JP2013133649A - 電子キーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】操作者による電子キーへの操作によって通信対象に配設された機器の操作を確保しつつ、前記機器が単方向リレー方式によって不正に操作されることを防止することができる電子キーシステムを提供する。
【解決手段】車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号を受信したときにIDコードを有するRF信号を車両に送信すると共に、操作者が操作したときにRF信号を車両に送信する電子キー50を有し、車両に、RF信号を受信したときにIDコードの照合が成立した場合、車両に配設されたドアの操作を可能とする機器操作手段26、30が設けられた電子キーシステム1において、電子キーは、LF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、RF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更手段を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号を受信したときにIDコードを有するRF信号を車両に送信すると共に、操作者が操作したときにRF信号を車両に送信する電子キー50を有し、車両に、RF信号を受信したときにIDコードの照合が成立した場合、車両に配設されたドアの操作を可能とする機器操作手段26、30が設けられた電子キーシステム1において、電子キーは、LF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、RF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更手段を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子キーシステム、特に車両の電子キーシステムの技術分野に属する。
例えば自動車等の車両においては、車両と車両の操作者が携帯する電子キーとの間で信号を送受信することによって、車両に配設されたドアの開錠を行うようにした電子キーシステムが広く使用されている。
かかる電子キーシステムとして、車両から送信されたIDコードの返信要求を有するLF帯域の信号(LF信号)を電子キーが受信したときに電子キーからIDコードを有するRF帯域の信号(RF信号)を送信し、このRF信号を車両において受信したときに、IDコードの照合を行い、IDコードの照合が成立した場合にドアの開錠を行うとともに、電子キーに設けられたボタンスイッチが操作されたときにも電子キーからIDコードを有するRF信号を送信し、IDコードの照合が成立した場合にドアの開錠を行うようにしたものが知られている。
前記電子キーシステムでは、車両から送信される信号は、受信可能エリアの狭いLF帯域の電波を用いて送信されるが、電子キーから送信される信号は、車両から送信される信号に応じて送信する場合及び操作者が電子キーのボタンスイッチを操作したときに送信する場合のいずれにおいても、LF帯域の電波に比して受信可能エリアの広いRF帯域の電波を用いて送信されている。
図9は、従来の電子キーシステムにおいて、車両から送信されるLF信号に応じて電子キーからRF信号を送信する場合の動作を説明するための説明図である。図9に示す電子キーシステム100は、車両110にドアリクエストスイッチ111が設けられ、電子キー150を携帯する操作者によってドアリクエストスイッチ111が押されたときに、制御ユニット120によってLF送信部112からIDコードの返信要求を有するLF信号が送信され、LF信号の受信可能エリアA1内に位置する操作者が携帯する電子キー150によってLF信号が受信されたときに、電子キー150からIDコードを有するRF信号が送信される。その場合、RF信号の送信(受信可能)エリアは、LF信号の受信可能エリアA1よりも広いので、電子キー150から送信されたRF信号は、車両110のRF受信部113によって受信され、IDコードの照合が成立すれば、ドアロックアクチュエータ114を駆動させ、ドアの開錠が行われる。
また、図10は、前記電子キーシステムにおいて、操作者が電子キーを操作したときに電子キーからRF信号を送信する場合の動作を説明するための説明図である。電子キーシステム100はまた、操作者が電子キー150に設けられたボタンスイッチを操作することによって、図10に示すように、電子キー150からIDコードを有するRF信号が送信され、RF信号の受信可能エリアA2内に位置するRF受信部113によってRF信号が受信され、IDコードの照合が成立すれば、ドアロックアクチュエータ114を駆動させ、ドアの開錠が行われる。
このような電子キーシステム100では、機械キーを挿入することでドアの開錠を行う場合に比して、操作者による操作を少なくすることができ、利便性の向上を図ることができるので、自動車等の車両において広く使用されている。
しかしながら、車両から送信されるIDコードの返信要求を有するLF信号を単方向リレー方式によって不正にリレーして車両から送信されたLF信号の受信可能エリア外に位置する操作者が携帯する電子キーに送信することにより、車両に配設されたドアなどの機器を不正に操作できる可能性があることもまた理屈上否定し得ない。
