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JP2015018303A - 電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム Download PDF

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JP2015018303A JP2013143236A JP2013143236A JP2015018303A JP 2015018303 A JP2015018303 A JP 2015018303A JP 2013143236 A JP2013143236 A JP 2013143236A JP 2013143236 A JP2013143236 A JP 2013143236A JP 2015018303 A JP2015018303 A JP 2015018303A
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Abstract

【課題】投影装置等の電子機器に供給される電源に瞬断が発生したものとしても、その瞬断から復帰した場合に電子機器がスタンバイ状態になることを抑制する。【解決手段】電子機器1が、電子機器本体部50と、電子機器本体部50に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧に対して遅れて応答する電圧を出力する遅延回路と、遅延回路の出力電圧を所定の閾値と比較し、その比較結果を出力する電圧検知IC26と、起動時に電圧検知IC26の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以上の旨である場合に電子機器本体部50を起動させる電源制御マイコン13と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1に開示された投影装置はバックアップ電源を備えており、停電が発生しても投影装置の各部がバックアップ電源により動作し、投影装置の各部に必要なシャットダウン処理が行われるものである。具体的には、メインCPU及びサブCPUのみならず、電源供給部(電源回路)、ファン、投射部(投射部は少なくとも液晶素子を有する)及びネットワーク部等も停電開始直後しばらく動作させてこれらのシャットダウン処理をするものであるから、バックアップ電源は非常に大容量なものとなる。ところが、特許文献1に記載の投影装置の主電源がAC−DCコンバーターであり、バックアップ電源がキャパシタ(コンデンサ)である場合、AC−DCコンバーターの出力定格が大きいため、AC−DCコンバーターの電流値と電圧差を考慮すると、そのキャパシタの容量で投影装置の各部の電圧を確保して、各部の動作を停電後に継続させることは難しい。
また、特許文献1に記載の技術は、瞬断(瞬時停電)が発生した場合、その瞬断から復帰すると投影装置がスタンバイ状態となるものである。
特開2007−316389号公報
特許文献1に記載の技術を採用すると、瞬断から復帰後に投影装置を引き続き利用する場合には、ユーザーが投影装置を操作して、投影装置を起動させる必要がある。そのような操作はユーザーにとって煩わしい。また、ユーザーが投影装置から離れた場所にいれば、投影装置を起動させることができない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、投影装置等の電子機器に供給される電源に電圧降下(低下)が発生したものとしても、その状態から復帰した場合に電子機器を適切な状態に復帰させることである。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する電圧降下時間比較部と、起動時に前記電圧降下時間比較部の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える。
本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する電圧降下時間比較部と、起動時に前記電圧降下時間比較部の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を電圧が降下する前の電源状態に復帰させる制御部と、を備える。
本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、前記電子機器本体部に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧に対して遅れて応答する電圧を出力する遅延部と、前記遅延部の出力電圧を所定の閾値と比較し、その比較結果を出力するコンパレータと、起動時に前記コンパレータの比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以上の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える。
本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超える以前に前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇したか否かの判定結果を出力する電圧降下時間計測部と、前記電圧降下時間計測部の電源電圧を保持する保持部と、起動時に前記電圧降下時間計測部の判定結果を読み取り、その判定結果が否でない場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える。
本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、前記電子機器本体部に電力を供給する電源回路と、前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、前記電子機器本体部の電源入力部の電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超える以前に前記電源回路の電力出力部の電圧が上昇したか否かの判定結果を出力する電圧降下時間計測部と、
前記電圧降下時間計測部の電源電圧を保持する保持部と、起動時に前記電圧降下時間計測部の判定結果を読み取り、その判定結果が否でない場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える。
本発明に係る電子機器は、電子機器本体部と、前記電子機器本体部に電力を供給する電源回路と、前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられたスイッチング素子と、前記スイッチング素子をオンにした状態で前記電子機器本体部に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超えた後に前記入力電圧が上昇した場合に前記スイッチング素子をオフにし、前記計時時間が前記閾値を超える前に前記電子機器本体部の電源入力部の入力電圧が上昇した場合に前記スイッチング素子をオンに保つ制御部と、前記制御部の電源電圧を保持する保持部と、を備える。
本発明に係る電子機器の制御方法は、電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力するステップと、
起動時に前記比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させるステップと、を備える。
本発明に係るプログラムは、電子機器のコンピュータに、電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する機能と、起動時に前記比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる機能と、を実現させるためのプログラムに行わせる。
本発明によれば、電子機器に供給される電力の電圧降下(低下)が発生したとしても、その状態から復帰した場合に電子機器を適切な状態に復帰させることができる。
本発明の第1実施形態に係る電子機器のブロック図である。 瞬断及び長期停電の際に同電子機器の第1電源回路の出力電圧及び遅延部の出力電圧に生じる変化を示したものである。 本発明の第1実施形態に係る電子機器に備わる電源制御マイコンが実行する処理の流れを説明するためのフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る電子機器のブロック図である。 本発明の第2実施形態及び第3実施形態に係る電子機器に備わる電源制御マイコンが実行する処理の流れを説明するためのフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器のブロック図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子機器1を示したブロック図である。この電子機器1は、音声出力機能付きの投影装置である。つまり、電子機器1は、映像及び音声を再生して、音声を出力するとともに、映像を投影する。特に、この電子機器1は映像投影型のデジタルサイネージ(電子看板)であり、映像及び音声は広告に利用される。なお、電子機器1とは別の外部機器によって再生された映像及び音声が電子機器1に入力され、その映像が電子機器1によって投影されるとともに、その音声が電子機器1によって出力されてもよい。
