいる。示されているように、ユーザインターフェース対話生成モジュール7210は、コンテン表示領域7212、共有ストリームメニュー7214、共有ストリーム管理ツール7216、及びコメントツール7218を含む、いくつかの異なるUI要素を生成する。図は更に、コンテンツ共有ツールに関連付けられた保存データ、つまり共有ストリームデータ7244、コンテンツデータ7246、及び他のデータ7248を例示している。いくつかの実施形態では、共有ストリームデータ7244は共有ストリームに関連したデータを保存する(例えば、写真ストリームのリスト、写真ストリームに関連付けられた個人のリスト、画像への参照、コメントなど)。コンテンツデータ7246には、画像及び/又はビデオを含めることができる。いくつかの実施形態のコンテンツデータ7246は、1つの画像の(例えば、異なる解像度で)複数のバージョンを含んでいる。
図72は更に、入力デバイスドライバ7204、ディスプレイモジュール7206及び通知ツール含むオペレーティングシステム7202を示す。いくつかの実施形態では、例示されているように、デバイスドライバ7204及びディスプレイモジュール7206は、コンテンツ共有ツール7200がオペレーティングシステム7270から分離したアプリケーションの一部の場合であっても、オペレーティングシステム7202の一部である。入力デバイスドライバ7204は、キーボード、マウス、タッチパッド、タブレット、タッチスクリーンなどからの信号を変換するためのドライバを含むことがある。ユーザは、これらの入力装置のうちの1つ以上と対話し、これらの入力装置のそれぞれは、信号をその対応するデバイスドライバに送る。次に、デバイスドライバは、信号を、UI対話生成モジュール7210に提供されるユーザ入力データに変換する。
本出願は、異なる組の動作及び機能を実行する多数の方法をユーザに提供するグラフィカルユーザインターフェースについて述べる。いくつかの実施形態において、これらの動作及び機能は、様々な入力装置(例えば、キーボード、トラックパッド、タッチパッド、マウスなど)を介してユーザから受け取った様々なコマンドに基づいて実行される。例えば、本出願は、グラフィカルユーザインターフェース内のタッチ制御を使用して、グラフィカルユーザインターフェース内のオブジェクトを制御する(例えば、選択し、移動させる)ことを示す。しかしながら、いくつかの実施形態において、グラフィカルユーザインターフェース内のオブジェクトを、カーソル制御などの他の制御によって制御又は操作することもできる。いくつかの実施形態において、タッチ制御は、装置のディスプレイ上のタッチの存在及び位置を検出することができる入力装置によって実現される。そのような装置の一例は、タッチスクリーン装置である。いくつかの実施形態において、タッチ制御によって、ユーザは、タッチスクリーン装置のディスプレイ上に表示されたグラフィカルユーザインターフェースとの対話によって、オブジェクトを直接操作することができる。例えば、ユーザは、タッチスクリーン装置のディスプレイ上の特定のオブジェクトにタッチするだけで、グラフィカルユーザインターフェース内の特定のオブジェクトを選択することができる。したがって、タッチ制御が利用されるとき、いくつかの実施形態において、グラフィカルユーザインターフェースのオブジェクトの選択を可能にするためにカーソルが提供されなくてもよい。しかしながら、グラフィカルユーザインターフェース内にカーソルが提供されるとき、いくつかの実施形態において、タッチ制御を使用してカーソルを制御することができる。
ディスプレイモジュール7206は、ディスプレイ装置用のユーザインターフェースの出力を変換する。即ち、ディスプレイモジュール7206は、何を表示すべきかを示す信号(例えば、UI対話生成モジュール7210から)を受け取り、それらの信号をディスプレイ装置に送られる画素情報に変換する。ディスプレイ装置は、LCD、プラズマスクリーン、CRTモニタ、タッチスクリーンなどでよい。
いくつかの実施形態では、通知ツール7208が通知を提示する(例えば、オペレーティングシステムレベルで)。このような通知の例は、次の1つ又はそれ以上を含む場合がある、すなわち、アイコンの印、バナー通知、システムトレイ通知、ロックスクリーンアラート、通知センターメッセージなどである。いくつかの実施形態では、通知ツール7208によって、コンピュータ機器(例えば、スマートフォン、タブレット)がサウンドを再生したり、又は振動したりする。
コンテンツ共有ツール7200のUI対話生成モジュール7210は、入力デバイスドライバ7204から受信したユーザ入力データを解釈して、コンテン表示領域7212、共有ストリームメニュー7214、共有ストリーム管理ツール7216、及びコメントツール7218を含む、種々のUIコンポーネントに渡す。UI対話生成モジュール7210は、また、UIの表示を管理し、この表示情報をディスプレイモジュール7206に出力する。いくつかの実施形態において、UI対話生成モジュール7210は、基本UIを生成し、そのUIに他のモジュールからの情報及び記憶データを投入する(例えば、記憶データ7244、7248)。
示されているように、UI対話生成モジュール7210は、いくつかの実施形態では、いくつかの異なるUI要素を生成する。これらの要素は、いくつかの実施形態では、コンテンツ表示領域7212、共有ストリームメニュー7214、共有ストリーム管理ツール7216、及びコメントツール7218を含んでいる。上述の例の多くでは、コンテンツ表示領域7212は画像表示と呼ばれ、共有ストリームメニュー7214は写真ストリームメニューと呼ばれる。いくつかの実施形態では、共有ストリーム管理ツール7216は、写真ストリームオプションシート、コメントシート、写真ストリーム管理シートを含んでいる(例えば、加入者の追加又は除去のため、写真ストリームの招待の再送信のため、写真ストリームを削除するためなど)。いくつかの実施形態のコメントツールは、コメントの追加フィールド、いいねボタン、コメントの削除ボタンなどを含んでいる。これらのUI要素は、上記の多くの異なる例で記載されている。
