JP2013126361A - 車載用電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】定電圧生成回路およびその周辺で異常が発生しても、電子制御装置の機能を維持できるようにする。
【解決手段】本発明に係る車載電子制御装置は、第1定電圧回路を介して第1演算装置に電力を供給する第1電源ラインと、第2定電圧回路を介して第2演算装置に電力を供給する第2電源ラインと、異常が発生した電源ラインを遮断して他方の電源ラインから第1および第2演算装置へ電力供給を継続する電流遮断回路と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る車載電子制御装置は、第1定電圧回路を介して第1演算装置に電力を供給する第1電源ラインと、第2定電圧回路を介して第2演算装置に電力を供給する第2電源ラインと、異常が発生した電源ラインを遮断して他方の電源ラインから第1および第2演算装置へ電力供給を継続する電流遮断回路と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部電源から供給される電力を用いて一定電圧を出力する定電圧生成回路を備えた車載用電子制御装置に関する。
従来より、車載用電子制御装置には、入出力信号処理を実施する第1マイクロコンピュータと、第1マイクロコンピュータの動作を監視する第2マイクロコンピュータの2つが搭載されている。第1および第2マイクロコンピュータとその周辺IC(Integrated Circuit)群との間のインターフェース部分は、入出力電圧レベルが同一になるように構成されている。
上記回路構成では、1つの定電圧生成回路が第1および第2マイクロコンピュータと周辺IC群へ電源を供給しているため、その定電圧生成回路に異常が発生し規定の電圧を出力できなくなった場合、第1および第2マイクロコンピュータともに機能を停止してしまい、電子制御装置の機能を失ってしまう。
一般に、車載用電子制御装置で使用される定電圧生成回路には、GNDショートなどの異常要因に対する保護機能が必要となる。しかし、この保護機能が動作し、定電圧生成回路の破壊を回避できても、異常要因を取り除かない限り定電圧生成回路は規定の電圧を出力できない。その結果、電子制御装置は機能を失ってしまう。この機能が失われることを防ぐため、定電圧生成回路が破壊または停止しても、機能の全てまたは一部を動作させ続けることへの要望がある。
この要求を満たすため、2系統のスイッチング回路を構成し、それぞれが独立した2つの電子制御回路に電力を供給する技術がある。下記特許文献1では、2つのスイッチング回路を構成し、1系統のスイッチング回路が故障しても、他方のスイッチング回路を動作させることにより、機能を維持できるようにしている。
同文献1に記載されている技術では、電子制御装置内に2系統のスイッチング回路を準備し、それぞれがマイクロコンピュータを搭載した2つの電子制御回路に対して電源を供給している。1系統のスイッチング回路でGNDショートが発生し、1系統の電子制御回路が動作を停止した場合でも、もう1系統のスイッチング回路が動作しているため、もう1系統の電子制御回路は動作することができる。
上記特許文献1に記載されている技術では、GNDショートがスイッチング回路内で発生した場合、GNDショートが発生した1系統のスイッチング回路を停止させる必要がある。そのため、停止したスイッチング回路から電源を供給されていた電子制御回路は機能が維持できなくなるという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決すべくなされたものであり、定電圧生成回路およびその周辺で異常が発生しても、電子制御装置の機能を維持できるようにすることを目的とする。
本発明に係る車載電子制御装置は、第1定電圧回路を介して第1演算装置に電力を供給する第1電源ラインと、第2定電圧回路を介して第2演算装置に電力を供給する第2電源ラインと、異常が発生した電源ラインを遮断して他方の電源ラインから第1および第2演算装置へ電力供給を継続する電流遮断回路と、を備える。
本発明に係る車載電子制御装置によれば、定電圧生成回路を冗長化することにより、1系統の定電圧生成回路で異常が発生しても、他系統の定電圧回路から電力供給を継続することができる。これにより、車載電子制御装置の機能を維持することができる。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る車載電子制御装置100の回路図である。車載電子制御装置100は、バッテリB、オルターネータなどの外部電源、または図示しない外部電源電圧を昇降圧した電圧Vin(外部入力電圧)を電源として動作する。
