JP2014145734A - 情報入出力装置、及び情報入出力方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報を表示する表示部と、表示部がユーザーにより観察可能な状況であるか否かを判定する観察可否判定部と、音により報知を行う報知部と、観察可否判定部が判定した結果に基づいて、表示部がユーザーにより観察可能ではない状況であると判定された場合、報知部から報知するように制御する制御部と、を備える。
【選択図】図2
Description
このため、例えば特許文献1の技術では、ユーザーが表示部を長時間見続けた場合、表示部を見ないように促す報知を行う。さらに、特許文献1の技術では、報知してもユーザーが表示部を見続けている場合、表示部の表示をオフ状態にする。
としている。
以下、情報入出力装置をヘッドマウントディスプレイに適用した例について説明するが、本発明はこれに限られない。
以下の説明においては、必要に応じてXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ、ヘッドマウントディスプレイの各部の位置関係について説明する。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
図1は、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ(頭部装着装置、以下、HMDともいう)1の斜視図である。図2は、本実施形態に係るディスプレイ本体とヘッドバンドを取り外した状態でのヘッドマウントディスプレイ1を背面側から見た斜視図である。図3は、本実施形態に係るディスプレイ本体20の水平断面図である。図4は、本実施形態に係るヘッドバンドの動作説明図である。図5は、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの装着形態(第1表示モード)を示す図である。
また、図2に示すように、ディスプレイ本体20とヘッドバンド40とは、連結ピン41を介して着脱可能に構成されている。なお、図1及び図2では、ディスプレイ本体20の長手方向をY軸方向、ヘッドバンド40がユーザーの頭部を挟持する方向をX軸方向としている。
ディスプレイ本体20は、主要回路を内蔵するとともに操作部や各種インタフェースを備えた装置本体部21と、装置本体部21の先端に連結された表示部60とを有する。
メインスイッチ28はディスプレイ本体20の電源のオンオフ操作を行うスイッチである。タッチスイッチ34は、表面に手指等で触れることによりHMD1の各種操作を行うことができるタッチパネルである。集音マイク24は、環境音を収集する外部マイクである。
USBコネクター25はUSB(Universal Serial Bus)デバイスの接続端子である。本実施形態では、例えば不図示のリモコン(リモートコントローラー)が接続される。
操作スイッチ30は、例えばトラックボールやスティックなどのポインティングデバイスである。操作スイッチ30は表示部60に表示される画面に正対するように設けられている。これにより、操作スイッチ30における操作の左右方向と、上記画面の左右方向とが一致するので、ユーザーは画面を見ながら直感的に操作スイッチ30を操作することが可能である。
ビデオコネクター27は映像入出力端子である。
表示部60の筐体面には、眼球照明ライト166a〜166dが、ファインダー開口部67の近傍に備えられている。図2では、眼球照明ライト166a及び166bは、ファインダー開口部67の長辺の一方に沿った位置であって、ファインダー開口部67の隅の近傍に備えられている。また、眼球照明ライト166c及び166dは、ファインダー開口部67の長辺の他方に沿った位置であって、ファインダー開口部67の隅の近傍に備えられている。
撮像素子72は、その受光面に結像した画像(光学像)を撮像する。撮像素子72は、例えば、ユーザーの顔を撮像することができる。なお、撮像された画像は、動画形式または静止画形式のいずれで信号処理されてもよい。
ヘッドバンド40は、図2に示すように、ユーザーの頭部を挟持する一対のヘッドパット(装着部材)46、47と、第1ヘッドバンド43と、第2ヘッドバンド44と、回動機構56、57とを備えている。
図4に示す円弧高さr1は、同軸に配置された回動機構56、57の回転軸Lの中央位置Cから第1ヘッドバンド43までの距離の最大値である。また円弧高さr2は、回転軸Lの中央位置Cから第2ヘッドバンド44までの距離の最大値である。
ステレオイヤホン100は、コネクター101と、ケーブル102と、第1スピーカー103と、第2スピーカー104と、集音マイク105と、複数のクリップ106とを有する。
また、右眼観察形態では、ステレオイヤホン100の第1スピーカー103から右チャンネルの音声が出力され、第2スピーカー104からは左チャンネルの音声が出力される。
図7は、本実施形態に係る眼球照明ライト166の点灯と消灯を説明する図である。図7(A)は、右眼観察形態における眼球照明ライト166の点灯と消灯を説明する図である。図7(B)は、左眼観察形態における眼球照明ライト166の点灯と消灯を説明する図である。図7(A)及び図7(B)において、ユーザーの顔の正面方向を、HZと表記する。
図8は、本実施形態に係る表示部60の構成及び光学系を説明するための表示部60の断面図である。図8に示すように、本実施形態の表示部60は、バックライト62、表示パネル(表示部)63、第1プリズム65a、第2プリズム65b、反射ミラー66、ファインダー開口部67、結像レンズ71、撮像素子72、1/4波長板75を含んで構成されている。図8において、符号H、I、J、K、L、M、Nは、各々、光線を表す。
プリズム65は、上面視(Z軸視)で略三角形状の第1プリズム65aと第2プリズム65bとを互いの面で貼り合わせた構成を有する。この貼り合わせ面以外の第1プリズム65aの他の二面のうち、一方の面に対向する位置に、液晶パネルからなる表示パネル63が設けられている。表示パネル63の背面に表示パネル63を透過照明するバックライト62が配置されている。第1プリズム65aの他方の面に対向する位置に反射ミラー66が配置されている。反射ミラー66は、ファインダー開口部67のほぼ正面に位置する。
表示部60において、表示パネル63に表示された画像は、第1プリズム65a、反射ミラー66、第2プリズム65bを介してファインダー開口部67から射出され、ユーザーに観察される。また、ファインダー開口部67を見ている画像は、第2プリズム65b及び結像レンズ71を介して撮像素子72上に結像される。
なお、撮像素子72を介して取得された撮像画像は、ユーザーの視線の方向や瞬き、表情の解析、表示部60の姿勢の解析に用いる。撮像画像には、眼の周辺画像が含まれている。なお、バックライト62は、撮像素子72による眼の周辺画像を撮像する際の補助照明としても利用されてもよい。
光線Kは、P偏光に変換されたため、接合面65cを透過できるので、ファインダー開口部67を通過できる。このような構成により、ユーザーは、表示パネル63上に表示された画像データを、ファインダー開口部67越に観察できる。
なお、図10、図13及び図15では、光学的に等価になるように、反射ミラー66(図8を参照)は、凸レンズに置き換えられている。また、図10、図13、及び図15において、一点鎖線CTは、結像レンズ71の光軸を表している。
図9は、第1〜第3観察状態のそれぞれにおける表示領域の違いを説明する図である。第1観察状態では、表示部60がユーザーの眼から所定距離内に配置されているので、表示パネル63の全表示領域は、ユーザーから観察可能である。したがって、表示パネル63は、この全表示領域に画像を表示させることができる。すなわち、表示パネル63の全表示領域が、表示領域Sとなる。
