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JP2014087996A - インクジェット印刷装置、インクジェット印刷方法、印刷物 - Google Patents

インクジェット印刷装置、インクジェット印刷方法、印刷物 Download PDF

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JP2014087996A
JP2014087996A JP2012240001A JP2012240001A JP2014087996A JP 2014087996 A JP2014087996 A JP 2014087996A JP 2012240001 A JP2012240001 A JP 2012240001A JP 2012240001 A JP2012240001 A JP 2012240001A JP 2014087996 A JP2014087996 A JP 2014087996A
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solvent
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Tomohiro Ogawa
智弘 小川
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】記録媒体上に、質感の異なる、例えば、キラキラ感及びピカピカ感を有する印刷物を形成する。
【解決手段】インクジェット印刷方法は、記録媒体に向けて紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して凹凸部を有する第1画像層を形成する第1画像層形成工程と、前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に溶剤系インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記溶剤系インクを固化して平坦部を有する第2画像層を形成する第2画像層形成工程と、を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェット印刷装置、インクジェット印刷方法及び印刷物に関するものである。
従来、溶剤系のメタリックインク及びカラーインクを液滴として吐出する印刷ヘッドを備えた印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−101452号公報
しかしながら、上記の印刷装置では、溶剤系インクを記録媒体に塗布し、塗布された溶剤系インクを加熱等した場合、溶剤系インクに含まれる溶剤成分が蒸発する。このため、表面が平坦化された画像層しか形成することができない、という課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るインクジェット印刷装置は、紫外線硬化型インクと溶剤系インクとを含むインクセットと、前記インクセットのインクを液滴として吐出する印刷ヘッドと、紫外線を照射する紫外線照射部と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体に対して紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、記録媒体上に塗布された紫外線硬化型インクに対して紫外線を照射することにより、当該紫外線硬化型インクに含まれる色剤としての顔料及び樹脂成分により記録媒体上に凹凸部を有する画像層を形成することができる。この場合、例えば、光輝性顔料を含む紫外線硬化型インクを吐出し、当該インクを硬化させることにより、記録媒体上に凹凸部の形成によってキラキラ感を有する画像層を形成することができる。さらに、記録媒体に対して溶剤系インクを液滴として吐出し、塗布された溶剤系インクを乾燥することにより、当該溶剤系インクに含まれる溶剤成分が蒸発して固化され、記録媒体上に表面が平坦な平坦部を有する画像層を形成することができる。なお、当該平坦部は、紫外線硬化型インクによって形成される凹凸部に比べ表面が平坦な画像層である。そして、例えば、光輝性顔料を有する溶剤系インクを吐出し、当該インクを固化させることにより、記録媒体上に平坦部の形成によってピカピカ感を有する画像層を形成することができる。従って、同一の記録媒体上に凹凸部を有する画像層と平坦部を有する画像層を含んだ質感の異なる画像を形成することができる。これにより、意匠性の高い画像を形成することができる。なお、上記したキラキラ感は記録媒体上に粒状感がある状態であり、ピカピカ感は記録媒体上に粒状感がない状態であるとも言える。
[適用例2]上記適用例に係るインクジェット印刷装置の前記インクセットは、さらに、顔料を含まない紫外線硬化型インクを含むことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体に対して色剤としての顔料を含まない紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、記録媒体上に塗布された紫外線硬化型インクに対して紫外線を照射することにより、記録媒体上に透明性を有する画像層を形成することができる。これにより、例えば、プラスチックフィルム等の非吸液性の記録媒体上に溶剤系インクによる画像層を形成する場合であっても、非吸液性の記録媒体上に確実に下地層としての画像層を形成することができる。そして、当該画像層上に溶剤系インクを塗布すると、塗布された溶剤系インクが濡れ広がり、この状態で溶剤系インクを固化することにより、表面が平坦な平坦部を有する画像層を形成することができる。
[適用例3]本適用例に係るインクジェット印刷方法は、記録媒体に向けて紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して凹凸部を有する第1画像層を形成する第1画像層形成工程と、前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に溶剤系インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記溶剤系インクを固化して平坦部を有する第2画像層を形成する第2画像層形成工程と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体に対して紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、記録媒体上に塗布された紫外線硬化型インクに対して紫外線を照射することにより、当該紫外線硬化型インクに含まれる顔料及び樹脂成分により記録媒体上に凹凸部を有する画像層を形成することができる。この場合、例えば、光輝性顔料を含む紫外線硬化型インクを吐出し、当該インクを硬化させることにより、記録媒体上に凹凸部の形成によってキラキラ感を有する画像層を形成することができる。さらに、記録媒体に対して溶剤系インクを液滴として吐出し、塗布された溶剤系インクを固化することにより、当該溶剤系インクに含まれる溶剤成分が蒸発され、記録媒体上に表面が平坦な平坦部を有する画像層を形成することができる。なお、当該平坦部は、紫外線硬化型インクによって形成された凹凸部に比べ表面が平坦な画像層である。そして、例えば、光輝性顔料を有する溶剤系インクを吐出し、当該インクを固化させることにより、記録媒体上に平坦部の形成によってピカピカ感を有する画像層を形成することができる。従って、同一の記録媒体上に凹凸部を有する画像層と平坦部を有する画像層を含んだ質感の異なる画像を形成することができる。これにより、意匠性の高い画像を形成することができる。なお、上記したキラキラ感は記録媒体上に粒状感がある状態であり、ピカピカ感は記録媒体上に粒状感がない状態であるとも言える。