図72で示されているように、共有ストリームマネージャは、コンテンツ及びコメントの共有機能を容易にするためのいくつかのコンポーネントを含んでいる。コンポーネントは、(1)データマネージャ7222、(2)チェックサム生成器7224、(3)ウェブ公開モジュール7226、(4)レイアウトマネージャ7228、(5)画像生成器7230、(6)コメントモジュール7232、(7)ファイル名分析器、及び(8)通知モジュールを含んでいる。異なるプラットフォームには、異なるコンポーネントが提供される場合がある。例えば、ファイル名分析器は1つのプラットフォーム(例えば、PCプラットフォーム)で提供される場合があるが、一方、別のプラットフォームでは提供されない(例えば、スマートフォン又はタブレットプラットフォーム)。
いくつかの実施形態では、データマネージャ7222は1つ又はそれ以上のストレージサーバ7238(例えば、サードパーティのストレージサーバ)に対するコンテンツデータのアップロード及びダウンロードを容易にする。データマネージャ7222はファイルロケーションデータ(例えば、URLアドレス)を受信し、ストレージサーバに対してコンテンツのアップロード及びダウンロードを行うことができる。いくつかの実施形態のこのデータマネージャ7222は、ユーザ入力なしに自動的に動作する。例えば、共有ストリームマネージャ7220は、共有画像の画像の新しいバッチに関するメッセージを受信し、データマネージャ7222に指令してストレージサーバからバッチをダウンロードすることができる。
チェックサム生成器7224は、画像のコンテンツのハッシュである、当該画像ファイルのチェックサムを生成する計算アルゴリズムで画像ファイルを処理する。コンテンツ共有ツール及び制御サーバは、写真ストリームの画像を特定するために第1のキー(例えば、固有キー)を使用して画像を参照することができる。第1のキーは、外部データソース(例えば、ストレージサーバ)で保存される画像ファイルにアクセスするための第2のキーに関連付けることができる。第2のキーは、当該1つの画像ファイルのチェックサムを含み得るか、又はチェックサムそのものである。このチェックサムによって、ストレージサーバは、当該画像が異なる複数の写真ストリームにある場合であっても、1つの画像を保存することができる。
ウェブ公開モジュール7226によって、画像をウェブページのセットとしてウェブサイトに公開することができる。いくつかの実施形態では、ウェブサイトは、正しいURLアドレスで任意のブラウザからアクセス可能な公開ウェブサイトである。画像を公開するために、ウェブ公開モジュール7230はウェブパブリッシングサーバ7242の1つ又はそれ以上と通信することができる。
いくつかの実施形態では、コンテン表示領域7212は、ウェブサイトに公開したものと類似した画像を提示する。画像を提示するために、共有ストリームマネージャ7220にはレイアウトマネージャ7228を含めることができる。いくつかの実施形態のこのレイアウトマネージャは、バッチ内の画像の数及び当該画像の向きに基づいてレイアウトを選択する。画像は特定の順序で提示可能である(例えば、最も古い画像から開始して、最も新しい画像で終了するか、又はその逆である)。バッチは特定の順序で提示可能である(例えば、最も古いバッチから開始し、最も新しいバッチまでか、又はその逆である)。
いくつかの実施形態では、コメントモジュール7232は写真ストリームのコンテンツに関するコメントの共有を可能にする。いくつかの実施形態のこのモジュールは、コメントを受信し、コメントに関するメッセージを生成して制御サーバに送信する。コメントモジュールは更に、新しいコメントに関するメッセージを受信し、コメントを表示するための動作を行う(例えば、コンテン表示領域7212において)。これらの動作には、コメントに関連付けられた画像、コメントのタイムスタンプ、及びコメントを残した人物の特定が含まれる場合がある。これらの動作には更に、コメントの数及び/又は当該同じ画像に関連付けられた、いいねのカウントを伴う場合がある。
ファイル名分析器7234は、一つのコンテンツのファイル名を分析してコメントを自動的に入力する。ファイル名は、異なるいくつかの技術を使用して分析することができる。いくつかの実施形態では、分析には、ファイル名の1つ又はそれ以上の単語、名前、又は人々を特定することを伴う。分析は、異なる画像キャプチャ機器(例えば、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット)によって生成されたランダムなファイル名の特定を伴う場合がある。分析は更に、異なる文字(例えば、下線)の特定及びスペースへのこれらの置き換えも伴う場合がある。
通知モジュールは制御サーバからの通知を検出して、それらの提示を容易にする。例えば、通知モジュールは、異なる写真ストリームが共有ストリームメニュー7214においてマーキング(例えば、着色されたドット)でマーキングされるようにする及び/又は画像がコンテン表示領域7212においてマーキング(例えば、チャットバブル、二重のチャットバブル、新しい画像の数を特定するフラグなど)でマーキングされるようにすることができる。いくつかの実施形態では、通知モジュールはオペレーティングシステムレベルで通知(例えば、アイコンの印、バナー通知、システムトレイ通知)を提示するために通知ツール7208と相互運用する。
