JP2015023833A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】ファン無段変速装置やその制御部によってファンの送風が阻害され、ラジエーターおよびエンジンの冷却効率が低下するという課題がある。
【解決手段】エンジン10のファン16を駆動するファン用無段変速装置20は、該ファン16を正回転駆動させる冷却状態と逆回転駆動させる除塵状態とに切替自在な構成とする。前記ファン用無段変速装置20のトラニオン軸33に取付けた回動ギヤ34は、前記トラニオン軸33の軸心方向に交差する扇形状で、取付部40とギヤ部41との間の部位にトラニオン軸33の軸心方向に貫通して開口する開口部42を形成した構成とする。回動ギヤ34のストッパ43を、開口部42内に配設する。開口部42の周縁部にストッパ43に当接する当接部45を設けたコンバイン。
【選択図】図4
【解決手段】エンジン10のファン16を駆動するファン用無段変速装置20は、該ファン16を正回転駆動させる冷却状態と逆回転駆動させる除塵状態とに切替自在な構成とする。前記ファン用無段変速装置20のトラニオン軸33に取付けた回動ギヤ34は、前記トラニオン軸33の軸心方向に交差する扇形状で、取付部40とギヤ部41との間の部位にトラニオン軸33の軸心方向に貫通して開口する開口部42を形成した構成とする。回動ギヤ34のストッパ43を、開口部42内に配設する。開口部42の周縁部にストッパ43に当接する当接部45を設けたコンバイン。
【選択図】図4
Description
本発明は、コンバインに係るものである。
従来、エンジン冷却用のファンをファン用無段変速装置の出力軸に設け、ファン用無段変速装置により正回転と逆回転とに切り替える構成は、公知である(特許文献1)。
前記公知例は、ファン無段変速装置やその制御部によってファンの送風が阻害され、ラジエーターおよびエンジンの冷却効率が低下するという課題がある。
本願は、ファンおよびファン用無段変速装置をコンパクトに配置するように工夫したものである。
本願は、ファンおよびファン用無段変速装置をコンパクトに配置するように工夫したものである。
請求項1記載の発明は、エンジン10の外側にラジエーター17を設け、該ラジエーター17と前記エンジン10との間にファン16を設け、前記ラジエーター17の外側に防塵ネット18を有するラジエーターカバー11を設け、前記エンジン10からの駆動力を無段階に変速して前記ファン16を駆動するファン用無段変速装置20は、該ファン16を正回転駆動して防塵ネット18の外側から内側へ送風する冷却状態と、該ファン16を逆回転駆動して防塵ネット18の内側から外側へ送風する除塵状態とに切替自在な構成とし、前記ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の所定位置に設けたトラニオン軸33に取付けた回動ギヤ34を、ファン用無段変速装置20の制御モータ35の出力軸36に設けたピニオンギヤ37に噛み合わせ、制御モータ35でトラニオン軸33を回転させることによりファン用無段変速装置20の出力回転数を変更する構成とし、前記回動ギヤ34は、前記トラニオン軸33の軸心方向に交差する扇形状で、前記トラニオン軸33を取付ける取付部40と前記ピニオンギヤ37に噛み合うギヤ部41を有し、取付部40とギヤ部41との間の部位にトラニオン軸33の軸心方向に貫通して開口する開口部42を形成した構成とし、前記回動ギヤ34の回動範囲を規制するストッパ43を、前記トラニオン軸33の軸心方向から見て開口部42内に配設し、前記回動ギヤ34における前記開口部42の周縁部には前記ストッパ43に当接する当接部45を設けたコンバインとしたものであり、制御モータ35により出力軸36を回転させると、ピニオンギヤ37と回動ギヤ34を介してトラニオン軸33を回転させてファン用無段変速装置20の出力回転数を変更し、回動ギヤ34が一方または他方側へ過剰回動すると、回動ギヤ34の当接部45が回動ギヤ34の開口部42周縁にあるストッパ43に当接し、回動ギヤ34の回動を停止させる。
請求項2記載の発明は、前記取付部40とギヤ部41とを一対の連結部46により連結し、該連結部46に前記当接部45を出入り自在に設けたコンバインとしたものであり、連結部46に対して当接部45を出入りさせて、回動ギヤ34の回動範囲を調節する。
請求項3記載の発明は、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心とストッパ43とは、同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、トラニオン軸33およびピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に位置するストッパ43が回動ギヤ34の回動を停止させる。
請求項4記載の発明は、トラニオン軸33の回転位置を検出するポジションセンサ51を設け、該ポジションセンサ51は前記トラニオン軸33の軸心方向から見て前記開口部42の内部であってトラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、開口部42の内部に位置する検出アーム52がポジションセンサ51に伝達し、ポジションセンサ51が回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項5記載の発明は、前記ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34に対してファン用無段変速装置20の反対側に開口部42を通って突出するように設けたコンバインとしたものであり、ポジションセンサ51の一部は回動ギヤ34の開口部42内に位置した状態で、回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項6記載の発明は、前記ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム30の横杆上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において横杆より下方に位置するように配置したコンバインとしたものであり、横杆より下方の制御モータ35の作動により出力軸36が回転し、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項7記載の発明は、前記制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置したコンバインとしたものであり、制御モータ35のコイル部56に通電されて出力軸36を回転させ、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項2記載の発明は、前記取付部40とギヤ部41とを一対の連結部46により連結し、該連結部46に前記当接部45を出入り自在に設けたコンバインとしたものであり、連結部46に対して当接部45を出入りさせて、回動ギヤ34の回動範囲を調節する。
請求項3記載の発明は、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心とストッパ43とは、同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、トラニオン軸33およびピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に位置するストッパ43が回動ギヤ34の回動を停止させる。