図11は、前記電子キーシステムにおいて、単方向リレー方式を用いた車両への不正操作を説明するための説明図である。図11に示すように、単方式リレー方式の第1中継器131を有し、車両110から送信されるLF信号の受信可能エリアA1内に位置する第1不正者と、単方向リレー方式の第2中継器132を有し、前記受信可能エリアA1外にいる電子キー150を有する操作者の近傍に位置する第2不正者とによって車両110への不正操作が行われる。
具体的には、第1不正者がドアリクエストスイッチ111を押すことによって車両110から送信されるIDコードの返信要求を有するLF信号を第1中継器131によって受信し、このLF信号をRF信号へ変調して第2中継器132に送信し、このRF信号を第2中継器132で再びLF信号に変調して送信する。第2中継器132から送信されるLF信号が、第2中継器132から送信されるLF信号の受信可能エリアA3内に位置する操作者の電子キー150によって受信されるときに、電子キー150からIDコードを有するRF信号が送信される。RF信号の送信範囲は広いため、電子キー150が車両110から離れた位置にあっても車両110のRF受信部113によってRF信号を受信することができ、車両110においてIDコードの照合が成立すれば、ドアロックアクチュエータ114が駆動され、ドアの開錠が不正に行われることとなる。
これに対し、例えば特許文献1には、双方向リレー方式の中継器を用いた車両の機器への不正操作に対処するものであるが、車両から送信されるLF信号及び電子キーから送信されるRF信号の信号強度をそれぞれ特定パターンで送信し、IDコードの照合成立に加えて信号強度パターンの照合が成立する場合に、車両の機器への操作を可能とするようにした電子キーシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されるように、車両から送信されるLF信号及び電子キーから送信されるRF信号の信号強度をそれぞれ特定パターンで送信し、IDコードの照合成立に加えて信号強度パターンの照合が成立する場合に車両の機器への操作を可能とする場合、信号強度パターンも複製可能な中継器が使用されると、車両の機器が不正に操作される畏れがある。
また、特許文献1では、双方向リレー方式の中継器を用いた車両の機器への不正操作に対処する電子キーシステムが開示されているが、双方向リレー方式によって車両の機器への不正操作を行うためには、大型で多額のコストがかかる双方向リレー方式の中継器を有する装置を準備する必要があるので、双方向リレー方式の中継器を有する装置は使用される状況には至っていないのが現状である。
これに対し、単方向リレー方式の中継器を有する装置は、双方向リレー方式の装置に比べて低コストで製作することが可能であるので、電子キー150が車両110からのLF信号に応じてRF信号を送信すると共に操作者による操作によってもRF信号を送信し、IDコードの照合が成立した場合に車両110に配設された機器の操作を可能とする電子キーシステム100において、単方向リレー方式による車両110の機器への不正操作を防止することが望まれる。
本発明は、前記技術的課題に鑑みてなされたものであり、操作者による電子キーへの操作によって通信対象に配設された機器の操作を確保しつつ、前記機器が単方向リレー方式によって不正に操作されることを防止することができる電子キーシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に係る発明は、通信対象から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号を受信したときにIDコードを有するRF信号を前記通信対象に送信するとともに、操作者が操作したときにIDコードを有するRF信号を前記通信対象に送信する電子キーを有し、前記通信対象に、前記電子キーから送信されたIDコードを有するRF信号を受信したときに、IDコードの照合を行い、IDコードの照合が成立した場合、前記通信対象に配設された機器の操作を可能とする機器操作手段が設けられた電子キーシステムにおいて、前記電子キーは、前記通信対象から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号に応じて前記電子キーから送信されるIDコードを有するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに前記電子キーから送信されるIDコードを有するRF信号の周波数に対し、前記通信対象において前記電子キーから送信されたIDコードを有するRF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更手段を備えている、ことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記周波数変更手段は、IDコードを有するRF信号の周波数を変更する周波数変更回路と、前記周波数変更回路を短絡する短絡手段とを有し、前記通信対象から送信された前記LF信号に応じて前記電子キーから送信される前記RF信号の周波数を、操作者が操作したときに前記電子キーから送信される前記RF信号の周波数に対し、前記通信対象において前記電子キーから送信された前記RF信号の受信感度が低くなるように変更する、ことを特徴とする。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記通信対象が車両である、ことを特徴とする。