このように、第1観察状態では、ユーザーが正面を見る際、ファインダー開口部67が邪魔にならない。また、後述するように、第1観察状態では、撮像素子72による撮像画像に撮像された眉毛、目元及び眼球の動きに基づいて、HMD1は、ユーザーの視線方向を検出することができる。
次に、第2観察状態について、図9、図12、及び図13を用いて説明する。
第2観察状態では、ユーザーの眼が表示部60から離れているので、第1観察状態よりも、ユーザーの眼の画像が小さく撮像される。撮像画像におけるユーザーの眼の幅L71が、第1観察状態におけるユーザーの眼の幅L41以下(例えば、300画素以下)である場合、HMD1は、ユーザーが表示部60から眼を離していると判定する。
次に、第3観察状態について、図9、図14、及び図15を用いて説明する。
図14は、第3観察状態における撮像画像の一例を説明する図である。第3観察状態では、第2観察状態と比較して、ユーザーの眼の画像が、一例として、画像の中心付近から右下方向にベクトルV1だけずれて撮像されているとする。
図16は、眼の正面に表示部60を配置して、眼を含む周辺の画像を撮像する例を説明する図である。図17は、本実施形態に係る眼の下側に表示部60を配置して、眼を下から撮像する例を説明する図である。
図18は、本実施形態に係る撮像素子72の画角と選択範囲を説明する図である。図18(A)は、右眼観察形態における撮像素子72の画角と選択範囲を説明する図である。図18(B)は、左眼観察形態における撮像素子72の画角と選択範囲を説明する図である。なお、図18(A)及び図18(B)では、第1ヘッドバンド43、第2ヘッドバンド44、装置本体部21等は、図示が省略されている。
図21は、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ1の機能ブロック図である。
HMD1には、処理部123を中心として種々の電気回路が備えられている。処理部123は、例えば、CPU(中央演算装置:Central Processing Unit)であり、HMD1の各種回路と接続されるとともに、HMD1を総合的に制御する。処理部123は、例えば、「左右の眼に検出処理」、「装着ガイドの処理」、「眼球照明ライトの選択処理」、「注視点のキャリブレーション処理」、及び「業務ロギングの処理」等を行う。なお、処理部123が行う各処理については、後述する。
電源回路120は、バッテリー33から供給された電力を、処理部123の制御によりHMD1の各部に供給する。
全体の電源のオンオフを行うメインスイッチ28や、画面内でのポインティング操作を行うための操作スイッチ30、あるいはタッチ操作により各種操作を行うタッチスイッチ34がユーザーにされると、これらのスイッチから操作に基づく制御信号が処理部123へ出力される。処理部123は、制御信号により操作を検出し、上記の制御プログラムに規定された動作を実行する。
心拍数センサー137は、ユーザーの頬に接触し、ユーザーの心拍数を検出し、検出した検出値を装着処理部311に出力する。心拍数センサー137は、例えば、赤外線を照射し、この赤外線の反射波に基づいて心拍数を測定し、測定した心拍数を示す情報を検出値として制御部302に出力する。また、心拍数センサー137は、赤外線の反射波に基づいて、HMD1が頭部近傍数センチ以内にあることを検出し制御部302に出力する。
画像切替部306は、観察形態に応じて表示部60に表示するための画像を回転させる角度((以下、表示角度という)例えば、0度、90度、180度、270度)を切り替える。これにより、画像切替部306は、ユーザーの姿勢がいかようにあっても、表示部60とユーザーの眼との関係に応じて、表示部60に表示する画像の表示方向を適切に切り替えて表示することができるなお、観察形態は、撮像画像に含まれるユーザーの片眼を含む領域の画像に基づいて認識される。具体的には、右眼観察形態のときの画像の表示角度を0度とした場合及び左眼観察形態のときの画像の表示角度を180度とした場合、制御部302は、右眼観察形態のときの画像の表示角度を0度に切り替え、左眼観察形態のときの画像の表示角度を180度に切り替える。
行動履歴登録部309は、送信したユーザーIDに応じてサーバー200から送信される検査情報を受信する。なお、検査情報とは、検査対象装置が配置されている位置を示す情報を含む情報である。検査対象装置が複数の場合、検査情報には、複数の検査対象装置が配置されている位置を示す情報、検査を行う順番を示す情報が含まれている。
行動履歴登録部309は、受信した検査情報と地磁気センサー133が検出した検出値とに基づいて、検査対象装置が配置されている方向を示す情報を表示パネル63に表示する。
移動ログとは、検査対象装置に対して検査を行っている間におけるHMD1のGPSセンサー135が測位した測位情報(緯度を示す情報、経度を示す情報、高度を示す情報、時刻情報)を含む履歴情報である。行動履歴登録部309は、例えば、予め定められている時間間隔で、移動ログをサーバー200に送信するようにしてもよく、あるいは、ユーザーが操作スイッチ30又はタッチスイッチ34を操作したときに移動ログをサーバー200に送信するようにしてもよい。
観察ログを示す情報とは、検査対象装置を検査している間にHMD1が処理した内容を示す履歴情報である。HMD1が処理した内容には、操作スイッチ30又はタッチスイッチ34が操作されたことを示す情報と操作された時刻情報、行動履歴登録部309がサーバー200に移動ログ、観察ログ、及びデータを送信したことを示す情報と送信した時刻情報、表示部60をユーザーが観察していたか否かを判別した結果を示す情報等が含まれる。行動履歴登録部309は、検査対象装置の検査終了毎に観察ログをサーバー200に送信するようにしてもよく、全ての検査対象装置に検査終了時に観察ログをサーバー200に送信するようにしてもよく、予め定められている時間間隔で観察ログをサーバー200に送信するようにしてもよい。
なお、表示パネル63に表示される情報がユーザーにより観察可能な状況とは、以下(a)〜(e)のうちの少なくとも1つの状況である。(a)ユーザーが表示パネル63に表示されている情報を観察している状況。(b)ディスプレイ本体20が図3(B)のように折り畳まれていない状況。(c)図5(A)に示した状態からヘッドバンドヒンジ32(図3(A)参照)がA方向に90度回転させられていず表示部60がユーザーの頭頂部に配置されていない状況。(d)ヘッドバンド40とディスプレイ本体20とが連結された状況。(e)撮像素子72が撮像した撮像画像にユーザーの眼を含む領域が含まれている状況。
また、表示パネル63に表示される情報がユーザーにより観察可能ではない状況とは、以下の(f)〜(j)のうち少なくとも1つの状況である。(f)ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察していない状況。(g)ディスプレイ本体20が図3(B)のように折り畳まれている状況。(h)図5(A)に示した状態からヘッドバンドヒンジ32(図3(A)参照)がA方向に90度回転させられていて表示部60がユーザーの頭頂部に配置されている状況。(i)ヘッドバンド40とディスプレイ本体20とが連結されていない状況。(j)撮像素子72が撮像した撮像画像にユーザーの眼を含む領域が含まれていない状況。
行動履歴登録部309は、取得した検査対象装置に係わる情報からHMD1に対して所定の動作を実行するスクリプトファイルを抽出し、スクリプトを実行する。
(1)検査対象装置の装置名
(2)検査対象装置の番号
(3)検査対象装置に対する検査項目
(4)検査における注意事項
(5)重点検査項目
(6)検査対象装置の検査項目、検査における注意事項、重点検査項目のうちいずれか1つが更新された場合、これらの各検査項目が更新された日時に関する情報(以下、更新日時情報という)