図1は、本発明の実施形態1に係る車載電子制御装置100の回路図である。車載電子制御装置100は、バッテリB、オルターネータなどの外部電源、または図示しない外部電源電圧を昇降圧した電圧Vin(外部入力電圧)を電源として動作する。
電圧Vinは、2系統の定電圧生成回路10と20へ並列に供給される。定電圧生成回路10の入力側には、電流検出抵抗R1とMOSトランジスタ1を有する電流遮断回路11が配置されている。定電圧生成回路10の出力側には、電流検出抵抗R2とMOSトランジスタ2を有する電流遮断回路12が配置されている。定電圧生成回路20の入力側には、電流検出抵抗R3とMOSトランジスタ3を有する電流遮断回路21が配置されている。定電圧生成回路20の出力側には、電流検出抵抗R4とMOSトランジスタ4を有する電流遮断回路22が配置されている。各MOSトランジスタは、電流の導通状態/非導通状態を切り替えることができる。
定電圧生成回路10の入力ラインをV100、出力ラインをV110とする(第1電源ライン)。定電圧生成回路20の入力ラインをV200、出力ラインをV210とする(第2電源ライン)。出力ラインV110の出力電圧V1はマイクロコンピュータ101(第1演算装置)へ供給され、出力ラインV210の出力電圧V2はマイクロコンピュータ102(第2演算装置)へ供給される。
出力ラインV110の電流遮断回路12よりも下流側と、出力ラインV210の電流遮断回路22よりも下流側との間には、これら出力ラインを電源に対して並列接続する第3電源ラインが接続されている。第3電源ライン上には、電流遮断回路31と32が直列接続されている。電流遮断回路31と32の間の接点からは、周辺IC群103(例えばEEPROMなどの電子回路)へ電圧V3が供給される。
電流遮断回路31は、電流検出抵抗R5とMOSトランジスタ5を有する。電流遮断回路32は、電流検出抵抗R6とMOSトランジスタ6を有する。各MOSトランジスタは、電流の導通状態/非導通状態を切り替えることができる。
電流検出抵抗R1〜R6の両端電圧は、図1に示すように、それぞれ電流検知ブロック40を構成する電流検知ブロック40a〜40fに接続される。電流検知ブロック40a〜40fは、電流検出抵抗R1〜R6に流れる電流量と電流方向を検知し、電流量が電流方向毎にあらかじめ設定された閾値を超えたときその箇所において異常が発生していると判定し、異常検出信号をコントロール回路50へ出力する。
コントロール回路50は、電流検知ブロック40a〜40fが異常を検出すると、その異常状態に応じてMOSトランジスタ1〜6の導通状態/非導通状態を切り替え、異常箇所につながる電流パスを遮断し、異常箇所を電気的に隔離する。この隔離動作については後に詳述する。また、コントロール回路50は、それぞれ制御回路13と23を介して、定電圧生成回路10と20をON/OFFすることができる。
本発明における「検出回路」は、各定電圧生成回路およびその周辺に生じた異常を検出するための回路、およびコントロール回路50がこれに相当する。以下の実施形態においても同様である。
図2は、入力ラインV100上でGNDショート1が発生した場合に電流検出抵抗R1およびR2に流れる電流と、電流検知ブロック40aおよび40bの出力を示す図である。図2(a)(b)はそれぞれ電流検出抵抗R1とR2に流れる電流、図2(c)(d)はそれぞれ電流検知ブロック40aと40bの出力を示す。
定電圧生成回路10の入力ラインV100上でGNDショート1が発生した場合、定電圧生成回路10は所定の電圧を出力できなくなり、図2(a)に示すように、バッテリBからGNDショート1の発生箇所に向かって大電流が流れる。その結果、電流検出抵抗R1には順方向に、あらかじめ設定した閾値を超える大電流が流れる。
さらに、出力ラインV110と出力ラインV210は電流遮断回路31と32を経由して接続されているため、図2(b)に示すように、定電圧生成回路20からもGNDショート1箇所に向かって大電流が流れ、定電圧生成回路20も規定の電圧を出力できなくなる。その結果、電流検出抵抗R2には順方向とは逆に、あらかじめ設定した閾値を超える大電流が流れる。
電流検知ブロック40aと40bはそれぞれ、R1とR2それぞれに流れる電流が各電流方向の過電流閾値を超えたとき、図2(c)(d)に示すように過電流検知信号をコントロール回路50へ出力する。その他の電流検知ブロック40c〜40fについても動作は同様である。
