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JP2015527268A - 液状薬剤用の改良チャイルドレジスタントキャップ - Google Patents

液状薬剤用の改良チャイルドレジスタントキャップ Download PDF

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JP2015527268A JP2015521833A JP2015521833A JP2015527268A JP 2015527268 A JP2015527268 A JP 2015527268A JP 2015521833 A JP2015521833 A JP 2015521833A JP 2015521833 A JP2015521833 A JP 2015521833A JP 2015527268 A JP2015527268 A JP 2015527268A
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Abstract

【解決手段】 液状薬剤のディスペンサ用の改良されたチャイルドレジスタントクロージャであって、クロージャは、2つの部分からなる構造物である。クロージャは、ある数量の肩部ラグおよびスカート部ラグを有する外側キャップと、ある数量の肩部ラグおよび可撓性の梁を有する内側キャップとを有する。クロージャは、内側および外側キャップに等しい数量の肩部ラグと、等しい数量のスカート部ラグおよび可撓性の梁と、弓形の下面を有する可撓性の梁と、可撓性の梁の過度の屈曲を防止するための深さを有する肩部ラグと、肩部ラグの面が位置合わせされる際の理想的な重なりとを有する。加えて、既存のボトルからのキャップの取り付けおよび取り外しのための方法が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、液状薬剤ディスペンサ、具体的には、点眼用および点鼻用の液状薬剤ディスペンサ用のチャイルドレジスタントクロージャの改良に関するものであり、その結果、容器の内容物を子供が接触する余地を減らすことによって、ディスペンサのより高い安全性を提供する。
薬剤用のチャイルドレジスタントキャップが、当技術分野において知られるようになって50年近くになる。このようなキャップは概して2つの対向する動作を要し、これらが同時に作用することによりロック機構を解除する。例えば、あるタイプのキャップでは、ユーザは、特定の点でキャップを押し潰して変形させた上で、キャップを回転しなければならない。押し潰しまたは回転のステップのどちらを欠いてもキャップを開封することができない。キャップにチャイルドレジスタンス機能をもたせるための別のよく見られる方法は、キャップを下向きに押した上で、キャップを取り外すために回すよう求めることである。この場合もまた、2つの動作が互いに対向していることが分かる。このように人為的に動作を組み合わせたときだけキャップを取り外すことができる。このようなキャップは、米国特許第5,316,161号に開示されている。
しかしながら、従来技術のキャップの実施の際にはいくつかの問題が生じる。こうしたキャップでは、ラグおよびそれらと対をなすものの数が異なる。換言すると、ツーピース式クロージャにおいて、従来技術が教示している内側シェルにあるラグ、梁、またはフィンガの数は、対応する外側シェルにあるラグ、梁、またはフィンガの数よりも多い。あるいはその逆である。これは、あるシェルのラグ、梁、またはフィンガのすべてが係合されるわけではないことを意味していた。このように係合が欠如していることから、回転プロセス中に滑りが生じ、これは、外側キャップおよび内側キャップの両方のラグ、梁、およびフィンガに損傷をもたらし得る。このような損傷は、しばしば、ラグ、梁、およびフィンガの剥離の形で現れる。これらの部品が剥がれてしまうと、ユーザは、適切な機構を係合するために、より大きな下向きの力を要求される。しかしながら、この下向きの力をかけることにより、しばしば、ラグ、梁、またはフィンガにさらなる損傷を与えることになる。加えて、従来技術のキャップは、角度をつけた下面を有する可撓性のラグ、梁、またはフィンガを利用している。この角度をつけた下面が問題を起こしていた。それは、これが非常に限られた点に屈曲を集中させ、このことがしばしばラグ、梁、またはフィンガを弱めるからである。
過度の力が可撓性のラグ、梁、またはフィンガにかかると、それらはしばしば、それらの限界を超えて屈曲させられる。この過剰な屈曲は、ラグ、梁、またはフィンガを永久に歪ませ、完全に破損しさえし得る。角度をつけた下面を有するラグ、梁、またはフィンガでは、破損は、しばしば、その角部のすぐ上で起こる。破損してしまうと、角部の上であるかどうかによらず、変形または破損したラグ、梁、またはフィンガは、反対の力または付勢力をキャップの他方の構成要素部品にかけることができない。そのような状況では、下向きの力は取り外しには不要になり、キャップを取り外すためには回転力だけで済むようになる。そうすると、キャップは、もはやチャイルドレジスタントではなくなる。