[適用例4]上記適用例に係るインクジェット印刷方法では、前記第1画像層形成工程の後に、前記第2画像層形成工程を行うことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体上に吐出された溶剤系インクの濡れ広がりが、記録媒体上に形成された第1画像層によって規制される。これにより、さらに高画質の印刷物を形成することができる。
[適用例5]上記適用例に係るインクジェット印刷方法では、前記第2画像層形成工程の前に、前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に前記紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記紫外線硬化型インクに前記紫外線を照射して下地層を形成する下地層形成工程を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体上に紫外線硬化型インクによって下地層が形成され、当該下地層上に溶剤系インクによって第2画像層が形成される。これにより、例えば、PET等の非吸液性の記録媒体であっても、非吸液性の記録媒体上に確実に下地層を形成することができる。そして、下地層上に溶剤系インクを塗布した際、下地層上に溶剤系インクを濡れ広がらせ、表面が平坦な平坦部を有する第2画像層を形成することができる。さらに、下地層を設けることにより、記録媒体上に溶剤系インクから成る第2画像層を積層させた場合に比べ、密着性や耐擦性を向上させることができる。
[適用例6]上記適用例に係るインクジェット印刷方法の前記下地層形成工程では、前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の前記領域には、顔料を含まない前記紫外線硬化型インクを塗布することを特徴とする。
本適用例によれば、顔料を含まない紫外線硬化型インクによって下地層が形成される。すなわち、クリアインクによって透明性を有する下地層が形成される。従って、下地層上に第2画像層が形成され、第2画像層を見たときに下地層による色写りのおそれがない。これにより、高画質の画像を形成することができる。
[適用例7]本適用例に係る印刷物は、記録媒体と、前記記録媒体上に紫外線硬化型インクによって形成された凹凸部を有する第1画像層と、前記記録媒体上における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に溶剤系インクによって形成された平坦部を有する第2画像層と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、記録媒体上には凹凸部を有する第1画像層及び平坦部を有する第2画像層を含んだ質感の異なる意匠性の高い印刷物を提供することができる。この場合、第1画像層は紫外線硬化型インクを用いることにより、当該紫外線硬化型インクに含まれる色剤としての顔料及び樹脂成分により容易に凹凸部を形成することができる。また、第2画像層は溶剤系インクを用いることにより、当該溶剤系インクに含まれる溶剤成分が蒸発されるため、記録媒体上に表面が平坦な平坦部を有する画像層を形成することができる。なお、平坦部は、紫外線硬化型インクによって形成された凹凸部に比べ表面が平坦な画像層である。
[適用例8]上記適用例に係る印刷物は、前記記録媒体と前記第2画像層との間に前記紫外線硬化型インクによって形成された下地層を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、例えば、第2画像層が溶剤系インクから成る場合、プラスチックフィルム等の非吸液性の記録媒体上に溶剤系インクを塗布すると、インクが記録媒体上で弾き、濡れ広がらないおそれがある。そこで、紫外線硬化型インクから成る下地層を形成することにより、容易に下地層上に溶剤系インクから成る第2画像層を形成することができる。これにより、凹凸部を有する第1画像層と平坦部を有する第2画像層とを含み、質感の異なる意匠性の高い印刷物を提供することができる。さらに、記録媒体と第2画像層との間に下地層を設けることにより、記録媒体上に溶剤系インクから成る第2画像層を積層させた場合に比べ、密着性や耐擦性を向上させることができる。
[適用例9]上記適用例に係る印刷物の前記下地層は、顔料を含まない前記紫外線硬化型インクによって形成されたことを特徴とする。
本適用例によれば、顔料を含まない紫外線硬化型インクによって透明性を有する下地層が形成される。従って、下地層上に第2画像層が形成され、第2画像層を見たときに下地層による色写りのおそれがない。これにより、高画質の画像を有する印刷物を提供することができる。
インクジェット印刷装置の構成を示す模式図。 ヘッドユニットの構成を示す模式図。 印刷ヘッドの構成を示す断面図。 第1実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図。 第2実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図。 第3実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図。 第4実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図。
以下、本発明の第1から第4実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせて示している。
(第1実施形態)
まず、インクジェット印刷装置の構成について説明する。図1は、インクジェット印刷装置の構成を示す模式図である。インクジェット印刷装置は、紫外線硬化型インクと溶剤系インクとを含むインクセットと、当該インクセットのインクを液滴として吐出する印刷ヘッドと、紫外線を照射する紫外線照射部を含む装置である。そして、各種部材を駆動制御する制御部を備えている。以下、具体的に説明する。
図1に示すように、インクジェット印刷装置1には、直方体形状に形成される基台2が備えられている。本実施形態では、この基台2の長手方向をY軸方向とし、同Y軸方向と直交する方向をX軸方向とする。
