JP2014010615A - テレビジョン受像機、電子機器およびコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】一例として、テレビジョン受像機および電子機器の小型化を図る。
【解決手段】実施形態のテレビジョン受像機は、筐体と、表示装置と、回路基板と、コネクタと、を備えた。前記筐体には、第一開口部と第二開口部とが設けられた。前記表示装置は、前記第一開口部から露出された表示面を有し、前記筐体に収容された。前記回路基板は、前記筐体に収容された。前記コネクタは、前記回路基板に実装されて前記第二開口部から露出され、外部コネクタが挿入される。前記コネクタは、前記外部コネクタと電気的に接続される端子と、前記端子を保持した絶縁性の保持部を有し、前記筐体とは別部材で設けられた基部と、前記筐体に設けられ、前記外部コネクタの第一引っ掛け部が引っ掛けられる第二引っ掛け部と、を有した。
【選択図】図4
【解決手段】実施形態のテレビジョン受像機は、筐体と、表示装置と、回路基板と、コネクタと、を備えた。前記筐体には、第一開口部と第二開口部とが設けられた。前記表示装置は、前記第一開口部から露出された表示面を有し、前記筐体に収容された。前記回路基板は、前記筐体に収容された。前記コネクタは、前記回路基板に実装されて前記第二開口部から露出され、外部コネクタが挿入される。前記コネクタは、前記外部コネクタと電気的に接続される端子と、前記端子を保持した絶縁性の保持部を有し、前記筐体とは別部材で設けられた基部と、前記筐体に設けられ、前記外部コネクタの第一引っ掛け部が引っ掛けられる第二引っ掛け部と、を有した。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、テレビジョン受像機、電子機器およびコネクタに関する。
従来、筐体と、筐体に収容された回路基板と、回路基板に実装されたコネクタと、を備えた電子機器が、知られている。
この種のテレビジョン受像機等の電子機器では、小型化が望まれている。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、テレビジョン受像機および電子機器の小型化を図ることを、目的の一つとする。
実施形態のテレビジョン受像機は、筐体と、表示装置と、回路基板と、コネクタと、を備えた。前記筐体には、第一開口部と第二開口部とが設けられた。前記表示装置は、前記第一開口部から露出された表示面を有し、前記筐体に収容された。前記回路基板は、前記筐体に収容された。前記コネクタは、前記回路基板に実装されて前記第二開口部から露出され、外部コネクタが挿入される。前記コネクタは、前記外部コネクタと電気的に接続される端子と、前記端子を保持した絶縁性の保持部を有し、前記筐体とは別部材で設けられた基部と、前記筐体に設けられ、前記外部コネクタの第一引っ掛け部が引っ掛けられる第二引っ掛け部と、を有した。
以下の例示的な複数の実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。
また、以下の実施形態では、電子機器がテレビジョン受像機や所謂ノートブック型のパーソナルコンピュータとして構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる電子機器は、これには限定されない。本実施形態にかかる電子機器は、例えば、コネクタを有した電子機器、例えば、スマートテレビ、携帯電話機、映像表示装置、テレビ電話機等として構成することができる。
<第1実施形態>
本実施形態では、一例として、図1,2に示されるように、テレビジョン受像機1は、支持部2と筐体3とを備える。具体的に、筐体3(第一筐体、第一部分、第一部品)は、表示装置4の少なくとも一部を収容する。支持部2(スタンド部、台、支部、第二筐体、第二部分、他の部分、他の部品)は、筐体3を支持する。支持部2は、外部載置面(平面、水平面)に載置される。
本実施形態では、一例として、図1,2に示されるように、テレビジョン受像機1は、支持部2と筐体3とを備える。具体的に、筐体3(第一筐体、第一部分、第一部品)は、表示装置4の少なくとも一部を収容する。支持部2(スタンド部、台、支部、第二筐体、第二部分、他の部分、他の部品)は、筐体3を支持する。支持部2は、外部載置面(平面、水平面)に載置される。
また、本実施形態では、一例として、支持部2は、筐体3を、ヒンジ部(接続部、連結部、回動支持部、ヒンジ機構、接続機構、連結機構、回動支持機構)を介して回動可能に支持する。すなわち、ヒンジ部は、支持部2と筐体3とを回動可能に接続(連結)している。本実施形態では、一例として、ヒンジ部は、表示画面4aの上下方向の角度を変化させる。すなわち、ヒンジ部はチルトの調整を可能としている。なお、支持部2は筐体3を他の方向への回動(例えば、ピボット、スイベル等)を可能に支持することができる。
テレビジョン受像機1の筐体3は、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、筐体3は、本実施形態では、一例として、図2に示されるように、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体3は、面3a(前面、正面、第一面、第一面部)とこの反対側の面3b(後面、背面、第二面、第二面部)と、を有する。面3aと面3bとは略平行となっている。また、筐体3は、図1に示されるように、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、短辺部の一例である。
また、筐体3は、面3aを有する壁部3k(プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(プレート、後壁部、裏壁部、底壁部、図2参照)と、を有する。壁部3k,3mは、矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、筐体3は、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面、第三面)を有する四つの壁部3n(第三部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。なお、壁部3kには、一例としては矩形状の開口部3r(第一開口部)が設けられている。よって、壁部3kは、矩形状かつ枠状である。本実施形態では、壁部3mは、後述する引っ掛け部11d(第二引っ掛け部、図4参照)が設けられた第一壁部(第一部分)の一例であり、壁部3kは、壁部3m(第一壁部)と間隔をあけて面した第二壁部(第二部分)の一例である。
