JP2014146726A - Hetero junction field effect transistor and manufacturing method of the same - Google Patents
Hetero junction field effect transistor and manufacturing method of the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014146726A JP2014146726A JP2013015018A JP2013015018A JP2014146726A JP 2014146726 A JP2014146726 A JP 2014146726A JP 2013015018 A JP2013015018 A JP 2013015018A JP 2013015018 A JP2013015018 A JP 2013015018A JP 2014146726 A JP2014146726 A JP 2014146726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- effect transistor
- field effect
- barrier layer
- type dopant
- heterojunction field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
Description
この発明は、窒化物を含む半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法に関するものである。 The present invention relates to a heterojunction field effect transistor made of a semiconductor containing nitride and a method of manufacturing the same.
Inを含む窒化物半導体をバリア層に用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタは、高いキャリア濃度を有することからトランジスタの高出力化が期待されている。しかしながら、窒化物半導体は広いバンドギャップと、金属との接合界面における大きなバンド不連続を有するため、ヘテロ接合電界効果型トランジスタのオーミック電極は十分に低抵抗化できず、オン抵抗が高い。 A heterojunction field-effect transistor using a nitride semiconductor containing In as a barrier layer has a high carrier concentration, and is expected to increase the output of the transistor. However, since the nitride semiconductor has a wide band gap and a large band discontinuity at the junction interface with the metal, the ohmic electrode of the heterojunction field effect transistor cannot be sufficiently reduced in resistance and has high on-resistance.
この課題を解決するために、下記特許文献1に示すソース/ドレイン電極下にn型ドーパントをイオン注入した後、活性化熱処理を行う方法が知られている。しかしながら、Inを含む窒化物半導体は、AlGaNやGaNなどの窒化物半導体に比べて高温熱処理に対する結晶の安定性が低いため、イオン注入に伴う活性化熱処理でバリア層が劣化してしまい、低抵抗化が実現できない。
また、GaAs系材料では例えば下記特許文献2、窒化物半導体系では例えば下記非特許文献1に示すリセスエッチングをする方法が低抵抗化の手法として挙げられる。しかし、これらの方法では半導体とメタル界面にコンタクトを阻害するダメージ層が形成されるために十分に低いコンタクト抵抗が得られない。
In order to solve this problem, a method of performing an activation heat treatment after ion-implanting an n-type dopant under a source / drain electrode shown in
Further, as a technique for reducing the resistance, for example, the method of recess etching shown in the following
上記のことから、Inを含む窒化物半導体をバリア層に用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、より有効なオン抵抗の低抵抗化が望まれている。 From the above, in the heterojunction field effect transistor using a nitride semiconductor containing In as a barrier layer, more effective reduction of on-resistance is desired.
この発明は、Inを含む窒化物半導体をバリア層に用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、チャネル層の結晶にダメージを与えずに低オン抵抗化を図ったヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法を提供することを目的とする。 The present invention relates to a heterojunction field effect transistor using a nitride semiconductor containing In as a barrier layer, and reducing the on-resistance without damaging a channel layer crystal, and its manufacture It aims to provide a method.
この発明は、Inを含む窒化物半導体をバリア層に用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、バリア層中にn型ドーパントを選択的に熱拡散させた低抵抗領域を有し、前記低抵抗領域に電気的に接続された電極を設けたことを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタ等にある。 The present invention provides a heterojunction field effect transistor using a nitride semiconductor containing In as a barrier layer, the barrier layer having a low resistance region in which an n-type dopant is selectively thermally diffused, and the low resistance region A heterojunction field-effect transistor or the like characterized in that an electrode electrically connected to the electrode is provided.
この発明では、低オン抵抗を実現した、Inを含む窒化物半導体をバリア層に用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタを提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a heterojunction field effect transistor using a nitride semiconductor containing In as a barrier layer and realizing low on-resistance.