AC電源2から電子機器1に供給される電力の瞬断が発生すると、この電子機器1に対する電力供給が短時間途切れ、電子機器1が強制的にシャットダウンされる。このような場合でも、電子機器1がレジューム機能を有し、電子機器1に対する電力供給が再開されると、電子機器1が自動的に起動し、電子機器1が瞬断発生直前の状態に復帰して、その状態から電子機器1の処理が再開される。このレジューム機能は瞬断の際に有効であり、電力供給が途切れた時間が長い場合には、レジューム機能は無効であり、たとえ電力供給が再開されても、電子機器1が自動的に起動せずに待機状態(スタンバイ状態)となる。瞬断とは、短い時間の停電であり、より具体的には、電子機器1に対する電力の供給が途切れた時から再開する時までの時間が所定の閾値以下であることをいう。その所定の閾値を超えた時間の停電を長期停電という。電子機器1がAC電源2から強制的に切断された場合に、その切断時間が所定の閾値を超えていれば、その切断も長期停電といい、その切断時間が所定の閾値以下であれば、その切断も瞬断という。
閾値の例としては、約50msが設定される。
それにより、例えば、電子機器1のACプラグが、ACコンセントから抜かれたような場合は、長期停電と見なされることとなる。
続いて、電子機器1の構成について説明する。
電子機器1は第一電源回路11、第二電源回路12、電源制御マイコン(制御部)13、電源スイッチ14、スイッチング素子15、電圧降下時間比較部(瞬断検知回路)20、メインマイコン(電子機器制御部)30、不揮発性メモリ31及び電子機器本体部50等を備える。ここで、これらのうちAC/DCコンバーター11、第二電源回路12、電源制御マイコン13、電源スイッチ14、スイッチング素子15及び電圧降下時間比較部20を有する装置(回路)が電源装置10である。
電源装置10は、AC電源2から供給される交流電力を一定電圧の直流電力に変換し、その直流電力を電子機器本体部50、メインマイコン30及び不揮発性メモリ31に供給するものである。
電子機器本体部50は、電源装置10から供給された直流電力によって動作するものである。電子機器本体部50は、コンテンツ記憶部51、リーダー52、デコーダー53、D/Aコンバーター54、アンプ55、スピーカー56、映像入力端子61、映像信号変換部62、映像信号処理部63、表示コントローラ64、表示素子65、光源制御部66、光源装置67及び投影レンズユニット68等を有する。
電子機器本体部50はDMD型投影装置本体部、LCD型投影装置本体部又はLCOS(エルコス:Liquid crystal on silicon:LCoSは商標)型投影装置本体部である。DMD型投影装置本体部とは、表示素子65にDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)を利用したものである。LCD型投影装置本体部とは、表示素子65に透過型LCDパネル(液晶表示素子パネル)を利用したものである。LCOS型投影装置本体部とは、表示素子65に反射型LCDパネルを利用したものである。
コンテンツ記憶部51は不揮発性メモリ、ハードディスクドライブその他の記憶媒体である。コンテンツ記憶部51には、映像データ及び音声データからなる動画ファイルが格納されている。コンテンツ記憶部51は電子機器本体部50に内蔵されたものでもよいし、電子機器本体部50に外付けされて電子機器本体部50から取り外し可能なものでもよい。
リーダー52は、コンテンツ記憶部51から動画ファイルを読み出し、その動画ファイルをデコーダー53に転送する。
デコーダー53は、動画ファイルを映像データと音声データに分離し、分離した映像データ及び音声データをデコードする。そして、デコーダー53は、デコードしたデジタル音声信号をD/Aコンバーター54に転送するとともに、デコードしたデジタル映像信号を映像信号変換部62に転送する。デコーダー53によって映像データ及び音声データがデコードされている時には、デコーダー53がそのデコード位置(再生位置)をメインマイコン30に出力する。デコード位置(再生位置)とは、映像データ及び音声データの冒頭からの時間を表すものであって、デコーダー53が映像データ及び音声データのうち現在デコードしている位置をいう。
D/Aコンバーター54は、デコーダー53から入力したデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して、そのアナログ音声信号をアンプ55に出力する。
アンプ55は、D/Aコンバーター54から入力したアナログ音声信号を増幅する。そして、アンプ55は、増幅した音声信号をスピーカー56に出力することによってスピーカー56を駆動する。これにより、音声信号に応じた音声がスピーカー56から出力される。なお、電子機器1とは別の外部機器から音声を入力する場合には、外部機器から入力された音声がデジタル音声信号であれば、その音声信号がD/Aコンバーター54に入力され、外部機器から入力された音声がアナログ音声信号であれば、その音声信号がアンプ55に入力される。
映像入力端子61は、電子機器1の筐体に設けられている。外部機器(例えば、パソコン、携帯電話機、多機能携帯電話機、再生装置)の映像出力端子が映像信号ケーブルを介して映像入力端子61に接続されて、外部機器によって出力された映像信号が映像入力端子61に入力される。
映像信号変換部62は、映像入力端子61によって入力される信号がアナログ映像信号の場合、その入力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換するとともに、デコーダー53から入力されるデジタル映像信号或いは映像入力端子61に入力される信号がデジタル映像信号の場合、その入力されたデジタル映像信号を所定のフォーマットに変換する。また、映像信号変換部62は、デコーダー53から入力したデジタル映像信号を所定のフォーマットに変換する。
映像信号処理部63は、映像信号変換部62によって出力された映像信号に対して各種の信号処理を行う。例えば、映像信号処理部63は、映像信号変換部62から入力した映像信号のスケーリングを行って、映像信号の画素数(解像度)を増減する。また、映像信号処理部63は、スケーリングされた映像信号に基づく映像の座標変換(例えば、射影変換)を行うことによって、キーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方を行う。映像信号処理部63によって信号処理された映像信号は表示コントローラ64に転送される。
表示素子65は空間光変調素子であり、より具体的にはDMD、透過型LCDパネル又は反射型LCDパネルである。表示素子65は二次元アレイ状に配列された複数の画素などを有する。表示素子65がDMDである場合には、表示素子65の画素が可動マイクロミラーであり、表示素子65が透過型LCDパネル又は反射型LCDパネルである場合には、表示素子65の画素が液晶素子である。
表示コントローラ64は、映像信号処理部63から入力した映像信号に基づいて表示素子65を駆動する。例えば表示コントローラ64が映像信号処理部63から入力した映像信号に従って表示素子65の画素毎にPWM制御又はPNM制御等をすることで、表示素子65に照射される光が画素によって画素毎に変調される。これにより、表示素子65によって映像が形成される。
表示素子65の数は、一又は複数(例えば3)である。
光源装置67が表示素子65に向けて可視光を照射するものである。具体的には、光源装置67は時分割方式又は色分離方式のものである。
光源装置67が色分離方式である場合、光源装置67が白色光源及び色分離器等を有し、白色光源から発した白色光が色分離器によって複数色(例えば、赤色、緑色、青色)の光に分離される。この場合、表示素子65の数が複数であり、これら表示素子65が各色の映像をそれぞれ生成し、各色の光が表示素子65にそれぞれ照射され、表示素子65をそれぞれ透過又は反射した各色の光が合成される。その合成された投影光が投影レンズユニット68によってスクリーンに投影されることによって、カラーの映像がそのスクリーンに映る。
光源装置67が時分割方式である場合、光源装置67が互いに異なる色の可視光(例えば、赤色光、緑色光、青色光)を順次繰り返して表示素子65に照射し、その繰り返しの1周期が表示素子65によって1フレームのカラー映像が生成される期間に相当する。この場合、表示素子65の数が一であり、表示素子65が互いに異なる色の映像を順次繰り返して生成する。より具体的には、表示素子65は、光源装置67によって出射される光の色と同じ色の映像をその光の出射タイミングに同期させて生成する。表示素子65を透過又は反射した各色の光が時間軸上で合成され、その合成された投影光が投影レンズユニット68によってスクリーンに投影されることによって、カラーの映像がスクリーンに映る。
光源装置67が時分割方式である場合、光源装置67がカラーフィルタ方式又はカラー光源方式のものとなる。光源装置67がカラーフィルタ方式である場合、光源装置67がカラーフィルタ、スピンドルモータ及び白色光源等を有し、カラーフィルタがスピンドルモータによって回転され、白色光源から発した白色光が回転中のカラーフィルタを通過することによって、白色光が各色(赤色、緑色、青色)に順次繰り替えし変換される。光源装置67がカラー光源方式である場合、光源装置67が互いに異なる色の複数の光源(例えば、赤色光源、緑色光源、青色光源)を有し、これらの光源が順次繰り返し点灯する。
光源装置67に利用される光源は、半導体発光素子(例えば、レーザーダイオード、発光ダイオード)又はランプ(例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライド、水銀ランプ、放電灯)であるか、半導体発光素子又はランプに蛍光体を組み合わせたものをいう。
光源制御部66は光源装置67の輝度を制御する。