さらに、筐体3は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。筐体3は、本実施形態では、一例として、少なくとも壁部3kを含む第一筐体部材31(第一部分、前側部材、マスク、マスク部、カバー、フロントカバー、カバー部、第一領域)と、少なくとも壁部3mを含む第二筐体部材32(第二部分、後側部材、ベース、ベース部、ボトム、ボトム部、カバー、リヤカバー、カバー部、第二領域)とを有する。壁部3nは、第一筐体部材31および第二筐体部材32のうち少なくともいずれか一方(例えば、第二筐体部材32)に含まれる。また、筐体3は、第一筐体部材31および第二筐体部材32とは別に、これらの間に位置した第三筐体部材(第三部分、中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、インナプレート、ミドルプレート、ミドルフレーム、第三領域、図示されず)や、第四筐体部材(第四部分、中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、覆部材、シールド、第四領域、図示されず)等を有することができる。
筐体3は、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されることができる。第一筐体部材31および第二筐体部材32は、比較的剛性の低い材料(第三筐体部材や第四筐体部材より剛性の低い材料、例えば合成樹脂材料等)で構成されることができる。なお、第一筐体部材31や第二筐体部材32の筐体3内側には、リブ等の壁部(突出部、突出壁部、図示されず)が設けられることができる。壁部により、筐体3の剛性が高くなりやすい。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル)の、面3a側に位置した表示画面4aは、開口部3rを介して筐体3の前方(外方)に露出しており、使用者は、前方側から開口部3rを介して表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では矩形状(本実施形態では一例として長方形状)に構成されている。また、表示装置4は、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,liquid crystal display)や有機ELディスプレイ(OELD,organic electro-luminescent display)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、入力操作パネル5(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面)が設けられている。入力操作パネル5は、透明な比較的薄い矩形状に構成され、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば、手指や部品(例えばスタイラス等、図示されず)等で入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは手指やスタイラス等を入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部3kの開口部3rから筐体3の前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、入力部の一例である。
そして、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、筐体3内には、表示装置4の後側(裏側、背後側、壁部3m側、表示画面4aとは反対側)に、一つ以上の回路基板6(基板、制御基板、メイン基板、電気部品、第一電気部品)が収容されている。回路基板6は、表示装置4と略平行に設けられている。回路基板6は、壁部3k,3m,3n等と離間した状態で、すなわち、壁部3k,3m,3n等との間に空間(隙間)が形成された状態で、設けられている。
また、本実施形態では、一例として、回路基板6には、例えば、CPU(central processing unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(platform controller hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(input/output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品(図示されず)を実装することができる。また、この回路基板6には、一例として、コネクタ11(図3,4参照)が実装されている。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。
図3や図4に示されたコネクタ11(接続装置、雌型コネクタ)は、一例として、RJ45規格に準拠したモジューラジャックである。コネクタ11は、一例として、データ通信用である。なお、コネクタ11としては、電話通信用のものであってもよい。コネクタ11は、筐体3の壁部3nに設けられた開口部3s(第二開口部、図2,図4)から露出されている。コネクタ11には、外部コネクタ100(図4)が挿入される。
コネクタ11は、端子11a(端子部、接続部、導電部)と、基部11b(収容部、装着部)と、引っ掛け部11d(第二引っ掛け部)と、を有している。端子11aは、外部コネクタ100(の端子)と電気的に接続される。端子11aは、複数(本実施形態では8個)設けられている。基部11bは、端子11aを保持した絶縁性の保持部11cを有している。基部11bは、筐体3とは別部材(別部品)で設けられている。基部11bは、壁部3mと壁部3kとの間に位置されている。引っ掛け部11dは、筐体3(の壁部3m)に設けられている。引っ掛け部11dには、外部コネクタ100の引っ掛け部100mが引っ掛けられる。上記から分かるとおり、コネクタ11は、その一部が筐体3に含まれている。
