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JP2013155582A - 車両用キーレスシステム - Google Patents

車両用キーレスシステム Download PDF

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Publication number
JP2013155582A
JP2013155582A JP2012019164A JP2012019164A JP2013155582A JP 2013155582 A JP2013155582 A JP 2013155582A JP 2012019164 A JP2012019164 A JP 2012019164A JP 2012019164 A JP2012019164 A JP 2012019164A JP 2013155582 A JP2013155582 A JP 2013155582A
Authority
JP
Japan
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harness
vehicle
radio signal
connector
vehicle controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP2012019164A
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English (en)
Inventor
Daisaku Nakajima
大策 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2012019164A priority Critical patent/JP2013155582A/ja
Publication of JP2013155582A publication Critical patent/JP2013155582A/ja
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Abstract

【課題】車両ドアの施錠および解錠動作に伴って制御される電気・電子機器から電磁ノイズが発生しても、このノイズによる影響を簡易な手段によって適切に抑制することが可能な車両用キーレスシステムを提供する。
【解決手段】車両用キーレスシステムは、携帯送信器1からの無線信号を受信して車両ドア60の施錠・解錠を制御する車載コントローラ2と、この車載コントローラ2にハーネス4を介して接続され、かつ車両ドア60の施錠および解錠に伴って制御される電磁ノイズ発生源の電気・電子機器3と、を備えており、ハーネス4は、その全長寸法が前記無線信号の波長の正数倍には該当しない寸法とされ、かつこのハーネス4の途中部分には、コネクタ7が介在して設けられて、このコネクタ7から車載コントローラ2までのハーネス部41と、電子機器3までのハーネス部42とに区分されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両のドアの施錠および解錠を遠隔操作で実行可能とする車両用キーレスシステムに関する。
車両用キーレスシステムとしては、携帯送信器から所定の無線信号が送信されると、この無線信号が受信用アンテナを備えた車載コントローラによって受信され、この車載コントローラの制御によって、車両ドアの施錠および解除動作が実行されるように構成されたものがある。このようなシステムでは、たとえば車両のルームランプを車載コントローラに配線接続しておき、車両ドアの施錠および解錠が行なわれる際には、これに伴ってルームランプのオン・オフを実行させるといった制御もよく行なわれる。
しかしながら、前記したようなシステムでは、次のような不具合を生じる場合があった。
すなわち、車両ドアの施錠および解錠に伴ってオン・オフされるルームランプとして、たとえばインバータ方式のLEDランプを用いた場合には、その駆動点灯時に電磁ノイズが発生する。この電磁ノイズは、LEDランプと車載コントローラとを接続するハーネスに伝導するとともに、このハーネスが出力アンテナとなって空中に放射され、車両用キーレスシステムの無線通信エリアに及ぶ場合がある。このような放射ノイズは、たとえば100MHz以上の周波数帯域で強度が高くなり、300MHzをかなり上回る帯域でもその強度が依然として高い場合がある。したがって、このノイズには、車両用キーレスシステムにおいて用いられている無線周波数(たとえば、312.2MHz)と一致した周波数のノイズが含まれる場合がある。このようなノイズが車載コントローラのアンテナで受信されるといった状況は、車両用キーレスシステムを適切に作動させる上で余り好ましいものではなく、この点において改善の余地がある。
なお、従来においては、特許文献1に記載された車両用キーレスシステムがある。同文献に記載されたシステムでは、車両用キーレスシステムで利用されているハーネスが、外来電磁波ノイズを拾うことに起因する不具合を防止するための手段として、ハーネスを利用せず、所定の機器間の通信をたとえば赤外線通信としている。このような手段を採用すれば、ハーネスが撤去されているために、ノイズがハーネスを介して放射される現象は解消される。