加えて、従来技術のキャップでは、しばしば、外側キャップが、下向きの力をかけない限り、内側キャップの上方に浮かび、かつその周囲を妨げなく回転可能であった。しかしながら、チャイルドレジスタントキャップの主な苦情は、それらが高齢者および体の弱い人には取り外しが難しいということであった。自由に浮かんでいるキャップでは、高齢者は、しばしば、適切なラグ、梁、またはフィンガを係合させるために必要な、適切な下向きの力をかけることができない。同様に、高齢者は、しばしば、回転運動の間ずっと、適切な下向きの力を維持することができない。従来技術のキャップに適用された場合、このように連携および部分的係合が欠如していることから、ユーザ側の不満につながる。一層の努力は、しばしば、不適切な位置合わせと、一時的にでも過剰な力の印加との組み合わせを通じて、キャップの要素に損傷をもたらす。これは、特定の部分の圧壊またはその他の部分の剥離として表れる。加えて、過剰な力が位置のあっていないキャップにかけられた場合、キャップの一部がつかえる場合があり、つかえをなくすためにさらなる異例な動きを要する。これらの異例の動きは、キャップを損傷する場合があり、この場合も同様に、チャイルドレジスタンスが無くならないとしても、低下することになる。
同様に、従来技術のキャップに関するさらなる問題は、それらを既存のボトルに適用するために、それらが下向きの力を要することである。このことは、製造業者にとって特に重要である。それは、下向きの力をかけることができる機械は、回転力だけをかける機械よりも高価だからである。次善策が設計されてきたが、それらは高価であり、しばしば、製造業者の利益幅に食い込むコストで、機械の交換を含み得る。加えて、下向きの力を(本来の設計を通じてか後の修正を通じてかによらず)かける機械では、下向きの力の量およびタイミングを注意深く算出しなければならず、かつ特定の許容範囲内に止まらなければならない。機械がこれらの許容範囲を極端に超えてしまうと、キャップは既存のボトルに固定されていることから、過剰な下向きの力がキャップに加えられる場合があり、またラグ、梁、およびフィンガへの損傷が起こる場合がある。上述のように、このような損傷には、限定されるものではないが、ラグ、梁、またはフィンガの変形または破損、ならびに、その他の様々な重要なキャップの構成要素部品の圧壊が含まれる。
最後に、従来技術のチャイルドレジスタントクロージャ機構が液状薬剤のディスペンサに適用された時、ディスペンサのデザインは、錠剤の薬剤のためのボトルとはあまり変わらないものであった。つまり、キャップの形状が円筒状であり、このことにより内側の空洞は大きくなり、キャップがボトルに固定されている時にボトルを逆さまにした時に、その空洞に薬剤が溜まる場合があった。そうすると、そのような従来技術のキャップでは、取り外しの際に、多量の残留薬剤がキャップに残ることになる。万一、幼い子供が、この薬剤を帯びたキャップへアクセスしたとすると、単純に取り外すキャップの内室に入っている残量を取るだけで、子供が大量の液状薬剤を摂取する可能性がある。
その結果、上記を踏まえると、当技術分野において対処すべき課題があることは明らかである。従来技術のキャップは、損傷してチャイルドレジスタントな性質を失いやすく、さらに取り外したキャップに入っている大量の残留液体薬剤へのアクセスを意図せずして提供する場合がある。特に、(1)ラグ、梁、またはフィンガを完全に係合させることにより、構成要素部品への損傷の可能性を低減し、(2)ラグ、梁、またはフィンガの過度の屈曲を阻止し、(3)ラグ、梁、またはフィンガの形状を修正し、(4)高齢者がキャップをより容易に取り外すことができるようにし、(5)キャップへの損傷の可能性を低減すると同時に、製造プロセスによるキャップのより容易な取り付けを提供し、かつ(6)取り外したキャップを持った子供がアクセスし得る残留薬剤の量を最小化するキャップが必要とされている。
本発明は、既存のボトルのチャイルドレジスタントクロージャを提供するためのシステムに加え、点眼用および点鼻用の液状薬剤用の改良されたチャイルドレジスタントクロージャを提供し、また瓶詰め段階の間において取り付けを容易にし、装置およびシステムをエンドユーザに卸した後のチャイルドレジスタント特性を高める、取り付けおよび取り外しの方法を提供する。
クロージャの一実施形態は、相補的なラグと梁との数が一致しているキャップを提供し、ここで、可撓性の梁は、弓形の下面を持つ角度をつけたリッジを有する。クロージャの追加的な実施形態は、上部のラグのラグ面が適切に位置合わせされた場合、上部のラグの下面が、既定の距離または距離範囲だけ下部の可撓性の梁に重なるという要件を含む。これらの実施形態は、適切に位置合わせされたときだけこれが係合されるように保証し、理想的な摩擦接触を提供し、かつ下向きの力を可撓性の梁にかける際にこれらに必要以上の応力がかからないようにすることによって、チャイルドレジスタントクロージャの信頼性を改良する。追加的な実施形態は、意図しない過剰な薬剤の貯留をもたらし得る内部容積を最小化するために、液状薬剤のディスペンサの形に相補的であるキャップの頂部部分に対する修正を含み、ここで、一実施形態は平坦な頂部を提供し、また代替的な実施形態は成形した頂部を提供する。
本発明の追加的な実施形態は、可撓性の梁の屈曲が制限されて、梁のヘッドが、隣接する可撓性の梁における梁の基部の下に延びないようにするシステムである。このような屈曲を制限することによって、梁は過度の屈曲によって損傷されない。従来技術はこの問題に対処しておらず、梁を必要以上に過度に屈曲させてしまうことで、梁の弾力性が、しばしば、キャップのラグを係合するのに下向きの力が不要となる点まで低下し、キャップのチャイルドレジスタントの性質がなくなってしまう。
本発明の最後の実施形態は、液状薬剤を収容するボトルに対するクロージャの取り付けおよび取り外しのための方法に関する。一実施形態では、下向きの力をかけるステップと、外側キャップを回転するステップとは、順次行われる。別の実施形態では、これらのステップは同時に行われる。しかしながら、本発明は、有利にも、一定の下向きの力という要件を排除しており、この排除は、高齢世代または関節炎を患う人々には有益である。本発明の最後の実施形態は、本発明が液状薬剤を収容するボトルに取り付けられる方法に関する。この実施形態では、いかなる下向きの力も不要である。そのため、本方法は、下向きの力をかける機能を欠いている現行のキャップ取り付け機械の交換を必要としないという点で有利である。いかなる下向きの力も必要としない方法を提供することにより、キャップをボトルに取り付けることのできる機械が増えるだけでなく、必要な下向きの力の量に関する誤った校正に起因する、可撓性の梁の損傷の可能性を減らすことができる。
