JP2013105097A - 画像形成装置、画像形成装置の消耗品の発注方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】消耗品の発注タイミングを適切にユーザに提示する。
【解決手段】画像形成装置100は、第1の判定を行い、第1の表示後の再確認起動操作後に第2の判定を行うトナー残量判定部266、第1の判定にて消耗品残量が閾値以下の場合、消耗品の減少を示す第1の表示を行い、第2の判定にて消耗品の残量が閾値以下の場合、消耗品の購入を促す第2の表示を行う表示制御部262、第2の表示に基づき、ユーザ指示により発注する発注制御部263を備える。
【選択図】図10
【解決手段】画像形成装置100は、第1の判定を行い、第1の表示後の再確認起動操作後に第2の判定を行うトナー残量判定部266、第1の判定にて消耗品残量が閾値以下の場合、消耗品の減少を示す第1の表示を行い、第2の判定にて消耗品の残量が閾値以下の場合、消耗品の購入を促す第2の表示を行う表示制御部262、第2の表示に基づき、ユーザ指示により発注する発注制御部263を備える。
【選択図】図10
Description
本発明は、消耗品を使用する画像形成装置、画像形成装置の消耗品の発注方法に関するものである。
トナーにより現像を行う方式の画像形成装置は、用紙への印刷(画像形成)に伴いトナーを消費する。このため、例えばトナーカートリッジからトナーを供給する方式の画像形成装置では、トナーカートリッジは消耗品である。したがって、トナー残量の減少に応じてトナーカートリッジを適宜発注し、交換する必要がある。このような画像形成装置の消耗品の発注に関し、従来では、消耗品の適切な発注のタイミングをユーザに知らせる構成が提案されている。
例えば、特許文献1には、次のような発注システムが開示されている。すなわち、
(1)トナーカートリッジ内のトナー残量を静電容量の変化によって検知し、検知されたトナー残量が例えば70%以下になると、発注システムの起動を禁止する。
(2)また、上記のように、トナー残量が例えば70%以下になると、ピクセルカウント方式によるトナー消費量の計算を開始する。
(3)ピクセルカウント方式により計算されたトナー消費量が、現像装置内トナーの50%に達した場合に、発注システムの起動を可能とする。
(1)トナーカートリッジ内のトナー残量を静電容量の変化によって検知し、検知されたトナー残量が例えば70%以下になると、発注システムの起動を禁止する。
(2)また、上記のように、トナー残量が例えば70%以下になると、ピクセルカウント方式によるトナー消費量の計算を開始する。
(3)ピクセルカウント方式により計算されたトナー消費量が、現像装置内トナーの50%に達した場合に、発注システムの起動を可能とする。
このような構成により、発注システムによるトナーカートリッジの重複発注を防止できるようにしている。すなわち、トナー残量が70%以下になったときに、ユーザがトナーカートリッジを画像形成装置から取り外し、左右に振る等の操作を行った後に、再度装着した場合において、発注システムの起動が禁止されているので、トナーカートリッジの重複発注は生じない。
特許文献1に記載の構成のように、印刷に使用するトナー(消耗品)の消費量に関するデータ(ピクセルカウント値や印刷枚数)を累積して参照することにより、トナーカートリッジの発注タイミングを判断することは有用である。
しかしながら、消耗品としてのトナーカートリッジが必ずしも新品の状態から画像形成装置に搭載されているとは限らない。例えば、既存のトナーカートリッジにトナーが全くなく、緊急に印刷しなければならない場合に、印刷枚数が少なければ、廃棄前や回収前のものなど、過去に使用したトナーカートリッジを使用して、画像濃度が低くても急場しのぎの印刷を行うことが想定される。このような場合は、特許文献1に記載の構成では想定外であり、適切に対応することができない。
また、特許文献1に記載のシステムでは、トナーカートリッジ内のトナー残量の検知結果とピクセルカウント値とによって、発注システムの起動禁止と起動可能とを切り替える方式である。このため、トナーカートリッジの形状の違いや、補給方式の違い(例えば一点補給方式や筐体底部を広く使った全面補給方式)など、トナーがトナーカートリッジの内部に残り易い方式とそうでない方式との違い、さらにはユーザによる想定外の行為などに対応し、適切な発注タイミングをユーザに提示することは難しい。
したがって、本発明は、画像形成装置に使用される消耗品の発注タイミングを適切にユーザに提示することができる画像形成装置、画像形成装置の消耗品の発注方法の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像形成装置が使用する消耗品の残量を検出する検出手段と、前記検出手段にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1の判定動作を行い、表示装置での第1の表示の後に、第2の判定動作を行うためのユーザ操作として指定された消耗品残量再確認起動操作の有無を判定し、前記消耗品残量再確認起動操作が行われた場合に、前記検出手段にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する前記第2の判定動作を行う消耗品残量判定部と、前記第1の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品が少なくなっていることを示す前記第1の表示を前記表示装置に行わせ、前記第2の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品の購入を促す第2の表示を前記表示装置に行わせる表示制御部と、前記第2の表示に基づき、ユーザからの発注指示の入力が行われたときに、前記消耗品についてのユーザの発注内容を示す発注情報を出力する発注制御部とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置の消耗品の発注方法は、画像形成装置が使用する消耗品の残量を検出する検出工程と、前記検出工程にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1の判定動作を行い、表示装置での第1の表示の後に、第2の判定動作を行うためのユーザ操作として指定された消耗品残量再確認起動操作の有無を判定し、前記消耗品残量再確認起動操作が行われた場合に、前記検出工程にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する前記第2の判定動作を行う消耗品残量判定工程と、前記第1の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品が少なくなっていることを示す前記第1の表示を前記表示装置に行わせ、前記第2の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品の購入を促す第2の表示を前記表示装置に行わせる表示制御工程と、前記第2の表示に基づき、ユーザからの発注指示の入力が行われたときに、前記消耗品についてのユーザの発注内容を示す発注情報を出力する発注制御工程とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、検出手段は(検出工程では)、画像形成装置が使用する消耗品の残量を検出する。消耗品残量判定部は(消耗品残量判定工程では)、検出手段(検出工程)にて検出された消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1の判定動作を行う。また、表示装置での第1の表示の後に、第2の判定動作を行うためのユーザ操作として指定された消耗品残量再確認起動操作の有無を判定し、消耗品残量再確認起動操作が行われた場合に、検出手段(検出工程)にて検出された消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第2の判定動作を行う。表示制御部は(表示制御工程では)、第1の判定動作において消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して消耗品が少なくなっていることを示す第1の表示を表示装置に行わせる。また、第2の判定動作において消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して消耗品の購入を促す第2の表示を表示装置に行わせる。発注制御部は(発注制御工程では)、第2の表示に基づき、ユーザからの発注指示の入力が行われたときに、消耗品についてのユーザの発注内容を示す発注情報を出力する。