請求項4記載の発明は、トラニオン軸33の回転位置を検出するポジションセンサ51を設け、該ポジションセンサ51は前記トラニオン軸33の軸心方向から見て前記開口部42の内部であってトラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、開口部42の内部に位置する検出アーム52がポジションセンサ51に伝達し、ポジションセンサ51が回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項5記載の発明は、前記ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34に対してファン用無段変速装置20の反対側に開口部42を通って突出するように設けたコンバインとしたものであり、ポジションセンサ51の一部は回動ギヤ34の開口部42内に位置した状態で、回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項6記載の発明は、前記ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム30の横杆上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において横杆より下方に位置するように配置したコンバインとしたものであり、横杆より下方の制御モータ35の作動により出力軸36が回転し、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項7記載の発明は、前記制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置したコンバインとしたものであり、制御モータ35のコイル部56に通電されて出力軸36を回転させ、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項1記載の発明では、ファン16を正回転駆動状態と逆回転駆動状態とに切替えるファン用無段変速装置20の出力変更を行うトラニオン軸33を回転させる回動ギヤ34に、開口部42を形成しているので、回動ギヤ34の過剰回動を停止させるストッパ機構を簡素に構成することができ、ファン16およびファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項2記載の発明では、回動ギヤ34の回動範囲調節を容易にできる。
請求項3記載の発明では、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化することができ、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項4記載の発明では、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化でき、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項5記載の発明では、回動ギヤ34をファン用無段変速装置20に接近させて配置させることができ、回動ギヤ34とポジションセンサ51との取付スペースを小型化できる。
請求項6記載の発明では、ファン用無段変速装置20と制御モータ35をコンパクトに配置でき、制御モータ35を低い位置に配置することで制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
請求項7記載の発明では、制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
請求項2記載の発明では、回動ギヤ34の回動範囲調節を容易にできる。
請求項3記載の発明では、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化することができ、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項4記載の発明では、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化でき、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項5記載の発明では、回動ギヤ34をファン用無段変速装置20に接近させて配置させることができ、回動ギヤ34とポジションセンサ51との取付スペースを小型化できる。
請求項6記載の発明では、ファン用無段変速装置20と制御モータ35をコンパクトに配置でき、制御モータ35を低い位置に配置することで制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
請求項7記載の発明では、制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
本発明の作業車両をコンバインの例にて図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は走行装置、3は走行装置2の上方の一側に設けた脱穀装置、4は刈取装置、5は脱穀装置4の側方に設けたグレンタンク、6は操縦部である。
操縦部6は、作業者の立つステップ7および作業者の着座する運転座席8および運転座席8の前側に設けたスイッチやレバー類を有する操作ボックス8A等により構成する。
操縦部6の運転座席8の周囲は所謂キャビン12により包囲し、運転座席8の下方(後側)付近にはエンジン11を設ける。15はエンジンルームである。
操縦部6は、作業者の立つステップ7および作業者の着座する運転座席8および運転座席8の前側に設けたスイッチやレバー類を有する操作ボックス8A等により構成する。
操縦部6の運転座席8の周囲は所謂キャビン12により包囲し、運転座席8の下方(後側)付近にはエンジン11を設ける。15はエンジンルームである。
エンジン11の外側(走行方向右側)にはエンジン冷却用ファン16を設ける(図2)。冷却用ファン16の外側にラジエーター17を設け、ラジエーター17の外側にはラジエターカバー13を設ける。ラジエターカバー13に設けた開口部には防塵ネット18を設ける(図1)。
前記冷却用ファン16はエンジン11の駆動回転を無段階に変速するファン用無段変速装置(H.S.T)20により正逆駆動回転させる。
前記ファン用無段変速装置20は、前記冷却用ファン16を機体外部から機体内部方向へ送風するべく正回転駆動する冷却状態と、前記冷却用ファン16を機体内部から機体外部方向へ送風するべく逆回転駆動する除塵状態とに切替自在に構成する。
即ち、ファン用無段変速装置20は、通常作業時で冷却用ファン16を、機体外部から機体内部方向へ送風する正回転させ、所定の場合に、ファン用無段変速装置20から逆回転を出力して冷却用ファン16を機体内部から機体外部方向へ送風する逆回転させ、ラジエターカバー13の防塵ネット18の表側に付着している藁屑や塵埃等の付着物を吹散させて除去する。
前記冷却用ファン16はエンジン11の駆動回転を無段階に変速するファン用無段変速装置(H.S.T)20により正逆駆動回転させる。
前記ファン用無段変速装置20は、前記冷却用ファン16を機体外部から機体内部方向へ送風するべく正回転駆動する冷却状態と、前記冷却用ファン16を機体内部から機体外部方向へ送風するべく逆回転駆動する除塵状態とに切替自在に構成する。
即ち、ファン用無段変速装置20は、通常作業時で冷却用ファン16を、機体外部から機体内部方向へ送風する正回転させ、所定の場合に、ファン用無段変速装置20から逆回転を出力して冷却用ファン16を機体内部から機体外部方向へ送風する逆回転させ、ラジエターカバー13の防塵ネット18の表側に付着している藁屑や塵埃等の付着物を吹散させて除去する。
前記ファン用無段変速装置20はエンジン11の上方内側に配置し、ファン用無段変速装置20からの駆動力が伝達する伝動軸21をエンジン11の上方に設ける。エンジン11の冷却用ファン16側の端部にプーリー22を設け、プーリー22には冷却用ファン16の回転軸23に設けたファン駆動プーリー24との間にベルト25を掛け回す。
