[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2013130126A - 可変容量型圧縮機用制御弁 - Google Patents

可変容量型圧縮機用制御弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2013130126A
JP2013130126A JP2011280223A JP2011280223A JP2013130126A JP 2013130126 A JP2013130126 A JP 2013130126A JP 2011280223 A JP2011280223 A JP 2011280223A JP 2011280223 A JP2011280223 A JP 2011280223A JP 2013130126 A JP2013130126 A JP 2013130126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
plunger
compressor
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011280223A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Tano
慎太郎 田野
Yoshiyuki Kume
義之 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to JP2011280223A priority Critical patent/JP2013130126A/ja
Publication of JP2013130126A publication Critical patent/JP2013130126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】圧縮機起動時において副弁体を確実に開弁させ得、圧縮機の運転効率を低下させることなく、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間を短縮することができ、かつ、弁ロック等の作動不良を生じ難くできる可変容量型圧縮機用制御弁を提供する。
【解決手段】クランク室圧力PcをPs入出口を介して圧縮機の吸入室に逃がすための弁内逃がし通路16が主弁体15内に設けられるとともに、該弁内逃がし通路16を開閉する副弁体17が設けられ、ソレノイド部30Aの吸引力によりプランジャ37が最下降位置から上方向に連続的に移動せしめられるとき、プランジャ37と一緒に副弁体17が弁内逃がし通路16を閉じたまま上方向に移動するとともに、該副弁体17に追従するように主弁体15が上方向に移動せしめられ、主弁体15により弁口22が閉じられた後、さらにプランジャ37が上方向に移動せしめられると、副弁体17が弁内逃がし通路16を開くようにされてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーエアコン等に使用される可変容量型圧縮機用制御弁に係り、特に、圧縮機の運転効率を低下させることなく、圧縮機起動時において吐出容量を迅速に大きくすることのできる可変容量型圧縮機用制御弁に関する。
従来より、カーエアコン用圧縮機として、図6に簡略図示されている如くの斜板式可変容量型圧縮機が使用されている。この斜板式可変容量型圧縮機100は、車載エンジンに回転駆動される回転軸101、この回転軸101に取り付けられた斜板102、この斜板102が配在されたクランク室104、前記斜板101により往復運動せしめられるピストン105、このピストン105により圧縮された冷媒を吐出するための吐出室106、冷媒を吸入するための吸入室107、クランク室104の圧力Pcを吸入室107へ逃がすための機内逃がし通路(固定オリフィス)108等を有している。
一方、上記可変容量型圧縮機に用いられる制御弁1’は、圧縮機100の吐出室106から吐出圧力Pdが導入されるとともに、その吐出圧力Pdを圧縮機100の吸入圧力Psに応じて調圧することによりクランク室104の圧力Pcを制御するようになっており、基本構成として、弁口が設けられた弁室及び圧縮機100の吸入室107に連通するPs入出口を有し、前記弁口より上流側に圧縮機100の吐出室106に連通するPd導入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記圧縮機100のクランク室104に連通するPc入出口が設けられた弁本体と、前記弁口を開閉するための弁体(弁棒)と、該弁体を弁口開閉方向(上下方向)に移動させるためのためのプランジャを有する電磁式アクチュエータと、前記圧縮機100から吸入圧力Psが前記Ps入出口を介して導入される感圧室と、該感圧室の圧力に応じて前記弁体を弁口開閉方向に付勢する感圧応動部材と、を備えており、前記弁体と前記弁口とで図6において符号11’で示される弁部が構成される(例えば下記特許文献1等を参照)。
このような構成の制御弁1’においては、電磁式アクチュエータのコイル、ステータ及び吸引子等からなるソレノイド部が通電されると、吸引子にプランジャが引き寄せられ、これに伴い、弁体が閉弁ばねの付勢力により、プランジャに追従するように閉弁方向に移動せしめられる。一方、圧縮機100からPs入出口を介して導入された吸入圧力Psは、入出室からプランジャとその外周に配在された案内パイプとの間に形成される隙間等を介して感圧室に導入され、感圧応動部材(例えばベローズ装置)は感圧室の圧力(吸入圧力Ps)に応じて伸縮変位(吸入圧力Psが高いと収縮、低いと伸張)し、該変位(付勢力)が弁体に伝達され、それによって、弁口に対して弁体部が昇降して弁部11’の弁開度が調整される。すなわち、弁開度は、ソレノイド部によるプランジャの吸引力と、感圧応動部材の伸縮変位による付勢力(伸縮力)と、プランジャばね(開弁ばね)及び閉弁ばねによる付勢力とによって決定され、その弁開度に応じて、クランク室104の圧力Pc(以下、クランク室圧力Pcあるいは単に圧力Pcと呼ぶことがある)が制御される。