本発明のさらなる目的、利点および新規の特徴は、以下の、すべてが説明の目的のみのためであって本発明をいかなる形であれ限定するものではない、詳細な説明、実施例および図面において、ある程度説明され、かつ当業者には以下を検討することによりある程度明らかになる、あるいは本発明を実施することにより習得され得る。
上述の概要ならびに以下の本発明の詳細な説明は、添付の図面と併せて読めばより良く理解されるはずである。しかしながら、本発明は、示されている詳細な構成および手段に限定されるものではないことを理解されたい。
改良されたチャイルドレジスタントキャップを示す図である。 外側キャップを示す図である。 外側キャップを示す図である。 外側キャップを示す図である。 内側キャップを示す図である。 内側キャップを示す図である。 内側キャップを示す図である。 既存のボトルに取り付けられた、液状薬剤用のディスペンサノズルの形状に対して相補的である頂部を有するキャップを示す図である。 既存のボトルに取り付けられた、液状薬剤用のディスペンサノズルの形状に対して相補的である頂部を有するキャップを示す図である。 肩部ラグのラグ面が位置合わせされたときの、スカート部ラグの可撓性の梁との重なりを示す図である。 外側キャップが内側キャップに対して反時計回りに回転される際の、外側キャップのスカート部ラグおよび内側キャップの可撓性の梁の動きを示す図である。 外側キャップが内側キャップに対して反時計回りに回転される際の、外側キャップのスカート部ラグおよび内側キャップの可撓性の梁の動きを示す図である。 外側キャップが内側キャップに対して反時計回りに回転される際の、外側キャップのスカート部ラグおよび内側キャップの可撓性の梁の動きを示す図である。 内側および外側キャップの肩部ラグのラグ面が位置合わせされ、下向きの力が外側キャップにかけられている場合の可撓性の梁を示す図である。 キャップをボトルにねじ止めするために必要とされる、可撓性の梁とスカート部ラグとの係合を示す図である。
本開示の目的のために、「重なり」の語は、内側および外側キャップの肩部ラグのラグ面が位置合わせされた場合に、スカート部ラグのラグ面の垂直面から可撓性の梁における梁面の最も近い面の垂直面までを測定した水平方向の距離を意味するとして理解されたい。
本開示の目的のために、「ラグ」の語は、雄型ラグおよび雌型ラグの両方を含むとして理解されたい。したがって、互いに係合する「ラグ」の説明は、互いに係合する相補的な雄型および雌型のラグ、互いに係合する2つまたは3つ以上の雄型ラグ、ならびに互いに係合する2つまたは3つ以上の雌型ラグを含むとして理解されたい。同様に、ラグを係合する可撓性の梁の説明は、可撓性の梁による雄型または雌型のラグの係合を含むとして理解されたい。
本開示の目的のために、「深さ」の語は、ラグを指す場合、ラグの第1の端部と第2のものとの間の垂直方向の長さの変化の測定値であるとして理解されたい。そのため、雌型のラグに関しては、「深さ」の語は、ラグの第2の端部によって作られた谷部の測定値であるとして理解されたい。同様に、雄型のラグに関しては、「深さ」の語は、ラグの第2の端部によって作られた山部の測定値であるとして理解されたい。図示の実施形態では、外側キャップの肩部ラグが雄型であり、下向きに延びて、内側キャップの肩部ラグと嵌め合うことから、「深さ」の語を選択した。しかしながら、「深さ」の語は、そのような雄型と雌型との係合にも、図に示される相対的な方向にも限定されるものではない。
本発明は、限定されるものではないが、ポリプロピレン、ならびに高密度、中密度、および低密度ポリエチレンを含む、数多くのポリオレフィン類のうちのいずれか1つから構成され得る。これらの材料は、限定されるものではないが、それらの曲げ弾性率、引張強度、および伸びを含む、それらの決定的な機械的特性で知られ、本開示のおかげで、当業者は、同様の特性を呈するその他の材料がキャップの構築に使われ得ること、ひいては本発明が上に列挙した材料から構成される実施形態に限定されるのではなく、既知であるか将来開発されるかによらず同様の構造特性を呈し得るすべての材料を含むことを意図していることを理解するはずである。
ここで図1を参照すると、チャイルドレジスタントキャップ100は、外側キャップ101と内側キャップ102とを有する、2つの部分からなる構造物であることが分かる。図2Cにみられるように、外側キャップ101は、懸垂スカート部104に隣接する頂部部分103を有している。図2Bに示されるように、一実施形態では、懸垂スカート部104は、把持面105を含み、これは、リッジ、ディンプル、クロスハッチ、または当業者に知られる任意のその他の機構もしくは方法によって画定されて、ユーザの手と外側キャップ104との間の摩擦を高め得る。しかしながら、図2Bに示された実施形態は、リッジの形態で実施された把持面105を含むが、本発明はそのように限定されるものではなく、代替的な実施形態では、外側キャップ101の構築に使われる材料が適切な摩擦およびユーザのための把持機能を提供し、したがって、別個の把持面105がなんら存在しない場合もあることが企図されている。