以下、この発明によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法およびヘテロ接合電界効果型トランジスタを各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。 Hereinafter, a method of manufacturing a heterojunction field effect transistor and a heterojunction field effect transistor according to the present invention will be described with reference to the drawings according to each embodiment. In each embodiment, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造を示す図である。基板1上にバッファ層2を介して、GaN、またはAlzGa1−zN(0<z<1)からなるチャネル層3と、InxAlyGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)からなるバリア層4が形成されたとき、窒化物半導体の自発分極やピエゾ分極によりヘテロ界面に2次元電子ガス(2-Dimensional Electron Gas:2DEG)と呼ばれる高濃度のキャリアが発生する。バリア層4上にn型ドーパント層(n型ドーパントを含む膜)10を選択的に形成し、熱処理によりn型ドーパントを拡散させた低抵抗領域5を形成する。このn型ドーパント層10、または低抵抗領域5のうち、少なくとも一部の領域上に、電気的に接続された、例えばTi/Alの積層構造からなるソース電極6、ドレイン電極7が形成される。また、バリア層4上には例えばNi/Auの積層構造からなるゲート電極8が形成される。9は素子分離領域である。これらの構造により、コンタクト抵抗値が低いためにオン抵抗が小さいヘテロ接合電界効果型トランジスタが実現できる。
FIG. 1 is a diagram showing the structure of a heterojunction field effect transistor according to an embodiment of the present invention. A
上記構造により、コンタクト抵抗値を低減できる理由を述べる。バリア層4は、一般的にエピ時にn型ドーパントを導入していないi−InxAlyGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)を用いているため抵抗値が高い。さらに、ワイドバンドギャップ半導体を用いているバリア層4においては、一般的に金属との界面で電子に対するポテンシャルバリアとなる大きなバンド不連続が発生しているため、オーム性接合にはなりにくく、コンタクト抵抗は増大する傾向がある。
The reason why the contact resistance value can be reduced by the above structure will be described. The
そこで上記特許文献1に示すように、ソース電極6/ドレイン電極7の下の領域にn型ドーパントをイオン注入法により導入し、高温で熱処理を行うことが有効であることが知られている。これは、熱処理によりn型ドーパントが活性化し、キャリアを発生させることが低抵抗化の理由である。しかしながら、Inを含む窒化物半導体は、AlGaNやGaNなどの窒化物半導体に比べて高温熱処理に対する結晶の安定性が低い。従って、イオン注入に伴う活性化熱処理において、チャネル層3のGaNの最適温度で熱処理したときにはInの凝集やNの脱離などの、バリア層4の劣化が発生してしまう。一方、バリア層4のInxAlyGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)に最適な熱処理温度としたときにはチャネル層3中にも注入されているSiが活性化しないため、チャネル層3が高抵抗化してしまう。いずれにおいてもチャネル層3のキャリア濃度やキャリア移動度の低下に起因して高抵抗化してしまうため、本手法は適用できない。
Therefore, as shown in
また上記特許文献2、非特許文献1に示すように、ソース電極6/ドレイン電極7の下の領域をエッチングしてバリア層4の膜厚を低減する手法も知られている。バリア層4を薄くしたときには、量子力学的トンネル効果により電流量が増大するため、抵抗値を低減することができる。しかし、AlGaN、GaNなどの窒化物半導体材料は化学的安定性が高いためにウェットエッチングによる手法ではエッチングできず、プラズマを用いたドライエッチングを用いる必要がある。しかしながら、ドライエッチング法では半導体層にダメージ層が形成され、ソース電極6/ドレイン電極7と半導体層の界面に高抵抗領域が形成されてしまうため、十分に低抵抗化できない。
As shown in
また上記特許文献3に示すように、ソース電極6/ドレイン電極7の材料として、Ti、Al、Siを含む電極構造による手法も知られている。ただし、この手法においてコンタクト抵抗を低減している要因はAlとSiの混晶がソース/ドレイン電極中の金属抵抗を低減していることであり、半導体との接合においてはほぼTiのみが作用しているため、大幅な低抵抗化は実現できていない。
Further, as shown in
そこでこの発明では、ソース電極6/ドレイン電極7の下の領域にn型ドーパントを含む膜を形成し、熱処理によりバリア層4の一部にn型ドーパントを拡散させる。これによって、n型ドーパントの拡散領域にはキャリアが生成されるとともに、メタルとのバンド不連続量が減少するため、ソース電極6/ドレイン電極7を形成したときに低コンタクト抵抗となる、低抵抗領域5を得ることができる。
Therefore, in the present invention, a film containing an n-type dopant is formed in a region under the source electrode 6 / drain electrode 7, and the n-type dopant is diffused into a part of the
次に、図2〜6に従って、図1に示すこの発明によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法の一例を示す。 Next, according to FIGS. 2-6, an example of the manufacturing method of the heterojunction field effect transistor by this invention shown in FIG. 1 is shown.