したがって、ユーザによる消耗品の発注は、第1の表示の後に、ユーザが消耗品残量再確認起動操作を行った後、消耗品の残量が再度所定の閾値以下であった場合に、ユーザに対して消耗品の購入を促す第2の表示に基づいて行うことができる。
これにより、画像形成装置は、画像形成装置に使用される消耗品の発注タイミングを適切にユーザに提示できる。この結果、ユーザによる不要な消耗品の発注(購入)を抑制することができる。また、画像形成装置から消耗品を発注することができるので、パーソナルコンピュータ等の情報端末が不要となって、消耗品を発注するための構成が簡素になるとともに、節電にも貢献することができる。
上記の画像形成装置において、前記表示制御部は、前記第1の表示の後に、前記消耗品残量再確認起動操作をユーザに要求する表示、および前記消耗品残量再確認起動操作の内容を示す表示を前記表示装置に行わせる構成としてもよい。
上記の構成によれば、消耗品残量再確認起動操作をユーザに要求する表示、および消耗品残量再確認起動操作の内容を示す表示が表示装置において行われる。したがって、ユーザは、表示装置の表示に従って、消耗品残量再確認起動操作を容易に行うことができる。
上記の画像形成装置において、前記消耗品残量再確認起動操作は前記表示装置に複数表示され、前記消耗品残量判定部は、それら消耗品残量再確認起動操作のうちの少なくとも一つが行われたときに、消耗品残量再確認起動操作が行われたと判定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが行うべき消耗品残量再確認起動操作が表示装置に複数表示されるので、ユーザはその場合の状況に適した消耗品残量再確認起動操作を選択して行うことができる。
上記の画像形成装置は、画像形成装置の消耗品についての発注内容および発注日についての情報を含む発注履歴情報を作成して記憶装置に保存する記憶制御部を備え、前記表示制御部は、前記第1の表示の後に、ユーザからの指示入力に応じて、前記発注履歴情報を前記表示装置に表示させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、消耗品についての発注内容および発注日についての情報を含む発注履歴情報を表示装置に表示させることができるので、ユーザが発注履歴情報を確認することにより、短期間での消耗品の重複発注を防止することができる。
上記の画像形成装置において、前記発注履歴情報は、前記発注日の間隔または前記発注日の間隔の平均値を示す情報を含んでいる構成としてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、発注履歴情報から消耗品の発注日の間隔または発注日の間隔の平均値を容易に知ることができ、これらいずれかの情報を参照して、短期間における消耗品の重複発注を防止することができる。
上記の画像形成装置において、前記の消耗品残量再確認起動操作は、画像形成装置の電源をオフおよびオンする第1の操作、画像形成装置における前記消耗品の所定配置位置の開閉扉の開閉検知手段に、前記開閉扉の開閉を検知させる第2の操作、または画像形成装置における前記消耗品の所定配置位置への配置状態を検知する消耗品配置状態検知手段に、前記所定配置位置から前記消耗品を取り出した後に戻したことを検知させる第3の操作である構成としてもよい。
上記の構成によれば、消耗品残量再確認起動操作は、画像形成装置の電源をオフおよびオンする第1の操作、開閉検知手段に開閉扉の開閉を検知させる第2の操作、または消耗品配置状態検知手段に所定配置位置から消耗品を取り出して戻したことを検知させる第3の操作であるので、消耗品残量判定部は確実に消耗品残量再確認起動操作の有無を判定することができる。これにより、消耗品残量判定部は、消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第2の判定動作を確実に実行することができる。
なお、第3の操作では、消耗品が例えばトナーカートリッジである場合、ユーザは、例えば、所定配置位置からトナーカートリッジを取り出し、取り出したトナーカートリッジを数回揺すった後に、所定配置位置へ戻す操作を行う。
本発明の構成によれば、ユーザによる消耗品の発注は、第1の表示の後に、ユーザが消耗品残量再確認起動操作を行った後、消耗品の残量が再度所定の閾値以下であった場合に、ユーザに対して消耗品の購入を促す第2の表示に基づいて行うことができる。
これにより、画像形成装置は、画像形成装置に使用される消耗品の発注タイミングを適切にユーザに提示することができる。この結果、ユーザによる不要な消耗品の発注(購入)を抑制することができる。また、画像形成装置から消耗品を発注することができるので、パーソナルコンピュータ等の情報端末が不要となって、消耗品を発注するための構成が簡素になるとともに、節電にも貢献することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置を備えた発注システムを示す説明図である。図1に示すように、発注システムにおいて、各ユーザ(ユーザA〜C)の画像形成装置100は、ネットワーク101を介して、本社の管理サーバ102および販売会社の管理サーバ103と通信可能となっている。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置を備えた発注システムを示す説明図である。図1に示すように、発注システムにおいて、各ユーザ(ユーザA〜C)の画像形成装置100は、ネットワーク101を介して、本社の管理サーバ102および販売会社の管理サーバ103と通信可能となっている。
本社は、例えばクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドプロバイダである。本社の管理サーバ102は、ユーザA〜Cが使用する各画像形成装置100と通信し、それら画像形成装置100を管理する。
販売会社は、ユーザA〜Cが使用する画像形成装置100、および画像形成装置100が使用する消耗品の販売会社である。販売会社の管理サーバ103は、画像形成装置100からの発注に関する種々の処理を管理する。例えば、画像形成装置100から発注された商品を発注元の画像形成装置100を使用するユーザに納品する。
ネットワーク101は、種類が特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網あるいは衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、画像形成装置100と管理サーバ102および管理サーバ103との通信は、通信衛星を含む衛星通信インフラ104を利用して行ってもよい。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置100の概略構造を示す縦断面図である。図2に示すように、画像形成装置100は、画像形成ユニット20と原稿読取ユニット30とを備えている。