図2Aおよび図2Cを参照すると、外側キャップ101はまた、頂部部分103および懸垂スカート部104の内面によって画定される内室106を有している。内室106の形状は、肩部107を含み、そこには、ある数量の肩部ラグ108が設けられている。肩部ラグ108は、第1の端部109と第2の端部110とを有する。肩部ラグ108の深さは、第1の端部109から第2の端部110へと増加する。肩部ラグ108の深さは、特定のクロージャの必要性に適合するように変えられてもよく、また本開示のおかげで、当業者は、肩部ラグの深さを適切に調整することができるようになる。一実施形態では、肩部ラグ108の深さは、0.015から0.040インチの範囲内であるが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。第2の端部110は、肩部ラグ108の長手方向に対して垂直、かつ第1の端部109の遠位に配置されるラグ面111を有する。さらに、各ラグ面111の向きは共通であり、共通の回転方向を提供する。つまり、各ラグ面111が別の物体によって作用される場合、作用方向は、中心軸の周りに安定した回転作用を提供する。代替的な実施形態では、第2の端部110はまた、肩部ラグ108の長手方向に対して平行に延び、第2の端部110からラグ面111へ90度すなわち「直角」に移行する、底面を含む。
内室106は、肩部107から既定の距離に配置される環状リッジ112によってさらに画定される。肩部107と環状リッジ112との間の距離は、肩部ラグ108の高さよりも大きく、また本開示のおかげで、当業者は、対象とするボトルおよびクロージャの寸法および形状における必要に応じて、肩部107と環状リッジ112との間の距離を調整することができるようになる。一実施形態では、これは、0.562から0.576インチの範囲内であり得るが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
環状リッジ112は、ある数量のスカート部ラグ113を含む。肩部ラグ108と同様に、スカート部ラグ113は、第1の端部114と第2の端部115とを有し、第2の端部115がラグ面116を有する。ラグ面116は、スカート部ラグ113の長手方向に対して垂直、かつ第1の端部114の遠位に配置される。さらに、各ラグ面116の向きは共通であって、各ラグ面116が別の物体によって作用される場合、共通の回転方向が得られ、中心軸の周りに回転させるようにする。しかしながら、ラグ面116の向きは、ラグ面111の向きの反対向きである。つまり、ラグ面111に作用し、かつ係合するために力を時計回りにかける必要がある場合、ラグ面116に作用し、かつ係合するためには、力を反対向きの反時計回りにかける必要があり、そして逆もまた同様である。第2の端部115はまた、頂部部分103の遠位に配置される底面117を有する。
外側キャップ101はまた、内室106内において肩部107および環状リッジ112の両方の遠位に配置される、アセンブリ保持ビード130を含む。一実施形態では、アセンブリ保持ビード130は、外側キャップ101の開口端131から内側に向かった、ある距離のところに配置される。代替的な実施形態では、アセンブリ保持ビード130は、開口端131に配置される。
外側キャップ101は、内側キャップ102に対して垂直に移動することができる。図示の一実施形態では、外側キャップ101の内側キャップ102に対する垂直下向きの移動距離は、0.067インチであるが、本発明はそのように限定されるものではない。実際、本開示のおかげで、当業者は、製造業者が説明する製品仕様によって要求され得るような、様々な寸法のボトルに対して、適切な下向きの移動距離を決定することができるようになる。
図3A〜図3Cに示されるように、内側キャップ102は、頂部部分118と、肩部119と、懸垂スカート部124と、開口端132とを有する。図3Bにみられるように、肩部119は、頂部部分118と懸垂スカート部124との間の移行点に配置される。図3Aは、肩部119に設けられた、ある数量の肩部ラグ120を示している。肩部ラグ120は、第1の端部121と第2の端部122とを有する。第2の端部122は、第1の端部121の遠位、かつ肩部ラグ120の長手方向に対して垂直に配置されるラグ面123を有する。ラグ面123の向きは共通であって、各ラグが別の物体によって作用される場合、共通の回転方向が得られ、中心軸の周りに回転させるようにする。ラグ面111の向きは、ラグ面123の向きに対して相補的であって、一方のラグ面の対向するラグ面による係合を提供する。一実施形態では、肩部ラグ120の深さは、0.015から0.040インチの範囲内であるが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図3Bを参照すると、懸垂スカート部124は、そこに設けられた、ある数量の可撓性の梁125を有する。可撓性の梁125は、懸垂スカート部124の周縁部の部分の周囲に延びている。各可撓性の梁125は、梁126と梁のアーム127とから構成されている。梁のアーム127は、梁のヘッド129で終わる角度をつけたリッジ128を有する。梁の基部126は、上面133と前面134とを有する。角度をつけたリッジ128は、頂面135と下面136とを有する。角度をつけたリッジ128は、梁の基部126に連結されて、頂面135が上面133から延び、かつ下面136が前面134から延びるようにする。下面136は、弓形、または丸みをつけた様式で、前面134から延びる。下向きの力が可撓性の梁125にかけられると、屈曲または変形が、角度をつけたリッジ128に沿って生じる。可撓性の梁125の構成は、下向きの力がかからなくなったときに、これを元の形状および場所に戻し得る弾力性を有するものである。一実施形態では、図3A〜図3Cに示されるように、下面136は、直線部分138に隣接する弓形または丸みをつけられた部分137で構成される。図示されていない代替的な実施形態では、下面136は、弓形または丸みをつけられた部分137で完全に構成される。梁のヘッド129は、上面139と梁面140とを有する。一実施形態では、弓形または丸みをつけられた部分137の半径は、0.065インチであるが、本発明はそのように限定されるものではない。本明細書によって、当業者は、0.095インチ以下の任意の半径を利用し得ることを理解するはずである。実際、可撓性の梁125の構築に使われる材料が変われば、可撓性の梁125にかけられる下向きの力が、絶対に可撓性の梁125を中心軸に対して放射状に向かうベクトルに変形させないようにすると同時に、可撓性の梁125の弾力性を最大にするために、異なる半径が必要であり得る。
