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JP2015107564A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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JP2015107564A JP2013250472A JP2013250472A JP2015107564A JP 2015107564 A JP2015107564 A JP 2015107564A JP 2013250472 A JP2013250472 A JP 2013250472A JP 2013250472 A JP2013250472 A JP 2013250472A JP 2015107564 A JP2015107564 A JP 2015107564A
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Abstract

【課題】補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかを把握させることを課題とする。【解決手段】画像処理装置は、電源制御部と、残量検出部と、算出部と、出力部とを有する。電源制御部は、主電源からの電力供給から、補助電源からの電力供給に切り替える制御を行なう。残量検出部は、補助電源の残量を検出する。算出部は、検出された残量をもとに、画像処理の実行で処理可能な枚数を算出する。出力部は、算出された枚数を出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
従来、停電時等に主電源から補助電源に切り替えて動作する画像形成装置が知られている。かかる補助電源は容量に限度がある。このため、補助電源の残量に応じて動作可能な機能を表示したり、通常時とは異なる制御を行なうことで補助電源の消費電力を抑制したりする技術が知られている。
しかしながら、上述した従来技術は、補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかを把握させることが困難であるという問題がある。具体的には、従来技術では、現時点における補助電源の残量で動作可能な機能を認識させたり、補助電源の消費電力を抑制したりしているものの、現時点における補助電源の残量で、どの程度まで利用可能であるかは把握させることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかを把握させることが可能である画像処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、主電源からの電力供給から、補助電源からの電力供給に切り替える制御を行なう電源制御部と、前記補助電源の残量を検出する残量検出部と、検出された前記残量をもとに、画像処理の実行で処理可能な枚数を算出する算出部と、算出された前記枚数を出力する出力部とを有する。
本発明の一つの様態によれば、補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかを把握させることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る操作表示部の例を示す図である。 図4Aは、主電源からの電力供給時におけるプリント中の表示画面例を示す図である。 図4Bは、補助電源からの電力供給時におけるプリント中の表示画面例を示す図である。 図4Cは、補助電源からの電力供給時におけるプリント中に時間の経過により更新された表示画面例を示す図である。 図4Dは、補助電源からの電力供給時におけるプリント中に放電深度の変更により更新された表示画面例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る画像処理装置及びプログラムの実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
[ハードウェア構成]
図1を用いて、実施の形態1に係る画像処理装置のハードウェア構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
図1に示すように、画像処理装置100は、電源部10と、システム部20とを有する。これらのうち、電源部10は、AC/DC変換部11と、バッテリ12と、パワーマネジメント部13と、DC/DC変換部14とを有する。かかる電源部10は、画像処理装置100の電源に関する処理を実行する。また、システム部20は、コントローラ21と、スキャナ22と、プロッタ23と、操作表示部24とを有する。かかるシステム部20は、画像処理装置100の種々の画像処理に関する処理を実行する。
AC/DC変換部11は、商用交流電源であるAC電源から入力された交流電圧を所定の直流電圧に変換する。かかるAC電源は、主電源として電力を供給する。図1において、AC/DC変換部11に入力される矢印は、AC電源からの入力を表している。例えば、AC/DC変換部11によって出力されるDC電源を「V」とする。