ここで、クランク室圧力Pcが高いと、斜板102が傾きにくくなって、ピストン105のストロークが短くなり、吐出圧力Pdが上がりにくくなって、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間が長くなる。逆に、クランク室圧力Pcが低いと、斜板102が傾きやすくなって、ピストン105のストロークが長くなり、吐出圧力Pdが上がりやすくなって、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間が短くなる。
ところで、上記した如くの圧縮機100及び制御弁1’においては、圧縮機を長時間停止しておくと、クランク室104内に冷媒が液化して溜まり、この状態から圧縮機を起動すると、クランク室104内の液冷媒が温度上昇により気化膨張してクランク室圧力Pcが大幅に増大する。この場合、クランク室圧力Pcは機内逃がし通路108を通じて吸入室107に抜けるが、クランク室圧力Pcが過大であると、機内逃がし通路108だけでは、クランク室圧力Pcが吸入室107へ速やかには抜けず、クランク室圧力Pcが直ぐには下がらないため、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに長時間を要することとなり、その結果、例えば冷房が効き始めるまでに時間がかかり、乗員等をいらつかさせたり、エアコンが故障したかと訝られるおそれがある。
かかる問題を解消すべく、機内逃がし通路108の実効通路断面積(固定オリフィスの孔径)を大きく設定すると、圧縮機起動時においてクランク室圧力Pcは速やかに下がるものの、圧縮機の運転効率が低下してしまう。
そこで、本発明の発明者等は、上記問題を解消すべく、先に、次のような構成の可変容量型圧縮機用制御弁を提案している(下記特許文献2)。すなわち、弁口が設けられた弁室及び圧縮機の吸入室に連通するPs入出口を有し、前記弁口より上流側に圧縮機の吐出室に連通するPd導入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記圧縮機のクランク室に連通するPc入出口が設けられた弁本体と、前記弁口を開閉するための主弁体と、該主弁体を弁口開閉方向に移動させるためのためのプランジャを有する電磁式アクチュエータと、前記圧縮機から吸入圧力Psが前記Ps入出口を介して導入される感圧室と、該感圧室の圧力に応じて前記主弁体を弁口開閉方向に付勢する感圧応動部材と、を備え、前記クランク室の圧力Pcを前記Ps入出口を介して前記圧縮機の吸入室に逃がすための弁内逃がし通路が設けられるとともに、該弁内逃がし通路を開閉する副弁体が設けられ、前記主弁体により前記弁口が閉じられているもとでは、前記副弁体に、前記弁内逃がし通路を開く方向に、前記吸入圧力Psに応じた力及び前記クランク室圧力Pcと前記吸入圧力Psとの差圧に応じた力の二つの力が作用するようにされていることを特徴とする可変容量型圧縮機用制御弁である。
かかる可変容量型圧縮機用制御弁においては、圧縮機起動時に、クランク室圧力Pcは機内逃がし通路と弁内逃がし通路の二つの通路を通じて吸入室に逃がされることになるため、クランク室圧力Pcを速やかに下げることができ、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間を従来のものに比べて大幅に短縮することができる。
また、通常制御時には、弁内逃がし通路は副弁体により閉じられているため、圧縮機の運転効率が低下することはない。
また、副弁体を吸入圧力Ps(ベローズ装置の伸縮力)及びクランク室圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧の二つの力により開かせるようにされているので、圧縮機起動時に副弁体をより確実に開かせることができる。
特開2010−185285号公報 特願2011−161121号
上記提案の可変容量型圧縮機用制御弁においては、プランジャと主弁体とが実質的に締結されており、副弁体の開弁は、吸入圧力Ps(ベローズ装置の伸縮力)及びクランク室圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧の二つの力で行うようにされているため、吸入圧力Ps(ベローズ装置の伸縮力)如何によっては、副弁体が開かれないことがある。このように、圧縮機起動時において副弁体が開かれないと、クランク室圧力Pcが速やかには下がらず、吐出容量が大きくなるまでに要する時間の短縮という所期の目的を達成することができなくなる。
また、主弁体とその案内孔(内壁面)との間に形成される摺動面間隙に微小異物が詰まる等して閉弁ばねの付勢力だけでは主弁体が動かなくなる(弁ロック、主弁体置き去り)等の作動不良が発生することもある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、圧縮機起動時において副弁体を確実に開弁させ得、圧縮機の運転効率を低下させることなく、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間を短縮することができ、かつ、弁ロック等の作動不良を生じ難くできる可変容量型圧縮機用制御弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁は、基本的には、 