(7)検査対象装置の検査項目、検査における注意事項、重点検査項目のうちいずれか1つが更新された場合、これらの情報が更新されたことを示す情報(以下、更新有り情報という)
(8)注意事項がある場合、注意事項があることを示す情報(以下、注意事項有り情報)
(9)チェック項目がある場合、チェック項目があることを示す情報(以下、チェック項目有り情報)
(10)HMD1に所定の動作を行わせるためのスクリプトファイル
検査における注意事項とは、例えば、検査対象装置を管理している管理者により、検査に際して注意する必要がある場合に、検査を行うユーザーに対して注意喚起するための情報である。重点検査項目とは、例えば、同じタイプの装置で検査結果に問題があった場合に、問題のあった箇所を重点的に検査するための検査項目である。
なお、検査対象装置に対する検査項目、検査における注意事項、及び重点検査項目は、管理者が必要に応じて、サーバー200に記憶されている各情報、またはネットワーク上にある各情報を更新する。
観察可否判定部310は、表示パネル63に表示される情報がユーザーにより観察可能な状況であるか否かを判別する。観察可否判定部310は、例えば、以下のように表示パネル63に表示される情報がユーザーにより観察可能であるか否かの判定を行う。観察可否判定部310は、「注視点検出のためのキャリブレーション処理」で得られたLCD63上の座標(Dx(i),Dz(i))とユーザーの視線に基づく第2座標(Ex(i),Ez(i))との関係に基づき、上述した(a)の状況であるか否かを判定する。ここで、図39におけるステップS605時点のユーザーの視線に基づく座標を第1座標とする。また、第2座標は、ステップS603において、表示パネル63に表示される情報に表示された検査位置の方位を示す画像の座標を第2座標とする。
観察可否判定部310は、この第1座標と第2座標とを比較し、比較した結果、第1座標と第2座標とが一致すると判定された場合、上述した(a)の状況であると判定する。一方、観察可否判定部310は、比較した結果、第1座標と第2座標とが一致しないと判定された場合、上述した(f)の状況であると判定する。
また、観察可否判定部310は、例えば、加速度センサー132が検出した検出値に基づいて、上述した(b)、(c)、(g)、(h)のいずれかの状況であるかを判定することで、表示パネル63に表示される情報がユーザーにより観察可能な状況であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、観察可否判定部310は、撮像画像に基づいて、上述した(e)の状況であるか(j)の状況であるかを判定することで、表示パネル63に表示される情報がユーザーにより観察可能な状況であるか否かを判定するようにしてもよい。
HMD500は、図23に示すように、主にフラッシュメモリー522、処理部523、通信インタフェース(531、538)、地磁気センサー533、タッチスイッチ534、表示パネル(表示部)563(以後、LCD563という)、カメラ564を備えている。HMD500の各機能部は、HMD1の各機能部と同等である。
PC210は、処理部211、記憶部212、通信インタフェース213、入力部214、表示部215、及びカメラ216を備えている。
PC220は、処理部221、記憶部222、通信インタフェース223、入力部224、表示部225、及びカメラ226を備えている。PC220の各機能部は、PC210の各機能部と同等である。
一例として、表示部215には、HMD1が撮像した画像、PC210の入力部214の操作に応じた線画画像が合成されて表示される。
(ステップS1)処理部123は、HMD1のシステムの起動の完了を待って、システムの起動が完了したらステップS2に進む。なお、起動とは、メインスイッチ28が操作されてHMD1がコールドスタートする場合、ならびにHMD1が所定時間使われなかった場合などにスリープ状態に至り、その後、タッチスイッチ34などを操作された場合、ウォームスタートした場合などである。
図25は、本実施形態に係る左右の眼の検出処理手順のフローチャートである。
図26は、右眼観察形態の場合の撮像範囲Pの撮像画像の一例を説明する図である。図27は、左眼観察形態の場合の撮像範囲Pの撮像画像の一例を説明する図である。
制御部302は、観察形態を判別するために、図19で説明した撮像領域Pを使って、眼の周辺画像を撮像素子72により撮像する。例えば、撮像画像は、図5(A)に示した第1表示モードかつ右眼観察形態で使用されるときの撮像画像(以下、第1右眼画像という)を基準としている。このため、図26に示すように、第1右眼画像610Rは、正立画像である。図26に示すように、第1右眼画像610Rでは、右眼の画像601R3に対して、右眉毛の画像602R3が+Z方向にある。
一方、図27に示すように、第1表示モードかつ左眼観察形態で使用されるときの眼の周辺画像(以下、第1左眼画像という)610Lは、倒立画像である。図27に示すように、第1左眼画像610Lでは、左眼の画像601Lに対して、右眉毛の画像602Lが−Z方向にある。
例えば、ユーザーが右眼観察形態で使用している場合、選択領域Q(図19(A)を参照)に撮像された画像は、図11に示すような画像になる。一方、ユーザーが左眼観察形態で使用している場合、選択領域R(図19(B)を参照)に撮像された画像は、図28に示すような画像になる。図28は、左眼観察形態における撮像画像の一例を説明する図である。なお、図28では、選択領域Rの画像を180度回転させて示してある。このため、図28の−Z側がユーザーの上側、+Z側がユーザーの下側、−X側がユーザーの左側、+X側がユーザーの右側となる。また、図28において、符号601L1は、左眼の画像であり、符号602L1は、左眉毛の画像である。
なお、ステップS101〜S108の処理中、制御部302は、眼球照明ライト166を点灯させておいても、消灯させておいてもよい。ステップS101〜S108の処理中、制御部302は、バックライト62を点灯させておいてもよい。
例えば、図26に示したように、眼球の画像に対して眉毛の画像が、+Z方向にあると判別した場合、制御部302は、ユーザーが右眼で表示部60を観察している右眼観察形態であると判別する。一方、図27に示したように、眼球の画像に対して眉毛の画像が、−Z方向にあると判別した場合、制御部302は、ユーザーが左眼で表示部60を観察している左眼観察形態であると判別する。
例えば、瞬きは上瞼が動くことから、瞼が図11において+Z方向から−Z方向へ移動し、すぐに−Z方向から+Z方向へ戻った場合、制御部302は、ユーザーが右眼で表示部60を観察している右眼観察形態であると判別する。また、瞼の移動開始方向ならびに戻り方向がこの逆となった場合、制御部302は、ユーザーが左眼で表示部60を観察している左眼観察形態であると判別する。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザーが横方向に寝ている様な場合にも、加速度センサー132が検出した重力の方向にたよらずに、眉毛や瞼の動きを検出することでユーザーが観察している眼の方向を判別できる。
一方、左眼観察形態であると判別された場合、画像切替部306は、表示部60の表示方向を左眼用に設定する。なお、左眼用の表示方向とは、右眼用の表示顔面を180度回転させて上下反転させる方向である。また、ステレオイヤホン100が接続されている場合、音響制御部305は、第1スピーカー103を左耳用に、第2スピーカー104を右耳用になるようステレオ音声出力の左右を設定する。
例えば、HMD1は、ディスプレイ本体20に取り付けられている不図示のスイッチ等により検出するようにしてもよい。むろんユーザーが、手動で右眼観察形態または左眼観察形態に設定してもよい。