SiCやSi、サファイア、GaNなどからなる基板1上にMOCVD法、MBE法などのエピタキシャル成長法を適用することで、バッファ層2、GaNまたはAlzGa1−zN(0<z<1)からなるチャネル層3、InxAlyGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)からなるバリア層4をそれぞれエピタキシャル成長させる(図2参照)。
By applying an epitaxial growth method such as MOCVD method or MBE method on the
リソグラフィなどを用いてパターニングした領域に、EB(Electron Beam)蒸着法やスパッタ法などを用いてSiまたはGeからなるn型ドーパント層10を選択的に堆積する(図3参照)。
An n-
続いて、500〜950℃で、より好ましくは、600〜900℃で熱処理を行う。これにより、n型ドーパントであるSiやGeがInを含む窒化物半導体からなるバリア層4中に拡散するため、キャリアが生成されるとともにバンドギャップが縮小した、低抵抗領域5が形成される(図4参照)。
Subsequently, heat treatment is performed at 500 to 950 ° C., more preferably at 600 to 900 ° C. As a result, the n-type dopants Si and Ge are diffused into the
低抵抗領域5が電流経路となるようにソース/ドレイン電極を形成したとき、バリア層4から低抵抗領域5へ流れる電子に対するバンド不連続量は小さくなっているため、このn型ドーパントの拡散領域である低抵抗領域5はコンタクト抵抗の低減に寄与する。また、この手法を用いるとバリア層4の表面が最もn型ドーパント濃度が高くなり、基板1に向けてn型ドーパント濃度が漸減する構造となる。例えば、上記特許文献1に記載のイオン注入法を用いた手法では、注入イオンの加速エネルギーに応じてイオン濃度が最も高い点が決まるため、この発明のようにバリア層4の再表面のn型ドーパント濃度を高くするためには、注入エネルギーや注入保護膜の最適化などを行う必要があり、製造上の難易度が高い。しかし、この発明の手法によれば必ず、n型ドーパント層10と接するバリア層4の表面が最もn型ドーパント濃度が高くなる構造になるため、バリア層4とソース/ドレイン電極界面におけるコンタクト抵抗を、最も効果的に低減できる。
When the source / drain electrode is formed so that the
また、一般的に5〜10nm程度の薄い膜厚が適用されるInを含む窒化物半導体を用いたバリア層4においてイオン注入法を用いたときには、たとえ低加速エネルギーで注入を行ってもバリア層4を通過してチャネル層3にもSiが注入されてしまうため、2DEGの移動度が低下してしまう。対してこの発明によれば、GaNまたはAlzGa1−zN(0<z<1)からなるチャネル層3においては、結晶成長温度より十分低い温度での熱処理であるためSiが拡散されることはなく、良好な結晶品質を維持することができる。従って、この発明によればn型ドーパントが拡散する領域は融点の低いInを含むバリア層4のみに限定されるため、チャネル層3に不純物が拡散することで生じる2DEG移動度の低下は発生せず、高移動度の2DEGにより大電流動作が可能となる。また、n型ドーパントの拡散は熱処理温度と時間だけで制御可能であるため、製造が容易である。これらの理由により、この発明によればコンタクト抵抗が低減され、オン抵抗が低く、高出力動作が可能なトランジスタが容易に実現できる。
Further, when the ion implantation method is used in the
続いて、Ti/Alから成るソース電極6及びドレイン電極7を蒸着法やスパッタ法を用いて堆積し、リフトオフ法などにより形成する(図5参照)。
そして、トランジスタを作製する領域外のチャネル層3、バリア層4に例えばArなどを用いたイオン注入法やエッチングなどを用いて素子分離領域9を形成する(図6参照)。図にはイオン注入法による方法を示した。
次に、Ni/Auからなるゲート電極8を蒸着法やスパッタ法を用いて堆積し、リフトオフ法などにより形成する(図1参照)。
Subsequently, a source electrode 6 and a drain electrode 7 made of Ti / Al are deposited by vapor deposition or sputtering, and formed by lift-off or the like (see FIG. 5).