画像形成ユニット20は、4つの画像形成ステーションP1〜P4を備えている。これら4つの画像形成ステーションP1〜P4は、それぞれ、現像装置2、感光体ドラム3、帯電装置5およびクリーナユニット4を備えており、基本的に同一の構成である。画像形成装置100は、これら4つの画像形成ステーションP1〜P4を備えることで、4色のトナー(現像剤)を用いて画像を形成することができる。
画像形成ユニット20は、画像形成ステーションP1〜P4の下方に露光ユニット8を備え、露光ユニット8の下方に給紙カセット81を備え、感光体ドラム3の上方に中間転写ベルトユニット6を備えている。また、中間転写ベルトユニット6の上にトナーカートリッジ98(消耗品)を備え、トナーカートリッジ98の上に排紙トレイ91を有している。また、給紙カセット81から排紙トレイ91に達する用紙搬送路Sを備え、この用紙搬送路Sの途中に、転写ローラ10および定着ユニット7を備えている。
帯電装置5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。露光ユニット8は、帯電された感光体ドラム3の表面を、入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置2は、各感光体ドラム3上に形成された静電潜像を、トナーを用いて顕在化することにより現像する。4つの現像装置2には、それぞれ、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の4種類のいずれかのトナーが収容されている。各感光体ドラム3上の静電潜像は、画像データに含まれる各色成分ごとに形成され、各現像装置2により現像される。
各現像装置2の上方には、対応する色の補給トナーを収容したトナーカートリッジ98がそれぞれ配置されている。本実施の形態の画像形成装置100では、使用頻度の多い黒のトナーのトナーカートリッジを2つ(K1、K2)備えている。
中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61には、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像が順次重ねて転写される。これにより、中間転写ベルト61上には多色のトナー像が形成される。中間転写ベルト61上に転写された多色のトナー像は、中間転写ベルト61と転写ローラ10との間に供給された用紙上に、転写ローラ10によって転写される。
給紙カセット81は、画像形成に使用する用紙を収容している。給紙カセット81の用紙は、用紙搬送路Sを通って転写ローラ10、定着ユニット7および排紙トレイ91に搬送される。定着ユニット7は、用紙に転写されたトナー像を溶融して熱定着させる。原稿読取ユニット30は、原稿読取部90により原稿の画像を読み取る。
次に、現像装置2の構成について詳細に説明する。
図3は、現像装置2およびトナー補給装置400を画像形成装置100の背面側から見た場合の縦断面図である。図3に示すように、現像装置2は、現像ローラ231、第1および第2トナー搬送ローラ232,233、現像槽234、トナー濃度センサ235、ならびにドクタブレード236を有している。
図3は、現像装置2およびトナー補給装置400を画像形成装置100の背面側から見た場合の縦断面図である。図3に示すように、現像装置2は、現像ローラ231、第1および第2トナー搬送ローラ232,233、現像槽234、トナー濃度センサ235、ならびにドクタブレード236を有している。
現像槽234は、現像装置2の外装部を形成するものであり、上部に現像剤であるトナーを導入するためのトナー導入口234aが開口形成されている。現像槽234の感光体ドラム3に面する側には、開口部234bが形成されている。現像槽234の内部には、現像ローラ231、第1トナー搬送ローラ232および第2トナー搬送ローラ233が配設されている。
現像ローラ231は、現像槽234に形成された開口部234b付近に設けられており、開口部234bから露出して感光体ドラム3と当接または近接している。
第1トナー搬送ローラ232および第2トナー搬送ローラ233は、現像槽234の底部側で現像ローラ231と平行になるように配置され、現像槽234内に供給されたトナーをキャリアとともに撹拌しながら現像ローラ231に搬送する。また、現像槽234の底部には、透磁率センサからなるトナー濃度センサ235が設けられている。
トナー補給装置400は、現像装置2の上方に配設され、トナーを供給するトナーカートリッジ98、その下方に配置された中間ホッパ401、中間ホッパ401を介してトナーカートリッジ98から供給されたトナーを現像装置2に導くためのトナー搬送路402を備えている。
次に、トナーカートリッジ98について説明する。図4(a)は、トナーカートリッジ98の外観を示す正面図である。図4(b)は、図4(a)におけるB−B線矢視断面図である。図4(c)は、トナーカートリッジ98の先端部付近の構造を示す正面図である。図4(d)は、図4(a)におけるA−A線矢視断面図である。
図4(a)に示すように、トナーカートリッジ98は、現像剤であるトナーを内部に収容し、回転するトナーボトル200と、トナーボトル200を一端部側で回動可能に保持するボトル保持部材300とを有している。トナーカートリッジ98は、トナーボトル200が回転することにより、トナーボトル200の内部のトナーをボトル保持部材300を介して中間ホッパ401に供給するようになっている。
図4(c)に示すように、トナーボトル200には、排出口201が形成されている。排出口201から排出されたトナーは、ボトル保持部材300の内部に一時保持された後、ボトル保持部材300から中間ホッパ401に供給される。なお、トナーボトル200がボトル保持部材300により支持された状態を示す図4(a)では、排出口201はボトル保持部材300に覆われた状態となっている。
図4(c)に示すように、トナーボトル200の先端部には、外部に突出した連結部202が形成されている。連結部202は、トナーカートリッジ98が画像形成装置100に装着されたときに、画像形成装置100のモータの駆動力を伝達する駆動軸と接続される部分である。
図4(d)に示すように、ボトル保持部材300の底面には、シャッタ301が設けられている。このシャッタ301は、ボトル保持部材300のトナー排出口を開閉するものであり、トナーカートリッジ98が画像形成装置100に装着された場合に、機械的に開放される。このシャッタの開放により、ボトル保持部材300の内部に一時保持されたトナーを、トナー排出口から排出することができる。
次に、トナーカートリッジ98を画像形成装置100に装着した場合に、画像形成装置100からトナーカートリッジ98へ駆動力を伝達する構造について説明する。図5は、トナーカートリッジ98と画像形成装置100との接続部の構造を示す説明図である。
図5に示すように、画像形成装置100には、トナーカートリッジ98が装着された場合に、画像形成装置100からトナーカートリッジ98に回転駆動力を伝達するたの駆動軸111が設けられている。駆動軸111には連結受け穴112が形成され、この連結受け穴112にトナーカートリッジ98の連結部202が嵌合されることにより、駆動軸111と連結部202とが連結される。
連結部202の後端側位置には、連結部202を連結受け穴112に嵌合させた際の衝撃を吸収するためのバネ203が設けられている。バネ203にて、嵌合時の衝撃を吸収することにより、連結部202および連結受け穴112の損傷を防ぐことができる。