図29は、本実施形態に係るHMD1の装着ガイドの処理手順のフローチャートである。なお、以下の説明では、表示パネル63を、LCD63と称する。この処理は、ユーザーがHMD1を使用、LCD63の表示が行われているときに、適宜この処理を行って、ユーザーにLCD63のずれを補正するように注意を促しても良い。あるいは、タッチスイッチ34等の操作により、位置合わせを行うようユーザーが指示したときに行うようにしてもよい。
ステップS221処理後、処理部123は、ステップS211からS213を行い、HMD1の装着ガイドの処理を終了する。
本実施形態に係るHMD1では、キャリブレーション比較例のようにユーザーがキャリブレーション設定を行うのではなく、後述するように表示パネル63に表示される情報を操作しているときに、視線(注視点)に基づいて操作するためのパラメータを取得し、注視点検出のためのキャリブレーションを行う。
図31及び図32は、本実施形態に係る注視点検出のためのキャリブレーションの手順のフローチャートである。図33は、本実施形態に係る右眼観察形態における眼球照明ライト166の点灯、消灯を説明する図である。図34は、本実施形態に係る表示部60の位置と眼球照明ライト166の関係を説明する図であり、ユーザーの顔を水平正面から見た図である。
なお、以下では、図7(A)、図7(B)、及び図34に示すように、右眼観察形態かつ眼の下に表示部60が配置されている状態、または左眼観察形態かつ眼の下に表示部60が配置されている状態を検出して、注視点検出のためのキャリブレーションを行う例について説明する。
図33に示すように、ユーザー右眼の下に表示部60を配置して観察する場合、眼球照明ライト166cと166dは、極めて頬の近傍に配置されることになるために眼球を照明できない。このため、本実施形態では、図34の位置600aに示すように、眼球照明部304は、眼球照明ライト166c、及び166dは消費電力を下げるために消灯する。
以上の処理により、本実施形態のHMD1は、ユーザーと表示部60との位置関係に応じて眼球を照明するライトの選択が適宜行うことが可能となる。さらに、本実施形態のHMD1は、使用しない眼球照明ライト166を消灯することで効率的な省電力対策が可能となっている。
図35は、本実施形態に係るパスワード入力画面400eの一例である。図35において、パスワード入力画面400eの長手方向をX軸方向、短手方向をZ軸方向とする。図35に示すように、LCD63上には、AからZまでのアルファベット・キー(操作画像)461、記号キー(操作画像)462、シフトキー(操作画像)463、10キー切り替えキー(操作画像)464、スペースキー(操作画像)465、決定(Done)キー(操作画像)466、入力された文字を表示する領域467、及びカーソル468が表示される。また、図35において、符号Dxは、X軸方向の座標、符号Dzは、Z軸方向の座標を表す。
この操作スイッチ30が押圧される直前において、ユーザーは、「P」の文字を注視している確率が非常に高いので、このときの眼の輝点の座標を取り込む。なお、制御部302は、図11における2つの輝点604Aの座標(Xa,Za)、輝点604Bの座標(Xb,Zb)の平均を取った値を用いて、パスワード1文字目を注視したときの眼の輝点のX軸及びY軸の測定値Ex(1)、Ez(1)を、次式(2)及び次式(3)のように算出する。
なお、ステップS507からS509において、複数のパスワードの文字が選ばれることで眼の輝点の測定座標である(Ex(i),Ez(i))、そしてLCD63上の文字の位置座標である(Dx(i),Dz(i))の値が得られる。また、パスワードの入力が終わったとユーザーが判別した場合、ユーザーは、操作スイッチ30でDoneキー466を選択して押す。このとき、制御部302は、Doneキー466の座標も取得する。
図36は、本実施形態に係るメニュー画面(表示画像)400fの一例を示す図である。図36に示した例では、メニュー画面400fに9つのアイコン(操作画像)471から479、及びカーソル(操作画像)480が表示されている。例えば、アイコン471は、動画撮像の指示を示すアイコンである。なお、アイコン471から479、各々をアプリケーションと称する。また、これらの中でアイコン471は、視線によって入力する機能を有するアプリケーションであることから、特に視線入力アプリケーションと称する。
なお、このアイコン471が表す動画撮影を行うアプリケーションでは、カメラ64で動画撮影ならびに記録を行うとともに、後述するように画面に表示されるマーカーの移動や、ボタンの操作を視線入力で行うことが可能となっている。
初期状態では、図36に示したように、アイコン471の位置に、カーソル480が表示される。
また、メニュー画面400fにアイコンが表示されるアプリケーションは、HMD1内部で実行されるアプリケーションに限られない。例えば、アイコンが表示されるアプリケーションは、通信を行っている通話相手が使用しているHMD、PCで実行されるアプリケーションであってもよい。また、アイコンが表示されるアプリケーションは、インターネット等のネットワーク上で実行される、例えばWeb(ウェブ)アプリケーション等であってもよい。
すなわち、制御部302は、操作スイッチ30などによってアイコン、チェックボックス等が選択される毎に、輝度の座標を取得し、かつ関係式(4)及び(5)を再計算することで、注視点検出のためのキャリブレーションを行う。なお、メニュー画面400fを含め、各種アプリケーションが実行される中で、アイコンやチェックボックスなどの選択がなされる度に、そのアイコンやチェックボックスを注視点として、注視点検出のためのキャリブレーションを逐次行ってもよい。
キャリブレーションが十分に行われたと判別された場合(ステップS522;Yes)、ステップS527に進む。キャリブレーションが十分に行われていないと判別された場合(ステップS522;No)、ステップS523に進む。
図37は、本実施形態に係るユーザーに入力を促す画面の一例である。図37に示すように、画面400gには、文字列「視線入力モードを使いますか?」481、「はい」ボタン(操作画像)482、及び「いいえ」ボタン(操作画像)483が表示されている。
例えば、図37において、「はい」ボタン482が視線入力により選択された場合、図35において、Doneキー466、図36において動画撮像の指示のアイコン471がすでに選択されているため、画面の互いにはなれた3箇所のボタン(またはキー、アイコン)が押されたことになり、ある程度信頼のおけるキャリブレーションが完了したことになる。そして、制御部302は、ステップS519からS521と同様の処理を、ステップS523からS526の処理で行い、(Dx,Dz)を求める関数式が導き出す。
図38は、本実施形態に係る視線入力のアプリケーションの画面400hの説明を行う図である。図38に示した例では、画面400(表示画像)hには、撮像された画像491、マーカー(操作画像)492、「終了ボタン」(操作画像)493、「記録ボタン」(操作画像)494、及び「メニューボタン」(操作画像)495が表示されている。マーカー492は、ユーザーが画像491において、必要な位置を指し示すマーカーである。「終了ボタン」493は、アプリケーションを終了させ、図36に示したメニュー画面400fに戻るボタンである。また、「記録ボタン」494は、カメラ64が撮像した画像信号を、フラッシュメモリー122に記録開始するボタンである。「メニューボタン」495は、このアプリケーション固有の設定を行うための不図示のメニューを表示させるためのボタンである。
なお、HMD1が、他の端末と通信中の場合、撮像された画像491は、送受信部308を介して、他の端末に送信される。
本実施形態のHMD1は、画面400hに示すように、ユーザーが観察しつつカメラ64で撮影している画像において、商品496をカーソルで指し示す画像を他の端末に送信することで、商品496について具体的に相手に伝えることが可能となっている。