梁面140は、梁の基部126に対して遠位に配置され、中心軸の周りに共通の回転方向を可能にして、任意の梁面140にかけられる力が、内側キャップ102を中心軸の周りに同じ方向で回転するようにする向きを有する。梁面140の向きは、ラグ面116の向きに対して相補的であり、それに応じて、梁面140の共通の回転方向は、ラグ面116の共通の回転方向に対して相補的である。
肩部ラグ108の数量は、肩部ラグ120の数量に等しくなる必要がある。加えて、スカート部ラグ113の数量は、可撓性の梁125の数量に等しくする必要がある。数量が等しいことにより、ラグと相補的なラグおよび/または梁とが最大限係合される。加えて、肩部ラグ108、肩部ラグ120、スカート部ラグ113、および可撓性の梁125の数量が等しいことにより、外側キャップ101と内側キャップ102とが最大限係合される。そのため、一実施形態では、肩部ラグ108の数量は、肩部ラグ120の数量に等しく、またスカート部ラグ113の数量は、可撓性の梁125の数量に等しい。代替的な実施形態では、肩部ラグ108、肩部ラグ120、スカート部ラグ113、および可撓性の梁125の数量がすべて等しい。従来型のクロージャ機構は、数量の異なる相補的なラグおよび/または梁を可能にしていた。例えば、8つのフィンガに対して相補的に嵌め合うように設計された6つのラグなどである。これらの異なる数量により、梁とラグとの間の滑りの機会が高まり、このような滑りは、可撓性の梁自体に、梁の永久的な上向きまたは下向きの変形またはラグの圧壊を含む、損傷をもたらし、2つの部分からなるクロージャのチャイルドレジスタントな性質の低下、あるいは完全な消失にさえ至る場合がある。
図3Cにみられるように、内側キャップは、頂部部分118、肩部119、および懸垂スカート部124の内面によって画定される内部空洞141を有する。懸垂スカート部124の内面は、ねじ山142で構成されて、その首部面に相補的な嵌め合うねじ山を有する既存のボトルへのキャップの取り付けを可能にする。
一実施形態では、頂部部分103および118は平坦であり、それぞれ、肩部107および119の上方に延びることはない。
図4A〜図4Bは、既存のボトルに取り付けられたキャップ100を示している。図4Aは、既存のボトルに取り付けられたキャップ100の外観図を示している。図4Bは、ボトルに取り付けられたキャップ100の断面図を示しており、ここで、頂部部分103および118は、それぞれ、肩部107および肩部119の上方に、かつ離れる方向に延びている。図示の実施形態では、頂部部分103および118は、液状薬剤用のディスペンサノズルの形状に対して相補的な形状を有する。この相補的な形状は、子供による薬剤へのアクセスに関して、追加的な安全レベルを提供する。平坦な頂部部分103および118を有する実施形態では、キャップ100が液状薬剤のボトルに取り付けられて、ボトルが逆さまにされた場合、液体がボトルから流れ出て、内側キャップ102の内部空洞によって作られる領域内に溜まる可能性がある。液状薬剤のディスペンサのノズルの形状に対して相補的である、このような押し出された形状を含む実施形態は、ディスペンサノズルの寸法および形状をより密接に近似することによって、キャップ空洞の全体量を大幅に低減する。薬剤が意図せず溜まることがある空洞をより小さくすることによって、図示の実施形態は、ディスペンサから取り外したキャップから残留薬剤を摂取する子供による、偶発的過量投与の可能性を低下させる。
本発明の別の特徴は、肩部ラグ108および120が、スカート部ラグ113および可撓性の梁125に関係する際におけるそれらの空間的な関係を含む。図5は、ラグ面111および123が位置合わせされている場合のスカート部ラグ113および可撓性の梁125が呈する重なりを示している。一実施形態では、重なりは、既定の水平方向距離0.019インチであるが、本発明はそのように限定されるものではなく、代替的な実施形態は、様々な範囲にある重なりを含む。例えば、代替的な実施形態では、重なりの既定の水平方向距離の範囲は、0.016および0.022インチの間である。さらに別の代替的な実施形態では、重なり距離の範囲は、0.013および0.025インチの間である。本開示のおかげで、当業者は、製品仕様によって要求され得るような、任意のキャップの寸法に適切な重なりを有するクロージャを作成することができるようになる。
さらなる本発明の利点は、肩部ラグ108、可撓性の梁125、およびアセンブリ保持ビード130の間の相互作用に関する。上述のように、可撓性の梁125は、下向きの力がかけられたときに変形されて、下向きの力がかからなくなったときに、それらの元の形状および場所に戻し得る弾力性を有する。この弾力性が、上向きの付勢力を肩部ラグ108に提供する。この上向きの付勢力は、アセンブリ保持ビード130によって相殺される。それは、アセンブリ保持ビード130は、可撓性の梁125により肩部ラグ108にかけられた上向きの付勢力が、外側キャップ101を内側キャップ102から完全に引き離すことを阻むからである。図6A〜図6Cにみられるように、外側キャップ101が内側キャップ103に対して、キャップ100をボトルから取り外すための方向、通常、反時計回りに回転されると、スカート部ラグ113は、可撓性の梁125に接触する。