26は入力プーリー、27は中間プーリー、28は出力プーリー、29はベルトである。
ファン用無段変速装置20は、操作席フレーム30に取付けた油圧ポンプ31と油圧モータ32により構成し、油圧ポンプ31の出力回転を変更するトラニオン軸33に所定角度内で往復回動する回動ギヤ(セクタギヤ)34を取付け、回動ギヤ34はファン用無段変速装置20の制御モータ35の出力軸36に設けたピニオンギヤ37に噛み合わせ、制御モータ35によりトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の出力回転数を変更する。
26は入力プーリー、27は中間プーリー、28は出力プーリー、29はベルトである。
ファン用無段変速装置20は、操作席フレーム30に取付けた油圧ポンプ31と油圧モータ32により構成し、油圧ポンプ31の出力回転を変更するトラニオン軸33に所定角度内で往復回動する回動ギヤ(セクタギヤ)34を取付け、回動ギヤ34はファン用無段変速装置20の制御モータ35の出力軸36に設けたピニオンギヤ37に噛み合わせ、制御モータ35によりトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の出力回転数を変更する。
前記回動ギヤ34は前記トラニオン軸33の軸心方向に交差する扇形状で、前記トラニオン軸33を取付ける取付部40と前記ピニオンギヤ37に噛み合うギヤ部41を有し、取付部40とギヤ部41との間に、トラニオン軸33の軸心方向に貫通して開口する開口部42を形成し、開口部42内には該開口部42内をトラニオン軸33の軸心方向に貫通するようにストッパ43を設け、開口部42の内周面の回動ギヤ34には前記ストッパ43に当接する当接部45を一対設ける。
回動ギヤ34は制御モータ35のピニオンギヤ37の回転によりトラニオン軸33中心に回動し、開口部42内に配置したストッパ43に当接部45が当接すると、それ以上の過剰回動を停止させる。
従来では、回動ギヤ34の過剰回動防止機構を、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の両側に当接するストッパ体を設けていたが、本願では、回動ギヤ34の過剰回動防止機構を、回動ギヤ34の開口部42に設けた一対の当接部45とストッパ43とにより構成でき、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の夫々に設けることなく、単体のストッパ43に回動ギヤ34の当接部45を当接させることで、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の夫々の回動を停止させることができる。
回動ギヤ34は制御モータ35のピニオンギヤ37の回転によりトラニオン軸33中心に回動し、開口部42内に配置したストッパ43に当接部45が当接すると、それ以上の過剰回動を停止させる。
従来では、回動ギヤ34の過剰回動防止機構を、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の両側に当接するストッパ体を設けていたが、本願では、回動ギヤ34の過剰回動防止機構を、回動ギヤ34の開口部42に設けた一対の当接部45とストッパ43とにより構成でき、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の夫々に設けることなく、単体のストッパ43に回動ギヤ34の当接部45を当接させることで、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の夫々の回動を停止させることができる。
そのため、部品点数およびストッパ43の設置空間を小さくでき、ファン用無段変速装置20の構成をコンパクトにできる。
開口部42の形状は任意であり、本実施形態では取付部40とギヤ部41とを一対の連結部46により連結して形成しているが、連結部46の一部を切り欠いて形成してもよく、開口部42内にトラニオン軸33の軸心方向に貫通するようにストッパ43を含めた任意の部材を配置できればよく、開口部42の形状は問わない。
また、本実施形態の当接部45はボルトにより構成して連結部46に出入り自在に螺合させている。
しかして、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37とストッパ43とは、同一直線上に配置する。
そのため、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化できる。
開口部42の形状は任意であり、本実施形態では取付部40とギヤ部41とを一対の連結部46により連結して形成しているが、連結部46の一部を切り欠いて形成してもよく、開口部42内にトラニオン軸33の軸心方向に貫通するようにストッパ43を含めた任意の部材を配置できればよく、開口部42の形状は問わない。
また、本実施形態の当接部45はボルトにより構成して連結部46に出入り自在に螺合させている。
しかして、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37とストッパ43とは、同一直線上に配置する。
そのため、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化できる。
また、ストッパ43に対峙する一対の連結部46間の間隔を小さくでき、回動ギヤ34の小型化が図れる。
また、前記回動ギヤ34の所定部分には、ファン用無段変速装置20側に突出する係合ピン50を設け、係合ピン50にはポジションセンサ51の検出アーム52の先端を係合させ、検出アーム52の基部はポジションセンサ51の検出軸53に取付ける。
この係合ピン50とポジションセンサ51も、トラニオン軸33とピニオンギヤ37とを結ぶ同一直線上に配置する。
そのため、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化できる。
また、前記ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34の開口部42内にトラニオン軸33の軸心方向において貫通するように設ける。
また、前記回動ギヤ34の所定部分には、ファン用無段変速装置20側に突出する係合ピン50を設け、係合ピン50にはポジションセンサ51の検出アーム52の先端を係合させ、検出アーム52の基部はポジションセンサ51の検出軸53に取付ける。
この係合ピン50とポジションセンサ51も、トラニオン軸33とピニオンギヤ37とを結ぶ同一直線上に配置する。
そのため、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化できる。
また、前記ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34の開口部42内にトラニオン軸33の軸心方向において貫通するように設ける。
そのため、回動ギヤ34とファン用無段変速装置20との間のトラニオン軸33の軸心方向におけるスペースを有効利用してポジションセンサ51を設けることができ、ファン用無段変速装置20およびポジションセンサ51等の設置スペースの小型化が図れ、合理的構成となる。
ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム操作席フレーム30の横杆(前後横杆55Aおよび左右横杆55B)上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において横杆(前後横杆55Aおよび左右横杆55B)よりも下方に配置する。