また、光源装置67が時分割方式である場合には、光源制御部66が表示コントローラ64から入力したタイミング信号に基づき光源装置67の各色光の出射タイミングを制御する。これにより、光源装置67によって出射される光は、それと同じ色の映像が表示素子65によって生成されるタイミングに同期する。
投影レンズユニット68は、複数枚のレンズと、これらのレンズのうち少なくとも一枚以上を光軸方向に移動させる駆動装置と、を備える。投影レンズユニット68は、レンズが駆動装置によって移動されることによってフォーカシングの調整が可能であるともに、焦点距離の調整が可能である。
メインマイコン30は、CPU、RAM及びROM等を有する演算処理装置(コンピュータ)である。メインマイコン30のROMには、プログラムが格納されている。メインマイコン30がROMのプログラムを読み込んで、そのプログラムに従った処理を実行する。これにより、メインマイコン30が電子機器本体部50を統合的に制御する。メインマイコン30は、電子機器本体部50を統合的に制御する際に、電子機器本体部50の状態を表すデータ(以下、状態データという)を不揮発性メモリ31に上書き記録する。これにより、不揮発性メモリ31に記録される状態データが更新されていく。具体的な例を挙げると、メインマイコン30が以下の(1)〜(4)に示すような処理を実行する。
(1) メインマイコン30は、キーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方を映像信号処理部63に行わせる。つまり、メインマイコン30は、キーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方の状態を表すパラメーター(例えば、補正係数)を映像信号処理部63に出力し、映像信号処理部63は、そのパラメーターに基づいたキーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方を行う。この際、メインマイコン30は、そのパラメーターを不揮発性メモリ31に上書き保存する。不揮発性メモリ31に記録されたパラメーターは、状態データの一種である。
(2) メインマイコン30は、光源制御部66に輝度制御を行わせる。つまり、メインマイコン30が輝度を表す調光信号を光源制御部66に出力し、光源制御部66がメインマイコン30から入力した調光信号に応じた輝度で光源装置67を発光させる。この際、メインマイコン30は、調光信号が表す輝度データを不揮発性メモリ31に上書き保存する。不揮発性メモリ31に記録された輝度データは、状態データの一種である。
(3) メインマイコン30が投影レンズユニット68を制御して、投影レンズユニット68の焦点距離やフォーカシング距離(投影レンズユニット68の前玉からピントが合うスクリーンまでの距離)が調整される。この際、メインマイコン30が焦点距離やフォーカシング距離を不揮発性メモリ31に上書き保存する。不揮発性メモリ31に記録された焦点距離及びフォーカシング距離は、状態データの一種である。
(4) メインマイコン30は、リーダー52に読み取り処理を実行させるとともに、デコーダー53にデコード処理を実行させる。デコーダー53によって映像データ及び音声データがデコードされている時には、デコーダー53がそのデコード位置(再生位置)をメインマイコン30に出力する。デコード位置(再生位置)とは、映像データ及び音声データの冒頭からの時間を表すものであって、デコーダー53が映像データ及び音声データのうち現在デコードしている位置をいう。メインマイコン30は、デコーダー53から入力されるデコード位置を不揮発性メモリ31に上書き保存する。不揮発性メモリ31に記録されたデコード位置は、状態データの一種である。
電子機器本体部50の状態がメインマイコン30によって不揮発性メモリ31に記録されるので、瞬断及び長期停電に関わらず停電が発生したものとしても、不揮発性メモリ31の記憶内容が消去されない。
続いて、電源装置10について詳細に説明する。
この電源装置10は、AC電源2の瞬断の場合でも電源オン状態及び待機状態に関するレジューム機能を有する。つまり、AC電源2の瞬断の直前に電源装置10によって電力が電子機器本体部50及びメインマイコン30に供給されて、これらが起動している場合(オン状態の場合)には、AC電源2が瞬断から復帰した後に電源装置10によって電力が電子機器本体部50及びメインマイコン30に供給されて、これらが起動する(オン状態となる)。一方、AC電源2の瞬断の発生前に電源装置10によって電力が電子機器本体部50及びメインマイコン30に供給されず、これらが起動していない場合(スタンバイ状態の場合)には、AC電源2が瞬断から復帰した後でも電力が電子機器本体部50及びメインマイコン30に供給されず、これらが起動しない(スタンバイ状態となる)。
AC電源2の長期停電の場合には、電源装置10のレジューム機能が無効となる。つまり、AC電源2の長期停電の直前に電源装置10によって電力が電子機器本体部50及びメインマイコン30に供給されていようとなかろうと、AC電源2が長期停電から復帰した後は、電源装置10によって電力が電子機器本体部50及びメインマイコン30に供給されず、これらが起動しない。
続いて、電源装置10の各部について詳細に説明する。
第一電源回路11はAC−DCコンバーターである。そのため、以下では、第一電源回路11をAC−DCコンバーター11という。AC−DCコンバーター11は、AC電源2から供給される交流電力を直流電力に変換する。AC−DCコンバーター11は定電圧電源であり、AC−DCコンバーター11の出力電圧(A部の電圧)が一定値にほぼ保たれる。
AC−DCコンバーター11の電力出力部がスイッチング素子(例えば、FET)15を介して電子機器本体部50の電源入力部及びメインマイコン30の電源入力部に接続されている。スイッチング素子15がオンである場合に、所定の値の電圧がメインマイコン30及び電子機器本体部50に印加され、AC−DCコンバーター11からメインマイコン30及び電子機器本体部50(B部)へ電力が供給される。
AC−DCコンバーター11から電子機器本体部50の各部(リーダー52、デコーダー53、D/Aコンバーター54、アンプ55、映像信号変換部62、映像信号処理部63、表示コントローラ64、表示素子65、光源制御部66、光源装置67及び投影レンズユニット68等)に直接電力が供給されるか、安定化電源を介して供給される。安定化電源は、AC−DCコンバーター11から供給された直流の電力を所定の電圧の電力に変換して、その変換後の電力を電子機器本体部50の各部に供給するものである。安定化電源としては、チョッパ制御電源、スイッチング制御電源又はシリーズレギュレーター電源を用いることができる。安定化電源は、電子機器本体部50の各部にそれぞれ設けられてもよい。
スイッチング素子15は、AC−DCコンバーター11の電力出力部からメインマイコン30の電源入力部及び電子機器本体部50の電源入力部までの電路上に設けられている。スイッチング素子15は、ノーマリーオフのFETである。つまり、スイッチング素子15のゲートに電圧がかかっていないと、スイッチング素子15がオフ状態となる。
AC−DCコンバーター11は、第二電源回路12を介して電源制御マイコン13に電力を供給する。ここで、AC−DCコンバーター11の電力出力部が第二電源回路12の電力入力部に接続され、第二電源回路12の電力出力部が電源制御マイコン13の電源入力部(Vcc入力端子)に接続されている。
スイッチング素子15のオン・オフに関わらず、AC−DCコンバーター11の出力電圧が第二電源回路12の電力入力部に印加され、AC−DCコンバーター11から第二電源回路12へ電力が供給される。
第二電源回路12は、AC−DCコンバーター11によって供給された直流の入力電力を直流の出力電力に変換する。第二電源回路12は定電圧のDC−DCコンバーターであり、第二電源回路12の出力電圧が一定値にほぼ保たれる。特に、第二電源回路12はシリーズレギュレーターである。
第二電源回路12の出力電圧が電源制御マイコン13の電源入力部に印加され、第二電源回路12から電源制御マイコン13へ電力が供給される。
また、第二電源回路12の電力出力部が電圧降下時間比較部20の電源入力部(電圧検知IC26のVss入力端子)に接続されており、第二電源回路12の出力電圧が電圧降下時間比較部20の電源入力部に印加され、第二電源回路12から電圧降下時間比較部20へ電力が供給される。
電圧降下時間比較部20は、AC−DCコンバーター11からメインマイコン30及び電子機器本体部50に供給される電力の電圧低下が瞬断であるか否かを検知する瞬断検知回路である。電圧降下時間比較部20によって電圧がモニタリングされる部位は、メインマイコン30の電源入力部及び電子機器本体部50の電源入力部(B部)である。スイッチング素子15がオンになっている状態で瞬断又は長期停電が発生した場合のA部の電圧変化について図2(a)、(b)を参照して説明する。図2(a)は、瞬断が発生した場合のA部の電圧変化を模式的に示すものであり、図2(b)は、長期停電が発生した場合のA部の電圧変化を模式的に示すものである。
図2(a),(b)に示すように、瞬断及び長期停電に関わらず、AC電源2が停電すると、A部の電圧が立ち下がり、AC電源2が停電から復帰すると、A部の電圧が立ち上がる。電圧降下時間比較部20は、A部の電圧が降下した時から上昇した時までのこの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を電源制御マイコン13に出力するものである。なお、図2(a),(b)に示すVaは、AC−DCコンバーター11の出力電圧である。
続いて、図1を用いて、電圧降下時間比較部20の構成について詳細に説明する。電圧降下時間比較部20は、整流素子21、キャパシタ22、抵抗器23,24,25及び電圧検知IC26を備える。