基台2の上面2aには、Y方向に延びる一対の案内レール3a、3bが同Y軸方向全幅にわたり凸設されている。その基台2の上側には、一対の案内レール3a、3bに対応する図示しない走査手段を備えたステージ4が取り付けられている。走査手段は、例えば、直動機構であり、当該直動機構は、例えば案内レール3a、3bに沿ってY方向に延びるネジ軸(駆動軸)と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えたネジ式直動機構であって、その駆動軸が、所定のパルス信号を受けてステップ単位で正逆転するY軸モーター(図示しない)に連結されている。そして、所定のステップ数に相対する駆動信号がY軸モーターに入力されると、Y軸モーターが正転又は逆転して、ステージ4が同ステップ数に相当する分だけ、Y軸方向に沿って所定の速度で往動又は、復動する(Y軸方向に走査する)ようになっている。
そのステージ4の上面には、記録媒体7を載置する載置面6が形成されている。また、載置面6には、例えば、吸引式のワークチャック機構が設けられ、記録媒体7が所定の位置に固定されるように構成されている。なお、記録媒体7は、吸液性を有すものや非吸液性を有するものであってもよく、例えば、プラスチックフィルム(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリビニルアルコール(PVA)等)、各種印刷用紙、ダンボール、金属部材(アルミ箔や銅箔等)等である。また、これらの記録媒体7の表面(印刷面)には、例えば、受容層などのコーティング層が形成されていてもよい。さらに、各種プラスチックフィルムを貼り合わせたものでもよいし、金属部材の表面に蒸着膜が形成されたものであってもよい。
基台2のX軸方向両側には、一対の支持台8a、8bが立設され、その一対の支持台8a、8bには、X軸方向に延びる案内部材9が架設されている。案内部材9は、ステージ4のX軸方向における幅よりも長く形成されている。その案内部材9の下側には、X軸方向に延びる案内レール10がX軸方向全幅にわたり凸設されている。
そして、案内レール10に沿って移動可能とするキャリッジ12を含むヘッドユニット20が配置されている。そのヘッドユニット20(キャリッジ12)の直動機構は、例えば、案内レール10に沿ってX軸方向に延びるネジ軸(駆動軸)と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えたネジ式直動機構であって、その駆動軸が、所定のパルス信号を受けてステップ単位で正逆転するX軸モーター(図示しない)に連結されている。そして、所定のステップ数に相当する駆動信号をX軸モーターに入力すると、X軸モーターが正転又は逆転して、ヘッドユニット20が同ステップ数に相当する分だけX軸方向に沿って往動又は復動する(X軸方向に走査する)。また、キャリッジ12には、印刷ヘッド14が搭載されている。
また、インクジェット印刷装置1には、印刷ヘッド14に各種インクを供給するインクセット50が設けられている。インクセット50には、紫外線の照射によって硬化が促進される紫外線硬化型インクと溶剤系インク等とを含んでいる。なお、紫外線硬化型インクは色剤としての顔料及び紫外線硬化型の樹脂成分を含むインクであり、溶剤系インクは色剤としての顔料または染料の他、水や有機溶剤等の溶剤成分を含むインクである。これらのインクはそれぞれインク容器51に貯留される。そして、複数のインク容器51は、収納ホルダー52に格納されている。また、各インク容器51と各インク容器51に対応する印刷ヘッド14とは配管60によって接続され、インク容器51内のインクを印刷ヘッド14に供給可能に構成されている。なお、インクセット50は、紫外線硬化型インク及び溶剤系インクに加え、他のインクも搭載可能であり、例えば、記録媒体7の種類や画像の形成方法等により適宜任意のインクを搭載することができる。
次に、ヘッドユニットの構成について説明する。図2は、ヘッドユニットの構成を示す模式図である。図2に示すように、ヘッドユニット20は、インクセット50に搭載された各種インクを液滴として吐出する印刷ヘッド14と、紫外線を照射する紫外線照射部11を備えている。本実施形態では、X軸方法における印刷ヘッド14(キャリッジ12)の両側にそれぞれ紫外線照射部11a、11bが配置されている。紫外線照射部11a,11bは、それぞれ、ステージ4の載置面6(記録媒体7)に向けて紫外線を照射する。紫外線照射部11a,11bは紫外線を発する光源を有している。光源としては、例えば、LED、LD、水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、エキシマランプ等の種々の光源を適用することができる。そして、紫外線照射部11a,11bから照射された紫外線により、記録媒体7上に塗布された紫外線硬化型インクの硬化を促進させることができる。
次に、印刷ヘッドの構成について説明する。図3は、印刷ヘッドの構成を示す断面図である。図3に示すように、印刷ヘッド14は、ノズルプレート30を備えている。ノズルプレート30には、ノズル31が形成されている。ノズルプレート30の上側であってノズル31と相対する位置には、ノズル31と連通するキャビティ32が形成されている。そして、各印刷ヘッド14のキャビティ32には、インクセット50から各インクが供給される。
キャビティ32の上側には、上下方向(Z方向:縦振動)に振動して、キャビティ32内の容積を拡大縮小する振動板34と、上下方向に伸縮して振動板34を振動させる加圧手段としての圧電素子35が配設されている。そして、圧電素子35が駆動信号を受けると、圧電素子35が伸張して、振動板34がキャビティ32内の容積を縮小する。その結果、印刷ヘッド14のノズル31からは、縮小した容積分のインクが液滴Dとして吐出される。なお、本実施形態では、加圧手段として、縦振動型の圧電素子35を用いたが、特に、これに限定されず、例えば、下電極と圧電体層と上電極とを積層形成した撓み変形型の圧電素子を用いてもよい。また、圧力発生手段として、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズルから液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを使用してもよい。さらには、発熱体を用いてノズル内に泡を発生させ、その泡によってインクを液滴として吐出させる構成を有する印刷ヘッドであってもよい。
次に、本実施形態に係るインクジェット印刷方法について説明する。図4は、第1実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図である。本実施形態のインクジェット印刷方法は、記録媒体に向けて紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、記録媒体上に塗布された紫外線硬化型インクに紫外線を照射して凹凸部を有する第1画像層を形成する第1画像層形成工程と、記録媒体における第1画像層が形成された領域以外の領域に溶剤系インクを液滴として吐出し、記録媒体上に塗布された溶剤系インクを固化して平坦部を有する第2画像層を形成する第2画像層形成工程を含むものである。また、第1画像層形成工程の後に、第2画像層形成工程を行うインクジェット印刷方法である。以下、具体的に説明する。
なお、本実施形態のインクジェット印刷方法では、上記インクジェット印刷装置1を用いた場合について説明する。また、インクジェット印刷装置1のインクセット50としては、第1画像層を形成するための紫外線硬化型インクとしての紫外線硬化型メタリックインクと第2画像層を形成するための溶剤系インクとしての溶剤系メタリックインクを搭載した場合について説明する。また、吸液性を有する記録媒体7に対して印刷する場合について説明する。