コンテンツ共有ツール7200の機能の多くが1つのモジュール(例えば、コメントモジュール7232、ウェブ公開モジュール7226など)によって行われるものとして記載されてきたが、当業者の1人ならば、本明細書に記載されたコンポーネント(例えば、機能、モジュール)は複数のコンポーネントに分割される可能性があることを認識されるであろう。同様に、いくつかの実施形態では、複数の異なるモジュールで行われるものとして記載されたコンポーネントは単一のモードによって行われた可能性がある。
XIII.電子システム
前述の機能及びアプリケーションの多くは、コンピュータ可読記憶媒体(コンピュータ可読媒体とも呼ばれる)に記録される命令セットとして指定されるソフトウェアプロセスとして実現される。これらの命令が、1つ以上の計算又は処理ユニット(例えば、1つ以上のプロセッサ、プロセッサのコア、又は他の処理ユニット)によって実行されるとき、それらの命令は、処理ユニットに、命令に示されたアクションを実行させる。コンピュータ可読媒体の例には、CD−ROM、フラッシュドライブ、ランダムアクセスメモリ(RAM)チップ、ハードディスク、消去可能プログラム可能な読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)などがあるが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体は、無線によって又は有線接続により進行する搬送波及び電子信号を含まない。
この明細書では、用語「ソフトウェア」は、プロセッサによって処理するためにメモリに読み込むことができる、読み出し専用メモリ内に存在するファームウェア又は磁気記憶装置に記憶されたアプリケーションを含む。更に、いくつかの実施形態において、複数のソフトウェア発明は、別個のソフトウェア発明をそのままにしながら、より大きいプログラムの下位区分として実施されてもよい。いくつかの実施形態において、複数のソフトウェア発明を別個のプログラムとして実行することもできる。最後に、本明細書で述べたソフトウェア発明を一緒に実行する別個のプログラムの如何なる組み合わせも本発明の範囲内である。いくつかの実施形態において、ソフトウェアプログラムは、1つ以上の電子システム上で動作するようにインストールされたとき、ソフトウェアプログラムの動作を実行し行なう1つ以上の特定のマシン実行を定義する。
A.モバイル機器
いくつかの実施形態の画像編集及び閲覧アプリケーションは、モバイル機器上で動作する。図73は、そのようなモバイルコンピューティング機器のアーキテクチャ7300の実施例である。モバイルコンピューティング機器の実施例としては、スマートフォン、タブレット、ラップトップなどが挙げられる。図示されるように、モバイルコンピューティング機器7300は、1つ以上の処理ユニット7305と、メモリインターフェース7310と、周辺機器インターフェース7315とを含む。
周辺機器インターフェース7315は、カメラサブシステム7320、無線通信サブシステム7325、オーディオサブシステム7330、I/Oサブシステム7335などを含む、様々なセンサ及びサブシステムに結合される。周辺機器インターフェース7315は、処理ユニット7305と様々な周辺機器との間の通信を可能にする。例えば、方向センサ7345(例えば、ジャイロスコープ)及び加速度センサ7350(例えば、加速度計)は、方向及び加速度機能を容易にするために周辺機器インターフェース7315に結合される。
カメラサブシステム7320は、1つ以上の光センサ7340(例えば、電荷結合素子(CCD)光センサ、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)光センサなど)に結合される。光センサ7340と結合されたカメラサブシステム7320は、画像及び/又は映像データキャプチャなど、カメラ機能を容易にする。無線通信サブシステム7325は、通信機能を容易にする役目をする。いくつかの実施形態において、無線通信サブシステム7325は、無線受信器及び送信器と、光受信器及び送信器(図73では図示せず)とを含む。いくつかの実施形態のこれらの受信器及び送信器は、GSMネットワーク、Wi−Fiネットワーク、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどの1つ以上の通信ネットワーク上で動作するように実装される。オーディオサブシステム7330は、オーディオを出力するために、(例えば、異なる画像操作に関連した異なる音響効果を出力するために)スピーカに結合される。更に、オーディオサブシステム7330は、音声認識、デジタル録音など音声起動機能を容易にするためにマイクに結合される。
I/Oサブシステム7335は、周辺機器インターフェース7315を介して、ディスプレイ、タッチスクリーンなど入出力周辺機器と処理ユニット7305のデータバスとの間の転送に関わる。I/Oサブシステム7335は、入出力周辺機器と処理ユニット7305のデータバスの間で転送を容易にするために、タッチスクリーンコントローラ7355と他の入力コントローラ7360とを含む。図示されるように、タッチスクリーンコントローラ7355は、タッチスクリーン7365に結合される。タッチスクリーンコントローラ7355は、複数のタッチ感応技術のいずれかを使用してタッチスクリーン7365上の接触及び動きを検出する。他の入力コントローラ7360は、1つ以上のボタンなど、他の入力/コントロール機器に結合される。いくつかの実施形態は、タッチ相互作用の代わりに、又はそれに加えてニアタッチ相互作用を検出することができるニアタッチ感応画面及び対応するコントローラを含む。