なお、HMD1は、マーカー492の画像が重畳された画像として、他の端末に対して送信する。そして、ユーザーが注視点を動かせばマーカー492も動くことから、ハンズフリーで他の端末のユーザーへ、注視点を伝えることが可能となっている。
また、本実施形態のHMD1では、「眼球照明ランプの選択処理」で設定された眼球照明ライト166を点灯及び消灯することで、ユーザーの眼に適切な光線を照射することができる。このため、注視点検出のためのキャリブレーションを精度良く行うことができる。
また、図32のステップS522で、キャリブレーションが十分でないと判別された場合、表示画像に表示されている操作画像の表示位置を変更して表示するようにしてもよく、操作画像の大きさを変更して表示するようにしてもよい。あるいは、操作画像を含む新たな表示画像をLCD63に表示するようにしてもよい。
この処理により、図9に示すところの表示領域Sを表示領域Tに縮小することで、処理部123は、ユーザーが表示全体を見渡せるようにすることが可能である。さらに、輝点604Aと輝点604Bとの中間の位置よりも、輝点604Eと輝点604F(図14を参照)との中間の位置がずれていると判別される場合、処理部123は、ユーザーの眼がベクトルV1だけずれていることがわかる。このようにして、処理部123の画像切替部306(図22を参照)は、図9における表示領域Tを、表示領域Uまでシフトさせることが可能となっている。
図39は、本実施形態に係るHMD1を用いた業務ロギングの処理の手順のフローチャートである。なお、以下では、ユーザーが頭部にHMD1を装着している場合について説明する。
次に、処理部123の行動履歴登録部309は、記憶部303に記憶されている検査位置をカウントするためのサフィックス「i」を「0」に初期化する。なお、このサフィックスは、各検査位置に関連付けられている。例えば、i=1は、検査位置1に関連付けられ、i=2は、検査位置2に関連付けられている。サフィックスと検査位置との関係は、記憶部303に予め記憶されているようにしてもよく、あるいはサーバー200の記憶部202に予め記憶され、サーバー200が検査情報に含めてHMD1に送信するようにしてもよい。
次に、観察可否判定部310は、観察可否判定を行う指示が入力されたことに応じて、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察しているか否かの判定し、判定した結果を行動履歴登録部309に出力する。次に、行動履歴登録部309は、観察可否判定部310が出力した判定した結果に基づいて、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察しているか否かを判定する。
行動履歴登録部309は、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察していないと判定した場合(ステップS605;No)、ステップS606に進み、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察していると判定した場合(ステップ605;Yes)、ステップS607に進む。
(ステップS607)行動履歴登録部309は、観察可否判定部310が出力した判定した結果に基づいて、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察していると判定した場合、表示パネル63用のバックライト62を点灯させる。
(ステップS608)行動履歴登録部309は、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察しているか否かの判別が終了したため、眼球照明ライト166を消灯させる。
図40は、記憶部202に記憶されている移動ログの一例を示す図である。図40に示すように、記憶部202には、HMD1を使用しているユーザーID、HMD1の識別情報である装置ID、時刻情報、位置情報(緯度を示す情報、経度を示す情報、高度を示す情報)が関連付けられて記憶される。
行動履歴登録部309は、ユーザーが検査対象装置の前に到着したと判定した場合(ステップS611;Yes)、ステップS612に進み、ユーザーが検査対象装置の前に到着していないと判定した場合(ステップS611;No)、ステップS603に戻る。
図41は、検査対象装置851に添付されるバーコード850の一例を示す図である。ここで、バーコードは、例えば、同図のバーコード850により示したような2次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))である。同図が示すように、バーコード850は、例えば、検査対象装置851の側面などに張り付けられている。まず、行動履歴登録部309は、画像データにこのようなバーコード850の画像が含まれているか否かを判別する。行動履歴登録部309は、画像データにバーコード850の画像が含まれている場合、画像データからバーコード850の画像を抽出する。次に、行動履歴登録部309は、バーコード850に埋め込まれている検査対象装置IDを抽出する。行動履歴登録部309は、バーコード850から検査対象装置IDを抽出できた場合、ユーザーが検査対象装置の前に到着したと判別する。また、行動履歴登録部309は、画像データからバーコード850を抽出できなかった場合、または画像データからバーコード850を抽出できた場合であってもバーコード850から検査対象装置IDと一致する情報を抽出できなかった場合、ユーザーが検査対象装置の前に到着していないと判別する。
ユーザーが検査対象装置に到着したと判定された場合、行動履歴登録部309は、ステップS609で取得した測位情報に基づき、経度をパラメータLa(i)に入力し、緯度をパラメータLo(i)に入力する。また、行動履歴登録部309は、今回取得した測位情報に基づき、高度をパラメータAl(i)に入力し、時刻をパラメータT(i)に入力する。また、行動履歴登録部309は、各測位情報を入力した各パラメータを記憶部303に記憶させる。また、行動履歴登録部309は、各測位情報を入力した各パラメータを、移動ログに含めてサーバー200に送信する。
次に、サーバー200は、受信した移動ログに含まれている各パラメータを、HMD1の移動ログに関連付けて記憶部202に記憶させる。
(ステップS614)行動履歴登録部309は、ネットワークを通じて取得した検査対象装置に係わる情報を表示パネル63に表示する。
図42(A)及び図42(B)に示すように、画像800及び画像800aには、検査対象装置の番号及び装置名を示す情報の画像801、検査項目(確認項目)を示す情報の画像802、注意事項を示す情報の画像803、検査を行った結果を示す画像804を含んでいる。また、検査を行った結果を示す画像804には、検査を行った結果に問題ないことを示す画像「OK」804a、検査を行った結果に問題があることを示す情報の画像「NG」804bを含んでいる。図42(A)に示すように画像800には、視線入力時のカーソル画像805が含まれている。図42(B)に示すように画像801aには、指差しによる選択項目を選択時のユーザーの指先を含む画像806が含まれている。なお、ユーザーの指先を含む画像806は、カメラ64によって撮影されたユーザーの指先を処理部123によって検出し画像800aに重畳するものである。処理部123の画像表示部307は、画像800及び画像800aにおいて、ユーザーの指先を含む画像806により、各表示されている画像801〜804が遮られないように表示する。
次に、指さしによる選択項目を選択する例について説明する。ユーザーは、図42(B)のように、表示パネル63に表示されている画像内にユーザーの指が映し出されるように、カメラ64が撮像している空間でユーザーの指を動かして、検査を行った結果を示す画像804のいずれかを指さすことで選択する。そして、行動履歴登録部309は、指さしによる項目選択が行われるか否かをカメラ64が撮像した画像に基づいて判別する。