ところが、このような手段では、車両搭載機器にたとえば赤外線通信機能を具備させる必要があり、そのコストはかなり高価となる不利がある。
特開平9−41747号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、車両ドアの施錠および解錠動作に伴って制御される車載の電気・電子機器から電磁ノイズが発生した場合であっても、このノイズが携帯送信器と車載コントローラとの間で実行される通信に及ぼす影響を簡易な手段によって適切に抑制することが可能な車両用キーレスシステムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両用キーレスシステムは、所定周波数での無線信号の送信が可能な携帯送信器と、この携帯送信器からの無線信号を受信可能な機能を有し、かつ受信した無線信号に対応して車両ドアの施錠および解錠を制御する車載コントローラと、この車載コントローラにハーネスを介して接続され、かつ前記車両ドアの施錠および解錠に伴って前記車載コントローラによって所定の制御がなされ、電磁ノイズ発生源となる電気・電子機器と、を備えている、車両用キーレスシステムであって、前記ハーネスは、その全長寸法が前記無線信号の波長の正数倍には該当しない寸法とされ、かつこのハーネスの途中部分には、コネクタが介在して設けられて、このコネクタから前記車載コントローラまでの第1ハーネス部と、前記電子機器までの第2ハーネス部とに区分されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、車載コントローラと電気・電子機器とを接続するハーネスの全長寸法は、携帯送信器と車載コントローラとの間で送受される無線信号の波長の整数倍にはない。このため、仮に、電気・電子機器から発生したノイズが前記ハーネスから放射されたとしても、その周波数は、前記無線信号の周波数とは一致しないこととなる。したがって、前記のノイズが前記通信の支障になることは適切に抑制される。特許文献1とは異なり、車両に搭載された電気・電子機器を高額な赤外線通信方式のものにするといった必要はなく、コストの低減化の点においても優れる。
第2に、ハーネスの全長寸法を無線信号の波長の整数倍に該当しないように設定する場合には、第1ハーネス部と第2ハーネス部との両者のうち、いずれか一方の長さを所定の適当な長さに設定すればよい。したがって、ハーネスの全長寸法を本発明が意図する所定の寸法に設定する作業が容易となり、その作業負担・作業コストが小さくなり、より経済性に優れたものとすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両用キーレスシステムの一例を示す概略斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す車両用キーレスシステムは、自動車Cを対象としており、携帯送信器1、車載コントローラ2、ラゲージルームランプとしてのLEDランプ3、このLEDランプ3と車載コントローラ2とを接続するハーネス4、および後述する機器を備えている。LEDランプ3は、インバータ回路を備え、ノイズ発生源となるものであり、本発明でいう「電気・電子機器」の一例に相当する。
携帯送信器1は、たとえば312.2MHzの無線信号出力が可能なものである。車載コントローラ2は、インストルメントパネルの内側に設置されており、携帯送信器1から送信されてきた無線信号を受信可能なアンテナ(図示略)を内蔵している。この車載コントローラ2は、受信した無線信号の認証処理を適正に終えた場合には、各車両ドア60(図示されていないバックドアや、図1の反対サイドのドアも含む)を施錠または解錠させる制御を行なう。車両ドア60の施錠および解錠動作は、ドアロック用モータMのオン・オフ制御により実行される。なお、詳細は省略するが、車載コントローラ2には、たとえば
ターンシグナルランプ51を点滅させるためのフラッシャリレー、カーテシスイッチ、キースイッチ、および後述するルームランプ52なども接続されており、これらも車両ドア60の施錠および解錠動作に対応した制御が適宜行なわれる。ルームランプ52は、電球方式であり、車両用キーレスシステムに悪影響を与える電磁ノイズ発生源には該当しない。
ハーネス4は、車載コントローラ2からピラー61の内側およびルーフパネル62の内側を通ってルーフパネル62の下面部のLEDランプ3に到るように配索されている。LEDランプ3とルームランプ52は、車載コントローラ2によって同時にオン・オフ制御される。このため、ハーネス4には、ルームランプ52用のハーネス49が分岐接続されている。ハーネス4の途中部分にはコネクタ7が介在して設けられており、ハーネス4は、このコネクタ7から車載コントローラ2までの長さL1の第1ハーネス部41と、コネクタ7からLEDランプ3までの長さL2の第2ハーネス部42とに区分されている。コネクタ7は、たとえばピラー61の内側、あるいはインストルパネルの内側などに配されている。