コネクタ11は、一例として、概略直方体状を呈している。コネクタ11は、壁部11e(第三壁部)と、壁部11g(第四壁部)と、壁部11j(第五壁部)と、壁部11q(第七壁部)と、を有している。
壁部11eは、コネクタ11への外部コネクタ100の挿入方向(図4中矢印A方向:以後、単に挿入方向という)に沿って延在し壁部3mと間隔をあけて位置されている。壁部11eは、壁部3kの内面に当接している。壁部11eは、端子11aを保持している。端子11aは、挿入方向と直交するコネクタ11の幅方向(図3中の矢印B方向)に並べて位置されている。壁部11eは、保持部11cに含まれる。壁部11eは、樹脂等の絶縁性材料によって構成されている。
壁部11gは、壁部11eの壁部3m側で壁部11eと間隔をあけて位置されている。壁部11gには、開口部11f(第三開口部、図3,5参照)が設けられている。壁部11gの少なくとも一部は、第一壁部3mに設けられ、開口部11fの少なくとも一部が壁部3mに設けられている。一例として、コネクタ11には、壁部11gの一部を構成し壁部3mに重ねられた壁部11k(第六壁部)が設けられている。この壁部11kに重ねられた領域を含む壁部3mの部分3q(壁部)が、壁部11gの一部を構成している。壁部3mの部分3qは、一例として、図5の一点鎖線内の部分である。つまり、一例として、壁部11gは、壁部11kと部分3qとを含んで構成されている。壁部11kは、樹脂等の絶縁性材料によって構成されている。開口部11fには、外部コネクタ100における引っ掛け部100mを含む操作部100bが挿入される。開口部11fは、壁部3mの部分3qと壁部11kとに亘って設けられている。開口部11fは、壁部3mの部分3qに設けられた開口部11f1と、壁部11kに設けられた開口部11f2とを含む。開口部11fは、壁部3mの面3b側から見て略T字状を呈している。開口部11fは、開口部3sと連通している。
壁部11jは、一対(二つ)設けられている。一対の壁部11jは、挿入方向と直交する方向であって壁部11e,11gの対向方向と直交する方向(図3の矢印B方向)で、相互に間隔をあけて位置されている。一対の壁部11jは、挿入方向と直交する方向での壁部11eの端部11h1,11h2と、挿入方向と直交する方向での壁部11gの端部11i1,11i2とを接続している。壁部11jは、樹脂等の絶縁性材料によって構成されている。
壁部11qは、挿入方向での基部11bの前側(奥側)の端部に設けられている。壁部11qは、各壁部11e,11g,11jの挿入方向での前側(奥側)の端部同士を接続している。壁部11qは、端子11aの一部が挿通されたスリット(図示されず)が設けられている。壁部11qは、樹脂等の絶縁性材料によって構成されている。本実施形態では、壁部11qは、壁部11eとともに、保持部11cを構成している。つまり、保持部11cには、壁部11e,11qが含まれる。本実施形態では、一例として保持部11cは、概略L字状を呈している。
以上から分かるとおり、本実施形態では、基部11bは、壁部11e,11j,11k,11qを含んで構成されている。
また、本実施形態では、一例として、図3に示されるように、コネクタ11は、壁部3m,3k同士を結合した一対の結合部12間に位置されている。結合部12は、一例として、壁部3mに設けられたボス3t1と、壁部3kに設けられたボス3t2と、結合具13(ねじ)とを含む。結合具13は、ボス3t1に挿通された状態で、ボス3t2の内部に設けられたねじ部(雌ねじ部)と結合している。これにより、基部11bと壁部3m,3kとの相対位置精度の向上が図られている。
図6に示された外部コネクタ100(外部接続装置、雄型コネクタ)は、一例として、RJ45規格に準拠したモジューラプラグである。
外部コネクタ100は、本体100aと、本体100aに設けられた操作部100b(レバー、可動部)とを有している。本体100aは、略直方体状の外形を呈している。本体100aは、樹脂材料等の絶縁性材料によって構成されている。本体100aには、複数の端子(図示されず)が本体100aの幅方向に相互に間隔をあけて並べて設けられている。挿入方向での本体100aの前側の端部100c(一端部)には、各端子に対応するスリット100dが設けられている。スリット100dは、挿入方向での本体100aの前側の面100e(面)と、本体100aの外周面100fの一部を構成する面100g(底面)とに亘って設けられている。各端子は、対応するスリット100d内に位置されスリット100dから露出されている。外部コネクタ100がコネクタ11に装着された状態では、外部コネクタ100の端子とコネクタ11の端子11aが接続(電気的に接続)される。各端子は、ケーブル200に接続されている。
操作部100bは、本体100aの外周面100fを構成する面であって、面100gの反対側の面100hに設けられている。操作部100bは、本体100aの前側の端部100cから挿入方向での本体100aの後側の端部100iに向かって所定の勾配(傾斜)をもって延出している。操作部100bは、その基端部(本体100a側の端部)で本体100aに一体化されて、本体100aに片持ち支持されている。操作部100bは、一例として樹脂等の材料によって構成されている。操作部100bは、面100iに接離する方向で弾性変形可能となっている。操作部100bは、基端部を含む幅広部100j(部分)と、幅広部100jから延出して操作部100bの先端部を含む幅狭部100k(部分)と、を有している。幅広部100jの幅狭部100k側の端部には、引っ掛け部100mが設けられている。引っ掛け部100mは、幅狭部100kを挟んで一対設けられている。
外部コネクタ100は、コネクタ11の基部11bに挿入されて、コネクタ11と接続される。この挿入過程では、一例として、操作部100bの幅広部100jが面100hに近づく方向に基部11bの引っ掛け部11dに押されて、引っ掛け部11dを潜り抜ける(通過する)。幅広部100jが引っ掛け部11dを潜り抜けると、操作部100bが弾性復帰(復元)して、引っ掛け部100mが引っ掛け部11dに引っ掛かる。詳細には、引っ掛け部11dには、開口部11fを通過した引っ掛け部100mが引っ掛けられる。この状態では、外部コネクタ100は、引っ掛け部11dによって抜け止めされた状態で基部11bに保持されている。