以上の構成により、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、本願の請求項1に係る発明によれば、電子キーは、通信対象から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号に応じて電子キーから送信されるIDコードを有するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに電子キーから送信されるIDコードを有するRF信号の周波数に対し、通信対象において電子キーから送信されたIDコードを有するRF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更手段を備えている。
これにより、通信対象から送信されたLF信号に応じてRF信号が送信される場合、操作者が操作したときにRF信号が送信される場合に比して、RF信号を通信対象において受信することができる受信可能エリアを小さくすることができるので、通信対象から送信されたLF信号が単方向リレー方式によってリレーされて通信対象から離れた位置にある電子キーによって受信された場合においても、電子キーから送信されたRF信号を通信対象において受信することができないようにすることができる。したがって、操作者による電子キーへの操作によって通信対象に配設された機器の操作を確保しつつ、前記機器が単方向リレー方式によって不正に操作されることを防止することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、周波数変更手段は、IDコードを有するRF信号の周波数を変更する周波数変更回路と、周波数変更回路を短絡する短絡手段とを有し、通信対象から送信されたLF信号に応じて電子キーから送信されるRF信号の周波数を、操作者が操作したときに電子キーから送信されるRF信号の周波数に対し、通信対象において電子キーから送信されたRF信号の受信感度が低くなるように変更することにより、電子キーから送信されるRF信号の周波数を比較的簡単な手段によって変更することができ、回路を複雑化させることなく低コストで、前記効果を具体的に実現することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、通信対象が車両であることにより、車両の電子キーシステムにおいて、前記効果を有効に奏することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子キーシステムの構成を示す図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る電子キーシステム1は、車両10に搭載される車載機20と、車両10の所有者である操作者が携帯する電子キー50とから構成されている。
車載機20は、IDコードの返信要求を有するLF信号を送信するためのLF送信部22と、LF送信部22に接続されたLF送信アンテナ23と、電子キー50から送信されたIDコードを有するRF信号を受信するためのRF受信部24と、RF受信部24に接続されたRF受信アンテナ25とを有している。
LF送信アンテナ23は、これに限定されるものではないが、車室外に車両10から送信されるLF信号の受信可能エリアを形成するために運転席側のドア、助手席側のドア及びトランクリッドにそれぞれ配設されるとともに、車室内に車両10から送信されるLF信号の受信可能エリアを形成するために車室内の前部席の中央及び後部席の中央の下にそれぞれ配設されている。
車載機20はまた、ドアの開錠を行うために運転席側のドアに設けられたドアリクエストスイッチ21と、車両10に配設されたドアなどの機器を総合的に制御する車載機制御ユニット30とを有し、車載機制御ユニット30には、ドアリクエストスイッチ21が押されたときにON信号が入力されるとともに、RF受信アンテナ25を通じてRF受信部24にRF信号が受信されたときにRF信号が入力されるようになっている。
車載機制御ユニット30はまた、ドアリクエストスイッチ21からON信号が入力されたときに、LF送信部22を制御して、LF送信アンテナ23を通じてIDコードの返信要求を有するLF信号を送信することができるようになっている。
また、車載機制御ユニット30は、IDコードを記憶する車載機IDコード記憶部(不図示)を有し、電子キー50から送信されたIDコードを有するRF信号が入力されたときに、RF信号のIDコードと前記車載機IDコード記憶部に記憶されたIDコードとの照合を行い、IDコードが一致してIDコードの照合が成立する場合、ドアロックアクチュエータ27を駆動させ、ドアを開錠することができるようになっている。
一方、電子キー50は、車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号を受信するためのLF受信部52と、LF受信部52に接続されたLF受信アンテナ53と、IDコードを有するRF信号を送信するためのRF送信部54と、RF送信部54に接続されたRF送信アンテナ55とを有するとともに、ドアを開錠するためのボタンスイッチ51とを有している。