バッテリ12は、充放電のためのDC‐DC変換機能を有する蓄電池である。かかるバッテリ12は、主電源に対する補助電源として電力を供給する。例えば、バッテリ12を補助電源として利用する場合に、バッテリ12によって出力される放電用のDC電源を「V」とする。
パワーマネジメント部13は、停電等によるAC電源の停止を検知する機能、バッテリ12の残量を検出する機能、DC/DC変換部14に対して出力する電源「V」として「V」と「V」とを切り替える機能、コントローラ21と通信を行なう機能を有する。例えば、パワーマネジメント部13は、AC/DC変換部11によって出力されるDC電源「V」をもとに、停電が発生したことを検知する。そして、パワーマネジメント部13は、停電が発生したことを検知すると、DC/DC変換部14に対して出力する電源「V」を、主電源のDC電源「V」から補助電源のDC電源「V」に切り替える。その後、パワーマネジメント部13は、停電が発生したことを表す情報と、主電源から補助電源に切り替えたことを表す情報とをコントローラ21に対して通知する。また、パワーマネジメント部13は、バッテリ12の残量を検出し、検出した残量に関する情報をコントローラ21に対して通知する。
DC/DC変換部14は、パワーマネジメント部13によって出力された電源「V」を、システム部20によって利用されるロジック電源「V」やパワー電源「V」に変換する。そして、DC/DC変換部14は、ロジック電源「V」やパワー電源「V」をシステム部20に対して出力する。
コントローラ21は、画像処理装置100の全体制御を行なう。例えば、コントローラ21は、パワーマネジメント部13と通信を行なう機能、バッテリ12の残量に関する情報をもとに、画像処理装置100による画像処理の実行で処理可能なコピー枚数や印字枚数を算出する機能を有する。すなわち、コントローラ21は、パワーマネジメント部13からバッテリ12の残量に関する情報を受け付けて、バッテリ12の残量で処理可能なコピー枚数や印字枚数を算出する。
スキャナ22は、原稿を光学的に読み取り、画像データを生成する。プロッタ23は、画像データをもとに用紙等に印字(印刷)する。操作表示部24は、各種情報を表示するとともに、ユーザ操作による各種入力を受け付ける。例えば、操作表示部24は、画像処理装置100による画像処理の処理状況や、コントローラ21によって算出された処理可能なコピー枚数や印字枚数等を表示する。また、例えば、操作表示部24は、ユーザ操作による画像処理の開始や、画像処理に関する各種設定等の入力を受け付ける。
つまり、画像処理装置100は、補助電源となるバッテリ12からの電力供給に切り替えた場合に、該バッテリ12の残量で処理可能なコピー枚数や印字枚数を算出し、操作表示部24に表示する。この結果、画像処理装置100は、補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかを把握させることができる。
また、画像処理装置100は、図1に示した構成に限られるものではない。例えば、画像処理装置100は、印刷機能、複写機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つ以上の機能を有する複合機であっても良い。なお、画像処理装置100の詳細な機能については後述する。
[実施の形態1に係る機能構成]
次に、図2を用いて、実施の形態1に係る画像処理装置100の機能構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る画像処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように画像処理装置100は、状態検知部110と、電源制御部120と、残量検出部130と、消費電力記憶部140と、算出部150と、放電深度変更部160と、出力部170とを有する。これらのうち、状態検知部110、電源制御部120、残量検出部130及び放電深度変更部160は、主にパワーマネジメント部13に含まれる機能の一例である。また、消費電力記憶部140、算出部150及び出力部170は、主にコントローラ21に含まれる機能の一例である。なお、上記各部については、これらの一部又は全部がソフトウェア(プログラム)で実現されても良いし、ハードウェア回路で実現されても良い。
状態検知部110は、主電源からの電力供給の状態を検知する。より具体的には、状態検知部110は、主電源であるAC電源からの入力を受け付けたAC/DC変換部11によるDC電源の出力状況から、主電源からの電力供給の状態を検知する。例えば、状態検知部110は、DC電源の出力状況が通常通りに出力されている場合に、主電源からの電力供給が行なわれているものとして状態を検知する。一方、状態検知部110は、DC電源の出力状況が停止されている場合に、主電源からの電力供給が行なわれていないものとして状態を検知する。また、状態検知部110は、主電源からの電力供給が行なわれていない状態を検知した後、DC電源からの出力可能となった場合に、主電源からの電力供給が開始可能となったことも検知する。
