JP2014008826A - ドアウエザストリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車用ドアウエザストリップ10は、上辺部13及びコーナー部12の上辺部側の部分は、それぞれ車外側ウエザストリップ20と車内側ウエザストリップ30及び、ウエザストリップ連結部40から構成される。車外側ウエザストリップ20は、ドアフレーム2又はドアモール60に取付けられる車外側取付基部21と、ドア閉時に車体開口部周縁6に当接する車外側シール部22から形成され、車内側ウエザストリップ30は、車内側取付基部31と車内側シール部32から形成される。コーナー部12の上辺部側に取付けられる車外側取付基部21の裏面に補強リブ26が形成される。
【選択図】図2
Description
さらに、コーナー部312の一部にインサート350を埋設することも行われていた。
しかしながら、上記の車外側ウエザストリップ320を残して、車内側ウエザストリップ330を切欠く工程や、インサートを挿入する工程は、複雑となり、手間がかかることになる。
ドアウエザストリップは、押出成形で形成されドアフレームの上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレームの縦辺に取付けられる縦辺部と、上辺部と縦辺部を型成形で接続するコーナー部からなり、
上辺部及びコーナー部の上辺部側の部分は、それぞれフレームの車外側部位に取付けられ、車体開口部周縁の車外側との間をシールする車外側ウエザストリップと、ドアフレームの車内側部位に取付けられ、車体開口部周縁の車内側との間をシールする車内側ウエザストリップ及び、車外側ウエザストリップと車内側ウエザストリップとを一体に連結するウエザストリップ連結部から構成され、
車外側ウエザストリップは、ドアフレーム又はドアモールに取付けられる車外側取付基部と、ドア閉時に車体開口部周縁に当接する車外側シール部から形成され、車内側ウエザストリップは、ドアフレームに取付けられる車内側取付基部と、ドア閉時に車外側シール部が当接する部分より車内側の車体開口部周縁に当接する車内側シール部から形成され、
コーナー部の上辺部側に取付けられる車外側取付基部の裏面に補強リブが形成されたことを特徴とするドアウエザストリップである。
また、車外側ウエザストリップの高さを低くすることができ、車体開口部周縁とドアモールの車外側側端との間の隙間を狭く形成することができる。従って、美観を向上させることができるとともに、ドアフレームと車体開口部周縁との間を確実にシールすることができる。
スポンジ材のヤング率は、0.84〜0.88であるため、スポンジ材でも充分な剛性と弾性率を有することができ、車外側取付基部の異常変形を防止して、車外側取付基部がドアフレームのコーナー部のサッシュから車外側ウエザストリップが外れることを防止することができる。
車内側シール部は、スポンジ材で中空状に形成されたため、車体開口部周縁との当接面積が大きく、ドアの組み付けばらつきがあっても、確実に車体開口部周縁に当接してシールすることができる。
上辺部の車外側取付基部と車内側取付基部は、押出成形でソリッド材とスポンジ材を同時に成形することができ、製造が簡単である。
図6は自動車の側面図である。図6に示すように、フロント側及びリヤ側のいずれも自動車のドア1の上部の外周部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の外周部にはドアウエザストリップ10が取付けられ、ドア1と車体開口部周縁6の間をシールしている。
図1は、図3におけるA−A線に沿った断面図であり、図4は、図3のB−B線に沿ったドアウエザストリップ10のコーナー部12の部分の断面図である。図2と図3はドアウエザストリップ10のコーナー部12のそれぞれ裏面図と平面図である。
ドアウエザストリップ10が取付けられるドアフレーム2は、本発明においては、いわゆるヒドンタイプのものである。図1に示すように、ヒドンタイプのドアフレーム2は、車外側の先端の幅が狭く、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアモール60により覆われて、車外側からは見えないように構成されている。
モール部61の上端も同様に裏面側にヘヤピン状に折れ曲がってリテーナー部62に連続している。モール部61とリテーナー部62は、1枚のステンレススチール等の板金を折り曲げることにより形成することができる。