電子キー50はまた、電子キー50に関連する構成を制御する電子キー制御ユニット60を有し、電子キー制御ユニット60は、車載機制御ユニット30に記憶されたIDコードと同一のIDコードを記憶する電子キーIDコード記憶部(不図示)を有している。電子キー制御ユニット60には、ボタンスイッチ51が押されるとON信号が入力されるとともに、LF受信アンテナ53を通じてLF受信部52にLF信号が受信されたときにLF信号が入力されるようになっている。
電子キー制御ユニット60はまた、RF送信部54を制御して、車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号が入力されたときに、RF送信アンテナ55を通じてIDコードを有するRF信号を送信するとともに、ボタンスイッチ51からON信号が入力されたときに、RF送信アンテナ55を通じてIDコードを有するRF信号を送信することができるようになっている。なお、車載機制御ユニット30及び電子キー制御ユニット60は、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成されている。
このように、電子キーシステム1では、通信対象としての車両10に、電子キー50から送信されたIDコードを有するRF信号を受信したときに、IDコードの照合を行い、IDコードの照合が成立した場合、車両10に配設されたドアなどの機器の操作を可能とする機器操作手段が設けられている。なお、車両10に配設された機器がドアである場合、前記機器操作手段は、車載機制御ユニット30及びドアロックアクチュエータ26によって構成されている。
本実施形態ではまた、後述するように、電子キー50は、車両10から送信されたLF信号に応じて電子キー50からIDコードを有するRF信号を送信する場合、操作者が操作したときに電子キー50からIDコードを有するRF信号を送信する場合に対し、車両10において電子キー50から送信されたIDコードを有するRF信号の受信感度が低くなるように周波数を変更する周波数変更手段を備えている。
図2は、前記電子キーシステムにおいて、車両から送信されたLF信号に応じて電子キーからRF信号を送信する場合のタイムチャートを示す図である。図2に示すように、電子キーシステム1では、ドアリクエストスイッチ21が押されてON信号が車載機制御ユニット30に入力されると、車両10のLF送信部22からIDコードの返信要求を有するLF信号が送信され、LF信号が電子キー50のLF受信部52に受信されて電子キー制御ユニット60に入力されると、電子キー50のRF送信部54からIDコードを有するRF信号が送信される。
そして、RF信号が車両10のRF受信部24に受信されて車載機制御ユニット30に入力されると、車載機制御ユニット30に記憶されたIDコードとRF信号のIDコードとの照合が行われ、IDコードの照合が成立すれば、ドアロックアクチュエータ26が駆動され、ドアの開錠が行われる。
図3は、前記電子キーシステムにおいて、操作者が電子キーを操作したときに電子キーからRF信号を送信する場合のタイムチャートを示す図である。図3に示すように、電子キーシステム1ではまた、電子キー50に配設されたボタンスイッチ51が操作者によって押されてON信号が電子キー制御ユニット60に入力されると、電子キー50のRF送信部54からIDコードを有するRF信号が送信される。
そして、RF信号が車両10のRF受信部24に受信されて車載機制御ユニット30に入力されると、車載機制御ユニット30に記憶されたIDコードとRF信号のIDコードとの照合が行われ、IDコードの照合が成立すれば、ドアロックアクチュエータ26が駆動され、ドアの開錠が行われる。
図4は、車両から送信されたLF信号に応じてRF信号を送信する場合及び操作者が操作したときにRF信号を送信する場合について、RF信号の送信出力とRF受信部の受信感度を示すグラフである。図4に示すように、電子キーシステム1では、操作者がボタンスイッチ51を押して電子キー50に操作したときに電子キー50からIDコードを有するRF信号を送信する場合、最高送信出力がP1で最高送信出力となる周波数がf1であるRF信号(図4のラインL1参照)が送信され、車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号に応じて電子キー50からIDコードを有するRF信号を送信する場合には、最高送信出力がP1で最高送信出力となる周波数がf1から所定量変更したf2であるRF信号(図4のラインL2参照)が送信される。
図4では、車両10のRF受信部24から所定距離にある電子キー50から送信されたRF信号の受信感度が示されているが、図4に示すように、RF受信部24では、電子キー50から送信されるRF信号の周波数がf1である場合にRF信号の受信感度が最高になるように設定されている。
これにより、車両10におけるRF信号の受信感度は、電子キー50から送信されるRF信号の周波数がf1である場合は最高受信感度S1であるが、RF信号の周波数をf1から所定量変更したf2では最高受信感度S1よりも低い受信感度S2になる。図4では、RF受信部24における受信感度が低くなるようにRF信号の周波数をf1より低い周波数f2に変更しているが、RF信号の周波数をf1より高い周波数に変更して車両10における受信感度を低くするようにしてもよい。