なお、図4(a)〜図4(d)には、トナーカートリッジ98としてトナーボトル200とボトル保持部材300とを備え、トナーボトル200が回転する方式のものについて示した。しかしながら、トナーカートリッジ98はこれに限定されることなく、トナー収容体(トナーボトル200)が回転しない方式のものであってもよい。このトナーカートリッジ98の例を図6に示す。
図6は、トナー収容体が回転しない方式のトナーカートリッジ98を示す斜視図である。図6に示すトナーカートリッジ98は、トナー収容体の内部に、例えばトナーを撹拌しながら搬送する搬送スクリュー(図示せず)を備えている。このトナーカートリッジ98は一方の端部側(前端部側)の底部にトナー補給口302を開閉するシャッタ301を備えている。このシャッタ301は、トナーカートリッジ98が画像形成装置100に挿入されて装着された場合に機械的に開放され、トナー補給口302からのトナーの補給が可能となる。
次に、中間ホッパ401について説明する。図7は、中間ホッパ401の内部構造を示す平面図である。図7に示すように、中間ホッパ401は、第1および第2搬送スクリュー411,412、仕切り板413、補給口414、供給口415および圧電センサ416を備えている。中間ホッパ401の内部は、仕切り板413により第1搬送路417と第2搬送路418とに仕切られ、第1搬送路417には第1搬送スクリュー411が設けられ、第2搬送路418には第2搬送スクリュー412が設けられている。
トナーカートリッジ98から中間ホッパ401に補給されるトナーは、補給口414から中間ホッパ401の内部に取り込まれる。第1および第2搬送スクリュー411,412は、補給口414から取り込まれたトナーを攪拌して搬送し、供給口415から排出する。供給口415から排出されたトナーはトナー搬送路402を介して現像槽234に供給される。
第1および第2搬送スクリュー411,412は、ギア416から軸に伝達される駆動力により互いに逆方向に回転し、トナーを攪拌しながら搬送する。したがって、第1および第2搬送スクリュー411,412によるトナーの搬送方向は互いに逆方向となり、トナーは一部の領域に滞留することなく、第1搬送路417と第2搬送路418とを循環するようになっている。
圧電センサ416は、第1搬送路417の底面に設けられ、外部から加えられる圧力に応じた電圧を出力する。すなわち、圧電センサ416は、第1搬送路417内のトナーの自重や、第1搬送スクリュー411の回転に伴ってトナーから受ける圧力に応じた電圧を出力する。
なお、画像形成装置100において、中間ホッパ401を設けることは必須ではなく、トナーカートリッジ98から現像装置2に直接トナーを補給するようにしてもよい。しかしながら、中間ホッパ401が設けられている場合には、トナーカートリッジ98が空になった場合に、突然に印刷が中断される事態を防止することができる。
次に、トナーカートリッジ98を装着あるいは交換するための画像形成装置100の構成について説明する。図8(a)は、トナーカートリッジ装着位置121を開放するため第1開閉扉122を閉じた状態における画像形成装置100の概略の側面図である。図8(b)は、上記第1開閉扉122を開放した状態における画像形成装置100の概略の側面図である。なお、図8(a)および図8(b)に示すように、画像形成装置100は、画像形成本体装置40の上に原稿搬送装置29が設けられた構成となっている。
画像形成装置100に対してトナーカートリッジ98が装着された場合、トナーカートリッジ98は所定のトナーカートリッジ装着位置121に配置される。画像形成装置100に対し、トナーカートリッジ98を装着あるいは抜き取る場合に、トナーカートリッジ装着位置121を開放するために、画像形成装置100には第1開閉扉122が設けられている。この第1開閉扉122の位置は、例えば操作パネル50の下の位置である。
なお、画像形成装置100の内部には、トナーカートリッジ装着位置121にトナーカートリッジ98が装着されたことを検出する装着検出スイッチ(消耗品配置状態検知手段)128が設けられている。
第1開閉扉122は、扉開閉支点123を中心として回転可能であり、開放状態では、例えばトナーカートリッジ98の移動を案内できるように、内面が水平状態となる。
第1開閉扉122には取手が設けられ、取手を引くことにより第1開閉扉122を開放することができる。トナーカートリッジ98を装着する場合には、第1開閉扉122を開放した状態において、トナーカートリッジ98がトナーカートリッジ装着位置121に押し込まれる。一方、トナーカートリッジ98を抜き取る場合には、第1開閉扉122を開放した状態において、トナーカートリッジ98がトナーカートリッジ装着位置121から引き出される。
また、第1開閉扉122の下には第2開閉扉124が設けられている。第2開閉扉124は、例えばジャム処理のために、定着ユニット7付近を含む画像形成装置100の内部を開放するためのものである。
画像形成装置100には、第1安全スイッチ(開閉検知手段)125および第2安全スイッチ126が設けられている。第1安全スイッチ125は第1開閉扉122の開閉状態を検出し、第2安全スイッチ126は第2開閉扉124の開閉状態を検出する。これら検出結果は、画像形成装置100の制御部251(図10参照)に入力される。
制御部251は、第1安全スイッチ125または第2安全スイッチ126により、第1開閉扉122または第2開閉扉124の開放状態が検出された場合に、画像形成装置100の画像形成ユニット20(画像形成部257)は電源オフとなる。これにより、ユーザが第1開閉扉122または第2開閉扉124を開放して作業をしている場合に、画像形成装置100の内部の動作部分に触れて怪我をする事態や感電する事態を防止することができる。
画像形成装置100は、さらに図9に示す操作パネル50を備えている。図9は画像形成装置100が備える操作パネル50を示す平面図である。
操作パネル50は、図9に示すように、表示部204と入力部205とを備えている。表示部204は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、プラズマチューブアレイディスプレイ、電気泳動を始めとする電子ペーパーディスプレイ、あるいは電子放出素子を用いた電子放出ディスプレイ等からなる表示装置である。表示部204には、ユーザに対する各種設定画面や取得した画像データに関する情報を含む画面が表示される。
入力部205は、複数のキーを備え、それらキーへのユーザの操作により、各種の指示、または文字あるいは数字などのデータの入力を受け付ける。入力部205が備える複数のキーは、スイッチを備えたハードキーである。なお、入力部205は、キーの一部としてタッチパネルを含んでいても、あるいはタッチパネルそのもので構成されていてもよい。
入力部205がタッチパネルを含む場合、あるいはタッチパネルから構成されている場合、タッチパネルは、表示部204上に設けられる。なお、入力部205は、Ubi−Fingerデバイス等を用いたジェスチャー入力装置であってもよい。本実施の形態において、操作パネル50はタッチパネルを備えたものとなっている。
次に、画像形成装置100の構成をブロック図により説明する。図10は、画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、画像形成装置100は、画像形成ユニット20、原稿読取ユニット30および周辺装置60を備えている。
画像形成ユニット20は、制御部251、記憶部252、表示データ生成部253、操作パネル50の表示部204、操作パネル50の入力部205、通信部254、画像処理部256、画像形成部257、定着部258、第1安全スイッチ125、第2安全スイッチ126、主電源スイッチ127および装着検出スイッチ128を備えている。原稿読取ユニット30は、画像読取部255を備えている。周辺装置60は制御部259を備えている。