一方、コネクタ11からの外部コネクタ100の取り外しの際には、一例として、操作部100bの幅広部100jが面100hに近づく方向に操作者によって押され、引っ掛け部100mが引っ掛け部11dから外される。この状態で、外部コネクタ100がコネクタ11の基部11bから引き出される。
以上のとおり、本実施形態のコネクタ11は、端子11aと、基部11bと、引っ掛け部11dと、を備えている。そして、端子11aは、外部コネクタ100と電気的に接続される。基部11bは、端子11aを保持した絶縁性の保持部11cを有し、筐体3とは別部材で設けられている。引っ掛け部11dは、筐体3に設けられ、外部コネクタ100の引っ掛け部100mが引っ掛けられる。
また、テレビジョン受像機1(電子機器)は、筐体3と、筐体3に収容された回路基板6と、回路基板6に実装され、外部コネクタ100が接続されるコネクタ11と、筐体3に設けられ、外部コネクタ100の引っ掛け部100mが引っ掛けられる引っ掛け部11dと、を備えている。
以上説明した本実施形態では、コネクタ11の引っ掛け部11dが筐体3に設けられている(含まれている)。したがって、本実施形態によれば、テレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
<第1変形例>
図7に示されるように、本実施形態の第1変形例のコネクタ11Aでは、壁部3mに、壁部11k(第六壁部)が挿入された凹部11m(第一凹部)が設けられている。一例として、壁部11kは、凹部11mに嵌められていて、凹部11mによって位置決めされている。本変形例によれば、凹部11mに壁部11kが挿入されているので、よりテレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
図7に示されるように、本実施形態の第1変形例のコネクタ11Aでは、壁部3mに、壁部11k(第六壁部)が挿入された凹部11m(第一凹部)が設けられている。一例として、壁部11kは、凹部11mに嵌められていて、凹部11mによって位置決めされている。本変形例によれば、凹部11mに壁部11kが挿入されているので、よりテレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
<第2変形例>
図8に示されるように、本実施形態の第2変形例のコネクタ11Bでは、壁部11gの全体が壁部3mに設けられている。つまり、本変形例では、壁部11gは、壁部3mの部分3qによって構成されている。したがって、本変形例によれば、基部11bの構成を簡素化することができる。
図8に示されるように、本実施形態の第2変形例のコネクタ11Bでは、壁部11gの全体が壁部3mに設けられている。つまり、本変形例では、壁部11gは、壁部3mの部分3qによって構成されている。したがって、本変形例によれば、基部11bの構成を簡素化することができる。
<第3変形例>
図9に示されるように、本実施形態の第3変形例のコネクタ11Cでは、壁部3mに、凸部11nが設けられている点が第2変形例に対して異なる。凸部11nは、壁部11gを構成し一対の壁部11j間に挿入されている(嵌められている)。凸部11nは、一対の壁部11jを位置決めしている。したがって、本変形例によれば、基部11bの位置決めが良好になされる。
図9に示されるように、本実施形態の第3変形例のコネクタ11Cでは、壁部3mに、凸部11nが設けられている点が第2変形例に対して異なる。凸部11nは、壁部11gを構成し一対の壁部11j間に挿入されている(嵌められている)。凸部11nは、一対の壁部11jを位置決めしている。したがって、本変形例によれば、基部11bの位置決めが良好になされる。
<第4変形例>
図10に示されるように、本実施形態の第4変形例のコネクタ11Dでは、一対の壁部11jが、壁部3mに設けられている(含まれている)点が第2および第3の変形例に対して異なる。したがって、本変形例によれば、基部11bの構成を簡素化することができる。
図10に示されるように、本実施形態の第4変形例のコネクタ11Dでは、一対の壁部11jが、壁部3mに設けられている(含まれている)点が第2および第3の変形例に対して異なる。したがって、本変形例によれば、基部11bの構成を簡素化することができる。
<第5変形例>
図11に示されるように、本実施形態の第5変形例のコネクタ11Eでは、壁部3kに、基部11b(の壁部11e)が挿入された凹部11p1(第四開口部)が設けられている。したがって、本変形例によれば、よりテレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
図11に示されるように、本実施形態の第5変形例のコネクタ11Eでは、壁部3kに、基部11b(の壁部11e)が挿入された凹部11p1(第四開口部)が設けられている。したがって、本変形例によれば、よりテレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
<第6変形例>
図12に示されるように、本実施形態の第6変形例のコネクタ11Fでは、壁部3kに、基部11b(の壁部11e)が挿入された貫通孔11p2(第四開口部)が設けられている。したがって、本変形例によれば、よりテレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
図12に示されるように、本実施形態の第6変形例のコネクタ11Fでは、壁部3kに、基部11b(の壁部11e)が挿入された貫通孔11p2(第四開口部)が設けられている。したがって、本変形例によれば、よりテレビジョン受像機1の小型化(薄型化)を図ることができる。
<第2実施形態>
本実施形態では、一例として、図13に示されるように、電子機器1Aは、第一筐体3A(筐体)と第二筐体2Aとを備える。具体的に、第一筐体3A(第一部分)は、表示装置4の少なくとも一部を収容する。第二筐体2Aは、回路基板6Aを収容する。第二筐体2Aには、キーボード7(入力操作部、第一入力操作部、入力受付部、入力部)や、ポインティングデバイス8a(入力操作部、第二入力操作部、入力受付部、入力部)、クリックボタン8b(入力操作部、第三入力操作部、入力受付部、入力部)等が設けられる。