そのため、ファン用無段変速装置20と制御モータ35をコンパクトに配置でき、制御モータ35を低い位置に配置することで制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム操作席フレーム30の横杆(前後横杆55Aおよび左右横杆55B)上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において横杆(前後横杆55Aおよび左右横杆55B)よりも下方に配置する。
そのため、ファン用無段変速装置20と制御モータ35をコンパクトに配置でき、制御モータ35を低い位置に配置することで制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
また、制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置する。
そのため、制御モータ35に対するエンジン11からの熱の影響を抑制し、制御モータ35の回転精度を確保し、ファン用無段変速装置20の制御精度の低下を抑制する。
しかして、前記エンジン11には排気装置60を接続する。排気装置60は、エンジン11の排気マニホールド61に接続した排気管62に排気浄化装置63を設けて構成している。排気浄化装置63は、排気ガス中の粒子状物質を除去するDPF64(Diesel particulate filter、ディーゼルパティキュレートフィルタ)と、窒素酸化物に尿素を触媒として加水分解されたアンモニアを窒素酸化物に反応させて窒素酸化物を無害な窒素に変えるSCR(Selective Catalytic Reduction)65とにより構成する。
前記DPF64は、ハニカム担体に触媒(Pt)を担持し、SOF成分およびNOX成分を酸化させると共に、粒子状物質を捕集するものであり、ハニカム担体と複数の隔壁から成り、多角形断面を有する貫通孔を複数持つ、蜂の巣状のセル構造体と、それを取り囲む外壁から形成される。
そのため、制御モータ35に対するエンジン11からの熱の影響を抑制し、制御モータ35の回転精度を確保し、ファン用無段変速装置20の制御精度の低下を抑制する。
しかして、前記エンジン11には排気装置60を接続する。排気装置60は、エンジン11の排気マニホールド61に接続した排気管62に排気浄化装置63を設けて構成している。排気浄化装置63は、排気ガス中の粒子状物質を除去するDPF64(Diesel particulate filter、ディーゼルパティキュレートフィルタ)と、窒素酸化物に尿素を触媒として加水分解されたアンモニアを窒素酸化物に反応させて窒素酸化物を無害な窒素に変えるSCR(Selective Catalytic Reduction)65とにより構成する。
前記DPF64は、ハニカム担体に触媒(Pt)を担持し、SOF成分およびNOX成分を酸化させると共に、粒子状物質を捕集するものであり、ハニカム担体と複数の隔壁から成り、多角形断面を有する貫通孔を複数持つ、蜂の巣状のセル構造体と、それを取り囲む外壁から形成される。
前記SCR65に供給する尿素水溶液の尿素水溶液タンク66の尿素水溶液給水口67を、操縦部6とグレンタンク5の間に配置する。
そのため、SCR65と尿素水溶液タンク66との配管を短くでき、操縦部6の近傍の尿素水溶液給水口67から、尿素水溶液を給水すればよく、給水作業を容易にする。
また、操縦部6とグレンタンク5との間の空間を有効利用できる。
前記DPF64は機体フレーム1上に載置し、DPF64の上方にSCR65を設け、DPF64とSCR65との外周をケース73により包囲して断熱する構成としている。
前記DPF64とSCR65は、脱穀装置3とグレンタンク5の間に配置し、排気浄化装置63のコントローラー70を、エンジン11の上方に設けたエアクリーナー室71内に設ける。
そのため、清浄な空気内にコントローラー70を設置するので、不具合発生を抑制する。
そのため、SCR65と尿素水溶液タンク66との配管を短くでき、操縦部6の近傍の尿素水溶液給水口67から、尿素水溶液を給水すればよく、給水作業を容易にする。
また、操縦部6とグレンタンク5との間の空間を有効利用できる。
前記DPF64は機体フレーム1上に載置し、DPF64の上方にSCR65を設け、DPF64とSCR65との外周をケース73により包囲して断熱する構成としている。
前記DPF64とSCR65は、脱穀装置3とグレンタンク5の間に配置し、排気浄化装置63のコントローラー70を、エンジン11の上方に設けたエアクリーナー室71内に設ける。
そのため、清浄な空気内にコントローラー70を設置するので、不具合発生を抑制する。
また、エンジン11の側方のラジエーターカバー72を開けると、コントローラー70のメンテナンスを行え、メンテナンスを容易にする。
尿素水溶液タンク66は、脱穀装置3とグレンタンク5との間で、前記揚穀装置79の前方に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部が、機体前方から見て、揚穀装置79と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
また、前記揚穀装置揚穀装置79の後方に二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80を設け、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体前方から見て、二番揚穀装置80と重ねて配置する。
尿素水溶液タンク66は、前記揚穀装置79と二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80との間に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体後方から見て、揚穀装置79および二番揚穀装置80と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
尿素水溶液タンク66は、脱穀装置3とグレンタンク5との間で、前記揚穀装置79の前方に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部が、機体前方から見て、揚穀装置79と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
また、前記揚穀装置揚穀装置79の後方に二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80を設け、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体前方から見て、二番揚穀装置80と重ねて配置する。
尿素水溶液タンク66は、前記揚穀装置79と二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80との間に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体後方から見て、揚穀装置79および二番揚穀装置80と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
図9は、排気浄化装置63の他の実施形態を示し、DPF64は機体フレーム1上に載置し、DPF64の外周をケース73により包囲して断熱する構成とし、ケース73の上側にステー74を設け、ステー74にDPF64へのハーネス75を係止する。
そのため、ハーネス75はケース73の外側に配索しているので、排気浄化装置63の高熱からの影響を抑制する。また、ハーネス75の取付を容易にする。
前記ステー74は、排気浄化装置63あるいはケース73とは別体の機体フレーム1側や脱穀装置3あるいはグレンタンク5側となる本機側に取付ける。
そのため、ステー74が排気浄化装置63による高熱の熱伝導の影響を回避でき、ハーネス75の保護効果を向上させられる。
前記DPF64の圧力を検出する圧力センサ76のカプラ77の側方にステー74を設ける。