ここで、主電源からの電力供給が行なわれていない状態は、主に以下の2つの状況において起こり得る。1つ目は、例えば、何らかの要因によって停電が発生した場合である。2つ目は、例えば、電力供給元を主電源から補助電源に切り替えるための操作がユーザによって行なわれた場合である。かかる操作は、操作表示部24を用いて行なわれる。
図3は、実施の形態1に係る操作表示部24の例を示す図である。図3に示すように、操作表示部24は、表示部24aと、テンキー24bと、ストップボタン24cと、スタートボタン24dと、バックアップキー24eと、放電制御キー24fとを有する。
表示部24aは、各種画面を表示するディスプレイである。かかるディスプレイは、タッチパネル式のディスプレイであっても良い。テンキー24bは、各種設定を行なうための数字キーや矢印キー等により構成される。ストップボタン24cは、画像処理装置100で実行中の処理等を停止させるためのボタンである。スタートボタン24dは、画像処理装置100に処理等の実行を開始させるためのボタンである。
バックアップキー24eは、電力供給元を切り替えるためのボタンである。バックアップキー24eが押下された場合に、コントローラ21は、バックアップキー24eが押下されたことを表す情報をパワーマネジメント部13に対して通知する。ユーザは、表示部24aに表示された、主電源からの電力供給の状態を表す情報をもとに、バックアップキー24eの操作を行なう。例えば、主電源から電力供給が行なわれている状態において、バックアップキー24eが押下された場合には、補助電源からの電力供給に切り替えられる。また、補助電源から電力供給が行なわれる状態において、バックアップキー24eが押下された場合には、主電源からの電力供給に切り替えられる。
放電制御キー24fは、補助電源であるバッテリ12の放電深度を変更するためのボタンである。一般に、バッテリは、劣化を抑制するために深放電を避け、ある程度の容量を残して放電をカットするように制御されることが好ましい。但し、停電等の緊急時には、バッテリを劣化させてでも印字枚数を増やしたいというニーズがある。このため、放電制御キー24fは、停電時等により補助電源であるバッテリ12から電力供給が行なわれている状況において、バッテリ12の放電深度を深くするために利用される。
図2の説明に戻り、電源制御部120は、主電源からの電力供給と、補助電源からの電力供給とを切り替える制御を行なう。より具体的には、電源制御部120は、停電等により、状態検知部110によって主電源からの電力供給の停止が検知された場合に、主電源からの電力供給から、補助電源であるバッテリ12からの電力供給に切り替える制御を行なう。一方、電源制御部120は、停電等からの復旧により、状態検知部110によって主電源からの電力供給が再開可能であることが検知された場合に、補助電源であるバッテリ12からの電力供給から、主電源からの電力供給に切り替える制御を行なう。
また、電源制御部120は、主電源からの電力供給が行なわれている状態において、バックアップキー24eを押下するユーザ操作が行なわれた場合に、主電源からの電力供給から、補助電源であるバッテリ12からの電力供給に切り替える制御を行なう。一方、電源制御部120は、補助電源からの電力供給が行なわれている状態において、バックアップキー24eを押下するユーザ操作が行なわれた場合に、補助電源であるバッテリ12からの電力供給から、主電源からの電力供給に切り替える制御を行なう。
残量検出部130は、補助電源の残量を検出する。より具体的には、残量検出部130は、補助電源であるバッテリ12の残量を、所定期間ごと若しくは任意のタイミングで検出する。バッテリ12の残量を検出する処理は、例えば、主電源から補助電源に電力供給が切り替えられたことをトリガに、所定期間ごとに実行されれば良い。若しくは、バッテリ12の残量を検出する処理は、例えば、主電源から補助電源に電力供給が切り替えられたことをトリガに、後述する放電深度の変更に応じて実行されれば良い。そして、残量検出部130は、検出したバッテリ12の残量を算出部150に対して出力する。
消費電力記憶部140は、所定枚数を画像処理する場合の消費電力を記憶する。例えば、消費電力記憶部140は、1枚当たりの印字処理やコピー処理による消費電力を記憶する。すなわち、消費電力記憶部140は、印字処理やコピー処理等の機能ごとに、所定枚数を画像処理装置100で処理する場合の消費電力を記憶する。
算出部150は、補助電源の残量をもとに、画像処理の実行で処理可能な枚数を算出する。より具体的には、算出部150は、残量検出部130によって出力されたバッテリ12の残量を受け付ける。また、算出部150は、残量検出部130からバッテリ12の残量を受け付けた場合に、印字処理やコピー処理等の機能ごとに、1枚当たりの画像処理による消費電力を消費電力記憶部140から取得する。そして、算出部150は、バッテリ12の残量と、印字処理やコピー処理等の各機能に対応する1枚当たりの画像処理による消費電力とから、画像処理の機能それぞれの実行で処理可能な枚数を算出する。以下では、印字処理やコピー処理等の画像処理の機能それぞれの実行で処理可能な枚数を、「処理可能枚数」と呼ぶ場合がある。