電子キーシステム1では、RF受信部24におけるRF信号の受信感度が所定感度S0以上である場合に、電子キー制御ユニット60においてRF信号を受信して識別することができるようになっており、操作者が操作したときに電子キー50から送信されるRF信号の周波数f2は、車両10においてRF信号の受信感度が所定感度S0より低くなるように好適に設定される。
電子キー50には、車両10から送信されたLF信号に応じて送信するRF信号の周波数f2を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数f1に対し、車両10において電子キー50から送信されたRF信号の受信感度が低くなるように所定量変更する周波数変更手段としての周波数変更機構が備えられ、RF信号の周波数を変更することができるようになっている。
図5は、電子キーから送信されるRF信号の周波数変更機構を説明するための説明図であり、図5では、電子キー50においてボタンスイッチ51及びRF送信部54に関連する構成について示している。図5に示すように、電子キー50では、電源56とグランドとの間に抵抗57とボタンスイッチ51とが直列に接続され、抵抗57とボタンスイッチ51との間を流れる電流値が電子キー制御ユニット60に入力され、電子キー制御ユニット60においてボタンスイッチ51が押されたか否かが判定される。
電子キー50ではまた、RF送信アンテナ55に接続されたRF送信部54に、並列に接続されたインダクタンスLを有するコイル58と電気容量C1を有する第1コンデンサ59とを有し、所定の送信出力でIDコードを有するRF信号を発生する発振回路が設けられている。
前記発振回路にはまた、IDコードを有するRF信号の周波数を変更する周波数変更回路として電気容量C2を有する第2コンデンサ61と、第2コンデンサ61を短絡する短絡手段として短絡スイッチ62とが設けられている。
電子キー50では、電子キー制御ユニット60においてボタンスイッチ51が押されたと判定されたときに、電子キー制御ユニット60によって、前記発振回路から所定の送信出力を有するRF信号が発生されるとともに、短絡スイッチ62がON状態にされて第2コンデンサ62が短絡されるようになっている。これにより、電子キー50では、操作者がボタンスイッチ51を操作したときに、所定の送信出力を有するRF信号がコイル58及び第1コンデンサ59によって決定される共振周波数f1で送信されるようになっている。
一方、車両10から送信されたLF信号に応じてRF信号を送信する場合、ボタンスイッチ51が押されていないので、短絡スイッチ62によって第2コンデンサ61が短絡されず、所定の送信出力を有するRF信号がコイル58、第1コンデンサ59及び第2コンデンサ61によって形成される共振周波数f2に変更されて送信されることとなる。
前述したように、車両10のRF受信部24は、RF信号の周波数がf1である場合に受信感度が最高となるように設定されているので、RF信号の送信出力が同一である場合、周波数f1に対して所定量変更した周波数f2でRF信号が送信された際には、車両10のRF受信部24において受信感度が低くなる。
すなわち、操作者による電子キー50への操作によって電子キー50から送信されるRF信号の周波数f1に対し、車両10においてRF信号の受信感度が低くなるように車両10から送信されたLF信号に応じて電子キー50から送信されるRF信号の周波数をf2に変更した場合には、車両10においてRF信号を受信して識別することができる受信可能エリアが小さくなることとなる。
なお、電子キー50には、周波数変更回路61、短絡スイッチ62及び電子キー制御ユニット60によって、車両10から送信されたLF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、車両10において電子キー50から送信されたRF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更機構65が構成されている。
このように、車両10から送信されたLF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、車両10においてRF信号の受信感度が低くなるように変更した場合においても、電子キー50を携帯する操作者が車両10の近傍に位置する場合には、電子キー50から送信されるRF信号を車両10のRF受信部24によって受信して識別することができるので、ドアの開錠を行うことが可能である。
また、車両10から送信されるLF信号の受信可能エリア外で車両10から遠く離れた操作者による操作によってボタンスイッチ51が押されて電子キー50からRF信号が送信される場合においても、車両10から送信されたLF信号に応じて電子キー50からRF信号が送信される場合に比して、車両10においてRF信号の受信感度が高いので、電子キー50から送信されるRF信号を車両10において受信して識別することができ、ドアの開錠を行うことが可能である。