そのため、カプラ77から直ぐにハーネス75を接続できるので、ハーネス75の長さの短縮化が図れ、誤配線の防止、ショート等の不具合発生を抑制する。
そのため、ハーネス75はケース73の外側に配索しているので、排気浄化装置63の高熱からの影響を抑制する。また、ハーネス75の取付を容易にする。
前記ステー74は、排気浄化装置63あるいはケース73とは別体の機体フレーム1側や脱穀装置3あるいはグレンタンク5側となる本機側に取付ける。
そのため、ステー74が排気浄化装置63による高熱の熱伝導の影響を回避でき、ハーネス75の保護効果を向上させられる。
前記DPF64の圧力を検出する圧力センサ76のカプラ77の側方にステー74を設ける。
そのため、カプラ77から直ぐにハーネス75を接続できるので、ハーネス75の長さの短縮化が図れ、誤配線の防止、ショート等の不具合発生を抑制する。
前記DPF64に接続したテール配管78は、脱穀装置3からグレンタンク5へ穀粒を揚穀供給する揚穀装置79より脱穀装置3側へオフセットさせて設ける。
そのため、グレンタンク5の容量を稼ぐことができ、グレンタンク5のオープン時の回動死角が減り、グレンタンク5内の穀粒への熱影響を低減できる。
図10は、操縦部6のキャビン12を示し、キャビン12の後方に開閉自在のハッチ82を設ける。ハッチ82は、軸83を中心に上方回動し、グレンタンク5内の穀粒排出に使用する排出オーガの旋回に干渉しない低位置とメンテナンス時の高位置とに開閉高さを変更可能に構成する。
84はダンパであり、ダンパ84の基部取付軸85をキャビン12に設けたステー86のガイド溝87の長さ方向に移動自在に取付ける。
即ち、ガイド溝87には前後両端に係合溝88を設け、前後の係合溝88を選択してダンパ84の基部取付軸85を係合させナット89により固定し、ダンパ84の伸縮長さを変更することにより、ハッチ82の低位置と高位置とに開閉高さを変更する。
そのため、グレンタンク5の容量を稼ぐことができ、グレンタンク5のオープン時の回動死角が減り、グレンタンク5内の穀粒への熱影響を低減できる。
図10は、操縦部6のキャビン12を示し、キャビン12の後方に開閉自在のハッチ82を設ける。ハッチ82は、軸83を中心に上方回動し、グレンタンク5内の穀粒排出に使用する排出オーガの旋回に干渉しない低位置とメンテナンス時の高位置とに開閉高さを変更可能に構成する。
84はダンパであり、ダンパ84の基部取付軸85をキャビン12に設けたステー86のガイド溝87の長さ方向に移動自在に取付ける。
即ち、ガイド溝87には前後両端に係合溝88を設け、前後の係合溝88を選択してダンパ84の基部取付軸85を係合させナット89により固定し、ダンパ84の伸縮長さを変更することにより、ハッチ82の低位置と高位置とに開閉高さを変更する。
そのため、ダンパ84の基部取付軸85の係合位置を変更してナット89により固定するだけで、工具不要でハッチ82の開閉高さの変更可能となる。
前記キャビン12の後方にはプレクリーナー90を設け、ハッチ82はプレクリーナー90より高く開くように構成すると、キャビン12からハッチ82を開けてプレクリーナー90をメンテすることができ、好適である。
前記エンジン11は、機体フレーム1側に設けたエンジンカバー91により包囲する(図7)。
即ち、前記キャビン12の壁部材92の内側に前記エンジンカバー91を設けてエンジン11を二重に包囲する。
そのため、エンジン11の騒音の低減を図れる。
エンジンカバー91は前後に二分割して構成する。
そのため、エンジンカバー91の着脱を容易にし、エンジン11のメンテナンスを容易にする。
前記エンジンカバー91の前側部分は、エンジン11の上方と前方を包囲する。
前記キャビン12の後方にはプレクリーナー90を設け、ハッチ82はプレクリーナー90より高く開くように構成すると、キャビン12からハッチ82を開けてプレクリーナー90をメンテすることができ、好適である。
前記エンジン11は、機体フレーム1側に設けたエンジンカバー91により包囲する(図7)。
即ち、前記キャビン12の壁部材92の内側に前記エンジンカバー91を設けてエンジン11を二重に包囲する。
そのため、エンジン11の騒音の低減を図れる。
エンジンカバー91は前後に二分割して構成する。
そのため、エンジンカバー91の着脱を容易にし、エンジン11のメンテナンスを容易にする。
前記エンジンカバー91の前側部分は、エンジン11の上方と前方を包囲する。
(実施形態の作用)
エンジン11を始動して、走行装置2により走行し、走行中に刈取装置4で刈取った穀稈を脱穀装置で脱穀する。
エンジン11を始動すると、エンジン11の回転がファン用無段変速装置20に伝達され、ファン用無段変速装置20が無段階に変速して冷却用ファン16を正回転させ、ラジエターカバー13の防塵ネット18から外気を吸引し、吸引した外気はラジエーター17を通過してエンジン11の冷却用の冷却水を冷却すると共に、エンジン11の外周を冷却しながら吹き抜ける。
刈取脱穀作業を続けると、ラジエターカバー13の防塵ネット18の表側に藁屑や塵埃等の付着物が付着するので、ファン用無段変速装置20により冷却用ファン16を逆回転させて、機体内部から機体外部方向へ送風させ、吹散させて除去する。
エンジン11を始動して、走行装置2により走行し、走行中に刈取装置4で刈取った穀稈を脱穀装置で脱穀する。
エンジン11を始動すると、エンジン11の回転がファン用無段変速装置20に伝達され、ファン用無段変速装置20が無段階に変速して冷却用ファン16を正回転させ、ラジエターカバー13の防塵ネット18から外気を吸引し、吸引した外気はラジエーター17を通過してエンジン11の冷却用の冷却水を冷却すると共に、エンジン11の外周を冷却しながら吹き抜ける。
刈取脱穀作業を続けると、ラジエターカバー13の防塵ネット18の表側に藁屑や塵埃等の付着物が付着するので、ファン用無段変速装置20により冷却用ファン16を逆回転させて、機体内部から機体外部方向へ送風させ、吹散させて除去する。
即ち、ファン用無段変速装置20は、通常作業時で冷却用ファン16を、機体外部から機体内部方向へ送風する正回転させ、所定の場合に、ファン用無段変速装置20から逆回転を出力して冷却用ファン16を機体内部から機体外部方向へ送風する逆回転させ、ラジエターカバー13の防塵ネット18の表側に付着している藁屑や塵埃等の付着物を吹散させて除去する。
ファン用無段変速装置20はエンジン11の回転を変速して伝動軸21に出力し、伝動軸21の回転を、プーリー22とファン駆動プーリー24とベルト25により伝達して回転させる。
ファン用無段変速装置20はエンジン11の回転を変速して伝動軸21に出力し、伝動軸21の回転を、プーリー22とファン駆動プーリー24とベルト25により伝達して回転させる。
ファン用無段変速装置20は、操作席フレーム30に取付けた油圧ポンプ31と油圧モータ32により構成し、油圧ポンプ31の出力回転を変更するトラニオン軸33に所定角度内で往復回動する回動ギヤ(セクタギヤ)34を取付け、回動ギヤ34はファン用無段変速装置20の制御モータ35の出力軸36に設けたピニオンギヤ37に噛み合わせているので、制御モータ35の出力回転を出力軸36とピニオンギヤ37と回動ギヤ34を介して伝達してトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の出力回転数を変更する。
回動ギヤ34はトラニオン軸33の軸心方向に交差する扇形状で、前記トラニオン軸33を取付ける取付部40とピニオンギヤ37に噛み合うギヤ部41を有し、取付部40とギヤ部41との間に、トラニオン軸33の軸心方向に貫通して開口する開口部42を形成し、開口部42内には該開口部42内をトラニオン軸33の軸心方向に貫通するようにストッパ43を設け、開口部42の内周面の回動ギヤ34には前記ストッパ43に当接する当接部45を一対設けているので、回動ギヤ34は制御モータ35のピニオンギヤ37の回転によりトラニオン軸33中心に回動し、開口部42内に配置したストッパ43に当接部45が当接すると、それ以上の過剰回動を停止させる。