整流素子21のアノードがメインマイコン30の電源入力部、電子機器本体部50の電源入力部及びスイッチング素子15に接続されている。
整流素子21のカソードがキャパシタ22の一方の端子に接続され、キャパシタ22の他方の端子がグランドに接続されている。抵抗器23,24,25が整流素子21のカソードとグランドとの間に直列接続され、これら抵抗器23,24,25とキャパシタとが整流素子21のカソードとグランドとの間に並列接続されている。抵抗器24と抵抗器25との接続部が電圧検知IC26の入力端子に接続されている。なお、抵抗器23,24を省略し、電圧検知IC26の入力端子が整流素子21のカソード及びキャパシタ22の一方の端子に接続されてもよい。
キャパシタ22及び抵抗器23,24,25からなる遅延回路は、AC−DCコンバーター11から電子機器本体部50へ供給される電力の電圧を、整流素子21を介して入力し、その入力電圧に対して遅れて応答する電圧を電圧検知IC26の入力端子に出力するものである。電圧検知IC26の入力電圧(遅延回路の出力電圧)Vinの変化について、図2(c),(d)を参照して詳細に説明する。図2(c)は、瞬断が発生した場合の電圧検知IC26の入力電圧Vinの変化を示すものであり、図2(d)は、長期停電が発生した場合の電圧検知IC26の入力電圧Vinの電圧変化を示すものである。
瞬断及び長期停電に関わらず、スイッチング素子15がオンになっている状態で停電が発生すると、電圧検知IC26の入力電圧Vinが漸次低下し、電圧検知IC26の入力電圧VinがA部の電圧に対して遅れて低下する。これは、キャパシタ22と抵抗器23,24,25での放電に関する過渡現象によるものである。なお、スイッチング素子15がオンになっている状態で停電が発生すると、後述の第二電源回路12が強制的にシャットダウンされるので、停電発生時にスイッチング素子15がオフになる。
電圧検知IC26の入力電圧VinがA部の電圧に対して遅れて応答するので、図2(c)に示すように瞬断の終了時(AC電源2が瞬断から復帰した時)には、電圧検知IC26の入力電圧Vinが所定の閾値Vth以上である。それに対して、長期停電の場合には、図2(d)に示すように長期停電の終了時(AC電源2が長期停電から復帰した時)には、電圧検知IC26の入力電圧Vinが閾値Vth未満である。ここで、閾値Vthは、A部の電圧降下が瞬断と長期停電の何れかであるかを判別するためのものである。なお、図2(c),(d)に示すVbは、スイッチング素子15がオンでキャパシタ22が満充電されている状態でA部の電圧がVaである場合の電圧検知IC26の入力電圧Vinの値である。
電圧検知IC26はコンパレータである。つまり、電圧検知IC26は、その入力電圧Vinと閾値Vthを比較して、その比較結果を出力電圧Voutとして電源制御マイコン13に出力する。入力電圧Vinが閾値Vth以上であれば、出力電圧Voutがハイ(1)であり、入力電圧Vinが閾値Vth未満であれば、出力電圧Voutがロー(0)である。比較結果と出力電圧Voutの関係が逆であってもよい。
このように、瞬断と長期停電の時間軸の閾値が、電圧検知IC26の入力電圧Vinが閾値Vthに対応するように、キャパシタ22と抵抗器23,24,25の定数及び閾値Vthが決定されている。
電圧検知IC26が入力電圧Vinと閾値Vthとを比較する処理は、電圧降下時間比較部20がA部の電圧降下時間と所定の閾値とを比較する処理と同等である。従って、入力電圧Vinが閾値Vth以上であれば、電圧降下時間比較部20による比較結果は電圧降下時間が所定の閾値以下となる旨であり、それは電圧降下時間比較部(瞬断検知部)20により瞬断を検知したことになる。一方、入力電圧Vinが閾値Vth未満であれば、電圧降下時間比較部20による比較結果は電圧降下時間が所定の閾値を超える旨であり、それは電圧降下時間比較部(瞬断検知部)20により長期停電を検知したことになる。
電圧検知IC26は、第二電源回路12によって供給された電力によって動作する。そのため、瞬断及び長期停電に関わらず、更にスイッチング素子15のオン・オフに関わらず、停電が発生した場合には、電圧検知IC26が強制的に停止される。その後停電から復帰した場合には、第二電源回路12によって電圧検知IC26に電力が供給されるので、電圧検知IC26が動作する。
スイッチング素子15がオンとなった状態で瞬断が発生し、これにより電圧検知IC26が停止した場合でも、キャパシタ22の過渡現象により電圧検知IC26の入力電圧Vinが閾値以上に保持されるので、その後の復帰時に電圧降下時間比較部20によって瞬断を検知することができる。一方、スイッチング素子15がオンとなった状態で長期停電が発生すると、キャパシタ22の過渡現象が終了し、又は終了しかけているので、電圧検知IC26の入力電圧Vinが閾値未満になり、これにより長期停電を電圧降下時間比較部20によって検知することができる。つまり、スイッチング素子15がオンとなった状態での瞬断か長期停電かを電圧降下時間比較部20によって識別することができる。
また、スイッチング素子15がオフとなった状態で停電が発生した場合を考えると、停電が発生時に、既にキャパシタ22は十分に放電されている状態であるので、電圧検知IC26の入力電圧Vinが閾値Vth未満のままである。そのため、瞬断か長期停電かに関わらず、スイッチング素子15がオフとなった状態で停電が発生した場合は、瞬断か長期停電かを電圧降下時間比較部20によって識別することができないが、瞬断及び長期停電のどちらの停電でも電圧降下時間比較部20によりスイッチング素子15がオンの状態で長期停電した場合と同じ現象として検知される。これは、図1に示すA部の電圧ではなくB部の電圧が、電圧降下時間比較部20によって直接モニタリングされるためである。
続いて、電源制御マイコン13及び電源スイッチ14について説明する。
電源スイッチ14はユーザーによってオン・オフ操作される。電源スイッチ14がユーザーによってオン操作されると、その旨の信号が電源スイッチ14から電源制御マイコン13に出力される。一方、電源スイッチ14がユーザーによってオフ操作されると、その旨の信号が電源スイッチ14から電源制御マイコン13に出力される。
電源制御マイコン13は、CPU、RAM及びROM等を有する演算処理装置(コンピュータ)である。電源制御マイコン13のROMには、プログラムが格納されている。電源制御マイコン13がROMのプログラムを読み込んで、そのプログラムに従った処理を実行する。
電源制御マイコン13は、第二電源回路12によって供給された電力によって動作する。そのため、瞬断及び長期停電に関わらず、停電が発生した場合には、電源制御マイコン13が強制的に停止される。一方、停電から復帰した場合には、第二電源回路12によって電源制御マイコン13に電力が供給されるので、電源制御マイコン13が起動する。
続いて、起動後の電源制御マイコン13の処理について図3を参照して説明する。
瞬断及び長期停電に関わらず停電から復帰して、電源制御マイコン13が起動すると、電源制御マイコン13がプログラムに従って図3に示す処理を実行する。
まず、電源制御マイコン13は、電圧検知IC26による比較結果(出力電圧Vout)を読み取る(ステップS1)。ここで、停電直前にスイッチング素子15がオン状態である場合、瞬断後に電源制御マイコン13が起動したのであれば、電源制御マイコン13が起動する直前のA部の電圧降下時間が所定の閾値以下であり、電圧検知IC26による比較結果は入力電圧Vinが閾値Vth以上である旨を表す。停電直前にスイッチング素子15がオン状態である場合に、長期停電後に電源制御マイコン13が起動したのであれば、電源制御マイコン13が起動する直前のA部の電圧降下時間が所定の閾値を超え、電圧検知IC26による比較結果は入力電圧Vinが閾値Vth未満である旨を表す。停電直前にスイッチング素子15がオフ状態である場合(オフ状態が長期続いていた場合)に、長期停電及び瞬断のどちらの停電の後に電源制御マイコン13が起動したのであれば、電源制御マイコン13が起動する直前のB部の電圧降下自体が発生しない(停電時から閾値Vth未満である)ので、電圧検知IC26による比較結果は入力電圧Vinが閾値Vth未満である旨を表す。
そして、電源制御マイコン13は、その電圧検知IC26による比較結果に応じてスイッチング素子15のオン・オフを決める(ステップS2、ステップS3、ステップS4)。
つまり、入力電圧Vinが閾値Vth以上である旨の比較結果(停電前オン時瞬断)である場合(ステップS2:YES)、電源制御マイコン13がスイッチング素子15をオンにして、電子機器本体部50及びメインマイコン30を起動させる(ステップS3)。従って、瞬断直前にスイッチング素子15がオン状態である場合、瞬断から復帰した後に電源制御マイコン13が起動したのであれば、電子機器本体部50及びメインマイコン30の起動により電子機器1が自動的に起動する。その後、電源制御マイコン13の処理が終了する。
一方、入力電圧Vinが閾値Vth未満である旨(停電前オン時長期停電、又は停電前オフ時)の比較結果である場合(ステップS2:NO)、電源制御マイコン13がスイッチング素子15をオンにせず、電源スイッチ14のオン出力に対して応答するように待機する(スタンバイ状態とする)(ステップS4(、ステップS5:NO))。従って、長期停電直前にスイッチング素子15がオン状態である場合、長期停電から復帰した後に電源制御マイコン13が起動したのであれば、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動せずに、電子機器1が待機状態(スタンバイ状態)となる。更に、停電直前にスイッチング素子15がオブ状態である場合、長期停電又は瞬断から復帰した後に電源制御マイコン13が起動したのであれば、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動せずに、電子機器1が待機状態となる。