図6Aは、まず、スカート部ラグ113が、可撓性の梁125に接触するところを示している。図6Bは、スカート部ラグ113が角度をつけたリッジ128に乗り上げた状態で、外側キャップ101の回転方向が続く場合の結果を示している。下向きの力が外側キャップ101にかけられていなければ、角度をつけたリッジ128の傾斜が、外側キャップ101を内側キャップ102に対して垂直に持ち上げる。これは、アセンブリ保持ビード130が内側キャップ102に係合して、外側キャップ101の内側キャップ102に対する垂直方向のあらゆるさらなる動きを阻止するまで続く。アセンブリ保持ビード130が内側キャップ102係合したとき、外側キャップ101の内側キャップ102に対する垂直方向の動きにもかかわらず、スカート部ラグ113の底面117は、可撓性の梁125における梁のヘッド129と接触したままである。そのため、底面117は、外側キャップ101を妨げなく回転し得るように梁のヘッド129の上に延びることはない。それどころか、外側キャップ101と内側キャップ102との間の垂直距離が最も大きい場合であっても、底面117と梁のヘッド129との間には依然として摩擦力が存在する。その結果、外側キャップ101は、このように回転される場合は、ラチェット式の動作で、内側キャップ102に対して垂直方向に上下する。
上述のように、なんら下向きの力が外側キャップ101にかけられていない場合、これは、取り外し方向に回転されると、内側キャップ102に対して垂直方向に上昇する。このことが図6Cに示されている。加えて、なんら下向きの力が外側キャップ101にかけられていない場合、これを回転させて、ラグ面111を内側キャップのラグ面123に位置合わせすると、外側キャップ101は、その可能な限り最も内側キャップ101から離れた垂直距離になるが、上述のように、内側キャップ102を係合するアセンブリ保持ビード130の働きのおかげで、2つのキャップは互いに接触したままに保たれる。しかしながら、この位置合わせされた位置では、2つのキャップの間の垂直方向の差のために、ラグ面111は、未だラグ面123を係合していない。図7に示されるように下向きの力が外側キャップ101にかけられると、この垂直方向の差は縮まり、ラグ面111がついにラグ面123を係合し得る。この下向きの力は、各可撓性の梁125を変形または屈曲するが、この下向きの力は、肩部ラグ108が肩部ラグ120に完全に内部に収まって係合されると停止される。さらに、この下向きの力は、梁のヘッド129に作用し、その位置を変えさせる。しかしながら、肩部ラグの深さおよび梁のヘッドの変位の関係は、肩部ラグ108が肩部ラグ120に完全に係合され、その内部に収まる、つまり、外側キャップ101が内側キャップ101に対してそれ以上下方に移動できない場合、梁のヘッド129がその最下位置にあるというものである。この位置が、可撓性の梁125の最適な変形であり、隣接する梁の基部126の底部の下に移動しない。さらに、この下向きの力は、角度をつけたリッジ128を変形または屈曲して、梁のヘッド129がその最下位置にある場合、角度をつけたリッジが隣接する梁の基部126と略平行になるようにする。梁のヘッド129が移動する距離を制限することによって、可撓性の梁125の過度の屈曲が防止され得る。このことは、過度の屈曲が、可撓性の梁125の弾力性の損失をもたらすことから、有利である。弾力性が失われると、肩部ラグ108のラグ面111を肩部ラグ120のラグ面123と係合するための能動的な下向きの力が不要になる。下向きの力が不要になると、キャップは、そのチャイルドレジスタントの性質を失う。このように、本発明の設計は、これが過度の屈曲を排除し、ひいてはキャップのチャイルドレジスタントな性質を失わないようにするという点で、従来技術に対する改良を提示している。他方、従来技術は、このような明確な屈曲に関する空間的制限を持たず、過度の屈曲ならびにその結果としてもたらされる可撓性の梁125の損傷およびチャイルドレジスタント機能の喪失を許容している。
使用方法
上述のクロージャは、既存の液状薬剤用のボトルに適用されるように設計されている。なお、これらのボトルは、既にねじ山をそれらの口栓部に設けられていることが理解される。
キャップの既存のボトルへの取り付けは、次のようになされる。外側キャップ101に対して、中心軸の周りに、また内側キャップ102に対する取り付け方向に回転運動を与える。この方向は通常時計回りであり、図8に示されるように、ラグ面116が梁面129を係合するまで続く。ラグ面116が梁面140を係合したならば、外側キャップ101に対する回転運動を維持する。次いで、この力は内側キャップ102に伝えられ、2つのキャップを一緒に共有の中心軸の周りに回転させる。この内側キャップ102の回転により、ねじ山142は、既存のボトルのねじ山を係合することができる。回転を続けるのは、ねじ山142が既存のボトルのねじ山を完全に係合するまでである。この時点で、回転は停止し、キャップ100は既存のボトルに取り付けられている。その結果、キャップ100を既存のボトルに取り付けるために、なんら追加の下向きの力を必要としない。ねじ山142の既存のボトルのねじ山との係合は、下向きの力をキャップ100にかけて、これを既存のボトルに対して下向きに移動させる。しかしながら、この下向きの力は、ねじ山142の係合の機械的な結果であり、ユーザによって直接かけられていない。これは、回転方向を加えることしかできない現行の機械が、キャップ100をボトルに取り付けるために使用され得る、すなわち、機械の交換が不要であるという点で、従来技術に優る利益を表している。加えて、下向きの力をかける機械は、慎重な校正を必要とするが、校正は、しばしば時とともにずれてしまうことがある。このような場合では、ボトルへのキャップの取り付けが不十分になり得、さらに重要なことに、締め付け過ぎになり得て、可撓性の梁125、より具体的には、梁のヘッド129に損傷をもたらす。可撓性の梁125を含むキャップに対する従来技術のチャイルドレジスタントの付与方法は、しばしば、下向きの力を必要とし、これは、梁のヘッド129を圧壊する、あるいは肩部ラグ108および120の深さを深くする可能性があった。圧壊された梁のヘッド129は、外側キャップ101の適切な上向きの付勢を阻む。
