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JP2014162425A - 鞍乗り型車両の車体フレーム - Google Patents

鞍乗り型車両の車体フレーム Download PDF

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JP2014162425A JP2013037105A JP2013037105A JP2014162425A JP 2014162425 A JP2014162425 A JP 2014162425A JP 2013037105 A JP2013037105 A JP 2013037105A JP 2013037105 A JP2013037105 A JP 2013037105A JP 2014162425 A JP2014162425 A JP 2014162425A
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Abstract

【課題】本発明は、鞍乗り型車両の車体フレームのコストを削減することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】自動二輪車10の車体フレーム11は、ヘッドパイプ21から後方へ延びるメインフレーム43と、メインフレーム43から後方へ延びるシートレール44とを備える。メインフレーム43は、車両後方へ延びた後に屈曲部51を介して下方へ延ばされ、この下方へ延びる部位がスイングアーム33の前端を支えるピボット部31とされる。シートレール44は、左右のガセット部材52L、52Rを介して屈曲部51に連結され、左右のガセット部材52L、52Rに、車幅方向へ延びるクロスメンバ53が渡され、クロスメンバ53とスイングアーム33とにリヤサスペンション61が渡される。
【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗り型車両の車体フレームの改良に関する。
メインフレームの端部に、後輪を揺動自在に支える後輪懸架部を支持するピボット部が溶接されている鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(第1図、第2図)参照。)。
特許文献1の第1図及び第2図に示すように、車両後方斜め下へ延びるメインフレーム(1)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。要素名は一部変更した。以下同じ。)の後端に、ピボット部となるピボットフレーム(2)が溶接され、このピボットフレーム(2)の上端から左右のシートレール(3、3)が延設され、左右のシートレール(3、3)の間にクロスメンバ(11)が渡される。
特許文献1の鞍乗り型車両では、メインフレームとピボットフレームとは、別部材であって、溶接で連結されるため、部品点数が増加する。加えて、連結に係る加工コストも嵩む。車体フレームのコストを削減する技術が求められている。
実開平4−81891号公報
本発明は、鞍乗り型車両の車体フレームのコストを削減することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ヘッドパイプと、このヘッドパイプから車両後方へ延びるメインフレームと、このメインフレームから車両後方へ延びてシートを支えるシートレールとを備える鞍乗り型車両の車体フレームにおいて、メインフレームは、パイプ部材からなり、このパイプ部材は、車両後方へ延びた後に屈曲部を介して下方へ延ばされ、この下方へ延びる部位がスイングアームの前端を支えるピボット部とされ、シートレールは、左右のガセット部材を介して屈曲部に連結され、左右のガセット部材に、車幅方向へ延びるクロスメンバが渡され、このクロスメンバとスイングアームとにリヤサスペンションが渡されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、シートレールは、上又は下に曲がる第1曲部を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ガセット部材がメインフレームに当接する部分のうち、ガセット部材とメインフレームの間に、ガセット部材がメインフレームに溶接される溶接部と、溶接されない非溶接部とを有する。
請求項4に係る発明では、シートレールは、第1曲部の曲げ方向とは異なる上又は下向きに曲がる第2曲部を有することを特徴とする。