電子機器1が待機状態である場合に、ユーザーが電源スイッチ14をオン操作する。そうすると、その旨の信号が電源スイッチ14から電源制御マイコン13に出力され(ステップS5:YES)、それを入力した電源制御マイコン13がスイッチング素子15をオンにする(ステップS6)。そうすると、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動して、電子機器1がオン状態になる。
続いて、停電発生前に電子機器本体部50及びメインマイコン30が動作している場合に、停電から復帰後に電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動するときの電子機器本体部50及びメインマイコン30の動作について説明する。
上述したように、停電発生前では、メインマイコン30が状態データを不揮発性メモリ31に上書き記録する。そのため、停電発生後でも、状態データが不揮発性メモリ31に記憶されている。そして、停電から復帰後にメインマイコン30が起動すると、そのメインマイコン30は状態データを不揮発性メモリ31から読み取り、その状態データに従って電子機器本体部50を制御して電子機器本体部50の初期設定を行う。具体的な例を挙げると、メインマイコン30が以下の(A)〜(D)に示すような処理を実行する。
(A) メインマイコン30は、キーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方の状態を表すパラメーターを不揮発性メモリ31から読み取る。そして、メインマイコン30がそのパラメーターを映像信号処理部63に出力して、キーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方を映像信号処理部63に行わせる。そうすると、映像信号処理部63がそのパラメーターに基づいたキーストーン補正若しくはフィッティング補正又はこれらの両方を行う。
(B) メインマイコン30は不揮発性メモリ31から輝度データを読み取る。そして、メインマイコン30がその輝度データに応じた調光信号を光源制御部66に出力すると、光源制御部66がメインマイコン30から入力した調光信号に応じた輝度で光源装置67を発光させる。
(C) メインマイコン30が不揮発性メモリ31から焦点距離及びフォーカシング距離を読み取る。そして、メインマイコン30が投影レンズユニット68を制御して、投影レンズユニット68の焦点距離及びフォーカシング距離を読み取った焦点距離及びフォーカシング距離にする。
(D) メインマイコン30が不揮発性メモリ31からデコード位置を読み取る。そして、メインマイコン30は、読み取ったデコード位置から動画ファイルを読み取ることをリーダー52に実行させるとともに、デコーダー53にデコード処理を実行させる。そうすると、停電後も、動画が停電直前の位置から再生される。
本発明の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
(1) 瞬断・長期停電に関わらず、停電が発生すると、電子機器本体部50、メインマイコン30、電源制御マイコン13及び電圧検知IC26が強制的にシャットダウンしてしまう。そうであったとしても、キャパシタ22及び抵抗器23〜25からなる遅延回路によってその遅延回路の出力電圧が第一電源回路11の出力電圧から遅れて降下するので、瞬断から復帰すれば、電圧検知IC26により瞬断を検知することができる。そして、瞬断の検知によってスイッチング素子15がオン状態になって、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動されるから、瞬断からの復帰後に電子機器1が自動的にオン状態になる。よって、瞬断後にユーザーが電子機器1をオン操作する必要がなくなる。
(2) 停電発生直後にメインマイコン30、電源制御マイコン13、電圧検知IC26及び電子機器本体部50(これらの中でも特に電子機器本体部50)を継続して動作させるために必要な大容量キャパシタ等のバックアップ電源を設けなくても済む。
(3) 停電発生前にスイッチング素子15がオフ状態となっていると、その後に瞬断・長期停電が発生してそれが復帰しても、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動されない。(これは、スイッチング素子15よりも電子機器本体部50側のBの電圧がキャパシタ22及び抵抗器23〜25からなる遅延回路に入力されるためである。つまり、スイッチング素子15がオフ状態となっていれば、遅延回路の入力電圧が降下しないためである。)
したがって、ACプラグを抜いて、ACプラグ挿したような場合に、いきなり起動されてしまうようなことを防ぐことができる。
(4) 停電発生前に状態データが不揮発性メモリ31に記録されるため、瞬断から復帰後に電子機器本体部50が瞬断発生前の状態で動作する。
〔第2の実施の形態〕
図4は、本発明の第2実施形態に係る電子機器1Aを示したブロック図である。
この電子機器1Aは、第1実施形態に係る電子機器1の電圧降下時間比較部20を電圧降下時間計測マイコン120に変更したものである。電圧降下時間計測マイコン120と電圧降下時間比較部20が相違する点を除いて、電子機器1Aと電子機器1が同様に設けられている。そこで、電子機器1Aと電子機器1が一致する部分には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
この電圧降下時間計測マイコン120は、電圧降下時間比較部であるとともに、瞬断検知部でもある。電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部が整流素子121のカソードに接続され、整流素子121のアノードが第二電源回路12の電力出力部に接続されている。第二電源回路12によって所定の値の電圧が電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部に印加され、第二電源回路12から電圧降下時間計測マイコン120へ電力が供給される。これにより、電圧降下時間計測マイコン120が動作する。
停電直後に電圧降下時間計測マイコン120が強制的にシャットダウンされることを抑制するべく、キャパシタ(保持部)122が設けられている。このキャパシタ122の一方の端子は電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部に接続され、キャパシタ122の他方の端子はグランドに接続されている。停電により第二電源回路12の出力電圧が立ち下がっても、このキャパシタ122での充電により電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部の電圧が遅れて低下するので、停電後一定時間の間は電圧降下時間計測マイコン120の電源電圧が保持されて、電圧降下時間計測マイコン120が動作する。
電圧降下時間計測マイコン120の端子STには、メインマイコン30の電源入力部、電子機器本体部50の電源入力部及びスイッチング素子15(B部)が接続されている。
電圧降下時間計測マイコン120の端子STPには、AC−DCコンバーター11の電力出力部(A部)が接続されている。
電圧降下時間計測マイコン120はCPU、RAM及びROM等を有する演算処理装置(コンピュータ)である。電圧降下時間計測マイコン120のROMには、プログラムが格納されている。電圧降下時間計測マイコン120がROMのプログラムを読み込んで、そのプログラムに従った処理を実行する。具体的には、電圧降下時間計測マイコン120は、初期化処理と、図4に示すA部の電圧降下時間を測定する処理とを実行する。
まず、初期化処理について説明する。
電圧降下時間計測マイコン120が起動した時、及び、後述するように、端子STPに入力されるA部の電圧の立ち上がり時には、電圧降下時間計測マイコン120が出力電圧Voutをローにリセットする。その後、電圧降下時間計測マイコン120は出力電圧Voutをローに維持する。
続いて、電圧降下時間の測定処理について説明する。
スイッチング素子15がオンとなっている状態で、電圧降下時間計測マイコン120の起動中に停電が発生すると、AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち下がり、電源制御マイコン13、メインマイコン30及び電子機器本体部50が強制的にシャットダウンされ、スイッチング素子15がオフ状態になる。そうすると、電圧降下時間計測マイコン120の端子STの電圧も立ち下がり、それにより電圧降下時間計測マイコン120が計時を開始する。なお、停電直後は、キャパシタ122の過渡現象によって電圧降下時間計測マイコン120がシャットダウンしない。
その後、停電から復帰すると、AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がり、電圧降下時間計測マイコン120の端子STPの電圧も立ち上がる。電圧降下時間計測マイコン120の端子STPの電圧の立ち上がりによって、電圧降下時間計測マイコン120はA部の電圧降下が瞬断であるか、長期停電であるかを検知する。具体的には、測定中の計時時間が所定の閾値を超える以前にAC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった場合には、電圧降下時間計測マイコン120が出力電圧Voutをハイに立ち上げる。一方、測定中の計時時間が所定の閾値を超えた後にAC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった場合には、電圧降下時間計測マイコン120が出力電圧Voutをローに保つ。
AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった時に応じて瞬断と長期停電の何れかを検知する処理は、AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった時の計時時間が所定閾値と比較して、その比較結果を出力する処理と同等である。計時時間が所定閾値以下の旨の比較結果であれば、電圧降下時間計測マイコン120が出力電圧Voutをハイに立ち上げ、計時時間が所定閾値を超える旨の比較結果であれば、電圧降下時間計測マイコン120が出力電圧Voutをローに保つ。
出力電圧Voutは、電圧降下時間計測マイコン120の計時処理による判定結果(比較結果)を表す。つまり、出力電圧Voutがハイであれば、判定結果は、測定中の計時時間が所定の閾値を超える以前にAC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった旨(瞬断)を表す。一方、出力電圧Voutがローであれば、判定結果は、測定中の計時時間が所定の閾値を超えた後にAC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった旨(長期停電)を表す。
AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がる前に、キャパシタ122の放電が終了し、又は終了しかけると、電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部の電圧の低下により、電圧降下時間計測マイコン120がシャットダウンするので、電圧降下時間の測定処理が途中で終了する。
スイッチング素子15がオフとなっている状態で、電圧降下時間計測マイコン120の起動中に停電が発生したものとしても、電圧降下時間計測マイコン120の端子STの電圧は十分に低いまま変化しないので、電圧降下時間計測マイコン120が電圧降下時間の測定処理を実行しない。そして、初期化処理が行われているので、電圧降下時間計測マイコン120は出力電圧Voutをローに維持する。
停電から復帰した場合には、電源制御マイコン13が起動して図3とほぼ同様の図5に示す処理を実行する。図5に示すステップS1では、電源制御マイコン13が、電圧降下時間計測マイコン120から入力した判定結果(出力電圧Vout)を読み取る。電圧降下時間計測マイコン120は、端子STPに入力されるA部の電圧の立ち上がりにより上述のような初期化処理を実行する。
図5に示すステップS2では、測定中の計時時間が所定の閾値を超える以前にAC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった旨(瞬断)の判定結果であれば(ステップS2:YES)、電源制御マイコン13の処理がステップS3に移行する。一方、測定中の計時時間が所定の閾値を超えた後にAC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がった旨(長期停電)の判定結果であれば(ステップS2:NO)、電源制御マイコン13の処理がステップS4に移行する。なお、図5に示す処理は第1実施形態と同様であるので、図5に示す処理の詳細な説明を省略する。
判定結果と出力電圧Voutの関係が逆であってもよいが、その場合、上述の初期化処理において電圧降下時間計測マイコン120が出力電圧Voutをハイにリセットする。
上述の説明では、第二電源回路12の出力電圧が電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部に印加されていた。その代わりに、一次電池又は二次電池を用いてもよい。つまり、一次電池又は二次電池の電圧が電圧降下時間計測マイコン120の電源入力部に印加され、それにより電圧降下時間計測マイコン120が動作してもよい。そうすれば、停電時でも電圧降下時間計測マイコン120の動作が継続する。この場合、一次電池又は二次電池が、電圧降下時間計測マイコン120の電源電圧を保持する保持部である。
本実施形態においても、瞬断からの復帰後に電子機器1が自動的にオン状態になるので、瞬断後にユーザーが電子機器1Aをオン操作する必要がなくなる。
また、バックアップ電源としてキャパシタ122があるものの、電圧降下時間計測マイコン120の消費電力が低いうえに、そのキャパシタ122は電子機器本体部50の動作を継続させるものではない。それゆえ、キャパシタ122の容量は、瞬断時の電圧降下時間計測マイコン120の動作を継続させる程度の最小限で済む。
また、停電発生前にスイッチング素子15がオフ状態となっていると、停電復帰後でも電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動されない。(これは、スイッチング素子15よりも電子機器本体部50側のBの電圧降下によって電圧降下時間計測マイコン120の計時が開始するためである。)
したがって、ACプラグを抜いて、ACプラグ挿したような場合に、いきなり起動されてしまうようなことを防ぐことができる。
〔第3の実施の形態〕
図6は、本発明の第3実施形態に係る電子機器1Bを示したブロック図である。
この電子機器1Bは、第1実施形態に係る電子機器1の電圧降下時間比較部20を設けていないものである。また、メインマイコン30の電源入力部及び電子機器本体部50の電源入力部が電源制御マイコン213に接続され、図6に示すB部の電圧が電源制御マイコン213によってモニタリングされるようになっている。第3実施形態の電源制御マイコン213のROM中のプログラムが第1実施形態の電源制御マイコン13のROM中のプログラムと相違し、第3実施形態の電源制御マイコン213が実行する処理は第1実施形態の電源制御マイコン13が実行する処理と相違する。これらの点を除いて、電子機器1Aと電子機器1が同様に設けられている。そこで、電子機器1Aと電子機器1が一致する部分には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
停電直後に電源制御マイコン213が強制的にシャットダウンされることを抑制するべく、整流素子221及びキャパシタ222が設けられている。電源制御マイコン213の電源入力部が整流素子221のカソードに接続され、整流素子221のアノードが第二電源回路12の電力出力部に接続されている。このキャパシタ222の一方の端子は電源制御マイコン213の電源入力部に接続され、キャパシタ222の他方の端子はグランドに接続されている。停電により第二電源回路12の出力電圧が立ち下がっても、このキャパシタ222の充電により電源制御マイコン213の電源入力部の電圧が遅れて低下するので、停電後一定時間の間は電源制御マイコン213の電源電圧が保持され、電源制御マイコン213が動作する。なお、一次電池又は二次電池の電圧が電源制御マイコン213の電源入力部に印加され、それにより電源制御マイコン213が動作してもよい。そうすれば、停電時でも電源制御マイコン213の動作が継続する。
瞬断及び長期停電に関わらず停電から復帰して、電源制御マイコン213が起動すると、電源制御マイコン213は図5に示すステップS4、ステップS5及びステップS6の処理を実行する。つまり、まず、電源制御マイコン213は、電源スイッチ14のオン出力に対して応答するように待機する(ステップS4(、ステップS5:NO))。従って、電子機器1が待機状態となる。
そして、ユーザーが電源スイッチ14をオン操作する。そうすると、その旨の信号が電源スイッチ14から電源制御マイコン213に出力され(ステップS5:YES)、それを入力した電源制御マイコン213がスイッチング素子15をオンにする(ステップS6)。そうすると、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動して、電子機器1がオン状態になる。
スイッチング素子15がオン状態となって、電子機器本体部50及びメインマイコン30が動作している時の電源制御マイコン213の処理について説明する。
電源制御マイコン213は図6に示すB部の電圧をモニタリングする。そして、停電が発生すると、AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち下がり、メインマイコン30及び電子機器本体部50が強制的にシャットダウンされる。そうであっても、キャパシタ222の充電によって電源制御マイコン213が継続して動作し、スイッチング素子15がオン状態を維持する。
B部の電圧が立ち下がると、電源制御マイコン213が計時を開始する(計時処理の開始)。なお、スイッチング素子15がオフとなっている状態で停電が発生したものとしても、B部の電圧は十分に低いまま変化しないので、電源制御マイコン213が電圧降下時間の測定処理を実行しない。
電圧降下時間の測定処理の実行中に計時時間が所定の閾値を超える前に、停電から復帰したら、AC−DCコンバーター11の出力電圧が立ち上がり、B部の電圧も立ち上がる。そうすると、電源制御マイコン213がスイッチング素子15のオン状態を維持する。更に、電源制御マイコン213が計時を終了し、その計時時間をリセットする。B部の電圧が立ち上がることによって、電子機器本体部50及びメインマイコン30が起動する。停電から復帰後にメインマイコン30が起動すると、そのメインマイコン30は状態データを不揮発性メモリ31から読み取り、その状態データに従って電子機器本体部50を制御して電子機器本体部50の初期設定を行う。