Then, the
Next, a
以上の方法により、図1に示す構造を持ったヘテロ接合電界効果型トランジスタが作製できる。以上では、トランジスタとして動作する必要最小限の要素しか記載していないが、最終的には表面パッシベーション膜形成、配線電極形成、バイアホール形成等のプロセスを経てデバイスとして用いられる。 By the above method, a heterojunction field effect transistor having the structure shown in FIG. 1 can be manufactured. Although only the minimum necessary elements that operate as a transistor are described above, the element is finally used as a device through processes such as surface passivation film formation, wiring electrode formation, and via hole formation.
なお、上記では代表的な条件について述べたが、ソース電極6、ドレイン電極7、ゲート電極8、素子分離領域9の形成プロセスの順序を入れ替えてもよい。例えば、ソース/ドレイン電極6、7を形成する前に、素子分離領域9を形成してもかまわない。
Although typical conditions have been described above, the order of forming the source electrode 6, the drain electrode 7, the
また、ソース電極6/ドレイン電極7は、Ti/Alに変えて、例えばTi、Al、Nb、Hf、Zr、Sr、Ni、Ta、Au、Mo、W、Pt、Si、Ge、またはこれらから構成される多層膜、またはこれらを含む合金を蒸着法やスパッタ法を用いて形成してもよい。 The source electrode 6 / drain electrode 7 may be replaced with Ti / Al, for example, Ti, Al, Nb, Hf, Zr, Sr, Ni, Ta, Au, Mo, W, Pt, Si, Ge, or from these You may form the multilayer film comprised, or the alloy containing these using a vapor deposition method or a sputtering method.
ゲート電極8は、Ni/Auに変えて、例えばTi、Al、Pt、Au、Ni、Pd等の金属、またはIrSi、PtSi、NiSi2等のシリサイド、またはTiN、WN等の窒化物金属、またはこれらから構成される多層膜、またはこれらを含む合金を蒸着法やスパッタ法を用いて形成してもよい。
The
またゲート電極8は図7及び図8に示すように、ゲート電極8下に絶縁膜11を有するMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)構造(図7参照)や、Y型、T型のゲート形状(図8参照)となっていてもよい。
7 and 8, the
また、図1では低抵抗領域5は表面側からバリア層4の中間付近領域まで形成されており、また、ソース電極6/ドレイン電極7が形成されている領域は低抵抗領域5の表面側と一致しているが、これらは必ずしもこの領域に限る必要はなく、低抵抗領域5がソース電極6/ドレイン電極7より広い面積で形成されていても(図9参照)、狭く形成されていてもよい(図10参照)。また、表面からの深さが、バリア層4とチャネル層3の界面まで形成されていてもよい(図11参照)。また、所望のトランジスタ特性に応じてソース電極6/ドレイン電極7のいずれか一方の下側にのみ低抵抗領域5を形成してもよく(図12、図13参照)、また低抵抗領域5とソース電極6/ドレイン電極7がそれぞれ一部のみで電気的に接続されていてもよい(図14参照)。
In FIG. 1, the
実施の形態2.
図15はこの発明の別の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造を示す図である。図15では、n型ドーパント層がSiとAlまたはGeとAlの積層構造である点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、n型ドーパント層12として、選択的に形成されたSiとAlまたはGeとAlの積層膜(n型ドーパント/Alの積層膜)を用いる。Alとの積層膜を用いたときには、Alが融点660度の低融点金属であり、かつn型ドーパント元素やGaN、AlGaNとの固溶体や共晶などの合金を形成しやすいことに起因して熱処理時の拡散が実施の形態1に記載したn型ドーパント層10を用いたときよりも促進される。これによって、バリア層4中に拡散されるn型ドーパント量が増大し、低抵抗化しやすくなる。n型ドーパント層12を形成した後、500〜950℃で熱処理を行って低抵抗領域5を形成する。
FIG. 15 is a diagram showing the structure of a heterojunction field effect transistor according to another embodiment of the present invention. FIG. 15 is different from
SiとAlまたはGeとAlの積層構造であるn型ドーパント層12は、熱処理により容易に相互に混ざり合ってバリア層4へ拡散されるため、積層膜におけるそれぞれの膜厚、積層数、積層順は問わない。
Since the n-
例えばn型ドーパント層12として、EB蒸着法などを用いてSi 5nm/Al 10nm/Si 5nmの積層膜をリフトオフ法などで形成し、850℃の熱処理を行えばよい。
For example, a stacked film of
実施の形態3.