請求項5に係る発明では、シートレールは、左のシートレールと右のシートレールとからなり、左右のシートレールは、各々、左右の第1曲部を有し、左右の第1曲部の間に、乗員が座るシートを受けるシート受部が渡されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、車体フレームは、更に、メインフレームの下方にてヘッドパイプから斜め後下方に延出するダウンフレームを有し、このダウンフレームとピボット部とに、駆動源としてのエンジンが懸架されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、メインフレームに、パイプ部材を屈曲することにより形成したピボット部が一体的に設けられている。ピボット部をメインフレームのパイプ材を曲げて一体形成したので、部品点数が削減できる。また、メインフレームとピボット部とを別体にし溶接で連結する場合に比べ、連結に係る加工コストを削減できる。
さらに、メインフレームの屈曲部に、左右のガセット部材が連結されるため、これらの左右のガセット部材によってメインフレームの屈曲部が補強される。結果、屈曲部の剛性が高まる。さらに、クロスメンバに隣接して屈曲部が配置されるため、クロスメンバによって、屈曲部の剛性を一層高めることができる。
請求項2に係る発明では、シートレールは、上又は下に曲がる第1曲部を有する。高さ方向上又は下に曲がる第1曲部を有するシートレールは、第1曲部で曲り易くなる。リヤサスペンションの入力がクロスメンバとガセット部材を介してシートレールに伝達されたときに、第1曲部を設けない場合に比べ、シートレールは、上下に撓み易くなる。結果、リヤサスペンションからの入力をシートレールで吸収させることが可能になる。
請求項3に係る発明では、ガセット部材とメインフレームの間には、非溶接部を有する。この非溶接部によって、ガセット部材とメインフレーム間の連結強度を低くできる。この連結強度を低くすることによって、リヤサスペンションから入力された荷重によって発生する振動をメインフレームに伝わり難くすることができる。結果、リヤサスペンションにから入力された荷重により発生する振動をメインフレームに伝わり難くできる。
請求項4に係る発明では、上又は下向きに曲がる第1曲部に加え、この第1曲部と異なる上又は下向きに曲がる第2曲部をシートレールに形成した。第1曲部に加えて設けた第2曲部によって、リヤサスペンションの入力がシートレールに伝達されたときに、シートレールは、上下に一層撓み易くなる。結果、リヤサスペンションからの振動をシートレールでさらに吸収させることが可能になる。
請求項5に係る発明では、左右の第1曲部の間にシート受部が渡されている。シート受部でシートを受けると共に、左右の第1曲部の間の補強を兼ねるようにしたので、部品点数の増加を抑えつつ、車体フレームの捩れ剛性を高めることができる。
請求項6に係る発明では、エンジンは、ピボット部とダウンフレームとに懸架されている。エンジンがメインフレームに懸架されていない場合には、エンジンの振動は、メインフレームに伝わり難い。エンジンがメインフレームに懸架されていないので、メインフレームにかかる荷重を減らすことができる。加えて、メインフレームにエンジンハンガは不要になるので、車体フレームを簡素化することができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 図1の要部拡大図(カウル部材が取外された状態)である。 自動二輪車の要部平面図(エアクリーナが取外された状態)である。 車体フレームの平面図である。 クロスメンバ及びその周辺部の構造を説明する側面図である。 実施例及び比較例に係るシート受部の断面図である。 スイングアームがスイングしたときの作用説明図である。 実施例及び比較例に係るクロスメンバの構造と配置を説明する図である。 変形例に係るクロスメンバの構造等を説明する図である。 比較例及び実施例に係るシートレールの構造図及び作用説明図である。 実施例及び比較例に係るエンジンのマウント構造を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部に設けられ前輪13を操向自在に支持する前輪操舵部15と、車体フレーム11の長手方向中間部で高さ方向下部から車両後方へ延びるように設けられ後輪14を揺動自在に支持する後輪懸架装置16と、前輪13と後輪14の間に設けられ車体フレーム11に懸架される駆動源としてのエンジン17と、このエンジン17の上方にて車体フレーム11に取付けられる燃料タンク18と、この燃料タンク18の後方に配置されると共に車体フレーム11に取付けられ乗員が座るシート19とを主要素とし、このシート19に乗員が跨って乗車する形態の鞍乗り型車両である。