入力ラインV100にGNDショート1が発生した場合、入力ラインV110上のMOSトランジスタ1を非導通状態にして定電圧生成回路10に電源を供給しないようにし、定電圧生成回路10の出力を停止することが必要である。一方、図1に示す回路構成の下では、定電圧生成回路20側からもGNDショート1に向かって逆過電流が流れようとするので、定電圧生成回路20の動作を正常に保つためには、出力ラインV110上のMOSトランジスタ2も非導通状態にする必要がある。
同様に、出力ラインV110上でレアショート1、リーク1、またはGNDショートが発生した場合、出力ラインV110上のMOSトランジスタ2を非導通状態にして逆過電流を遮断するとともに、入力ラインV100上のMOSトランジスタ1を非導通状態にして電源から異常箇所に向かう過電流を遮断する必要がある。
このように、定電圧生成回路の入出力側双方に電流遮断回路を設けることにより、定電圧生成回路の入力側と出力側いずれにおいて異常が発生しても、その異常箇所および対応する定電圧生成回路を電力供給先から隔離し、他方の定電圧生成回路の動作を正常に継続することができる。
なお、電流検知ブロック40が過電流を検出する手法として、以下のようなパターンが考えられる。
(過電流検出手法その1)
電流検知ブロック40は、電流検知抵抗R1〜R6に流れる電流量があらかじめ設定した閾値(図2の各方向の閾値)を超えた場合には異常と判定し、コントロール回路50に過電流検知信号を出力する。
電流検知ブロック40は、電流検知抵抗R1〜R6に流れる電流量があらかじめ設定した閾値(図2の各方向の閾値)を超えた場合には異常と判定し、コントロール回路50に過電流検知信号を出力する。
(過電流検出手法その2)
電流検知ブロック40は、電流検出抵抗R1〜R6に流れる電流およびその電流方向を監視し、あらかじめ設定した電流方向とは逆向きに電流が流れ、さらにその電流量があらかじめ設定した閾値を超えた場合には異常と判定し、コントロール回路50に異常検知信号を出力する。
電流検知ブロック40は、電流検出抵抗R1〜R6に流れる電流およびその電流方向を監視し、あらかじめ設定した電流方向とは逆向きに電流が流れ、さらにその電流量があらかじめ設定した閾値を超えた場合には異常と判定し、コントロール回路50に異常検知信号を出力する。
(過電流検出手法その3)
通常動作時、定電圧生成回路の入力側と出力側に流れる電流はほぼ一定である。コントロール回路50は、入力側の電流検出抵抗と出力側の電流検出抵抗それぞれに流れる電流量を比較し、その電流量の比があらかじめ設定した閾値を超えた場合に異常と判定し、コントロール回路50に過電流検知信号を出力する。
通常動作時、定電圧生成回路の入力側と出力側に流れる電流はほぼ一定である。コントロール回路50は、入力側の電流検出抵抗と出力側の電流検出抵抗それぞれに流れる電流量を比較し、その電流量の比があらかじめ設定した閾値を超えた場合に異常と判定し、コントロール回路50に過電流検知信号を出力する。
(過電流検出手法その3:補足)
通常状態では、定電圧生成回路の入力電流と出力電流の比はほぼ1:1の関係となる。よって、この比が1:1から外れてあらかじめ設定した閾値を逸脱した場合は、異常と判定する。例えば、出力ラインV110上で、ある抵抗分を経由してGNDへショートするレアショート1が発生した場合、電流検出抵抗R1に流れる電流IR1が増加し、電流検出抵抗R2に流れる電流IR2との関係は、IR1>IR2となる。また、例えば出力ラインV110上に他回路から電流がリークするリーク1が発生した場合、電流IR2が増加し、IR1<IR2となる。電流IR1とIR2の比を、電流検知ブロック40aと40bおよびコントロール回路50が検出し、この比に異常が発生した場合は、コントロール回路50がMOSトランジスタ1と2を非導通に切替え、レアショート1またはリーク1が発生している箇所を電気的に隔離する。定電圧生成回路20側にこれら異常が発生した場合についても同様である。
通常状態では、定電圧生成回路の入力電流と出力電流の比はほぼ1:1の関係となる。よって、この比が1:1から外れてあらかじめ設定した閾値を逸脱した場合は、異常と判定する。例えば、出力ラインV110上で、ある抵抗分を経由してGNDへショートするレアショート1が発生した場合、電流検出抵抗R1に流れる電流IR1が増加し、電流検出抵抗R2に流れる電流IR2との関係は、IR1>IR2となる。また、例えば出力ラインV110上に他回路から電流がリークするリーク1が発生した場合、電流IR2が増加し、IR1<IR2となる。電流IR1とIR2の比を、電流検知ブロック40aと40bおよびコントロール回路50が検出し、この比に異常が発生した場合は、コントロール回路50がMOSトランジスタ1と2を非導通に切替え、レアショート1またはリーク1が発生している箇所を電気的に隔離する。定電圧生成回路20側にこれら異常が発生した場合についても同様である。