処理可能枚数の算出に利用される1枚当たりの画像処理による消費電力は、使用される用紙の大きさや、画像処理の精度によって異なる。このため、例えば、消費電力は、A4用紙で画像処理を実行する場合の値としても良い。
放電深度変更部160は、補助電源の放電深度を変更する。より具体的には、放電深度変更部160は、算出部150によって算出された処理可能枚数が所定閾値以下である場合に、補助電源であるバッテリ12の放電深度を深くする。すなわち、放電深度変更部160は、補助電源であるバッテリ12が利用されている状況において、処理可能枚数が少なくなってくると、バッテリ12の放電深度を深くすることで、処理可能枚数を増加させる。なお、設定される放電深度の深さに限度を設けても良い。
また、放電深度変更部160は、上記の他にも、放電制御キー24fの押下をトリガとして、補助電源であるバッテリ12の放電深度を深くする処理を実行する。すなわち、放電深度変更部160は、補助電源であるバッテリ12が利用されている状況において、放電制御キー24fを押下するユーザ操作が行なわれた場合に、バッテリ12の放電深度を深くすることで、処理可能枚数を増加させる。
出力部170は、主電源からの電力供給の状態、処理可能枚数、補助電源の放電深度等を出力する。より具体的には、出力部170は、状態検知部110によって検知された主電源からの電力供給の状態を、操作表示部24に対して出力する。これにより、操作表示部24は、主電源から電力供給が行なわれていることを表す情報を表示部24aに表示する。ユーザは、表示部24aに表示された主電源からの電力供給の状態をもとに、バックアップキー24eを押下するユーザ操作を行なうことができる。
また、出力部170は、算出部150によって算出された処理可能枚数や、補助電源であるバッテリ12の放電深度を、操作表示部24に対して出力する。これにより、操作表示部24は、処理可能枚数やバッテリ12の放電深度等の情報を表示部24aに表示する。ユーザは、表示部24aに処理可能枚数の情報が表示されることにより、補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかを把握することができる。
図4A〜図4Dを用いて、表示部24aに表示される画面について説明する。図4Aは、主電源からの電力供給時におけるプリント中の表示画面例を示す図である。図4Bは、補助電源からの電力供給時におけるプリント中の表示画面例を示す図である。図4Cは、補助電源からの電力供給時におけるプリント中に時間の経過により更新された表示画面例を示す図である。図4Dは、補助電源からの電力供給時におけるプリント中に放電深度の変更により更新された表示画面例を示す図である。
図4Aに示すように、主電源からの電力供給時に印字処理やコピー処理等によりプリントが実行されると、プリント中であることを表す情報が表示部24aに表示される。なお、図4Aに図示していないが、主電源からの電力供給の状態についても表示部24aに表示しても良い。
図4Bに示すように、補助電源からの電力供給時に印字処理やコピー処理等によりプリントが実行されると、補助電源(バックアップ電源)であるバッテリ12を利用したバックアッププリント中であることを表す情報が表示部24aに表示される。加えて、図4Bに示すように、印字可能枚数(例えば「100」)、コピー可能枚数(例えば「50」)、バッテリ12の放電深度(例えば「80%」)等の情報も表示部24aに表示される。
図4Bに示した状態から時間が経過すると、印字可能枚数と、コピー可能枚数との情報が更新される。例えば、図4Cに示すように、印字可能枚数が「100」から「50」に更新され、コピー可能枚数が「50」から「25」に更新される。すなわち、時間の経過に伴いバッテリ12の残量が少なくなるため、印字可能枚数やコピー可能枚数が減少する。
図4Cに示した状態において放電制御キー24fが押下されると、バッテリ12の放電深度の情報が更新される。加えて、バッテリ12の放電深度の変更に伴い、印字可能枚数と、コピー可能枚数との情報も更新される。例えば、図4Dに示すように、放電深度が「80%」から「50%」に更新されるとともに、印字可能枚数が「50」から「80」に更新され、コピー可能枚数が「25」から「40」に更新される。
図4Cに示した処理可能枚数が所定閾値以下である場合に、バッテリ12の放電深度の情報が更新される。加えて、バッテリ12の放電深度の変更に伴い、印字可能枚数と、コピー可能枚数との情報も更新される。例えば、図4Dに示すように、放電深度が「80%」から「50%」に更新されるとともに、印字可能枚数が「50」から「80」に更新され、コピー可能枚数が「25」から「40」に更新される。すなわち、デフォルトで「80%」でカットされる放電深度は、「50%」まで許容されるようになる。そして、放電深度の変更によって、印字可能枚数とコピー可能枚数とが増加する。