メモリインターフェース7310は、メモリ7370に結合される。いくつかの実施形態において、メモリ7370は、揮発性メモリ(例えば、高速ランダムアクセスメモリ)、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)、揮発性及び不揮発性メモリの組み合わせ及び/又は任意の他の形式のメモリを含む。図73に示されるように、メモリ7370は、オペレーティングシステム(OS)7372を記憶する。OS 7372は、基本システムサービスを処理するための命令、及びハードウェア依存タスクを実行するための命令を含む。
メモリ7370はまた、1つ以上の追加の機器と通信することを容易にする通信命令7374と、グラフィカルユーザインターフェース処理を容易にするグラフィカルユーザインターフェース命令7376と、画像関係の処理及び機能を容易にする画像処理命令7378と、入力関係(例えば、タッチ入力)の処理及び機能を容易にする入力処理命令7380と、オーディオ関係の処理及び機能を容易にするオーディオ処理命令7382と、カメラ関係の処理及び機能を容易にするカメラ命令7384と、を含む。上述の命令は、単に例示的であり、メモリ7370は、いくつかの実施形態において更なる及び/又は他の命令を含む。例えば、スマートフォンのメモリは、電話関係のプロセス及び機能を容易にする電話命令を含むことができる。上に特定した命令は、別個のソフトウェアプログラム又はモジュールとして実行される必要はない。モバイルコンピューティング機器の様々な機能は、1つ以上の信号処理及び/又は特定用途向け集積回路を含め、ハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて実行することができる。
図73に示すコンポーネントは別個のコンポーネントとして図示されているが、当業者は、2つ以上のコンポーネントを1つ以上の集積回路に一体化することができることを認識するであろう。更に、2つ以上のコンポーネントを1本以上の通信バス又は信号線によって共に結合することができる。また、機能の多くは1つのコンポーネントによって実行されるとして説明したが、当業者は、図73に関して説明した機能を2つ以上の集積回路に分割することができることを認識するであろう。
B.コンピュータシステム
図74は、本発明のいくつかの実施形態が実施される電子システム7400の別の例を概念的に例示する。電子システム7400は、コンピュータ(例えば、デスクトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、電話、PDA、又は他の種類の電子若しくはコンピューティング機器でよい。そのような電子システムは、様々なタイプのコンピュータ可読媒体、及び様々な他のタイプのコンピュータ可読媒体のためのインターフェースを含む。電子システム7400は、バス7405、処理ユニット7410、グラフィクス処理ユニット(GPU)7415、システムメモリ7420、ネットワーク7425、読み出し専用メモリ7430、永久記憶装置7435、入力デバイス7440及び出力デバイス7445を含む。
バス7405は、電子システム7400の多数の内部デバイスを通信で接続するすべてのシステム、周辺デバイス及びチップセットバスを集合的に表す。例えば、バス7405は、処理ユニット7410を、読み出し専用メモリ7430、GPU7415、システムメモリ7420、及び永久記憶装置7435と通信で連絡する。
これらの様々なメモリユニットから、処理ユニット7410は、本発明のプロセスを実行するために実行すべき命令及び処理すべきデータを検索する。処理ユニットは、異なる実施形態において、シングルプロセッサ又はマルチコアプロセッサでもよい。いくつかの命令は、GPU7415に渡され、GPU7415によって実行される。GPU7415は、様々な計算をオフロードしたり、処理ユニット7410によって提供された画像処理を補完したりすることができる。
読み出し専用メモリ(ROM)7430は、処理ユニット7410及び電子システムの他のモジュールによって必要とされる静的データ及び命令を記憶する。他方、永久記憶装置7435は、読み書きメモリ装置である。この装置は、電子システム7400がオフのときでも、命令及びデータを記憶する不揮発性メモリユニットである。本発明のいくつかの実施形態は、永久記憶装置7435として大容量記憶装置(磁気又は光ディスク、及びその対応するディスクドライブなど)を使用する。
他の実施形態は、永久記憶装置としてリムーバブル記憶装置(フロッピディスク、フラッシュメモリデバイスなど、及びその対応ドライブ)を使用する。永久記憶装置7435と同様に、システムメモリ7420は、読み書きメモリデバイスである。しかしながら、記憶装置7435と異なり、システムメモリ7420は、ランダムアクセスメモリなどの揮発性読み書きメモリである。システムメモリ7420は、実行時間にプロセッサが必要とする命令及びデータのうちのいくつかを記憶する。いくつかの実施形態において、本発明のプロセスは、システムメモリ7420、永久記憶装置7435、及び/又は読み出し専用メモリ7430に記憶される。例えば、様々なメモリユニットは、いくつかの実施形態によれば、マルチメディアクリップを処理する命令を含む。これらの様々なメモリユニットから、処理ユニット7410は、いくつかの実施形態のプロセスを実行するために実行する命令及び処理するデータを取り出す。