制御部251は、画像形成装置100全体の動作、原稿読取ユニット30の動作、および周辺装置60の動作を制御する。このために、制御部251は、記憶部252、表示データ生成部253、操作パネル50の表示部204、操作パネル50の入力部205、通信部254、第1安全スイッチ125、第2安全スイッチ126、主電源スイッチ127、装着検出スイッチ128、原稿読取ユニット30の画像読取部255、画像処理部256、画像形成部257、定着部258、および周辺装置60の制御部259と接続されている。
主電源スイッチ127は、画像形成装置100の主電源をオンオフするためのスイッチである。第1安全スイッチ125、第2安全スイッチ126および装着検出スイッチ128は図8に示したものである。
また、制御部251は、記憶制御部261、表示制御部262、発注制御部263、トナー補給制御部264、トナー残量推定部265およびトナー残量判定部266としての機能を備えている。
記憶制御部261は、記憶部252における各種データの記憶動作を制御する。例えばトナーカートリッジ98の発注に関する履歴情報(発注履歴情報)を作成して記憶部252に記憶させる。表示制御部262は操作パネル50の表示部204の表示動作を制御し、各種情報を表示させる。
表示制御部262は、例えば、図11に示すトナーカートリッジ発注問合せ第1画面(第1の表示)、図12に示す詳細確認画面(消耗品残量再確認起動操作をユーザに要求する表示、消耗品残量再確認起動操作の内容を示す表示)、図13に示す起動中通知画面、図14に示すトナーカートリッジ発注問合せ第2画面(第2の表示)、図15に示す発注内容入力画面、図16に示す発注内容確認画面、および図17に示す発注完了通知画面を表示部204に表示させる。これら各画面は、あらかじめ表示データ生成部253にて生成され、記憶部252に記憶されているものである。あるいは、画面を表示する場合に、表示制御部262からの要求に応じて、表示データ生成部253により生成されたものである。
発注制御部263は、画像形成装置100の消耗品、例えばトナーカートリッジ98についての発注動作を制御する。
トナー補給制御部264は、現像装置2の現像槽234へのトナーの補給を制御する。具体的には、中間ホッパ401の圧電センサ416から出力される、中間ホッパ401内のトナー残量を示す信号に基づいて、中間ホッパ401内のトナー残量が適正な範囲となるように、トナーカートリッジ98から中間ホッパ401へのトナー補給を制御する。また、現像槽234のトナー濃度センサ235のトナー残量を示す信号に基づいて、現像槽234内のトナー残量が適正な範囲となるように、中間ホッパ401から現像槽234へのトナー補給を制御する。
トナー残量推定部265は、各トナーカートリッジ98のトナー残量を推定する。トナー残量推定部265は、推定した各トナーカートリッジ98のトナー残量とトナーカートリッジ98を識別するためのトナーカートリッジ識別情報とを含むトナー残量データを作成する。トナー残量推定部265は、トナー残量データを、外部、例えば表示制御部262から要求があったときに加えて、画像形成装置100の電源ON時、プロセスコントロール実施時等、予め定められた所定のタイミングにおいて作成する。
上記トナー残量データは、各トナーカートリッジ98のトナー残量として、表示制御部262により、図12に示す詳細確認画面、図15に示す発注内容入力画面、図16に示す発注内容確認画面に表示される。
トナー残量推定部265は、トナー残量を、トナーカートリッジ98における当初の収容トナー量から累積のトナー消費量を減算することにより算出する。累積のトナー消費量は、トナーカートリッジ98の交換がなされた時点からトナー消費量を履歴として記憶しておき、トナー残量データ作成時点までの履歴のトナー消費量を累積することにより算出するようにすればよい。
トナー消費量の算出方法としては、例えば、以下に記載する第1〜第3の算出方法がある。第1の算出方法は、画像データのピクセルごとの階調に基づいてトナー消費量を算出する方法である。
第1の算出方法において、トナー残量推定部265は、入力された多値画像(例えば、16階調または256階調などの多階調の画像)の画像データの階調をピクセルごとにカウントし、カウントされた階調値に対してピクセルごとに階調値に応じた重み付けをする。重み付けは、階調値が大きいほど大きい。トナー残量推定部265は、重み付けされた階調値をピクセルカウント値とし、画像データに含まれるすべてのピクセルに対して算出されたピクセルカウント値を積算する。そして、積算されたピクセルカウント値をトナー消費量に換算する。
第2の算出方法は、トナーカートリッジ98を回転駆動するモータの駆動時間に基づいてトナー消費量を算出する方法である。具体的には、上記モータの駆動時間を累積し、累積された駆動時間に相当するトナーの供給量をトナー消費量として算出する。
第3の算出方法は、現像装置2内のトナー濃度に基づいてトナー消費量を算出する方法である。現像装置2内のトナー濃度は、制御部251により好ましい値となるように制御されている。一方、トナーカートリッジ98内のトナー残量が少なくなると、現像装置2に十分なトナーが補給されなくなる。これにより、現像装置2内のトナー濃度が一定に保たれず、徐々に減少する。このため、トナーカートリッジ98内の補給トナーが空になり、現像装置2内へのトナー補給ができなくなった状態において、現像装置2内のトナー濃度に基づいて、トナー消費量を推定することが可能である。
この場合、現像装置2内のトナー濃度の変化量を、消費されたトナー量に換算することによりトナー消費量を算出する。トナー濃度の変化量は、例えば予め定められた複数の閾値と現像装置2内のトナー濃度とを比較することにより特定すればよい。
これら、第1〜第3の算出方法は、単独で使用してもよいものの、下記のように、適宣組み合わせて使用することが好ましい。例えば、トナー残量推定部265は、トナーカートリッジ98に収容可能な最大のトナー量の30%にトナー残量が達するまでは、第2の算出方法でトナー消費量を算出し、トナーカートリッジ98に収容可能な最大のトナー量の10〜30%の範囲にトナー残量が達しているときは、第1の算出方法でトナー消費量を算出し、トナーカートリッジ98に収容可能な最大のトナー量の5〜10%の範囲にトナー残量が達しているときは、第3の算出方法でトナー消費量を算出する。
トナー残量推定部265は、上記のように、各トナーカートリッジ98のトナー残量を推定できるので、トナー残量検出部267として使用することも可能である。
トナー残量判定部266は、画像形成ステーションP1〜P4(黒、シアン、マゼンタ、イエロー)の各トナー残量検出部267(圧電センサ416、トナー濃度センサ235)からの検出信号に基づいて、画像形成ステーションP1〜P4におけるトナー残量を判定する。
記憶部252は、制御部251が実行するプログラム、画像形成装置100に入力される各種データ、および画像形成装置100にておいて作成される各種データを記憶する。この各種データには、表示データ生成部253によって生成されるデータも含まれる。
記憶部252は、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R/Blu−ray等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
表示データ生成部253は、表示制御部262からの指示に応じて、表示部204に表示されるデータを適宜生成する。通信部254は、ネットワーク101を介して、外部の装置と通信する。
画像処理部256は、画像読取部255から入力される画像データに対して、シェーディング補正などの各種の処理を施す。