[実施の形態1に係る全体処理フロー]
次に、図5を用いて、実施の形態1に係る全体処理の流れについて説明する。図5は、実施の形態1に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、図5では、主電源からの電力供給が行なわれている通常の状態において処理が開始される場合を例に挙げる。
図5に示すように、状態検知部110によって主電源からの電力供給の停止が検知された場合に(ステップS101:Yes)、電源制御部120は、主電源からの電力供給から、補助電源であるバッテリ12からの電力供給に切り替える(ステップS102)。一方、状態検知部110は、主電源からの電力供給の停止を検知していない場合に(ステップS101:No)、ステップS101における処理を再度実行する。
残量検出部130は、補助電源であるバッテリ12の残量を検出する(ステップS103)。算出部150は、1枚当たりの画像処理による消費電力を消費電力記憶部140から取得し、残量検出部130によって検出されたバッテリ12の残量と、取得した消費電力とから、画像処理の機能それぞれの実行における処理可能枚数を算出する(ステップS104)。
放電深度変更部160は、算出部150によって算出された処理可能枚数が所定閾値以下であるか否かを判定する(ステップS105)。このとき、放電深度変更部160は、処理可能枚数が所定閾値以下であると判定した場合に(ステップS105:Yes)、補助電源であるバッテリ12の放電深度を深くする(ステップS106)。一方、放電深度変更部160によって、処理可能枚数が所定閾値より大きいと判定された場合には(ステップS105:No)、補助電源であるバッテリ12の放電深度を変更することなく、ステップS107における処理が実行される。
出力部170は、算出部150によって算出された処理可能枚数と、補助電源であるバッテリ12の放電深度とを操作表示部24に対して出力する。これにより、表示部24aは、出力部170によって出力された処理可能枚数と放電深度とを表示する(ステップS107)。そして、状態検知部110によって、主電源からの電力供給が再開可能であることが検知された場合に(ステップS108:Yes)、電源制御部120は、補助電源であるバッテリ12からの電力供給から、主電源からの電力供給に切り替える(ステップS109)。主電源からの電力供給に切り替えられた後は、ステップS101における処理が再度実行される。
一方、状態検知部110によって、主電源からの電力供給が再開可能であることが検知されていない場合には(ステップS108:No)、ステップS103における処理が再度実行される。すなわち、主電源からの電力供給が再開可能となるまでに、時間経過によるバッテリ12の残量の減少で処理可能枚数が所定閾値以下となれば、放電深度が深く設定されることになる。
[実施の形態1による効果]
画像処理装置100は、主電源からの電力供給から補助電源からの電力供給に切り替えた場合に、補助電源の残量を検出し、検出した残量をもとに画像処理による処理可能枚数を算出して、算出した処理可能枚数を出力する。この結果、画像処理装置100は、補助電源の利用に際し、どの程度まで利用可能であるかをユーザに把握させることができる。また、画像処理装置100は、停電時等において補助電源を利用している場合に、画像処理による処理可能枚数を把握させることができるので、優先すべき画像処理を実行させることができ、利便性の向上をはかることができる。
また、画像処理装置100は、バックアップキー24eの押下によって主電源からの電力供給から補助電源からの電力供給に切り替え、画像処理による処理可能枚数を出力する。この結果、画像処理装置100は、電力需要のピークを低く抑えるピークカットや、電力需要が最大になる時間帯をずらすピークシフトを任意に実現することができる。
また、画像処理装置100は、放電制御キー24fが押下された場合や、処理可能枚数が所定閾値以下となった場合に、補助電源であるバッテリ12の放電深度を深くする。この結果、画像処理装置100は、停電等の緊急時に、画像処理による処理可能枚数を増加させることができるので、利便性の向上をはかることができる。
(実施の形態2)
さて、これまで本発明に係る画像処理装置の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態以外にも種々の異なる形態にて実施されて良いものである。そこで、(1)構成、(2)プログラム、について異なる実施の形態を説明する。
(1)構成
上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に、分散又は統合することができる。
例えば、電源制御部120と放電深度変更部160とを、主電源と補助電源との電力供給を切り替える制御を行なうとともに、補助電源の放電深度を変更する処理を実行する「電源制御部」として統合しても良い。また、例えば、状態検知部110と電源制御部120とを、主電源からの電力供給の状態を検知するとともに、検知した状態をもとに主電源と補助電源との電力供給を切り替える制御を行なう「電源制御部」として統合しても良い。