前輪操舵部15は、車体フレーム11の前端に設けたヘッドパイプ21に挿嵌されるステアリング軸22と、このステアリング軸22の上端に取付けられるハンドル23と、ステアリング軸22と一体に設けられ車両斜め前下方へ延びるフロントフォーク24と、このフロントフォーク24の下端に取付けられる前輪13とを主要素とする。前輪13の上部を覆うようにして、フロントフォーク24に、フロントフェンダ25が取付けられている。
後輪懸架装置16は、車体フレーム11のピボット部31に設けたピボット軸32から後方に延設されるスイングアーム33と、このスイングアーム33の後端33bに取付けられる後輪14と、スイングアーム33と車体フレーム11の間に渡されるリヤサスペンションユニット34とを主要素とする。ピボット部31の下端に、サイドスタンド35が取付けられている。
前輪操舵部15の上部には、フロントカウル36及びこのフロントカウル36に囲まれ車両前方に臨むヘッドライト41が取付けられ、このフロントカウル36の後方にて車体フレーム11に、車体の側方を覆うサイドカウル37、38、39が前から後にこの順に取付けられている。
図2に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から車両後方へ延びるメインフレーム43と、このメインフレーム43から車両後方へ延びてシート19を支えるシートレール44(シートフレーム44とも言う。)と、このシートレール44とメインフレーム43の間に渡されるサポートフレーム45と、メインフレーム43の下方にてヘッドパイプ21から斜め後下方に延出するダウンフレーム46と、このダウンフレーム46とメインフレーム43の間に渡される補強部材47、48とを備えている。
メインフレーム43は、パイプ部材からなり、このパイプ部材は、車両後方へ延びた後に屈曲部51を介して下方へ延ばされ、この下方へ延びる部位がスイングアーム33の前端を支えるピボット部31とされる。
屈曲部51に、車両側面視で略三角形状を呈するガセット部材52が溶接され、このガセット部材52から車両後方へシートレール44が延びている。ガセット部材52に、車幅方向に延びるクロスメンバ53が取付けられる。
クロスメンバ53に、リヤサスペンション61の一端62を支えるサスペンション支持部64が設けられ、このサスペンション支持部64に、リヤサスペンション61の一端62が連結され、リヤサスペンション61の他端63に、後輪14を揺動可能に支持するスイングアーム33が連結されている。スイングアーム33とクロスメンバ53とに、後輪14にかかる衝撃を吸収するリヤサスペンション61が渡されている。
次にエンジンの構成等について説明する。
エンジン17は、クランクケース71とこのクランクケース71の上面71aに取付けられるシリンダ部72とを備え、このシリンダ部72の後壁74に吸気系77を構成するコネクテイングチューブ104が接続され、シリンダ部72の前壁73から排気系76を構成する排気管106が延びている。エンジン17は、ダウンフレーム46とピボット部31とに懸架されている。エンジン17の懸架構造の詳細については後述する。
クランクケース71の後部81にドライブ軸82が設けられ、ドライブ軸82にドライブギヤ83が取付けられ、後輪14にスプロケット84が取付けられ、このスプロケット84とドライブギヤ83の間に駆動チェーン85が巻き掛けられ、エンジン17の駆動力が後輪14に伝達される。ドライブ軸82の下方にてクランクケース71の後部81に、シフトチェンジのためのシフト軸86が延びており、このシフト軸86にリンク機構87を介してチェンジペダル88が連結される。
次にシートレールの構造等について説明する。
連結部としてのガセット部材52に連結され車両後方へ延びているシートレール44は、上向きに曲がる第1曲部91を有し、この第1曲部91の車両後方位置に、第1曲部91の曲げ方向とは異なる下向きに曲がる第2曲部92を有する。なお、第1曲部を下向きに曲げ、第2曲部を上向きに曲げることは差し支えない。
次に、メインフレーム43、ガセット部材52、シートレール44及びサポートフレーム45が車幅方向左右に設けられている点等を説明する。
図3に示すように、メインフレーム43は、車幅方向左側に設けられる左のメインフレーム43Lと、車幅方向右側に設けられる右のメインフレーム43Rを有する。これらの左右のメインフレーム43L、43Rの屈曲部51L、51Rに、各々、左右のガセット部材52L、52Rが接合され、これらの左右のガセット部材52L、52Rから左右のシートレール44L、44Rが車両後方へ延びている。すなわち、シートレール44L、44Rは、左右のガセット部材52L、52Rを介して屈曲部51L、51Rに連結される。左右のガセット部材52L、52Rに、車幅方向へ延びるクロスメンバ53が渡されている。左右の屈曲部51L、51Rには、左右のガセット部材52L、52Rを介して左右のシートレール44L、44Rが連結されている。