バス7405は、また、入力デバイス7440及び出力デバイス7445に繋がる。ユーザは、入力デバイス7440によって、電子システムに情報及び選択コマンドを送ることができる。入力デバイス7440には、英数字キーボード及びポインティングデバイス(「カーソル制御デバイス」とも呼ばれる)、カメラ(例えば、ウェブカメラ)、音声コマンドを受けるマイクロフォン又は類似のデバイスなどが挙げられる。出力デバイス7445は、電子システムによって生成された画像を表示するか、又はデータを他の方法で出力する。出力デバイス7445には、プリンタ、陰極線管(CRT)又は液晶ディスプレイ(LCD)などのディスプレイデバイス、並びにスピーカ又は類似のオーディオ出力デバイスが挙げられる。いくつかの実施形態には、入力デバイスと出力デバイスとの両方として機能するタッチスクリーンなどのデバイスを含む。
最後に、図74に示されたように、バス7405は、ネットワークアダプタ(図示せず)を介して電子システム7400をネットワーク7425に結合する。このように、コンピュータは、コンピュータのネットワーク(ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、又はイントラネットなど)、又はインターネットなどのネットワークのネットワークの一部でよい。電子システム7400のいずれか又はすべてのコンポーネントが、本発明で使用されてもよい。
いくつかの実施形態は、マイクロプロセッサ、マシン可読又はコンピュータ可読媒体(あるいは、コンピュータ可読記憶媒体、マシン可読媒体又はマシン可読記憶媒体と呼ばれる)にコンピュータプログラム命令を記憶する記憶装置及びメモリなどの電子構成要素を含む。そのようなコンピュータ可読媒体のいくつかの例には、RAM、ROM、読み出し専用コンパクトディスク(CD−ROM)、追記型コンパクトディスク(CD−R)、書き換え可能コンパクトディスク(CD−RW)、読み出し専用多目的ディスク(例えば、DVD−ROM、2層DVD−ROM)、様々な記録可能/書き換え可能DVD(例えば、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RWなど)、フラッシュメモリ(例えば、SDカード、ミニSDカード、マイクロSDカードなど)、磁気及び/又はソリッドステートハードディスク、読み出し専用記録可能Blu−Ray(登録商標)ディスク、超高密度光ディスク、任意の他の光学又は磁気メディア、及びフロッピディスクが挙げられる。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つの処理ユニットによって実行可能で、様々な操作を実行するための命令セットを含むコンピュータプログラムを記憶してもよい。コンピュータプログラム又はコンピュータコードの例には、コンパイラによって作成されるようなマシンコード、及びインタープリタを使用してコンピュータ、電子構成要素又はマイクロプロセッサによって実行される高レベルコードを含むファイルが挙げられる。
上記の考察は、主に、ソフトウェアを実行するマイクロプロセッサ又はマルチコアプロセッサを参照しているが、いくつかの実施形態は、特定用途向け集積回路(ASIC)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの1つ以上の集積回路によって実行される。いくつかの実施形態では、このような集積回路は回路自体に保存された命令を実行する。更に、いくつかの実施形態では、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ROM、又はRAMデバイスに保存されたソフトウェアを実行する。
本出願のこの明細書及びクレームで使用されるとき、用語「コンピュータ」、「サーバ」、「プロセッサ」及び「メモリ」はすべて、電子又は他の技術的デバイスを参照する。これらの用語は、人々又は人々のグループを含まない。規定のため、用語「ディスプレイ又は表示」は、電子システム上の表示を意味する。本出願のこの明細書及びクレームで使用されるとき、用語「コンピュータ可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、及び「マシン可読媒体」は、コンピュータによって読み出し可能な形式で情報を記憶する有形な物理的物体に完全に制限される。これらの用語は、無線信号、有線でダウンロードされた信号、及び他の暫時信号を除外する。
本発明を多数の特定の詳細に関して述べたが、当業者は、本発明を、本発明の趣旨から逸脱しない他の特定の形式で実施できることを理解するであろう。例えば、図の多くは、様々なタッチジェスチャ(例えば、タップ、ダブルタップ、スワイプジェスチャ、押したままにするジェスチャなど)を示す。しかしながら、例示する操作の多くは、異なるタッチジェスチャ(例えば、タップの代わりにスワイプ、など)を介して、又は非タッチ入力によって(例えば、カーソルコントローラ、キーボード、タッチパッド/トラックパッド、ニアタッチ感応画面などを使用して)行うことができる。更に、いくつかの図(図7、図14、図19、図20、図36、図37、図48及び図68〜71を含む)は、プロセスを概念的に示す。これらのプロセスの具体的な操作は、図示され記述された厳密な順序で実行されなくてもよい。具体的な操作は、1つの連続した一連の操作で実行されなくてもよく、様々な具体的な操作が、異なる実施形態で実行されてもよい。更に、プロセスは、いくつかのサブプロセスを使用して、又はより大きいマクロプロセスの一部として実施されてもよい。したがって、当業者は、本発明が、以上の実例となる詳細によって制限されず、添付の特許請求の範囲によって定義されることを理解するであろう。