(過電流検出手法その4)
電流検出抵抗R1〜R6に代えて、各MOSトランジスタの入出力間抵抗を用いて各MOSトランジスタに流れる電流を検出することもできる。あるいは、各MOSトランジスタと同じ電流が流れるミラーMOSトランジスタを構成し、各ミラーMOSトランジスタに流れる電流を測定することによって、各MOSトランジスタに流れる電流を間接的に測定することもできる。
電流検出抵抗R1〜R6に代えて、各MOSトランジスタの入出力間抵抗を用いて各MOSトランジスタに流れる電流を検出することもできる。あるいは、各MOSトランジスタと同じ電流が流れるミラーMOSトランジスタを構成し、各ミラーMOSトランジスタに流れる電流を測定することによって、各MOSトランジスタに流れる電流を間接的に測定することもできる。
図3は、GNDショート1が発生した場合の電流検知ブロック40からの出力信号と、コントロール回路50がこれに応じてMOSトランジスタの導通/非導通を切り替える動作との対応関係を説明する図である。
図3aに示すとおり、GNDショート1が発生した場合、少なくとも電流検知ブロック40aは順方向に過電流を検知し、電流検知ブロック40bは逆方向に過電流を検知する。コントロール回路50は、少なくとも電流検知ブロック40aと40bの検出結果からGNDショート1が発生している箇所を判断し、MOSトランジスタ1と2を非導通に切り替え、GNDショート1発生箇所を電源回路から電気的に隔離する。コントロール回路50は、MOSトランジスタ3〜6を導通状態にすることにより、電流遮断回路31と32を経由して定電圧生成回路20からマイクロコンピュータ101、2および周辺IC群103へ電力を供給し続け、車載電子制御装置100の機能を維持できる。
図3bは、入力ラインV200上でGNDショート2が発生した場合の動作を示す。この動作は入力ラインV100上でGNDショート1が発生した場合の動作と同様であるため、説明は省略する。
図3c〜eは、マイクロコンピュータ101と出力ライン110との間の接続点でGNDショート3が発生した場合、マイクロコンピュータ102と出力ライン210との間の接続点でGNDショート4が発生した場合、および周辺IC群103と第3電源ラインとの間の接続点でGNDショート5が発生した場合の動作をそれぞれ示す。これらの異常は冗長構成によっては補償できないので、GNDショートが発生した電源ラインから電力供給を受けている回路に電源を供給することはできないが、その他の電源ラインについては電力供給を継続することができる。すなわち、少なくともいずれか一方のマイクロコンピュータは動作を継続し、車載電子制御装置100の機能の一部は動作できる。
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係る車載電子制御装置100は、電流遮断回路11〜22によって、異常が発生した箇所を電気的に隔離し、異常が発生していない側の定電圧生成回路が電力供給を継続して車載電子制御装置100の機能を維持することができる。
以上のように、本実施形態1に係る車載電子制御装置100は、電流遮断回路11〜22によって、異常が発生した箇所を電気的に隔離し、異常が発生していない側の定電圧生成回路が電力供給を継続して車載電子制御装置100の機能を維持することができる。
また、本実施形態1に係る車載電子制御装置100は、定電圧生成回路の入力側と出力側の双方に電流遮断回路を設けているので、入力側と出力側のいずれに異常が発生したとしても、順方向過電流と逆方向過電流をともに遮断することができる。これにより、異常が発生していない側の定電圧生成回路が逆方向過電流によって異常動作することを避け、正常動作を継続することができる。
<実施の形態2>
実施形態1では、電流検出抵抗に流れる電流量と電流方向を検出して異常判定した。本発明の実施形態2では、マイクロコンピュータ101に電源を供給する出力ラインV110の出力電圧V1、マイクロコンピュータ102に電源を供給する出力ラインV210の出力電圧V2、周辺IC群103に電源を供給する第3電源ラインの出力電圧V3を監視することにより、異常判定する構成例を説明する。
実施形態1では、電流検出抵抗に流れる電流量と電流方向を検出して異常判定した。本発明の実施形態2では、マイクロコンピュータ101に電源を供給する出力ラインV110の出力電圧V1、マイクロコンピュータ102に電源を供給する出力ラインV210の出力電圧V2、周辺IC群103に電源を供給する第3電源ラインの出力電圧V3を監視することにより、異常判定する構成例を説明する。