まず、第1画像形成工程について説明する。図4(a)に示すように、まず、記録媒体7上の所定の領域Ar1に紫外線硬化型メタリックインクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクのインクドット110aを付着させる。
次いで、インクドット110aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。なお、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。この場合、印刷ヘッド14の移動方向において、印刷ヘッド14よりも下流側の紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。これにより、印刷ヘッド14から吐出され、記録媒体7に塗布されたインクドット110aに対して紫外線が照射され、効率よくインクドット110aを硬化させることができる。これにより凹凸形状を容易に形成することができる。具体的には、例えば、印刷ヘッド14をプラスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11aを駆動させ、逆に、印刷ヘッド14をマイナスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11bを駆動さる。紫外線の照射によりインクドット110aの硬化が促進され、図4(b)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクに含まれる顔料及び樹脂成分により凹凸部101を有する第1画像層200が形成される。
次に、第2画像形成工程について説明する。図4(c)に示すように、記録媒体7における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に溶剤系インクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら溶剤系メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に溶剤系メタリックインク120aを塗布させる。記録媒体7上に塗布された溶剤系メタリックインク120aは第1画像層200によって区画された領域Ar2において濡れ広がる。
次いで、記録媒体7上に塗布された溶剤系メタリックインク120aを加熱等によって固化する。加熱等によって塗布された溶剤系メタリックインク120aに含まれる溶剤成分が蒸発し、図4(d)に示すように、平坦部151を有する第2画像層300が形成される。なお、詳細には当該第2画像層300は、第1画像層200に比べ表面が平坦な画像層である。これにより、記録媒体7と、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクによって形成された凹凸部101を有する第1画像層200と、記録媒体7上における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に溶剤系メタリックインクによって形成された平坦部151を有する第2画像層300と、を含む印刷物1000が形成される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクを吐出し、当該インクを硬化させることにより、記録媒体7上に凹凸部101を有し、キラキラ感を有する第1画像層200が形成される。また、記録媒体7上に溶剤系メタリックインクを吐出し、当該インクを固化することにより、記録媒体7上に平坦部151を有し、ピカピカ感を有する第2画像層300が形成される。従って、同一の記録媒体7上に凹凸部101を有する第1画像層200と平坦部151を有する第2画像層300を含む質感の異なる印刷物1000を形成することができる。
なお、上記の第1実施形態では、紫外線硬化型インクとして紫外線硬化型メタリックインクを用いたが、これに限定されない。例えば、紫外線硬化型インクとして紫外線硬化型カラーインクであってもよい。また、溶剤系インクとして溶剤系メタリックインクを用いたが、これに限定されず、例えば、溶剤系インクとして溶剤系カラーインクであってもよい。されら、これらのインクを組み合わせてもよい。なお、上記の場合、所望するインクをインクセット50に搭載するとともに、各インクに対応する印刷ヘッド14を備えればよい。このようにすれば、カラーバリエーションに富んだ印刷物1000を形成することができる。
また、上記の第1実施形態では、第1画像層形成工程の後に、第2画像層形成工程を実施したが、これに限定されない。例えば、第2画像層形成工程の後に、第1画像層形成工程を実施してもよい。このようにしても上記効果と同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、インクジェット印刷装置1の構成は第1実施形態と同様なので説明を省略し、インクジェット印刷方法について説明する。図5は、第2実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図である。なお、本インクジェット印刷方法では、上記インクジェット印刷装置1を用い、また、インクジェット印刷装置1のインクセット50としては、第1画像層を形成するための紫外線硬化型インクとしての紫外線硬化型メタリックインク及び紫外線硬化型カラーインクと第2画像層を形成するための溶剤系インクとしての溶剤系メタリックインク及び溶剤系カラーインクを搭載した場合について説明する。なお、紫外線硬化型カラーインク及び溶剤系カラーインクのカラーとしては、例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック等が適用される。また、本実施形態では、第1実施形態と同様に吸液性を有する記録媒体7に対して印刷する場合について説明する。
まず、第1画像形成工程について説明する。図5(a)に示すように、まず、記録媒体7上の所定の領域Ar1に紫外線硬化型メタリックインクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクのインクドット110aを付着させる。
次いで、インクドット110aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。なお、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。この場合、印刷ヘッド14の移動方向において、印刷ヘッド14よりも下流側の紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。これにより、印刷ヘッド14から吐出され、記録媒体7に塗布されたインクドット110aに対して紫外線が照射され、効率よくインクドット110aを硬化させることができる。具体的には、例えば、印刷ヘッド14をプラスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11aを駆動させ、逆に、印刷ヘッド14をマイナスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11bを駆動さる。紫外線の照射によりインクドット110aの硬化が促進され、図5(b)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクに含まれる顔料及び樹脂成分により凹凸部101を有する画像層110が形成される。