一方、電圧降下時間の測定処理の実行中に計時時間が所定の閾値を超えたら、電源制御マイコン213が計時を終了し、電源制御マイコン213がスイッチング素子15をオフ状態にする。そのため、電圧降下時間が所定の閾値を超えて、停電が長期停電であれば、その後に停電から復帰してもメインマイコン30及び電子機器本体部50が起動しない。
本実施形態においても、停電が発生しても電源制御マイコン213の動作が継続するから、瞬断からの復帰後に電子機器1が自動的にオン状態になる。そのため、瞬断後にユーザーが電子機器1Bをオン操作する必要がなくなる。長期停電の場合には、スイッチング素子15がオフ状態になるので、ACプラグを抜いて、ACプラグ挿したような場合に、いきなり起動されてしまうようなことを防ぐことができる。また、停電中に外乱等が発生したとしても電子機器本体部50やメインマイコン30に過剰電流・過剰電圧がかからない。さらに、キャパシタ222が小容量で済む。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載に基づいて定められる。更に、特許請求の範囲に記載から本発明の本質とは関係のない変更を加えた均等な範囲も本発明の技術的範囲に含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
電子機器本体部と、
前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する電圧降下時間比較部と、
起動時に前記電圧降下時間比較部の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記比較結果が前記閾値を超える旨である場合に、前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
電子機器本体部と、
前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する電圧降下時間比較部と、
起動時に前記電圧降下時間比較部の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を電圧が降下する前の電源状態に復帰させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項4>
前記比較結果が前記閾値を超える旨である場合に前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
<請求項5>
前記電子機器本体部及び前記制御部に電力を供給する電源回路と、
前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、を更に備え、
前記比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオン状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させる、
ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
前記比較結果が前記閾値を超える旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオフ状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させない、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
<請求項7>
電子機器本体部と、
前記電子機器本体部に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧に対して遅れて応答する電圧を出力する遅延部と、
前記遅延部の出力電圧を所定の閾値と比較し、その比較結果を出力するコンパレータと、
起動時に前記コンパレータの比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以上の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項8>
前記比較結果が前記閾値未満の旨である場合に前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
<請求項9>
前記電子機器本体部及び前記制御部に電力を供給する電源回路と、
前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、を更に備え、
前記比較結果が前記閾値以上の旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオン状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させる、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
<請求項10>
前記比較結果が前記閾値未満の旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオフ状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させない、
ことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
<請求項11>
電子機器本体部と、
前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超える以前に前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇したか否かの判定結果を出力する電圧降下時間計測部と、
前記電圧降下時間計測部の電源電圧を保持する保持部と、
起動時に前記電圧降下時間計測部の判定結果を読み取り、その判定結果が否でない場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項12>
電子機器本体部と、
前記電子機器本体部に電力を供給する電源回路と、
前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、
前記電子機器本体部の電源入力部の電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超える以前に前記電源回路の電力出力部の電圧が上昇したか否かの判定結果を出力する電圧降下時間計測部と、
前記電圧降下時間計測部の電源電圧を保持する保持部と、
起動時に前記電圧降下時間計測部の判定結果を読み取り、その判定結果が否でない場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項13>
前記判定結果が否である場合に前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
ことを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器。
<請求項14>
不揮発性の記憶部と、
前記電子機器本体部に供給される電力の電圧降下前に前記電子機器本体部の状態を表す状態データを前記記憶部に記録する電子機器制御部と、を更に備え、
前記制御部が前記電子機器本体部とともに前記電子機器制御部を起動させ、前記電子機器制御部が起動時に前記記憶部から前記状態データを読み取るとともに、その読み取った状態データに従って前記電子機器本体部を動作させる、
ことを特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項15>
電子機器本体部と、
前記電子機器本体部に電力を供給する電源回路と、
前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられたスイッチング素子と、
前記スイッチング素子をオンにした状態で前記電子機器本体部に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超えた後に前記入力電圧が上昇した場合に前記スイッチング素子をオフにし、前記計時時間が前記閾値を超える前に前記電子機器本体部の電源入力部の入力電圧が上昇した場合に前記スイッチング素子をオンに保つ制御部と、
前記制御部の電源電圧を保持する保持部と、を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項16>
不揮発性の記憶部と、
前記スイッチング素子よりも前記電子機器本体側で前記電源回路の電力を入力し、前記電子機器本体部に供給される電力の電圧降下前に前記電子機器本体部の状態を表す状態データを前記記憶部に記録する電子機器制御部と、を更に備え、
前記電子機器制御部が前記電源回路の出力電圧の上昇によって起動し、その起動時に前記記憶部から前記状態データを読み取るとともに、その読み取った状態データに従って前記電子機器本体部を動作させる、
ことを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
<請求項17>
前記電子機器本体部が、映像を投影する投影装置本体部である、
ことを特徴とする請求項1から16の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項18>
電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力するステップと、