本実施形態では、一例として、図13に示されるように、電子機器1Aは、第一筐体3A(筐体)と第二筐体2Aとを備える。具体的に、第一筐体3A(第一部分)は、表示装置4の少なくとも一部を収容する。第二筐体2Aは、回路基板6Aを収容する。第二筐体2Aには、キーボード7(入力操作部、第一入力操作部、入力受付部、入力部)や、ポインティングデバイス8a(入力操作部、第二入力操作部、入力受付部、入力部)、クリックボタン8b(入力操作部、第三入力操作部、入力受付部、入力部)等が設けられる。
第一筐体3Aと第二筐体2Aとは、ヒンジ部(接続部、連結部、回動支持部、ヒンジ機構、接続機構、連結機構、回動支持機構)によって回動可能に接続されている。第一筐体3Aおよび第二筐体2Aは、ヒンジ部により、少なくとも図13に示される展開状態と、図14に示される折り畳み状態との間で回動可能に接続されている。本実施形態では、一例として、ヒンジ部は、第一筐体3Aと第二筐体2Aとを、回動軸Ax回りに回動可能に、接続している。表示装置4の表示画面4aは、第一筐体3Aの面3a(前面、正面、第一面、第一面部)に設けられた開口部3rから露出している。また、キーボード7や、ポインティングデバイス8a、クリックボタン8b等は、第二筐体2Aの面2a(上面、正面、第一面、第一面部)に露出している。折り畳み状態では、第一筐体3Aの面3aと第二筐体2Aの面2aとが重なり、表示画面4aや、キーボード7、ポインティングデバイス8a、クリックボタン8b等が、第一筐体3Aおよび第二筐体2Aに隠される。展開状態では、第一筐体3Aの面3aおよび第二筐体2Aの面2aが露出し、表示画面4aや、キーボード7、ポインティングデバイス8a、クリックボタン8b等が使用可能(視認可能あるいは操作可能)になる。
第一筐体3Aは、本実施形態では、一例として、図13,14に示されるように、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、第一筐体3Aは、本実施形態では、一例として、図15に示されるように、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。第一筐体3Aは、面3a(前面、正面、第一面、第一面部)とこの反対側の面3b(後面、背面、第二面、第二面部)と、を有する。面3aと面3bとは略平行になっている。また、第一筐体3Aは、図13に示されるように、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、短辺部の一例である。
また、第一筐体3Aは、面3aを有する壁部3k(プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面3bを有する壁部3m(プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。壁部3k,3mは、矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、第一筐体3Aは、壁部3kと壁部3mとの間に亘った面3p(側面、周面、第三面)を有する四つの壁部3n(プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。なお、壁部3kには、一例としては矩形状の開口部3rが設けられている。よって、壁部3kは、矩形状かつ枠状である。
さらに、第一筐体3Aは、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。第一筐体3Aは、本実施形態では、一例として、少なくとも壁部3kを含む第一筐体部材31(第一部分、前側部材、マスク、マスク部、カバー、フロントカバー、カバー部、第一領域)と、少なくとも壁部3mを含む第二筐体部材32(第二部分、後側部材、ベース、ベース部、ボトム、ボトム部、カバー、リヤカバー、カバー部、第二領域)とを有する。壁部3nは、第一筐体部材31および第二筐体部材32のうち少なくともいずれか一方(例えば、第二筐体部材32)に含まれる。また、第一筐体3Aは、第一筐体部材31および第二筐体部材32とは別に、これらの間に位置した第三筐体部材(中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、インナプレート、ミドルプレート、ミドルフレーム、第三領域、図示されず)や、第四筐体部材(中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、覆部材、シールド、第四領域、図示されず)等を有することができる。
第一筐体3Aは、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されることができる。第一筐体部材31および第二筐体部材32は、比較的剛性の低い材料(第三筐体部材や第四筐体部材より剛性の低い材料、例えば合成樹脂材料等)で構成されることができる。なお、第一筐体部材31や第二筐体部材32の第一筐体3A内側には、リブ等の壁部(突出部、突出壁部、図示されず)が設けられることができる。壁部により、第一筐体3Aの剛性が高くなりやすい。
また、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、第一筐体3Aの面3aには、カメラモジュール10(カメラ、撮像装置)を設けることができる。カメラモジュール10等は、第一筐体3Aの壁部3kに設けられた開口部3sを介して露出している。なお、第一筐体3Aの面3pに、コネクタや操作部を設けることができる。
また、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル)の、面3a側に位置した表示画面4aは、開口部3rを介して第一筐体3Aの前方(外方)に露出しており、使用者は、前方側から開口部3rを介して表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では矩形状(本実施形態では一例として長方形状)に構成されている。また、表示装置4は、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,liquid crystal display)や有機ELディスプレイ(OELD,organic electro-luminescent display)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、入力操作パネル5(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面)が設けられている。入力操作パネル5は、透明な比較的薄い矩形状に構成され、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば、手指や部品(例えばスタイラス等、図示されず)等で入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは手指やスタイラス等を入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部3kの開口部3rから第一筐体3Aの前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、入力部の一例である。