(2)プログラム
また、画像処理装置100で実行されるプログラムは、一つの様態として、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、画像処理装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。また、画像処理装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。また、画像処理装置100で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
画像処理装置100で実行されるプログラムは、上述した各部(状態検知部110、電源制御部120、残量検出部130、算出部150、放電深度変更部160、出力部170)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が記憶媒体から上記プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、状態検知部110、電源制御部120、残量検出部130、算出部150、放電深度変更部160、出力部170が主記憶装置上に生成されるようになっている。
100 画像処理装置
110 状態検知部
120 電源制御部
130 残量検出部
140 消費電力記憶部
150 算出部
160 放電深度変更部
170 出力部
特開2011−066968号公報 特開2013−037256号公報

Claims (10)

  1. 主電源からの電力供給から、補助電源からの電力供給に切り替える制御を行なう電源制御部と、
    前記補助電源の残量を検出する残量検出部と、
    検出された前記残量をもとに、画像処理の実行で処理可能な枚数を算出する算出部と、
    算出された前記枚数を出力する出力部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 算出された前記枚数が所定閾値以下である場合に、前記補助電源の放電深度を深くする放電深度変更部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記出力部は、前記枚数と、前記放電深度とを出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記残量検出部は、所定期間ごとに前記補助電源の残量を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の画像処理装置。
  5. 所定枚数を画像処理する場合の消費電力を記憶する消費電力記憶部をさらに有し、
    前記算出部は、前記残量と、前記消費電力とをもとに、前記枚数を算出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の画像処理装置。
  6. 前記消費電力記憶部は、前記画像処理の機能ごとに前記消費電力を記憶し、
    前記算出部は、前記残量と、前記画像処理の機能に対応する前記消費電力とをもとに、前記機能それぞれに対する前記枚数を算出し、
    前記出力部は、前記機能それぞれに対する前記枚数を出力することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記主電源からの電力供給の状態を検知する状態検知部をさらに有し、
    前記電源制御部は、前記主電源からの電力供給の停止が検知された場合に、前記主電源からの電力供給から、前記補助電源からの電力供給に切り替える制御を行なうことを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の画像処理装置。
  8. 前記電源制御部は、前記主電源からの電力供給が再開可能であることが検知された場合に、前記補助電源からの電力供給から、前記主電源からの電力供給に切り替える制御を行なうことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記出力部は、検知された前記主電源からの電力供給の状態を出力し、
    前記電源制御部は、出力された前記主電源からの電力供給の状態をもとに受け付けられた、電力供給元を切り替えるユーザ操作に応じて、前記主電源及び前記補助電源の何れかからの電力供給に切り替える制御を行なうことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理装置。
  10. 主電源の電力供給から、補助電源からの電力供給に切り替えられた場合に、前記補助電源の残量を検出するステップと、
    検出された前記残量をもとに、画像処理の実行で処理可能な枚数を算出するステップと、
    算出された前記枚数を出力するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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