画像形成部257は、図2に示した画像形成ステーションP1〜P4、中間転写ベルトユニット6、トナーカートリッジ98および露光ユニット8を含む構成に相当する。画像形成部257は、画像処理部256にて処理された画像データに基づいて、例えば給紙カセット81から供給される用紙上にトナーの画像を形成する。
また、画像形成部257はトナー残量検出部267を備えている。トナー残量検出部267は、中間ホッパ401に設けられた圧電センサ416、または現像槽234に設けられたトナー濃度センサ235、またはこれら圧電センサ416およびトナー濃度センサ235である。
定着部258は、図2に示した定着ユニット7に相当し、画像形成部257に形成されたトナー画像を用紙に定着させる。
画像読取部255は、原稿読取ユニット30に相当し、原稿の画像を読み取って画像データを作成する。
制御部259は周辺装置60の動作を制御する。周辺装置60は、例えば、画像形成ユニット20から出力された印刷物を仕分けしたりステイプルしたりする後処理装置である。
上記の構成において、消耗品としてのトナーカートリッジ98の発注に関する画像形成装置100の動作について以下に説明する。
図18は、画像形成装置100における消耗品としてのトナーカートリッジ98の発注に関する動作を示すフローチャートである。図18に示すように、トナー残量判定部266は、画像形成ステーションP1〜P4(黒、シアン、マゼンタ、イエロー)の各トナー残量検出部267からの検出信号に基づいて、画像形成ステーションP1〜P4におけるトナー残量を監視する(S11)。この動作では、いずれかの画像形成ステーションP1〜P4のトナー残量が、ユーザに対してトナーカートリッジ98の発注問合せをすべき所定の閾値以下になったか否かを判定する(S12、第1の判定動作)。
ここで、上記トナー残量は、トナー残量検出部267としての圧電センサ416にて検出される中間ホッパ401内のトナー残量である。あるいは、トナー濃度センサ235にて検出される現像槽234内のトナー残量である。あるいは、これら両方のトナー残量である。上記所定の閾値は、圧電センサ416の検出結果に対応するもの、およびトナー濃度センサ235の検出結果に対応するものがあり、これらがあらかじめ記憶部252に記憶されている。したがって、トナー残量判定部266は、それら所定の閾値を記憶部252から読み出して、各検出結果と比較する。
また、トナー残量が所定の閾値以下になった状態とは、トナー残量の減少に伴ってトナー補給制御部264によるトナー補給制御を行ったにも拘わらず、中間ホッパ401内のトナー残量、あるいは現像槽234内のトナー残量が所定の閾値以下となった状態である。
なお、圧電センサ416にて検出されるトナー残量とナー濃度センサ235にて検出されるトナー残量とのいずれか一方のみを所定の閾値と比較してトナー残量が所定の閾値以下になったか否かを判定する場合には、圧電センサ416にて検出されるトナー残量を採用するのが好ましい。これは、現像槽234内のトナー残量(トナー濃度センサ235の検出結果)を採用するよりも中間ホッパ401内のトナー残量(圧電センサ416の検出結果)を採用する方が、トナーカートリッジ98を交換するまでの時間的余裕が得られ易いためである。
トナー残量判定部266によるS12での判定の結果、いずれのトナー残量も所定の閾値以下でなければS11に戻る。一方、いずれかのトナー残量が所定の閾値以下であれば、トナー残量判定部266は、黒、シアン、マゼンタ、イエローのトナーカートリッジ98のうち、トナー残量が所定の閾値以下となったトナーのトナーカートリッジ98を特定する(S13)。
次に、表示制御部262は、S13においてトナー残量判定部266により特定されたトナーカートリッジ98について、操作パネル50の表示部204に図11に示すトナーカートリッジ発注問合せ第1画面(第1の表示)を表示させる(S14)。この表示は例えばポップアップ表示にて行われる。
トナーカートリッジ発注問合せ第1画面には、S13にて特定されたトナーカートリッジ98のトナーが少なくなっていることが表示される。図11の例では、イエロートナーが少なくなっていることが表示されている。また、トナーカートリッジ発注問合せ第1画面には、トナーが少なくなっているトナーカートリッジ98を、今すぐ購入するか、あとで購入するか、あるいは詳細を確認するかの選択をユーザに求める表示が行われる。これに伴い、「今すぐ購入する」、「あとで購入する」、「詳細を確認する」の選択ボタンが表示される。ユーザは、イエロートナーが少なくなっているというメッセージの詳細を知りたい場合に、「詳細を確認する」を選択する。
次に、トナーカートリッジ発注問合せ第1画面において、「今すぐ購入する」が選択されると(S15)、表示制御部262は、図15に示す発注内容入力画面を表示部204に表示させる(S16)。
発注内容入力画面には、S13において特定されたトナーカートリッジ98、ここではイエローのトナーカートリッジ98についての購入本数の入力を要求するメッセージが表示される。また、各色のトナーカートリッジ98についての購入本数の入力領域が表示される。さらに、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(B1,B2)の各トナーカートリッジ98のトナー残量が表示される。各トナーカートリッジ98のトナー残量は、トナー残量推定部265が求めたものであり、表示制御部262は、トナー残量推定部265から得た情報を各トナーカートリッジ98のトナー残量を発注内容入力画面に反映させる。
次に、発注内容入力画面において、S13にて特定されたトナーカートリッジ98についての購入本数が入力されると(S17)、表示制御部262は、図16に示す発注内容設定画面を表示部204に表示させる(S18)。
発注内容確認画面には、S13において特定されたトナーカートリッジ98(イエローのトナーカートリッジ98)について、1本の購入が設定されたことを示すメッセージが表示される。また、この設定でよければ、購入することの選択をユーザに求めるメッセージが表示される。また、この表示に伴い、「購入する」の選択ボタンが表示される。さらに、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(B1,B2)の各トナーカートリッジ98のトナー残量、各トナーカートリッジ98の購入(発注)本数の一覧(購入本数が入力された購入本数の入力領域)が表示される。
次に、発注内容確認画面において、「購入する」が選択されると(S19)、発注制御部263は、発注内容確認画面において設定されている発注内容により、通信部254を通じて販売会社の管理サーバ103に対してトナーカートリッジ98を発注する(S20)。
次に、表示制御部262は、図17に示す発注完了通知画面を表示部204に表示させる(S21)。発注完了通知画面には、正常にトナーカートリッジの発注が完了したこと、および初期画面を表示することを示すメッセージが表示される。
その後、表示制御部262は、初期画面を表示部204に表示させて(S22)、処理を終了する。
一方、S14において表示されたトナーカートリッジ発注問合せ第1画面において、「今すぐ購入する」が選択されず(S15)、「詳細を確認する」が選択されると(S23)、表示制御部262は、図12に示す詳細確認画面を表示部204に表示させる(S24)。
詳細確認画面には、S13にて特定されたトナーカートリッジ98(イエローのトナーカートリッジ98)のトナーが少なくなっていることを示すメッセージ、およびイエロー、マゼンタ、シアン、黒(B1,B2)の各トナーカートリッジ98のトナー残量が表示される。また、S13にて特定されたトナーカートリッジ98(イエローのトナーカートリッジ98)の購入依頼履歴情報(発注履歴情報)が表示される。この購入依頼履歴情報には、時系列(上位ほど新しい日時)による購入依頼の日時、購入本数および購入間隔(日/本)が表示されている。