キャップの取り外しは、次のようになされる。下向きの力を外側キャップ101にかけ、これを内側キャップ102に対して下向きに動かす。次いで、外側キャップ101に対して、中心軸の周りに、内側キャップ102に対する取り外し方向に回転運動を与える。この方向は通常反時計回りである。外側キャップ101の回転運動を肩部ラグ108が肩部ラグ120を係合するまで続ける。外側キャップ101の回転が続き、肩部ラグ108の肩部ラグ120との係合により、回転力が内側キャップ101に伝えられる。この継続する回転が、外側キャップ101と内側キャップ102とを一緒に共有の中心軸の周りに回転させる。この内側キャップ102の回転が、ねじ山142を既存のボトルのねじ山から係脱し始める。ねじ山142と既存のボトルのねじ山との間の静止摩擦力を超えるために必要な初期トルクに到達したならば、ユーザは、オプションで、下向きの力を外側キャップ101へかけるのをやめてもよい。ユーザがこのオプションを利用できるのは、可撓性の梁125が上向きの付勢力を外側キャップ101にかけ、同時に、アセンブリ保持ビード130の配置が、スカート部ラグ113の底面117と、可撓性の梁125の角度をつけたリッジ128および梁のヘッド129との間の接触を維持するためである。この接触が摩擦を生じ、これは、外側キャップ101にかかる回転力を内側キャップ102に伝え続ける。このように、肩部ラグ108が肩部ラグ120をもはや係合していないという事実にもかかわらず、外側キャップ101の回転が維持されることにより、内側キャップ102が共に回転する。回転力は、外側キャップ101に与えられ続け、内側キャップ101に伝えられる。これが続けられるのは、ねじ山142が既存のボトルのねじ山から完全に係脱されるまでである。この時点で、キャップは既存のボトルから持ち上げられ得る。上述の方法は、高齢者にとって特に有利である。なぜなら、ねじ山142とボトルのねじ山との間の静止摩擦力を超えるのに必要なトルクを超えるまで、下向きの力だけをかければよく、また、チャイルドレジスタンスを確保するために必要なのは、2つの方向の動作であるが、取り外しの後段階で1つの方向の動作だけでよいようにすることから、高齢のためや体が弱いために協調や力が低下している人には使い易くなるためである。
代替的な実施形態では、下向きの力をかける第1のステップと、回転力をかける第2のステップとは入れ替えられて、回転力を最初にかけてから下向きの力を次にかけるようにしてもよい。さらに別の代替的な実施形態では、下向きの力をかけるステップと、回転力をかけるステップとの最初の2つのステップは単一のステップに組み合わされ、そこでは、下向きの力と回転力とを同時にかける。
本明細書に引用または説明される各特許、特許出願および参考文献の開示内容は、ここにその全体を参照により本明細書に援用される。
上記明細書は、特定の好適な実施形態に関連して説明され、多くの詳細が、説明の目的のために述べられてきたが、当業者には、本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、本発明が、様々な修正および追加的な実施形態の対象とされ得ること、また本明細書に説明される特定の詳細が、本発明の基本的原理から逸脱することなく大幅に変更され得ることは、明らかである。このような修正および追加的な実施形態はまた、添付の特許請求の範囲内に属することが意図されている。

Claims (17)

  1. 液状薬剤のディスペンサのためのツーピース式チャイルドレジスタントクロージャ装置であって、前記クロージャ装置が、
    外側キャップであって、
    頂部部分と、
    懸垂スカート部と、
    内室であって、
    そこに設けられたある数量の肩部ラグを有する肩部であって、各肩部ラグが、
    第1の端部と、
    第2の端部であって、前記第2の端部がラグ面を備え、前記ラグ面が共通の回転方向に向けられる、第2の端部と
    を有する、肩部と、
    そこに設けられたある数量のスカート部ラグを有する環状リッジであって、各スカート部ラグが、
    第1の端部と、
    第2の端部であって、前記第2の端部が、
    ラグ面と、
    底面と
    を備える、第2の端部と、を有し、
    前記ラグ面が共通の回転方向に向けられる、環状リッジと、を有し、
    前記肩部ラグ面の前記回転方向が、前記スカート部ラグ面の前記回転方向の反対向きである、内室と、
    アセンブリ保持ビードと、を有する、外側キャップと、
    内側キャップであって、
    頂部部分と、
    そこに設けられたある数量の肩部ラグを有する肩部であって、各肩部ラグが、
    第1の端部と、
    第2の端部であって、前記第2の端部がラグ面を備える、第2の端部と
    を有し、
    前記ラグ面が前記外側キャップの前記肩部ラグの前記ラグ面の前記回転方向に対して相補的な回転方向に向けられる、肩部と、
    そこに設けられたある数量の可撓性の梁を有する懸垂スカート部であって、各可撓性の梁が、
    梁の基部と、
    前記梁の基部に対して遠位にある梁のヘッドで終わる、角度をつけたリッジを備える梁アームであって、前記角度をつけたリッジが、半径を備える下面を有し、前記梁のヘッドが上面および梁面を有する、梁アームと