図16〜図24はこの発明のさらに別の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造を示す図である。図16〜図24に示す実施の形態では、バリア層4とn型ドーパント層を熱拡散処理後に除去する点が実施の形態1、2と異なるが、その他の製造プロセスについては実施の形態1、2で記載した内容と同じである。
16 to 24 are views showing the structure of a heterojunction field effect transistor according to still another embodiment of the present invention. The embodiment shown in FIGS. 16 to 24 differs from the first and second embodiments in that the
上記実施の形態1の図1、7〜14に相当し、図16では低抵抗領域5は表面側からバリア層4の中間付近領域まで形成されており、また、ソース電極6/ドレイン電極7が形成されている領域は低抵抗領域5の表面側と一致しているが、これらは必ずしもこの領域に限る必要はなく、低抵抗領域5がソース電極6/ドレイン電極7より広い面積で形成されていても(図17参照)、狭く形成されていてもよい(図18参照)。また、表面からの深さが、バリア層4とチャネル層3の界面まで形成されていてもよい(図19参照)。また、所望のトランジスタ特性に応じてソース電極6/ドレイン電極7のいずれか一方の下側にのみ低抵抗領域5を形成してもよく(図20、図21参照)、低抵抗領域5とソース電極6/ドレイン電極7がそれぞれ一部のみで電気的に接続されていてもよい(図22参照)。そしてまた、ゲート電極8は、ゲート電極8下に絶縁膜11を有するMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)構造(図23参照)や、Y型、T型のゲート形状(図24参照)となっていてもよい。
1 corresponds to FIGS. 1 and 7 to 14 in the first embodiment, and in FIG. 16, the
製造方法としては、バリア層4上へ選択的にSiまたはGe、またはこれらとAlの積層膜からなるn型ドーパント層10を形成し、熱処理を行った後、n型ドーパント層10を除去する(図25参照)。n型ドーパント膜(n型ドーパント層10)がSiであればフッ酸、硝酸、リン酸の混合液など、Geであれば過酸化水素水など、Alとの積層膜であれば酸またはアルカリ溶液を用いたウェットエッチングを行えばよい。または再度リソグラフィによりn型ドーパント膜10上を開口したパターニングを行い、Arガス等を用いたドライエッチングにより除去してもよい。
As a manufacturing method, an n-
続いて、低抵抗領域5に少なくとも一部を接してソース電極6/ドレイン電極7を形成する(図26)。
Subsequently, at least a part of the
実施の形態3で記載したように、金属に比べて高抵抗であるSiやGeを除去すれば、n型ドーパント層10による直列抵抗成分を無くすことができるため、さらなる低抵抗化を実現したトランジスタが製造できる。
As described in the third embodiment, by removing Si or Ge, which has a higher resistance than metal, the series resistance component due to the n-
なお、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの可能な組み合わせを全て含むことは云うまでもない。 In addition, this invention is not limited to said each embodiment, It cannot be overemphasized that all these possible combinations are included.
1 基板、2 バッファ層、3 チャネル層、4 バリア層、5 低抵抗領域、6 ソース電極、7 ドレイン電極、8 ゲート電極、9 素子分離領域、10 n型ドーパント層(膜)、11 絶縁膜、12 n型ドーパント層(n型ドーパント/Al積層膜)。 1 substrate, 2 buffer layer, 3 channel layer, 4 barrier layer, 5 low resistance region, 6 source electrode, 7 drain electrode, 8 gate electrode, 9 element isolation region, 10 n-type dopant layer (film), 11 insulating film, 12 n-type dopant layer (n-type dopant / Al laminated film).