第二筐体2Aは、本実施形態では、一例として、図13,14に示されるように、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、第二筐体2Aは、本実施形態では、一例として、図15に示されるように、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。第二筐体2Aは、面2a(上面、正面、第一面、第一面部)とこの反対側の面2b(下面、背面、第二面、第二面部)と、を有する。面2aと面2bとは略平行になっている。また、第二筐体2Aは、図13に示されるように、正面視では、四つの端部2c〜2f(辺部、縁部)と、四つの角部2g〜2j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部2c,2eは、長辺部の一例である。また、端部2d,2fは、短辺部の一例である。
また、第二筐体2Aは、面2aを有する壁部2k(プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)と、面2bを有する壁部2m(プレート、後壁部、裏壁部、底壁部、図15参照)と、を有する。壁部2k,2mは、矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、第二筐体2Aは、壁部2kと壁部2mとの間に亘った面2p(側面、周面、第三面)を有する四つの壁部2n(第三部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。なお、壁部2kには、一例としては矩形状の開口部2rが設けられている。よって、壁部2kは、矩形状かつ枠状である。また、壁部2mは、引っ掛け部11d(第二引っ掛け部、図16参照)が設けられた第一壁部(第一部分)の一例であり、壁部2kは、壁部2m(第一壁部)と間隔をあけて面した第二壁部(第二部分)の一例である。
さらに、第二筐体2Aは、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。第二筐体2Aは、本実施形態では、一例として、少なくとも壁部2kを含む第一筐体部材21(第一部分、前側部材、マスク、マスク部、カバー、フロントカバー、カバー部、第一領域、図13参照)と、少なくとも壁部2mを含む第二筐体部材22(後側部材、ベース、ベース部、ボトム、ボトム部、カバー、リヤカバー、カバー部、第二領域、図15参照)とを有する。壁部2nは、第一筐体部材21および第二筐体部材22のうち少なくともいずれか一方(例えば、第二筐体部材22)に含まれる。また、第二筐体2Aは、第一筐体部材21および第二筐体部材22とは別に、これらの間に位置した第三筐体部材(中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、インナプレート、ミドルプレート、ミドルフレーム、第三領域、図示されず)や、第四筐体部材(中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、覆部材、シールド、第四領域、図示されず)等を有することができる。
第二筐体2Aは、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されることができる。第一筐体部材21および第二筐体部材22は、比較的剛性の低い材料(第三筐体部材や第四筐体部材より剛性の低い材料、例えば合成樹脂材料等)で構成されることができる。なお、第一筐体部材21や第二筐体部材22の第二筐体2A内側には、リブ等の壁部(突出部、突出壁部、図示されず)が設けられることができる。壁部により、第二筐体2Aの剛性が高くなりやすい。
第二筐体2Aの壁部2mには、第二筐体2Aを支持した支持部20(脚部、脚、ゴム部材)が設けられている。支持部20は、一例として、四つの角部2g〜2jのそれぞれに設けられている。支持部20は、面2bから突出している。支持部20は、一例として、ゴム等の弾性部材によって構成されている。支持部20は、外部載置面に載置される。支持部20は、外部載置面200に載置された状態で、第二筐体2Aを支持する。
また、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、キーボード7の操作面7a(面、上面)は、開口部2rを介して第二筐体2Aの前方(外方)に露出している。面2aにおいて、キーボード7は、端部2e側に寄せて位置され、ポインティングデバイス8aならびにクリックボタン8bは端部2eとは反対側の端部2c側に寄せて配置されている。端部2eは奥行方向(前後方向)の奥側に位置され、端部2cは手前側に位置されている。
そして、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、第二筐体2A内には、キーボード7の後側(裏側、背後側、壁部2m側、操作面7aとは反対側)に、一つ以上の回路基板6A(回路基板、制御基板、メイン基板、電気部品、第一電気部品)が収容されている。回路基板6Aは、キーボード7と略平行に設けられている。回路基板6Aは、壁部2k,2m,2n等と離間した状態で、すなわち、壁部2k,2m,2n等との間に空間(隙間)が形成された状態で、設けられている。