一方、図6は、前記電子キーシステムにおいて、車両から送信されたLF信号が単方向リレー方式を用いてリレーされた場合の動作を説明するための説明図である。図6に示すように、単方向リレー方式の第1中継器41を有し、車両10から送信されるLF信号の受信可能エリアA1内に位置する第1不正者と、単方向リレー方式の第2中継器42を有し、受信可能エリアA1外にいる電子キー50を有する操作者の近傍に位置する第2不正者とによって車両10から送信されるLF信号が単方向リレー方式によって不正にリレーされた場合には、電子キー50から送信されるRF信号が車両10に到達することができるものの、車両10においてRF信号を受信して識別することができる受信可能エリアは、車両10から送信されたLF信号に応じて送信される場合の受信可能エリアA4が操作者による操作によって送信される場合の受信可能エリアA5に比して小さく形成されているので、電子キー50から送信されるRF信号を車両10において受信して識別することができず、ドアの開錠などの車両10の機器への不正操作を防止することができる。
図7は、電子キーの制御フローチャートを示す図である。図7に示すように、電子キー50では、先ず、ステップS1において電子キー50に関連する構成の各種信号の読込みが行われる。具体的には、ボタンスイッチ51からの信号及びLF受信部52からの信号の読込みが行われる。
次に、ステップS2において、電子キー50のボタンスイッチ51がONであるか否かが判定され、ボタンスイッチ51が操作者による操作によって押されてON信号が入力されたか否かが判定される。ステップS2での判定結果がイエス(YES)の場合、すなわち、電子キー50のボタンスイッチ51がONである場合、電子キー50からIDコードを有するRF信号を第1周波数f1で送信する(ステップS3)。
一方、ステップS2での判定結果がノー(NO)の場合、すなわち、電子キー50のボタンスイッチ51がONでない場合、ステップS4において、電子キー50が車両10からのLF信号を受信したか否かが判定され、電子キー50が車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号を受信したか否かが判定される。
ステップS4での判定結果がイエスの場合、すなわち、電子キー50が車両10からのLF信号を受信した場合、電子キー50からIDコードを有するRF信号を、第1周波数f1に比して車両10において電子キー50から送信されたIDコードを有するRF信号の受信感度が低い第2周波数f2で送信する(ステップS5)。一方、ステップS4での判定結果がノーの場合、すなわち、電子キー50が車両10からのLF信号を受信していない場合、電子キー50からIDコードを有するRF信号を送信しない。
このように、本実施形態に係る電子キーシステム1では、電子キー50は、車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号に応じて電子キー50から送信されるIDコードを有するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに電子キー50から送信されるIDコードを有するRF信号の周波数に対し、車両10において電子キー50から送信されたIDコードを有するRF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更手段65を備えている。
これにより、車両10から送信されたLF信号に応じてRF信号が送信される場合、操作者が操作したときにRF信号が送信される場合に比して、RF信号を車両10において受信することができる受信可能エリアを小さくすることができるので、車両10から送信されたLF信号が単方向リレー方式によってリレーされて車両10から離れた位置にある電子キー50によって受信された場合においても、電子キー50から送信されたRF信号を車両10において受信することができないようにすることができ、車両10に配設されたドアが不正に操作されることを防止することができる。
一方、車両10から離れた位置にいる操作者の操作によってボタンスイッチ51が押されて電子キー50からRF信号が送信される場合には、RF信号を車両10において受信して識別することができる受信可能エリアA5は、車両10から送信されたLF信号に応じて電子キー50から送信されるRF信号を車両10において受信して識別することができる受信可能エリアA4に比して大きく形成されているので、RF信号を車両10において受信することができ、車両10に配設されたドアの開錠を行うことができる。したがって、操作者による電子キー50への操作によって車両10に配設された機器の操作を確保しつつ、前記機器が単方向リレー方式によって不正に操作されることを防止することができる。
前記電子キーシステム1では、周波数変更手段としての周波数変更機構65は、ボタンスイッチ51が押されたときに短絡スイッチ62をON状態にして周波数変更回路としての第2コンデンサ61を短絡させることにより、車両10から送信されたLF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、車両10においてRF信号の受信感度が低くなるように変更しているが、通常時に短絡スイッチ62をON状態にして第2コンデンサ61を短絡させておき、電子キー制御ユニット60に車両10から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号が入力されたときに短絡スイッチ62をOFF状態にして第2コンデンサ61の短絡状態を開放させるようにしてもよい。