次いで、図5(c)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクによって形成された画像層110上に紫外線硬化型カラーインクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型カラーインクを液滴Dとして吐出させ、画像層110上に外線硬化型カラーインクのインクドット111aを付着させる。
次いで、インクドット111aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。なお、図5(b)に示したように、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型カラーインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。紫外線の照射によりインクドット111aの硬化が促進され、図5(d)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110上に紫外線硬化型カラーインクに含まれる顔料及び樹脂成分により凹凸部102を有する画像層111を有する第1画像層200が形成される。
次に、第2画像形成工程について説明する。図5(e)に示すように、記録媒体7における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に溶剤系インクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら溶剤系メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に溶剤系メタリックインク120aを塗布させる。記録媒体7上に塗布された溶剤系メタリックインク120aは第1画像層200によって区画された領域Ar2において濡れ広がる。
次いで、記録媒体7上に塗布された溶剤系メタリックインク120aを加熱等によって固化する。加熱等により塗布された溶剤系メタリックインク120aに含まれる溶剤成分が蒸発し、図5(f)に示すように、平坦部151を有する画像層120が形成される。
次いで、図5(g)に示すように、溶剤系メタリックインクからなる画像層120上に溶剤系インクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら溶剤系カラーインクを液滴Dとして吐出させ、画像層120上に溶剤系カラーインク121aを塗布する。画像層120上に塗布された溶剤系カラーインク121aは第1画像層200によって区画された領域Ar2であって、画像層120上に濡れ広がる。
次いで、画像層120上に塗布された溶剤系カラーインク121aを加熱等によって固化する。加熱等によって塗布された溶剤系カラーインク121aに含まれる溶剤成分が蒸発し、図5(h)に示すように、平坦部152を有する画像層121が形成される。これにより、溶剤系メタリックインクによる画像層120と溶剤系カラーインクによる画像層121とを有する第2画像層300が形成される。なお、当該第2画像層300は、詳細には、第1画像層200に比べ表面が平坦な画像層である。そして、記録媒体7と、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインク及び紫外線硬化型カラーインクによって形成された凹凸部102を有する第1画像層200と、記録媒体7上における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に溶剤系メタリックインク及び溶剤系カラーインクによって形成された平坦部152を有する第2画像層300と、を含む印刷物1100が形成される。
以上、本実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110と紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111とが積層された凹凸部102を有する第1画像層200と、溶剤系メタリックインクからなる画像層120と溶剤系カラーインクからなる画像層121とが積層された平坦部152を有する第2画像層300とを含む印刷物1100が形成される。これにより、カラーメタリックを含み、カラーバリエーションに富んだ印刷物1100を容易に形成することができる。
なお、上記の第2実施形態では、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110と紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111とを積層させた第1画像層200を形成したが、この構成に限定されない。第1画像層200は、例えば、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110のみでもよく、また、紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111のみでもよい。このようにしても、上記の効果同様の効果を得ることができる。
また、上記の第2実施形態では、溶剤系メタリックインクからなる画像層120と溶剤系カラーインクからなる画像層121とを積層させた第2画像層300を形成したが、この構成に限定されない。第2画像層300は、例えば、溶剤系メタリックインクからなる画像層120のみでもよく、また、溶剤系カラーインクからなる画像層121のみでもよい。このようにしても、上記の効果同様の効果を得ることができる。
また、上記の第2実施形態では、第1画像層200は、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110上に紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111を形成した第1画像層200の構成としたが、これに限定されない。例えば、紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111上に紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110が形成された第1画像層200であってもよい。このようにしても上記効果と同様の効果を得ることができる。
また、上記の第2実施形態では、第2画像層300は、溶剤系メタリックインクからなる画像層120上に溶剤系カラーインクからなる画像層121を形成した第2画像層300の構成としたが、これに限定されない。例えば、溶剤系カラーインクからなる画像層121上に溶剤系メタリックインクからなる画像層120が形成された第2画像層300であってもよい。このようにしても上記効果と同様の効果を得ることができる。