本発明を多数の特定の詳細に関して述べたが、当業者は、本発明を、本発明の趣旨から逸脱しない他の特定の形式で実施できることを理解するであろう。例えば、当業者の1人であるならば、図1〜6、8〜13、15〜18、21〜35、38〜41、及び49〜65のUIアイテムの多くは更に、いくつかの実施形態において、カーソル制御デバイス(例えば、マウス又はトラックボール)、スタイラス、キーボード、ニアタッチ感応画面の近くでの指ジェスチャ(例えば、1つ又はそれ以上の指の配置、ポイント、タップ)、又は他のいずれかの制御システムによってアクティブ化及び/又はセットすることができることを理解するであろう。したがって、当業者は、本発明が、以上の実例となる詳細によって制限されず、添付の特許請求の範囲によって定義されることを理解するであろう。

Claims (53)

  1. コンピューティング機器に保存された写真を共有するためのプログラムを保存するマシン可読媒体であって、前記プログラムは少なくとも1つの処理ユニットによって実行するためのものであって、前記プログラムが、
    前記機器で、共有ストリームアルバムのための写真のグループの選択を受信することと、
    前記共有ストリームアルバムを共有するための受信者のリストを指定することと、
    前記写真のグループを前記リストのそれぞれの受信者の1つ又はそれ以上の他の機器へ送信することであって、前記写真のグループが前記同じ共有ストリームアルバムの他のそれぞれの受信者の機器に現れる、送信することと
    を行うための命令セットを含むマシン可読媒体。
  2. 前記プログラムが更に、前記リストのそれぞれの受信者に、前記共有ストリームアルバムを閲覧するための招待を送信するための命令セットを含み、前記写真のグループが、前記共有ストリームの招待が前記受信者により承諾された場合にのみ、前記1つ又はそれ以上の他の受信者の機器に送信される、請求項1に記載のマシン可読媒体。
  3. 前記写真のグループを送信するための前記命令セットが、前記写真のグループをストレージサーバに送信するための命令セットを含み、前記写真のグループが、前記共有ストリームの招待が承諾された場合に、前記1つ又はそれ以上の他の受信者の機器にダウンロードされる、請求項2に記載のマシン可読媒体。
  4. 前記プログラムが、
    新しい共有ストリームアルバムに関するメッセージを制御サーバに送信することと、
    前記写真のグループに関係するロケーションデータを受信することであって、前記写真のグループが前記ロケーションデータを使用して前記ストレージサーバに送信される、受信することと
    を実行するための命令セットを更に含む請求項3に記載のマシン可読媒体。
  5. 前記プログラムが、ウェブサイトにウェブページとして前記写真のグループを伴う前記共有ストリームアルバムを公開するための命令セットを更に含む、請求項1に記載のマシン可読媒体。
  6. 前記プログラムが、前記グループ内の写真の数に基づいてウェブページのレイアウトを指定するための命令セットを更に含む、請求項5に記載のマシン可読媒体。
  7. 前記レイアウトを指定するための前記命令セットが、前記グループ内の写真の数及びそれぞれの写真の向きに基づいて前記レイアウトを生成するための命令セットを含む、請求項6に記載のマシン可読媒体。
  8. 前記写真のグループが、前記1つ又はそれ以上の他の受信者の機器にローカルコピーとして保存される、請求項1に記載のマシン可読媒体。
  9. 前記プログラムが、前記機器に保存された前記共有ストリームアルバムから写真を削除するための命令セットを更に含み、前記写真の削除によって、他のそれぞれの受信者の機器から当該同じ写真のローカルコピーを削除する更新操作が他のそれぞれのユーザ機器で行われる、請求項8に記載のマシン可読媒体。
  10. 前記プログラムが、前記機器から前記共有ストリームアルバムを削除するための命令セットを更に含み、前記共有ストリームアルバムの削除によって、前記写真のグループの前記ローカルコピー及び前記同じストリームアルバムを削除する更新操作が、他のそれぞれの受信者の機器で行われる、請求項8に記載のマシン可読媒体。
  11. 前記写真のグループが写真の第1のグループであり、前記プログラムが、
    第2の写真のグループを前記共有ストリームアルバムに追加することと、
    前記第2の写真のグループを前記1つ又はそれ以上の他の機器へ送信することであって、前記第2の写真のグループが前記同じ共有ストリームアルバムの他のそれぞれの受信者の機器に現れる、送信することと
    を行うための命令セットを更に含む、請求項1に記載のマシン可読媒体。
  12. 前記1つ又はそれ以上の受信者の機器が、デジタルメディアレシーバー、スマートフォン、タブレット、及びコンピュータの少なくとも2つを含む、請求項1に記載のマシン可読媒体。
  13. 前記プログラムが、前記受信者と前記写真のグループに関するコメントを交換するための命令セットを更に含む、請求項1に記載のマシン可読媒体。
  14. 少なくとも1つのコメントに関連付けられたそれぞれの写真が、前記写真が少なくとも1つの未読のコメントに関連付けられているか、又は未読のコメントに全く関連付けられていないかを示すマーキングを伴って前記機器の画面上に表示される、請求項13に記載のマシン可読媒体。
  15. 複数のコメントに関連付けられたそれぞれの写真が、前記機器のユーザが前記同じ写真に関する少なくとも1つのコメントを以前に残すことによって対話に参加しているかどうかを特定するマーキングを伴って前記画面に表示される、請求項13に記載のマシン可読媒体。
  16. コンピューティング機器に保存された画像を共有する方法であって、前記方法が、
    前記機器で、共有ストリームのための画像のグループの選択を受信することと、