かかる場合においても、電子キー50から送信されるRF信号は、車両10から送信されたLF信号に応じて送信する場合は第2コンデンサ61の短絡状態が開放されてコイル58、第1コンデンサ59及び第2コンデンサ61によって決定される共振周波数f2で送信される一方、操作者がボタンスイッチ51を操作したときに送信する場合は第2コンデンサ61が短絡された状態でコイル58及び第1コンデンサ59によって決定される共振周波数f1で送信され、車両10から送信されたLF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、車両10においてRF信号の受信感度が低くなるように変更することができる。
このように、周波数変更手段65は、IDコードを有するRF信号の周波数を変更する周波数変更回路61と、周波数変更回路を短絡する短絡手段とを有し、車両10から送信されたLF信号に応じて電子キー50から送信されるRF信号の周波数を、操作者が操作したときに電子キー50から送信されるRF信号の周波数に対し、車両10において電子キー50から送信されたRF信号の受信感度が低くなるように変更することにより、電子キー50から送信されるRF信号の周波数を比較的簡単な手段によって変更することができ、回路を複雑化させることなく低コストで、前記効果を具体的に実現することができる。
前記電子キーシステム1では、電子キー制御ユニット60によって、ボタンスイッチ51からON信号が入力されたときに短絡スイッチ62を作動させて周波数変更回路61を短絡させているが、ボタンスイッチを2回路スイッチとして構成し、2回路スイッチの第1スイッチをボタンスイッチとして機能させ、2回路スイッチの第2スイッチを短絡スイッチとして機能させるようにすることも可能である。
図8は、電子キーから送信されるRF信号の周波数変更機構の別の一例を説明するための説明図であり、図8では、電子キー70においてボタンスイッチ71及びRF送信部54に関連する構成について示している。なお、図8に示す電子キー70は、ボタンスイッチ及び短絡スイッチが2回路スイッチとして構成されていること以外は、図5に示す電子キー50と同様に構成されているので、電子キー50と同様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
図8に示す電子キー70は、電子キー50と同様に、電源56とグランドとの間に抵抗57とボタンスイッチ71とが直列に接続されるとともに、周波数変更回路としての第2コンデンサ61を短絡する短絡手段として短絡スイッチ72が設けられているが、ボタンスイッチ71と短絡スイッチ72とが2回路スイッチとして構成されている。すなわち、操作者によってボタンスイッチ71が押されると、ボタンスイッチ71に連動して短絡スイッチ72が押されるように構成されている。
電子キー70では、電子キー制御ユニット60においてボタンスイッチ71が押されたと判定されたときに、電子キー制御ユニット60によって前記発振回路でRF信号が発生させられるが、この場合、ボタンスイッチ71に連動して短絡スイッチ72が押圧状態になっているので、第2コンデンサ61が短絡され、コイル58及び第1コンデンサ59によって決定される周波数f1でRF信号が送信されることとなる。
一方、車両10から送信されたLF信号に応じてRF信号を送信する場合には、ボタンスイッチ71が押されていないので、短絡スイッチ72によって第2コンデンサ61が短絡されず、周波数が、コイル58及び第1コンデンサ59によって決定される周波数f1に対し、車両10においてRF信号の受信感度が低くなるようにコイル58及び第1コンデンサ59に加えて第2コンデンサ61によって決定される周波数f2に変更されて送信されることとなる。
なお、電子キー70では、周波数変更回路61及び短絡スイッチ72によって、車両10から送信されたLF信号に応じて送信するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信するRF信号の周波数に対し、車両10において電子キー70から送信されたRF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更機構75が構成されている。
このように、2回路スイッチを用い、電子キー70において、車両10から送信されたLF信号に応じて電子キー70から送信されるRF信号の周波数を、操作者が操作したときに送信されるRF信号の周波数に対し、車両10において電子キー70から送信されたRF信号の受信感度が低くなるように所定量変更することも可能である。かかる場合においても、操作者による電子キー70への操作によって車両10に配設された機器の操作を確保しつつ、前記機器が単方向リレー方式によって不正に操作されることを防止することができる。
本実施形態では、電子キー50、70のボタンスイッチ51、71が押されると電子キー50、70からIDコードを有するRF信号が送信され、車両10に配設されたドアの開錠が行われるようになっているが、電子キーにカーファインドボタンを設け、該カーファインドボタンが押されると電子キーからIDコードを有するRF信号を送信し、IDコードの照合が成立した場合に車両に配設されたハザードランプの点滅を行わせることも可能である。