そのため、回動ギヤ34の過剰回動防止機構を、回動ギヤ34の開口部42に設けた一対の当接部45とストッパ43とにより構成でき、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の夫々に設けることなく、単体のストッパ43に回動ギヤ34の当接部45を当接させることで、回動ギヤ34の回動方向の一方側と他方側の夫々の回動を停止させることができ、部品点数およびストッパ43の設置空間を小さくでき、ファン用無段変速装置20の構成をコンパクトにできる。
また、本実施形態の当接部45はボルトにより構成して連結部46に出入り自在に螺合させているので、当接部45を回転させて、連結部46に対して出入りさせてニュートラル調節を行う。
しかして、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37とストッパ43とは、同一直線上に配置しているので、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化できる。
また、本実施形態の当接部45はボルトにより構成して連結部46に出入り自在に螺合させているので、当接部45を回転させて、連結部46に対して出入りさせてニュートラル調節を行う。
しかして、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37とストッパ43とは、同一直線上に配置しているので、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化できる。
回動ギヤ34の所定部分には、ファン用無段変速装置20側に突出する係合ピン50を設け、係合ピン50にはポジションセンサ51の検出アーム52の先端を係合させ、検出アーム52の基部はポジションセンサ51の検出軸53に取付け、係合ピン50とポジションセンサ51は、トラニオン軸33とピニオンギヤ37とを結ぶ同一直線上に配置しているので、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化できる。
また、ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34の開口部42内にトラニオン軸33の軸心方向において貫通するように設けているので、回動ギヤ34とファン用無段変速装置20との間のトラニオン軸33の軸心方向におけるスペースを有効利用してポジションセンサ51を設けることができ、ファン用無段変速装置20およびポジションセンサ51等の設置スペースの小型化が図れ、合理的構成となる。
また、ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34の開口部42内にトラニオン軸33の軸心方向において貫通するように設けているので、回動ギヤ34とファン用無段変速装置20との間のトラニオン軸33の軸心方向におけるスペースを有効利用してポジションセンサ51を設けることができ、ファン用無段変速装置20およびポジションセンサ51等の設置スペースの小型化が図れ、合理的構成となる。
ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム30の前後横杆55Aおよび左右横杆55B上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において前後横杆55Aおよび左右横杆55Bより下方に配置しているので、制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
また、制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置しているので、制御モータ35に対するエンジン11からの熱の影響を抑制し、制御モータ35の回転精度を確保し、ファン用無段変速装置20の制御精度をの低下を抑制する。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの各図の実施例は夫々種々組合せ可能であり、一部図示を他の実施例と共用している場合もあり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
また、制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置しているので、制御モータ35に対するエンジン11からの熱の影響を抑制し、制御モータ35の回転精度を確保し、ファン用無段変速装置20の制御精度をの低下を抑制する。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示および説明しているが、これらの各図の実施例は夫々種々組合せ可能であり、一部図示を他の実施例と共用している場合もあり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取装置、5…グレンタンク、6…操縦部、7…ステップ、8…運転座席、10…エンジン、11…エンジンカバー、12…キャビン、15…エンジンルーム、16…冷却用ファン、17…ラジエーター、18…防塵ネット、20…ファン用無段変速装置、21…伝動軸、22…プーリー、23…回転軸、24…ファン駆動プーリー、25…ベルト、30…操作席フレーム、31…油圧ポンプ、32…油圧モータ、33…トラニオン軸、34…回動ギヤ、35…制御モータ、36…出力軸、37…ピニオンギヤ、40…取付部、41…ギヤ部、42…開口部、43…ストッパ、45…当接部、46…連結部、50…係合ピン、51…ポジションセンサ、52…検出アーム、53…検出軸、54…ステー、55A…前後横杆、55B…左右横杆、56…コイル部、60…排気装置、61…排気マニホールド、62…排気管、63…排気浄化装置、64…DPF、65…SCR、66…尿素水溶液タンク、67…尿素水溶液給水口、70…コントローラー、71…エアクリーナー室、72…ラジエーターカバー、73…ケース、74…ステー、75…ハーネス、76…圧力センサ、77…カプラ、78…テール配管、79…揚穀装置、80…二番揚穀装置、82…ハッチ、84…ダンパ、86…ステー、87…ガイド溝、88…係合溝、90…プレクリーナー、91…エンジンカバー、92…壁部材。
請求項1記載の発明は、エンジン10の外側にラジエーター17を設け、該ラジエーター17と前記エンジン10との間にファン16を設け、前記ラジエーター17の外側に防塵ネット18を有するラジエーターカバー11を設け、前記エンジン10からの駆動力を無段階に変速して前記ファン16を駆動するファン用無段変速装置20は、該ファン16を正回転駆動して防塵ネット18の外側から内側へ送風する冷却状態と、該ファン16を逆回転駆動して防塵ネット18の内側から外側へ送風する除塵状態とに切替自在な構成とし、前記ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の所定位置に設けたトラニオン軸33に取付けた回動ギヤ34を、ファン用無段変速装置20の制御モータ35の出力軸36に設けたピニオンギヤ37に噛み合わせ、制御モータ35でトラニオン軸33を回転させることによりファン用無段変速装置20の出力回転数を変更する構成とし、前記回動ギヤ34は、前記トラニオン軸33の軸心方向に交差する扇形状で、前記トラニオン軸33を取付ける取付部40と前記ピニオンギヤ37に噛み合うギヤ部41を有し、取付部40とギヤ部41との間の部位にトラニオン軸33の軸心方向に貫通して開口する開口部42を形成した構成とし、前記回動ギヤ34の回動範囲を規制するストッパ43を、前記トラニオン軸33の軸心方向から見て開口部42内に配設し、前記回動ギヤ34における前記開口部42の周縁部には前記ストッパ43に当接する当接部45を設け、前記取付部(40)とギヤ部(41)とを一対の連結部(46)により連結し、該連結部(46)に前記当接部(45)を出入り自在に設けたコンバインとしたものであり、制御モータ35により出力軸36を回転させると、ピニオンギヤ37と回動ギヤ34を介してトラニオン軸33を回転させてファン用無段変速装置20の出力回転数を変更し、回動ギヤ34が一方または他方側へ過剰回動すると、回動ギヤ34の当接部45が回動ギヤ34の開口部42周縁にあるストッパ43に当接し、回動ギヤ34の回動を停止させる。