弁口が設けられた弁室及び圧縮機の吸入室に連通するPs入出口を有し、前記弁口より上流側に圧縮機の吐出室に連通するPd導入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記圧縮機のクランク室に連通するPc入出口が設けられた弁本体と、前記弁口を開閉するための主弁体と、該主弁体を弁口開閉方向に移動させるためのプランジャを有する電磁式アクチュエータと、前記圧縮機から吸入圧力Psが前記Ps入出口を介して導入される感圧室と、該感圧室の圧力に応じて前記主弁体を弁口開閉方向に付勢する感圧応動部材と、を備え、前記クランク室の圧力Pcを前記Ps入出口を介して前記圧縮機の吸入室に逃がすための弁内逃がし通路が前記主弁体内に設けられるとともに、該弁内逃がし通路を開閉する副弁体が設けられ、前記電磁式アクチュエータの吸引力により前記プランジャが最下降位置から上方向に連続的に移動せしめられるとき、前記プランジャと一緒に前記副弁体が前記弁内逃がし通路を閉じたまま上方向に移動するとともに、該副弁体に追従するように主弁体が上方向に移動せしめられ、前記主弁体により前記弁口が閉じられた後、さらに前記プランジャが上方向に移動せしめられると、前記副弁体が前記弁内逃がし通路を開くようにされていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記主弁体を閉弁方向に付勢する閉弁ばねを備え、前記プランジャの最下降位置からの上方向移動量が第1リフト量に達するまでは、前記主弁体が前記閉弁ばねの付勢力により前記プランジャに追従するように閉弁方向に移動し、前記上方向移動量が前記第1リフト量に達すると、前記主弁体により前記弁口が閉じられ、さらに前記上方向移動量が前記第1リフト量より所定量大なる第2リフト量になるまでは、前記プランジャにより前記副弁体が前記所定量引き上げられて前記弁内逃がし通路が開かれるようにされる。
さらに具体的な好ましい態様では、前記プランジャの下部に掛止部が設けられるとともに、前記主弁体の上部に前記掛止部に引っ掛けられる係止部が設けられ、前記プランジャ、主弁体、及び副弁体が最下降位置にある状態で見て、前記第1リフト量は、前記主弁体の主弁体部と前記弁口との間の上下方向の離隔距離、前記所定量は、前記プランジャの掛止部と前記主弁体の係止部との間の上下方向の離隔距離、前記第2リフト量は、前記第1リフト量に前記所定量を加算したリフト量に、それぞれ設定されていることを特徴とする。
本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の好ましい態様においては、圧縮機起動時に、クランク室圧力Pcは機内逃がし通路と弁内逃がし通路の二つの通路を通じて吸入室に逃がされることになるため、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間を従来のものに比べて大幅に短縮することができる。
また、通常制御時には、弁内逃がし通路は副弁体により閉じられているため、圧縮機の運転効率が低下することはない。
また、副弁体の開弁操作をソレノイド部の吸引力でプランジャを上方向に移動させることによって行うようにされているので、従来のもののように副弁体に作用する冷媒圧力(吸入圧力Ps及びクランク室圧力Pc)に頼っているものに比して、圧縮機起動時において副弁体をより確実に開弁させることができ、信頼性が向上する。
また、主弁体とその案内孔(内壁面)との間に形成される摺動面間隙に微小異物が詰まる等して閉弁ばねの付勢力だけでは主弁体が上方向に移動しなくなる事態(弁ロック、主弁体置き去り等の作動不良)が生じやすい状況であっても、ソレノイド部の吸引力でプランジャを引き上げることによって、閉弁ばねだけの場合よりも相当大きな力で主弁体を無理矢理引き上げることができるので、弁ロック、主弁体置き去り等の作動不良を生じ難くできる。
本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の一実施例の主弁:開、副弁:閉の状態(通常制御時)を示す縦断面図。 図1の要部拡大図。 本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の一実施例の主弁:閉、副弁:開の状態(圧縮機起動時)を示す縦断面図。 図3の要部拡大図。 (A)は通常制御時における圧縮機と制御弁との間の冷媒圧力流通状況を示す図、(B)は圧縮機起動時における圧縮機と制御弁との間の冷媒圧力流通状況を示す図。 従来における圧縮機と制御弁との間の冷媒圧力流通状況を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1、図3は、それぞれ本発明に係る可変容量型圧縮機用制御弁の一実施例を示す縦断面図であり、図1は主弁:開、副弁:閉の状態(通常制御時)、図3は主弁:閉、副弁:開の状態(圧縮機起動時)を示している。また、図2、図4は、それぞれ図1、図3の要部拡大図であり、図5(A)は通常制御時における圧縮機と制御弁との間の冷媒圧力流通状況を示す図、図5(B)は圧縮機起動時における圧縮機と制御弁との間の冷媒圧力流通状況を示す図である。
図示実施例の制御弁1は、弁口22が設けられた弁本体20と、弁口22を開閉するための主弁体15と、該主弁体15を弁口開閉方向(上下方向)に移動させるための電磁式アクチュエータ30と、感圧応動部材としてのベローズ装置40とを備えている。
電磁式アクチュエータ30は、通電励磁用のコイル32、該コイル32の上側に取り付けられたコネクタヘッド31、コイル32の内周側に配在されたステータ33及び吸引子34、ステータ33及び吸引子34の下端部外周(段差部)にその上端部がTIG溶接により接合された案内パイプ35、吸引子34の下方で案内パイプ35の内周側に上下方向に摺動自在に配在された有底円筒状のプランジャ37、前記コイル32及びコネクタヘッド31に外挿される段付き円筒状のハウジング60、及び、該ハウジング60の下端部と案内パイプ35との間に配在されてそれらを弁本体20の上部に固定するためのホルダ29を備えている。ここでは、電磁式アクチュエータ30のうちの、プランジャ37を除いた、コイル32、ステータ33、及び吸引子34等からなる部分をソレノイド部30Aと称する。