また、上記の第2実施形態では、第1画像層形成工程の後に、第2画像層形成工程を実施したが、これに限定されない。例えば、第2画像層形成工程の後に、第1画像層形成工程を実施してもよい。このようにしても上記効果と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、インクジェット印刷装置1の構成は第1実施形態と同様なので説明を省略し、インクジェット印刷方法について説明する。図6は、第3実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図である。本実施形態のインクジェット印刷方法は、第2画像層形成工程の前に、記録媒体における第1画像層が形成された領域以外の領域に紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、記録媒体上に塗布された紫外線硬化型インクに紫外線を照射して下地層を形成する下地層形成工程を含むものである。なお、本実施形態の下地層形成工程では、記録媒体における第1画像層が形成された領域以外の領域には、顔料を含まない紫外線硬化型インクを塗布するものである。以下、具体的に説明する。
本実施形態のインクジェット印刷方法では、上記インクジェット印刷装置1を用いた場合について説明する。また、インクジェット印刷装置1のインクセット50としては、第1画像層を形成するための紫外線硬化型インクとしての紫外線硬化型メタリックインクと第2画像層を形成するための溶剤系インクとしての溶剤系メタリックインクと下地層を形成するための顔料を含まない紫外線硬化型インク(紫外線硬化型クリアインク)を搭載した場合について説明する。また、本実施形態では、第1及び第2実施形態と異なり、非吸液性の記録媒体7に対して印刷する場合について説明する。
まず、第1画像形成工程について説明する。図6(a)に示すように、まず、記録媒体7上の所定の領域Ar1に紫外線硬化型メタリックインクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクのインクドット110aを付着させる。
次いで、インクドット110aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。なお、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。この場合、印刷ヘッド14の移動方向において、印刷ヘッド14よりも下流側の紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。これにより、印刷ヘッド14から吐出され、記録媒体7に塗布されたインクドット110aに対して紫外線が照射され、効率よくインクドット110aを硬化させることができる。具体的には、例えば、印刷ヘッド14をプラスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11aを駆動させ、逆に、印刷ヘッド14をマイナスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11bを駆動さる。紫外線の照射によりインクドット110aの硬化が促進され、図6(b)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクに含まれる顔料及び樹脂成分により凹凸部101を有する第1画像層200が形成される。
次に、下地層形成工程について説明する。図6(c)に示すように、記録媒体7における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に紫外線硬化型クリアインク130aを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型クリアインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に紫外線硬化型クリアインク130aを塗布する。記録媒体7上に塗布された紫外線硬化型クリアインク130aは第1画像層200によって区画された領域Ar2において濡れ広がる。
次いで、塗布された紫外線硬化型クリアインク130aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。この際、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型クリアインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。紫外線の照射により紫外線硬化型クリアインク130aの硬化が促進され、図6(d)に示すように、紫外線硬化型クリアインクからなる透明性を有する下地層130が形成される。
次に、第2画像形成工程について説明する。図6(e)に示すように、下地層130上に溶剤系インクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら溶剤系メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、下地層130上に溶剤系メタリックインク120aを塗布させる。この際、下地層130上に塗布された溶剤系メタリックインク120aは下地層130の表面に渡って濡れ広がる。
次いで、下地層130上に塗布された溶剤系メタリックインク120aを加熱等によって固化する。加熱等により塗布された溶剤系メタリックインク120aに含まれる溶剤成分が蒸発し、図6(f)に示すように、平坦部151を有する第2画像層300が形成される。なお、詳細には当該第2画像層300は、第1画像層200に比べ表面が平坦な画像層である。これにより、記録媒体7と、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクによって形成された凹凸部101を有する第1画像層200と、記録媒体7上における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に溶剤系メタリックインクによって形成された平坦部151を有する第2画像層300と、記録媒体7と第2画像層300との間に顔料を含まない紫外線硬化型インク(紫外線硬化型クリアインク)によって形成された透明性を有する下地層130と、を含む印刷物1200が形成される。
以上、本実施形態によれば、第1及び第2実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
非吸液性の記録媒体7上に下地層130を形成し、当該下地層130上に第2画像層300を形成した。これにより、第2画像層300の材料となる溶剤系メタリックインクを弾かせることなく下地層130上に濡れ広がらせ、確実に第2画像層300を形成することができる。また、下地層130は、顔料を含まない紫外線硬化型クリアインクから形成されるため、記録媒体7の表面を弾くことなく形成される。これにより、下地層130上に平坦部151を有する第2画像層300を形成することができる。さらには、記録媒体7と第2画像層300との間に下地層130を介在させることにより、第2画像層300と記録媒体7との密着性を向上させることができるとともに、耐擦性を向上させることができる。
