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JP2013120892A - 電気電子機器収納用キャビネット - Google Patents

電気電子機器収納用キャビネット Download PDF

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JP2013120892A JP2011269041A JP2011269041A JP2013120892A JP 2013120892 A JP2013120892 A JP 2013120892A JP 2011269041 A JP2011269041 A JP 2011269041A JP 2011269041 A JP2011269041 A JP 2011269041A JP 2013120892 A JP2013120892 A JP 2013120892A
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Abstract

【課題】マウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、既に縦フレーム部分やマウントアングル上にコンセントバーが配置されている場合や縦フレームやマウントアングル上へのコンセントバー配置を避けたい場合、更には、ユニット搭載スペースが全てユニット搭載済みの場合でも、電気電子機器収納用キャビネット内にコンセントバーの追加設置を可能とすること。
【解決手段】縦フレーム1・横フレーム2・奥行きフレーム3からなるフレーム枠に、更に、ユニット搭載用のマウントアングル4を備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、バー状部材に複数のコンセントをまとめて設けたコンセントバー7を配置するコンセントバー配置スペース8を、筐体内で、ユニット搭載スペースよりも上方若しくは下方に設け、コンセントバー7を、該コンセントバー配置スペース8で、横フレーム2と平行に配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気電子機器収納用キャビネットに関するものである。
縦フレーム・横フレーム・奥行きフレームからなる外枠フレームを備えるとともに、マウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、マウントアングルに搭載される複数のユニットへの電源供給手段として、バー状の部材に複数のコンセントをまとめて設けたコンセントバーを配置するオプションが知られている。
従来、コンセントバーの配置箇所は、電気電子機器収納用キャビネットを構成する外枠フレーム(縦フレーム・横フレーム・奥行きフレーム)の縦フレーム部分やマウントアングル上に設けることが一般的であるが、既に縦フレーム部分やマウントアングル上にコンセントバーが配置されている場合、コンセントバーの増設ができないという問題があった。
また、配線スペース確保の観点から、縦フレームやマウントアングル上へのコンセントバー配置を避けたい場合、コンセントバーを配置する場所に苦慮していた。これに対し、例えば、特許文献1に記載のように、コンセントバーをユニット構造として、ユニット搭載スペースに設ける技術も知られているが、ユニット搭載スペースにコンセントバーを設けると、その分ユニット搭載スペースが減ってしまうという問題があった。
実開平06−41190号公報
本発明の目的は前記の問題を解決し、マウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、既に縦フレーム部分やマウントアングル上にコンセントバーが配置されている場合や縦フレームやマウントアングル上へのコンセントバー配置を避けたい場合、更には、ユニット搭載スペースが全てユニット搭載済みの場合でも、電気電子機器収納用キャビネット内にコンセントバーの追加設置を可能とする技術を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明の電気電子機器収納用キャビネットは、縦フレーム・横フレーム・奥行きフレームからなるフレーム枠に、更に、ユニット搭載用のマウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、バー状部材に複数のコンセントをまとめて設けたコンセントバーを配置するコンセントバー配置スペースを、ユニット搭載スペースよりも上方若しくは下方に設け、コンセントバーを、該コンセントバー配置スペースで、横フレームと平行に配置したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネットにおいて、コンセントバーの高さ方向の少なくとも一部を、奥行きフレームの高さ範囲内に配置したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネットにおいて、コンセントバーを固定するコンセントバー固定金具を、奥行きフレームに設けたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネットにおいて、コンセントバーを固定するコンセントバー固定金具を、マウントアングル若しくはマウントアングル固定用のマウントアングル取付アダプタに設けたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネットにおいて、コンセントバー配置スペースを、キャビネットのベース部材若しくはキャビネットの下部に位置する床下配線空間にまで拡張して設けたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネットにおいて、前面から吸い込んだ冷気を背面側から排気するタイプのユニットを搭載した場合に、最上段のユニットの上部と天井板との間、若しくは、最下段のユニットの下部と底面板との間に、前記の排気が回り込まないようにするシールド部材を、前記コンセントバーと兼用したことを特徴とするものである。
本発明に係る電気電子機器収納用キャビネットは、コンセントバー配置スペースを、筐体内で、ユニット搭載スペースよりも上方若しくは下方にあって、今までデッドスペースとなっていた箇所に設け、コンセントバーを、該コンセントバー配置スペースで、横フレームと平行に配置する構成により、マウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、既に縦フレーム部分やマウントアングル上にコンセントバーが配置されている場合や縦フレームやマウントアングル上へのコンセントバー配置を避けたい場合、更には、ユニット搭載スペースが全てユニット搭載済みの場合でも、電気電子機器収納用キャビネット内にコンセントバーの追加設置を可能とした。コンセントバー7を横フレーム2と平行に配置することによって、最上段のユニットの上部と天井板との間や、最下段のユニットの下部と底面板との間が狭くても、キャビネットの前側若しくは後側からコンセントバー7の複数のコンセント全てがに手が届きやすく作業性がよいものである。