また、前記ステータ33の上部には、六角穴付きの調節ねじ65が螺合せしめられ、ステータ33の内周側における前記調節ねじ65と吸引子34との間には、圧縮機100の吸入圧力Psが導入される感圧室45が形成され、この感圧室45には感圧応動部材としての、ベローズ41、逆凸字状の上ストッパ42、逆凹字状の下ストッパ43、及び圧縮コイルばね44からなるベローズ装置40が配在され、さらに、下ストッパ43の凹部内には後述する副弁体17の上部小径部17dが嵌挿され、下ストッパ43と吸引子34との間には、ベローズ装置40を収縮させる方向に付勢する圧縮コイルばね46が縮装されている。
プランジャ37の内周部の所定位置には、後述する副弁体17の下部小径部17bを挿通する挿通穴36b及び中間大径係止部17cを掛止するための掛止部36aを有する孔付き短円柱状の掛止部材36が圧入等により固定されている。
また、吸引子34と副弁体17の中間大径係止部17c(プランジャ37)との間には、副弁体17及びプランジャ37を下方(開弁方向)に付勢する逆円錐状の圧縮コイルばねからなるプランジャばね(開弁ばね)47が縮装されている。
前記主弁体15は、下から順に、下端小径部15s、下部嵌挿部15b、下側小径部15c、主弁体部15a、中間小径部15d、上部嵌挿部15e、上部小径部15f、及び鍔状係止部15kからなっており、その内部には縦方向に貫通するように弁内逃がし通路16の一部を構成する弁体内逃がし通路16Aが設けられており、この弁体内逃がし通路16Aの上端部が、副弁体17の副弁体部17aが離接する副弁シート部23となっている。また主弁体15の中間小径部15dには、複数個の横孔16sが設けられている。
主弁体15の上部小径部15fには、プランジャ37の底部に設けられた内鍔状掛止部37kが緩く外嵌され、この内鍔状掛止部37kは主弁体15の鍔状係止部15kより小径とされ、プランジャ37が主弁体15に対して上方向に移動せしめられるとき、内鍔状掛止部37kにより鍔状係止部15kが引っ掛けられて主弁体15が引き上げられるようになっている。
一方、前記弁本体20の上半部には、プランジャ37の最下降位置を規定するための凸状のストッパ部24が設けられ、このストッパ部24の凸部外周には、圧縮機100の吸入圧力Psの入出室28が形成されるとともに、その外周側に複数個のPs入出口27が形成され、このPs入出口27から入出室28に導入された吸入圧力Psは、プランジャ37の周壁部に形成された複数個の横孔37s、副弁体17の下部小径部17bと掛止部材36の挿通穴36bとの間に形成される隙間、プランジャ37の外周と案内パイプ35との間に形成される隙間等を介して前記感圧室45に導入される。
ストッパ部24の中央部には、前記主弁体15の上部嵌挿部15eが摺動自在に嵌挿される案内孔19が形成され、この案内孔19の下端部が後述する主弁体15の主弁体部15aにより開閉される弁口22(弁シート部)となっている。ここでは、主弁体部15aと弁口22とで主弁部11が構成される。
副弁体17は、下から順に、弁体内逃がし通路16Aの上端縁部である副弁シート部23に離接する平型の副弁体部17a、下部小径部17b、中間大径係止部17c、及び上部小径部17dからなっており、ここでは、副弁シート部23と副弁体部17aとで副弁部12が構成される。
また、弁本体20の下半分中央部には、組立時に主弁体15を挿通させるための、案内孔19より大径の挿通穴18が設けられている。この挿通穴18の下部には段付き円筒状の案内筒52が圧入等により挿着固定されている。案内筒52は、上から順に、薄肉小径部52a、厚肉大径部52b、及び内鍔状ばね受け部52cからなっており、その内周には主弁体15の下部嵌挿部15bが摺動自在に嵌挿されている。上記内鍔状ばね受け部52cと主弁体15における下端小径部15sと下部嵌挿部15bとの段差部(段丘部)15gとの間には、圧縮コイルばねからなる閉弁ばね50が縮装されている。
前記挿通穴18における案内筒52より上側で前記弁口22より下側部分が弁室21となっており、この弁室21には、圧縮機100の吐出室106に連通するPd導入口25が複数個開口せしめられている。
また、弁本体20の下端部には、フィルタとして機能する蓋状部材48が螺着等により固定されており、この蓋状部材48より上側で主弁体15より下側が、圧縮機100のクランク室104に連通するPc入出室(入出口)26となっている。このPc入出室(入出口)26は、弁体内逃がし通路16A→横孔16s→案内孔19の下部→弁口22と主弁体部15aとの間→弁室21を介して前記Pd導入口25に連通する。
また、本実施例では、主弁体15に形成された弁体内逃がし通路16A、プランジャ37内、横孔37s、入出室28などで、クランク室104の圧力PcをPs入出口27を介して圧縮機100の吸入室107に逃がすための弁内逃がし通路16が構成される。
また、主弁体15の弁体内逃がし通路16Aの上端縁部である副弁シート部23に副弁体17の副弁体部17aに離接することにより、前記弁内逃がし通路16が開閉されるようになっている。
ここで、本実施例の制御弁1では、図1、図2に示される如くに、プランジャ37、主弁体15、及び副弁体17が最下降位置にある状態(プランジャ37の最下端面がストッパ部24に当接、主弁部11は全開、副弁部12は全閉)で見て、主弁体15の主弁体部15aと弁口22(弁シート部)との間の上下方向の離隔距離が第1リフト量Lvとされ、プランジャ37の内鍔状掛止部37kと主弁体15の鍔状係止部15kとの離隔距離は所定量Laとされ、前記プランジャ37の最大リフト量(第2リフト量)Lp(プランジャ37の最下降位置から最上昇位置までのリフト量)は、第1リフト量Lv+所定量Laとなっている。
このような構成とされた制御弁1においては、通常制御時(Pd→Pc制御時)には、プランジャ37のリフト量は、最大でも前記第1リフト量Lv強とされ、圧縮機起動時には、プランジャ37のリフト量は、前記第2リフト量Lpとされる。