なお、図42(A)及び図42(B)において画像800及び画像800aを、各情報を日本語により表示する例を説明したが、予めユーザーが操作スイッチ30、タッチスイッチ34を操作してHMD1で使用する言語を選択している場合、行動履歴登録部309は、選択された言語で各情報を表示パネル63に表示するようにしてもよい。また、行動履歴登録部309は、表示パネル63に表示される情報を観察するように促すアナウンス等を、選択された言語の音声でアナウンスするようにしてもよい。
ここで、更新が過去3日間行われていない場合、または更新有り情報、注意事項有り情報、及びチェック項目有り情報のいずれの情報も含まれていない場合、ステップS616〜S620をスキップする理由を説明する。ユーザーが、毎日、検査対象装置の検査を行っている場合、検査項目の内容をすでにユーザーが覚えている可能性が高い。このため、検査項目の内容に変更がなかった場合、又は重要な注意事項の追加が行われていない場合、HMD1は、あえてユーザーに対して表示パネル63に表示されている検査対象装置に係わる情報を観察するように促さなくてもよい場合もある。従って、本実施形態のHMD1では、このような場合、ステップS616〜S620をスキップする。なお、ユーザーによる検査を行う頻度が低い場合、又は検査を行うユーザーが検査日によって代わる場合等、HMD1の行動履歴登録部309は、ステップS616〜S620をスキップせずに行うようにしてもよい。
一方、行動履歴登録部309は、更新日時情報、更新有り情報、注意事項有り情報、チェック項目有り情報のうち、いずれかの情報が含まれていると判別した場合(ステップS615;Yes)、ステップS616に進む。
次に、行動履歴登録部309は、例えば、取得した検査対象装置に係わる情報に、チェック項目有り情報が含まれている場合、表示パネル63にチェック項目を確認した結果の判定結果を入力するチェックボックス(以下、チェックボックスという)画像を表示する。例えば、図42(A)に示したように、画像804は、検査した結果、問題がなかったことを示す「□OK」画像804a、検査した結果、問題があったことを示す「□NG」画像804bを含んでいる。各画像のうち、「□」をチェックボックスという。
(ステップS618)行動履歴登録部309は、バックライト62を点灯させる。ユーザーに表示パネル63に表示される情報を観察するようにアナウンスしたことに応じて、ユーザーが急に目線を表示パネル63に表示される情報に向けてきた場合、そのユーザーの視線を検出した後にバックライト62を点灯させると、ユーザーが表示パネル63に表示される画像を確認するまでにタイムラグが発生する。このため、本実施形態のHMD1は、表示パネル63に表示される画像をユーザーが確認するまでのタイムラグを無くすため、バックライト62をこの時点で点灯させる。
次に、ユーザーは、アナウンスに応じて、検査対象装置に対して検査項目の検査を行い、検査した結果を視線入力により選択する。一例として、ユーザーは、表示パネル63に表示される「□OK」画像804a又は「□NG」画像804bを注視する。行動履歴登録部309は、ユーザーの注視に応じて、「□OK」画像804a又は「□NG」画像804bのチェックボックスにチェックを入力した画像を、表示パネル63に表示する。または、ユーザーは、操作スイッチ30又はタッチスイッチ34を操作する。行動履歴登録部309は、ユーザーの操作に応じて、表示パネル63に表示される「OK」画像804a又は「OK」画像804bのチェックボックスにチェックを入力した画像を、表示パネル63に表示するようにしてもよい。あるいは、ユーザーは、ユーザーの頭部を回動させることにより、表示パネル63に表示されている「□OK」画像804a又は「□NG」画像804bを選択する。行動履歴登録部309は、このようにユーザーの頭部の回動に応じてチェックボックスにチェックを入力し、チェックを入力した画像を表示パネル63に表示するようにしてもよい。
このように、行動履歴登録部309は、頭部の回動による選択において、角速度センサー134の検出値に基づいてユーザーの頭部の動きを検出することで、カーソル画像805を移動させ、各項目を選択する。そして、制御部302は、例えば、ユーザーがあたかも頷くかのように前後方向に顔を動かした場合、選択項目が決定されたと判別する。
なお、スクリプトファイルは、HMD1内のフラッシュメモリー122に予め記憶させておくようにしてもよい。この場合、行動履歴登録部309は、カメラ64が撮像した画像データからバーコードを抽出し、抽出したバーコードに埋め込まれているスクリプトファイルに対応する情報を抽出する。次に、行動履歴登録部309は、抽出したスクリプトファイルに対応する情報に基づいて、フラッシュメモリー122に記憶されているスクリプトファイルを読み出して、スクリプトを実行するようにしてもよい。
なお、HMD1に対して実行させる所定の動作は、前述したように、例えば、カメラ64による静止画または動画の撮像、集音マイク24による集音、温湿度センサー136による検査を行う位置の温度及び湿度の取得、GPSセンサー135による位置P(i)に関する情報の取得等である。
従って、本実施形態のHMD1は、HMD1を使用するユーザーの記憶や勘、及び経験などに頼らずに、検査対象装置が設置されている位置P(i)に関する情報、及び検査対象装置に対応したデータ等を収集できる。さらに、本実施形態のHMD1は、表示される情報に変更があった場合であっても、検査対象装置に貼ってあるバーコードに基づいて、HMD1を使用しているユーザーに更新された情報を通知することができるので、検査を行う環境や状況に応じた検査を行うことが可能になる。なお、サーバー200に記憶されている情報は、例えばシステムの管理者が、PC210を操作して、サーバー200の記憶部202に予め記憶させておくようにしてもよい。
次に、サーバー200は、観察ログ及びユーザーIDを受信し、受信した観察ログを、ユーザーIDと関連付けて記憶部202に記憶させる。
(ステップS626)行動履歴登録部309は、眼球照明ライト166及びバックライト62を消灯させる。
これにより、本実施形態におけるHMD1は、表示パネル63に表示された情報を、ユーザーに観察するように促すことが出来る。そのため、本実施形態のHMD1では、ユーザーは、表示パネル63に表示された情報を見逃すことなく確認することができる。
これにより、本実施形態におけるHMD1は、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察している場合にのみ、バックライトを点灯させるので、省電力化できる。
これにより、本実施形態におけるHMD1は、ユーザーがいつどこでどの装置を検査したかをサーバー200に記録することができる。そのため、本実施形態のHMD1では、システムの監督者がユーザーの検査作業の進捗状況を監視することができる。
この結果、ユーザーの頭部に装着されたHMDの姿勢に係わらず、ユーザーが表示部60に表示された画像を観察している眼が右眼と左眼とのうちいずれであるかを認識できるHMD1を実現できる。また、本実施形態のHMD1は、表示部60に表示された画像を観察している眼が右眼と左眼とのうちいずれであるかを判別するため、ユーザーの顔全体または両眼を含む領域の撮像を行わなくてよい。このため、本実施形態のHMD1は、自装置の大型化を抑えることができる。
さらに、本実施形態のHMD1は、このように表示部60に表示された画像を観察している眼が右眼と左眼とのうちいずれであるかを認識した結果に応じて、表示部60に表示する画像の表示角度を変更する。そして、本実施形態のHMD1は、この表示角度に応じて、表示部60に画像を表示する。この結果、本実施形態のHMD1によれば、ユーザーは、ユーザーの頭部に装着されたHMD1の姿勢に係わらず、適切な表示角度で表示部60に表示されている画像を観察できる。