これに加えて、左右のシートレール44L、44Rの間に、シート19(図2参照)を受けるシート受部94と、このシート受部94の後方にリヤクロスプレート95が渡されている。
次に、エンジン17の吸気系について説明する。
図2を併せて参照し、吸気系77は、エアクリーナ101と、このエアクリーナ101から車両前方に延びる吸気ダクト102と、この吸気ダクト102の車両前方で、吸気ダクト102の先が接続されるスロットルボデイ103と、このスロットルボデイ103から車両前方に延びシリンダ部72の後壁74に接続されるコネクテイングチューブ104とを主要素とする。
エンジン17へ吸入空気を供給する吸気通路105の一要素である吸気ダクト102は、クロスメンバ53の後方から前方に渡って、クロスメンバ53の上方に配置される。吸気ダクト102には、レゾネータ109が連結される。
排気系76は、シリンダ部72の前壁73から前斜め下方へ延びた後、向きを変え、クランクケース71の下方で車両後方へ延びている排気管106と、この排気管106の先に連結され車両後方に延びる消音器107とからなる。
ピボット部31L、31Rに、車幅方向左右に突設され乗員が足を載せるステップ116L、116Rが設けられている。右のステップ116Rの車両前方には、ブレーキペダル117が配置される。
図4に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21に取付けられる左右一対のフレーム110L、110Rと、これらの左右一対のフレーム110L、110Rを連結するクロスメンバ53とから構成されるとも言える。
この場合に、左右一対のフレーム110L、110Rは、ヘッドパイプ21から車幅方向左右に拡がりつつ後方へ延びる左右のメインフレーム43L、43Rと、これらの左右のメインフレーム43L、43Rから車幅方向外方に拡がりつつ下方に延出しスイングアーム33(図3参照)を支持する左右のピボットフレーム(左右のピボット部31L、31R)とを備えている。
ここで、クロスメンバ53の車幅方向に延びる軸方向長さ(L1)は、左右のピボット部31L、31Rの間の距離(L2)よりも幅狭にした(L1<L2)。クロスメンバ53の軸方向長さ(L1)を左右のピボット部31L、31R間の距離(L2)よりも短くしたので、短くした分だけ、クロスメンバ53の撓みを小さく抑えることができる。
図2にて、クロスメンバ53の下面54に沿って、左右のメインフレーム43L、43Rの間に燃料フィルタ55が配置されている。この燃料フィルタ55は、燃料タンク18とスロットルボデイ103の間をつなぐ図示せぬ配管の途中に介在される2次燃料フィルタである。燃料フィルタ55を、デッドスペースとなり易いクロスメンバ53の下方のスペースに配置したので、自動二輪車における限られたスペースを有効に活用することができる。
次に、シートレール44とメインフレーム43の間を連結する連結部113としてのガセット部材52及びその周辺部の構造等について説明する
図5に示すように、メインフレーム43を構成する断面円形筒状のパイプ部材112は、下向きに屈曲する屈曲部51と、この屈曲部51から下方に延出するピボット部31とを有する。屈曲部51には、シートレール44が連結されるガセット部材52が溶接される。
図4を併せて参照し、連結部113は、左右のガセット部材52L、52Rで構成され、これらの左右のガセット部材52L、52Rに、メインフレーム43L、43Rとシートレール44L、44Rとが各々連結される。左右のガセット部材52L、52Rは、車幅方向に延びるクロスメンバ53で連結され、このクロスメンバ53から別部材となるサスペンション支持部64が斜め後下方へ延設され、このサスペンション支持部64にリヤサスペンション61の上端(一端62)が連結されている。サスペンション支持部64は、クロスメンバ53に連結されるブラケット114である。
図5にて、クロスメンバ53は、断面が直径D1の長径126と、この長径126より短い直径D2をもつ短径125を有する非円形のパイプからなる。本実施例では、クロスメンバ53は、断面長円形のパイプ部材である。短径125を通る線を短径軸121とし、この短径軸121に直角に延びて長径126を通る線を長径軸122とするとき、リヤサスペンションの軸線Aは、クロスメンバの短径軸121と図点Pで交差している。クロスメンバ53は、その長径軸122が略水平になる向きに配置されている。
ガセット部材52がメインフレーム43に当接する部分のうち、ガセット部材52とメインフレーム43の間に、ガセット部材52がメインフレーム43に溶接される溶接部124と、ガセット部材52がメインフレーム43に溶接されない非溶接部123とが設けられている。