すなわち、通常制御時(Pd→Pc制御時)には、コイル32、ステータ33及び吸引子34等からなるソレノイド部30Aが通電励磁されると、吸引子34にプランジャ37が引き寄せられ、これに伴い、プランジャ37に固着された掛止部材36の掛止部36aに副弁体17の中間大径係止部17cが係止されるので、プランジャ37と一体に副弁体17が上方向に移動するとともに、この動きに追従して、閉弁ばね50の付勢力により主弁体15が上方(閉弁方向)に移動せしめられる。一方、圧縮機100からPs入出口27に導入された吸入圧力Psは、入出室28からプランジャ37の横孔37s等を介して感圧室45に導入され、ベローズ装置40(内部は真空圧)は感圧室45の圧力(吸入圧力Ps)に応じて伸縮変位(吸入圧力Psが高いと収縮、低いと伸張)し、該変位がプランジャ37や副弁体17を介して主弁体15に伝達され、それによって、弁開度(弁口22と主弁体部15aとの離隔距離)が調整される。
すなわち、弁開度は、コイル32、ステータ33及び吸引子34等からなるソレノイド部30Aによるプランジャ37の吸引力と、ベローズ装置40の付勢力(伸張力、収縮力)と、閉弁ばね50、開弁ばね47及びコイルばね46による付勢力と、主弁体15に作用する開弁方向の力と閉弁方向の力とによって決定され、その弁開度に応じて、クランク室104の圧力Pcが調整され、これに伴い、圧縮機100の斜板102の傾斜角度及びピストン105のストロークが調整されて、吐出容量が増減される。
この場合、主弁体15は閉弁ばね50の付勢力により常に上向きに付勢されているとともに、副弁体17は開弁ばね47の付勢力により常に下向きに付勢されているので、副弁体部17aは副弁シート部23に押し付けられた状態(副弁部12が閉弁)となり、弁内逃がし通路16は主弁体15内で遮断されている。そのため、弁内逃がし通路16を通じてクランク室圧力Pcが吸入室107に逃がされることはない。
それに対し、圧縮機起動時には、ソレノイド部30Aが通電励磁されて、吸引子34にプランジャ37が引き寄せられ、このプランジャ37と一緒に副弁体17が上方向に移動し、この上方向移動に追従して主弁体15が上方向に移動せしめられ、主弁体15の主弁体部15aにより弁口22が閉じられた後、さらにプランジャ37が上方向に移動せしめられ、これによって副弁体17が弁内逃がし通路16を開くようにされている。
より詳細には、プランジャ37の上方向移動量が第1リフト量Lvに達するまでは、主弁体15が閉弁ばね50の付勢力によりプランジャ37及び副弁体17の上方向移動に追従するように閉弁方向に移動し、前記上方向移動量が前記第1リフト量Lvに達すると、主弁体15の主弁体部15aにより弁口20が閉じられ、この主弁11閉弁状態からさらにプランジャ37が前記所定量La分上方向に移動せしめられる。言い換えれば、プランジャ37の上方向移動量が前記第1リフト量Lvに達した後、プランジャ37の内鍔状掛止部37kが副弁体17の鍔状係止部15kに係止されるまでの所定量La分だけ副弁体17が引き上げられる(第1リフト量Lv+所定量La=第2リフト量)。この場合、主弁体15は閉弁状態のまま不動であるので、副弁体17の副弁体部17aは、副弁シート部23から所定量La分リフトせしめられ、これによって弁内逃がし通路16が開かれる。プランジャ37の内鍔状掛止部37kが副弁体17の鍔状係止部15kに係止されると、ソレノイド部30Aが吸引力を発生しても、プランジャ37及び副弁体17はそれ以上引き上げられない。
このように、本実施例の制御弁1においては、圧縮機起動時に、クランク室104の圧力Pcは機内逃がし通路108と弁内逃がし通路16の二つの通路を通じて吸入室107に逃がされることになるため、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間を従来のものに比べて大幅に短縮することができる。
また、通常時(Pd→Pc制御時)には、弁内逃がし通路16は副弁体17により閉じられているため、圧縮機の運転効率が低下することはない。
また、副弁体17の開弁操作をソレノイド部30Aの吸引力でプランジャ37を上方向に移動させることによって行うようにされているので、従来のもののように副弁体17に作用する冷媒圧力(吸入圧力Ps及びクランク室圧力Pc)に頼っているものに比して、圧縮機起動時において副弁体17をより確実に開弁させることができ、信頼性が向上する。
また、主弁体15とその案内孔19や案内筒52の内壁面との間に形成される摺動面間隙に微小異物が詰まる等して閉弁ばね50の付勢力だけでは主弁体15が上方向に移動しなくなる事態(弁ロック、主弁体置き去り等の作動不良)が生じやすい状況であっても、ソレノイド部30Aの吸引力でプランジャ37を引き上げることによって、閉弁ばね50だけの場合よりも相当大きな力で主弁体15を無理矢理引き上げることができるので、弁ロック、主弁体置き去り等の作動不良を生じ難くできる。
1 可変容量型圧縮機用制御弁
11 主弁部
12 副弁部
15 主弁体
15a 主弁体部
15k 鍔状係止部
16 弁内逃がし通路
17 副弁体
17a 副弁体部
19 案内孔
20 弁本体
21 弁室
22 弁口
23 副弁シート部
25 Pd導入口
26 Pc入出口
27 Ps入出口
30 電磁式アクチュエータ
30A ソレノイド部
36 掛止部材
37 プランジャ
37k 内鍔状掛止部
40 ベローズ装置
50 閉弁ばね
52 案内筒
Lv 第1リフト量
La 所定量
Lp 第2リフト量

Claims (3)