    前記共有ストリームを共有するための受信者のリストを指定することと、
    前記共有ストリームに加入するよう前記受信者を招待することと、
    前記画像のグループを、前記共有ストリームの招待を承諾したそれぞれの受信者の1つ又はそれ以上の他の機器に送信することと
    を含む方法。
  17. 前記画像のグループの送信にストレージサーバへの前記画像のグループの送信が含まれ、前記共有ストリームの招待が承諾された場合、前記画像のグループが前記1つ又はそれ以上の他の受信者の機器にダウンロードされる、請求項16に記載の方法。
  18. 新しい共有ストリームに関するメッセージを制御サーバに送信することと、
    前記写真のグループに関係するロケーションデータを受信し、前記写真のグループが前記ロケーションデータを使用して前記ストレージサーバに送信されることと
    を更に含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記それぞれの受信者が前記共有ストリームの招待を承諾しているかどうかを判定することと、
    前記機器の画面に、前記受信者が前記招待を承諾している、前記招待を拒否している、又は前記招待に応答していないかのいずれかを特定する、それぞれの受信者の加入ステータスを提示することと
    を更に含む、請求項16に記載の方法。
  20. 少なくとも1つの処理ユニットによって実行されるときに、異なる機器間での画像の共有を容易にするプログラムを保存するマシン可読媒体であって、前記プログラムが、
    ソース機器から、受信者が画像のセットを含む共有ストリームに加入するための招待に関するメッセージを受信することと、
    前記メッセージに基づき、前記受信者に関連付けられた複数の宛先機器を特定することと、
    前記複数の宛先機器のそれぞれの宛先機器に対して、前記受信者が前記共有ストリームに加入するための前記招待を送信することと
    を行うための命令セットを含むマシン可読媒体。
  21. 前記プログラムが画像ファイルロケーションデータを前記ソース機器に送信するための命令セットを更に含み、前記ソース機器が前記画像ファイルロケーションデータを使用して前記画像のセットをストレージサーバにアップロードする、請求項20に記載のマシン可読媒体。
  22. 前記ストレージサーバがサードパーティのストレージサーバである、請求項21に記載のマシン可読媒体。
  23. 前記プログラムが、前記招待の承諾に関するメッセージの受信後に、前記画像ファイルロケーションデータを前記複数の宛先機器に送信するための命令セットを更に含む、請求項21に記載のマシン可読媒体。
  24. 前記共有ストリームがアクセスリストに関連付けられており、前記プログラムが、前記招待の前記承諾に関する前記メッセージの受信時に、前記共有ストリームのいずれかの画像にアクセスするために、前記受信者を許可された人物として前記アクセスリストで指定するための命令セットを更に含む、請求項23に記載のマシン可読媒体。
  25. 前記プログラムが、前記招待の前記承諾に関する通知を前記ソース機器に送信するための命令セットを更に含む、請求項23に記載のマシン可読媒体。
  26. 前記共有ストリームがアクセスリストに関連付けられており、前記プログラムが、前記宛先機器の1つから前記招待が拒否されたことを示すメッセージの受信時に、前記リストから前記受信者を除去するための命令セットを更に含む、請求項20に記載のマシン可読媒体。
  27. 前記プログラムが、
    前記ソース機器から、前記共有ストリームから削除された画像に関するメッセージを受信することと、
    前記削除された画像に関するメッセージを前記複数の宛先機器に送信することであって、それぞれの宛先機器が前記削除された画像に関する前記メッセージの受信時に、前記機器のストレージから前記同じ画像を削除する、送信することと
    を行うための命令セットを更に含む、請求項20に記載のマシン可読媒体。
  28. 前記プログラムが、
    前記ソース機器から、前記共有ストリームに追加された画像に関するメッセージを受信することと、
    前記追加された画像に関するメッセージを前記複数の宛先機器に送信することであって、それぞれの宛先機器が前記追加された画像に関する前記メッセージの受信時に、前記同じ画像を取得する、送信することと
    を行うための命令セットを更に含む、請求項20に記載のマシン可読媒体。
  29. 前記プログラムが、
    前記ソース機器から、前記共有ストリームの削除に関するメッセージを受信することと、
    前記共有ストリームの削除に関するメッセージを前記複数の宛先機器に送信することであって、それぞれの宛先機器が前記共有ストリームの削除に関する前記メッセージの受信時に、前記画像のセットを削除する、送信することと
    を行うための命令セットを更に含む、請求項20に記載のマシン可読媒体。
  30. 前記異なる機器が、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、及びパーソナルコンピュータの中の少なくとも2つを含む、請求項20に記載のマシン可読媒体。
  31. 前記プログラムが前記異なる機器と通信するために同じプロトコルを使用する、請求項30に記載のマシン可読媒体。
  32. 機器の少なくとも1つの処理ユニットによる実行時に、ユーザインターフェース(UI)を提供する命令セットを保存するマシン可読媒体であって、前記UIが、
    複数の画像を表示するための表示領域と、