電気電子機器収納用キャビネットを構成するフレーム枠を示す図である。 図1の正面図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。 本発明の一実施形態における要部拡大図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。図1には、電気電子機器収納用キャビネットを構成するフレーム枠(縦フレーム1・横フレーム2・奥行きフレーム3)と、マウントアングル4を示し、図2には、図1の正面図を示している。図2に示すように、マウントアングル4には、ユニット取付け用の孔が複数形成され、マウントアングルで囲まれた空間をユニット搭載スペースUとしている。本発明では、バー状部材に複数のコンセントをまとめて設けたコンセントバー7を配置するコンセントバー配置スペース8を、ユニット搭載スペースUよりも上方若しくは下方にある今までデッドスペースとなっていた箇所に設け、コンセントバー7を、該コンセントバー配置スペース8で、横フレーム2と平行に配置している。コンセントバー7を横フレーム2と平行に配置することによって、最上段のユニットの上部と天井板との間や、最下段のユニットの下部と底面板との間が狭くても、キャビネットの前側若しくは後側からコンセントバー7の複数のコンセント全てがに手が届きやすく作業性がよいものである。本発明における「コンセントバーの配置」とは、奥行きフレームの高さ寸法内に、コンセントバーの高さ方向が全て入り込むものだけでなく、コンセントバーの高さ方向の少なくとも一部を、奥行きフレームの高さ範囲内に配置したものをも包含するものである。ここでいう高さとは、配置した状態での各々の部材の、キャビネットの上下方向における距離をいう。
図3〜図〜10には、各々異なる実施形態における要部拡大図を示している。
図3の実施形態は、コンセントバー7を固定するコンセントバー固定金具9を、筐体下部に位置する奥行きフレーム3に取り付け、コンセント差込口6を前面または背面に向けてコンセントバー7を固定したものである。コンセントの差込口を前面または背面に向けて配置することにより、エアーシールドの効果を有することができる。ここで、コンセントバー7は、サーバーのように、前面から吸い込んだ冷気を背面側から排気するタイプのユニットを搭載した場合に、最上段のユニットの上部と天井板との間や、最下段のユニットの下部と底面板との間に、前記の排気が回り込まないようにするシールド部材を兼用している。従来は、側板パネルとマウントアングルの間を塞ぐシールド部材を取り付ける等の手段によりエアーシールドの効果を得ていたが、本実施形態の構成によれば、コンセントバー7の配置により同時にエアシールド機能を付与することができるため、シールド部材の取付けを不要とすることができる。
図4の実施形態は、通常フレーム枠の下部に配置されている底面板を取り外し、ベース部材を取り付けたもので、コンセントバー固定金具9を、筐体下部に位置する奥行きフレーム3に取り付け、奥行きフレーム3とベース部材12にわたった状態でコンセント差込口6を上に向けてコンセントバー7を固定したものである。ユニット搭載スペースの最下部に搭載されたユニットと、コンセントバー7に差し込まれたプラグとの干渉を回避するために、奥行きフレーム3とベース部材12にわたって配置したものである。このほかにも、コンセントバー7をベース部材12の高さ範囲に配置したものでもよいし、コンセントバー固定金具9の下端部が、ベース部材12を超えて、例えばOAフロアの床下配線空間11にまで入り込む構造としてもよい。この実施形態ではコンセントバー7の高さ方向の少なくとも一部を、奥行きフレーム3の高さ範囲内に配置し、コンセントバー7の下部をOAフロアの床下配線空間11まで入り込む構造としたが、図3の実施形態の変形として、コンセントバー7の下部を奥行きフレーム3の高さ範囲内に配置して、コンセントバー7の上部は、奥行きフレーム3の高さ範囲内に配置して、コンセントバー7の上部は奥行きフレーム3の高さ範囲から上方に位置するように配置してもよい。
図5の実施形態は、コンセントバー固定金具9を、筐体上部に位置する奥行きフレーム3に取り付け、コンセント差込口6を前面または背面に向けてコンセントバー7を固定したものである。
図6の実施形態は、コンセントバー固定金具9を、筐体上部に位置する奥行きフレーム3に取り付け、コンセント差込口6を下に向けてコンセントバー7を固定したものである。
図7の実施形態は、コンセントバー固定金具9を、マウントアングル4を取り付けるマウントアングル取付アダプタ10に取り付け、コンセント差込口6を前面または背面に向けてコンセントバー7を固定したものである。コンセントバー固定金具9は、マウントアングルに取り付けてもよい。
図8の実施形態は、コンセントバー固定金具9を、筐体下部に位置する奥行きフレーム3に取り付け、コンセント差込口6を上に向けてコンセントバー7を固定したものであり、図7の実施形態との併用も可能である。
図9の実施形態は、コンセントバー固定金具9を、マウントアングル取付アダプタ10に取り付け、コンセント差込口6を上に向けてコンセントバー7を固定したものである。ユニット搭載スペースの最下部に搭載されたユニットと、コンセントバー7に差し込まれたプラグとの干渉を回避するために、コンセントバー固定金具9の下端部が、フレーム枠を超えて、例えばベース部材12やOAフロア13の床下配線空間11にまで入り込む構造としてもよい。コンセントバー固定金具9は、マウントアングルに取り付けてもよい。
図10の実施形態は、コンセントバー固定金具9を、筐体上部に位置する奥行きフレーム3に取り付け、コンセント差込口6を下に向けてコンセントバー7を固定したものであり、図9の実施形態との併用も可能である。
上記全ての実施形態において、コンセントバーは図面では1台のもので説明したが、複数台平行に配置したものでもよい。また、コンセントバー固定金具は略コ字状、略コ字状のものの両端を折り曲げ辺部を設けたクランク状のもので説明したが、中間板部を一部なくした2つの固定金具を用いて固定してもよい。コンセントバー固定金具のコンセントバー取付箇所(1部材のものでは中間板部)では、コンセントバーが垂直に位置したり、水平に位置するように取り付けして、コンセントバーの取付向きを変えることができる。また折り曲げ辺部をさらに90°ひねって、取付箇所は水平部で、コンセントバーは前面側若しくは後面側向きとなるようにしてもよい。また、縦フレーム1・横フレーム2・奥行きフレーム3、マウントアングル4は中空、折り曲げ、押し出し材による形状いずれでもよいものである。
なお、コンセント接続時の作業性の観点から、コンセントバーはユニット搭載スペース、若しくはマウントアングルよりもキャビネット前面側若しくは後面側に配置することが好ましい。
その他の実施形態として、差込口が上向き若しくは下向きの状態と、キャビネットの前面側若しくは後面側向きの状態との間で回動できるようにすることもできる。具体的には、例えば、2つの固定ねじが、固定金具に円弧状で端部に凹部がある長孔の中で回動して角度調整するものや、キャビネットへの固定箇所から回動アームを介して固定金具がコンセントバー7に取り付けられた構造とすることが考えられる。また、配線時には上下方向のキャビネット内向きとし、収納時にはキャビネットの前面側若しくは後面側に向くものとしたものでもよい。
以上説明した本発明によれば、コンセントバー配置スペースを、筐体内で、ユニット搭載スペースよりも上方若しくは下方にあって、今までデッドスペースとなっていた箇所に設け、コンセントバーを、該コンセントバー配置スペースで、横フレームと平行に配置する構成により、マウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、既に縦フレーム部分やマウントアングル上にコンセントバーが配置されている場合や縦フレームやマウントアングル上へのコンセントバー配置を避けたい場合、更には、ユニット搭載スペースが全てユニット搭載済みの場合でも、電気電子機器収納用キャビネット内にコンセントバーの追加設置を簡単に行うことができる。
1 縦フレーム
2 横フレーム
3 奥行きフレーム
4 マウントアングル
6 コンセント差込口
7 コンセントバー
8 コンセントバー配置スペース
9 コンセントバー固定金具
10 マウントアングル取付アダプタ
11 床下配線空間
12 ベース部材
13 OAフロア