  1. 弁口が設けられた弁室及び圧縮機の吸入室に連通するPs入出口を有し、前記弁口より上流側に圧縮機の吐出室に連通するPd導入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記圧縮機のクランク室に連通するPc入出口が設けられた弁本体と、前記弁口を開閉するための主弁体と、該主弁体を弁口開閉方向に移動させるためのプランジャを有する電磁式アクチュエータと、前記圧縮機から吸入圧力Psが前記Ps入出口を介して導入される感圧室と、該感圧室の圧力に応じて前記主弁体を弁口開閉方向に付勢する感圧応動部材と、を備え、前記クランク室の圧力Pcを前記Ps入出口を介して前記圧縮機の吸入室に逃がすための弁内逃がし通路が前記主弁体内に設けられるとともに、該弁内逃がし通路を開閉する副弁体が設けられ、
    前記電磁式アクチュエータの吸引力により前記プランジャが最下降位置から上方向に連続的に移動せしめられるとき、前記プランジャと一緒に前記副弁体が前記弁内逃がし通路を閉じたまま上方向に移動するとともに、該副弁体に追従するように主弁体が上方向に移動せしめられ、前記主弁体により前記弁口が閉じられた後、さらに前記プランジャが上方向に移動せしめられると、前記副弁体が前記弁内逃がし通路を開くようにされていることを特徴とする可変容量型圧縮機用制御弁。
  2. 前記主弁体を閉弁方向に付勢する閉弁ばねを備え、前記プランジャの最下降位置からの上方向移動量が第1リフト量に達するまでは、前記主弁体が前記閉弁ばねの付勢力により前記プランジャに追従するように閉弁方向に移動し、前記上方向移動量が前記第1リフト量に達すると、前記主弁体により前記弁口が閉じられ、さらに前記上方向移動量が前記第1リフト量より所定量大なる第2リフト量になるまでは、前記プランジャにより前記副弁体が前記所定量引き上げられて前記弁内逃がし通路が開かれるようにされていることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
  3. 前記プランジャの下部に掛止部が設けられるとともに、前記主弁体の上部に前記掛止部に引っ掛けられる係止部が設けられ、前記プランジャ、主弁体、及び副弁体が最下降位置にある状態で見て、前記第1リフト量は、前記主弁体の主弁体部と前記弁口との間の上下方向の離隔距離、前記所定量は、前記プランジャの掛止部と前記主弁体の係止部との間の上下方向の離隔距離、前記第2リフト量は、前記第1リフト量に前記所定量を加算したリフト量に、それぞれ設定されていることを特徴とする請求項2に記載の可変容量型圧縮機用制御弁。
JP2011280223A 2011-12-21 2011-12-21 可変容量型圧縮機用制御弁 Pending JP2013130126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011280223A JP2013130126A (ja) 2011-12-21 2011-12-21 可変容量型圧縮機用制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011280223A JP2013130126A (ja) 2011-12-21 2011-12-21 可変容量型圧縮機用制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013130126A true JP2013130126A (ja) 2013-07-04

Family

ID=48907869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011280223A Pending JP2013130126A (ja) 2011-12-21 2011-12-21 可変容量型圧縮機用制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013130126A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106812690A (zh) * 2015-11-27 2017-06-09 浙江三花汽车零部件有限公司 用于斜盘式变排量压缩机的控制阀
EP3181904A1 (en) 2015-12-16 2017-06-21 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
EP3181903A1 (en) 2015-12-16 2017-06-21 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
US20170175726A1 (en) * 2015-12-16 2017-06-22 Fujikoki Corporation Variable -capacity compressor control valve
EP3184817A1 (en) 2015-12-16 2017-06-28 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
WO2018003249A1 (ja) * 2016-06-28 2018-01-04 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
KR20180135952A (ko) 2016-06-28 2018-12-21 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어밸브
KR20190002685A (ko) 2016-06-28 2019-01-08 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어밸브
KR20190003770A (ko) 2016-06-28 2019-01-09 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어 밸브
KR20190005936A (ko) 2016-06-28 2019-01-16 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어밸브 및 그 조립 방법