図4は、本実施形態2に係る車載電子制御装置100の回路図である。電圧検出回路60〜62は、それぞれ出力電圧V1〜V3を監視する。電圧検出回路60〜62は、出力電圧V1〜V3があらかじめ設定した所定の電圧範囲を逸脱した場合に異常と判定し、異常検出信号をコントロール回路50に出力する。
例えば、出力電圧V1に異常電圧が発生した場合、電圧検出回路60は異常検出信号をコントロール回路50に出力する。コントロール回路50は、出力電圧V1を生成している定電圧生成回路10を電源から隔離するために、少なくともMOSトランジスタ1と2を非導通に切り替える。コントロール回路50は、MOSトランジスタ3〜6を導通状態にすることにより、定電圧生成回路20からマイクロコンピュータ101、2および周辺IC群103へ電力を供給し続け、車載電子制御装置100の機能を維持できる。
出力電圧V2またはV3に異常電圧が発生した場合は、出力電圧V1に異常電圧が発生した場合と同様に、コントロール回路50がその異常箇所を隔離し、さらにいずれかの定電圧生成回路が電源供給対象に電源を供給するように電源供給ルートを形成する。
<実施の形態3>
本発明の実施形態3では、定電圧生成回路10と20の温度を監視することにより異常判定する構成例を説明する。
本発明の実施形態3では、定電圧生成回路10と20の温度を監視することにより異常判定する構成例を説明する。
図5は、本実施形態3に係る車載電子制御装置100の回路図である。過温度検出回路70と71は、それぞれ定電圧生成回路10と20の可能な限り近い箇所に配置され、それぞれ定電圧生成回路10と20の近傍の温度を検出する。過温度検出回路70と71は、検出した温度があらかじめ設定した閾値を超えた場合には異常と判定し、コントロール回路50に異常検出信号を出力する。
例えば、定電圧生成回路10に過温度が発生した場合、過温度検出回路70は異常温度を検知した旨を示す異常検出信号をコントロール回路50に出力する。コントロール回路50は、過温度状態の定電圧生成回路10を電源から隔離するため、少なくとも定電圧生成回路10を停止し、さらにMOSトランジスタ1と2を非導通に切り替える。コントロール回路50は、MOSトランジスタ3〜6を導通状態にすることにより、定電圧生成回路20からマイクロコンピュータ101、2および周辺IC群103へ電力を供給し続け、車載電子制御装置100の機能を維持できる。
定電圧生成回路20に過温度が発生した場合は、定電圧生成回路10に過温度が発生した場合と同様に、コントロール回路50が定電圧生成回路20を電源から隔離し、さらに定電圧生成回路10が電源供給対象に電源を供給するように電源供給ルートを形成する。
<実施の形態4>
本発明の実施形態4では、定電圧出力V1〜V3を相互に監視することにより異常判定する構成例を説明する。
本発明の実施形態4では、定電圧出力V1〜V3を相互に監視することにより異常判定する構成例を説明する。
図6は、本実施形態4に係る車載電子制御装置100の回路図である。電圧比較器V10は定電圧V1とV2の電位差を取得し、電圧比較器V20は定電圧V1とV3の電位差を取得し、電圧比較器V30は定電圧V2とV3の電位差を取得する。定電圧V1mV2、V3がそれぞれ所定の電圧レベルの範囲内にあっても、各電位差があらかじめ設定した閾値を超えた場合には異常と判定する。
電圧比較器V10と電圧比較器V20が同時に異常信号を出力している場合には、コントロール回路50は、定電圧V1に異常があると判断し、定電圧V1を生成している定電圧生成回路10を少なくとも停止させ、さらにMOSトランジスタ1と2を非導通に切り替える。コントロール回路50は、MOSトランジスタ3〜6を導通状態にすることにより、定電圧生成回路20からマイクロコンピュータ101、2および周辺IC群103へ電力を供給し続け、車載電子制御装置100の機能を維持できる。
同様に、電圧比較器V10と電圧比較器V30が同時に異常信号を出力している場合には、コントロール回路50は、定電圧V2に異常があると判断し、定電圧V2を生成している定電圧生成回路20を少なくとも停止させ、さらにMOSトランジスタ3と4を非導通に切り替える。コントロール回路50は、MOSトランジスタ1〜2と5〜6を導通状態にすることにより、定電圧生成回路10からマイクロコンピュータ101、2および周辺IC群103へ電力を供給し続け、車載電子制御装置100の機能を維持できる。