    (i)表示領域からの画像のセットの選択の受信、(ii)人々のグループとの前記画像のセットの共有、及び(iii)前記人々のグループとの前記画像のセットに関するコメントの交換、を行うための画像共有ツールのセットと
    を含むマシン可読媒体。
  33. 前記UIが、選択時に、前記表示領域に前記人々のグループと共有している前記画像のセットのみを表示させる選択可能なアイテムを更に含む、請求項32に記載のマシン可読媒体。
  34. 少なくとも1つのコメントに関連付けられたそれぞれの画像が、前記画像に関連付けられたコメントの数を特定するマーキング又は数字を伴い前記表示領域に表示される、請求項32に記載のマシン可読媒体。
  35. 少なくとも1つのコメントに関連付けられたそれぞれの画像が、前記画像が少なくとも1つの未読コメントに関連付けられているか、又は未読のコメントに全く関連付けられていないかを示すマーキングを伴い前記表示領域に表示される、請求項32に記載のマシン可読媒体。
  36. 前記マーキングが、前記画像が少なくとも1つの未読のコメントと関連付けられていることを示す第1の色で表示されるか、又は前記画像が未読のコメントと全く関連付けられていないことを示す第2の異なる色で表示される、請求項35に記載のマシン可読媒体。
  37. 複数のコメントに関連付けられたそれぞれの画像が、前記機器のユーザが前記同じ画像に関する少なくとも1つのコメントを以前に残したかどうかを特定するマーキングを伴い前記表示領域に表示される、請求項32に記載のマシン可読媒体。
  38. 前記第1の表示領域が第1の表示領域であり、UIが前記画像のセットの画像に関連付けられた新しいコメントに関する通知を表示する第2の表示領域を更に含む、請求項32に記載のマシン可読媒体。
  39. 前記通知が、少なくとも1つの新しいコメント、前記新しいコメントを投稿した人の名前、前記新しいコメントに関連付けられた前記画像のサムネイル表現を伴い表示される、請求項38に記載のマシン可読媒体。
  40. 前記通知を伴う前記第2の表示の前記選択によって、前記新しいコメントに関連付けられた前記画像が前記新しいコメントを伴い前記第1の表示領域に表示される、請求項38に記載のマシン可読媒体。
  41. 前記通知が、前記機器のユーザが前記同じ画像に関するコメントを以前に残していた場合にのみ表示される、請求項38に記載のマシン可読媒体。
  42. 前記画像共有ツールのセットが、選択時に、前記機器のユーザが前記画像をいいねと言っていることを示すコメントと前記画像のセットの画像を関連付ける選択可能なアイテムを含む、請求項32に記載のマシン可読媒体。
  43. 少なくとも1つの処理ユニットによる実行時に、複数の画像からウェブページを生成するプログラムを保存するマシン可読媒体であって、前記プログラムが、
    前記複数の画像の画像の数を特定することと、
    前記複数の画像のそれぞれの画像の向きを特定することと、
    画像の前記特定された数及びそれぞれの画像の前記向きに基づいて、前記複数の画像のためのレイアウトを指定することと、
    前記指定されたレイアウトに基づき、前記ウェブページを生成することと
    を行うための命令セットを含むマシン可読媒体。
  44. 前記プログラムが、前記ウェブページをウェブサイトに公開するための命令セットを更に含む、請求項43に記載のマシン可読媒体。
  45. 前記ウェブサイトが公開ウェブサイトである、請求項44に記載のマシン可読媒体。
  46. 前記レイアウトが複数のセルで定義され、前記プログラムが、画像のより小さな寸法をセルに適合させ、前記セル内で前記画像の一部を表示するフレーミング操作を行うための命令セットを更に含む、請求項43に記載のマシン可読媒体。
  47. 前記フレーミング操作を行うための前記命令セットが、縦長画像をセルに上部位置合わせをするための命令セットを含む、請求項46に記載のマシン可読媒体。
  48. 前記フレーミング操作を行うための前記命令セットが、横長画像をセルにセンタリングするための命令セットを含む、請求項46に記載のマシン可読媒体。
  49. 前記ウェブページを生成するための前記命令セットが、横長画像の上部及び下部のトリミング又は非表示を行なうための命令セットを含む、請求項43に記載のマシン可読媒体。
  50. 前記ウェブページを生成するための前記命令セットが、縦長画像の左手及び右手部分のトリミング又は非表示を行うための命令セットを含む、請求項43に記載のマシン可読媒体。
  51. 前記複数の画像が第1の画像のバッチで、前記プログラムが、
    第2の画像のバッチ内の画像の数を特定することと、
    前記第2の画像のバッチのそれぞれの画像の向きを特定することと、
    前記特定された画像の数及びそれぞれの画像の向きに基づいて前記第2の画像のバッチのためのレイアウトを指定することと
    を行うための命令セットを更に含む請求項43に記載のマシン可読媒体。
  52. 前記ウェブページを生成するための前記命令セットが、前記相当するバッチのために指定された前記レイアウトに従って、前記ウェブページで表示される前記第1及び第2の画像のバッチのそれぞれを伴う前記ウェブページを生成するための命令セットを含む、請求項51に記載のマシン可読媒体。
  53. 画像がコメントと関連付けられており、前記ウェブページを生成するための前記命令セットが、前記画像に関連付けられた前記コメントを特定し、前記関連付けられたコメントを伴う前記画像を表示するために前記ウェブページに前記特定されたコメントを追加するための命令セットを含む、請求項43に記載のマシン可読媒体。
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