また、本実施形態のHMD1は、「左右の眼の検出処理」の判別結果に基づいて、選択された撮像範囲QまたはR(図19参照)の画像を選択する。すなわち、本実施形態のHMD1は、画像を観察している眼が右眼と左眼とのうちいずれであるかを認識した結果に基づいて、撮像画像から「注視点のキャリブレーション処理」に用いるユーザーの眼の領域を含む画像を選択する。そして、本実施形態のHMD1は、この選択された撮像範囲の画像を用いて「注視点のキャリブレーション処理」を行う。そして、本実施形態のHMD1は、ユーザーの視線に基づいて操作するためのパラメータである、操作された操作画像に基づく第1座標と撮像画像に基づく第2座標とを取得する。そして、実施形態のHMD1は、取得した第1座標と第2座標との組み合わせに基づいて、注視点検出のためのキャリブレーションを自動的に行う。
このため、本実施形態のHMD1では、ユーザーがキャリブレーション設定をメニュー等から選択して行わなくても、単に表示画像に含まれる操作画像の操作を行うことで、注視点検出のためのキャリブレーションを行うことができる。また、本実施形態のHMD1では、従来のように、図31に示したような注視点検出のためのキャリブレーション用の画像をユーザーに注視させて行う、注視点検出のためのキャリブレーションを行わなくても、単に表示画像に含まれる操作画像の操作を行うことで、注視点検出のためのキャリブレーションを行うことができる。この結果、本実施形態によれば、利便性を向上することができる。
また、本実施形態のHMD1では、「眼球照明ランプの選択処理」で設定された眼球照明ライト166を点灯及び消灯することで、ユーザーの眼に適切な光線を照射することができる。このため、注視点検出のためのキャリブレーションを精度良く行うことができる。
この処理により、図9に示すところの表示領域Sを表示領域Tに縮小することで、処理部123は、ユーザーが表示全体を見渡せるようにすることが可能である。さらに、輝点604Aと輝点604Bとの中間の位置よりも、輝点604Eと輝点604F(図14を参照)との中間の位置がずれていると判別される場合、処理部123は、ユーザーの眼がベクトルV1だけずれていることがわかる。このようにして、処理部123の画像切替部306(図22を参照)は、図9における表示領域Tを、表示領域Uまでシフトさせることが可能となっている。
第2実施形態では、表示部60の位置600a及び位置600b(第1実施形態の図34を参照)を含む、表示部60の多くの位置について、眼球照明ライト166の点灯及び消灯を切り替える例を説明する。
位置600aは、ユーザーの右眼の下側に、横向きに配置されている表示部60の位置である。また、位置600bは、ユーザーの左眼の下側に、横向きに配置されている表示部60の位置である。また、位置600cは、ユーザーの右眼の上側に、横向きに配置されている表示部60の位置である。また、位置600dは、ユーザーの左眼の上側に、横向きに配置されている表示部60の位置である。
位置600eは、ユーザーの右眼の右側に、縦向きに配置されている表示部60の位置である。また、位置600fは、ユーザーの左眼の左側に、縦向きに配置されている表示部60の位置である。
位置600gは、ユーザーの右眼の右下側に、縦向きに配置されている表示部60の位置である。また、位置600hは、ユーザーの左眼の左下側に、縦向きに配置されている表示部60の位置である。
位置600g及び600hの位置に表示部60がある場合、制御部302は、眼球照明ライト166a〜166dを、全て消灯させる。
図45は、本実施形態に係るHMD1の眼球照明ライトの選択処理手順のフローチャートである。
次に、制御部302は、眼球照明ライト166a及び166bに対応する輝点の輝度の方が、眼球照明ライト166c及び166dに対応する輝点の輝度より高いか否かを判別する。眼球照明ライト166a及び166bに対応する輝点の輝度の方が、眼球照明ライト166c及び166dに対応する輝点の輝度より高いと判別された場合(ステップS803;Yes)、ステップS804に進む。眼球照明ライト166a及び166bに対応する輝点の輝度の方が、眼球照明ライト166c及び166dに対応する輝点の輝度より高くないと判別された場合(ステップS803;No)、ステップS805に進む。
上述したように、眼球照明ライト166の輝度に基づいて、眼球照明ライト166を制御するようにしたので、本実施形態のHMD1は、ユーザーと表示部60との位置関係に応じて眼球を照明するライトの選択が適宜行うことが可能となる。さらに、本実施形態のHMD1は、使用しない眼球照明ライト166を消灯することで、効率的な省電力対策が可能となっている。
さらに、本実施形態のHMD1は、ユーザーの眼に適切な眼球照明ライト166を点灯させるため、「業務ロギングの処理」において、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察しているか否かを精度良く判別することができる。この結果、本実施形態のHMD1は、第1実施形態と同様に、ユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察可能ではない場合、ユーザーに表示パネル63に表示される情報を観察するように促すことができる。
また、本実施形態のHMD1は、第1実施形態と同様に、ユーザーと表示部60との位置関係に応じて、眼球照明ライト166を消灯できるので、消費電力を削減することができる。
次に、表示部がシースルー光学系の場合について説明する。
第1及び第2実施形態との差異は、表示部60の構成のみである。
図46は、本実施形態に係る本実施形態に係る光学系を説明するための表示部60aの断面図である。図8と同じ機能の部材には同じ番号を設けてあるので説明は省略する。
次に、光線Oは、液晶93に入射する。なお、光線Oは、液晶93の働きにより偏光方向が変わる。すなわち、液晶93に通電した場合(オン状態)、光線Oは、液晶93に入射したS偏光がP偏光となって、1/4波長板92に入射する。次に、光線Oは、1/4波長板92の働きにより左回りの偏光となる。
なお、凹レンズ91は、反射ミラー66を構成する凸レンズとペアとなって、パワーゼロの平行平板となるようにするための部材である。
以上の構成により、ユーザーによって外界の画像(開口部95を通して見る画像)が、表示パネル63から投影される画像とともに観察可能となっている。
図46において、液晶93を無通電の状態(オフ状態)にすると、光線Oは、液晶93により光線Oの偏光方向が変化されない。このため、光線Oは、偏光板94でS偏光となる。次に、光線Oは、そのままが1/4波長板92に入射する。次に、光線Oは、1/4波長板の働きにより右回りの偏光となる。
ユーザーの眼から出た光束Sは、偏光板90でP偏光のみが透過し、第2プリズム65b、接合面65c、第1プリズム65aを透過して、1/4波長板75に入射する。ここで、光線Sは、1/4波長板75の作用により左回りの円偏光となり、反射ミラー66で光線Tとして反射される。次に、光線Tは、反射によって右回りの円偏光となり、1/4波長板75を透過する際にS偏光となる。
次に、光線Tは、第1プリズム65aを透過して接合面65cに入射する。ここで、接合面65cはS偏光を反射して透過しない。従って、ユーザーの眼には、自分自身の眼からでた光束が入射することはなく、表示画面中に自分の眼が見えることは無い。
また、図47は、図10等と同様に、反射ミラー66を凸レンズに置き換えて、等価的に表した図である。