Claims (6)

  1. 縦フレーム・横フレーム・奥行きフレームからなるフレーム枠に、更に、ユニット搭載用のマウントアングルを備えた電気電子機器収納用キャビネットにおいて、
    バー状部材に複数のコンセントをまとめて設けたコンセントバーを配置するコンセントバー配置スペースを、ユニット搭載スペースよりも上方若しくは下方に設け、
    コンセントバーを、該コンセントバー配置スペースで、横フレームと平行に配置したことを特徴とする電気電子機器収納用キャビネット。
  2. コンセントバーの高さ方向の少なくとも一部を、奥行きフレームの高さ範囲内に配置したことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネット。
  3. コンセントバーを固定するコンセントバー固定金具を、奥行きフレームに設けたことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネット。
  4. コンセントバーを固定するコンセントバー固定金具を、マウントアングル若しくはマウントアングル固定用のマウントアングル取付アダプタに設けたことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネット。
  5. コンセントバー配置スペースを、キャビネットのベース部材若しくはキャビネットの下部に位置する床下配線空間にまで拡張して設けたことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネット。
  6. 前面から吸い込んだ冷気を背面側から排気するタイプのユニットを搭載した場合に、最上段のユニットの上部と天井板との間、若しくは、最下段のユニットの下部と底面板との間に、前記の排気が回り込まないようにするシールド部材を、前記コンセントバーと兼用したことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネット。
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