同様に、電圧比較器V20と電圧比較器V30が同時に異常信号を出力している場合には、コントロール回路50は、定電圧V3に異常があると判断し、周辺IC群103を電源回路から隔離するため、少なくともMOSトランジスタ5と6を非導通に切替える。コントロール回路50は、MOSトランジスタ1〜4を導通状態にすることにより定電圧生成回路10からマイクロコンピュータ101に、定電圧生成回路20からマイクロコンピュータ102に電源供給を継続し、両マイクロコンピュータが車載電子制御装置100を安全状態へ移行させることができる。
<実施の形態5>
本発明の実施形態5では、実施形態1〜4で説明した構成に追加することができる種々の構成例について説明する。
本発明の実施形態5では、実施形態1〜4で説明した構成に追加することができる種々の構成例について説明する。
定電圧生成回路10と20の双方に異常が発生した場合、コントロール回路50はMOSトランジスタ1〜6を非導通に切替え、定電圧生成回路10と20を外部回路から電気的に隔離する。さらに、車載電子制御装置100の外部にある電源と接続してマイクロコンピュータ101、2および周辺IC群103に電源を供給し、車載電子制御装置100の機能を維持できる。
定電圧生成回路に通信機能を付加し、電流検知ブロック40、電圧検出回路60〜62、過温度検出回路70〜71、電圧比較器V10〜V30が出力する異常検知信号、および各MOSトランジスタの導通/非導通状態について、マイクロコンピュータ101〜2に通知することもできる。この通知を受けたマイクロコンピュータ101〜2は、定電圧生成回路の状態を認識し、これに基づき各MOSトランジスタの導通/非導通を同通信機能経由で制御することができる。通信機能の具体的態様は、例えば無線通信でもよいし、各定電圧生成回路とマイクロコンピュータ101〜2を回路配線によって接続してもよい。
異常を検知し非導通状態に切り替わった各MOSトランジスタは、あらかじめ設定された時間の経過後に、自動的に導通状態に仮復帰し、先に発生した異常が回復している場合はそのまま導通状態を維持して車載電子制御装置100を正常状態に戻すことができる。あるいは、マイクロコンピュータ101〜2からの指令により各MOSトランジスタを再び導通状態に仮復帰させ、先に発生した異常が回復している場合はそのまま導通状態を維持して車載電子制御装置100を初期状態に戻すこともできる。
実施形態1〜4では定電圧生成回路を2つ設けて3つの電力供給先をサポートしたが、3つ以上の定電圧生成回路を設けることもできる。例えば定電圧生成回路を3つ設けた場合、電力供給先を4つサポートすることができる。
実施形態1〜4では、定電圧生成回路をシリーズレギュレータによって構成したが、スイッチングレギュレータによって構成することもできる。さらに、スイッチングレギュレータとシリーズレギュレータを直列に接続し、高い外部入力電圧からマイクロコンピュータ用の低電圧を生成できるような構成とすることもできる。
実施形態1〜4では、定電圧生成回路の冗長化について説明したが、冗長化が必要ない電子制御装置の場合には、MOSトランジスタ5または6のいずれかを非導通にして定電圧生成回路10と20を互いに隔離し、定電圧生成回路10と20の出力電圧が異なるようにすることもできる(例えば5Vと3.3V)。この場合、2つの異なる電圧を必要とする電力供給先をサポートすることができる。
実施形態1〜4では、1つの外部電源が2つの定電圧生成回路に電源を供給する構成としたが、複数の外部電源が、外部電源と同じ数の定電圧生成回路にそれぞれ電源を供給する構成とすることもできる。
実施形態1〜4で説明した回路構成のうち、バッテリB、マイクロコンピュータ101〜102、周辺IC群103をのぞいた部分については、少なくともその一部を単一の半導体集積回路上に統合することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前述の実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることができる。
1〜5:MOSトランジスタ、10:定電圧生成回路、11〜12:電流遮断回路、13:制御回路、20:定電圧生成回路、21〜22:電流遮断回路、23:制御回路、31〜32:電流遮断回路、40:電流検知ブロック、50:コントロール回路、60〜62:電圧検出回路、70〜71:過温度検出回路、100:車載電子制御装置、101〜102:マイクロコンピュータ、103:周辺IC群、B:バッテリ、R1〜R6:電流検出抵抗、Vin:外部電源入力電圧、V10〜V30:電圧比較器、V100:入力ライン、V110:出力ライン、V200:入力ライン、V210:出力ライン。
Claims (17)
- 車両に搭載され前記車両の動作を電子的に制御する装置であって、
電源から電力供給を受けて一定電圧を出力する第1および第2定電圧回路と、