また、本実施形態に係る電子キーシステム1では、電子キー50、70と車両10との間で信号を送受信することにより、ドアを開錠させるようにしているが、電子キーと車両との間で信号を送受信することにより、車両に配設されたエンジン始動装置を駆動させ、エンジンの始動を行うようにすることも可能である。
本実施形態では、電子キーの通信対象が車両である車両の電子キーシステムについて記載しているが、本実施形態に係る電子キーシステム1をその他の電子キーシステムにも適用することができる。例えば、電子キーを使用して住宅のドアを開錠するようにした電子キーシステムにおいても、本実施形態に係る電子キーシステムを適用することが可能である。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
以上のように、本発明によれば、操作者による電子キーへの操作によって車両に配設された機器の操作を確保しつつ、前記機器が単方向リレー方式によって不正に操作されることを防止することができることが可能となるから、電子キーシステムの技術分野において好適に利用される可能性がある。
1、100 電子キーシステム
10、110 車両
20 車載機
21 ドアリクエストスイッチ
22 LF送信部
23 LF送信アンテナ
24 RF受信部
25 RF受信アンテナ
26 ドアロックアクチュエータ
30 車載機制御ユニット
50、70、150 電子キー
51 ボタンスイッチ
52 LF受信部
53 LF受信アンテナ
54 RF送信部
55 RF送信アンテナ
60 電子キー制御ユニット
61 周波数変更回路
62、72 短絡スイッチ
65、75 周波数変更機構
A1、A2、A3、A4、A5 受信可能エリア
10、110 車両
20 車載機
21 ドアリクエストスイッチ
22 LF送信部
23 LF送信アンテナ
24 RF受信部
25 RF受信アンテナ
26 ドアロックアクチュエータ
30 車載機制御ユニット
50、70、150 電子キー
51 ボタンスイッチ
52 LF受信部
53 LF受信アンテナ
54 RF送信部
55 RF送信アンテナ
60 電子キー制御ユニット
61 周波数変更回路
62、72 短絡スイッチ
65、75 周波数変更機構
A1、A2、A3、A4、A5 受信可能エリア
Claims (3)
- 通信対象から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号を受信したときにIDコードを有するRF信号を前記通信対象に送信するとともに、操作者が操作したときにIDコードを有するRF信号を前記通信対象に送信する電子キーを有し、前記通信対象に、前記電子キーから送信されたIDコードを有するRF信号を受信したときに、IDコードの照合を行い、IDコードの照合が成立した場合、前記通信対象に配設された機器の操作を可能とする機器操作手段が設けられた電子キーシステムにおいて、
前記電子キーは、前記通信対象から送信されたIDコードの返信要求を有するLF信号に応じて前記電子キーから送信されるIDコードを有するRF信号の周波数を、操作者が操作したときに前記電子キーから送信されるIDコードを有するRF信号の周波数に対し、前記通信対象において前記電子キーから送信されたIDコードを有するRF信号の受信感度が低くなるように変更する周波数変更手段を備えている、
ことを特徴とする電子キーシステム。 - 前記周波数変更手段は、IDコードを有するRF信号の周波数を変更する周波数変更回路と、前記周波数変更回路を短絡する短絡手段とを有し、前記通信対象から送信された前記LF信号に応じて前記電子キーから送信される前記RF信号の周波数を、操作者が操作したときに前記電子キーから送信される前記RF信号の周波数に対し、前記通信対象において前記電子キーから送信された前記RF信号の受信感度が低くなるように変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。 - 前記通信対象が車両である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子キーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284883A JP2013133649A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 電子キーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011284883A JP2013133649A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 電子キーシステム |
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-
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- 2011-12-27 JP JP2011284883A patent/JP2013133649A/ja active Pending
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