なお、クロスメンバ53の中心53Cと、リヤサスペンション61の上端(一端62)を通るリヤサスペンション61の軸線Aとは、リヤサスペンション61が揺動する範囲で、距離δだけ離間している。クロスメンバ53の中心53Cとリヤサスペンション61の軸線Aとは、距離δで離間しているので、リヤサスペンション61の上端に力を受けたときに、クロスメンバ53には、クロスメンバ53の中心53C周りに捩りモーメントを受けることになる。
以上に述べた鞍乗り型車両の車体フレームの作用を次に述べる。
図4及び図5にて、メインフレーム43L、43Rに、パイプ部材を屈曲することにより形成したピボット部31L、31Rが一体的に設けられている。ピボット部31L、31Rをメインフレーム43L、43Rのパイプ材を曲げて形成したので、部品点数が削減できる。加えて、連結に係る加工コストを削減することができる。
また、メインフレーム43L、43Rの屈曲部51L、51Rに、左右のガセット部材52L、52Rが連結されるため、これらの左右のガセット部材52L、52Rによってメインフレーム43L、43Rの屈曲部51L、51Rが補強される。結果、屈曲部51L、51Rの剛性が高まる。さらに、クロスメンバ53に隣接して屈曲部51L、51Rが配置される。クロスメンバ53によって、屈曲部51L、51Rの剛性を一層高めることができる。
ガセット部材52L、52Rとメインフレーム43L、43Rの間に、非溶接部123L、123Rを設けた。この非溶接部123L、123Rによって、ガセット部材52L、52Rとメインフレーム43L、43R間の連結強度を低くすることができる。この連結強度を低くすることによって、リヤサスペンション61から入力された荷重によって発生する振動をメインフレーム43L、43Rに伝わり難くすることができる。結果、車両振動を低減させることができる。
さらに、クロスメンバ53の中心53Cとリヤサスペンション61の軸線Aとは、距離δで離間している。このような場合に、クロスメンバ53の断面を円断面の円管とし、短径の外径D2をもたせたとき、許容できる捩りモーメントが小さくなる可能性がある。これとは反対に、クロスメンバ53の断面を円断面の円管とし、長径の外径D1をもたせると、許容できる捩りモーメントは大きくとれるが、クロスメンバ53の重量増加を招く。
この点、本発明では、同じ捩れ剛性を発揮させるためにクロスメンバ53の外径を大きくしたり、板厚を増加させる場合に比べ、クロスメンバ53の外径の拡大や重量増加を抑えながらクロスメンバ53の捩れ剛性を高められる。
次にシートを受けるシート受部の構造について説明する。図6(a)は実施例に係るシート受部の断面図であり、図6(b)は比較例に係るシート受部の断面図である。
図6(a)の実施例において、シートレール44は、左のシートレール44Lと右のシートレール44Rとからなり、左右のシートレール44L、44Rは、各々、左右の第1曲部91L、91Rを有する。左右の第1曲部91L、91Rにて左右のシートレール44L、44Rの間に、乗員が座るシート19(図2参照)を受けるシート受部94が渡されている。シート受部94でシート19を受けると共に、左右の第1曲部91L、91Rの間の補強を兼ねるようにしたので、部品点数の増加を抑えつつ、車体フレーム11の捩れ剛性を高めることができる。
シート受部94は、断面が下に開放されるコ字状を呈し、左右のシートレール44L、44Rの間に渡されている。一方で、図6(b)の比較例において、シート受部94Bは、断面が上に開放されるコ字状を呈し、左右のシートレール44L、44Rの間に渡されている。
同一材料で同一板厚の部材を前提とし、第1曲部91の位置にシート受部94が渡されている場合に、図6(a)と図6(b)の構造を比較すると次のようになる。
図6(b)のように、断面が上に開放されるコ字状を呈し、左右のシートレール44L、44Rの間に渡される構造に比べ、図6(a)の断面が下に開放されるコ字状を呈し、左右のシートレール44L、44Rの間に渡される構造は、左右のシートレール44L、44Rに異なる大きさの力が掛かったときに、第1曲部91L、91Rに撓みの発生を許容し易い。従って、シート受部94の材料及び板厚等を適切に設定することで、車体フレーム11に、第1曲部91L、91Rで撓み特性をもたせつつ所定の捩れ剛性をもたせることが可能になる。
図6(a)にて、左右の第1曲部91L、91Rの間にシート受部94が渡されている。シート受部94で左右の第1曲部91L、91Rの間の補強を兼ねるようにしたので、第1曲部91L、91Rとシート受部94とを別部材で構成する場合に比べ、部品点数の増加を抑えつつ、車体フレーム11の捩れ剛性を高めることができる。
次に、スイングアーム33が揺動したときの作用説明を行う。