リテーナー部62の車外側側部はモール部61の裏面側において、モール部61の上端と連続して形成される。
車外側ウエザストリップ20は、ドアフレーム2の外周の車外側、即ち上述のリテーナー部62に取付けられ、ドアフレーム2と車体開口部周縁6との間において、車外側の先端部分をシールする。
車内側シール部32は、リップ状に形成することもできる。リップ状に形成した場合には、ドア閉力を小さくすることができる。
ドア閉時に、車外側シール部22は、車体開口部周縁6とドアモール60の先端との間の隙間を塞ぐことができる。車外側シール部22は、リップ状であるため、撓みやすく、ドア閉力を減少させることができる。
硬質の材料の部分は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材で形成されると、耐候性のよい製品を得ることができる。
ドアウエザストリップ10のコーナー部12は図5に示すように、型成形で形成され、上辺部13と縦辺部14を接続している。コーナー部12は、上辺部13と同様に、車外側ウエザストリップ20と車内側ウエザストリップ30を有している。
車外側ウエザストリップ20は、車外側取付基部21と車外側シール部22から形成されている。
2 ドアフレーム
6 車体開口部周縁
10 ドアウエザストリップ
20 車外側ウエザストリップ
21 車外側取付基部
22 車外側シール部
23 車外側取付基部車外側係止部
24 車外側取付基部車内側係止部
26 補強リブ
27 補助補強リブ
30 車内側ウエザストリップ
40 連結部
Claims (7)
- 自動車のドアと車体開口部周縁との間をシールするドアウエザストリップを上記ドアのドアフレームの外周に取付けるドアウエザストリップにおいて、
上記ドアウエザストリップは、押出成形で形成されドアフレームの上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレームの縦辺に取付けられる縦辺部と、上記上辺部と縦辺部を型成形で接続する接続するコーナー部からなり、
上記上辺部及びコーナー部の上辺部側の部分は、それぞれ上記ドアフレームの車外側部位に取付けられ、上記車体開口部周縁の車外側との間をシールする車外側ウエザストリップと、上記ドアフレームの車内側部位に取付けられ、上記車体開口部周縁の車内側との間をシールする車内側ウエザストリップ及び、上記車外側ウエザストリップと車内側ウエザストリップとを一体に連結するウエザストリップ連結部から構成され、
上記車外側ウエザストリップは、上記ドアフレーム又はドアモールに取付けられる車外側取付基部と、ドア閉時に上記車体開口部周縁に当接する車外側シール部から形成され、上記車内側ウエザストリップは、上記ドアフレームに取付けられる車内側取付基部と、ドア閉時に上記車外側シール部が当接する部分より車内側の上記車体開口部周縁に当接する車内側シール部から形成され、
上記コーナー部の上辺部側に取付けられる上記車外側取付基部の裏面に補強リブが形成されたことを特徴とするドアウエザストリップ。 - 上記補強リブは、上記車外側取付基部の裏面に格子状に形成された請求項1に記載のドアウエザストリップ。
- 上記補強リブは、上記車外側取付基部の裏面の幅方向に延びて複数個形成された請求項1に記載のドアウエザストリップ。
- 上記上辺部及びコーナー部の上辺部側の部分の上記車外側取付基部は、裏面の両側の側端に、断面下方に車外側取付基部車外側係止部と車外側取付基部車内側係止部を長手方向に連続して形成して、上記コーナー部の上辺部側に取付けられる上記車外側取付基部車内側係止部の車内側の側面に、補助補強リブが形成された請求項1又は請求項3のいずれか1項に記載のドアウエザストリップ。
- 上記コーナー部のドアウエザストリップは、スポンジ材で形成され、ヤング率は、0.84〜0.88であり、比重は0.61〜0.65である請求項1又は請求項4のいずれか1項に記載のドアウエザストリップ。
- 上記車外側シール部は、スポンジ材でリップ状に形成され、上記車内側シール部は、スポンジ材で中空状に形成された請求項1又は請求項5のいずれか1項に記載のドアウエザストリップ。
- 上記上辺部の上記車外側取付基部と車内側取付基部は、少なくとも一部がソリッド材で形成された請求項1又は請求項6のいずれか1項に記載のドアウエザストリップ。
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