また、本実施形態では、一例として、回路基板6Aには、例えば、CPU(central processing unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(platform controller hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(input/output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品(図示されず)を実装することができる。この回路基板6Aには、コネクタ11が実装されている。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図13,14に示されるように、第二筐体2Aの端部2eの長手方向両端部に、面2aから厚さ方向に突出した突出部2uが設けられている。そして、本実施形態では、一例として、図14,15に示されるように、この突出部2uに、ヒンジ部の一部(第二筐体2A側の部分)が収容されている。また、本実施形態では、一例として、図15に示されるように、他のコネクタ14より高さ(厚さ)の大きいコネクタ11が、この突出部2uに対応して設けられている。また、本実施形態では、一例として、突出部2u内では、コネクタ11に隣接してヒンジ部が設けられている。また、図15に示されるように、コネクタ11に隣接してヒンジキャップ23が設けられている。よって、一例としては、高さ(厚さ)の大きいコネクタ11が設けられた部分の電子機器1Aの高さ(厚さ)が、コネクタ11とヒンジ部との間、あるいはコネクタ11とヒンジキャップ23との間に第二筐体2Aの壁部が設けられた場合に比べて、より低くなりやすい。また、ヒンジ部が収容された突出部2uを、第一筐体部材21および第二筐体部材22とは別の部品であるヒンジキャップ23(カバー、キャップ、覆部、覆部材、第五筐体部材)で覆ったため、一例としては、第一筐体部材21または第二筐体部材22を組み立てる(組み付ける、取り扱う)工程と、ヒンジ部回りの部品(ヒンジ部や、コネクタ11、ハーネス等)を組み立てる(組み付ける、取り扱う)工程とを分けやすくなる。よって、一例としては、製造の手間が減りやすい。また、一例としては、ヒンジキャップ23の表面(外面)を例えばメタリック塗料で塗装する等、ヒンジキャップ23に他の部位(一般部位、第一筐体部材21,31や第二筐体部材22,32等)とは異なった加飾を施すことで、外観にアクセントを加えることができる。
そして、一例として、図16に示されるように、コネクタ11は、第二筐体2Aの壁部2m(第1の壁部)と壁部2k(第2の壁部)との間に位置されて、開口部2sから露出している。コネクタ11は、基本的には第1実施形態と同様であるので、以下では第1の実施形態と異なる点を主に説明する。なお、コネクタ11に替えてコネクタ11A〜11Fのいずれかを本実施形態に適用してもよい。
コネクタ11の基部11bは、壁部2mと壁部2kとの間に位置されている。引っ掛け部11dは、第二筐体2A(の壁部2m)に設けられている。上記から分かるとおり、コネクタ11は、その一部が第二筐体2Aに含まれている。
壁部11eは、コネクタ11への外部コネクタ100の挿入方向に沿って延在し壁部2mと間隔をあけて位置されている。壁部11eは、壁部2kの内面に当接している。
壁部11gは、壁部11eの壁部2m側で壁部11eと間隔をあけて位置されている。壁部11gの少なくとも一部は、第一壁部2mに設けられ、開口部11fの少なくとも一部が壁部2mに設けられている。一例として、コネクタ11には、壁部11gの一部を構成し壁部2mに重ねられた壁部11k(第六壁部)が設けられている。この壁部11kに重ねられた領域を含む壁部2mの部分2q(壁部)が、壁部11gの一部を構成している。つまり、一例として、壁部11gは、壁部11kと部分2qとを含んで構成されている。開口部11fは、壁部2mの部分2qと壁部11kとに亘って設けられている。開口部11fは、壁部2mの部分2qに設けられた開口部11f1と、壁部11kに設けられた開口部11f2とを含む。開口部11fは、開口部2sと連通している。
また、本実施形態では、一例として、コネクタ11は、支持部20(角部2jの支持部20)が外部載置面に載置された場合に支持部20(角部2jの支持部20)の上方で支持部20(角部2jの支持部20)と重なる位置に、位置されている。
以上説明した本実施形態では、コネクタ11の引っ掛け部11dが第二筐体2Aに設けられている(含まれている)。したがって、電子機器1Aの小型化(薄型化)を図ることができる。
<第3実施形態>
本実施形態の電子機器1Bは、図17に示されるように、電子機器1Aと同様に第一筐体3A(筐体)と第二筐体2Aとを備えている。本実施形態の電子機器1Bは、コネクタ11に替えてコネクタ11G(図18参照)を備える点が第2実施形態に対して異なる。コネクタ11Gには、外部コネクタ100Aが挿入され、コネクタ11Gは外部コネクタ100Aと電気的に接続される。コネクタ11Gは、一例としてディスプレイポートを構成する。
本実施形態の電子機器1Bは、図17に示されるように、電子機器1Aと同様に第一筐体3A(筐体)と第二筐体2Aとを備えている。本実施形態の電子機器1Bは、コネクタ11に替えてコネクタ11G(図18参照)を備える点が第2実施形態に対して異なる。コネクタ11Gには、外部コネクタ100Aが挿入され、コネクタ11Gは外部コネクタ100Aと電気的に接続される。コネクタ11Gは、一例としてディスプレイポートを構成する。
コネクタ11Gは、図18に示されるように、第二筐体2Aに設けられた開口部2sから露出されている。コネクタ11Gは、端子(端子部、接続部、導電部、図示されず)と、基部11bG(収容部、装着部)と、引っ掛け部11dG(第二引っ掛け部)と、を有している。端子は、外部コネクタ100A(の端子)と電気的に接続される。基部11bGは、端子を保持した絶縁性の保持部11cGを有している。基部11bGは、第二筐体2Aとは別部材(別部品)で設けられている。基部11bGは、壁部2mと壁部2kとの間に位置されている。引っ掛け部11dGは、第二筐体2Aに設けられている。詳細には、引っ掛け部11dGは、第二筐体2Aの壁部2n1,2n2に設けられている。壁部2n1は、壁部2nに含まれ、壁部2n2は、壁部2nから第二筐体2Aの内方に延出している。引っ掛け部11dGには、外部コネクタ100Aの引っ掛け部100mAが引っ掛けられる。上記から分かるとおり、コネクタ11Gは、その一部が第二筐体2Aに含まれている。