Claims (9)
n型ドーパントを含む膜をバリア層上に選択的に形成する工程と、
熱処理により前記バリア層中にn型ドーパントを導入する工程と、
前記n型ドーパントを導入した領域に電気的に接続された電極を形成する工程と、
を備えたことを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。 A method of manufacturing a heterojunction field effect transistor according to any one of claims 1 to 6,
selectively forming a film containing an n-type dopant on the barrier layer;
Introducing an n-type dopant into the barrier layer by heat treatment;
Forming an electrode electrically connected to the region into which the n-type dopant has been introduced;
A method of manufacturing a heterojunction field effect transistor, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015018A JP2014146726A (en) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | Hetero junction field effect transistor and manufacturing method of the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015018A JP2014146726A (en) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | Hetero junction field effect transistor and manufacturing method of the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014146726A true JP2014146726A (en) | 2014-08-14 |
Family
ID=51426730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013015018A Pending JP2014146726A (en) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | Hetero junction field effect transistor and manufacturing method of the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014146726A (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1022494A (en) * | 1996-07-03 | 1998-01-23 | Sony Corp | Ohmic electrode and forming method therefor |
JP2005347443A (en) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Sony Corp | High electron mobility transistor, manufacturing method thereof, semiconductor device including the same, and manufacturing method thereof |
JP2011054809A (en) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Electric Corp | Nitride semiconductor device, and method of manufacturing the same |
-
2013
- 2013-01-30 JP JP2013015018A patent/JP2014146726A/en active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1022494A (en) * | 1996-07-03 | 1998-01-23 | Sony Corp | Ohmic electrode and forming method therefor |
JP2005347443A (en) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Sony Corp | High electron mobility transistor, manufacturing method thereof, semiconductor device including the same, and manufacturing method thereof |
JP2011054809A (en) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Mitsubishi Electric Corp | Nitride semiconductor device, and method of manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11699748B2 (en) | Normally-off HEMT transistor with selective generation of 2DEG channel, and manufacturing method thereof | |
TWI429076B (en) | Binary group iii-nitride based high electron mobility transistors and methods of fabricating same | |
TWI431770B (en) | Semiconductor device and method for manufacturing the same | |
JP5495257B2 (en) | Group III nitride field effect transistor and method of manufacturing the same | |
JP5641821B2 (en) | Method for manufacturing heterojunction field effect transistor | |
JP2011044647A (en) | Group-iii nitride-based field-effect transistor and method of manufacturing the same | |
JP5202897B2 (en) | Field effect transistor and manufacturing method thereof | |
TWI641133B (en) | Semiconductor cell | |
JP5546104B2 (en) | GaN-based field effect transistor | |
JP5871785B2 (en) | Heterojunction field effect transistor and manufacturing method thereof | |
JP2013149732A (en) | Hetero junction field effect transistor and manufacturing method of the same | |
JP2013055224A (en) | Semiconductor device and manufacturing method therefor | |
JP2012234984A (en) | Semiconductor device | |
JP2016100450A (en) | Heterojunction field effect transistor and manufacturing method of the same | |
JP2009152353A (en) | Hetero-junction field effect transistor and method of producing the same | |
JP2011124246A (en) | Heterojunction field effect transistor and method of manufacturing the same | |
JP6650867B2 (en) | Method for manufacturing heterojunction field effect transistor | |
JP4517077B2 (en) | Heterojunction field effect transistor using nitride semiconductor material | |
JP2014099523A (en) | Heterojunction field effect transistor and manufacturing thereof | |
WO2020062221A1 (en) | Semiconductor structure and manufacturing method therefor | |
JP6166508B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method of semiconductor device | |
JP2010165783A (en) | Field effect transistor, and method of manufacturing the same | |
JP2012043964A (en) | Hetero junction field effect transistor and manufacturing method thereof | |
JP2012064663A (en) | Nitride semiconductor device and method of manufacturing the same | |
JP2015165530A (en) | Semiconductor device and semiconductor device manufacturing method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160216 |