なお、上記の第3実施形態では、紫外線硬化型インクとして紫外線硬化型メタリックインクを用いたが、これに限定されない。例えば、紫外線硬化型インクとして紫外線硬化型カラーインクであってもよい。また、溶剤系インクとして溶剤系メタリックインクを用いたが、これに限定されず、例えば、溶剤系インクとして溶剤系カラーインクであってもよい。さらに、これらのインクを組み合わせてもよい。なお、上記の場合、所望するインクをインクセット50に搭載するとともに、各インクに対応する印刷ヘッド14を備えればよい。このようにすれば、色彩に富んだ印刷物1200を形成することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。なお、インクジェット印刷装置1の構成は第1実施形態と同様なので説明を省略し、インクジェット印刷方法について説明する。図7は、第4実施形態に係るインクジェット印刷方法を示す工程図である。なお、本インクジェット印刷方法では、上記インクジェット印刷装置1を用い、また、インクジェット印刷装置1のインクセット50としては、第1画像層を形成するための紫外線硬化型インクとしての紫外線硬化型メタリックインク及び紫外線硬化型カラーインクと第2画像層を形成するための溶剤系インクとしての溶剤系メタリックインク及び溶剤系カラーインクと下地層を形成するための顔料を含まない紫外線硬化型クリアインクを搭載した場合について説明する。なお、紫外線硬化型カラーインク及び溶剤系カラーインクとしては、カラー、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック等が適用される。また、本実施形態では、第3実施形態と同様に非吸液性を有する記録媒体7に対して印刷する場合について説明する。
まず、第1画像形成工程について説明する。図7(a)に示すように、まず、記録媒体7上の所定の領域Ar1に紫外線硬化型メタリックインクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインクのインクドット110aを付着させる。
次いで、インクドット110aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。なお、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型メタリックインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。この場合、印刷ヘッド14の移動方向において、印刷ヘッド14よりも下流側の紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。これにより、印刷ヘッド14から吐出され、記録媒体7に塗布されたインクドット110aに対して紫外線が照射され、効率よくインクドット110aを硬化させることができる。具体的には、例えば、印刷ヘッド14をプラスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11aを駆動させ、逆に、印刷ヘッド14をマイナスX軸方向に移動させながら液滴Dを吐出する場合には、紫外線照射部11bを駆動さる。紫外線の照射によりインクドット110aの硬化が促進され、図7(b)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクに含まれる顔料及び樹脂成分により凹凸部101を有する画像層110が形成される。
次いで、図7(c)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクによって形成された画像層110上に紫外線硬化型カラーインクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型カラーインクを液滴Dとして吐出させ、画像層110上に外線硬化型カラーインクのインクドット111aを付着させる。
次いで、インクドット111aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。なお、図7(b)に示したように、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型カラーインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。紫外線の照射によりインクドット111aの硬化が促進され、図7(d)に示すように、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110上に紫外線硬化型カラーインクに含まれる顔料及び樹脂成分により凹凸部102を有する画像層111を有する第1画像層200が形成される。
次に、下地層形成工程について説明する。図7(e)に示すように、記録媒体7における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に紫外線硬化型クリアインク130aを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型クリアインクを液滴Dとして吐出させ、記録媒体7上に紫外線硬化型クリアインク130aを塗布する。記録媒体7上に塗布された紫外線硬化型クリアインク130aは第1画像層200によって区画された領域Ar2において濡れ広がる。
次いで、塗布された紫外線硬化型クリアインク130aに対して紫外線を照射する。具体的には、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させる。この際、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら紫外線硬化型クリアインクを液滴Dとして吐出させるとともに、紫外線照射部11a,11bから紫外線を照射させることができる。紫外線の照射により紫外線硬化型クリアインク130aの硬化が促進され、図7(f)に示すように、紫外線硬化型クリアインクからなる透明性を有する下地層130が形成される。
次に、第2画像形成工程について説明する。図7(g)に示すように、下地層130上に溶剤系インクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら溶剤系メタリックインクを液滴Dとして吐出させ、下地層130上に溶剤系メタリックインク120aを塗布させる。下地層130上に塗布された溶剤系メタリックインク120aは第1画像層200によって区画された領域Ar2であって、下地層130上において濡れ広がる。
次いで、下地層130上に塗布された溶剤系メタリックインク120aを加熱等によって固化する。加熱等によって塗布された溶剤系メタリックインク120aに含まれる溶剤成分が蒸発し、図7(h)に示すように、平坦部151を有する画像層120が形成される。
