JP2014222979A - 配電盤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】台車フレームと車輪と前面側に導電部保護のためのフェイスプレートとを有し、盤内を前後方向に移動可能な機器台車と、フェイスプレートの背面側に取り付けられた計器用変圧器等の機器と、機器の背面側に配置された機器一次端子と、機器一次端子と接続された可動コンタクトと、機器一次端子の下方側に配置され、機器一次端子と前記可動コンタクトとの接続部を支持する碍子と、可動コンタクトと相対する盤内の固定部に設けられ、可動コンタクトが接離される固定コンタクトを有する主回路断路部とを備えたものである。
【選択図】図1
Description
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図5に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤における機器台車が接続位置にある状態を示す側面断面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤における機器台車が断路位置にある状態を示す断面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤における機器台車を示す要部正面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるフェイスプレートユニットと台車ユニットを示す斜視図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤におけるフェイスプレートの穴を示す正面図である。
機器一次端子106の下方側には機器一次端子106と可動コンタクト108との接続部を支持する碍子117が配置され、その碍子117が固定フレーム118に取り付けられている。
可動コンタクト108と相対する盤内の固定枠102には可動コンタクト108が接離される固定コンタクト111を有する主回路断路部110が配置されている。
一方、固定枠102の背面側の後壁109には機器台車101の可動コンタクト108に対向する位置に3相の主回路断路部110が設けられている。主回路断路部110の1相分は円筒状の絶縁筒111aとその絶縁筒111aの内部の隔壁を貫通して取り付けられて通電部となる固定コンタクト111とを有している。
固定枠102の内部側に突出した主回路断路部110の固定コンタクト111は、機器台車101を固定枠102内に押し込むことにより機器台車101の可動コンタクト108と嵌合して接触する。
固定コンタクト111は固定枠102の後壁109より外部側に突出する主回路端子112に接続され、主回路端子112は主回路母線(図示せず)へと接続される。
機器103の機器二次端子113には制御線114が接続され、フェイスプレート115に設けられたコネクタ116を介して盤側の制御線より接続可能となる。
機器103の機器一次端子106の下方位置に碍子117が配置され、この碍子117で組立導体107を固定して強固に支持し、組立導体107により機器一次端子106と可動コンタクト108が接続される。すなわち、碍子117により機器一次端子106と可動コンタクト108との接続部を強固に支持している。
このとき、碍子117は機器台車101本体の奥行方向に増加しないよう考慮して機器一次端子106の下方位置に配置して小型化を図っている。そして、碍子117は固定フレーム118に固定され、固定フレーム118はフェイスプレート115に固定されている。
このような場合においては、図4に示すように、フェイスプレート115、機器103、碍子117、固定フレーム118、組立導体107、可動コンタクト108、制御線14とから構成されるフェイスプレートユニット119と、機器台車本体101a、車輪104、台車フレーム120とから構成される台車ユニット121の二つのユニット化を採用することにより改善される。
組立時は、フェイスプレートユニット119、台車ユニット121はそれぞれ個別に製作した後、台車ユニット121の機器台車本体101aの底板に設けられた穴122、台車ユニット121の台車フレーム120に設けられた穴123、そして、フェイスプレートユニット119のフェイスプレート115に設けられた穴125、フェイスプレートユニット119のフェイスプレート115の底板に設けられた穴124に例えばボルト(図示せず)を通して締結して、機器103を搭載した機器台車101を完成させる。
なお、台車フレーム120側の穴123の内側、フェイスプレート115側の穴124内側にはそれぞれナット(図示せず)を溶接しておき、組立完成後においても機器台車101の外部からのみのアクセスでボルト(図示せず)が外せるように考慮して作業性の向上を図っている。
また、盤搭載時に機器103のメンテナンスが必要となったときは、機器台車101を断路位置まで引き出し、フェイスプレートユニット119と台車ユニット121とを締結してあるボルトを外すことにより、フェイスプレートユニット119を台車ユニット121から取り外すことが可能となる。そのため、機器台車101の引出用のリフタを使用することなく機器103のメンテナンス作業が可能となる。
フェイスプレート115に設けられた穴125をダルマ形状の穴とすることにより、その穴125の接続部のボルトを外さずに緩めるだけでフェイスプレートユニット119を取り外すことが可能となるため、ボルトを外した瞬間にフェイスプレートユニット119が落下する心配も無くなり信頼性の高い配電盤を得ることができる。
この発明の実施の形態2を図6に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の形態2に係わる配電盤における機器台車への搭載状態を示す側面断面図である。
この発明の実施の形態3を図7に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の形態3に係わる配電盤における機器台車への搭載状態を示す要部斜視図である。
Claims (7)
- 台車フレームと車輪と前面側に導電部保護のためのフェイスプレートとを有し、盤内を前後方向に移動可能な機器台車と、前記フェイスプレートの背面側に取り付けられた機器と、前記機器の背面側に配置された機器一次端子と、前記機器一次端子と接続された可動コンタクトと、前記機器一次端子の下方側に配置され、前記機器一次端子と前記可動コンタクトとの接続部を支持する碍子と、前記可動コンタクトと相対する前記盤内の固定部に設けられ、前記可動コンタクトが接離される固定コンタクトを有する主回路断路部とを備えたことを特徴とする配電盤。
- 前記フェイスプレート、前記機器、前記機器一次端子、前記可動コンタクト、前記碍子、前記碍子が取り付けられた固定フレームから構成されるフェイスプレートユニットと、前記台車フレーム、前記車輪とから構成される台車ユニットとにユニット化され、前記フェイスプレートユニットと前記台車ユニットとを一体的に締結することを特徴とする請求項1に記載の配電盤。
- 前記フェイスプレートユニットと前記台車ユニットとの接続部の締結はボルト締結とし、前記台車ユニットの前記台車フレームに取付用ナットを溶接したことを特徴とする請求項2に記載の配電盤。
- 前記フェイスプレートユニットと前記台車ユニットとの接続部の締結はボルト締結とし、前記フェイスプレートユニットの前記フェイスプレートに形成した取付用穴をダルマ形状としたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の配電盤。
- 前記フェイスプレートユニットの前記フェイスプレートの下端部と前記台車ユニットの前記台車フレームの下端部との係合部にヒンジを設けたことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の配電盤。
- 前記フェイスプレートユニットの前記フェイスプレートの前面部には取っ手が設けられており、前記フェイスプレートユニットを前記ヒンジを支点として前方側に90度回転させたときに前記取っ手により前記フェイスプレートユニットが支持されることを特徴とする請求項5に記載の配電盤。
- 前記フェイスプレートユニットの前記フェイスプレートの側部と前記台車ユニットの前記台車フレームの側部との係合部にヒンジを設けたことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の配電盤。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104716597A (zh) * | 2015-01-05 | 2015-06-17 | 熊宏兵 | 一种交流高压移动式智能化固体绝缘真空开关柜 |
CN104868395A (zh) * | 2015-05-19 | 2015-08-26 | 中黔电气集团股份有限公司 | 一种全绝缘pt手车 |
JP2022165967A (ja) * | 2019-10-28 | 2022-11-01 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力用盤 |
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JPS59129324U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-30 | 株式会社東芝 | 閉鎖配電盤 |
JPS61147512U (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-11 |
-
2013
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