上記購入依頼履歴情報は、記憶制御部261により作成され、記憶部252に記憶されている。表示制御部262は詳細確認画面を表示する場合に、購入依頼履歴情報を記憶部252から読み出し、詳細確認画面に反映させる。
購入間隔(日/本)は、イエローのトナーカートリッジ98について購入依頼した日の間隔を購入した本数で割った値であり、イエローのトナーカートリッジ98について1本当たり何日使用できたかの目安となる。図12の例では、過去に6本購入して、1本当たり53日間使用できたことが示されている。
詳細確認画面には、さらに、画像形成装置100がトナー残量の再確認動作を行うために、ユーザが画像形成装置100に対して行うべき操作、すなわちトナー残量再確認起動操作(消耗品残量再確認起動操作)の内容が表示される。このトナー残量再確認起動操作については、複数種類のものが示されている。具体的には、
(1)画像形成装置100の主電源スイッチをオフにした後、オンにする操作
(2)第1開閉扉122を開いた後、閉じる操作
(3)トナーカートリッジ98をトナーカートリッジ装着位置121から取り出し、3回〜5回振った後、トナーカートリッジ装着位置121に戻す操作
が示されている。
(1)画像形成装置100の主電源スイッチをオフにした後、オンにする操作
(2)第1開閉扉122を開いた後、閉じる操作
(3)トナーカートリッジ98をトナーカートリッジ装着位置121から取り出し、3回〜5回振った後、トナーカートリッジ装着位置121に戻す操作
が示されている。
上記(2)および(3)のトナー残量再確認起動操作は、いずれも第1開閉扉122の開閉を伴うものである。したがって、発注制御部263は、上記(2)または(3)のトナー残量再確認起動操作が行われたことを、第1安全スイッチ125の例えばオンおよびオフによって検出することができる。また、上記(3)のトナー残量再確認起動操作は、装着検出スイッチ128の例えばオフおよびオンによって検出することができる。なお、上記(1)のトナー残量再確認起動操作が行われたことは主電源スイッチ127のオフおよびオンによって検出することができる。
また、上記(1)のトナー残量再確認起動操作は、画像形成装置100の稼動停止(電源オフ)および再度の起動(電源オン)を伴うものであり、上記(2)および(3)のトナー残量再確認起動操作は、少なくとも画像形成部257の稼動停止(電源オフ)および再度の起動(電源オン)を伴うものである。したがって、表示制御部262は、詳細確認画面の表示に基づいて、ユーザによりいずれかのトナー残量再確認起動操作が行われると(S25)、図13に示す起動中通知画面を表示部204に表示させる(S26)。この起動中通知画面は、画像形成装置100が起動中であることをユーザに知らせるものである。
なお、図12に示した詳細確認画面では、購入依頼履歴情報におけるイエローのトナーカートリッジ98の購入間隔(日/本)について、過去の平均が1本当たり53日間使用可能であった(53日/本)のに対し、今回は35日/本となっている。したがって、ユーザは、購入依頼履歴情報からトナーカートリッジ98内にはまだイエロートナーが残っていると予想する。この予想に基づき、ユーザは、例えば上記(3)のトナー残量再確認起動操作を行って、画像形成装置100にトナー残量の再確認動作を行わせることが考えられる。
一方、トナー残量判定部266は、S25においていずれかのトナー残量再確認起動操作が行われたことを検出すると、S12において所定の閾値以下と判定されたトナーのトナー残量について、今回も所定の閾値以下か否かを判定する(S27、第2の判定動作)。
S27の判定の結果、上記トナー残量が今回も所定の閾値以下であれば、表示制御部262は、S13において特定されたトナーカートリッジ98(イエローのトナーカートリッジ98)について、操作パネル50の表示部204に、図14に示すトナーカートリッジ発注問合せ第2画面(第2の表示)を表示させる(S28)。この表示は例えばポップアップ表示にて行われる。
トナーカートリッジ発注問合せ第2画面には、S13にて特定されたトナーカートリッジ98(イエローのトナーカートリッジ98)のトナーが少なくなっていることを示すメッセージが表示される。また、イエローのトナーカートリッジ98を、今すぐ購入するか、あとで購入するかの選択をユーザに求めるメッセージが表示される。この表示は、イエローのトナーカートリッジ98の購入をユーザに促すものである。また、この表示に伴い、トナーカートリッジ発注問合せ第2画面には、「今すぐ購入する」、「あとで購入する」の選択ボタンが表示される。
次に、トナーカートリッジ発注問合せ第2画面において、「今すぐ購入する」が選択されると(S29)、表示制御部262は、S16に進んで図15に示す発注内容入力画面を表示部204に表示させる。その後は、前述のように、S16以下の処理が行われる。
一方、S23において「詳細を確認する」が選択されず、S30において「あとで購入する」が選択された場合、およびS29において「今すぐ購入する」が選択されず、S30において「あとで購入する」が選択された場合には、S22に進む。この場合、表示制御部262は、初期画面を表示部204に表示させて(S22)、処理を終了する。
また、S30において「あとで購入する」が選択されなかった場合には、S15に戻りS15以下の処理が行われる。
なお、図18に基づく説明では、画像形成装置100によるイエローのトナーカートリッジ98の発注動作について説明したが、単数あるいは複数の他の色のトナーカートリッジ98の発注動作についても同様にして行うことができる。
ここで、トナーカートリッジ98を購入した場合のトナーカートリッジ98の梱包材について示す。図19は、画像形成装置100の発注動作によって購入されるトナーカートリッジ98の梱包材501の一例を示す斜視図である。
トナーカートリッジ98には、商品およびサービスのライフサイクル全体(原料調達から廃棄・リサイクルまで)で排出される温室効果ガスを二酸化炭素の量に換算した換算値を示すカーボンフットプリントマーク(登録商標)が付されていてもよい。図19に示す梱包材501には、カーボンフットプリントマーク502が付記されている。これにより、環境意識の高いユーザに対して、トナーカートリッジ98の製造メーカが温室効果ガス削減に積極的に取り組んでいることを容易に示すことができる。なお、カーボンフットプリントマーク502は、トナーカートリッジ98自体に付記されていてもよい。
また、梱包材501には、カーボンフットプリントマーク502に加えて、カーボンフットプリントマークの説明文が付記されていてもよい。図19の例では、トナーカートリッジ98の梱包材501の領域503に上記説明文が付記されている。これにより、特に環境意識の高いユーザに対して、温室効果ガス削減に取り組んでいる消耗品メーカであることを容易に示すことができ、安心感を与えることができる。また、環境意識の低いユーザに対しては、温室効果ガスを削減することの重要性に気付かせてこれを促すことができ、延いては地球温暖化防止に貢献することができる。
上記のような対応により、画像形成装置メーカおよび消耗品(例えばトナーカートリッジ98)のメーカは、環境に取り組んでいることをユーザにアピールでき、消耗品購入のリピート向上につなげることができる。
さらに、購入したトナーカートリッジ98にカーボンオフセットクレジットが付与されている場合には、特に電源供給能力の不安定な地域や国々、また、温室効果ガスの発生を抑制する必要のある地域や国々に対して、環境に優しい再生可能エネルギーの設置資金の提供が可能となる。
また、再生可能エネルギーの設置資金以外にも、再生可能エネルギー(自然エネルギー)の技術開発、再生可能エネルギーの運転、送電網の整備、技術供与に関する援助やその他種々の税金などに充当される費用であってもよい。
