JP2015048643A - 既存建物の耐震補強方法及び耐震補強構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既存建物1における既存基礎2の少なくとも一側面に所要間隔を置いて新設基礎6を設け、新設基礎6には既存基礎2と対面する側に予め接合筋9を突出させて設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカー7を設け、地盤アンカー7を緊張定着した後に、所要間隔内で既存基礎2及び/又は柱5に設けた後施工アンカー筋8と新設基礎6の接合筋9とを鉄筋重ね継手としてつなぎ合わせ、所要間隔内及び/又は既存基礎2の上部にコンクリート10を打設して新設基礎6と既存基礎2及び/又は柱5とを一体化する。
【選択図】図1−1
Description
なお、この場合の新設基礎6は、プレキャストコンクリートとすることが最適であるが、現場打ちコンクリートとしても良い。また、PC鋼材としてPC鋼棒13の代わりにPC鋼線、PC鋼より線としてもよいし、高強度鋼棒としてもよい。さらに、PC鋼棒13と挿通孔12、12aとの隙間にPCグラウトを注入せずにアンポンドPC鋼材を使用してアンポンドとしてもよい。
2 既存基礎
3 既存基礎杭
4 地中梁
5 柱
6、16 新設基礎
7 地盤アンカー
8 後施工アンカー筋
9、19 接合筋
9a 付加接合筋
10、20 後打ちコンクリート
10a、20a コッター
11 目地(充填材)
12、12a 挿通孔
13 PC鋼棒(PC鋼材)
14 切欠部
Claims (9)
- 既存建物における既存基礎の少なくとも一側面に所要間隔を置いて新設基礎を設け、
該新設基礎には既存基礎と対面する側に予め接合筋を突出させて設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記所要間隔内で前記既存基礎及び/又は柱に設けた後施工アンカー筋と前記新設基礎の接合筋とをつなぎ合わせ、
前記所要間隔内及び/又は既存基礎の上部にコンクリートを打設して前記新設基礎と既存基礎及び/又は柱とを一体化すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の両サイドに目地部を設けて新設基礎を設け、
該新設基礎に支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記目地部に充填材を充填して硬化した後に、
予め既存基礎に設けてある貫通孔と新設基礎に設けた貫通孔とにPC鋼材を挿通し両サイドの新設基礎に緊張定着して新設基礎と既存基礎とを一体化すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の両サイドに所要間隔を設けて新設基礎を設け、
該新設基礎には既存基礎と対面する側に予め接合筋を突出させて設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記所要間隔内で前記既存基礎に設けた後施工アンカー筋と前記新設基礎の接合筋とをつなぎ合わせてコンクリートを打設し、
予め既存基礎に設けてある貫通孔と新設基礎に設けた貫通孔とにPC鋼材を挿通し両サイドの新設基礎に緊張定着して新設基礎と既存基礎とを一体化すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の少なくとも一側面の上部に切欠部を形成すると共に、目地部を設けて新設基礎を設け、
該新設基礎に支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設けると共に、前記切欠部に突出する接合筋を設けておき、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記目地部に充填材を充填すると共に前記切欠部にコンクリートを打設してコッターを形成して新設基礎と既存基礎とを一体化する及び/又は予め既存基礎に設けてある貫通孔と新設基礎に設けた貫通孔とにPC鋼材を挿通し両サイドの新設基礎に緊張定着して新設基礎と既存基礎とを一体化すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の少なくとも一側面に目地部を設けて新設基礎を設け、
該新設基礎には既存基礎の上部に突出させて予め接合筋を設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記目地部に充填材を充填して硬化した後に、
両サイドに新設基礎を設けた場合は両サイドの接合筋の間に付加接合筋を配置して接合筋とをつなぎ合わせ、既存基礎の上部にコンクリートを打設してコッターを一体的に形成すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の二側面の上部に切欠部を形成すると共に、所要間隔を設けて新設基礎を設け、
該新設基礎には既存基礎と対面する側にと切欠部に対応する側とに予め接合筋を突出させて設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記所要間隔内で前記既存基礎と切欠部とに設けた後施工アンカー筋と前記新設基礎の接合筋とをつなぎ合わせてコンクリートを打設して一体化する及び/又は予め既存基礎に設けてある貫通孔と新設基礎に設けた貫通孔とにPC鋼材を挿通し両サイドの新設基礎に緊張定着して新設基礎と既存基礎とを一体化すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の二側面に所要間隔を置いて新設基礎を設け、
該新設基礎には既存基礎と柱とに対面する側に予め接合筋を突出させて設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記所要間隔内で前記既存基礎と柱とに設けた後施工アンカー筋と前記新設基礎の接合筋とをつなぎ合わせ、及び/又は両サイドに新設基礎を設けた場合は両サイドの接合筋の間に付加接合筋を配置して接合筋とをつなぎ合わせ、既存基礎の上部にコンクリートを打設してコッターを一体的に形成すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 既存建物における既存基礎の少なくとも一側面に目地部を設けて新設基礎を設け、
該新設基礎には既存基礎の上部に突出させて予め接合筋を設けておくと共に、支持地盤中に延びて定着させる地盤アンカーを設け、
該地盤アンカーを緊張定着した後に、前記目地部に充填材を充填して硬化した後に、
柱に設けた後施工アンカー筋と前記新設基礎の接合筋とをつなぎ合わせ、
前記既存基礎の上部にコンクリートを打設してコッターを一体的に形成すること
を特徴とする既存建物の耐震補強方法。 - 前記請求項1乃至8のいずれかの耐震補強方法によって得られたこと
を特徴とする既存建物の耐震補強構造。
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