図7(a)は、スイングアーム33が、路面から衝撃を受け、ピボット軸32を中心に図反時計回りに揺動したときの作用図であり、図7(b)は、スイングアーム33が、路面からの荷重が開放され、ピボット軸32を中心に図時計回りに揺動したときの作用図である。
図7(a)において、後輪14(図1参照)に上向きの力が掛かったとき、スイングアーム33はピボット軸32を中心に反時計回りの上方へ揺動する。このとき、リヤサスペンション61は、軸方向に縮み上向きの力を吸収する。
静止状態時におけるリヤサスペンションの軸線Aに対し、上向きの力が掛かり、サスペンションが収縮したときにおけるリヤサスペンションの軸線Aaは、リヤサスペンション61の上支点(上端)62を軸に反時計回りに角度θaだけ移動する。このとき、リヤサスペンション61の軸線Aaは、車両側面視で、長円形のパイプ上又はパイプ内を通っている。
図7(b)において、後輪14に下向きの力が掛かったとき、スイングアーム33は、ピボット軸32を中心に時計回りの下方へ揺動する。このとき、リヤサスペンション61は、軸方向に伸び下向きの力を吸収する。静止状態時におけるリヤサスペンションの軸線Aに対し、下向きの力が掛かり、リヤサスペンション61が伸びたときにおけるリヤサスペンションの軸線Abは、リヤサスペンション61の上端(一端62)を軸に時計回りに角度θbだけ移動する。このとき、図7(a)と同様に、リヤサスペンション61の軸線Abは、車両側面視で、長円形のパイプ上又はパイプ内を通っている。
次に、クロスメンバの断面形状及びその配置によって、クロスメンバの大きさ及びその重量を抑えることができることを説明する。
図8(a)は、実施例に係るクロスメンバの構造と配置を説明する図であり、図8(b)は、比較例1に係るクロスメンバの構造と配置を説明する図であり、図8(c)は、比較例2に係るクロスメンバの構造と配置を説明する図である。
図8(b)の比較例1に示すように、従来、クロスメンバ53Bが円形断面の場合に、リヤサスペンション61から受ける耐荷重を高めるためには、クロスメンバ53Bの外径を大きくして対応することが考えられる。すると、クロスメンバ53Bの外径125B(外径Db)が、実施例のクロスメンバ53の短径125の外径D2に比べ大きくなる(D2<Db)ため、車体フレーム11の重量増につながる可能性がある。加えて、クロスメンバ53Bの高さが大きくなるおそれがある。
図8(a)の実施例に示すように、本発明では、クロスメンバ53を非円形の断面長円パイプとし、且つ、クロスメンバ53の短径軸121とリヤサスペンション61の軸線Aとが交差するようにクロスメンバ53を配置した。すなわち、クロスメンバ53の短径軸121とリヤサスペンション61の軸線Aとは非平行に配置した。
クロスメンバの短径軸121とクロスメンバの軸線Aとが非平行になるようにクロスメンバ53を配置したので、図8(b)のように、クロスメンバ53Bを円形断面の円管にする場合に比べて、クロスメンバ53の大型化を抑えることができる。
従って、本発明によれば、同じ曲げ剛性を発揮させるためにクロスメンバ53の外径を大きくしたり、板厚を増加させる場合に比べ、クロスメンバ53の外径の拡大や重量増加を抑えながらクロスメンバ53の耐荷重を高められる。
次に、クロスメンバを長円断面のパイプとした場合でも、リヤサスペンションの軸線Aと平行にクロスメンバの短径軸が向くようにクロスメンバ53を配置すると、リヤサスペンション61から受ける耐荷重を必ずしも十分に高めることができないことを説明する。
図8(c)に示すように、クロスメンバの短径軸121が、リヤサスペンションの軸線Aと平行に配置されると、クロスメンバの短径軸121に非平行に配置される場合に比べ、リヤサスペンション61から受けることができる耐荷重は小さくなる。
図8(a)にて、本発明では、クロスメンバの短径軸121は、リヤサスペンション61の軸線Aと非平行に配置されるので、クロスメンバ53の短径軸121が、リヤサスペンション61の軸線Aと平行に配置される場合に比べ、耐荷重を高めることができる。
図5を併せて参照し、リヤサスペンション61が収縮したときにおけるリヤサスペンション61の軸線Aは、長円形のパイプ上を通っている。
本発明の構造では、クロスメンバ53の中心53Cとリヤサスペンションの軸線Aとの間は、距離δだけ離間している。このため、クロスメンバ53の中心53C周りに、捩りモーメントが掛かる。仮に、リヤサスペンションの軸線Aが、クロスメンバ53の中心53Cから離れ、されに、長円形のパイプ上から外れるに伴って、ブラケット114の長さが長くなり、ブラケット114にはより大きなモーメントが掛かり易くなる。