なお、図47において、結像レンズ71ならびに撮像素子72は、反射ミラー66の光学中心とはオフセットしている。しかしながら、ユーザーは、表示部60aを眼の正面ではなく、口元の方向へ下げることでファインダー開口部67から眼を十分に離すことが可能となっており、図47に示すようにユーザーの眼は観察距離L81の位置にある。このため、ユーザーが表示パネル63を観察している場合、本実施形態によれば、撮像素子72は、問題なくユーザーの眼ならびにその周囲を撮影可能となっている。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態で説明したように、眼球照明ライトを、ファインダー開口部67の4辺のうち、対向する2辺の近傍に各々配置するようにしてもよい。
また、第3実施形態のHMD1は、第1実施形態のHMD1の場合と同様に、検査対象装置に係わる情報に基づいてユーザーが表示パネル63に表示された情報を確認する必要があると判定した場合、かつ観察可否判定部310によりユーザーが表示パネル63に表示される情報を観察可能ではないと判定された場合に、ユーザーに表示パネル63に表示される情報を観察するように促すための報知を音により行う。この結果、第3実施形態のHMD1は、第1実施形態と同様に、表示パネル63に表示された情報が重要な場合に、ユーザーに表示パネル63に表示されている情報を観察するように促すことが出来る。従って、第3実施形態のHMD1は、ユーザーが表示パネル63に表示された情報を確認させることができるシースルー光学系の表示部60aを備えるヘッドマウントディスプレイを提供できる。
さらに、眼球照明ライト166a〜166dを設ける位置は、図2に示したようなファインダー開口部67の上下でなくてもよい。ユーザーの眼球に照射できる位置であればよく、例えば、眼球照明ライト166a〜166dは、ファインダー開口部67の内側の上下に設けるようにしてもよい。すなわち、ユーザーが、HMD1をユーザーの眼の近傍に表示部60が配置したとき、眼球照明ライト166a〜166dのいずれかがユーザーの眼の近傍に配置されればよい。このため、眼球照明ライト166a〜166dは、ファインダー開口部67が配置された表示部60の一面の範囲、または、ファインダー開口部67の内側の範囲に配置されるようにしてもよい。また、表示部60が配置されるユーザーの眼の近傍とは、例えば、図45に示した位置600a〜600fのように、ユーザーの眼の下、上、外側等であり、撮像素子72によりユーザーの眼の周辺画像を撮像できる範囲であればよい。
このように、処理部123は、各眼球照明ライト166a〜166dによる反射光を検出し、検出した結果に基づいて観察形態を判別するようにしてもよい。
または、処理部123は、ヘッドマウントディスプレイが頭部から外されているか否かを、例えば、心拍数センサー137の検出値に基づいて判別するようにしてもよい。
さらに、処理部123は、装置本体部21がヘッドバンド40に装着されていないことを検出スイッチ(不図示)が検出した場合、装置本体部21が頭部から外されていると判別し、眼球照明ライト166a〜166dを全て消灯させてもよい。
これにより、処理部123は、ヘッドマウントディスプレイの消費電力を低減させることができる。
Claims (12)
- 情報を表示する表示部と、
前記表示部がユーザーにより観察可能な状況であるか否かを判定する観察可否判定部と、
音により報知を行う報知部と、
前記観察可否判定部が判定した結果に基づいて、前記表示部が前記ユーザーにより観察可能ではない状況であると判定された場合、前記報知部から報知するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする情報入出力装置。 - 前記制御部は、
前記ユーザーが前記表示部に表示される前記情報が報知の対象として設定されているか否かを判別し、判別した結果、前記ユーザーが前記情報を確認する必要があると判定された場合、前記ユーザーに前記表示部を観察するように促すための報知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入出力装置。 - 前記観察可否判定部は、
自装置が前記ユーザーの頭部近傍又は頭部にある状況、自装置が前記表示部に情報が表示されたときに前記情報を前記ユーザーにより観察が可能な状況、及び前記ユーザーが前記表示部を観察している状況のうち少なくとも1つの状況である場合に、前記表示部がユーザーにより観察可能な状況であると判定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報入出力装置。 - 前記制御部は、
前記観察可否判定部が判別した結果、前記ユーザーが前記情報を確認する必要があると判定した場合、前記表示部の照明を点灯させ、前記表示部が前記ユーザーにより観察可能な状況ではないと判定された場合、前記表示部の照明を消灯させる
ことを特徴とする請求項2に記載の情報入出力装置。 - 前記制御部は、
前記情報が所定の期間に更新されている場合、前記情報に注意事項が含まれている場合、及び前記情報に確認事項がある場合、のうちの少なくとも1つの場合、前記表示部に表示される前記情報が報知の対象として設定されていると判定する
ことを特徴とする請求項2または請求項4に記載の情報入出力装置。 - 前記制御部は、
前記観察可否判定部が判定した前記表示部を前記ユーザーが観察可能な状況であるか否かである観察可否結果を記録する
ことを特徴とする請求項2または請求項4に記載の情報入出力装置。 - 前記観察可否判定部は、
ユーザーの片眼を少なくとも含む領域を撮像する第1撮像部と、
前記第1撮像部が撮像して得た撮像画像に含まれる前記ユーザーの片眼を含む領域の画像に基づいて、前記表示部がユーザーにより観察可能であるか否かを判別する
ことを特徴とする請求項2、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の情報入出力装置。 - 画像を撮像する第2撮像部、
を備え、
前記制御部は、
前記情報に含まれる実行ファイルに応じて、前記第2撮像部に画像の撮像を行うように制御し、前記撮像した画像を自装置内に記録させるか送信するように制御する
ことを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の情報入出力装置。 - 音響信号を取得して記録する音響取得部、
を備え、
前記制御部は、
前記情報に含まれる実行ファイルに応じて、前記音響取得部に音響信号の取得を行うように制御し、前記取得した音響信号を自装置内に記録するか送信するように制御する
ことを特徴とする請求項2、請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の情報入出力装置。 - 自装置が使用される環境情報を取得するセンサー部、
を備え、
前記制御部は、
前記情報に含まれる実行ファイルに応じて、前記センサー部に自装置が使用される環境情報を取得するように制御する
ことを特徴とする請求項2、請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の情報入出力装置。 - 前記センサー部は、
自装置の方角を検出する地磁気センサー、自装置にかかる加速度を検出する加速度センサー、温度または湿度を示す情報を取得する温湿度センサー、及び測位を行う測位センサーの少なくとも1つのセンサーである
ことを特徴とする請求項10に記載の情報入出力装置。 - 情報入出力装置における情報入出力方法であって、
観察可否判定部が、情報を表示する表示部がユーザーにより観察可能な状況であるか否かを判定する観察可否判定手順と、
制御部が、前記観察可否判定手順で判定された結果に基づいて、前記表示部が前記ユーザーにより観察可能ではない状況であると判定された場合、報知部から音により報知を行うように制御する手順と、
を含むことを特徴とする情報入出力方法。
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