KR20190013936A (ko) 2016-09-30 2019-02-11 가부시기가이샤 후지고오키 가변 용량형 압축기용 제어 밸브
WO2019039054A1 (ja) * 2017-08-25 2019-02-28 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
WO2019039053A1 (ja) * 2017-08-25 2019-02-28 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
WO2019093166A1 (ja) 2017-11-07 2019-05-16 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
WO2019146389A1 (ja) 2018-01-29 2019-08-01 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
EP3751139A4 (en) * 2018-02-08 2021-12-08 Fujikoki Corporation CONTROL VALVE FOR VARIABLE DISPLACEMENT COMPRESSOR
DE102021207563A1 (de) 2020-07-28 2022-02-03 Mahle International Gmbh Verstellkompressor-regelventil

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106812690A (zh) * 2015-11-27 2017-06-09 浙江三花汽车零部件有限公司 用于斜盘式变排量压缩机的控制阀
EP3181904A1 (en) 2015-12-16 2017-06-21 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
EP3181903A1 (en) 2015-12-16 2017-06-21 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
US20170175726A1 (en) * 2015-12-16 2017-06-22 Fujikoki Corporation Variable -capacity compressor control valve
JP2017110542A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
CN106884774A (zh) * 2015-12-16 2017-06-23 株式会社不二工机 容量可变型压缩机用控制阀
EP3184817A1 (en) 2015-12-16 2017-06-28 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
EP3187730A1 (en) 2015-12-16 2017-07-05 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
US10578087B2 (en) 2015-12-16 2020-03-03 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
CN106884774B (zh) * 2015-12-16 2019-09-24 株式会社不二工机 容量可变型压缩机用控制阀
CN109416132A (zh) * 2016-06-28 2019-03-01 株式会社不二工机 可变容量型压缩机用控制阀
WO2018003249A1 (ja) * 2016-06-28 2018-01-04 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
KR20190005936A (ko) 2016-06-28 2019-01-16 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어밸브 및 그 조립 방법
CN109416132B (zh) * 2016-06-28 2021-03-19 株式会社不二工机 可变容量型压缩机用控制阀
US10830370B2 (en) 2016-06-28 2020-11-10 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
US10823162B2 (en) 2016-06-28 2020-11-03 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
KR20190002685A (ko) 2016-06-28 2019-01-08 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어밸브
CN109416035A (zh) * 2016-06-28 2019-03-01 株式会社不二工机 可变容量型压缩机用控制阀
KR20190003770A (ko) 2016-06-28 2019-01-09 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어 밸브
EP3477106A4 (en) * 2016-06-28 2020-02-26 Fujikoki Corporation CONTROL VALVE FOR A VARIABLE CAPACITY COMPRESSOR
KR20180135952A (ko) 2016-06-28 2018-12-21 가부시기가이샤 후지고오키 가변용량형 압축기용 제어밸브
EP3477171A4 (en) * 2016-06-28 2019-11-27 Fujikoki Corporation CONTROL VALVE FOR COMPRESSOR WITH VARIABLE CAPACITY