また、連結部46に対して当接部45を出入りさせて、回動ギヤ34の回動範囲を調節する。
請求項2記載の発明は、上記請求項1において、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心とストッパ43とは、同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、トラニオン軸33およびピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に位置するストッパ43が回動ギヤ34の回動を停止させる。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または請求項2において、トラニオン軸33の回転位置を検出するポジションセンサ51を設け、該ポジションセンサ51は前記トラニオン軸33の軸心方向から見て前記開口部42の内部であってトラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、開口部42の内部に位置する検出アーム52がポジションセンサ51に伝達し、ポジションセンサ51が回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項4記載の発明は、上記請求項3において、前記ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34に対してファン用無段変速装置20の反対側に開口部42を通って突出するように設けたコンバインとしたものであり、ポジションセンサ51の一部は回動ギヤ34の開口部42内に位置した状態で、回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項5記載の発明は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム30の横杆上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において横杆より下方に位置するように配置したコンバインとしたものであり、横杆より下方の制御モータ35の作動により出力軸36が回転し、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項6記載の発明は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置したコンバインとしたものであり、制御モータ35のコイル部56に通電されて出力軸36を回転させ、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
また、連結部46に対して当接部45を出入りさせて、回動ギヤ34の回動範囲を調節する。
請求項2記載の発明は、上記請求項1において、前記トラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心とストッパ43とは、同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、トラニオン軸33およびピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に位置するストッパ43が回動ギヤ34の回動を停止させる。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または請求項2において、トラニオン軸33の回転位置を検出するポジションセンサ51を設け、該ポジションセンサ51は前記トラニオン軸33の軸心方向から見て前記開口部42の内部であってトラニオン軸33とピニオンギヤ37の軸心と同一直線上に配置したコンバインとしたものであり、開口部42の内部に位置する検出アーム52がポジションセンサ51に伝達し、ポジションセンサ51が回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項4記載の発明は、上記請求項3において、前記ポジションセンサ51はステー54によりファン用無段変速装置20側に取付けると共に、ポジションセンサ51の一部は前記回動ギヤ34に対してファン用無段変速装置20の反対側に開口部42を通って突出するように設けたコンバインとしたものであり、ポジションセンサ51の一部は回動ギヤ34の開口部42内に位置した状態で、回動ギヤ34の位置を検出する。
請求項5記載の発明は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31と油圧モータ32は、エンジン11の周囲を包囲する操作席フレーム30の横杆上に取付け、前記制御モータ35はその一部または全部が側面視において横杆より下方に位置するように配置したコンバインとしたものであり、横杆より下方の制御モータ35の作動により出力軸36が回転し、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項6記載の発明は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記制御モータ35のコイル部56は、エンジンルーム15の外側に配置したコンバインとしたものであり、制御モータ35のコイル部56に通電されて出力軸36を回転させ、出力軸36はピニオンギヤ37を回転させて回動ギヤ34を回動させ、回動ギヤ34はトラニオン軸33を回転させて、ファン用無段変速装置20の油圧ポンプ31の出力を変更する。
請求項1記載の発明では、ファン16を正回転駆動状態と逆回転駆動状態とに切替えるファン用無段変速装置20の出力変更を行うトラニオン軸33を回転させる回動ギヤ34に、開口部42を形成しているので、回動ギヤ34の過剰回動を停止させるストッパ機構を簡素に構成することができ、ファン16およびファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
また、回動ギヤ34の回動範囲調節を容易にできる。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明の効果に加え、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化することができ、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項3記載の発明では、上記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化でき、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項4記載の発明では、上記請求項3記載の発明の効果に加え、回動ギヤ34をファン用無段変速装置20に接近させて配置させることができ、回動ギヤ34とポジションセンサ51との取付スペースを小型化できる。
請求項5記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の発明の効果に加え、ファン用無段変速装置20と制御モータ35をコンパクトに配置でき、制御モータ35を低い位置に配置することで制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