本発明では、リヤサスペンションの軸線Aは、長円形のパイプ上を通っているので、ブラケット114を短くでき、ブラケット114にかかるモーメントを小さくできる。加えて、ブラケット114を軽量化できる。なお、リヤサスペンションの軸線Aがパイプ内を通っていても良く、その場合には、上記と同様な作用効果を奏する。
また、クロスメンバの長径軸122が略水平になる向きになるように、クロスメンバ53が配置されている。
スイングアームとリヤサスペンションの間にリンク機構を備えていないタイプの鞍乗り型車両では、リヤサスペンションのストロークを稼ぐために、クロスメンバの高さは小さく抑えたいところである。
本発明では、クロスメンバ53の長径軸122が略水平になる向きになるように、クロスメンバ53が配置されるため、リヤサスペンション61のストロークを稼ぎながら、クロスメンバ53の高さを小さくすることができる。
図2を併せて参照し、クロスメンバ53は、その長径軸が略水平になる向きに配置される上に、クロスメンバの下方に延びるようにサスペンション支持部(ブラケット114)が配置される。長径軸122が略水平方向に延びるようにクロスメンバ53を配置したので、吸気通路105がクロスメンバ53の上方に配置される場合であっても、吸気通路105が上方に突出する量を小さく抑えられる。結果、車両の高さを低く抑えることができる。
次に、別実施例に係るクロスメンバの構造等を説明する。
図9に示すように、クロスメンバを非円形の断面長円パイプとし、クロスメンバの長径軸をリヤサスペンションの軸線に沿わせるようにクロスメンバを配置する。詳細には、車両が静止状態にあるときに、クロスメンバ53の長径軸122とリヤサスペンション61の軸線Aとが平行になるようにクロスメンバ53を配置した。
リヤサスペンション61が収縮したとき又は伸びたときにおいて、クロスメンバ53の長径軸122とリヤサスペンション61の軸線Aとが平行ではなくなる。しかし、クロスメンバ53の長径軸122とリヤサスペンション61の軸線Aとのなす角度θは、大きくても±10°以内にある。従って、クロスメンバ53の長径軸122に沿って、リヤサスペンション61の軸線Aが位置するように、クロスメンバ53が左右のガセット部材52L、52Rに配置され渡されている。加えて、リヤサスペンション61の軸線Aは、長円形のパイプ上又はパイプ内を通るように配置されている。
次に、シートレールに曲部を形成する場合について説明する。
図10(a)は比較例に係るシートレールを含む車体フレーム後部の側面図であり、図10(b)は実施例1に係る曲部を有するシートレールを含む車体フレーム後部の側面図であり、図10(c)は実施例2に係る曲部を有するシートレールを含む車体フレーム後部の側面図である。以下の説明では、車幅方向右側のシートレールの作用について説明したが、車幅方向左側のシートレールの作用も同様なものであり、説明を省略する。
図10(a)の比較例に示すように、メインフレーム43Rに溶接されるガセット部材52Rから後方へ伸びるシートレール44ARは、曲部がなく略直線状に延びている。
図10(b)の実施例1に示すように、シートレール44BRは、上に曲がる第1曲部91BRを有する。高さ方向上に曲がる第1曲部91BRを有するシートレール44BRは、第1曲部91BRで曲り易い構造になる。具体的には、リヤサスペンション61(図9参照)の入力がクロスメンバ53とガセット部材52Rを介してシートレール44BRに伝達されたときに、第1曲部を設けない場合に比べ、シートレール44BRは、上下に撓み易くなる。結果、後輪の揺動をシートレール44BRでも吸収させることが可能になる。
図10(c)の実施例2に示すように、上向きに曲がる第1曲部91CRに加え、この第1曲部91CRと異なる下向きに曲がる第2曲部92CRを、第1曲部91CRの車両後方にてシートレール44CRに形成した。第1曲部91CRに加えて設けた第2曲部92CRによって、リヤサスペンション61の入力がシートレール44CRに伝達されたときに、シートレール44CRは、上下にさらに撓み易くなる。結果、リヤサスペンション61からの振動をシートレール44CRで一層吸収させることが可能になる。
次に、車体フレームに設けられるエンジン懸架部について説明する。
図11(a)は、実施例に係るエンジンのマウント構造を説明する図であり、図11(b)は、比較例に係るエンジンのマウント構造を説明する図である。
図11(a)の実施例に示すように、エンジン17は、クランクケース71の前上部がダウンフレーム46の下端46bに取付けられ、クランクケース71の後上部及び後下部がピボット部31に付設したエンジンステーを介してピボット部31へ取付けられる。しかし、エンジン17は、メインフレーム43に取付けられていない。