前記第1定電圧回路を介して第1演算装置に電力を供給する第1電源ラインと、
前記第2定電圧回路を介して第2演算装置に電力を供給する第2電源ラインと、
前記第1電源ラインと前記第2電源ラインを前記電源に対して並列接続し、前記第1演算装置および前記第2演算装置以外の電子回路に電力を供給する第3電源ラインと、
前記第1および第2電源ラインに発生した異常を検出する検出回路と、
前記検出回路が異常を検出した箇所を遮断してその箇所を前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路から隔離する電流遮断回路と、
を備え、
前記電流遮断回路は、
前記第1電源ラインにおいて異常が発生した場合は、その異常箇所に電流が流れないように回路接続を遮断するとともに、前記第2電源ラインおよび前記第3電源ラインを介して、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路への電力供給を継続し、
前記第2電源ラインにおいて異常が発生した場合は、その異常箇所に電流が流れないように回路接続を遮断するとともに、前記第1電源ラインおよび前記第3電源ラインを介して、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路への電力供給を継続する
ことを特徴とする車載電子制御装置。 - 前記電流遮断回路は、前記第1と第2定電圧生成回路それぞれの入力側と出力側双方に電流検出抵抗とMOSトランジスタをともに備えており、
前記検出回路は、前記電流検出抵抗の両端電圧を検出することにより、前記第1および第2定電圧生成回路の異常を検出し、
前記電流遮断回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路のうち、前記検出回路が異常を検出した側が備える入力側および出力側の前記MOSトランジスタをそれぞれ非導通にすることにより、前記第1および第2定電圧生成回路のうち前記検出回路が異常を検出した側を、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路から電気的に隔離する
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記検出回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路の入力側と出力側に流れる電流を、入力側と出力側それぞれの前記電流検出抵抗の両端電圧を測定することによってそれぞれ測定し、
前記入力側に流れる電流と前記出力側に流れる電流の比があらかじめ設定された閾値を超えた場合は、前記異常が発生していると判定する
ことを特徴とする請求項2記載の車載電子制御装置。 - 前記検出回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路の入力側と出力側に流れる電流およびその電流方向を、入力側と出力側それぞれの前記電流検出抵抗の両端電圧を測定することによってそれぞれ測定し、
前記電流が前記電流方向毎にあらかじめ設定された閾値を超えた場合は、前記異常が発生していると判定する
ことを特徴とする請求項2記載の車載電子制御装置。 - 前記検出回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路の入力側と出力側に流れる電流を、入力側と出力側それぞれの前記MOSトランジスタの入出力間抵抗の両端電圧を測定することによってそれぞれ測定する
ことを特徴とする請求項2記載の車載電子制御装置。 - 前記第1および第2定電圧生成回路は、前記MOSトランジスタのミラーとして構成されたミラーMOSトランジスタを備えており、
前記検出回路は、前記ミラーMOSトランジスタに流れる電流を測定することにより、前記第1および第2定電圧生成回路に流れる電流を測定する
ことを特徴とする請求項2記載の車載電子制御装置。 - 前記第1および第2電源ラインの出力電圧を監視する電圧検出回路を備え、
前記検出回路は、前記電圧検出回路が検出した出力電圧があらかじめ設定された電圧範囲外となったか否かにより前記第1および第2定電圧生成回路の異常を検出し、
前記電流遮断回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路のうち、前記検出回路が異常を検出した側が備える入力側および出力側の前記MOSトランジスタをそれぞれ非導通にすることにより、前記第1および第2定電圧生成回路のうち前記検出回路が異常を検出した側を、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路から電気的に隔離する