次いで、図7(i)に示すように、溶剤系メタリックインクからなる画像層120上に溶剤系インクを塗布する。具体的には、印刷ヘッド14をX軸方向に沿って往復移動させながら溶剤系カラーインクを液滴Dとして吐出させ、画像層120上に溶剤系カラーインク121aを塗布する。画像層120上に塗布された溶剤系カラーインク121aは第1画像層200によって区画された領域Ar2であって、画像層120上に濡れ広がる。
次いで、画像層120上に塗布された溶剤系カラーインク121aを加熱等によって固化する。加熱等によって塗布された溶剤系カラーインク121aに含まれる溶剤成分が蒸発し、図7(j)に示すように、平坦部152を有する画像層121が形成される。これにより、画像層120と画像層121とを有する第2画像層300が形成される。なお、詳細には当該第2画像層300は、第1画像層200に比べ表面が平坦な画像層である。そして、記録媒体7と、記録媒体7上に紫外線硬化型メタリックインク及び紫外線硬化型カラーインクによって形成された凹凸部102を有する第1画像層200と、記録媒体7上における第1画像層200が形成された領域Ar1以外の領域Ar2に溶剤系メタリックインク及び溶剤系カラーインクによって形成された平坦部152を有する第2画像層300と、記録媒体7と第2画像層300との間に顔料を含まない紫外線硬化型インク(紫外線硬化型クリアインク)によって形成された透明性を有する下地層130を含む印刷物1300が形成される。
以上、本実施形態によれば、第1から第3実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110と紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111とが積層された凹凸部102を有する第1画像層200と、溶剤系メタリックインクからなる画像層120と溶剤系カラーインクからなる画像層121とが積層された平坦部152を有する第2画像層300とを含む印刷物1300が形成される。これにより、非吸液性の記録媒体7に対して、カラーメタリックを含み、カラーバリエーションに富んだ印刷物1300を容易に形成することができる。
なお、上記の第2実施形態では、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110と紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111とを積層させた第1画像層200を形成したが、この構成に限定されない。第1画像層200は、例えば、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110のみでもよく、また、紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111のみでもよい。このようにしても、上記の効果同様の効果を得ることができる。
また、上記の第2実施形態では、溶剤系メタリックインクからなる画像層120と溶剤系カラーインクからなる画像層121とを積層させた第2画像層300を形成したが、この構成に限定されない。第2画像層300は、例えば、溶剤系メタリックインクからなる画像層120のみでもよく、また、溶剤系カラーインクからなる画像層121のみでもよい。このようにしても、上記の効果同様の効果を得ることができる。
また、上記の第2実施形態では、第1画像層200は、紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110上に紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111を形成した第1画像層200の構成としたが、これに限定されない。例えば、紫外線硬化型カラーインクからなる画像層111上に紫外線硬化型メタリックインクからなる画像層110が形成された第1画像層200であってもよい。このようにしても上記効果と同様の効果を得ることができる。
1…インクジェット印刷装置、7…記録媒体、11,11a,11b…紫外線照射部、14…印刷ヘッド、50…インクセット、101,102…凹凸部、110,111,120,121…画像層、130…下地層、150,151,152…平坦部、200…第1画像層、300…第2画像層、1000,1100,1200,1300…印刷物。

Claims (9)

  1. 紫外線硬化型インクと溶剤系インクとを含むインクセットと、
    前記インクセットのインクを液滴として吐出する印刷ヘッドと、
    紫外線を照射する紫外線照射部と、を含むことを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 請求項1に記載のインクジェット印刷装置において、
    前記インクセットは、
    さらに、顔料を含まない紫外線硬化型インクを含むことを特徴とするインクジェット印刷装置。
  3. 記録媒体に向けて紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して凹凸部を有する第1画像層を形成する第1画像層形成工程と、
    前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に溶剤系インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記溶剤系インクを固化して平坦部を有する第2画像層を形成する第2画像層形成工程と、を含むことを特徴とするインクジェット印刷方法。
  4. 請求項3に記載のインクジェット印刷方法において、
    前記第1画像層形成工程の後に、前記第2画像層形成工程を行うことを特徴とするインクジェット印刷方法。
  5. 請求項3または請求項4に記載のインクジェット印刷方法において、
    前記第2画像層形成工程の前に、
    前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に前記紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、前記記録媒体上に塗布された前記紫外線硬化型インクに前記紫外線を照射して下地層を形成する下地層形成工程を含むことを特徴とするインクジェット印刷方法。
  6. 請求項5に記載のインクジェット印刷方法において、
    前記下地層形成工程では、
    前記記録媒体における前記第1画像層が形成された領域以外の前記領域には、顔料を含まない前記紫外線硬化型インクを塗布することを特徴とするインクジェット印刷方法。
  7. 記録媒体と、
    前記記録媒体上に紫外線硬化型インクによって形成された凹凸部を有する第1画像層と、
    前記記録媒体上における前記第1画像層が形成された領域以外の領域に溶剤系インクによって形成された平坦部を有する第2画像層と、を含むことを特徴とする印刷物。
  8. 請求項7に記載の印刷物において、
    前記記録媒体と前記第2画像層との間に前記紫外線硬化型インクによって形成された下地層を備えたことを特徴とする印刷物。
  9. 請求項8に記載の印刷物において、
    前記下地層は、顔料を含まない前記紫外線硬化型インクによって形成されたことを特徴とする印刷物。
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