ハーネス4の全長寸法L0(L0=L1+L2)は、携帯送信器1と車載コントローラ2との間で送受される無線信号の波長λの正数倍には該当しない寸法とされているが、本実施形態では、波長λの正数倍の値に、略λ/2の値を加算または減算した寸法とされている(λ/2は、厳密に正確な値ではなく、多少のずれを含んでいてもよい)。具体例を挙げると、本実施形態のシステムで使用される無線周波数が既述した312.2MHzである場合、その波長λは、0.96092mである。ハーネス4の全長寸法L0は、たとえばL0=(λ×4)+(λ/2)の式で求められ(同式の数値「4」は、選択された整数)、約4.323mとされている。この数値は、通常サイズの自動車のラゲージルームに設置されたLEDランプ3とインストルメントパネルの内側の車載コントローラ2とを接続するのに必要かつ十分な長さである。なお、ハーネス4の全長寸法L0は、車載コントローラ2からLEDランプ3までの寸法長であり、ハーネス49の寸法は含まない。
次に、前記した車両用キーレスシステムの作用について説明する。
まず、ハーネス4の全長寸法L0は、携帯送信器1と車載コントローラ2との間で送受される無線信号の波長λの整数倍ではないために、LEDランプ3から電磁ノイズが発生してこれがハーネス4を伝導してから放射されたとしても、このノイズは、前記した無線信号と一致した周波数のノイズを含まないものとなる。とくに、本実施形態では、ハーネス4の全長寸法L0は、波長λの整数倍の値にλ/2を加算しているが、このλ/2は、波長λの整数倍の値に対するずれ量としては最大のずれ量である。このため、ハーネス4から放射されるノイズが、無線信号と一致した周波数のノイズを含まないものとなることがより確実化される。したがって、前記のノイズが車両用キーレスシステムにおける通信の支障になることが適切に抑制される。また、このような通信状況の改善は、ハーネス4の長さの設定により行なうことができるために、コスト的にも有利である。
ハーネス4の全長寸法L0を、前記したような所定の寸法に設定する場合には、第1ハーネス部41および第2ハーネス部42のうち、いずれか一方の長さを所定の適当な長さに設定すればよい。たとえば、多種類の自動車を生産する場合、第1ハーネス部41の寸法L1については、車種を問わずに一定の寸法としておき、車種ごとに第2ハーネス部42の寸法L2を変更して対応するといったことが可能となる。また、ハーネス4を自動車Cに配索した後において、なんらかの事情により全長寸法L0を変更する必要が生じた場合には、第1ハーネス部41および第2ハーネス4のいずれか一方を交換すればよい。このように、本実施形態によれば、ハーネス4の全長寸法L0を所定寸法に設定する作業も容易かつ低コストで行なうことが可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両用キーレスシステムの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
ハーネスは、第1ハーネス部と第2ハーネス部に区分されるが、これらのうちの一方にさらにコネクタを追加して設けることにより、第1ハーネスまたは第2ハーネスをさらに複数に区分した構成とすることも可能である。このような場合であっても、本発明の技術的範囲に包摂される。
本発明において、車載コントローラにハーネス接続された「電磁発生源となる電気・電子機器」は、インバータ方式のLEDランプには限定されず、たとえばモータなどの他の機器も含まれる。なお、前記した「電気・電子機器」は、車両ドアの施錠および解錠に伴って車載コントローラによって制御されるものであり、施錠および解錠そのものを実行するドアロック用モータは含まない。車載コントローラは、携帯送信器からの無線信号を受信可能である必要があるが、受信アンテナを内蔵したものに限らず、受信アンテナが外付けされたものであってもよい。
1 携帯送信器
2 車載コントローラ
3 LEDランプ(電気・電子機器)
4 ハーネス
7 コネクタ
41 第1ハーネス部
42 第2ハーネス部
60 車両ドア

Claims (1)

  1. 所定周波数での無線信号の送信が可能な携帯送信器と、
    この携帯送信器からの無線信号を受信可能な機能を有し、かつ受信した無線信号に対応して車両ドアの施錠および解錠を制御する車載コントローラと、
    この車載コントローラにハーネスを介して接続され、かつ前記車両ドアの施錠および解錠に伴って前記車載コントローラによって所定の制御がなされ、電磁ノイズ発生源となる電気・電子機器と、
    を備えている、車両用キーレスシステムであって、
    前記ハーネスは、その全長寸法が前記無線信号の波長の正数倍には該当しない寸法とされ、かつこのハーネスの途中部分には、コネクタが介在して設けられて、このコネクタから前記車載コントローラまでの第1ハーネス部と、前記電子機器までの第2ハーネス部とに区分されていることを特徴とする、車両用キーレスシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10486623B2 (en) 2017-09-21 2019-11-26 Honda Motor Co., Ltd. Harness routing structure of electric vehicle

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