US10907624B2 (en) 2016-09-30 2021-02-02 Fujikoki Corporation Variable-capacity compressor control valve
KR20190013936A (ko) 2016-09-30 2019-02-11 가부시기가이샤 후지고오키 가변 용량형 압축기용 제어 밸브
WO2019039054A1 (ja) * 2017-08-25 2019-02-28 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
WO2019039053A1 (ja) * 2017-08-25 2019-02-28 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
CN111315986A (zh) * 2017-11-07 2020-06-19 株式会社不二工机 可变容量型压缩机用控制阀
EP3670908A4 (en) * 2017-11-07 2021-01-20 Fujikoki Corporation CONTROL VALVE FOR A COMPRESSOR WITH VARIABLE DISPLACEMENT
KR20200047611A (ko) 2017-11-07 2020-05-07 가부시기가이샤 후지고오키 가변 용량형 압축기용 제어 밸브
WO2019093166A1 (ja) 2017-11-07 2019-05-16 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
KR20200111782A (ko) 2018-01-29 2020-09-29 가부시기가이샤 후지고오키 가변 용량형 압축기용 제어 밸브
WO2019146389A1 (ja) 2018-01-29 2019-08-01 株式会社不二工機 可変容量型圧縮機用制御弁
EP3748158A4 (en) * 2018-01-29 2021-11-24 Fujikoki Corporation CONTROL VALVE FOR VARIABLE DISPLACEMENT COMPRESSOR
EP3751139A4 (en) * 2018-02-08 2021-12-08 Fujikoki Corporation CONTROL VALVE FOR VARIABLE DISPLACEMENT COMPRESSOR
DE102021207563A1 (de) 2020-07-28 2022-02-03 Mahle International Gmbh Verstellkompressor-regelventil

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013130126A (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6271660B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6383720B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP5878703B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6626789B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
EP3258103A1 (en) Control valve for variable displacement compressor
WO2018061380A1 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP2017110540A (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6355617B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP2017110544A (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6626790B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
EP2020507A2 (en) Control valve for variable capacity compressors
EP1998044A2 (en) Control valve for variable capacity compressors and method for manufacturing the same
JP6647156B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6600604B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6140315B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP6600603B2 (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁及びその組立方法
JP2018003886A (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP2007071049A (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁
JP2006266252A (ja) 可変容量型圧縮機用制御弁