請求項6記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5記載の発明の効果に加え、制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
また、回動ギヤ34の回動範囲調節を容易にできる。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明の効果に加え、回動ギヤ34の回動範囲(回動スペース)を十分に確保しながら、回動ギヤ34を小型化することができ、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項3記載の発明では、上記請求項1または請求項2記載の発明の効果に加え、回動ギヤ34とポジションセンサ51の取付スペースを小型化でき、ファン用無段変速装置20の制御部の構成のコンパクト化することができる。
請求項4記載の発明では、上記請求項3記載の発明の効果に加え、回動ギヤ34をファン用無段変速装置20に接近させて配置させることができ、回動ギヤ34とポジションセンサ51との取付スペースを小型化できる。
請求項5記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の発明の効果に加え、ファン用無段変速装置20と制御モータ35をコンパクトに配置でき、制御モータ35を低い位置に配置することで制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
請求項6記載の発明では、上記請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5記載の発明の効果に加え、制御モータ35の温度上昇を抑制でき、作動を安定させることができる。
また、エンジン11の側方のラジエーターカバー72を開けると、コントローラー70のメンテナンスを行え、メンテナンスを容易にする。
尿素水溶液タンク66は、脱穀装置3とグレンタンク5との間で、前記揚穀装置79の前方に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部が、機体前方から見て、揚穀装置79と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
また、前記揚穀装置79の後方に二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80を設け、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体前方から見て、二番揚穀装置80と重ねて配置する。
尿素水溶液タンク66は、前記揚穀装置79と二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80との間に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体後方から見て、揚穀装置79および二番揚穀装置80と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
尿素水溶液タンク66は、脱穀装置3とグレンタンク5との間で、前記揚穀装置79の前方に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部が、機体前方から見て、揚穀装置79と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
また、前記揚穀装置79の後方に二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80を設け、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体前方から見て、二番揚穀装置80と重ねて配置する。
尿素水溶液タンク66は、前記揚穀装置79と二番物を選別部に戻す二番揚穀装置80との間に配置し、尿素水溶液タンク66の一部または全部を、機体後方から見て、揚穀装置79および二番揚穀装置80と重ねて配置する。
そのため、スペースを有効利用して、グレンタンク5の容量を稼ぐことができる。
Claims (7)
- エンジン(10)の外側にラジエーター(17)を設け、該ラジエーター(17)と前記エンジン(10)との間にファン(16)を設け、前記ラジエーター(17)の外側に防塵ネット(18)を有するラジエーターカバー(11)を設け、前記エンジン(10)からの駆動力を無段階に変速して前記ファン(16)を駆動するファン用無段変速装置(20)は、該ファン(16)を正回転駆動して防塵ネット(18)の外側から内側へ送風する冷却状態と、該ファン(16)を逆回転駆動して防塵ネット(18)の内側から外側へ送風する除塵状態とに切替自在な構成とし、前記ファン用無段変速装置(20)の油圧ポンプ(31)の所定位置に設けたトラニオン軸(33)に取付けた回動ギヤ(34)を、ファン用無段変速装置(20)の制御モータ(35)の出力軸(36)に設けたピニオンギヤ(37)に噛み合わせ、制御モータ(35)でトラニオン軸(33)を回転させることによりファン用無段変速装置(20)の出力回転数を変更する構成とし、前記回動ギヤ(34)は、前記トラニオン軸(33)の軸心方向に交差する扇形状で、前記トラニオン軸(33)を取付ける取付部(40)と前記ピニオンギヤ(37)に噛み合うギヤ部(41)を有し、取付部(40)とギヤ部(41)との間の部位にトラニオン軸(33)の軸心方向に貫通して開口する開口部(42)を形成した構成とし、前記回動ギヤ(34)の回動範囲を規制するストッパ(43)を、前記トラニオン軸(33)の軸心方向から見て開口部(42)内に配設し、前記回動ギヤ(34)における前記開口部(42)の周縁部には前記ストッパ(43)に当接する当接部(45)を設けたコンバイン。
- 請求項1において、前記取付部(40)とギヤ部(41)とを一対の連結部(46)により連結し、該連結部(46)に前記当接部(45)を出入り自在に設けたコンバイン。
- 請求項1または請求項2において、前記トラニオン軸(33)とピニオンギヤ(37)の軸心とストッパ(43)とは、同一直線上に配置したコンバイン。
- 請求項1または請求項2または請求項3において、トラニオン軸(33)の回転位置を検出するポジションセンサ(51)を設け、該ポジションセンサ(51)は前記トラニオン軸(33)の軸心方向から見て前記開口部(42)の内部であってトラニオン軸(33)とピニオンギヤ(37)の軸心と同一直線上に配置したコンバイン。
- 請求項4において、前記ポジションセンサ(51)はステー(54)によりファン用無段変速装置(20)側に取付けると共に、ポジションセンサ(51)の一部は前記回動ギヤ(34)に対してファン用無段変速装置(20)の反対側に開口部(42)を通って突出するように設けたコンバイン。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記ファン用無段変速装置(20)の油圧ポンプ(31)と油圧モータ(32)は、エンジン(11)の周囲を包囲する操作席フレーム(30)の横杆上に取付け、前記制御モータ(35)はその一部または全部が側面視において横杆より下方に位置するように配置したコンバイン。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6において、前記制御モータ(35)のコイル部(56)は、エンジンルーム15の外側に配置したコンバイン。
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