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記第1および第2定電圧回路の温度を検出する過温度検出回路を備え、
前記検出回路は、前記過温度検出回路が検出した温度があらかじめ設定された温度範囲外となったか否かにより前記第1および第2定電圧生成回路の異常を検出し、
前記電流遮断回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路のうち、前記検出回路が異常を検出した側が備える入力側および出力側の前記MOSトランジスタをそれぞれ非導通にすることにより、前記第1および第2定電圧生成回路のうち前記検出回路が異常を検出した側を、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路から電気的に隔離する
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記第1、第2、および第3電源ラインの出力電圧間の差分をそれぞれ取得する電圧比較器を備え、
前記検出回路は、前記差分があらかじめ設定された電圧範囲外となったか否かにより前記第1および第2定電圧生成回路の異常を検出し、
前記電流遮断回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路のうち、前記検出回路が異常を検出した側が備える入力側および出力側の前記MOSトランジスタをそれぞれ非導通にすることにより、前記第1および第2定電圧生成回路のうち前記検出回路が異常を検出した側を、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路から電気的に隔離する
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記電流遮断回路は、
前記第1および第2定電圧生成回路ともに異常が発生した場合、
前記第1および第2定電圧生成回路を隔離するとともに、前記電源以外の電源に接続して電力供給を受け、前記第1演算装置、前記第2演算装置、前記電子回路への電力供給を継続する
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記電流遮断回路は、
前記第1電源ラインと前記第1演算装置の接続箇所、前記第2電源ラインと前記第2演算装置の接続箇所、または前記第3電源ラインと前記電子回路の接続箇所において異常が発生した場合、
その異常箇所に接続されている電源ラインを隔離するとともに、その他の電源ラインの動作を継続する
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記検出回路の検出結果と前記電流遮断回路の状態を前記第1または第2演算装置に通知する通信部を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記第1または第2演算装置は、前記通知に応じて前記電流遮断回路を制御する
ことを特徴とする請求項12記載の車載電子制御装置。 - 前記MOSトランジスタは、
前記電流遮断回路によって非導通状態になった後、あらかじめ設定した時間が経過すると、一時的に導通状態に仮復帰し、
前記電流遮断回路は、
前記検出回路が検出した異常が復旧している場合は、前記仮復帰したMOSトランジスタをそのまま導通させることにより、異常を検出した前記第1または第2電源ラインを初期状態に復帰させる
ことを特徴とする請求項2記載の車載電子制御装置。 - 前記第3電源ラインの電流経路上のうち、前記第1電源ラインから前記電子回路に電力を供給する経路上と、前記第2電源ラインから前記電子回路に電力を供給する経路上とのそれぞれに、電流を遮断する第2電流遮断回路を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。 - 前記第1および第2定電圧回路は、互いに異なる出力電圧を出力することができるように構成されており、
前記第2電流遮断回路は、前記第1および第2定電圧回路が互いに異なる出力電圧を出力する場合は、前記第1電源ラインと第2電源ラインの間を遮断する
ことを特徴とする請求項15記載の車載電子制御装置。 - 前記第1および第2定電圧回路、前記第1電源ライン、前記第2電源ライン、前記第3電源ライン、前記検出回路、前記電流遮断回路のうち少なくとも一部を半導体集積回路に内蔵した
ことを特徴とする請求項1記載の車載電子制御装置。
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