起動時に前記比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させるステップと、を備える、
ことを特徴とする電子機器の制御方法。
<請求項19>
電子機器のコンピュータに、
電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する機能と、
起動時に前記比較結果を読み取り、
その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる機能と、を実現させるためのプログラム。
1,1A,1B 電子機器
11 第一電源回路
13 電源制御マイコン(制御部)
15 スイッチング素子
20 電圧降下時間比較部
21 整流素子
22 キャパシタ
23〜25 抵抗器
26 電圧検知IC(コンパレータ)
30 メインマイコン
31 不揮発性メモリ(不揮発性の記憶部)
50 電子機器本体部
120 電圧降下時間計測マイコン(電圧降下時間計測部、電圧降下時間比較部)
122 キャパシタ(保持部)
213 電源制御マイコン(制御部)
222 キャパシタ(保持部)

Claims (19)

  1. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する電圧降下時間比較部と、
    起動時に前記電圧降下時間比較部の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記比較結果が前記閾値を超える旨である場合に、前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する電圧降下時間比較部と、
    起動時に前記電圧降下時間比較部の比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を電圧が降下する前の電源状態に復帰させる制御部と、を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 前記比較結果が前記閾値を超える旨である場合に前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器本体部及び前記制御部に電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、を更に備え、
    前記比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオン状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させる、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 前記比較結果が前記閾値を超える旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオフ状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させない、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧に対して遅れて応答する電圧を出力する遅延部と、
    前記遅延部の出力電圧を所定の閾値と比較し、その比較結果を出力するコンパレータと、
    起動時に前記コンパレータの比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以上の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 前記比較結果が前記閾値未満の旨である場合に前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記電子機器本体部及び前記制御部に電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、を更に備え、
    前記比較結果が前記閾値以上の旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオン状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させる、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
  10. 前記比較結果が前記閾値未満の旨である場合に前記制御部が前記スイッチング素子をオフ状態にすることによって前記電子機器本体部を起動させない、
    ことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超える以前に前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇したか否かの判定結果を出力する電圧降下時間計測部と、
    前記電圧降下時間計測部の電源電圧を保持する保持部と、
    起動時に前記電圧降下時間計測部の判定結果を読み取り、その判定結果が否でない場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  12. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部に電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられ、ノーマリーオフのスイッチング素子と、
    前記電子機器本体部の電源入力部の電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超える以前に前記電源回路の電力出力部の電圧が上昇したか否かの判定結果を出力する電圧降下時間計測部と、
    前記電圧降下時間計測部の電源電圧を保持する保持部と、
    起動時に前記電圧降下時間計測部の判定結果を読み取り、その判定結果が否でない場合に前記電子機器本体部を起動させる制御部と、を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  13. 前記判定結果が否である場合に前記制御部が前記電子機器本体部を起動させない、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器。
  14. 不揮発性の記憶部と、
    前記電子機器本体部に供給される電力の電圧降下前に前記電子機器本体部の状態を表す状態データを前記記憶部に記録する電子機器制御部と、を更に備え、
    前記制御部が前記電子機器本体部とともに前記電子機器制御部を起動させ、前記電子機器制御部が起動時に前記記憶部から前記状態データを読み取るとともに、その読み取った状態データに従って前記電子機器本体部を動作させる、
    ことを特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載の電子機器。
  15. 電子機器本体部と、
    前記電子機器本体部に電力を供給する電源回路と、
    前記電源回路の電力出力部と前記電子機器本体部の電源入力部との間に設けられたスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子をオンにした状態で前記電子機器本体部に供給される電力の電圧を入力し、その入力電圧が降下した時から計時を開始し、その計時時間が所定の閾値を超えた後に前記入力電圧が上昇した場合に前記スイッチング素子をオフにし、前記計時時間が前記閾値を超える前に前記電子機器本体部の電源入力部の入力電圧が上昇した場合に前記スイッチング素子をオンに保つ制御部と、
    前記制御部の電源電圧を保持する保持部と、を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  16. 不揮発性の記憶部と、
    前記スイッチング素子よりも前記電子機器本体側で前記電源回路の電力を入力し、前記電子機器本体部に供給される電力の電圧降下前に前記電子機器本体部の状態を表す状態データを前記記憶部に記録する電子機器制御部と、を更に備え、
    前記電子機器制御部が前記電源回路の出力電圧の上昇によって起動し、その起動時に前記記憶部から前記状態データを読み取るとともに、その読み取った状態データに従って前記電子機器本体部を動作させる、
    ことを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 前記電子機器本体部が、映像を投影する投影装置本体部である、
    ことを特徴とする請求項1から16の何れか一項に記載の電子機器。
  18. 電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力するステップと、
    起動時に前記比較結果を読み取り、その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させるステップと、を備える、
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
  19. 電子機器のコンピュータに、
    電子機器本体部に供給される電力の電圧が降下した時から前記電子機器本体部に供給される電力の電圧が上昇した時までの電圧降下時間を所定の閾値と比較して、その比較結果を出力する機能と、
    起動時に前記比較結果を読み取り、
    その比較結果が前記閾値以下の旨である場合に前記電子機器本体部を起動させる機能と、を実現させるためのプログラム。
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