最後に、図10に示した画像形成装置100の各ブロック、特に制御部251は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像形成装置100は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像形成装置100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像形成装置100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像形成装置100を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、消耗品を使用する複合機やプリンタに利用することができる。
2 現像装置
3 感光体ドラム
20 画像形成ユニット
30 原稿読取ユニット
50 操作パネル
60 周辺機器
98 トナーカートリッジ(消耗品)
100 画像形成装置
101 ネットワーク
102 管理サーバ
103 管理サーバ
111 駆動軸
112 連結受け穴
121 トナーカートリッジ装着位置
122 第1開閉扉
124 第2開閉扉
125 第1安全スイッチ(開閉検知手段)
126 第2安全スイッチ
127 主電源スイッチ
128 装着検出スイッチ(消耗品配置状態検知手段)
200 トナーボトル
201 排出口
202 連結部
204 表示部(表示装置)
205 入力部
235 トナー濃度センサ(検出手段)
252 記憶部
257 画像形成部
261 記憶制御部
262 表示制御部
263 発注制御部
264 トナー補給制御部
265 トナー残量推定部
266 トナー残量判定部(消耗品残量判定部)
267 トナー残量検出部(検出手段)
300 ボトル保持部材
301 シャッタ
302 トナー補給口
400 トナー補給装置
401 中間ホッパ
402 トナー搬送路
416 圧電センサ(検出手段)
501 梱包材
502 カーボンフットプリントマーク
3 感光体ドラム
20 画像形成ユニット
30 原稿読取ユニット
50 操作パネル
60 周辺機器
98 トナーカートリッジ(消耗品)
100 画像形成装置
101 ネットワーク
102 管理サーバ
103 管理サーバ
111 駆動軸
112 連結受け穴
121 トナーカートリッジ装着位置
122 第1開閉扉
124 第2開閉扉
125 第1安全スイッチ(開閉検知手段)
126 第2安全スイッチ
127 主電源スイッチ
128 装着検出スイッチ(消耗品配置状態検知手段)
200 トナーボトル
201 排出口
202 連結部
204 表示部(表示装置)
205 入力部
235 トナー濃度センサ(検出手段)
252 記憶部
257 画像形成部
261 記憶制御部
262 表示制御部
263 発注制御部
264 トナー補給制御部
265 トナー残量推定部
266 トナー残量判定部(消耗品残量判定部)
267 トナー残量検出部(検出手段)
300 ボトル保持部材
301 シャッタ
302 トナー補給口
400 トナー補給装置
401 中間ホッパ
402 トナー搬送路
416 圧電センサ(検出手段)
501 梱包材
502 カーボンフットプリントマーク
Claims (7)
- 画像形成装置が使用する消耗品の残量を検出する検出手段と、
前記検出手段にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1の判定動作を行い、表示装置での第1の表示の後に、第2の判定動作を行うためのユーザ操作として指定された消耗品残量再確認起動操作の有無を判定し、前記消耗品残量再確認起動操作が行われた場合に、前記検出手段にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する前記第2の判定動作を行う消耗品残量判定部と、
前記第1の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品が少なくなっていることを示す前記第1の表示を前記表示装置に行わせ、前記第2の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品の購入を促す第2の表示を前記表示装置に行わせる表示制御部と、
前記第2の表示に基づき、ユーザからの発注指示の入力が行われたときに、前記消耗品についてのユーザの発注内容を示す発注情報を出力する発注制御部とを備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記表示制御部は、前記第1の表示の後に、前記消耗品残量再確認起動操作をユーザに要求する表示、および前記消耗品残量再確認起動操作の内容を示す表示を前記表示装置に行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記消耗品残量再確認起動操作は前記表示装置に複数表示され、前記消耗品残量判定部は、それら消耗品残量再確認起動操作のうちの少なくとも一つが行われたときに、消耗品残量再確認起動操作が行われたと判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置の消耗品についての発注内容および発注日についての情報を含む発注履歴情報を作成して記憶装置に保存する記憶制御部を備え、
前記表示制御部は、前記第1の表示の後に、ユーザからの指示入力に応じて、前記発注履歴情報を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記発注履歴情報は、発注日の間隔または発注日の間隔の平均値を示す情報を含んでいることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記の消耗品残量再確認起動操作は、画像形成装置の電源をオフおよびオンする操作、画像形成装置における前記消耗品の所定配置位置の開閉扉の開閉検知手段に、前記開閉扉の開閉を検知させる操作、または画像形成装置における前記消耗品の所定配置位置への配置状態を検知する消耗品配置状態検知手段に、前記所定配置位置から前記消耗品を取り出した後に戻したことを検知させる操作であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置が使用する消耗品の残量を検出する検出工程と、
前記検出工程にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する第1の判定動作を行い、表示装置での第1の表示の後に、第2の判定動作を行うためのユーザ操作として指定された消耗品残量再確認起動操作の有無を判定し、前記消耗品残量再確認起動操作が行われた場合に、前記検出工程にて検出された前記消耗品の残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する前記第2の判定動作を行う消耗品残量判定工程と、
前記第1の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品が少なくなっていることを示す前記第1の表示を前記表示装置に行わせ、前記第2の判定動作において前記消耗品の残量が所定の閾値以下であったときに、ユーザに対して前記消耗品の購入を促す第2の表示を前記表示装置に行わせる表示制御工程と、
前記第2の表示に基づき、ユーザからの発注指示の入力が行われたときに、前記消耗品についてのユーザの発注内容を示す発注情報を出力する発注制御工程とを備えていることを特徴とする画像形成装置の消耗品の発注方法。
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