図11(b)の比較例に示すように、エンジン17は、クランクケース71の前上部がダウンフレーム46の下端46bに取付けられ、クランクケース71の後上部及び後下部がピボット部31に付設した第1エンジンステー131及び第2エンジンステー132を介してピボット部31へ取付けられると共に、メインフレーム43に付設した第3エンジンステー133に取付けられる。
図11(a)において、エンジンがメインフレームに取付けられていない(懸架されていない)場合には、メインフレーム43にエンジン17の振動が伝わり難くなる。また、メインフレーム43にかかる荷重を減らすことができる。さらに、メインフレーム43に、エンジンステーを付設する必要はないため、車体フレーム11を簡素化することができる。
尚、本発明は、実施の形態では鞍乗り型自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、17…エンジン、19…シート、21…ヘッドパイプ、31R…左右のピボット部、33…スイングアーム、34…リヤサスペンション(リヤサスペンションユニット)、43L、43R…左右のメインフレーム、44L、44R…左右のシートレール、46L、46R…左右のダウンフレーム、51L、51R…左右の屈曲部、52L、52R…左右のガセット部材、53…クロスメンバ、91L、91R…左右の第1曲部、92L、92R…左右の第2曲部、94…シート受部、123L、123R…左右の非溶接部、124L、124R…左右の溶接部。

Claims (6)

  1. ヘッドパイプ(21)と、このヘッドパイプ(21)から車両後方へ延びるメインフレーム(43L、43R)と、このメインフレーム(43L、43R)から車両後方へ延びてシート(19)を支えるシートレール(44L、44R)とを備える鞍乗り型車両の車体フレームにおいて、
    前記メインフレーム(43L、43R)は、パイプ部材からなり、このパイプ部材は、前記車両後方へ延びた後に屈曲部(51L、51R)を介して下方へ延ばされ、この下方へ延びる部位がスイングアーム(33)の前端を支えるピボット部(31L、31R)とされ、
    前記シートレール(44L、44R)は、左右のガセット部材(52L、52R)を介して前記屈曲部(51L、51R)に連結され、
    前記左右のガセット部材(52L、52R)に、車幅方向へ延びるクロスメンバ(53)が渡され、
    このクロスメンバ(53)と前記スイングアーム(33)とにリヤサスペンション(34)が渡されていることを特徴とする鞍乗り型車両の車体フレーム。
  2. 前記シートレール(44L、44R)は、上又は下に曲がる第1曲部(91L、91R)を有することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の車体フレーム。
  3. 前記ガセット部材(52L、52R)が前記メインフレーム(43L、43R)に当接する部分のうち、前記ガセット部材(52L、52R)と前記メインフレーム(43L、43R)の間に、前記ガセット部材(52L、52R)が前記メインフレーム(43L、43R)に溶接される溶接部(124L、124R)と、溶接されない非溶接部(123L、123R)とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両の車体フレーム。
  4. 前記シートレール(44L、44R)は、前記第1曲部(91L、91R)の曲げ方向とは異なる上又は下向きに曲がる第2曲部(92L、92R)を有することを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の車体フレーム。
  5. 前記シートレール(44L、44R)は、左のシートレール(44L、44R)と右のシートレール(44L、44R)とからなり、
    前記左右のシートレール(44L、44R)は、各々、左右の第1曲部(91L、91R)を有し、
    前記左右の第1曲部(91L、91R)の間に、乗員が座るシート(19)を受けるシート受部(94)が渡されていることを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4記載の鞍乗り型車両の車体フレーム。
  6. 前記車体フレーム(11)は、更に、前記メインフレーム(43L、43R)の下方にて前記ヘッドパイプ(21)から斜め後下方に延出するダウンフレーム(46L、46R)を有し、
    このダウンフレーム(46L、46R)と前記ピボット部(31L、31R)とに、駆動源としてのエンジン(17)が懸架されていることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の車体フレーム。
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