    を有し、
    前記梁面が、前記外側キャップの前記スカート部ラグの前記ラグ面の前記回転方向に対して相補的な共通の回転方向に向けられる、懸垂スカート部と、
    内ねじを螺刻した空洞と
    を有する、内側キャップと、を備え、
    前記外側キャップの前記肩部ラグの数量が、前記内側キャップの前記肩部ラグの数量に等しく、
    前記外側キャップの前記スカート部ラグの前記数量が、前記内側キャップの前記可撓性の梁の前記数量に等しい、
    チャイルドレジスタントクロージャ装置。
  2. 前記外側キャップの前記肩部ラグの前記ラグ面が前記内側キャップの前記肩部ラグの前記ラグ面と位置合わせされる場合、前記外側キャップの前記スカート部ラグが、既定の水平方向距離だけ、前記内側キャップの前記可撓性の梁と重なる、請求項1に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  3. 前記既定の水平方向距離が、0.013および0.125インチの間である、請求項2に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  4. 前記既定の水平方向距離が、0.016および0.122インチの間である、請求項3に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  5. 前記既定の距離が、0.019インチである、請求項4に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  6. 前記内側および外側キャップの前記頂部部分が平坦であり、それぞれ、前記内側および外側キャップの前記肩部の上方に延びない、請求項2に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  7. 前記内側および外側キャップの前記頂部部分が、それぞれ、前記内側および外側キャップの前記肩部の上方に延びる形状を有する、請求項2に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  8. 前記内側および外側キャップの前記頂部部分の前記形状が、液状薬剤用のディスペンサノズルの形状に対して相補的である、請求項7に記載のチャイルドレジスタントクロージャ装置。
  9. 請求項1に記載の装置を用いて液状薬剤のボトルのチャイルドレジスタントクロージャを提供するためのシステムであって、前記可撓性の梁が変形可能である、システム。
  10. 前記可撓性の梁が、最適な変形を有する、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記可撓性の梁の最適な変形の際に、前記梁のヘッドが、隣接する可撓性の梁における前記梁の基部の下に配置されない、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記可撓性の梁が、上向きの付勢力を前記外側キャップにかける、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記アセンブリ保持ビードが、前記可撓性の梁の前記上向きの付勢力が、前記外側キャップを前記内側キャップから引き離すことを阻止する、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記アセンブリ保持ビードが、前記外側キャップの上において、前記外側キャップの前記スカート部ラグの前記底面からある距離だけ離れたところに配置されて、前記上部キャップの前記肩部ラグの前記ラグ面が前記内側キャップの前記肩部ラグの前記ラグ面と位置合わせされる場合、前記外側キャップの前記スカート部ラグの前記底面が、前記内側キャップの前記可撓性の梁と接触し続けるようにする、請求項13に記載のシステム。
  15. 請求項1に記載のチャイルドレジスタントクロージャを外ねじが螺刻された液状薬剤のボトルから取り外すための方法であって、前記方法が、
    下向きの力を前記外側キャップにかけることと、
    回転運動を前記外側キャップに適用することと、
    前記外側キャップの前記肩部ラグが前記内側キャップの前記肩部ラグを係合するまで、前記下向きの力および回転運動を前記外側キャップにかけ続けることと、
    下向きの力を前記外側キャップにかけるのをやめることと、
    前記外側キャップおよび内側キャップが共に中心軸の周りに回転するように、前記上部キャップにかけた前記回転運動を維持することと、
    前記クロージャを前記外ねじを螺刻した液状薬剤のボトルから係脱することと
    を含む、方法。
  16. 下向きの力を前記上部キャップにかける前記ステップと、回転運動を前記上部キャップに適用する前記ステップとが同時に行われる、請求項15に記載の方法。
  17. 請求項1に記載のチャイルドレジスタントクロージャを外ねじを螺刻した液状薬剤のボトルに取り付けるための方法であって、前記方法が、
    前記外側キャップの前記スカート部ラグが前記内側キャップの前記可撓性の梁を係合するまで、回転運動を前記外側キャップに適用することと、
    前記外側キャップおよび内側キャップが共に中心軸の周囲に回転するように、前記外側キャップに適用した前記回転運動を維持することと、
    外ねじを螺刻したボトルのねじ山を係合するために、前記外側および内側キャップの前記一致回転を可能にすることと、
    前記内側キャップが前記外ねじを螺刻したボトルの前記ねじ山を完全に係合すると、回転動作を前記外側キャップに適用することをやめることと
    を含む、方法。
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