外部コネクタ100Aは、本体100aAと、本体100aAに取り付けられた操作部100bAと、操作部100bAに連結された引っ掛け部100mAと、を有している。本体100aは、樹脂材料等の絶縁性材料によって構成されている。本体100aには、端子(図示されず)が設けられている。外部コネクタ100Aがコネクタ11Gに装着された状態では、外部コネクタ100Aの端子とコネクタ11Gの端子が接続(電気的に接続)される。各端子は、ケーブル(図示されず)に接続されている。
操作部100bAは、本体100aAの両側部に設けられ本体100aAに対して出没可能となっている。引っ掛け部100mAは、本体100aAの両側部において操作部100bAの前側に設けられている。引っ掛け部100mAは、本体100aAに対して出没可能となっている。操作部100bAが押されることで、引っ掛け部100mAが本体100aAに収容される。
外部コネクタ100Aは、コネクタ11Gに挿入されて、コネクタ11Gと接続される。この挿入過程では、一例として、操作者によって操作部100bAが押されることで、引っ掛け部100mAが本体100aAに収容され、この状態で外部コネクタ100Aがコネクタ11Gに挿入される。そして、操作部100bAの押しが解除されると、引っ掛け部100mAが引っ掛け部11dGに引っ掛かる。この状態では、外部コネクタ100Aは、引っ掛け部11dGによって抜け止めされた状態でコネクタ11Gに保持されている。上記の逆の手順によってコネクタ11から外部コネクタ100Aが取り外される。
また、本実施形態では、図18に示されるように、壁部2nに凹部2n3(装着部)が設けられている。凹部2n3にはバッテリ50(図17参照)が装着される。壁部2n1は、凹部2n3の側壁を構成している。
以上説明した本実施形態では、コネクタ11Gの引っ掛け部11dGが第二筐体2Aに設けられている(含まれている)。したがって、本実施形態によれば、電子機器1Bの小型化(狭幅化)を図ることができる。
また、本実施形態では、凹部2n3の横にコネクタ11Gが設けられて、凹部2n3の側壁を構成した壁部2n1に引っ掛け部11dGが設けられている。したがって、凹部2n3とコネクタ11Gとの間の狭幅化を図ることができる。
以上説明したとおり、上記各実施形態によれば、テレビジョン受像機1や電子機器1A,1Bの小型化を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…テレビジョン受像機(電子機器)、1A,1B…電子機器、2s,3s…開口部(第二開口部)、3r…開口部(第一開口部)、2A…第二筐体(筐体)、2m,3m…壁部(第一壁部)、2k,3k…壁部(第二壁部)、3…筐体、4…表示装置、6,6A…回路基板、11,11A〜11G…コネクタ、11a…端子、11b,11bG…基部、11c,11cG…保持部、11d,11dG…引っ掛け部(第二引っ掛け部)、11e…壁部(第三壁部)、11f…開口部(第三開口部)、11g…壁部(第四壁部)、11j…壁部(第五壁部)、11k…壁部(第六壁部)、11m…凹部、11n…凸部、11p1…凹部(第四開口部)、11p2…貫通孔(第四開口部)、100,100A…外部コネクタ、100b…操作部、100m,100mA…引っ掛け部(第一引っ掛け部)。
Claims (10)
- 第一開口部と第二開口部とが設けられた筐体と、
前記第一開口部から露出された表示面を有し、前記筐体に収容された表示装置と、
前記筐体に収容された回路基板と、
前記回路基板に実装されて前記第二開口部から露出され、外部コネクタが挿入されるコネクタと、
を備え、
前記コネクタは、
前記外部コネクタと電気的に接続される端子と、
前記端子を保持した絶縁性の保持部を有し、前記筐体とは別部材で設けられた基部と、
前記筐体に設けられ、前記外部コネクタの第一引っ掛け部が引っ掛けられる第二引っ掛け部と、
を有したテレビジョン受像機。 - 前記筐体は、前記第二引っ掛け部が設けられた第一壁部と、前記第一壁部と間隔をあけて面した第二壁部と、を有し、
前記基部は、前記第一壁部と前記第二壁部との間に位置された請求項1に記載のテレビジョン受像機。 - 前記コネクタは、
前記外部コネクタの挿入方向に沿って延在し前記第一壁部と間隔をあけて位置され、前記保持部に含まれる第三壁部と、
前記外部コネクタにおける前記第一引っ掛け部を含む操作部が挿入される第三開口部が設けられ、前記第三壁部の前記第一壁部側で前記第三壁部と間隔をあけて位置された第四壁部と、
相互に間隔をあけて位置され、前記挿入方向と直交する方向での前記第三壁部の端部と前記挿入方向と直交する方向での前記第四壁部の端部とを接続した一対の第五壁部とを有し、
前記第四壁部の少なくとも一部が前記第一壁部に設けられ、
前記第三開口部の少なくとも一部が前記第一壁部に設けられ、
前記第二引っ掛け部には、前記第三開口部を通過した前記第一引っ掛け部が引っ掛けられる請求項2に記載のテレビジョン受像機。 - 前記コネクタは、前記第四壁部の一部を構成し前記第一壁部に重ねられた第六壁部を有し、
前記第一壁部には、前記第六壁部が挿入された凹部が設けられた請求項3に記載のテレビジョン受像機。 - 前記第四壁部の全体が前記第一壁部に設けられた請求項3に記載のテレビジョン受像機。
- 前記第一壁部には、前記第四壁部を構成し前記一対の第五壁部間に挿入された凸部が設けられた請求項5に記載のテレビジョン受像機。
- 前記一対の第五壁部は、前記第一壁部に設けられた請求項3に記載のテレビジョン受像機。
- 前記第二壁部には、前記基部が挿入された第四開口部が設けられた請求項3ないし7のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
- 筐体と、
前記筐体に収容された回路基板と、
前記回路基板に実装され、外部コネクタが接続されるコネクタと、
前記筐体に設けられ、前記外部コネクタの第一引っ掛け部が引っ掛けられる第二引っ掛け部と、
を備えた電子機器。 - 外部コネクタと電気的に接続される端子と、
前記端子を保持した絶縁性の保持部を有し、前記筐体とは別部材で設けられた基部と、
前記筐体に設けられ、前記外部コネクタの第一引っ掛け部が引っ掛けられる第二引っ掛け部と、
を備えたコネクタ。
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